基本的な光の使い方 順光偏<初級>ツーリング写真

みなさん素敵なツーリング写真、撮っていますか?私はいま予定ではバイク野宿旅の最中で、この投稿は失礼ながら予約投稿機能という便利なものを使って投稿しています。

今回の<初級>ツーリング写真では非常に重要な光の使い方について解説します。光は今回の投稿だけではとてもスペースが足りないので、まずは順光といって太陽を背にした最も無難な光の使い方についていってみたいと思います。

EOS1Dx + EF14mmF2.8L  F7.1  1/500  ISO100

こちらの作例をご覧ください。毎々、海ばかりで申し訳ありませんが…




今回の順光を解説するにあたり、最適な写真を探してみたのですが、こんな超広角レンズで撮った写真しかありませんでした。どうやら私は順光ではあまり写真を撮っていないみたいですね…このような機会でないと気がつかないことです。

順光とは光源を背にして被写体に光が当たっていること。多くの人が知っている逆光の反対です。被写体に満遍なく光が当たるので色が鮮やかに、陰影が少なく、カメラのAE(主にシャッターボタンを半押しした時にカメラが決める露出値のこと)も決まりやすい、といった特徴があります。

反面、陰影がないということは被写体に立体感がなく、ただ綺麗に撮れているだけで平凡なイメージの写真になりやすいです。

「綺麗に撮れる」といえば、最近でも写真は綺麗に撮らねば!と画質に執着している方が多く見受けられますが、綺麗に撮れれば良しという時代は10年以上前に終わっていると思います。むかし(APSフィルムが出る前くらい)は旅行に行った記念写真ですら素人には、なかなか綺麗な写真が撮れなかった時代がありましたが、現代のカメラでは普通に撮るだけで誰でも綺麗な写真が撮れます。

多くのユーザーが現在でも必要以上に画質に執着しているため、最新のカメラは写りすぎちゃって気味が悪いくらいの領域まで来たとも感じます。画質は重要ではないとは決して言いませんが、こだわり過ぎないよう気をつけましょう。




この作例のように十分な明るさの順光であれば10年前のガラケーのカメラでも綺麗に撮れるはずです。

順光が適した撮影シーンは空や海を鮮やかな色で表現したいとき、カラフルな被写体を表現したいとき、などでしょうか。作例のようにタンクやシートにハイライトが入るといった特徴もあります。それ以外あまり思い浮かびませんが・・・

順光と一言で言っても太陽の傾き具合や、うす雲に隠れて弱まった光だったりと色々です。逆光などと違ってドラマチックな表現は難しいですが、爽やかなシーンを表現したいときに使うと良いと思います。

光については今後もいろいろと取り上げていきますので、お楽しみに!

 




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最高のツーリング写真とは<上級>ツーリング写真

まだ11月なのに真冬のように寒いですね。

私は寒いのが大好きで早起きも得意なので、我ながらバイク、写真という趣味に適した体質だなぁと感じております。

さて<上級>ツーリング写真の今回の記事は画面内における良き写真としての、あらゆる要素をご紹介していきたいと思います。

EOS1Dx + SIGMA150-600mmF5.6-6.3DG   F5.6 1/500  ISO400

こちらの作品をご覧ください。

夕景に見えるかも知れませんが早朝の九十九里で撮影しました。間もなく日の出を迎える朝のマジックアワーです。ここに到達するまで深夜の街道を、寒さと虚無感を相手に格闘して走り続けてきました。

空がこのように明るんでくるだけで、夜明けの嬉しさ、太陽の尊さを実感します。潮風や波音を感じてとか、そんなありふれたフレーズではなく、何かこう「スピリチュアル」を感じて純粋にこの空間に感動できました。

さて写真の解説ですがまずは被写体です。海岸の監視台はよく見かけるものよりは大きく、トラス構造が印象的でした。海岸からの朝日の撮影というと、つい人工物は排除したくなりますが、このときは敢えて主題に配置しました。

というのも、この時の空には魅力的な雲が存在せず、散りばめられたような雲がピンクに焼けて、といった空は期待できませんでした。そこで思いついたのは繊細なグラデーションを出す一瞬を使って、空はあくまで背景に徹してもらう作戦でした。

空を背景にするなら被写体はバイクとライダーで良かったのですが、そういった写真は過去に何度が撮っていて少しマンネリ気味だったので、近くにあったこの監視台を選んだという訳です。

