レンズを使いこなして脱☆ビギナー レンズ別のバイク写真の作例!

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、この秋のツーリングの計画は立てられていますか?秋は山の紅葉や爽やかな空模様の写真が撮りたいですよね。標高の高い山岳道路であれば早ければ今月末から色づくのではないでしょうか。

さて今回は<初級>ツーリング写真解説として超やさしい内容で焦点距離別、言い換えればレンズ別におけるバイク写真、ツーリング写真の作例をご紹介いたします。つい先日、バイク写真やツーリング写真のことについてネットで検索したのですが、当ブログ以外のサイトではバイク写真の撮り方について優しく書いているな…と感じたので、私も見習ってたまには優しく書いてみたいと思います。

その第一弾として多くのビギナーの方が悩まれている望遠レンズや広角レンズの使い分け、またはズームレンズの使い方について作例をもとに書いてみたいと思います。広角や望遠って意味は分かるけど、実際にどんな時に使うのか…応用の仕方が難しいですよね。




・広角レンズ 24~35mm

広角レンズとは目でみた範囲よりもワイドに、そして被写体を遠くへ飛ばしてしまうかのような遠近感が得られます。主に景色が主体となるシーンで空や海など広がり感を出す時に出番となるレンズです。

使用レンズ:キャノンEF35mmF2 IS

ワイドに写せる訳ですからこの作例のように近くにある大きい物をなるべくフレーム内に収めたい時にも有効です。

バイクやライダー、または旅先で発見した花といった具合に特定の被写体を決めて、それにぐっと寄って撮ります。そして背景は広範囲になり画面全体に広さや遠近感がある写真が撮れるわけですね。

広角レンズで撮った写真は見る人がその写真の世界に吸い込まれるような印象になります。

使用レンズ:EF24-70mmF2.8L  焦点距離:24mm

画角や機種にもよりますが広角レンズを使用する際の注意点は歪みで、画面の四隅付近に樽型または糸巻き型の歪みが発生します。この部分にバイクや車、建物といった人工物を置くと不自然な写真になります。歪みはソフトウェアーである程度は修正できますが、それでも基本的な考え方として広角レンズでバイクをアップで撮るのは避けると覚えましょう…。(私はやりますけど)

ポイント☆広角レンズは風景の広がり感を表現する風景主体のレンズ。ツーリング写真向きでバイクを大きく撮るような愛車写真には向きません☆




・標準レンズ 50mm

よく50mm標準レンズは写真の基本と言われます。50mmではじまって50mmに終わる…みたいな。ではバイク写真、ツーリング写真として応用的な使い方はどうでしょうか。

使用レンズ:EF28-70mmF2.8L 28mmで撮影 APS-Cのカメラなので換算で42mm。

50mmレンズが「標準」と呼ばれている理由は人間の目の感覚に最も近い画角だからです。この辺りからバイク写真においてはレンズの歪みは殆ど気にしなくて大丈夫です。

自然な画角なので写真を見る人に違和感を与えずナチュラルな感覚で見ることができます。よって標準レンズの最大の魅力は見る人に臨場感を与えることです。

この作品は北海道ツーリングでは有名なスポット、襟裳岬へ向かう海岸線「黄金道路」ですが、写真を見る人も黄金道路でバイクをとめて風景を眺めている気分になれるのではないでしょうか。

その反面、構図などの全体の完成度が低いとたちまち陳腐な写真に陥ります。望遠や広角はその特性から何となく誤魔化しがきいてしまいますが、50mmはそうはいきません。そりゃ手ごわいな…と思ったビギナーの方はまずは50mmの場合、なるべくシンプルな背景の中で撮ってみましょう。

できれば50mm標準レンズはズームレンズの調整幅の中で使うのではなく、50mm単焦点レンズを1本用意すると足で構図をつくる良い練習になります。キャノンユーザーであれば通称撒き餌レンズと呼ばれているEF50mmF1.8STMがコスパ抜群でお勧めですよ。

別途、50mm単焦点レンズをわざわざ買うのはチョット…という方はズームレンズを50mmの位置でテープで留めてしまいましょう。ほんとに良い練習になります!

☆ポイント☆シンプルな構図が作れそうな場所を見つけたら、足で動いて構図を組み立ててみよう。自然な画角は見る人に臨場感を与えナチュラルなツーリング写真が撮れる!それが50mm標準レンズです。




・中望遠レンズ 70~135mm

中望遠レンズは一般的にポートレート(人物)の撮影によく使われます。特定の被写体を歪みなく美しく写せるのが中望遠レンズです。絞りを解放にすれば背景もボケやすく主題の印象を強めることも出来ます。

また適度な圧縮具合を得られるので画面全体に弱めのインパクトを与えるのにも適しています。ではバイク写真、ツーリング写真において中望遠レンズはどのように使えばよいでしょうか…

焦点距離 70mm

まずバイクが主役となる愛車写真に適しています。歪みもなく美しいディティールを丁寧に撮りたい時に適しています(写真のBMW F650GSダカールはディティールの美しいバイクという印象ではありませんが)。

