憧れの【いい写真】への唯一の道




知人などと写真の話になるとよく次のような言葉を聞きます。

「いやぁ~私はセンスがないもので」

謙遜してこのような発言になると思うのですが

写真をやる上で「センス」とは一体何でしょうか?

EOS6D Mark2 + EF70-200mmF2.8L

みなさんが憧れるいつか自分の手で撮ってみたい【いい写真】とはどのような写真ですか?

私の考えとしては記念写真などの事務的な記録は別として、いい写真とは大きく二つに分けられると思います。

一つ目は作者なりの表現として作品に何らかの演出を加えたもの。二つ目は演出は極力加えずに事実と瞬間に主軸を置いたものです。




前者は表現を用いるので例えば露出で魅せたり、構図やバランスで魅せたりします。後者の場合はドキュメンタリー要素が重要となるのでシャッターチャンスや撮る対象そのものの事実に作品としての価値があります。

どちらの場合も「いい写真」があるわけで、それを決めるのは原則第三者ではなく撮影者の主観で良いと思うのです。

つまり自分で撮った写真を自分で「いい写真だな」と思えることが大切なのですね。そのためにアーティーに表現するか、瞬間をドキュメンタリーに魅せるのかは自由なのです。

EOS6D Mark2 + SIGMA150-600mmF5-6.3C

では冒頭の話に出てきた「センス」とは何でしょうか。例えばアーティーに表現をする場合、露出、絞り、シャッター速度、画角、構図、比率、デザイン、ホワイトバランス・・・まだまだありますが撮影手法を駆使して表現するのは言ってみれば魔法です。

悪い言い方をすれば目の前の事実を歪曲して良く見せる演出なのです。もちろん私はそんな風には思っていません。表現は心象風景といって作者の心の中で見えた「美」の風景を再現するための手段です。

「事実を歪曲」とは適切な言い方ではありませんが、あえて分かりやすいようにそう書いてみました。例えば上の海岸の作品は超望遠レンズを使って海面を引っ張っているので、実際の様子とはかけ離れています。

表現という魔法は誰もが憧れるもので、多くの人は「その撮影テクニックが知りたい」と願うものです。個人的にはテクニックという言葉にあまり良い印象を持てません。テクニック勝負!みたいに他者との比較の世界に陥りやすいイメージです。




個人的な考えですがセンスとは表現という魔法をどう使うか?がセンスだと考えます。あらゆる情報を収集し魔法を覚えるだけ覚え、一枚の写真の中にホイミ、ギラ、ラリホー、レミーラ、ルーラ、トヘロス・・・と詰め込めるだけ詰め込んだら「オイっ!いい加減にしなさいハリーポッター君!」とダンブルドア先生に怒られるでしょう。

例えるならラジオ局のDJやセレクトショップのバイヤーです。たくさん魔法を知っているけど、今はコレを使う!という選択のセンスこそが「いい写真」の表現として効いてくるのです。そうすると作品を見た側も美しさの構造を容易に見透かすことはできず、純粋に感性に響いて「なんか素敵な写真だな」となる訳です。

競うように立派な写真を発表しあったり、コンテストなどで入賞だけを狙うような写真文化は徐々に淘汰されていくのでは?と個人的には感じております。そろそろ魔法自慢大会には見る側もうんざりしてくると思うのです。

魔法を使ったことが相手に伝わらない程度にとどめる…それがセンス

これからの時代、写真に限ったことではありませんが個性的な作品に価値が生まれる時代だと思います。

人の心の中はみな違うように、写真にしたいと感じたイメージの風景はみな違うと思います。イメージに描いた「こう撮りたい」という美しい心象風景を解像度を上げ感覚を研ぎ澄まし、独自の表現にて一枚の作品にするのです。

個性的なものであれば評価は賛否分かれて当然なのですが、否定されることを恐れずに「私の場合はこうです」という堂々とした作品を生み出したいものです。

それには自分軸で生きることが大切で人がどうしているか、人がどのような反応をするかに振り回されない信念が求められると思うのです。

風の時代に相応しい一個人になるために。

You Tube チャンネル 写真家 立澤重良の【風の時代のバイクライフ】好評でございます。まだ見られていない方、チャンネル登録よろしくお願いします!

