美しき日本のキャンプ場【カヤノ平高原】キャンプツーリング

カヤの平高原 絶景度☆☆☆☆★ 星4つ

当ブログの趣旨は「ツーリングのワンシーンを切り取る」なので、あくまで素晴らしい写真作品と関係性のある内容となります。すなわちキャンプ場自体が撮影スポットではないか!という美しいロケーション&雰囲気のあるキャンプ場に限定して、このカテゴリーでご紹介していきます。

美しき日本のキャンプ場シリーズ 今回は記念すべき一回目の投稿で長野県木島平村にあるカヤノ平高原キャンプ場のご紹介です。

よく見ると「カヤノ平」ではなく「カヤの平」って書いてありますね・・・

住所:長野県下高井郡木島平村大字上木島木島国有林

料金は私が行った2016年10月で1名、オートバイで2泊  2100円でした。営業期間6~10月 ※料金や営業期間等の詳細は事前にオフィシャルサイトでご確認ください。

木島平カヤの平高原

群馬~長野エリアの定番ツーリングルートでもある志賀草津道路。その北側に位置する木島平村は私の大好きな奥志賀林道の中盤あたりに位置します。標高1400~1700mもある高原キャンプ場ですので真夏でも涼しく、10月は冬キャンプのようなシャープな空気を満喫できます。

樹齢300年のブナの原生林を背景に、最高のロケーションでキャンプができます!

買出しは近くにお店が何もなく、国道403まで降りてコンビニに行くか、さらに国道292(志賀草津道路)との交差点を過ぎ中野あたりまで行くと、スーパーやイオンがあります。お風呂も同じで国道292まで行って渋・湯田中温泉郷などがお勧めです。

EOS1Dx + EF100-400mmF4.5-5.6L IS F4.5 1/125 ISO100

まずは写真をご覧ください。スケール感がすごいと思いませんか?はじめて行ったとき、敷地がとても広くて驚いたのですが本来は牧場であるとのことです。

EOS1Dx + EF100-400mmF4.5-5.6L IS F5 1/400 ISO100

樹齢300年を超えるブナの原生林。ここは霧の名所でもあり早朝はこの風景を撮るために、何人かのカメラマンが来ていました。

↑管理棟  夜間は無人ですが日中は管理人さんが常駐しています。この周囲の山のことなら何でも聞けば教えてくださる気さくな管理人さんでした。このときは名物の巨大ナメクジ「山ナメクジ」の話題で盛り上がりました。この管理棟からWifiが出ていますので、周囲100mくらいならネット接続可能です。携帯電話は私が行ったときは全てのキャリアで圏外とのことです。下界との連絡手段はWifiに接続してLINEかメッセンジャー等を使ってください。ちなみにバス停が見えますが奥志賀側ではなく国道403方面へバスがあるようですね。

↑かなり立派な炊事棟。一箇所のみですが広々として使いやすいです。

↑ロッジもありました

←トイレは管理棟内に一箇所あるのみ。水洗で極めて綺麗でした!

 

 

 

↑貸しテントサイトでしょうか。

↑トレッキングコースである北ドブ湿原の入り口。私は装備品を何も持っていなかったので行きませんでしたが、靴さえ用意すれば片道45分程度のコースだそうですよ。貴重な高山植物や野鳥、昆虫を見ることができます。7月には一面にニッコウキスゲが咲くそうなので、私はいつか絶対に行ってみたいと思います。

高原らしい清清しい青空とシャープな空気。いつまでもここに居たいです。

私個人として木の存在がとにかく素敵だと感じました。あまり低地では見かけない雰囲気の木ばかりです。

この時は私としては珍しくソロではありませんでした。R1200GS ADVENTURE同士の2台で行ってきました。

深夜に満点の星空を満喫したあと、徐々にあたりは霧に包まれていきました。

霧でつつまれた幻想的な早朝のキャンプサイト。相方はまだ夢の中・・・

管理人さんの話によると、鹿はすこしいますが熊などの動物については、ほぼ心配ないとのことでした。夏場はブヨが多いので強力な虫除けと、刺されてしまった場合の薬は持っていった方が良いです。奥志賀林道からカヤの平までは、とくに秋の季節は落葉が湿って滑りやすいのでバイクの人は運転に注意とのことでした。

