上達できず挫折した人へ<初級>ツーリング写真 3つの復活コード

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、少し前に外環が三郷南から高谷まで開通しましたね。千葉県民である私はこれで首都高を通らず東北道、常磐道、関越道にアクセスしやすくなりました。逆に考えると県外の方は房総半島へのツーリングが身近になったと言えますね。

高谷から湾岸線を南下していくと、途中で京葉道路に入りやがて館山道になります。館山道は終点の富浦インターまで走らなくても、内房を満喫するのであれば富津中央インターで降りるのがオススメです。というのも富津中央よりも手前は下道に降りたところで工業地帯や交通量の多い市街地であり、あまりツーリングとして楽しめるルートではありません。もちろん木更津は夕日が美しいですし、市原市を抜けて養老渓谷方面に行くなど目的があれば別ですが。

富津中央インターを境に道は片側一車線になりトラックも減って長閑な海岸線に変わります。竹岡や鋸南の海岸風景は素晴らしいですよ。冬はお天気が良ければ富士山も綺麗に見れます。

 




さて、今回の<初級>ツーリング写真の解説ですがレベルアップを目指して撮ってきたけど、どうも上達できない!良いのが撮れないと面白くないし嫌になってきちゃった…。という方を対象に通常の視点ではなく変わったアプローチで上達を狙ってみましょう~という内容でございます。

題してツーリング写真<3つの復活コード>です。

では早速、1つ目から!

<復活コード1>消去法で構図をつくろう

EOS6D mark2 + EF14mmF2.8L F9 1/200 ISO100

究極のツーリング写真では今まで何度も構図は1つの主題を明確にしましょう、被写体が2つある場合は主従関係を明らかにしましょう、余計なものは画面外へ除外しましょう、といった説明をしてきました。しかしそう言ってすぐに出来る訳ではありませんよね。

写真というのはいつだって後になって考えれば分かるのに現場ではよく分からない、見えない…というものです。

ここでは逆転の発想で消去法で構図を組み立てていく考え方のご紹介です。上の作例の主題は海です。青緑色の海が気に入ったので撮った写真です。慣れていればすぐに被写体や景色の特長をとらえて、自分が良いと思った風に表現することができます。それは目が養われていること、そしてすぐ作業におとせる術を知っているからです。

消去法ではソレができなくても主題を明確にしたシンプルな作品を作ることができます。この作例では「青空が爽やかで綺麗だ…でも要らないのかな」「漁船がいいかんじ…でも要らないのかな」「灯台があるじゃん!でもデザインはイマイチ雰囲気ないかな」といった具合に1つずつ写らないよう、カメラを上下左右に、自分も動いて時には望遠レンズを使って削ぎ落してください。この時、最低3つは削ぎ落すこと!

これができれば残ったものは海面。そうか、俺はこの海の色が気に入ったからココで撮ろうと思ったのか。と気が付けると思います。

構図のコツはなるべくシンプルにすることです。色々と被写体がある光景を良い写真にするのは上級者向けなので、欲張ってそれを目指すとまず失敗に終わります。

<復活コード2>1ジャンル増やそう

ツーリング写真、バイク写真に特化して写真をしていると、なかなか上達できないというのがあります。もう1ジャンル、自分の専門を追加してみましょう。上の写真のような都会での刹那を捉えたスナップなんて、日常でも撮れる写真なのですごく練習になります。

対象は何でも良いと思います。家族、花、夕日、夜景、上の写真のようにグルメ写真にこだわってみるのも良いです。というのもいかなる被写体であっても1つの魅力を解明して撮影者の感じたことを表現する、というのは共通しているからです。

私がよくやる漁港にある杭や使われなくなった漁具などはツーリングとセットにしやすくオススメです。漁港には錆びた物、ペンキの跡など撮影の対象に適した被写体の宝庫なんですよ。

(このチャーハンのお店情報はこの投稿に最下部に記載しました)

 




<復活コード3>自信をもってうぬぼれよう

最後は精神論です…。稀に写真のことでご相談をいただく時、異常なほど自信のない方がいらっしゃいます。「自分のような下手では」「ドシロウトなので」とご自身を過小評価しているのです。最初は謙遜しているだけ?と思いましたが、どうやら本気で自信がないようです。

自信の無さが写真に出ちゃっているだけ、というのも考えられます。すごい写真を撮る人達は言わないだけで内心は「自分は才能あるなぁ」ってみんな思っていると思います。

むしろそう思い込むのが最初の一歩なのかもしれません。自分こそ天才だ!と心の中で暗示をかけてみてください。苦手意識は意外と簡単にポロリと外れるかもしれません。

まとめ

どうでしたか?今回、3つの復活コードの中で特にオススメなのは2の「1ジャンル追加する」です。特に誰も撮っていないようなレアな撮影対象をモノにすると、一気に特別感が芽生えてきて楽しく感じるはずです。

「都会の落とし物」CASIO エクシリムEX-10

こんなのとかね。

ではまた!!!