画面を印象付ける1つのポイントして「対比」があります。被写体はかなり大きいので、バイクとの対比によって、その堂々とした大きさを表現し存在感を印象付けています。また角度を慎重に選んで図形要素の観点から画面内に安定感を与えました。

そして露出。いわゆるローキーな仕上げで現場ではかなり悩みました。こういった繊細な階調が存在するシーンでは撮影時に完璧に露出を合わせておく必要があります。後でフォトレタッチで調整をしよう・・・なんて考えると深い後悔が待っているのを知っているのです。わずか1/3ステップでも弄ろうものなら、たちまちトーンジャンプが発生して繊細なグラデーションは失われてしまうのです。(もっともこの写真のようにSNSやブログ用にサイズダウンさせると、それが原因でトーンジャンプは発生してしまいますが…ブログ村などでサムネイルで表示されたりすると目も当てられない程ひどくなります)

そして地味なポイントですが電線の配置です。現場では凄く電線が邪魔で何とかならないだろうか・・・と思いましたが、主題と決めた被写体に繋がっているのですから、どうにもしようがありません。そこで画面内に電線が入っても不快に感じない配置を探りました。

今回の解説では ・対比によって大きさや存在感を伝える ・慎重に露出を選択し階調豊かな部分に気を使った ・電線のような本来は邪魔者になる要素を味方にする構図 といったお話でした。

<上級>ツーリング写真ではネタが少なく、書いている私自身も苦しいので、どうしても記事が少なめになってしまいます。いっそ<上級>ではなく<変態>にしようか悩んでるくらいです。<変態>ツーリング写真なら、かなりネタが豊富なのですが!

 



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美しいポージングで差をつけろ<中級>ツーリング写真

みなさん素敵な写真、撮られていますか?

今回は多くの方が関心をもっていただける「自撮り」の解説です。前も書きましたが私の場合は自撮りしたい訳ではなく、いつも単独行動なのでやむ得ず自撮りなのです。

それにもしモデルさんが居ても、私の性格ではポージングやら立ち位置やらを細かく指示するのが心苦しく感じて出来ないかもしれません。

自分だったら納得がいくまで何度でもやり直しできますからね。




 

EOS1Dx + EF14mmF2.8L F2.8 15SEC ISO1000

こちらの作例をご覧ください。私は深夜に房総半島の海岸線を走るのが大好きです。山と違って真っ暗闇ではなく、意外と道は明るくて気分よく走れるものです。夜の海岸風景をスローシャッター、高感度で撮影すると、肉眼では確認できないファンタスティックな光景をとらえることができるんですよ。

この写真は東京湾越しの対岸、おそらく川崎市の工業地帯でしょうか。工場の熱か光によって空が妖しげに光っていたので、それを背景に撮影に挑みました。肉眼ではもっと暗いですが、長時間露光と高感度によってこんな光景が現れるのです。

ポージングは赤く光る対岸の空に向かって、ライダーが想いを馳せる表現をしてみました。これも演出であることに間違いありませんが、私は心の中で感じた風景を表現するために、こういった演出を加える派であります。SNS用のプロフィール画像などによく言われる「盛ってる」とは違うのですが、どう違うかのお話はまた別の機会に。演出の話はとりとめなく膨らみますので。

今回は自撮りする場合のポージングのお話です。この作例の場合、左足に多くの体重をかけて体全体がS字の曲線を描くようなコントラポストというポージングを使ってみました。




普段の楽な姿勢より意識的に背筋をぴんと伸ばし、胸を張って顎をひく。そしてどちらか片方の足に体重をかけるのです。簡単なようで難しいので家の鏡を見て練習してみるといいですよ。

ポージングを意識せず、普通に背中を撮ったような写真は何となく間抜けに見えてしまうものです。ヨガや剣道をやっていたり職業がモデルさんだったら普段の姿勢が美しいので大丈夫ですが。

まずはコントラポストをマスターして美しいポージングの自撮りで差をつけてみませんか?ポージングのバリエーションについては今後も色々ご紹介していきますのでお楽しみに!

