ツーリングスナップ写真用 コンデジ 再びリコーGR APS-Cを買いました

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、たくさん写真を撮って楽しんでいますか?

写真は難しく考えすぎると楽しむことを忘れてしまいがちです。時には子供の遊びのように気軽にイタズラ半分で撮ってみると変わった写真が撮れるかもしれませんよ。

さて今回は久しぶりにカメラのお話でございます。

以前より毎日100ショットスナップで愛用していたコンデジなのですが、8月の北海道ツーリングであることに気が付いて、スナップをもっと本腰入れてやってみようと決意しました。あること、とはツーリング中に撮るツーリングスナップが楽しい!!という事です。

ツーリング写真ではなくツーリングスナップ! …もう訳が分かりませんが、当ブログで解説していような構図や露出など、作り込んだ作品をツーリング写真と仮に定義すると、ツーリングスナップはツーリング中に深く考えずパッと撮った写真という意味です。

CASIO エクシリム EX-10

北海道 道道106号 日本海オロロンラインにて

 




 

CASIO エクシリム EX-10

北海道ツーリングの帰路 フェリーの窓から

CASIO エクシリム EX-10

北海道 ノシャップ岬付近の町道 モノクロ仕上げ

こんな感じでツーリング中にコンデジで撮ったスナップ写真がやたら楽しくなってしまったのです。私がいつも公開しているツーリング写真とは臨場感やリアル感が違うのがお分かりいただけると思います。

もちろん従来通り、構図やデザインや露出など一般に言われる「表現手法」を駆使した作品も磨きをかけていきたい所存ではありますが、楽しい事も大切にしたいのでツーリング写真とツーリングスナップの両方をやっていこうかと思います。

そこで気になったのが、かつて愛用していたリコーの名機 リコーGRの存在です。カメラに詳しくない方でもリコーGRは知っているよ!とい方も多いかと思います。リコーGRはそれくらい有名なスナップシューターの名機ですからね。

私が3年前に購入し去年に壊してしまったのはリコーGRのAPS-Cセンサーを搭載した最初のモデルです。少しややこしいですがリコーGRとは元々はフィルムカメラであり、デジタルのGRが登場したときに「GRデジタル」と命名されました。その後、GRデジタルはⅠからⅣまで進化し、デジタル5代目のAPS-C搭載モデルから本体が若干大きくなって名前に「デジタル」が消えGRになりました。

手前はフィルムのリコーGR1で後ろがGR APS-C

現行モデルはこのAPS-Cセンサー搭載のモデルにWi-fi機能などを搭載させて「GRⅡ」の名前で売られています。

去年、GR APS-Cを壊してしまったのは夏のツーリング時にストラップで首からかけていて、本体をジャケットの内側に入れていたら、汗の水分でカメラ内が結露したようで基盤がおかしくなってしまったのです。

その後、GRを買いなおす予算が苦しかったのでSONY RX100(無印)の中古を買いましたが、このカメラは性能は素晴らしいのですが小さすぎて私の大きな手に合わず売却。そしてCASIO エクシリムEX-10を買ったのですがこれはチルトモニターにフロントシャッターなど便利な機能が盛りだくさんで少し大きくて重いこと以外は不満点はありませんでした。

コンデジ 後ろSONY RX100 前 カシオ エクシリムEX-10

 




 

しかしかつて自分がGRで撮った写真を見ると、やはりGRにしか出せない写真の雰囲気というのがあって、それがスナップ写真に本当によく似合う感じなのです。あまり具体的に分かりやすく説明はできないのですが画像のキメが固いけど美しい。…ちょっと抽象的すぎますがそんな感じなのです。

私の大好きな画面内に太陽が入ってしまうほどの逆光でも、とても頼もしい写真を実現してくれますし起動時間が早く静音シャッターなのもいいですね。

 

これが今回、ヤフオクで買った中古のリコーGR APS-Cです。ご覧の通り中古品なので傷や塗装の剥げなどありますが、こういった明らかな中古品や箱や付属品が欠品している物はオークションの場合は安く終わる場合があるので狙い目です。リコーGRは人気のカメラなので、きれいな個体やコレクション状態は入札が集中して5~6万円はいってしまうのです。しかしこのカメラは29000円くらいで買えましたよ。ちなみにシャッター数は5000回程度と少な目でした。

以前も書きましたが私が考えるカメラ選びのキホンは「使いやすいお気に入りであること」です。GRはダイアル類や補正ボタンがあるべき場所にあり、コンデジでありながら持ちやすさも十分に保たれている。これらのバランスが私にとっては理想的で非常に「使いやすい」です。そしてあっと思った瞬間にパッと撮った写真。それを再生すると「わぁ~いいじゃん」と思わせてくれるお気に入りカメラなのです。

よく写真好きとカメラ好きは似て非なる存在で、カメラ好きで写真に無関心では良い作品など撮れない…とか、写真とは作者の意図の表現でありカメラなんて何でも良いのだ、といった意見を耳にします。

確かに作者の意図を個性的に表現するのが芸術写真としての考えであり、その点は共感できます。カメラコレクターで写真を全く撮らない人は少し寂しいなぁとも思います。が!カメラなんて何でも良いは少し言い過ぎかなと感じます。大切なことは人でありカメラではないという意味を伝えるのに分かり易い例えですけどね。

大きな一眼に大砲レンズを構えてモデル(プロではない一般)さんに向けたら顔がこわばります。コンデジで遠くの野鳥を撮るのはキビシイです。天の川の写真を撮りたいと願っても旧タイプのスマホじゃ無理でしょう…。撮りたい!という写真の願望が確かに存在しているのであれば、カメラはきちんと選びましょうね。

そして不思議なことに今日の出勤時から既にポケットの中にGRがあるぞ!と思うだけでワクワクして、いつもの通勤路が別の風景に見えてきます。ほんと、不思議ですねぇ。

リコーGR APS-C  かつてGRで撮った写真の中で一番のお気に入りです

 

空想に描く憧れの写真や日常で感動をくれるスナップ写真。写真が自分の人生を豊かにしてくれる…と言ったら少々大げさですが、それくらいの気持ちで写真を身近にするとカメラ選びの観点もまた変わってくるものです。

今回はこの辺で!