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↓↓↓チャーハンの写真のお店↓↓↓

千葉県市原市米沢 国道409号沿い 国道297号(勝浦街道)との交差点 米沢から少し東に走ったところです。看板メニューはアリランラーメン(千葉三大ラーメン 竹岡ラーメン、アリランラーメン、勝浦タンタンメン)ですが、私はここのチャーハンが好きです。大盛はボリューム満点で600円とリーズナブル。人気で週末は並びますが混雑のピークは11時と13時であります。意外と12時は空いているのは内緒です。

広角レンズ使いこなしテクニック<中級>寄る広角と広げる超広角

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、いつもツーリング写真のこと考えていますか??いつも写真のことを考える、これって案外と上達と関係しているかもしれません。

例えば次はどんな写真を撮ろうか?という撮影のアイデア。普通は撮影地で考えるものですが本当に写真の好きな人は普段から考えているものです。いつもいつも写真のことばかり考えていると、ある日突然、とんでもないナイスアイデアが浮かんだり、まだ見ぬ絶景の旅の風景に幻想を抱いたりするのです。

撮影地でどんな写真を撮るか考えるのは、すでに目の前に見えているものから様々な情報を元に考えるものです。しかし日常生活や何気なくボーっとしているときに考えることは無の状態からの妄想です。たまにとんでもない事を思いついちゃうのです。

お勧めはお風呂に入っている時と、散歩している時です。特に散歩は以前にNHKの「人体 神秘の巨大ネットワーク」でもひらめきは散歩中に生まれることが多いと紹介されていました。散歩は健康にも良いですし、アイデアのひらめきも出来る!ぜひやってみてくださいね!




さて今回の<中級>ツーリング写真解説では広角レンズ、またはズームレンズの広角側のお話です。以前に寄る広角、寄せる望遠のお話をしましたが広角についてより詳しく解説いたします。

EOS6D mark2 + EF14mmF2.8L F14 1/160 ISO100

まず寄る広角のお話です。古くから言われている「被写体に寄る」という写真の基本は広角に限らず標準でも同じですが、広角の場合は肉眼の大きさよりも被写体を小さくしてしまうのですから、更に意識して被写体を大きく写してあげる必要があります。

この場合の被写体とはもちろん作品の主題となるメイン被写体のことです。被写体に寄る、一歩前に出る、あと50cm寄ろう!いろいろな言い方があり、簡単なようで出来ない不思議。しかし具体的なある手法で確実に被写体に寄れるようになる方法を伝授いたします。

それは簡単です。上の作品をご覧ください。誰の目にもメイン被写体は漁船であるとお分かりいただけると思います。そしてフレーミングに注目してください。漁船の上がフレームにかかっていますよね?これです!!確実に被写体に寄れる究極の奥義。メイン被写体が枠にかかるまで寄る!です。

このやり方、もう間違いなく寄れますので是非やってみてくださいね。




EOS5D Mark2 + EF14mmF2.8L F2.8 10SEC ISO400

次に広げる広角です。広げる広角とは写真の主題を特定の物ではなく、景色の広範囲に渡って存在する魅力を対象にすることです。上の作品のように広範囲に渡って美しくそびえる落葉樹、その他にもウロコ雲とか砂浜にある砂紋などがそうです。こういったシーンでは画角は広いほど有利で私の愛用しているEF14mmF2.8Lなど大得意な撮影シーンでもあります。

何を主題に撮るか?主題を明確に構図せねば、と縛られれば広角レンズ(特に超広角)は苦しいものです。いくら足で寄っても小さい物は小さいです。そんなとき頭を柔らかくして作品の主題を物に縛られず広範囲に広げましょう。それが広げる広角の考え方です。

レンズの焦点距離によって使い分けても良いかもしれません。標準域から24mmくらいまでが寄る、それ以下の14mmといったワイドレンズであれば広げる広角と覚えてみましょう(1枚目の寄る広角の説明に使った写真は14mmですが)。

広角レンズには色々な使い方があって楽しいものですが、どうも難しくて苦手だ!という方は最初のステップとして「寄る広角」「広げる広角」の2つを覚えてみてはどうでしょうか?

是非実践して苦手を克服してくださいね。広角レンズを使いこなせばあなたのツーリング写真は間違いなく良くなりますよ!





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~本日の毎日100ショットスナップ~

EOS6D mark2 + SIGMA150-600mmF5.6-6.3DG + キャノン2×エクステンダー

スナップではありませんが自宅のベランダから見た夕日の写真です。千葉市から小さく見えるスカイツリーをとらえました。600mmに×2エクステンダーを装着して1200mm相当で撮りました。さらに画像トリミングです。お出かけできない休日は自宅のベランダが撮影ステージです。

 

答えはコレだ!感動する心と言語化力<上達の秘訣>ツーリング写真、上達したい人へ

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、今回はツーリング写真の解説や撮影スポットなどのお話ではなく私個人が経験した写真を上達するまでのプロセスや失敗などを元に、どのようにして写真道を継続し上達していけば良いのか?というお話を独り言風にいってみたいと思います。

EOS1DX + EF100-400mmF4-5.6L IS

いきなり結論ですが上達するには撮るしかないと思います。撮って撮って撮りまくって、失敗から惜しいヤツ、何とも言えない微妙な写真など、たくさん撮ってみるのです。たまにラッキーパンチのような写真が撮れて、それを誰かに見せて、驚かれてそれが嬉しくて。それを何度も繰り返していきます。

やがて理屈では身につかない目の前の風景から写真に必要な様々なものを見つける目、構図を作るための良く動く足など、気が付いたら体で覚えているでしょう。

そして写真の魅力にとりつかれたかどうか?作品を生み出す喜び、伝える素晴らしさ、誰かの幸せに少しでも貢献できた喜びは、報酬など無くても最高の幸福を実感できることでしょう。

人は本能的に誰かの役に立ちたいと思っているものです。

水滴石穿(すいてきせきせん)ある日、突然に上達することはありません。毎日すこしづつ、たくさん撮ることによって年単位で上達していきます。特に「目」は例え手元にコンデジもiphoneも無い時でも「あっこのシーンは写真を撮ってみたい」と気が付く、そんな目が少しづつ養われていくものです。

つい先日、身動きとれないほど混雑した電車内で、朝の光が窓から差し込み女性の後ろ髪に当たって輝いていました。もちろん写真は撮りませんでしたが、そういったことに気が付く目、これが重要です。

 

