フォトツーリング☆夏休みギャラリー

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、この夏休みはどのようにお過ごしされますか?

この投稿を書いている令和2年8月初旬では東京都のコロナ感染者数が連日で過去最高を記録する報道がされています。政府は緊急事態宣言の予定は現時点ではない、帰省でお年寄りと会う時は注意を…しかし旅行はして良いとのこと。私の住む千葉県については外出自粛要請はない。日本全体として観光業が瀕死の状態である…これらの事を受け、私は思い切って北海道に旅立ちたいと思います。

また出発直前の状況によって変わってくる可能性もありますが、感染拡大を防ぐあらゆる手段も確立されてきましたし、旅行者側もそれを受け入れる側もきちんとした対策があれば過剰に自粛、萎縮する必要はないかと思います。毎日の検温、マスク、消毒、ディスタンスなど、ここ数か月で学んだ感染予防策を最大限に施し、用心をして旅をしたいと思います。

最近ではキャンプ場で感染…なんていう報道もありますが、私の場合はソロですしキャンプ以外でも人混みを避ける行動パターンなので普段とはあまり変わらないで済むとは思いますが。コンビニ、スーパー、道の駅、スタンドなどでは用心したいと思います。




さて、究極のツーリング写真は私が北海道へ旅立つこともあり更新を夏休みにしたいと思います。10日後くらいに再開する予定ですので留守の間のために今回は過去の作品ギャラリーをアップ致します。

 

すべて北海道ツーリングの作品です。

上富良野 赤い屋根の家
美瑛の丘 ケンとメリーの木
オロロンライン どこまでも続く直線路




オロロンライン 起伏ある道を望遠レンズで
宗谷丘陵 白い貝殻の道
利尻富士と漁港
蜃気楼かすむエサヌカ線




夕日に染まる美瑛岳

では皆さま、良い夏休みをお過ごしください。

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ツーリング写真☆視覚と認識のタイムラグ

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、いい写真を撮ってライフワークを充実させていますでしょうか?

ライフワークとは生涯の仕事として人生をささげる「その人のテーマ…」と辞書にあります。これは職業に限ったことではなく趣味とも少し違った意味合いです。「趣味は写真です」とか「仕事はカメラマンです」ではなく「写真をライフワークに生きています」と言えるよう私はツーリング写真の活動をしております。

さて今回は久しぶりにマニアックな写真解説をしてみたいと思います。バイクでツーリングしていて「おおっここは良いかも」と思ってバイクを停めた場所。これがツーリング写真の最初のフェイズですが、この時に「おおっ」と感じた中で多くの情報を直感が反応を示して「ここは撮影スポットだぞアラート」が発令された状態と言えます。




しかし「ここは撮影スポットだぞアラート」が出ただけの状態では、その場所の何がどう良いのかは詳細が明らかにされていません。

先日、とある漁港でこんな写真を撮ってみました。漁船の下から覗き込むようなアングルでR1200GSアドベンチャーの置いてある場所を切り取ったツーリング写真です。船体の造形や影を利用して構図を作り、文字などによる印象効果も取り入れています。

その場所の特徴と最も良いと感じた「ひとつの物、コト」を決め、それを打ち出す構図を作りましょう…という解説を過去に何度もしてきましたが、この場合は漁船です。

しかし上の写真はセッションをはじめた前半のカットなのですが、まだこの場所の魅力を十分に表現し切れていません。状況を視覚し認識するプロセスが未完成です。自分でも撮っていて「何かまだ釈然としないな」と感じていました。

そういった時はイメージ(事前に脳内に描く空想の写真)の解像度を上げると共に、目の前の景色を再度、詳細にスキャンしてみましょう。




やはり甘かったのは状況のスキャンでした。再度、詳細にスキャンした結果、遠景に神社の屋根がありそこに光が当たっていること、右手にあった鉄パイプの格子、電柱などは不要であったとこ…の2つか解明されました。

神社のお堂の屋根が良いキャストであることは再スキャンによって明らかにされましたが、実は当初に「おっここはいい感じだ」と思った時も無意識に視界に入っていたはずです。こういった無意識下に見えていたものを正確に洗い出すためには少々の時間が必要だと覚えておきましょう。

情景を正確に視覚&認識するのはタイムラグがあるものです。

ごく当たり前のことですが数枚撮ったからといって満足して撤収しないこと。その場所で常に「これで本当に良いか?」と自問し納得のいくまで(少なくとも撮影現場では)撮り切る事が大切です。

時間はかかるものです。最初の一枚が納得のいくもの…というのも稀にありますが、多くの場合で被写体とセッションしている後半で謎は解明され、納得の1枚は成立するものです。




ところで今回の作品、漁船の下にペットボトルのゴミがあるのをお気づきになったでしょうか?これ、撮影現場ですごく悩みました。少し前の私でしたら拾っていたと思います。ゴミを拾えばその場所は美しくなりますが一方で手を加えた情景になります。

写真はありのままの事実を芸術に…という考えでは演出は悪ですが、全くの演出をなしに完全なナチュラル写真というのも難しいのが事実です。この場合、さんざん悩んだ挙句、漁港でこういったゴミはよくみかける光景だし、漁船と何か関係ある被写体と言えなくもないと思いました。そこで敢えて手を加えず「ありのまま」で撮ってみましたが見る側の皆さまにはどう感じたでしょうか?

情景を理解する「視覚と認識」にはタイムラグがあるものです、というお話でした。

今回はこの辺で!!

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静けさをまとう写真

何気ない日常の中ではっとする瞬間がある。

もちろん旅の中にもそれはある。

ただ一つのもの(こと)が自分を呼んだ気がする。

それは誰も気にもとめない雑草の花だったり錆びた杭だったりする。

そこにそれが在るだけでその場所の雰囲気が何か違う気がする。

自分の大好きなもの(こと)を自分の好きなように撮るから写真は楽しい。

良い写真かは分からないけど自分が納得のできる一枚が撮れたら心躍る。




EOS6D Mark2 + SIGMA50mmF1.4ART

「静けさをまとう写真」こんな言葉をどこかで聞いたことがある。

例えばこんな写真がそうだろうか?