 





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あのツーリングマガジン アウトライダーが休刊?!ツーリング写真コンテストは?

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、今回はツーリング写真の撮り方の解説はお休みして、我々アマチュアが作品を発表する貴重な機会であるコンテストのお話と、あのツーリングマガジン アウトライダーの休刊についての話題でございます。

既にご存知の方も多いと思いますがツーリング雑誌として古くから人気のある、あのOutrider誌が今号2018年10月号(Vol.92)で休刊となってしまいました。とても残念です。

アウトライダーは86年に月刊誌として誕生して02年に休刊。そしてリニューアルされて03年に復刊して隔月発売のツーリング雑誌として人気でした。

特にツーリング特集で掲載される美しいツーリング写真の数々には私も大きな影響を受けたものです。中でも記憶に残っているのは2004年(Vol.6)の夏の北海道を特集した「夏、感嘆 北の果て」の号です。ツーリングマップル北海道を担当している写真家 小原信好さんと当時は編集部のライターでいらした櫻井伸樹さんの北海道特集は未だ北海道ツーリングの魅力を知らなかった私にとって、非常に鮮烈な写真と内容でした。

この号で私の人生が変わった!

このアウトライダーVol.6には、今は有名な宗谷丘陵と白い貝殻の道が小原信好さんの美しい写真で載っていたのです。「あぁ~すごいところだな!行ってみたい、いや絶対に行こう!」そう思ってこの号を買った数か月後には初めての北海道ツーリングに旅立ったのでした。

その時、写真など全く無関心で排気量の大きなオフ車で林道をブイブイ言わせる(死語)のに夢中だった私が、何となくアウトライダーに載っていた小原信好さんの写真が気になってしまい、自分も北海道であんな素晴らしい写真を撮ってみたいな…と思うようになりました。そして出発前に生まれて初めて自分で購入したカメラ FinePIX S602をタンクバッグに忍ばせてBMW F650GS dakarで旅だったのです。

 




 

そんなアウトライダーの世界観、ツーリングで撮る写真に数年で完全にはまってしまい、気軽にバイクでツーリングというレジャー感覚から、もう会社なんかどうでも良いから自由な旅人になりたい、と…どんどん旅のディープな世界にはまり変化していきました。

旅の経験を重ねるごとに写真もすこしづつ撮れるようになって、大好きなアウトライダーのツーリング写真コンテストに応募するようになりました。

まだ当時は今ほどツーリング写真コンテストのレベルは高くなく、応募すれば簡単に掲載されていた記憶があります。当時も今も変わらないのは審査員の写真家の先生の辛口寸評です。「愛があるからこそ厳しく」と書かれていた通り、写真の至らない点は手厳しくご指導を頂けるのです。

今の時代、こんな風に厳しくダメ出しをもらえるなんて本当に有難いことです。尊敬する写真家の先生方からの寸評が嬉しくて、応募しては指摘されたことを修正して撮り、また応募するの繰り返しで、毎号のように掲載されて気が付いたらアウトライダーツーリング写真コンテストの誌面常連になっていました。

そして何度も応募しているうちに年間の大賞の発表で受賞する時がついにきました。辛口寸評でご指導いただいた部分を修正して写真と向き合ってきた成果です。以下に古い順に私が受賞した作品を振り返ってご紹介してみたいと思います。

 

この写真は第20回アウトライダーツーリング写真コンテストにて審査員賞として五條伴好さんの賞をいただいたものです。はじめての受賞がとても嬉しかったのを覚えています。撮影場所は千葉県館山市で深夜の東京湾を長時間露光、高感度で撮った作品です。肉眼では見えないような空の表情をとらえた1枚です。

 

この写真は第21回アウトライダーツーリング写真コンテストで佳作を頂いた作品です。岐阜県高山市の鈴蘭高原の近くの山奥で野宿した様子ですが、満月の光源を背にして撮っているので地上も明るく写っています。この年あたりからアウトライダーツーリング写真コンテストは年々とハイレベルになっていきます。

 




そしてこの写真がついに念願の年間グランプリを頂いた作品です。第25回アウトライダーツーリング写真コンテストで2015年のことでした。前回の佳作から少し間があいてしまいましたが、実はこの間もコンテストには応募していたのですが、他の参加者の方々が一気にレベルアップしたので入賞が難しく私自身もスランプだったのです。

しかし、ある事をきっかけに写真に改めて目覚めてしまい「こんどは絶対にアウトライダーツーリング写真コンテストでグランプリを獲得するぞ!」と気合が入ってしまい、そして晴れて年間グランプリを受賞できたのです。とても嬉しかったのを今でも覚えています。

アウトライダーの公式な発表によると定期発行が休止という事でアウトライダーとしての活動は続くとありました。例えば不定期でムック本としての発行などが期待できるかもしれませんね。

しかしツーリング写真コンテストはどうでしょうね…もし開催するなら事前に告知があると思いますので、アウトライダーの公式SNSをフォローしてチェックしておくと良いかもしれませんね。

以前に菅生編集長が「ツーリングとは何ぞや?」を考えながら走っている、と何かに書かれていました。その答えは今号のカバーにある「旅するように生きる」と何か関係しているのでしょうか。旅するように生きていくには、その地図となる現実の旅があって、日常とは違うリアルな旅をバイク旅として紹介している。それがアウトライダーの世界ではないでしょうか。

単なるお役立ち情報を詰め込んだだけの雑誌ではなく、旅の世界観を表現している貴重なマガジンでした。

ともあれ、また次のアウトライダーに期待したいと思います。

 