 風の時代のバイクライフ 

 

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Youtubeチャンネル【風の時代のバイクライフ】二本目の動画完成

先日、ご紹介しました私、立澤重良のYoutubeチャンネルですが、一本目の動画の公開から3日程度で40人以上の方がチャンネル登録をして下さいました。

皆さま、本当にありがとうございます。

目標の1000人までまだまだほど遠いですが、発信力に磨きをかけ多くの人に喜んでいただけるコンテンツを目指して精進したいと思います。




最初は慣れない動画撮影から360度カメラの扱い、ダビンチリゾルブを使った編集など手探りで進めてきましたが、何とか最初の一本目が形になりました。最初の動画はチャンネルのコンセプトを伝えるためのツーリングムービーとしましたが、今後はツーリング写真のノウハウやキャンプツーリングのことなども制作していきたいと思います。

やっぱりブログでは伝えられないこともYoutubeのような動画なら伝わると思いますので。

さて・・・

二本目の動画も完成したので先日アップしてみました。

だいぶ要領を得てきたので一本目ほど時間はかかりませんでした。前回の反省点をふまえて字幕を少し読みやすくしてみました。

二本目の動画は こちら 

今回もツーリングのイメージムービーですが360度カメラであるinsta360 OneX2を使用した走行動画は必見です。




Insta360 OneX2 表面と裏面の両方に魚眼レンズが付いている

このInsta360 OneX2 本当にすごいカメラで常に球体として全方位を撮影し、あとで専用アプリで好きな画角を選ぶのですが、まるでドローン撮影のように第三者目線で撮影できるのです。

取り付けはRAMマウントのような物に収縮する自撮り棒を写真のように取り付けます。パイプ状の部分があれば簡単に取り付けできるのでR1200GS₋ADVENTUREのようにバンパーが多いバイクはいろんな場所に取り付け可能です。




タンクのバンパーに装着して棒を伸ばしたところ。動画を見ていただけると分かるのですが斜め前方からドローンに撮ってもらったような映像が撮れます。自撮り棒は全く映りません。

・・・こんなマウント方法でエンジンの振動や路面のギャップなどで相当にブレるのでは???と思いますよね。それがほとんどブレないのです。

こんなアクロバティックな位置に着けちゃうことも可能です。個人的にはこのアングルで撮った映像がお気に入りです。知らない人が出来上がった映像だけ見たら不思議に思うこと間違いありません。ドローンだってこんな低空飛行はできませんからね。

このようなマウント方法でカメラの向きは気にしなくて良いのですから撮影は簡単です。常に360度の全方位を撮影するのですからね。

究極のツーリング写真で何度も出てきた市原市の素掘り隧道のシーンもInsta360 OneX2で撮影したので是非見てみてください。

消える自撮り棒、全く気にならない振動、画質の良さなど初めて見たときは衝撃を受けました・・・ こういったものを何故、日本のメーカーが作れないのだろう?革命的といえるカメラです。

動画編集ソフトダビンチリゾルブは字幕に使えるアニメーションやフォントも豊富で、無料で使える範囲でもプロが制作した動画のように仕上げることもできます。

使いこなしてくると楽しくなって時間を忘れるほどです。ずっと写真一筋でしたが今まで出来なかったことが出来るようになる、特技がひとつ増えるというのは素晴らしいことです。

もちろん一つを極めるために他は手を出さない、という頑固一徹な考えもありでしょう。しかし私の短所でもあった頑固すぎる性格・・・というのを見直す機会に恵まれ、発信者としてYoutubeチャンネルをはじめてみる!と決意し新たなことに挑戦してみました。

魔王魂 森田交一さんの音楽にだいぶ助けられている面はありますが、友人や家族からはなかなか好評です。

まずは楽しみながら学んでいき、徐々に進化させて風の時代にふさわしいバイクライフについて素敵な内容を発信していきたいとおもいます。

立澤重良 【風の時代のバイクライフ】Youtubeチャンネルは こちら です。

皆さま、チャンネル登録と高評価の方、よろしくお願い致します!

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アドベンチャーヘルメットZACK DEFENDER ZD-8使用インプレ




先日、アドベンチャーヘルメットのお勧め(?)としてご紹介させていただいたTNK工業のZACK DEFENDER ZD-8 ですが、実際に走行してみたのでインプレッションを書いてみたいと思います。

前回の投稿 ZACK DEFENDER ZD-8 については こちら 

ZACK DEFENDER ZD-8 ・・・実売価格で1.2万円程度で入手できてしまうリーズナブルさ。それでいてデザインはかっこいいし、インナーサンバイザーなど機能面も充実している謎のヘルメット。実際に手にとってみてもクオリティ面では大きな問題点は確認できません。では実際に使用してみて何か問題がないのか…とても気になるところですよね。

DEFENDER ZD-8

まず走行風による風切り音ですが70キロを過ぎたあたりからブワァーーーという独特の風切り音が盛大に発生します。しかしこれは普通のフルフェイスヘルメットを比較対象とすると大き目と言えますが、ツアークロス3、ホーネットADVなどのアドベンチャーヘルメットを比較対象とすると平均的と言えます。

