本当に撮りたかった素敵バイク写真☆<中級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、夏休みのツーリングの準備はもうお済みでしょうか?カメラのバッテリー、充電器、予備のSDカードなどお忘れなく!私は以前に三脚のクイックリリースのプレートを忘れてしまいイタい思いをしたことがありました。

夏のツーリングではキャンプや写真撮影に重宝する虫よけ、虫さされ薬もお忘れなく!

さて今回は<中級>ツーリング写真解説として当ブログでは珍しくツーリングシーンではなくバイクをかっこよく撮るためのお話をいってみたいと思います。

ネットで検索をするとバイクをカッコよく撮るには?といった情報が結構多く出てきますが、今回は究極のツーリング写真流として他と違ったアプローチで解説いたします。

EOS6D Mark2 + SIGMA150-600mmF5-6.3DG C

愛車を主役としたバイク写真は多くのバイク乗りが当たり前のように撮っている写真だと思います。私も例にもれず愛車の写真を撮ります。当ブログが定義しているツーリングの魅力を表現した「ツーリング写真」と違い、単純にバイクの写真を撮るだけなので構図はそれほど難しくないと感じるかもしれません。しかし愛車をカッコよく撮る「バイク写真」も追及すると奥が深いです。




まず最初にバイク写真とはいえ重要なのは背景です。一番最初にやることはバイクの背景に適した場所探しです。上の写真は漁船などがあってゴチャゴチャするので、構図の整理が必要となってきますが、もっとシンプルに無機質なコンクリートや錆びたトタンの壁とか、海岸などの開けた景色などでシンプルな背景となる場所を探しましょう。

次にアングルです。バイクも車もカッコよく撮る定番の角度はシチサンと呼ばれる横が7で前(または後ろ)が3になる比率です。、しかし必ずシチサンが良い訳ではなく車種によって少し異なるので調整してみましょう。例えば私のR1200GSアドベンチャーは容量33Lのビッグタンクがデブっちょに見えるのでハチニイくらいがカッコよく見えたりします。

そして高さですが上の写真のように大きく4つくらいの高さに分けて説明してみます。

アイレベルは人の目の高さですがカッコよく撮るアングルとは言い難く、どちらかと言うと写真の意図に合わせて臨場感を出す高さがアイレベルです。背景の多くの割合が地面になります。

バストレベルは胸くらいの高さです。最も無難に見える高さで理想的とは言えませんが背景の境界線(主に道や水平線となる横の線)がバイクの中心を抜かないという意味で悪くはないです。

ウエストレベルはちょうどしゃがんでカメラを構えた高さです。恐らく多くの車種で最もバイクがカッコよく見える高さです。しかし上の例では境界線がちょうどバイクの中心を貫いてしまいました。

ローレベルはさらに低くカメラを地面の近くで構えた高さです。この高さもカッコよく撮れますが、どんな車種でも似たような印象になってしまうのが難点です。しかし背景を空だけにしてシンプルな背景作りという意味では有効です。

これらを加味してその時選んだ背景に最もマッチするアングルを探り当てましょう。

…と、ここまではバイクをカッコよく撮る説明としては普通です。ここから究極のツーリング写真流のバイクをカッコ良く撮る愛車写真の解説でございます。

EOS6D Mark2

はい、こんな感じの写真を目指してみましょう!バイクを主役に構成した写真で「バイク写真」なのは間違いありませんが、さりげなくライダーの姿を登場させて愛車とオーナーの関係性を表現した写真です。

不思議なもので人の姿が入るだけで写真は一気にStory性が生まれるものです。オートバイという無機質な機械は景色の中に置いてしまうと、どうしてもオブジェのようになってしまいます。カタログ写真ではないのですから素敵な1枚を撮るにはこうした主役以外の部分の演出が効いてくるものです。




EOS6D Mark2

この写真は錆びたトタンの壁がバイクの写真を撮るには最適な背景だな、と感じてここで撮影しました。構図はヘルメットを持ったライダーが手前側から見切れでフレームインです。歩み寄る様子で写真に動きを加え、なおかつ前景として機能したためライダー、バイク、トタンの壁で3レイヤーの奥行きを作ることに成功しました。

EOS6D Mark2

愛車をかっこよく撮る「バイク写真」に限った話ではありませんが、構図とは複数ある被写体や背景に対して存在感の調整を撮影者の意図で行うものです。愛車が主役のバイク写真と決めたなら、他の要素に中途半端に惹かれないようしっかりバイクを写します。この場合、房総から富士山が美しく見える日ではありましたが富士山のピントはボカしています。美しい青い海も背景に徹してもらいました。

このシーンで「せっかく富士山がキレイに見えるのに勿体ない!」と感じたのであれば富士山が主役になる写真を別でもう1枚撮ればOKです。それはツーリングシーンを表現した「ツーリング写真」となります。大切なのはバイク写真なのかツーリング写真なのかをハッキリとさせること。中途半端は写真は見る側にも伝わらないものです。




東京湾の夕景

もう1つは逆光などの光を巧みに利用して思いっきり印象的な愛車の写真を撮る方法です。つい先日も記事にしましたが「逆光で撮ってはダメ」は間違いです。積極的に露出をコントロールしてあげれば上のような写真を撮ることは難しくありません。ポイントはツーリング先で美しい光をみつけることです。

究極のツーリング写真流 かっこいいバイク写真の撮り方 まとめ

・最初にバイク写真に適した背景を探そう

・バイクが最もカッコよく見えるアングルを探ろう

・ライダーを登場させて愛車とオーナーの関係性を演出しよう

・最高の光を当ててドラマチックなバイク写真を撮ろう

いかがでしたか?バイクのカッコいい撮り方は色んなサイト等で解説されていますが、当ブログ究極のツーリング写真がお勧めするのはライダーを登場させて愛車とオーナーの関係性を演出した写真です。

ぜひやってみてくださいね!

