斜光とコントラスト<中級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、素敵な写真を撮ってそれを発表していますか?誰かに見てもらい、嬉しい反応があったとき写真をやっていて良かったと実感するものですよね。それは小さな誉め言葉でも撮影者の心には響くものです。

逆に誰かが撮った写真を見たときに積極的にコメントを入れてみるのも素晴らしいと思います。感想を的確に言葉にする力は自身の写真活動にも役立つと思います。しかしSNSでは写真のジャンル、撮っている対象、撮影者のキャリアなどほんとうに色んな人がいて中にはコメントが難しい写真があるのも確かです。そんな時は無理をしてまでコメントする必要はないと思います。

自分が好きな写真、自分が撮っている写真と通ずるものがあると感じた写真。こういった作品を見かけたら素敵な感想をコメントしてみましょうね。ちなみに私が考える写真を観た時の感想の言葉としてコレが最上の言葉だなと思えるのは次のような言葉です。「この写真をみて救われた気持ちです」「この写真から勇気やエネルギーをもらいました」「この写真をみて明日から自分も頑張ろうと思いました」といった類の言葉です。

素晴らしい写真家はプロでもアマでも心のどこかで誰かの役に立ちたいという願望があると思うのです。その確かな反応がコメントとして返ってくれば、きっと作者は何にも代えがたい喜びを味わってくれると思います。

ただしあくまで最上の誉め言葉ですので、本当にそう感じた素晴らしき作品にだけ、こういったコメントを入れましょうね。あまりこういったコメントは軽々しく使ってしまうと逆に信頼を喪失しかねます…。




さて今回の<中級>ツーリング写真解説では斜光とコントラストと題して光のお話をさらっといってみたいと思います。

おさらいですがコントラストとは写真の世界では主に光の観点で明暗差のことを意味します。強い太陽光によって被写体や情景が照らされていれば光の当たっている明るい部分と影になっている暗い部分で明暗差が大きく発生しコントラストのある写真と言われます。

逆に曇天下などの撮影では影はなくなり被写体や情景の全体に平坦に光がまわります。明暗差は少ないのでコントラスの少ない写真、あるいはフラットな写真などと呼びます。

一般的にコントラストは無いよりある方が良しとされていますが、多くのシーンでこれが必ず当てはまる訳ではありません。

EOS6D Mark2

こちらの作品をご覧ください。画面の右手より夕刻せまる日の光を浴びる斜光のシーンです。やや暖色となる強い光源は右手から当たり、左手方向に影が伸びていく様子ですが構図としても横に流れるような要素が多く存在しているのが印象的です。




この角度から入ることにより背景になっている家の瓦屋根が輝いている事、船とバイクのディティールはハイライトとシャドウによってディティールが明らかになっていることが分かります。

当たり前のことですが旅のワンシーンでは太陽の向きを変えることはできません。その時の光の具合をよく判断して、どのように光を使うのか最良の方法を考えましょう。この時に順光、斜光、逆光といった光の向きの違いにより発生する、それぞれの特徴を理解して使い分けることです。上の作品の場合は斜光によって明らかになる漁船の様子を大切に撮ってみました。

以前も何度か書きましたが写真は光によって明らかにされるものです。どのような光がどのような向きでどのような強さで当たっているか。それにより被写体や情景はどう反応をするのか。反射したり吸収したり透過したり、影は境界が明確なシャドウとして現れるか、あるいは境界があいまいなグラデーションで現れるか。露出設定は影の様子を表現するのか、あえて黒く潰してしまうのか?経験と知識をフル動員させて構成と露出を練り上げてみましょう。

そして出した結論が、その撮影地であなたが最初に感じたことを表現するのにピッタリなやり方かな?と自問しシャッターを押してみる…この辺は私もまだまだ勉強中なのですが、とにかく撮る時点で強いコントラストを感じたら反射しているものや影に注目し、画面全体を光の様子で構成していくのがポイントです。




今の季節は間昼間でも太陽は割と低い位置です。斜光を使った写真が撮りやすい季節とも言えますので、ぜひ次のツーリングで挑戦してくださいね。

今回はこの辺で!

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~本日の毎日100ショットスナップ~

RICOH GR APS-C 東京都江東区

通勤中に撮った1枚です。光と影の様子を強調させるためにモノクロ仕上げです。いつも同じことを書いてしまいますが、毎日たくさんのスナップを撮ることは本当に素晴らしいことです。上達や写真に対する理解を深めるだけでなく、日々の生活の中で幸福を味わえます。

視線誘導と導線効果<中級>ツーリング写真解説

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、当ブログは開設の初期の頃によくデザインの解説をしていましたが、今回は久しぶりにデザインや画面内における観賞者の視線の動きなどについて書いてみたいと思います。

究極のツーリング写真を作って1年、振り返るとバイク写真、ツーリング写真の話題だけでよくこれほど書けるものだな…と自分でも関心しているのですが、1年も続けると写真に対する私自身の考え方もずいぶんと変化するもので、1年前に書いた似たような内容をそのままリライトする訳にもいかないものです。