北海道を旅していると海岸線や牧草地などで見かける廃屋だ。

一枚の写真になったことでかつてここに人が住んでいた証が出来たと同時に

ここで私が写真を撮ったという「私がここに居た」証も出来た。

そういう意味ではこれは記念写真だ。

いつもいい写真を目指すなら記念写真のように事実を写すだけではダメ・・・

なんて言ってきたけど、結局すべての写真は記念写真なのかもしれない。

今夏は仕事が多忙になることが事前に分かっていたので

令和二年のこの年は私の大好きな北海道ツーリングはナシの予定だった。

ここ三年は連続で北海道ツーリングに行けていたので不満はなかった。




しかし、どういう訳か忙しくなる予定は嘘のように消滅し

これまた嘘のように8連休という自由な時間を手に入れた。

「導かれている」

こんな事を言うと笑われるのは承知の上だけど

そうとしか思えない。

今年も北海道に旅立とう。

ただ一枚の写真を撮るために。

北海道が私を呼んでいる。




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R1200GS全塗装完了☆R1200GSオールペイント

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、ここのところR1200GSの全塗装のことで4回も続けて書いてきましたが、次回から写真の解説を再開しますのでもう少々お待ちを…

さて今回は全塗装した外装をR1200GS-ADVENTUREに装着しましたのでRICOH GRで写真を撮ってみました。

はい、こんな感じでございます。塗装前のオリジナルカラーであるアルピンホワイト×サンドローバーはベージュツートンのシートが良く似合っていましたが、今回の紫とちょっと合わなかったので2008’R1200GSのブラックのシートを装着してみました。




今回塗装したこのソリッドの紫はルノーカングーの限定車に使われたタンタシオンヴィオレという色です。ホルツのMINIMIXで簡単に注文できました。ルノーは限定車で洒落た色をよく出すのでオールペイントを検討中の方はチェックしてみて下さい。

今回、あまりに大胆な色を選択したので暴走族っぽい下品さが出ないか心配しましたが大丈夫だったかと思います。ちなみにかつてのBMW R100GSというOHV世代のGSではこんな感じのパープルが存在していました。古くからGSを知る人には懐かしい色と言っても良いかもしれませんね。

しかし派手なのは間違いないですね…。乗っていて最初は落ち着きませんでした。派手さの種としてはカワサキのライムグリーンに通ずるものがありますが、あちらはNinjaブランドの象徴として世に浸透している色です。バイクの色としては多くの人に「見慣れた色」な訳ですね。ところがこの紫は…賛否分かれるかもしれません。

まあ、バイクの色なんて完全に好みですからね。メーカーには車体のデザイナーとは別にカラーデザイナーというのがあって、車体の造形やキャラクターに見合った理想的なカラーを作る専門家がいるそうです。しかしユーザー側に好みの色というのがある訳ですし、長く乗っているとイメチェンしたくなる心理もありますよね。今回の全塗装のように車体に付いている外装部品とは別に、中古の外装を一式用意すればいつでも元に戻せるので手軽です。




もし今回塗装した色に飽きてしまったら、またサンドペーパーで削って新たに別の色に塗ってもいい訳です。自家塗装であれば1万円程度の予算で実現できます。

私の2008’R1200GS イグニスのブルーに全塗装しています

個人的に感じたことですがR1200GS-ADVENTUREはソリッドのカラーが良く似合い、R1200GSの方はメタリックカラーが似合うのではと思います。実際、純正色でもR1200GS-ADVENTUREはマグマレッド、アルピンホワイト、グレーマットといったソリッド色が採用されていて、R1200GSの方はチタニウムシルバーメタリック、ルパンブルーといったメタリック色が存在します。




たぶん日本に一台のアドベンチャーですね…どこかで見かけたら「究極のツーリング写真の人ですね」とお声がけくださいね。

それではまた!!

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R1200GSの外装部品の交換方法☆外装の着脱

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、今年の梅雨は本当に長くてよく雨が降りますね。湿度が高くツーリングに出れない日が続くとライディングギアやキャンプ道具にカビが生えやすくなります。クローゼットのような閉ざされた場所に保管されている方は、風通しの良い場所でいちど干した方が良いと思いますよ。

さて前回までの投稿でR1200GSの外装を自家塗装でオールペイントする手順について3回にわたって解説しました。今回は塗装が終わった外装部品をR1200GSに装着する手順をご紹介したいと思います。

BMWと聞くと整備性が悪くてユーザーでは手が入れられない印象かもしれませんが、R1200GSは非常に整備性が良好です。当ブログでもオイル交換、バッテリー交換など簡単なメンテ方法を解説してきました。外装部品の着脱も例外ではなく非常に簡単なのでチャレンジしてみてくださいね。

必要なものはトルクスレンチ T25の1つだけです。トルクスT25はホームセンターでも売っていますしR1200GSの車載工具にも入っています。

作業場所は地面に排水溝など無い平らな場所、小さなボルトなどを落としてもすぐに見つかるように。ガソリンタンクのキャップを外すので火気の無い場所を選びます。車体はセンタースタンドを立てて作業しましょう。




今回はR1200GS-ADVENTUREで説明しますので、まず最初にアンダースクリーンを外します。2本のフィリスターボルトを外します。金属のワッシャーが入っているので落とさないように。