この風切り音はバイザーによるものと推測されますが、例えばHJCのDS-X1の場合は同じアドベンチャーヘルメットであってもバイザーが短めなので割と静かでした。しかしDS-X1はバイザーの短さから肝心の日よけ効果は少ないと言えます。トレードオフの関係ですね。

走りながらの被り心地の感想は快適の一言に尽きます。特に頬パッドに使用されている生地が起毛なのでSHOEIのホーネットADVにかなり近い感じです。フィット感は私の頭のカタチでは申し分なく、むしろツアークロス3よりもジャストフィットしている感じでした。この辺は頭の形は人それぞれ違うのでご参考までに。




SHOEIのステッカーは・・・シャレです

オプション設定のミラーシールドを装着してみました。ちなみにこのミラーシールド、購入店の方で+1000円で付属してくるという…これも驚愕のコスパです。

純正のクリアーシールドも同様ですが精度、品実に問題点はなく、走行中も歪みが気になったり隙間があったり、開閉がスムーズでないといった不満点は全くありませんでした。視界も広くいたって快適です。ただし開閉時に指をかける部分はシールドの中央にあるので慣れは必要です。

重さは計測していませんが、特に重さが気になったり、それが原因で疲れるということはありませんでした。アドベンチャーヘルメットとして平均的な重量であると言えます。

インナーサンバイザーの上下レバーは左側の下方にありますが、ツマミ部分が小さく少々やりにくいです。これは慣れが必要だと感じました。

インナーサンバイザー自体もシールド同様に歪みなど気にならず、スモークの濃さも最適です。晴天時は下げてトンネルで上げる。ロングツーリングでは夜間走行や悪天候もあるので重宝する装備ですよね。

この日、雨に降られたのですが内部に水がしみてくるなどの問題は発生しませんでした。本当に安物なのかな・・・と疑いたくなる、ますます謎の深まるヘルメットです。

と、日帰りツーリングではありますが実際に使用した感想としてはインナーサンバイザーの開閉がやりにくい点以外は何も不満が出ませんでした。何より被り心地が快適でサイズ感もジャストフィットで(私の場合ですが)すっかりZACK DEFENDER ZD-8がお気に入りとなってしまいました。




ホワイトの方はミラーシールド仕様とし、グレーの方はクリアシールドに曇り止めのピンロックシート仕様としました。ピンロックシートは専用のものはありませんので、Amazonなどで購入できる汎用ピンロックシート【happilax】を使用しました。

以前のヘルメットでも何度か使用してきましたが、ZD-8にもhappilaxは綺麗に貼ることができました。価格も1000円程度で曇り止め効果は抜群ですのでお勧めです。

この通り、どこもカットせずに干渉することなく貼り付けできました。雨の日や寒い日の必須ツーリングアイテムだと私は思っております。

と言うことでZACK DEFENDER ZD-8の走行インプレッションを簡単に書いてみました。もちろんAraiやSHOEIと比較してしまえば価格がおよそ1/5な訳ですから粗はどこかに存在はしています。帽体もFRPではなく樹脂製です。安全面は実験する術がないのでコメントができません。それを理解した上で驚異のコスパに価値を感じて「試してみようかな」と思った人のお役に立てれば嬉しいです。

TNK工業 ZACK DEFENDER ZD-8の走行インプレッションでした。

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【お知らせ】究極のツーリング写真 Youtubeチャンネル 開始しました




究極のツーリング写真 読者のみなさま。

いつも当ブログを見ていただき本当にありがとうございます。

さて突然ですが皆様にお知らせです。

私、立澤重良はついにYoutubeチャンネルを開設いたしました。チャンネル名は「風の時代のバイクライフ」

ツーリング写真はもちろん、バイク旅やキャンプツーリングのことなど【風の時代】に合った発信をしていきたいと思います。

記念すべき最初の動画は こちら 

なにぶん初めての動画撮影、動画編集なのでお見苦しい部分もあるかと思いますが、これから内容もクオリティーもブラッシュアップさせていきたいと思っております。

今後、どのような動画をアップするかというと…まずはツーリング写真のギャラリーをスライドショーで、その後はツーリング写真の撮り方などのノウハウ、カメラやレンズの選び方などお役立ち情報なども少しやってみたいとおもいます。

しかしメインはチャンネル名の通り、風の時代に合った新しいバイク文化に貢献できるよう、なにか精神世界の幸福論を発信するような・・・少々ユニークな内容を主軸に発信しようと思っております。

例えばバイクで神社巡りとか、神道や神話の話なども交えて発信してみようかと思っております。




 

風の時代のバイクライフ チャンネルは こちら 

時代は変わる・・・ 

バイク文化もライダー層の世代交代やカーボンフリーを受け過渡期を迎える今。私たちライダー一人一人も今まで通りという訳にはいかないと思うのです。

といってもよく耳にするような暗い話ばかりではなく、個人が活躍できる素晴らしい時代へと変わっていくと思うのです。大切なのは時代の流れにのること、自分も変わることだと思いませんか?