どういう事かと言いますと1年くらい前の私は今よりずっと「撮り方」「見せ方」にこだわり過ぎていたと感じます。撮り方や見せ方はもちろん重要なのですが、それよりも大切なものは他にもあります。

例えば偶然という事実を瞬間的にとらえること、これは毎日100ショットスナップで習得したことですが、こういったスナップ的な撮り方をツーリング写真で応用したいとか、目では見えない領域を観賞者の想像の域で魅せるとか…。そういった部分って旅で感じた人間の内面的なことであり、写真でいう構図とかデザインとは間接的には関係していますが最重要として関わってはいないと思います。

ややこしい話ですが…




さて今回の<中級>ツーリング写真解説ではそんな「最重要ではないが重要」 であるデザインや視線誘導の解説です。

写真の観賞者とは写真をぱっと見た瞬間に長方形の画面内で視線を上下左右に走らせて目で得た情報を脳に伝達します。それらの信号を元に脳内のハートが何らかの感情として揺さぶられるか?ここが良き写真の核心ではありますが、それ以前に眼球が写真をサーチしている時点で感覚的に心地よく見れてるかどうか?

ここがデザインや比率や視線誘導効果と関わっています。心地よいと書きましたが誤解のないよう書き加えておきますと、必ず心地よくあるべきという意味ではございません。撮り手によってこういった手法をどのような裁量で作品に盛り込むか?がその人の作風や個性と言えると思います。なのでデザイン、比率、視線誘導など全く使わない、というのも大いにアリです。

EOS6D Mark2

行きつけの漁港(?)で面白いものに注目してみました。小型の船を固定するワイヤーを結び付けるための巨大なチェーンが横たわっていました。これに注目して長手方向に続くチェーンを望遠レンズを使い縦構図で切り取ってみました。




構図における導線効果とは例えば建物と背景の境界であったり、ツーリング写真の場合は多くは道による線の要素ですが、これはそのものズバリが導線効果として使えるユニークな被写体です。導線というより「導火線」と呼びたいですが…

前述したように写真の観賞者は写真を最初にパッと見た瞬間、画面内で視線を走らせます。その際に例えばS字曲線を使って視線の動きそのものを楽しませたり、導線により作品の主題に導いたりするのが視線誘導の主な目的です。

効果を最大限に発揮したい場合は上の作品のように導線自体を大胆に画面内に配置してしまうことです。ポイントは導線のスタート地点は画面の角に合わせること。今回は導線が画面外に脱線してしまいそうな絶妙な危うさで緊張を誘ってみました。

そして重要なのは導線の行く先です。必ずメイン被写体、主題に接続させましょう。意図せず導線が発生している写真は導線の先に何も無かったり、そもそも導線の先を何かで隠してしまったような写真になってしまいます。こうした写真は作品の主題とはまったく関係ない方向へ観賞者をナビゲートしてしまうので注意が必要です。

なので「導線効果なんて俺は使わんよ」という人でも知識として知っておいても損はないのですね。

今日も地味な解説を書いたなぁ~ それでは今回はこの辺で!!




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~本日の毎日100ショットスナップ~ 

EOS6D Mark2

解説に使用した写真と同じ場所で撮りました。鎖の印象と猫の表情からモノクロ仕上げが似合うかな?と思いこのような仕上げてみましたよ。

 

カワイイを撮ろう☆旅先の出会いとツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま間もなく平成の年号から新たな年号の発表となりますが、皆さまにとって平成とはどのような時代だったでしょうか?つい先日、コンビニで平成を振り返る週刊誌が置いてあり中身を見たら何だか欲しくなってしまい買ってしまいました。

普段は雑誌なんてほとんど買いませんし、週刊誌なんて全く買ったこともないのですが、その平成30年史を特集した週刊誌にはドキュメンタリー的な写真が数多くあり惹かれるものを感じたのと、記念に家に保管しておくかとの両方の理由で買ってみたのです。

面白かったのは若かりし頃のトシちゃんが助手席にミポリンを乗せてデートする所をパパラッチされているカットなのですが、よく見ると車はポルシェ911のType964でした。そして別のページにはベルマーレ平塚に入団したばかりの中田英寿選手がやはりポルシェを買ったという記事でそれも911のType964でした。他も西城秀樹さんの記事も恐らくType964と思わしき車が写っており、平成初期の芸能人には911は大人気だったのが伺えます。

当時、Type964のカレラ2は青山のセリカ、BMWの3シリーズ(E36 型)は青山のカローラと呼ばれていたそうですが、特にType964はそれまでの930世代と違ってティプトロニクスというセミオートマをラインナップし、マニュアル一辺倒だったポルシェのイメージを変えたモデルでお金持ちから人気を博したようです。

私が乗っていたType964ももしかしたらファーストオーナーは有名人だったかもしれませんね。




さて今回はツーリング写真解説というよりは撮る対象、趣向を変えてみると面白いですよ、という簡単な内容でいってみたいと思います。

EOS6D Mark2

はい、漁港にいたノラ猫です。ノラとは思えないほどシャレた雰囲気の子猫ちゃんでしたが、警戒心も少なくR1200GSに興味を持って近づいてきました。

こういった偶然は突然にやってくるもので「何が起きてもそれを撮るぞ」という心持でないとシャッターチャンスを逃してしまいます。後になって「よく考えたらさっきの撮れば良かったかも」では遅いのです。もちろん運も大事でこの時はたまたま望遠レンズを装着していたのでこの写真を撮ることができました。




