究極のツーリング写真 touring-photography.com 開設より1周年

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、当ブログは本格運用開始より晴れて一周年を迎えました。

読者の皆さまのお陰で何とかここまでブログを作ることができました。本当にありがとうございます。

開設当初、私は本格的なブログの運営としては経験がなく、まさにブロガー初心者で始めたのですがWordPressを勉強しながら少しづつ改良を加えてきました。実は自分でも関心してしまうほど、ツーリング写真やバイク写真に関わる話題だけで「よくここまで色々と書けるものだな」と驚いております。




読みにくい文章、理解しにくい内容なのは承知なのですが、読んでいただける皆さまをイメージして作るのは写真の作品造りに通づるものがあると感じております。以前にも同じことを書きましたが「教えるは教わる」で分かりやすく解説を作ることで自身も改めて勉強になる、というのを実感しております。

 

白い貝殻の道

この写真は今年の8月の北海道ツーリングで撮った1枚です。宗谷丘陵の白い貝殻の道ですが、今になって考えてみると究極のツーリング写真を始める以前の自分では、こうは撮らなかったと思います。

回折現象を恐れずF24まで絞り、ゴーストも演出に利用しました。つまり画質を無視して表現したいことを優先したのです。

こんなやり方を身に着けたのも究極のツーリング写真を書いていたからだと思います。




いつも究極のツーリング写真の読者の人が楽しみにしている(たぶん)、新たな読者さんにまた見に来ていただきたい、そんな思いで以前にも増して「良い写真を撮るにはどうしたらよいのだろう」を考えるようになりました。

その答えにはまだ行きついていませんが、現時点ではこんな風に考えています。

・感性を磨いて想像力を養い、撮り方を道具のようにして唯一無二の自分を発表しちゃおう。

・イメージ通りうまく撮れたり、ダメだったり、偶然にもうまく撮れたりを繰り返し、その中で自分という人間の変化や成長を見て楽しもう。

・楽しみは誰かに作品を見ていただいた時の反応と、自分自身の進化を確認できたとき。

・とにかく写真が大好きになる。これが重要で興味の対象をカメラやレンズにしないこと。写真が大好きなら情熱を絶やさず活動できる。

いつも偉そうに書いて怒られそうなのですが、ソコを気にしちゃうと解説が書けないので釈迦に説法の失礼はどうかお許しください。

いま改めてネット上を検索してみましたがツーリング写真の撮り方を解説する専門サイトは、やはり当ブログtouring-photography.comをおいて他には存在しないようです。(メーカー系や出版社などのサイトでプロがバイク写真を解説している記事はありますがサイト自体はバイク全般)

今後もブレずにツーリング写真という文化を社会的に認知させる、ツーリング写真の発表によりバイク旅の魅力を広める、をコンセプトに究極のツーリング写真を書いていきますので、よろしくお願いいたします!




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~本日の毎日100ショットスナップ~

Ricoh GR APS-C

この写真の光源はビルに反射した太陽光です。この一帯はビルからの反射光で一帯が青光りしていました。

EOS6D Mark2に足りないもの 究極のツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、前回までキャノンのフルサイズ一眼レフ EOS6D Mark2について、いろいろとインプレッションしてみました。一眼レフを購入検討されている方は参考になりましたでしょうか。

いま読み返してみて良いことばかり書いてしまい、EOS6D Mark2に対する不満点や足りないことなど何も書いていなかったな…と気が付いたので、本当は今日はブログ更新をお休みしようと思いましたがEOS6D Mark2に足りないもの、について書いてみたいと思います。




といってもカメラやレンズの性能について、それほど画質やら描写力とやらに関心のない私ですので、画質重視派の方々に参考になるようなことは書けません。特に画質についてはキャノン製の35㎜フルサイズセンサー搭載のモデルなのですから、私のような人間が注文をつける余地など無いのは当然です。

ただ一点だけ、私が写真活動のメインテーマにしている【ツーリングのワンシーンを切り取る】という写真活動でこれが有ったら完璧だったのになぁと思ってしまうことがあります。

それは内蔵ストロボ、欲しかったなぁ!ということ。

EOS40D 内蔵ストロボ発光

ツーリング写真を撮っていると稀にストロボ発光させたいシーンに遭遇します。上の写真のように本来はシルエットのように潰れてしまう場合でもバイクなどの様子を明らかに撮ることができます。この写真は2009年に撮影で今はもうこういった感じの写真は撮りませんが、それでもヘルメットやタンクに少しだけハイライトを入れたいな、と思うときがたまにあるのです。




たまに、そう「たまに」なんです。ストロボが欲しければスピードライトを持っていけば良いのですが、たまにしか使わないのに撮影装備を身軽にしたいバイク乗りにとって、わざわざスピードライトを持っていくのは悩ましいのです。

そこでEOS KissやEOS7D mark2、EOS80Dのように内蔵ストロボがあれば「たまになんだけど、ちょっと欲しい」の要求に対応できるという事です。

もちろん35mmフルサイズセンサーを搭載した一眼レフカメラには、たかだかガイドナンバー12程度の性能では役不足だから、という理由や大口径のレンズにフードを付けてしまうと内蔵ストロボの位置では光がケラレてしまうから、という理由があってフルサイズ機に内蔵ストロボが無いのは理解しています。

しかしEOS6D Mark2の製品としての位置付けが「フルサイズの入門機」ということであれば、ユーザーの多くは大口径レンズよりも普通のレンズを使用する人が多いのではないでしょうか。さらに言ってしまえば軽量がウリなのですから、スピードライトを別途持って行くよりも内蔵ストロボで間に合わせれば、さらに軽量装備になると思うのです。