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赤はやはり強烈だった☆写真デザインを巧妙に使え<中級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、いつも当ブログを見ていただき本当にありがとうございます。以前に良い写真を撮るには…?という投稿をしましたが、良い写真とは構図やデザインなど手間をかけて作り込んだ作品と、あえて何もせず自然なありのままを撮った作品の2者あると感じます。

当ブログのツーリング写真 撮り方解説では、ほとんど作り込んだ作品に関わる表現手法を解説しております。自然なありのままの作品については私自身がまだ学んでいる最中ですので、説明ができるほど考えがまとまって作例が撮れたらご紹介いたしますね。

さて今回はそんな「作り込んだ作品」に関わる表現手法の1つ、デザインの色要素のお話でございます。

以前に解説したことのおさらいですが、写真のデザイン要素とは線、色、図形、質感、立体感、パターン、ディティール、シェイプなどがあり、特に線、色、図形は効果が大きく重要と言われています。

写真のデザインとは観賞者がぱっと見た瞬間に、どのような印象を感じるかに関わっています。今回は色要素の中でも最も印象的で使える「赤」について解説いたします。




iphone7

こちらの写真は2018年の北海道ツーリング 道北のオロロンラインの途中にある抜海港で撮った1枚です。遠方に利尻富士を望む海のロケーション。後ろに下がれるスペースが広かったので、望遠で利尻山を引っ張って撮ろうか、しかしそれでは港の雰囲気が出ない…どうしようかと悩んでいました。

他に何か魅力的な要素がないか、周囲を観察してみます。並んだテトラポットは規則的なパターンとしてデザインに使えそうですし、白い灯台はアクセント被写体として良さそうです。しかしこれらを構図内に構成すると海面の割合が無駄に多くなってしまい、どうにも難しそうです。

 

iphone7

そこでさらに後ろへ歩いてみました。赤い船体で存在感を放つ漁船(?)でしょうか。すごくいい雰囲気です。ここでデザインの色要素である赤に注目してみました。さらによく見ると船にはグリーンのパイプに黄色い綱がかけられて、非常にカラフルではありませんか。

これを使わない手はないです。さらに下がって左後ろにまわりこみ赤い漁船を前景にして奥行を作る構図にしてみました。

 




 

EOS6D Mark2 + SIGMA150-600mmF5-6.3DG

 

このように画面内に赤があると強烈に存在感を放ちます。赤は暖色、進出色で青は寒色、後退色と言われます。近景の漁船が赤、遠景の利尻富士と空が青で色の要素だけでも写真に遠近感を補うことに成功しました。黄色のロープも個人的にはアクセントで効いたかな?と感じます。

少し悩んだのは絞りです。漁船に書かれた文字をもっとボカすか?しかしそれでは「ありきたり」ではないだろうか?そう自問し、印象を狙うにはあえてF8でピントピークを手前気味で合わせてみました。

構図は富士山のようにシンメトリーな利尻山の場合、堂々と中央に置きたいところですが、全体のバランスを考え船が左下、利尻山は右上と対角関係になるように配置しました。

そしてこの写真の場合、シャッターチャンスについては自分的には100点を入れたいです。空には雲が風に流されていて、地面は雲影に覆われたり明るく照らされたりを繰り返していました。この様子を慎重に観察しながら前景が日陰、バイク+ライダーの位置が明るくなる瞬間を捉えました。間もなく雲に隠されてしまう利尻山の峰も、偶然ではありますがシャッターチャンスをとらえたと言えます。

ここで撮りたい!と感じた撮影地でメイン被写体を引き立ててくれるデザイン要素を探してみましょう。その中で赤や黄色を見つけてたらラッキーです。画面という長方形の四角の中に効果的に配置できるよう、デザインを意識した構図作りを磨いてみてはいかがでしょうか。

 





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道は写真にすると何かをうったえている…ツーリング写真【道の撮り方】

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、写真における「冷却期間」ってご存知でしょうか?撮影から1か月とか半年とか、ある一定の時間を置いてから改めて写真を検証すること、またはLightroomなどのレタッチをすることを冷却期間をおいて〇〇と呼んでいます。

冷却期間という言葉が一般的か自信がないのですが、私はいつも旅でたくさんの写真を撮って帰ると直後に仕上げたものと、その中でも気に入った作品は一定期間を置いて改めて検証し、Lightroomでレタッチしたものの両者を仕上げます。

 




 

さて今回は8月のお盆休みに行った北海道ツーリングから、ちょうど一か月が経過したこともあり、冷却期間後として再検証しLightroomレタッチした作品で、道の撮り方について解説してみたいと思います。

EOS6D Mark2 + SIGMA150-600mmF5-6.3DG

ツーリングとは旅である。旅の景色として道は重要な存在である。道は写真にすると何かを人にうったえているような…とごく最近になって感じるようになりました。

道を主題にした作品となると、画面内に道の存在感を絶対的にしたいですね。しかし景色全体に対して道の写真を撮ると、細長く続く道は存在感が薄れてしまいます。そこで細長い道を圧縮して画面内の割合の多くを道にするには…そうです、究極のツーリング写真の熱心な読者の皆さまでしたらお分かりですよね。

望遠を使用します。

どれくらい遠景まで続く道か、どれくらいの割合で圧縮したいかによりますが、概ね200㎜から300㎜くらいがお勧めです。

 




 

望遠を使用すると作例のように雨天であれば空気中の水分までも圧縮して写すので空気感が表現できます。空間を圧縮するということは、肉眼では見えないこういったものも表現できるので知識として覚えておきましょうね。

今回、作例としてご紹介する2枚の写真はどちらも北海道ですので、スケールが大きいですからSIGMA150-600㎜F5-6.3DGを使用しました。基本的には道の存在感は望遠にするほど強くなると感じますが、後ろに下がれるスペースなどの問題もありますので、撮影シーンに応じてスペースが苦しくなったら最終的にはズーム機能の微調整を使いましょう。

