この雲台は素晴らしい☆Velbon PHD-66Qリボルビング雲台

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、物事を斜めから見ると事実が違ったように見える…こんな経験はおありでないでしょうか?写真も同じで撮影地で被写体とセッションするとき、よく動いてあらゆる角度で観察することで当初とは違ったものが見えてきます。

よく動く足「写真家足」はツーリング写真でも重要ですが、構図を作る時だけ使うのでは写真家足が少し勿体ないです。写真家足はイメージを作る以前の被写体の魅力を解明する時にも役立ちます。また動きまわることで脳が活性化し、リラックス系のホルモンの分泌で思考パフォーマンスがアップするという効果もあるので、とにかく撮影地では積極的によく動いてみましょうね。

さて今回はお役立ち情報としてカメラ、レンズのカテゴリー、三脚の雲台の話題をいってみたいと思います。

少し前にバイクツーリングで使う三脚の話題についてVelbonシェルパ645Ⅱというアルミ製三脚のことを書いてみました。その時の投稿は こちら。

今回はそのVelbonシェルパ645Ⅱに新たに面白い雲台を装着してみましたので、その雲台についてレポートしてみたいと思います。

今回、購入したのはVelbon PHD-66Qリボルビング雲台というヤツです。前回の投稿では望遠レンズで構図を微調整したいときにボール機構の自由雲台では厳しく、2軸でレバーが付いている昔ながらの3Way雲台がいいですよ…というお話をしました。

しかし3Way雲台は角度の微調整がやりやすいのは嬉しいのですが、バイクに積載する際にどうしてもハンドルが邪魔になってしまいます。シェルパ645Ⅱの場合はパン側のハンドルを外して一方のハンドルの後ろに差し込んでいくことで、コンパクトに収納できるのですが、これが結構とクルクル…クルクル回していかねばならず、ハッキリ言って面倒でした。中途半端な位置にしておくとエンジンの振動で外れてしまうので、しっかり締め込んでおかねばいけませんし。

ここに差し込んで収納するのがめんどくさい

そこで雲台の買い替えを検討していたところ、Velbon PHD-66Qなる凄い雲台を発見しちゃいました。




このPHD-66Q雲台、ナニがすごいかって…

こ~んなアクロバティックなモーションで縦構図に切り替わるのです!!

この動きにより横構図でセットしたカメラ位置に比較して、レンズの中心がほぼズレることなく縦構図にできるのです。考えた人すごい!

普通の3Way雲台で縦構図にするとこうなる

普通の雲台ならこんな風にレンズ中心が大きくズレてしまいます。それに三脚の中心軸から大きくオフセットされるので安定感も悪くなりますよね。三脚座のある望遠レンズならこの問題は関係ないですけど、従来はこの問題についてはL字ブラケットを装着する必要がありました。

この機構でガタつきは大丈夫だろうか…という心配もありましたが、その辺はさすがにVelbonです。全く心配はありませんでした。

マグネシウム合金製で質感も良いです。クイックリリースシューはシェルパ645Ⅱに元々装着されていた雲台と同様にQRAシステムというシューが使われています。水準器も2Wayで搭載。

水平方向の微調整はこのロックを緩めて…

右側へ限界まで傾けたところ

左に限界まで傾けたところ。こんな感じで水平の微調整ができます。




操作性は慣れてしまえば極めて良好です。一見、複雑そうに見える可動部分もしっとりとそれでいてスムースに動くので安心感があります。設計者の苦労が垣間見れる部分ですね。

そしてハンドルが一本になったので収納時のクルクル…問題も解決です。が…しかし

残念ながらVelbon純正の三脚ケースには入りませんでした…。これは仕方ないので使わなくなったキャンプ用チェアーの収納袋で代用としました。まあ収納ケースに「Velbon」なんて書いてあると、駐車中の盗難対策としては逆効果ですからね。

Velbonのリボルビング機構雲台 PHD-66Q 特に縦構図を頻繁に使う方にお勧めできる雲台です。発売時期は5年近く前なので中古も流通しています。定価は26200円ですが私は中古を1万円くらいで入手できました。




ところで余談ですが最近のカメラやレンズは多くの製品に手ブレ補正機能が付いていますよね。キャノンの一眼レフの場合はレンズに内蔵されていますが、手ブレ補正機能のあるレンズは品番にIS(Image Stabilization)と書かれています。しかし三脚にカメラを固定して撮る場合は忘れずに手ブレ補正機能はOFFにしましょうね。忘れてONのままで撮るとかえってブレてしまい明瞭さに欠ける写真になってしまいます。

今回はこの辺で!!

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バイク写真に適したレンズの選び方

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、前回の投稿でツーリング写真、バイク写真におけるはじめてのカメラ選びについて書いてみました。

今回は「よし、では一眼レフでいくぞ!」と決めた方向けに使用するレンズはどのようなものを選べば良いのか?を書いてみたいと思います。

前回もこの投稿も写真のビギナーの方を対象に書いていますので、カメラとレンズの話によく出てくる焦点距離(画角)、あるいはズーム機能のことについて最初に触れておきたいと思います。

望遠レンズで撮った作例

カメラの構造は人間の目によく例えられます。人間の目にもカメラと同様の光学的なレンズがあり、明るさを調整するための絞りもあります。しかしカメラとの決定的な相違点の1つとして目は望遠にしたり視野をワイドにする機能がありません。

そのため写真のビギナーは望遠やワイドで撮った場合、目の前の景色がどのように写真になるのかを感覚的にイメージできないものです。多くの人は望遠は遠くの物を大きくする、ワイドとは撮れる範囲が広がるもの、と知ってはいますがそれをツーリング写真で応用する術を知りません。

望遠や広角をツーリング写真でどう使うのか?これを理解しないとレンズ選びも自分がどの範囲までの画角を必要としているのか決めることができないのです。

1枚目と同じ場所で広角レンズで撮った作例

そこで大まかにツーリング写真でのそれぞれの画角の使い方を解説してみたいと思います。広角、標準、望遠レンズ、それぞれの特徴を生かしたツーリング写真の作例をご紹介しますので、それを見て好みの焦点距離を探ってみてください。

※ここから先の解説では焦点距離を数値で表記していきますがフルサイズ機での表記となります。一般的なAPS-Cセンサーの一眼レフは35mm換算(約1.5倍)として計算してください。

例:EOS KISS、EOS80Dなどに50mmレンズを装着すると81mmになる。

EOS5D、EOS6Dなどに50mmレンズを付ける場合はそのまま50mm。




・広角レンズ

EOS1Dx + SIGMA35mmF1.4ART

24から35mmくらいまでが一般的に広角と呼ばれる画角でそれより小さいと超広角または魚眼レンズとなります。ツーリング写真では風景が主体となるツーリングシーンの作画に活躍するレンズです。

空一面にひろがるウロコ雲、巨大な被写体を画面内に収めたいシーン、砂紋、広がり感、雄大さなどの表現に使います。画面内でバイクを小さく写して景色の雄大さ、偉大さを表現しましょう。

画面の四隅周辺に歪みが出るのでバイクや建物などの人工物を大きく撮ると不自然な写真になります。人物も大きく撮ると太って見えたり美人が台無しになったりします。バイクを美しく、大きく撮りたい人は35mmくらいを広角の限度としてみましょう。

出来あがった作品の印象としては観賞者が写真の世界に吸い込まれるような雰囲気になります。

・標準レンズ

EOS6D Mark2 + EF50mmF1.8STM

標準レンズは50mm前後の焦点距離で人間の肉眼の様子に近い画角です。広角や望遠レンズのように空間に変化を与えないので自然に見えるのが利点です。よって写真を見る人がその場所にいるような臨場感ある写真が撮れます。

上の写真では観賞者がライダーの数メートル後ろで本当にその場所に居るように感じる写真が出来上がります。標準レンズの「自然な感じ」とはこの事です。

またバイクを大きめに撮るツーリング写真でも、歪みはほとんど気にしなくていいので、愛車カットもたくさん撮りたい人にお勧めできます。

一般的に写真の世界では50mmにはじまり50mmに終わると言われるほど、標準レンズは基本のレンズと言われています。何を撮るにも万能でもし何かの理由で1つのレンズしか持って行けない…となった場合は迷わず50mmとなります。

・望遠レンズ

EOS6D Mark2 + EF70-200mmF2.8L

85から135mmくらいが中望遠、200mm前後が一般的な望遠レンズ。それ以上は超望遠レンズです。望遠レンズと言えば遠くの小さなものを大きく写せるという事はビギナーの方でも知っていると思います。さらに詳しく付け加えると写せる範囲を狭くする、空間を圧縮する(密度を上げる)、背景や前景をボケやすくする、といった特徴もあります。

取り扱いの上では手ブレしやすく手持ち撮影に限度がある、僅かに向きを動かしただけでも画面が大きく変わるのでアングルの調整がシビア、大きくて重いなどが挙げられます。しかしコンデジやスマホでは無しえない作画が可能なので一眼レフならではの写真を撮ることができます。

ツーリング写真では特定の被写体に存在感をもたせたり、ライダー+バイクを主題とする作品に活躍します。上の作例ではオオハンゴンソウの密度を上げて背景をボカしています。こういった表現は望遠レンズならではと言えます。

