これ重要☆写真はリアルサイドとハートサイドで感じ取れ

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、最近改めて感じることなのですがツーリングと写真とは極めて親和性の高い両者ではないかと思います。その理由としてまずオートバイという乗り物自体が他の交通手段と比較して機動性が高く、あらゆる撮影地に機敏に移動できることがあります。そしてオートバイに乗って心が旅人モードになることで、感受性が豊かになり情景や被写体に感動しやすい精神状態を作れることも見逃せないポイントです。

たまに旅先で写真を撮っていると他のベテランらしきカメラマンさんに話かけられることがあります。そういった時によく言われるのですが「オートバイはいいね、どこにでも行けるし」といった具合に写真を愛する人からもバイクで移動して写真を撮ることは好評なのです。

ツーリングと写真、極めて親和性の高い両者。しかしその事に気が付いているのは私や究極のツーリング写真の読者の皆さまだけではないでしょうか?これからツーリング写真、流行るのかもしれませんよ。




さて今回は<中級>ツーリング写真解説として究極のツーリング写真流のアプローチでツーリング写真の撮り方を解説してみたいと思います

EOS6D Mark2 + EF35mmF2IS F11 1/125

この作品は去年の5月に行った北海道美瑛で撮った写真です。場所は有名な観光地でもある美瑛の丘エリアの「ケンとメリーの木」です。もう1年も経ってしまいました…時間が経つのは早いものです。

以前に当ブログでは写真はまずは感動することが大切ですよ、という解説をしました。出会った情景や被写体から心動かされたこと、ツーリングで感じた心が写真になっていないと、ただ上手なだけのお手本写真になってしまいます。

感動したことが何なのか?これを明確に表現することで、写真を見た人も同じような感動をしてくれる「共感」が生まれるのです。しかし感動したことを写真にするのは言うほど簡単ではありません。以前にも解説しましたが、分かりやすい手法としては自分が感動したことを言語化することです。

こういった感動したこと、撮影者の心をしっかり写真にするハートサイドが大事なのはお分かりいただけたと思いますが、一方で現実の様子がどうであるかもしっかり見る必要があります。ここではそれをリアルサイドと呼ぶことにしましょう。

上のケンとメリーの木の作品で考えてみましょう。ハートサイドでは朝焼けの丘で見たケンとメリーの木の崇高さに感動したこと。リアルサイドでは木の様子を観察し葉をつけていないポプラは枝が細かく分岐してブラシのようであること。このように感動したこと【ハートサイド】と実際の様子【リアルサイド】の両者をしっかり意識して撮影を開始します。




リアルサイドではとにかく被写体をよく観察して特徴をとらえるのがポイントです。この写真の場合、ただ有名な木だからといって【木】だけ意識して撮れば、全体を枠の中に収めて記録しただけの写真に陥ります。木の枝の様子に特徴を感じたらそれが伝わるように撮るのです。見えなければ撮れないので観察することは大切なのです。

ちなみにケンとメリーの木の現実的な様子を分かりやすく知ることの出来る写真がこれです。季節が違うのでポプラは葉をつけてだいぶ雰囲気が違います。それと日中は観光客に人気のスポットでもあるのでご覧のような状況です。我々バイク乗りは自由なのですから、こういった中で写真を撮らないで済むよう早朝から行動しましょうね。

言うまでもありませんが風景写真の基本として陽の高い日中よりは朝夕の傾いた太陽光の方がいい写真が撮れるという事もお忘れなく。




被写体の特徴をよく見て分析すること、特徴にはあなたがそこで写真を撮ろうと思った理由が隠されています。これがリアルサイド分析。そこから分かったことを受け、どのように感動したか、どのように表現できるか考えてみましょう。これがハートサイド分析です。両者がきちんと決定されたら脳内に在庫している撮り方リストからどれを使って撮るかchoiceしてみましょうね。

リアルサイド分析、ハートサイド分析の両者を意識してぜひ次回の撮影から実践してみてくださいね。

今回はこの辺で!!

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↓↓↓撮影地↓↓↓

陽の高い逆光の使い方<初級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、前回の投稿で写真ビギナー向けに露出について解説してみました。その内容は極めて究極のツーリング写真流であり、なかなか他にないアプローチで解説しているかな?と自負しております。

解説に限らず私の書くものは全てそうなのですが決してシンプルではありません。現代の風潮としてシンプルなことは正義であるとされますよね。simple is best  なんて言葉もあります。例えば上司に企画書を提出すると「この企画書はシンプルだね」と言われれば誉め言葉ですし「ちょっと複雑で情報過多だな」と言われれば修正を要求されたと解釈できます。しかしシンプルなことは本当にいい事なのでしょうか?