写真には人の感情にうったえる様々な要素が求められます。それは美しさ、驚き、洗練されたデザイン、リアル感、寂しさ、郷愁感、オシャレ、崇高さなど様々。そんな中で時に「かわいい」を加えることができれば素敵な写真になるはずです。

偶然…そう偶然を撮らせていただく。この野良猫の写真を撮ったとき、私は全ての写真は偶然を撮らせてもらっているのだな、と感じました。構図だのデザインだの撮り方について論破しても、なんだかんだ実際は偶然の光景を瞬間として切り取っているだけ…そんな基本的なことを旅先で出会った1匹のかわいい猫ちゃんが教えてくれた気がしました。

EOS6D Mark2

この写真は同じ日ですが別の漁港で出会った猫ちゃんです。漁港は漁師さんからのおこぼれを頂戴するため、たくさんの野良猫がいるものです。よく観察すると被写体としても興味深いもので野良猫だけを対象にしている写真家の気持ちがよく分かります。




バイク写真とか鉄道写真とか、自分なりにジャンルを決めて写真を楽しんでいると、特にマンネリ化しやすいと感じます。構図やらカメラの操作やら、撮り方についてはそこそこ理解できたけど、出かけるとつい同じような写真ばかりを撮ってしまう…そんな方は少し視点を変えて、偶然に起こった光景を何でも撮るぞ!という心持でやってみてください。

偶然に【かわいい】をものに出来るかもしれませんよ。

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房総の穴場撮影スポット 千葉県南房総穴場ツーリング

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、関東圏の方は伊豆半島、三浦半島、そして房総半島と海岸線のツーリングを楽しまれていますか?冬の海岸線は路面凍結も少なくウィンターツーリングに定番ですが、冬は間昼間でも太陽が低く、海岸線は太陽光がまぶしいので気を付けて走ってくださいね。




さて今回は久しぶりのお役立ち情報です。私は今年でバイク歴30年を迎え、ずっと地元の房総をツーリングしてきましたが、その目で穴場!といえる絶景スポットをご紹介いたします。究極のツーリング写真の読者の皆さま限定ですので他言無用ですよ!

EOS6D Mark2

長いこと千葉をツーリングしてきましたが、千葉から見る富士山が最も美しい景観はどこだ??と聞かれたらここです!と答えます。

内房のツーリングルート 海岸線の国道127号を南下し安房郡鋸南町に入ると定番のお食事スポットである保田漁港の「ばんや」があります。そこから5kmほど南下して勝山の街を抜けると信号の無い路地を右に入ります。目印は岩井袋野球場の看板と小さな消防署。ほどなく進むと岩井袋という小さな漁村があり、さらに海岸沿いに奥に進むと西ヶ崎と呼ばれる釣りのポイントがあります。




さらに進むとアル〇ディアという人気のないゴーストタウンのような別荘地が高台にあって、上の写真はそこから撮りました。日曜日に行っても誰もいません。

EOS6D Mark2

穴のあいた島は大ボッケと呼ばれる島です。反対側の大六海岸からは大ボッケの穴から望む夕陽を狙うカメラマンもいるようです。

この他にも小ボッケと浮島があり、浮島はヤマトタケルノミコトや景行天皇の伝説があり島内には浮島神社があるそうです。

この辺は浦賀水道のボトルネック付近という事もあり、東京湾を行き交うタンカー、コンテナー船が頻繁に往来し日本の玄関口を思わせる景観となります。この写真を撮った瞬間もタンクの形状がユニークなLNGタンカーが通過するところでした。

撮るときのポイントはあまりスペースが無いので下がって富士山を望遠で引っ張るのが苦しいです。そういった場合は無理に富士山の存在にこだわらず、せっかくの高台です、海の美しい紺碧色を大切に撮ってみましょう。

またポイントを少し変えるだけで大ボッケと富士山の位置関係も変わり、様々なバリエーションで撮ることもできます。しかし明らかな私有地には立ち入らないよう注意してくださいね。




秘密とか言ってインターネットで公開しているじゃん…いいえ、このブログでSEOで強いワードは【バイク写真】【バイクカメラ】などであり、撮影スポットや穴場ツーリングスポットというクエリでは上位に表示されません。したがってリアルタイムに究極のツーリング写真を見ている人だけが知りえる情報です。なので本当に内緒にしてくださいね。というのもチョット訳ありの土地のような雰囲気ですし駐車スペースもあまり無いのです。有名になったら色々と問題が起きそうなので…。

房総からの富士山は冬の季節のよく晴れた日に限定されてしまいますが、まさに今ですので房総にウィンターツーリングされる方はぜひ寄ってみてくださいね。

今回はこの辺で!

