R1200GSスパークプラグ交換手順【後期型】セカンダリー側

前回の投稿よりR1200GSのプラグ交換方法を解説しています。2010~2012年の後期型のR1200GSで解説しています。投稿の容量の関係で1回で終わりませんでしたが、前回までがプライマリー側プラグ、今回はセカンダリー側のプラグ交換方法です。

事前に揃える工具やプラグの品番などは前回の投稿をご参照ください。

前回の投稿、空冷R1200GS後期型 プライマリー側プラグ交換方法はこちら

セカンダリー側プラグは燃焼室で点火しているプライマリー側と違い、排ガス内の不完全燃焼ガスをクリーンにする目的で機能するものです。あくまで環境に配慮した補助的な存在なのですが、もしセカンダリーが機能しなくなると排ガスがクリーンではなくなり、場合によっては車検時の排ガス濃度検査で不合格となります。

では後期型 R1200GSセカンダリー側のプラグ交換方法です。

まずはこの黒い樹脂のカバーを取り外します。

トルクスレンチのT30でボルトを外します。まずはこの2本と…

ここの計3か所を外します。

カバーを外すとセカンダリー側のダイレクトイグニッションコイルが見えます。




セカンダリー側のダイレクトイグニッションコイルの外し方は手で下にグイッと引っ張るだけです。場合によってはゴムがへばり付いて、なかなか抜けない場合があります。その場合は一度、プライマリー側の時と同様にダイレクトイグニッションコイルに接続されている配線を抜いてから作業しましょう。グイグイ引っ張って勢いよく抜けた時に配線をブチ切ってしまう恐れがあるからです。

ダイレクトイグニッションコイルを外すとスパークプラグの頭が見えます。プラグがどのような角度で取り付けられているのか、よく見ておきましょう。

プラグレンチをラチェットハンドルに装着し古いプラグを緩めましょう。今回はエクステンションは不要です。

こういった角度のある作業の時にスイベルヘッドのラチェットハンドルは便利です。

右がプライマリー側で使用していたプラグ、左がセカンダリー側で使用していたプラグ。このようにセカンダリーの方がカーボン汚れが多く付着しますが、これで正常です。主役のプライマリー側と違ってあくまで汚れ仕事を担っている証でもあります。




ではプライマリー側の時と同様にまずはプラグレンチに新品プラグをのせて手で絞めていきましょう。

プラグを取り付ける前にプラグ穴を目視で確認しておきましょう。

最初に取り付けられていた角度を思い出してねじ込んでいきましょう。いきなりラチェットハンドルを使うのではなく、まずは手でクルクルと回しスムーズに回転するのを確認しながら締め込んでいきます。プライマリー側の時と同様ですね。

本締めはデジラチェを使って指定トルク20N・mで締結します。この角度だとデジラチェの液晶が見えないのでプリセットしてアラーム音で判断しましょう。

ダイレクトイグニッションコイルを差し込む前にプライマリー側のケーブルをここに挟みます。

ダイレクトイグニッションコイルを取り付けます。端子にプラグの先端がしっかりと入ると「コクッ」という感触が手に伝わってきます。ちゃんと入っていないとコイルの先端がブラブラと動くのでよく確認しましょう。

外す時に配線も抜いた場合は忘れずに配線のコネクターを差し込んで下さい。




最初に取り外した黒い樹脂製のカバーを取り付けます。トルクスT30のボルトで3か所です。

プライマリー側の交換作業前に取り外したアドベンチャー用のシリンダーヘッドガードを取り付けます。元々、ガードを装着していない人はこの作業はありません。

ボルト、ワッシャー、ガード本体、スペーサーの順番です。スペーサーを落として無くさないように気を付けてください。

ガードを正しく取り付けたら作業完了です。

R1200GSプラグ交換手順の解説は以上です。解説では左バンクでしたが右バンク側で全く同じ作業をして全ての作業が完了です。念のためエンジンを始動して始動性やアイドリングの安定などに問題がないか確認をしましょう。

今回、交換したスパークプラグは新車時に装着されているメーカー指定 NGK MAR8B4-JDSを使用しましたが、他の銘柄の互換品は例え性能が良いと評判のものでもお勧めいたしません。交換直後は性能の効果が体感できても長くは持たないです。ネット上の情報ですと1万kmも使用しないで始動性が低下したり、アイドリングが不安定になったりと良い噂を聞かないです。メーカー指定のNGKプラグは私のもう1台の愛車、2008’R1200GSで11年以上も愛用してきましたが、不調をまねいたことは一度もないので純正はやはり信頼できると思います。マイナスが2極あるのも4万キロ持続できるロングライフの理由なんだと思います。

それと冒頭でも触れましたがユーザー車検時にノーマルマフラーであるにも関わらず排ガス濃度測定で落ちてしまった場合、このセカンダリー側のプラグが正しく機能しているか点検をしてみましょう。

プラグ交換作業はとても簡単な作業ですが、プラグを締めすぎたり斜めに入れて工具で締めてしまうと最悪はシリンダーヘッドにダメージを与えて高額な修理が必要となります。くれぐれも慎重に作業してください。

空冷R1200GS 後期型(DOHCヘッドモデル)のスパークプラグ交換方法でした!

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R1200GS 後期型 スパークプラグ交換方法 プライマリー側

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、ツーリング写真を楽しまれていますか?私が以前に勤めていたバイク用品メーカーの先代社長から教わったことなのですが「楽しんでいる人が最強である」というのがあります。楽しむことを見失わずやっていれば、苦難も乗り越えられるし偉業を成し遂げる可能性を秘めているとのことです。

日本人はつい真面目なので一生懸命にやることが正義としてしまうため、自身のライフワークである写真ですら目を三角にして勉強してしまうものです。もっと子供の遊びのような感覚で楽しみましょうね。

さて今回は空冷R1200GSのメンテナンス情報でございます。以前に空冷R1200GSの中期型(2008~2009年 SOHCヘッド)のスパークプラグの交換方法を解説しました。

空冷R1200GS 中期型 プラグ交換方法 プライマリー編

空冷R1200GS 中期型 プラグ交換方法 セカンダリー編

今回は空冷R1200GSの後期型(2010~2012 DOHCヘッド)のプラグ交換の手順を解説いたします。内容は前回の中期型と大きな相違点はないのですが、プラグの品番、プラグレンチのサイズ、取り外す部品の形状などが異なるため別の記事として書いてみたいと思います。

一部は中期型プラグ交換方法の記事と重複しますが、この記事を単体で見つけた方の為に同じことを書いて作ってみたいと思います。

いつも通り、究極のツーリング写真の解説では超絶詳しく書いていきますのでスペースの関係でプライマリー側プラグとセカンダリー側プラグで分けて書きます。まず今回はプライマリー側プラグの交換手順でございます。

まず用意する新品のスパークプラグですがNGKですと品番【8765】MAR8B-JDSです。前期型、中期型のSOHCヘッドのR1200GSとは違うプラグですのでお間違え無いように気を付けて下さい。このプラグはDOHC後期型が登場した当初はディーラー以外では入手できない・・・という噂がありましたが、現在は普通にネット通販で購入できます。しかし!高いです。いまざっと検索したところネット通販で1本で2500円前後でした。ディーラーだと確か1本で3500円。4本セットでしたらネット通販で8000円前後で売られているようです。

しかし…これ以外の銘柄のプラグは私はお勧めしません。

R1200GSは言うまでもなく2気筒ですが必要なプラグの本数は4本です。R1200GSをはじめとするBMWのRシリーズは1150㏄世代の末期からツインスパーク化され、1回の交換で4本必要になります。

用意する工具はラチェットハンドル、トルクスレンチのT30、薄肉のプラグレンチ KTC B3A-14SP(14mm 差し込み角9.5sq)ネット通販で2000円前後、エクステンション、トルク管理のためのデジラチェ、ダイレクトイグニッションコイルリムーバー。