バイクやライダーを主役に撮るとき、背景は雰囲気だけが伝わるようシンプルな背景が望ましいのですが、実際の撮影シーンでは電線や看板など邪魔な物が点在しているものです。そういった余分な物を画面外に除外しやすいのも望遠の特徴です。

では風景主体のツーリング写真では中望遠レンズはどのように使えば良いでしょうか。

使用レンズ:EF135mmF2L

望遠レンズは遠くのものを大きく写せる、という事は誰でもご存じだと思います。言い換えると写せる範囲を狭くする、奥行方向にも圧縮して遠近感を弱めるとも言えます。

中望遠はこの圧縮具合が絶妙で写真を見る人に違和感を与えません。200mm以上の望遠レンズだと「いかにも望遠レンズ」というインパクトが画面から突き出てきますが、中望遠であれば標準に近い自然な感じの圧縮具合を得られます。

☆ポイント☆バイクやライダーが主役になる写真は中望遠レンズの出番。開放で背景をボカして主題を引き立たせよう。風景では適度な圧縮効果と余分なものを画面外に除外しやすいのでビギナーにも使いやすい画角。

長くなったので望遠レンズ、超望遠レンズ、超広角レンズの解説を次回にいたします。お楽しみに!!!

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標準レンズ、広角レンズの基本「被写体に寄る」とは何か??!

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、つい先日にFacebookのタイムラインを見ていたらこんな広告が入って驚いてしまいました。

一瞬、ヤマハかバイクショップの広告かな?と思いましたがSONYの35mmフルサイズミラーレスα7Ⅲの広告でした。ええぇ~カメラの広告にバイク写真!?目を疑いましたが間違いありません。

SONYが用意したいくつかのサンプル画像の1枚なので、リスティング広告機能として私のタイムラインに関連付けて表示したとは推測できますが、それにしても従来はカメラのカタログに使われるサンプルやイメージカットでバイクが登場するなんて見たことがありません。




通常はポートレート、風景、花、スナップ、スポーツシーン、夜景などが定番でしたが鉄道を差し置いてまさかのバイクの登場。いったいSONYの広報担当としてはバイクを選んだ理由にどのような意図があるのでしょうか?非常に興味深いですね。

大企業ですので何かのマーケティング調査でバイク写真という分野がたまたま目に着いたのでしょうか?私のような何かと企業に狙われている昭和40年男をターゲットにするためバイクに注目したのでしょうか…?

もしかして、どこかで究極のツーリング写真を見て「へ~バイクツーリングで写真、こんな分野もあるんだ」と興味をひいたのかも…いや、それはないか。

とにもかくにも、写真界において認知度の低いバイク写真が日の当たる場所にやってきた瞬間!という感じで嬉しい限りですね。今後、このような事が増えていきツーリング写真が写真界に認知していくよう、私も精進していきたいと改めて思いました。




さて今回は<初級>ツーリング写真解説として、よく聞く「写真の基本は被写体に寄ること」について簡単に解説してみたいと思います。

EOS6D Mark2

被写体に寄る、とはその字の通りカメラを構えて「これが主題だ」と決めた被写体にぐっと寄って撮る訳ですが、どうしてもビギナーの方は動くことが出来ないので寄れなかった写真を撮ってしまうものです。

寄るとは足で動くこと、体を動かすことでありズームレンズを使って「寄せる」とは同じようで全く違います。以前も解説しましたがズームレンズはファインダーをのぞきながら被写体の大きさや風景の範囲を調整するものではありません。それと同様に「被写体に寄る」を実行するときに使うものでもないのですね。

しかし動けないビギナーの方でも被写体に寄る方法は極めて簡単です。上の作例をご覧ください。この写真の主題である漁船の船首の部分に注目です。少し切れているのがお分かりいただけると思いますが、主題に寄るときの目安とはこのようにフレームに被写体がかかるくらいという事です。

どうしてもビギナーの方は被写体を枠の中にきちんと収めなくては、という意識があるようですが被写体を枠内に収めるのが正しい、という考えは無くしていただいて大丈夫です。




広角レンズで撮った写真とは、写真を見た人が写真の世界に引き込まれていくような雰囲気をもっています。その雰囲気に合わせて構成するという意味で被写体に寄るは有効です。逆に望遠レンズで撮った写真は写真から「これをみろー」とばかりに突き出てくるような雰囲気を持っています。この場合は寄せて撮る世界なので、無理をして被写体に寄る必要性はありません。

被写体に寄るは標準以下の広角での話で主に28~50mmくらいと覚えて頂いて良いと思います。もちろん例外的なシーンはありますので絶対ではありませんが。とにかく広角で特定の被写体を狙うシーンでは足で一歩、前に寄って被写体の一部を枠にかけてみましょう。