従来のものに執着せず軽やかにね。

ぜひ皆さま、動画の高評価とチャンネル登録をよろしくお願いいたします!

立澤 重良

 

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ツアークロス4、ホーネットADV2が出ない今…アドベンチャーヘルメットはコレだ!

さて久しぶりにお役立ち情報を書いてみようと思います。

今回はみんな大好きヘルメットの情報。しかもアドベンチャーバイクに適したアドベンチャーヘルメット、つまりバイザーのあるオフロードスタイルヘルメットでありながらゴーグルではなくシールドのヘルメットの情報でございます。

バイク歴32年、バイク業界で働いていた頃の仕事用ヘルメットも数えれば50個近くのヘルメットを使ってきました。その経験を元に今回の記事を書いてみたいと思います。一応、メーカー時代はヘルメット用品も開発に携わっていたので「元プロ」と言っても間違いではないと思います・・・

さてアドベンチャーヘルメットの代表格と言えばArai ツアークロスかSHOEIのホーネットですよね。その外にもBMW純正のエンデューロなど似たようなヘルメットは存在しますがR1200GSやアフリカツインなど人気のアドベンチャーバイクのオーナーさんを見ていると、多くはツアークロスかホーネットだと思います。

しかし両者の現行モデル Arai ツアークロス3もSHOEI ホーネットADVも発売されたのはおよそ10年前であり、いったいいつになったらツアークロス4やホーネットADV2は発売されるのだろう?と疑問に思っている方は多いと思います。




アドベンチャーバイクやセローのようなバイクが以前と変わらず人気であるにも関わらず、アドベンチャー向けヘルメットの新製品が発売されない理由は分かりませんが、きっとメーカーサイドでは開発に関わる何らかの事情があると推察します。

加えて原材料の高騰や世界情勢の不安定による流通の問題、そして品薄にも関わらずバイクブームで需要は増え、この悪循環でネット価格で3万円台で買えたはずのツアークロス3やホーネットADVは驚くほど高くなってしまいました。

私たちのような庶民ライダーにとってこれは困ったものですね。日々、ニュースでは食料や生活品の値上げが報道されていますが、例えばバッテリーなんかも相当に値上がりをしています。

そんな中、限られた予算で良いものを入手するには情報と知恵を使いたいものです。今回、私の方で何か良いアドベンチャーヘルメットはないものか?と探していたところ、見つけましたよ!いいヘルメットを。

ZACK DEFENDER ZD-8 というヘルメットです。メーカーは大阪のTNK工業株式会社でMade in Taiwan です。

あまり聞きなれないメーカーですがリード工業のようにホームセンターや量販店の車、バイクコーナーに卸しているような会社だと思います。

そんな安物で・・・品質もイマイチでしょう?少なくともR1200GSのような本格的な大型バイクで使うなんて…冗談でしょ??という感じではありますが、最初に画像で見たときに作りは良さそうだし何よりフォルムがカッコいい!と感じたので試しに購入してみました。

ZACK DEFENDER ZD-8 カッコいいですよね。ちなみに私が購入したサイトで11800円でした!しかも送料込み!安いですよね!安すぎます。

このテのアドベンチャーヘルメットは某大手通販でよく見かける海外ブランドでも数多くあるものです。しかしそれら海外ブランドのアドベンチャーヘルメットは特定の角度で見るとやたら尖っていたり、カマキリのような顔だったりとフォルムがいまいちです。しかしZACK Defender ZD-8はそんなことはなく、どの角度で見てもカッコいいアドベンチャーヘルメットなんです。

細部の作りに粗のようなモノは見当たらず外から見る分にはAraiやSHOEIとクオリティ面で大差ないと思います。シールドもピタッと閉まるし視界にゆがみもありません。

このグレーが特に気に入って購入の決め手になりました。SGマークのシールもちゃんと貼ってあります。

バイザーの形状。凝ったデザインでカッコいいですね。

シールドのクオリティも問題ありません。ピタッと閉まり開閉操作もしやすいです。

アドベンチャー系ヘルメットになかなかない、インナーサンバイザーが出てきます。操作レバーはここ。操作には少し慣れが必要かな。

インナーバイザーにはちゃんとエッジ部分に「かえし」がついています。丁寧に作りこんでいますね。

シェル上部の開閉式のベンチレーション。AraiやSHOEIと変わらず良くできています。

チンガード部分のベンチレーション。こちらも同じく良くできています。

その他、開閉機能はありませんが通気口あり。

インナーバイザーを下げてシールドを閉めたところ。トンネルの多い場所や夜間走行も想定したロングツーリングはこれでないとね。スモークシールドじゃダメなんですよね!