当然ですがプラグレンチも前期、中期型のR1200GSと異なりますのでご注意下さい。

ネットを見ているとR1200GSのプラグ交換で「プラグキャップをラジペンで挟んで抜きました~」を見かけますが、ラジペンで挟むのはやめた方がいいです。R1200GSのそれは単純にプラグキャップなのではなく、ダイレクトイグニッションコイルです。昔のオートバイはディストリビューターからハイテンションコードを介して各気筒のプラグに接続されていましたが、点火効率が悪くハイテンションコードは劣化するとリークしたりとトラブルが多かったものです。

一見してただのプラグキャップであるR1200GSのそれはダイレクトイグニッションコイル本体なので、ここをペンチのような工具でストレスを与えるのは良くありません。それにラジペンで挟んでテコで引っ張るとヘッドカバーに傷も入ります。なので専用のリムーバー(プーラー)を用意しましょう。

写真の物はBEST TECHNOLOGY TOOLSの11002BMという物でAmazonで2500円くらいでした。

では左バンクでの交換作業で解説いたします。いつも通り作業はセンタースタンドを立てて車体を垂直にして行いましょう。




まずR1200GSアドベンチャーやR1200GSでもシリンダーヘッドガードをオプション装着している方は、このガードを外しましょう。BMW純正のアドベンチャー用のシリンダーヘッドガードの場合はトルクスレンチT30を使って3か所のボルトを外します。後方はこの2か所。

ガードの間にはこのようなアルミ製のスペーサーが挟まっているので、スペーサーやワッシャーを紛失しないように外します。

あと1本は前側のここです。

3か所のボルトを外せばシリンダーヘッドガードは簡単に外れます。

外したシリンダーヘッドガード。これは社外品ではなくアドベンチャーなのでBMW純正品です。固定していたボルトやスペーサーは3か所とも同じサイズです。

おや…ヘッドガードとシリンダーヘッドカバーの間に挟まっていたゴムが車体側に張り付いていました…。外しましょう。

シリンダーヘッドガードを外した状態。ガード類を装着していない方はここがスタートです。

では本題の作業を開始です。メインである上側がプライマリー、下に隠れるようにある一方がセカンダリープラグです。ちなみにツインスパークとは排ガスをクリーンにするための環境性能であり、ツインスパークだからパワーがあるとかではありません。

まずダイレクトイグニッションコイルのカバーを外すのですが、SOHCの時ほど簡単には外れてくれません。隙間にマイナスドライバーを差し込んでヘッドカバーに傷を付けないよう少しずつ出して引っ張ります。ある程度出たら手で引っ張るとパコンと外れます。

ダイレクトイグニッションコイルとプラグコードの様子。作業前の様子をよく確認しておきましょう。

ダイレクトイグニッションコイルから配線を外します。このコネクターは小さな棒で爪を少しだけ起こして引き抜きます。無理に線を引っ張らないようコネクターごと引き抜くのがコツです。




ダイレクトイグニッションコイルのリムーバーを装着します。このように上からスライドして入れる感じです。

リムーバーの穴にドライバー等を入れて引き抜きます。コイルの先はラバー製でプラグ穴までの空間を密閉し防水性を保っています。引き抜く感触は「キュポン」という感じです。他のサイトではなかなか抜けない…というコメントを散見しますが、むしろ簡単に抜けてしまったら防水が甘いと言えます。

外れたダイレクトイグニッションコイル。ここに汚れがあると防水性が落ちるので綺麗に清掃しておきましょう。

薄肉プラグレンチKTC製 B3A-14SPの出番です。えっ?新品じゃんかって?そうです。私はR1200GS-ADVの方では今回の作業が初めてのプラグ交換なんです。何といっても4万キロで交換なんですからね。

エクステンションを介してラチェットハンドルとプラグレンチを接続して下さい。

ではプラグを緩めます。

古いプラグが外れました。今回使用したプラグレンチ KTC製のB3A-14SPはマグネット内蔵なので外しやすいですね。

外したプラグの焼け具合でエンジンの調子が分かる…とは昔の話かもしれませんが、一応は目視でチェックしましょう。

電極を新品と比較してみました。マイナスは2極あるのでまだまだイケそうですが、プラス側は摩耗しているのが分かります。ちなみにBMWが推奨するR1200GSのスパークプラグの交換時期は先ほども触れましたが40000㎞毎です。これで41600㎞使用したので、どうやらノーマル状態で乗る分には本当に4万キロ毎の交換で問題なさそうです。R1200GSは経済的ですね~

では新品のプラグを取り付けましょう。ここから先の作業は相手がシリンダーヘッドであることを肝に命じましょう。万一、何らかの作業ミスでシリンダーヘッドのネジ山にダメージを与えたら…後悔しきれない結末が待っていますので慎重に!!!

まず最初は手締めが基本です。プラグレンチ+エクステンションの状態で新品プラグを先端にのせて、この状態で手でクルクル回していきます。

クルクルとスムーズに入っていくのを確認しながら手で回していきます。ちなみにプラグのネジ山にスレッドコンパウンドを塗布する場合もありますが、大手プラグメーカーであるNGKのホームページではスレッドコンパウンドの塗布は推奨していなかったので、私は何もネジ山に塗りません。

手で回らないところまで締めたらデジラチェまたはトルクレンチで本締めします。BMW指定の締結トルクは20N・mです。しくじらないよう慎重に!

ダイレクトイグニッションコイルを差し込みます。奥まで入れてプラグの端子に接続されると「コクッ」という感触が伝わってくるはずです。




もしプラグの端子に正しく接続されていない場合は、コイルを指で揺らしてみてグラグラするはずです。正しく先端まで接続されるよう確実に作業しましょう。

コイルに配線のコネクターを確実に装着します。

黒いカバーは手で押し込むか軽くたたくと「パコッ」っとはまります。ここまででプライマリー側の作業は完了です。

次回、空冷R1200GS後期型 セカンダリー側スパークプラグ交換方法に続きます・・・

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写真は事実を忠実に伝えるか?演出を加えて撮るのか?

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、街はもうクリスマスムード一色ですね。クリスマスで飾られた夜の街の風景、なんだか子供の頃から好きなんですよね。子供の頃、家に飾ってあったクリスマスツリー、今みたいに光ファイバーではなく電球が点滅するだけでしたが、部屋を暗くしてずっと見ていた記憶があります。クリスマスは外国からの文化ですが日本に定着して何十年も経っていると思うと日本文化と言っても良さそうですよね。冬の日本を演出するクリスマス…良いではありませんか。

さて今回はツーリング写真、バイク写真の撮り方などの具体的な解説ではなく写真の演出について触れてみたいと思います。

演出と聞くとドラマや映画などの映像作品、または舞台などを連想する人が多いと思いますが、写真における演出とは一体何でしょうか?

構図を巧妙に組み立てる事、望遠や広角レンズを使うこと、モデルを笑顔にすること、バイクの角度を変えること、前景に花を置いたこと、ストロボを発光させること、シャッター速度を遅らせて流し撮りすること、絞りを開いて背景をボカすこと…まだまだ沢山ありますが、写真を魅力的にするために何らかの手法を用いれば、それが演出だと思います。

演出の反対はナチュラルです。肉眼と同じと言われる画角50mmで撮り、事実をストレートに表現するため、ありのままの被写体、情景を切り取った写真…とでも言いましょうか。

しかしどこまでがナチュラルでどこから演出となるのか定義することは難しいです。

蜃気楼かすむ 北海道ツーリング エサヌカ線

この写真は北海道ツーリングで撮った作品ですが、気が遠くなるような直線路であるエサヌカ線で600㎜の望遠レンズに×2エクステンダーを装着し1200mm相当の超望遠で撮った写真です。なぜこのような撮り方をしたか?というとユラユラと蜃気楼にかすむツーリングライダーを抽象的な表現で作品化したかったからです。




このような現実の様子とはかけ離れた表現方法は明らかな演出を加えた作品と言えます。演出を加えた撮り方はキャリアを重ねていくと「こうゆうのは邪道なのかな?」と悩む時がきます。または発表したときにナチュラルではない表現手法に苦言する人が現れるかもしれません。「こんなスゴい望遠で撮ってインチキじゃないの?」とストレートに言う人はいませんが遠回しにそういった内容をコメントする人はいます。

では演出は果たしていけないことなのでしょうか?