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流れる雲を追いかけて〜太陽光をコントロール<中級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、写真を楽しんで日々を充実させていますか?つい先日、ある方から写真の撮り方について「なかなか目で見た通りに撮れないんですよ…」というご相談を受けました。

目で見た通りに撮りたい…この質問は意外と多いです。恐らく多くの人は露出のことを言っているのだと思いますが、ごく稀に写真とは目で見た通りに写すのが絶対に正しいのである!と頑なに誤解されている方もおられるようです。

明暗差の大きなシーンでイメージ通りの露出が得られない…これは分かります。しかしすべてを目でみた通りに写すのを正しいと思い込むのは勿体ないことです。製品のカタログや証明写真ではないのですから、目で見た通りではなく「イメージの通りに撮る!」と考えましょう。

カメラは目では見えなかったものや、撮影者の心を写せる魔法の箱です。




さて、今回の<中級>ツーリング写真解説では晴天時に空に流れる雲に注目して地上の光と影を巧みに使ってみましょう!という解説でございます。

お天気予報で晴れマーク1つの時よりも、どちらかと言うと晴れ時々曇りという予報マークの方が雲を使った撮り方ができます。

空がこんな感じの時です。上空の雲が風に流れて太陽が隠れては顔を出すを繰り返している状態です。今の時期、よく見られる空模様です。

左の写真は太陽が薄い雲に隠れて適度に太陽光が景色の全体に当たっている状態です。適度なコントラストでフラットな印象ですね。

対して右の写真は太陽が完全に雲から顔を出して全体に強い太陽光が当たった状態です。コントラストが強く夏らしい写真になりました。




次にこちらの作例をご覧ください。左の写真は手前の漁船には太陽光が強く当たっていますが、バイクの部分は日陰になっています。被写体の存在感はこれだけで圧倒的に漁船の側になりました。

対して右の写真は風景の全てに太陽光が当たった状態です。通常ならこれが採用カットかもしれませんが、これでは普通すぎてヒネリが効いていません…。

EOS6D Mark2

最終的に採用カットにしたのはこの写真です。バイク+ライダーは小さな主役として明るく、手前側にある漁船は薄い雲に隠れて適度なコントラストとして存在感を調整しました。




構図とは複数の被写体や背景などを、大きさ、配置、ピントのボケ具合、フレーミングで切り落としたりして存在感を調整し、主題を明確化したり作品の意図へ観賞者を導いたりするものです。しかしその為の手法は上記のようなものに限らず、空に流れゆく雲を利用することも可能なわけです。

この季節、空に雲が流れていたら挑戦してみてくださいね。

今回はこの辺で!

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いきなりオシャレ☆フレーミングを意識して想像を誘うツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、ここ最近1年以上前に書いていたツーリング写真の基本的なことを、現在の考えで改めて書き直して解説をしております。

今回はそんな初歩的なツーリング写真解説としてフレーミングについてビギナーの方を対象に書いてみたいと思います。

皆さまは「お子様構図」という言葉をご存じでしょうか?幼い子供が書いた絵のように人や家や木などを画面内に並べているだけの単純な構図のことです。これが悪い訳ではありませんが、多くの写真のビギナーは被写体にカメラを向けて枠内にバッチリ収めてお子様構図で撮ってしまうものです。

風景の中にバイクを置いて、お子様構図で撮った平凡写真

ご自身の撮った写真に「何か平凡すぎるな…」とお悩みでしたら、その解決方法はたくさんあります。中でも手っ取り早い手法はお子様構図はやめてフレーミングによって被写体を切り落としてしまう撮り方です。

フレーミングとは画面という長方形の四角を意識して、その四辺を巧みに使い被写体の存在感を調整したり、フレーム外の様子を見る人に想像させたり、余計なものを排除したり、額縁のようなデザインを作ったりする手法です。

もちろん背景の範囲を選ぶというのもありますが、単純にそれだけではないのですね。




EOS1Dx + SIGMA150-600mmF5-6.3DG F8 1/100 ISO100

この写真は北海道ツーリングでのワンシーンですが、コムケ湖にあった趣ある番屋にR1200GSアドベンチャーを停め、ライダーはその場を離れゆくシーンを演出しています。ライダーは左のフレームで切り落としていますが、これによりフレームの外には何があるのだろう?何に向かって行くのだろう?と写真の観賞者に想像を誘うことができます。

また写真の観賞者とは文字があれば読もうとするし人物がいれば顔を見ようとするのが心理です。この写真のように顔を見切れにすると「どんな人物なのか?」という想像も誘います。

被写体が複数ある構図

もう1つは被写体の存在感の調整です。この作例のように被写体が複数ある構図を作る場合、作品の主題を明確にするために存在感を調整する何らかの手法が求められるものです。簡単に言ってしまえば主役を1つにすることです。

この作品の場合は千葉の人気ローカル鉄道である小湊鉄道のキハ(車両)とR1200GSアドベンチャーの二者が存在する訳ですが、どちらか片方が明確に主役であるよう構図を作ります。この場合は小湊鉄道が主役でR1200GSアドベンチャーは副題に徹してもらいました。ピントを小湊鉄道におきR1200GSアドベンチャーはボケています。