きっと当初、魅力的だと感じた被写体がそのイメージの通りに撮れるはずです。

被写体に寄る、確かにキホンかもしれませんね。

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夕陽のツーリング写真とホワイトバランス

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、写真を撮られる時にカメラの記録形式はJPEGですか?それともRAWでしょうか?当ブログでは今までRAW現像やLightroomによるレタッチの解説をしてきましたが「私はRAW現像とかレタッチはやらないよ…」という方でも、いま撮っている写真をRAWで保存しておくことを強くオススメいたします。

5年後、10年後といった将来にRAWをレタッチして仕上げることを普通にやっているかもしれませんし、状態を劣化させずに保存させるという意味でもRAWは最適です。遠い将来に過去に撮ったご自身の作品(含む失敗作)を、その時の優れたレタッチによって蘇生できる可能性は大いにあるのです。

現像やレタッチを今はやらないから、という理由でJPEGだけ保存は本当におすすめしません。

以前も書きましたが全てのデジタルカメラはシャッターを切った当初はRAWです。それをカメラ内のコンピューターが瞬時に処理し、決められたレシピ(ピクチャースタイルやエフェクトも含め)で仕上げたのがJPEGです。当初RAWにあったデータの内、仕上げに使わなかった領域(暗すぎて真っ黒に見える部分や明るすぎて真っ白に見える部分)はデータ容量を軽くするために捨てているのがJPEGです。この捨てられた領域内には多くのデータが残されているにも関わらず…です。つまりJPEGはカメラのコンピューターが勝手に仕上げて勝手に大切なものを捨てているのです。




稀に作品を発表するときに「撮って出し」という言葉を使う人をお見受けします。カメラで撮ったJPEG画像そのままです、という意味が撮って出しです。しかし撮って出しは肝心な写真の仕上げをせずカメラのコンピュータに全て任せました、と言っているのと同じなのですね。「私は邪道なる画像加工などしていません」という潔白を表明しているつもりでも、実は自慢するような事ではないのですね。

いまはRAW現像やレタッチはやらないけれど…いま撮っている写真は大切です。と思っている方々はカメラの記録モードをRAW+JPEGにしてRAWはそのままDVD-Rや外付けHDDなどにバックアップ&保存しておきましょうね。

EOS30D + SIGMA14mmF2.5EXDG 2006年5月 高知県

さて今回はそんな過去に撮ったRAW画像からLightroomでサルベージしたものを使ってみたいと思います。




この写真は2006年の春に四万十川キャンプ場で撮った夕景のキャンプサイトです。ちょうどテントを張り終わった頃、焼けるような夕陽に感動を覚えました。この作品がなぜ過去のRAW保存によって現在で蘇った作品か?と言いますと、このようなシーンでは夕空に露出を合わせると地上は真っ黒に潰れてしまい、むかしのやり方ではハーフNDフィルターを使うなど、撮影時に何らかの工夫をしない限りは成しえないシチュエーションなのです。

しかし過去のストレージからこの作品を発見した私はLightroomで地上部分のみを選択し、一見して黒潰れですが確かにデータが残されているその部分の露出を持ち上げて夕刻のキャンプサイトを再現することに成功しました。

…本題から外れた話が長かったですが、今回は夕景写真とホワイトバランスのことについて書いてみたいと思います。一応おさらいをしておきますとホワイトバランスとは日本語では色温度と呼ぶもので、単位はK(ケルビン)で表記されます。

人間の目は色温度を自動で調整する機能がありますが、カメラの<オートホワイトバランス>機能は人間の目ほど優秀に機能しません。白いものを正しく白に写せるか?白を基準にするためホワイトバランスと呼ばれています。

ホワイトバランスの詳しいことはスペースの関係で割愛しますが、写真における常用的な範囲としては4000K~6000Kくらいでしょうか。数値が低いほど温かみあり赤っぽく、数値が大きいほど冷調で青っぽいです。カメラの記録モードをRAWで撮る場合は撮影時のホワイトバランスの設定はAWBでも大きな問題はありません。RAWであれば後でノーダメージで調整できるからです。しかし上級者はホワイトバランスによる作品の雰囲気と構図などの全体構成が関わっている場合、RAW記録でも撮影時にホワイトバランスをイメージに合わせて精度よく調整する場合もあります。




写真におけるホワイトバランスの考え方は2つあると思います。1つは白色を正しく白に写せるか、事実を忠実に再現させるという考え方ですね。カタログや何かの記録写真では事実の通りに写真にすることが重要なので、こちらの考え方が優先です。

一方、実際の様子を必ずしも再現しなくてよい、表現の世界ではどうでしょうか?これはホワイトバランスに関わらず、写真のあらゆることで議論される演出の問題です。見た通りに写すのが正義である、本物のような写真を撮りたい!こういった類のアンチ演出派には否定されるかもしれませんが、作者が感じた心象風景の再現という意味で、実際の様子とは異なるホワイトバランスの設定もアリな訳です。

上の作品はどちらだと思いますか?実際の夕焼けを正しく再現するようにホワイトバランスを設定したのか、はたまた実際はさほど赤く焼けていなかったけど、ホワイトバランスを下げて赤くしたのか??