リコー GR APS-C

この写真はS字曲線を持つ被写体を利用して、画面の角から導線を進入させ最終的に被写体(R1200GS-ADVENTURE)に接続するという手法を取り入れました。バイクの位置、境界線、右上の倉庫の面などを3分割構図に準じて構図しました。これも複数の手法を使って写真に演出を加えたものです。当ブログで何度も解説してきた「主題へ導く写真デザイン」「被写体を魅力的にする魅せ方」といった類のものです。

一見、こういった撮り方、魅せ方による演出は「えっ?なにが悪いの?」と思いますが、写真とは事実を忠実に伝えるものこそが正義である!というナチュラル派の考え方も存在するものです。ナチュラル派から見れば望遠レンズを使ったり、導線効果を利用したりといった手法は邪道であり、真の写真ではない!という事らしいです。

もちろん、こういった考え方を否定するつもりは毛頭ありません。多くの先人写真家が拘りぬくナチュラル写真は素晴らしい写真ばかりです。私もいつかナチュラルな写真を撮ってみたいと憧れを抱きます。ただ1つだけ確かなことは写真ビギナーがいきなりナチュラル写真を目指すとおかしな事になる…という事です。

ナチュラル派とは特にスナップ写真の世界では事実を元に瞬間として切り取った作品は素晴らしいと思います。有名な話なのですがフランスの写真家ロベール・ドアノーの作品に「パリ市庁舎前のキス」という作品があります。当初、偶然の瞬間を切り取ったスナップ写真として、これこそが真のナチュラル写真である!とナチュラル写真派から高く評価されたそうです。ところがドアノーはパリ市庁舎前のキスを発表した何十年も後にこの作品のモデルと裁判沙汰になり「写真を撮りたいのでもう一度キスをしてください」と注文をつけた事が世に知れてしまったのです。つまりパリ市庁舎前のキスはナチュラル写真ではなく演出だったのですね。

多くの評論家はこれを受けて動揺したそうです。ナチュラル写真を支持している偉大な人たちが演出とナチュラルの見分けがつきませんでした、という事が明るみに出た訳ですからね。

この事から完全なナチュラル写真を追求するのは、そもそも無理があると言えると思います。




RICOH GR APS-C

その昔、ヘタウマ写真というのが流行したときがありました。意図的に構図やバランスを崩したり、ブレや甘いピントで撮る写真です。リアル感だけでなく見る側に「これなら私にも撮れそうだから」と思わせて親近感を誘う写真とも言えます。むかしはキレイに撮ること自体がハードルが高く、キレイに撮れればプロ級という時代がありました。故にキレイに撮られた写真作品は雲の上のような存在と思われていました。そこでヘタウマの登場は新鮮だったのですね。

しかしヘタウマ写真は「ヘタっぽく撮る」という撮り方の1つとしてあっと言う間に定着したため、短期間で廃れてしまった写真ジャンルです。

写真というのはカメラという機器で事実を元に生み出すのですから事実をどう魅せるか?を自身の中でしっかり考え方を持っておく必要があると思います。事実の中に存在するコト、モノを感情に響くよう表現する手段として撮り方やレンズの選択などが存在します。「自分の場合はこうだ!」「これが私流です!」という確固たるスタイルを確立させておきましょう。




そうすればナチュラル派のコメントを受けても動揺することはありません。またそのスタイルはキャリアとともに変化していくものです。ある時期はナチュラルを追求しても良いですし、またある時期は望遠レンズに凝ってみるのも良いと思います。

スタイルは写真を愛して写真に対する見識を深めていけば自然と身に付いていくものだと思います。

今回はこの辺で!!

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R1200GSヘッドライトバルブの選び方とバルブ交換方法

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、だいぶ寒くなってきましたがバイクのタイヤ空気圧など愛車の点検は万全でしょうか?

今回はR1200GSのメンテナンス・・・とまではいかないまでも、オーナーであれば誰でも出来るようにしておきたいヘッドライトバルブの交換方法、そしてヘッドライトバルブの選び方について解説してみたいと思います。

空冷R1200GSのヘッドライトはHI/LOともにH7バルブを使用した2灯式です。右の大きい方がLOビーム、左の小さい方がHIビームです。HIビームに切り替えたりパッシングしてもLOは消えないタイプなのはユーザー車検の解説でも触れましたね。

HI/LOビーム共にH7バルブという事はツーリング先でLOビームが切れた場合、HIのものを移植するという業が使えます。しかし簡単とはいえ細かな作業です。既に夜になっている時や自信のない方はツーリング先で替えるのはお勧めしません。

もしバルブ切れを起こすとR1200GSのCAN-BUSシステムによりオンボードディスプレイにこのように「LAMPF!」と表示されます。これはヘッドライトかどこかのランプ切れを意味します。ポジション球などでもこのように表示します。

メインCPUからライト類、オルタネーター、バッテリー、ABSコントロールユニット、燃料ポンプ、スイッチ類などがバス停のように配置されているCAN-BUSとSWSシステム。

R1200GSを含め現代のBMWバイクの電装系は個々の負荷に+-を配線するものではなく、1本のケーブルをループ状に配線し相互通信で一括管理する仕組みになっています。これによりバルブ切れやユニットの故障などを中枢CPUで把握できるという優れモノです。最初に採用されたのは20年以上前の850iだそうですがワイヤーハーネスだけで50㎏も軽量化できたのだとか。それを最初に聞いた時に自動車用ワイヤーハーネスを製造している会社に勤務していた私としては、部品メーカーの儲けが減ったな…などと感じてしまいましたが。

このCAN-BUS、一見するとメリットしかないようですが社外の電装品を勝手に割り込ませたり、LEDのバルブに変えたりすると本来の抵抗値と違うためエラー表示が出てしまいます。エラーが出ないようにするにはディーラーにあるMOSS-PCに接続してコーデックする必要がありますが、ZUMOなどのBMW純正アクセサリー以外はディーラーではコーデックしてくれません。LEDバルブでもポジション用などではエラーの出ないCAN-BUSキャンセラー付きというのが売っていますが、電力量のつじつまを合わせるダミー抵抗が装着されているだけです。省電力であるLEDのメリットが無くなり本末転倒です。




さてバルブ交換の前に用意すべき物の準備です。交換用のバルブはカー用品店で売っている一般的なものでH7バルブです。交換作業に工具は要りません。ハロゲン球は通電すると大変高温になるため、ガラス管に皮脂油などの汚れが付着しないよう注意するのがポイントです。新品のバルブは工場出荷時に洗浄済みだとは思いますが、念のためカメラのセンサー清掃に使用するアルコール(無水エタノール)、シルボン紙を使ってガラス管を脱脂清掃しましょう。

H7バルブは一般的なので様々なものがマーケットに存在します。ここで1つ…悪いことはいいません。強く推奨したいバルブは小糸やPIAAなどの一般的なメーカーによる普通のクリアーバルブがお勧めです!