その他、空間をぎゅっと圧縮して被写体にドーンという存在感を持たせるインパクトある写真が撮れます。

望遠レンズを使って被写体を寄せたい!という要求が発生したとき、まず最初に発生する課題は撮影スペースです。後ろに大きく下がれる広い場所でないと無理なのです。これ大事なポイントなので覚えておきましょう。

そして望遠レンズで解放値も明るいレンズとなると大きく重く、そして高価なものが多いです。バイクで持ち歩くには積載方法を工夫しないと少々厳しいです。




・ズームレンズについて

ズームとは画角を自由に調整できる機能のことです。逆に調整できず画角が固定されているレンズを単焦点レンズといいます。現代の多くのカメラ、レンズはズームレンズが主流であり、単焦点レンズの方が何らかの理由に拘る玄人向けであると一般には解釈されています。

ズームレンズと一言でいっても例えば14-35mmなら広角ズームレンズ、24-70mmなら標準ズーム、70-200mmなら望遠ズーム、14-300mmといったら高倍率ズームといった具合に種類があります。

昔は単焦点よりもズームレンズは描写力に劣る、なんて言われていましたが現代ではその差はかなり少なくなりました。出来上がった写真だけを見て単焦点レンズで撮ったかズームレンズで撮ったかを言い当てるのは実際に難しいです。

ツーリング写真では極力、持っていく撮影機材のボリュームを抑えたいのでズームレンズの選択が賢明であることは疑う余地がありません。ビギナーの方の最初の投資という意味でも、何本もレンズを買うよりはズームレンズで済ませた方が経済的です。

私の個人的なお勧めはある程度のキャリアを積むと自分の得意な(好きな)画角というのが決まってきます。私の場合は35mmです。そういった得意な画角ができたら、その画角だけは単焦点を使用するといいでしょう。単焦点は解放が明るく軽量コンパクトで独特の描写があるのは確かです。

最初は24-70mm標準ズーム、または少し広角よりのズームレンズで大丈夫です。例えばキャノンのAPS-C一眼レフでしたらEF-S18-55㎜F4-5.6IS STM なんか軽量ですし最初のツーリング写真用レンズとして良いのではないでしょうか。

・軽量なレンズを選ぼう

50mm標準単焦点レンズ 左:SIGMA50mmF1.4DG ART 右:キャノンEF50mmF1.8STM

解放F値が明るく高級なレンズほど大きくて重量のあるものです。写真は左がSIGMAの50mmレンズで解放1.4のARTシリーズ、右はキャノンの通称撒き餌さレンズで同じく50mmで解放はF1.8です。しかしご覧のように大きさも重量もSIGMAの素晴らしき芸術レンズと比べて撒き餌君は半分以下です。

撮影機材のボリュームは実際にバイクで持って行けるか否かではなく、写真に対するモチベーションの問題です。どんなに重く大きい撮影機材でもその気になればバイクに積めない事はないです。バズーカ砲のような巨大なレンズだって、どうしてもそれでないと撮れない写真がイメージにあって、それを実現させようという火のような情熱があれば持って行くことが出来るでしょう。

しかし人間の心とは不安定なもので「写真をやるぞ!」と決意したときと、ある程度の期間が経ったときでは情熱の温度に変化があって当然です。たまには身軽にバイクに乗りたいと思う時があるものです。そんな時に重いカメラ、レンズを見てうんざりしてしまうなら最初から軽量な装備で整えておくのがおススメなのです。

ちなみに私がいま愛用している50mmはキャノンの撒き餌君でございます。

・で、結局おすすめは?

はい、お勧めはズバリこうです。

・パターン1<ズームレンズ1本で軽量装備> 24-105mmF4あたりの高倍率ズームを1本で勝負。実はF4だとそこそこ高価で軽量とも呼び難いのですが、1本で済ませるという意味で軽量であり経済的でもあります。この場合24mmで風景主体のツーリング写真、50mmや85mmあたりで愛車カット、105mmでライダーポートレート、道を主題にしたツーリング写真が撮れます。

・パターン2<ズームレンズ2本でバリエーション> 24-70mmと70-200mmの2本のズームレンズで勝負。もし予算があればF2.8通しのレンズを選んでみましょう。高価ですが一眼レフらしい写真が撮れます。200mmの望遠域は迫力の愛車カットや美しいボケ具合で表現するツーリングシーンにぴったり。純正にこだわらずTAMRON、SIGMAでもよければ現実的な予算になってきます。バイクへの積載方法はカメラバッグをリアに積載、トップケースなどを検討しましょう。

タムロンで型遅れなら価格も現実的




・パターン3<望遠ズーム1本、広角or標準単焦点1本> 70-200mmの望遠レンズを1本、28、35、50mmあたりの広角~標準の単焦点レンズを1本チョイスします。望遠は「それ以上は下がれない…」というスペースの問題が多々発生するので、最終的な微調整でズームがあると便利です。一方で広角や標準はバイクなどの被写体に足で寄ればOKなので単焦点を選択してみましょう。単焦点は明るい解放値、美しい描写、軽量コンパクトさを生かしたツーリング写真に活躍します。

・パターン4 <単焦点1本で楽しむツーリングスナップ> 35mmまたは50mmの単焦点1本だけで出かけてみましょう。これは身軽さ気軽さが最大のメリットです。出かける時に気負わず「何かを発見したら楽しいだろうな」という旅での出会い、発見をテーマにスナップ的に撮るツーリング写真です。私もこのパターンでよく出かけますが純粋に「写真は楽しいな」と思える1日になります。ほんとに不思議なんですけど持って行く機材が身軽なだけで何か楽しいんです。そんな日に撮れる写真に限って素晴らしい1枚があったりします。

いかがでしたか?今回ご紹介したことはあくまで目安として参考にして頂ければと思います。広角レンズでバイクを大きく撮っても何か理由があってやるのであればOKですし、望遠レンズで雄大を表現することも不可能ではありません。写真をやっていくとキャリアと共にご自身のスタイルというものが決まってきますので、その時にレンズバリエーションをいちど見直してみると良いと思います。私なんかはかなり極端ですけどね。

それとレンズは高価ですので万一の故障や紛失などを考えると、あまり高いものはおススメできません。高級なレンズは多くの場合で重量もありバイクツーリング向きのレンズとは言えません。低予算で揃える秘訣はSIGMAやタムロンの型落ち、中古を狙うことです。そこである程度やってみて、もし必要になったらその時に高級なレンズを検討してみましょう。

今回はこの辺で!!

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迷っている人必見<ツーリング写真>最初のカメラの選び方

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、少しづつ暖かい陽気になってきましたが、春のツーリングシーズンの到来が待ち遠しいですね。

このブログを最近になって見つけて「ツーリングで写真…自分も本格的にやってみようかな?」「自分のバイクをツーリング先でカッコよく撮れるようになったらいいな」と感じておられる方、そんな方を対象にツーリング写真のための最初のカメラ選びについて書いてみたいと思います。

以前も同じような内容を何度か書きましたが、今回はカメラ選びとは人それぞれであり、他者の情報は少しの参考程度にしかならないこと、どんな写真が撮りたいのか?という憧れの写真に具体性がないとカメラ選びに悩んでしまうこと、といった事に触れてみたいと思います。

EOS6D Mark2 + SIGMA12-24mmF4.5-5.6DG

よくベテランの写真家は「カメラなんて何だっていいんだ、写真は人が撮るのだ」的な内容をおっしゃいますが、それは芸術的観点での写真作品とカメラの性能は必ずしも関係していない、という事を伝えるのに分かりやすい言葉だと思います。しかし「何でもいい」はちょっと言いすぎだなと私は感じます。

例えば15年くらい前に売れに売れた普及型のデジカメは記念写真を撮る分には操作もシンプルで良いですが、憧れの作品を実現するには理想的なカメラとは言えません。例えるなら走りなれたワインディングロードを性能の悪いオートマチック車で走るようなストレスがあります。「ここはこういきたいのに!」という要求に対して直感的に操作できないのです。

操作の簡単な普及型デジカメは読者の皆さまにはオススメいたしません

写真をやろう!と決意するきっかけは「いいカメラが欲しくなったから」でも悪くはないと思います。実は私も最初はそんな感じでした。本当ならどこかで素晴らしい写真作品に衝撃を受けて、芸術写真に興味がわいたから…という入り方がいいですけどね。




だから私はカメラに関心がいってしまうことを完全否定はしません。新しいカメラ、性能のいいカメラが欲しいと思うのは、ごく自然なことだと思います。

Hasselblad Stellar

例えばこんなカメラ。ハッセルブラッドのステラというカメラですが実に素敵な雰囲気ですよね。パッと見た瞬間に「わぁ~コレいいね!欲しい!」となりません?しかし、このカメラを手に入れたからといって必ず良い写真が撮れる訳ではありません。自分の撮りたい憧れの写真とカメラの性能は多くの場合で無関係です。

しかし、このような素敵なカメラ、お気に入りのカメラを使用することで、写真に対するモチベーションが保てる!という効果があれば十分に有意義だと感じます。

ただし新しいカメラでないといい写真が撮れない、高いカメラ、高いレンズを手に入れれば自分も傑作写真が撮れる…というのは完全に幻想であるという事は認識しておきましょう。カメラ購入にあてる予算に余裕のある人はいいですが、そうでなければ散財するだけですからね。「うわ~、これ欲しい!」と思わせるカメラとは多くの場合で高いカメラです…。