正解はどちらでもありません。実際の様子があまりに派手に爆焼けしたので、そのまま写真にすると不気味とも言える発色になってしまい、それを嫌って寒色方向に調整を施したのです。

よく夕陽、夕焼けの風景をホワイトバランスの調整でさらに赤くしてしまった写真をお見受けしますが、実際の様子が真っ赤に焼けている場合に限っては、それ以上は赤くすると破壊行為に近いドキツい写真が出来上がります。

夕陽ならより赤く!と先入観で調整すると大変なことになるので気を付けましょうね。今回はこの辺で!!!

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そぎ落とす構図と<リズム>というデザイン

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、充実したバイクライフ、素晴らしいツーリング…そして素敵な写真を撮って楽しまれていますか??つい先日、写真という趣味も人によって向き不向きがあるでしょ?といった内容のご質問を受けました。

確かに向き不向きはあるかもしれません…。ずいぶん昔に同じような質問を受けたときに「景色などに感動できない人は向いていないかもしれません」と言った記憶が蘇りましたが、今になって考えるとそうは思いません。

写真や何かの芸術などに関わっている人や元々純粋な性格の人でない限り、生きている上で感受性というのは子供の時に比べて鈍っていくのが普通だと思います。いや…厳密には鈍ったり過敏になったりを繰り返しているのかもしれませんね。色々と大変な世を生き抜くには感受性などはあえて下げて「鈍感力」が要求されるような場所も存在しますよね。

しかし写真道を志そうと決意すれば、意識することで豊かな感受性を取り戻すことはできると思います。たとえ普通の夕陽をみても「あぁ、本当に美しい夕陽だな」と言葉にするだけで、感動できる心は少しづつ輝きを取り戻してくれると信じたいです。




景色などを見てなかなか感動できない人でも、写真の経験を積むことで豊かな感受性を取り戻し写真家のハートの持ち主になれると思いますよ。

さて前置きが長かったですが今回は<中級>ツーリング写真解説として作例を元に構図を作る上での<そぎ落とす構図>と<デザイン上のリズム>の2つを解説したいと思います。

まずこちらの作例をご覧ください。港で船を係留するための杭(ボラード)が幾つも連続している様子がユニークだったので、ここでR1200GSアドベンチャーを置いてツーリングシーンの写真を撮ろうと思いました。

このように自分のセンサーが何かに反応してカメラを手にした…という所まではビギナーもベテランもそう大きな違いはないと思います。ではその先で何が違うのか考えてみましょう。




まずは事実を掘り下げて被写体や情景の特徴を捉えてみましょう。そこから何故そこが気に入ったのか一度言葉にしてみます。ここでは・連続するボラード ・ボラードの赤色と車止めの黄色 といったように事実に基づいた被写体の特徴が分かります。

ここで一度、この写真に何か不要なものが写っていないか?画面の四隅などをチェックしてみましょう。背景にテトラポット、海面、そして釣りをしている親子があります。これらの要素が当初ここで写真を撮ろうと思ったこと「連続するボラードがユニーク」を魅力的にするよう機能しているでしょうか??もしそうは思えないのであれば、ここはセオリーに従って余分なものを排除すべきです。

そう、上の写真では背景に釣りをする親子を写したのではなく「写っちゃった」のではないでしょうか?こういったケースはビギナーの方のケアレスとしてよくあるパターンです。

背景や副題といった主題以外のものは全て、原則として主題を引き立てるために機能するべきと覚えましょう。それ以外の関係ないものは意図せず写っちゃった余分なものです。

では余分なものを削除して主題を明確に、かつ写真デザインの観点でボラードをさらに魅力的に、印象や視線の安定化などを意識して再構成してみましょう。

 

はい、こんな感じでございます。カメラアングルを変えただけで画面の四隅にテトラポット、海面、釣りをする親子を排除しました。これにより当初に気に入った連続するボラードの存在感がより明確になり、そして赤と黄色が交互に入る様子も色デザインとして意識してみました。

さらにカメラ位置をより右側に移動させて、連続するボラードの導線を画面に対して対角線に入れています。導線とは画面の角から入れることで、より視線誘導が効果的になるのです。

こういった同じようなものが幾つも連続する様子を写真デザインで「リズム」と呼んでいます(参考文献:ナショナルジオグラフィック プロの撮り方完全マスターより)。写真を見た人は無意識下に写真内で視線を走らせ、その様子を脳に信号を送っています。その時に視線が泳いだり安定しなかったりすると写真への興味は薄れてしまうものです。導線や図形などのデザイン要素で視線を誘導または安定させるか、今回のリズムのように視線を楽しませる要素があると、写真の骨格として期待以上の効果を発揮してくれるものです。




2枚目の写真ではR1200GSアドベンチャーが切れてしまい、これではダメじゃない??という声が聞こえてきそうですが、写真にもたせた役割として「ツーリングの魅力を伝える」という事であれば、あれはオートバイなんだな…という事が分かる程度で十分だと思います。一方でR1200GSのコミュニティーで発表するとか、R1200GSのカタログのような写真という役割であれば、これでは車種の特定も難しく不十分だと思います。確かに写真にとって「それが何なのか」を分かりやすく写すことは重要ですが、それは写真にもたせた役割によって作者が裁量しても悪くはないと思います。

余分なものをフレーム外へそぎ落とすと、写真デザインにおけるリズム、色のお話でした。

今回はこの辺で!!!