う~ん、実物を手に取って見れば見るほど…どこにも粗はなく良くできたヘルメットであることが分かりました。何より声を大にして言いたいのはサイズ感が良いことです。このヘルメット、実はサイズ展開がM/L(57‐59)またはL/XL(59‐61)という2サイズしか選択肢がないのですが、私の場合はL/XLが理想的なフィットでした。

Araiツアークロス、SHOEI ホーネットADVともにXLサイズを選択していましたが、ツアークロスは若干ですがタイト、ホーネットADVは若干ルーズな感じでしたがこのZD-8のL/XLは理想的なジャストフィットです。




内装はこんな感じです。ツアークロス3に近いものがありますが、頬パッドなどの生地はSHOEIホーネットADVのように起毛になっていて、非常に肌触りが良いです。あれ…安物を買ったはずなのに、やたら高級感を感じるかぶり心地なのはなぜ???

あご紐は長さを調整できるタイプで固定方法は今時流でラチェット式のバックルになっています。丁度よい長さに調節できました。

内装を外して某体内をチェック。何とか安物の正体を暴かねば・・・

しかしこちらも特にガッカリするようなマイナスポイントを見つけることはできませんでした。

取り外した内装。もちろん洗濯できます。

すき間から帽体の裏面を見てみました。通常のヘルメットに採用されるFRP素材でないことは確認できました。樹脂製なのは確かなようですがHJCのようにポリカーボネイトなのでしょうか?

参りました。もうね…感動してしまったのでもう一個買っておきました。色違いで白を。だって11800円ですよ!!この先、このDEFENDER ZD-8も何かの理由で値上げされるかもしれませんしね。

二個目を買ったらさらにカッコいいヘルメットだと感じるようになりました。

付属品と説明書。スポンジは内装のフィット用でしょうか。

チンガード部分の風の巻き込み防止カバー。これはデフォルトで装着が好ましいですね。

HJCのDS-X1と比較してみました。DS-X1はXLサイズをチョイスしたのですが内装がかなりタイトでした。あご紐もギリギリで下を向くと少し苦しいくらい。何よりインナーサンバイザーがありません。カッコは良いですしワイズギア(ヤマハの用品ブランド)に供給しているだけに品質も悪くはありませんが。

真上から見るとずいぶんと前後長が違うように見えますが…

このようにHJC DS-X1はバイザーが上の方に向かって短く、対してDEFENDER ZD-8は前方に向かって長いデザインなのですね。

光の加減によってキラキラと輝くパールホワイトです!全く安物に見えません…これが11800円で買えるなんて!どうなっているのでしょうか。




強いて安っぽさを指摘するならステッカーでしょうか。切り文字のデカールではありません。

それから収納袋が不織布製でした。まあ…でもねぇ。普段は使いませんからね。

ステッカーはチープさを誤魔化すのに剥がしてしまい、代わりに洒落でSHOEIのステッカーチューンを。不思議なことにこれでやたら満足度が上がりました。

SHOEIさんに怒られそうですけど。・・・はい、これは賛否ありそうですね。

命に係わる安全装備であるヘルメット。ちゃんとしたものを、というのはもちろん良く分かります。それと同時にヘルメットは消耗品でもあり、一定の年数を使ったら新しいものへ交換しなければ、一流品を使用していても意味がないものです。

今回のTNK工業のDEFENDER ZD-8の安全性能については敢えて触れませんが、例えばこの価格帯のヘルメットを2年サイクルで新しいものに交換しながら使っていくのも安全面では悪くない選択なのだと思います。

何よりカッコいいですしインナーサンバイザーなど機能面も優れていますからね。皆様も検討されてみてはいかがでしょうか。

また機会をみて 実際に走行してみた感想をインプレッション したいと思います。

→実際に走行してみたZD-8のインプレッションは こちら 

コスパ抜群のアドベンチャーヘルメット TNK工業 ZACK DEFENDER ZD-8のご紹介でした。

では!