(ちなみにハッセルブラッドのステラはSONY RX100無印のOEMです)

EOS6D Mark2 + EF135mmF2L

大切なことは関心の対象をカメラやレンズではなく写真にすることです。写真を愛する人間になるのが最初の一歩です。写真に無関心だとカメラが欲しいだけの人になってしまい、量販店にたくさん並んでいるカメラの中から自分にぴったりの1台を選択するのは困難を極めます。

当ブログでご紹介しているようなバイク写真、ツーリング写真の場合は主に風景写真がベースとなり、その中で・風景の中のバイク・バイクで旅をするライダー・ライダーが見ている世界…といったものを作品化する訳です。スタジオ照明やスピードライトなど人工的な光は原則として使わず、光源は主に太陽光などの自然界の光です。そして季節や時間帯、気象現象なども関わってくるのが風景写真です。そうなれば風景写真に最適なカメラ…という漠然とした目安は立てられます。

風景写真に向いたカメラで且つ【バイク乗りがツーリングで使うカメラ】まずはこの条件でいくつかの課題に具体性が出てきます。1つめはカメラ機材の質量的な問題です。重く大きな一眼レフに交換用のレンズを複数も持ってバイクに乗るのは通常は難しいです。そして2つめは振動や衝撃、突然の雨など過酷な環境で使用や運搬されることです。

私の愛用しているデジタル一眼レフ EOS6D Mark2

バイクツーリングのお供として、振動、衝撃、湿度などに強いと私が個人的に感じているのは光学ファインダーを有した普通のデジタル一眼レフカメラです。私は初代EOSキスデジにはじまり15年以上はキャノンのデジタル一眼レフを使用してきましたが、カメラが壊れたことはただの1度もありませんでした。

運搬による振動や衝撃で壊れてしまわないか心配だ…という人には普通のデジタル一眼レフはお勧めです。

光学ファインダーを有したオーソドックスなデジタル一眼レフは写真を最初に学ぶ上で実に最適だと感じます。露出補正やマニュアルフォーカスなど頻繁に使う操作が直感的に理解できます。ここ10年くらいで各メーカーから様々な機種がたくさん売れましたので中古相場も流通量が豊富です。しかもミラーレスに流行がシフトした昨今では割安な価格で入手できるのも嬉しいです。

しかしデジタル一眼レフに交換用レンズも持って行く…となると機材質量は多くなり、それをどのように持ち歩くかは悩ましい問題です。写真のようなリュックやスリングといったボディバッグ系は、体がワンクッション入ることで振動の問題が解決されますが、ずっしりと重みがライダーの体にかかり疲労になります。ロングツーリングで雨の中を走り続ける、となったときもレインカバーくらいでは役に立たないので別の防水対策が必須になります。

どうしても持っていける質量に限りがある場合、一眼レフを選択する人はズームレンズで欲しい画角をカバーして交換レンズ無しでいく作戦もバイク乗りとしてアリだと思います。




RICOH GR マニュアル露出できるコンパクトデジタルカメラ

では持ち運びという意味で圧倒的に有利となるコンパクトなデジカメはどうでしょう?最初にご紹介した普及型のコンデジと違って、マニュアル露出できる機種であれば十分にツーリング写真に使えます。この大きさであればタンクバッグやウエストバッグなどに忍ばせても負担にはなりません。スリムな機種であればジャケットのポケットに入ってしまいます。

マニュアル露出可能なコンデジも各社から色々なカメラが売られています。画素数はマニュアル露出機能がついているようなカメラであれば何万画素であろうと特に気にするポイントではありません。目安として1200万画素以上あれば十分です。センサーサイズについては1型センサーより大きいものを選択肢に入れてみましょう。

マニュアル露出できるコンデジ  チルトモニターはバイク写真で重宝します!

コンデジの弱いところは望遠域の描写や背景などのボケ具合の表現です。一眼レフに比べてグリップも小さいのでカメラホールド力も落ちます(手ブレしやすい)。もちろん高倍率ズームを搭載し解放の明るいレンズのモデルも売っているので望遠やボケ味の出る作品作りは出来なくはありません。しかし一眼レフと比較してしまうと妥協点を作らざるえません。無理な高倍率を搭載したコンデジはおススメしません。

苦手なことを無理に要求するのではなく取り回しの良さ(地面スレスレのローアングルやスクリーンやメーターの隙間に忍ばせて撮るなど)や気軽に撮れる楽しさといった長所を生かした写真を撮りましょう。よってズーム域は広角から中望遠くらいまでに留め、バリアングルモニターやチルトモニターを有したコンデジがおススメとなります。

コンデジはアッと思った瞬間を逃さずパッと撮れるのでシャッターチャンスを逃さないという意味でも楽しいカメラです。あまり気乗りしない日でも億劫がらず、いつも気軽に持ち歩けるのが強みですので手のひらに収まるくらいの軽量コンパクトなモデルを選びましょう。

EOS6D Mark2 + SIGMA150-600mmF5-6.3DG

コンデジに無理強いしてはいけないような写真とは…先日ご紹介したようなこんな写真です。圧倒的な望遠域とボケ味を利用した表現です。加えて先日も解説しましたが発生した被写界深度のピーク位置をマニュアルフォーカスでコントロールして撮った写真ですが、そういったこともコンデジでは厳しいです。

「私もこんな感じで撮りたい!」ということでしたらコンデジではなく一眼レフを検討しましょう。

しかしトレードオフとして重い望遠レンズをバイクに積載して出かけるという犠牲が発生します。

リコー GR APS-C

一方で広角でツーリングのワンシーンを…という事であればコンデジも大活躍です。この写真はRICOH GRという少々マニアックなコンデジです。このGRというカメラは一般的にスナップシューターと呼ばれていますが、逆光にやたら強いという隠れた特技を持ったカメラです。逆光を利用してドラマチックに演出するのが大好きな私はGRをよくツーリングに持ち出します。

しかしGRは素晴らしいカメラですが絞りを解放F2.8まで開いてもボケ具合はさほど期待はできないのです。それに単焦点、つまりズーム機能のない28mm固定レンズは撮影者のよく動く足を要求するものです。足が動かないビギナーにGRを持たせると陳腐な写真を量産してしまうので、このカメラはベテラン向け(または足を鍛える覚悟のあるビギナー向け)カメラですね。




いま話題のミラーレスのフルサイズ機はどうなの?カメラ業界ではこれからはミラーレスだ!という風潮ですよね。バイク写真、ツーリング写真という事であれば今のタイミングで無理にミラーレスのフルサイズ機を買う必要はありません。EOS Rのようなミラーレス フルサイズ機は素早く動く被写体にピントを正確に追従させるスポーツシーンなどでアドバンテージがありますが、風景写真では重要な機能ではありません。

キャンプツーリングで長期間持ち出す人にとってはバッテリーの持続がイマイチなのもマイナスポイントとして挙げられます。キャンプツーリングで連泊だと充電ができませんのでバッテリーの持ちが悪いミラーレス機では何個も予備バッテリーが必要となります。ご参考までにキャノンだと通常の一眼レフカメラであるEOS6D Mark2でフル充電で約1200枚(ライブビュー撮影で約380枚)対してEOS Rは約370枚となります。両者とも使用バッテリーは同じ1865mAhのLP-E6Nです。ミラーレス機とは常にライブビュー撮影なので燃費が悪いのですね。

EOS6D Mark2 + EF35mmF2IS

「こんな写真が撮りたいな」という憧れの1枚が漠然とイメージができたら商品が豊富に展示してある大型量販店を見に行ってみましょう。さまざまな展示してあるカメラから大きさ、重さ、持ちやすさ、ズーム域、センサーサイズ、バリアングルモニターなどの機能、バッテリーの持続時間などを考慮しいくつかの候補を作ります。れとカメラをパッと見た瞬間に受ける印象も大切にしてみましょう。言葉では説明できないけど、何となくこのカメラがいい!というのはビギナーにも分かるはずです。

最初の大きな選択は一眼レフにするかコンデジにするかだと思います。そして一眼レフにするならレンズは何を選ぶべきかも悩ましいですよね。

SIGMA12-24mmF4.5-5.6DG

…で、お勧めのカメラは結局なに?

はい、結局ツーリング写真にお勧めのカメラはこれです、という具体的な機種は書きません…というか書けないです。カメラ選びは本当に人それぞれ違うものです。「撮りたい憧れの写真」が人それぞれ違い、そのカメラを大きいと感じるか小さいと感じるか、使いやすいと感じるか使いにくいと感じるか、みなさん違います。誰かにこのカメラがおススメ!と言われても、あまり参考にならないと思います。

 ~バイクツーリングに最適なカメラの選び方 まとめ

・どんな写真を撮りたいのか?まずは関心の対象をカメラではなく写真に

・撮りたい写真の要求に対して必要な機能とはなんだろう?

・大きさ重さ、持ち運び(積載)方法をよく考えてからカメラを選ぼう

・最新のカメラや高級なレンズを買えばいい写真が撮れるとは限らない

・持ちやすく操作しやすく、しっくりくるカメラ、お気に入りになるカメラを探そう

一眼レフのレンズ選びのお話はまた次回にしてみたいと思います。

今回はこの辺で!!