シンプルな解説や情報などは聞くその人のためにカスタマイズされた例えるなら100ページに簡略化された広辞苑ではないでしょうか?広辞苑は本来は3000ページ以上はあるものですが読む側の「手っ取り早く納得したい」というわがままな要求に合わせたたった100ページの広辞苑。100ページ読んで何もかもを知った気分になれるかもしれませんが、果たしてそれで広辞苑と呼べるでしょうか?




そしてそのシンプル化された情報を大勢の人がネットで見て、皆同じように100の情報だけを持った集団が出来上がります。シンプル化される以前のオリジナルの3000を知識として持っている人が少ないため多様性が失われると思います。

どの教本やWEBサイトも絞りやシャッター速度について分かりやすくシンプルに解説しています。すぐに理解できるので一見して素晴らしいのですが、たった数分読んだだけで明日から撮影現場で応用できるのでしょうか?そんな疑問をいつも持っているので私はシンプルな説明というのをやっておりません。(シンプルに文章にできないだけですが…)

EOS6 mark2

さて、前置きが長かったですが…今回は<初級>ツーリング写真解説として風景写真の基本的なことを書いてみたいと思います。よく写真は光が大事だ、と聞きますよね。光がなぜ大事なのか?その理由をビギナー向けに優しく複雑に解説したいと思います。

上の写真はこの春に撮影した小湊鉄道のツーリング写真です。桜の個性が強烈で電車を脇役に構成する妙案も無かったので電車無しで撮りました。この桜は幹にツタがからまり左右に枝を伸ばした様子がとにかく立派です。強大な生命観をも感じます。

撮影時間は午前9~10時くらいで太陽は真上に近い逆光となるシーンです。恐らく7時くらいにこの場所にくれば強烈な逆光となり桜の存在をまた違った雰囲気で撮影できたと思います。それより早い時間だと背景の山の陰になってしまい、まだ桜には太陽光が当たらないと思います。




陽が高い逆光で撮ることで被写体は各所に輝きが入り、全体にキラキラ感が加わります。R1200GSにもシート、タンク、フェンダーなどの上面にハイライトが入っているのがお分かり頂けると思います。

この比較画像をご覧ください。2枚は同じ日、同じ場所で撮りましたが時間だけが違います。左は午後3時ごろで太陽を背にした順光、右は最初の写真と同じですが午前9時ころに逆光で撮っています。同じ日、同じ場所でも全く印象の違う写真であるとお分かりいただけると思います。

風景は順光で撮ることで色彩が鮮やかに、そして全容を正確に写します。左の順光の写真は桜のピンクや背景の山の緑がきちんと写っています。しかし鮮やかにきちんと撮れたから順光がいいのか?というとそれは違います。順光で被写体にまんべんなく光が当たったことで一見良かったようですが、それは終わりかけの残念な桜であることと背景の山は特別美しくもないという知らなくて良かった事実が明かされたのです。

桜のピンクに執着せず光を受けて輝いている様子を演出に使った方がよっぽど素敵な写真が仕上がります。写らなかった遠景の山は黒バックとして機能しますし残っている花だけが輝くのですから見ようによっては満開のようにも見えます。




これは場所は同じですが別の日に撮りました。8時くらいだと思います。

被写体や風景はどんな光がどのように当たっているかで写り方が変化することを覚えておきましょう。「キレイに鮮やかに撮らねば」「空は青空として写さないと」と、どこかで仕入れた限定的な知識に縛られてはいけません。順光がいい、逆光はダメではなく太陽光の向きが変わることで被写体や情景の印象は変わりますよ…と覚えてくださいね。

今回はこの辺で!!

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実はビギナーに優しい望遠レンズの使い方<初級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、写真を見て感動したことありますか?写真をはじめたばかりのビギナーの方は、特に意識して他の人が撮った写真もよく見てみましょう。いろんな写真を見ることで【写真の見方】が分かってきますし、自分はこういうのが好きだ!という好みも見えてきます。

そして感動すること、感動できる豊かな感受性に磨きをかけていきましょうね。パブロピカソは幼い子供こそ最強の芸術家だ、と言ったそうですが人間は大人になるにつれて常識に囲われ、感受性も鈍感化するものです。写真をライフワークとしてやっていくぞ!と決意されたのであれば常識を疑い、子供の頃のような豊かな感受性を取り戻しましょう。

EOS6D Mark2 + EF70-200F2.8L IS




さて今回は<初級>ツーリング写真解説として多くのビギナーが困っている構図について書いてみたいと思います。いつもツーリングで良いと思った場所で写真を撮るけど、なんか平凡で同じような写真ばかりを撮ってしまう…。こんなお悩みはありませんか?

