一眼レフカメラ☆これをやめれば上達確実☆7つの悪癖

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、最近になってまたバイクの事故のニュースが増えましたね。やはり以前と同じで交差点における乗用車との右直事故が多いように感じます。

対向してくるバイクの距離と速度を見誤って、危険なタイミングで右折するドライバー。判断能力の低下、注意力不足、そもそも運転が強引…いろいろ原因はあると思いますが、こういったドライバーはもう一定数存在するものと諦めて、我々ライダーは防御策を講じるしかありません。といっても効果的な妙案は思い浮かびませんが例えば日中の走行であれば前走車がいない時に限ってハイビーム点灯とかどうでしょう?対向車に迷惑かもしれませんが夜間ほど眩しくはありませんし、迷惑でも事故になるよりうんとマシなはずです。

もう一つは市街地走行ではキープレフトをやめる。右直事故の原因を作ったドライバーの中には「原付バイクと勘違いした」という人もいるようです。確かに原付バイクなら30㎞以下で走っているはずなので、接近速度を誤った原因として合点がいきます。ならば道の端に寄って走る原付に見えないようキープセンター、またはキープライトで走れば原付と間違える確率は下がるのではないでしょうか?トラックやワンボックスの直後を走っている場合は、対向車からはバイクの存在が見えにくいので強引なドライバーは勘違いしてネジ込んでくる場合もあります。そのような場面においてもキープライトであれば対向車から存在が見えやすいと思います。




さて、今回は一眼レフカメラユーザーにおける7つの悪癖と題して、つい平凡な写真ばかりを撮ってしまう人の代表的な悪い癖をご紹介してみたいと思います。これを意識してやめるようにすれば写真が進化するかもしれませんよ。

EOS6D Mark2 + EF135mmF2

1.ズームグルグル

多くの一眼レフユーザーはズームレンズを使用していると思います。ズームレンズは一本のレンズで複数の画角を選択できるので、持っていける荷物に制限のある我々ライダーにも有難いものです。もし画角が固定されている単焦点レンズでいくならばワイド、標準、望遠と3本のレンズを持ち歩く必要がありますが、ズームレンズであれば一本で済むのです。複数のレンズを買い揃えることを考えれば経済的とも言えます。

ところが、カメラビギナーにとって便利なはずのズームレンズには思わぬ落とし穴があります。それはファインダーをのぞきながらズームをグルグルやること。 被写体の大きさの調整にグルグル… 風景の範囲の調整にグルグル… グルグル… グルグル…これ、いつまでも上達しない原因でございます。

ベテランの写真家は「こう撮りたい」というイメージの写真を最初に脳内に描いて、それを完成予想図として撮影を開始します。その時点で画角は既に決まっているのです。一方でビギナーの場合は何mmのレンズを選んだ場合にどう写るのか?事前にイメージできないので「試しにどのように写るのか?」とまず撮り始めてしまうもの。

そうすると被写体が画面に対して丁度良い大きさ、あるいは景色の写る丁度良い範囲を調整し始めてしまうのです。これがベテランが持つ画角の感覚と、画角の感覚を持たないビギナーの違いです。

で…どうすれば良いの?と聞かれれば、まずはズームレンズ内で幾つかの画角のポイントを作り、そこに縛って撮るルールを作ってみるのです。例えば24mm、35mm、50mm、85mm、135mmの5ポイント以外は使わないぞ!と。すると自ずとカメラを構える前に出来あがりの写真を想像する癖がつくはずです。

2.全く動いていない

これは1のズームレンズグルグルに関わることですが、ズームグルグルをやると立ち位置を動くことをしません。1の画角縛り(または単焦点レンズを使う)をしたら次はフットワークの訓練です。

被写体が最も魅力的に見えるアングル、複数の被写体の位置関係、背景と被写体の関係、地面や空の割合、分断線の位置…などなど、これら構図やデザインに関わることは足で動いて探るものです。

特に前景を作った構図や望遠の画角を選択した場合は、ほんの僅かな立ち位置の違いで構図は激変します。まずはどう動けば写真がどう変化するのかを感覚で覚えるために、試行錯誤で動いて撮ってみましょう。一歩前に出る、左右に動く、しゃがむ、段差に乗って高い位置から撮る、色々な場所から撮って違いを確認してみましょう。

EOS6D Mark2 + EF70-200mmF2.8L IS




3.とにかく枠に収めようとする

被写体の姿を全て枠内にばっちり収めようと決めるのはビギナーの典型的特徴です。もちろん悪い事ではありませんが【枠に入れない】【枠で切る】という選択肢を持たないため、いつも同じような写真になってしまうのです。

【お子様構図】をご存じでしょうか?幼い子供に絵を描かせると多くの場合で人、家、お花、車などが並べられたようにカンバスに収まっているものです。それはそれで子供らしい絵として素敵ですが、いい大人が子供の絵のような写真を撮れば陳腐になって当然です。

写真は現実の様子からの選別作業でもあります。これは画面に入れない、これは1/3枠で切る、こういった手法を自分の中で習得しておけば表現の幅は広がります。

お子様構図の例 被写体を枠内に収め、それぞれ横一線に置いたので奥行きがない

4.奥行きがない

これも前述の枠に収めると似ていますが、幼い子供の絵のような稚拙な雰囲気になる典型です。例えばキャンプツーリングのシーンを撮るとします。テント、バイク、ライダーの3つを横一線に配置して撮れば、被写体と背景の2レイヤーのみの写真となります。

奥行きのある写真を実現するには3レイヤー以上は必要です。複数ある被写体の位置を奥行を意識して配置してみましょう。難しいと感じるようならバイクとカメラの間に近くに咲いているお花でも入れて前景を作ることを意識してみましょう。前景が作れれば前景、被写体、背景で既に3レイヤーです。

カメラを絞り優先モードにして前景のボケ具合の調整もお忘れなく。

5.不感症

これは撮影技法や写真知識のお話ではなく、あくまで撮影者のハートサイドでございます。綺麗な景色、印象的な被写体などに出会ったとき貴方は心から感動していますか?多くの大人は寂しいことに幼い子供ほどの感受性を持ち合わせていません。道端に咲くタンポポに癒される人や普通の夕日を見て涙が止まらない人はOKです。

私たち大人は人生の階段を歩む過程で本来もっていたはずの感受性を鈍らせているのです。いちいち感動していたら疲れてしまうと。その失った輝きを取り戻すように写真を撮ってみましょう。

良い写真を撮るためには最初に何をすべきか?一枚の写真に撮影者の心の動きが反映されなければ、それはただ現実の様子にカメラを向けた記録写真です。まずは景色の特徴をきっかけに、どのような感情の動きが存在するのかを意識してみましょう。分かりやすいやり方としては感動の言語化です。美しい、もの寂しい、懐かしい、荘厳な、崇高な、かっこいい、可愛い…といった簡単な単語でもOKです。

まずは貴方が感動することです。

EOS6D mark2 + EF35mmF2 IS

6.ユニークさや個性を意識していない

真面目な日本人ほどユーモアが欠如しているものです。ちょっと変わったこと、遊び心、ひとひねり、洒落ている…とにかく退屈なセオリーを回避するようなユニークを追求してみましょう。人がどう撮っているかは関係ありません。貴方独自の貴方らしいユニークを大切してみてください。

出来あがった写真には賛否分かれる評価がつくかもしれません。しかし間違いなく個性的な写真であるはずです。冷静に考えてみれば自分では面白いな、と思って撮った写真が無反応だったとしても、それがどうしたというのでしょう。人気のお笑い芸人だってすべる時があるのですから。