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誰も教えてくれない横構図と縦構図の使い分け方<初級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、いかがなオフシーズンを過ごされていますでしょうか。オフシーズンは写真に関わる知識を身につけ春への準備をしておきましょうね。

さて今回は<初級>ツーリング写真解説として、久しぶりに基本的なお話、横構図と縦構図の使い分け方について解説してみたいと思います。カメラは通常のポジションで撮れば横構図なので縦構図では撮ったことがないな~という方もおられるかもしれません。しかしこれはとても勿体ないことなのです。




そもそもカメラはなぜ横構図がデフォルトになっているのでしょうか?普通に構えた状態が縦構図のカメラがあっても良さそうですが、私の知る範囲ではそのようなカメラは無いと思います。現在の長方形フォーマットの画面が誕生した当時、おそらくコダックやライカといったメーカーが、何らかの生産上の都合でこの長方形フォーマットのフィルムをカメラ内に横にして入れたのだと言われます。しかし、この辺は諸説あるので正しい理由は分かりません。

しかし近年になってIphoneなどのスマートフォンでのカメラ機能が急速に写真界に普及し、横構図が基本であるという概念は崩れました。スマホも長方形ですが基本は電話なので使用時は縦ですよね。そのままカメラアプリを起動すれば自ずと縦構図なのです。

ここでチョット考えてみましょう。カメラでもスマホでもデフォルトがどっちであろうと撮影者が90度向きを変えれば横構図にも縦構図にもなるわけです。撮影者が「よしここは90度向きを変えた構図にしよう」と 思うか思わないかの違いであり、思わない人の多くは無意識下にデフォルトの構図に縛られているのです。

・横構図

EOS6D Mark2  撮影している場所の様子を伝える、臨場感を感じさせる横構図

バイクを横から、あるいは定番の比率と言える7:3で撮る場合、そのフォルムは横長です。なのでバイクを主役に撮る場合は多くのケースで横構図が採用されています。人を撮るポートレイト写真の場合、全身でもバストアップでも縦長なので縦構図が多いですね。

横構図は人間の視野範囲が横方向にあるため自然な印象で臨場感を伝えてくれます。これは焦点距離50㎜(35㎜換算)レンズが肉眼に近い画角のため臨場感を与えるのと同じ理由です。

また背景となるその場所の様子や状況の説明を客観的に表現しやすいのも横構図です。

・縦構図

EOS6D Mark2  ハイアングルで奥行を表現 左右にある余計なものを枠外へ排除した

縦構図は上の写真のようにハイアングルで構えると一気に奥行を表現できます。

感情を動かす何かを表現したいときに有効な主観的な構図です。実は前述の横構図の項で人間の視野範囲は横長で…と説明しましたが、視野範囲の中で最もよく見えている部分というのは縦構図に近いのだそうです。

感動的な景色、美人な女性などを見る時など感情を動かす要素をよく見ている状態は縦長の視野なのだそうですよ。不思議ですね、人間の目って。

その他にも高さ方向に魅力的な要素があったり、高さそのものが主題だった場合も縦構図ですね。私の作品はバイク写真として考えれば、かなり多い割合で縦構図がありますが、このように横構図と縦構図を分析してみると今まで以上に縦構図を推しでやっていきたいな!と改めて感じます。




・まとめ

すべての場合に当てはまる訳ではありませんが大まかに言ってしまうと横構図はその場所の状況説明、縦構図は感情表現などと関係する主観的表現と言えそうです。

単純にいってしまえば横長の物を撮るときは横構図、縦長のものを撮るときは縦構図で良いのですが、これらの特徴を知識として習得し実際の撮影シーンで意識できれば横構図、縦構図を上手に使い分けて表現の幅が広がるかもしれません。

ただ難しく考えすぎてしまうと余計に悩むだけなので、ここでオススメの方法があります。

試しに縦も撮っておくか!

はい、これがお勧めです。難しく考えても仕方ありませんので、いつも通り横構図で撮ったら最後に縦構図も試しに撮っておきましょう。帰宅して撮った写真を見直したとき「あっこのシーンは縦構図が正解なんだな」と思えれば、それだけで大収穫だと思います。

最後に付け加えておきますがコンテストに参加されている方は縦構図を嫌う主催者が少数ではありますが存在することを書いておきます。主に企業やお店の主催する写真コンテストですが、これは入選作品の発表時に既にスペースが決まっていて横構図の写真しか並べることのできない展示方法、紙面レイアウトなどがあるからです。ただ応募時に「横構図のみ」とは書かれていないので注意しましょう。

今回はこの辺で!!




