たどりついたらいつも雨ふり

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま。音楽はどんなのがお好きですか?ツーリングの時、多くのライダーはヘルメットの中で好きな歌を口ずさんでいるものですよね。

EOS6D mark2  + SIGMA150-600mmF5-6.3DG F5.6 1/160 ISO100

「たどりついたらいつも雨ふり」はThe Mops時代の吉田拓郎さんの名曲ですね。




 

この写真を撮ったとき、久しぶりの西伊豆は「意外と遠かったなぁ」と感じました。まさにようやく辿り着いたという達成感をかみしめました。

そして暫くこの港にいると良いお天気なのにスコールが。

「なんて気持ちいいお天気雨なんだろう」

そう思ってシャッターを切っていました。スマホの画面で見ると分かりにくいと思いますが、かなりの雨粒が写っているのがお分かりいただけると思います。

前も書きましたが、いつか個展を開くことができたら、こんな写真を4切Wサイズプリントくらいの大きさで展示してみたいです。お天気雨の気持ちよさを知ることが出来るのもバイク旅ならではですからね。

”たどりついたらいつも雨ふり”

疲れ果てていることは誰にもかくせはしないだろう

ところがおいらは何のためにこんなに疲れてしまったのか

今日という日が そんなにも大きないちにちとは思わないが

それでもやっぱり 考えてしまうああ このけだるさは何だ 

 




 

この曲、1988年に氷室京介さんのシングル Dear ALGERNONのカップリングとしてカバーされましたね。吉田拓郎さんも最高ですが氷室さんの歌うこの曲も素敵でした。

ちなみにDEAR ALGERNONは私の中では5本の指に入る氷室京介さんの名曲だと思います。

あっ、いつも重い内容の投稿なので、今回はこれだけ!それではまた!

↓↓↓撮影地↓↓↓

仁科漁港 大変美しい夕日が望める、隠れた西伊豆の夕日撮影スポットです!





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すぐ役立つ!構図に困った時の逆転発想作戦<中級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、バイク専用SNSアプリ モトクルはご存知ですか?インスタのような写真共有のSNSコミュニティでテーマのあるコンテストが定期的に開催され、なかなか豪華な景品がもらえるようですよ。

私も面白そうだったので参加してみたところ、有難いことに入選されてBikeBrosの2万円分のポイントをもらっちゃいました!以前から気になっていたガエルネのブーツ、タフギアを買ってしまいましたよ!

気になる方はチェックしてみてくださいね。コンテストは腕試しには悪くないですし入選したり景品をいただくと嬉しいものです。

さて今回の<中級>ツーリング写真の解説は構図を考えて考えて、練りに練って苦しんで、どうしても納得のできる構図が見いだせなかった時、一番の悪者を逆転発想で使ってしまおう~!というテクニックのお話。テクニックと言うか開き直りですかね。

EOS6D mark2 + SIGMA150-600mmF5-6.3DG F6.3 1/400 ISO100

こちらの作品をご覧ください。先月に行ってきた伊豆半島ツーリングでのひとこま。石廊崎近くの小さな漁村で発見した突堤です。侵入しても問題ないようでしたので、安全を確認して先端までバイクを入れてみました。

あまり房総半島では見かけないような深い青緑の海が、とても美しいと感じたのでここで撮影に挑みました。したがって作品の主題は海です。

主題を海と決めた作品をつくる場合、構図のポイントは空を除外することです。この写真のように遠景の山などで切ること。その上に存在している稜線から空は入れないで撮ると海の存在が際立つのです。空も爽やかで撮りたいんだけど…という気持ちは分かりますが、その爽やかな青空はちゃんと海に写っているのですから大丈夫です。

まず構図を練る上でデザインに使える要素を洗い出します。突堤の導線は曲線と直線があります。色の要素は海の青緑と遠景の岩場のグレー。そして重要なのは海にグラデーションが存在していること。




当初、頭の中にイメージを作ったとき、すぐに理想的なアングルが見つかるだろう、そんなふうに思いました。しかし望遠レンズ SIGMA150-600㎜F5-6.3DGをEOS6D mark2 に装着し、堤防に上ったり岩場まで歩いたり、歩き回っては登って、しゃがんでを繰り返し、なかなか理想的と呼べるアングルに導くことができませんでした。

最も私を苦しめたのは突堤の先端にある街灯のような照明塔です。角度を変えれば目立たない位置にできますが、どうにも港らしいデザインでないせいか邪魔に感じて仕方がないです。しかしこの位置では完全に画面外に排除することはできません。かといって画面の隅っこに追いやると、余計に目立つような感じになるのです。

悩んでいた最中のショット 照明がやたら邪魔に感じる

 

これは参ったな。海はとても美しいし突堤の導線を使って良い構図が作れそうな絶好の撮影シーン。しかし邪魔者の存在が強すぎるのです。いくら考えても解決しない場合は逆転の発想です。

「いっそ、ど真ん中に配置してやろう」

これが正解でした。港っぽくないデザインの照明が気に入らなかったのは私の個人的なエゴだったのです。風景とカメラがそれを許してくれなかった。だから苦しんだのですね。




ど真ん中に配置することによって、画面内に安定感が出ましたし何より当初は気に入らなかったデザインの照明も、なんだかユニークではありませんか。

この撮影で学んだのは集中モードに入るほどエゴが出やすいということでした。受け入れる心を忘れてしまっていたのです。私もまだまだ甘いです!

困ったときの逆転発想のお話でした。皆さんも納得のいかない撮影シーンで試してみてくださいね。何かが変わるはずです…

↓↓↓撮影地↓↓↓

バーベキュー禁止の表示以外は特に無かったので分かりませんが、進入する際は再度ご確認ください。潮位や天候など状況をよくみて安全に最大の配慮をしてください。





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~本日の毎日100ショットスナップ~

リコーGR APS-C

もう1年くらい前に撮った写真ですが晴海客船ターミナルです。異空間を連想するデザイン建築にさわやかな青空。GRらしいカリッとした1枚を撮ってみました。みなさんも日常的にカメラを持ち歩いて毎日スナップを試してください。写真家の目が養われます!!