CASIO エクシリム EX-10 通勤途中で撮った1枚 捨てられている空き缶




上達のプロセスでブレーキをかけてしまう雑音も存在します。私もこの轍にはまった経験があります。それはカメラ、レンズの性能に気がいってしまう。上手に撮ろう。綺麗に撮ろう。家の近くや日帰りツーリングでは良い写真など撮れない。他人が撮った写真の撮影データが気になる。…など、他にもありますが、私自身が10年くらい前に陥っていた轍です。

このような事は全くとは言い切りませんが、ほぼ芸術的な写真と関係ないです。写真を上達することとは全くの無関係です。

写真を上達するには?まずは照れを捨ててみよう!ある日、突然にあなたが芸術家になったら何となく恥ずかしいですよね。でもそういうことなんです。恥ずかしがっては、照れていては画像のキレイな写真は撮れても人の心をゆさぶる芸術写真は撮れないのです。

良い写真を撮る一番最初のステップは感動することです。風景でも人物でもスナップでも同じです。夕日を見て美しさに心を打たれて涙を流す人はきっと素晴らしい写真が撮れる人だと思います。

感動できる心は訓練すれば高めていくことができます。それには写真道を志す芸術家を気取らないといけないのです。「いやぁ~マジかよ!?俺が??」そんなあなた、心配することはありません。「今日から写真道を志す芸術家になるぞ」と公言する必要はなく、あなたの心の内に秘めておけば十分だと思いますよ(もちろん奥さんや友人、あるいはSNSで公言しても良いと思いますが)。

エクシリム EX-10

 

ただし精神論だけではダメです。言語化を使った訓練方法をご伝授しましょう。今回は特別ですよ!例えば上の写真のような光景を見かけたとします。おっ、と思って足を止めた時点であなたは既に天才です。言葉にしなくても良いので心の中で言ってみてください。「ああ、キレイだな散ってしまうのは儚いけど、ほんとうにキレイだ」「花はこんな風に散っていくんだ、今まで気が付かなった」周囲に誰もいなければ小さな声でこんな風に言ってみましょうね。

どうですか?オカルト教っぽいでしょ!?いやぁ~ほんと勘弁、マジっすか?!と思った貴方、残念ながらそういうことなんです。写真を上達するとは。

このように被写体や風景を最初に見たときに、純粋に撮影者の心が感動していないと卑しい写真になってしまうか、魂のない記録写真の出来上がりです。それの方が嫌でしょう?しかしそんな写真は世に溢れているのです。




本当に納得できる芸術写真が撮れる日はいつやってくるのか?私も聞きたいです…。

決して簡単ではありません。頑張ってやっているつもりでも、ちっとも上達した手応えがなく面白くないと思うときもくるでしょう。しかし芸術なんて一朝一夕で成就するものでは断じてありません。

EOS1DX + EF100-400mmF4-5.6L

 

究極のツーリング写真では今までツーリング写真の撮り方に関わることを沢山解説してきました。その中で何度も出てきた作品の意図とは「あなたが何に感動したか」です。そしてどんな気持ちだったか写真にしてみましょう。

そしてその中で伝えたいものがあるなら、芸術にして伝えてみましょう。私はオートバイの旅は美しいということを伝えたいです。

私はこれに生涯をかけて挑んでいくつもりです。みなさんもご一緒にいかがですか?

 





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紫陽花とバイク写真☆かくれんぼ構図編<中級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、梅雨の晴れ間は紫陽花とからめたツーリング写真はいかがでしょうか?えっもう撮っている?

良い作品は撮れましたか?紫陽花って撮るの難しいですよね。オススメの撮り方は絞り込んで少しアンダー目がいいと思います。もしくはハイキーにしてソフトフィルター風に仕上げても優しい感じで良いかもしれませんね。

紫陽花ってけっこう色んな種類があるんですよね。先日、撮った紫陽花は「オタフク紫陽花」といってバブル状の花弁が特徴的でした。紫陽花のある風景はその場の雰囲気を大切に、特長をよくとらえて撮るといいかもしれません。

さて今回の<中級>ツーリング写真解説は、そんな紫陽花とからめたツーリング写真×紫陽花のある風景の解説でございます。




EOS6D mark2 + EF35mmF2 IS F20 1/25 ISO100

こちらの作品をご覧ください。「バイクかくれんぼ構図」でございますが、正式にはリビール効果と言って写真をパッと見た瞬間から、およそ数秒でバイクの存在に気が付くよう画面構成してあります。

バイクかくれんぼ構図は写真の観賞者へ「探す楽しさ」「気が付く驚き」を与えるので退屈させません。SNSにアップするとコメントしやすいといったメリットもあります。

今回、新たに購入したレンズ キャノンEF35mmF2 ISですが、F20まで絞り込んでも(シャッター速度1/25まで落ちた)手ブレ補正機能 IS により美しく撮ることができました(ISはシャッター速度で約4段分の補正)。この構図は手前の紫陽花からディティールを明らかにしパンフォーカスを狙いたかったので絞り込んで行こうと決めたのですが、バイクとの位置関係を作るのに、とても精密なピンポイントアングルを探りました。ピンポイントアングルは三脚を装着してしまうとベストアングル探り当てるのが難しいですからね。

以前まで愛用していたSIGMA35mmF1.4ARTも素晴らしいレンズでしたが、最近は絞り込んでパンフォーカスというシーンがとても増えて、F1.4が欲しいと思うシーンが減ったように感じます。そういう意味で手ブレ補正機能ISの付いたEF35mmF2 ISへの買い替えは正解でした。

と言ってもSIGMA35mmF1.4ARTからキャノンEF35mmF2 ISへ買い替えた真の理由はEOS6D mark2でライブビュー撮影したときにエラーが出てしまうから、というのが第一の理由でしたが。ちなみにSIGMA35mmF1.4ARTはヤフオクで65000円で売却でき、購入したEF35mmF2 ISはメルカリで42000円でしたよ。

