小物を使った素敵ツーリング写真<初級>ツーリング写真

みなさん、写真を撮ること楽しまれていますか?

初心者の方は撮影の引き出しが少ないので、つい同じような写真ばかりを撮ってしまいがちです。せっかくツーリングに出かけてお気に入りのカメラも持ってきたのに「こんな感じのは以前も撮ったよな」「いつも同じような感じの写真だ」と感じては、面白くなくなってきます。

撮影の引き出しはレベルアップと共に少しずつ増えていくものです。当ブログの<中級>ツーリング写真でユニークな撮り方を試して…なんて話が以前にありましたが、なにをどうユニークにするのかも分からない。それが初心者の方だと思います。

決して才能とかセンスがないとかではありません。最初はみんなそうですし、私もそうでした。

そんなとき、おすすめの手法を今回ご紹介します。

RICHO GR F2.8 1/800 ISO100

~小物を主役にして撮ってみましょう~

この作品をご覧ください。とある集落で発見した茅葺の古い家で現在では集会所として使われているようです。私はこのとき、茅葺屋根の家の前にバイクを停めて、古めかしい家とバイクの組み合わせで撮ってみました。しかし、何かこう平凡すぎるというか面白くなかったのです。

そこで縁側があることに注目しました。

発想を転換させて家を撮るのではなく、縁側に座ったライダー目線を表現する画面作りに挑戦しました。

縁側に座って休憩をしているところ、そんなストーリーであれば、休憩しているライダーの姿を撮っても良いと思います。しかしこの写真のように、ヘルメットやグローブといった小物を主題にして撮ってみるのも良い写真になるのでおススメです!



ヘルメットやグローブといった身につける小物は、それだけでライダーの存在を鑑賞者へ予感させるものです。この写真からも、ここにヘルメットがあればカメラ側にはライダーが居るということを容易に想像できるでしょう。

私の撮るツーリング写真の多くは、ライダーの姿があるもの、またはライダーの存在を感じるもの、このニ者がほとんどです。

少し話が脱線しますが、写真の詳細を解説します。デザインの要素で「直線」が存在しています。直線を使った奥行きを作る導線ですが、画面の四隅から斜めに入れると効果が高いです。この写真では縁側の淵部分を左下の角ぴったりから入れ、ほぼ対角線状に走らせました。

縁側の木も7~8本の直線を作り、奥行きを強調した画面作りに貢献しました。

構図については主題はヘルメット+グローブであることを明確にさせるため、バイクにはピントを合わせない(ボケ具合も絞りで調整し、このときは開放値F2.8を選択)、そして約1/3をフレームから切り落としました。このように主題と副題を明確にさせるには互いの存在感を調整する工夫が必要なんです。

そして光の使い方。薄曇りの柔らかい太陽光を、逆光で使ったことにより被写体に適度な輝きをもたせています。

本当は緑茶にお団子でも入れてみたかったのですが、これは無かったので仕方ないですね。

どうでしたか?ツーリングに出かけたらヘルメットなどの小物を主役に撮ってみる。楽しそうでしょう?人とちょっと違った写真になること間違いありません。

今日のツーリングはこんな写真が撮れましたよ、とSNSで複数のカットを公開するとき、こんな写真を一枚入れると「ああ素敵なツーリングでしたね。写真もいい感じ」というコメントがつくでしょう。

さあ、これであなたも「撮影の引き出し」が1つ増えましたね。ぜひ実践してください。

 

 



にほんブログ村 バイクブログ バイク写真へ
にほんブログ村

にほんブログ村 バイクブログへ
にほんブログ村

尽きることのない深い旅欲

   EOS1Dx F5 1/1000 ISO100

 

たくさん走れば満たされると思っていた。

しかしいくら走れど虚無感と疲労しかなかった。

 

遠くまで行きたかった。

しかし遠くまで行けど見聞を深める以外は何もなかった。

 

絶景を目撃したかった。

しかし雨と風と鈍い色の景色しかなかった。

 