内蔵ストロボは「たまになんだけど、ちょっとの光が欲しい」の要求に確かに応えてくれます。キャノンとしてもフルサイズでバリアングル!という特異性を押し出すなら、もう1つ付加価値を加えてフルサイズで内蔵ストロボ!でも良かったと思うのですけどねぇ~ キャノンさん。




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EOS6D Mark2の使用感と作例、ツーリング写真こそEOS6D Mark2

前回の続きでございます

ツーリング写真、バイク写真におけるおススメのカメラ、私が愛用しているキャノンEOS6D Mark2の使ってみた感想や作例をご紹介しております。

~EOS6D Mark2をバイク用としてオススメする理由 まとめ~

1.フルサイズセンサーで 超広角域での広がり感を表現しよう

ツーリング写真といえばウロコ雲が広がる秋空、真っ赤に焼けた雲が一面に広がる夕景、北海道のような雄大な景色など、広がり感を表現したいシーンが多いものです。しかし広角レンズを持っていてもAPS-Cの一眼レフだと例えば28㎜のレンズでも標準レンズのような画角になってしまいます。だからといって35㎜フルサイズ機の代表機種であるEOS5D mark4などは高価…そこで35mmフルサイズ機として最も入手しやすい価格帯のカメラがEOS6D Mark2なのです。

EOS6D Mark2 + EF14mmF2.8L

 




2.バリアングルモニターでベストアングルを狙え

バイクが登場する写真となると、バイクがカッコよく見えるアングル【ローアングル】の出番が多くなります。究極のローアングルはファインダーが覗けないほど、地面すれすれにカメラを置くローアングルです。この時、ファインダーや固定されたモニターのライブビューでは画面を見ることができません。そこでバリアングルモニターが大活躍です。

3.小型軽量であること

バイク乗りではあれば撮影機材は軽量コンパクトであるほど良いのは誰も疑う余地がないと思います。もちろんその気になれば大砲のようなレンズだって大判カメラだって積載することは可能かもしれません。しかしツーリングの時にいつも持っていけること!この大切さを考えればバイク乗りにとって軽量コンパクトは正義です。そう考えるとフルサイズ一眼最軽量としてデビューしたEOS6Dの後継機種EOS6D Mark2は少なくとも現在の私にとって最良の選択です。

左:EOS6Dmark2 右:EOS1Dx

4.画面に太陽が入ってくるようなシーンこそ、光学ファインダー

これからの時代はミラーレスカメラ、ファインダーは電子的な像がファインダー内に表示されるEVFが主流になるであろう、そう予測される昨今に昔ながらのプリズムを使った光学ファインダーを支持するのは時代遅れかもしれません。しかし…あえて私の個人的な考えを書いてみたいと思います。

EOS1Dx + SIGMA150-600mmF5-6.3DG F7.1 1/1600 ISO100

ファインダーの性能といえば、その性能の判断基準である「ファインダー視野率」はEVFの場合は理想的な100パーセントを誇ります。光学ファインダーのあるカメラにはフォーカシングスクリーンなる測距点をおいたピント合わせ用のスリガラスのような板があり、そこでAFは測距を行います。この測距点は画面の中央に寄っていてEOS Kissのような入門機で9点、EOS6D Mark2は45点、高級なEOS5D mark4でも61点であり画面の四隅に動く被写体がくる場合に合焦させにくい弱点があります。対してミラーレス機は画面全体が測距点なので、動く被写体に対して画面の四隅でもAfが合焦させるという意味ではミラーレス機に大きなアドバンテージがあります。

現在、光学ファインダーの利点としては動きの速いスポーツシーンなどでタイムラグが発生するEVFより優れていること、それ以外は特にないと言われています。タイムラグの問題を解消したEVFがいつか登場すれば、光学ファインダーは淘汰されるのでしょうか?

ただこれらは主にスポーツシーンや飛んでいる野鳥など、動く被写体を撮る場合に影響する話であり、我々のようなオートバイ写真では特に購入時に検討する要素とは言いにくいです。




 

EOS6D Mark2 + SIGMA35㎜F1.4DG ART

上の写真は眩いほどの森の中の光を受けて、光がその場所に集まっているような塊を感じました。その強いインパクトをそのまま写真にしたいと思って撮影しました。EOS6D MarkⅡの光学ファインダーを左目(私は利き目が左目)で覗いたとき、最初のイメージのような光の塊が確かに確認できました。この光の塊と手前側に存在する繊細な影をファインダーを覗きながら画面構成してみました。こういった光の美しさを果たしてEVFでもちゃんと確認できるのでしょうか?もしEVFではこのような光や影の様子がよく確認できない、という事であれば光と影を構成するのが難しいと思います。ネットの情報でEVFは画面内に太陽が入っても目が痛くならないから良いですよ、と書いている人がいましたが、それって光が本来の光として見えていないという事ではないでしょうか?

疑り深い私の取り越し苦労かもしれません。しかしこの疑問が払拭できるまで、私はずっと光学ファインダーの一眼レフ EOS6D mark2を使いたいと思います。

私は変なところがオールドスタイルなのですが…このEVFへの不安が完全に払拭できた時点で、その頃にはキャノンミラーレス一眼EOS Rの中古機もお手頃な価格で流通しているかもしれません。その時にじっくりEOS Rを検討しようかと目論んでおります。

と、いうことで今、ツーリング写真、バイク写真における、おすすめのカメラとして光学ファインダーを搭載したデジイチ、フルサイズセンサーでバリアングルモニター、軽量コンパクトなボディのEOS6D MarkⅡを自信をもってお勧めしたいと思います。

もちろん最新のスマホや高性能なコンデジ、EOS Rのような話題のミラーレス機などバイク用として考えても良い選択肢はたくさんあります。あくまでキャノンユーザーで光学ファインダーの一眼レフがお好きな方、なおかつ私が撮っている写真のようなスタイルが偶然にも好みだ!という方に強くオススメしたい!という意味でございます。

ではまた!




