ツーリング写真っていつもこんな感じで撮っていますが…

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、間もなく春のシーズンインですが準備は万全でしょうか?!

つい先日、ある方から究極のツーリング写真で写真の撮り方や様々なノウハウを無償公開しちゃっているけど本当に良いの?と聞かれました。確かに多くの場合は良く知られたHOWTOを除いて、自分独自のノウハウなどは秘密にするのが通常かもしれません。

究極のツーリング写真を立ち上げた当初、みんなでツーリング写真を盛り上げていこう~!という目的で「ツーリング先でどう写真を撮っていいか分からない」といった方々を対象に初歩的な内容を書いていました。しかしうっかり<上級>ツーリング写真というカテゴリーを作ってしまったが為に、いつの日からか個人的なノウハウといえるものを惜しみなく公開するようになりました…。




以前にある偉い方から勉強させていただいたのですが幸福とは人と分かち合うもので独占してはいけない。自分だけの幸せを守るのではなく誰かに分かち与えることが重要である。と少々宗教じみていますが、言ってみればそんな格言に影響されて「写真を撮れるようになるのは幸福なこと、その方法を秘密にはせず誰かに分けてあげたい」そんな風に考えるようになりました。

最近ではSNSで究極のツーリング写真の読者様の作品(といっても素晴らしい作品ばかりで私より上手い人ばっかり!)を見ると幸せな気持ちになり「やはり自分のしている事は良い事だなぁ」と感じるものです。

さて、また前置きが長かったですが今回は作例をもとにツーリング写真を撮る現場において、撮影全体の流れを簡単に説明してみたいと思います。いつものツーリング写真解説とは少し違ったアプローチでいってみたいと思います。

たとえば海に行ったとき、海岸でバイクを停めて気分は最高。そこでポケットのコンデジを持ち出して愛車をパチリと1枚撮ったとします。そう、こんな感じで。これはバイクの写真と風景全体の割合を考えた末の比率でSNSなどで一番よく見かけるパターンです。バイクが主役なのか風景が主役なのかハッキリせず、平凡に陥りやすい撮り方と言えます。

 

ではぐっとバイクに寄ってバイクを主役になるよう撮ってみました。構図上ではバイクが主役、海岸の風景はあくまで背景です。防波堤に書かれた絵の感じやコンクリーの質感も悪くはありませんね。




次に先ほどとは対照的に引いて風景主体で撮ってみました。これによって広がり感のある写真になりましたが、この撮り方は空や海などに魅力的な特徴があるときにやる方法です。この場合は果たしてこれで良いと言えるでしょうか…

さあ、困りました。そもそもこういった場合は最初に風景に感動して写真を撮ろうと思ったのではなく、休憩がてら気分転換に写真でも撮るか、とカメラを構えたために魅力的な何かを未だ見つけてもいないのです。

以前に写真撮影の言語化という解説をしたことがあります。例えば夕方の湖で写真を撮る場合に、その情景や被写体の何が良いと思って写真を撮るのか言語化してみましょう、というお話です。「夕方の湖がキレイ」では撮影を開始するにあたり具体性が出ないので「風にさんざめく湖面に夕陽が輝いて美しい」といった具合に素敵な言葉で特徴を言語化できるようになりましょう、というお話でした。これが出来れば美しくさんざめく湖面を撮るよう画面構成すれば良いのですね。

上の海岸の写真はこういった写真を撮りたいと思った「きっかけ」が空っぽなので撮るものが無い(またはまだ見つけていない)場所でシャッターを切ってしまい、なんか違うなぁ~と悩んでいるのです。




しかし不思議なことにこんな事も起こりえます。駐車場にいたサーファーが準備を終えて砂浜を歩いて海に向かっていきました。突然の出来事でしたがすぐにカメラを向けてシャッターを切りました。

いわゆるアイキャッチ効果による「小さな主人公」を作った構図ですが、これだけで海岸のワンシーンに小さなストーリーを付加することに成功しました。

こんな事は珍しいことではなくしょっちゅうあります。目を三角にして絶景やフォトジェニックな被写体探しをするよりも、目の前にある光景に自然と起きる出来事などを組み合わせて、当初は想定もしていなかった1枚を手に入れるのです。

もちろん運なんですけど、心持ち、気分などでラッキーなことは普通にやってくるものです。いつも誰かに自分の幸福を分けてあげたいな…そんな風に考えている人には写真の神様もラッキーや奇跡をもってきてくれるのかもしれませんね。

今回はこの辺で!!

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コレ秘密!<直感とひらめき>異なる脳の部位を使い分けて撮ろう

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、今回は<上級>ツーリング写真の解説として写真家脳の作り方を解説してみようかと思います。

以前に良い写真作品を生み出せるようになるには1.写真家の目 2.写真家の足 3.写真家の脳 を手に入れよう~…というお話をしました。今回は3の写真家の脳として少し面白い話をしてみたいと思います。

こんな経験はおありではありませんか?

ツーリングで撮ってきた写真を帰って見直しているとき。「雨でぬれた電線に夕陽が当たって綺麗な導線ができたな」「空一面に広がるウロコ雲の中に渦をまくような図形が存在している」「シャッターを切った瞬間、偶然に通りかかった軽トラックが入ったが良い演出になった」などなど。

これらは撮影時にはまったく気が付いていない、意識していないコトでしたが帰宅して写真を見返すことにより気が付きました。そして「きっと自分はコレが気に入ったからこう撮ったのかも」と作品の意図や理由をチャッカリ後付けすること。ありますよね??

私なんかしょっちゅうです。これって何故なんでしょう?なぜ撮影するときに気が付くことができなかったのに、それをあたかも狙ったように上手に切り抜いたのでしょうか?偶然でしょうか?