 

EOS6D Mark2 + SIGMA150-600mmF5-6.3DG

画面内の割合の多くを道にするには望遠レンズを使うと、道の存在感が強くなって印象的な道の写真になることはお分かり頂けたと思います。

次に2つ目のポイントとしてカメラを意図的に傾けて、水平を崩して撮るやり方です。これは被写体となる道がどのような雰囲気を持っているかを良く見極めて、斜めが似合うシーンであるかどうか慎重に検討してください。

上の作例は北海道 道北エリアを代表する有名なツーリングルート 日本海オロロンラインですが、本州ではまず見られないような雰囲気の道ですので非日常、異空間などを連想させる目的で斜め構図を選んでみました。この写真の場合はカーブしているポイントを前景に入れたことにより右下がりの斜め構図に安定を補っています。

いかがでしたか?私はオートバイのツーリングとは人々に忘れかけた旅心を呼び覚ます、現代流の旅文化と考えます。オートバイに乗らない、旅も忘れた現代の人々にこんな写真を撮って何かを伝えられたら幸せだな…そんな風に考えて写真活動をしていますが、皆さまも共感していただけたらご一緒にいかがですか?

通いなれたツーリングルートでもお気に入りのポイントでバイクを停めて、望遠レンズで撮るだけで旅心を刺激する素敵な作品が撮れるかもしれませんよ。

それでは、今回はこの辺で!





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~本日の毎日100ショットスナップ~

2018年8月の北海道ツーリングではやたら気になった被写体。エゾノシシウドと遠景に利尻富士です。1日も早い北海道の被災地の復興を祈るばかりです…。

ツーリング写真がカッコよく見える 写真のデザイン知識

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、夏休みの旅で撮った写真は全て仕上がって整理できましたか?写真は綺麗に仕上げて整理してプリントして発表するまで楽しめますからね。

撮るだけ撮って、メモリーカード内に画像があるまま何もしないなんて寂しすぎますよ!仮に良い写真が撮れなかったから…と思っても撮影した写真をよく見返して分析するのはとても大事です。

さて今回の究極のツーリング写真では、いままで何度も解説してきた写真におけるデザインのお話をまとめてみたいと思います。

漁港の浮きを撮った1枚  図形デザイン要素の「円」と「連続したリズム」

もう何度も同じことを書いてきましたが写真におけるデザインとは主に 線(直線、曲線、S字、Z字…)、図形(円、四角、三角、台形、〇〇型)、色(暖色、進出色、寒色、後退色、中間色、中性色、補色、反対色)、立体感、質感、規則的なパターン、連続したリズム感、ディティール、シェイプなどです。

デザインは写真をパッと見た瞬間に視覚的に美しさや心地よさを受けるかどうかです。何を写したか、何を伝えるのかといった写真の核となる部分とは基本的に個別に考えたほうが良いです。

デザインを意識するにあたり重要なことは画面という長方形の四角に、前述のようなデザイン要素をどのように取り入れるかです。

構図はメイン被写体、副題、アクセント被写体、背景などの大きさや位置関係を調整し作品の意図を表現するための標として組み立てていくものです。構図とデザインは似ていて一部は重なりますが、こちらも考え方としては個別に考えたほうが良いです。

 




 

デザイン要素の中でも重要な「色」の要素を取り込んだ作品

デザイン要素の解説において、よく誤解を受けてしまうことは「たまたまそうだったのでは?」という疑問です。海が青いのは撮影者が青くした訳ではありませんし、富士山が二等辺三角形なのも撮影者がそうした訳ではありません。

これは画面内にデザインが偶然入ったということであり”画面内にデザイン要素を必然として取り込んだ”とは似て非なる事なのです。つまり色や線や図形が目の前の風景に存在していることに気が付き、それを長方形の画面内に意識して取り込むことそれが写真におけるデザインだと私は考えます。

くどいようですが重要なポイントは長方形の画面の中にデザインをどう取り入れるかにかかっています。

デザイン要素の線 奥行を出したり、観賞者の視線誘導にも効果的

 

写真をぱっと見たときの人間の脳がしめす反応の話ですね。目から脳へ送られた信号を元に、どのような反応を起こすか。感情を刺激する要素ではなく、あくまで「見た目」の心地よさ、安定感、視線を動かす楽しみといった世界です。

なのでデザインはとても重要ではありますが、それが写真の全てではありません。写真に重要なのは作品の意図、何をどう撮るか、どう表現したか?でありデザインや構図やカメラの操作などは意図を表現するための1つの手法に過ぎません。

 

葛飾北斎 富嶽三十六景 尾州不二見原 図形要素の円を用いたデザイン

 




 

デザイン要素 最も視線誘導を楽しませるS字曲線 そして黄金比や白銀比などの比率

最重要ではないが無視はできないデザイン。絵画でも彫刻でも書道でも、すべての芸術に通ずるデザイン要素。しかし写真をやる人でこの部分に真面目に取り組んでいる人は少ないように思えます。私は特にツーリング写真ではデザイン要素を意識しなくてはいけないシーンが多いように感じます。

例えばバイクのタイヤは円、車体は赤や黄色など扱いに知識が必要な物が多いですよね。道は線の要素。海や空は青で自然は緑、道路はグレーでアスファルトの粒子に寄れば質感、桜や紅葉の景色も色要素ですよね。すぐに思いつくだけで多くのデザイン要素があります。

いかがでしょう?そんな難しい理屈など考えずに感じたままに撮ろうよ!それが芸術なんじゃない?という意見も聞こえてきそうですが、多くの著名な芸術作品は一般に種明かしされていないだけで、こういったデザイン要素は極めて計算高く取り入れられているんです。有名な例だとダヴィンチのモナ・リザなんかそうですよね。

これを無意識に「感じたままに」デザインできれば本物の天才であると言えそうですが、そうでない人は試しにデザインを学んで写真活動されてみてはいかがでしょうか!