左右のこのボルトを外します。クチバシ本体とフェンダーエクステンションが共締めされています。

フロントフェンダーエクステンションを外します。隠れていた部分は汚れだけでなく小傷がひどかったですね。

BMWエンブレムのあるカバーを外します。固定ボルトは3か所。一番後ろ側のフィリスターボルトだけ長いので装着時に間違えないように注意しましょう。

車体右側のこのカバーを外します。フィリスターボルト1本と車体側のゴムブッシュにカバーの突起が刺さっている構造なのでボルトを外したら引き抜きます。

アルミ製のサイドタンクカバーを外します。

左側のこのカバーは手前に引っ張れば外れます。こちら側はR1200GSと同じ部品ですね。




~ここでワインポイント~

ここでワンポイント。普段は点検できない箇所を目視で点検してみましょう。これは燃料ポンプですが亀裂による燃料漏れ、ホースの劣化がないか確認しましょうね。ちなみに燃料ポンプは左右で2つあります。

クチバシとタンクカバーを接続しているフェリスターボルトを外します。

ここから先は火気厳禁です。タンクキャップはキャップを開けてボルト4本を外せば簡単に取れます。ボルトや汚れをタンク内に落とさないように。

心配な人は清潔なウエスを穴に詰めて作業しましょう。

タンクキャップが外れました。何となく怖い作業ですけど簡単です。

ここまでくればタンクカバーは簡単に外れます。

クチバシを固定しているサイドのフィリスターボルトを外します。

メーター側の黒い樹脂パーツは引っ張れば簡単に外れます。

クチバシはこのステーの突起が前方に突き刺さっている構造です。これを前に引き抜くように外します。私のアドベンチャーのようにウインカーにプロテクターを装着している人は外した方が作業しやすいです。

クチバシを少し左右に広げながら傷を付けないように慎重に外します。

オイルクーラーへの導風カバーを外しましょう。

新たに装着したいクチバシに取り付けます。

~ここでワンポイント~

ここでもう一度、車体の点検をしましょう。オイルクーラーのコアに詰まった汚れは爪楊枝で掃除。普段は手の届かない場所の清掃や錆落としなど。

今回、気になったのはメーターマウントフレームの錆です。私のR1200GSアドベンチャーも購入後6年が経過しますが、房総半島を頻繁に走るせいか潮風でだいぶ錆びています。普段は手が入らない場所なので、この機会に処置しましょう。

油性ペイントマーカーの黒で塗ってやります。テキトーに見えますが最も簡単な処置方法です。どうせ見えない場所ですしね。錆は放置すると進行するので、それを食い止める意味で塗ってやるのです。

装着したい新たな外装パーツにフィリスターボルトの受け側となる金具を差し込みます。穴のセンターはできるだけ正確に。

まずはクチバシから先に装着ですが、先ほども書きましたこの突起に差し込んでやります。

慎重かつグサっと。

フロントフェンダーエクステンションを装着してボルトで固定します。この先は外した時の逆手順で大丈夫です。

しかし…ドムみたいだな(ガンダムです)。




タンクカバーを装着してタンクキャップで固定。サイドのアルミパネルを装着します。

エンブレムのカバーも装着。もしフィリスターボルトがうまく入っていかない場合は受け側の金具の位置がずれている場合があるので確認してみましょう。無理にボルトを工具で締めないように。

本当にT25だけで簡単に作業できると思います。外装の着脱を覚えておくと出先で何かトラブった時にも安心ですよね。

最後にアドベンチャー用のアンダースクリーンを装着して作業完了です。

以上、空冷R1200GS-ADVENTUREの外装部品の交換方法でした!!

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バイクを缶スプレーで全塗装する方法☆R1200GSオールペイント

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、前回、前々回と缶スプレーを使ってバイクの外装を全塗装する方法について解説をしております。今回はその続きでクリアーコートと最終仕上げについて書いてみたいと思います。

・前々回の投稿 缶スプレーで全塗装する際の準備、下地処理など

塗装はとにかく手間と時間をかけること。準備するものや耐水ペーパーでの足付け作業、プラサフの吹き付けなどを解説しました。

 

・前回の投稿 缶スプレーで本塗する工程

缶スプレーにより本塗のポイント。缶スプレーをお風呂くらいの温度にお湯で温める。スプレーする距離とスピード。重ね塗りのポイントなどを書きました。

では続きです・・・

本塗を終えたら1~2日程度乾燥させて耐水ペーパーで水研ぎをします。手で触ってみてザラザラが粗い部分を重点的に1500番で優しくペーパーかけします。ゴシゴシやり過ぎると角になっている部分が下地が見えてきてしまうので気を付けましょう。




水研ぎが終わったら本塗前と同様に中性洗剤で脱脂洗浄します。綺麗になったら清潔な場所で十分に乾燥させます。

本塗の時と同様に缶スプレーを40℃のお湯に入れて温めておきます。今回、ウレタンクリアコートは2本使用しました。

2液タイプのスプレー缶ですので最初に青いキャップを外して突起を地面に押し付けて押し込んでやります。これで内部の2種類の液が混ざり始めるのですね。

よく缶を振ってから逆さまにして放置。この辺の使用法は缶に取り扱い説明が書いてあるので詳細は割愛します。

スプレー方法は本塗の時と同様です。最初にモノに埃などが付着していないか目を皿のようにしてチェックしましょう。吹き付ける直前に軽くフロンダスターで表面を吹き飛ばしておきます。

缶スプレーを30回程度よく振って新聞紙などに試し吹きしてから1回目の吹き付け。1回目は薄く軽くです。25~30cmの一定距離を保ち、タンクであれば端から端まで1.5~2秒程度のスピードで缶を振ります。モノの上で缶を折り返したり止めたりしないこと。




クリアーは今回は3回の重ね塗りとしました。間隔は本塗と同様に10分程度で大丈夫です。缶スプレーが冷えてきたらお湯に入れて置いたもう一本とローテーションで使っていきます。こまめに缶スプレーを振って軽快なカラカラ音を維持させたまま使用します。