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HJCのDS-X1とSHOEIホーネットADVを比較してみた

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、今回はツーリング写真解説ではなく久しぶりにお役立ち情報をいってみたいと思います。今回はシールドタイプのオフロードヘルメット(またはアドベンチャーヘルメットとも呼ばれます)について、新しいものを購入したのでインプレッションしてみたいと思います。

今回、私が新たに購入したヘルメットはこちらでございます。HJC製のアドベンチャーヘルメット DS-X1です。

製品のインプレッションの前に、私の拙い30年のバイクキャリアで愛用してきたヘルメットのお話に触れてみたいと思います。我ながら好きなコトへの記憶力は優秀でして初めて買ったヘルメット アストロRGから現在に至るまで愛用した30個以上のヘルメット、全て銘柄を覚えております。Arai、SHOEIはもちろんOGK、BELL、シューベルト、BMW純正、momoなどメーカーも色々。さらにバイク用品メーカーにいたころは、これらヘルメットメーカーさんともお付き合いがありました。

ここ10年くらいはアドベンチャーバイクをメインに乗っていたのでシールドタイプのオフロードヘルメットは初代ツアークロスが2個、ツアークロス3も2個、BMW純正Enduroが3個、ホーネットADVと使ってきました。これら様々な経験を踏まえた上でHJC DS-X1をインプレッションしてみたいと思います。




今回、私が購入したのはHJC DS-X1のソリッドホワイト XLサイズです。まずなぜDS-X1を購入したのか?という動悸ですが単純にカッコ良かったからです。はじめてDS-X1を見たときに「おおっカッコいいんじゃない?コレ!」といういわゆる一目ぼれでした。特にチンガード周辺のダクトのデザインやバイザーのスリットの入り方など、凝ったディティールが私のハートを掴んだのです。

次にコストパフォーマンスです。ネット上の最安値では今調べる限りですと15000円代です。ツアークロス3やホーネットADVの半分以下の予算で買えてしまいます。

DS-X1はRS TAICHIが輸入販売

HJCは韓国のヘルメットブランドであり、その価格の安さから品質は三流だと言われる風潮がありますが、それは間違いだと思います。どうしても韓国や中国の製品で価格が安いとくると質が悪いと決めつけてしまいがちですが、それは今後は改めたいと…そう感じるのがHJCのヘルメットです。

逸品を見定める目利きであれば、このHJC DS-X1の実物を手に取れば、すぐに一流品であることが分かります。三流品であれば細部のチリが甘かったり、粗悪な素材でコストダウンしていれば、全体の雰囲気から安物オーラが漂うものですが、そのような雰囲気はDS-X1には全くありません。それどころか帽体のディティールは美しくバランスを保っており言われなければAraiやSHOEIの製品だと思ってしまうほどです。

奥はSHOEI ホーネットADV 手前 HJC DS-X1

HJC DS-X1の詳細なインプレッションの前に忘れずに触れておきたいことが1つあります。それはHJC DS-X1はヤマハのアクセサリー部門であるワイズギアに同じものをOEM供給していることです。ワイズギアでの品名はZENITH GIBSON YX-6となり、HJCのロゴがZENITHになっているだけで、あとはカラーバリエーションや細かな部品が違うだけで同じです。個人的な好みの問題ですがカラーバリエーションはパールホワイトなどYX-6の方が魅力的な色が多いと感じました。YX-6は実売価格で18000円くらいだと思います。

私が以前に勤めていたメーカーでも同様に製品をワイズギアにOEM供給していました。当然ですが車両メーカーの系列は品質管理が非常に厳格であり、僅かな問題点でもクリアできない商品では採用には至らないものでした。ましてや人命にかかわるヘルメットであれば、万一事故でもあったときに販売元に責任が問われる訳です。HJC DS-X1がワイズギアの品として採用されている、ただこれだけの理由で信頼できる品物である…と私は思います。

まず私が従来まで愛用していたSHOEI ホーネットADVと並べて眺めてみました。驚いたことに真上から見たこの角度、前後に長いオーバルディティールが殆ど同じなのです。サイズは両者ともXLサイズなのですが、HJCはDS-X1のシェルをデザインする上でホーネットADVのディティールを参考にしたのかもしれませんね。ちなみにAraiツアークロス3は手元には無いので写真が撮れませんが、もっと正球体に近い形状をしています。

先ほども書きましたが帽体のディーティールは後方に向かって流れるような美しくシャープなライン。サイドはゴーグルスタイルとしたときのストラップに合わせた形状と思われます。実に細部まで手の込んだデザインが施されています。

このように3つのスタイルに対応するのはツアークロス3を参考にしたのでしょうか。ちなみにゴーグルは砂埃の激しいオフロード走行では必需ですが、公道で使うとその視界の狭さに恐怖を感じます。ストリートスタイルはカスタムバイクに似合いそうですね。

デザインに関して特にユニークだなと感心したのはシールド下部の形状です。シールドは視界に影響しないよう歪みのないデザインとするべきですが、本体との接合を考えるとつじつま合わせが難しいポイントだと思います。しかしこのようにパースさせてえぐってしまえば問題は解決です。これなら見た目もカッコいいしデザイナーさんは見事に課題の着地点を作ったと思います。




当初、私が一目ぼれしたのはこのチンガード周辺のデザイン。実物もカッコイイですね。ベンチレーションとしての空気の取り入れ口も開閉がしやすく機能的です。

帽体の後方にある気流を整えるスタビライザーはかつてOGKの特許と記憶していましたが現在はどうなんでしょう。DS-X1にも気流を整えるスタビライザーがあり、その内部にヘルメット内の熱気を抜く穴があります。こちらは開閉機能はなく常時開いていますが、進入側を閉めておけば冬でも寒い事はないと思います。

ホーネットADVの後部はこのようになっていて、こちらも排熱部分は開閉しません。しかしホーネットADVのこのマットなグレー。カッコいいのですが虫汚れの掃除が大変です。もう艶消しのヘルメットは二度と買いたくありません。

ホーネットADVとDS-X1を並べて正面から見るとこんな感じです。バイザーがDS-X1がやたら上を向いているように見えますね。これはDS-X1の方がチンガード部分のボリュームがあり、平らな床の上に置いてしまうとヘルメット自体が少し上を向いてしまう為です。

この両者を手に取って比較すると重量の差はほぼ同じで1700g前後です。ツアークロス3はこれより若干重かった記憶があります。

通常、AraiやSHOEI製のヘルメットは帽体はFRPなどのガラス繊維で強化された素材が使われています。対してHJC DS-X1はポリカーボネイトのコンポジットです。ここが日本メーカーとHJCの決定的な相違点と感じました。安全面や機能面でどちらが優れているかは一概に言えませんが、ポリカーボネイトはプラスチックの仲間の中で最も強度に優れた素材です。

小学生の頃、田宮のラジコンカーのボディがABS樹脂からポリカーボネイトに変わった時を思い出しました。トラックの無線を拾ってしまい暴走して壁に激突した私のトムス85Cはタイロッドが折れただけでボディは割れなかったのに驚いたものです。

ポリカーボネイトはしなやかで丈夫な樹脂素材です。

DS-X1の安全規格のマークはPSCとSGマーク。内装を外すとJISマークもあります。

ホーネットADVも同様です。内装を外すとJISマークがあります。ちなみに穂別ティアラは北海道のメロンで美味しいです。




DS-X1の内装。生地は吸汗速乾性に優れていそうな夏向けのザラっとした肌触りです。この質感を「安っぽい」と感じる人もいるかもしれませんが、これはAraiのツアークロス3も同じような感じです。当然、着脱可能で洗濯できます。インカム用に耳の部分にスピーカーホールなる窪みがあるのも抜かり有りません。写真では分かりにくいですがメガネのアームを通しやすいようスリットが入っています。

一方、SHOEI ホーネットADVの内装生地は起毛で肌触りがよく高級感があります。とてもかぶっていて心地よいですが夏は快適とは言えません。こちらもスピーカー用に耳の部分に窪みあります。

DS-X1のアゴひもはラチェット式のバックルタイプで微調整ができます。ラチェット式は苦手な人もいると思いますが、着脱は慣れの問題ではないでしょうか。装着すると少し首に食い込む感じが強く、タンクバッグの地図を見る時など苦しい感じがします。ここは改善の余地ありですね。

ホーネットADVは昔ながらのリング式です。アゴの下から冷気が入らないようチンカーテンが装備されているのは両者とも同じです。

DS-X1を被った感じのサイズ感ですが頬の部分がタイトです。ホーネットADVもDS-X1も表記サイズはXLですが、サイズチャートはワンサイズずれる感じです。Arai、SHOEIでLの人はHJCならXLをチョイスするべきだと思います。

しかし私のようにArai、SHOEIでXLの人はDS-X1でもXLを選ぶしかありません。XXLサイズは無い訳ではないのですが国内の流通では少ないようで前述のような価格で入手するのが難しいです。このまま内装が馴染んで痛みが出ないようであれば良いのですが、解決しないようであればオプションのワイドチークパッドを入手して対策してみたいと思います。

シールドの開閉も精度よく動作しチープさなどは感じません。カコっと開いて4段階で調整でき、閉める時もパチっと気持ちよく閉じてくれます。この辺はツアークロスよりもホーネットADVの方がしっかりしているな!と思っていたのですがDS-X1もホーネットADVに負けないほど良く作り込んであります。

シールド越しの視界も歪みなく良好で視野範囲も広いです。

シールドの曇りを予防するのに絶大な効果のあるピンロックですが、DS-X1もピンロックシートが装着できるよう突起が付いております。私もピンロック信者なので後日、ピンロックシートを入手して装着したいと思います。

走行風による風切り音はアドベンチャーヘルメットとして考えると平均的と言えます。かつてツアークロスを使用していたとき、高速道路で真横に並んだ車を見た時にバイザー周辺から笛吹音が出て驚いたのを記憶しています。DS-X1やホーネットADVではそのような事はありません。

 HJC DS-X1 まとめ

・HJCのヘルメットは3流品などではなく安っぽくもない

・ポリカーボネイト製帽体は美しく重量もライバルと同等

・日本メーカーのライバル製品の半分以下の価格

・サイズは日本メーカーを基準にワンサイズ上を選ぼう

・ワイズギアにOEM供給できるほど信頼性がある。

以上、HJC DS-X1のインプレッションでした!