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平凡なバイク写真を卒業して印象的なツーリング写真を撮る方法<初級>ツーリング写真

<初級>がすでに難しい!という声が聞こえてきましたので、すこし軌道修正して<初級>をやさしい内容にしてみます。難しいというか私の解説が分かりにくいのかもしれませんが…もともと文章は得意ではないので、乱筆はお許しくださいませ。

では、今回はあなたが「ここで写真を撮ろう!」と思い、バイクを停めた素敵な場所を想定して解説します。

多くの方が撮影現場で「最初に何をしていいのか分からない」と感じておられると思います。素敵なところなら風景を撮りたいし、何かの被写体を発見したなら、それとバイクをからめて撮りたいですね。それに何より大好きな自分の愛車も撮りたいです。

「最初に何をしていいのか分からない」その正体はこれらの想いが混沌と入り混じり整理がついていないのが原因です。

自分なりに練ったあげく、景色、被写体、バイクのそれぞれの存在を枠の中におさめ、バランスをとったつもりの構図。しかし実際はイマイチな写真になってしまった。というパターンが多いと思われます。

こういった初心者の方にありがちなケースを打開する策はいくつかありますが、ここでは「3つの写真を撮る」練習法をご紹介します。

~究極のツーリング写真流 3つの写真を撮る訓練~

お気に入りの撮影ポイントを見つけたら、カメラの電源を入れる前に深呼吸でもして、空気を感じリラックスしましょう。そして景色を眺めて呟いてください「あぁ~なんて綺麗なとこなんだろう」と。 ・・・まあセリフは場所に合わせて何でもいいです!言語化の重要性については別の機会に解説します。

  そして次の3つの写真を撮ってみましょう。

1.バイクを撮る

何も難しく考えることはありません。ご自身のバイクの写真を撮ってみてください。地面を這うほど低いアングルから撮ったり、最もカッコよく見える斜めの角度を探し当てたり。バイクが主役になるよう画面に大きくバイクを撮るのです。この時、背景がすごく重要です。背景はなるべくシンプルに、電線やガードレールなど余計なものが画面に入らない場所を選んでください。バイクと背景の割合については、そこがどんな場所なのか、雰囲気が何となく伝わる程度で十分です。

 




 

2.風景(または出会った被写体)を撮る

その撮影場所があなたの気に入った場所であるなら景色、光景をよく見てバイクなしの写真を1枚撮ってみてください。なぜ、ここで写真を撮りたいと思ったのか?答えはこの中にあります。

3.風景の中のバイクを撮る

風景の中に溶け込んだバイクの姿を撮ってみましょう。あなたはこの場所にバイクでやってきた「1人の旅人」であることを強くイメージしてください。気を付けるポイントはあまりバイクを大きく撮らないこと。

この作例の場合、ここで写真を撮ろうと感じた理由、それは役割を終えた漁船が陸にあげられ寂しさと崇高さを感じた風景に出会ったから。

それが解明されれば、その場所にバイクでやってきた1人の旅人を登場させ、1つのシーンを完成させるのです。

当ブログのコンセプトである「ツーリング写真」という新たな写真分野のスタート地点は「3」の写真がベースなんです。これをベースにストーリー、光、気象現象、デザイン等を加えて作品を作っていくのです(中級以降の将来的なステップとしてイメージしてください)。

 




 

1、2、3と3枚の写真を撮って帰宅してよく眺めてみてください。それぞれの写真をどうするか、考えてみましょう。1は記念にとっておくか、同じ車種のコミュニティーで発表すると良いかもしれませんね。2はバイクとはあまり縁のない職場の仲間などに見せてあげると反応が楽しみです。3はツーリング写真のベースです。ツーリング仲間や写真、旅が好きな仲間のいるコミュニティーに発表してみましょう。

この3つの写真を撮る訓練の目的。それは撮影者の意図を明確にすることなんです。

作品にはかならず撮影者が「何を撮りたかったのか」明確に意図を伝える必要があります。

漁港の景色は綺麗だし漁船もいい感じだし、何より俺のカッコいいバイクを撮らなきゃ!この欲望を1枚の写真にしてしまうと、たちまち意図は見えなくなり平凡な写真に陥ります。

1枚の写真に込められた撮影者の意図、それは誰の目にも明快であり、そしてシンプルであること。初心者の方がすぐに実践できる撮影現場でのステップとして「3つの写真を撮る訓練」をご紹介いたしました。

ところで解説の途中に「なんて綺麗なとこなんだろう」と呟いて、とありましたが実はコレすごく重要なんです。将来的に感動のツーリング作品を目指すにあたり、ぜひ覚えておいてください。

撮影現場ではまず撮影者が感動しないといけません。それが例え他人から見れば普通の景色であったとしても、撮影者がその景色、光景、被写体に心打たれていなければ、どんなに撮影テクニックを駆使しても傑作にはならないのです。

おっと、<初級>ツーリング写真のお話から脱線してきたので、今日はこの辺で!

 





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まずは贅沢に時間帯を選んでステキなツーリング写真を<初級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、ブログのデータ解析によると8月くらいから当ブログは新規ユーザー様が急に増えております。本当にありがとうございます!