 

EOS1Dx + EF100-400mmF4.5-5.6L IS F5 1/200 ISO100

日本の美しきキャンプサイト 第一弾はカヤの平高原キャンプ場でした。



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ゆらめく炎~キャンプツーリングの夜更け

福島県 檜原湖の北岸  早稲沢浜
2016年5月

お気に入りのダンロップテント、旅の相棒R1200GS-ADVENTURE、スノーピークの焚火台、キャプテンモルガンのラム酒。

EOS1Dx + EF14mmF2.8L F4 5SEC ISO1600

焚火の炎を眺めていると心が落ち着く。むかしは糸の切れた凧のように、ひたすらバイクで走り回っていた。

どっかの最南端とか最北端とか、やたら陸の端っこに行ってみたり、地の果てという言葉に拘って阿保みたいに遠くまで走り回っていた。一回の北海道ツーリングで5000kmを超えたときもあった。

ある時期は走り回っているだけでは旅の本質は見えてこない…と気が付き、やたらのんびり旅したこともあった。本物の旅を追求するなら徒歩か自転車かカブだろうと思った。

今はまた考えが違う。旅の本質はどこかへ行ったことよりも心の中にあるのかも。だから距離とか手段はさほど重要ではないのでは?と。

写真は10年くらいのキャリアだけど、本腰を入れてやったのはここ2年くらい。アウトライダーのツーリング写真コンテストは初心者の頃から、定期的に応募していて誌面の常連だったけど、なかなかグランプリが獲得できずにいた。

あるとき他の方の素晴らしい作品が、その年のアウトライダーツーリング写真コンテストの年間グランプリになった。その作品を見て愕然とした。こんな凄い写真、自分には到底撮れないと。

諦めの感情の後に、この焚火の炎のようにメラメラと何かに火がついて、ひたすら我流で写真修行を重ねてみた。絶対に来年は自分がグランプリを獲得するぞと。

結果、翌年のアウトライダーツーリング写真コンテストの年間グランプリ発表号で、念願の年間グランプリを獲得できた。

すると、燃え尽き症候群ではないが、こんどは目標を見失ってしまったかのような迷路に迷い込んだ。自分はツーリング写真の美学をコンテストの為だけに追求していたのか?

そんなある日、ある大企業の社員が自殺したというニュースが世間を騒がせていた。みなさんは同調圧力という言葉をご存じだろうか?ここで詳しくは書きませんが自分独自の考え、あるいは個性は認められず会社や団体、なんらかの組織内で少数意見を多数意見に丸め込む圧力です。このニュースは会社組織により自殺に追い込まれた社員の悲しい出来事でした。

もし、その方が思い悩んでいたときに、写真作品で旅の魅力を伝えて苦しみから解放することは出来なかっただろうか?死んでしまうくらいなら、何もかもを投げうって、こんなに美しい旅の世界を体験してみたら?そう問いかけてみたら、どうなっていたか。

もちろん今の私の写真では、そんなことは無理だろうけど、いつか旅の美しさを表現できたら、自分という人間「一個人」での何らかの社会貢献として生きている手ごたえが見いだせるかも知れない。

単純にバイクでツーリングして、美しい景色や光景をカメラに収めてくるだけの行為だけど、それに可能性を感じて今も上達したいと願っている。

焚火の炎をながめていると、そんなことばかり考えてしまうから不思議だ。檜原湖の湖畔で。

 

 



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なぜオートモードはダメか<初級>ツーリング写真

今日もきれいな秋晴れで写真ツーリングに最高の1日ですね。私は仕事ですが…

今回はカメラの設定について解説をしていきますが、<初級>の最初の回で書いたことを是非わすれずに思い出してください。皆様は芸術的な写真を撮ることを目標に、当ブログを見ていただいてる・・・という前提で解説していきますので!