そしてフレームで切り落とすことで決定的に存在感を弱めました。

やや高度な話ですが、この作品の場合は画面の下部にある辺の暗い影の部分もフレーミングとして効いています。フレーム近辺を黒っぽく覆うことで画面の土台として安定感を与えています。ここが影だったのは偶然ですが重要なことはその要素に気が付いてフレーミングとして意識して撮ったという事です。




フロントホイールを2/3切り落とした。

その他にも作例はご用意できませんでしたが被写体の高さや大きさを強調するため画面の上辺で少し切り落としたり、逆に小ささ低さを強調するため被写体の上にたっぷりとスペースを設けて構図するのもフレーミングと言えます。

例えばホンダモンキーを撮るときは、その小ささを表現するためたっぷりスペースを作ったフレーミングをします。ドアップにしたらモンキーの小ささが伝わりませんからね。このように被写体の特徴や魅力を伝える手段としても使えるのです。

フレーミングで被写体を切り落とす時の注意点は1つです。それは真っ二つに切らないこと。フレームが被写体の中心を貫かないことです。

切り落とす時は黄金比や白銀比などを目指すのですが、難しいのでここでは単純に1/3単位で切っていきましょう!と覚えて下さい。1/3単位といえば露出補正と同じですね。バイクの車体に対して1/3単位であったり、ライダーの体全体に対して1/3単位であったり、ホイールの円といった図形要素に対して1/3単位であったりします。




こういったフレーミングを駆使して存在感の調整や枠外の様子へ想像を誘う表現手法が必ずしも良いという訳ではありません。あくまで撮り方の引き出しとして1つ持っておきましょう、という程度です。それにお子様構図でも傑作は成しえます。しかし多くの写真ビギナーはフレーミングを意識できず、被写体を枠の中に収めればそれで良いと思い込んでいるのも事実です。

まずはこの思い込みを取り除きましょう。今回ご紹介した3枚の作品で被写体は必ず枠の中に収める…は間違いであるとお分かり頂けると思います。

フレーミングで魅せる撮り方はビギナーの方でも最初に挑戦しやすい方法です。ぜひ次のツーリングでやってみて下さいね。

今回はこの辺で!

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600㎜のレンズに2×エクステンダーを装着して1200㎜相当で撮ったストロベリームーン。フレームで少し切り落とすことで迫力を出している。

実は大損☆逆光はダメと決めること…☆<初級>ツーリング写真解説

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、突然ですがバイクツーリングと写真って本当に相性の良い趣味だと思いませんか?ツーリングに行けば素晴らしい景色、驚きの被写体、カッコいい自分のバイク、そして素敵なライダー(自分)の姿、これらを写真にすることは単純に撮る楽しみだけではなく、それを見せて誰かに喜んでもらうことにもあります。

そして見せた誰かに「私もここにツーリングに行ってみたい」「俺もバイクの免許とろうかな」といった具合に人の役に立てれば、これ以上に嬉しいことはないですよね。

我々ライダーは普通の旅行客と違い特別な風景を見て感じているのですから、その世界をイメージ通りに写真にできた時は最高ですよね。イメージ通り?そう本当は「こう撮りたい」というイメージが誰でもシャッターを切る直前に脳に描くと思いますが、今回はイメージ通りに撮れなかった…という典型的な例「逆光」について初級ツーリング写真として解説いたします。

多くのビギナーの方が写真は逆光で撮ってはいけない…という思い込みをしています。間違いです!!!

このような誤解を生んだ経緯はカメラの歴史でさかのぼると露出を自動で測定できるようになった時代、オートボーイの誕生や「オートモード」という言葉が定着した頃に遡ります。

多くの逆光のシーンでカメラのAE(自動測光)は正確に露出を決められず暗く写ってしまうものです。旅行や記念写真で「私はいつもオートモード」なカメラユーザーがAEに任せて撮れば、逆光のシーンでは顔は真っ黒で誰が見ても失敗写真と呼べるものを生んでしまうのです。




「私はいつもオートモード」な人はフィルム時代末期からデジタル時代にかけて爆発的に人口増加しました。そして現代も根強く存在していて、頑なに露出は全てカメラにお任せするため、いつまでも逆光ではイメージ通りの露出を得ることができず、失敗写真を量産するものです。その結果「写真は逆光で撮ってはダメだ」という誤解を生んだ…と私は推察します。

EOS30D F16 1/100 ISO100

逆光とは被写体や情景に輝きを与え、コントラストが豊かでドラマチックな印象写真の狙える最高のシチュエーションです。

やるべき事は単純でAEが出した露出値は全くアテにならない(稀に当たりますが)ので積極的に露出補正をしてイメージ通りの露出にすること。空の色は諦めて地上物を優先すること。この2つだけです。

それと「画面内に太陽を入れてはいけない」という方もおられますが、こちらも同様に間違いです。上の作品のように画面内に太陽を入れても全く問題ありません。

レンズフレア、ゴーストなどの画質劣化(と呼ばれる)要因が発生しますが、写真らしい演出として使ってあげれば、あとは好みの問題です。上の写真ではF650GSダカールの後部に六角形のゴーストが入りましたが、私はこれが気に入ったので良しとしました。レンズフレア、ゴーストはいけない…という先入観は捨てましょう。

