日本の絶景キャンプ場 岩手県八幡平 焼走り国際交流村

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、今回は間が空いてしまいましたが久しぶりに「美しき日本のキャンプ場」カテゴリーでお勧めの絶景キャンプ場をご紹介したいと思います。

今回は岩手県の八幡平にある焼走り国際交流村キャンプ場です。

焼走り国際交流村の公式サイトはこちら

岩手山の北東側の麓、東北自動車道の西根ICから約7km。周辺に八幡平アスピーテライン、雫石、田沢湖、松川温泉などがあり、八幡平エリアのツーリングの拠点として適した位置にあります。キャンプ場の目の前が焼け走り溶岩流なので朝一で朝食後の散歩に溶岩流を歩くのがお勧めです!

とても嬉しいのは低料金であることに加えフリーサイト内にバイク乗り入れ可能なこと!取材した2019年10月の時点で1泊300円でした!この時はここを拠点にベースキャンプと決め、3泊もしてしまいました。

営業期間は4月下旬から11月上旬とありますので、お出かけになる前にご確認ください。たぶん積雪の状態で変わるのだと思います。

食材などの買い出しは西根の市街地、国道282号にある生協ベルフ八幡平がいいと思います。

コンビニで十分という人はもう少し近い、西根インター出口付近にファミリーマートがあります。

お風呂は焼走り国際交流村のセンターハウスに天然温泉があります。センターハウスは昼食の時間帯ならレストランもあり、炭や薪の販売もあります。

キャンプの受付をするセンターハウス。ここに温泉とレストランあり。




キャンプ場の利用者は温泉の入浴割引券をもらえます。通常600円が500円です。なかなかの泉質でした!

焼走り国際交流村の全体。プラネタリウムやコテージ、オートキャンプサイトなどもあります。フリーサイトは溶岩流の目の前です。この写真で小さく赤マルされているのはゴミ捨て場と炭壺のある場所です。

そう!ゴミも捨てられちゃうんです。ゴミは持ち帰りというキャンプ場が多い中、我らバイク乗りには嬉しいですよね。

受付を済ませてフリーサイトへ移動。ここは焼け走り溶岩流の駐車場でこの立派なトイレの向こう側がフリーサイトです。

車はフリーサイト内に乗り入れできないのでリアカーを。バイクは乗り入れ可能ですがお静かにとのことです。




サイトの割と奥側にあるキャンプファイヤーサークルの近くにテントを張ることにしました。目の前に岩手山がドーンと見える最高のロケーションです。

キャンプファイヤーサークル

サイトの入り口は坂道の砂利ダート。左上に見えるのは先ほどのトイレです。ここに自販機もあり。

炊事棟。キャンプ場としてオーソドックスな感じです。

入り口に近いフリーサイトの様子。全体的にフラットですが地面は固く、ソリッドステイクのようなスチールペグをしっかりとハンマーで打ち込む必要があります。

目の前が溶岩流だけに、こんな溶岩をサイト内でよく見かけます。

山の麓なので天気は変わりやすく曇ったり晴れたり。岩手山も雲に隠れたと思ったら突然現れて夕陽に照らされ絶景になったりを繰り返します。10月でも寒かったです。




寒い日のキャンプは焚火が最高ですね。もう焚火をしないキャンプツーリングなんてクリープを入れない・・・・古いか。

私のキャンプ食はいつも適当です。スーパーで良さそうな肉や魚を買ってきて、フライパンや焚火で焼くだけです。

10月でも翌朝はタープやバイクがうっすら凍っていました。

深夜3時ころ何やらテントの前でピチャピチャピチャ…と変な音が。どうやらコッヘルの水をネコが飲みに来たようです。食材はパニアケースに仕舞っているので、せめて水だけでも?起きてしまったらトイレに行きたくなったので、テントの外に出たら満月がちょうど岩手山の上にきていて息をのむほど美しい光景でした。

八幡平アスピーテライン、田沢湖、雫石、安比高原などのツーリングの拠点に、松川温泉、湯治場で有名な強酸性の玉川温泉、乳頭温泉など温泉を楽しむのにも最高のエリアですね。

絶景日本のキャンプ場シリーズ 八幡平 焼走り国際交流村キャンプ場でした!!

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最強の導線【S字曲線】でツーリング写真に視線誘導を作ってみよう

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、だいぶ冷え込んできましたがツーリングに行かれていますか?寒いと朝がしんどいですが、寒い日ならではの美しい景色が待っているので、頑張って早起きしてツーリングに出かけてみましょう。

それと寒いと空冷エンジンの調子もいいですしね。しかし北国では積雪の便りも聞こえてきますので、シーズンアウトの準備も忙しいかと思います。鉄タンクのバイクの人はタンク内が錆びないようガソリンを満タンにして、バッテリーのマイナスケーブルを外して…来年の春まで準備万端に。

以前、10年ほどのキャリアですがスノーボードをしていたので雪国は憧れますが住むのは本当に大変だなと思います。




さて今回は<中級>ツーリング写真解説として写真デザインの1つである【線】について、作例を元に詳細な解説をしてみたいと思います。

EOS6D Mark2 + EF70-200mmF2.8L

この作品は先日、岩手の安比高原まで走った時に林道で撮った1枚です。砂利ダートの先にバイク+ライダー、そして遠景には紅葉した山といった構成です。使用したレンズはキャノンの大三元の1つEF70-200mmF2.8L ISで焦点距離はテレ端の200mm、望遠レンズの圧縮効果を利用し印象を狙った構図です。

絞りは画面の下側1/3のエリアのボケ具合を調整してF4を選択。この辺は中級者以上の方でしたら説明不要ですよね。バイクの存在感を落とし過ぎないようハザードランプと補助ライトを点灯させてみました。ライダーのポージングは後方を振り返るポーズでミラーに写った美しい紅葉の様子を、バイクを停めて振り返って見るというSTORY性を演出してみました。SHOEIホーネットADVやAraiのツアークロスなどバイザーの付いたオフ系ヘルメットだと、ライダーの視線の方向を強調してくれる効果があります。

写真におけるデザイン要素とは線、色、図形、質感、立体感、規則的なパターン、ディティール、シェイプ、リズミカルな連続、光と影などありますが、中でも印象として効果が大きいのは線と色です。線には直線、曲線、ジグザグ線などがあり写真を見た観賞者が最初に画面内で走らせる視線を誘導する効果があります。中でもS字曲線は最も視線を楽しませる最強の導線効果をもっています。




この作品の場合はこのように画面の角から導線を進入させ、S字曲線の中間に被写体(バイク+ライダー)を通過して遠景にのびていきます。このように線を使った導線効果は画面の四隅角から入れると最も効果が大きくなります。

写真の観賞者は写真をパッと見た瞬間に無意識下に写真内で視線を上下左右と動かし、まずは目で写真を楽しみます。視線誘導は必ず必要という訳ではありませんが、視線を安定させる何かしらの要素が写真中に無いと観賞者の視線は不安定に泳いでしまい「この作品には自分の関心の対象は写っていない」と判断されてしまいます。

では実際の撮影シーンで導線効果を写真に盛り込むにはどうしたら良いでしょうか?最も簡単な見つけ方は道、遠景や空との境界、木や建物といった垂直線です。まずはこういった使えそうな素材を見つけ、意識してアングルを探ってみましょう。肉眼で見た感じではS字を見つけられなくても望遠や広角レンズを使用することでS字が成立する場合もあります。




こういった線や導線といった写真のデザイン要素は重要ではありますが、あくまで写真の骨格というか基礎工事のようなものです。本当に大切なものは撮影者が感動したこと、目撃した事実などを撮影者なりに表現することですが、しっかりした基礎の中にソレが入っていればさらに良作になりえるのではないでしょうか…というのが写真デザインです。

写真デザインにおける線の効果、S字曲線の解説でした。

今回はこの辺で!!