むかし流行ったHIDのように青白い色温度の物はガラス管にコーティングが施された製品ですが、明るく感じるだけで実際は暗いです。数値的な明るさはクリアーが一番明るく、そしてクリアーが一番信頼性が高く価格も安いです。また一部のコーティングバルブは発熱量も多く、BMWのリフレクターの樹脂を溶かしてしまうものも存在します。

バイク用として売られている物も買う必要ありません。ハロゲン球は構造上フィラメントが振動に弱いです。そこでバイク用ハロゲン球は振動に強く作られている、と製品に書いてありますし多くの消費者はそれを信用しています…が…ソレはたぶん嘘だと思います。以前に有名なメーカー製のバイク用のH7バルブを使いましたが早い物で1か月、持っても半年程度で4本くらいそんな物が続いて「もうバイク用は買わない!」と心に誓いました。そして4輪用の普通のH7バルブを使用したら5年も持ったのです。

振動云々よりむしろバルブに供給される電圧の方が心配ゴトでして、R1200GSの場合はエンジン回転数に関係なく安定した明るさを出すために、13~14Vくらいの電圧がかかっていると思います。バイク用コーティングバルブが早期に切れてしまった原因は高電圧によりコーティング部が発熱して起きた可能性もあります。とにかく信頼性の高い普通のメーカー製の普通のクリアーH7を使いましょう。

青白く光ってカッコいいけど、暗くてすぐ切れるコーティングバルブ。値段も高いし光量不足で車検にも通らないしで良い事がありません。

高いお金を出して暗く耐久性の無い物を買うほど馬鹿らしい事はありません。HIビーム側にそのような物を装着すれば車検も不合格になります。今回用意した小糸のH7クリアーはネット通販で1110円でした。たぶんこれも5年くらい持つと思います。

ではLOビーム側を例に交換作業を解説いたします。まず地面が平らな場所(小さな部品を落とすかもしれないので)を選び、いつも通りメインスタンドで車体を垂直にします。LOの作業の場合はハンドルを右に切ってスペースを確保します。

ピンクの枠で囲った部分にLOビーム側のヘッドライトバルブがあります。この丸いカバーは防水のキャップです。

まずはクチバシの下から手を入れてこの丸い防水キャップを左に回して外します。

バルブとコネクターが見えました。




まずバルブを外す前に最初の状態をよく見ておきましょう。逆になることはあり得ませんが茶色が上、黄色が下。そしてバルブを留めている針金状のピンを確認しましょう。後になって最初にどう付いていたのか悩まないように。

バルブにささっているコネクターを外します。まっすぐ引き抜けば普通に外れます。グイグイやらないように。

バルブを留めている針金状のものはこのようにツマミ部分を指で洗濯ばさみを開けるように押してやると解放されます。この写真ではちょうど配線の陰に隠れていますがプラスネジで固定されている部分を軸に扉のように開く感じです。

しかしこの針金状の固定金具は少し変に触れただけでポロンと落ちてしまいます。先ほど平らな場所で作業しましょう、と書いたのはよくコレを地面に落としてしまうからです。

古いバルブをとります。

これもブルー系のコーティングバルブですがIPFの4輪用で5年ほど持ってくれました。2個入りでセール品だったのですごくお買い得だった記憶があります。コーティングバルブでもLOビーム側で使う限り車検で落ちることはありません。しかしお勧めはクドいようですがクリアーです。

スキーをやる人や雪国の人はライトの色温度がシビアなことを知っています。降雪時や濃霧など天候の変化に最も強いのはクリアーバルブでホワイトやブルー系は普通の雨ですら吸収されて見にくいのです。




交換する新たなH7バルブはガラス管をアルコールで丁寧に脱脂洗浄しましょう。

ここでワンポイント。取り付ける向きは矢印の部分が真上になります。

バルブの先端を当てたりガラス部を指で触れたりしないよう慎重にバルブを装着して固定します。この作業は私のように手が大きい人にはチョット苦しいです。焦らずゆっくり慎重に!

コネクターを差し込みます。

蓋を装着します。

最後までしっかりと締め切ってください。ここは防水を保つ部分です。

エンジンを始動して点灯確認をしてみましょう。オンボードディスプレイのLAMPF!の表示も消えるはずです。

もしHIビーム側を作業した場合、たかがバルブ交換作業でも光軸は微妙に狂ってしまうものです。次回の車検時にテスター屋さんで調整してもらいましょう。ちなみにこの写真の時、私はうっかりコーティングバルブをHI側に入れているのを忘れてユーザー車検に来てしまいました。光軸テスター機で測定した結果、25000cdくらいはないと検査に通らないのですが6000cdくらいしか出ず話になりませんでした。慌てて近所のオートバックスでクリアーのH7に交換したら一発でOKでした。

以上、手先が不器用で細かい作業は苦手だ…という人には難しく感じるかもしれませんが、ロングツーリングで切れた場合はカー用品店でH7を買ってくれば自分でトラブルを復旧できる訳です。

ぜひ挑戦してみてくださいね。

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バイク写真☆優しい構図の作り方☆構図の作例とコツ

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、今日から12月ですね。今年もあと1か月で終わりと思うと早いものです。子供の頃に「早く大人になりたいな」と願っていれば月日が経つのは長く感じましたが、折り返し地点をすぎた大人になると「年を取りたくない」という想いが月日を早く感じさせるのでしょうか。

となると、未来に希望をもてば月日が経つのが早く感じることはないのかもしれません。私はツーリング写真、バイク写真がはやく世に知れ渡って素敵なムーブメントが起きればいいな…と希望を持って生きていきたいと思います。

さて今回はツーリング写真、バイク写真における構図のお話を優しい内容で解説してみたいと思います。

良い写真とは作者の意図が表現されたもの、なんて話を聞いたことがありませんか?これってどうゆう意味でしょうね。意図を表現するには具体的に何をどうすれば良いのでしょうか?HOWTO本やネット上の情報では同じような話を散見しますが、応用的な説明があまりなくて理解できませんよね。作者の意図を表現って何じゃい?と。




ではツーリング写真の作例で解説いたします。

EOS6D Mark2 + SIGMA150-600mmF5-6.3DG

こちらの作例をご覧ください。冬の房総から見た東京湾越しの富士山の写真です。この写真の意図はズバリこうです。

冬の房総からは富士山がこんなに綺麗に見れますよ。

…という意図のツーリング写真です。それ以上の何でもないです。構図は作品の意図を写真の観賞者へ導く案内図のようなものです。例えばシンプルな背景に被写体が1つだけ、といったケースのようにうったえている事が明快であれば構図はそれほど凝った作りにする必要はありません。ただ主題となるものがモノではなくコトであったり、光であったり空気であったりした場合は、そこへ導くための何らかの組み立てが必要になります。もちろんこの写真のように富士山、海、バイク、タンカー、白波といったように被写体が複数ある場合も同様です。

その為には各々の存在感を調整する具体的な作業に落とし込む必要があります。

上の作例ではR1200GSにはピントを合わせず、加えてフロントタイヤの先端をフレームで切り落とし存在感を弱めています。そしてバイクの後ろ側にスペースをたくさんとれば「到着、到達」のイメージです。「真っ青な東京湾から富士山を望む千葉の海岸に到達した!」の出来上がりです。

たったこれだけの作業で「R1200GSかっこいいだろう~」「海に行ってきたよ~」という記念写真的な平凡域から脱することが出来ます。

お分かり頂けるでしょうか?この写真は冬の房総は東京湾越しの富士山が美しい、という役割を持った写真なのです。作品の意図を構図で表現するとは、このように被写体や背景などの存在感を撮影者の意図で裁量することです。欲張ってバイクも景色もと写すとかえって平凡な写真になるのですね。




