低画質☆駄目カメラ☆から学ぶ写真の楽しさ AGFA トイデジ

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、10年くらい前にすごく流行ったトイカメラをご存じでしょうか?ヴィレッジバンガードなどの雑貨屋さんにも売り場があったくらい、HORGAを筆頭にトイカメラが一大ブームでした。

トイカメラはお世辞にも画質が良いとは言えず、むしろひどい画質なのですが光学系の弱点からくるボヤけた画像やゴーストなどが味として受け入れられていたのです。しかし多くのトイカメラはブローニーフィルムを使用していたせいか、ブームはあっと言う間に終止符を打ってしまったと感じます。

あと5年くらい遅ければ、現代の若者に流行しているアナログブームに乗れたのに…少し残念ですね。いま若者の間では写ルンですなどのフィルムカメラが人気らしいですね。素晴らしいことです。

さてそんな10年前のトイカメラブームの中、ひっそりとトイデジも存在していました。トイデジはトイカメラのデジタル版です。あまり話題になりませんでしたけどね。

つい先日、自分が憧れを抱くような写真作品と「高画質であること」がどういった関係があるのか?この疑問を知るために画質の悪い低性能なカメラは無いのかな?と考えて見つけたカメラがこれです。

10年前のAGFA Sensor-505Dというカメラです。メルカリで2500円で購入できました。AGFAは日本で言えばフジフィルムのような有名なフィルムメーカーなのですが、フジフィルムと同様にカメラも製品化しています。

そんな有名企業のAGFAが作ったカメラなので、立派なカメラなのか?と思いきや完全にオモチャと割り切ったデジカメなのです。むかし35mmフィルムカメラでAGFA OPTIMAという名機があったのですが、そのような血筋を引き継いでいる点は赤いシャッターボタンくらいでしょうか。

はっきり言ってヒドいです… 一応は日本語表示はしますが行書体のフォントは如何わしいチャイナブランド品を連想してしまいます。しかもこの「Sモロ杯ワ白」とは一体なにを書きたかったのでしょうね。




使った感じは筐体のチープさやボタン類のクリック感からしても明らかに安っぽいです。このカメラを選んだ理由は単四乾電池とSDカードであることの2点ですが、乾電池も新品状態でないと調子よく動いてくれません。電池残量が半分くらいになるとフリーズしたり液晶のバックライトが消えてしまったりします。

こんなクオリティで10年前の当時は2万円の定価だったのが信じられませんね。10年前でも絶対に許されないと思うのですが…

 

撮ってみるとハッキリ言って楽しいです。センサーのコマ数が少ないのか動く被写体は歪んで写ります。トラックのコンテナがアニメの描写のように歪んでいるのがお分かり頂けるでしょうか?

よくこういった適当に撮って事故的に写った写真をオシャレっぽく発表しているの見かけますよね。私の個人的な感想としては、こういった写真はただの「現実逃避」なのかもしれません。いいカメラを使ってもいい写真は撮れない、そんな悲しい現実からの【現実逃避写真】。もちろん写真は現実を写すためだけのモノではありません。考えようによってはこれも表現だと思います。しかし写真家としての能力という現実からは逃れることはできません。

意図的にカメラを動かしてグンニャリさせてみました。変な写真。面白いですけど。




 

光のある場所を狙って撮ってみました。悪くはありませんね。しかしうまく説明のつかない写真です。特に右半分くらいに存在している画質の悪い部分に注目です。このようにダメになってしまう部分にある種の演出を感じるのでしょうか?

 

カメラを動かさないようにちゃんと撮るとこんな感じです。露出補正機能も備わってはいるのですが使い方が非常に面倒で微調整もできないので使いませんでした。露出オーバーですが少し柔らかい印象の写真になりましたね。

 

結論を言ってしまえば「おもちゃで遊ぶ楽しさ」「プレッシャーからの解放」この2つでしょうか。プレッシャーとは良いカメラを持っているんだから良い写真を撮らねばというプレッシャーです。このダメカメラならプレッシャーは感じないはずです。

写真とは現実の光景に対して写せる領域と写せない領域というのがあって、その限られた範囲をうまく使って表現するのが写真の良さなのかもしれません。そういった意味でこの範囲が特に狭いAGFA Sensor-505Dのようなカメラを使って写真の本当の良さを見出すことができれば、何か新しいことに気付けるアラートが聞ける気がします。

ともあれこのオモチャ AGFA Sensor-505Dでしばらく遊んでみたいと思います。楽しいので皆さまもお一つ如何ですか?