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R1200GSスパークプラグ交換手順【中期型】セカンダリー側

前回の投稿よりR1200GSのプラグ交換方法を解説しています。2008~2009年の中期型のR1200GSで解説しています。投稿の容量の関係で1回で終わりませんでしたが、前回までがプライマリー側プラグ、今回はセカンダリー側のプラグ交換方法です。

揃えるべきプラグや工具など、前回のこちらをご参照下さい。

ではR1200GSセカンダリー側のプラグ交換方法です。

不完全燃焼ガスを燃やして排ガスをクリーンにする目的のセカンダリー側プラグは補助的な役割ですので、こんな辺鄙な場所に装着されています。見えずらい場所なのでライトを地面に置いて作業することをお勧めします。

まずダイレクトイグニッションコイルのカバーを外します。こちらはトルクスのT30で1か所の固定ボルト外します。すぐ隣にO2センサーの配線が通っているので注意してください。ちなみにアドベンチャー用シリンダーヘッドガードを装着していない人の場合は、手前側にもう一か所、T30のボルトで固定されていると思います。シリンダーヘッドガードとセカンダリー側ダイレクトイグニッションコイルのカバーは共締めされているのです。




ボルト1本(または2本)でカバーは外れますが、このカバーにO2センサーの配線が固定されているのでカバーを引っ張ったりしないように。

プライマリー側の時と違ってダイレクトイグニッションコイルが露出しているので作業性は良好です。

手で下に引っ張るだけですが場合によってはゴムがへばり付いて、なかなか抜けない場合があります。その場合は一度、プライマリー側の時と同様にダイレクトイグニッションコイルに接続されている配線を抜いてから作業しましょう。グイグイ引っ張って勢いよく抜けた時に配線をブチ切ってしまう恐れがあるからです。

コイルを外すとプラグの頭が見えます。

プラグレンチをラチェットハンドルに装着し古いプラグを緩めましょう。今回はエクステンションは不要です。

左がプライマリー側で使用していたプラグ、右がセカンダリー側で使用していたプラグ。このようにセカンダリーの方がカーボン汚れが多く付着しますが、これで正常です。主役のプライマリー側と違ってあくまで汚れ仕事を担っている証でもあります。





ではプライマリー側の時と同様にまずはプラグレンチに新品プラグをのせて手で絞めていきましょう。

いきなりラチェットハンドルを使うのではなく、まずは手でクルクルと回しスムーズに回転するのを確認しながら締め込んでいきます。プライマリー側の時と同様ですね。

デジラチェを使って指定トルク20N・mで締結します。この角度だとデジラチェの液晶が見えないのでプリセットしてアラーム音で判断しましょう。

ダイレクトイグニッションコイルを取り付けます。端子にプラグの先端がしっかりと入ると「コクッ」という感触が手に伝わってきます。ちゃんと入っていないとコイルの先端がブラブラと動くのでよく確認しましょう。

外す時に配線も抜いた場合は忘れずに配線のコネクターを差し込んで下さい。

ダイレクトイグニッションコイルのカバーをトルクスT30でボルトを固定します。ボルトを斜めに入れないように注意して下さい。この写真・・・露出オーバーだな。

ここまででセカンダリー側のプラグ交換作業は完了です。

後は最初に外したアドベンチャー用のシリンダーヘッドカバーの取り付けです。R1200GSでヘッドカバーに何もガード類を付けていない人はこの作業はありません。

ボルト、ワッシャー、シリンダーヘッドガード本体、スペーサーの順番です。スペーサーやワッシャーを紛失しないように気を付けましょう。

下側の1本はダイレクトイグニッションコイルのカバーと共締めです。ボルト、ワッシャー、シリンダーヘッドガード本体、スペーサー、カバー内の金属の黒ワッシャーの順番です。





R1200GSプラグ交換手順の解説は以上です。解説では右バンクでしたが左バンク側で全く同じ作業をして全ての作業が完了です。念のためエンジンを始動して始動性やアイドリングの安定などに問題がないか確認をしましょう。

今回、交換したスパークプラグは新車時に装着されているメーカー指定 NGK DCPR8EKCを使用しましたが、他の銘柄の互換品は例え性能が良いと評判のものでもお勧めいたしません。交換直後は性能の効果が体感できても長くは持たないです。ネット上の情報ですと1万kmも使用しないで始動性が低下したり、アイドリングが不安定になったりと良い噂を聞かないです。DCPR8EKCは私の2008’R1200GSで11年以上も愛用してきましたが(今回の交換で2回目)、不調をまねいたことは一度もないので純正はやはり信頼できると思います。マイナスが2極あるのも4万キロ持続できるロングライフの理由なんだと思います。

それと車検でノーマルマフラーであるにも関わらず排ガス濃度で落ちた場合はセカンダリー側のプラグが機能していない場合があるので、その場合は今回ご紹介した作業手順でプラグの点検をしてみましょう。

プラグ交換と関係ありませんがマンションや集合住宅などガレージの無い環境の方は、作業できる場所まで離れていると思います。作業に必要な工具やパーツをこのようなツールバッグに入れて行くと便利ですよ。電気工事屋さんがよく使っているヤツです。ホームセンターで安く売っていますよ~

BMW 空冷R1200GS スパークプラグ交換方法でした!!

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R1200GSスパークプラグ交換方法【中期型】プライマリー側

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、先日R1200GSのブレーキフルード交換方法を解説いたしましたが、とてもPV数が多くて好評でした。バイク整備に詳しい方が見ればクドいくらいに詳細に解説していますが、整備に自信の無い方でも挑戦しやすいように詳しく書いております。実はいつも書いているツーリング写真の撮り方の解説もそうなんですけどね。

…で今回も空冷R1200GSの整備について解説してみたいと思います。今回は中期型R1200GS(2008-2009年)のスパークプラグの交換方法でございます。

まず用意する新品のスパークプラグですがNGKですと品番【7168】DCPR8EKCでネット通販で1本で540円前後で入手可能です。これ以外の銘柄のプラグは私はお勧めしません。

R1200GSをはじめとするBMWのRシリーズは1150㏄世代の末期からツインスパーク化され、1回の交換で4本必要になります。

いちおう今回は2008年モデルのR1200GS中期型で解説いたします。後期型も作業手順はほぼ同じですがプラグの品番やレンチのサイズなどが異なるので、後期型はまた機会をみて改めて解説を作りたいと思います。

用意する工具はラチェットハンドル、トルクスレンチのT30、薄肉のプラグレンチ KTC B3A-16SP(16mm 差し込み角9.5sq)ネット通販で2300円前後、エクステンション、トルク管理のためのデジラチェ、ダイレクトイグニッションコイルリムーバー。

ネットを見ているとR1200GSのプラグ交換で「プラグキャップをラジペンで挟んで抜きました~」を見かけますが、ラジペンで挟むのはやめた方がいいです。R1200GSのそれは単純にプラグキャップなのではなく、ダイレクトイグニッションコイルです。昔のオートバイはディストリビューターからハイテンションコードを介して各気筒のプラグに接続されていましたが、点火効率が悪くハイテンションコードは劣化するとリークしたりとトラブルが多かったものです。