一方で同じ撮影場所でも構図ひとつで次のような写真になります。

EOS6D Mark2 + SIGMA150-600mmF5-6.3DG

言うまでもありませんが主題をR1200GSにした構図です。例えばバイクコニュニティーなどで愛車紹介に使う写真や、自身で見る用の記念写真ですね。ヘルメットなどの小物と一緒に撮ることでライダーの存在を感じさせ、単なるバイク写真ではなく愛車写真として成立しています。

【バイク写真】はどのようなバイクであるか?の説明写真。【愛車写真】はバイクとオーナの関係を伺わせる写真。と私は勝手に定義付けています。

こういったバイク主体で撮る場合は中途半端に風景を意識せず、風景はあくまで背景と割り切ってバイクの存在感やパーツの質感などを大切に撮りましょう。もちろんバイクが最もカッコよく見えるアングルの模索、太陽の角度をよく見てハイライトを入れるなどの工夫も必要です。

遠くに見える富士山はそれが富士山であると分かる程度にボカして存在感を下げているのがポイントです。




構図に限らず多くの場合で共通して言えることですが、まずはどんな写真にするかイメージをしっかり固めてから撮ることです。それを最初にきめずに「何となくイイ感じの場所だから」と惰性的に撮ってしまうと、平凡な記念、記録写真が出来上がってしまいます。

今回の構図解説は簡単な作例で解説しましたが、あくまで一例です。この他にやり方はたくさんありますが、まずはこの辺を意識して構図を作ってみて下さい。

今回はこの辺で!!

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~本日の1枚~

EOS6D Mark2 + SIGMA150-600mmF5-6.3DG

館山市の北条海岸から撮った1枚です。館山湾には頻繁に帆船日本丸が停泊しているので、こんな写真を撮るチャンスは決して珍しい訳ではありません。この冬、ぜひ南房総へツーリングにいらして下さいね。

↓↓↓撮影ポイント↓↓↓

ヘリノックス ビーチチェアのフレームが折れた悪夢

中央自動車道だろうか。

これといってビール工場や競馬場の風景が見えた訳ではないけど、中央自動車道は何となく雰囲気が独特だ。私は深夜の高速道路を淡々とR1200GSを走らせている。前にも後ろにも車はいない。そしてひどく寒い。

ふとミラーに目をやると懐かしいイエローバルブの1灯がかなりの速度で追い上げてくる。それは私のR1200GSの近くまで来ると減速して真横に並んだ。NSR250R-SPだ。しかし全体が昔のローリング族のような改造で原型をとどめていない。

乗っているライダーは革ツナギだがクシタニをコピったプリカーナ製で昔、上野のバイク街で売っていたヤツだ。…まてよ?この格好はどこかで見た覚えが。

そうだ、高校時代の同級生のSだ。もう20年以上は会っていない。いったいどうしてここに?しかし根拠はないが横に並んだNSR250R-SPが間違いなくSである確信はあった。

Sは私の方をじっとみたままAraiアストロのシールドをパカっと開いた。その瞬間、凍り付いた。顔が無い。いやヘルメット内がからっぽなのだ。

数秒の空白のあと、からっぽのヘルメットの中は突如「ボワン」と目が光り私はさらに恐怖に怯えた。その光る目はアメーバーのような形だった。

「あの時、俺はブレーキが効かなかったんだぞ!!」

からっぽのヘルメットからではなく耳元でささやかれた感じで背筋がゾワっとした。

あの時ってあのブレーキレバーが折れて赤信号の交差点に突っ込んだあの時??

※参考文献 こちら




「そんな今さら恨まれてもあの時は結果、事故にはならなかったし。そもそもあの時にオマエ何とも思ってなかったじゃねぇか。」

そう言い放ちたかったが声がまったく出ず、急に息が苦しくなったかと思うとアメーバーの目がフッと消えた。

嫌な予感がして進行方向に目をやると中央自動車道のはずなのに、とつぜん赤信号の交差点が現れた。行き交うトラックやタンクローリー、明らかに止まれない危機的な状況に再び凍り付いた。

次の瞬間、巨大な穴のようなものに私とR1200GSは真っ逆さまに落下した。その感じは昔、羽田発小松行の飛行機でエアポケットに落ちた時と同じだった。

何かに着地する前に左ももに激痛が走った。何かが突き刺さったようだ。見ると銀色のブレーキレバーが私の左ももに突き刺さっているではないか。

「ぎゃあぁぁぁぁ~」

「あれ…」

夢か。やっぱり夢か。

しかし左ももが痛いのは夢ではない。まさかブレーキレバーが…

いや・・・違いました。キャンプ場で昼寝をしていた間にヘリノックス ビーチチェアのフレームが折れてしまったようです。

脚の部分ではなく左もものフレームがベースとの付け根でボッキリと折れました。これは金属疲労ですね…。ヘリノックス ビーチチェアの耐荷重は145kgとされています。体重はある方ですがさすがに145kgに対してはかなりの余裕のはずですが。本物のヘリノックスなら折れないと安心して使っていたのが原因でしょうか…。




パチノックスと違って諦めて買い替える訳にもいかないのでヘリノックス ビーチチェアのフレームが折れた場合の修理手段を探してみました。

ヘリノックスの日本での正規代理店は主にA&Fです。私のビーチチェアーはパームリーブスという柄でこちらのモデルに限ってはモンベルが代理店。しかしA&Fもモンベルも家の近所にはありません。A&Fを扱っているSPORTゼビオが近所のショッピングモールにあったので電話で問い合わせてみましたが、はっきりしない返答だったので却下。

しかし職場の近くであればA&F本店という手があったので、ここに持ち込むことにしました。

東新宿なんて普段はまったく足を運ばない所ですが、大都会の真ん中にひっそりとした不思議な空間が存在していました。喧騒の無い新宿という感じです。そこにアウトドアギアのワンダーショップ・・・いや深い沼が存在していました。

店内に入りフレームの折れてしまった愛用のヘリノックス ビーチチェアをスタッフの方に渡すと快く修理を受けてくださり、お店に在庫してあった予備フレームで10分もかからず修理完了でした。

気になる修理費用ですがフレーム1本の交換で900円。今回は左側が折れましたが金属疲労であることを考えると、同条件で使われている右側も同様に折れる日が近いと判断して左右で交換してもらいました。計1800円です。

まだ折れていなかった右側はスペアとして持ち歩くことにします。出先で折れたら自分で交換できますからね。

それにしても流石にあのA&Fの本店です。

魅惑のアウトドアギアがずらり。

ミステリーランチやYETIなどのアイテムも豊富です。

う~ん、たかがバケツですがカッコいい。

独身時代に来ていたら散財間違いなし。




A&F店内でこんな素敵なものを発見しました。YETIのパンガサブマーシブルという防水ダッフルバッグです。一目みてカッコいい、これは信頼できるギアだ!と確信しました。キャンプツーリングでリアシート上に積載する防水バッグとして最高に良さそうです。

しかし…ベルトの金具は専用の金物だしHydrolokの防水ファスナー、分厚いTPUに底の部分はEVA成型で皿状になっている…嫌な予感はしましたが75Lサイズで本体価格54000円!!

…ふう、ここは危険な沼だ。

無事に自分のヘリノックス ビーチチェアが直ったので、それだけ手にして大人しく帰りました。

ちなみに私がキャンプツーリングで古くから愛用しているダンロップテントのフレームはDAC-7001Sというジュラルミンポール。このポールのDACとは実はヘリノックスなんです。ヘリノックスは古くから多くのテントメーカーに高精度なジュラルミンポールを提供していたのですね。現在でもMSRやNEMOなどの高級テントはDACのジュラポールだと思います。しかし、あの安価なダンロップRシリーズのフレームがヘリノックス製とは意外ですね。

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ヘリノックス ビーチチェアのフレームが折れた場合の修理のお話でした!!!