そんなお悩みを解決する一つの方法を考えてみました。題して「感動した1つを望遠レンズで切り取ろう」作戦です。

ビギナーの方が撮ってしまう平凡な写真とは様々な要因がありますが代表的なものとして余計なものがゴチャゴチャ写っている写真です。そしてもう1つは撮り始める前に「何となくここが良いと思ったから」というだけで感動しないで撮っていることです。

上の作例は菜の花の咲く小湊鉄道の風景ですが、この風景を目の当たりにして傾いた太陽光を受けて柔らかく輝く風景(菜の花が咲き乱れる風景)に郷愁感を覚えました。このように何となくではなく何がどう良かったか?はっきりさせるのが最初です。

この撮影場所は画面の外は立派なアパート、その住人の乗用車、幼稚園などがありました。こういった場合で広角レンズを選んでしまうと余計なものが画面内に入ってしまい、本来良いと思った主題がボケてしまうものです。

画面に入れたくない余計なものの代表選手は電線、地面にあるゴミ、ガードレール、派手な色彩の看板や標識、魅力的な物でもメインと相性の悪い色やデザイン…まだまだありますが思いつくだけでコレだけあります。上級者であればこれらを重ね合わせて隠したりボケ具合で調整したりと術を知っていますがビギナーでは難しいですね。

電線やゴミは写さない方がいいのはビギナーの方でも分かっていると思いますが「感動した1つを望遠レンズで切り取ろう作戦」では伝えたい主題以外は全て入れないという事でいってみましょう。




EOS6 mark2

夕陽に染まる港が旅のハイライトとしてカッコいいと思ったらそう撮ればいいのです。近くにあった船やカモメは上手に脇役として調整できないのであれば入れない方がいいです。望遠レンズは遠くの物を引き寄せる効果だけでなく、写せる範囲を狭くできるので余計なモノを入れない、大切な一つをはっきり写すのに都合がいいのですね。

望遠レンズをツーリング写真として使う注意点はまずは撮影スペースの確認です。後ろに下がれる十分な広さがないとバイクを写すツーリング写真として無理が生じます。次に望遠になるほど手ブレの影響が顕著に出ますのでシャッターボタンを半押しした時の露出結果を注視しましょう。例えば焦点距離200mmの望遠を使用している時、シャッター速度1/125とか1/80とか表示したら少し用心した方がいいです。三脚を使うかISO感度を上げるかで対処しましょう。




また撮った後に細部を拡大して微細なブレが出ていないかのチェックもお忘れなく。手ブレだけでなくピントの甘さなども同様ですが、ビギナーのうちはチェックも甘いので意識して撮った画像の確認をしましょうね。

いかがでしたか?ビギナーのための「感動した1つを望遠レンズで切り取ろう作戦」。余計なものを画面外に排除してシンプルな構造にしてしまえば主題が明確な作品の出来あがりです。ベテランは被写体や要素が複数ある複雑なシーンでも最終的に写真を単純化する術を持っているもので、そういったノウハウがあれば24mmや35mmでもシンプルでいい写真が撮れると考えます。

望遠レンズの本来の使い方と少し外れていますが、即効性のあるやり方なのでぜひ試してくださいね。

今回はこの辺で!!

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バイク写真、ツーリング写真での自撮りについて

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、ツーリング先で写真を撮るときに自撮りはされますか?自撮りはSNSが普及したここ数年で浸透した単語ですが、それ以前からある写真業界での正しい言い方はセルフポートレートとなるのでしょうか?

セルフポートレートと自撮りは少し意味が違うのかもしれませんが、自身の顔や全身の様子を撮ることを一般的には「自撮り」と呼びますよね。自撮りについては様々な意見があるようで恥ずかしい、意識高い系みたい、ナルシスト?といった否定的なものも見受けられます。一方で自分という人間が好きである、自信に満ちているという意味での自撮りはポジティブなとらえ方ですね。

個人的には「自分の今」を記録に残すという意味で良いと思います。人に見せる写真でなくても何年、何十年と後で見返した時に、それは自分にとって特別な写真になるでしょう。




私が最初に就職した会社でこんな事がありました。午後になって睡魔に襲われ研究室の隅っこでこっそりウトウトしていました。その様子を同期が写真を撮ったのです。その時は少々ムッとしましたが今でもその写真は大切に持っています。なかなか職場での自分の姿って写真に残さないですよね。ましてや知らずに撮られたスナップなんて。この頃、尊敬する先輩が「俺の経験上、眠い時は寝るしかないんだ」と言っていたので素直にそれを信じていたのを今でも記憶しています。それから四半世紀が過ぎた今。その写真を見るとあの研究室にいた20代の自分を見て、まるでタイムスリップしたような気分になれます。

EOS6 mark2 + EF35mmF2IS

さて今回はツーリング写真、バイク写真における自撮りについて書いてみたいと思います。ツーリング写真、バイク写真でライダー(自分)が登場する写真を自撮りと呼んでいますが、他に適切な表現がないので当ブログではとりあえず「自撮り」と呼んでおります。