出会いが欲しかった。

しかし自分の目指す地に旅人の姿はなく孤独だった。

 

幻想の旅路を求めていた。

しかし実在しなかった。

 

それでもまだバイクで旅に出る。

お気に入りのカメラと旅道具を積んで。

 

 

 
 



にほんブログ村 バイクブログ バイク写真へ
にほんブログ村

にほんブログ村 バイクブログへ
にほんブログ村

 

 

削ぎ落とせず着地点見えず<中級>ツーリング写真

みなさん、細胞レベルで写真撮ってますか?!・・・すいません少し古いですかね。ただ言ってみたかっただけです。

でもコレって良いですよね。細胞レベルっていうと何かこう遺伝子的なものを感じるというか。<上級>ツーリング写真で何度か出てきた黄金比(1:1.618)や白銀比(1:1.4142)は実は人間のDNAにある螺旋構造(1:1.618)フィボナッチ黄金螺旋と同じなのですから。

だから細胞レベルで・・・ってことはレオナルドダヴィンチの絵画のようなレベルでっていう意味でもありますよね。すごい!「細胞レベルで写真を撮る」ってダヴィンチレベルの芸術作品ってことです!

EOS1Dx+SIGMA150-600mmF5-6.3DG  F5.6 1/250 ISO100

さて上の作例ですが先日、細胞レベルで野宿してきた時のものです。

東京湾ごしの美しい富士山が望める野営地ですが、千葉からですとそんなに大きくは見えませんので望遠を使用しています。当然、望遠を使用するとなると、距離の関係で撮影位置は後ろに下がらないといけないのですが、この撮影現場は後ろに下がるほど高台になってしまい、どんどんハイアングルになってしまいます。



こうなると画面内での海の割合が広くなってしまい、脇役に徹してほしい海が主役のようになってしまいます。かといって広角レンズでは富士山は小さくなってしまいますしね。

唯一良かったのは画面の左後方から差し込む朝の光です。日の出直後の赤みをもった光源が被写体を魅力的にしてくれました。

撮っていながら「欲張りすぎかなぁ」と自問しつつ、主題の明確化に成功できなかった例でございます。つまり失敗写真。

望むもの全てが理想的に合致する写真と、ただの欲張り構図は紙一重です。望む全てで画面内を構成するなら、巧みな構図テクニックやレンズワークが要求されるとともに、現場でのラッキーな条件も必要だと思います。

例えば主題は富士山、海は色の要素として青を効かせるに留め、シーンを意味するバイク、テントはボカす、そしてこれらを画面内で大きさ、位置、ピント、などにより存在感を調整し最終的にデザインを完成させる。それは足を使って動き回ったり、別のレンズを試して距離感や背景の範囲を調整したり。そしてそれらが可能な撮影現場であること。これらが揃って、はじめて望むもの全てを画面内に理想的に構成できるのだと感じます。

無理な場合は断腸の思いで捨てがたい要素を削ぎ落していくしかありません。この写真なら富士山を入れないとか、前ボケとして効かせた草地を諦めるとか。

口で言うほど簡単ではありませんが、最初に欲しかったイメージが叶わない現場だと分かれば、別の観点で最良のカットを狙うしかありません。この作例ではそれができなかったのですね。

今回は少し分かりにくい話だったでしょうか・・・。これは写真家が現場で味わう、ある種の苦しみなんですよね。ここだ!と答えが見つかった瞬間は嬉しいものですが、いつもうまくいくとは限りません。

ところで千葉は平地が多いせいか野宿に適した場所が少ないです。野宿旅が好きな自分にとって、遠く足を延ばさなくても楽しめる場所って限られます。この場所は私の知る限り房総半島で最高の野営地だと思うのですが、いつまで使えるか怪しいものです。

千葉にも良いキャンプ場はありますが、選択肢は少ないですね。道志渓谷のキャンプ場銀座と市原市のゴルフ場銀座を交換してほしい気分です・・・が無理か。

 