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冷却期間とLightroomレタッチ

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、少し前のことですが私のInstagramに新たにフォロワーさんで「究極のツーリング写真見てます!」という女性の方がおられました。私はこのブログを開設した当初、読者層の中心は40~50代の男性と予想していたのですが、それに反して20代の読者も多く、加えて男女比はほぼ半々という結果に驚いたものです。このように若い世代や女性の方にも支持されて本当に嬉しい限りです。

そのフォロワーさんの写真はどれもバイクライフを充実させ、その楽しさが伝わってくる素敵な写真ばかりでした。写真もバイクも楽しんでいる様子は純粋にバイクの素晴らしさを人に伝える力を持っているな、と感じました。

さて本題の前にチョットお勧めの情報を…。

少し前に「写真は気に入ったのが撮れたらプリントしてみましょう、できれば6つWサイズか傑作なら4つWサイズくらいにして額装してみましょう」というお話をしました。

この写真は去年に撮った中で1番のお気に入りを4つWサイズにプリントしたものです。そして額装するにあたり安くてシンプルな額を探したところ、100円ショップのダイソーに素晴らしい商品がありました。




A3とB4の両方に対応したシンプルな木製フレームのフォトフレームです。これが4つWサイズの額装にぴったりです。4つWサイズプリントはB4サイズとほとんど同じなのです。

中の枠も外してしまえばA3サイズにも対応できる2Wayタイプです。これで200円なのですから恐るべしコスパです。このようにカラー写真の場合はフレームはなるべくシンプルなデザインを選びましょう。逆に凝ったデザインのフレームの場合はモノクロ仕上げの写真が似合うものです。

このダイソーのA3サイズフォトフレーム、唯一注文を付けるとすると紐や紐を通すリングが無いので、それは後で自分で何とかするしか無さそうです。自立させるスタンドなども当然ありません。でも200円ですからねぇ~!

他にもブラックがありますので、気になった方はダイソーに見に行ってみてくださいね。

さて今回はツーリング写真における写真の冷却期間とレタッチのお話を少ししてみたいと思います。

ここで言う冷却期間とは撮影した日から一定の期間をおいてLightroomなどのレタッチ、あるいは選別などを行うと、撮影日や翌日に仕上げた写真とは違ったものが生まれますよ、という意味のものです。冷却期間という呼び方が写真の世界で一般的に使われている訳ではありません。




写真の選別と仕上げは私の場合は主に1.撮影日の翌日 2.1か月後 3.数年後といった単位で行いますが、大半は撮影日の翌日です。撮影日の当日や翌日など直後の作業というのは撮影時の実際の様子や感動が記憶に新しく、より鮮明なイメージ(シャッターを切る直前に脳内に描いた写真のイメージ)の再現が可能です。

3.の数年後は自身の中でのバイク旅の風景が記憶の中で美化され、実際の様子とは少し違っている記憶風景としてのイメージを作る作業になります。時間を置くことで写真や旅に対する見識が深まったり、考え方に変化があった場合も撮影翌日に仕上げた作品とは違ったものが生まれます。

黄金道路

この作品を撮影したのは2005年ですが、このように仕上げたのはそれから13年も後のことでした。過去のバックアップストレージからこの画像のRAWを発見し、現在の考えとレタッチスキルのもと仕上げなおしたのです。思い起こすと当時の私はこの写真自体、それほどいい写真だとは思わなかった(思えなかった)のです。

実に13年もの冷却期間を経て自分が好きだと思える作品へと昇華した過去のRAW画像。13年前、今ほど整備されていなかった北海道の黄金道路をタフに走り切った感動が、歳月の中で記憶風景として美化されました。そのイメージの再現として仕上げたのです。

夕刻の帰路

一方でこんな経験もあります。これは長野県の確か杖突峠だったと記憶しますが高速道路の渋滞を避けるためと、旅先で夕景を拝みたいという理由で帰りの時間を遅めにずらしました。

結果、期待通りに素晴らしい夕景の中をR1200GSを走らせることが出来たのですが、峠の下りで夕陽の光が路面に吸収され奇妙で妖艶なアスファルトを目撃しました。見たこともないレアなショータイムを無我夢中でシャッターを切ったのを今でも覚えています。

その後、日もどっぷり暮れて暗闇の高速道路を淡々とR1200GSを走らせていたとき、私の脳内は先ほどのカットをどのように仕上げるか?と脳内で様々なイメージを想像しました。暗闇の高速道路はこんな事を言うと変な奴だと思われるかもしれませんが、お風呂に入っている時のような安楽の時間なのです。そんな環境を想像タイムをに使うのは実に効率の良いことだと思います。

さすがに長野を夕方に出て千葉に帰り着いたのは夜中だったので、その日はキャンプ道具を片付けて寝ましたが、すぐ翌日に選別と仕上げを行ってみました。帰りの高速道路で作ったイメージの再現です。先に書いてしまいましたがその時に描いたイメージとは言語化すると「奇妙で妖艶なアスファルト」です。




撮影日の直後は実際の様子やその時に描いたイメージが記憶に鮮明であること。だからそれを再現するための仕上げ作業となり、一方で冷却期間を置いた場合は記憶の中で美化された旅の風景の再現となります。何年も後であればLightroomのようなレタッチ技術の進歩や自信の写真に対する見識の深まり、スタイルの変化なども取り入れて作業してみましょう。そういった意味でRAWをストレージに保存しておくことは大切なのです。

今回はこの辺で!!

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ストリートスナップと肖像権問題 X100VのPR動画問題を受けて

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、写真を楽しんでいますか?楽しい、嬉しい、気分がいいという感情は脳幹からドーパミンやエンドルフィンといった報酬系のホルモンが分泌されると医学的に分かっているそうです。

この報酬系ホルモンが分泌されると脳が快反応をおこし肯定的な状態になります。すると思考パフォーマンスが向上しクリエイティブな仕事をするのに理想的な状況になるのだとか。そう考えると写真もまずはリラックスして楽しむことが大事と言えますね。




さて今回はFUJIFILMのX100Vという新製品のカメラで写真家 鈴木達郎さんを起用したPR動画があるのですが、それが肖像権の侵害やマナー問題として話題(というか炎上)している件で私も少しコメントしてみたいと思います。

※現在ではFUJIFILMの公式からはPR動画は削除されて謝罪文が表明されています。

私も写真を愛する人間、スナップ写真が好きな人間なのでこの件はとても興味があります。まず鈴木達郎氏を失礼ながら存じ上げなかったのでInstagramのアカウントを探してみました。そこでPostされている作品の一部が上のものですが…これが衝撃的でした。

どの作品も人間の生々しさ、時代の刹那を切り取った正真正銘の「これぞスナップ写真」の世界です。その中で人間の混沌とした感情に存在する”美”があり、都会に息づく人間の生命感に崇高さをも覚えるインパクトでした。撮る側の視線、撮られる側の視線の境界にヒビ割れのような物があり、そこから筋のような光が差し込んでいる作品です。もう完全に一人の写真観賞者として心を掴まれてしまい、身動きもとれなくなった屍のようになりました。

このような傑作を見ることが出来て感動と幸福と…そして感謝が生まれると共に、なぜこれが今、社会的に問題にされているのかを考えてみました。

リコーGR APS-C これは私が撮った写真です

街中で通りすがりの見知らぬ人に突然カメラを向けてシャッターを切れば、撮られた人が驚いて不快感を覚えるのは当然だと思います。私もいきなり誰かに撮られれば驚きます。「肖像権」なんて言葉は最近になって一般に定着した単語ですが、時代の変化とともに人々が肖像権を意識するようになった経緯とは何でしょうか。

そもそも問題の核心は勝手に人の顔写真を悪用する輩が出てきたことではないでしょうか。盗んだプロフ画像で詐欺に使うアカウントを作ったり、アダルトコンテンツを作る犯罪の類です。そういった犯罪事例から人々は「顔を盗まれる」ことに意識が高まり、見知らぬ人に写真を撮られることに警戒心を持つようになったと感じます。

林家ペー&パー子さんが分かりやすい例えです。今はやっていませんが昔、林家ペー&パー子さんは首にカメラをぶら下げて、手当たり次第に周囲の人を撮るという芸風を持っていました。むかしはあんな風に気楽に人にカメラを向けて写真を撮っていたのです。撮られた方も不快とも思わないから許されていた…というか何でもないことだったのですね。