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月明りのツーリング写真と夜空の露出

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、つい先日100均のダイソーに行ったらこのような品を見つけました。

メッシュ生地の巾着で生地に厚みがあってクッション効果があります。これ、レンズポーチに使えます。

写真はキャノンEF50mmF1.8 STMですがEF35mmF2 ISもぴったり入りました。一眼レフのボディ+レンズと交換用にもう1つレンズをバッグに入れて出かけたい時に良いですね。3色あってお値段はもちろん100円です。




さて今回は以前に天の川の写真を撮った千葉県館山市の海岸で、こんどはほぼ満月の日に撮ってみましたので、その話題をいってみたいと思います。

EOS6D Mark2 + EF35mmF2 IS

月に対して逆光という言葉を使っていいのか分かりませんが、とにかく画面内に月をバーンと入れて、それを35mm広角レンズで切り取った風景です。ポイントはS字をえがく道を斜め構図にしていることです。通常、斜め構図は特別な意図が無い限りは避けるものですが、斜めにしても安定感を失わないのはS字線の導線効果が大きいからです。




こういった夜の撮影シーンで難しいのは暗闇で構図を作ることと撮影時の露出、そしてレタッチを前提にどう撮るかでしょうか。

使用レンズはキャノンEF35mmF2 ISですが三脚にカメラを固定して撮る場合は手ブレ補正機能であるISは忘れずにOFFにします。

露出は人間の目ではあまり感じませんが、けっこう満月は明るいものです。この写真でF2 4SEC ISO100で加えて実際に目でみた様子よりも明るめに撮ったつもりです。前回、新月で天の川を撮ったときはF2.8 30SEC ISO1600と何と絞りで1段、シャッター速度で3段、感度で4段、合計8段分もの露出差がありました。撮影時間はほぼ同じで23時台です。いかに満月の月明りが明るいかが分かります。

ここまで明るいと地上物と発生する露出差の問題も、天の川の時に比べてかなり悩まずに済みます。と、なれば満月の夜空のシーンはどう撮りましょうか?普通に「月明りが綺麗な場所でした」という写真では面白くないですよね?

ここでは月の存在に縛られず全体を昼間のように明るく仕上げて異空間を演出してみました。全体がフォギーフィルターをかけたようにぼんやりしているのは、レンズに潮が付いてしまったのが原因と思われます。もうこんな風になってしまうとノイズとかトーンジャンプとか画質的なことは気にしても仕方ありません。構わずチャレンジ精神でいつもと違うコトをやる感じです。




もちろんこれが良いとか悪いという話ではなく、時に大胆にやってみましょう~というシンプルなお話でした。

今回はこの辺で!!!

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夏の天の川とツーリング写真 南房総から望む夏の天の川

ツーリング写真ギャラリー

~南房総から望む夏の天の川~

EOS6D Mark2 + EF14mmF2.8L




2019年8月 千葉県館山市

正直、星座の知識なんてほとんど無くて天の川に興味をもったのも割と最近です。

毎日むし暑い関東地方、いくら晴れていても湿度がこんなに高いのでは星空なんてキレイに見れないと決めつけていました。

何となくですが星がキレイに見れるのは冬なのかなと。

暑さにめっぽう弱い私は休日もバイクに乗る気力がわかず、かといって何週間もバイクに乗っていないとそれはそれで色々と調子が悪い。

仕方なく蒸し暑いのは変わらないけど日差しが無い分マシなナイトツーリングに出かけてみました。山は虫が多いし真っ暗闇なので、海岸線をひたすらと南下です。




もう房総半島にこれ以上の南はない…という所まで南下すると何も見えない海の向こうに視線を送り、徐々に私の目は暗がりに慣れていきます。

そして空に目をやると見事な満天の星空に大きな天の川。そしてタイミングよく流れ星がキラリと去った。

「あ~真夏なのにこんなに鮮明に天の川が見えるのか」

垂直に立った夏の天の川が日常の小さな旅を記憶に焼いてくれました。




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究極のツーリング写真流 バイク写真の三脚の使い方 グリーンマーカー戦法

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、前回まででバイク写真、ツーリング写真における三脚の選び方、なぜバイク写真でも三脚が必要なのか?を解説してきましたが如何でしたでしょうか?