にほんブログ村 バイクブログ バイク写真へ
にほんブログ村

にほんブログ村 バイクブログへ
にほんブログ村

理由なき△△こそが駄作の証し<初級>ツーリング写真

みなさん、写真を撮って心ときめいていますか?「心ときめく」ってなんだか小っ恥ずかしいですけど、結局写真をやっているってそうゆうことなんです。近しい人に写真に対する思いを語ったり何だか照れませんか?奥さんに「あなたいつから芸術家気取りなの?」なんて笑われたりして。

照れ隠しで自分の写真についてコメントするとき、ついおチャラけて撮影裏話をしたり、笑いをとろうとするのは良くないです。なるべく早い段階でおチャラけは卒業しましょうね。

むかしメーカーで働いていたときの仲間に偶然会って、ブログにアップしていた写真を見たよ!と言われ、何を言われたか記憶にないのですが兎に角バカにされて嫌な思いをしたことがありました。またその当時は大した写真も撮っていなかったので、バカにされても反論もできないと悔しかった記憶だけが残っています。

当ブログでは単に写真が上手になりたい!ではなく、芸術写真を目指していきます。芸術を目指すなんて言うと、ほんと誰かに言うのも恥ずかしいです。しかし隠していても、いつかは自分のやっていることにヤジを入れてくる人は出現します。そんな時のためにも自分の中で写真芸術に対する志を確固たるものにしておきましょう。もちろん現時点での写真の上手い下手は関係ないですよ。

写真を発表するようになると、必ず自分の望まない反応を受けることがあります。想定外なほど嫌な思いをしたら「あ~この方は芸術とは無縁の人生で、ほんと気の毒なんだなぁ」と哀れみの意で許してあげましょう。

そもそも、その人がそんな事を言ったのは、あなたの作品がダイヤモンドの原石だからなのです。磨かれて輝きを放ったら羨ましすぎるな、という嫉妬心なのでしょう。そこらへんの石なら何も言ってこないはずです。

さて、今回の<初級>ツーリング写真の解説を。当ブログで度々でてきた「○○だから△△した」の法則を思い出してください。今回はなるべく話が難しくならないよう「△△になっちゃった」はダメですよ、というお話。

写真にはよく聞く基本ルールみたいのが存在します。日の丸構図はダメ、三分割で撮ろう、逆光はきれいに撮れません、みなさんも聞いたことがあると思います。これ、全て嘘です。

ただし、これらの基本ルールみたいのは理由あればいくらでも壊して良いです、という事で理由なく△△になっちゃったは駄作以外の何物でもありません。

 

EOS1Dx + SIGMA150-600mmF5-6.3DG F6.3 1/500 ISO100

こちらの作例をご覧ください。北海道の最果て感あふれる野付半島でのひとこまです。

三分割を明らかに無視しています。バイクはやたら画面の端っこ、観光バスはずいぶん上のほうです。このとき私は寂れた景色に続く道の表情を慎重に観察し、画面内に構成しました。道の存在が主役であることを強調させるため、被写体のバイクはわざとどいてもらったのです。まさに道をあけるとはこのこと。

このように理由があって「敢えて」壊した基本ルールはOKなのです。そういった理由なしに基本を無視している写真はイマイチ。似ているようですが全く別物なんですよ。



もう1つ作例を。

EOS1Dx + SIGMA35mmF1.4ART F8 1/100 ISO100

漁港に捨ててあったタイヤと漁具である網でしょうか?午前の光をあびて西洋人形を連想するような美しさを感じたので撮影に挑みました。見てお分かりの通り日の丸構図です。日の丸構図は一般によくダメですよ、と言われていますが、実は日の丸構図というのは主題を明確にする有効な構図でもあるんですよ。富士山などのシンメトリーな被写体なんかにも良く採用されていて、安定感もでます。もちろん基本ルール通り、ダメな場合もありますけどね。

今回は撮影者が被写体の魅力だと感じた部分を、有効に表現するための手段として、三分割を無視したり日の丸構図を採用するのは良いことなんですよ。というお話でした。逆にそういった理由もなく△△になっちゃった写真というのは、残念ながら人の心を打つ傑作写真には成り得ません。