横構図ギャラリー

縦構図ギャラリー 

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Lightroomレタッチテクニック☆夕景と地上物の露出調整

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、皆さまは多くの方がバイク好きなライダーかと思いますが車はお好きですか?きっとバイクが好きな方でしたら車も好きだという方も多いかと存じます。

かくいう私もバイクだけでなく車も大好きです。18の頃からの車歴はRX-7(FC3S型)を3台ほど乗り継ぎ、ユーノスロードスター(NA6C型)、メルセデス230GE(W460 型)、911カレラ2(Type964)を経て現在ではファミリーカーのルノーカングーに落ち着いております。

このように車歴の大半はスポーツカーでして過去にサーキットでレース形式の走行会にハマっていたほど、車ではスポーツ走行が大好きでした。もう久しくマニュアル車も運転していないので、やはりいつかはスポーツカーにまた乗りたいなぁと、暇なときに中古車情報サイトを見たりしています。いま欲しいのはケイターハムセブン160(ジムニーのエンジンを積んだ軽自動車規格のスーパーセブン)か、具体的な車種はないですが一度はスバルに乗っておきたいかな…なんて思っています。

そんな中古車サイトを見ていたら、かつての愛車と同じ230GEがあり得ない高値になっているのを発見しました。230GEという呼称のW460型初代ゲレンデヴァーゲンはメルセデスの商用車部門で生産されていた軍用ベースで、現在売られているラグジュアリーなゲレンデとはだいぶイメージの違う車です。

かつての愛車 230GE(W460型)ショートボディ

ボディの鋼板が厚く内装もトラックのように武骨です。確か私がこの車を購入した2003年あたりで130万円くらいでしたが、現在での相場は400~600万円といった感じです。空冷のポルシェ911もR32のGT-Rもそうですが、かつての名車がプレミア化していく時代…これって現在では魅力のあるモノがないからってことでしょうか。

環境問題、安全基準、生産コストなど時代の流れで仕方なくこうなってしまった…現代の車ですが、何かこうハートを刺激するような車種が減ったように感じます。最近は「おおぉコレは良いかも」と思える車(新型ジムニー、S660、BRZのStiスポーツ、ロードスターなど)が少しづつ増えてきましたが、車業界はもう少し盛り上がってほしいですよね。




さて前置きが長かったですが今回はツーリング写真におけるLightroomレタッチテクニックのご紹介です。テクニックというか今回は極めて初歩的な部分的な露出の補正をいってみたいと思います。

またまた過去画像、2012年の北海道ツーリングのRAWを保存していたHDDからサルベージしました。この写真は夕陽の名所であるサロマ湖のキムアネップ岬から撮った1枚です。こういった画面内に太陽がバーンと入る逆光時は地上側は真っ黒になって何も写らないものです。

かといって地上にあるバイクが写るように露出を合わせて撮ると、こんどは肝心な空がオーバーになります。この写真の元データはまさにそれです。

撮影に使用したカメラはキャノンのフルサイズ一眼レフ EOS5D Mark2です。RAWで撮影しているので当初は写っていなかった部分もダイナミックレンジの範囲内としてデータが残っているはずですので、それを起こすようにレタッチしてみましょう。

現像モジュールで段階フィルターを起動します。




本当はもう少し暗く撮りたかった空と湖面の部分を選択します。(選択したマスクをオーバーレイしているので赤くなっています、赤く調整したのではありませんよ)

露光量をマイナス一段、コントラストを+18、明瞭度とかすみの除去も+18としました。

調整前と調整後の比較写真。本当は撮る時点でこのように決めたいのですが強い逆光と地上のバイクは明暗差が大きく、このように撮るのは難しいのですね。この写真は7年前の私ですので「う~ん、うまく露出が合わない…どうしよう」で苦し紛れに撮った写真ですが、今であればダイナミックレンジを意識して別の露出で撮ったかもしれませんね。

それと注意点が1つ。この撮影シーンのように真っ赤に焼けた夕景についてはホワイトバランスを赤へふらないこと。つい、さらに印象的にしようと赤へふってしまいたくなりますが、それはただの破壊行為です。




EOS5D Mark2 + EF70-200mmF2.8L

しかし…キムアネップ岬の夕陽は本当に美しいです。旅人の心をあたためてくれるような赤、それを写す深い色の湖面。写真をレタッチしていたら、またキムアネップ岬に行きたくなってしまいました。

今回はこの辺で!!

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~本日の毎日100ショットスナップ~

EOS6D Mark2 + EF50mmF1.8STM

「自分の欲望が発する自然の投網を打って偶然という獲物を絡めること」 森山大道 スナップ写真の定義

空冷R1200GS 走行距離77777km BMW R1200GSと長距離走行

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、今日はツーリング写真の撮り方解説でもなければお役立ち情報でもございません。たまには日記風に綴ってみたいと思います。

どうって訳ではありませんが私の愛車2008年式 BMW R1200GSですが走行距離のメーターが目出度くも77777kmを踏みました。

2008年の4月に新車購入し11年…。途中2014年あたりでDOHCヘッドのR1200GS-ADVENTUREを増車したので後半は距離の進み具合が失速しましたが、それでもなかなか乗ったなぁと感心しております。




EOS6D Mark2

私のバイク歴をさかのぼると16歳の中型免許取得時は兄から借りたホンダNS50FやCB50Sを半年ほど乗り回し、その後は90年式のVFR400R(NC30)、18歳を過ぎると4輪も足を踏み入れたのでバイクはオフ車に。カワサキのスーパーシェルパ、ヤマハ セロー225、スズキ ジェベル250GPSを経て初めてのBMWは2003年でF650GSダカールを購入。このF650GSダカールではじめてのキャンプツーリングや北海道ツーリングを体験し、ツーリングの魅力に憑りつかれた訳であります。