にほんブログ村 バイクブログ バイク写真へ
にほんブログ村

にほんブログ村 バイクブログへ
にほんブログ村


バイク旅ランキング

~本日の毎日100ショットスナップ~

 AGFA Sensor-505D  東京都江東区 THE SOHO

ツーリング写真 撮影マナーと安全への配慮

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、今回は今まで書いたようで書いていなかった撮影マナーのお話でございます。

きっと当ブログの読者様でしたら、以下にご紹介するような事は言われるまでもなく大丈夫かと存じます。

最近になって多くの読者様が増えたことを受けて念のため。。。念のため書いておきますね。




1.道路の真ん中にバイクを置いて撮らない

このような事がマナー違反だという認識は今となっては常識と言えそうですが、いまだに北海道のエサヌカ線や有名な直線路でこのように撮った写真をSNSで見かけます。仮に絶対に他の車は来ないという道であったとしても、写真を見る側に余計な心配をかけるのは間違いありません。

停車場所は他の交通の妨げになったり、道交法に違反するような行為がないかなど、最大限に配慮しましょう。

2.立ち入り場所に気を付けよう

北海道ツーリングの例ですと牧草地帯や昆布の干場などに入らないこと。牧草地は一見すると気持ち良い丘ですが、牧草は家畜の餌になるものでバイクで走ったり立ち入るのはやめましょう。昆布の干場は砂利の駐車場に見えるかもしれませんが食べ物を干すところです。

畑や農場などの敷地も観光用としての駐車場でない限りは立ち入らない。農作物や家畜の病気の原因を外から持ち込まないため、酪農家の方々はたいへんな苦労をされています。

漁港や港は立ち入り禁止の表示がないかよく確認しましょう。特に朝は漁師さん達の仕事の邪魔をしないよう配慮しましょう。工場夜景などを撮りたいときも勝手に工場の敷地に立ち入ったりしないよう気を付けましょう。

3.急に止まると危険!

どこか写真を撮るのに良い場所はないか?私もそうですが撮影に適した場所がないか探すように走り回るものです。突然に絶景が出現しても急に止まらないこと。後続車が驚いて思わぬ事故の原因になります。後方に車や他のバイクがきていないか?よく確認して安全に停車しましょう。

4.人気の撮影スポットでのマナー

SNSなどで有名になった人気の撮影スポット、インスタ映えするオブジェやロケーション。有名なスポットほど人が多く撮影がはかどらないものです。鉄道写真などでは度々トラブルになったり、独自のマナーが存在していたりしますがバイク写真でも同様に先に居た人への邪魔になったり、スペースを大きく陣取ったりしないよう周囲への配慮をしましょうね。

私の場合、人の多い場所での撮影が苦手なので有名な場所での撮影はなるべく避けるか、早朝など人の少ない時間帯を狙って撮ります。それでも現着して既に熾烈な場所取りがあったりすると、無理にそこでは撮影せず人知れず存在する絶景を求めてR1200GSを別の場所へ走らせることにします。

SNSでのマナー

ツーリングで撮った写真、かっこいいバイク写真をSNSのコミュニティーで発表するのは素晴らしいことです。以前も何度か書きましたが我々アマチュアにとってSNSは貴重な発表の場です。しかしコミュニティーであるからには他の参加者に不快を与えるようなコメント等をしないよう気を付けましょう。

発表している人が「何かアドバイスを頂けませんか?」と望んでいる場合を除いて、ネガなコメントは極力避けるべきです。たとえその写真がショッキングピンクまで加工された桜の景色であっても、あなたの正直な感想はぐっと心に秘めておきましょうね。




道道106号 日本海オロロンライン

マナーとは時代の流れと共に変わっていくものです。例えば喫煙マナーにしても歩行中に喫煙したり、喫煙直後にエレベーターに乗ったりすることがマナー違反と言われるのは現代ならではですよね。その昔、北海道のエサヌカ線といえば、みんなバイクを道路の真ん中に真横に停めてライダーは地面に寝そべったりして記念写真を撮るのが定番でした。しかし…それは現代ではマナー違反なのです。(むかしも本当はダメなのですが)

という事で安全やマナーに配慮が及ばないと楽しいはずのツーリングが嫌な思い出にもなりかねません。私の最近の経験では鉄道風景で予め構図を決めて三脚を立て、いざ列車が来るのを待っていたら画面のど真ん中に女性がやってきて列車をスマホで撮影しはじめました。しかし「ジャマなんでどいて下さい」とか言える性格でもないし、そもそも景色は誰の物でもないので、先に居たからといって文句を言う権利はありません。

この時は仕方なく女性のいる状態のままシャッターを切って、あとでLightroomで加工して消去しましが、やはりソレだと作品は傷物のような印象になってしまいます。周囲にいた他の鉄道カメラマン達は私に「あのオバちゃん、邪魔だったらどけって言えば良かったのに~」と言ってはくれたのですが、トラブルになって不快になるのもまた嫌なものです。

その撮影シーンはリベンジすべく次の休日の始発電車を狙って出かけたのですが、やはり皆考えることは同じで人は多かったです。しかし多くの鉄道写真家はそういったマナーに大変長けていてお互いの迷惑にならないよう配慮しあって写真を楽しんでいるようです。そういった面からも鉄道写真というジャンルは本当に成熟された写真文化になったのだなぁと実感します。

今回はこの辺で!