新しい読者の皆さま、当ブログはツーリング写真を芸術の領域にし、オートバイツーリングの魅力を広めていきましょう!という趣旨のブログでございます。

自分もやりたい!と共感していただける方、見てるだけでいいや~という方々も、よろしくお願い致します。

さて今回はそんな新規の読者様向けに半年以上前に書いていた初級ツーリング写真の投稿をブラッシュアップしてみたいと思います。半年前と言うとすごくユーザー(ブックマークしている読者様)が少なかったので、初めて見る内容だ…という方も多いと思います。

人に見せて喜んでもらえるツーリング写真… それはカメラを買ってツーリングに出かければ誰でも撮れるというほど簡単なものではなく、構図やら露出やらと写真に関わる色々なことを学び習得しなくてはいけません。それは不要だ、写真とは感じたままに撮るのだ!という考えもありますが少なくとも最初のステップとしては基礎は学ばなくてはいけません。

 




 

しかしHOWTO本などで勉強したところで明日から良い写真が撮れるかと言うとそうではなく、時間をかけて少しづつ上達していくものです。

しかし、前回より今回、今回より次回と撮った写真に何の変化も感じなければ面白くないのは当然です。そこを乗り越える力が要求されるのですが、どうしても自分が納得のいく写真が撮れないとモチベーションが下がってしまうのが人間の心情ですよね。

そこで今回は高度な撮影技法や画面構成の基礎などは置いておいて、まず写真を撮る時間帯だけ選んでみようよ!というお話でございます。

EOS1Dx + EF100-400mmF4.5-5.6L F5.6 1/160 ISO200

写真は光が命です。どのような写真も光を収めているのですから。傑作写真やドラマチックな作品は最高の光を最良の手段で取り入れているものです。光についての難しい話しは上級で解説しますので、詳細はここでは割愛します。

屋外での風景撮影では光源は主に太陽光です。太陽光は時間帯によって向きだけでなく色温度(むずかしく考えなくて大丈夫です)も変化します。朝、夕は赤くなるのがそれです。

太陽が真上の高い位置にある(トップ光と呼びます)状態ではギラついて下方に影が出来、一般的には使いにくい光源と言われています。

かくゆう私も、つい最近まで日中の11時から14時くらいは良い写真が撮れないと決め付け、良い被写体があったとしても撮影せずにバイクで走り回ったり昼食で美味しいお店に行ったり温泉巡りに精を出しておりました・・・。

本当は上級者になればトップ光でもそれに似合う被写体を見つけたり、作画アイデア次第では傑作がつくれるのですが、それに気がついたのは最近なんです。

逆に言ってしまうと初心者の方は日中の撮影は無理せず、朝夕のおいしい光だけを使って撮ってみましょう。簡単に言うと朝焼け、夕日の専門で出かけてみるのです。

 




 

EOS1Dx + EF100-400mmF4.5-5.6L F5.0 1/200 ISO100

 

朝焼け、夕日、夕焼け、またはそれらの光に照らされる被写体は無条件に美しいのです。たとえ撮影技術が未熟であっても幾つかの簡単な操作で素敵な写真になりますよ。

1、露出補正を-1/3か-2/3にして暗めにする。

2、ホワイトバランスを曇りモード、より赤くしたければ日陰モードに設定する。

3、画面内に太陽光が入るような逆光は露出補正+1など極端にプラス補正してみる。

やり方はみなさんのお使いのカメラの説明書を読んでくださいね。操作についてはカメラによってみな違うので、こればかりは説明書を読んでいただく以外ありません。

露出補正とホワイトバランスの変更は多くのカメラで簡単に調整できる機能の1つです。最初に覚えるカメラの操作としてもオススメなんですよ。

今回はこの辺で!

 





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写真が上達する唯一の手段。あっと思ったらパッと撮る。毎日100ショットスナップ

究極のツーリング写真touring-photography.com 読者の皆さま、皆さまは写真がどれだけお好きですか?

当ブログを見に来ていただける皆さまでしたらオートバイ、ツーリング、キャンプ、旅などと同じように写真がきっとお好きかと思います。

写真がお好きであれば「いい写真を撮りたい!」という願望があるのは当然ですよね。私ももちろんそうです。

しかし「いい写真」とは一体なんでしょうか??いい写真を撮るにはどうしたら良いのでしょうか?

当ブログも含めて世に溢れているHOWTOや解説の大半は「上手い写真」「綺麗な写真」の撮り方です。撮影技法、表現手法、カメラやレンズに関わる事、こういったものが解説書の大半を占めていて肝心な「いい写真」の撮り方は写真家によって考え方も多様であり定義付けることも難しいです。

よって「いい写真を実現するには」という核心的な部分を解説している物は見かけないのですね。

 




 

ただ1つの手がかりは「何をどう撮るか」という古くから言われている写真のキホンですが、この「何をどう」の部分がいい写真を撮る鍵であり、また誰も教えてくれず、教えようがない部分でもあります。今回はこれに注目してみましょう。

この部分は自分自身の感性と向き合って経験を積みながら磨きをかけていくしかありません。それは具体的にどうすれば身に付くのでしょうか??

CASIO エクシリムEX-10

実は私も分かりません。しかし唯一知っている手段は当ブログで何度もご紹介している毎日100ショットスナップにあります。

とにかく撮って撮って撮りまくる。毎日100ショットスナップでは構図やら露出やら深く考える必要はありません。日常の中で「あっと思ったらパッと撮る」という単純さを大切にしてやってみましょう。

ポイントはお気に入りのコンデジをいつもポケットに忍ばせておくこと、いつでも写真家の目を光らせておくこと。俺は写真家じゃねーよ、って方も良い写真を撮りたいと願うなら騙されたと思って毎日写真家を気取ってください。

毎日、たくさん撮っていると記録とも芸術とも呼べないゴミのような写真をたくさん撮ってしまいます。しかし中には「おやっこれは…」と思う不思議な写真を見つけることがあります。

その正体はその時「あっ」と思った被写体を偶然的に切り取った生々しさだったり、自分の知らない表現手法が事故的に撮れてしまっていたりと色々なのですが、とにかく不思議な写真を発見したら自身でよく分析し、その写真の何が良いのか理由を後付けしてみましょう。

 




なんの話だかさっぱり分からんな。という声が聞こえてきそうです。

多くの人が撮影技法や表現手法を習得し、カメラやレンズの使いこなし方を熟知すれば「良い写真」を実現できると誤解しているのです。もちろん、これらは大切なことで私自信も研究しこのブログで紹介してきました。しかしこれらは「何をどう撮るか」の「撮る」の部分にすぎないのです。