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あの日あの時、写真を撮ったからこそ…




写真とは不思議なもので撮ることで撮った人の記憶にもその風景が焼かれるものです。

メディアやフィルムに記録されるのと同じように、心の中にその時の風景が確かに焼かれていつまでも忘れることがないものです。

そういった意味でもバイクツーリングと写真は本当に親和性の高い両者だと感じます。

あの日、あの時、写真を撮ったからこそ記憶に焼かれたツーリングシーン




いつか人生を振り返る時がきたとき、かつての旅の風景を忘れてしまっては寂しいですものね。

自身で撮った写真を残すことで大切な思い出を心の中にも保存する。簡単に言ってしまえば記念写真なのですけど、こんな当たり前のことを改めて考えて「写真ってやっぱり素晴らしいものだな」と感じます。

何しろ現実が元になっていますからね。自分が生きた証でもあるのです。絵画やイラストなど多くの芸術作品はモチーフがあるとは言え物理的には現実をそのまま形にする訳ではありません。写真はその瞬間のその様子を記録するものであり、その刹那に存在する作者の見た「美」を表現する芸術であること。

バイク旅での出会いや絶景は素晴らしいものだから、それを芸術的な一枚の写真作品にする・・・それが私の目指したい究極のツーリング写真です。




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撮る対象は心で見つける




写真を撮りたいと思える景色を見つけられない。撮りたいと思える被写体に出会えない。こんなお悩みをお持ちではありませんか?

私もかつてそうでした。バイクを走らせて遠くまで旅をしてもシャッターを切ることなく帰る日もあったくらいです。

今になって振り返れば「立派な写真を撮ること」で頭の中がいっぱいだったのだと思います。素晴らしい写真を撮ってやるぞ!どこに絶景やフォトジェニックな被写体があるのか?と狩りをするような気持ちで日本中を走り回っていたのです。

私がいま皆様にお勧めしたいのは「立派な写真を撮ってやるぞ」という気持ちは一度忘れて、心に受け皿のようなものを持ち、目の前の風景や被写体を受け入れる余裕をもちましょう…ということです。




RICOH GR APS-C

ふと視線をおくった先にあるもの、ぽつねんと存在する木、何でもない海岸。決してインパクトはないが心に響くもの。自分の【好き】を象徴するようなものを耳を澄ませるようにして探してみましょう。

人はどうでもいいです。

立派な写真でなくてOK

コツは露出を1/3ステップくらい暗めにして、最初に一滴の光を探すのです。

そこに少しの光があって、その光を受けて語りかけてくるようなものにレンズを向けるのです。

何でもないように見える風景、何でもないように感じる瞬間、目では普通の明るさとしか感じない空間に美しい光があります。

知識や経験よりも感覚を頼りにしてみてください。




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記憶の風景を写真にすること




写真とは目の前に確かに存在している現実の様子を元にして作るものです。当たり前ですけどね。今回は改めてこの部分を考えてみましょう。

現実の様子とは時間が絶え間なく流れる三次元の空間・・・つまり時空ですよね。一方、写真とは時間が停止した二次元の画です。しかしその元となるのは光学的に切り取ってフィルムやデジタルデータとして記録した現実であるのです。ここがイラストや空想の絵画と大きく異なる部分です。

写真とは現実の記録であるとともにその様子を画(絵)にする瞬間アートなのです。

「それは当たり前である、写真とはそういうものだ」と多くの人が知っているからこそ、写真というARTには現実を記録するドキュメンタリー的要素が期待されるものです。その証拠にあまりアーティーに表現し過ぎると「こんなものは写真ではない」と物言いする人が現れます。

では写真を愛する一個人として「いい写真」を生み出すにあたり、どこまで現実に忠実であるべきか?という問題が出てきます。いや、正確にはどこまで人間の目でみた現実に寄せるのか?といった方が適切です。

なにしろ人間の目は現実の様子の何もかもを見ているようで見えていませんからね。眼球からの情報は信号として脳に送られ、それによって感情や記憶などが反応をする訳です。だから現実の様子そのものがどうこうではなく人間が目で見た様子を再現すべきか?と考えるのがベターだと思います。




不思議なもので人間の記憶に残されている過去の風景とはボンヤリと曖昧なものです。映画やドラマの回想シーン、つまり過去の記憶を再現するシーンではモノクロやセピア調が使われたり、フォギーフィルターがかかることからも分かりますね。

あの時、こうだった…という人の記憶回路と何らかの関係をもたせる写真や、見たこともない未知の風景を想像させる作品。それらは現実の様子が詳らかではない曖昧な風景【記憶風景】の写真でも良いのだと思います。

であれば、あまり現実の様子をこと細かに高画質に再現しても感情には響かないのでは?と最近になって思うようになりました。ART写真の多くでもボンヤリとした表現の作品は多いと思います。「いいや、質感の伝わる高画質な写真は感動ものだ!」という意見も理解できますが、それは写真機のテクノロジーの進化に感動しているのではないでしょうか。