三脚も凝り始めるとモノですのでカッコいい高級な奴が欲しくなるものです。しかしバイクで三脚を積載してツーリングとなると破損や盗難のリスクもあります…。あまり高級なものでなく普通のグレードが良いと思います。もし、自分に合ったものが高い三脚だった場合は…旧型や中古品をお安く入手するのがお勧めです。

さて今回はそんな三脚について、実際のツーリングシーンでの実践的な使い方について書いてみたいと思います。名付けて<究極のツーリング写真流グリーンマーカー戦法>でございます。




<究極のツーリング写真流グリーンマーカー戦法>

素掘り隧道

グリーンマーカー戦法。それは私が勝手にあみ出した手法です。

三脚はカメラがブレないようしっかり固定する役割、ち密に組み立てた構図をキープする役割があることは前回の投稿で解説しました。

ち密に組み立てた構図をキープとは実は地味に大事なことです。複数ある被写体の存在感を大きさやボケ具合などで調整し、構図内に直線や曲線などで導線やアイキャッチを作り、目の前の光景からデザイン要素を取り入れたり、フレーミングで印象をコントロールしたり…そんな複雑巧妙なベストアングルを完成させるには、当然ですが当初はカメラを手持ちで試行錯誤する訳ですよね。

そして納得のいくベストアングル、ベストな構成が完成したら次にカメラを三脚にセットして状態をキープしたい訳です。しかしバイクに戻って三脚をとってきて、再び先ほどの場所に戻ったは良いけど、せっかく探り当てたベストなポイントをロストしてしまった…これよくあるんです!

特に望遠レンズを使うシーンではベストなポイントからバイクは離れていますし、海岸のような開けた場所では目印になる物もありません。「あれ~!さっきベストだと決めたポイントはどこだ~???」と!

そんな経験から、私はいつもゴルフのグリーンマーカーのようにベストアングルを見つけたポイントで足元に目印になるものを置くようにします。私の場合スペアのレンズキャップを使用していますが、ハンカチでもキーホルダーでも何でも良いと思います。




そしてズームレンズの場合は忘れずに焦点距離をチェック。深度を深くしてピントピークも調整した場合は、そのポイントもキープさせます。忘れてはいけないのはカメラの高さで胸と首の間くらい…といった具合に高さも事前に覚えておきます。

そして三脚をセットしてカメラを取り付けたら先ほどの手持ちで撮った試し撮りの画像を再生ボタンでプレビューし、全く同じアングルを三脚に固定した状態で再現するのです。

春の小湊鉄道

これがグリーンマーカー戦法です。

ち密に組み立てた画面構成を三脚固定状態で再現できたら、あとはシャッターチャンスまで待機する、またはインターバルタイマー機能を起動して自撮りをする、といった段取りです。

この作業の精度が低いと後でその日に撮った写真を見返したとき、手持ちで試し撮りしたカットの方がアングルがいい…本命カットは何かイマイチだ…なんて事態になります。




3度の投稿にわたってバイク写真、ツーリング写真における三脚のお話を書いてみました。まとめると…

1.三脚の必要性とは・手ブレしそうなほど絞り込んだ(シャッターが遅い)場合 ・夜景や星空 ・組み立てた構図をキープする ・自撮りする場合

2.バイクツーリングに最適な三脚選び ・4段のトラベラータイプ ・自由雲台でクイックリリース ・耐荷重はカメラ(+レンズ)の重量に対応したもの ・予算に余裕があれば軽量なカーボン脚 ・ローアングル用にミニ三脚も持っておこう

3.ツーリング写真、バイク写真における三脚の使い方  ・まずは手持ちでベストなアングルを探そう ・ここだ、というアングルが決まったらそこにグリーンマーキング ・三脚をセットしたら手持ちで撮った試し撮りの画像を見ながらアングルを再現

それではまた!!!

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妄想の渦と想像と…<上級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、今回は久しぶりに<上級>ツーリング写真解説として想像力や写真家脳のお話をいってみたいと思います。事前にお断りしておきますが主観的な内容で難解ですので、そういったのは苦手だ!という方や写真ビギナーの方は読まなくても大丈夫です…。

「妄想」と聞くと多くの方があまり良いイメージをもたないかもしれません。しかし特にビジネスの世界では近年になって妄想や直感が大きな成功や発展をもたらすと注目されているのだそうです。妄想、直感、勘…といった人間の感覚の世界は数字的な根拠がないので従来はビジネスでは否定されてきましたよね。私も前職はメーカー系で企画開発をし、前々職は大手のメーカー系でしたので嫌と言うほど数字を元に仕事をしてきました。

しかしなぜ今、数値的な根拠ではなく妄想や直感が注目されているのでしょうか?