ズームレンズは果たして悪か?便利であるのか?<初級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、皆さまはどんなカメラをお使いですか?それはズームレンズですか?単焦点レンズですか? 一眼レフ、ミラーレス一眼をお使いの皆さまは、どんなレンズをお使いでしょうか?描写の良い単焦点レンズ派の人、便利なズームレンズ派の人、いろいろだと思います。

今回はそんなカメラ、レンズのお話です。ズームレンズがいいの??それともやっぱり単焦点ってレンズがいいの??この悩みを初級対象の方に私独自の(偏った)考えで解説いたします。

といっても、これはとっても深い話です。焦点距離の話やズームレンズor単焦点レンズなんて、その時の自分の撮影スタイルや変化していく写真の好みなどによって左右されるものです。この投稿では書ききれないので、あくまで今回は初心者の方向けのお話ですよ。

焦点距離を任意に調整できるズームレンズ このレンズは24から105mmまで。

多くの方が「ズームレンズは便利」「単焦点はきれいに撮れる」という言葉を聞いたことがあると思います。ズームレンズとは広角から望遠まで焦点距離が調整できるレンズのこと、単焦点レンズは焦点距離が決まっていて調整はできません。

ではなぜ、この両者が存在するのか?単純に考えれば単焦点レンズなど要らない気がしますが、それぞれのメリットとデメリットを書いてみたいと思います。

・単焦点レンズ

解放値が明るく軽量である。描写性能も美しく種類によって様々なボケ味がでる。ズームリングがないので機構が単純、密閉もよくチリやホコリが内部に入りにくい。

撮影に出向くにあたり広角、標準、望遠と異なる焦点距離が要求されるとき、何本ものレンズを持っていく必要がある。買い揃えるのにも出費である。着脱も手間でそれが原因でシャッターチャンスを逃すことも。

・ズームレンズ

1本(または2本など少ないレンズ数)で多くの焦点距離を守備範囲とできる。それゆえ着脱の手間がなく不意に出現した被写体に俊敏に対応できる。山登り、徒歩旅、そしてバイクツーリングなど荷物に制限のある場合に非常に有利。

一般に描写は単焦点より劣る。解放値が明るいレンズは重量が重く価格も高い。ズームリングの摺動部分から内部に塵が混入しやすい。価格が手ごろな物ほど解放値の暗いレンズで初心者に向かないという矛盾。




 

どうでしょう?一般的に言われる両者の違いは、ざっとこんな感じではないでしょうか?レンズはとても高価なものなのでレンズ資産なんて言葉があるくらいですが、みなさんはレンズにどれくらいの予算をさけますか?

一概にズームレンズと単焦点、どちらが良いかと決めることはできません。様々な要求や好みに応じて、それぞれが存在しているのです。

ただズームレンズのデメリットで書いた「一般に単焦点よりも描写は劣る」の部分については10年以上前はそうでしたが、最近のズームレンズは飛躍的に性能がよくなって、モデルによっては単焦点で撮ったと言われても全く分からないような優秀なものも多く存在します。

私達、オートバイ乗りは何本もの交換レンズを持っていくのは現実的ではありませんよね。もちろん、その気になれば何本でも持っていけますが撮影機材が重装備すぎると、ある日出かけるときに億劫になってしまうものです。

基本は身軽に気軽に理想的な撮影装備といきたいところですよね。そこでズームレンズが選択肢になります。しかしズームレンズには初心者の方に注意していただきたい、ある落とし穴があります。これにハマると構図などの画面構成がいつまでも上達しません。

当ブログ 究極のツーリング写真では初心者の皆さまに是非実践していただきたいズームレンズの使い方、しかし絶対に秘密にしてほしいスペシャルな練習方法をここで伝授したいと思います。

それはワイ端とテレ端の2点しか使わない、つまりお持ちのズームレンズで最も広角側と最も望遠側しか使わない焦点距離縛りです。上の写真にあるレンズ EF24-105㎜であれば、24㎜と105㎜以外は使わないでください、という練習方法です。

この焦点距離縛りという練習方法は一般的には50㎜の位置にズームリングをテープで固定して、撮影時に足が動くように訓練するものです。50㎜ではなくワイ端とテレ端の2点で縛るのは究極のツーリング写真流です。




初心者の方はどうしてもファインダー(または液晶モニター)を見ながらズームリングをぐるぐると回して、画面内にある被写体や要素の大きさを調整してしまいます。本来なら足で被写体に寄るのが基本中のキホンなのですが、ズームリングを回すことによって、画面内を調整できたつもりになってしまうのが、ズームレンズの落とし穴です。

ワイ端またはテレ端で縛ることにより、自然と足が動くようになります。以前に当ブログで解説しました「写真家の目、写真家の足」の足を養うのです。

50㎜標準で縛るのではなく、広角と望遠の2つで縛るのは理由があります。ツーリング写真の場合は、単純に考えて1.風景主体のツーリング写真 2.バイク(またはライダー)主体のツーリング写真の2者に分類できます。1の場合は広角側、2の場合は望遠側を使ってください。

撮るときに「よしここは風景主体、だから広角側でいこう」と決めて、被写体に寄り、理想的なアングルを探るために足でよく動いてみてください。単焦点レンズを使うときと同じ動きが身に付きます。

SIGMA35mmF1.4ART 35㎜単焦点でドラム缶に寄った写真

広角レンズ、またはズームレンズの広角側で主題と決めた被写体に、足で動いて寄ること!これを体にしみこませましょう。ズームを操作せず焦点距離を縛ることによって、否が応でも足が動きますので。とても効果的なトレーニングです。