一方で例えば私の場合は「ツーリングのワンシーンをART写真として切り取る」というテーマで活動していますが、その反面「内燃機時代のオートバイで旅をする文化を記録しておく」というドキュメンタリー要素もあるのです。相反する両者でありどこに線引きするかは大変悩ましいところです。

皆さまもご自身の写真活動においてアーティーであるか、ドキュメンタリーであるかの表現の線引きを再考されてみては如何でしょうか。

何か新たな気付きがあるかもしれませんよ。




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地の時代と風の時代の違い




約20年に一度起こると言われる木星と土星の大接近「グレートコンジャンクション」。様々な節目となるこのタイミングは2020年の12月22日に起きたようです。

今回のグレートコンジャンクションでは200年(250年という説も)に一度起こる【時代の変わり目】だそうで、それ以前までは地の時代、今は風の時代に入ったと言われます。

どんなにスピリチュアルを信じない人でも、このタイミングとは言わずもなが【新型コロナ】の影響で世界が一変したわけで、私のような鈍感な人間でも「時代が変わっていく」というのを感じ取っている訳でございます。

この時代の変わり目をただ何となく過ごすのではなく、新しい時代に見合った自分へ生まれ変わるために古いものは捨て、新しい何かへ変わりたいものであります。

これまでの地の時代とは物質的な豊かさ、固定資産などの所有、安定した生活、貯金、肩書や出世などのステータス、個人の努力、性別や人種・・・といったものでした。私たちの住む日本もこういった風潮が良しとされてきたと確かに感じます。




では新たな時代である風の時代はというと、精神的な豊かさ、所有ではなくシェア、革新的な生き方、投資、仲間や友人との横のつながり、助け合い、性別や人種はボーダーレスへ・・・といったように変化するそうです。

すでに幾つかはそうなっていますよね。様々なシェアリングサービスはよく見かけますし、幸福に対する考え方も「お金持ちなら幸せとは限らない」と誰でも知っているようになりました。

私たちの大好きなバイク文化に当てはめてみるとどうでしょう?

<地の時代のバイク文化>

・高性能なバイク、価値の高いビンテージ、高級な輸入車などを所有するステータス ・お金のかかったカスタム、センスあるカスタムなど車体自体にフォーカスされた楽しみ方 ・グループを作って集まるツーリングやイベント

<風の時代のバイク文化>

・ツーリングやキャンプなどモノではなくコトを主軸とする精神的な世界へ ・ソロツーリング、ソロキャンプなど個人の楽しみへ ・バイク自体は電動化の波を受けてシェアリングへ

・・・といった感じでしょうか。もちろん地の時代にあったカスタムバイクとかグループでのツーリングなどは無くなる訳ではありません。ただ中心的だったものが副次的に変わっていくのだと思います。

特にカーボンフリー社会の変革を受けバイク文化も大きく変わると思います。ガソリンスタンドは消防法により20年に一度は地下タンクの更新が義務付けられているそうですが、今のタイミングでその時期が来てしまった店舗は更新に投資はせずに将来を見据えて店じまいをしてしまうのです。つまり電気自動車が主流になるタイミングよりも早くに、ガソリンスタンドは減ってしまい、原油価格の高騰と相まって我々内燃機を愛するライダーは相当に不便を強いられるのが予想されます。

今みたいに内燃機関のバイクで気軽にツーリングを楽しめる時間は残り僅かかもしれないのです・・・

40~50代の男性が中心だったライダー層も世代交代を目前にしているので、向こう5~10年でバイク文化は激変すると予想できます。




写真文化も似ていると思います。最新のカメラをいつもチェックし、ボーナスが出たら高級なレンズを買うぞ、といったことを繰り返すのは時代遅れになるでしょう。これからはモノではなくコト、つまりカメラではなく写真に関心が高まっていくと予想します。

かつて世界中でシェアを誇った日本のカメラメーカーは弱体化してしまい、残されたブランドは僅かです。革新的な製品はinsta360など海外メーカー製で非常に残念な限りです。

日本のメーカーは「新しいカメラに買い替えればよい写真が撮れる」という幻想を消費者に抱かせていましたが、もっと早い時期にそれをやめて別の手段で写真文化を盛り上げるべきだったと感じます。例えばシャッターボタンに指紋認証をつけてファイルに今でいうブロックチェーンのような複製不可能な著作権を付加し、個人の作品を海外のART作品投資家に販売できるコミュニティーを構築するなど、考えればいろいろなアイデアがあったはずです。

大衆的なカメラユーザーも話題の撮影スポットをチェックしたり、人がどのように撮っているのか?と手法を真似たりするのも止める時期にきたと言えます。

私が撮っているツーリング写真はセルフポートレートで自身の姿を入れていますが、そういった様子を見て自撮りをするなんて恥ずかしいとか、ナルシストみたいだといった感想を抱くのも時代遅れとなります。風の時代は個人一人一人が自信をもって輝く時代です。恥ずかしがり屋さんでは時代の変化に対応できないと感じます。たかが自撮りをするのに周囲の目が気になる…なんてもう止めましょう。自分は風の時代の素敵な人なのだと堂々とするべきです。

皆さんは風の時代を生きる人として

これからをどのように生きますか?