1回目、2回目は「ゆず肌」と呼ばれる少し凸凹した感じになってしまうのは仕方ありません。焦って最初から厚塗りしないよう落ち着いていきましょう。ウレタンクリアーの場合、厚塗りでミスってしまうと垂れるだけでなく泡になってしまう場合もあるそうです。

本塗の時も書きましたがウレタンクリアコートの場合でも缶を全て使い切るのではなく10%程度は残すように使います。どうしても最後の方はガスが減って噴射力が不安定になりますので。

10分放置して最後の3回目。スプレーする距離を20cm程度まで近づけて、振るスピードも先ほどが1.5~2秒程度だったのに対して2~2.5秒程度と少し遅くします。怖いですが3回目はそう簡単に垂れないので大胆に厚さを意識して吹いてみましょう。この工程でテカテカの艶が作れるかが決まるのです。

この写真では右のほうは十分な厚さで塗れて凸凹も最小限ですが左の方はザラザラした感じです。こういった部分を残さないよう良く見て最後の吹き付けを行います。

ウレタンクリアコートが終わったら塗装作業は完了です。この状態で数日は乾燥させましょう。本塗と違ってウレタンクリアコートは少々硬化が遅いようです。

充分に乾燥させたら再び水研ぎです。手で触ってみてザラザラした部分は1500番、その他の部分と最終仕上げは2000番で優しくペーパー掛けします。

ゴシゴシやり過ぎないように気を付けてくださいね…。前回も書きましたが特に角になっている部分が削れやすいので面に意識して優しくかけてあげます。写真のようにペーパーを小さく切ると作業しやすいのですが、ペーパーの角で逆に傷を付けてしまいました…。耐水ペーパーを小さく切るのはお勧めしません。




水研ぎが終わったら細目コンパウンド、極細コンパウンドの順で磨き上げます。不要なTシャツなど軟らかい布を用意しましょう。

マスキングテープを使ってステッカーの位置決めをします。この切り文字ステッカー、純正ではありませんがタンクに貼るには丁度良い大きさでした。メルカリで1200円で入手しました。

ステッカーを貼った上からウレタンクリアコートを吹くべきか悩みましたが、もしステッカーがクリアーコートの成分で縮んでしまったら…と考えると恐ろしかったので、念のためステッカーはクリアーを吹いた後にしました。

最後にワックスをかけて完成です。気になる完成度ですが…自家塗装として考えれば私としては十分に合格点だと思います。もちろんプロに依頼した場合と比較してしまえば劣りますが材料代だけで1.5万円くらい(特注色でなければ1万円くらいで済むと思います)で経済的ですし、自分で作業したことで愛着もひとしおですしね。

3回にわたって詳細に解説してみました。興味のある方はぜひバイクのカウル、外装の缶スプレー自家塗装にチャレンジしてみてくださいね。

~今回使ったもの全て~

・中古外装部品 クチバシ、タンクカバーの2点

・ホルツ MINIMIX タンタシオンヴィオレ缶スプレー 4本

・ホルツ グレー プラサフスプレー 2本

・ホルツ ウレタンクリアコート 2本

・ホルツ 細目コンパウンド、極細コンパウンド 各1本

・耐水ペーパー 320番、600番、1000番、1500番、2000番 各1枚

・タンク用のR1200GSのステッカー 2枚

・その他、フロンダスター、中性洗剤、ワックス、段ボール、ウエス等

実際にR1200GS-ADVENTUREに装着する様子はまた後日にご紹介いたします。

今回はこの辺で。

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バイクを缶スプレーで上手にオールペイントする方法☆バイクを全塗装

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、前回まででバイクのカウル、外装を缶スプレーで自家塗装する方法について下地処理などを解説してきました。今回はその続きでいよいよ本塗りでございます。

前回の投稿 バイクのカウルを缶スプレーで塗装する方法 下地処理編

自家塗装する場合に最も悩ましいのは作業場所かもしれませんね。プラサフの時と違って本塗りは塗料の粒子が広範囲に舞うので室内だと部屋中が汚れます。かといって屋外だと風で埃が飛んできたり湿度や温度が一定でなかったりと条件が悪いです。それにそもそも家の近所で塗装作業して良さそうな場所なんて無いですよね。

今回は職場の使用していない古い倉庫を間借りしてコンパネ板やブルーシートで覆って簡易的な塗装ブースを作ってみました。これは前日くらいに作っておきます。塗装する直前にこのような作業をすると空間に埃が舞ってしまいますので。




まずはプラサフの時と同様に約40℃のお湯をバケツに入れてスプレー缶を温めます。作業後半にぬるくなってしまうので追加用のお湯もポットに用意しておきましょう。キャップに油性ペンで番号を書いたのはスプレー缶をローテーションで使用するからです。スプレー缶はある程度、連続して使用すると内部のガスが気化することで冷えてしまいます。冷える前に次の暖かい缶へバトンタッチさせてローテーションで使うのです。

せっかく中性洗剤で洗って脱脂したので手でベタベタ触らないように丁寧に扱います。表面のホコリなどはフロンダスターなどでシューっと軽く吹いて飛ばします。あまり激しくシューシューやると周辺の埃が舞ってしまうのでご注意を。

では塗装開始。缶スプレーを30回程度振ってカラカラ音が軽快に聞こえてきたらOKです。まず一発目はいきなりモノに吹くのではなく、新聞紙の上などに試し吹きして安定してシューっと出ることを確認します。




今回、4本の缶スプレーを全て使って4度塗りしたのですが、最初の1回目の吹き付けは超薄く、さらっとで大丈夫です。プラサフの時も書きましたがモノと缶スプレーの距離を約25cmに一定に保ち、タンクくらいの大きさであれば端から端まで1.5秒~2秒くらいのスピードで吹きます。モノの上でスプレー缶を折り返すのではなく、外側で折り返します。モノの上でスプレー缶を折り返したり止めたりしない。