基本ルールとその壊し方については、他にもいろいろな例がありますので、分かりやすい写真が撮れたらまたご紹介しますね。

それとみなさん、失敗写真を避けるのではく失敗はたくさん撮って大丈夫です。むしろ失敗はあって当たり前ですので、なるべくたくさん撮りましょう。昔からの優秀な写真家の方はデジタル世代は無駄切りが多いと苦言される場合もありますが、練習なのですからね。フィルム代がかかる訳でもないですし、ましてや環境破壊にもなりません。

帰ってパソコンのモニターを見て、イマイチな失敗を眺めながら何が足りなかった考えるのも良い練習なんですよ!

 



にほんブログ村 バイクブログ バイク写真へ
にほんブログ村

にほんブログ村 バイクブログへ
にほんブログ村

最高のバイク旅はいつもスピリチュアル

2017年5月 千葉県大網白里町

四半世紀以上にわたってバイクに乗り続けている。最初は峠やサーキットでスピードやライテクの追求、それからバイクのカスタマイズとかオフロードを走ったりとか、割と普通な個人的趣味にすぎなかった。

やがてツーリングの魅力にはまり、北海道まで行ってキャンプなどするようになり、いつしか旅人を気取っていた。子供の頃から単独行動派だったけど、バイクに乗る時はやはり1人が良い。もし複数で走るのなら、本当に気の置けない仲間と年に1度くらい走れれば十分だ。

かなりの距離を走った記憶がある。以前はバイクに関連した職業だったことも。それでも自分がなぜバイクに乗っているのか、なぜ旅をするのかは今でも説明はできない。

どこかに行きたい、という人間元来の欲望か?先祖からある旅精神が宿っているためなのか?美しい景色とか、その土地の文化とか、道とか、ましてや温泉や食べ物なんて、本当はどうでも良いのかもしれない。

もっとスピリチュアルな何かによって、自分はバイク乗りとして生かされているのかもしれない。



~人にはそれぞれの役割がある~

誰かがそう言っていた。人はみな何かの役割を果たすため、この世に生まれてきたのだと。それが本当なら自分の役割とは何だ?以前、転職に二度ほど失敗をした。収入面や将来的な安定などを考えて慎重にやったつもりだが、何をやっても、どう頑張ってもうまくいかず挫折した。その時「自分はこの星の下ではないんだな」と感じた。

自分の進むべき道は自分が本当に望む道が一番正しい。それは旅と一緒だ。

今は自分の望む道が何なのか明確なので、それに一直線に進むのみ。迷うことはもうしない。もしかしたら、このまま続けていけば、いつか自分を必要とする何かに出会うかもしれない。

なぜこれをバイクで?と問われれば「今の自分を爆発させる全てだから」と答えよう。

 

こんな風に例えてみよう。いま目の前に歯車などの部品がいくつも転がっている。全てバラバラだ。そこがスタート地点。何かを成し得るために組み立てねばならぬ。しかし説明書などは無く紛らわしいお手本なら転がっているが、それを読んでも何かしっくりこない。

悩みながら組み上げて生きてゆく。するとある日、いくつかの歯車はピッタリと噛み合い自分の望むとおりの動きをした。しかしその時点では、まだ沢山の他の歯車がバラバラのまま。

そして暫くするといくつかの歯車が噛み合ったグループは2つ3つと出来上がっていく。しかしそれぞれのグループは関連性がないように見える。

人生の中で最悪な時期というのは、誰にでもあるだろう。そこを腐らずなんとか乗り越える。またはやり過ごす。とにかく腐らない。すると以前に組み立てた幾つかのグループが、あることに気が付いただけで全てが完全に合致して完璧な動きを見せる。

最初は偶然と感じるだろうが、きっとそれは必然であり、そのように何かに導かれて生かされているのだろう。

太平洋からいずる美しい月夜。

最高のバイク旅はいつもスピリチュアルだ。

 