EOS1Dx + SIGMA35mmF1.4ART F7.1 1/400 ISO100

前回の<初級>記事で書いた三分割縛りは実践されましたか?目の前の光景を三分割線にあわせて構成していくのは言うほど簡単ではない・・・と感じていただけたでしょうか。それに足を動かして試行錯誤するのは労力も要りますし、スポーツに近い感覚だと私は思います。ファインダーを覗きながら動きまわっていると、転んだり車にひかれたりと危険が伴いますので、くれぐれも周囲には十分気をつけてください。ちなみに私は転んだことがあります。

さて今回は初級らしくカメラの基本的な使い方の話題です。といっても一般的な「カメラの使い方」ではなく、究極のツーリング写真流に解説していきます。・・・が、その前に私から皆様へお願いがあります。

もう一度、カメラの説明書をよく読んでください!

初心者の方が難しいと感じているカメラの操作方法は、大半は説明書に載っています。説明書は分厚くて、読む気になれないのは良く分かりますが、肝心な部分は全体のページの3~4割程度です。あとはストラップの装着方法とかバッテリーの充電方法とかでページをたくさん使っているものです。

カメラの中は箱になっていて普段はシャッターで閉ざされて真っ暗闇です。あなたがボタンを押したときだけレンズを通して外の光が入ってくる仕組みです。この箱の中が外の世界にどれだけ露出していたか?で出来上がる写真の明るさなどが決まるのです。

箱の中にどれだけの光を取り入れるか??それはシャッターが開いていた時間であるのと、レンズの中にある穴ポコの大きさで決まります。そしてそれぞれに表現の役割があります。

シャッターの時間とレンズの穴ポコの大きさはカメラのコンピューターに任せることもできますし、あなた自身の意思で決めることもできます。ここでは初級者の方を対象に、この両者のどちらか片方だけを自分の意思で決めて撮影する手法について解説します。

これから写真をはじめる方、初心者の方には露出を理解するのは難しく感じるかもしれません。しかし安心してください。いま理解できなくても将来は簡単なことだった!と分かる日がきますし何より「さほど重要ではなかった」とも感じるでしょう。

 

1.シャッター速度優先モードとはシャッターを開ける時間だけは、あなたが決めてね。あとはカメラのコンピューターが決めますから、というモード。シャッターを押したとき「カシャッ」という音がしますね。あれは「カ」が開くときで「シャ」が閉まるときの音なんです。シャッター速度が遅いと「カ・・・シャ」となり手でカメラを持っていれば手ぶれしやすく、動いている被写体もブレます。ブレでスピード感を出したり、逆に一切ブラさず瞬間を表現するときに使います。

EOS5D Mark2 + EF14mmF2.8L F5.6 1/20 ISO100

この作例をご覧ください。流れるトンネルの風景をスピード感を出したかったので1/20という遅いシャッターを選択しブラしました。シャッター速度を撮影者の意図でコントロールするというのは作品内に時間軸を与えることなのです。

 

2.絞り優先モードとはレンズの中にある穴ポコの大きさは、あなたが決めてね。あとはカメラのコンピューターが決めますから、というモード。F値とも呼ばれ数値は小さいほど穴ポコは大きく、大きいほど穴ポコは小さいという、何だか円高ドル安みたいな関係です。F値が小さいとピントが合う奥行き方向の範囲は狭くなり、ピントを合わせた被写体以外の場所はボケます。F値を大きく(絞り込むと呼びます)すると逆に広範囲にピントが合います。

EOS1Dx + SIGMA150-600mmF5-5.6DG F6.3 1/640 ISO100

この作例をご覧ください。私の大好きな漁港でのワンシーンです。私は千葉県民なのでどうしても海の写真が多いです・・・。手前に十分なスペースを作った縦構図で地面の舫綱と連続して設置された杭を使い、奥行きを出しています。手前の舫綱をボカして被写体の存在を際立たせようと思ったので絞りをF6.3にしました。このようにボケ具合を撮影者の意思で調整するのが絞りを操作することなのです。