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~本日の毎日100ショットスナップ~

CASIO エクシリムEX-10

夏の北海道ツーリングの帰路 フェリーの甲板からみた波しぶきを撮った1枚です。

ツーリング写真、バイク写真に最適なカメラ、EOS6D MarkⅡの場合

~前回の続きです~

ツーリング写真、バイク写真において最適なカメラとは何か?私がキャノンEOS6D MarkⅡを愛用している理由と使ってみた感想などを書いております。

~1年弱、EOS6D Mark2を使った感想~

箇条書きでいってみたいと思います。

・とにかく軽い。ボディ重量765g。以前に使用していたEOS1Dxが基準だからではなく、マグネシウム製ボディを採用した中級機種に比較しても軽い。

・軽量なボディに合わせて軽量な単焦点レンズに買い替えてみました。SIGMA35㎜F1.4DG ART→キャノンEF35㎜F2 IS、SIGMA50㎜F1.4DG ART→キャノンEF50㎜F1.8 STM。これによりボディ+レンズの大幅な軽量化に成功。その結果、三脚までアルミ製のトラベル三脚が使えるようになりました。

・機材ボリュームの軽量化で14㎜、35㎜、50㎜の3つのレンズを気軽に持っていけるようになった。

・コンパクトなボディは慣れてしまえば全く問題ありません。ホールド性は比較対象がEOS1DxではあまりにEOS6D Mark2が可哀そうですが、想像していたほどギャップは感じませんでした。ボタン類、ダイアル類も1Dxや5Dに比べると操作性が良いとは言えませんが、私のようにコンデジとの両刀使いの人にとっては気にならないと思います。

それに手の小さい人にはむしろ理想的なホールド性、グリップ性、ボタン類の操作性と言えるのかもしれません。

・樹脂製ボディは覚悟していたほどチープな印象ではありませんが、サブダイヤルやボタン類のクリック感は安っぽいです。気にしませんが…

露出補正などで頻繁に使うサブ電子ダイアルと、ライブビュー拡大時にカーソルに使うマルチコントローラーが一か所に集約されている。決して使いやすいとは言えないが慣れの問題に過ぎない。しかしクリック感は悪い。

 




 

・画質面ではラチチュードがやや狭まった印象ですが、それ以外はEOS1Dxと比較しても特筆するほど悪くなった部分はありません。かと言って良いと思う部分もありませんが。EOS1DxとEOS6Dmark2でCMOSセンサーの画素数は800万画素近くEOS6Dmark2の方が高画素ですが、大きな差が感じられない理由はEOS1Dxの方が画素数が少ない分、画素ピッチに余裕があり画素サイズも6.95μmと大きいためだと思われます。このことからもデジカメ選びの基準にセンサーの画素数だけに拘るのは無意味であるとお分かりいただけると思います。

・バリアングルモニターによってカメラを頭上にかかげるようなハイアングルから、地面スレスレのローアングルまで、精密にフレーミングしたり水平をとったり出来るようになった。

EOS6D mark2 + EF14mmF2.8L F9 1/200 ISO100 カメラを頭上にかかげて撮ったハイアングル

 

・インターバルタイマー機能が内蔵になってライダーの姿を入れた作品(自撮り)が便利になった。

EOS6D mark2 + SIGMA150-600mmF5-6.3DG F6.3 1/400 ISO100

 

・WifiまたはBluetoothによる無線機能により、スマホでライブビューしながらのリモート撮影は、これもまた自撮りで大活躍である!

EOS6D mark2 + EF35mmF2 IS

このようにライダーの姿をギリギリでフレーミングする場合、かなりの精度を求めたいのですが、従来のカメラは立つ位置は勘に頼るしかありませんでした。しかしEOS6D Mark2の無線リモート機能があれば簡単です。このとき、私の右手にはEOS6D Mark2とペアリングさせたiphone7を持っていて、スマホ画面でライブビューして立ち位置を微調整しているのです。

・太陽が画面内に入るような高コントラストなシーンも撮ってみましたが、ネット上で噂されるようなダイナミックレンジの不足は感じられませんでした。Lightroomで飛んだハイライトや潰れたシャドウを調整しましたが全く問題ありません。

カメラのダイナミックレンジは画素数と相反する傾向にあり、例えばEOS6D 2020万画素とEOS6D MarkⅡ 2620万画素 の両者で比較すると、どちらも同じセンサーサイズの中にEOS6D Mark2の方が600万画素も多いことになります。つまり画素サイズが小さい、または画素ピッチが密集している(または両方)という事です。こうすると1画素が受ける光の量が減ってしまい、その結果としてダイナミックレンジが狭くなってしまうのです。EOS6DとEOS6D Mark2でこの点で開発時に何も対策がなければダイナミックレンジはEOS6D mark2の方が狭くて当然なのですね。

そもそもEOS6Dmark2のダイナミックレンジでは支障をきたすような写真を、いくらLightroomのようなソフトで仕上げたところで、それは果たして良い写真と言えるのでしょうか?強烈な太陽光が画面内に入るようなシチュエーションで、写るところ写らないところを画面構成できれば写真らしい写真として問題ないと思うのですが…。個人的な意見ですがダイナミックレンジの広さについては重要かもしれませんが執着するようなポイントではないと思います。少なくともツーリング写真用のカメラ選びとしては…。