しかし、スマホで楽しまれている方はこの限りではなく、太陽が画面内に入るような強い逆光シーンでは上のような写真は諦めざるえません。スマホの苦手なことは主に3つで1つは強い逆光シーン、2つ目は夜景などの暗い場所、3つ目は望遠の画角がほしいときです。

露出補正はほとんどのカメラに付いている機能です。一眼レフなら全てのカメラに付いていると言い切って良いと思います。露出補正を使いこなすのは決してビギナーの方にとって難しいことではなく、AEが決めた露出に対して「おいおい、もうちょっと明るくしようぜ」といった具合に貴方のイメージに合わせて補正するだけのコトです。

もし今お使いのカメラがシャッター、画像再生、電源ボタンくらいしかない簡易的なコンデジであれば、本気で写真をやりたい方の場合は買い替えた方が良いかもしれません。それくらい露出補正は大切な機能です。

露出補正は機能メニューから複数の階層を経て操作するようなカメラはダメで、本体の操作しやすいダイアルやボタンでいつでも直感的に操作できるカメラを選びましょう(ちゃんとしたカメラはみんなそうなっていますが)。




海岸の野営地

くどいようですが逆光のシーンでは空の色は諦めて地上側や被写体に輝きを与えることです。なので最初にそういったイメージを脳内に描きます。そのためにはまず地上物や被写体の何が輝いているかに注目します。上の作品では冬の枯れた草地に傾いた夕陽が強烈に反射していました。これを絞りを開いてボカせばご覧の通り、玉状のボケで写真に演出を加えてくれます。

この写真、海面のハイライトは一部は白トビしていますが、強烈な太陽光であるという表現なので気にしません。露出を学ぶときに白トビ、黒潰れは避けましょうと学びますが「原則として…」と教わったと思います。絶対に避けましょう…ではないのでこれも誤解されていた方はこの機会に正してくださいね。

写真表現には正解はないので多くの場合で「絶対にやめましょう」はないものです。もちろんマナー問題とか安全面とかは別ですよ。

夕景が2枚続いたので日中の逆光写真の作例です。広角レンズを使ってローアングルで見上げるような写真であれば空の割合が画面の多くを占めるので逆光になります。この場合でもAEはイメージ通りに機能してくれない場合があるので、積極的に露出補正をするか中級者以上の方でしたら思い切ってマニュアル露出で撮影しても良いと思います。




以前に写真は光が命…みたいな記事を書きましたが、光が大切な訳ですから「光に向かって撮りにいく!」という意識が大切です。逆光は強烈でAEが機能しませんが、それに臆せず光に果敢にレンズを向けて下さいね。

最後にもう一度書きますが逆光とは被写体や情景に輝きを与え、コントラストがありドラマチックな写真が撮れる最高のシチュエーションです!

今回はこの辺で!!!

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~本日の毎日100ショットスナップ~

嬬恋村で見たキャベツ畑での朝日

 

3つの写真を撮る習慣ですぐに完成したツーリング写真が!

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、前回の投稿で改めて当ブログ 究極のツーリング写真のコンセプトをお伝えいたしました。

今回はそれを受けて新たな読者様が「なるほど、バイクが主役ではなくツーリングの世界を表現した写真か~おもしろいかもね」と感じていただけた(と願いたいです)と思いますが、では最初に何をしたら良いかを解説してみたいと思います。

以前もいちど投稿した内容ではありますが、現在の考えで改めて書いてみたいと思います。多くの方がツーリング先で良い景色、または記念になるシンボルやオブジェなどで写真を撮られていると思います。

そういった写真はレポート的な物、記念写真、愛車をカッコよく撮ったもの、ロケーションを伝える説明的写真などが多いと思います。これらの写真にはそれぞれに役割があって、どれも否定されるものではありません。

ブログやFacebookなどで活躍するレポート写真は個人のツーリングの様子を知るのに見る側も楽しいです。記念写真は何年も何十年も先に自身で見返したとき「あの時よかったなぁ」と振り返る時の大切な写真です。愛車をカッコよく撮った写真はご自身で眺めて満足なのは勿論、同じ車種のコミュニティーで発表すれば盛り上がりますし、これからそのバイクを買おうか迷っている人にも「やっぱカッコいいなぁ~このバイク」と役立つ訳です。

ここで避けたいのはどれとも言えないような中途半端な写真です。よく見かけるのは風景の割合とバイクの存在感が等分されてしまい、写真の意図がはっきりしない写真です。

悪い例:主題が明確ではない平凡なツーリング写真 レポート写真としてはOKですが…

このような中途半端な写真から脱して人に見せて喜んでもらえる写真、または自分が感動したこと、好きな被写体をちゃんと写せた写真の撮り方はどうですれば身に着くでしょうか?今回はそれが分かりやすいようツーリング先で3つの写真を撮ってみよう~!という方法をご紹介します。




1.自分のバイクをカッコよく撮ろう

EOS6D Mark2

まずは自分の大好きな愛車の写真です。自分のバイクをとにかく超カッコよく撮ってみましょう。基本はしゃがんだ位のローアングルに7:3と呼ばれるバイクの側面が7で正面(または後ろ)が3くらいの割合になる比率で撮ります。

しかし最もカッコよく見えるアングルとは車種によって色々です。例えば私のR1200GSアドベンチャーは33Lのビッグタンクが角度によってはデブっちょに見えるので上の写真のように少し側面側の割合を多くしています。ご自身の愛車が最もカッコよく見えるアングルを事前に探り当てておきましょう。