…いいえ違います。それはあなたの直感が優れているからです。

直感で撮った写真は無意識なので「あの時にそのように撮った」という記憶は当然ありません。直感の反意語で直観(発音が同じで紛らわしい)というのがありますが、これは構図だの露出だの被写体や景色の様子を観ながら熟考の末に出す決断なので当然ですが意識下にあります。

直観(思考とひらめき)は脳の大脳皮質の活動であり思考、推理、運動の指令など意識下にあるものです。対して直感の方は大脳基底核の活動で突然の危険を回避する動きなどを司り、無意識に行うものです。スポーツ選手がファインプレーをする瞬間やバイクを運転していて間一髪で危険を回避した時などがコレに当たります。

この写真はもう究極のツーリング写真では何度もアップしている作例ですが、このような写真は構図、フレーミング、デザイン要素、比率などの撮り方を撮影者の知識の知りえる限りに発揮し、撮影現場で練りに練って組み立てた写真です。私はこの時、何枚かの試し撮りした写真をみて「何かもの足りないな」と悩み考えました。その考えた結果、東京湾を往来しているLNGタンカーのユニークな形状が目に入り「そうだコレだ!」とひらめいたのです。つまり直感ではなく直観(思考とひらめき)で撮った写真です。




対してこの写真は直感で撮った写真と言えます。緻密に組み立てた構図や計算された比率、巧みな誘導線なども存在しない自然な撮り方と言えるかもしれません。実際、この写真を撮ったとき私は何も考えず情景にレンズを向けて普通にシャッターを切りました。唯一、何かをしたかと言えば防波堤ブロックの上に乗ってハイアングルで撮ったくらいです。それ以外はなにもしていません。

しかしとても不思議なことに、だいぶ以前に撮った写真であるにも関わらず今でもこの1枚は私のお気に入りです。構図やらデザインやらを全く意識せず直感で撮ったこの写真の何がそんなに良いのでしょうか?

皆さまはブーバ・キキ効果をご存じでしょか?以下の2つの図形をみて、一方はブーバでもう一方はキキです。どちらの図形がブーバ、キキであるか言い当てることはできますか?

左側の鋭角な図形がキキで右側のアメーバーのような図形がブーバだ、とお答えになった方が多いと思います。これを最初に研究した心理学者のヴォルフガング・ケーラーによると98%の人が同じように答えるそうです。これは年齢、性別、母国語に関係なく同じなのだそうです。

鋭角な方がキキでアメーバーみたいな方がブーバであることを、論理的に説明することはできないですよね。これは人間が直感に従って出した答えであり思考した結果ではないと言えます。




直感と直観の話は将棋の世界ではよく出てくるそうでして、かの羽生名人は直感の9割は正しいと言っています。またイスラエルの大学の研究チームによると人は直感で判断を下すとき論理的な思考プロセスを無視する傾向にある、そして直感によって下した判断はやはり9割は正しいという研究成果を出しているそうです。

人を好きになるのに1秒かからないという一目惚れもこの直感による決断と言えそうです。

つまり人は本能的に勘が鋭いわけですね。

 

この写真は三分割構図であり道路の線が奥行を作る導線効果もあります。青い空と牧草地の茶色は色相環で補色関係にありデザイン要素としても悪くありません。しかし私はこの写真のシャッターを切ったとき、こういった事は一切に考えませんでした。情景に感動し大脳皮質の活動が鈍っていたので直感に従順に無心にシャッターを切っただけです。

ではなぜ初心者の方が陥りやすい二分断構図や主題が不明瞭な写真にならなかったのでしょうか?

それは経験と知識が直感を司る大脳基底核に大量にインプットされているからです。自慢することではありませんが、私は十数年の写真キャリアの中で恐らく100万ショット近くの失敗写真を撮りました。その中で自分なりに成功したと言える写真や印象に残った写真や写真に関わる様々なことが大脳基底核に入っているのです。

よく聞く言葉ですが写真とは瞬間です。シャッターを切ったとき目の前の情景や被写体が瞬間として二次元の像になるのが写真です。そしてカメラを操作する行為も構図やら露出やらは瞬間的に選択しているものです。ありとあらゆることが瞬間ずくめである写真は、やはり直観ではなく直感に従うべきだと、私は個人的にそう思います。

究極のツーリング写真やHowto本などで学んだこと、それらはどんどんフィールドで実践して脳内の大脳皮質に記憶するのではなく、大脳基底核にマッスルメモリーしてやりましょう。そうすれば考えなくても瞬間的にあらゆる撮り方を無意識下で実現し、意識は被写体や情景に向き合うことに集中できるのです。




誤解のないよう最後に付け加えておきますが、撮影地で考える必要はないという意味ではありません。あくまで経験豊富な上級者の方に限定して下手に考えるよりは直感的に撮って意識は被写体や情景に感動することに集中してみましょう。というお話でございます。

はじめたばかりの初心者の方が直感だけで撮っても大脳基底核には写真に関わる事が記憶されていないので陳腐な写真を生んでしまうだけです。天才は別ですけどね。

ストリートスナップはそもそも考えている時間的な余裕がないので直感で撮るしかない

なかなか人は直感に従って物事を決断することができないものです。Aさんは高学歴で一流企業に勤めるエリート、年収も世間の平均よりずっと多い、一方でBさんは名もない小説家であるが気持ちの中ではBさんに強く惹かれる。さあ、どちらの人と結婚しよう?あるいはA社は成長企業の大手で給料や福利も良い会社、一方でB社は横ばいの中小企業で経営は安定しないが仕事内容は学生の頃から憧れだったクリエイティブ系、どちらの会社に就職しようか?