 

・タッチパネルの操作性は「きっと自分の手では使いにくいだろう」と予想していましたが、実際にはとても操作性がよく重宝しています。

・これも比較対象がEOS1Dxになってしまいますが「スコッ」という気の抜けたシャッター音は良く言えば静音シャッター、悪く言えば安っぽくてテンションが下がります。

・一部の社外レンズで動作不具合が発生する。私の場合、お気に入りだったSIGMA35㎜F1.4DG ARTにおいてライブビュー撮影するとエラーになってフリーズしてしまいました。これは使用レンズの光学補正機能をONにした時のみ発生する不具合で、現在ではレンズのファームウェアーを最新にすれば解決するそうです。

※ツーリング写真、バイク写真用のカメラとして書いているので、AIサーボAFの追従性などには触れません。

長くなったので、またまた次回に続きます…

 




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EOS6Dmark2がツーリング写真、バイク写真用として理想的カメラな理由

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、今回はツーリング写真、バイク写真に使用するカメラの話題をいってみたいと思います。

ツーリング写真、バイク写真、ツーレポ写真など、オートバイツーリングに関わる写真を撮りたいとなったとき、使用するカメラの種類はスマホ、コンデジ、ミラーレス一眼、一眼レフが主な選択肢だと思います。

ツーリングに出かけるとき「どんな写真を撮りたいか」という要求は人によって多様であり、一言でオススメはこれだ!と言い切れない難しさがあります。それは持っていける撮影機材の質量、撮影者のスキルや好み、手に持ちやすい、よく使う機能が使いやすい、重い軽いといった重量、予算、そして何より「良い写真を撮りたい!という情熱」については特に個人差があるように感じます。

今となってはスマホで十分、という方から私のように一眼レフに交換レンズまで用意してツーリング写真を撮る人まで様々。決してスマホではダメだという事ではなく、撮りたい写真の要求が満たせればスマホでも素晴らしい作品が撮れます。それに狭いところにねじ込んで特異なアングルで撮れるなど、スマホにはスマホの良さもあります。

天の川を鮮明に撮りたいとか望遠レンズで遠景の太陽や月を引き寄せたい、となるとレンズが交換できる一眼レフが良い選択肢となると思います。サーキットなどで走行しているバイクを撮る場合はAIフォーカスの追従精度が高い最新のミラーレス機が良いかもしれません。

撮りたい写真の要求が多様であり、なおかつバイクに積載してツーリングに持っていけるボリュームには制限がある場合はハイエンドコンデジまたはミラーレス一眼レフにパンケーキ型レンズ1つといった具合になるでしょう。




今回は私が普段、メインに使っている一眼レフカメラ キャノンEOS6D Mark2についてレポートしてみたいと思います。EOS6D Mark2はキャノンの光学ファインダーのついた35mmフルサイズ一眼レフカメラですが、SONYを台頭にミラーレス機が主流になりつつある昨今、なぜ昔ながらの光学ファインダー付き一眼レフを使っているのか?その辺も究極のツーリング写真流に触れていきたいと思います。

写真をはじめて10数年のキャリアの私ですが始めた当初は今で言うハイエンドコンデジのようなカメラ フジのFinePIX S602でした。その後、FinePIX S7000を使いキャノン一眼レフへステップアップ。最初はキャノン初代EOS Kissデジタルで後にEOS30D、EOS40DとAPS-C機を経てEOS5D mark2、EOS1Dxとフルサイズ機を使うようになりました。

右手前EOS6D Mark2、その後ろ30D、奥が1Dx。左の2台はフィルムのEOS。

 

スナップに使っているコンデジについてはキャノン パワーショットS110、リコーGR APS-C、SONY RX100(無印)、CASIO エクシリムEX-10などを経て今は再び2台目のリコーGRを愛用しています。コンデジはツーリング写真用と言うよりは日常スナップ写真と、ロングツーリングに行く場合のフェリー内やお店などで撮るツーリングスナップ用として活躍させています。

手前はフィルムのリコーGR1で後ろがGR APS-C




~EOS6D Mark2とはどんなカメラか~

キャノン一眼レフカメラの中でEOSの次にくる数字が1桁のモデルはイメージセンサーに35㎜フルサイズを搭載したハイアマ~プロ用の機種になります(たぶん)。

その中で従来にあったEOS6Dは【はじめてのフルサイズ一眼】というフルサイズ入門的なキャラクターであり、発売当初は世界最軽量のフルサイズ一眼レフを謡った軽量がウリのカメラでした。EOS6D Mark2はそのEOS6Dを改良した後継機種であり、大きな違いは液晶モニターが前180°、後ろ90°、水平方向175°に可動するバリアングルモニターを搭載していることです。

そしてEOS6Dが2020万画素に対してEOS6D Mark2のセンサーは2620万画素と600万画素も高画素になりました。その他、連写性能が4.5コマ/秒から6.5コマ/秒へ、常用ISO感度の上限が25600から40000へ、測距点が11ポイントから45ポイントへ、映像エンジンがDIGIC5+からDIGIC7へと進化しました。

と、まあフルサイズ入門機などと聞くと、スペックに弱い人やカメラを友達に自慢したい人には寂しい印象かもしれません。しかしデジタル一眼の入門機の王道EOS Kissは例えば軽量装備が求められる登山家や冒険家の間で、その軽量コンパクトさからよく使用されていたものです(今は別の選択肢がありますが)。