…話が脱線しました。写真の解説ですがこの構成は前景、中景、遠景の3レイヤーを作り、いちばん手前の紫陽花に足で寄りました。先ほどピンポイントアングルを探るのに手持ち撮影と言いましたが、実はなかなかのハイアングルでもあり、この時はこの高さに対応した三脚をそもそも持ち歩いておりませんでした。

こういった3レイヤー作れた時の構図で悩ましいのは絞り込むか、ボカすか?の選択です。これは被写体の特長に合わせて、どちらが似合うのか?で決めてあげるのがコツです。また奥行方向に沢山の花が存在するなら、ボケから合焦までのグラデーションを作るのも良いでしょう。中級者以上でしたらウデの見せ所ですが、この紫陽花については絞り込むのがオススメです。

露出は評価測光に対してかなりアンダー目に振っています。紫陽花の場合は緑の葉は極力写らないようシャドウに包み込んでください。




ちなみに撮影地の様子をスマホで普通に撮ってみたのがこんな感じです↓

この画面の右サイドから構えて撮りました。当初、バイクの後ろにある紫陽花だけを狙っていたのですが、右手側にある紫陽花を前景にしてみようと思いつきました。理想的なアングルを探るため、試行錯誤していると画面いっぱいに紫陽花の花で包むような構図が可能であることに気が付きました。

ここで勝手に命名したのが「かくれんぼ構図」です。R1200GS ADVENTUREがアジサイの花に包まれて、一瞬どこだか分からないような写真にしてみたのです。

ちなみにこの日、4月からエンジンを始動していなかったR1200GS ADVENTUREですが、セル一発で何事も無かったように目覚めエンジンから異音や妙な振動もなく絶好調でした。これだから空冷エンジンはいいですよね。

ちなみに2008’R1200GSの方はファイナルギアドライブからオイル漏れが発生したので、修理が済むまで暫くお休みです。

ところでこの撮影シーンでも探してみたのですが、カタツムリって最近あまり見かけませんよね?私の探し方が悪いのか、本当に数が減ってしまったのか?紫陽花の写真を撮るといったらカタツムリさんもコンニチハしたいんですけどね。

それではまた!





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地味テク!空をキャンバスに飛び切り美しく樹木を配置<中級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、私が言うのも今更ですが写真って難しくて奥が深いですよね。

私の写真スタイルは作品を目指して作りこむやり方です。作りこむスタイルとは当ブログで解説してきたデザインや比率などを作品内に取り入れたり、複数の被写体の存在感をそれぞれ調整したり、絞りやホワイトバランスなどカメラの機能を使って表現したりすることです。広角や望遠レンズを使うこともそうです。

その一方、ありのままを表現するナチュラルなスタイルがあります。ナチュラルは標準域前後の焦点距離で多くは目線の高さで撮り、緻密に構図や比率などを意識することなく自然に撮った作品です。ありのままこそ芸術であるという考えです。

しかしオートバイの写真、ツーリング写真でナチュラルを目指すのは、なかなかハードルが高そうです。ナチュラルはスナップに向いたスタイルではないでしょうか。

それに真のナチュラル写真で芸術を極めるとなると、まずは作りこむ写真の手法を身につけないとナチュラルと「ただ撮っただけ」の明確な差別化はできないと思います。この辺が難しいところですね。

いずれにせよ芸術的な写真作品とは見る人の心にうったえるものであり、感動、共感、驚き、感情を揺さぶるといった具合に、撮影者の自己満足では終わらない他者への表現の発表なのだと思います。




さて今回の<中級>ツーリング写真解説は雲ひとつない空をキャンバスに見立てて樹木をカッコよく撮る撮影の引き出しのご紹介でございます。

リコーGR APS-C

こちらの作品をご覧ください。福島県檜原湖でのキャンプシーンですが、空はどんより曇り無垢なスペースになっています。こういった空のようなスペースをキャンバスと見立てて有効に使い、木を堂々と配置させた構図を作ってみましょう。つまり木が主役の写真です。

木は観察するほど興味深い被写体です。幹のしっかりした存在感、枝の伸びゆく様子、光を反射させたり透過させる葉、なんでもない木こそ美しいキャンバスを背景にローアングルで撮りたいフォトジェニックな被写体です。

EOS6D mark2  + SIGMA35mmF1.4ART F13 1/30 ISO100

こちらは少し季節外れですが4月に撮った写真です。同じ手法で空のスペースをキャンバスのように見立てて桜の木を主役に撮った1枚です。





実はツーリング写真と木はけっこう相性の良い被写体と感じます。どこにでも何かしらの木はあるし、よく観察すると夕日などを背景に撮るとカッコいい木は結構多く存在するんですよ。

EOS1Dx + EF14mmF2.8L F2.8 10SEC ISO1000

美しい木のデパート カヤの平キャンプ場。

無垢な空を見つけたら、それを背景にして気をカッコよく撮ってみましょう~!という撮影の引き出しのご紹介でした!

それではまた。





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~本日の毎日100ショットスナップ~

EOS6D mark2 + EF35mmF2 IS

漁港に捨てられていたシートの上に鳶の羽が落ちていました。

レベルアップ確実。洗練されたデザイン写真<上級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photogtaphy.com 読者の皆さま、素晴らしいバイク旅、素晴らしい写真ライフを楽しまれていますか?