毎日100ショットスナップは本当に不思議な力を持った練習方法です。何も考えずテキトーにシャッターを切っただけの写真なのに、作者が言葉を発しているような写真が撮れたり、撮影時には気が付かなかったコトが写っていたり、様々な気付きと驚きをあなたに与えてくれます。

もちろん釣りで言うボウズみたいに何も収穫のない日もあります。しかし毎日楽しみながら継続していくと「写真ってこうゆうことなのかな」と誰も教えてくれないような写真の核心が少しづつ少しづつ自分なりに理解できていくのです。

高級なカメラをそれ用に準備する必要はありません。中古の型遅れでも良いので2万円前後のマニュアル露出ができるコンデジを買ってみましょう。何画素でも如何なるセンサーサイズでも構いません。強いて機能的な部分を要求するなら電源を入れたときの起動時間が早く、瞬時に撮影態勢に入れるカメラです。スナップとは「あっ!と思ったらぱっと撮る」が大切です。レンズキャップがネジ式だったり、厚みと重量がありポケットに入れておくと不快だったりするカメラはスナップ向きではありません。

準備するものはそれだけです。あとはとにかく毎日撮って撮って撮るのみです。通勤途中の道端の雑草でも、ふと見かけた錆びた扉でも、家族や同僚などの身近な人物でも、野良猫、駐輪場など、被写体は何でも大丈夫です。100ショットという数はあくまで目安的な精神論にすぎません。100回シャッターを切るつもりで1日を過ごしてみましょう、という意味です。

スマホのカメラ機能じゃだめ??もちろんスマホのカメラ機能でも大丈夫ですが、多くのスマホは露出、ピント、感度などが瞬時に操作できないのでカメラ、写真を学ぶという意味では不向きです。ただしどうしてもコンデジをいつも持ち歩くのは難しい、という方はスマホでいきましょう。

皆さんも毎日100ショットスナップ、やってみては如何でしょうか。

楽しいですよ。





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CASIO エクシリムEX-10

これはツーリング中に撮ったスナップです。あっと思ったらぱっと撮る!シャッターチャンスを逃がさないように!

旅人たちの子守歌

2018年8月13日 北海道稚内市

稚内森林公園キャンプ場にテントを張って4日目。

連日にわたって曇りか小雨の天気だった道北地方にようやく明るい天気予報が伝えられた。しかし道内の全域ではこの先の数日間は雨模様であり、道内で北海道ツーリングを楽しんでいるライダー達が本来の予定を変更して、ここ稚内に集結してしまったと思うほど、キャンプ場は駐車場があふれるほどの混雑だった。

むかしの自分だったら混雑を嫌ってうんざりしていたはず。しかし、この時は稚内森林公園に連泊して滞在型とする旅を楽しんでいたせいか、なんとなく傍観者のように多くのライダーや旅人達を見守っているような気分だった。

明日は空が明るくなる前から行動を開始しよう。そう思ってこの日は午前3時半に目覚ましをセットしたが、興奮していたせいか午前2時50分に目が覚めてしまい3時にはR1200GSアドベンチャーに火を入れてキャンプ場を出発した。

薄暗い景色の抜海岬や日本海オロロンラインの景色、ノシャップ岬からの朝日を拝み、いつも通りツーリング写真家を気取って走りまわり、そして撮りまわった。

午前11時、あれほど今回は食べないぞ、と心に誓ったはずのウニ丼を誘惑に負けてたらふく食ってしまい、激しい眠気に襲われたので稚内森林公園キャンプ場に戻ってテントで昼寝を決め込むことにした。

自分のテントの周囲はいかにも混雑したキャンプ場という感じで数メートル四方にわって他のテントが設営されていた。そして最も近接した位置に大きなファミリー型ドームテント スノーピークのランドロックが設営されていた。

そのテントはライダーではなく高齢の夫婦だった。テント前にテーブルと椅子、バーベキューコンロがあり昼間からキャンプ場でのんびり過ごしている様子だった。

「どうもコンニチハ」と軽く挨拶だけ交わして、私はテント内にもぐりこみライディングウェアーを脱いで下着のまま寝袋に入った。

 




 

寝落ちする前にこんな会話が聞こえてきた。

「あら~、あなた達また会ったわね」

「わ~すごい偶然、稚内で再会だなんて!」

お隣の老夫婦のお母さんと、若い女性らしき人の声だった。

やってきた若い女性にはもう1人の連れがいて、その人は外国人女性のようだ。

「こっちに来て一緒にお話ししましょうよ、占冠ワインもあるわよ」

驚いたことに老夫婦のお母さんは英語がとても達者で、ここから先の4人の会話は全て英語になった。

私は英語はよく分からないが2人はエストニアだかリトアニアだかで出会って意気投合し、今は2人で日本を旅しているのだとか。明日は礼文島に行ってトレッキングをしたり、外国人の彼女に美しいスカイ岬を案内するのが楽しみなのだとか…そんな様な内容だと思う。

この若い女性2人とお隣の老夫婦は何日か前に美深で会っていたようだ。

その他、よく聞き取れない英語の会話に対して時よりお母さんが「あら~素敵だわ」と感想だけは日本語で話すことに面白いなと感じ…やがて4人の会話が子守歌のように心地よくなってしまい眠りこけてしまった。

気が付くと私は稚内森林公園キャンプ場の駐車場を見下ろす階段の上に立っていて、そして駐車場に入ってくる1台のバイクを見つけた。それは88年式の白いFZR400でコブラの集合マフラーをつけていた。

「あれ…」

FZR400は私のバイクの隣に停まった。しかし私のバイクはなぜかR1200GSアドベンチャーではなく90年式のホンダVFR400Rであった。それはかつて10代の頃に私が乗っていたバイクだ。