望遠レンズでバイク、ライダーを主体に撮る

望遠レンズまたはズームレンズのテレ端はバイク、ライダーを主体に背景を引き寄せたような写真を撮るときに使います。余計なものを排除しやすく高価なレンズでなくても絞りを解放すると背景が綺麗にボケてくれます。わずかなアングルの違いで画面が大きく変化すること、景色だけでなく空気や光も圧縮され写真に写ることを覚えてください。

このワイ端テレ端縛りの訓練を本当に実践してみるよ!という方にはズームレンズを使うという選択肢は超絶おススメ!!!いやぁ、そんな面倒なのはチョット…という方は単焦点レンズを買いましょう。

ワイ端テレ端縛りは2本の単焦点レンズを使うイメージでやると、経済的にもお得感がすごくあります。単焦点レンズを2本も買ったら結構な出費ですからね!さらに焦点距離の端っこに限らず、24㎜、35㎜、50㎜、85㎜、105㎜縛りといった具合に縛ると、さらにお得感が増大です!えっ?それってズームリングをぐるぐる回すのと同じじゃないの??という疑問をお持ちのあなた…違いますよ!

この一般的に決められている、よく聞く焦点距離 14㎜、20㎜、24㎜、28㎜、35㎜、50㎜、85㎜・・・というのは誰が最初に考えたのか知りませんが、実によくできた絶妙な焦点距離です。それぞれの焦点距離で作れる画面のイメージを先に頭で描いて、そして足で構図を組み立てるのです。ファインダー覗きながらズームリングぐるぐるとは似て非なるものですよ。

ズームレンズをお持ちの方は騙されたと思って、このワイ端テレ端縛り地獄…いや地獄ではないです(縛りの後に地獄をどうしても付けたくなる)…実践してみてくださいね。

私もズーム機能のあるコンデジを使うときは殆どがワイ端で撮り、たまにテレ端を使う程度で中間はほとんど使いません。一眼レフのときもズームレンズは似たような感じで、どうしてもそれ以上後ろに下がれないとか、これ以上寄ったら海に落ちる!といった時にだけ、画面の四隅と相談しながら初めてズームリングで微調整するのです。

あっ秘密をまた1つばらしちゃった…

長くなってしまったので、今回はこの辺で!ズームレンズと単焦点レンズ、そしてワイ端テレ端縛り地獄のお話でした!





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桜とツーリング写真 こんな撮り方があったのか!<中級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、ツーリングには最高の季節ですが走っていますか?早朝出発でも路面凍結の心配もなくなりましたね。ぜひ早朝出発で最高の朝日の写真を撮ってみてくださいね。

最近、写真における「作品の意図」とは何ですか?と聞かれたのですが、難しく考えることではありません。意図とは簡単に言ってしまえば、あなたがそこで写真を撮った理由です。それが写真になっていればOKなんですよ。




例えば朝日が気持ちよかったとか、里山の風景に懐かしさを感じたとか、古びれた漁船が佇む港に旅情を感じたとか、これらが写真に写っていれば良いんです。ってコレぜんぶ私の好みですが!

そして構図やデザインとは、これら作者の意図を明確に観賞者に伝えるための役割として機能するべきと考えます。加えて光や影、驚きやユニークさ、そしてStory性などが加われば、もう完璧な傑作になりますよ!って私自身に言い聞かせたいですが。

さて今回はまだあったのかよ!桜の写真がと言われそうですが、そうです桜のツーリング写真です。またまた…。

 

EOS6D mark2 + SIGMA35mmF1.4ART F7.1 1/320 ISO100

こちらの作品をご覧ください。以前に投稿しました小湊鉄道 月崎駅で撮った写真の帰り道で撮った1枚です。夕日っぽく見えるかもしれませんが朝日です。写真だけ見て夕日なのか朝日なのかを判別するのって難しいですよね。

いずれの場合でも光は最高に美しいです。最高の光を最高の被写体に当てて写真を撮りましょう。光は命です!!この場所は小湊鉄道 高滝駅なのですが線路越しに見える向こうの桜があまりに立派で、朝日を浴びて輝いていたので撮影に挑みました。

スペースに制約のある現場(これ以上は桜に寄れない、後ろ側も広くはない…など)なので、理想的と言える構図は練り切れませんでしたが、光の美しさ、輝く桜を表現してみました。




どうしても桜のツーリング写真、桜のバイク風景というと青空のもと、さわやかに撮った写真が多いですよね。もちろんそれも素晴らしいですが、最高に美しい光を桜に当てればこんな風に印象的になりますよ!みなさんも早起きして出かけてみましょうね!という今回は簡単なお話でございました。

ちなみに、この桜は幹に蔦がびっしりと絡んで壮観な様子でした。しかし周囲に何人もいたカメラマンの方々は、あまりこの桜自体には興味がない様子でしたね。単に私が変わっているのでしょうか…

それではまた!





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↓↓↓撮影地↓↓↓

小湊鉄道 高滝駅のすぐ北側の空き地のような場所です。

  ~本日の毎日100ショットスナップ~

リコーGR APS-C

仕事の休憩時間にGRで撮った1枚です。東京都江東区のテレコムセンターや日本科学未来館がある場所にスマイルガーデンという広場があります。いまチューリップがたくさん咲いていて綺麗ですよ!

R1200GS ADVENTUREとは?どんなバイクか?BMWのアドベンチャーバイク

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、皆さまの愛車はどんなバイクでしょうか?バイク写真関連のコミュニティーを見ていると写真好きの方がよく選んでいるバイクってありますよね。

セロー、W650、ボンネビル、スーパーカブ、NC700、ドカティのスクランブラー、ハーレーのスポーツスターなどなど。

今回は旅好き、写真好き、キャンプ好きの私がメインで使用しているアドベンチャー系バイク、BMW R1200GSアドベンチャーについて書いてみたいと思います。

といっても詳細なインプレッションR1200GSとR1200GSアドベンチャーの違いなどについては過去に書きましたので、今回はもっとざっくりと書いてみたいと思いますよ。

2013(2014登録)BMW R1200GS ADVENTURE サンドローバー×アルピンホワイト

私は2008’ R1200GSを買ってちょうど10年。そして2014年にR1200GSアドベンチャーを買って4年。2台を合わせて10万キロ以上は乗っているのですがユーザー視線で分かりやすくいってみたいと思います。

なぜR1200GSを持っているのにADVを増車したか?