ツーリング先で愛車写真を撮るときのコツは最初に背景を探すことです。バイクが主役になるような写真の背景に相応しい場所探しが第一です。バイクよりも存在感の強い物がある場所では、どちらが主役になるか明確化する表現手法が要求されてしまいます。それは写真の中級者以上のなせる業なので、まずは上の写真のようなシンプルな空間を探してみましょうね。

そしてライダーの様子を見切れで入れてあげると、愛車とオーナーの関係を表現できるので、人と違った「おっ素敵だね」と思われるバイク写真が撮れます。これ、簡単なのでやってみて下さいね!コツはライダーの顔まで入れないことです。

2.風景の写真を撮ってみよう

EOS6D Mark2

「ここは絶景なり~~」という場所にツーリングで辿り着いたら、もちろん写真を撮りたいですよね。私もいつも撮ります。しかしまずはバイクなしで風景の写真を撮ってみて下さい。

上の写真では東京湾越しに見える冬の富士山、そして前景に岩礁の小島、アクセント被写体としてLNGタンカー。こういった風景の中のある要素を頭の中で整理するのにもバイク無しで1枚撮ることをお勧めします。




3.風景の中のバイク(+ライダー)を撮ってみよう

EOS1Dx + SIGMA150-600F5-6.3DG

そして3つ目は風景の中のバイクの写真です。風景が主役でもなくバイクが主役でもない。まるで映画を作るようにツーリングのワンシーンを演出して撮るのです。

上の写真はライダーの姿を登場させて、そのポージングでツーリングの魅力を伝えられるよう演出を加えてみました。ライダーが登場するだけで作品にstory感、動き、感情が加わるので一気に平凡さが抜けて良作へと昇華します。

もちろんバイクだけでもダメではありませんが、風景の中にバイクだけを写す場合はオブジェのように置かないよう何らかの工夫が要求されます。ツーリングであることを見る側へ連想させるために、ヘルメットやグローブなどの小物も活用してみましょう。

この3つ目の風景の中のバイクを撮る、が当ブログ究極のツーリング写真が提唱する「みる人の心にひびくツーリング写真」です。記念写真、愛車写真は自分で見て楽しむもの、ツーリング写真は自分ではない誰かに見せても喜んでもらえる写真です。




網走で名もない風景

今回、なぜこの3つの写真を撮る…をご紹介したかと言いますと、この3つを1枚の写真にしないようにするためです。どうしても最初の頃は写真に対する想いを詰め込み過ぎてしまい、愛車もカッコよく景色もキレイに…と欲張ってしまうものです。しかし景色とバイクの割合を丁度よくバランスをとったつもりの構図が実は一番中途半端でよく見かける平凡なバイク写真なのです。

ツーリング先で「ここはいい!」と思った場所で写真を撮るとき、愛車をカッコよく撮った写真、景色の写真、景色の中のバイク(+ライダー)の写真と3つ撮って帰りましょう。

そして帰ってその日に撮った写真をじっくり検証してみて下さい。どれもお気に入りの写真だと思いますが自分だけが満足なもの、誰かに見せれば喜んでもらえるかもしれない写真…この違いが見えてくるはずです。

当ブログではツーリング写真の撮り方について、撮影テクニックや撮影スポットだけでなく写真の楽しみ方、見せる喜びなども書いていきたいと思います。

新たなユーザー様、たまたま検索でこのページを見られた方、当ブログと一緒にツーリング写真を盛り上げていきませんか?

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人と違ったユニーク構図に挑戦しよう☆個性的な構図のツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、今回は<初級>ツーリング写真の解説として構図のマンネリを脱するのに簡単なある手法をご紹介いたします。

いつもいつも同じような構図ばかりで撮ってしまい、マンネリを感じていませんか?人とは違うちょっと変わった構図でユニークな印象作品を狙ってみましょう。

しかしユニークな…といっても簡単にアイデアが浮かべば苦労はしません。そこで今回は撮影地で足元に何かないか探してみて、それを前景に構図した「のぞき窓構図」をご紹介します。




まずこちらの作例をご覧ください。毎度、私の大好きな漁港での撮影シーンですがひとまず普通に構図を作って撮った1枚です。漁港はフォトジェな被写体が数多く存在している故に、乱雑になりやすく整理する作業が膨大なのが難点です。この写真もゴチャゴチャしないよう地面のスペースを意図的に作り、手前の船を固定しているロープを画面の角から導線に入れて構成しました。

手前から2隻目と3隻目の船首の間にあるスペースにR1200GSを入れた構図です。一見して無難な構図のようで、実は手間のかかっている構図とも言えそうです。しかしこれでは以前も似たような写真を撮ったことがありますし、そもそも印象的とは呼べません。

そこでのぞき窓構図が作れないか、足元にある色々な漁網や漁具などに注目してみます。何か使えそうなものは無いでしょうか…

この時、私は一番手前の船の船首に巻き取ってあった舫綱に注目してみました。輪になっているのでデザイン要素の円や曲線が使えそうです。ここからのぞき込むようにR1200GSをとらえることはできないでしょうか。試してみましょう…




はい、こんな感じです。巻き取られた舫の輪、曲線を利用して額縁状を構成し、その輪の中からのぞき込むような「のぞき窓構図」の出来上がりです。のぞき窓構図はサスペンス映画やホラーなどの映像の世界ではよく使われ緊張感を誘いますが、写真で使うと緊張感と言うよりはメイン被写体を強調してくれるような印象になります。