一見してただのプラグキャップであるR1200GSのそれはダイレクトイグニッションコイル本体なので、ここをペンチのような工具でストレスを与えるのは良くありません。それにラジペンで挟んでテコで引っ張るとヘッドカバーに傷も入ります。なので専用のリムーバー(プーラー)を用意しましょう。

写真の物はBEST TECHNOLOGY TOOLSの11002BMという物でAmazonで2500円くらいでした。

では右バンクでの交換作業で解説いたします。いつも通り作業はセンタースタンドを立てて行いましょう。




まずR1200GSアドベンチャーやR1200GSでもシリンダーヘッドガードをオプション装着している方は、このガードを外しましょう。BMW純正のアドベンチャー用のシリンダーヘッドガードの場合はトルクスレンチT30を使って3か所のボルトを外します。1つめはここ。

2つめは下側に。ガードとヘッドの間にスペーサーが入っているので無くさないように気を付けて下さい。

最後は前側です。ボルトの長さは3本とも同じですがスペーサーのサイズは違いますので後で分からなくならないように。

こんな感じでスペーサーが装着されています。

取り外したBMW純正アルミシリンダーヘッドガード。

では本題の作業を開始です。メインである上側がプライマリー、下に隠れるようにある一方がセカンダリープラグです。ちなみにツインスパークとは排ガスをクリーンにするための環境性能であり、ツインスパークだからパワーがあるとかではありません。

まず黒い樹脂製のカバーを外しましょう。このカバーは「エイやっ」と手で引っ張るだけで外れます。

ダイレクトイグニッションコイルとプラグコードの様子。作業前の様子をよく確認しておきましょう。

ダイレクトイグニッションコイルから配線を外します。このコネクターは小さな棒で爪を少しだけ起こして引き抜きます。無理に線を引っ張らないようコネクターごと引き抜くのがコツです。




ダイレクトイグニッションコイルのリムーバーを装着します。上から被せるのではなく横からスライドして入れる感じです。

リムーバーの穴にドライバーを入れて引き抜きます。コイルの先はラバー製でプラグ穴までの空間を密閉し防水性を保っています。引き抜く感触は「キュポン」という感じです。

外れたダイレクトイグニッションコイル。ここに汚れがあると防水性が落ちるので綺麗に清掃しておきましょう。

薄肉プラグレンチKTC製 B3A-16SPの出番です。

エクステンションを介してラチェットハンドルと接続して下さい。

ではプラグを緩めます。

古いプラグが外れました。今回使用したプラグレンチ KTC製のB3A-16SPはマグネット内蔵なので外しやすいですね。

外したプラグの焼け具合でエンジンの調子が分かる…とは昔の話かもしれませんが、一応は目視でチェックしましょう。

電極を新品と比較してみました。マイナスは2極あるのでまだまだイケそうですが、プラス側は摩耗しているのが分かります。ちなみにBMWが推奨するR1200GSのスパークプラグの交換時期は40000㎞毎です。これで3万ちょい使ったので、どうやら本当に4万使っても問題ないようです。R1200GSは経済的ですね~

では新品のプラグを取り付けましょう。ここから先の作業は相手がシリンダーヘッドであることを肝に命じましょう。万一、何らかの作業ミスでシリンダーヘッドのネジ山にダメージを与えたら…後悔しきれない結末が待っていますので慎重に!!!

まず最初は手締めが基本です。プラグレンチ+エクステンションの状態で新品プラグを先端にのせて、この状態で手で回していきます。

クルクルとスムーズに入っていくのを確認しながら手で回していきます。ちなみにプラグのネジ山にスレッドコンパウンドを塗布する場合もありますが、大手プラグメーカーであるNGKのホームページではスレッドコンパウンドの塗布は推奨していなかったので、私は何もネジ山に塗りません。

手で回らないところまで締めたらデジラチェまたはトルクレンチで本締めします。BMW指定の締結トルクは20N・mです。しくじらないよう慎重に!




ダイレクトイグニッションコイルを差し込みます。奥まで入れてプラグの端子に接続されると「コクッ」という感触が伝わってくるはずです。

もしプラグの端子に正しく接続されていない場合は、コイルを指で揺らしてみてグラグラするはずです。正しく先端まで接続されるよう確実に作業しましょう。

コイルに配線のコネクターを装着します。

奥まで正しく入ったかよく確認しましょう。

黒いカバーは手で押し込むか軽くたたくと「パコッ」っとはまります。ここまででプライマリー側の作業は完了です。

すいません、画像を貼りすぎて容量が苦しいのでセカンダリー側の交換作業は次回に続きます!!

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私が空冷R1200GSを乗り続ける理由☆しかしNorden901はカッコいい

究極のツーリング写真 touring-photography.com読者の皆さま、秋のツーリングと初冬の風景を楽しまれていますか?

ところでつい先日に古い友人と久しぶりに会ったら、私のR1200GSを見て「まだこのバイクに乗っているんだ!」と驚かれました。考えてみるとその友人と最後にツーリングしたのは、私が新車でR1200GSを購入したばかりの2008年の頃でした。

もう11年も前なのに今でもR1200GSに乗って津々浦々のバイク旅を楽しんでいる自分。しかも2014年にはディーラーで売れ残っていた最後の空冷R1200GSのアドベンチャーを購入し、空冷GSを2台体制にするという変態っぷり。ここ、一番不思議がられるポイントでして何故にR1200GSとR1200GS-ADVENTUREの両方を所有してるのか?実際に2台を乗り比べてみると両者は別物であると力説しても、多くの人は理解不能のようです。

今回はそんな私の愛する空冷のR1200GSについて久しぶりにその魅力を語ってみたいと思います。

…とその前にこんなトピックを!

ハスクバーナ Norden901

EICMA(ミラノモーターサイクルショー)2019でハスクバーナから新たなコンセプトモデルとしてアドベンチャーバイクが発表されたようです。その名もハスクバーナ ノーデン901  カッコいいですよね。

既に発売されているビットピレン401といい、最近のハスクバーナのキスカデザインがいちいち私のハートに刺さります。丸目単眼のアドベンチャーという意味ではVスト250などと同じですが細部のデザインの洗練さが流石はヨーロッパデザインといったところですね。ちなみにスズキはEICMAでかつてのDR800を連想する角目ライトのV-STROM1050を出展したようです。




このノーデン901、排気量は889.5㏄との事で恐らくKTM DUKE890と同じエンジンと思われますが、いったいどんな走りをするのでしょう。直線と面を組み合わせたようなフォルムはかつてのKTM990ADVを連想しますが、やはりフロント21インチのラリーテイストはカッコいいですね。しかしハスクバーナはこのNorden901をアドベンチャーバイクとは位置付けていないようですね。

off1.jpさんより  フロント21インチ ノーデン901 このタイヤはスコーピオンラリーかな。

個人的に最もハマったポイントは、ちょっと懐かしい印象のディスクブレーキカバーとフォークのカバーです。この部分のボリューム感が車体全体の雰囲気とよくマッチしているように感じます。むかしビッグオフ(死語)といえばディスクブレーキカバーは当たり前の装備だったのですけどね。

これは・・・?純正TFT(?)の上にIphoneを装着すれば、専用アプリでラリーマップになる?という事でしょうか。よく分かりませんがカッコいいのは確かです。

細部を見るほどコンセプトモデルと言うよりは、いつでも市販できる状態という印象でしたが気になるお値段はどうでしょうね。写真ではミラーがありませんが、これにナポレオンGSミラーを装着したら似合うだろうな…。

さてハスクバーナNorden901の話題はこのくらいにして、私がなぜBMW空冷R1200GSにこだわって乗り続けているのか?という本題に入ってみたいと思います。

2008年式 空冷SOHCヘッドのR1200GS 中期型モデル

もし誰かにR1200GSってどんなバイク?と聞かれれば簡単に答えるのであれば「とにかく乗りやすいバイク」の一言に尽きます。乗りやすいが一番速い、乗りやすいが一番安全、乗りやすいが一番楽しい…バイクにとって「乗りやすい」は正義ですが、一方で乗りやすいだけでは面白くない、というのも確かに理解できます。ではR1200GSは面白くないバイクでしょうか?