記憶に新しい例えですとスズキ自動車が中国市場から撤退を決断したニュースがそうです。あの鈴木修会長は数字的な根拠なく中国という10億人市場から撤退を決意した訳ですが、それは他の何でもない鈴木会長の直感で決めた訳ですよね。

大手企業などの有能な経営者にこういった直感や妄想で仕事をする感覚派の人が多いのだそうです。

そもそも人間の脳内は妄想や直感を司る部位と数字的な根拠で分析したり問題を打破する思考回路などは全く別の部位と言われます。前月比120%の成績を今月の目標とする、といった具合に少し頑張れば達成できそうな目標は「どうすれば出来るだろうか」という問題解決型の思考回路でこれをissue drivenというそうです。一方で「こんどの新製品で社会現象といえるヒットを生み出したい」と言えば妄想型思考でこれをvision drivenというそうです。




前月比120%といった小さな目標は大切なのは間違いありませんが、大きな成長や発展を直接的にもたらすことがなく無難と言えます。issue drivenはいつも無難に良い成績を残す問題解決型の堅実思考回路な訳です。

とんでもない妄想を人前で言葉にすれば「この人はアタマ大丈夫だろうか?」と疑われる場合も珍しくありません。こんどの新製品で社会現象?なにを妄想を!と。しかし多くの偉大なる先人たちは実は完全なるvision driven型で常に妄想からvisionを飛躍させ少しづつ実現に近づけて偉業を成し遂げると言われます。

アポロ11号の月面着陸も最初に「人類を月に立たせる」と発言したときは周囲から冷ややかな目を浴びたでしょう。しかし、そういった妄想から偉業は生まれるためvision drivenはアポロ11号月面着陸のエピソードからムーンショットとも呼ばれています。

RICOH GR APS-C

では私たち写真を愛する人間にとって妄想は何をもたらしてくれるのでしょうか?

経験豊かな上級者の方でしたら豊かな感受性、写真家の目、写真家の足、写真に関わるあらゆる知識、そして写真家脳をお持ちかと存じます。その写真家脳の使い方としてissue drivenとvision drivenの使い分けについて考えてみたいと思います。

まず問題解決型のissue drivenですが、こちらは前述したように現状の問題点について解決策や正しい答えを探す思考回路です。ツーリング先で「おっここはいいぞ」と思ってバイクを停めて、いざカメラの準備をして撮影を開始したはいいけど、具体的に何をしていいか分からなくなったとき。この場合、どう撮るのが良いのだろうか?被写体Aを主題にして被写体Bが副題が良いのか、あるいはその逆が正しいのだろうか?といった具合に現状の問題を打破する思考回路です。

写真のビギナーの方は分からない事だらけなので、撮影シーンではissue driven回路だけが活発に働いていると思います。この場合は望遠レンズがいいのか?広角レンズがいいのか?と焦点距離を決められない、という問題を解決するためのissue driven思考回路な訳です。

RICOH GR APS-C

しかし冷静に考えてみるとissue drivenでは正解探しをしているという事なので、既に誰かが過去に実績を出している既存の撮り方を探しているだけとも言えます。これでは傑作を狙うどころか無個性は回避できません。




どこかで見かけたような写真を無意識にお手本のようにしてしまい「そのように撮るのが正解」としてしまえばそれはissue driven思考回路の仕事であり、それっぽい正解が見えればそこで終わりです。

これによって生まれた写真は悪くはないかもしれませんが「画一化されたうまい写真」の枠から出ることはできず、目標を達成したようで実は平凡な着地点なのです。

RICOH GR APS-C

では妄想であるvision driven はどうでしょう。そもそも妄想について今一度考えてみましょう。妄想は誰とも会話していない時、ぼーっとして何もしていない時、人は脳内で様々な思考を遊泳させています。かく言う私も通勤電車に揺られているときや、駅からバス停まで歩いている時などに、かなり妄想しまくっています。

脳内の妄想はぐるぐると渦を巻いて大きくなったり消滅したり、突然別の妄想渦を生み出したりを繰り返しています。

夏の北海道ツーリングで諸事情(台風でサンフラワーが欠航)で東北自動車道を青森まで自走!なんていう時は嫌気がさすほどの長時間を淡々と高速走行させる訳ですが、そんなときも孤独なヘルメット内で私の脳内は妄想の渦を巻いています。

学生の頃に好きだった女の子とオンネトーで偶然再会し、そこから2人で北海道をキャンプしまくるとか、腹黒い政治家に自分のツーリング写真を見せて、たちまちバイクツーリングの世界の虜にしてしまい、そして政治家はバイク乗りになって全うな政治をするようになったとか、地球の中心をつらぬく巨大トンネルがあったら、簡単にボリビアやチリにツーリングに行けるな…とか下らないことばかりですが。

しかし、そんな妄想がいったい何の役に立つのでしょうか?