近景を作った構図の場合、それが何なのか明確にするか、抽象的に大きくボカしてしまうか撮る時点でしっかり決めて絞り値を選択しましょう。この場合は舫の様子をきちんと伝えるためにEOS6D Mark2にEF35㎜F2ISを装着してF20まで絞り込みました。絞り込めば被写界深度が深くなる、つまりピントの合う範囲が広がる、ご存じですよね?もしボカしたい場合はF5.6とかF2.8といった具合に絞りの数値を小さくしましょう。

それと被写界深度を深くしたい場合、絞り込むとシャッターも遅くなりますのでブレにご注意を。三脚などを使ってカメラをしっかり固定するかISO感度を上げて対応しましょうね。

レタッチですがこういった手法で大事なポイントは被写体の質感をしっかり出すことです。この場合は舫の質感を出すためにLightroomで明瞭度とテクスチャを強めに入れています。




もちろんこういった構図がいい、という意味ではなくマンネリの回避方法の1つとして「たまにはどうでしょう」程度の1つの引き出しと覚えて頂ければ幸いです。前景に使えそうなモノさえ見つけてしまえば、ビギナーの方でも簡単に構図が作れると思います。

次回のツーリングで足元に何か面白い物を見つけたら挑戦してみてくださいね。

今回はこの辺で!!

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華麗なフットワークで構図を作れ☆三分割縛り地獄

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、突然ですがパソコンはどのようなものを使われていますか?恐らく多くの読者の皆さまは撮った写真をPCでレタッチあるいは管理されていると思います。

私のようにデジタルカメラの記録モードをRAWで撮影し、その後LightroomやDPPのようなソフトで調整を施して現像されている方も多いと思います。そんな時にパソコンのスペックはある程度は高性能でないと快適に作業ができないものです。

Lightroom classic の場合はまずOSがWin10の64Bitでないといけません(32Bit版ではインストールもできません)。その上でメモリーは8GB以上、CPUは出来ればCore i3以上のスペック、ストレージはSSDだと最高ですね。それと忘れてはいけないのがモニターの性能です。FHDとうたっていても色領域が低いと高度な現像処理には役不足です。

私はいまThinkPadのE570を愛用しているのですが、Core i 5(7th)のSSD256、メモリー16GBで動作は快適なのですが、16.5インチFHDモニターの色領域が低く、何度か「あれっ」っと思ったことがあったので買い替えを検討中です。




候補はマウスコンピューターのDAIVシリーズにあるクリエイター向けPC DAIV NG5500シリーズ(10万円ちょい)なのですが、このマウスのDAIVノートPCはデスクトップ用のCPUを搭載しモニターはAdobeRGB98%カバーという色領域を持っているのです。通常、このようなモニターはモニターだけ単体で買っても数十万円もするので、マウスのDAIVシリーズは写真好きでRAW現像する人にとって理想的なPCと言えそうです。

さて前置きが長かったですが今回は<初級>ツーリング写真解説としてビギナーの方のための初歩的な内容をいってみたいと思います。

EOS6D mark2 + EF14mmF2.8L F16 1/40 ISO100

とっても簡単な内容でいってみます…。まず「構図」とは写真の世界では良く聞く単語ですよね。被写体や背景のなどの位置関係や大きさ関係でしょうか。どう配置してどう大きさや割合を調整するか。しかし、その調整の具体的な方法は一体なんでしょう??

いきなり答えを言ってしまえばズバリ、足です。撮影者は構図を調整するときに右に左に、近寄っては離れ、高い所に上ってみては地面に寝そべってみたり、とにかく足で動き回って被写体の位置関係や大きさ、あるいはスペースの比率の調整、背景の範囲などを調整します。それと同時に動くことによって被写体が最も魅力的にみえるアングルも探し当てるものです。このようによく動く足は写真家足とでも呼びましょうか。

左右に動けば被写体の位置関係が広くなったり狭くなったり、あるいは重ね合わせてみたり、高い位置から撮れば地面の割合が広くなりますし、逆にローアングルで撮れば空の割合が増えるのです。

しかし、どう動けば構図がどのように変化していくのか感覚で覚えないと構図は作れないのです。えっ?それは簡単ではないかって?




ではこちらの写真をご覧ください。三分割線上に水平線、三分割交点にバイクと灯台を合わせた写真です。この場合、バイクと灯台をもう少し離した構図を作る場合は右に動きますか?それとも左ですか?

一瞬でも「ええっと…」となった人はまだ構図の感覚が怪しいと思います。目の前の三次元の光景が二次元の写真となった場合、そのときの位置関係や大きさをどのようにして変化させるかは案外と練習しないと身に付かないものです。

しかし具体的にどのような手法で訓練すれば、この足で構図を作る感覚が身に着くのでしょうか? …簡単かつ確実な特訓方法があります。上の写真のようにピッタリ三分割構図を守る「三分割構図縛り」です。2つの被写体を見つけてその位置関係を寸分狂わぬ三分割交点に合わせるのです。簡単なようですが最初は意外と難しく感じます。

足を鍛える訓練だと思って身近なものを使ってやってみて下さい。近所の公園とかでも出来ると思います。ある程度やればすぐにコツがつかめるので、そうしたらツーリング先で応用してみましょう。

※念のため付け加えておきますが三分割構図を守りましょうという意味ではないですよ。あくまで構図をつくれる足を鍛えるための練習方法です。




悪い例  動けないと構図も陳腐に陥る

バイク、船、海、港の雰囲気。これだけの要素に対して動くことができなければ構図もこのように陳腐に陥るものです。

構図は写真を見る人へ作者の感じたコト、表現したコトへ導くためのガイドのような役割があります。これは構図に限らずフレーミングやデザインも同じで、当ブログでは度々、このような構図、フレーミング、デザインのことを写真の基礎工事と解説してきました。