一回目はこんなものです。本当に薄くさらっと吹くだけ。これによって次の塗装の食いつきを良くさせるのです。10分程度、乾かしたら2回目の吹き付けを行います。

2回目を塗ったらまた10分乾燥。3回目以降は少しずつ缶スプレーを動かす速さを遅くしていきます。先ほどのタンクであれば1.5~2秒くらい…を2~2.5秒くらいのスピードまで落とし、缶スプレーとモノの距離も25cmだったのを20cmまで近づけてみましょう。

缶スプレーは冷えたらお湯に戻して暖かいスプレーに交換、このローテーションを忘れず、缶スプレー内の残量も気にしながらよく振って作業してください。

タレを恐れて慎重にやりすぎるといつまでもザラザラで光沢が出てきません。本塗りは光沢が出ていなくても最終的にクリアーを吹くので良いのですが、この写真のような感じだとザラザラ過ぎです。

4度目のスプレーの時は思い切って厚塗りしたところ、ご覧のように綺麗な光沢が出てきました。4度目くらいになったら塗り残し、塗りが甘い部分(特に下側などの目立たない場所など)がないかよくチェックしましょう。




缶スプレーで塗装する時の注意点はとにかくスプレーの噴射を一定に保つよう細心の注意を払うことです。安定してプシューーーーーーーーーーとした状態で吹き付ける。缶スプレーが冷えてきたり、ガスの残量が減ってきたりするとプシュッ…シュシュシューープシュップシュッーーと不安定になります。そうなると美しく塗れません。

少々勿体ないのですが缶スプレーがカラになるまで使用せず残量が10~20%残すような感じで使いましょう。一度使用してから時間を置いてしまったスプレー缶はノズル先に塗料の塊があったりするので、必ず使用直前に新聞などに試し吹きをしましょう。

   ~缶スプレー塗装のポイント~

・40℃のお湯でよく温める、冷える前にローテーションで缶スプレーを交換。

・缶スプレーをよく振ってモノと一定の距離を保ち、一定のスピードで塗る

・3~5回(色による)重ね塗りする。重ね塗りの間隔は約10分。

・1回目は薄く、徐々に厚塗りする。

・あせらない

また長くなってしまったのでクリアーと最終仕上げはまた次回に解説します!

つづく!

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バイクのカウルを缶スプレーで綺麗に塗装する方法☆バイクを缶スプレーでペイント

究極のツーリング写真 touring-photography.cpm 読者の皆さま、コロナ渦の中、蒸し暑い毎日ですがご体調は崩されていませんでしょうか?最近、バイクに乗っていると暑いのにマスクをして走っているライダーを見かけます。何か理由があってしているのなら良いですが、バイクを運転中はマスクをしなくても良いと思いますよ。それより熱中症が心配です。

さて、前回の投稿でBMW R1200GSは塗装されている外装点数が少なく、全塗装は意外と手軽ですよ、というお話をしました。私の2008’R1200GSはスズキイグニスのブルーに塗装してあります。今回、R1200GS-ADVENTUREの方を純正のアルピンホワイトからイメチェンして色替えすることにしました。

現在の私のR1200GS-ADVENTURE 車体色はアルピンホワイト×サンドローバー

しかし板金屋さんや塗装専門店にお願いすると良い費用が発生します。そこで思い切ってR1200GS-ADVENTUREを缶スプレーで全塗装することにしました。今回はバイクのカウル、外装を綺麗に缶スプレーで塗装する手順について書いてみたいと思います。

まず最初に入手した外装パーツです。いま車体に装着されている外装は純正色なので中古車で売る時などを考えて塗装せずに保管しておきましょう。今回はヤフオクで小キズの入っている中古外装を入手してみました。クチバシとタンクカバー、両方合わせても2万円くらいで入手できました。

まずは純正ステッカーを剥がし、金具類なども外してしまいます。




バイク外装を缶スプレーで全塗装するのに大事なモノその1。ウレタンクリアコートです。艶を出すための塗装後のクリアーですが2液ウレタンのクリアーをかけてあげることで、ガソリンをこぼしてしまっても簡単には塗装にダメージを与えません。缶スプレーで塗装する場合、これを必ず使うのがポイントです。1本で2500~3000円と高いですがここは妥協できません。今回、R1200GSの外装2点でホルツのウレタンコートを2本使用しました。

次に下地を作る耐水ペーパー。320番、600番、1000番、1500番、2000番。大型ホームセンターで1枚で100円もしません。それと耐水ペーパーをかける時に使う硬質スポンジブロック。

塗装したい色の缶スプレー。今回はホルツの260ml缶を4本購入しました。本当はR1200GSアドベンチャーの外装2点だけあれば2本くらいで足りるのかもしれませんが、缶スプレーは残量が減ってくると噴射力が不安定になり、それが塗装ムラなどの失敗の原因になります。少々勿体ない気もしますが残量20%くらい残すような使い方をしますので多めに用意しました。画像の物は特注色の価格なので通常の物より高いです。

ちなみに色はルノーカングーのタンタシオンヴィオレという紫のソリッドをチョイスしました。私の愛車(クルマ)ルノーカングー アクティフペイザージュはヴェールメールという限定の緑なのですが、この車と同時に発売されていた紫色なのです。バイクを缶スプレーで紫に塗っちゃうなんて田舎の暴走族みたいですね。

ルノーの限定車の色はオシャレなのでチェックしてみてください

板金塗装屋さんに塗装をお願いすると塗料の配合だけでかなりの手間なので、ここにコストがかかるのですがホルツのMINIMIXなら9500色以上の配合が容易に可能だそうです。欲しい色はカラー番号(今回の色ならB74)で指定すれば簡単に入手できるのですね。