先日、久しぶりに大好きな岡本太郎さんの本を読んでみました。皆さんもご存知かと思いますが「芸術は爆発だ」のあの有名なセリフ。実は岡本太郎さんの人柄や作品が飛び抜けているから、というのは間違った解釈であり、爆発とは自分らしさをその瞬間、その場所で芸術として生み出している行為を「爆発」と表現しているのが正しい意味のようです。

岡本太郎さんは写真家ではありませんが、おなじ芸術という観点で考えると写真も芸術ですから、シャッターを切るその瞬間こそ「芸術は爆発である」と考えてやるのも良いかもしれませんね。気分だけでも岡本太郎さんになった感じで!

そういう意味では以前に使っていたカメラ EOS1Dxの鋭いシャッター音は、その場で自分の芸術が爆発しているようで痛快でした。今使っているEOS6D mark2は静音シャッターなので、あまり感じられませんが、なるべく自分と言う人間をその場で爆発させるイメージで撮っていきたいな、そんな風に感じました。

やはり岡本太郎さんは偉大です。




 

さて今回の<上級>ツーリング写真解説では、だいぶ以前にもご紹介した写真におけるデザインのお話、図形要素、色要素について内容をブラッシュアップして改めて解説いたします。

ちなみに岡本太郎さんは「芸術はうまくあってはならない、きれいであってはならない、ここちよくあってはならない。むしろいやったらしさ、不快感を含め見るものを激しく引き付け圧倒することこそ真の芸術である。」と説いています。これから解説するデザインの話はこの逆のようではありますが、この岡本太郎さんの領域に達するにはまずは「美しい」「整っている」を学び、それを理解したのちで破壊していくのが芸術を志す上での正しい順番だと思います。

 

2017年2月 千葉県館山市 EOS1DX + SIGMA150-600mmF5-5.6DG

ではこちらの作品をご覧ください。当ブログのギャラリーでもご紹介している作品ですが千葉県館山市から望む東京湾ごしの冬の富士山です。この作品を元に今回は写真におけるデザイン要素の図形と色を解説いたします。

写真におけるデザイン要素とは主に・線(直線、曲線、S字線…)・図形(円、三角、四角、〇〇型…)・色(暖色、寒色、進出色、後退色、中間色、中性色…)・立体感・質感・規則的なパターン・シェイプなどです。

その他、デザインと類似していますが分断線が発生した場合のエリアの比率、複数の被写体の大きさ(または存在感)の比率など・黄金比・白銀比・3:2・三分割構図・ファイグリッド・フィボナッチスパイラル・青銅比などの比率も非常に重要です。

これらのデザインや比率は目の前の風景や被写体から、その要素となるものを見出し画面という長方形の四角にどのように取り入れるかです。そして重要なポイントはデザインや比率はあくまで写真の骨格や基礎工事のようなもので、写真の全てではないということ。

見る人に視覚的に与えるバランス、直感的に良いと思える関係であり写真の重要なことはあくまで被写体の魅力をどう表現したか?という作品の意図です。

・図形要素

まずは図形要素の三角です。風景や被写体の中から複数の図形要素を見つけることに成功したら、次に優先順位をつけてみましょう。この作品では富士山の三角、バイクとライダーとタンカーの3ポイントをつなぐ三角が最も重要であると判断しました。それが判明したら長方形の四角内に、その図形が最も理想的な位置に配置できるようカメラアングルを調整します。最重要な図形要素とは枠の中のどこに配置するか?です、したがって枠も黄色線で囲ってみましたよ。

それと知識として…三角は構図内に抜群の安定感を与えてくれます(底辺を水平に配置できる三角に限る)。

次に図形要素の円に注目です。この作品ではバイクのフロントタイヤ、モデルのポージングによってできた腕の輪、LNGタンカーのタンクです。円は写真の観賞者の視線をその場に留める効果があります。この作品の場合、円の要素については特に配置に気を配って撮りませんでしたが、参考までに…タイヤを円の要素として効果的に使いたいとき、画面に対して正円になるようハンドル角度を調整しましょう。




・色要素

続いてデザイン要素の中でも重要な割合を占める色要素です。この作品では下半分については枯れた草地のブラウン、グレーの岩場で進出色です。そして画面の上半分は海面の青、空の水色で後退色ですこの相反する特性の両者を組み合わせることによってコントラストと呼んでも良いですが、望遠レンズによって圧縮され失ってしまった遠近感を色の効果によって補うことに成功したのも見逃せないポイントです。青はかすみなどによって遠くに感じさせる効果があるので空気遠近法とも言われています。

写真におけるデザイン要素を学ぶには長方形の四角の中にいかに理想的に配置するかにかかっています。くどいようですが最も重要な部分はここです。

撮影現場で目で見た光景の中にデザインに使える線や図形や色を見つけ出せるのは上級者の域です。言語化で探し当てていくのも有効な手段と言えます。それぞれデザイン要素を洗い出したら画面という長方形の四角にどう配置するのか考えましょう。ただし時間をかけてやる作業ではありません。

視覚的に理想的なデザインが完成したら、その上で光をよみとき被写体の魅力を引き立てましょう。最重要はあくまで「私の場合はこう撮りました」という表現、意図ですので、あまりデザインや比率に神経を取られないよう気を付けてくださいね。

いつかこういったセオリーを全て破壊できる岡本太郎さんのような芸術を目指すため、まずはセオリーを理解しましょう。理解しなければ壊し方も分からないものです。

それではまた!





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~本日の毎日100ショットスナップ~

iphone7
iphone7

こちらの2枚の写真はどちらも出勤前にスマホで撮りました。1枚目は普通に撮ったもの、つまりカメラ機能の評価測光に任せた露出設定です。2枚目は露出補正を使って暗くし、花に露出を合わせました。1枚目は全体の明るさという意味では適正で葉の様子も明らかですが、肝心な花がちっとも魅力的に見えません。2枚目は全体の平均としては暗く、実際に目で見た光景よりも暗いかもしれません。しかしアジサイの花の魅力を私なりに感じて伝えるにはこの露出だったのです。表現とか意図とはこんな感じなんです。決して難しくないでしょう?