本当はお友達やパートナーが一緒であれば苦労ないのですが、私も含めて多くの方がソロツーリングでツーリング写真を楽しまれていると思います。一人でやるには自撮りしかないですからね。

上の写真は春の房総半島をイメージしたローカル鉄道とのツーリングシーンです。露出をつめて菜の花の存在を強く意識してみました。結果、昼なのに夜のような雰囲気ですが何となく宮沢賢治の世界のような写真になったかな?と思っております。

R1200GSの後方に立ったライダー(私)は列車を見上げているポージング。これによってローカル鉄道とバイクを関連付けています。そうです、ライダーの存在とはオートバイと風景(被写体)を関連付ける重要な役割があるのです。

私がこのようにライダーを登場させる写真を撮るようになったのは10年くらい前だったでしょうか…。当時、ツーリング先で風景主体でバイクの写真を撮った時にライダーが写っていないと不自然だな、感じたのが最初でした。

バイクをアップにした愛車写真であればライダーの姿が写っていなくとも、それほど変ではありませんが風景主体のツーリング写真でバイクだけがあると、何だかバイクがそこに置き去りにされてオブジェになっているように見えたのです。




そもそもオートバイのデザインは車と違ってライダーが存在してはじめて美しいのかもしれません。W650やR100RSなどに乗っている人はMaxFritzのジャケットを、ハーレーのローライダーに乗っている人はスタッズの入ったレザーライダースを…といった具合に車体に合わせてファッションも気にしますよね。

綺麗な場所に素敵なイスがあったとします。場所の様子も含めて写真にすると何かモノ足りません。座るはずの人間が不在なのです。しかしイスに人が座った様子を写真にするとイスが本来の役割を果たしている様子が写真になります。一方で家具メーカーやお店がカタログ的に撮るようにイスをアップにして写すと人がいなくても不自然ではありません。これと似ていると思います。

RICOH GR

先ほどバイク主体の愛車写真であればライダーは写っていなくても良い…と書きましたが、愛車写真でもこのようにライダーが登場すれば、バイクとオーナーの関係性が表現され、それは一つのStoryとして表現できるものです。この方がカッコいいと思いませんか?

荒唐無稽な発想ですが次のように考えることも出来ます。バイクは常にライダーを求めているのでは?という事です。止まっているバイクは2本のタイヤと細いスタンドで自立して見るからに不安定です。この不安定な様子は常にライダーの存在を待っている生き物のようにも思えてきます。

そうなるとバイクの写真をツーリング写真として撮るのであればライダーの存在は必須ではないでしょうか?カタログ的にバイクのデザインや特徴を説明する写真ではないのですからね。




しかしいつも必ず自撮りができる訳ではありません。自撮りができない代表的な要因は見つけたベストアングルが三脚のアイレベルよりハイポジションである、他者の邪魔になるなどで三脚が置けない、たくさんの人が見ていて恥ずかしい(気にしなければOKですが)などです。

EOS30D + EF28-70mmF2.8L

ご参考までにこんなやり方もあります。この写真はライダーが写っていませんが何となくライダーの存在を感じる写真だと思いませんか?理由は2つあります。一つ目は画角です。この写真は28㎜で撮りましたがEOS30DはAPS-C機ですので35㎜で換算しておよそ43㎜という画角になります。少々広角ですが標準と言って良い画角です。

50㎜前後の標準の画角で撮ると風景の様子が自然なので「視線の写真」になるのです。視線の写真であることでF650GSダカールが停めてある場所からカメラ位置までライダーが歩いてパチリと撮ったのだな、と容易に連想できるのですね。二つ目の理由はデザインです。F650GSダカールの位置からカメラ位置までの間にブロック壁が導線として機能しました。これにより見た人は「あのバイクのライダーが撮ったのだな」と分かりやすくなります。自撮りが第三者の視線であるのに対してこちらはライダー本人の視線という事です。

私はやらないのでご紹介できる作例がありませんが、SNSで言う本当の自撮りをツーリングでやっても素敵だと思います。人間の顔が主題となるツーリング写真です。楽しい、気持ちいい、シリアス顔でもドヤ顔でもOKですが表情で伝えるツーリング写真ですね。

 ~ツーリング写真における自撮り まとめ~

・風景主体のツーリング写真ならライダーの存在は必須

・バイク主体でもライダーが少し写っていればカッコいい

・ライダーが写せない場合は標準の画角で視線ショットに

ところで冒頭の話で「経験上、眠い時は寝るしかない…」とありましたが経験談とは人を騙す時があるので気を付けましょう。眠い時は裸足になって足裏の汗を乾かすとスッキリしますよ。

バイク写真、ツーリング写真における自撮りのお話でした。

今回はこの辺で!!