こういった選択は多くの人の人生で何度もあると思いますが、つい人間は安定を好んでしまい無難に見える方(既に他人が実績を残した方)を選択してしまい勝ちです。気持ちの中では選ぶべき道は分かっているんだけど…それを選んで正しいのか確証が持てない。直感に従順になる勇気がもてない…

直感が9割正しい答えに導くと分かっていれば死ぬ間際になって「あの時にBさんと結婚するべきだった」「あの時にB社になぜ就職しなかったのだろう」と後悔することは無いはずです。しかしその時は直感に従う勇気を持てなかったので仕方がありません。

しかし!写真を撮るときくらいは、せめて写真を撮るときくらいは無難や安定を選ばず直感に従順にやってみましょう。大丈夫です、上級者のあなたなら豊富な経験と知識で築かれた優れた直感を持っているのです。かならず傑作に導いてくれるはずです。

初級者、中級者の方はとにかく沢山の写真を撮って経験を積み、それらの技術、知識を脳内の大脳基底核に筋トレするような感覚でブチ込んでください。

思考や意識は被写体に感動すること、新しいユニークを想像する時に使いましょう。あとは無心にシャッターを切るだけですよ!

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焦点距離感覚☆上達ドリル バイク写真での焦点距離選び

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、3月22日からモーターサイクルショーの開催ですね。私はバイク業界から離れて久しいので、すっかりトレンドが分からなくなっていますが、今年はどんなニューモデルやコンセプトマシンが話題をさらうのでしょうか。

個人的にはライダーへ新たなバイクライフを提案できるものを期待したいですね。かつてBMWがR1200GSを世に出したとき、アドベンチャーというカテゴリーの確立とともに比類ないツーリング性能で多くのライダーの行動範囲を広げました。そしてその走行性能からツーリングをスポーツ感覚で楽しめるコトを新たなムーブメントとしたと記憶しています。2004年頃だったでしょうか。

懐かしいバイクのリバイバルも良いですが、そればかりだと少し寂しいですね。それに次の世代に関心をもってもらうには発想の転換も必要かもしれません。今の若者は意欲がないとか色々と言われていますが、そんな事は絶対にないと思います。やはり若者はドキドキワクワク、刺激を求めていると思うのですが。




さて今回の<初級>ツーリング写真解説では焦点距離のお話をいってみたいと思います。おさらいですが焦点距離とは簡単に言ってしまえばレンズを回して望遠にしたりワイドにしたりするアレのことです。

正しくは焦点距離を調整できるレンズのことをズームレンズ。本来カメラは焦点距離は固定されていて、変えたいときはレンズを別の物に替えるしかありませんでした。肉眼に近い距離感覚を標準域、ワイドにそして奥行を出すのが広角レンズ、遠くの物を大きくよせる、範囲を狭めるのが望遠レンズな訳です。

「知ってる知ってる!初心者だからって何も知らない訳じゃないよ」

はい、そこのあなた。次の写真が焦点距離が何ミリで撮られたものか当てることはできますか??使用カメラはEOS6D Mark2なので35㎜換算で答えよ(笑)

EOS6D mark2

はい、どうでしょう?案外と難しいですよね?R1200GSアドベンチャーとのカメラディスタンスは15~20mくらいでしょうか。カメラディスタンスとは簡単に言ってしまえば被写体からカメラまでの距離のことです。前景に咲くハマダイコン、遠景の海などをよく見て下さい。

もし分からない、という場合はこれが広角なのか標準なのか望遠なのか?この3つのどれかはお分かりでしょうか?

それも分からない、という場合はいくら考えても分からないです。なぜならこれは感覚として身に着けるものなのです。知識ではないのですね。




目の前の風景が例えば85㎜の焦点距離で撮るとどのように写真になるのか?これが頭の中にすぐに浮かばないと各焦点距離を使い分けて表現することができません。ファインダーを覗きながらズームリングをグルグルと回し、被写体の大きさを調整するだけの人になってしまうのです。

上の写真の正解は35㎜です。35㎜といえば広角レンズの中でも最も標準よりなので、標準なのか広角なのか凄く悩んだよ…という方はイイ線いってます!

感覚を身に着けるには練習量が必要です。ただしこのように既に撮られた写真を見て、その焦点距離が何ミリかを言い当てるのも良い練習になります。

では究極のツーリング写真流 焦点距離上達ドリルをやってみましょう。全て35㎜換算として答えてください。

問い1

問い2

問い3




問い4

問い5

どうでしょう??難しいですよね。局所的に見るのではなく空間の圧縮具合、広がり感を見るのがコツです。この5問の場合、最初の例題のようにカメラディスタンスが何mであったかというヒントがありません。ぱっと見て詰まった感じなら望遠、広がっていれば広角、自然な感じなら標準ということで判断するしかありません。

問題の正解は~本日の毎日100ショットスナップ~の最後に記載しますね。合っていたか答え合わせしましょう。

先ほども書きましたが焦点距離の感覚は反復練習で記憶されていきます。とにかくたくさん撮って覚えるしかありません。焦点距離の感覚を意識しないでズームレンズをグルグル…をやってしまえば、どの焦点距離でシャッターを切ったのか自覚がなく、永遠に感覚が身につきません。

ズームレンズぐるぐる癖は足も動きませんし良いことなしです。ズームでの微調整とは立っている場所に余裕がなくなり、それ以上下がれない、寄れない場所、あるいは尖った岩の頂点に立っている時などに、苦肉の策で最終的に使うものです。

ぜひたくさん練習して広角、標準、望遠レンズの使い分けができるようにして下さいね。今回はこの辺で!!