にほんブログ村 バイクブログ バイク写真へ
にほんブログ村

にほんブログ村 バイクブログへ
にほんブログ村
 

↓↓↓撮影地はこちら↓↓↓

1ヶ月で上達する毎日スナップの真髄

みなさん、いつも究極のツーリング写真 touring-photography.comを見ていただき有り難うございます。当ブログは開設して1ヶ月を経過しましたが、何とか方向性も決まって軌道に乗り始めたかな・・・といった感じでございます。

私はあまりネットやパソコンに詳しい方ではないので、サーバーと契約して独自ドメインを取得したブログなんて、少し無理をし過ぎたかな?とも感じていますが、とにかく世界中探しても他にはないオンリーワンブログを作りたかったので、その気持ちだけが先走ったとも感じます。

オンリーワンとは「オートバイツーリングの魅力を芸術写真とし、それらの作品を生み出すフォトグラファーを育成する」というブログは他には存在しない、という意味です。賛同、見るだけ、全く自由です。バイクに乗っていない人も、写真に興味なかった人も、みんなに見ていただきたい…そんな想いでございます。

  1. 旅を知らない人々に旅の素晴しさを
  2. バイクの世界を知らない人々にその魅力を
  3. 写真の楽しさを知らない人々にその喜びを

 

バイクツーリングという旅の世界を芸術写真として発信していきたいです。そして仲間を募集します。

さて今回は久しぶりに毎日スナップの話題です。写真はゴルフやピアノのように、とにかくたくさん練習すれば、その分どんどん上達します。これは構図を作るための足であったり、被写体の魅力を見極める目であったり。身体的な学習部分が多く含まれるからです。

旅に出かけたとき、バイクに乗るときだけ・・・ではカメラを手にする機会そのものが少なく、上達の機会が減ってしまい勿体ないです。すごく古いのですがコダック社の「良い写真を撮る為の TOP10 TECHNIQUES」で1番目に「いつもカメラを持ち歩き、いつでも撮れるようにする」とあります。全くその通りだなと、私も共感します。

 

少し前に自宅のベランダから撮った夕景です。雲のエッジが輝いたのはほんの数十秒でした。

 

通勤電車の窓から撮った1枚です。仕事でとても疲れていましたが、この1枚に救われました。

 

職場の近くの公園で撮りました。美しい光がたまりこんでいる空間を見つけました。



少し前に撮った椿。昼休みに発見し、色の要素で遊んでみようと倉庫からブルーシートを持ってきて、それを背景にして撮ってみました。

 

これも職場の近くで休憩時間に撮影しました。カメラを肌身離さず持っていれば突然の絶景もすぐに迎撃態勢です。

 

どうですか?全て休日ではなく仕事の日に撮った写真なんですよ。楽しそうでしょう?被写体はそこらじゅうに存在します。誰も気が付いていないのです。こうやって毎日、写真を撮って遊んでいるだけで、いままで気が付かなかった魅力的な被写体や光を見つける「目」が養われていきます。

最初は意味のないことに感じると思います。私も毎日スナップをはじめたばかりの頃は、撮った写真を見ても面白くありませんでした。しかし毎日続けていると少しづつ少しづつ、何かが良くなっていきます。

写真を始めたばかりの方なら1ヶ月で上達が実感できるでしょう。

それを1年、2年継続すると見違えるほど良くなるんです。そうして鍛え上げた目と足とセンスで旅に出れば、それは素晴しい傑作が生み出せることでしょう!

 



にほんブログ村 バイクブログ バイク写真へ
にほんブログ村

にほんブログ村 バイクブログへ
にほんブログ村

なぜできない!?「被写体に寄れ」の基本<初級>ツーリング写真

みなさん素敵な写真は撮れましたでしょうか?