 

3.ISO感度は絞りとシャッター速度のそれぞれの役割では補えないほど、暗いシーンで撮影する場合に使用します。暗いのでやむ得ず使うものです。

EOS1Dx + EF70-200mmF2.8L F2.8 25SEC ISO800

この作例をご覧ください。画面の動く要素は一見すると人物くらいですが、海面の波を遅いシャッターでブラしたかったので、モデルは少しの間はじっとしているとして、F2.8(このレンズで最も明るいF値)、シャッター25秒としISO感度は800となりました。感度は上げるほどノイズが発生し、ザラついたような写真になるため、なるべく低くするのが原則です。

 

4.そしてそれぞれに露出補正といって、カメラが決めた露出値に対して「そうではないよ、もっと明るく」とか「もっと暗く」とあなたの意思で修正してあげる機能があります。絞り優先モードのときはシャッター速度を、シャッター優先モードのときは絞り値を、カメラのコンピューターが良かれと決めた値(どんなに高性能なカメラでもイマイチ)に対してバンバン修正してくださいね。

 

とここまで来れば、カメラの撮影モードは迷うことはありません。

メーカーによって異なりますが絞り優先モードならA(キャノンならAV)、シャッター速度優先モードならS(キャノンならTV)、どちらも自分で決めるよ!というマニュアルならMです。私が使うのは大体はAV(しょっちゅう露出補正)もしくはMです。

その他のシーンモードなる子供だましのようなモードは使わないでください。こういったカメラ任せの機能を使っていたら上達しませんので!なぜシーンモードがあるのか?は芸術的な写真を目指さない人達が使うためにあるのですよ。

どうですか?難しかったでしょうか?

今回書いた内容は一般的なHOWTOでは重要とし最初に教わることですが、私は必ずしも初心者の方にとって最初に学ぶべき重要なこと、とは思いません。というのは当ブログで何度か出てきました「○○だから△△した」の法則にある○○の部分が初心者の方には分からないため最初に△△を学んでも意味がないと思うからです。

2.の絞りの作例にある写真なら「手前の舫綱をボカしてバイクの存在を際立たせよう」なんて初心者の方には思いもしないですよね。

まずは「何をどう撮るか」を追求しましょう。当ブログの<初級>では今後はここにフォーカスして解説をすすめていきますので、お楽しみに!

 

つづく



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心の中の露出計<中級>ツーリング写真

適正露出という言葉はよく耳にしますが、私個人としてはカタログや記録を撮影する商用写真分野の言葉ではないかな?と感じています。

個人的に作品として発表するなら、特に適正露出という言葉を意識する必要はないかと思います。

EOS1Dx + EF14mmF2.8L F2.8 1/4 ISO640

この写真は10月に福島の磐梯吾妻スカイラインで撮影しました。撮影地点のすぐ上は浄土平ビジターセンターです。

日没直後の時間帯。観光客で賑やかだったこの辺は嘘のように誰も居なくなります。こうなると絶景を独り占めできるような気分になり、一気に撮影集中モードに切り替わります。

ほのかに残った太陽の明かりが一切経山の稜線を美しく浮き立たせていました。このハイライト部分が画面内で主役になるよう構成し、補助的な導線として暗いですがカーブのセンターラインを配置。これで鑑賞者の視線誘導効果と画面内に安定感を与えています。

バイクは超米粒なので、スマホなどの小さい画面で見ると厳しいものがありますが、大きなモニターや6つ切り程度のプリントなら丁度よいかもしれません。

誰の目にも暗い写真ですが、私が暗い写真を撮りたかったので個人的にはこれで良しとしています。ただ実際の現場の明るさよりは少し明るいかもしれません。

このようなシーンで「適正露出」という言葉に縛られると表現の幅が制限されてしまいます。適正露出は実際の明るさを正確に写真にするのではなく、あくまで撮影者の心の中です。