夢なのだ…。

FZR400の男は平レプリカのヘルメットを脱いで私に向かって何も言わず笑った。そいつは中学の時の大親友で高校1年の9月にこのFZR400で事故を起こしてこの世を去った。

 




 

夢なのでこのシーンの続きは断片的だけど、次のシーンにはそいつの姿を見失ってキャンプ場内を探し回っている自分がいた。ただ駐車場に停まっているFZR400だけはそこにあって、事故の翌日に見たアッパーカウルの削れたような傷が、そのFZR400にも確かに付いていた。

次の瞬間、人の笑い声で目が覚めた。お隣の会話がお酒も入ってだいぶ盛り上がっている様子だ。耳栓も持っていたが不思議と4人の会話を聞きながらまどろむのが心地よく感じたので耳栓はしなかった。

「好きって言っちゃいなさいよ~」を英語にしたような会話で笑い声と食器の音が聞こえてきたり、急にしんみりした会話になったり、お母さんが突然に日本語で「それは寂しいわね…」なんて言ったり。

そして「親友が亡くなるのはほんと辛かったです」という女性の言葉を聞いて自分がいま見た夢と同調した気がした。

そんな会話を子守歌にしながら、夕景撮影の出発時間までシェラフの中でウトウトを繰り返していた。

まだつい数週間前の出来事だけど、この稚内森林公園キャンプ場で昼寝したことは一生忘れないだろうと思う。

旅の記憶として焼き付いたのだ。

 





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ウロコ雲は広角レンズでスーパーローアングル<中級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、良い写真を撮って素敵なフォトライフを楽しまれていますか?

先日、ある人から紅葉の季節に日光とか志賀高原とか行くと、大勢で集まって撮っているベテランカメラマンの方々ってみんな三脚を立てているよね?あれって絶対に必要なの?と聞かれました。

確かに風景写真といえば三脚はマストアイテムという印象ですよね。でもあれだけ多くのカメラマンが集まって撮影しているスポットで、一人も手持ちで撮っている人がいないと確かに「なぜ三脚がそこまで重要なのか?」という疑問は出てきて当然ですね。

絞り込んでシャッターが遅いから?それともボディとレンズが重すぎて持っていられないから??それとも場所取り??何れの理由でも納得できないですよね。朝靄に包まれた早朝や日没後の薄明のシーンなら分かります。しかし真昼間の晴天下でも三脚は絶対で使っているのですから…私も分かりません。

たとえ開けた風景の遠景の撮影シーンであったとしても、基本は足で動いてベストアングルを探るものです。最初からいきなり三脚を立ててカメラをセットしてしまったら、カメラの自由度は一気に奪われてしまい、ベストアングルを探り当てる可能性は絶望的となるでしょう。

もちろん三脚は重要です。しっかりとカメラを安定させて撮影することは撮影の基本ですが納得のできるベストアングルを探り当ててから三脚を使いましょう。それに手持ちのホールド能力を高めることで、三脚に自由度を奪われることなく確実にホールドできるようになれば理想的ですね。

三脚はベストアングルを見つけてからセットする、手持ち撮影の限界となるシャッター速度の下限値(焦点距離によって変わります)を自身で把握しておくことも大切です。

 




 

さて、今回は久しぶりに<中級>ツーリング写真解説でございます。これからの季節、空にはウロコ雲やイワシ雲が広がる景色に多く出会うと思います。そんな時は迷わず広角レンズを選んで広がり感を表現してみましょう。

EOS6D Mark2 + EF14mmF2.8L

こちらの作例をご覧ください。実はこれ8月の北海道ツーリングで撮った写真なのですが、あまり夏っぽくないウロコ雲が夕刻になって出現し、あわてて超広角レンズEF14㎜F2.8Lを装着して撮影をはじめました。

本当はもっと渦を巻くようにウロコ雲が広がってくれないか期待をしましたが、それは叶いませんでした。渦を巻くように流れてくれればスパイラル曲線に合わせて動きを表現したかったのですが、相手は自然現象ですのでそうは上手くいきませんね。

空に広がるウロコ雲の様子が主題な訳ですから、カメラアングルは自ずとローアングルになります。こういった時に3分割構図とかにとらわれないでくださいね。

こういった逆光の夕景では空に露出を合わせると、地上側はほぼ潰れます。画面内ではデザインの要素としてシャドウを入れる考え方で、地面は画面の底辺に少し入れてやるくらいで十分に全体が引き締まります。

そしてツーリング写真として重要な要素であるライダー、オートバイですが半端なローアングルでは地上が背景と重なってしまい全体が写りません。以前にも解説しましたが、こういった場合は三脚ではなくカメラを直接地面に置くくらいの超ローアングルを使用します。

 




 

これは実際の撮影シーンをスマホで撮った様子です。ヘルメットの左に置いてあるのが私のEOS6D Mark2です。一眼レフカメラを直接地面に置くと、カメラを上に向けるために下側に挟む何かが必要です。カメラストラップを何重にも折り重ねてレンズの下に入れたり、私の場合は硬質スポンジを事前に台形にカットして、それ用に持ち歩いております。

スポンジは非対称にカットした物を2つくらい用意して、挟む向きによって高さが変えられるようにしてあります。

アングルの確認はファインダーは地面に腹ばいになれば見れますが、せっかくのバリアングルモニターを搭載したEOS6D Mark2なのですから、ライブビューにしてモニターを上向きにして確認します。この時はiPhoneへBluetoothで通信させて画面の様子をiPhoneで確認してシャッターを切りました。

よってこの不可解なポージングは左手にiPhoneを持っているのです…。本当は別のポージングのカットもいくつか撮ったのですが、空の様子が最も美しい表情だったのがこのカットだったんです。

いかがだったでしょうか?この秋、ウロコ雲やイワシ雲に出会ったら広角レンズを装着してスーパーローアングルで撮ってみてくださいね。

ではまた!

 





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