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広角レンズで撮る夕陽のシーン☆繊細なホワイトバランス

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、夕陽のツーリング写真はお好きでしょうか?ツーリング先で夕陽の写真を撮るとなると、日帰りツーリングであれば帰路は日没後となりますよね。

泊りであれば宿ならチェックインして食事の時間、キャンプであればお風呂や買い出しなど忙しい時間です。すなわち夕陽のシーンで撮るぞ!となるとこれらを犠牲にして写真を優先して行動する訳ですよね。

自宅のすぐ近くに夕陽スポットがあれば最高ですけど、それだと味気ないですよね。やっぱり旅感を表現するのであれば旅先で撮る「本物の旅のワンシーン」として仕上げたいですね。そう、本物の夕景のツーリング写真を撮るのであれば並々ならぬ熱意が必要なのです…。




今から15年くらい前、私が写真をはじめたばかりの頃に最初に覚えた撮り方が夕陽の撮り方でした。その時、FUJIのファインピクスS602という初期のデジタルカメラを使っていたのですが、夕陽は-1/3か-2/3ほど露出補正してホワイトバランスは曇りか日陰を使う…という撮り方を本か何かで覚えて、その通りに撮っていたと記憶します。

S602は風景写真の仕上げはなかな美しさの勘所を押さえていて、今になって当時の写真を見返してみると「悪くないなぁ~」とうなってしまいます。何というかこうフィルム時代から見慣れた正統派な夕陽が撮れるんですよね。

EOS6 mark2 + SIGMA12-24F4.5-5.6DG

そんなS602で昔、自分が撮っていたような夕陽の写真をまた撮れないだろうか。そんな風に思って何日か前に撮ってみた写真がこれです。今の時代で見れば夕陽の風景写真として地味かもしれませんが、きっと多くの方に安心、郷愁感、哀愁、懐かしさなどを感じさせる写真ではないでしょうか。




写真の流行を否定する訳ではありませんが、デジタルカメラの進化とともに写真は美しさとインパクトを求めて変貌してきました。SNSやネット上に存在する写真グループでは日々多くの写真が投稿されていますが、どれも「見たこともない!」という美しさ、「日本じゃないみたい!」というインパクトに溢れているものです。

上の写真はそんな写真の流行と全く逆行するような地味な表現です。まるでフィルム写真末期(1990年代)といった感じですが、現代の華やかなデジタル風景写真に見飽きてしまった人にはむしろ新鮮に見えるかもしれませんね。

何をしたか?というとホワイトバランスです。現代のデジタル写真は何K(ケルビン)でも自由にホワイトバランスが調整できるものですが、フィルムの時代はこれができませんでした。しかし調整できないからと言ってイメージ通りの写真が撮れないのか?というとそんな訳ではなく、フィルムで撮る夕景の色温度も美しいものでした。そんな不便なようで美しいフィルム時代の夕景写真の再現なのですね。




私は性格がそもそも天邪鬼で流行は追わず、誰かの真似もあまりしません。だから「自分の場合はこう!」という自由が与えられた写真は本当に自分の性格に合った趣味だなと思います。

いまこの写真をSNSで発表しても驚く人はいませんし「いいね」もつかないです。しかし私はこれが好きなんです。たまにはいいじゃないですか。それに「私も好きですよ!」という変わった人が現れると素直に嬉しいですし、この写真撮って良かったなと思えます。

今回はこの辺で!!

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常識を飛躍した表現に…<上級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、コロナウイルスショックで大変な状況ですが如何お過ごしでしょうか?こういった状況になると平凡な日常が実は有難いことだったのだ…と改めて実感するものですね。

普通に会社に行ける事、普通にお店や映画館に行ける事、イベントや芸術鑑賞を出来る事…そんな「普通」を早く取り戻して、そして健康に生きることに感謝できる日がくるといいですね。そのために私たち一人ひとりが出来ることを確実にしていきましょう。




さて今回は私の独り言風にツーリング写真に関わる少々マニアックなお話を書いてみようかと思います。確か今年のはじめくらいにドキュメンタリータッチなツーリング写真とRoadTrip Photoのバイク版を今年の課題にすると書きました。ツーリングのRealを伝える写真は今まで意識したことも無かったので楽しい試みでしたが、いざやってみると課題にするような感じではなく、何というかこう…簡単だったのですね。感じたものへ視線向けた、それにレンズを向けてシャッターを切るだけですから。

そこでちょっとハードルを上げて常識の枠を飛躍したアートと呼べるツーリング写真にも挑戦してみることにしました。

EOS6 mark2

以前から芸術、アートを意識していなかった訳ではないのですが、なにしろ勉強不足で芸術とはなんぞや?というアカデミックなことになると全くダメでした。今も芸術について勉強している訳ではないのですが、以前よりも芸術を好きになり身近に感じるようになったのは確かです。