 



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想い出のお昼寝<私の旅>ツーリング写真

イグニッションキーをOFFにしてボクサーエンジンの鼓動を停止させると、その空間は驚くほど「シーン」と静まり返っていた。

旭川空港の南に位置する西神楽のエリアは道央らしい風景の隠れた撮影スポットだった。どこにも観光地っぽさがなく、ひたすら農道と長閑な風景が続いていて大好きな場所だ。

長旅の後半で疲労が溜まっていたのか、眠気にも似た倦怠感が全身を襲い始めていた。R1200GS ADVENTUREを停めた道は小さな舗装農道で、その先は行き止まり。車1台、人1人も通行しない「迷い込んでしまった」というのが相応しい忘れられた空間だった。

道端の花と遠景に滑走路が見えたので、得意の望遠レンズでその花を撮ってみた。プレビューすると、なんかモノ足りなかった。やっぱり滑走路があるなら飛行機が欲しいよね。そう独り言をつぶいやいて、文明の利器であるiphoneで空港のダイヤを調べたら30分後に羽田行きがあった。

ちょうど疲れて気分もイマイチだったので、ジャケットを脱いでアスファルトに敷き、その上に寝転んで離陸の時間まで昼寝することにした。北海道といえ日差しが強くて熟睡はできなかったが、まどろみ休息には十分だった。

やがて静寂だったと感じたあたりは「パタパタパタパタ・・・」「ガサガサガサ・・・」「ジジジ・・・ジジジ・・・」といった具合に虫や鳥たちの音でやたらに賑やかに感じた。

左腕のCASIO PROTREKに目をやると、ちょうど羽田行きの飛行機が飛び立つ時間だった。

名も無い花と名も無い道での「想い出のいちまい」だ。

EOS1Dx + SIGMA150-600mmF5.6-6.3DG F13 1/200 ISO160 600mm

2017年8月15日撮影




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旅先で見つけた光景を切り取る ツーリング写真において

みなさん、この週末は素敵な写真が撮れましたか?

今回は久しぶりに「毎日スナップ」のカテゴリーで更新です。以前に記事にしました「毎日100ショット精神」でみるみる上達しますよ!の続きです。

ツーリング先で出会った光景を、無理に自分のオートバイと組み合わせていませんか?

  EOS1Dx + EF70-200mmF2.8L F6.3 1/400 ISO100

この作品は10月に小湊鉄道の沿線をバイクで走っていたとき、発見した「小さな風景との出会い」でした。

中途半端に古びれたトラクターとコスモスのお花とのミスマッチ感が気に入って撮った1枚です。ボカしたコスモスの花のディティールが重要だったので、慎重に絞りを調整しF6.3を選択しました。

錆びて動かない機械や廃墟などは私の好きな被写体なのですが、SNSで発表すると女性から「怖い」といったコメントをいただく場合が稀にあります。この作品なら可憐すぎるコスモスとシュール過ぎるトラクターが互いを打ち消しあって、ユニークな1枚になったのでは?と感じます。

自分で自分の作品を「お気に入りの1枚です」なんて言うとバカみたいだ、という意見もありそうですが、私は決してバカけてもなく恥ずかしくもなく、自分が気に入った1枚なら胸を張って「お気に入りの1枚です」と公言するのは素敵なことだと思いますよ!

変にカッコつけるのは歪曲した作品へのプロセスかもしれません。写真は自由な冒険ですので楽しさと純朴さを忘れずに!

話が少し脱線しましたが、毎日スナップと同様にツーリングに出かけたときも、旅先で見つけた何かに積極的にレンズを向けてみましょう。バイクやライダーが写っている写真だけにこだわると、撮影シーン自体が限られてしまい上達へのチャンスが減ってしまいます。

私はこの1枚で異なる魅力をもった2者を組み合わせるとユニークさが生まれる、ということを学びました。いろいろ撮るといっぱい学べるんです。

そして何より楽しいですよ!

 

 

 



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旅の気持ちで撮影に挑む ツーリング写真

その旅が終わって何年も経っているのに、忘れず記憶の中に焼きついている景色がある。

それは必ずしも絶景や有名な景勝地などではない。

むしろ、その土地ならどこにでもある普通の景観だったりする。

  EOS1Dx + SIGMA150-600mmF5.6-6.3DG F5.6 1/400 ISO100

北海道の霧多布岬の周辺はその名の通り、いつも霧に包まれている。

この写真を見ると寂しさや不安感を抱くかもしれませんが、私の記憶に焼きついて離れない「記憶のツーリングシーン」とは、こんな感じが多いです。

長旅の工程では心は浮き沈みを周期的に繰り返し、やたらと過敏に反応する鬱のようなタイミングで見た光景なのかもしれません。

モーターサイクリストは全身に霧を浴びながら空間を駆け抜けたり、潮や緑の香りを感じたり、ある時は地域の人々に「旅人」として受け入れられ、優しさに触れたりして旅を続けるのです。