にほんブログ村 バイクブログ バイク写真へ
にほんブログ村

にほんブログ村 バイクブログへ
にほんブログ村


バイク旅ランキング

R1200GS泥はね対策のマッドスリング

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、今回はツーリング写真解説をお休みして空冷R1200GS/R1200GS-ADVENTUREに関わるお役立ち情報です。

舗装路でもオフロードでも道を選ばずロングツーリングできるアドベンチャーバイクの先駆者と言えるBMWのR1200GSですが、当然ながら弱点もある訳でして有名なのが雨天時の左足への泥はねです。

右側は太いパラレバーアームがあるのでそれ程に酷い泥ハネはありませんが、左足側はマフラーのパイプ以外はスカスカで、タイヤの巻き上げる泥水が左足へ直撃します。道なき道をゆくはずのツアラーなのに実に情けないウィークポイントです。特にR1200GSアドベンチャーは大きなスクリーン&張り出したガソリンタンクのお陰で上半身は万全であると言うのに、足元だけ少しの雨でびしょ濡れではいけませんよね。

私の場合はリアフレームの内側にカットした樹脂製ボードを結束バンドで留めて対応していましたが、中古でたまたまMūdSlingなる専用のリアインナーフェンダーを見つけて購入してみました。




このMudsling、実は以前からBMWディーラーなどにもアクセサリー売り場に置いてあって、知ってはいたのですが24000円という定価に手が出ずにいました。しかし今回は毎度のヤフオクで定価の1/3程度で入手することが出来ました。

しかし、この中古品は「何度かツーリングに使用した中古品です」と記載がありましたが、実物は新品のような綺麗さでした。いつも思うのですがBMWのオーナーさんって凄くツーリングに行く人と、年に何度かしかバイクに乗らないという人の二極化なんですよね。この前オーナーさんもツーリング、ましてや雨の日なんて全く走っていなかったと思われます。

取り付けはもともとのインナーフェンダーにある固定ビス2本をいちど外し、その2本と共締めにして、あとはリアフレームのパイプ部分に結束バンドで固定するだけです。




問題の左足側から見たところ。スカスカでタイヤが丸見えだった景色がマッドスリングが良く見える景色に。これはいかにも効果ありそうですね。

雨上がりの舗装林道を少し走った後の様子です。従来、このマッドスリングがないとリアサスペンションに直に泥がはねて汚れました。純正のリアサスペンションには樹脂製のカバーがあるとは言え、あまり気分の良いものではありませんでした。オーリンズなどに交換している人は見えにくくなるのは寂しいですが、有難い泥よけ効果になると思います。

気になる効果は…当たり前かもしれませんが効果絶大でした。何もないノーマル状態ですと左足の内側のくるぶしからふくらはぎまで、びっしょりと泥水で汚れましたが、これで大丈夫です。従来まで使っていた自作の樹脂ボードでは右足側が無防備でしたが、右もしっかりとガードできています。

1万円以内で出来るカスタムという意味なら費用対効果が良好と言えそうですね。夏の北海道ツーリングの前に付けたかったなぁ。。。

今回はこの辺で!R1200GS用マッドスリングのインプレでした!




にほんブログ村 バイクブログ バイク写真へ
にほんブログ村

にほんブログ村 バイクブログへ
にほんブログ村


バイク旅ランキング

【ツーリング写真】がムーブメントとして動き出す予想図

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、街はクリスマス一色、地域によっては雪景色ですっかりバイクツーリングオフシーズンですね。

私の住む千葉県の南房総のエリアは真冬でもツーリングできる風光明媚な海岸線があります。外房はダイナミックな断崖や奇岩がおりなす太平洋の景色、内房は郷愁を感じる漁村風景や東京湾越しに望む富士山、どちらも素晴らしいですよ。関東圏の皆さまはぜひこの冬に南房総にウィンターツーリングにいらしてく下さいね。

さて今回の投稿では私の写真活動のテーマと当ブログ touring-photography.com のコンセプトについて改めてお話したいと思います。私がなぜこのようなブログを書いているのか?