しらけた場合を恐れる必要などありません。堂々といきましょう。




7.忙しそうに撮る

これもとっても多いあるあるです。私のような人間がツーリング先で写真を撮っていると、たまたま近くを通りがかった車が「おっあそこは撮影スポットなのか?」と足を止めて自分も撮ろうぞ!と立派なカメラを手に登場するのです。

そういった方は決まって忙しそうにカメラを操作し僅か数分でパシャパシャ撮って去っていきます。もちろん景色には感動していません。どちらかと言うと「撮ってやるぞ」というハンティング精神をお持ちの様子です。

写真は確かに一瞬のシャッターで決まるものです。しかしだからといって即席アートなのではありません。シャッターを切るまでの間に感情の動き、観察力、イメージ写真の想像、アングルや露出の模索、表現の選択、一周めぐってまた観察…といったプロセスでシャッターボタンに至るもの。

忙しそうに撮っていては残念ながら良い写真は実現されません。感動するのがどうしても難しそう…という人はまずはリラックスして撮影場所でのんびりしてみましょう。それだけで何か発見があるかもしれません。

EOS6D Mark2 + EF35mm F2IS

いかがでしたか?写真ビギナーがついやってしまう7つの悪癖。「あ~それ俺やっちゃってた」「あ~私、忙しそうに撮っているかも」という方も多かったのでは?こういった事は1.知識として覚える 2.撮影現場で意識する 3.撮ったあとに応用できたか見直す 4.繰り返して習得する というプロセスを踏んでいきましょう。

「ほ~なるほどね」と知るだけでは習得にはなりません。

今回はこの辺で!!

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BMWの金字塔 R1200GS 空冷モデルを再考する

アドベンチャーバイクと聞いてその意味の通じないライダーはいない…そう言い切っても良さそうな昨今。バイクメーカー各社からアドベンチャーバイクがリリースされていますよね。アドベンチャーバイクの近似カテゴリとしてフロントに21インチを履かせた650㏄クラスのオフローダーや林道ツーリングに特化した250㏄トレッキングバイク、小型クラスもCT125、ADV150などオフロードテイストをまとったバイクが人気を博しています。

さらに4輪業界に目を向ければ各社の主力はSUVですし、スズキジムニーについては説明不要の人気ぶりです。キャンプブームなども考えると今【アウトドア】【オフロード】がムーブメントなのです。

そういった兆候を約20年前にいち早く先取ったBMWのGSシリーズはアドベンチャーバイクの祖です。もはやアドベンチャーバイクはブームではなく新たなバイクカテゴリーとして確固たる地位を築いたと言えます。

2001年 R1150GS-ADVENTURE このボリビアのプロモーション写真に強い衝撃を受けました

その証拠としてBMW R1150GS-ADVENTUREが最初に登場してから既に20年余。その人気は衰えるどころか次々と派生モデルが登場し、ドカッティやあのハーレーまでもがアドベンチャーバイクをつくる時代です。国内4メーカーについては全てのメーカーでアドベンチャーモデル(またはアドベンチャーテイスト)が存在しますし、250㏄クラスのダウンサイズアドベンチャーについては売れ行きも堅調のようです。

2004年ころ、R1200GSが登場した当初はその白熱した人気ぶりの影に「オフロードに行かない人も買っている」「日本の狭い林道では持て余す」とか、その高い走行性能に「下手でもコーナーが速い」とかネガな反応も散見されたものです。

これは当時はまだツーリングをスポーツ感覚で楽しむ「スポーツツーリング性能」というものがバイクを評価する尺度として認知されていなかったのが原因と思われます。R1200GSは「何やら見たことのない様子のバイクだ」と奇妙な目で見られながらも、バイクファンからはビッグオフローダーだと思われたのですね。




いいバイクとはカッコいいこと、高性能であること、快適であること、安全であること、贅沢な装備、利便性、信頼性、車体の持つ雰囲気などで評価されていました。もちろんこれらは現在でも大きくは変わりませんが、スポーツツーリング性能は注目されていなかったと感じます。

そのためR1200GSの評価はオフロード走行性能で判断されていたのです。今でも記憶に残っているのは砂に沈んでいくフロント…限界付近でインフォメーションが希薄…といった低評価です。今になって振り返ればラリーやレースに出るバイクではないのですからソコを指摘してもお門違いではと感じます。

今、何かと話題のハーレーのアドベンチャーバイク パンアメリカ

昔からツーリング性能に特化したツアラーというバイクは存在していました。GSシリーズがブレイクするずっと以前からBMWが得意としていたカテゴリです。BMW K100RSとかR1100RT。ヤマハならFJR1200とかですね。これらのツアラーは主な用途としてハイウェイを超高速で移動して立派なホテルに宿泊しラグジュアリーな旅をするヨーロッパで言うグランツーリズモでありました。

これら従来のツアラーは路面の綺麗な高速ワインディングでしたら楽しめました。しかし日本の山間部によくあるような道幅が狭く路面が荒れているような場面においてはたちまちナーバスになるものでした。ましてや舗装が切れて砂利ダートにでもなろうものなら背中に冷や汗が流れる感触を覚えるものです。これについてはツアラーに限ったことではなく多くのオンロードバイクが苦手とするシーンでした。そう…通常、オフロードバイク以外のバイクは舗装路を前提として作られているのです。

先代アフリカツインや同じく先代スーパーテネレなど【ビッグオフローダー】と呼ばれる大排気量のオフロード車は以前より存在していました。これらは現代のアドベンチャーバイクと意味合いが混同されがちですが、あくまでラリー競技で培ったノウハウを投入したパフォーマンス志向のカテゴリーです。もちろん市販車はツーリングで使用しても素晴らしいのですが、キャラクターとしてはあくまでパリダカールラリー等の競技で活躍したマシーンの市販バージョンです。

R1200GSアドベンチャー

R1200GSのような現代のアドベンチャーバイクとはこれらツアラーとビッグオフローダーの言ってみれば混血であり、偶発的に生まれたツーリングの優等生なのだと思います。「偶発的に」と書いたのは近年のBMWニューモデルを見ていると20年前、R1200GSを生み出したBMW開発陣は、果たしてスポーツツーリング性能を純粋に追求してこのように作ったのだろうか?と疑念が拭えないからです。たまたまこうなったのではないか??と。

ニューモデルを悪く言うようなことは避けたいのですが、BMWは近年になって競合他社からアドベンチャーカテゴリーのシェアを奪われまいと必死にもがいているようにも見えます。もちろんビジネスの観点では他社の追従を許さず常に戦うのはごく当たり前のことです。しかしその手段がパフォーマンスやハイテク装備の一辺倒で本当に良いのでしょうか?BMWが現在でも独自のポリシーのあるマニュファクチュアであるならば、かつてR100RSを登場させた時や2004年にR1200GSを生み出した時のようなセンセーショナブルを期待せずにはいられません。

まあ…最新モデルを受け入れるのに抵抗を感じるのは、私のような悪い意味で目の肥えたベテランに限った問題かもしれません。かつてOHV世代のGSユーザーがR259系のGSへと進化した様子をみて、彼らはそろって「こんなのはGSではない」と口を曲げたものです。そういった意味ではこれからバイクデビューするニュージェネレーションにとって、最新のR1250GS/ADVENTUREのハイパフォーマンス、充実のハイテク装備は歓迎できることだと思います。バイクの進化とは常にその時代に合ったカスタマーとのフィットであると考えるのが正しいのでしょうか。




EOS6D Mark2 + EF70-200mmF2.8L

80~90年代、世界中の二輪市場を圧倒的に支配していた日本の4メーカー。その勢いに一時は二輪から完全撤退も考えたというBMW。続投を決めてからはこれら日本メーカーとの差別化を計る糸口として【安全性能】に特化しようとしていたのです。サーボ付きのABS、路面を追従する独創的なサスペンション機構。信頼性の高いカルダンシャフト。これらはツーリングを愛するマニアからは絶大な支持を受けていましたが、時代はレースからインスパイアされたスポーツバイクが中心でした。そのため日本ではあまりBMWを見かけることはありませんでした。