ズルい方法☆ベストアングルは数打ち戦法で手に入れろ<中級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、6月といえば梅雨ですが蛍の見れる季節でもありますね。なかなかバイク写真と蛍の撮影は組み合わせるのが難しいかもしれませんが、せっかく良いカメラをお持ちなのですから撮りに出かけてみてはいかがでしょうか?

三脚と虫よけやライトなど有れば、それほどハードルの高い撮影ではないと思いますよ。




さて今回の<中級>ツーリング写真解説ですが、以前にベストアングルは1つしか存在しなくピンポイントである、という解説をしました。今回はそのピンポイントなベストアングルを手に入れるための少しズルい、しかし確実な手段をご紹介いたします。

こちらの2枚の作例をご覧ください。「同じじゃん!」なんて言わないでくださいね。仕上げ方が下の写真の方がソフトですがそこは気にしないでくださいね。あくまでアングルの話なのですが、線路を主題にした構図で右下から左上へカーブを描く曲線の効果がお分かり頂けると思います。

この2枚の写真の違いは高さです。1枚目はR1200GSの下が草に隠れてしまうのを嫌い、EOS6D mark2のチルトモニター機能を使って頭上にカメラをかかげてハイアングルで撮りました。一方、下の写真はR1200GSの下が草で隠れてしまうのは気にせず、線路に寄った写真です。1枚目の写真よりも低い位置で撮りました。

線路に寄ったので2本のレールの幅が下の写真の方が広い、つまり線路が大きく写っています。またまた写真のデザインのお話ですが長方形の画面の中に、デザインとして存在している二本の線(曲線)を、どう配置するのが最も心地よく美しく見えるか?それを考えてみましょう。

寄って引いて、右に左に、高く低く、現場ではどうするべきか?ピンポイントなベストアングルがどこに存在するのか?探り当てようと動いても分からない時はあります。そんな時の少しズルい手段「色々なアングルで何枚も撮っておこう!」はい、これに尽きます。

デザインの観点でどのアングルが美しいかは、帰宅後に何枚も撮った写真の中からじっくり考えて選んでみましょう。被写体の魅力や光は現場でないと分かりません。自分がその風景、その被写体にどう感動したか?これも現場でないと分かりません。しかしデザインは帰宅後に出来上がった写真を見ても分かるのです。





上の作例では2枚目の写真のアングルがベストであったと、私は帰宅してから複数枚撮った写真から見つけ出しました。

これ、偉大なるベテランの方が聞くとデジタル世代のムダ切りとか、1枚に入魂していないとか、怒られるのですが練習なのですからね。私は良いと思います。数打ち戦法。

EOS6D mark2 + EF35mmF2 IS

さらに微妙に違う1枚を選んで最終的にLightroomで仕上げた1枚がこちらです。右上に空が入りましたが、これは画面内のどこかにハイライトが欲しいと思ったからです。地面側に被写体がある多くの場合は、主題を明確化するのに空は入れませんが。この作品では入れてみました。

今回ご紹介した例では本当にごく僅かなアングルの違いです。しかしこの僅かな詰めで作品のクオリティは格段に違ってくるものです。現場でどうしても納得のいくアングルが見つけられない。私もよくあります。そこで妥協するくらいなら、様々なバリエーションで何枚も撮りましょう。きっと後で良いことありますよ!





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↓↓↓撮影地↓↓↓

千葉県市原市 小湊鉄道 上総鶴舞駅のすぐ近く 農道にある遮断器もない踏切です。

粋でアートなツーリング写真<初級>ツーリング写真解説

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、皆さまは見知らぬ誰かに「何をしている方ですか?」と聞かれたらどうお答えになりますか?

多くの方が職業を回答すると思います。「普通のサラリーマンですよ」とか「公務員です」とか「もう年金生活ですわ~」とか。

でも人間の生き方って職業が全てではないですよね。「旅人です」とか「芸術家です」と胸を張って答える人がもっと増えればいいのに。そんな風に最近思います。これはサラリーマンを否定する意味ではなく、あくまで何のために生きているのかを答えられる人という意味です。普段はサラリーマンだけど旅人です、とか鳶職人だけど登山家ですとかね。

私は生業はサラリーマンですが写真家ですと答えたいです。そしていつか、誰に聞かれても胸を張ってそう答えられるように写真道を究めていきたいと思います。





さて今回の<初級>ツーリング写真解説では少しテイストの違ったアートな作例でのご紹介です。

RICHO GR F5 1/45 ISO100

 

こちらの作例は、いつものツーリングルートにある自販機コーナーで撮った1枚です。どれにしようか選んでいるときに、反射する愛車の姿を発見しました。デザインの「色」の要素である黄色、ピンク、紺があり、「B」の文字もデザインに効いていると感じました。

この時は一眼レフは持っていなかったので、リコーGRで撮ってみました。本当は缶ジュースの文字は読めないくらいボカしたかったのですが、それはGRでは難しかったので敢えての読める構図にしてみました。

我々、日本人からすると自販機は見慣れた風景ですが、例えば海外の方が見ると自販機のある風景は異国を感じるそうです。なので、この写真をもし海外の方に見てもらったら、どんな反応が返ってくるか楽しみでもあります。





写真の観賞者は文字があれば読もうとします。しかし外国の読めない文字だった場合は、その文字から出す雰囲気を読み取り想像を馳せます。外国の新聞紙に包まれた雑貨がオシャレに見えるのはこのためです。

ちょっとした発想の転換と、いつも被写体を探している目、これらは写真の楽しさを知っている人が当たり前のようにやっている事です。発想の転換は完全に遊び感覚でOKです。被写体を探す目は日常的にいつも持ち合わせておくと、自然と訓練されて審美眼が養われます。

素晴しい景色のところへ行こう、テクニックを駆使してスゴい写真を撮ろう、それも大切ですが、まずは遊び感覚で何でも撮ってみましょう。自分の中に眠っている好奇心を覚醒させるのです。

撮っているときも、出来あがった写真もとても楽しくてワクワクしますよ。

それではまた!