その他、下地に使うプラサフを2本、細目コンパウント、極細コンパウンド、マスキングテープ、作業に必要な新聞紙、段ボール、お湯を入れるバケツなどを用意します。

まずは今回用意した耐水ペーパーの中で最も目の粗い320番を使って足付けと呼ばれる作業です。古い塗装の表面やワックスなどを削り、ザラザラを作ることで塗装の食いつきを良くします。このペーパーかけは空研ぎ(水を使わない)で良いと思います。じっくり手間をかけて作業してください。




R1200GSの場合、ローアングルで写真を撮りたい時などにクチバシの裏側が見えてしまいます。元色が残っているとカッコ悪いので今回は艶消しブラックを軽くかけておきました。

軽く水で洗って乾かした後、手で触ってツルツルな場所が残っていないかよくチェックしましょう。ペーパーかけの甘い場所があったらやり直してください。くどいようですがとにかく手間をかけるのが大事です。

足付けのペーパーかけは完璧だな!と思ったら中性洗剤で洗って脱脂し乾燥させます。

カウルはABS樹脂なので写真の物ではなくバンパー用プラサフがお勧め

次にプラサフを吹き付けますがここでワンポイント!缶スプレーを吹くときは噴射力を安定させる目的で約40℃(お風呂くらい)のお湯に入れて缶スプレーを温めておきます。

プラサフは塗装したい色が薄い色の場合は特に重要です。塗料の隠蔽力というのですが薄い色は下地が透けて見えてしまうのですね。隠蔽力の弱い色は白、黄色、赤などです。この場合、プラサフはグレーではなくホワイトを選んで元色が見えなくなるまでしっかり吹き付けてください。

スプレーする時はこのように箱などで台を用意して、モノを浮かせると塗りやすいです。埃の立たない室内が理想的ですが換気をお忘れなく。

プラサフは少々垂れても問題ありません。後でその部分をペーパーで削ればOKです。しかし本塗りの練習も兼ねて丁寧に塗ってみましょう。スプレー缶は例えばタンクくらいの大きさだったら端から端まで1.5~2秒くらいで通過させるよう缶を振ります。スプレー缶を折り返しさせる時はモノの外側で折り返すこと。スプレーをモノの上で止めないこと。

重要なポイントはスプレー缶とモノの距離で約25cmの一定距離を保って吹き付けます。近すぎるとタレてしまいますし遠すぎるとザラザラになって光沢が出ません。距離が一定でないとムラになります。

プラサフの場合は3度塗りくらいで良いと思います。1度目は超薄く、2度目、3度目と回を重ねるごとに少しづつ厚く塗っていきます。3度目くらいは先ほどの1.5~2秒くらいで通過させていたスピードを2~2.5秒くらいへと遅くしてみましょう。




プラサフをよく乾かしたら垂れてしまった場所やザラザラしている部分を800番、それ以外の部分は1000番でゴシゴシやらず軽くかけます。仕上げに1500番の耐水ペーパーをかけます。角になっている部分は強く削れやすいので気を付けてください。

プラサフ後のペーパーかけが終わったら中性洗剤で脱脂洗浄します。塗装面に油分が残っているとはじいて綺麗に塗装できません。

よく乾燥させます。今回、クチバシの方は作業性を良くするために付け根の方を木材で固定しました。こういった細かい配慮、手間が成功の秘訣と言えるかもしれませんね。

すいません…長くなったので次回の投稿に続きます。次回は缶スプレーで外装を本塗りしていきます。

つづく!

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R1200GSは手軽にオールペイントできるバイク

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、今回は久しぶりにツーリング写真の話題ではなくR1200GSのことについて書いてみたいと思います。

以前も当ブログで少し触れたことがありますが私の愛車2008’R1200GSは新車時はチタニウムシルバーメタリックという銀でしたがオールペイントで色変えをしております。

EOS6D Mark2

現在ではこんな感じで少し薄いブルーメタリックにしております。これはスズキのイグニスに使われている色ですが、自分で外装を外してペイント専門店でお願いしたものです。




オールペイントといってもR1200GSの場合、色が塗られている部分はこれで全てです。クチバシと呼ばれるハイフェンダー、タンクカバー中央、タンクカバーの左右で全4ピースです。もしR1200GS-ADVENTUREであればタンクカバーの左右は塗装ではなくアルミ地なのでたった2ピースとなります。

フルカウルのオートバイを塗装することを考えれば結構お手軽と言えそうですね。

問題は2つ。ペイントしてしまうとオリジナル状態を失うので中古車として売却したいときにマイナス査定になること。かといって別途、ディーラーで純正部品を取り寄せるとバカ高いこと。この2点です。

しかし中古部品に注目してヤフオクやフリマアプリをチェックすれば、稀に格安の中古品が出てきます。色はどうせ塗るので何色でも良いですし、削れや割れが無ければ少々のキズは問題ありません。気長にチェックして揃えてみましょう。

塗りたい色の決め方ですが、バイクに使われている純正色には多くの場合でカラーナンバーが存在しません。なので4輪のカラーナンバーで塗装屋さんに指定してあげましょう。そうすれば「イメージと違った」という間違いはありませんし、後で補修したい場合でもタッチアップペンが入手できるので楽です。街中で行き交う車や新車情報などをチェックして、どんな色にしたいかじっくり検討してみましょう。

これはペイント専門店でお願いしたときに、お店から送られてきた塗装の様子です。塗装ブース内で綺麗にエアガンで塗ってもらっています。

やはりプロの仕事は美しいですね。実はこのショップ、愛知県にある某オールペイント専門店なのですが、通常は板金屋さんに依頼するとR1200GSの場合は7~8万円の費用がかかりますが、このショップだと4万円でやってくれました。




R1200GSの場合、外装の着脱は比較的簡単です。必要な工具もトルクスT25だけあればOKです。トルクスT25は車載工具にも入っていますよ。

ちなみに上の写真にあるオリーブグリーンの外装ですが、これもかつてペイントしてもらった色です。この時はダイハツの初代ネイキッドの色にしてもらいました。

私がR1200GSをオリーブグリーンに塗装した後、数年くらいしてBMWからF800GSでほぼ同じような色が発売されました。そしてイグニスのブルーに塗装したら、その半年後くらいに現行R1200GSに、やはりほぼ同じ色が登場。どうやらBMWは私の塗装する色を真似しているのかもしれません…