しかし時代が変化すれば市場も変化するもの。カスタマーの心理とは実に気まぐれで「今はこれ」と新たな風がふけば、手のひらを返したように全く異なるジャンルのバイクへ乗り換える人は多いものです。2000年代はまさにそんな変化の時代でレーサーレプリカブーム、第三京浜のモンスターマシーン、カスタムしたビッグスクーター、洒落た原宿のストリートバイクとった流行は過去のものとなり、ツーリングに注目されるようになったのです。

90年代にあった免許制度の変更も手助けとなり大排気量車でロングツーリングに行く、という新たなバイクの楽しみ方がやってきたのです。BMWはそれまで堅調なセールスだったR259血統のR1150GSを大胆にもFMCさせ驚異的なスポーツツアラーであるR1200GSを登場させました。それは従来のGSシリーズとは異なる軽量な万能ツアラーであり軽快なハンドリング、ハイウェイ巡行能力、長距離走行での快適性、オフロード走破性能、そしてスポーツツーリング性能。どれかが特化している訳ではないけれど、どれも平均点を大きく上回る驚異のバイクだったのです。

そしてBMWからR1200GSの派生モデルであるR1200GS-ADVENTUREが登場し、オフロードの専門KTMからは990ADVENTURE、テネレで名をはしたヤマハからはXT1200Zスーパーテネレが登場し、以降いつの日かこのようなバイク達が【アドベンチャーバイク】と呼ばれるようになりました。

その後、ホンダ、スズキ、ドカッティ、カワサキと次々アドベンチャーバイクを出しBMWのベストセラーR1200GSに追いつけ追い越せと盛り上がったものです。一時、ブームが沈着か?と思われた時、スクランブラーブーム、カフェレーサーブームなどがありましたが、それ以降もアドベンチャーカテゴリは一定の人気を保ってやがて650㏄クラス、250㏄クラスにまでその波を及ぼしました。

EOS6D Mark2

R1200GSをはじめとするアドベンチャーバイクがこれほどまでに成功した要因の一つとしてライディングポジションがあります。乗車姿勢での上半身はオフロードバイクのそれと全く同じで垂直に立ったアップライトな姿勢。これはハンドリングの自由度が大きいだけでなく、景色を気持ちよく見渡せるのでツーリングを愛するライダーから支持されるものでした。

通常、前傾姿勢のオートバイだと背骨の曲がりがC字カーブを描き椎間板への圧迫があり腰痛の原因でした。一方、オフロードバイクのようなアップライトな姿勢は背骨がS字カーブを描く自然な姿勢であり非常に腰に優しいのです。

その昔、借り物のCBR1000RRで一日ツーリングをしたことがありましたが、帰った頃には首、肩、腰、手首、股間、尻、膝が痛く酷い疲労感に襲われたものです。

R1200GSの車高が高く厚みのあるシートは何かと足付き性の悪さばかりが取り沙汰されていますが、ひとたび走り始めてしまえば膝の曲がりは緩やかで下肢の窮屈さはなく快適そのもの。長時間のライディングでも尻や腰など体の特定の場所に痛みが発生することはありません。日帰りで1000㎞以上走ってしまう弾丸ツーリングでも帰宅してから元気が残っているのです。

あらゆる道で素晴らしい走りをみせる車体にオフロードバイクのポジション。ライダーを無駄に疲労させずに安全に楽しくツーリングできる究極のスポーツツアラー。それがR1200GSをはじめとする現代のアドベンチャーバイクの条件ではないでしょうか。




EOS1Dx + EF14mmF2.8L F16 1/30 ISO250

R1200GS・・・大きくて軽い、走り始めれば小さくなって人車一体となるスポーツツアラー。

R1200GSは2012年のフルモデルチェンジでシリンダーヘッドが水冷化された通称R1200GS-LC(最近ではそう呼ぶことも減ってきました)へと進化しました。パワーやトルクなどのパフォーマンスアップ、クルコンや各種走行モード選択などのハイテク装備、スマホのようなTFTメーター・・・この辺の進化の具合を見ていると時代に合わせた正常進化とも受け取れるし、他社の追従を振り切るためのパフォーマンスアップとも受け取れます。

前述もしましたが近年のBMWニューモデルを見ていると、ツーリング性能に特化したメーカーという印象が薄れてきたようにも感じます。歴史の長いGSシリーズはR80G/Sを起源とする進化の過程で、R259(R1100GS)の時にツアラーとの混血を選び、アドベンチャーバイクの地位を確立、そして隔世遺伝で生まれた天才児のように誕生した2004年R1200GS。何をルーツにこうなったのか良く分からないようなツーリングの優等生はバイク界に新たな風を吹き込んだのですね。

そういった意味で私の愛車である成熟のフェイスリフトを経た中期型2008’R1200GSは本当に特別なバイクなのではないか?愛車贔屓を差し引いて考えてもそんな風に思えます。単純に自分と言う人間に見事にフィットしているだけ…という事かもしれませんけどね。

最近になって空冷モデルのR1200GSはさらに中古相場がお安くなったように見受けます。少々の過走行であっても耐久性の高いバイクなのでトラブルの心配は少ないですし、走行距離の分さらに安いのであればお買い得です。万一、何か問題があっても空冷R1200GSはBMWで記録的な売り上げを誇ったベストセラー車種。中古部品の流通量が豊富であり、ネット上での情報も多いです。そういった意味でも「はじめて輸入車を買う」という人にもお勧めのバイクと言えそうです。

バイクで旅にでる「バイクツーリング」という素敵な生き方を選択した人にとって、自身の旅のスタイルにぴったりな相棒を選択したいものですね。私はオートバイの旅においてスポーツ性能は軽視できない要素の一つであります。オートバイとはその走りでライダーに何らかの感動を与えてくれるもの…それがどのようなものが良いのか?は個人の好みによりますけどね。

今回はこの辺で!!

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デザインと構図で遊ぶバイク写真

究極のツーリング写真 touring-photogtaphy.com 読者の皆さま、突然ですが「いい写真」の条件って何だと思いますか?整った構図、的確な露出やピント位置、あるいは決定的と呼べるシャッターチャンスをものにした一枚。まるで本物がそこにあるような高画質、巧みなフォトレタッチで魅せたデジタル作品、奇をてらった表現、ユニークな被写体を撮ったもの…まだまだありますね。

実はいい写真を定義する明確なものは何もなくて一般的な写真文化においては撮った人が「うん、これはいい写真だぞ」と思えばいい写真は成立するものです。




構図だの露出だのといった前出のものは全て【魅せ方の手段】にすぎず、いい写真の核心ではないと考えます。では魅せ方の手段よりも大切なものは何か?というと作者なりの美や感動の表現、あるいは情熱といったエネルギーを感じるもの、作者の個性がよく出ている独自の表現・・・こういったものが人の心に響く「良い写真」ではないでしょうか。

EOS6D Mark2 + EF135mmF2L

さて今回はややこしい写真論はひとまず置いておいて、魅せ方の代表である【構図】と【写真デザイン】について簡単に書いてみたいと思います。

上の作品は南房総市の海岸から撮ったものです。イスに腰かけて休憩していたときに、ふとR1200GSへ目をやるとシートからタンクへかかるライン上に海に浮かぶ富士山が見えました。すぐにピンときてイメージの写真がわいたので休憩を中断して撮影タイムです。