アドベンチャーを購入した2014年の春、私は既に2008年式R1200GSを購入して6年が経過していました。この時、BMWは主力商品とも言えるR1200GSをフルモデルチェンジさせてヘッドが水冷化された通称R1200GS-LCを発売していました。R1200GS-LCは試乗してみましたが、ライバルとパフォーマンス面においての差別化が要求されたのか、すこしBMW-GSらしさを失って走りに特化した印象でした。

そこで今乗っている空冷R1200GSは自分にぴったりのオートバイだから、この先もずっと乗っていこうと思いました。そんな風に考えたとき以前より気になっていたビッグタンクでオフロード向けのサスペンションを装備したアドベンチャーはどうなんだろう?と気になったのです。

その時、空冷モデルのポルシェ911カレラ2に乗っていたのですが生活環境の変化で維持が難しく、これを売却した資金(びっくりするほど高く売れました…)でR1200GS ADVENTUREの空冷最終型を入手したのです。既にR1200GSのLCが発売されて2年、R1200GS ADVENTURE-LCの発売がささやかれる中、ディーラーさんの片隅で売れ残っていたアルピンホワイト×サンドローバーの登録済新車(業界用語で未使用車)を格安で入手しました。

アドベンチャーは大きすぎない?

確かに大きいです。しかし見た目の印象ほど重くはないです。33Lのビッグタンクを満タンにしてしまえば重いですが、そうでなければ拍子抜けするほど軽いです。センタースタンドなんて衝撃を受けるほど軽くかかります。あとは慣れの問題です。最初は「こんなデカいの本当に大丈夫だろうか・・・」と私も不安でした。なんといっても車高が高いので通常のR1200GSとは威圧感が違います。純正シートをハイの位置でマウントさせると身長179㎝の私でも両足がバレリーナのように爪先立ちになります。

しかし慣れとは恐ろしいもので自分のものになってしまえば何とも思いません。




何が良い?

R1200GSというバイクはまず走りが良い。舗装路のコーナー、高速道路の巡航、下道でゆっくり流してもマイナスポイントが見当たらない。レバーサスペンションは最初は違和感ですが、今となってはテレスコピック(普通のオートバイのフォーク式)に戻る気はありません。…とここまでは通常R1200GSとほぼ同じ話です。

そしてツーリング性能。長距離が楽だ、とかそんな単純な話ではないです。懐の深さというか「いつまでも乗っていたい」と思わせる魅力。冒険に出かければ出会いと発見が待っている、そんな作り話みたいなことが実現できる、とでも表現しましょうか。えっ?それって普通のバイクじゃできないの?と聞こえてきそうですが、普通のバイクでは例えば1日に数百キロから1000キロ近く走ったら疲労して発見を見過ごしてしまうでしょう…

キャンプ道具を積載しても走りはほとんどスポイルされない。大型のアルミサイドケースは通常のキャンプツーリングの装備であれば、この左右2個のケースに全て収納されてしまいます。

33Lのビッグタンクはおよそ600㎞のワンタンク走行なので給油の煩わしさ、ガス欠のストレスから解放されます。プリロードの長いサスペンションは大らかな印象で極めてコンフォートです。舗装路でのダイレクト感やクイックな反応は通常R1200GSの方が上です。しかしアドベンチャーはとても乗り心地がよく車高が高い分気分も良いです。長距離走行であれば圧倒的にR1200GSアドベンチャーが良いと言えるでしょう。

ハイテク装備は意味あるか?

電子制御によるサスペンションはダンピング調整は大きな違いとは言えません。ただし九十九折の急勾配などではコンフォートモードは体感できるほど走りやすくなります。電子サスペンションについてはダンピングのモード変更よりも車高が変化するプリロードの方が効果が絶大でキャンプ装備積載では荷物積載モード、たくさん積んだときはタンデムモードにすることにより、車高が空荷の高さに近くなります。

トラクションコントロールASCは私の使い方では出番が少ないです。しかし何度か踏み切りで濡れた線路などで作動したことがあります。ABSと同様に安全装置と考えるのもアリだと思います。

その他、グリップヒーター、燃料に対する走行可能距離表示、いろいろ有りますが無用と呼べるものはありません。

オフロードは走るの?

以前と比べて林道に行く機会が減ってしまったのですが、荷物を満載して燃料を満タンにすると日本の林道ではかなり厳しいです。逆に軽い状態でいけば想像以上に素晴らしい走りをします。しかし日本の狭い林道で走るには万一を想定して2名以上で走るのが良いと思います。

勾配がきつく溝やギャップだらけの林道(日本の林道によくある)、大きな石がゴロゴロしている、粘土層が露出して年中ヌタっている、柔らかい深ジャリなど、はっきり言って苦手です。苦行とも呼べる林道ツーリングを楽しめる人には巨大な車体で攻略する楽しみはあるでしょう。

勾配が少なくフラットダートであれば、かなりオフロード走行を楽しめるバイクです。しかし日本で使う限りでは純粋なオフロードバイクとして期待すると、それは間違いになるでしょう。

維持費は高くない?