雨に当たったり想定外に寒い思いをしたり、服は汚れるし、荷物は限られるし、苦行とも言えるシーンの連続ですが、その旅程の中に心に入ってくる風景や出会いがあれば、それだけで心が満たされるものです。

私はこういったモーターサイクリストが見ている旅の世界に美しさを感じ、本物のツーリングのワンシーンを写真作品にしたいと思っています。それが作品化できればオートバイ、旅(観光ではない)と無縁だった人々に素晴らしい世界を教えてあげることができるのです。

今年の8月に久しく行けなかった北海道に行くことができました。私にとって記念すべき10回目の北海道ツーリングでした。フェリーの予約がとれたり、地図を眺めてどこに行こうか考えたりするだけで、心が子供のようにワクワクドキドキしました。

ここ2年くらいかけて写真修行した成果も、北海道という最高のステージで発揮できるという期待感もありました。しかし、実際に行ってみると運の悪いことに旅程中は雨ばかりで、大好きな夕焼け朝焼け、満点の星空などとは無縁の旅に終わってしまいました。

旅の内容は良かっただけに「本物のツーリングのワンシーンを・・・」が作品化できなかった不完全燃焼が心に淀みを残してしまいました。

「撮りに行った写真」と「本物のツーリングのワンシーン」の違いを打ち出してやろう、などと考えたのも敗因のひとつだったと感じます。

作品にある程度の演出を加える派、の私にとって「本物のツーリングのワンシーン・・・」というそのテーマは自ら方向性に矛盾点を作ってしまった!とも感じています。

いま私が中期的に学んでいきたいのは旅と写真の関係です。

まずは常に旅の気持ちを心にもって撮影に挑みたい。そんな風に感じている今日この頃です。それは場所や距離に関係なく極めて内面的な旅の世界観です。

もし共感していただける方がいましたら、いっしょに学んで当ブログで意見を交わしましょう。きっと素敵な話で盛り上がると思いますよ。

 

 



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まずは極めよ「ひとつを明確に」<初級>ツーリング写真

みなさん素敵な写真、撮られていますか?

今回は当ブログの解説シリーズで度々出てきた「○○だから△△した」の法則に基づいて、写真の基本とも言われる何をどう撮るかを解説したいと思います。もちろんツーリング写真としての解説ですよ。

「○○だから△△した」

人の心に訴える良き作品とは意図が明確であり大胆に主役を切り取ったものだと考えます。写真芸術の歴史に残る名作とは、いたってシンプルな作品が多いのも、作品の訴える主題が明確に表現されていることと、シンプルであることは密接な関係があるからだと思います。

今回は○○だから・・・の○○の部分に注目し、写真の永遠のテーマである何をどう撮るか?の秘密を紐解いていきたいと思います。

EOS1Dx + SIGMA150-600mmF5-6.3DG F5.6 1/320 ISO100

こちらの作例をご覧ください。私の大好きな漁港でのワンシーンです。この場所では海が綺麗でしたし、古びた漁船、レンガ造りの倉庫など魅力的な被写体の宝庫でした。素敵な場所を見つけたのでここで撮影に挑んだのですが、まずはよく言われる「写真は引き算」の考えを持ちましょう。

この場所で私が最も気に入ったのは黄色い浮きです。黄色はデザインの要素「色」の中でも強烈な進出色として印象を与えます。連続して丸い球体が置かれていることにより、画面に導線を作って奥行きを作ることもできます。これ1つを主役にして構成し、ツーリングシーンとして撮った1枚なのです。海や漁船といった他の要素は潔く削ぎ落としました。おそらく、この写真を見たほとんどの方が「この黄色い丸いのが良いねぇ」と言っていただけるのではないでしょうか。