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~本日の毎日100ショットスナップ~

RICOH GR APS-C

ところでRICOH GRは間もなくGR3が発売ですね。APS-CモデルのGRの泣き所であったポケットに入れるには少し大きいボディが小さくなっていますね。これは有難い進化ですが良く見ると親指AFできるAFボタンなどが省略され、液晶のタッチAFに変わってしまったようです。RICOHさん…これでは片手で操作できないっす。

問題の解答

問い1:165㎜ 問い2:28㎜ 問い3:14㎜ 問い4:200㎜ 問い5:50㎜

玄人テクニック☆臨場感と「撮り方」を感じさせない写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、皆さまは写真のことについて書籍や写真教室などで勉強をされていますか?

私は写真教室や学校のようなところへ通った経験はありませんが、参考になる写真家さんの書籍ならいくつか読んでおります。こういった学ぶことって大切だと思います。写真や撮影機材に関わる知識を得ることは絶対に自身の写真活動に役立ちますし私は素晴らしいことだと思います。




理屈、うんちくと揶揄する人も多いかと思います。特に当ブログのように写真解説などを見ると一定数の人は不快を覚えると思います。有名な先生が書いていれば受け入れますが無名の人が書いていれば尚のこと不快に感じると思います。

理屈、うんちくなど無く「感じたままに撮る」これこそ写真だ!という考え方も大いにアリだと思います。しかしなぜ「感じたまま」が良いのかを自分の中で理解しておく必要はあると思います。

何の考えも持たず感じたままにシャッターを切って良作を生み出す人は天才だと思います。しかし「なぜそうなんだろう」という理由を追及する探求心はあっても悪くはないと思います。センスだけで撮れる人が理論派になった時が最強なのではないでしょうか。

さて今回は<中級>ツーリング写真解説として見る側に巧みな撮り方を駆使したな、と感じさせない自然な表現について書いてみたいと思います。

EOS6D Mark2 + SIGMA50mmF1.4ART

やり方は簡単なようで難しいです。構図、フレーミング、デザイン、あるいは露出で魅せる、画角で魅せるといった手法、撮り方はそれをしないと陳腐な写真に陥るから使っている訳で、使わないで良い写真にするとは並大抵ではないのです。




上の作例はまったく【撮り方】を使わなかった写真ではありませんが、私がよくやる超広角レンズや望遠レンズは使わず、標準の画角で撮った写真という意味で作例に使ってみました。

そもそも構図やデザインや露出といった【撮り方】とは何のためにあるのでしょうか?デザインは写真をパッと見た瞬間の心地よさ、写真への入り口を綺麗に整えておくもの。構図や比率や導線などは作品の主題へ観賞者を導くもの。露出やアングルは主題が最も魅力的になるよう作者の意図で裁量されるもの。これらは全て重要なモノ、コトを「どう魅せるか」に関わっている訳です。いわゆる演出ですね。

しかし【撮り方】を駆使せずとも観賞者を作品の意図へ導くのも不可能ではないのです。むしろ巧みに撮り方を使わない方が「自分もこんな感じで撮れるかも」という親近感や見る人がその場所に本当にいるような臨場感があり、受け入れやすいとも言えます。

EOS6D Mark2 + SIGMA50mmF1.4ART

こちらの作品も標準域である50㎜レンズを使用しました。主題となっている廃屋も中心に置いただけで特に変哲もありません。露出は実際の明るさより若干アンダーですが、それも特別な魅せ方とは言えないです。




しかし敢えて普通に撮ったという事が逆に主題や意図を強調してくれる場合もあるのです。比率や導線効果や色のデザインなどは見た瞬間に心地よさを感じるかもしれませんが、それらは時として作品の重要部分を曇らせてしまうのかもしれません。

岡本太郎さんは芸術とは心地よくあってはならない。と何かの書籍に書かれていましたが、その作品の核心をダイレクトにしたいのであればバランスや構図は無い方がむしろ良いのだ、という意味だと私は解釈しています。

もちろんこれらは難しい話でして、私も今後はこういった写真にも挑戦していきたいな…と思っていたところです。決して構図やデザインや露出で魅せる【撮り方】はもうやめましょう、という意味ではございません。

ただ「感じたままに撮るんだ」という完全ナチュラル派はそろそろ気が付く時がきています。【何もしない】も実は演出であることに。

今回はこの辺で!!

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~本日の毎日100ショットスナップ~

RICOH GR APS-C

そもそもスナップ写真はあれこれ考えずに瞬間的に撮る訳ですから、あまり撮り方を駆使することはできません。しかし何もしていないのに何かが写った!これがスナップの面白さでもあります。みなさんもスマホでもできますのでやってみてくださいね。

朝焼けのグラデーションで最高のツーリング写真を実現しよう

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、いつも当ブログを見ていただき本当にありがとうございます。

ここ最近、新たな読者様から大変嬉しいコメントなどをいただきブログを運営するエネルギーを頂いております。こうして少しづつツーリング写真という文化を盛り上げていき、社会的に新たなムーブメントとして開花する日を夢見て努力したいと思います。

ところで最近思ったのですが良い写真を撮る人ってきっと優しい人なんだろうなと思いました。まず写真とは誰かに見てもらいたい、この気持ちが第一ですよね。もちろん良い写真が撮れれば自分自身も満足する訳ですが、それだけで完結しては本当のただの自己満足です。

誰かに見ていただくには喜んでもらいたい。美しいもの、感動、驚き、写真に込められたメッセージや物語、あるいはもの寂しさ、悲しさ、時には恐怖など感情をゆさぶる写真。何らかのカタチで写真にして喜んでもらいたいですね。そのためには自分が気に入った景色や物をただシャッターを切って撮っただけではダメです。どうしたら喜んでもらえるかな?という観賞者への優しい思いが良き作品を生み出すのだと思います。