正解はありませんし構図が全てな訳ではありません。しかしビギナーの方の通過点として避けて通れないのは写真家の足を手に入れることなのです。

今回はこの辺で。

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北海道ツーリング 道北の撮影スポット 宗谷本線 雄信内駅

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、素敵な写真を撮って日々を充実させていますか?せっかく磨きをかけた写真家の目が鈍らないよう、日常スナップなどでブランクを作らずいつも写真を撮るようにしましょうね。

そう言う私が近頃は日常スナップをちょっと怠け気味なのですが…。最近は撮りまくるのを少し休んで考える時間を設けています。例えば自分の好きな写真と人に見せる写真を使い分けて撮るのは、果たして良い事なのだろうか??とか。

しかしこれはどう考えても自分が好きな写真と一般ウケとは程遠いモノになってしまい両立は難しい…とひとまず結論付けました。




一般ウケなんて言うと言葉が悪いですが、多くの方に見せて喜んでもらえるような作品はツーリング写真に興味をもってもらう間口として大きな役割があると感じます。一方で自分が好きな写真とは旅のシーンで出会った被写体、何気なく視線を送ったリアリズム的なショット、早朝の海岸線とか…言葉だとカッコイイですが写真は結構地味なものでして、最近で言う「映え」や「フォトジェ」といったものとは程遠いものです。

当然、発表しても「いいね」などの反応は薄く、分かる人に分かってもらえればいいかな…程度で自分のバイク旅の記憶世界と関連付ける、自分のための写真のようなものでした。そう言うとただの自己満足のように聞こえるかもしれませんが、それはそれで何処かに共感者がいればいいな…という淡い期待があるのです。

例えばこんな写真がそうです。




一般ウケとは最近の風潮ですと美しい、絶景、珍しい、インパクトがあるなどですが、そんなものとは縁遠い作風なのは疑う余地がありません。しかしツーリングではこういった被写体や風景との出会いを大切に、ライダーの見たモノという意図の作品をもっと撮っていきたいと思うのです。

今回はそんな「映え」もしない撮影スポットをご紹介してみたいと思います。この夏、北海道ツーリングに行かれる方、特にオロロンラインや宗谷岬などの最北エリアに足を運ばれる方にお勧めする撮影スポットでございます。

EOS1Dx + SIGMA150-600mmF5-6.3DG F6.3 1/320 ISO100

JR宗谷本線の雄信内(おのっぷない)駅でございます。

道北エリアを南北につらぬく幹線道路、国道40号線の天塩川の近く、道道256号から302号へ入ります。周辺はお店など無く民家が数件ある程度です。こういった駅舎は北海道のローカル駅に多くありそうに感じますが、実は北海道のローカル駅は客車を利用したものや、そもそも駅舎自体が無かったりして、こういった木造の趣ある駅はあまりないんです。

もちろん無人駅で自販機なども有りません。電車も見たいという方は事前にダイヤをよく確認して行かないと、1日に上下線合わせても6本くらいしかありませんのでご注意を。




道北エリアと言えばオロロンライン、エサヌカ線、宗谷丘陵、名寄のひまわり畑などが撮影スポットとしては定番ですが、その土地の文化を感じ取れる渋い撮影スポットとしていかがでしょうか。

JR宗谷本線 雄信内駅でした!

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一滴の光、影があるから光が引き立つ<中級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、そろそろ本格的な夏のツーリングシーズンの到来ですね。夏のツーリングは水分と塩分補給、それに小まめな休憩で熱中症に注意しましょうね。

走行風を浴びている時はさほど暑さを感じない場合もありますが、強い日差しと発汗により気が付いたら熱中症の症状に…なんてコトもよく聞きます。のどが乾かない、倦怠感、昼になってもお腹がすかない…は黄色信号で手遅れになると眩暈、頭痛、手足のしびれなどで動けなくなり、最悪は運転中に失神なんて危険な状態になりかねません。




さて今回は<中級>ツーリング写真解説として写真における光のお話について、改めて書いてみたいと思います。

EOS6D Mark2

言うまでもなく私たち人間が目でみているものは元は光です。太陽なり電気なり何らかの光源によって明らかにされた景色、物体を眼球から脳へ電気信号として伝えられ、そして認識している訳ですよね。

カメラも基本的は同じで真っ暗な箱になっている部分にレンズを通して外の光を取り入れ、その様子を瞬間としてフィルムや半導体に記録する訳です。

光が無ければ形も色も分からないのです。

このごく当たり前のことを改めて熟考すると、いかに写真にとって光が重要であるかが見えてきます。光の特徴をよく見極めて上手にカメラ内に取り込むことに成功すれば良作へつながる鍵となります。景色や被写体にこだわるのも大事かもしれませんが、それにどのような光が当たりどのような影が存在するのかも同じくらい大事です。

私たち写真を愛する人間にとって喉から手が出るほど欲しい光というのがあります。強さで言うと何dBか分かりませんが、限られたダイナミックレンジの中で「ここだ!」という非常にピンポイントで繊細な光です。そしてそれは大抵は影が多く薄暗い場所でよく見かけるものです。