もっとも暗い写真というのは難しい面もあって、見ていただく方のモニターの設定によっては完全に真っ暗に見えたり、プリントの場合は紙質などにも合わせてシビアな調整が必要となってきます。

この写真はパソコンのモニターで見る前提で仕上げてみました。

実際の光景よりもイメージを優先して暗く撮った写真を「ローキー」。逆に明るく撮った写真が「ハイキー」です。ハイキーな写真はまた別の機会にご紹介します。

みなさんも心の中の露出計で表現の適正露出をたたき出してください。

 

つづく



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なぜ黄金比が重要なのか<中級>ツーリング写真

ニュースでは各地の紅葉の知らせが紹介されていて、写欲が刺激される季節の到来ですね。秋は何をするにも適した季節ですが、写真もバイクツーリングも最高の季節と言えます。

さて今回の<中級>では黄金比のお話です。

黄金比という言葉は大体の方が聞いたことがあると思いますが、写真についての黄金比というのは一般的に、あまり意識しないかもしれませんね。実はものすごく重要ですので、ぜひ覚えてください。

黄金比とは1:1.618のことで、およそ5/8です。ファイとも呼ばれます。退屈なのであまりこういった話は詳しく書きませんが。ポイントは人間の感覚に無条件に心地よさを訴える、神秘の数字的要素といったところです。

EOS1Dx + SIGMA35mmF1.4ART  F1.4 1/1250 ISO100

 

有名な三分割構図も元々は黄金比をもとに作られたファイグリッドが基準になっています。ファイグリッドの使い方はまた別の機会に解説しますが、今回はまずこの作例を元に解説していきます。

モミジやカエデが地面に落ちて、そこに仄かな光が溜まりこんでいたので、バイクを停めて撮影してみました。

黄金比である1:1.618という数値について深く考える必要はありません。この作例ではモミジが落ちている地面と、バイクの画面内での割合が、およそ黄金比であること。もう1つは切り取ったバイクの割合(画面内のバイクと切られた部分)がおよそ黄金比であるのが2つ目。

これだけでパッと見た印象が、黄金比を意識しなかった写真と比較すれば見違えるほどしっくり感じるはずです。

ちなみにカメラの撮像素子(イメージセンサー、CCD、CMOS)もフルサイズ機やAPS-Cであれば縦横比(専門的な用語ではアスペクト比)は2:3なので1:1.5となり、およそ黄金比(1:1.618)と白銀比(1:1.414)の中間くらいになります。

どうでしょう?なんとなく無視できない重要なことだな・・・と感じていただけたでしょうか。黄金比や白銀比には他にも様々な種類がありレオナルドダビンチも使っていたことで有名なフィボナッチ数列に基づいたスパイラル曲線構図などがあります。

とても深いテーマなので今後も何回かに分けて解説していきますね。あっ、ちなみにこの写真は前回の投稿で書いた「演出」についても好例で、もみじの葉は周辺から美しいものを集めて私が並べたのです。みなさんが作品を発表するときは、こんな風にネタ明かしはしないでくださいね。

作品は神秘的であり、作者はカリスマである必要があると思います。もちろんあなたのことですよ!

 

つづく

 



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自撮りは照れていては話にならん<中級>ツーリング写真

ここ最近の投稿は少し堅苦しい内容が続きましたので、楽しい内容の投稿をしたいと思います。写真の世界では度々議論されている「演出」のお話です。

今回は多くの方が興味を抱いていただけるセルフポートレート、または自撮りのお話をしたいと思います。

いちおう最初にお断りしておきますが、別に自撮りがしたい訳ではなく写真旅はいつも単独行動なのでモデルは自分以外いないのです。仕方なく自撮りなんですよ。

単独行動や一人旅のお話は脱線するのでまた別の機会にしましょう。

 

EOS1Dx + EF100-400mF4.5-5.6L F5.6 1/800 ISO100

 