そこで先日、桜の咲く千葉県富津市の佐久間ダムでこんな写真を撮ってみました。日陰の多い鬱蒼した小径でしたが山間の隙間から強い太陽光が差し込み、ちょうど桜の花の部分とバイクを停めて良さそうな場所に強い日差しが差し込んでいました。

日の当たっている場所にR1200GSを停めて撮影を開始したのですが、当初のイメージが曖昧だったため、撮影は難儀しました。どちらかを立てれば一方が犠牲になり最終的に納得のいく着地点が見つからないパターンです。特に前景になっている緑や茶色が桜の存在を曇らせていました。

この時、どうも自分はいつもこんな事に苦しんいる…なにか腑に落ちない。仮にこの作業で納得のいくアングルを発見しても果たして自分が憧れている写真になりえるのだろうか?そんな疑問がふつふつ沸いてきました。

「そうだ、こんな普通の撮り方なんてもう〇〇食らえだ!」と半ばヤケになり、開き直りとは恐ろしいもので突拍子もないアイデアを思いつきました。それが上の写真です。何をしたかと言うと緑と茶色を抜いたのです。モノクロ写真に桜のピンクとR1200GSのブルーがあるのみ。後でLightroomでそうしようと思いシャッターを切りました。

もちろんこの写真が成功であったか?は微妙です。ただ非常識なことをしたのは事実です。私たち現代人、特に職業として芸術とは直接関係ないサラリーマンや公務員はどうも集団と同調するよう教育されているようです。その上で常識の範疇内で物事をすすめるのを良しとする傾向があります。

みんなと同じように常識的にやる…

無意識下に常識を飛躍するような発想を持ち合わせていない人間になっているのかもしれません。日常生活やお仕事をする上ではこれでも良いのかもしれませんが、自由を与えられたアマチュアの写真家が常識に縛られていて良いことがあるでしょうか?




既に誰かがやった撮り方、いい写真とはこんなんだ、一般に画一化された上手い写真…そんなものは貴方の個性でブチ壊してやりましょう。失敗に終わっても損害は何もありませんし、ましてや誰にも怒られたりしません。

私はこの4月からこういった常識を飛躍したアートツーリング写真に挑戦してみたいと思います。楽しそうでしょう?

今回はこの辺で!

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バイク走行風景写真☆カッコいい走行写真の撮り方

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、突然ですがバイクってなんで楽しいんでしょうね?冬は寒いし夏は暑い、雨が降れば濡れるし汚れる、万一事故にあえば大けがや命の危険も…。そんなこと分かっているのにバイクに乗り続ける理由、バイクが好きな理由って何でしょう?

まだ免許をとったばかりのビギナーさんであれば「風を感じる」とか「気持ちがいい」といった具合に何かしらの言葉で説明できるかもしれませんが、ベテランになるほどバイクに乗り続ける理由を言葉で説明するのは難しいと思います。

観光バスやレンタカーなどで行く景色と一人でバイクでツーリングした景色とでは、同じ場所でも違った景色のように感じます。バイクツーリングの方がより景色の美しさや旅先での感動が心に入ってきますよね。バイクって本当に不思議な乗り物です。




スキーで斜面を滑降したり子供がブランコで遊んだり、身体が露出した状態で空間を駆け抜ければ爽快感を感じるものです。バイクやスキーに興味の無い人でも天気の良い日に緩やかな下り坂を自転車で駆け抜ければ気持ちいいと感じるはずです。そう人間は本能的に体が空間を駆け抜けることに爽快感を覚えるようになっているのですね。

そう考えるとBMWのキャッチフレーズである「駆け抜けるよろこび」はなかなか良くできたキャッチですよね。

さて今回は<中級>ツーリング写真解説として、そんなバイクで空間を駆け抜ける爽快感を表現した写真の撮り方、走行写真の撮り方を解説してみたいと思います。

EOS6 mark2

こういった走行シーンを撮影したい場合、できればお友達と一緒に出掛けて撮ってもらうのがベターですね。写真に自身の無い人でもこちらで三脚を用意して構図を固定し、あとは連写モードでシャッターを押すだけ!という状態にすればお願いできるはずです。

しかし私を含めて多くの方はソロで行動されている方が多いと思います。独りぼっちで自分の走行シーンを撮るのはどうしたら良いのか?必要なアイテムは三脚とタイマーの2つです。




インターバルタイマーが内蔵されたリモートコントローラー

セルフタイマーではとても間に合いませんので、ここで言うタイマーとはプログラムを作れるインターバルタイマーを指します。インターバルタイマーは何秒毎に何枚のシャッターを切るか任意に設定できるタイマー機能です。写真はキャノン純正のTC-80N3ですが互換品で同様の機能のものが安く売られています。