ダカールから2008年にこのR1200GSに買い替えた頃にバイク用品メーカーに転職し、ツーリング用品やモノ造りを経験しました。メーカーと言っても規模は小さな会社でしたので何でも自分でやらなくてはいけませんでした。製品の立案、アイデアスケッチ、試作、材料手配、生産工場へラインの立ち上げ、パッケージや説明書作り、振動や耐候試験、バイク雑誌向けに提出する資料、車両メーカーから広報車を借りて製品を装着したテスト走行や装着したイメージの写真撮影など。生み出しからクレーム対応までほんと色々やりました。




どれも素晴らしい経験でしたが自分のバイクライフとして影響が大きかったのは色んな種類のバイクを運転したことでした。SS、アメリカン、ロードスポーツ、オフロード、大型ツアラー、スクーター… 車両メーカーが新型をなるべくメディアに露出するため用意している広報車。このバイクを会社からメーカーの物流基地まで圏央道や常磐道などを使って何往復もしたものです。

そして色んなバイクを乗ってみたという経験の上でR1200GSはオートバイとして総合的に優秀なバイクだ、と何度も実感したものです。「優秀な」とはR1200GSを形容するに相応しい単語だなと思います。バイクというのは不思議な趣味の乗り物で「優等生が嫌い」という人がいるように優秀なバイクは鼻につくぜ…という人も少なからずいるはずです。しかしそうではなくツーリングを純粋にスポーツ感覚で楽しめる魅力=ツーリング性能(旅力)が魅力である、と感じる人には理想的なオートバイではないでしょうか。

またインプレ的に書いてしまうと長文になってしまうので割愛しますが、長距離のツーリングに強いのと同じように、長期間オーナーと付き合っていける旅の頼もしい道具だと感じます。

私の場合、カメラも同じですがツーリングの道具として酷使する方なので、本当は憧れているOHV世代やクラシカルなバイクがあるのですが、それを私が使ってはあまりに勿体ないです。ツーリングに使い倒して、まったくヤレることなく涼しい顔していつも通りに走ってくれる、そんな信頼できる旅の相棒が空冷R1200GSなんです。

最近になって思ったのですが、何かと忙しく旅の時間など作れない現代人。限られた時間で旅を体験するにはリエゾン区間を一瞬でワープするようなクルーズ力もR1200GSの大きな魅力だと思います。




もう過走行車なので中古流通に売りに出しても納得のいく値段がつきませんし(個人売買で欲しい人が現れれば別ですが)、これからもメンテして末永く付き合っていきたいです。

次に目指すは10万キロかな。

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~本日の毎日100ショットスナップ~

EOS6D Mark2

スナップではありませんが上のR1200GSの写真を撮った後に、砂浜まで降りて撮った1枚です。葛飾北斎をオマージュして撮ってみました!

 

ツーリング写真<中級>デザイン要素_印象的なシェイプを極める

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、芸術を楽しんでいますか?カメラ初心者の人とは自分がカメラを持って芸術している、という認識を恥ずかしくて持てないものです。もちろん写真をやる以前に元々が彫刻家とか書道家である場合は別ですが。

上達の過程で芸術に対する変なコンプレックスは抜けて行き、あるポイントで芸術家として覚醒するのだと思います。

アマチュア写真家とは自由を与えられている他にも、とても素敵なことがあるんです。それは写真を見ていただける人達への無償精神です。プロと違って報酬をいただく訳ではありませんので、写真は基本的にはプレゼントのようなものです。

良い作品が撮れて、それを観賞者へ送り届ける感覚はまるでサンタクロースになった気分です。嬉しいコメントをいただいた時は、おかえしのプレゼントをもらった感じです。一般にアマチュアっていうとプロの下位みたいな印象があるかもしれません。でもそれは少し違うと思います。




さて、今回は<中級>ツーリング写真の解説としてデザイン要素のレアキャラであるシェイプ、ディティール編です。

大切なことなので繰り返し書きますが、デザインの要素とは線、図形、色、立体感、質感、規則的なパターンです。この他に光と影、スペースの比率などがありますが、今回はシェイプとディティールです。

EOS6D Mark2

こちらの作例をご覧ください。これはシェイプデザインを取り入れたことにより、見る人を一瞬はっとさせる画面になっています。面白いでしょう?

ナイスバディな女性のウエストライン、コカコーラの瓶、ポルシェ911ターボのボディライン、こういった「くびれ」のある繊細な曲線を持った図形要素がここで言う”シェイプ”です。皆さん大好きでしょう?




この作例では漁船の船首部分に存在する曲線を、14mm超広角レンズの歪みも利用してシェイプラインを入れてみました。上部を少し切り落としたので迫りくるような迫力も出たと思います。狙いは印象的な画面であり、デザイン要素で「はっと」させた後に、漁船達の休む港の様子へ想像を誘う作画になっています。

空に爽やかに広がる薄い筋雲も、14mm超広角レンズと相性の良いシチュエーションですね。色の要素としては概ね爽やかな青が主体ですが、船体の下部にある赤も刺し色で効いています。本当は船の上に乗っていた黄色い浮きを船首の下に垂れ下げたい!と思ったのですが、触る訳にはいきませんので、黄色は欲しかったですがガマンです。

画面にシェイプデザインを取り入れたいときは、このように超広角レンズの歪みを利用する作戦は大いにアリです!ここだ、というシーンに出会ったら、ぜひ挑戦してみてくださいね。

今回はレアなシェイプ要素の解説でした!