写真は目の前に見える現実の様子から魅せ方に使えそうな要素(この場合は車体に存在していたライン)を見つけ出し、それを元にイメージを練る事からはじめます。通常の手順ではまずはその景色や被写体が気になったので「ここで撮ろう」と始まる訳ですが、この場合は魅せ方に使えそうな要素を最初に発見して撮る動機となったものです。

構図とは撮影者が意図した作品の主題へ見る人を導く案内図です。被写体の大きさや配置関係などが主な構図の要素です。一方でデザインとは写真をぱっと見た瞬間に受ける印象に関わることです。心地よい安定感やバランス、色による印象などが関係します。上の作品の場合は海に浮かぶ富士山と赤いコンテナ船を主題とし、それへ導くためにR1200GSの車体を使いました。画面全体を隠すようにGSで覆い、意図的に作られたすき間に主題を置くことで視線をそこに集中させる方法です。




使ったデザイン要素は比率と色です。でR1200GSと海+富士山のエリアを3:1とし、船は当初はグレーのタンカーでしたが赤い船が登場するのを待機しました。写真内に赤色が欲しかったのです。

この作品がいい写真か?は置いておいて、撮る動機となったものが感動ではなくデザイン要素を見つけたときのinspirationで始まることもあるものです。この写真を撮った時は正にそうでしたね。

えっ?やっぱりややこしい話でしたか??すいません・・・

今回はこの辺で!!

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コロナ渦時代のツーリングスタイル☆今できるライダーの感染対策

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、2021年6月8日現在、依然として日本は東京、大阪をはじめとする各都市に緊急事態宣言、そして神奈川、埼玉、千葉などにまん延防止等重点措置の発令が出されております。

不要不急の外出の自粛、県境を越える移動をひかえるよう言われておりますが我々ライダーはどのようにバイクライフを過ごせば良いのでしょうか?このような事態を受けてバイクどころではない!バイクは乗らない!というのも立派な考えの一つだと思います。

しかし感染の原因がある程度解明された現在で、バイクツーリングのどのような場面において感染リスクがあるのか改めて考えてみましょう。本当にバイクに乗っては駄目なのでしょうか???

まず走っている時は1人ですしヘルメットを被っているので感染リスクはありません。休憩時はマスツーリングの場合はおしゃべりで盛り上がるので感染リスクはありそうです。食事は感染対策をしたお店で黙食すれば問題なさそうです。しかしお友達とおしゃべりで楽しく食事では駄目ですよね。ガソリンスタンドはセルフなら問題ないですね。あとはバイクを降りている時はマスク着用に小まめに手指消毒していれば大丈夫でしょうか。

つまりソロツーリングであれば感染リスクはほとんど無いと言えそうです。

田舎の方へ行って感染対策を万全とした食べ物屋さんがあるか心配…という場合、お勧めはお弁当です。お弁当を持参するか途中で購入し海岸や山の東屋などで食べるのです。

最近、少し日差しが強くなってきたので、できれば東屋を探したいですが無ければちょっとした緑地などにバイクを停めてお弁当タイムです。キャンプに使う折り畳み式のチェアーがあるだけでキャンプ気分でランチできますよ。

どこにバイクを停めてお弁当を食べるのか場所探しだけでも何だか楽しくなります。

いつもキャンプでは本家のヘリノックスチェアーを愛用していますが、今回は某大手ネット通販で売られている安い物を選びました。iClimb???7075高強度アルミフレームで耐荷重145㎏、生地も900Dオックスフォードと仕様はかなり立派です。

なぜコレを選んだかと言うとR1200GSのこの部分に常に積載しておきたいからです。万一、盗難とかあった場合を考えて諦めのつきやすい安物をチョイスでございます。色も目立たない黒がちょうどありましたので…これで2500円くらいでした。

ただ安物とはいえ座り心地はヘリノックスと大きな差はありません。あとは耐久性ですかね。壊れないと良いのですが。




ちょっと休憩するか、という時にさっと出して座れる幸せ。なかなか贅沢な気分でございます。

私の場合、お弁当を食べるときはカメラを収納しているヘプコ&ベッカーのトップケースを外してテーブルにします。写真は千葉県民のソウルフード、としまや弁当のチャーシュー弁当(通称チャー弁)でございます。

チャー弁は何度もテレビで紹介されたので最近はすっかり有名ですけど、やっぱり美味しいです。としまやの人気メニューはチャーシュー弁当、バーベキュー弁当、イカフライ弁当です。この3つが全て入っているとしまやミックス弁当というのもあります。




もう一品なにか欲しいという食いしん坊さんはアジフライ+タルタルソースがお勧め。150円でございます。としまや弁当、主に千葉県の南部にいくつかの店舗で展開するチェーン店なので南房総ツーリングの際は食べてみてください。私はよく牛久店、勝山店、久留里店に行きますが、実は自宅の近所にも一店舗あります。




海岸などでお弁当を食べるときはトビに注意…

話が感染対策から【としまや弁当】に脱線しましたが、とにかくイス一個持ってお弁当ツーリング(もちろんソロツーリングで)が我々ライダーがいま出来る感染対策をしたツーリングスタイルではないでしょうか。

お弁当屋さんに行くのが感染リスクでは?と言われれば元も子もありませんが、それはツーリングに出かけなくても普段の生活でも同じだと思います。

それと万一、交通事故を起こした場合、ひっ迫している医療機関に迷惑をかける…という立派なお考えもあるかと思います。誰も交通事故を起こすことを前提に出かける人はいないと思いますが、いつも以上に安全運転を心がけて慎重に行動すれば、それが感染対策でもあると考えます。例えば入ったことのない林道にチャレンジとかは避ける、前日に雨が降ったから山道はさけて海沿いを走るとか、普段よりちょっと慎重に行動するだけでも十分ではないかと思います。

もちろんライダーにも色々な人がいますので例えば半年に一度はかならず事故や転倒をする…という方は乗ること自体をお控えいただければよろしいのだと思います。

 コロナ時代の感染予防ツーリングスタイル まとめ

・当分はソロツーリングで楽しもう

・お昼は感染対策の万全なお店、またはお弁当にしよう

・お弁当はキャンプ用チェアーを1つ用意してお気に入りの場所で食べよう

・いつも以上に安全運転を心がけよう

ところで感染を広めないことも大切ですが同様にご自身が発症しないように注意することも大切ですよね。ウイルスに負けない強い体をつくるには免疫力です。免疫力は日光に当たること、ビタミンDなどの栄養素、抗酸化作用のある食品、腸内環境を整える発酵食品を食べると良いと聞きます。最近、テレビのニュースを見ているとワクチン接種に関わることばかりですよね。コレ、ちょっと違和感に感じるのですが…ワクチンも大切ですが免疫力を上げることも大切だと思います。ツーリングでお日様に当たって美味しいものを食べて免疫力を上げましょう!!

これは私の持論で根拠はなにもないのですが…バイク乗り、特に冬でもツーリングしちゃうようなタフなライダーは風邪もひかないですし強い体を持っていると感じます。以前に仕事が忙しくてバイクに何か月も乗れなかったとき、やたら風邪をひいたのを思い出しました。誤解を恐れず大胆なことを言ってしまえばコロナ渦だからこそバイクに乗るべきです。

それと…だいぶ暑くなってきましたがバイクに乗っている時に無理にマスクをすると熱中症や体調不良の原因になりかねません。ヘルメットを被って一人で運転しているのですからマスクを外しても何も問題ないですからね。

あっ!お弁当のゴミは必ず持ち帰りましょうね!

今回はこの辺で!!