その答えはバイクの使い方によって変わってきます。私はかつてバイクを峠やサーキットで走らせたり、マフラーやらサスペンションを交換してカスタムにハマったり、林道走行にハマったり・・・30年のバイクキャリアの中で私なりに経験を積んできましたが、いま一言でバイクの魅力は?と言うとずばりツーリングです。




R1200GSはツーリングの本質的な魅力を体験するのに理想的なバイクだと思います。このバイクの乗り味としての印象は大きくて軽い、そして走り出すと小さくなって速い、です。なかなか大きくて軽い乗り物ってないですよね。R1200GSはスペックとしての車重は特別軽いという訳ではありませんが、実際に取り回したり走らせてみると体感的にとても軽くて初めて乗る人は驚きます。

コーナーは特別なモーションは不要でどこからでもバンクを開始する謎の動きをします。この辺はライディングテクニックに覚えのある方ほど違和感を感じると思いますが、サーキットを走るようなシーンでは良さはなかなか見えてきませんが、ツーリング先でのスポーツ性という意味でとても良く出来ています。とにかく良く曲がり操る楽しさを体感できるのです。

BMWのアイコンとも言える左右に突き出たボクサーツインエンジンはそれだけでマニアックですが、横の鼓動とシャフトドライブのジャイロ効果も相まって、すこぶる安定感を生み出しロングライドを支えてくれます。飛行機のエンジンを連想する空冷ボクサーは趣あるローテクな印象ですが、それを最新のデバイスで制御している妙が空冷R1200GSの魅力だと思います。

テレレバーやパラレバーをはじめとする独創的な機構については話が飛躍するので割愛しますが、エンジンの特性、車体の動き、サスペンションや装備などすべてにおいてツーリングにおけるスポーツ性を考えて作られている、そんな印象を受けるのが空冷R1200GSです。

オフロードについては日本の林道ではなかなか良さを発揮できる広大なステージがありませんが、狭い林道を巨体で入っていく楽しさはスリリングであり刺激的です。

日帰りツーリングでもロングでキャンプツーリングでも、何でも平然とこなしてしまう万能さ。万能というと面白くないバイクみたいですが、そのラインがとてもハイレベルな位置にあるのがR1200GSというバイクです。ライダーのスタミナを無駄に削らない寛容さはツーリング先で何しよう?という余裕も与えてくれます。私の場合は言うまでもありませんが写真活動です。




バイクが好き、ツーリングが好き、走りが好き…こういったバイクの本質的な魅力を味わい尽くしたい、そんな人にぴったりなバイクがR1200GSだと思います。ハイテクデバイスやパフォーマンスの面でさらに上が欲しい人は現行の水冷ヘッドモデルが良いかもしれませんが、やはり私のお勧めは空冷モデルのR1200GSです。

高い車高とアップライトなポジションから眺める景色は格別ですし、楽しいコーナーがあればスポーティーに走りを楽しめる。長距離もキャンプも楽しい。なかなかツーリング性能をこんな風に具現化したバイクは他にないと思います。

いま空冷モデルのR1200GSは中古車相場がこなれてきましたし、中古パーツも豊富に流通して維持しやすいBMWと言えます。メンテナンス性も良いので維持費もそれほどかかりません。気になっている方はいかがですか?

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バイク写真☆7つのお悩みスッキリ解決【後編】

前回よりバイク写真、ツーリング写真の撮り方における7つのお悩みスッキリ解決と題してQ&A形式で解説をしております。今回はその続きで【後編】となります。

バイク写真☆7つのお悩みスッキリ解決【前編】はこちら

バイク写真☆7つのお悩みスッキリ解決【中編】はこちら

6.逆光で撮ると写真が暗くなっちゃう

「あーその向きだと逆光になっちゃう」「逆光で撮ったらダメでしょ」というお話は本当によく聞きます。旅行先での記念写真で人物を逆光で撮ると顔が真っ暗…これはカメラの評価測光に任せて撮った結果であり、逆光がいけない訳ではありません。

EOS6D Mark2 + EF70-200mmF2.8L

逆光のシーンで諦めなくてはいけないのは爽やかな青空、地上物なら鮮やかな色彩などです。それ以外はツーリング写真においては良いことばかりです。逆光でとらえることで被写体に輝きを与え、豊かなコントラストでドラマチックな印象作品が狙えるのです。

ただ1つ、やらなければいけないことは露出補正です。露出は写真の明るさを決める重要なことですが、現代の多くのカメラは自動で適正(であろう)露出を決める機能があります。しかしこの自動露出(AE)は画面全体の平均などでコンピューターが計算するもので、撮影者が期待する芸術的な表現などは当然のように反映させません(アップルやIBMがカメラを作るようになったら分かりませんが)。逆光の時はAEが決めた露出に対して積極的に露出補正してイメージに近づけましょう。




東京湾の夕景

逆光で撮るとレンズフレア、ゴーストといった一般的には歓迎されない画質低下の現象が発生します。個人的にはフレアやゴーストはダメと決めるのではなく写真らしい演出の1つとして使えないか熟考の余地はあると思います。簡単に言ってしまえば好みであればゴーストが出ても歓迎すべきだと思います。

それと太陽にレンズを向けてはいけない…というのも思い込みですので、上の作例のように太陽が画面内に入るようなシーンにも果敢に挑戦してくださいね。失敗作を恐れてはいけません。

ここまで説明すれば逆光はダメではなく、むしろドラマチックなツーリングシーンを演出する最高のシチュエーションであることはお分かり頂けたと思います。しかし自分が撮りたいと感じた情景の方向に対して太陽の向きをすぐに変えることはできません。このシーンをどうしても逆光で撮りたいとなったら、時間帯や季節を変えて出直すしかありません。

7.画像のレタッチっていけないの?