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ツーリング写真の自撮りポーズ ポージングの基本 インスタ映えバイク写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、自撮りはお好きですか?自撮りと聞くとインスタなどのSNSで自分の顔を撮っている人なわけですが、人によっては恥ずかしくて真似できない、ナルシストみたいで嫌な感じだ、とか色々な印象があると思います。

私は自撮りは写真文化として考えると新たなムーブメントなのかな?とも思います。自分に自信をもって発表するのですから決して悪いこととは思いませんけどね。それにSNSで見かけるソレとは違いますが絵画で言う自画像というのも、写真にしたら自撮りな訳です。

当ブログ 究極のツーリング写真では自撮りとは主にライダーの姿(自分)をツーリング写真に入れた作品のことを意味しています。ツーリング写真は風景の中にバイクだけある写真よりも、ライダーの姿があった方がよりストーリー性や感情表現が可能になります。

そして私に限らず多くの方はソロでやられているので手法は自ずと自撮りになる訳ですが。

EOS1Dx + EF14mmF2.8L F2.8 15SEC ISO1000

こちらの作例をご覧ください。私は深夜に房総半島の海岸線を走るのが大好きです。山と違って真っ暗闇ではなく、意外と道は明るくて気分よく走れるものです。以前もご紹介しましたが夜の海岸風景をスローシャッター、高感度で撮影すると、肉眼では確認できないファンタスティックな光景をとらえることができるんですよ。




この写真は東京湾越しの対岸、おそらく川崎市の工業地帯でしょうか。工場の熱か光によって空が妖しげに光っていたので、それを背景に撮影に挑みました。肉眼ではもっと暗いですが、長時間露光と高感度によってこんな光景が現れるのです。

ポージングは赤く光る対岸の空に向かって、ライダーが想いを馳せる表現をしてみました。これも演出であることに間違いありませんが、私は心の中で感じた風景を表現するために、こういった演出を加える派であります。SNS用のプロフィール画像などによく言われる「盛ってる」とは違うのですが、どう違うかのお話はまた別の機会に。演出の話はとりとめなく膨らみますので。

今回は自撮りする場合のポージングのお話です。この作例の場合、左足に多くの体重をかけてポージングの基本とも呼ばれるコントラポストというポージングを使ってみました。

普段の楽な姿勢より意識的に背筋をぴんと伸ばし、胸を張って顎をひく。そしてどちらか片方の足に体重をかけるのです。そうすると肩と腰のラインが体の中心軸からずれて、全体がS字を描くような動的な印象に変わります。簡単なようで難しいので家の鏡を見て練習してみるといいですよ。




コントラポストはファッション関係やメディア関係などでも良く見かける定番のポージングとも言えます。れゆえ見る方も違和感なく綺麗な姿勢で好感が持てるというのもあります。少々やり過ぎの演出とも感じるかもしれませんが、自撮りの場合のポージングに関しては「少々やり過ぎ」の演出が実は丁度良かったりします。

ポージングを意識せず、普通に背中を撮ったような写真は何となく間抜けに見えてしまうものです。また中途半端に姿勢を意識したものも素人っぽい演出が見る人に伝わってしまい、これもダメです。難しいですね。ヨガや剣道をやっていたり職業がモデルさんだったら普段の姿勢が美しいので大丈夫ですが。

恥ずかしがらず躊躇せず思いっきり演じ切っている姿こそがカッコいいのです。まずはコントラポストをマスターして美しいポージングの自撮りで差をつけてみませんか?ポージングのバリエーションについては今後も色々ご紹介していきますのでお楽しみに!





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↓↓↓撮影地↓↓↓

5分で分かる広角、望遠、焦点距離のハナシ<初級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、突然ですが自分が死んだ後、この世に残したいものは何ですか?

土地やお金などの財産とかは別として、自分がこの世からいなくなって何年も何十年も経ったとき、ずっと残るものがあったら素敵ですよね。

例えば建設業に携わった人なら建物だったり道路や橋だったり、製造業で開発などに関わった方なら何かの製品だったり。しかしそれは仕事として会社として築いたものであり個人が生んだものではありませんよね。

もし写真芸術を極めて歴史に残るような名作を生み出すことに成功したら、自分がこの世からいなくなった、何十年も何百年も後のその作品は大切に後世に伝えられていきます。写真道を歩む限り、その可能性はあなたにも私にも十分あり得ますよ!