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南房総ツーリング 穴場撮影スポット 汐止橋

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、ツーリングと写真を楽しまれていますか?そろそろアジサイや蓮が咲いているのでお花を探してツーリングに行くのも良いかもしれませんね。特にアジサイは色彩が鮮やかなので桜などに比べると写真ビギナーでも撮りやすいのでお勧めでございます。

さて今回はお役立ち情報として千葉県は南房総のツーリング情報を書いてみたいと思います。私の拙い32年のバイク歴の中で、地元の房総半島は計り知れないほどに走り尽くしております。千葉フォルニア、燈籠坂大師切通、農溝の滝、九十九谷公園…そういったメジャースポットではなく、千葉県民でも知らないような渋いスポットのご紹介でございます。




EOS6D Mark2 + EF35mmF2IS

はい、こちらの石造りの橋でございます。元名川にかかる知る人ぞ知る穴場スポット、その名も汐止橋でございます。

どうです?房総ツーリングに詳しい方でもご存じでない、という方は多いと思います。場所は内房の鋸南町です。元名海岸と保田海岸の中間くらいに位置し、JR内房線保田駅の近くの集落内にひっそりと存在しています。

国道127からアプローチする場合、入り口は少々分かりにくいです。目印はセブンイレブン鋸南保田店から南に200mほど走ると左手にバス停のある小さな路地があるので左折、あとは道なりに走って突き当りを右折します。軽自動車一台分くらいの細い道ですので対向車にご注意ください。




なんと明治28年竣工だそうです。地元の保田石をアーチに向かって斜めに積んでいく珍しい工法だそうで土木学会選奨土木遺産だそうですよ。

このような立派な立て看板があるところから、地元では観光スポットとして活用したかったと見受けますが残念ながら知名度は上がらず。立派な駐車場まで作られていますが土曜日でも誰もいませんでした。…という事は写真を撮りたい場合ははかどりますよね。

ちなみに石と言えば房州石というのが有名で鋸山を思い出す人も多いと思います。鋸山は昭和60年くらいまで石切り場とされていて古くは東京お台場の砲台、靖国神社塀下、早稲田大学石垣、港の見える丘公園石垣などに使われたそうです。

冬は保田海岸から見る富士山も綺麗ですし保田の頼朝桜もお勧めです。グルメは黄金アジのフライ、竹岡ラーメン、房州びわもいかがでしょうか。

南房総の穴場撮影スポット 汐止橋のご紹介でした!!




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房総のツーリング☆小湊鉄道の撮影スポット7選

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、6月になりましたがここ数日は割と爽やかな晴天が続いていますね。バイクに乗っていてとても気持ち良い陽気であります。こんな日にバイクに乗ると改めてバイクの楽しさを感じるものですね。

バイクってなぜ楽しいのでしょうね。肉体が露出していることで空間を駆け抜ける爽快感を味わえるから?バランスをとって乗るのがスポーツ感覚で楽しい?いろいろありますけど景色が違って見えるのは確かですよね。だから普通の旅行と違ってバイクツーリングとは特別なものなのだと思います。

さて今回は久しぶりにツーリングのお役立ち情報を書いてみたいと思います。私はかれこれ30年以上は房総半島をツーリングしていますので、地元民ライダーを代表して今回は小湊鉄道の撮影スポットを7つご紹介したいと思います。もちろんツーリング写真としておすすめの撮影スポットでございます。

1.上総川間駅

EOS6D Mark2 + EF35mmF2IS

上総川間駅は国道297号からよく見える田んぼの中にぽつねんと存在している無人駅です。ここ最近になって沢山のスーツケースを壁に貼り付けたアートが話題になっていますね。ドラマや映画の撮影も多いですね。休日でも人が少な目なので撮影ははかどると思います。




2.月崎駅

EOS6D mark2

やや観光地化された駅ですが月崎駅は小湊鉄道をめぐるツーリングでは外せないポイントです。多くのライダーが休憩に立ち寄る駅としても有名です。春は桜と菜の花が綺麗に咲き乱れるので、その季節は多くのカメラマンが写真を撮りにきます。駅の前にあるヤマザキで入場券を購入できます。また周辺には房総半島特有の素掘り隧道も何か所かあるので隧道好きの方はぜひ寄ってみてください。

3.第一養老川橋梁

EOS6D Mark2 + EF35mmF2IS

こちらも国道297号から入ってすぐの場所にあります。歩道に近いような細い道を川沿いに走って行きます。赤い橋梁が印象的なこの場所は登録有形文化財だそうです。光風台駅のダイヤをチェックして撮影に挑みましょう。また近くにポプラ並木もあるので併せて撮ってみるのも良いと思います。

4.上総久保駅

EOS6D Mark2 + SIGMA12-24mmF5.6-6.3DG

養老清澄ラインを走っているとコスモのガソリンスタンドのすぐ近くに上総久保駅があります。この大銀杏は人気の撮影スポットなので他のカメラマンとトラブルにならないようマナーを守って撮影しましょう。夕方の逆光で狙うと良いと思います。ちなみにこのすぐ近くの「しょうちゃん食堂」のあんかけラーメンはおススメです。




5.石神菜の花畑

EOS6D Mark2 + EF35mmF2IS

おそらく小湊鉄道沿線で最も有名で人気の撮影スポットが石神菜の花畑です。養老渓谷駅の少し北側にある自動車工場の裏手です。バイクと合わせて撮るのは難しいかもしれませんが、一面の美しい菜の花畑の様子は必見でございます。

6.高滝駅

EOS6D Mark2 + EF70-200F2.8L IS

この写真は高滝駅の少し北側から撮っています。ここも春になると菜の花と桜が美しい撮影スポットです。高滝駅も無人駅ですが水洗トイレが綺麗で自販機もあるので休憩に立ち寄るにも良い駅です。近くにはコンビニもあり高滝湖はバス釣りもできるので小湊鉄道沿線としては賑やかな雰囲気の場所です。




7.上総大久保駅

EF135mmF2L

駅舎にトトロの絵が書いてあることで人気の上総大久保駅。先ほどの上総久保駅と名前が紛らわしいです…。非常にひっそりとした雰囲気の場所です。上の写真は駅から線路を挟んで反対側から撮影していますが、現在はこの場所は菜の花の種を植えたとのことで立ち入りはできないようです。しかし他にも写真に適した場所がいくつもあるので、自分だけのお気に入りの撮影ポイントを見つけてみてください。

EOS6D mark2 + SIGMA150-600mmF5-6.3DG C F6.3 1/80 ISO100

バイク好きは鉄道好きも多いかもしれませんね。気動車の機械の雰囲気はどこかバイクのメカに通ずるものがあるかもしれません。写真を撮る時のポイントはバイクと鉄道の存在感を等分しないことです。どちらか一方が主役でもう一方は引き立て役に徹するようハッキリ構図を作ることです。あとは鉄道ダイヤをチェックしてインターバルタイマーを活用して撮影に挑みましょう。

それとせっかくの田舎風景なので季節感や郷愁感を意識して撮ってみましょうね。これからの季節は比較的、撮り鉄さん達も少ないのでツーリングで立ち寄るには良いと思います。

房総半島 小湊鉄道のツーリング写真撮影スポットのご紹介でした!!