RICOH GR APS-C

建物の谷間となる裏路地や木々が鬱蒼と茂った林道などで差し込んでくる光の周囲によく出現します。そこに影があるから光が際立つ、あるいは光があるから影が豊かになる。常に両者の意識できる撮影シーンに出会いたいものです。

例えばお天気の良い日中に開けた海岸のような場所でバイクの写真を撮るとします。そのような場所はただ強烈な太陽光がそこに注がれているだけで、前述のような「ひとしずく」と形容したい光は確認できません。

またこういった光は見つけるのも難しいです。人間の目はカメラの評価測光と同じで視界の全体を平均で測光して調整するので、最も明るい部分が眩しいと感じないよう調整されると、その場所の影の様子はよく分からないものです。光と影を見つけて画面内に構成するとは、経験を積んでそういった写真を意識して撮り続けた人がなせる業です。

「なんだかややこしくて良く意味が分からんな」という方は次のツーリングからこのように撮ってみて下さい。風景、被写体をいつも通りに構図を練って1枚撮ります。そして撮った画像をモニターで確認します。その後に光と影になっている部分を見てもう1度構図を練り直してみて下さい。




最も美しい光、もっとも豊かな影、どちらを主役に露出を決めるかはそのシーンに似合う方で良いと思います。場合によっては白トビや黒潰れといった具合にダイナミックレンジの範囲を超えてしまうかもしれません。しかしそうなってしまっても変な写真にならないように光と影の様子をよく感じ取って構成すれば大丈夫です。

光があるから影がある、影があるから光を感じ取れる、絵画と違って(レンブラントやフェルメールは別ですが)写真の場合は光が命。光があるからこそ写真らしいとも言えます。

基本的なようで忘れがちな光のお話でした。

今回はこの辺で!!

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上達したい人☆意識することが何より大事<初級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、今回は久しぶりに<初級>ツーリング解説として、ツーリング写真における具体的な撮影技法などではなく精神論的なアプローチでユル目な解説をいってみたいと思います。

私自身、写真をはじめて15年くらいですが最初の頃は上達できずに悩んだものでした。悩むほど負のスパイラルを呼ぶように納得のいく写真が撮れない日々がありましたが、今になって考えると写真のことで頭がいっぱいになりツーリングを楽しんでいなかったのが原因だったのだと思います。




「今日はいい写真を撮ってやろう」ではなく「素敵なことが起きればいいな」くらいで、あとは受け入れる準備だけしておけばOKなんだと思います。撮ってやろう、見せてやろう、では例えソレっぽい1枚が撮れたとしても、その写真はどこか傲慢で人の心に響く良作には成りえないと感じます。

宗谷丘陵 白い貝殻の道

私がまだ写真をはじめたばかりのビギナーの頃(今でも同じようなものですが)、よく感じていたのは「撮影地で何をしていいか分からない」という状態でした。何となくそこが良いと思ってバイクを停めてみたけど、まず何をしていいのか皆目分かりませんでした。どのレンズを選ぶべきなのか絞りとかはどう設定するのが正しいのか…と。

いま、私が昔の自分にアドバイスするなら次のような事を教えたいです。1.行動する、旅立つ、出会う、発見する 2.感じる、想像する、創造する 3.特徴をとらえる、光と影の様子を見る 4.再び想像する、創造する 5.それを写真にするイメージを頭に描いて 6.選択する (レンズ、露出、構図、フレーミングなど)7.シャッターボタンを押す。というプロセスですぞ!と。

困っている原因は1.被写体や情景と出会う旅のセンスが未熟だから 2.感動できる心の持ち主ではない、感受性が乏しいから 3.目の前の光景から特徴や光の様子を見分ける「目」が養われていないから 4.目には見えないことを想像する能力が乏しいから 5.目の前の空間がその焦点距離で二次元の静止画になるイメージが作れないから 6.やりたい事が決まっても表現手法を身につけていない 7.1~6ができずにシャッターボタンだけ押しているから …ですぞ!と。

春の小湊鉄道




そして特に重要なのは3つ。

その1

幼い子供のように純粋で豊かな感受性

その2

それが写真になったらどうなのか脳内でイメージを描ける力

その3

最初に感動したひとつを表現手法から選択し明確に個性的に表現すること

しかしこれらは頭で分かっても、では明日からうまく出来るかというとそうはいかないものです。豊かな感受性は意識して磨きをかけ子供の頃のような輝きを取り戻すもの、脳内でイメージする力は年単位でやって少しづつ身に着けていく力、表現手法は1つずつ習得していく撮影テクニック、どれも一朝一夕には成就しません。

では今できる練習方法はなんだろう?闇雲に撮っていては埒が明かないですよね…

房総の素掘り隧道

今できることはとにかく意識することです。大して素晴らしい景色ではないかもしれない…しかし「わぁ~素晴らしい景色だ」と自分の心にもっと感動しろと意識すること、被写体の特徴や光の様子など気が付けなくても見えなくても良いから「何とか見えないかな」と意識することです。

美しい、楽しい、懐かしい、寂しげ…といった感情を意識すること。




あとは良く動いて、いろんなレンズを試して、いろんな露出を試して、フレーミングを意識して撮ってみたり、ベストアングルを探るように意識してみたり、バイクではなくヘルメットなどの小物を主役したりと発想の転換を意識してみたり。

とにもかくにも意識すること、試行錯誤することがビギナーである今に出来る唯一のことです。

そして自分はツーリングが好きなこと、写真が好きなことを意識すること。楽しんで受け入れる気持ちがあれば変な写真にはならないはずです。

今回はこの辺で!!!

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