さて今回の<初級>ツーリング写真解説では皆さま理解しているようで実はよく分かっていない焦点距離のお話でございます。

望遠だのズームだのと、簡単なようで実践に結び付けるのが難しいのが焦点距離。原理について解説しているものは、世の中にあふれていますので当ブログでは究極のツーリング写真流に解説いたします。

以下に3つの作例をアップしますが、通常、焦点距離の説明では同じ風景を写して被写体の大きさや背景の範囲の違いを見せるのですが、ここではそれぞれの焦点距離をどんなときに使うのか?を分かっていただくために、3枚とも違う写真で説明いたします。

その前に焦点距離について簡単に説明しておきます。




・広角:風景をワイドに、つまり広範囲に写します。被写体は小さく、そして遠近感(写真の世界ではパースペクティブといいます)がでます。一般的に35mm以下を広角といいます。数値が小さいほど広角となります。

・標準:目で見た風景と同じように写す焦点距離です。一般的には50mm前後です

・望遠:遠くて小さなものを大きく写します。範囲は狭くなり遠近感がなく距離方向が圧縮されたような画像になります。70mmくらいから大きな数値が望遠と呼ばれます。200mmくらいまでが中望遠、400mmまでが望遠、それ以上が超望遠といった感じです。

※35mmフィルムカメラまたは35mmフルサイズセンサーのデジタルカメラの場合です。APS-Cセンサーの場合は1.5倍になります。APS-C、フォーサーズなどの計算は35mm換算と検索すると分かりやすいサイトがたくさん出てきますので、そちらをご参照ください。

・ズーム:焦点距離を広角にしたり望遠にしたり調整できることをズームといいます。望遠をズームと呼んでいる人がいますが間違いなので正しましょう。一般的なカメラの多くはズームレンズです。

・単焦点:焦点距離が固定されているレンズ(またはカメラ)です。

 

では、まずは広角レンズの作例↓↓↓

EOS1Dx EF14mmF2.8LF7.1 1/500 焦点距離14mm

北海道の雄大な景色です。広範囲にわたって魅力的な風景に広角レンズは有効です。この作例は14mmで超広角なので、かなり極端な例になっていますが。注目すべきポイントは空に広がるように雲があること、そして遠くまで続く草原地帯です。この「広がり感」を作品のメインにしたいと感じたら迷わず広角で撮影です。

「どこまでも続く・・・」を表現したい場合も広角が有効で遠近感が強調され、よりイメージに近づけることができるでしょう。

広角レンズで気を付けたいポイントは歪みです。この作例は歪みが分かりやすく出た絶好の作例です。R1200GS ADVENTUREが斜めに潰されたように見えませんか?

画面の4隅付近は強い樽型(レンズによっては糸巻き型)の歪みが発生し、バイクや建物などの人工物が入ると不自然な絵になります。逆に空や海など自然界のものでしたら、さほど気にすることではありません。

バイクをからめて撮影する場合は歪みが不快にならないよう、バイクの位置や大きさに細心の注意をしましょう。

その他、順光で撮る場合は自分の陰などが写りやすい、絞りを開放してもボケが出にくいなどの特徴があります。




続いて標準レンズでの作例↓↓↓

EOS1Dx + HELIOS44-2-58mmF2 焦点距離58mm

ヘリオス44という焦点距離58mmのロシア製オールドレンズで撮った1枚です。ご覧のように被写体や背景の距離感が肉眼のイメージに近いのが標準レンズです。1つの被写体を撮るのに最適な焦点距離で写真の世界では「基本」といわれています。50mmにはじまり、50mmに終わるみたいな。

しかし、私のスタイルでは標準の焦点距離の登場はとても少ないです。この作例もストレージから探すのに一苦労しました。

というのも1つの被写体を魅力的に、というシーンがツーリングの美しさを・・・というテーマであまり出番がないのです。もちろん、私の苦手な焦点距離であるとも言えるのですが。例えばバイクがメインまたは、ライダーがメインという作品でしたら標準で撮るのが良いでしょう。

私の場合、1つの被写体を対象に撮る場合のレンズは35mmが多いです。

それと50mm単焦点のレンズ(またはカメラ)で練習をすると、焦点距離、画角の感覚、被写体に寄るという基本が身につきやすく、練習という意味ではとてもお勧めです。写真家の中には50mmしか使わない、という方も多いんですよ。

 

そして望遠レンズの作例↓↓↓

EOS40D + EF300mmF4L F4 1/250 焦点距離300mm

まだEOS40Dを使っていた頃の古い作品です。撮影地は北海道の野付半島。トドワラのさみしげな光景とカラスが群れている様子が、何かの終わりを感じさせるような崇高な景色でした。

しかしトドワラの群生は浸食と風化で減っており、決して広範囲には存在していませんでした。何よりバイクを停めている場所から、かなり距離が離れていて、普通に撮ったのでは空や水面の割合が多く、トドワラを印象付けることができません。

そこで後ろに下がれる十分なスペースがあることに注目し、長い直線道路(野付に行ったことのある方はご存じだと思います)を利用し、バイクとトドワラを対角に、下がれるだけ下って300mmで撮ったのです。

こうすることによって、バイクとトドワラの距離感はぐっと圧縮され、イメージ通りの画面作りができました。

望遠のメリットは他にもあって、野生動物に警戒されないので作例のような写真が撮りやすいのです。まあ、カラスはあまり人を警戒しませんけどね。本当ならオオワシやタンチョウ、エトピリカ(これはレア!)あたりを狙いたいですが、トドワラとカラスの組み合わせが以外と演出を加えてくれたかな・・・とも感じています。

それと画角が狭いので余計なものを排除しやすい、というのも大きなメリットです。撮影現場は電柱や電線などの邪魔なものが有りましたが、300mmという望遠域なら容易に排除できました。




どうでしたか?通常、焦点距離の説明をするときは同じ景色でそれぞれを撮影して作例を見せるものですが、あえて全く違う写真で解説してみました。私個人の考えですが広角は風景主体の作品、標準は被写体を明確に主役にする、望遠は圧縮効果を利用した画面構成、といったそれぞれの使い方があると感じます。

もちろん、これらに限らず広角、標準、望遠とそれぞれに様々な使い方があって、それは作者の手腕の見せ所でもあります。

あぁっ、タイトルに「5分で分かる」と書いておきながら、結構なボリュームになってしまいました。今回のように初歩的な解説は過去のアーカイブに埋もれてしまったので半年経過を目安にブラッシュアップして再度投稿していきます。

ではまた!

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