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旅の記憶風景とツーリング写真

「想い出はモノクローム」なんて大瀧詠一の歌がありますが、最近になってカバーされてテレビCMになっていますよね。人の記憶に存在する風景とはモノクローム写真のように明瞭さがなくぼんやりとしたものです。

旅の記憶は古いほど詳細は薄れゆき、印象深く刻まれた部分だけが残されていきます。そこまで辿り着いた経緯や交わした言葉などは消え、脳内に風景のカケラが散らばっているような感じ…それが記憶風景というものと考えます。

興味深いのはその旅のメインとなる風景は忘れてしまっても、フェリー乗り場で見たたくさんのウミネコや雨宿りに使った東屋の様子など、何気ない瞬間の風景が深く記憶に残ったりすること。これには共感してもらえる人も多いと思います。




記憶風景、または心象風景。

あの時は楽しかった、自分は輝いていた…そんな風に過去は美しいものに少しづつ変化するものだと思います。

尊い部分だけを抽出するように記憶回路に保存し、時間の経過とともにそれを美しく磨いている。意識しなくても多くの人は過去の記憶風景を何度も回想し、美しい状態で保存しているのではないでしょうか。

そんな無意識に美化して保存された旅風景の断片とは、その旅で最もプライベート感を感じた瞬間なのだと思います。プライベート感…簡単に言ってしまえば一人旅で自分の内面と向き合っているような時間。その時に見た風景が深く記憶に刻まれるのかもしれません。

そんな美しくも尊い、それでいてどこか儚い記憶風景を写真で表現するにはどうしたら良いでしょう?写真は今、目の前にある現実を撮るのですがいつか遠い未来に「あの時こうだった」と想いを馳せる一枚の写真を撮るには…




想い出は明瞭な風景ではなくモノクロームのようにぼんやりしているのですから高画質にこだわる必要はありません。最新のカメラや高級なレンズを用意する必要もなさそうです。

難しいのは【今その瞬間を切り取る瞬間アート】である写真が、遠い将来に尊いと思える心象風景として魅せるという矛盾点。きっとこの部分だけが記憶に保存されて磨かれていく…と予測を立てて目の前の風景からソレを抽出するように撮るのがポイントでしょうか。その時のキーワードは「旅のプライベート感」です。

よく人から「写真ばかりを撮っていてツーリングを楽しんでいないのでは?」といったことを言われます。直接そのように言われなくても遠回しにそういった意味と受け取れるコメントですね。もちろんツーリングは楽しんでいます。何より大切にしたいのはいつか旅のことを回想する時に記憶から消えてしまわないよう残しておくこと。

「あの時、こうだったな」と一枚の写真で思い出せる。それがARTと呼べる美しいもの(美しくなくても良いですが)で、他の誰かに良い影響を与えるものであれば尚素敵ではありませんか。

あの日、あの時、あの場所で情熱を破裂させるように写真を撮った。だからこそ記憶に焼かれたツーリングのワンシーン。そんな写真スタイルをこれからは確固たるものとして築いていきたいです。




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カメラ初心者にとっても優しいツーリング写真7つの撮り方

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、今回は本ブログで定期的に書いている「7つの…」シリーズをいってみたいと思います。ところで7という数字は不思議な力を持つそうで、7つのキーワードとか7つのヒントとか言われると、つい興味が向いてしまうのが人の心理なのだそうです。

7に限らず多くの場合で奇数には不思議な力があって、写真で言うと3分割構図や1:1.5の比率などがそうですね。それと露出も1段に対して1/3単位で表記されます。逆に言ってしまうと2とか4といった偶数には人の心理に響かないもの…と言えなくもないですね。

今回はツーリング写真7つの撮り方シリーズで過去最強に初心者レベルに合わせた優しい内容で書いてみたいと思います。

1.逆光で撮ってみよう

旅行先で家族の記念写真を撮るときに逆光だと顔が暗くなってしまいますよね。よく「逆光だから駄目だー」と聞きますが、正しくは逆光で撮るとカメラの自動測光(AE)が正しく機能しないだけで【逆光は駄目】ではありません。

いちどカメラの説明書を開いて露出補正のやり方を確認してみましょう。逆光で撮るときに被写体が暗くなってしまうカメラの自動測光機能。おいおい、もうちょっとオイラのR1200GSがカッコよく写る明るさにしておくれ!とプラスに補正してみてください。

そうすると空や背景などが明るくなりすぎて彩度(色)が失われます。しかし被写体を大きく構図するならそれでOK。明るい部分(空)と暗い部分(被写体)の両方を良く撮ろうと欲張らないのがポイント。背景の彩度は捨てて被写体であるバイクを優先して露出を合わせるのです。すると車体のエッジが輝き背景は抽象的な舞台に変貌します。もちろんその逆で空に露出を合わせてバイクは黒く潰し、シルエットにしても素敵なツーリング写真になります。

逆光はコントラスト(明るい部分と暗い部分の差)があり印象的な雰囲気の写真が撮れる最高のシーンです。




2.時間帯を選んでみよう

EOS6D Mark2

先ほどの逆光で撮ろう、と内容がやや重複しますが傾いた太陽の向きを意識して早朝、夕方に撮ってみましょう。ツーリング写真の基本構造は風景写真です。風景写真は一般的に日中の太陽が高い時間帯には撮るものではありません。

みんながツーリングを楽しんでいるような時間帯は写真のことはいちど忘れてみましょう。美味しいランチ、立ち寄り湯でも楽しんで他のライダーが帰路に向かう頃、傾いた夕陽を使ってツーリング写真を撮ってみましょう。夕陽に向かってドラマチックな風景を撮っても良いし、傾いた太陽に照らされた被写体を撮っても良いと思います。

早起きが得意な人は日の出前に出発して東の空を望める海岸にでも行ってみましょう。朝焼けは夕焼けとはまた違った美しさがあります。こういったみんなが行動しないような時間帯に写真を撮れば、それは無条件にいい写真となるのです

3.シンプルな背景を探そう

EOS6D mark2 + SHIGMA12-24mmF4.5-5.6DG

写真の構図にあれやこれやと悩むなら、いっそ何もないシンプルな場所で撮ってしまえば苦しむ要因は一気に減るものです。上の作品のように雲ひとつない快晴の空を背景に、バイク点景構図でローアングルで撮ってみましょう。ハイライト(この写真の場合では太陽)と重ねるなどちょっとした一工夫で写真は変わります。

お花畑、青い海、道、船、鉄道、何かのオブジェ…被写体が色々あるほど構図を整理するのは上級者のスキルが要求されるもの。なぜならそれらキャストの中から絶対的な主役を決めて、その他は良き脇役として機能するよう的確に指示する監督業務が発生するからです。多くの場合でそれは写真ビギナーにはハードルの高いことです。

まずはシンプルな背景を探してキャスト(被写体)は一つとした作品を撮ってみましょう。構図に悩まずに済んだ分、露出やホワイトバランスをいつも以上に意識できるかもしれません。




4.どちらが主役かハッキリさせよう

ツーリングに行くと「おぉ!あれは良い感じ、写真を撮ろう」と何かを見つければソレと愛車を一緒に撮りたくなるものです。ローカル鉄道、満開の桜、風車、〇〇岬に到達した記念碑など。しかし何かの被写体と愛車を合わせて撮るときに、その両者の存在感が等分されていると陳腐な写真に陥ります。

少々大げさなくらいに一方が主役でもう一方が脇役となる写真を撮りましょう。存在感の調整方法は被写体の大きさでも良いですしピント位置でもOKです。上の作品は鉄道の車両が主役でR1200GSは脇役。もし、どちらを主役とするのかその場で決められない…という場合は両方を撮って後でじっくり吟味しましょう。

10人の人に写真を見せて10人の人が「この写真の主題は列車ですね」と同じ答えが返ってくるように明確にするのです。

5.季節感を意識して撮ってみよう

ツーリング写真の基本構造は風景写真であると先ほど書きましたが、風景写真とは季節感、時間帯、気象現象などが重要な要素となります。桜や紅葉は言わずもながですが緑の青さや空の表情などから季節感を意識して撮ってみましょう。

6.足を使って構図を作ろう

写真ビギナーの人がつい撮ってしまう平凡な写真とは枠内に被写体を横一線に並べただけの「お子様構図」が多い物です。複数ある被写体が奥行方向には配置されず、それぞれは悪い意味で枠内にバッチリ収まっているのです。