被写体の魅力を解明し言語化できる術も、大切な人をいたわる優しさに関連すると思います。細かなことに気が付く目、気持ちを伝えたり誉めてあげるときの言葉。きっと素晴らしい写真を撮る人は、こんなことも上手にできる優しい人だと思います。

自分も写真道に磨きをかけて、そんな優しさのある人間を目指していきたいです。

さて、毎度のことながら前置きが長かったですが今回の<中級>ツーリング写真解説は繊細なグラデーションを狙って最高の傑作を狙おう~というお話です。

EOS1Dx + SIGMA150-600mmF5-6.3DG

こちらの作品をご覧ください。海岸で日の出を待つ早朝の撮影シーンです。水平線付近は間もなくいずる太陽の熱で赤く焼け、空の高き部分は青です。暖色と寒色という反する両者でコントラストと言えます。この赤から青へ変わりゆくグラデーションを大切に焦点距離150㎜で撮った1枚です。




バイクは小さく配置しシルエットとなるのでローアングルで撮っています。今更ですが何故ローアングルかと言うと、砂浜と海の境界になる線がバイクへ貫通線(つまり串刺し構図)とならないようローアングルなのです。

最重要な空へ露出を合わせるのですから砂浜は露出が合わず、ほぼ黒くツブれますので、これは割合を最小限に留めます。このようにすると画面の底辺側に黒の安定土台を入れる効果も得られます。

デザインの要素であるグラデーション。単色の濃淡ではなくこのように異なる色へのグラデーションはとてもインパクトがあります。

狙えるのは主に日の出の直前、もしくは夕刻の日没前後の空です。ファインダーをのぞいて、いつもなら焼けている部分のみ注目しますが、青とのグラデーションを意識して画面構成をしてみてください。きっと素晴らしい作品が生まれると思いますよ。

それではまた!




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~本日の毎日100ショットスナップ~

RICOH GR APS-C

仕事中に社用車で移動中に撮った1枚です。オリンピック関連施設の建築ラッシュがすすむ地域。私の仕事はオリンピックと直接関係していませんが、周囲はが数年で激変していく様子を毎日眺めております。

 

 

高い目的意識が写真活動をけん引する

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、以前に当ブログで使っているCMSサービスwordpressではユーザーの年齢層や性別などの解析ができない…と書いてしまいましたが解析に利用しているgoogle analyticsで解析できました!

むかし利用していたYahoo!ブログでは読者層の中心は40~50代で大半は男性でした。しかし究極のツーリング写真 touring-photography.com のユーザー層は何と25~34歳の層が最も多く次いで18~24歳と全く私の想像と違い若い方の読者が多いことが判明いたしました。しかもさらに驚いたのは男性が中心と思っていたのに男性54.15%女性45.85%といい感じに二分されているではありませんか!

想像以上に女性や若者の読者様に見て頂いているなんて本当に嬉しい限りです。前回書いてしまったような中二モンスターの話なんて書いている場合ではありませんね。気を引き締めて新たな心意気で記事を書いていきます!




さて今回は前回が露出の段の解説というあまりに堅苦しい内容でしたので、解説はお休みして個人的な写真論を独り言風にいってみたいと思います。

2006年9月 北海道襟裳町 黄金道路

改めて書いてみますが私、立澤重良の写真活動は「ツーリングのワンシーンを切り取る」をテーマにしております。

いつかオートバイの旅の世界を1枚の写真にしてみたいのです。上の写真はずいぶん前に撮ったものですが、その憧れの1枚にかなり近い何かが写っている気がするのです。

例えば美しく感動的、見たことも無いような絶景、これらは良い写真として重要なことかもしれません。しかしこれだけではなく作者が伝えたいメッセージのようなものが写っていれば、単なる良作を超えて人を救える写真になるのではないでしょうか。

私が写真にこめたいメッセージとは現代人に理想的な旅の手段はオートバイですよ。ということです。

私の作品をみた誰かが「あっこんな風にバイクで一人旅、いいかもね」「私もバイクの免許とってみようかしら」と思っていただければ何にも代えがたい幸せです。




現代人にとって理想的な旅の手段はオートバイ…もちろん全ての人にお勧めする訳ではありませんが…。例えば徒歩、自転車、ローカル電車、ヒッチハイクなどでも内容の濃い一人旅は体験できます。しかしそれらをイキナリ始めるには時間的にも体力的にも厳しいものがあります。

「歩いて北海道を旅してくるから3週間休みます」とは会社には言えないですよね?

バイクならGWやお盆休みに少しの有給休暇をプラスするだけで大冒険が可能です。大冒険??そう、はじめての一人旅、見知らぬ地を目指して発見や出会いを味わう旅、大冒険と呼んでも過言ではありません。オートバイなら実現できます。

飛行機や新幹線でもダメではありませんが、どうしても快適や贅沢が介入してしまうと旅の本質が見えず内面と向き合う気持ちが作れません。「え~私がバイク?危なくない?」そう、危ないというイメージはあるかもしれません。しかし危機を意識しながら旅をする緊張感も良い物です。なかなか日常で命の危険を察知する機会なんてありませんからね。

いろいろ書いてしまいましたが言葉では伝えることのできない部分も含め、旅を忘れかけた現代の忙しい人々に「オートバイで旅に出ようぜ」というメッセージを作品に込めて写真活動をしたいと思っています。

写真にはそういったチカラがあると信じています(まだ1枚も撮れていませんが)。共感していただける方は私と一緒にやってみませんか?写真のことは究極のツーリング写真で解説していきますので!