日本の絶景キャンプ場 山形蔵王 蔵王坊平国設野営場

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、だいぶ冷え込んできましたが関東圏では冬キャンプにいい季節になりましたね。ひと昔前では冬にキャンプツーリングなんて言うと変人扱いされましたが、今では真冬にキャンプすることは珍しいことではなくなってきましたよね。

さて今回は絶景日本のキャンプ場のカテゴリーでございます。前回の八幡平の焼走り国際交流村に続き、また東北エリアでのキャンプ場のご紹介です。今回は山形蔵王の蔵王坊平高原国設野営場です。

蔵王坊平国設野営場 山形県観光情報ポータル

・山形県上山市蔵王坊平高原(無番地?)

・バイク乗り入れ可能

・営業期間 6月1日~10月末

・シャワー、売店等はなし

東北エリアの人気ツーリングルート 蔵王エコーラインの山形側に位置する蔵王坊平高原。冬は樹氷で有名なところです。観光客も少なくひっそりと自然を満喫したい方にお勧めの場所です。

EOS6D Mark2 + SIGMA12-24mmF4.5-5.6DG

国設と名の付くからには公営で、何より嬉しいのが低料金です。大人1名1泊で350円です。関東圏のキャンプ場だと人ひとりの料金にバイク料金だのレイトチェックアウト料金だのと加算されるシステムが当たり前ですが、細かな料金システムなどなく有難い限りです。

この場所は蔵王エコーラインを楽しめるのは当然ですが少し西に走れば蔵王温泉、上山市の市街地方面に走ればかみのやま温泉、蔵王エコーラインを東に降りれば遠刈田温泉ありと、温泉天国といっていい場所です。キャンプ場にシャワーなど有りませんが、そもそもいらないですね。

特に蔵王温泉の大露天風呂は泉質も岩風呂の雰囲気も素晴らしいので超お勧めです。

買い出しできるスーパーは16kmほど市街地へ向かって走るとヨークベニマル上山店があります。この周辺に立ち寄り湯で良い所が点在していますし、食事処も多いので買い出し次いでに温泉も入っちゃいましょう。買い出しはコンビニで十分という方は蔵王温泉の温泉街にローソンがあります。

または蔵王エコーラインを宮城蔵王側まで走り切ると遠刈田温泉ですが、その遠刈田温泉 神の湯の前にセブンイレブンがあります。坊平国設野営場から30kmくらいありますので、東北自動車道 白石ICからアクセスする人は 最初に寄ってしまった方がいいかもしれません。ちなみに遠刈田温泉神の湯の入りましたが、こちらも素晴らしい温泉でした。足湯もあるので買い出しついでに足湯だけ、キャンプインした後に蔵王温泉大露天風呂なんてパターンも良いですね。

まず入り口から入ってすぐにある管理等へ。受付を済ませて料金の350円を払います。東北地方特有のあたたかさ感じる管理人さんでした。管理棟には私の行った時は薪や炭の販売などは無かったようです。

敷地内にはクロスカントリーコースがあって多目的に使われている施設だと分かります。全体が斜面で野営地管理センターより下の3、4のエリアは砂利ダートを下っていきます。1の辺りは高い場所でこちらはオンロードバイクでも安心して行けそうです。




管理棟から砂利道を下っていき、この写真よりさらに先は少しだけダートが荒れますがひっそりとした私好みの雰囲気の空間があったので、今回はここに貼りました。

EOS6D Mark2

この放射状にのびる木が立派だったので木の下でくつろぐ空間としてタープも設置。しかし寝るときになって気が付いたのですがドングリが頻繁に落下してくるのです。寝ていてテントに「ポトンっ」という音がするのが気になりました…。

サイト全体は適度にワイルドで手入れの行き届いたキャンプ場に慣れている人には抵抗があるかもしれません。私はこれぞキャンプ場のあるべき姿!と思っちゃいますが。

管理棟近くの炊事棟。昔ながらのキャンプ場を感じます。

2と3の間に位置するトイレ。このトイレがメインのようです。

清掃が行き届いて気持ちよく使えます。




このトイレより上にあるファイヤーサークル3のエリアですが道がこんな感じで、ちょっとバイクで入る気にはなれませんね。

これは1のフリーサイトでこちらは砂利道も走りやすくサイトもフラットです。無難にいきたい人は迷わず1ですね。

私がテントを張った3の近くには炊事棟とは別で蛇口1つの簡易的な水場がありました。私なんかはコレだけで十分です。

それにしてもこのキャンプ場、とっても静かです。私以外に1、2組しかいませんでしたがシーンとしています。風がふけば木々がザワザワしますが、ほんと自然に包まれている感が半端ではないです。人工的なキャンプ場の感じがなく本当に自然が好きな人に向いているキャンプ場…いや野営場ですね。

EOS6D Mark2

この時は前日の仕事を終わらせて寝ないで夜通し高速を走り、早朝に東北自動車道の白石ICを降りてここに来ました。まだ午前だったのでビールではなくコーヒーを飲んでウトウトしながらヘリノックスチェアーでくつろいでいました。とても気持ちいい時間の過ごし方です。




EOS6D Mark2

じつはここ蔵王坊平国設野営場は15年くらい前にF650GSダカールで来たことがあるのですが、その時はどんより曇り空に強風が吹いていて、木々のざわめきに何となく嫌な予感がして、すぐ近所のペンションにかけこんだのを覚えています。

今になって考えると、この自然深い雰囲気が少し暗めだったので経験の浅かった私にはチョットここの良さが分からなかったんだと思います。ちなみにその時のペンションは今でもちゃんと在りました。

蔵王エコーラインに位置する昔ながらのワイルドな野営地、蔵王坊平高原野営場でした!!

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ツーリング写真☆レベルアップの為の7つの心得

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、当ブログは皆さまのお陰で開設から2周年をむかえ堅調に成長しております。ブログの開設当初、ネット上で検索をしてもツーリング写真やバイク写真に関わる専門サイトというのは恐らく存在していなかったと思います。

愛車をかっこよく撮るには…といったHOWTOはメーカー系や雑誌系のトピックで紹介されている場合がありますが、サイト自体がバイク写真のそれも撮り方を解説するものは、恐らく今でも究極のツーリング写真だけだと思います。

せっかく唯一無二のブログを作ったのですから、中身も変わったアプローチで作ってみようかな…そんな思いで撮り方の解説は少し変わった表現で書いております。今回もそんな変わった観点でツーリング写真、バイク写真に関わることを綴ってみたいと思います。

さて今回は自身の写真をレベルアップさせるにはどうしたら良いのか?上達して今よりもイイ写真を撮ってみたい、これって誰でも願うことですよね。しかしレベルアップを実現するのはどうするのか?なんて検索しても何処にも出てきませんね。上級者の人たちが秘密にしているのでしょうか?そんな事は決してないと思いますが。

今回は私自身の約15年にわたる写真キャリアを元にビギナーだった頃からを思い出してレベルアップとは一体どういう事なのか?を7つの心得として書いてみたいと思います。

1.関心の対象は常に自分の憧れる写真であること

ごく当たり前のことですが常に写真のことだけを考えましょう。内面で憧れをいだく自分だけの最高傑作を夢見ましょう。

日本にいると世界最先端のカメラ、レンズメーカーのお膝元なので、ついカメラ、レンズのテクノロジーの進化の声に惑わされる環境にあります。いつものようにFacebookのタイムラインを見ればリスティング広告で最新のカメラの広告があなたを狙っています。本当にそのカメラが必要な理由があれば別ですが「私は写真を愛する人間、カメラが欲しいのではない」と意志を固くもちましょうね。

自分は写真を愛する人、個人的な写真家、写真をライフワークに生きる人、そう言葉にして写真家を気取りましょう。写真家を名乗るには免許も資格も実績も不要です。写真が好き、それだけで写真家を名乗っても誰に咎められる訳でもありません。