メンテナンスに関わる全てをディーラーに任せてしまえば高いです。オイル関係、バッテリー、エアクリーナー、プラグなどの交換、洗車時などに各部を目視点検など自分で行えば維持費が高いとは言えません。R1200GS発売当初、よくディーラーでお願いしないとダメだ、と言われていたヘッドクリアランス調整もズレていた試しが無かったので、やらなくて良いと言えそうです。

燃費は18~21km/Lくらい。 エンジンオイルは4輪用が使えるので安上がりです。オフロード走行用のブロックパターンタイヤを装着すると、銘柄や使い方によりますが5000㎞~10000㎞程度で交換時期となります。

 




 

故障しない?

故障しません。たいへん丈夫で信頼性が高いです。ただし機械に対して乱雑な扱いをしてしまう人がオーナーになった場合は、その限りではないようです。

まとめ

とても高いツーリング性能、懐の深い旅力、ローテクなイメージの空冷ボクサーエンジンをハイテクで制御している妙。このバイクが持つ魅力が自分のオートバイライフとぴったり合っている気がします。

巨体ゆえに気軽に知らない林道に入れなかったり、取り回しに苦戦したりするシーンも確かにありますが、極めて高いツーリング性能とトレードオフなのですから、そこは要求してはいけないポイントとして割り切りましょう。

走りを楽しみたい時はR1200GS、ロングツーリングとキャンプツーリングはR1200GS ADVENTUREと使い分けて楽しんでいます(冬は風が寒いので防風効果の高いADVENTUREばかり乗っていますが)。よく「なぜ同じバイクを2台も…?」と聞かれますが、実際に乗ってみると別物のバイクと言っても過言ではないです。

何事もモノ選びは自分にフィットしているか?これを基準に考えると、今の自分にジャストフィットしていると確信できます(体格と車格のバランスも含めて)。特に写真を本格的にやるようになって、写真旅との相性の良さにも惚れ直しています。





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~本日の毎日100ショットスナップ~

リコーGR APS-C

少し前に職場の近くで撮った1枚です。東京都中央区の晴海客船ターミナル 臨港広場にあるオブジェ 通称「風のオブジェ」ですが正式には「風媒銀乱」といいます。都内屈指の夜景スポットとしても有名で、週末は多くのカメラマンが来ますよ。この周囲はほぼ毎日いるところなので、言ってみれば私にとってホームグランドなのです。何か新しいことに挑戦するときは、まずはこの撮り慣れたオブジェや周囲の公園で撮ってみるのです。

インスタ映えバイク写真!<中級>ツーリング写真 マゼンタに酔いしれて

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、写真を楽しまれていますか?写真を楽しむとは高性能なカメラや高級なレンズを使いこなすことではありません。もちろろん間接的には関係していますし、重要であることは間違いありませんが。

写真を楽しむとは被写体を見つけたら「自分の場合はこうだ!」という個性で撮影し、それが写真として完成し見る人に伝わったときです。

インスタ映えはもう誰でも知っている言葉ですし、少し前まで写真に関わる人しか使っていなかったフォトジェニックという単語も、インスタ映えと共にあっという間に一般に広まりました。




いちおうタイトルにインスタ映えと書いちゃいましたが、私個人としてはインスタの反応はそれほど重要視していません。写真を撮るときはいつか個展をやってみたいと考えているので、そのプリントイメージで撮っているのです。4切Wサイズくらいのプリントで展示したいな、と考えているので撮影時はいつも4切Wサイズをイメージして撮っているんですよ。

EOS6D mark2 + SIGMA35mmF1.4ART F8 1/400 ISO100

さて今回の<中級>ツーリング写真の解説は朝日や夕日などのマジックアワーをマゼンタ(紫っぽいピンク=原色)に仕上げた場合のお話です。

Facebook、InstagramなどのSNSではスマホで見た場合の表示サイズなどの兼ね合いからか?マゼンタにふった写真はほぼ間違いなく受けがいいです。もし「いいね」をたくさんもらいたい!インスタ映えが最優先だ!という方はマジックアワーで撮影したシーンを画像ソフトでマゼンタにふってみると良いかもしれません。

このような写真に仕上げるのは難しくはありません。画像をソフトに取り込んだら色合いの調整を緑とは逆のマゼンタの方へスライダーを調整するのみです。この時、注意すべきポイントは「やり過ぎないこと!」この一言に尽きます。




度の過ぎた調整は不自然な発色になるばかりでなく悪趣味です。ただ興味深いのは、そういった大きく調整し過ぎた悪趣味な発色であっても、SNSウケは意外といいものです。これについては私も不思議だよなぁ~と常々感じていて、理由はいまだによく分かりません・・・。

以前に同じ話をしましたがSNSでの「いいね」の数は気にしなくて大丈夫です。スマホの小さな画面でタイムラインに数ある写真の中から、目だって良く見えた写真が「いいね」であるのが一般的だと思います。あまり深く考えず、写真もよく見ないで「いいね」やコメントをする人も多いので、そもそもSNS受けについては無視しても問題ないかと思います。

SNSの発表で重要なのは自分と同じような趣味の持ち主、美しいものを美しいと感じる感性の人、自分の写真だけ見て欲しいという傲慢ではなく、人の作品も丁寧に見れる人、こういった方々からのコメントやいいねなどの評価こそが大切なのだと思います。

写真をマゼンタに調整したいときも、こういった方々を裏切らないよう節度あるレタッチでいきましょうね。今回はこの辺で!