EOS6D Mark2 + SIGMA150-600mmF5-6.3DG




 

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上達の秘訣 期間限定公開 バイク写真17のプロセス.1

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、今回はツーリング写真、バイク写真の具体的な撮り方の解説ではなく、どのようなプロセスで写真やカメラの知識を深め、写真のことを好きになっていくか?という上達の秘訣を書いてみたいと思います。

もちろん私もまだまだ未熟ですので、これからも写真に対する想いを深め上達に日々精進していく所存です。ここでは主に初心者の方々を対象に私のこれまでの経験を元に「最初に何をしていいか右も左も分からない…」という時の為の指針のようなものを書いてみようと思います。




①カメラの操作と同時進行で写真のことを好きになろう

カメラの操作方法や基礎的な知識などはカメラの取扱説明書に書いてありますし、世にもHowto書籍としてたくさん出ています。カメラの構え方とかシャッターボタンの半押しとか、基礎的なことは最初の数か月で身に着けてしまおう。

それよりカメラの操作方法に気を取られ過ぎず、まずは興味の対象を写真にすることをお忘れなく。写真に関心を抱きいつかは自分も人の心を動かす素敵な写真を撮ってみたいな、と憧れを抱くことが大事だと思います。

SNSの写真関係のコミュニティーを見れば「どうやったらこんな写真が撮れるんだろう?」という疑問符しか出てこないような素晴らしい写真を目にします。しかし続けていればいつか貴方も撮れるようになります。もっとすごい作品を。

②目の前の情景が一瞬で二次元の静止画になることを感覚で覚えよう

当たり前のことを書いているようですが、写真とは目の前の景色や被写体が一瞬で二次元の静止画になること!という事を感覚として覚えましょう。情景や被写体はあくまで三次元の動態ですこのことを学ばずして先に進んでしまうと遠回りする羽目になります。

③まずは撮ってみよう、そして写真になる楽しさを味わおう

特にフィルム時代からのリターン世代の人は慎重すぎてシャッターをなかなか切らない人、写真を撮ることを身構えすぎる人、難しく考えて過ぎてしまう人が多いように感じます。

デジタルは仮に無駄にシャッターを切ってしまってもフィルム代もかからないし、誰かに迷惑もかけないし、環境破壊もありません。まずは難しく考えず子供の遊びのように何でも撮ってみましょう。

きっと楽しいと感じるはずです。




④構図を作れるよう動く足を手に入れよう

例えばバイクと灯台の位置関係を広げたい場合、右に動きますか?それとも左でしょうか?

この辺から平凡なカメラマンか素敵な作品を生む写真家になるかの分かれ道です。カメラを持って右に左に、しゃがんで登って、位置を変えることで構図が変化することを体で覚えましょう。

平凡な人はこの写真家の足を持っていないのです。これがベストだと納得できるアングルや構図は動きまくって試行錯誤なのです。

⑤ズームレンズを活用して焦点距離の感覚を身につけよう

例えばお持ちのレンズが24-105㎜というズームレンズでしたら24、35、50、70、85、105㎜という数字の書いてある6ポイントに縛って撮ってみてください。40とか60とかの中間はあえて使わないこと。

そしてこの6種類の焦点距離のそれぞれで、目の前の空間がどのように圧縮され範囲が変化するのかを感覚として覚えてみましょう。ゴルフやピアノの練習のように数多くの反復練習によって正確な感覚を身につけるのです。

徐々に感覚が養われていくと例えば20m先にある立派な大木と10m先にあるオートバイをからめて撮るとき「ここは85㎜で木を堂々と切り抜こう」とか、空一面に広がるウロコ雲を見て「この空をローアングルで24㎜で広げよう」といった具合に、まずは焦点距離を決めるということが出来るようになります。

この方法を実践していただければ確実に上達できることをお約束いたします。(もちろん焦点距離が固定されている単焦点レンズでも同様の効果があります)




⑥まぐれでOK、いい感じのが撮れたら発表しよう

とにかく誰かに見せたい、見てもらったときの反応が嬉しい、これが写真の楽しみの原点だと思います。どんな傑作でも誰にも見せないのでは意味がありません。

まぐれで撮れた良さげな写真を、あたかも狙って撮りました!とちゃっかりコメント付きで発表するのもOK、自分ではイマイチだなぁと感じていた写真を発表してみたら高評価だった!なんて事も珍しくありません。

SNSで作品を発表し、ギャラリーを作り、写真関係のコミュニティーに参加してみましょう。そして自分はアマチュアだけれど写真家になったのです!と公表しちゃいましょうね。

2017年2月 千葉県富津市

長くなったので次回に続きます…

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上級者が秘密裏にしている☆被写体に合わせた構図の微調整

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、前回は関東圏のライダーなら冬の定番ツーリングルートと言える房総半島、そんな房総の穴場撮影スポットをご紹介しました。

撮影スポットと言っても撮り鉄×バイク写真のハイブリッドではありましたが、人気の撮影スポットと違ってひっそり撮影に集中できるポイントですのでお勧めなんです。と言うのもワイワイと人が多いところだと撮影に集中できないですからね。

作品を生み出す時間は自分と向き合う時間です。例えば絵を描いている人や書道で筆を入れる瞬間に話かける人はいませんよね?写真を撮っている時は誰にも話かけられず、誰もいない静かな場所というのは理想的なのです(もちろんスナップ写真やポートレイト写真などは別ですが)。

さて今回は前回にご紹介しました小湊鉄道のバイク写真スポットで撮った作品を使って解説いたします。少々マニアックな写真解説になりますがネット上で検索しても、なかなか出てこない情報、つまり多くの上級者が公開したくない類の解説でございます。