デジタルカメラで撮った写真をパソコンに取り込んでイメージに近づけるための再編集、それがレタッチです。今ではもう知れ渡っているのでレタッチを驚く人はいませんが、以前と変わらず「レタッチはインチキである」的な意見が聞こえてきます。

インチキかそうでないかは誰にもジャッジできる権利はありませんが、私の場合は多くの作品でLightroomというソフトを使用して何らかのレタッチを施しています。特に天の川や星景写真ではLightroomの【かすみの除去】という機能で天の川を明瞭に仕上げているので必須とも言えます。

レタッチについては人それぞれの考え方がありますが、私は当初の撮影シーンで「こう撮りたい」と作ったイメージにより近づける仕上げ作業と認識しています。「より近づける」とはカメラでは無しえなかった部分を帰宅後にLightroomで仕上げるという意味です。

全てのデジタルカメラはCCDやCMOSといったイメージセンサーが受けたデータを最初はRAW(生)として受けます。そのRAWのデータをデジカメ内のCPU(現像エンジンなど呼ばれる)で現状処理を施してJPEGに圧縮した画像データが完成します。この過程では現像エンジンはレタッチと同じようなことを自動でやってくれます。

入門機カメラによく付いているシーンモードは、この現像エンジンが風景なら青や緑を鮮やかに、人物なら肌を少し赤みをつけて…といった具合にRAWからJPEGに現像する際のレシピを調整しているのです。つまりJPEGモードで記録している限り、カメラにレタッチをお任せしている、という事なのですね。

ネット上やSNSなどで思わず目を背けたくなるような過度なレタッチ写真は確かにあります(近年は減少傾向ですが)。例えば地面や人の顔までピンクになった桜の風景写真や絵みたいに見えるほどシャドウリフトさせた写真などがそうです。

こういった過度なレタッチ写真はベテランほど抵抗感を感じ、写真の見識が浅い人にとってはキレイな写真と見える傾向があるようです。過度なレタッチ写真が一時期にネット上で蔓延したことで「レタッチは邪道である」的な意見も目立つようになりました。




カメラにはダイナミックレンジといって写せる光の範囲が限られている、という事を以前も記事にしましたが、デジカメの当初の画像(再生ボタンを押してディスプレイに表示する画像)はダイナミックレンジの範囲の全てを写真にできていません。その最たる例が天の川です。殆ど画像に出ていなかった天の川が【かすみの除去機能】で明らかにされるのは、紛れもなくカメラが写していた天の川なのです。それをレタッチで明らかにする調整は果たしてインチキでしょうか?

上の夕陽の作品は明暗差の大きいシーンを明るい部分、暗い部分で個別に露出を調整した作業例です。本来、撮影時のままですと夕陽に露出を合わせればバイクは真っ暗、バイクが分かるように露出設定すれば夕陽は明るすぎて雰囲気が出ません。それを個別で調整してイメージに近づけました。これはインチキでしょうか?

リコー GR APS-C

ここまで書けばもう多くの方がご理解できたと思います。レタッチはインチキではありません。写真に対する理解を深めている人であれば、脚色などではなく節度ある使用ができるはずですね。

多くの写真コンテストなどで「過度なレタッチや加工は禁止」というのを見かけます。ある物を消したり無い物を加えたりといった切った貼ったも禁止しているのを見かけます。「さすがに切った貼ったはマズいだろ」と思う方もおられると思いますが、それとてモンタージュ写真、コラージュ写真という列記とした写真ジャンルが存在しているのです。ただ今の時代には流行っていないだけなんですね。(モンタージュを聞いて太陽に吠えろを思い出した人は40~50代!)

当初に「こう撮りたい」と作ったイメージに近づける仕上げ作業なのか、単なる自身の写真を目立たせようと脚色した作業なのかでレタッチの存在価値は大きく変わってきます。

雨の宗谷国道

レタッチの大切なポイントは一通りの作業を終えたあとに作業前と作業後の画像を表示し、レタッチに過不足がないか慎重にチェックすることです。やり過ぎはもちろんいけませんが、遠慮し過ぎも勿体ないことです。また発表する場に合わせて仕上げを変えたり、プリントサイズや紙質によって調整したりもします。

夜に書いたラブレターが恥ずかしい内容なのと同じように、翌日に改めてチェックするのも悪くありません。撮影日から数か月や数年といった一定の冷却期間をおいて改めてレタッチするのも素晴らしい発見があります。




・さいごに

いかがでしたか?私が周囲の人たちによく質問を受ける、写真についての様々なことをQ&A形式で7つにまとめてみました。いい写真を撮りたい!というのは多くの人の共通の願いですが【いい写真】を定義するのは簡単ではありません。私個人は「いい写真とは常に見る側が主観的に決めるもので撮る側としては永遠のテーマ」と考えています。いい写真を実現するには何より写真が好きであること、写真の素晴らしさを知り被写体と理解を深めることだと思います。結局は「いい写真が撮りたい!」という熱意がいちばん大切なのかもしれませんね。

今回はこの辺で!!

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バイク写真☆7つのお悩みスッキリ解決【中編】

バイク写真、ツーリング写真の7つのお悩みQ&A形式で解決方法をご紹介しています。前回までは1.構図がうまくつくれない 2.レンズの選び方が分からない をご紹介しました。

前回の投稿はこちら

今回はその続きでございます。

3.どうしてもブレてしまう

ブレやピンボケといった写真のクオリティに関わるお悩みは、ビギナーの方でしたら最初は誰でも通過する壁ですね。写真の経験が少ないと、まずその写真がブレなのかどうかも分からないものです。ここでは鮮明さのない不明瞭写真と仮定して解説してみましょう。

RICOH GR APS-C

まず最初にこちらの写真をご覧ください。私の個人的な考えなのですがブレ、ボケといった一般に失敗写真と言われているクオリティに関わる画質低下ですが絶対にダメとは言い切れないと思います。ブレ、ボケの中に何かが写っているときもあり、ブレ写真ボケ写真を追求している写真家もいるくらいです。

こういった鮮明さの無い不明瞭写真は人間の記憶風景に似ているから、心にうったえる何かを感じるのかもしれませんね。しかし写真ビギナーの方がイキナリこれを目指すのもちょっとおかしな話です。まずは技術的な観点で手ブレやピンボケをしないようスキルを身に着けてみましょう。




技術的な観点で手ブレをしない為の手法はネット等で情報が溢れていますので、ここでは簡単に説明しておきます。ブレにはシャッターを押した時にカメラが揺れてしまった手ブレと、そもそも被写体が風などで動いている被写体ブレの2者があります。前者は三脚に固定する、ISO感度を上げる、上手にシャッターを押すなど対策は可能ですが、後者の場合は三脚に固定しただけではダメでISO感度など露出設定で解決させます。

RICOH GR APS-C

手ブレはシャッターボタンを押す瞬間、離す瞬間に発生しやすいものです。よく聞く上手なシャッターの押し方とは両脇を締めてしっかりカメラをホールドし、呼吸を整えて指の腹でシャッターボタンを押しこむ…といったやり方です。私が個人的にお勧めしたいシャッターの押し方は体幹を意識して体全体を安定させる姿勢作りです。

体を三脚のようにするイメージで姿勢を低めにし、腕ではなく全身を安定させるとカメラホールドが良くなります。また裏技ですがシャッターを高速連写モードにすると連写で数枚撮った内の中間の1枚がブレがなく撮れることもあります。内緒のテクニックですよ!

シャッターを半押しした時に多くの一眼レフカメラは露出値を表示しますが、その時に表示されたシャッター速度に注目しましょう。シャッター速度は遅いほど手ブレしやすく、レンズの焦点距離にも比例し望遠ほどシビアです。一般的にそのレンズの焦点距離をシャッター速度にしたものが手持ち撮影の限界と言われます。例:200mmなら1/200

ピンボケまたはピントが微妙に甘い写真は技術的な面とは別に、チェックが甘いのが原因でもあります。デジタルカメラはその場で撮った写真を確認できるのですから、拡大表示してピントが甘くないかよくチェックしましょう。スポーツシーンのように決定的シャッターチャンスなら撮り直しがききませんが、バイク写真、ツーリング写真の多くはその場で撮り直しができるはずです。

4.新しいカメラに買い替えた方がいい?