当ブログの<初級>解説では度々同じような話が出てくるかもしれませんが、大切なことはアプローチを変えて何度も言う事により理解につながると考えます。

以前に写真の主題を明確に、その他の要素は素晴しき脇役に。という解説がありましたが、実践するとまず感じるのが主題を1つに絞ること自体はそれほど難しくないのですが、脇役を美しく組み立てていくこと、これが難しいと感じていただけたでしょうか?

今回は昔から写真の世界でよく言われている「被写体に寄る」のお話です。その言葉の通り、主題と決めた被写体に寄るだけの事ですが、これが言葉が簡単であるが故に、なかなか理解して実践できない難しさがあります。かく言う私もいまだに出来ていないな、と感じるシーンは多々あります。

少し季節外れですいませんが、下の作例をご覧ください。

春の田植えが終わった水田に背景が竹林の小さな山。バイクは控えめに米粒に配置。全体が緑の印象の写真でこれだけでも特段悪くはありませんが、決して印象的な作品とは言えません。春の水田が主題と決めたなら水田の魅力が伝わるように、カメラを持った自分がもっと水田に寄るべきなのです。

わずか数十センチです。水田に寄ったことにより苗の初々しさ、そよ風になびく様子が表現されたのがお分かりいただけますでしょうか?

主題と決めた被写体には目で見たときには分からない魅力がひそんでいます。それを解明する鍵が寄ることなのです。

ここで少し難しい話なのですが、間違えやすいので付けくわえておきますと、ズーム機能を望遠側にして被写体を大きくすれば良いのでしょ?という意見があるかと思います。それとは違います。望遠で被写体を大きくするのは「寄せた」といい画面内での被写体のしめる割合の調整です。難しかったら、ここでは分からないままでOKです!初級解説ですので。



とにかくカメラを持って自ら被写体に近づくのが「被写体に寄る」であり、望遠を使うのは「被写体を寄せる」。前者は被写体の魅力を表現できるもの、後者は画面内での被写体の割合を調整するもの、と覚えておくといいかもしれません。

ここでおススメしたいのが「寄った写真」と「寄せた写真」の両方をぜひ撮ってみてください。ご自身でそういった写真を撮ってみないと、なかなか理解には繋がらないものです。

では以下は寄った写真のダイジェストを!

↑バイクに寄った写真!外装やパーツなど各部のディティールが強調されます

↑漁港にて。固まったペンキが砕けた破片。これがユニークだったので寄ってみました。

↑舗装林道でのワンシーン これは普通に撮った試し撮りのものです。

↑こちらが寄った写真。一歩前に出て撮っただけです。バイクの存在感だけでなく陰が魅力的に変貌しました。

 

どうでしたか?今回は写真をやっていく上で凄く大切なお話でした。<中級>ツーリング写真の解説にしようか迷いましたが、なるべく早い段階で覚えていただいた方が良い内容だったので<初級>でいってみました!

次回はもう少し楽しい内容に切り替えていきますのでお楽しみに!

 



にほんブログ村 バイクブログ バイク写真へ
にほんブログ村

にほんブログ村 バイクブログへ
にほんブログ村

何かを予感させる現場<中級>ツーリング写真

今日の千葉県はどんより曇り空で、予報では雨が降るようですね。私は今日のような平日休みが多いのですが、こんな日はなにをして過ごそうか悩みます。

たまにはカメラ屋さんに足を運んで、最新のカメラやレンズでも見てこようかと思いますが、行ったら欲しくなるのが分かっているので止めておきます。最近、毎日スナップで使用しているSONY RX100がやはり自分の手には小さすぎて使いにくいかな…とも感じていました。

以前はリコーGRのAPS-Cセンサー搭載初代モデルを愛用していましたが、故障のため急遽、中古で買ったRX100を使っているのです。

またリコーGRを買いなおそうか、と考えているのですがキヤノンからG1xシリーズの最新モデルG1x markⅲが発売されましたね。CANONコンデジ史上初のAPS-Cセンサー搭載モデルで、24-72㎜のズーム域。そして先代のmarkⅱより大幅に軽量となりチルトモニターもバリアングルモニターに!このカメラは毎日スナップにもツーリングにも大活躍しそうなカメラです。