~なぜEOS6D Mark2を選んだか~

EOS6D Mark2を買う前はプロ用として名高いEOS1Dxを愛用していました。EOS1Dxは本当にスゴいカメラで私のようなアマチュアには有り余るオーバースペックであるのは疑う余地がありませんでした。しかし当時EOS1Dxを買った理由は「もう写真やめようか…」とまで思うほどテンションの下がっていたスランプ時期に、これではダメだ!とモチベーションを牽引してもらう意味合いでスゴいカメラを入手した、という少々お門違いな根拠でした。

大きく重いEOS1。しかし構えたときのホールド性は抜群に良かったし、私の手の大きさにもフィットした。

しかしこの時にEOS1Dxを入手したのは今になって考えると正解で、私の大きな手のひらにフィットするボディ、縦構図の多い私の写真スタイルに合う縦グリップ、豊かなラチチュード、何より手ごわいシーンに遭遇した時に「お前なら撮れるぜ」と勇気付けてくれるような頼もしい雰囲気のあるカメラでした。その結果、EOS1Dxを入手して約3年で私なりに写真がだいぶ前進したな、という確かな手ごたえを感じたものです。

そして人に「当たり前だよ!」といわれる点ではあるのですが、バイク用としてツーリングに持ち出すカメラとしては重すぎ、大きすぎの機材ボリュームが目立つようになり【ボディを小型化すればレンズを1つ増やせる】という考えを優先して買い替えることになりました。

フルサイズ一眼レフと考えれば軽量でコンパクトなEOS6D Mark2

 

ハイアングル、ローアングルで大活躍するバリアングルモニター

 

写真に対する情熱を牽引してくれたEOS1Dxは約3年間で14万ショットほど使用し、私への役目を終えてヤフオクで次なるオーナーの元へ…

そして選択肢に上がったのは発売から1年近くが経過していたものの、キャノンの最新モデルであるEOS6D Mark2でした。以前に使っていたEOS5D mark2の現行機種であるEOS5D mark4も検討しましたが、撮り方の引き出しを以前よりも増やした私にとって最大の魅力はバリアングルモニターだったので、フルサイズセンサー搭載の一眼レフとしては唯一無二(この投稿を書いている現時点)のEOS6D Mark2を選択することにしました。

左:EOS6D Mark2 右:EOS1Dx

頼もしい写真旅の相棒EOS1DxからEOS6D Mark2に買い替えて、撮影機材ボリュームを一気に軽量化。そしてツーリング写真として出番の多いハイアングル、ローアングルで重宝するバリアングルモニターも使えるようになりました。

長くなったの次回に続きます




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EOS6D mark2  + SIGMA150-600mmF5-6.3DG F5.6 1/160 ISO100

魔法の法則でイキナリいい写真!?<初級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、ブックマークしていつも見ていただける皆さま、いつも有難うございます。たまたま検索でこのブログを見に来られた方、ありがとうございます!

当ブログ 【究極のツーリング写真】はオートバイ、ライダー、ツーリングシーンを写した写真の撮り方の解説をするバイク写真の専門サイトです。

その他私、立澤重良の作品ギャラリー、カメラレンズの話題、たまにR1200GSやキャンプツーリング、房総や北海道のツーリング情報を話題にしております。

特にツーリング写真の撮り方の解説については、通常とは違ったアプローチで書いておりますのでお好きな方は是非ご覧になってください。




さて今回は<初級>ツーリング写真解説として、久しぶりに初心にもどって極めて優しい内容でいってみたいと思います。

ツーリング先で「おっ!ここイイ感じかも!」「あらっ!ステキな雰囲気!」と思ってバイクを停めて、その場所で写真を撮ろうと思ったとき、カメラの電源を入れて最初になにをどうして良いか、そもそも最初から分からない!という方の為のお話でございます。

 

EOS6D Mark2 + EF35㎜F2 IS

こちらの作例をご覧ください。私はこのツーリングで漁港に停泊していた美しいヨットを発見しました。この爽やかな情景の中で純白の船体が輝いているようにも感じ、これをツーリング中に発見した風景として1つのツーリングシーンを撮ることにしました。

これが一番最初のことです。〇〇が良いと思ったから写真を撮ろうと思った。発見すること、感動すること。最初に求められるのは感受性です。子供は道端に咲いているタンポポを見つけて「わぁ黄色い綺麗なタンポポ!」と屈託ない笑顔で発見したことを喜びます。それと同じです。

次に自分が発見した1つのモノあるいはコトを、どのように写真にしようか考えます。写真は長方形の四角で二次元の静止画である、という当たり前のことを改めて意識してみましょう。

この写真の場合は【爽やかな情景の中に気品を感じる白いヨット】をまず第一に表現できるよう考えましょう。白いヨットが最もあなたが感じたように表現するにはどうしたら良いか?を考えます。画面の中でどのような大きさで、どのような位置で配置するか?背景の範囲はどのようにするか?で使用するレンズ(焦点距離)を決定しましょう。

この時、構図のコツは最も伝えたい重要なことは1つに絞ること、欲張って他の要素を画面に入れない、重要な1つが印象的に伝わるよう大胆に寄ることです。

そして大まかなイメージが固まったら【ツーリング中に出会った】を決定させるバイクの位置や大きさを決めます。

ここまでの部分がイメージ作りです。作者の想像力が要求される行程です。

感受性と想像力を爆発させて「よし!こう撮ろう!」というイメージが脳内に描かれたらはじめてカメラの電源を入れて撮影を開始しましょう。




 

EOS6D Mark2 + SIGMA150-600㎜F5-6.3DG

次にこちらの作例をご覧ください。先ほどのヨットの写真と全く同じ場所(カメラポイントは50~60mくらい下がりました)、同じ時に撮影しました。

たくさんの船が並んで舫で係留されている様子を主題としてみました。並んだヨットの船首、錆びた杭、防舷材のタイヤなどが規則的に並んでいる様子を望遠レンズで圧縮しました。それぞれの船が係留されている間隔はそこそこ広いはずですが、係留されている様子を明確に表現するため望遠レンズで並んでいる間隔を圧縮したのです。