ここからは私の完全なる主観なのですが妄想は想像力を活性させて脳内にインスピレーションの種まきをしているのだと思います。日常的に妄想をして想像力を刺激して、そういった脳はいざ写真を撮るシーンで独創的なインスピレーションを生み出すヒット率が高いのだと思います。

日常の忙しくはない何でもない時間。ぼーっと窓の外を眺めている時など。リラックスして妄想の渦をぐるぐるとさせる。実はすごく素晴らしいことなのだと思います。チコちゃんに叱られる筋合いはないのです。

長くなりましたので、次回はインスピレーションの有機栽培 と題して妄想がもたらすインスピレーションについて書いてみたいと思います。

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北海道ツーリング 穴場の撮影スポット<道東編>

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、先日「北海道ツーリング 穴場撮影スポット<道北編>」という記事を書きましたが如何でしたでしょうか?このお盆休みに北海道ツーリングを計画されている方、その中でもツーリング写真が好きで旅の記憶に刻まれるツーリング風景を作品にしたい!と願っておられる方にお役に立てれば嬉しいです。

さて今回は北海道ツーリング 穴場の撮影スポット<道東編>と題して、北海道の魅力が凝縮されているような道東の穴場写真スポットをご紹介いたします。一応、またお断りしておきますが、あくまで究極のツーリング写真的な写真スポットでございますので…。




1.阿寒町の名もない広域農道

EOS6D Mark2 + EF70-200mmF2.8L IS

道東自動車道の阿寒ICから国道240号線を北へ7kmほど走ると道の駅【あかんランド丹頂の里】があります。そこから左に入り突き当たった道です。この広域農道は本当に純粋な農道という印象で一般の車はほとんと走っていません。この写真を撮ったときも1時間以上はこの道の周辺にいましたが1台も車とすれ違うことはありませんでした。

一見すると北海道のどこにでもありそうな景色かもしれません。しかし電線や看板なども少なく、道東らしい雰囲気が確かに存在する渋いツーリングルートです。




2.北太平洋シーサイドライン ポンポロト集落

EOS5D MARK2

道東を代表する人気ツーリングルート【北太平洋シーサイドライン】です。釧路市から根室をつなぐ道道142号線ですが特に風光明媚なのは浜中町から厚岸の辺りで最も道東の海岸線らしさを感じる道といっていいと思います。その北太平洋シーサイドラインで穴場、というか私が個人的にお勧めしたいスポットは奔幌戸(ポンポロト)という集落のエリアです。

絶景地でも有名なスポットでもありませんが、ふと足を止めたくなる素朴な風景です。内陸側の原野を入れて渋い1枚を撮ってみてください。




3.来止臥野営場の満天の星空

EOS6D Mark2 + EF14mmF2.8L

ここは以前に北海道の絶景キャンプ場としてご紹介した来止臥野営場です。最低限の設備で自然の地形を生かしたワイルドな無料キャンプ場。しかしキャンプ場としての魅力だけでなく晴れた日は満天の星空を堪能できます。

近所のサイトの焚火が消えたころ、カメラを三脚にセットして夜空の様子を撮ってみましょう。それは星空と呼ぶよりは銀河という感じです。

いかがでしたか?北海道ツーリング 穴場写真スポット<道東編>また機会をみて<道南編>も書いてみたいと思います。

お楽しみに!!

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夏の北海道ツーリング<道北>ツーリング写真ギャラリー

~夏の北海道ツーリング~

道北エリア 北海道ツーリング写真ギャラリー

逃げ水のエサヌカ線

600㎜の望遠レンズに×2エクステンダーを装着してエサヌカ線のはるか遠く、逃げ水の中から現れたライダー達をとらえた1枚です。大胆に斜めに構図して異空間を表現してみました。暑い中、2時間くらいこの場所に立って粘った写真で想い出深い1枚です。




オロロンライン

道道106号オロロンライン ただ直線なだけでなく荒涼とした原野に日本海の風景。はじめてここを訪れた2004年、大雨に打たれながら天塩川沿いを走りぬき、日本海が見えてオロロンラインに入った瞬間に急に晴れた…オロロンラインに来るとあの感動を今でも思い出します。

枝幸の国道

なんでもない国道です。有名な立ち寄りスポットでも景勝地でもありません。しかし矢羽が連なるこの国道に北海道の人々の生活風景が垣間見える気もします。こんな場所で写真を撮ろうなんて普通は思いませんが、こうして1枚の写真として見ると、これもまた私の記憶の旅風景であると感じます。




2017年8月 北海道紋別市

宗谷国道と呼ばれるR238を北上していたときでした。オオハンゴンソウと思わしき雑草の花が一面に咲き乱れている空き地を見つけました。入っても問題なさそうなのでこの場所で写真を撮ってみようと思い足を止めた…その時の自分。何年も前の出来事ですがこの1枚を見るとまるで昨日の事のように感じます。

2017年8月 北海道抜海町

オロロンラインはなぜ多くのライダーを魅了するツーリングの聖地なのだろうか?そんなことを考えても仕方がないけど、もし誰かが私にオロロンラインを1枚の写真で表せ、と言ったらきっとこんな写真を撮って「はいどうぞ」と渡すでしょう。




写真とはあの日、あの場所でシャッターを切ったからこそ旅の心象風景が心に深く焼き付くと、私はそう信じています。だからこそオートバイでの1人旅には写真は欠かせないと…そんな風に思うようになりました。写真を撮ることがツーリングの目的になっちゃっているとか、そんな事ではないのです。

ただ単純にバイクでツーリングに行くことが大好きで、その時に見た風景をいつまでも心に残したい、心に残したいからこそ写真にしておきたいのです。

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