いいえ、おそらく今すぐに買い替える必要はありません。いまお持ちのカメラで次の3つの事を試してください。1.どこにもピントが合っていないオールボケ写真、2.明るすぎてほぼ真っ白な写真 3.暗すぎてほぼ真っ黒な写真 この3つの写真を簡単なカメラ操作で出来るか?もしできないようであれば、この先写真を趣味またはライフスタイルとしてやっていきたい!と願う方でしたら買い替えた方が良いかもしれません。ピントの位置、露出(写真の明るさ)はカメラに任せず撮影者の任意で決めたいシーンが多くなるのが写真を趣味またはライフスタイルとしていく上で頻繁にあるのです。

EOS6D Mark2

といってもこれら3つの事は殆どのカメラで当たり前のように出来ることです。もちろん型遅れのカメラでも出来ます。ダメなのは10年以上前に売れに売れた簡単なタイプの普及型コンデジです。昔の普及型コンデジはシャッターボタンとズーム程度しかボタン操作がなく、露出やピントはカメラ任せありきの設計でした。そういったカメラだと「こんな時はこうしたい!」という撮影者の要求に瞬時に対応できないものです。といっても簡単な普及型コンデジはマーケットを丸ごとスマホカメラ機能に奪われたので、今はあまり売られていませんが。

EOS6D Mark2 + EF35mmF2IS

私がEOS1DxからEOS6D Mark2に買い替えた理由はフルサイズ一眼レフでバリアングルモニターを搭載していること。Bluetooth、Wifiでライブビュー画面をスマホに転送し遠隔撮影できるからです。バリアングルはバイク写真で頻繁に使う超ローアングルでも画面を確認しやすいですし、ワイヤレスの遠隔撮影はこの作品のように画面内に自分がどの位置に立てば良いのか、ポージングは美しいか?といった確認に大変重宝します。




このように自分が撮りたい写真に対する具体的な要求が出てきて、はじめてカメラの買い替えを検討しましょう。夜景や星空の写真が撮りたいから高感度でもノイズの少ないカメラが欲しい、バイク、ライダーの魅力をテーマにポートレート写真を撮りたいから85mmの単焦点レンズが欲しい…といった具合です。

物欲として欲しいから、ネットや雑誌で話題になっているから…という理由でカメラを買い替えても撮る写真に変わり映えはないと思います。

5.いい撮影場所を見つけられない

ツーリング写真、バイク写真をはじめたばかりの方に多いお悩みはイイ撮影場所を見つけられない…といったものです。そもそもバイクに乗ることに夢中になっていて、停まるのが嫌だ。という人もおられると思います。バイクはスピードだ!俺は走りが命だぜ~という方も一定数おられるでしょう。しかしバイクに乗ることにあまり夢中になっていると景色が心に入ってきません。そういった意味でバイクの楽しみを知ってまだ日が浅い方にとってツーリング写真は酷な趣味かもしれません。

ロケーションは場所ももちろん大切ですが、それだけでなく時間帯、天気、季節、光そして自身の感受性なども関わっています。ツーリング中に何気なく視線を送った先に被写体になりえるヒントが隠れています。それに心が反応するかは感受性が敏感か、あるいは豊かな感性を持っているか?にかかっています。

それは持って生まれたセンスではなく経験で磨いていくものなので、意識して情景や被写体に感動できるようにしてみましょう。経験を積むと目の前の情景が写真になったらこうなる!というイメージを頭の中に描けるようになります。そうすると1日のツーリングの中で「ここは写真にイイ!」と思えるシチュエーションを3つ4つと見つけられるはずです。




撮影地は場所だけでなく季節、時間帯、天気なども重要な要素。

一番面白くないのはネットなどで話題になった撮影スポットを事前に下調べして出向き、他の人が撮った写真と似たような写真を撮って満足してしまうことです。

私もたまに有名な撮影スポットに出向くことはありますが、自分なりにユニークな撮り方はないかな?と模索するものです。しかし何より大切にしたいのはツーリング写真の本質的な魅力です。ツーリング写真の本質的な魅力とは自分しか見なかった旅風景、一期一会の出会いを作品化すること。それは決して誰かの撮った写真のコピーではないはずです。

もちろんビギナーの間は誰かの撮った写真を練習の意味で真似ても良いと思います。その場合、大切なことは好きな写真家の真似をすることです。この人の撮る写真好き!と思える写真家Aと写真家Bの真似をして、いつか貴方だけのABを完成させれば素晴らしいと思います。

撮影地探しの楽しみはツーリングの楽しみです。それは一期一会で予期せぬときに突如として現れたり、直感を信じて道を選びその先で発見した被写体だったりします。

6~7は【後編】に続きます~

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バイク写真☆7つのお悩みスッキリ解消Q&A【前編】

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、私事ですがつい先月に誕生日をむかえて40代も後半戦に突入しました。つい数年前までバイクで野宿旅なんかしていると地元の人に「大学生かい?」なんて言われて内心喜んでいましたが、いい加減ごまかしの利かない年齢になりました。

バイクに乗り始めた10代の頃、40~50のおじさんと言えばマークⅡ(グランデ)にレースのシートカバーをして、セカンドバッグにヘアスタイルはアイパーか七三・・・そんなイメージでした。自分もいつか40代になったらああなるのか?なんて想像をしていたのを今でも覚えています。

しかしいざ40代も後半になってみると、レースのシートカバーは付けないしセカンドバッグも持たない…。それどころか20代の頃と大して変わらず時計はGショックだし靴はAirMAX95だったりします。考えていることもバイクに乗ることばかり。公道でヒザ擦りとかウイリーといった無茶苦茶をやらなくなっただけで大して変わっていないのが不思議です。

この調子で60~70代となったら、どんな爺さんになるのでしょうね?私の年代は団塊ジュニア世代でとにかく数が多いです。シニアコミュニティで爺さん達がガンプラ作っていたり、ゲートボール場を壊してラジコンコースを作ってホットショットとか走らせる老人たち…有りえる話だから怖いです。

さて今回はバイク写真、ツーリング写真の総合的な解説として「お悩み解決」と題してQ&A形式で解説してみたいと思います。私の友人や職場の人からよくいただく質問をまとめてみました。




1.構図がうまくつくれない

「私の場合、構図がどうもダメみたいで」「写真って構図が大事じゃないですか」といった具合に、よくいただくご質問のナンバーワンは構図に関わることです。構図は写真で表現したい重要な一つのコト、モノを観賞者に分かりやすく伝える道案内のようなものです。

それは各々の存在感の調整であったり、デザインの観点で安定やバランスで印象をコントロールしたりと【構図】と聞きなれた言葉の割には高度なことが要求されるものです。そう構図は少し練習すれば習得できる訳ではなく、実は難しいのですね。このギャップに苦しんでいる人が多いように感じます。

三分割構図や日の丸構図くらいしか知識を持っていないようでは、全くお話になりません。それに三分割構図でさえ交点を使ったり面を使ったりと奥が深く、そういった使い方を身に着けていないと「三分割構図が基本なんだー」という役に立たない知識になってしまいます。

納得のいく構図を実現するには有名な〇〇構図だけでなくデザイン、フレーミング、被写界深度、大きさ、位置関係などなど、様々な手法を知識、感覚、体で習得するのが最初のステップです。

EOS6D Mark2 + EF70-200mmF2.8L

まず手順としては先に挙げましたように大切な一つのコトorモノを決める事です。それはその場所で写真を撮ろうと思った答えでもあります。撮影地とは多くの場合、被写体a、被写体b、アクセント被写体、背景、光と影など様々な要素が存在しています。その中から揺るぎない主役一つを選び、その他の全ては主役が魅力的になるための良き引き立て役として機能するよう試行錯誤をしましょう。

ハンソロを演じるハリソンフォードがいくら名俳優だからと言ってスターウォーズの主役はあくまでルークスカイウォーカーです。もし、どうしてもハンソロをカッコよく撮りたかったらハンソロを主役にした別の作品を撮るしかありません(実際に作られましたが)。誰が主役なのかよく分からない中途半端を作品にしないよう意識してみましょう。

絶対的な主題を決めたら他のものは深度(ボケ具合)、フレーミング、大きさなど知りえる手法を駆使して存在感を調整しましょう。でしゃばり過ぎのキャストが居ないように!