ここ1年くらいかけてR1200GS-ADVENTUREの中古外装も入手してみました。私の後期型R1200GS-ADVENTUREはアルピンホワイト×サンドローバーというサファリルックな色です。とても気に入っていたのですが、もう購入して6年経ちますのでそろそろイメチェンです。

ちなみにR1200GSとR1200GS-ADVENTUREではタンクカバーの外装は全く別のものです。クチバシは同じですがアンダースクリーンを固定するボルト穴がR1200GS用には開いていません。

タンクカバーは中期型のマグネシウムメタリックマット、クチバシはチタニウムメタリックです。どちらも小傷があるので格安で入手できました。

しかし、今回入手したクチバシはR1200GS用でアンダースクリーンの穴が開いていません。まずはこの穴あけ作業からですが、今車両に装着しているアルピンホワイトのクチバシから穴の位置を確認します。

クチバシ自体に固定されているのではなく、その下のフレームに留まっているようですね。正確に位置を把握するため型紙作戦でいきましょう。

アルピンホワイトの方から取った型紙を貼り付けて位置合わせをします。

ポンチをライターで熱して穴のセンターを決めドリルで貫通させます。




さあ、準備ができましたので愛知のショップに連絡して発送です…と、ここで問題発生。いつもお世話になっていた塗装ショップが何と廃業されていました。

4万円でプロの塗装クオリティが手に入るのであれば喜んでまたお願いしたかったのですが、通常の板金塗装店にお願いしたら恐らく7~8万円。困りました…

悩んだ挙句、今回は思い切って缶スプレーを使った自家塗装に挑戦することにしました。

えぇ~BMWを缶スプレーで全塗装するのか?!!

いや、たぶん大丈夫です。塗装は手間と時間をかけて慎重にやればプロにはかないませんが綺麗に塗る事は可能です。プロにお願いした場合の費用内訳は主に下地処理などの手間、塗料配合の手間、塗装ブースやエアブラシなどの設備、技術料などです。下地処理はサンドペーパーでこするだけ、配合は缶スプレーならそもそも不要、エアブラシの吹き付け力は缶スプレーの比ではありませんが、これについては裏技があります。

という事で、次回は空冷R1200GS-ADVENTUREを缶スプレーで全塗装する行程をご紹介したいと思います。

今回はこの辺で!!

 

ライダーの選ぶべきカメラ☆タイプ別 厳選7種

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、今回は久しぶりにバイク写真、ツーリング写真に適したカメラの選び方について書いてみたいと思います。

よく写真界の権威のような方が「カメラなんて何でもよい」といったことを書かれているのを見かけます。確かにいい写真を撮るのは「人」であり、最新のカメラや高級なレンズなどは必ずしも必要とは言えません。にも拘わらず多くの人の関心の対象は最新のカメラやレンズなのは今も昔もあまり変わりませんね。

「カメラなんて何でもよい」はカメラにこだわり過ぎている「カメラユーザー」に関心の対象を写真という芸術に導くのに分かりやす言葉だと思います。しかし私は「何でもよい」はちょっと言い過ぎではないかな…と感じます。

例えば15~20年前に売れに売れたデジカメ黎明期の普及モデルを今でも愛用している、という方はそろそろ買い替えた方が良いと思います。

今回はこの投稿を何年後に見ても良いようになるべく具体的な機種は書かずに大まかにカメラの特徴、機能でご紹介してみたいと思います。

1.ツーリングの記録、愛車写真がメインの人

ツーリングに行ったらここだ!と思った場所でスナップ的にパチリと撮る。あるいはお気に入りの愛車と記念写真。こんな感じでライトに使う人には気軽に使えるコンデジも良いですが、最近では何といってもスマホのカメラ機能が良くなっているのでスマホがお勧めです。

最近の機種は深度のコントロール(光学的ではないようですが)や夜景の撮影なんかも耐えられる性能で進化しています。新しいモデルであるほどカメラ機能は充実しているようですので冒頭の話と少々矛盾しますがスマホ一本でいく人はなるべく新しい機種が良いと思います。

スマホで写真をやる最大の強みは何といってもいつでも必ず持ち歩いていること。これに尽きます!何十年も前から写真界で有名なコダック社 【よい写真を撮るための10のヒント】というのがあるのですが、その1番目に「いつでもカメラを持ち歩く」とうのがあります。いつも持ち歩いているという意味でスマホは最強です。

逆にスマホでは出来ない事、苦手なことは太陽が画面内に入るような逆光、夜景や星空などの暗いシーン、望遠の画角、ピント位置や被写界深度を精度よくコントロールすること…などが挙げられます。

ツーリング先で気軽に愛車とパチリと撮りたい人は荷物にもならない、その場でSNSにアップできるスマホがいいですね。




2.ツーリング風景をSNSでカッコよくアップしたい人

EOS6D Mark2 + EF35mmF2IS

ツーリング先で出会った風景、感動した被写体と愛車を合わせて撮りたい人。ツーリング写真を撮りたい人はマニュアル露出機能のあるコンデジ中級機がお勧めです。価格5万円前後のニコンならCOOL PIXシリーズ、キャノンPowerShot、SONY RX100シリーズなどです。

ミニ三脚と一緒にボディーバッグに入れてツーリングに行ってみましょう。バイクはローアングルで撮るとカッコいいので、ファインダーが覗けないほど低くするときに重宝するバリアングルモニター(またはチルトモニター)搭載モデルがお勧めです。