特に私のようにメイン機がCANON一眼レフのユーザーにとって、すごく使いやすいみたいですね。う~ん 欲しいけど。発売直後はまだ値段も高いですしね。いちど忘れましょう。

今回ご紹介する作品はリコーGR APS-Cを愛用していた頃に撮った1枚です。

RICHO GR F7.1 1/125 ISO100

勝浦漁港で撮ったワンシーンです。

映画などの映像制作でよく使われる手法ですが、物陰から覗き込むようなアングルで撮り、鑑賞者にこれから起こる何かを予感させます。

この写真からどんな想像ができるか、人それぞれ違った感想が返ってくると思いますが、期待感、恐怖感、不安感、安心感、とにかく何かの登場を待ちたくなる、そんなアングルだと思います。

これは物陰に隠れた場所から撮ることによって、撮影者(鑑賞者)の視線では誰かに見つからないように潜んでいること、を感じさせるからでしょうか。

この撮影現場では天気は悪くなかったのですが、空は雲が多く爽やかな風景を撮るには適さない光源でした。そんなときは無理に風景を撮るのではなく、地上物に注目してこんな写真を撮ってみるのも楽しいですよ!

あっ、それと漁港で撮影する場合は漁師さんや釣り人の方々に、ご迷惑や心配をおかけしないよう最大限の配慮をお願いします。基本的には漁業関係者以外は立ち入り禁止の場所も多く、とても怖~~~い漁師さんに怒られる場合もありますよ!まあ、大抵は写真を撮っているだけと分かれば、優しくなってくれますが。

 
 



にほんブログ村 バイクブログ バイク写真へ
にほんブログ村

にほんブログ村 バイクブログへ
にほんブログ村

ハイライトを巧みに使え!<中級>ツーリング写真

みなさん、だいぶ寒くなってきましたが家にこもらず写真を撮りに行かれていますか?私は先日の南房総野宿旅の写真の整理がようやく終わりました。

2日間で2000ショット以上も撮ったので、写欲を爆発させた旅だった!と感じると同時にムダ打ちの多い撮影スタイルであることを再認識しました。2000切っても仕上がりの写真は200枚に満たないのですから、1シーンあたり90%以上は無駄なショットだったということです。

一時期はこの悪い癖を直そうと努力したこともありましたが、今では自分のやり方として認めてしまいました。撮りながら整えていく方式を自分流として確立させております。カメラには負担をかけてしまいますけどね。

 EOS1Dx + EF14mmF2.8L F8 1/500 ISO100

さて写真の解説ですが、こちらの作品は先日のツーリングのワンシーンです。前回の投稿とまったく同じ場所での撮影です。前回は望遠レンズを使用して太陽の周辺だけを背景にしたもの。こちらは14mmという超広角レンズを使用して空一面に広がりをみせるウロコ雲を表現したものです。

このときのように望遠でも広角でも撮り甲斐のある夕空のシーンというのは、とっても嬉しくなってしまい興奮を抑えるのに必死でした。撮影は高揚しすぎているとテクニックやアイデアを出す脳の指令が鈍ってしまうので、そこそこ冷却装置を作動させて撮影に挑まねばなりません。

ベテランのハンターが大物を狙うときの気持ちで!

今回のお話は「ハイライト」の使い方です。ハイライトとは画面内で最も明るくなっている部分や被写体に入った光沢の光など。この写真のように空を写しているなら太陽とその周辺ということになります。

被写体はバイク+ライダーです。キャンプツーリングだったので、荷物を積載している姿を撮れるのは嬉しいです。ライダーのポージングは変形コントラポスト。

そして渦をまくように広がるウロコ雲の中心にハイライトが存在する絶好のシチュエーションです。このとき被写体とハイライトの位置関係に注意しましょう。完全に重ねるか、この写真のようにライダーとバイクの間にもってくるのか。どれが最善の位置になるか試行錯誤してみてください。