この作例をご覧ください。鹿島の港で撮影しました。使われなくなった海上保安庁の船が印象的だったので、これを背景に撮影に挑みました。

何度も同じことを書いていますが、私はツーリングのワンシーンを切り取る…が活動テーマですので、画面内にはどうしてもライダーの姿が欲しいのです。必ず必要とは言い切りませんが、作品にストーリー性や感情を込めるなら人の姿があったほうが圧倒的に効果が期待できます。

さて、恥を承知で解説をしていきます。当ブログでは「秘密を作らない」と公言してしまいましたので、見に来て頂ける方々を裏切るわけにはいきません。

写真はすべてにおいて「迷い」を写してはいけないと思います。バイクか景色か?どちらを主役に選ぶか少しでも迷いがあるままシャッターを切れば、たちまち中途半端な写真に陥ります。自撮りもこれが顕著で恥ずかしいと思ってやっていれば、例え後ろ姿でもカッコ良くなりません。いや、むしろ後ろ姿の方が「背中はすべて語る」ではありませんが、モロに出てしまう場合があります。

「あそこのカップルがこっち見てんな」とか「こんな姿を嫁さんに見られたら恥ずかしいな」なんて考えていたら、それも全て写真になります。

ここはもう腹を決めて役者になる以外に選択肢はないのです。最初は勇気が要るかもしれませんが、2回3回とやって4回目からは全く恥ずかしくもなく普通にやってしまうから人間ってのは不思議です。

とはいえ「その役者になる」が難しいんじゃないか!?と聞こえてきそうなのでアイテムのご紹介です。

ただのワイヤーレリーズではなく、タイマーコントローラーといってインターバルプログラムが作れるのです。STARTボタンを押してから3秒に一回とか5秒に一回といった任意で設定した周期で自動で撮り続けてくれます。(写真はキャノンのTC-80N3)カメラの機種によってはカメラ自体にこの機能があるそうです。

カメラを三脚にセットし、フレーミングや構図、露出などの設定を一通り済ませたらまずはライダー無しのカットを1枚撮って、その画像をモニターでよく見てください。どこにどのようにライダーが居ればカッコよく決まるか、練りに練ってください。

どの辺の位置に立ったり(または歩いたり座ったり)すれば良いか見当がついたらコントローラーをSTARTさせて撮影開始。あなたは撮影していることを、なるべく意識せず最初にイメージした通りのことをやるのみです。前半は固くなるかもしれませんが、後半は自然な感じがでてくると思いますよ。(無駄に何枚もシャッターを切ることになるので、メモリーカードの容量には余裕をもってください)

どれがベストかは帰ってからじっくり選びましょう。

ワイヤレスリモコンではダメ?という質問もありそうですが私も以前は使っていましたが、どうしても自分でリモコンを押す瞬間に変な姿勢になるようで、今は使っていません。それに望遠レンズを使い始めると電波が届かずイマイチです。

セルフタイマーでダッシュ!は論外です。

・・・本当はこれだけではなく、ポージングや小物を使ったテクニックなど色々あるのですが、今回はこの辺にしてまたの機会に解説します。

ぜひ、あなたも一流の役者になってカッコイイ自撮り作品を撮ってくださいね。

 

つづく

 

 


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100年後に美術館に展示されているツーリング写真を

EOS1Dx + SIGMA150-600mmF5-6.3DG F6.3 1/400 ISO100

今日は独り言的なコラムを。

 

“カメラはあなたの夢をつくる箱です。

箱の中はシャッターで閉ざされ、普段は真っ暗闇です。

あなたがボタンを押したときだけ世界の光が入り込んで瞬間が刻まれます。

それは二度と戻らない過去の時間が永久に静止したまま保存されるのです。

なんだか子供の頃に土の中に埋めたタイムカプセルに似ていますね。

宝物や大人になった自分へのメッセージを入れたカプセル・・・懐かしいです。

カメラで撮った写真作品は作者がこの世からいなくなった、ずっと未来でも後世が伝えてくれる芸術作品になるかもしれません。

叶わぬ夢かもしれませんが100年後に美術館で展示されているツーリング写真というのを目指してみたいです。

すごいと思いませんか?100年後に美術館にツーリング写真が展示してあったら。”