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↓↓↓撮影地↓↓↓

千葉県安房郡鋸南町 勝山漁港から少し北に行った竜ヶ崎堤防の近くです。漁船、漁具には触れず地元の方々や釣り人にご迷惑、ご心配のないようお願いします。

誰も教えてくれないスーパーテク☆風を写そうぜ!<上級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、2019年も早くも12日も過ぎましたが走り初め、撮り初めは済まされましたか?また初詣はどこにいかれました?まだ初詣に行かれていない方は南房総ツーリングも兼ねて館山市の安房神社がおすすめですよ。

南房総の人気ツーリングルート 房総フラワーラインや野島崎灯台などの近くです。三大金運神社と呼ばれている由緒ある神社でパワースポット好きの方にもお勧めですよ。




さて今回の<上級>ツーリング写真解説では本来は写真では表現できない風、におい、音、振動などといった感覚を、いかにして写真で表現するかという手法の解説でございます。その中でバイクが走る爽快感と関係している「風」の表現方法をいってみたいと思います。

写真とは言うまでもありませんが二次元の静止画です。奥行やスピード感などを表現したいときは構図を駆使して絞りを調整したり、シャッター速度のコントロールで瞬間や時間を表現したりするのは上級者の方々でしたら常套手段ですよね。

では匂い、肌触り、音などを表現したい場合はどうしましょう?例えば映画やアニメなどの映像の世界では間接的に表現できる手法が駆使されています。例えば振動を映像で表現する手法としてよく見かけるのがカップに注がれたコーヒーの表面が波立つ様子です。

振動に共調して注がれたコーヒーの表面が細かく波立つ様子を見れば、振動がどのよう響いているのか見る側に伝わります。タイタニックが氷山に衝突するシーン、栄光のルマンのリメイク作品 ミシェルヴァイヨンではLMPカーがブリッピングしているシーン、最近ではスターウォーズEP8でも大きな馬のような生き物が逃げ回るシーンで使われていました。

このような手法によって映像では伝えることのできない振動の様子を間接的に表現しているのですね。写真の場合は音や動きが表現できる映像よりも、さらに情報量が限られるのでこういった間接的な表現手法は大きな効果を生み出します。




バイクの魅力を表現したいとき「風」を写真にできたら素敵な写真になると思いませんか???

 

EOS5D mark2 + EF24-70mmF2.8L

カメラを胸に固定して走行しながら撮った1枚ですが、スローシャッターの設定により大きく風景が流れています。「これのどこが風なの?」と言われてしまえばソレまでですが、私はこの写真をみた瞬間に風が写っているように感じました。

画面の三分割交点の右上あたりに渦巻くように流れる様子が風を連想させるのだと思います。同じシャッターの設定でも単純にカメラを固定したのでは風景が流れるスピード感のみです。メーター回りがあまりブレていないのを見ると、この辺を中心にするよう回転方向にカメラが動いたのだと推測されます。

バイクを運転しているとき走行風とは違った別の心地よい風を感じたことはありませんか?抽象的な話ですがそういった心に記憶として残っていた風の感触が写真にできているのか?そんな風に思える写真なんです。

実はこの写真「風を写そう」なんて思って狙って撮った写真ではありません。偶然の産物です。何を隠そう撮影時期は2012年の夏で特に何かに期待するでもなく、この頃によくやっていたコクピット風景を撮っていたのです。場所はおそらく夏の北海道ツーリングなのでナイタイ高原牧場だったと思いますが、高原の爽やかな風景をバイクに乗りながら撮りたかっただけなのです。そしてこの写真はその連写の中の1枚で、恐らくコーナリングをはじめる姿勢にカメラがズレてしまった写真。つまり当時の自分としては採用カットにはできない失敗だったのです。




つい先日、古いストレージを整理していたときに2012年の北海道ツーリングのRAWを発見しました。私の記憶では2012年の北海道ツーリングはただの1枚も良い写真が撮れなかったと記憶していました。しかし中身を見てみると、あるわあるわ「いいじゃんコレ」と思える不思議なカットが!その中の1枚がこれなんです。見つけたとき思わず7年前の自分に「えっこれをボツにするの~?センスねぇな!」と言ってやりたい気分でした。

写真とは本当に不思議なもので撮った瞬間に情景は時間が止まって永久保存されます。その時の撮影者の思惑なんて数年や数十年すれば消えてしまい、たとえ同じ撮影者が見返したとしても別の思惑によって歓迎される。こんな素敵なことが起こるから、つくづく撮った写真はその時はイマイチだと思っても大切に保管するべきです!と皆さまにも強くお勧めしたいです。

誰かが今の私にバイクで走る風の気持ちよさを写真にしなさい、と注文したとして「いやぁ困った、こりゃぁ無理難題。風を写真にするなんて…」と悩むところですが何と7年前の私が既に撮っちゃっているんですからね。面白いと思いませんか?