初心者の方が陥りやすい構図は良いと感じた複数の被写体をあれもこれも画面に入れた写真を撮ってしまうことです。

この作例をご覧ください。私が4年前に撮った写真です。やはり漁港でのワンシーンですが空、漁船、バイク、ライダー、遠景の山・・・様々な要素を画面の中に入れて何が言いたいのかイマイチ入ってこないです。かと言って広角レンズの利点を生かした、景色の雄大さを1つの主題とした作品とも言いがたいです。失敗作品は保存していないので、探すのが大変でしたが保存されていたこの写真は、このとき私はこれが良いと思ったのでしょうね…。

EOS1Dx + EF70-200mmF2.8L IS F2.8 1/1600 ISO100

次にこちらの作例をご覧ください。草地に休息するかのように佇む小さな漁船。背景はいたってシンプルでフレーム外へ向かって歩き去る漁師さんの姿はピンボケで脇役に徹しています。このように漁船と漁師といった関連性のある複数の要素があっても、主従関係を明らかに船が主役、漁師さんが脇役(もちろん逆でもOK)と明確化するのが大切です。

必ずしも当てはまる訳ではありませんが、原則は主題が1つでその他の要素は全て素晴らしき脇役と美しい背景であるべきなのです。このことが10人の人に見せて10人とも「この写真は○○がいいですね」と○○の主題が同じものをさすコメントがくれば合格ではないでしょうか。

お気に入りの撮影現場では「どれか1つなんて選べない」という声が聞こえてきそうです。安心してください。簡単な方法がありますよ。良いと思ったものは全ていちど言語化してください。そのとき以下のように必ず形容詞をつけてください。

・遠方の山間いが霞んで美しい ・海の深い青が印象的だ ・厳しい気候によって風化した建物が崇高である といった具合に。そしてそれぞれが主役の写真を撮って、帰宅したらどれをお気に入りの1枚にするか、じっくり考えましょう。

遠方の山間いと青い海と風化した建物を1枚の写真にしないことです。

長くなりましたので今回はこの辺で!<初級>ツーリング写真はしばらくこのテーマで展開していきますので、お楽しみに。

 

 



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心理的に想像を誘う作品<中級>ツーリング写真

みなさん素敵なツーリング写真、撮られていますか?

ツーリング写真に限らず、お仕事の日でも通勤中などに撮る「毎日スナップ」も上達しますのでぜひ実践してみてくださいね。

今回は中級として「鑑賞者への心理的誘導」のお話をしたいと思います。

  EOS1Dx + SIGMA150-600mmF5-6.3DG F25 1/50 ISO100

 

こちらの作品をご覧ください。海岸での撮影シーンで岩場まで迫る波しぶきが印象的だったので、ここで撮影に挑みました。焦点距離は484mmでかなりの望遠を使用して圧縮効果を使っています。ポイントは近景となるバイクのディティールが誰が見てもバイクと分かるようにF25まで絞り込んだこと。同時にシャッターが遅くなったことによって波に動きを加えた点です。

心理的誘導なんて言うと悪いことみたいですが、画面には写っていない世界への想像を誘うといった方が適切でしょうか。モデルの頭が画面から切れて、なおかつ画面外へ向かって歩いていくシーンを作りました。

写真の鑑賞者とは人物がいれば顔を見ようとするし、文字が書いてあれば読もうとします。また画面外へ向かっていたり、逆に入ってきたような動きが確認できれば画面外の世界はどうなっているのか?自然と想像が働きます。

このように鑑賞者には見えない部分を意図的に作って、画面内にそれと関連させる要素を入れてあげると、作品内にストーリーを埋め込むことが可能です。

この作品の場合、ここに到達してバイクから降り海岸の絶景地を見に行くところ。そこはどのような絶景が待っているのか?ということを予感させます。

モデルがヘルメットを持っているのは、カットされたバイクの様子だけでバイクと分かりにくかった場合を想定して、ヘルメットを登場させています。

心理的誘導はデザインの要素も大きく関係していて、今後も何度かにわたって解説していきますのでお楽しみに!