カメラ愛好家、カメラコレクター、いつも新しいカメラが欲しい人…こういった人たちの一部は残念なことに写真をあまり撮らないので上達が望めません。

そしてもう1つ、あまり取り沙汰されない事ですが承認欲求に支配されないことも大切です。承認欲求は誰かに認めてもらいたい、写真が上手な人と思われたい、という欲求から能力以上に見栄のようなものを張ってしまうことです。これは誰でも陥りやすい魔の落とし穴です。これに支配されると写真を良く見せようと盛る方向に走ってしまい、自分が本来撮りたかった写真を完全に見失って手遅れになると後からでは修正がききません。




2.いつもカメラを持ち歩いて「写真」を身近に生きる

いつでもカメラを持ち歩いて通勤中でもバイクに乗れない休日でも「あっ」と思った情景や被写体を発見したらパッとカメラを取り出してシャッターを切れるようにしておきましょう。これが最も上達するやり方でもあり、写真の楽しさを味わう最良の手段だと思います。

ツーリングに出かけるとき、特別な記念日、新しいカメラを買ったばかり、といった時だけ写真を撮る人は、まずレベルアップしないと思います。

その為に一眼レフとは別でポケットに入るくらいのコンデジ(マニュアル露出できるもの)を用意しておくと良いかもしれません。

RICOH GR APS-C  通勤中に撮ったスナップ

3.撮る楽しさと作品が生まれる喜びを見失わない

初めて写真を撮ったあの時(覚えていないかもしれませんが)の気持ちを大切にしてみましょう。パチッとシャッターを切ったときにソレが写真になる喜びです。目の前の光景が一瞬で二次元の静止画になって、それはまるで時間がストップしたような不思議な感じ。そう、写真ってそもそも撮ること自体が楽しいんですよね。

私が幼かった頃、何かの付録にあった紙の箱でできたあぶり出しカメラのような物で遊んだ記憶があります。太陽光に何分間か当てて待っているとボンヤリと風景が出てくる…確かそんな物でした。すごくワクワクしたのを覚えています。それとポラロイドカメラの初期の物も面白かったですね。今になって考えるとポラロイドカメラはその場でプリントされる事で写真が生まれる楽しさを正にインスタントで味わえる最高に楽しいカメラでした。

今ではシャッターを切れば綺麗な画像が出来上がるのはごく当たり前のことなので、むしろそのせいで写真になる楽しさを忘れかけているかもしれません。

4.被写体とテーマを見つけたら理解を深める

テーマなんて言うと大げさなと思うかもしれませんが、大切なことは自分の好きなモノ、コトを撮りたいという欲望に従順に撮り続けることだと思います。やがて好きなモノ、コトへの理解が深まり「よしコレを追求して写真を撮っていくぞ」と決意した時が貴方のテーマが決まった瞬間です。

私の場合は「ツーリングのワンシーンを切り取る」ですが15年以上にわたってツーリング写真を撮って、私なりにバイクツーリングに対する理解を深めてきました。それは作品にも当然反映されていると思います。例えば道のあるシーンであればバイクより前に大きくスペースを作れば出発のイメージ、逆に後ろにスペースを作れば到達したぞ!というイメージの写真が出来上がります。

EOS6D mark2 + EF14mmF2.8L

このようにテーマを追求していけば、それはその専門分野の研究成果としてノウハウが蓄積されていくのです。例えばフィギュアスケートであれば演技の専門的な知識や選手の特徴などを熟知していないと、真のシャッターチャンスをものにできません。セレブポートレイト専門の写真家はモデルの個性、魅力を最大限に引き出す術を知っています。歌舞伎を撮る写真家は役者が見得を切るとき最も姿勢の美しい瞬間を逃さないそうです。

私はツーリング写真の専門としてテーマを追求し日々研究しています。自分が専門としている被写体やテーマの見識を深めていくことは写真のステップアップと密に関係していると思います。

5.感覚は気の遠くなる反復練習で養う

いま目の前にある情景、被写体が写真になったらどんな感じだろう。またはこんな風に撮りたい、こんな風に写るであろう、とシャッターを切る前に脳内に描く想像の写真を描けるようになりましょう(これ凄く大事!)。

もちろん200mmの望遠レンズならこうなるだろう、24mmの広角ならあの辺りまで背景の範囲になるだろう、といった画角の感覚も然りです。

しかし、感覚の世界ばかりは勉強していても仕方ありません。ゴルフやピアノが上達するにはどうしたら良いですか?と聞かれたら「たくさん練習してください」としか言いようがないですね。それと同様に失敗でもいいからとにかく沢山の写真を撮って感覚を養うしかありません。




6.過去に撮った作品は何度も見返して

ここだけの話ですが写真の上達で侮れない手法の1つに既に出来上がっている写真の分析というのがあります。過去に自分が撮った写真でも他の誰かが撮った写真でもいいので解説者を気取って写真のあらゆることを分析してみましょう。

秀作であればどの部分がどう良いのか、駄作であればどこをどう撮れば良かったのか、明らかな失敗写真はもちろんのこと、説明のできないような不思議な作品まで自分なりの観点で誰かに解説するように分析してみましょう。

EOS6D Mark2 + SIGMA150-600mmF5-6.3DG

例えばこの作品の場合「船体にあるような赤があると、やはり印象的な写真になるな。望遠で圧縮されているけど遠景は青系統なので空気遠近法で補えている、やっぱり写真デザインにおける色は重要なのだな」あるいは「空の雲が流れていてちょうどバイクの位置だけが日向になった瞬間を撮った写真だ。シャッターチャンスって風景写真にもあるんだな」といった具合です。

美術館や書展とかに行って誰かの作品をああだこうだと論じるのは難しいことではないですよね。自分では描けないくせに偉そうに言う人いますよね…私ですけど。つまり出来上がったものを見てコメントするのは簡単なので、それを自身のスキルアップに使ってしまおう!という事なのです。

ただSNSなどで人の作品にコメントを入れるときは撮った人の気持ちを考えて優しさあるコメントにしましょうね。当たり前ですけど。

7.マンネリに屈しない無限ループを構築しよう

どうしても同じような写真ばかりを撮っていると変化がなくて飽きがくるのが人間というものです。同じような撮り方を追求して少しづつ洗練させていく考え方もありますが進化している手ごたえがないと面白くないものです。

そこでお勧めの方法はテーマから大きく脱線しないよう、被写体やシーンを少し変えてみることです。私の場合は「ツーリングのワンシーンを切り取る」がテーマですが、いつもいつも港や道でバイクとライダーの自撮りでは飽きてしまいます。

そこでツーリングシーンにおける愛車写真、ツーリング先で目撃した被写体、走行中にライダーが見ている風景、ヘルメット+グローブといった小物を主役に、お友達やパートナーにお願いしてライダーポートレートを、といった具合に撮ったことのない被写体やシーンにシフトすることです。

走行中のライダーの視線を表現した作品

それでもネタが尽きて一巡してしまったら再び当初に撮っていたものに回帰してみましょう。きっと以前は気が付かなかった発見があるはずです。これを繰り返していくと各々の被写体、シーンでの写真が洗練されて自分でもレベルアップが実感できるでしょう。レベルアップが実感できると楽しさ、遣り甲斐を感じるのでマンネリに陥いることはありません。この無限ループを作れれば最強なのです。




いかがでしたか?私の拙い写真キャリアから写真の上達とは一体どういうプロセスなのか?7つの心得として書いてみました。この7つの心得の中に敢えて「撮り方」については触れませんでした。多くの方が撮り方を身に付ければ上達できると思っているようですが、撮り方以外にも大切なことは沢山あるので、今回はこのように書いてみました。

本当はこんな事を書いても仕方ないよな…と分かってはいるのですが、あまりに多くの方がカメラやレンズ、撮り方や有名な撮影スポットにこだわり過ぎているように感じたので、どこにも書かれていないような写真の上達方法を私なりに書いてみました。少数でも誰かのお役に立てれば嬉しいです。

今回はこの辺で!!