大きさや位置関係はズームに頼らず足で動くことが大切です。知識と感覚と体はセットでレベルアップさせていきましょうね。




2.どのレンズを使えばいいか決められない

これもよく頂くご質問の一つです。一眼レフカメラのレンズ、またはコンデジのズーム機能のような画角の調整機能。ワイドに写すのが広角、遠くの物を引き寄せるのが望遠、肉眼に近いのが標準と、ここまでは理解できているけど、自分がいざ写真を撮るときに応用できない…。

私も写真ビギナーだったころに悩んだことなので、お気持ちはよ~く分かります!ここでは絶対ではないけれど大まかな目安として、それぞれの画角の特徴に合わせたツーリング写真での応用例をご紹介してみます。

・広角レンズ
EOS6D Mark2 + SIGMA12-24mmF4.5-5.6EX DG

1の構図の時にも書きましたがレンズ(画角)を選ぶときも「大切な一つ」をちゃんと決めてから行います。何をどう撮るかを決めてからでないとレンズを決めることができません。広角レンズは多くの場合で広がり感、雄大さを表現するのに適しています。空に表情があるとき、一面に咲くお花、Rを描くコーナー、砂紋など他にもたくさんあります。広角レンズで撮った写真は見る人が写真の世界に吸い込まれていくような印象を与えます。

この作例では朝焼けに染まる空と、その光を吸収するカーブを描く路面に注目し超広角レンズで構成しました。広角レンズは目の前の被写体や情景を何もかも小さくトバしてしまうので難しい印象がありますが、使うシーンを覚えてしまえば難しくはありません。

注意点は歪みが強く出るのでバイクを大きく撮らないこと。なので愛車自慢の写真には広角レンズは向いていません。主に風景主体のツーリング写真用と仮に覚えておきましょう。

・標準レンズ
EOS30D EF28-70mmF2.8L

標準レンズは人間の肉眼の画角がおよそ50mmと言われている(35mmフルサイズ換算で)ので自然な画角で表現することが可能です。引いて撮れば情景全体を、寄って撮れば被写体を明確に撮れる万能なレンズです。

その反面、望遠や広角レンズにあるような非現実的な表現に頼ることはできないので、しっかりと足を使って組み立てるスキルが要求されます。惰性的にシャッターを切ってしまうと陳腐な写真に陥ります。

この作例は風景を主体に引いて撮ったパターンですが、写真のどの部分にも不自然さが存在していないため、観賞者があたかもその場所にいるような臨場感を感じる写真だと思います。自然な感じが好きだという方に標準レンズは向いています。

自然な背景に合わせてバイクやライダーを主題に撮るときも向いています。

・望遠レンズ
EOS6D Mark2 + EF70-200F2.8L IS

望遠レンズは遠くのものを引き寄せる、同時に風景を狭い範囲で写すレンズと覚えておきましょう。標準レンズでは被写体に足で寄るが基本でしたが望遠レンズは寄せるです。

肉眼で見た様子とくらべて空間がギュッと圧縮されて迫力のある写真が撮れます。しかしスポーツシーンや動物写真などで望遠を使うのは理解できますが、バイク写真やツーリングシーンの写真で望遠レンズはどのように使えばいいでしょうか?

上の作例では菜の花の咲く小湊鉄道の風景ですが、望遠レンズの圧縮効果を利用して菜の花の密度を上げ沢山咲いているように表現しました。同時に電車との距離を詰めることにも成功しています。

EOS6D Mark2 + EF70-200mmF2.8LIS

望遠レンズの圧縮効果は直線道路を撮るときにもお勧めです。直線道路は二次元にすると細長い線です。画面内に収めてしまうと道以外の割合が多くなり、主題を明確化できません。望遠レンズを使えば直線道路を大きく撮ることができ、圧縮効果で存在感を絶対的にできます。上の作例では遠景の山を引き寄せることにも成功しました。

望遠レンズは写真を見る人に「ドーン!これを見ろ~」と突き出てくるような圧迫感を与えます。インパクトが欲しい時には有効ですが、望遠レンズばかりを使ってツーリング写真を撮るのはお勧めできません。

85~135mmあたりの中望遠であればバイク写真、ライダーを主題に撮ったポートレイトにも向いています。




24~105mmのズームレンズ

ズームレンズ、またはコンデジに当たり前のように付いているズーム機能は大変便利です。しかしファインダーを覗きながらズームリングをぐるぐる回し、被写体の大きさや背景の範囲を調整して撮るのは上達の道が遠ざかる原因です。

主題を決めたらイメージを脳内に描いて、その上で焦点距離を決めましょう。ズームリングぐるぐるはあくまでスペースを奪われたときの微調整です。

焦点距離は目の前の情景を例えば85mmで撮ったらこんな風になるな、と頭の中で写真が描ける感覚を養うことが重要です。感覚はいくら勉強してもつくものではなく、たくさんの写真を撮って少しづつ身に着けていくものです。たくさん練習して焦点距離の間隔をマスターしましょうね。

ちょっと長くなりそうなので3.以降は次回に続きます!!

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R1200GSブレーキフルード交換方法 リアブレーキオイル編

前回より空冷モデルのR1200GS(中期、後期モデル)のブレーキオイル交換方法を解説しております。前回まではフロントのブレーキフルード交換方法で今回はその続きのリアブレーキフルード交換方法でございます。

準備すべき工具やブレーキフードについては前回の記事をご参照ください。

まずR1200GSのシートが邪魔なので外してしまいましょう。そしてブレーキフルードタンクの位置を確認します。

大まかな手順はフロントの時と同じです。ブレーキレバーを握って古いオイルを排出しましたが、それがブレーキペダルになるだけです。リアブレーキはシングルディスクですので、手間としてはフロントより楽です。

まずブレーキフルードタンクのキャップを外します。こちらも私のR1200GSはDMVのアルマイトキャップなので左に回せば外せますが、純正のタンクキャップは緩み止めの爪があるので、爪を起こしながら回してください。

続いてダイヤフラムの中蓋を外します。フロントの時と同じですね。ブレーキフルードをたらさないよう注意です。




ブレーキフルードタンク内の古いフルードをスポイトで抜き取って用意したペットボトルに捨てます。タンク内に汚れがある場合はウエスで綺麗に拭きとっておきます(そのウエスで他の場所を拭かないように!)。