まずはこちらの写真をご覧ください。光風台駅を出発した夕方の登り電車です。ローカル線の魅力が際立つカワイイ1両編成ですね。この写真ではバイクを主役としたバイク写真(ライダーや風景が主体のツーリング写真ではない)です。バイクの存在を大胆に構図に入れてピントピークも車体のタンク付近に合わせています。

EOS6D Mark2 + EF35mmF2IS

この写真を撮り終わって再びダイヤをチェックしたところ、こんどは下り電車が約15分後に来ることが分かりました。本数の少ない小湊鉄道で15分で次が来るタイミングなんてラッキーなのです!しかも夕方の下り電車なので今度は2両編成です。1両編成バージョンと2両編成バージョンで2つの作品を撮れるのです。

EOS6D Mark2 + EF35mmF2IS

はい!2両編成バージョンです。橋梁の上に2両が入った場合を事前にイメージして三脚に固定したEOS6D Mark2を再調整しました。自分でも気持ちよく決まったな!と思うほど理想的に2両を配置できたと感じます。

ここで考えてみましょう。この2枚の写真、どちらを採用カットにするべきでしょうか?小湊鉄道の2両編成が好きだ…という電車の話は置いておきます。




いつもの解説用の失敗作例ではありませんので、ハッキリとどちらが良いとは言えないかもしれません。しかし私は1両編成のバージョンを採用カットにしました。

実はこの2枚の写真の違いはR1200GSの位置を右端にずらして小湊鉄道のキハが2両入るスペースを作った以外にも相違点があります。赤い橋梁に注目してください。1両編成の写真は右端にコンクリート基台が写っていますが2両編成の写真は画面の端まで赤い鉄橋です。

私はこの時、最初の写真を確認しながらこの端っこのコンクリー基台は無い方が、橋梁の存在をシンプルにできるなと感じました。そのためにR1200GSをさらに50cmほど後方に下げてカメラアングルを左にふってみたのです。

ここまでは今考えても悪くはないな…と思えるのですが失敗はこの先です。もう少しだけ寄るか…と思いR1200GSが後退した分だけカメラディスタンスを50cmほど前にしました。これによりR1200GSの大きさは同じなのですが、ライダーが大きくなり地面の草地の割合も減ってしまったのです。

この結果、2両編成バージョンの方は全体的にスペース不足で窮屈な印象の写真になってしまいました。ライダーの存在も印象的なポージングを決めてしまった事も相まって強まり、本来の主役であるR1200GSの存在感が薄まったのです。

この写真の場合地面にある草地や2両編成で奪われてしまった空の部分など、スペースの割合がとても重要だったと感じます。なまじ次の電車まで待ち時間があったが故に考えすぎて欲をかいた結果とも言えそうです。




「大した違いじゃないじゃん」「2両編成の方も迫力あって好きよ」というご意見もあるかもしれません。しかし個人的な好みの話かもしれませんがゴリゴリよりちょっと控え目くらいが好き…ということなのかもしれません。

ここでは好みも含めて被写体の大きさや背景の割合などは、想像以上にシビアなものですよ!という事を皆様にお伝えしたかったのです。

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~本日の毎日100ショットスナップ~

リコー GR APS-C

通勤中にバスの座席から撮った1枚です。あっと感じたらパッと撮る。今回の解説のように被写体の大きさやら背景の割合やら、構図のことを深く考えなくてよいスナップ写真。そういった縛りからの解放という意味でもスナップ写真は楽しいです。

房総の撮影スポット 小湊鉄道の撮影ポイント 第一養老川橋梁

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、いい写真、いいバイク旅を楽しまれていますか?「いやぁ~なかなか写真の方は上達しないよ」なんて方はおられませんか?

写真は撮って撮って撮りまくる。この一言に尽きます。悩む前にまずは何でもいいから撮ってみる。たくさん撮るとその中に何を撮りたかったのか良く分からないもの、手ブレやピンボケなどの技術的な失敗写真、ISO感度の戻し忘れなどによるミス、いろんな間違いを生み出すことになります。

このようにたくさん撮ってしまった失敗写真はただのゴミではありません。失敗を撮ったことにより何が悪かったのか知ることのできる教科書のようなものです。それに当初は失敗と思った写真でも例えばブレているけど何か良い雰囲気だな…と思える写真があったり、失敗をきっかけに多くのことを知ることができます。




何かで聞いた話の受け売りですが人間は失敗からしか学べないらしいですね。失敗を生んでしまうことを恐れて慎重になり過ぎると、結果なにも学べないままです。「そう言われても毎日忙しいし、何を撮っていいやら」というあなた!何を撮っていいか分からなかった写真、というのをワザと撮ってみてください。

それは子供のイタズラのような感覚で十分です。撮るときに「なんでこんな物にカメラを向けているんだ俺は…」と自問したくなりますが、出来上がった写真の中には撮影時には気が付かなった何かが写っているかもしれません。嘘のような話と感じるかもしれませんが、私なんかは今でもそんな事しょっちゅうです。

さて今回は久しぶりに千葉県 房総の撮影スポットのご紹介です。今回は鉄道とバイク写真を組み合わせた作品でいってみたいと思います。小湊鉄道の穴場撮影スポットです!