以前から何度も書いてきましたが最近になって新たに読者様が増えたこともあって、改めてここで自己紹介してみたいと思います。私、立澤重良はアマチュアで活動している写真家です。普段は普通にサラリーマンをしています。

ツーリング写真で現代流の旅の手段と言えるバイク旅の魅力を人々に伝えたい。または既にバイク旅の魅力を知っている方々へ旅のシーンを確かな記憶財産として残すため、ありきたりの記録写真ではなく人に見せて心にうったえるような…そんな写真を撮れるよう撮り方の解説をしています。

バイク旅の魅力を知らない人々に写真を通して伝える、ツーリングの撮り方の解説や私独自の考え方の発表・・・そんなことをこのブログを通して広めていきたいと思っています。

ツーリング写真とはバイクを主役にカッコよく撮る写真ではなく、バイク旅の世界観を表現した写真のことです。ライダーはつい愛車がカッコイイ!という思いからバイクをカッコよく撮ることに気をとられてしまいます。もちろんそれも素晴らしいことですが多くのライダーが見ているツーリングの素晴らしい景色を写真にしたものがツーリング写真なのです。

オートバイに乗って寒く孤独な工程でたどり着いたその地は、有名な景勝地でなくとも心に入ってくるものです。同じ場所を飛行機、レンタカーを乗り継いで来たのでは感じ方は全く異なります。このことは多くのライダーがすでに知っていることです。

ライダーが感じている旅の風景を写真にして、その世界を知らない人々に伝えてみたいのです。

例えば書店にいくと売り場には写真、カメラの雑誌コーナー、鉄道の雑誌コーナー、そして鉄道写真の雑誌があります。しかしバイク雑誌やツーリング雑誌はあってもツーリング写真雑誌なんて存在しません。




少しずつ…少しずつで良いのです。「あっ、俺もツーリング先で感動した光景をそのまま写真にしてみたいな」「私も人に見せて感動してもらえるようなツーリング写真を撮りたい」と思っていただき、バイク旅の魅力をそのライダーの個性で表現したような、そんな素敵な写真を皆さんで撮って「ツーリング写真」を世に広めていきませんか?

その昔、鉄道写真は鉄道という車両にフォーカスされた比較的閉鎖的なジャンルでした。しかし写真家 中井精也さんが鉄道のある風景「ゆる鉄」を確立して鉄道写真のイメージは一変し広く知られるようになりました。

あなたも究極のツーリング写真 touring-photography.com でバイクの旅の世界をのぞいてみませんか?または既にライダーの皆さまはご自身で体験した旅の心象風景を確かな記憶財産として残すべく【ツーリング写真】を極めてみませんか?

きっと数年後には【ツーリング写真】は新たなジャンルとして広く知られ、オートバイやツーリングと縁のなかった人々へ、忘れかけた旅精神を刺激する1つのムーブメントとなっているでしょう。

当ブログ 究極のツーリング写真はそんなブログです。




にほんブログ村 バイクブログ バイク写真へ
にほんブログ村

にほんブログ村 バイクブログへ
にほんブログ村


バイク旅ランキング

R1200GSファイナルギアドライブオイル漏れと謎のARASHIディスクローター

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、今回はツーリング写真解説はお休みしてR1200GSのことを書いてみたいと思います。

以前の投稿【世界一長文R1200GSインプレ】でも書きましたが、R1200GSの弱点と言えるファイナルギアドライブですが、定番のトラブルとしてリング状のオイルシールが劣化してオイル漏れが発生するというのがあります。

例にもれず私の2008’R1200GSもついに発生しました。

ファイナルのオイル漏れの多くはこの中央のリング状の穴から漏れるパターンです。




症状は少量の漏れでしたが、それでもホイールやブレーキディスクローターに付着してリアブレーキが効かず、タイヤにもオイルが付いたので危険な状態でした。

ファイナルギアドライブのオイル漏れには様々な原因がありますが、このように下から覗いて中からオイルが漏れているようですと、ギアユニットのクラウンベアリングに大きなガタつきなどが発生しているなど重症である場合もあります。

放置して各ギア、ベアリングにダメージが及ぶとファイナルギアドライブのアッセンブリー交換となり、修理費用は絶望的な金額になります(確か30万円くらいかかります)。

今回はファイナルギアドライブのシール交換で解決できそうなので、かかりつけのディーラーさんに他のメンテ作業も併せてお願いすることにしました。

 

他のメンテ作業とはリアのブレーキディスクローターとブレーキパッドの交換です。どちらも摩耗の程度が限度値になり、今回のファイナルギアのオイル漏れでオイルが付着してしまったので同時交換です。