今回はこの辺で!

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~本日の毎日100ショットスナップ~ 

EOS6D Mark2 + EF50mmF1.8STM

つい先日に沖縄に旅行に行った際、古宇利島の港で撮った1枚です。いいちこの広告写真に憧れをいだいて…素朴な写真を目指してみました。

自撮りスーパーテクニック☆7つの美しいポージング

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、良い写真、良いバイクライフを楽しまれていますか?バイクライフと言っても降雪地では今は完全にオフシーズンですよね。それに今年の豪雪は関東でもニュースになっていますが、本当に雪国で暮らしている方々は大変かと思います。

最近はやっていませんが私は15年ほどスノーボードのキャリアがあるのですが、過去にこんな事がありました。今はない新潟の関温泉スキー場に行くときのこと。新品のスタッドレスタイヤを装着した車でも登れない凍結の坂道で立ち往生してしまいました。ピカピカのブラックバーンで人が立っているのも困難なほどで、スタックした車を少し押そうと車の前に出たところ、足を滑らせボンネットにバンっと手をついたら、そのまま無人の車が坂道を滑りながら下りはじめたのです。幸い大事には至りませんでしたが焦りました。

雪国にお住いの皆さまは慣れておられますが、スキーや温泉で関東から豪雪地に出かける方はくれぐれもご注意くださいませ。

さて今回の<中級>ツーリング写真解説ではツーリング写真、バイク写真におけるライダーの自撮りのポージングについて、使える7つのポージングをご紹介してみたいと思います。

1.コントラポスト

EOS1Dx + EF14mmF2.8L

以前も何度かご紹介しましたが基本ポージングとも呼べるコントラポストです。片方の足に体重をかけて体全体がS字曲線を描くようなポーズです。ファッション関係、コマーシャルフォトなどでも良く見かける美しい基本ポージングです。




2.斜めから撮る

真正面、真後ろからのポーズは体全体のラインが太く見えるもので、特にプロテクターの入ったライディングウェアーを着た状態だと太っていない人でもスマートに写らないものです。体系が太めの人は特に意識して斜めから撮るアングルでスマートに見ませしょう。逆にやせ型の人は斜めから撮るのは避けた方が良いとも言えます。

 

ライディングウェアーの関係でどうしてもゴツい感じになってしまう時は、ジャケットは脱いで肩にかけ、体のラインが見えるようにしてみましょう。

3.歩むポーズ

風景の中にバイクだけある写真だと、どうしても動きに欠ける写真になってしまいます。せっかく人物を登場させるのであればじっと棒立ちするのではなく歩む様子で写真に時間を与えてみましょう。歩む方向にメイン被写体をもってくれば導線としての効果も作れます。

4.体育座りで三角を作る

EOS6D Mark2

座った状態でポージングを決めるときにお勧めなのは体育座りなど足を三角にする座り方です。上の写真は小さく写っているので効果ありませんが、写真デザインの図形要素である三角は構図に安定感を与えます。さらに腕を後方の地面につけばリラックスした感じでツーリングの小休止を演出することもできます。




5.視線をメイン被写体へ

EOS1Dx

月、太陽、道の先など作品の主題となる要素へ視線を送ってポーズを決めてみましょう。もし視線だけで伝わりにくいようでしたら上の写真のように指差すとさらに効果的です。このように作品内の人のポーズで観賞者の目を主題に導くことも可能なのです。

6.ヘルメットを脱ぐところ

EOS1Dx + SIGMA150-600mmF5-6.3DG F7.1 1/1600 ISO100

ヘルメットを脱いだ瞬間とはその地に到達した爽快さ、達成感を表現できます。「ふ~」という気持ちいい息遣いまでも写真を観る人に伝えることができるでしょう。コツは頭の向きにあって少々大げさなくらいに上を向いたポーズをとってみてください。

7.乗車姿勢ポージング

EOS1Dx + EF70-200mmF2.8L

オートバイから降りない、乗車状態でのポージングです。片足をステップに乗せたままヘルメットのアゴ紐に手をかけたポージングで自然なシーンを演出しました。この他にもグローブをつけるところ、後方を確認する様子、地図を広げているところなんかも素敵なシーンの演出になると思います。




自撮りの場合も誰かを撮る場合も、慣れていない人にとって人物を撮ることほど難しく感じるものはないと思います。普通に【ライダーの背中】をイメージして撮ったつもりでも何だか猫背でかっこ悪い…そんな経験をされた方も少なくはないと思います。

自撮りの場合もモデルがいる場合も、コツは少々大げさかなと思うくらいに演じ切ることです。自撮りの最大の難しさはカメラマンと役者の両者の役割を果たすことだと感じます。タイマーをセットして自分が画面内に入ったら、撮っていることは完全に忘れてそのシーンの中に完全に溶け込むことです。

照れやポージングの迷いがあると必ず中途半端になってしまい、いかにも素人モデルという絵が出来上がります。最初は難しいので今回ご紹介したようなコントラポストなどは事前に家で姿見を使って練習しておくのがお勧めですよ。

バイク写真、ツーリング写真における美しい7つの自撮りポージングでした!!

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