千葉県市原市から養老渓谷までを縦断する人気のローカル鉄道「小湊鉄道」。テレビドラマやCM撮影などでも頻繁に使われる、のどかな風景の中に走る可愛い車両「キハ200形気動車」は鉄道ファンならずとも旅情を感じるはずです。

そんな小湊鉄道の橋梁に注目した絶好の撮影ポイントです。場所は千葉県市原市二日市場。高速で来る場合は館山道を市原ICで降りて国道297号を8kmほど南下します。

二日市場の信号を過ぎると養老川を渡る橋がありますので、橋の直前の小さな道を右折です。南側からアクセスする場合はコスモ石油のガソリンスタンドを目印に、橋を渡った直後を左折。道は狭いですが撮影ポイントのすぐ手前まで平らな舗装です。

このように草地が刈り込まれた小さな空間があります。先客がいたらNGですがここは穴場なので誰もいないことが多いです。上の写真で1月下旬、午後3時くらいですが良い感じで斜光です。この角度であればバイクも小湊鉄道キハ200形もかっこよく反射するはずです。

これは日の出日の入りマップの2月1日の状況です。春が近づくにつれて日没の方向はどんどん真西に向かってしまいます。12~2月くらいまでの太陽が南西に沈む季節がこのポイントでのお勧めの撮影時期と言えそうです。




こんな標識がありました。立ち入ってはいけない場所などではなく、胸を張って写真を撮っていて良い場所の証です。ただし周辺は田んぼです。農業用地に立ち入ったりゴミを捨てたりしないようマナーを忘れずに。

EOS6D Mark2 + EF35mmF2IS

R1200GSを主役に撮ってみました。オーソドックスなバイク写真ですが背景が良いとバイクも素敵に見えるものです。

現地に近くなったらコンビニなどで小湊鉄道のダイヤ表をチェックしてみましょう。駅は光風台駅の時間を見れば良いと思います。光風台駅はこのポイントから南に600mほどの場所です。小湊鉄道はローカル線ですので本数がとても少ないです。

駅から時刻表

小湊鉄道はご覧のような素朴なローカル線ですが、通勤通学の時間帯は2両編成になることもあります。この時は15時を過ぎた下り電車が2両編成であり、1両編成の写真と2両編成の写真の2枚を撮ることができました。




次回はその写真を使って構図の解説をしてみたいと思います。

小湊鉄道、南房総のバイク写真撮影ポイント 養老川第一橋梁でした!

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~本日の毎日100ショットスナップ~ 

リコー GR APS-C

都会のビル群は差し込む光や繊細な影、そしてガラスからの反射光など光を見極める練習に最適な場所です。

お宝を校庭の土に埋めるようにRAW写真を保存しておこう

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、むかし撮った写真ってどうされていますか?DVDや外付けハードディスクにコピーを保存、いまはSDカードも安価になったのでSDカードで保存している方も多いかもしれませんね。

やってはいけないのはパソコンでレタッチ作業や写真の選別などの作業を済ませて、そのままCドライブに保存したまま何年も放置…というパターンです。ハードディスクは消耗品ですのでいつかは不具合を起こします。その時、大切な写真がそのハードディスク内にしか保存されていなかったら…破損したディスクから画像ファイルを救済してくれるサービスもありますが、高度な技術を駆使して修復するので個人としては支払いに躊躇うほど高額な費用が必要となります。多くの場合は諦めるしかありません…




そうならないために大切な写真データは一定の期間でバックアップをとりましょう。バックアップとは2か所以上に保存することです。私の場合は外付けのハードディスク、そしてもう1つはDVDに焼くことです。ネット上のクラウドサービスやストレージも友達や家族と共有したい場合は便利ですよね。

今回は撮った写真の保存について私なりに思うことを書いてみたいと思います。

EOS5D Mark2 + EF14mmF2.8L

こちらの作品をご覧ください。2012年の夏の北海道ツーリングで撮った1枚です。北海道ツーリングに詳しい方でしたら説明不要ですがエサヌカ線の南側で撮った写真です。この頃の私はコクピット風景にはまっていて、首からEOS5D Mark2をさげてリモコンで撮りまくっていました。

つい先日、お正月の暇を使って古いストレージから2012年の北海道のRAWを発見し、現在の感性とレタッチ技術で焼き直してみよう!と思い作業をはじめてみました。私の記憶の中では2012年の北海道ツーリングでは良い写真など1枚も撮れなかった…という記憶があるのですが、意外や意外なことにまあまあ良さげなカットが何枚か発見できました。




当時の自分はなぜこのカットをボツにしたのか全く不明ですが、このように何年かの時を経て再び撮影者に問いかけてくるような写真は確かにあります。この写真では日陰をぬけて間もなく日の光があるポイントに入る期待感がいい写真にしていると感じました。

もちろん当時の自分にはそういったことに気付ける感性や創造性を持ち合わせていなかった…というのが最大の理由かもしれません。その他にも年齢を重ねたことによる嗜好の変化なども関係しているでしょう。しかし私は撮った瞬間に止まった「時」が7年のタイムトラベル経て現れたからこそ魅力的に見えると信じたいです。

こういった「お宝」が必ず存在しますので撮影した写真データはできればJPEGではなくRAWの状態でバックアップすることをお勧めします。その時、たとえイマイチだなぁとか明らかな失敗写真だと感じても削除はせず全ての写真を保存しておきましょう。




明らかな失敗写真もとっておくの??? そうです。たとえば私はいまブレている写真にハマっています。ブレ写真特有の不安定感、緊張感などがたまらなく面白いです。もし昔に撮った写真の中で当時は失敗としていた写真でも、いまブレ写真が大好きな私が見れば最高の1枚なのかもしれません。

何年、何十年も経てばLightroomのようなソフトも劇的に進化を遂げ、RAWさえあれば過去の失敗写真が傑作に昇華する可能性も秘めているのです。

とにかく昔撮った失敗の中に傑作を見出す楽しさがあるので必ず全てのカットを大切に保管しておきましょうね!というお話でした。

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~本日の毎日100ショットスナップ~

RICOH GR APS-C

ふと見つけた商店でパチリと撮ってみました。本当はもう少しスーパーカブによってみようかな…と迷いましたが、この時は全体の雰囲気を大切にひいて撮ってみました。