私が愛用しているEOS6 mark2もそうですが、最近のカメラはもともとインターバルタイマーが内蔵されているものもあります。

自分が走っているシーンを撮影する場合の主な手順は撮影場所を決める(道がS字や起伏を描く場所、安全にカメラを設置できる場所、背景が美しい場所など)、その前後でUターンしやすい場所を確認する、構図を決めてカメラを三脚にセットする。ここまで出来たらインターバルタイマーを1秒毎、枚数は無限大に設定します。

後は他の車の往来などに気を付けて何往復か走ってくればOKです。ポイントはライディングフォームで通常よりも意識して上半身を前傾姿勢で走りましょう。

それともう1つ大事なポイント…ちんたら走らないこと。ゆっくり走った方が撮れ高が増えるのでゆっくり走りたくなりますが、それがダサい走行写真を生む原因になります。上の写真をご覧ください。左がちんたら、右はしっかり走ってみました。どちらがカッコいいか一目瞭然だと思います。

オートバイとは不思議なものでカッコよく走らせている時が美しいのです。ライダーがバイクの上に乗っかっているだけを写真に撮っても「なんか違う」感が出てしまうのですね。それは単純にバンク角だけでなくサスペンションの沈み具合やライダーから出るオーラなどでも違ってきます。




以前に解説しましたがどんな被写体でも「らしく撮る」という話をしましたが、この走行写真の場合ではバイクがバイクらしく走っている様子を撮ると考えれば、やっぱり動感を感じる一枚に仕上げたいですよね。もしどうしても難しい場合は流し撮りなどで動感を出すことができますが、そればかりは独りぼっちでは難しいですね。

自分ではなく見知らぬ他のライダーが登場をするのを待って、その方を流し撮りで撮るというのはアリですが。後に作品として発表する可能性がある場合は承諾が必要になってくるかもしれません。街中のスナップと違って聞けば間違いなくOKをもらえると思いますけどね。

バイク走行シーンの自撮り方法でした!

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ピント位置と露出で魅せる複合上級テクニック

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、せっかくの良い季節ですが容易に外出できない有事となってしまいましたね…。ここ数日、究極のツーリング写真ではPV数がすごく伸びておりまして、きっと多くの方が外出できずにご自宅でインターネットをされているのだと推測されます。

こういう時は街中でスナップ写真や人の多い場所で桜の撮影とか難しいので、知識をつけるために究極のツーリング写真の過去記事をご覧ください・・・ちょっと無理があるかな?




さて今回はピント位置と露出で魅せる複合テクニックと題して上級ツーリング写真の解説をいってみたいと思います。

EOS6D mark2 + SIGMA150-600mmF5-6.3DG C

まずは完成作品からご覧ください。南房総の海岸線で撮った一枚ですがこの時、良いお天気と反して海は荒れていました。岩場に砕ける波の様子にすぐに私のセンサーが反応しました。

この砕ける波のダイナミックな表情を望遠レンズで引っ張って撮ろう。すぐにそう思いついてEOS6D mark2にSIGMA150-600㎜F5-6.3DGを装着して撮影に挑みました。

まずリアルサイド分析ですが撮影現場は太陽光が眩しいくらいに注いで十分に明るいこと、岩に砕ける波の様子が様々な表情があること、波の飛沫はかなり白いこと、遠景に船が行き交っていること、後方からの順光によりR1200GSアドベンチャーの各部にハイライトが入り輝くこと…などが確認できます。

充分に明るいということは早いシャッター速度をかせげる状況です。そして望遠レンズを使うには十分なスペースも確保されています。ここは岩に砕ける波を主題に撮るのですから大胆に絞りを解放に設定しピント位置を波にしてみました。

いちおう書いておきますがこのようなシーンでは迷わず高速連写モードを使用します。この撮影シーンだけで軽く200カットはシャッターを切りました。たくさんのバリエーションの中から自分の気に入った波の様子の1枚を後でselectする作戦です。




最終的に仕上げまで行ったカットは25枚でした。その中で上の写真のように葛飾北斎の神奈川沖浪裏を彷彿するような波のものもありました。これを採用カットにするかかなり悩みましたが、採用カットに選んだ写真の方が飛沫が鶴の化身のようで印象的だな、と思い最終的にselectを終えました。

上級者であれば魅せ方は1つと限らず2つ3つと複数の手法を複合的に駆使して表現してみましょう。今回の作品では先ほどご紹介した絞り開放により深度で魅せる方法、たくさんの連写から1枚を選ぶこと、そしてもう1つくらい何かないでしょうか??そう露出です。

リアルサイド分析で波の飛沫は真っ白である…と確認しましたが、この白さが白トビしてディティールが失われないようこの部分に露出を優先します。結果、他の部分が少し暗くなってしまいますが、そうなっても変な写真にならないように構図を組み立てます。飛沫に露出を合わせたことで高速シャッターが捉えた飛沫の一粒一粒まで精密に表現することができました。




いかがでしたか?私もまだまだ勉強中ですが一枚の作品の中にいくつもの表現手法を組み合わせた写真。そうすることで写真の構造を暗号化して見る側に巧妙さを容易には感じさせないという効果もあります。

ちょっとマニアック過ぎたかな…

今回はこの辺で!!