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確実に上達できる唯一の手段

当ブログはオートバイを題材にした写真カテゴリーをより芸術分野に認知させるために、みなさんで素敵なツーリング写真(あるいはバイクと関連した何らかの写真)を撮りましょう。というコンセプトです。

よく見かける平凡な写真から脱却して誰かに感動や共感をもらう作品。それらをたくさん発表して将来的にはバイクと縁の無かった人たちにも、バイクの魅力や旅の世界を教えてあげることが最終目標です。

私は鉄道写真が芸術写真として認知されているように、ツーリング写真をより芸術的に高めていきたいのです。その為には私1人では無理があるので、共感いただける方々には私の知っている全てをこのブログで伝授したいと思っております。

さて、前置きが長くなりましたが今回は確実に上達するための手段として、私がここ2年くらい実践してきた手法をご紹介します。

といっても難しく説明するようなコトではありません。「いつでもカメラを身につけて毎日たくさん撮ろう!」はい、これだけのことです。

この写真は通勤電車の中から撮った浦安市の景色です。毎日毎日、バイクに乗って旅ができればい良いのですが、現実はそうもいかず普段は仕事に家庭にと自由な時間は限られます。そうなるとバイクで旅に出るときだけカメラを持って撮影では、なかなか上達しません。

特に初心者の方は最初にたくさんの練習をして、目を養い足で構図をつくる、を身に着けないといけません。また中級者以上の方でもブランクをあけてしまうと、下手になってしまうという点も恐ろしいので覚えておきましょう。

撮るものは何だって構いません。被写体は自分がいままで気にも留めなかった、何気ない光景に必ず存在します。雑草だってゴミだって被写体になりえます。

この写真は私がいつも出勤する前に寄る、カフェの窓際席から撮りました。

さすがに一眼レフカメラを毎日身につけて歩くのは厳しいかもしれません、そんなときに威力を発揮するのがコンデジです。できればポケットにスッと入るくらいの物がいいですが、高級なものは必要ないです。練習用として割り切ってしまうのも良いですね。

私はメインで使っている一眼レフとは別に、毎日スナップ用にコンデジを持ち歩いているのですが現在はSONY RX100を愛用しています。

ポケットに入れたり首からストラップで下げたりと、あっと思った被写体に出会ったらすぐに取り出せる、というのがポイントです。

これで毎日かかさず1日100ショット以上を目標に撮っています。もちろん実際には100も撮れないことが多いのですが、あくまで精神論的な目標値です。楽しいし、みるみる上達しますよ。

何かと忙しく消耗するウィークデーでも、ささやかな楽しみとなりますし良いのが撮れたらその1枚に大変だった1日がすくわれる感じがします。小さな幸福とでも言いましょうか。

この話題については当ブログで「毎日スナップ」というカテゴリーを作りましたので、今後もご紹介していきます。

 


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実は簡単 近景を作った素敵構図<中級>ツーリング写真

旅写真<中級>の前回では自分の意図にあったイメージをつくり、それに基づいて絞りをコントロールしましょう、という話をしました。今回もそれに少し似た内容ですが、奥行きのある構図のお話を解説したいと思います。

 

EOS1Dx + SIGMA150-600mmF5-6.3DG F6.3 1/640 ISO100

この作品をご覧ください。今年の8月に北海道の旭川空港の南にある東神楽地区で撮影した1枚です。連日お天気が悪く北海道らしい写真がなかなか撮れない旅でした。お天気の悪いときは無理に風景全体を狙うのではなく、曇り空特有の柔らかい光源をいかして地上物に注目してみましょう。

さて、構図のお話です。写真とはモニターであれプリントであれ平面の静止画です。この平面な写真に立体感や奥行きを加えるだけで一気に魅力的になります。現場で意識すべきことはとてもシンプルです。 ・近景 ・被写体 ・遠景 の3つの要素を意識して構図を組み立ててみましょう。