写真機が一般に普及していなかったほど昔の話をすると、街頭写真屋といって勝手にスナップを撮ってくれて「この写真を買ってくれませんか?」という商売もあったそうです。私の祖父が若かりし頃にガス灯のある路地で咥えタバコで歩いている時に撮ってもらった街頭写真が今でも実家にあります。その写真は単純に祖父の若いころの写真というだけでなく、その時代のその瞬間を切り取った1枚にとてつもなく尊い何かを感じました。

昭和の時代に活躍したスナップ写真家の作品も同様です。撮ったその時に見ても普通の人が見る限りではなんでもない写真。しかし時代を切り取った1枚とは数十年という歳月を経て尊いものへ変わります。

RICOH GR APS-C

今回、鈴木達郎さんを起用したFUJIFILMのPV動画の件は一般の人が「これはダメでしょ」「犯罪だ…」「これを起用した企業が信じられない」といった反応が目立ちますが、どれも現代の日本の写真文化を象徴しているような反応だと感じました。と言うのも否定的なコメント主の大半は鈴木達郎さんの作品を見ていない(または見たが何も感じなかった)のです。

私の勝手な推測なのですがFUJIFILM社が写真文化や社会に何か警笛を鳴らす目的でこういった趣旨の動画を作成したのかもしれません。企画や広報のセクションに写真を愛している人、写真文化に貢献したい人がいて、様々な葛藤と覚悟を重ね鈴木達郎さんを信頼してメッセージを発信したのだと思います。見かけはX100Vという製品のPV動画ですが、そういったメッセージがPV動画内に隠されていると感じるのは私だけでしょうか。

ちなみに肖像権は民事になるので警察に行ってもだめだそうです。肖像権侵害とされる写真とは個人を特定できるアップであり、風景の中に写っている個人は侵害には該当しないそうです。そしてその境界に明確な基準はなく裁判などになるのも極めて稀なのだそうです(詳しくは専門サイトをご参照ください)。

そもそも人の顔は個人IDのようなものですよね。そしてそれを完全に秘密にして生きていくことは出来ません。

リコーGR APS-C

スナップについて見識のあまりない人の多くに「事前に交渉して承諾をえれば良いのに」という疑問があると思います。事前に承諾して撮るスナップも素晴らしい作品になりえますが、スナップ写真の世界では事前承諾のない撮り方の方が生々しさ、刹那という表現で優れていてると言われます。

だから撮る側としては事前承諾なしで撮りたいのですね。私が思うに現代として考えると事後承諾は必須なのではないでしょうか。「いま撮らせていただいたのですが芸術的観点での写真作品としてご理解をいただけますでしょうか」という撮った後に交渉をするのです。これを徹底するとだいぶ社会の反応も変わると思うのですが。




今回の騒動、今の時点で確かなことは2つあります。1つめは今回の件は日本の写真芸術の歴史に残る事件であったこと。2つめは数十年あるいは百年以上の未来に、鈴木達郎さんが撮った作品を見て多くの人が感謝するであろう、という事です。…いまこんな風に都会でスナップを撮っている人は少数なので、この作品はすべて貴重だと思うのです。

FUJIFILMも鈴木達郎さんも写真文化を通して社会に貢献したいという一心で、歪み始めた日本の写真文化に一石を投じるようにメッセージを発信したのだ…と私はそう信じたいです。その事が撮られたモデルさんに伝われば、きっと「そういう事でしたら撮っていただいて感謝申し上げます」となるはずです。一転してPV動画を削除して謝罪文を表明することになったFUJIFILM社は、きっと偉い人に「コラ、なんてことすんだお前ら」と怒られたのでしょうけど。立派な大企業ですから社会の反応を無視することはできませんからね。

もしFUJIFILMのような写真文化と向き合う素晴らしい企業と、スナップ写真で活動する写真家の方々に今後の課題のようなものがあるとすれば、スナップ写真という写真文化について、現代の肖像権社会にどう理解を勝ち取っていくかを考えるべき時なのだと思います。

今回はこの辺で!

人さえ写っていなければ何も心配ないですけどね

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バイクに三脚を積載する理想的な方法☆三脚の積み方

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、すこし前に知人から「三脚なんて何でも同じなんじゃないの?」という質問を受けました。その人は特に写真を趣味にしている訳ではないので、いろんな種類や価格帯の三脚があるのを見て不思議に思ったようです。

この疑問が出てくるのは非常によく分かります。カメラをきちんと固定さえできれば三脚なんでどれも同じなのでは?って誰でも思いますよね。ましてや流行の「自撮り」のための三脚という事であれば尚のことです。自撮り用や旅行の記念写真用の三脚なんて使えれば何でも良いと思います。しかし写真をライフワークに生きる写真家やプロカメラマンではそうもいきません。

カメラをしっかり固定することで微細なブレをなくし作品のクオリティを高めることは妥協を許さない写真家、プロとしては当然のことです。他にも夜景や星空などで長時間シャッターを開けるとき、望遠レンズを使うとき、組み立てた画面を固定してシャッターチャンスを待機するとき…まだまだ他にもありますが、三脚とは実に写真家にとって大切なアイテムであるのは疑う余地がありません。

そしてそれぞれの用途別に豊富なサイズや機能を備えた三脚がある訳ですね。私たちバイク乗りにとって理想的といえる三脚はどんなものでしょうか?もし私がまだメーカーに勤務していたのなら、ツーリング写真向けの三脚(もしくは三脚積載のためのアイテム)を開発したいですね。そう思ってしまうほどバイクに積載するのにちょうど良い三脚なんて見当たらないと常々感じております。




さて前回の投稿で望遠レンズ用としてVelbonのシェルパ645Ⅱという三脚を導入しました…という事を書きました。

前回の投稿は こちら

前回の投稿で望遠レンズを持ってツーリングに出かける時に、トラベラー三脚のような軽量でかつ小さなボールの自由雲台ではカメラ向きの微調整が苦しい、だからVelbonのアルミ製3Way三脚を導入しました…ということを書きました。

今回はそういった軽量、小型タイプではないしっかりした三脚をどうやってバイクに積載すればよいのか、バイクへの三脚の積載方法について書いてみたいと思います。

この写真は何年か前のものでGITZOの2型三脚を使用した頃です。R1200GS-ADVENTUREにキャンプ装備で北海道へ行った時ですが、このように三脚にカバーをしてベルトでしっかり固定していました。しかしこのような固定方法では使いたい時にすぐに取り出せず撤収時も手間でした。




いま私がやっている三脚の積載方法はこれです。電気工事で使われている通称「エフケーブル」です。主に建物や住戸の屋内配線に使われている電線ですが、内部に太い銅の芯が入っており被服のビニールも頑丈で耐久性があります。

このようにグラブバーなどに数回ほど巻くだけです。エフケーブルは適度な硬さでフレキシブルに使える2芯のVVF1.6-2Cがおススメです。この方法は電気工事屋さんがよくハイエースなどのキャリアに脚立や梯子を固定している様子を見かけます。それくらい信頼できる方法と言っていいです。

ただエフケーブルはそこら辺のお店では売っていなく大型のホームセンターの資材コーナーで入手するしかありません。1巻き買う訳にもいきませんので切り売りしているお店を探してみてくださいね。高いモノではないので1~2mくらい買っておきましょう。

ぎゅーっと締め上げて3回ほどネジネジと巻き上げるだけ。三脚を降ろすときも積むときも、さほど手間にはなりません。ケーブルの終端には写真のようにキャップを接着剤で付けておくと見た目も良くなりますよ。




三脚をバイクに積載するときは必ず三脚にカバーをかぶせましょう。走行時の汚れや雨水などで三脚の可動部(特に自由雲台の場合はボール部分)が不具合を起こす可能性があるからです。それに万一、バイクの振動でネジが外れた場合もカバーをしておけば外れたネジを紛失させずに済みます。盗難対策にもなるのでカバーは必ず装着しましょう。

それから脚の先端にある石突き、ロックレバー、パンハンドル、雲台にある固定ネジ類は積載前にしっかり締めこんでおきましょう。締めが甘いとエンジンから伝わる正弦波振動で徐々に緩んで外れてしまうのです。この辺はバイク専門の写真家のノウハウですね。

写真を愛するライダーの共通の悩みである三脚の積載方法、その一例をご紹介してみました。

今回はこの辺で!!