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誰も教えてくれない上達のプロセス(風の時代仕様)




EOS6 mark2

写真をはじめて何年も経つのになかなか上達できない方はおられませんか?

ネットで情報を集め、Howto本で知識をつけても一年前に撮った写真と変わり映えしない…自身の作品に進化が見えない…

これでは遣り甲斐を感じないですよね。

またスキルを上げて一見して立派な写真が撮れるようになっても、同じような写真を他の人も撮っていて、自分が撮ったものと見分けがつかないくらい似ている…こんなことも現代の写真文化では珍しいことではありません。

何しろクオリティの高い写真やお上手な写真は今や世の中にゴマンと溢れているのですから。

今回はあまり見かけないアプローチで、本来皆さまが目指したい【写真が上達するためのプロセス】を私なりの考えで書いてみたいと思います。

写真に限ったことではないかもしれませんが、上達するにはその「きっかけ」となるものを見つけて幾つも繰り返していくことです。

右も左も分からないがやってみる → 失敗する

→ 帰って失敗の写真をよく検証する

→ 何が足りないのか見えてくる

→気付きと発見がある






これを何度も繰り返す

ある時、思いのほかうまくいく

→ 帰って何が良かったのか検証する

→ 発見がある、喜びを味わう

→ 前回の成功例を繰り返しやってみる

→コツのようなものをつかむ

RICOH GR APS-C

別のやり方を試してみる(ワンパターンの回避)

→ また失敗する

→ 再び検証する

→ また発見がある

→ 魅せ方の引き出しが一つ増える

  → 経験値が上がるので迷いが減る

→ 何か(カメラの性能や他人のノウハウなど)に頼らなくなる




なるほど、何となく分かったぞ!という「きっかけ」をこのようなプロセスで何度も何度も繰り返していくのです。

このモチベーションの源となるのは良いのが撮れた時の嬉しさです。

だから楽しむことを忘れてしまうと続きません。楽しむためのポイントは誰かに作品を見せて良い感想をもらうのはもちろん良いですが、何より自分で「いい写真が撮れたぞ」と自画自賛することです。

「私は素晴らしい、才能がある、サイコーだ」と。

ここで重要なのは世界中で他に二人といない、唯一無二の天才とは自分であると言い聞かせることです。これは古い時代、地の時代ではタブーとされていたことです。自分で自分のことを天才だと思う事はバカみたいである…はもう古いのです。自分は天才、自分は素敵だ、自分はサイコーである、の方が新しい時代の生き方だと思えませんか?

EOS6D Mark2

実践、検証、発見を繰り返すことで気が付くと幾つもの魅せ方を持った一人の表現者になっていることに気が付きます。本当に天才です。そんな自分の存在がなんだか頼もしくて誇りも生まれてくるでしょう。

誇りが生まれれば「他の人がどう撮っているのか?」など全く自分には関係ないと思えてきます。自分は天才だと思っていれば当然ですよね。

一つだけ大切なことは検証や発見を繰り返すプロセスとは自分の内面と向き合うだけの孤独の世界だ!ということです。誰かと一緒にワイワイやるのが好きな人もいますが私のお勧めは一人でやることです。

誰かと一緒にやった方が楽しいし、人の評価は嬉しい場面も多いですが、あくまで評価は結果として頂くもので、最初から他人の評価を求めるように創作すると自己顕示欲が作品に出てしまうのです。

SNSで見かける立派な写真の多くはそういった承認欲求を満たすための「すごいでしょう?私を認めてください」と言って目立たせるようなものが多いです。これは決して悪いという訳ではありませんが大衆的な写真文化の【流行】を象徴しています。あなたは風の時代の素敵な一個人として流行を追いたいですか?私はどちらかと言うと流行をリードしたいタイプです。

一朝一夕に成就するものではありませんが、写真という【不思議な瞬間アート】を愛し、自身の世界を一日も早く確立して、ある種の覚悟さえしてしまえば、誰だって素敵な写真家です。

それを受け入れてくれる時代「風の時代」はすでに到来しているのですからね。

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