あなたがその場所で写真を撮りたい!と思ってそこに立っている以上は、大抵は遠景が既に存在していると思います。なので被写体と遠景だけではかなり平凡です。そこで素敵な構図をつくる重要なポイントが近景。灯台下暗しではありませんが、風景写真といえ意識的に自分の足元や近くに近景として効果的な何かがないか探してみましょう。

近景になる良さそうな被写体を見つけたら、画面内に効果的と思われる配置になるよう試行錯誤してください。ここでも「足」をよく動かしてくださいね。

この作品の場合、手前に置いた白いお花がイメージの主役になるよう、大胆に大きな割合で取り入れてみました。この他にも近景はほんの僅かに取り入れて他の被写体を際立たせたり、4辺を囲んで額縁のような効果を出したりと、作品の作りたいイメージに合わせて、取り入れる割合を適宜調整してください。

それと前景はボケていた方が美しい写真に見えますが、必ずしもそうではないので試しに絞り込んだり、微調整したりを試してみましょうね。この写真のような構図でも例えばF22とか目一杯絞り込んで撮ったほうが逆に印象的になる、という場合もあるんです。

また映画などでよく使われる映像構図では、何かの隙間から覗いているように見せ鑑賞者に心理的な誘導を誘う手法がありますが、あれは写真に使っても面白いやり方です。鑑賞者の心理に訴える手法はまた別の機会に解説しますのでお楽しみに。



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地獄の「三分割構図縛り」特訓<初級>ツーリング写真

旅写真<初級>カテゴリーでは芸術写真を目指しましょう、写真を撮ることの喜び、まずは望遠を使って主題を明確に、朝夕の時間は素敵な写真が撮れる、といった内容を書いてきましたが、今回からいよいよ具体的な手法を解説していきます。

タイトルに「地獄の」と恐ろしいことを書きましたが、今回ご紹介する手法は面白くはないのでそう書きました。

誰でも知っている、あまりに有名な「三分割構図」を使って解説します。最初に誤解のないよう書いておきますが、三分割構図が良いので覚えましょう!という意味ではございません。

私が考える良い写真とは主に次の3要素でほぼ成り立っていると思います。

1.被写体を見つける、被写体の魅力を理解する、光や影を見極める、鍛えられた目と心。

2.目の前の光景を画面にイメージ通りにするため「自然と動く足」「レンズワーク」など。

3.傑作を生みだしたいという情熱

ここでは2の「自然と動く足」のトレーニングです。良い写真が撮れないと悩んでいる方のほとんどは足が動いていません。

作例  カメラ:リコーGR

上の作例をご覧ください。

三分割構図とは写真の基本とも言われている、この写真に書いたようなグリッド線で、これに合わせて水平線や被写体などの位置を調整することです。三分割構図についての詳しいことは、一般に情報が溢れていますのでここでは割愛します。

この写真のシーンで海の割合を狭くしたい。といったらどうしますか??そうです、これは割と簡単ですよね。しゃがむか座るかで低い位置から撮れば良いのです。

では灯台とバイクの間隔を広くしたい。といったらどうしますか?右に動きますか?それとも左ですか?この質問で一瞬でも「え~と…」となった方は今回の特訓をぜひ実践してください。

もしお使いのカメラにグリッド線の表示機能があったら、三分割を表示させてください。水平線や建物や道などの線をグリッド線に合わせ、被写体などの要素は線の交点に確実に合うよう体を右に左に動かし、低くから撮ったり高くから撮ったり、足を使って試行錯誤してください。

このとき重要なポイントが1つ。寸分狂わず精密に「ピッタリ」を目指してやることです。意外と難しいですよ!

これを何度かやれば構図ワークを体で覚えることができます。ゴルフのスイングで素振り練習が大事なのに似ています。

名付けて三分割構図縛り特訓。

面白くはない、あくまで練習方法なので、ご自身でだいぶ動くようになったな、と感じたら、ずっとはやらなくて大丈夫ですよ!

 


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