新しいブレーキフルードをMAXのラインまで入れます。

古いブレーキフルードを排出するキャリパーのニップルを確認してみましょう。この矢印の位置です。まずはフロントの時と同様にゴムのキャップを外します。

8mmのメガネレンチをかけてホースをしっかり差し込みます。

ホースのもう一方はペットボトルへ




ブレーキペダルを3回ほど繰り返し押し下げ、押し下げた状態のまま…

キャリパーのニップルを緩めます。するとペダルは吸い込まれるように下がりますので、ペダルを押し下げたままの状態でニップルを締める。

これを3~4回ほど繰り返すとブレーキフルードタンク内の油面が下がってきますので、新たなブレーキフルードを補充しながら作業をすすめていきます。

最初のうちはこのように茶色っぽいブレーキフルードが排出されますが…

なんどか排出しているうちにブレーキフルードの色はこのように綺麗になります。これを確認したらライン内やキャリパー内にも十分に新しいブレーキフルードが行き渡ったと判断できますので終了です。

ニップルをしっかりと締めてゴムキャップをかぶせます。

ブレーキフルードはタンクのMAXの位置まで補充します。




ダイヤフラムの中蓋とキャップをしっかり取り付けて作業完了です。

最後にペダルを操作してペダルの感触に異常がないか確認しましょう。作業前よりもカッチリとしたタッチになっていると思います。

ブレーキフルードは吸湿性があるので余ったブレーキフルードはキャップをしっかり締めておきます。

ブレーキの整備は命に関わる重要な整備なので自信のない方はプロにお任せした方がいいかもしれません。しかし今回の解説でお分かり頂けたように作業自体はとても簡単で揃えるべき工具も8mmのレンチだけです。

最新のBMWというと整備性が悪いようなイメージがあるかもしれませんが、空冷R1200GSに限っては多くのポイントで整備性は良好です。ディーラーでプロの手にお任せするのも良いですが、R1200GSの維持費を少しでも負担を減らしたい…という方は出来ることは自分で整備してみましょう。

空冷R1200GSのブレーキフルード交換方法でした!!

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R1200GSブレーキオイル交換方法 フロントブレーキフルード交換方法

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、今回はツーリング写真解説はお休みさせていただいて、R1200GS(空冷モデル)のメンテナンス情報をいってみたいと思います。

いままでオイル交換やバッテリー交換などユーザーレベルの初歩的なメンテナンスを解説してきましたが、今回は命に関わるブレーキの整備【ブレーキフルード交換】ですので慎重かつ確実に、自信の無い方はプロにお任せしましょうね。

といってもブレーキフルード(ブレーキオイル)の交換方法は中期型以降の空冷R1200GSはとても簡単です。普通のディスクブレーキのバイクと手順は全く同じです。R1200GSの前期型(2004~2007年モデル)のサーボアシスト付きABS(インテグラルABS1)の場合は手順が全く異なるので、この解説は参考にしないで下さい。中期型、後期型(前期2007年の末期に存在したサーボアシスト無しモデルも?)のR1200GSの作業手順となります。

まず交換手順の解説の前に日常的な点検方法ですが、マスターシリンダーにあるフルードタンクで確認をします。ブレーキフルードが劣化すると透明度がなく茶色っぽくなります。またブレーキパッドの摩耗と平行して油面も下に下がってきます。タンクにはMINとMAXの表示があるので2つの線の間に油面がきていることを確認します。R1200GSの場合、フロントのMAXレベルは蓋の部分に隠れています。

ディーラーでの交換推奨時期は2年に1度くらいだったと記憶しますが、簡単な作業ですので1年に一度くらいやった方がいいと思います。

まず最初に揃えるものからご紹介します。交換する新たなブレーキフルードは今回はカストロール ブレーキフルードDOT4を使用しました。500ml缶でネット通販で1500円前後で購入できます。私がお世話になっているBMWモトラッドディーラーもこれと同じフルードを使っています。

それと8mmのメガネレンチ、透明ホース(内径6Φ 外径9Φ 写真のものはキジマ製)、スポイト、ペットボトル(炭酸飲料用)、その他ウエスなどあればOKです。

では、作業開始。ブレーキフルードの交換作業はセンタースタンド(メインスタンド)をかけて行います。




まずタンクのキャップを外します。私のR1200GSはDMV製のアルマイトのキャップを使用していて左に回せば外れますが、純正は緩み防止の爪があるのでマイナスドライバーで爪を押しながら緩めます。

次にダイヤフラムを外します。このダイアフラムはブレーキフルードが空気に触れないよう密閉を保つ中蓋のような役割をします。ブレーキパッドが摩耗してブレーキフルードの油面が下がってくると、ダイヤフラムが下に延びていきます。もしダイヤフラムが伸びていた場合は作業後に取り付ける際に元の形に戻して取り付けます。

ここから先の作業はブレーキフルードをこぼしたり、車体の塗装面などにたらしたりしないよう細心の注意を払いましょう。ブレーキフルードは塗装面を傷めることがあるからです。

タンク内のブレーキフルードの様子。経年で黄ばんでいます。

今回、ご紹介するブレーキフルードの交換方法は面倒なエア抜き作業をしないで済む確実な方法をご紹介します。本来、プロの作業ですとマスターシリンダー、ブレーキライン内のフルードは全て抜き取ってから交換しますが、ラインのエア抜きは大変なのでエアをかまさず上から新しいフルードを入れながら古いフルードを下から抜く手順で行います。

まずはタンク内の古いブレーキフルードをスポイトを使って抜き取り、タンク内をウエスで綺麗に清掃します。

そして新しいブレーキフルードをタンク内のMAXのラインまで入れます。




次にキャリパーのニップルの位置を確認してみましょう。写真で指で差し示している場所です。まずゴムのキャップを外して下さい。ここから古いブレーキフルードを排出させますが、手順としては左側のキャリパーを先にやり、次に右キャリパーです。

ニップルの六角に8mmメガネレンチをかけます。

ニップルにチューブを差し込みます。作業中に抜けないようしっかり入れます。もし奥まで入れるとレンチが邪魔になってしまう場合はメガネレンチではなくスパナ側を使用するとチューブが奥まで入ると思います。

チューブの一方はペットボトルへ。作業中にペットボトルを倒さないように気を付けましょう。

ブレーキレバーを3回ほど繰り返し握り、そして握ったままの状態で…

キャリパーのニップルを緩めます。するとチューブからこのようにブレーキフルードが出てくると共に、ブレーキレバーはグリップに届くまでストロークします。

ブレーキレバーをそのまま握った状態でニップルを締める。そしてブレーキレバーを離すとタンク内の新しいフルードがラインへ入っていきます。

これを何度か繰り返し行うことでチューブから出てくるフルードが最初は汚れていたものが、透明度のある綺麗なフルードが出てくるようになります。綺麗なフルードが出てくるのを確認したらチューブを外してニップルを本締めしキャップを被せます。




この作業3~4回でタンク内のブレーキフルードがだいぶ少なくなるので、忘れないよう新しいブレーキフルードを補充しながら作業を進めて下さい。

左右のキャリパーから古いフルードを抜く作業を済ませたら…

タンク内に新しいブレーキフルードをMAXのラインに合わせて補充します。R1200GSの場合、MAXのラインはこのようにキャップのネジ山の部分です。

ダイヤフラムの形を整えて中蓋を被せます。念のためブレーキフルードが溢れてこないようにウエスを巻いておきましょう。

キャップをしっかり締めて作業終了です。ブレーキフルードは吸湿性があるのでしっかり締めましょう。最後にレバーを握ってみてフィールに異常がないか確認をします。作業をする以前よりもカッチリとしたブレーキタッチになっていると思います。

次にリアですが、長くなってしまったので次回の投稿でご紹介いたします!

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