 
 

 



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動かぬ風景のシャッターチャンス

長野県 木島平村 カヤの平にて

EOS1Dx + EF14mmF2.8L F2.8 25SEC ISO1600

 

星空の中で雲が風にのって流れていた。

大きなものや小さなものや、すじのようなもの、薄いもの。

肉眼でよく分かるほど東に雲が流れていて、25秒というスローシャッターでとらえてみた。

すると薄く流れた雲が満天の星空を透過した。

美しい。

 

 



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美しき日本のキャンプ場【カヤノ平高原】キャンプツーリング

美しき日本のキャンプ場 カテゴリ

当ブログの趣旨は「ツーリングのワンシーンを切り取る」なので、あくまで素晴らしい写真作品と関係性のある内容となります。すなわちキャンプ場自体が撮影スポットではないか!という美しいロケーション&雰囲気のあるキャンプ場に限定して、このカテゴリーでご紹介していきます。

美しき日本のキャンプ場シリーズ 今回は記念すべき一回目の投稿で長野県木島平村にあるカヤノ平高原キャンプ場のご紹介です。

よく見ると「カヤノ平」ではなく「カヤの平」って書いてありますね・・・

住所:長野県下高井郡木島平村大字上木島木島国有林

料金は私が行った2016年10月で1名、オートバイで2泊  2100円でした。営業期間6~10月 ※料金や営業期間等の詳細は事前にオフィシャルサイトでご確認ください。

木島平カヤの平高原

群馬~長野エリアの定番ツーリングルートでもある志賀草津道路。その北側に位置する木島平村は私の大好きな奥志賀林道の中盤あたりに位置します。標高1400~1700mもある高原キャンプ場ですので真夏でも涼しく、10月は冬キャンプのようなシャープな空気を満喫できます。

樹齢300年のブナの原生林を背景に、最高のロケーションでキャンプができます!

買出しは近くにお店が何もなく、国道403まで降りてコンビニに行くか、さらに国道292(志賀草津道路)との交差点を過ぎ中野あたりまで行くと、スーパーやイオンがあります。お風呂も同じで国道292まで行って渋・湯田中温泉郷などがお勧めです。

  EOS1Dx + EF100-400mmF4.5-5.6L IS F4.5 1/125 ISO100

まずは写真をご覧ください。スケール感がすごいと思いませんか?はじめて行ったとき、敷地がとても広くて驚いたのですが本来は牧場であるとのことです。

  EOS1Dx + EF100-400mmF4.5-5.6L IS F5 1/400 ISO100

樹齢300年を超えるブナの原生林。ここは霧の名所でもあり早朝はこの風景を撮るために、何人かのカメラマンが来ていました。

↑管理棟  夜間は無人ですが日中は管理人さんが常駐しています。この周囲の山のことなら何でも聞けば教えてくださる気さくな管理人さんでした。このときは名物の巨大ナメクジ「山ナメクジ」の話題で盛り上がりました。この管理棟からWifiが出ていますので、周囲100mくらいならネット接続可能です。携帯電話は私が行ったときは全てのキャリアで圏外とのことです。下界との連絡手段はWifiに接続してLINEかメッセンジャー等を使ってください。ちなみにバス停が見えますが奥志賀側ではなく国道403方面へバスがあるようですね。

↑かなり立派な炊事棟。一箇所のみですが広々として使いやすいです。

↑ロッジもありました

←トイレは管理棟内に一箇所あるのみ。水洗で極めて綺麗でした!

 

 

 

↑貸しテントサイトでしょうか。

↑トレッキングコースである北ドブ湿原の入り口。私は装備品を何も持っていなかったので行きませんでしたが、靴さえ用意すれば片道45分程度のコースだそうですよ。貴重な高山植物や野鳥、昆虫を見ることができます。7月には一面にニッコウキスゲが咲くそうなので、私はいつか絶対に行ってみたいと思います。

高原らしい清清しい青空とシャープな空気。いつまでもここに居たいです。

私個人として木の存在がとにかく素敵だと感じました。あまり低地では見かけない雰囲気の木ばかりです。

この時は私としては珍しくソロではありませんでした。R1200GS ADVENTURE同士の2台で行ってきました。

深夜に満点の星空を満喫したあと、徐々にあたりは霧に包まれていきました。

霧でつつまれた幻想的な早朝のキャンプサイト。相方はまだ夢の中・・・

管理人さんの話によると、鹿はすこしいますが熊などの動物については、ほぼ心配ないとのことでした。夏場はブヨが多いので強力な虫除けと、刺されてしまった場合の薬は持っていった方が良いです。奥志賀林道からカヤの平までは、とくに秋の季節は落葉が湿って滑りやすいのでバイクの人は運転に注意とのことでした。

 

 EOS1Dx + EF100-400mmF4.5-5.6L IS F5 1/200 ISO100

日本の美しきキャンプサイト 第一弾はカヤの平高原キャンプ場でした。



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