画面内でのハイライトの位置は重要です。せっかく美しい光をとらえても被写体と関連付けることができなければ、勿体ないです。これがSNSを見ていると全く意識してないんだろうな・・・という写真がすごく多いんです。完全に重ね合わせれば被写体のエッジを輝かせることもできますし、放射状に出る光線を画面内の理想的な位置に配置できれば、それだけで秀作になります。

ハイライトを巧みに画面内で構成することにより、被写体の魅力が見違えるほどよくなります。光についてはシャドウの使い方やレンズフレア、ゴーストの話もありますので、またの機会に詳細を解説しますのでお楽しみに。

あっ、それとこの写真は実はLightroomのプリセットではなくInstagramのPerpetuaというフィルターなんです。大きな画面で見てしまうと少し違和感かもしれませんが、インスタではこれくらいが良く見えるから不思議ですよね。

 

 
撮影地↓↓↓

 



にほんブログ村 バイクブログ バイク写真へ
にほんブログ村

にほんブログ村 バイクブログへ
にほんブログ村

偶然を得た印象作品<中級>ツーリング写真

週末は良いお天気で関東では美しい夕日も見れましたが、みなさん良い写真撮れましたか?

私は2日間の自由な時間を作れたので、大好きな南房総の野営地でソロキャンプを満喫してきました。少し風が強かったですが両日とも空が紅く溶けるような夕日が見れて感動でした。

ふしぎとキャンプツーリングすると綺麗な夕日に出会える確立が高い気がします。たぶん気のせいなのでしょうけど。それとキャンプツーリングのお昼ご飯はラーメンが無性に食べたくなるのは・・・これはたぶん気のせいではないです。

さて今回の<中級>ツーリング写真では偶然を味方にした作品のお話です。

EOS1Dx + SIGMA150-600mmF5.6-6.3DG F7.1 1/1600 ISO100  画像レタッチなし

こちらの作品をご覧ください。海岸で美しく焼けた夕景を撮影しました。うす雲が水平線付近にかかり、沈み具合によって濃淡や色が刻々と変化するシチュエーションです。

こういったケースはわずか数分で空の表情が劇的に変わっていくので、1枚撮ったら終わりでは大変勿体ないですよ!沈み具合によって何カットも撮影して帰宅したらお気に入りを選びましょう。

たくさんのカットを試みれば、この作品のようにラッキーを手に入れる確率もぐっと上がります。この撮影地は広い駐車場になっていて、海岸の直前まで縁石や柵などの障害物のない良いところでした。そして地元の方々のお散歩コースでもあり、このときは偶然通った男性が見切れでフレームインしました。

通常、このようなケースは失敗に終わることが多いのですが、この切れ具合と帽子が良い感じだったので採用カットにしてみました。いま振り返ってみると、このシーンではこのカットが一番のお気に入りです。少しおおげさですが写真の神様を味方にできた瞬間でしたね。

この画面構成によって前景ができて奥行きが発生したのは言うまでもありませんが、被写体の背景は自然、その手前は人の居る生活地を予感させ、ギャップ感にちかいものを作ることができました。偶然なんですけどね!

すごくややこしい話ですが、偶然を狙うという考え方も大事です。私はこのとき、散歩で通る人や釣り竿を持って通りゆく人を何となく気にかけていました。偶然をも狙う考えを持ち合わせていないと、通行人などは撮影の邪魔にしか感じないでしょう。

偶然といっても私の経験上は、過去に何度も似たような事がありました。彼岸花が咲き乱れている田舎道で、三脚を立てて撮影していたら、農家のおばあさんに話しかけられたり、漁港で同じように撮影していたら漁師さんに話かけられたりと。大概はこの偶然が入ったものは秀作になります。

作品にストーリー性を埋め込むなら「偶然をひそかに狙う」はお勧めですよ!ぜひ試してみてくださいね。

撮影地↓↓↓

 



にほんブログ村 バイクブログ バイク写真へ
にほんブログ村

にほんブログ村 バイクブログへ
にほんブログ村