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写真を愛するライダーの最大の悩み☆三脚について

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、今年は記録的な暖冬ですがライダーには少し有難いですね。これを書いているのはまだ1月ですが投稿が公開される2月はちゃんと寒くなっているのでしょうか…。毎年のように異常気象と言っていますが地球はどうなってしまうのでしょうね。ここで心配しても仕方のないことですが去年の台風のような災害がないよう祈るばかりです。

さて今回は我々写真を愛するツーリングライダーにとって最大の悩みといっていい三脚について書いてみようと思います。

よく「家は三度建てないと満足できる家にならない」と聞きますが、三脚もそれに似ていて自分で最低でも三つは三脚を試してみないと、自分の使い方に合った理想的な三脚に巡り合えないのでは?と私は思います。

以前も似た内容を書きましたが三脚について少しおさらいをしておきましょう。三脚は撮ろうと決めた方向へカメラを固定すること、カメラがブレないようしっかり安定させること、撮影者1人しかいない場合の人手不足を補うもの、といった役割があります。そして三脚は使用するカメラ(+レンズ)の重量を最初に考えて選ぶこと、次に安定性と携帯性の相反する要素を考慮し自分なりの落としどころを決めて選ぶことです。

安定の良い三脚とは足が太く重量があり大きいので、例えば山登りや移動の多い撮影シーンでは少々の安定性を犠牲にしてでも小型軽量で携帯性のよい物を選ぶものです。我々バイク乗りも同様で大きく重量のある三脚をどうバイクに積載するか?は車種によっては厳しい難題となります。




この写真の左は私が古くから愛用していたGITZOのオフセットセンターポールの2型カーボン三脚。脚は3段で雲台とセットで価格は10万円オーバー。右は少しまえに究極のツーリング写真でご紹介したNEEWERのカーボン4段のトラベラー三脚で価格は実売で8000円くらい。

※NEEWER66インチ ポータブルカーボン三脚のコスパがすごい話は こちら

スペック的に比較すべき両者ではありませんが、ご覧のように収納サイズは圧倒的にトラベラータイプのNEEWERに軍配があがり、価格についても1/10以下では少々の粗が出てもNEERWERが許されてしまいます。しかし、ここ1年ほどNEEWERを使った感想としては携帯性は素晴らしく良くなりましたが望遠レンズ使用時の使い勝手や安定にいくつかの問題が発生しました。

この両者はボールジョイント機構の自由雲台です。GITZOの方はボール本体と操作ダイアルが大きく、望遠レンズ使用時でも微調整がしやすかったです。一方、NEEWERは収納時に雲台が足の内側に入る関係でボール本体もダイアルも小さいです。これですと望遠レンズを使う時に微調整が難しいのです。200mmくらいまでなら何とか頑張れますが、それ以上の画角となるともうダメです。望遠レンズでの作画とは僅か1mmでも動かすだけで画面は大きく変化するため、長い望遠ほどシビアな三脚操作が要求されるのです。

もちろん望遠レンズを多用するのは私に限った使い方なので、多くの方にとってNEEWERのカーボン三脚で不便を感じることはないと思います。しかし風のある海岸で400mmで撮りたい、なんてシーンでは脚の剛性不足からくるカメラの揺れも露呈してしまいました。

私のお気に入りの飛び道具レンズであるSIGMA150-600mmF5-6.3DGをEOS6D Mark2に装着し南房総の海岸で撮影しているとき、ライブビューで遠景の富士山の峰を拡大して確認すると、風でユラユラとずっと揺れ続けてしまうのです。

そこで望遠レンズを持って出かける時用にこんな三脚を買ってみました。VelbonのSherpa645Ⅱ 4段のアルミ脚で3Way雲台を持った割と普及しているモデルです。もちろん中古品で型遅れのモデルでもあります。定価は30672円ですがヤフオクで8000円程度で入手できました。アルミは重いですが安定がよくカーボンのように高価ではありません。

物欲を刺激するようなカッコいい三脚ではありませんが、むしろ実用一辺倒で考えれば万一の破損や盗難でも諦めがつくアイテム(と言ったらVelbonに失礼ですが)とも言えます。




特に望遠レンズを使う時に良いのがこれです。この昔ながらの2本のレバーハンドル。水平とパン方向がそれぞれ独立した3Way雲台の操作性の良さです。600mmの望遠レンズでも精度よく微調整できます。

3Way雲台PHD-65Qです。長方形で大きめのクイックリリースシューです。

斜めから滑り込ませるように装着するクイックリリースで非常に操作性がよく快適です。この辺の精度や信頼性はさすがVelbonのような有名三脚メーカーであると納得できますね。

クイックリリースプレートは望遠レンズの場合はレンズに装着、通常はカメラボディに装着します。この写真は両方に装着している状態です。クイックリリースプレートは複数枚持っていると便利です。




1つだけ難点を挙げるとすると操作ハンドルの一方を外して、このようにパン側に連結させないと収納バッグに収まらないことです。けっこうクルクル回さないといけませんし、中途半端なところで緩くしておくとエンジンの振動で落ちてしまうので、しっかり締めておかないといけません。ちょっと面倒ですね。

R1200GS-ADVENTUREのリアシートに積載したイメージ。望遠レンズを持って出かけるので仕方のないことですが、けっこう大きいですね。固定方法もこれでは不安定なので別の手段を考えねばいけません。三脚はバイクには積みにくいものですが、その気になればどんな三脚だって積めない事はないはずです。しかし重要なことは積むことではなく撮影地に着いた時にパッと降ろせて撤収時も素早く積めること。

この辺については次回の投稿でバイクに三脚を積載する場合のおススメの方法をご紹介いたします。

今回はこの辺で。

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これはイイ☆具だくさんホットサンドメーカー☆アイリスオーヤマ

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、キャンプツーリングはお好きでしょうか?いますごくキャンプブームで真冬でもキャンプ場は混雑しているようですね。アニメ「ゆるキャン△」が大人気でその影響でキャンプを始める人も多いそうですね。私の職場の人でもアニメ好きの人がいて「ゆるキャン△」にはまってキャンプを始めた人がいます。まさかあの人がキャンプを?!というインドアなイメージの人だったので驚きました。アニメの影響力ってすごいんですね。

さて今回はそんなキャンプの話題でございます。先日、新たなギアを購入して試したところ良かったのでご紹介してみたいと思います。

買ったものはコレです!アイリスオーヤマ製の「具だくさんホットサンドメーカー」です。ホットサンドといえば今やキャンプの朝食メニューとして定番化していますが、それ故に各社から様々なタイプが発売されて実に選択肢が多くなりました。

これまでバウルーのシングルを愛用していたのですがテフロン加工がだいぶ劣化したのと、最近になって具材を多めに入れる傾向があり買い替えを検討しました。そこでネット通販でアイリスオーヤマの具だくさんホットサンドメーカーを発見したのですが、この内容で1928円で買えてしまうとは驚異のコスパと言えます。




製品名が「具だくさん」とあるからには、中にたっぷり具材を入れて厚みを出しても問題なく挟めるという事です。通常のホットサンドメーカーではソーセージ、厚切りベーコン、バナナなどは切らないと挟めませんからね。

通常はホットサンドには8枚切りの食パンを使いますが6枚切りでも問題なく使えるそうです。余談ですが食パンと言えば普通は6枚切りがオーソドックスですが関西に行くと5枚切りらしいですね。

このヒンジの部分に注目してください。支点となる部分が上にズレているため、閉じる時にパンをヒンジ側から潰さないで全体が覆うように閉じてくれるのです。特許出願中だそうですよ。

内部はこのように四角く囲いがあって、この部分でパンを押し潰すことで具材が外へ逃げないようプレスする仕組みです。同時にパンの耳は潰されて加熱となるのでカリッと焼ける訳ですね。




では早速使ってみましょう。今回は厚切りハムをメインに溶けるチーズ、ツナなどを挟んでみたいと思います。トマトやレタスなど野菜も挟むべきですが買い忘れたので今回は無しです。

写真を撮り忘れましたがパンの外側にはバターをまんべんなく塗ります。バターを塗ることで表面がカリッと美味しく焼けるのです。ちなみに溶けるチーズを外にして最初だけ強火でいくと焦げたチーズパンになってこれも美味しいです。

スマホで撮ったとはいえまさかのブレ…

厚みが4cmもある具だくさんホットサンドメーカーなのですから、たっぷり具材を入れてみました。ちなみにレトルトのキーマカレーを入れるのもお勧めです。普通のホットサンドメーカーでキーマカレーを入れると食べる時に反対側から垂れてしまいますが、この具だくさんホットサンドメーカーなら囲いがあるのでその心配もありませんね。

うーん、いいですね。確かにヒンジ部分が上側にオフセットしているので閉じるときに真上から抑えるように閉まってくれます。ちなみに蓋は分離できるので洗う時に便利ですね。




ここで小さな問題が発生…。私が愛用しているストーブはMSRのウィスパーライトインターナショナルというガソリンストーブなのですが、フレイムリフレクターから飛び出している燃料ラインに干渉してしまい、水平に置くことができません。このホットサンドメーカーはゴトクが当たる部分よりも中央が盛り上がっているのです。

まあ…大きな問題ではありません。ずれないように慎重に置いてあげればOKです。

片面をそれぞれ2~3分ほど中火程度で焼くことで出来あがります。このときは8枚切りを使ったので潰す部分がズレてしまいましたが、次回は6枚切りで挑戦してみようと思います。外はカリッと仕上がり、たくさん入れた具材も溢れることなく美味しく出来上がりました。

このアイリスオーヤマ具だくさんホットサンドメーカー、小さな注文を付けるとすれば焼き目を入れるためのギザギザ部分が洗う時に少々手間かな?と感じました。バターを塗らなければ良いのかもしれませんけどね。

しかしアイリスオーヤマさんは一体何屋さんなのですか?と聞きたいほど手広くいろんな物を作っていますよね。どれも品質、機能が優れていてコスパも良いので一消費者としては嬉しい限りです。

アイリスオーヤマの具だくさんホットサンドメーカーおすすめです!