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画面の4辺を意識して細部のクオリティを高めたツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、素敵なツーリングライフと写真を楽しまれていますか?写真って一般的にはプロ、アマチュア、趣味といった具合に分類されるかと思いますが、私個人としては趣味より少し先にある【ライフスタイル】という事でいきたいと思います。

お金をもらって仕事で写真を撮っている訳ではありませんのでプロではないですし、趣味というと少し何かが足りない感じです。写真をライフスタイルにしている写真家です。私はこれでいってみようと思います。




ところで日本文化のあらゆるものには「道」がつきますよね。柔道、剣道、書道、華道、茶道、弓道・・・相撲や将棋はなぜ日本文化なのに道がつかないのでしょうね。もし写真も日本の芸術文化として認められ【写真道】という言葉が生まれたら、きっと今の日本の写真文化のようにはならなかったと想像します。信じがたい話ですが国際的にみると日本はカメラ先進国、写真文化後進国と言われるそうですよ。

写真道って言葉、あるといいですね。襟を正してその道に入門する覚悟、決意、…心構えが違うというか。きっと写真道を志す者は己の至らぬ部分をカメラやレンズの性能に頼ったりはしないでしょう。

さて、前置きが長かったですが今回は<中級>ツーリング写真解説として画面の4辺を意識で作品のクオリティを高めるお話をサラっといってみたいと思います。

EOS6D Mark2 + EF70-200mmF2.8L IS

こちらの作品をご覧ください。先日の東北ツーリングで焼き走りから雫石方面へ向かう高原道路で撮った1枚です。白樺並木(ダケカンバかな…)が美しく朝の光が差し込んで爽やかな道路でした。

この美しい道の雰囲気が気に入ってすぐにここで写真を撮ろうとR1200GSアドベンチャーを停めました。しかしリアルサイドの状況を分析すると本当なら道の両サイドにあってほしい白樺ですが片側しかありません。さて…どう撮りましょうか。

片側にしかない白樺並木を魔法を使って両サイドにすることは出来ません。ここでは今一度、写真家の目を使ってリアルサイドを読み解いてみましょう。まず並木に朝の太陽光が斜めから差し込むことで、道に木の影が縞模様にあります。これに注目してみましょう。




道を主題に構成して白樺並木や紅葉した木々の様子は潔く脇役に徹してもらう作戦でいきましょう。そうと決まればどう魅せるか?自分の撮り方のスキル在庫の中から良さそうな撮り方を検索をかけてみます。

木々の影が縞模様になって道路に写っている、その様子を分かりやすく、つまり強調するには??そうです間隔を圧縮してみましょう。空間を圧縮した場合は望遠レンズを選択します。

道を大胆に切り取る構図を大まかに完成させたら画面の四隅または四辺のチェックでクオリティを高める作業をしてみましょう。

この場合、画面の下の辺に注目です。路面に連続していた光と影の縞模様を影の部分でフィニッシュさせました。それも少し多めに影の面積をとっています。




これは前回も似たような解説をしましたが、写真の観賞者は写真をパッと見た瞬間に画面内で視線を走らせます。その視線を泳がせないために導線や図形などの写真デザインが役立つ訳ですが、この作品の例では底辺を黒で締めることで視線の囲い込みと安定を狙っています。額縁効果にも少し似た効果ですね。

すごく地味なことですけど良作へのカギはこういった細部に宿るものです。

今回はこの辺で!!

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日本の絶景キャンプ場 岩手県八幡平 焼走り国際交流村

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、今回は間が空いてしまいましたが久しぶりに「美しき日本のキャンプ場」カテゴリーでお勧めの絶景キャンプ場をご紹介したいと思います。

今回は岩手県の八幡平にある焼走り国際交流村キャンプ場です。

焼走り国際交流村の公式サイトはこちら

岩手山の北東側の麓、東北自動車道の西根ICから約7km。周辺に八幡平アスピーテライン、雫石、田沢湖、松川温泉などがあり、八幡平エリアのツーリングの拠点として適した位置にあります。キャンプ場の目の前が焼け走り溶岩流なので朝一で朝食後の散歩に溶岩流を歩くのがお勧めです!

とても嬉しいのは低料金であることに加えフリーサイト内にバイク乗り入れ可能なこと!取材した2019年10月の時点で1泊300円でした!この時はここを拠点にベースキャンプと決め、3泊もしてしまいました。

営業期間は4月下旬から11月上旬とありますので、お出かけになる前にご確認ください。たぶん積雪の状態で変わるのだと思います。

食材などの買い出しは西根の市街地、国道282号にある生協ベルフ八幡平がいいと思います。

コンビニで十分という人はもう少し近い、西根インター出口付近にファミリーマートがあります。

お風呂は焼走り国際交流村のセンターハウスに天然温泉があります。センターハウスは昼食の時間帯ならレストランもあり、炭や薪の販売もあります。

キャンプの受付をするセンターハウス。ここに温泉とレストランあり。




キャンプ場の利用者は温泉の入浴割引券をもらえます。通常600円が500円です。なかなかの泉質でした!

焼走り国際交流村の全体。プラネタリウムやコテージ、オートキャンプサイトなどもあります。フリーサイトは溶岩流の目の前です。この写真で小さく赤マルされているのはゴミ捨て場と炭壺のある場所です。

そう!ゴミも捨てられちゃうんです。ゴミは持ち帰りというキャンプ場が多い中、我らバイク乗りには嬉しいですよね。

受付を済ませてフリーサイトへ移動。ここは焼け走り溶岩流の駐車場でこの立派なトイレの向こう側がフリーサイトです。

車はフリーサイト内に乗り入れできないのでリアカーを。バイクは乗り入れ可能ですがお静かにとのことです。




サイトの割と奥側にあるキャンプファイヤーサークルの近くにテントを張ることにしました。目の前に岩手山がドーンと見える最高のロケーションです。

キャンプファイヤーサークル

サイトの入り口は坂道の砂利ダート。左上に見えるのは先ほどのトイレです。ここに自販機もあり。

炊事棟。キャンプ場としてオーソドックスな感じです。

入り口に近いフリーサイトの様子。全体的にフラットですが地面は固く、ソリッドステイクのようなスチールペグをしっかりとハンマーで打ち込む必要があります。

目の前が溶岩流だけに、こんな溶岩をサイト内でよく見かけます。

山の麓なので天気は変わりやすく曇ったり晴れたり。岩手山も雲に隠れたと思ったら突然現れて夕陽に照らされ絶景になったりを繰り返します。10月でも寒かったです。




寒い日のキャンプは焚火が最高ですね。もう焚火をしないキャンプツーリングなんてクリープを入れない・・・・古いか。

私のキャンプ食はいつも適当です。スーパーで良さそうな肉や魚を買ってきて、フライパンや焚火で焼くだけです。

10月でも翌朝はタープやバイクがうっすら凍っていました。

深夜3時ころ何やらテントの前でピチャピチャピチャ…と変な音が。どうやらコッヘルの水をネコが飲みに来たようです。食材はパニアケースに仕舞っているので、せめて水だけでも?起きてしまったらトイレに行きたくなったので、テントの外に出たら満月がちょうど岩手山の上にきていて息をのむほど美しい光景でした。

八幡平アスピーテライン、田沢湖、雫石、安比高原などのツーリングの拠点に、松川温泉、湯治場で有名な強酸性の玉川温泉、乳頭温泉など温泉を楽しむのにも最高のエリアですね。

絶景日本のキャンプ場シリーズ 八幡平 焼走り国際交流村キャンプ場でした!!

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