このように同じ撮影場所でも感じたこと、創造したイメージが異なれば全く違う写真が撮れるのです。大切なことは何を感じてどう撮りたいと想像したか?であり、つい最初の頃はその風景を「目で見たままに写真に撮れば良い」と思い込んでいるので、普通の説明写真を撮ってしまうものです。

感受性による被写体や情景の発見も、どのように撮るかのイメージを作る想像力も全ては1枚のプリントを大切な人へ見せてあげることを思い描いてみてください。これだけで「すごい所へツーリングしてきたぞ」的な自己完結の写真ではなくなるはずです。

今回の解説で言いたかったことは写真道の最初の第一歩は例え雑草や何でもない風景であっても、その中の何かに気づき感動できる豊かな感受性を身に着けること、であり決して露出やピントの合わせ方や最新のカメラの情報を知識に詰めることではありませんよ!という事でした。

写真が上達する魔法の法則 【感受性と想像力の法則】です。

それではまた!




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おしゃれ☆ヘルメットや小物を主役に撮って…<初級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、紅葉のツーリングを楽しまれていますでしょうか?

紅葉など季節の被写体は理想はピークを狙いたいですが、もし時期が微妙に早かったり遅かったりした場合、あまりがっかりせず限られた条件の中でベストを発揮できるか、ウデの見せどころだ!と思って良い写真を撮ってみてくださいね。




ところで先日、ある方からカメラの操作方法でご相談を受けました。普通の景色をちゃんと撮っているつもりでも、やたら明るくなったり暗くなったりしてしまう。何が原因なのでしょう?と。

あまりカメラや写真に詳しい方ではなかったので、撮影モードはプログラムオートを使われているそうです。そもそも写真の明るさを決める露出とは、その場の光を真っ暗なカメラ内部にどれだけ取り込むか?が露出の考え方です。

上級者や星景写真などの特定の用途を除いて、通常はカメラの評価測光に委ねて、それに対して撮影者が必要であれば露出補正をするものです。

評価測光とはカメラの露出計とコンピューターが自動で「これくらいがちょうど良いであろう」という設定をしてくれるのですが、それは多くのカメラではシャッターボタンを半押しにした時に行われています。

シャッターボタンの半押しはオートフォーカスのピントを合わせること、そして露出を決めることの2つが行われるのですね。

私にご相談いただいた方は後ピン(被写体ではなく背景にピントが合ってしまった典型的な失敗写真)を恐れて近くにある物にシャッター半押しでピントを合わし、そのままカメラの向きを変えて風景を撮ったそうですが、最初にカメラを向けた場所が暗かったのが原因と判明しました。半押しはピントだけしか合わせていないと思っていたようですね。

こうした場合はピントだけを最初に合わせる方法としてはAFロック(多くの一眼レフは親指で簡単に押せる位置にボタンがあるので親指AFとも呼ばれる)機能を使うか、予め測光した露出を固定させるAEロック機能を使いましょう。詳しくはお使いのカメラの取り扱い説明書に載っていると思います。




 

RICHO GR F2.8 1/800 ISO100

さて本題ですが今回は<初級>ツーリング写真解説として、たまにはバイク、ライダーが主役ではなくヘルメットなどの小物を主役に撮ってみましょう~、という簡単なお話です。

この写真は何年か前に撮ったものですが、とある集落の古い民家を改築した倉庫です。懐かしい縁側があったのでそこにヘルメットとグローブを置いて1枚撮ってみました。

カメラがリコーGRとあまりボケてくれないカメラだったのでF2.8と絞りを解放にしてR1200GSアドベンチャーを極力ボカして存在感を調整しました。このように明確に主題はヘルメットであると構図するのがポイントです。

ヘルメットやグローブ、あるいは地図などツーリングと関連する小物を主題にして写真にするのもバイク旅を感じさせる良い写真になると思います。あまり愛車ばかり撮っているとマンネリにもなりますので、たまには如何でしょう?

今日はこれだけ!

また次回~




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誰も教えてくれない!ベストアングルの見つけ方<中級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、素晴らしいツーリング、素晴らしい写真への情熱を絶やさずに過ごされていますか?

良い写真とは素晴らしき作品を生み出したい、それを誰かに見せて喜んでもらいたい、という気持ちと情熱が大切です。これが高ければ眠くても早起きして旅立つことができますし、重い機材でも持って行こうという気持ちになれます(重い機材もがんばって持って行こうという意味ではありませんよ)。




さて今回の<中級>ツーリング写真解説は撮影現場においてベストなアングルの見つけ方です。アングルとは角度というイメージですが、構図やフレーミングと密接な関係のあることです。とても重要なことですよ!

まずはこの写真をご覧ください。千葉県市原市のとある舗装林道での一コマです。法面が崩れて木が横たわっている様子が気に入ったので、ここで撮影することにしました。この写真はブログ解説用として現場の様子をスマホで普通に撮った1枚です。

さて、どう撮りましょうか?