そんな写真をつい撮ってしまう最大の原因は足が動いていないことです。手前の被写体、真ん中にメイン被写体、そして背景と最低3レイヤーの構図を作って足を使ってベストな配置関係を探してみましょう。僅かな位置の違いで構図が変化するのを感覚で覚えるのです。

被写体もフレームで切り落とすというテクニックをぜひ覚えてください。上の作品では手前の船は全容を写さずに枠で切り落としています。これはベテランのテクニックでも何でもなく誰でもきるはずの簡単なやり方なのです。




7.望遠レンズを使ってみよう

望遠レンズは飛んでいる小さな鳥を撮る場合やサーキットで客席から走りゆくレースカーを撮るものだ…という先入観をいちど捨ててみましょう。もちろんそれは間違いではありませんが望遠レンズには別の使い方もあるのです。

望遠レンズは遠くの物を大きく写すだけでなく、その画角の狭さや空間を詰める圧縮効果を利用することでツーリング写真にも応用できるのです。写真ビギナーの方は目の前にある風景にカメラを向けてパチリと惰性的に撮ってしまうので、電線やら看板やら余計なものが画面内に入ってしまうもの。本来であればアングルを調整して余計なものは画面から除外すべきですが、なかなかそこまで配慮が及ばないのが写真ビギナーです。そこで望遠の画角を選ぶことで、おのずと周囲にある余計なものは画面内には入ってこないという事です。

注意点は2点ほど、まずは後ろに十分に下がれるほどの撮影スペースがあるか確認をすること。もう一つは望遠は手ブレしやすいのでなるべく三脚を使用することです。

いかがでしたか?ツーリング写真 写真ビギナーのための7つの撮り方。大切なことは撮影現場で意識して持っている知識をその場で使えるのか?よく思考することです。たとえうまくいかなくても考えて試したことは必ず上達へ結び付きます。

ぜひ次回のツーリングからやってみてくださいね。

今回はこの辺で!!

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カメラ初心者向け☆これ読めばもう手ブレ写真は撮らない

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、コロナ渦と梅雨でストレスをかかえていませんか?私は最近、休日はバイクの整備と撮影機材の点検をして気分を紛らわせています。休日に何もしないでいると余計にストレスになりますからね。点検をしていて驚いたのですが三脚の雲台やロック部分に砂埃などが混入し動作が悪くなっていました。いざという時に困らないために日々の点検は重要ですね。

ところであのハーレーからついにパンアメリカが発売されたようですね。ハーレー初のアドベンチャーバイクとして話題ですが、アドベンチャーバイクの先駆者R1200GSをこよなく愛する私も気になる一台であります。近所のハーレーディーラーに展示車両があるかもしれないので近々に実物を見てみたいと思います。しかしあのハーレーもアドベンチャーカテゴリーに参入とは…かなりメーカーの挑戦意欲が感じられますね。停止時に車高が下がる電子制御サス(パンアメリカ1250スペシャル)や新設計の1250CCエンジンなど魅力はたくさんありますが何よりデザインがいいですね。

やはりバイクの選定基準は第一にカッコいいこと!ですよね。

さて前置きが長かったですが今回はツーリング写真におけるビギナー向けの内容を書いてみたいと思います。写真ビギナーがつい撮ってしまう失敗写真の一つとして手ブレがありますよね。今回は手ブレについて詳しく解説してみます。




新潟県佐渡市

・手ブレ写真が撮れてしまう仕組み

手ブレは誰でも知っている失敗写真の代表選手。なぜ手ブレ写真は起きてしまうのでしょうか?写真はシャッターを切った瞬間、目の前の様子から光を取り込んで2次元の静止画とするものです。シャッターは通常であれば「パシャッ」と一瞬だけ開くのですが、その瞬間に何かしらの動きがあればそれはブレになります。

被写体が素早く動いていれば被写体がブレるし、流し撮りのように背景が動いていれば背景がブレる。当然、手に持っているカメラが動いてしまえばカメラブレとして写真全体がブレてしまうのです。

ブレ写真は明瞭さがなく全体がぼやけたような印象になります。ブレ写真の主な原因を順に挙げてみましょう。

1.カメラホールドが悪い

両手でしっかりカメラを持ち、脇をしめて呼吸を整える。シャッターボタンはグッと押すのではなく指の腹で優しく押し込む。こういった技術的な面に原因がある場合が大半です。そして見落としがちなのは体全体の姿勢です。体の軸を意識して腰を少し低めにし地面に対してドシっと安定して立つことを意識します。

もう一つはカメラが小さすぎたり軽すぎたりして持ちにくい、というのも知られていない原因の一つです。小型軽量が何かと正義であると言われる昨今ですが、カメラは小さいほど持ちにくくてホールド性が落ちます。ある程度の大きさと重量のある一眼レフはホールド性が良好で、且つしっかり掴めるグリップもあるので手ブレしにくいものです。

2.シャッター速度が遅い

写真の露出、つまり外の光をどれだけ真っ暗なカメラ内部に取り込むか?という光の量を決めることは1.シャッターが開いていた時間2.レンズ絞り羽の穴の大きさで決まります。写真ビギナーの方の多くは露出はカメラに決めてもらう評価測光(AE)を使っていると思います。例えば撮影モードをA(絞り優先)にした場合、風景写真の基本がF11だからと言ってF11まで絞って日陰や薄暗い場所で撮れば、必要な明るさはシャッターが遅くなることで補う訳です。シャッターが遅くなれば手ブレになる可能性が高まります。




3.そもそも被写体が動いている

相手が人物や風に揺れる草花など、動いているのであれば手ブレとは別の要因である被写体ブレが発生します。日中の明るい場所であればさして意識する必要はありませんが太陽が沈んだ後の薄昏時や日陰で絞り込んで撮りたい時などは注意しましょう。被写体ブレはカメラを三脚に固定しても問題は解決されません。

目の前の景色から動きのあるもの、そうでないものを良く見極めて出来上がる写真のイメージを脳内に作りましょう。そよ風になびく草の様子を表現したいなら三脚に固定してスローシャッター、全体的に明瞭な風景写真としたいなら風のおさまった瞬間にシャッターを切る、このように知識と結び付けてどうするのか【選択】をするのは写真の基本です。

EOS6D Mark2 + EF135mmF2L 木々の葉、一枚一枚に当たる光のハイライトを意識して明瞭に撮った例

・手ブレ写真と焦点距離の関係

焦点距離、画角とも言いますが広角やら望遠といったお話ですね。原則、望遠になるほど手ブレしやすいと覚えましょう。一般的に手持ち撮影に耐えられるシャッター速度の下限値は焦点距離の数値と言われます。例えば200mmの望遠レンズなら1/200が限度という意味です。逆に28mmといった広角レンズであれば1/30程度のスローシャッターでも手持ちでいけてしまうということです。

もちろんこれはカメラホールド力と関係しているのであくまで目安です。出来上がる写真に求めるクオリティにも関係しています。例えばW4切りサイズでプリントしたいとなれば微細な手ブレも許容できませんが、SNS等でサムネイルに使うだけであれば少々の手ブレは気にならないものです。

私の場合、望遠レンズを手持ちで撮影する時でも1/100くらいは大丈夫だと思っています。もちろん普段以上にカメラホールドは強く意識はしますが。いま装着しているレンズに対してシャッター速度の下限値を意識できれば失敗写真を生んでしまうリスクは低減されます。

EOS6D Mark2 + EF135mmF2L 動く被写体があるときは止めるのかブラすのか最初に決める

・手ブレ写真を防ぐには?