 





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~本日の毎日100ショットスナップ~
リコー GR APS-C

これは少し前に撮った写真ですが、銀座へ所要があったときにバスの窓越しに撮った1枚です。バスから見る東京の景色は面白いです。窓の外にカメラを向けていると、なんだか田舎者みたいですが、周りの目を気にしなくなってこそ真のスナップシューターですよ。

石川五右衛門の如く切り落とせ!フレーミングの奥義<中級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、そして初めて当ブログを見にきて頂いた皆さま、当ブログはオートバイの旅、オートバイのある風景を芸術的写真にするための写真解説サイトでございます。

みなさんでツーリング写真、バイク写真という文化を盛り上げていきましょう。

さて今回は中級ツーリング写真としてフレーミングの解説です。そして余計な物を画面に入れず、デザインを際立たせるテクニックについて詳細に解説いたします。

まずフレーミングとは何ぞや?というおさらいのお話を。フレーミングとはカメラで撮る写真の画面、この長方形の四角を意識し、目の前の景色をどう画面内に取り入れるか?どこを画面の外へ除外するか?という単純なことです。しかしフレームという名の通り、より「枠」のことを考えて被写体を枠際で切り落としたり、あるいは枠外の様子がどうなっているのか?想像をかきたてる構成を作ったりと、かなり重要でかつ奥深いものです。

EOS6D mark2 + SIGMA150-600mmF5-6.3DG F6.3 1/500 ISO100

こちらの作品をご覧ください。毎度、私の大好きな漁港での撮影シーンです。船を係留するための杭(ボラードというそうです)を主題に画面構成しています。




デザインの要素から解説しますと、ボラードが赤茶色、車止めが黄色なのでこの2色は補色関係です。補色と反対色のお話はこちら。

連続したボラードがリズムをなして対角線上に存在しています。脇役は舫綱です。リング状の金具はちょうど太陽のハイライトが入って輝いてくれました。

そしてフレーミングです。ツーリングのワンシーンである作品の表現として最も重要なバイクの存在ですが、ここは観賞者の想像の取り分として車体の上2/3を切り落としました。実際のバイクの高さに対して考えると1/2に近いですが、計ったような2/3という意味ではなく、ボリューム感としての2/3を切り落としたという意味です。R1200GS ADVENTUREは車体の上部が特にボリューミーですから。(あらゆる比率において特別な理由が無い限り二分割、二等分、1/2は避けましょう)

もしこれでバイクの存在が弱いかな・・・と感じたら目立つ位置にヘルメットを置いて、そこにピントを合わせましょう。ヘルメットやグローブといった小物はライダーの存在を予感させるのに効果的です。(バイクのオブジェ化を避ける)




きちんとフレーミングできなかった場合の写真はこちら↓

ボラードを主役に構図を作ろうと思っても、フレーミングを意識しないで撮るとこんな感じに陥ります。バイクの顔が見えているのは決して悪くはありませんが、海面やテトラポットなどは思い切って切り落としてみてはどうでしょう?

しかも決定的なのは遠くに人が写ってる点。これは良くないですねぇ。人が写っていてはいけないという訳ではありませんが、こういった要素は料理できないなら画面から除外すべきですね。写した被写体ではなく写っちゃった被写体はダメと覚えましょう。

このように主題と決めたものに大胆に寄るという写真の基本、それと同時に関係ないものは除外する。当初、重要だと思っていたものも敢えて1/3または2/3といった比率で切り落としてみる。それによって主題の明確化とデザインの印象を強めることができるのです。

被写体を大胆に切り落とすテクニック、ぜひマスターしてくださいね。

石川五右衛門の如く切り落とす、フレーミングのお話でした!





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~本日の毎日100ショットスナップ~

有刺鉄線に引っかかったビニール袋。曇り空に隠れた太陽にビニールを重ね合わせて撮っています。被写体はそこらじゅうに存在している・・・と毎日100ショットは教えてくれます。

 

あのとき買って良かったBMWバイク BMW F650GS ダカールにはじまり…

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、この春に撮った写真で誰かを喜ばせてあげることは出来ましたか?

つい最近、写真の「表現」ってどういうこと?と質問を受けたのですが表現とは「俺の場合はこう」「私の場合はこんな感じよ」といった具合に、撮影者の個性をもって観賞者にうったえかける事です。 ”case of あなた”って感じです。

カメラ、レンズの使い方や撮影技術そのものと直接関係ないと考えるのが良いと思いますよ(間接的に関係していますが)。

さて今回はバイクのお話。BMWのお話をいってみたいと思います。BMWのバイクっていうとどんなイメージですか?高い?おっさんのバイク?変わった人が乗ってそう・・・(これは当たりかも)いろんな意見がありそうですね。

もし今、次はBMWのバイク買おうかな、いつかはBMWのバイクだ!なんて考えている方がおられましたら、今回の投稿をご参考にしてみてください。

2003年式 BMW F650GS dakar(ダカール)

このバイクは2003年に私が最初に買ったBMWです。F650GS Dakar(ダカール)といって水冷単気筒650ccエンジンを搭載したオフロードバイクです。といっても見た目の印象ほどハードなオフロード走行を想定したモデルではありません。

ダカールと名のつかないF650GSというエントリーモデルがあり、その派生としてフロントを21インチにし、サスペンショントラベルを長くしたモデルなんです。といってもBMWはこのダカールをベースにした車両でパリダカールラリーを2連覇したのですけどね。

この当時、まだ20代だった私はバイク選びの基準が純粋なことに「カッコいい!欲しい!」という基準で決めていました。それまでスーパーシェルパ、セロー225、ジェベルGPSなど250ccデュアルパーパスを中心に乗り継いできた私にとって、単純にラリーカラーをまとったF650GSダカールがカッコよく見えたのです。




早速、近所のBMWモトラッドディーラーに足を運んで実車を見に行きました。価格は確か120万円くらいと、高いには高いですが他のRシリーズやKシリーズのおよそ半分の価格でした。当時、仕事ばかりが忙しくて時間がなく。経済的には少し余裕があったので思い切って新車購入しました。

実際に乗ってみると見た目の印象とは全く違い、とても乗りやすいロードモデルのようなバイクでした。単気筒らしい低速トルクはあまり感じず振動も少ないです。最初は退屈なバイクを買ってしまったな・・・と思いましたが、丸一日ツーリングしても疲労感がなく、シートによるお尻の痛みや肩こりなどは全くないのに驚きました。

これが嬉しくて徐々に遠くへツーリングするようになりました。250のときはせいぜい群馬か奥多摩しか行きませんでしたが、F650GSダカールを入手してから山形、岩手、新潟、長野などETCの無かった時代にハイウェイカード5万円分を購入して走り回ったものです。