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記憶色のツーリング風景

EOS6D mark2 + SHIGMA12-24mmF4.5-5.6DG

ツーリング写真とはバイク旅の記憶風景であるべきだと思う。

バイクツーリングという「旅」をテーマにした写真であるからには

記憶に残る風景、記憶色に染まった風景を写真にしたい。

いや、あえて荒唐無稽な言い方をするとツーリング写真は時間を逆に流すこと。

現実には旅で見た風景は記憶に刻まれ、後にその記憶の中の風景を回想する。

「あの時、海に沈んだ夕陽が格別に美しかったな…」




時が経つにつれて記憶風景は曖昧になり、そして美化される。

その時にイメージに描く記憶色の絶景こそが真のツーリング写真。

つまり時間を逆に流すとは何年も後に回想するであろう旅の記憶風景を

いま作り上げること。

記憶になるであろう風景を記録するのだ。

むずかしいのは現実の風景とのギャップだ。

写真機は現実を写す機械だから原則として偽りが許されない。

しかし見たままのRealが必ずしも記憶風景になる訳ではないのだ。

20年も30年も前に見たツーリングの風景は写真にしていないけど

記憶の中で儚く輝いている。




そんな記憶風景を事前にイメージして持てる力を発揮して撮るんだけど

これが言うほど簡単ではない。

でもそうやって撮りたい。

記憶になるであろう風景を記録するのだ。

宗谷丘陵 




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カメラポジションとカメラアングル<初級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、今日で3月も終わりですね。2020年も1/4が経過してしまいました。この記事を書いている時点では2020年東京オリンピックの開催延期、そして新型コロナウイルスの世界的パンデミックに株価の暴落…もう今年はどうなっちゃうんだろうか?という不安の影が拭えない新たな年度のスタートとなりそうです。

さて今回はたまには一般的なカメラ基礎知識のようなものを書いてみようかと思います。バイク写真、ツーリング写真では何かと出番の多いローアングル。でもローアングルの本当の意味ってご存知でしたか?

え~、これがローアングル。カメラが空を見上げるように上に向いたアングルです。別の言い方でアオリとも呼ばれます。

そしてこれがハイアングルです。先ほどとは逆にカメラが地面を向くようなアングルです。俯瞰と呼ぶ場合もあります。




そうです、ローアングルやハイアングルというのはカメラの高さではなく向きの話なんですね。

じゃあ高さは?というとカメラポジションといいます。このように低くセットした状態がローポジションです。

これがハイポジションまたはアイレベル。三脚を選ぶときによく聞く言葉がアイレベルですが目線の高さということですね。

なのでこれはローポジションでローアングルですね。このように地面スレスレに置いた使い方の時、通常の三脚よりもミニ三脚が活躍します。写真はマンフロットのミニ三脚 PIXI EVOです。




以前も何度か同じような解説を書きましたが海岸の夕景などでよく見かける写真がこれです。空や海面に露出を狙うとバイクや地面はほぼ黒になります。そこでアイレベルや中途半端なローアングル、ローポジションで撮れば境界線がバイクを貫通して写真のようになります。これでは撮った本人やバイクに詳しい人でない限り、それがバイクであるという事が分かりにくいです。

先ほどの状態からカメラポジションを極限まで低くしてローアングルで撮った写真がこれです。潰れていた車体の下半分が明らかになりました。この写真のように画面全体に対してバイクを小さく写す場合は特にそれがバイクである事が明確に伝わるよう常に意識しましょう。




つい最近の投稿に書きましたが写真には撮影者の説明範囲と観賞者の想像範囲の二者があります。時にベテランは観賞者の想像や思考の取り分として意図的に説明範囲を控え目にする手法をとりますが、ツーリング写真の場合は「あれはオートバイです」という事実を最低限の説明範囲としましょう。

あなたの撮った作品がどんな傑作になるのかも分かりません。今日撮ったツーリング写真が何かのきっかけで明るみに出て、世界中の芸術家の権威やVIPに発表することになった!という時に肝心の被写体がバイクなのか自転車なのか分からなかったら困るではありませんか。

今回はこの辺で!!

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