まず一つ目に三脚の使用です。三脚以外にも地面や台のような場所にカメラを置いてみたり、カメラを固定することで手ブレの問題は解決されます。

しかし多くの場合でカメラを手持ちで撮らなくてはいけない場面はあるものです。三脚を使えない場所、そもそも三脚を持ってきていない、どこに被写体が登場するか予測できないようなシーンなどにおいては別の手段で手ブレを防ぎます。

三脚が使えないと前提して対策の2つ目は絞りを開くことです。露出はシャッター速度と絞り値の両者によって、限られた光の量をシェアし合う仲です。手ブレに困るほどシャッター速度が低下してしまう時、絞りを開いてもらうことでシャッター速度を回復させることが可能です。

3つ目はISO感度を上げること。絞りとシャッター速度は限られた光の量をシェアし合う仲と書きましたが、両者の折り合いがつなかい場合もあるものです。それは被写体に動きがあって一定のシャッター速度を確保したい、しかし被写界深度も欲しいから絞りを開くことも出来ない…といったとき。そんな時は妥協案の一つとしてISO感度を上げることで不足していた光量を補うことができます。

ISO感度はデジタルカメラの心臓部と言えるセンサーへの電源を上げること、即ちその名の通り光に対しての感度を敏感にすることです。しかし上げ過ぎると画像にノイズがのってしまうので原則はISO100で上げる場合はなるべく低い数値で撮影するよう心がけましょう。またご自身がお使いのカメラで許容しがたいほどのノイズが出るのがISO幾つなのかを事前に把握しておくと良いと思います。

多くのカメラではシャッターボタンを半押ししたときに露出値(絞り値とシャッター速度)が表示されます。その時にシャッター速度の値を読み上げて、例えば1/250ならとりあえず手ブレの心配はあまりない、1/80となったら手ブレに気を付けてしっかりホールドしないと、といった具合に都度、露出の数値で意識してみましょう。




・手ブレ写真の確認方法

撮った写真を表示させて問題がないかチェックするとき、誰が見てもブレッブレッの写真は論外として、微細なブレも見逃さない厳密な確認方法の一つが拡大表示です。

これはカメラではなくソフトウェアーで表示させた画像ですがR1200GSの前部を拡大表示させました。これを見て「何か問題なの?」と不思議に思った方、本当にこれで問題ないと思いますか??

はい、手ブレのない写真はこちら。先ほどの写真は拡大してはじめて良く分かる微細な手ブレ写真です。被写体が明瞭でこちらの方がクオリティが高いのがお分かり頂けると思います。

多くのカメラには撮った画像を表示する際に虫メガネのようなマークのボタンを押すことで画像を拡大できます。ブレやピントの甘さなどが確認しやすい部分を選択して拡大表示で厳密にチェックしてみましょう。私の場合はR1200GSのタンクにあるBMWのエンブレムをよく使います。

またせっかく三脚を使用しても手でシャッターボタンを押していたら意味がありません。微細なブレも許容しない高品質な写真を目指すのですから三脚にカメラをセットしたら必ずタイマーを使用しましょう。

・手ブレ補正機能

テクノロジーの進化とは素晴らしいもので現代では多くのカメラまたはレンズで手ブレを補正してくれる機能がついています。キヤノンの場合はレンズ側にその機能があってIS(image stabilizer)と呼びます。メーカーによってはカメラ側に手ブレ補正機能があるものもあります。露出で言うと4段分もの守備範囲があるので手持ち撮影の強い味方です。

ただし三脚を使用する際や流し撮りをする時は忘れずに機能をOFFにすること。

SIGMAの150-600mm望遠ズームレンズ こちらもレンズ内に手ブレ補正機能を有する

・ブレ写真で魅せる表現

ブレちゃった写真は言うまでもなく失敗写真ですがブレは必ずしも悪ではなく、時として演出で役立つ場合もあります。それはブレちゃったではなくブラした写真で前者とは似て非なるもの。代表的なのは流し撮りでスピード感を表現するのに役立ちます。その他にも緊張感を表現したり抽象的な表現のアート作品に仕上げたりと使い方は撮影者のアイデア次第です。

意図的に大きくブラして抽象的な表現とする→風が写ったような写真の完成
・山でよく見かけるベテランのカメラマンはなぜ大きな三脚を持っているのか???

これは少々話が脱線しますが紅葉の季節などに志賀高原や日光などに行くと、ご高齢のベテランカメラマンと思わしい紳士を見かけますね。彼らは決まって大きな三脚を立てて風景の写真を撮っていますね。何十人とグループになって皆で三脚を立てているので、その様子がやたらと目立つものです。薄暗い時間帯なら分からないでもないですが、明るい日中なのになぜ彼らは三脚を使っているのでしょうか?

実は私もご本人達に聞いた訳ではないの詳しくは分からないのですが、おそらく相当に絞り込んでパンフォーカス(全てにピントが合っている)写真を狙っている、その結果としてシャッター速度が遅い…という事だと推察します。またはカメラ+レンズが重く手持ちが体力的にキツい。一度決めたアングルを何かの理由で固定して待機したい(例えば鳥類とかの動物の登場)…という事だと思います。あの様子を見ると自分も風景を撮るのだから重量級の三脚を用意しないといけないのか…と不安になりますが畑違いの人々なので気にしなくて大丈夫です。

あっ!手ブレの話だけで4700字も書いてしまった…

今回はこの辺で!!

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意図的に作ったスペースで魅せる☆ツーリング写真点景構図

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、いい写真を撮って写真ライフを楽しまれていますか。コロナ自粛や雨で出かける機会が減ってしまうとツーリング先で撮る写真も減ってしまい、何となく写真へのモチベーションが下がってしまう…そんなことありますよね。

何事もそうですが楽しさや遣り甲斐を見失ってしまうとモチベーションが下がってしまい、気が付くとやめてしまった…とならないよう、出かけられない時でも身近な被写体でいい写真が撮れないかスナップを楽しんでみましょう。意外な発見があるかもしれませんよ。




さて今回はちょっと変わった構図での魅せ方について書いてみたいと思います。

EOS6D Mark2 + SIGMA12-24mm f4.5-5.6 EX DG

バイクやライダーの姿をドーンと大きく写したバイク写真と違い、風景の中のバイクやツーリングの様子を切り取ったのがツーリング写真。そこで悩むのが構図におけるバイクの大きさですよね。バイクを大きく撮って存在感が強いと魅せたかった風景を邪魔してしまい、結局バイクが主役なのが風景が主役なのか曖昧になってしまった…そんな写真をよく見かけます。




確かにツーリング写真におけるバイクの大きさは難しい面があります。存在感の調整方法は単純に大きさだけでなく一眼レフの人はボケ具合で調整したり、一部を切り落としてフレーミングで調整したりとやり方はいくつかあります。

上の作品は【バイク点景構図】と当ブログで呼んでいる意図的にバイクを極小した構図でございます。あえて極小に構図することで空間が強調され印象を狙う意図があります。また上の作品のように海岸の監視台、サーファーといった他の被写体とも組み合わせしやすくしています。

ポイントはシンプルな背景を作ることです。ゴチャゴチャと色々なものがある場所で点景構図を作るとバイクを容易に見つけることが出来ずウォーリーを探せ!みたいになってしまいます。ローアングルで背景の大半を空にしてしまうか、海岸のような場所で挑戦してみましょう。

また超広角レンズを使う場合にバイクの歪みが気になる…という問題もバイク点景構図であればバイクの歪みはほぼ気にしなくて大丈夫です。上の作品は画角12mmですがR1200GSの歪みはほとんで発生していません。

え~バイク写真ならやっぱり自分の愛車を大きく撮りたいよ…という方は愛車メインの写真は別カットで撮っておきましょうね。

今回はこの辺で!!




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