そして2004年の夏に思い切って北海道をツーリングしました。キャンプ道具を積んでも走りがスポイルされることがなく、北海道の雄大な景色と大規模林道を堪能しました。

以降、毎年夏になるとF650GSダカールで北海道に旅に出ました。この頃からBMWのバイクとはオフロードとか峠のコーナーとか、何かのパフォーマンスに特化したバイクなのではなく、ツーリング性能が重視されているのだな、と気がつきました。

そしてただツーリングを楽しむのではなく、ツーリングをスポーツ感覚で楽しめるよう、安全や荷物を積載した時の走行性能、ライダーへの負担の軽減など、とてもよく設計されているとのだ!と実感したものです。

私はこのF650GSダカールで北は北海道の礼文島、南は沖縄県の石垣島までキャンプ道具を積載して走り回りました。そしてこの頃に事情あって13年ほど務めた会社も辞めました。今考えるとBMWのバイクに出会ってバイク旅の世界を知ったこと、長く勤めた大会社を辞めたことは自分の人生の中で転機だったと感じます。

2007年 BMW F800S 社用車・・・

次に就職した会社はバイク業界でした。バイク業界だけに社内にはテスト走行用や広報用の色んな車種のバイクがあり、メーカーから借りてきた新型の広報車両なんかも乗れて、仕事なんだか遊びなんだか良く分からない状態に戸惑いました。




そしてこの社用車の中にBMW F800Sがあったのです。このバイクも前傾のポジションや”S”というネーミングからも、SSに匹敵するようなコーナリングパフォーマンスを持つスポーツバイクかと思っちゃいますが、これもまた長時間走行のテストなどしましたが疲労の少ないバイクでした。

乗りやすいが速い、乗りやすいが安全、乗りやすいが楽しい。このバイクの基本をよく理解した人が、BMWのバイクを設計しているのだな・・・と勝手に思ってしまいます。

バイク業界では広報車両を新製品の撮影に使うため、会社から撮影場所または展示会の会場など頻繁に乗っては返却してを繰り返していました。国産4メーカー、ハーレーやKTMも乗ってみました。この色んなバイクを運転する、という経験がますますBMWの魅力を際立たせてしまい、車両返却した後に必ず「やっぱりBMWがいいな」と感じたものです。

もちろん良いところばかりではなく悪い面もあります。細かなパーツは意外と安いのですがAssyで交換するような修理が発生すると高いです。転倒などでよくバイクを壊す人にBMWはお勧めできません。ハーレーやカワサキの空冷Z系のような不良っぽさという魅力はほぼ無いです。当然、カスタムベースにも向いていません(旧世代のOHVなどは別ですが)。

「バイクの魅力とはツーリングだ」「ツーリングではバイクらしいスポーツ性能も大事である」「旅の道具を積んで安全に、そして遠くまで行きたい!」そんな人にお勧め。そんな要求に実直に対応してくれるのがBMWなんだと思います。壊れない信頼性の高さ、底知れぬ旅力がバイク旅の世界観を未知の領域へ誘ってくれます。

そして究極のツーリング写真として、忘れてはいけないポイントが!写真旅との相性も抜群に良いです。優れた積載性能は撮影機材が多少多くても問題なく持って行けます。そして機動力の高さが素晴らしい景色へと導いてくれるはずです。





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~本日の毎日100枚スナップ~

CASIO エクシリム EX-10

職場の近くにある公園で撮った1枚です。水面に移るビルがゆらめいている様子を主題にしました。カモメは重要ですが脇役としてキャスティングしています。私の大好きな東京の絶景です。毎日100ショット以上撮る、これを心がけて日常に写真家の目を!

桜のバイク写真 バイクのある風景 パンフォーカスで狙え!<中級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、皆さまのお住まいの地域は桜前線はもう通過してしまいましたか?東京、千葉はもう終わってしまいましたが、東北方面はまだまだこれからですよね。

実は一眼レフをEOS1DxからEOS6D mark2に変えてから、RAW現像する際に使っていたAdobe Lightroom5が使えなくなってしまいました。EOS6D mark2 からのCR2(というRAWの形式)がLightroom5のプラグイン CAMERA RAWでは対応できないのです。同様に新しいカメラEOS80DやEOS KissX9などもだめなようです。

しばらくはDNGコンバーターなるものでCR2をDNGに変換させてLightroom5で使用していましたが、これでは手間でとても不便に感じました。

仕方なくCAMERA RAWが対応しているLightroomCCへ契約プランを変更したのですが、うっかり愛用のパソコンのスペックをチェックし忘れてしまい、Lightroom5は問題なく使えていたPCでしたがLightroomCCは使えないことが判明。そして買い替え時期だったこともありパソコンを買い替えました。

LightroomCCを使うには絶対条件としてWindows64Bit版であること。私の以前のPCはWindows7の32Bit版でした…。この写真は中古ですが新たに導入したPC Thinkpad E570(レノボ製)です。CPUはCoreI5の第7世代、メモリー8GB、ストレージはSSD256GBです。これくらいないとLightroomを使うにあたって、ブラシツールや書き出しの際にフリーズしたりエラーが出たりするのです。

無事にLightroomCCがインストールできました…。

Lightroom5と少し勝手が違うので未だ慣れていませんが、たまっていたRAWファイルを一気に仕上げてみました。性能の良いパソコンになったので作業もスピーディーで快適でしたよ。

そんな貯めていた写真の中から、桜のツーリング写真を使って解説いってみます。だいぶ前置きが長くなりましたが…

EOS6D mark2  + SIGMA35mmF1.4ART F13 1/30 ISO100

こちらの作品をご覧ください。皆さまはパンフォーカスという言葉はご存知ですよね?画面内の全ての領域にピントを合焦させる、主に風景写真で基本と言われている手法ですよね。今回はそんなパンフォーカスで印象(地味ですが)を狙った作品つくりの解説でございます。