撮影現場とは自分がそこで撮ろう!と思ったからには必ずベストアングルが存在します。大抵の場合はベストアングルは1つしか存在しません。目の前の光景をよく見て被写体と向き合います。そしてそれぞれを言語化して自分がここで撮ろうと思ったことを具体化し、それを表現する手段を考えましょう。

まずは最初に気に入った横たわった木に注目し、寄ってみましょう。木は導線として使えそうなので画面内でどのように線を走らせるか考えてみます。このとき足を意識してください。足で良く動いて角度や高さを変えると画面がどう変化するのか?動きまくってください。

はい、こんな感じ。倒れた木に寄ることで構図内で存在感を調整します。木の導線と道の導線がクロスするような構図になりました。しかしどこか釈然としませんし、画面内につじつまの合う秩序が感じられません。ソレっぽいだけで何が言いたいのか分からないのです。

ここで一度、この写真の何がイマイチなのか考えてみましょう。何か余計な物が写っているのでは?大切なものが足りないのでは?

まず最初に注目した横になった木ですが、この撮り方ではいまいち魅力的に写っていません。これは光が足りないのが原因です。例外的な場合を除いてメイン被写体には何かしらの光を当てるのが原則です。

それから道路の先が写っていることによって、この導線の視線誘導が道路の先になってしまい主題がボヤけてしまいました。導線とは被写体に接続されていないと機能しないということを証明しているような写真です。以前に解説した導線と視線誘導の投稿はこちら

この2点を修正するために足で動いて再びベストアングルを探してみましょう。




 

EOS6D mark2 + EF14mmF2.8L F7.1 1/20 ISO100

 

はい、修正して最終的に決めたアングルがこちらです。少し14㎜レンズの歪みがフロントホイールに影響してしまいましたが、横になった木は背景に光を入れて魅力的にしました。副産物として他の緑も葉に透過光が入って美しいです。そして見えていた道の先はバイクで隠れるようにしました。

横構図から縦構図に変わったのは当初の両サイドには特に良いとも悪いとも言えない中途半端な要素が散漫と存在していたため、それを削ぎ落して高さ方向に存在する光を取り入れたいと思ったからです。

納得のできるアングルを発見することに成功したら、ここではじめて自撮り作業に入りましょう。ここでは光が気持ちよかったので上を見上げるようなポージングでいってみました。

言ってしまえば単純に縦構図のローアングルにして少し左に動いただけです。足で動くといっても、それほどタフな作業ではありません。上級者になるほど動く量は最小限に、そしてすぐにベストアングルを発見できるでしょう。

鍵は目と足の2つ、そして言語化です。被写体の魅力を解明する写真家の目。それを画面に理想的に配置できる写真家の足。なぜそうするのか説明できる言語化力。これらを意識してトレーニングすると劇的に写真が良くなることをお約束します。トレーニングって??もちろん毎日100ショットスナップのことですよ。

ピアノでもゴルフでもスキーでも毎日練習するのが一番でしょ?写真も同じです。

撮影現場におけるベストアングルの探し方でした!それではまた!!

 

↓↓↓撮影地↓↓↓

市原クオードの森(旧市民の森)にある林道です。全線舗装されていますが交通量がなく落葉や水溜まりなど多いです。この写真のすぐ先が有名な中間崩落隧道となります。




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~本日の毎日100ショットスナップ~

EOS6D mark2 + SIGMA150-600mmF5-6.3DG C F6.3 1/80 ISO100

スナップではありませんが柿木台中間崩落隧道のすぐ近く、小湊鉄道の月崎駅からEOS6D Mark2にSIGMA150-600㎜F5.6-6.3DGで手持ちで撮った1枚です。夕方の光が差し込んでいるポイントに車両が来た瞬間をとらえました。車両の上がすこしもやになっているのはディーゼルエンジンの排気ガスによるものです。

使える!ツーリング写真の視線誘導と導線効果

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、皆さまは神社やお寺への参拝ってどれくらい行かれますか?私は月に一回はどこかしら神社やお寺に参拝に行っています。

先日、三大金運神社と言われる千葉県館山市の安房神社を参拝してきました。安房神社は物作りの神様、掴んだ運は離さないなど、現在の自分にさらに磨きをかけて金運も上昇させてくれる神社なのだそうです。そしてイヤシロチと呼ばれるパワースポットでもあり、敷地に入った瞬間に言葉で説明できない心地よさを感じ、少し体調が優れなかったのですが清々しくなる不思議な感覚を覚えました。

素晴しい神社なので、房総ツーリングの際はぜひ行かれてくださいね。人気のツーリングルート 房総フラワーラインの入口の近くです。

さて今回のツーリング写真<中級>解説では、そんな安房神社のすぐ近くにある布良漁港で撮影した写真を使って解説します。何度も出てきているデザインの話ですが、今回は「線」の要素として導線効果を解説します。

一応、おさらいをしておきますが写真におけるデザイン要素とは・線 ・色 ・図形 ・規則的なパターン ・立体感 ・質感 などです。一部の解説書ではこれに光と影も入れていますが、個人的には光と影はデザインとは別に考えた方が良いと思っております。

EOS1Dx + EF14mmF2.8L F20 1/20 ISO100

 




こちらの作例をご覧ください。布良漁港の小さな番屋で撮った1枚です。潮風ですぐに浸食してしまう建物は、頻繁にペンキで補修されるためカラフルですね。この様子が気に入ったので色の要素をうまくデザインして、ここで撮影に挑んだのですが、あいにくの曇天下で「色」の要素を魅力的にできる写真は叶いませんでした。

そこで作戦を「線」にシフトし道路と番屋、番屋と空の境界に存在する線を使って奥行きのある導線の写真に挑戦しました。

画面内に4本の直線が存在し、R1200GSに向かっているのがお分かりいただけるでしょうか。写真の鑑賞者は無意識のうちに写真内で視線を上下左右に走らせて目の情報を脳に伝達します。このとき目の動きをいかに心地よく、楽しく誘導するかが写真デザインにおける導線の役割なのです。