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私がR1200GSに12年も乗り続けている理由

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、いい写真が撮れたとき、その写真ってプリントしていますか?写真は最終的なフィニュッシュはプリントであるとよく聞きますが、発表の場がSNSやネットが主流の現代ではなかなかプリントの機会は減りましたよね。

しかし自分で納得のいく写真が撮れた時はぜひプリントしてみてください。できればL版ではなく6つWサイズか最低でも2L版くらい、傑作だと感じたら思い切って4つWサイズでプリントし額装してみましょう。きっとご自身のバイク旅のワンシーンが特別なものへ昇華しますよ。

しかし光と影に対して露出をコントロールした作品や夕景写真などの場合、お店に仕上げをお任せしてしまうと出来上がったプリントを見てガッカリしてしまうものです。これはカメラの評価測光と同じ理屈なのですが、お店の機械は写真全体の平均的な明るさを求めるため、撮影者が意図的に暗めに撮った写真でも、勝手に明るく補正を入れてしまうのが原因です。

プリント注文時に多くの機械で「補正なし」が選択できると思うので、そういった写真は忘れずに補正なしで注文しましょう。分からない場合は店員さん(できれば店長さんっぽい人)に相談してみましょうね。ベテランの方はLightroomでプリント用のデータを作成しましょう。




2008年式 中期型SOHCヘッドのR1200GS ハイライン

さて今回はツーリング写真の解説はお休みして空冷R1200GSの話題を独り言風にさらりと書いてみたいと思います。

当ブログは【ツーリング写真】【バイク写真】という写真カテゴリーを世に認知させ、新しいムーブメントとして皆さんと一緒に盛り上げていきましょう~!という趣旨ですが、アクセス解析では人気投稿の上位はほとんどR1200GSに関わる投稿ばかりなんです。まあ・・・ツーリング写真なんてまだまだこれからですからね。それに空冷のR1200GS、気になるから次の買い替えで候補にしようかな?と思っている方にお役に立てれば嬉しいです。

私は今年でR1200GSに乗るようになって12年目になります。もう1台の愛車R1200GS-ADVENTUREは6年目。走行距離は2台合わせると13万キロくらい。我ながら良く乗ったな~と感心しますが、もちろんこれからもR1200GSでツーリングを続けて行きたいと思っております。

私の愛車遍歴を振り返ると四輪もバイクもおよそ7年サイクルで買い替えているのですが、なぜR1200GSは買い替えようという気持ちになれず長いこと乗っているのでしょうか?その辺を書いてみたいと思います。ところで人間の節目周期は7年(男性が8年で女性7年???)と言われるそうです。芸能人が離婚したなんて話も結婚7年目であったり、なんとなく今の仕事に飽きて転職した…なんて言うのも7年周期だったりするそうですよ。

2013年式(2014年登録)R1200GS-ADVENTURE プレミアムライン

R1200GSというバイクの魅力やテレレバーやボクサーエンジンなどの特徴は以前にR1200GSインプレッションを作りましたので、同じことを書かないようにしようと思いますが、一言でいってしまうと「走りが最高に楽しいツーリングバイク」なのです。

大きくて軽いこと、もちろん平均的なバイクの重さに比べたら重いのですが、見た目の迫力からは想像もできないほど取り回しも、走り出しも軽くコーナーも軽快です。ヒラヒラと乗りやすく楽しい。「人馬一体」その言葉の意味をただ1つのS字セクションをクリアするだけで体で理解できます。アップライトなポジションで景色が違ってみえる喜び。より遠くへ、未知のツーリング風景を求めて…ライダーを次の旅へ誘うようなバイクです。

最初にBMWのバイクを買ったのは2003年でF650GSダカールでした。それまでバイクでツーリングに行くとお尻や足が痛くなったり、肩こりや全身の疲労感が出るのは仕方のない事だと思っていました。しかしF650GSダカールを購入してツーリングするようになると、お尻も足も痛くならないし、肩こりも疲労感も感じませんでした。1日中走り回って夜に帰宅しても「まだまだ走れそう」というスタミナが残っていて、これには本当に驚いたものです。それが面白くて日帰り1000㎞オーバーの弾丸ツーリングなどもやってみましたが、これもまた大して疲れなかったものです。

2003年に最初に買ったBMW F650GSダカール

そして2008年に今の愛車であるR1200GSハイライン クロススポークホイール仕様を新車で購入しました。2008年はR1200GSにとって最初の大幅フェイスリフト(MC)だったので、中古車はなく新車一択でディーラーさんに無理を言ってスポークホイール仕様を探してもらった記憶があります。確かBMWジャパン本社に置いてあった車両を持ってきたとか…。

納車から2年くらいであっというまに3~4万キロを走ったと記憶します。確か民主党政権の頃でETC装着車両は距離に関係なく1000円で行けた時代です。民主党が最終的に目指していた高速道路の無料化は叶いませんでしたが、それでもこの試験導入は嬉しかったですよね。

この頃、とにかくR1200GSで糸の切れた凧のように日本中を走り回っていました。そしてその素晴らしいツーリング性能とタフさ、走ることの楽しさに感銘を受けたものです。車体が大きいことはライダーのスタミナを無駄に削らない事、軽いことは走りが楽しいこと。この両者からツーリングをスポーツ感覚で走れる素晴らしさを体験しました。

2台洗車している風景。後ろは愛車のルノーカングーです。

2014年には2013年モデルのR1200GS-ADVENTUREの未使用車をディーラーで購入してGSとGS-ADVの2台体制でGSライフを送ることになりました。R1200GS-ADVENTUREは通常のR1200GSよりもオフロード寄りのサスペンションで33Lのビッグタンクを備えた派生モデルです。しかし実際に乗ってみた感じではR1200GSとR1200GS-ADVENTUREでは全く別物のキャラクターです。アドベンチャーは長いサスストロークと高い車高(長いプリロード)の影響か、乗り心地もコンフォートで走行風もほとんど体に当たりません。これは北海道ツーリングのようなロングツーリングで強力に頼もしいです。一方でスポーティーに走らせたいシーンではダイレクト感やレスポンスではR1200GSに一歩譲ります。




他人から見ると「何で同じバイクを2台も??」という疑問を投げかけられますが、私はR1200GSにツーリングにおける楽しさ、頼もしさ、絶大な信頼をよせているので、どちらか一方を選ぶのも難しいのです。日帰りツーリングで走りを楽しむならR1200GS、北海道やキャンプツーリングに行くときはR1200GS-ADVENTUREです。

2004~2011年までのモデルは空冷(空油冷)エンジンなので、機械としての魅力も持ち合わせていると思います。大戦中、世界の空域を席巻したレシプロ戦闘機、ドイツ軍のメッサーシュミットやフォッケウルフに搭載されたエンジンはBMW製です。この戦闘機の星型エンジンを2気筒にすると水平対向ですので、多くの人がBMWの水平対向エンジンに航空機へのロマンを連想すると思います。そのローテクな印象の機械を現代のハイテクで制御している妙が私は好きなのですが、最新のBMWほどハイテクが出過ぎていない点も空冷R1200GSの良い所だと思います。

メーターはオーソドックスに針のアナログ。ABSやASC(トラクションコントロール)、電子制御サスペンションのESAなどは安全装備や走行性能に関わることとしてツーリングに必要なものです。快適装備はグリップヒーターや電源ソケットなど最低限として必要なものと言えます。この辺のハイテクや装備の勘所が実に”ちょうどいい”のですね。

蔵王坊平高原国設野営場にて

ただ、それ以外に12年もずっと買い替えず乗り続けている理由があって、それが前職のある経験が関係しています。前職はバイク用品のメーカーだったのですが、新製品のフィッティング確認や写真撮影、新型車両の調査などで車両メーカーから広報車両を借りてよく乗り回したものです。

スーパースポーツ、売れ筋のネイキッド、アメリカン、スクーター、国内4社はもちろんハーレーやドカティなども乗りました。色んなバイクを乗るたびに「こうゆうバイクもいいもんだな!」とバイクの楽しみ方とは自分の知っている世界だけでなく、実に多岐にわたると実感したものです。特に印象深かったのはハーレーのスポーツスターとビューエルライトニング、途方もないパワーのZZR1400や隼、マッチョなV-MAXやB-Kingなどがあります。

そんな風に色々なバイクや新型車両を乗り回せるという恵まれた環境でした。そして試乗し終わって週末に自分のR1200GSに乗ると「やはり自分にはこのR1200GSがいちばんピッタリだな」とつくづく実感するものでした。前述の人間の節目周期といえる7年くらいを経過して「そろそろ他のバイクに乗り換えようかな?」と一瞬思ったとしても、この経験から「では他にいいバイクある?」と考えるのです。自分の使い方、つまりツーリングを味わい尽くすという用途に適したバイクは他には無いと思ってしまうのです。




・R1200GSってツアラーですよね? → ツアラーではなくスポーツツアラーです

・R1200GSってオジサンの乗るBMでしょ? → ただのオジさんではなく若いオジさんが乗るバイク(もちろん本当に若い人もOK)

・アドベンチャーバイクって言っても実際に冒険なんて行かないでしょ? → 冒険は常にライダーの内部に宿るもの。本当にサバンナや荒野を走ることではない。

あっ…気が付いたら3000文字以上も書いてしまいました。これからR1200GSを買おうか迷っている方、ツーリングがお好きでしたら空冷モデルのR1200GS、自信をもってオススメいたします!中古車も程度の良い個体でも100万円をきったものが多くお買い得ですしね。

日本という国土を小さくしてしまうような恐るべきスポーツツアラー。その圧倒的なツーリング性能は常にオーナーへ「ツーリングとは何ぞや?」と問いかけているかのようです。

今回はこの辺で!!

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