絞り優先モードで積極的に露出補正を使いこなしてカッコいい写真を撮りましょう。

3.バイク写真だけでなく他の様々な用途にも使いたい人

ツーリング先でブログ用の記念写真や美しいツーリング写真を撮るだけに限らず、お子さんやペットの写真、お花や鉄道など様々な写真を1台のカメラで撮りたい人はデジタル一眼レフカメラがお勧めです。

一眼レフはレンズを交換することで様々なシーンに対応します。コンデジに比べてAF追従性能や連写性能も優れているので運動会やスポーツシーンでもシャッターチャンスをものにできます。

揃えるべきレンズは広角側はズームレンズ、標準の50mmは解放の明るい単焦点レンズ、望遠レンズは予算に応じてズームレンズをチョイスすると良いと思います。

SIGMA12-24mmF4.5-5.6DG

4.画質優先、納得の「いい写真」をツーリングで撮りたい人

車種がSSの人や林道走行をする人は持っていける荷物に限りがあると思います。そんな方はコンデジの上位機種(APS-Cセンサー搭載など)がお勧めです。定価10万円前後くらいで大型センサーを搭載したコンデジが各社から売られていると思います。

ある程度の荷物が持っていける人はレンズが交換できる一眼レフまたはミラーレス一眼がお勧めです。標準ズームレンズに加えてもう1本、お気に入りの画角用に開放の明るいレンズを加えてみましょう。

三脚はアルミ製かカーボン製のトラベラー三脚がお勧めです。

EOS6D Mark2 + SIGMA12-24mmF4.5-5.6DG




5.荷物が増えてでも「作品」と呼べる1枚を撮りたい人

この辺から本格的に写真をやる人の領域です。例えば蛍が飛び交う夜の森でバイク写真を撮りたい、燃えるような夕陽を背景にツーリングのワンシーンを切り取る、夜空に輝く天の川銀河とバイク、といった具合に普通の人では技術面でも労力面でも届かないような写真を撮る人、またはそれを目指したい人は35mmフルサイズセンサーを搭載した一眼レフがお勧めです。

EOS6D mark + SIGMA12-24mmF4.5-5.6DG  F5 30SEC ISO3200

一眼レフは現在では従来の光学ファインダー搭載からミラーレスEVFファインダーへと切り替わりつつあります。これから揃える人はミラーレスを選ばれる人が多いかもしれませんが、バイク写真をやる上では両者に大きな違いはでません。むしろキャンプツーリングで旅をされる方にとって、バッテリーの持続が悪いミラーレスは不便と言えます(キャンプでの長旅では充電の問題は悩ましいですからね)。

三脚はカメラボディ+レンズの重量に対応したものを用意する必要があります。その大きな三脚をバイクにどう積載するかは悩ましい問題です。私の場合は こちら でご紹介しております。

6.ツーリング写真で写真をレベルアップしたい人

レベルアップしたい人に強くお勧めしたいのは画角が単焦点であることです。ズーム機能を使わないで写真をやっていると画角の感覚が養えますし、構図を作るための足もよく動くようになります。

一眼レフであれば24mm、35mm、50mm、85mm、135mm、200mmあたりからお好み(または得意な)画角から2、3本選んでみましょう。ちなみに私の場合は35mmが大好きです。

EOS6D mark2 + EF35mmF2 IS

単焦点レンズは描写が優れているだけでなく、構造が単純なので内部にチリが混入しにくく、レンズ構成もシンプルなので軽量なものが多いです

得意な画角はどんどん磨いて個性的な写真が撮れるよう進化しましょう。

7.荷物は最小限、でもスマホでは不満な人

一眼レフカメラに交換用レンズを何本も…または重い望遠ズームレンズとか…いい写真が撮れるのは分かるけど、そんな荷物はとても持って行けない。そんな人はミラーレス一眼レフにレンズ一本でいってみましょう。FUJIのXシリーズや予算のある人はSONY α7シリーズ、キャノンEOS5DやEOS6Dなどに好きな(得意な)画角をカバーしたレンズ一本です。選ぶ一本は当然ですが軽量コンパクトなものを選びます。お勧めは通称パンケーキレンズと呼ばれる薄型の単焦点レンズです。

またはAPS-Cやフルサイズセンサーを搭載した高級コンデジもお勧めです。やはり高価なモデルは光学系も優秀なので逆光時に不自然なフレアやゴーストも抑えられていますし、収差と呼ばれる現象も少ないです。

この場合もミニ三脚や軽量なトラベラー三脚で対応できるのが大きなメリットですね。

いかがでしたか?あまり具体的な機種名を書かずに解説してみましたが、カメラ選びはバイク選びと同じで、自分が欲しい!と直観的に感じたものを買うのが正解というのもあります。気に入って買ったカメラであれば少々荷物でも臆せず持っていける意欲が沸いてくると思います。




あまりネットの情報などに振り回されず、シンプルに自分が気に入ったカメラや持ってみて手にしっくりくるカメラが正解だったりします。

大型の量販店に行くと実機を手に取って見ることができます。重量やサイズ感を確認できるのでぜひ一度、実物に触れて検討してみてください。シャープなラインがカッコイイと思たけど触れてみたら肌触りが痛いとか、写真ではイマイチだったけど実物はカッコよかった!なんてこともあります。

それと走行シーンを撮りたい人は一眼レフに200mmくらいの望遠レンズが良いと思います。シャッター速度優先モードで流し撮りを決めましょう!

ちなみに私は20年ちかくキャノンの一眼レフユーザーでして、現在ではEOS6D Mark2とRICOH GRを愛用しています。EOS6D Mark2を選んでいる理由は光学ファインダーを搭載した一眼レフが好きなこと、ハイ&ローアングルが多いのでバリアングルモニターが欲しいこと、の2つが理由です。フルサイズセンサーの光学ファインダー一眼レフでバリアングルモニターっていうのはEOS6D Mark2くらいなんです。

EOS6D Mark2 + EF70-200mmF2.8L

では、今回はこの辺で!!

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