まず構図とアングルの話からですが、この画面では一番手前にある桜が地面近くまで垂れ下がっていたので、これを使おうと垂れた枝の下に潜り込んで35㎜の広角レンズ(SIGMA35mmF1.4ART)で狙ってみました。

この主題となった桜は景色全体に対して前景ですので、ボカすのも大いにアリでした。小湊鉄道のキハ(電車)が来るまで時間があったので、いろいろな撮り方を試して練りに練ってみました。

撮り鉄さんや観光客の混雑を避けるため、今回は始発電車で狙っているので早朝の良い光が画面の左側から差し込んでいます。

前回のここでの撮影と違い、桜は満開です。桜というのは花一つは小さく可憐であり、それが幾つもの集合体になっているからこそ、独特の美しさがあると思います。この小さな花が沢山集合することによる精密な美しさを表現するため、すべての花に合焦させることにしました。よって絞り込んでF13です。

絞り込むと当然ですがシャッター速度が遅くなります。この場合は1/30まで遅くなりました。注意点は風で桜が揺れていないか?この時は無風でしたので、1/30のままいくことにしました。もし風がある場合はISO感度をあげてシャッター速度をかせぐか、思い切ってさらにシャッター速度を遅くして意図的にブラすのも良いかもしれません。




当ブログで度々出てきた「〇〇だから△△したの法則」に当てはめますと、桜の花ひとつひとつを精密に表現したいと思ったから、F13まで絞ってパンフォーカスにした、となります。

構図は以前に映画監督になって被写体をキャスティングする 欲張り構図から夢かなった構図 の話を思い出してください。このシーンでは小湊鉄道のキハは非常に魅力的で重要な被写体ですが、思い切って脇役に徹してもらいました。なぜなら主役は桜だからです。キハは背景にとどめる程度に配置し、なおかつ遅いシャッター速度も相まって少しブレていますよね。このように被写体の存在感を調整することが大切です。

この写真のように桜の花ひとつひとつを表現した、なんていう精密な写真は見るサイズによっては伝わりにくいものです。本当は4切Wサイズくらいのプリントで見てほしい作品ですが、スマホの画面でみたら割と平凡な桜の景色に見えちゃうかもしれません。

私はいつかはバイク旅をテーマにした個展をひらきたいと思っています。その時は4切Wサイズくらいのプリントで展示したいな、なんて思っているので撮影時のプリントイメージはいつも4切Wくらいを狙っているんです。SNSでの画面表示はほぼ考えていないんです。

今回も長くなっちゃいましたのでこの辺で!皆さま良い週末を~

桜のツーリング写真 春のバイク写真関連はこちら

・目からうろこ 桜のツーリング写真は道とからめて

・やってはいけない 菜の花の景色とバイク写真…

・桜のツーリング写真 秘密だけど望遠レンズを…

・桜のツーリング写真 イケてる構図?はこれだ!

・桜とツーリング写真 私ならこう撮る

・桜から覗き込むよな…頼朝桜

・キラメキのツーリング妄想族

 





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↓↓↓撮影地↓↓↓

もう当ブログでは何度も登場していますが、千葉県市原市の人気ローカル鉄道 小湊鉄道 月崎駅です。今年の桜は終わってしまいましたが、毎年春になるとたくさんのカメラマンが集まる人気の撮影スポットですよ。

低空飛行で光の溜まりこんだ空間を解明せよ

EOS6D mark2 + SIGMA35mmF1.4ART F13 1/13 ISO100

2018年3月24日 午前7:00 下田市

7年ぶりの伊豆半島は完全にアウェーだった。

ここ4~5年、生活環境の変化で遠出が難しく、走りに行くのはもっぱら地元の房総半島だった。

とにかく良い写真を撮りたかったのでキャンプ道具は最小限に留め、睡眠時間を削って南伊豆をシューティングするつもりだった。

キャンプ場で夜中や早朝にバイクのエンジンをかけて出かけるのも気が進まない。だから野営地を探した。




土地勘もないのに簡単に野営地を探り当てるのは難しいだろう…そう思っていたけど、あっさりと見つけてしまった。

それは誰もいない、車1台も停められない入り江のような海岸だった。キャンプ禁止の表示があったが期間指定であり6月から9月と書いてあった。つまり今は3月なのでキャンプしても問題なしなのだろう。

この写真は野営地から1kmほど国道に戻るための林道で撮った1枚。朝の光が森に差し込んでいて、息をのむほど美しい光景だった。

すぐにイメージが浮かび上がった。昂る感情にブレーキをかけるようSIGMA35㎜F1.4ARTをEOS6D mark2に装着し撮影に挑んだ。

森に溜まりこんだ光を吸い込むように深呼吸した。光学ファインダーからみたこの光景は集まっていた光と空気達の正体を解明した。

なんて美しいんだろう。特にR1200GS ADVENTUREの上あたりに水分を含んだ空気が輝きを放っているのが見える。

これを見つけることが出来るのが光学ファインダーの良さだ。時代はミラーレスなんて世間は騒いでいるけど、私はEVFなんか信用しない。いつまでも光学ファインダーのカメラを使いたいと思っている。

 




 

ところでこういったシーン。ここで撮影をしたからこそ記憶に焼き付くものだと考える。仮にここで「綺麗なところだ」と足をとめて風景を楽しんだが写真を撮らずに行ってしまったとする。果たしてこの光景との出会いを何十年も先まで覚えているだろうか?

いいや、こういった光景との出会いは撮影に挑んだからこそ、記憶に深く刻まれると思う。たとえ良い写真が撮れなかったとしても、人生の大切な財産となる思い出ができるだろう。

だからいつだって低空飛行して、こんなところを探しているんだ。

オートバイの旅と写真はやめられない。

 




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