退屈な写真とは写真内で視線が定まらず、すぐに写真への関心がなくなります。視線誘導のための導線を作るなんて言うと、なんだか写真を見る人を巧妙に騙しているような印象かもしれませんが、世に存在する多くの秀作はこういったデザインが巧みに組み込まれているものです。からくりを情報公開していないだけで、実は多くの芸術に当たり前のように使われているんですよ。

導線効果を作るのに重要なポイントがいくつかあります。線の始まりと終わりの部分に細心の注意を払うことです。この写真の場合ですと線の始まりは画面の四隅から斜めに入っていること。導線は角から入るのが最も効果的です。次に線の終わり、視線誘導させる導線が「何に繋がっているか」はとても重要です。この写真はツーリング写真ですので、重要なオートバイへと接続させました。




導線効果は写真に時間軸をもたらしてくれるのも見逃せないポイントです。ライダーの足の部分だけを見切れで入れたこの写真は、導線を渡ってライダーがR1200GSの位置に到達するまでの時間を感じさせます。

一応、導線効果以外の解説も加えておきますが、足の動きに動感を与えるためシャッターを1/20に設定しました。ライダーの姿が無ければ日の丸構図でも導線効果を強調できましたが、この写真はライダーを入れるスペースを考慮しバイクの位置を忠実に3分割構図に当てはめました。

表現したい意図に合わせてシャッターや絞りを調整したり、3分割構図を守ったり、あえて破ったりといった初級段階でのレベルをまだ卒業できていない方は、無理に導線効果を常套手段にしないで下さいね。逆に変な写真になる危険性がありますので。

今回はこの辺で!




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↓↓↓撮影スポット↓↓↓

館山市 布良漁港 日中はひっそりとした静かな所で撮影もはかどります。漁師さんや地元の方への配慮を忘れずに。

EOS Rに絞り込みボタンが無い理由…キヤノンEOS R

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、前回の投稿でキャノンから新発売されたミラーレス一眼カメラ EOS Rの店頭で触った感想を書いてみました。

EOS Rの感想の記事

今回はEOS Rの感想の記事で書けなかったある点について書いてみたいと思います。それはこのEOS Rには絞り込みボタンが無いのです。

絞り込みボタンとはキャノンが以前に被写界深度プレビューボタンと呼んでいたEOSシリーズをはじめ多くの一眼レフカメラに当たり前のようについていた機能です。一眼レフは例えばF5.6とかF11とかに設定してもファインダーで見る像はそのレンズの解放状態です。シャッターを切る瞬間だけ絞り羽が作動して設定した絞り値になるのです。なのでファインダーで被写界深度を確認するには絞り込みボタンを押して絞り羽を実際に作動させてみるのです。




多くのカメラはレンズマウントとグリップの間らへんにボタンが存在します。私のように風景写真が多い場合はかなり高頻繁に使う機能です。今回、店頭でEOS Rを持ったときに「あれっ絞り込みボタンが無いな」と気になりました。

きっとEVFを搭載したミラーレスカメラなんだから、設定した絞りに常時作動するリアルタイム式なのだろうと思いました。しかしファインダーを覗きながら絞りを変更しても像から確認する被写界深度に変化はありません。あれ~変だな。

SONYのα7などは常時絞りを反映したリアルタイム式らしいですが、キャノンはせっかくのミラーレスでEVFなのになぜリアルタイム式にしなかったのでしょうか?ボタンが然るべき場所に無いのに被写界深度をプレビューしたいときはどうするのでしょう?調べたところボタンカスタマイズ機能で割り当てることが可能なようです。そしてリアルタイムに絞りを反映する機能は現段階では無いみたいですね…。

不思議です。。。なぜこうなっているのか不思議!

確かに絞り込みボタンは地味な機能で実際のところは多くのユーザーは使っていないかもしれません。被写界深度についてはデジタル時代の昨今では実際に1~2枚と試し撮りして確認した方が分かりやすい、というのも有るかもしれません。しかしそれならば尚更のこと絞り込みボタンを廃止してEVFでリアルタイムに絞りを反映し事前に確認できた方が良いはずなのですが。




 

EOS Rの感想の投稿で書きましたが・EVFはどのように写るのか確認できるもの、・OVFは光の様子など肉眼でよく分からないものを見るもの、が私の感想ですと書きました。OVFは実際にこれが写真になったらどのように写るのか?すぐにイメージができる人には綺麗に見えるOVFが良いのだと思います。逆に写真にしたらどのように写るかイメージができない人にはEVFの方が分かりやすく親切であると言えます。

被写界深度を慎重に調整して撮った写真の例 メイン被写体とその手前1~2m程度に合焦させ背景はボカしている

SONYは新たなカメラユーザーを視野に入れて全ての人に優しく作っているのかもしれません。その一方でカメラメーカーとして老舗のキャノンはファインダーで確認した世界が写真になるとどう写るのか?はあくまで撮影者の手腕、想像力の領域でありソコを大切にしよう!という写真表現の考えを大切にしているのかもしれません(たぶんだけど)。

もしかしたら、どこかのタイミングでソフトがアップデートされてEOS Rも絞りがリアルタイムに反映されるようになるのかもしれませんが。

EOS Rの絞り込みボタンがどのような根拠で無いのかは重要ではありませんが、何よりEVFについての疑念が拭いきれません。液晶モニターのライブビューとファインダー内の映像、外に露出して設置されているか暗い箱の中にあるかの違いで同じものが2つあってあまり意味がないように感じてならないのですが…

兎にも角にも素晴らしきカメラの世代交代を静観して数年後に検討してみようかと思っています。だって今はお買い得な中古が存在しませんからね。




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