ちなみにBMWに詳しくない方が聞くと驚くのですがBMWは国産車と違ってあまりブレーキパッドが摩耗しません。高速道路が多い人は5万キロとか持ってしまいます。これはディスクローターも削りながら減っていくかららしいです。私の2008’R1200GSはこの10年で77000㎞の走行距離。リアブレーキパッドは今回で2回目(フロントはまだ1回だけ)の交換です。そして厚み5mmのリアブレーキディスクローターはメーカーが推奨する摩耗限度(0.5mm減)を下回って4.4mmくらいになっていました。

ブレーキパッドが長持ちするのは有難い話ですが、問題はBMW純正部品のディスクローターの価格です。リアの場合は1枚で約3万円。仮にフロントの2枚と合わせて交換となると工賃も併せれば15万円以上はかかってしまうのです。

そこで妙案となるのがアフターパーツメーカー製ですがサンスター製でも純正ほどではありませんが同様に高いです。コスパを優先すると若干怪しいチャイナブランドを見ると意外とBMW用の製品もあることが分かりました。




Arashi…??Araiヘルメットのロゴを丸パクりしたような怪しいブランドですが、何とネット通販で5900円でした。命に係わる重要なパーツであるブレーキに、このような危ない橋は渡りたくありませんが約1/5の価格では仕方ありません。

ネットでアラシブレーキディスクローターを検索すると、国産のバイクではかなり使っている人も多いようなので、それほど粗悪な品ではないようです。よく見ると穴のパターンが少し違いますが、そこは気にしません。R1200RTやK1300Rなどのオンロードモデルにも共通としているブレーキローターなので仕方ありませんね。

しかしネットで調べてもアラシをBMWで使った人の情報が何もなかったので信頼性については私が人柱になってみたいと思います。

ブレーキパッドは普通にFERODOを選択しました。

 

ファイナルドライブのオイルシール交換、ファイナルオイル交換。ブレーキディスクローター、ブレーキパッド交換、ディスクローター固定ボルトは新品へ、キャリパーはピストンのもみ出しをしてもらいました。

全部お願いして3万円くらい。この程度ならBMWの維持費として考えても許容できる範囲ですね。

摩耗や信頼性について何か書くことがあったらまたご紹介します。




にほんブログ村 バイクブログ バイク写真へ
にほんブログ村

にほんブログ村 バイクブログへ
にほんブログ村


バイク旅ランキング

~本日の毎日100ショットスナップ~

RICOH GR APS-C

勝浦の第七漁港で見つけた光景です。漁港はこのようなコンテナや防錆用のペンキなど意外とカラフルな被写体が多くてデザイン要素の練習にも最適です。

バイクのある風景 写真コンテスト

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、今日は本当は更新をお休みしようかと思っていましたが、すごい写真コンテストの結果発表を受けて今回はその話題をちょっとだけ。

去る12月の初旬にニコニコ動画のニコツーから派生した【バイクのある風景写真コンテスト】をご存じでしょうか?

すでにある場所ではかなり有名なのですが、とにかくスゴい写真ばかりのハイレベルなバイク写真コンテストです。

主催者の方のブログで2018年の結果発表が掲載されています↓

2018年の受賞作品




私はこのコンテストで2016年で賞をいただきましたが、とにかくハイレベルで驚きの写真ばかりです。アウトライダーのツーリング写真コンテストもハイレベルですが、それとはまた少し趣旨の違うコンテストのようです。

アウトライダーツーリング写真コンテストは旅の世界観が表現されている、少しストイックなイメージの作品が評価される傾向でした。対してこちらのニコツーフォトコンテストは「バイクのある風景」というタイトルの通り、バイクと風景で美しさやインパクトのある作品が高評価となる傾向のようです。

当ブログでは以前に何度か同じことを書きましたが、良い写真が撮れるようになるにはまずは写真を好きになること。たくさんの色んな作品を見て自身の好きな写真を知ることが良いのではないでしょうか…と書いてきました。

こういったコンテストや写真展の作品を見て、刺激を受けたり純粋に感動したり、その中から自分が「いつかは撮ってみたい」と思える憧れの1枚を想像してみるのが、実はすごく意義のあるものだと感じます。

かく言う私もかつてアウトライダーツーリング写真コンテストで先輩方の作品から刺激を受けて「いつか撮ってみたい」という憧れの1枚を想像したものでした。もちろん現在もいつか撮ってみたい写真はアタマの中に描いていますけどね。

今回はこの辺で!




にほんブログ村 バイクブログ バイク写真へ
にほんブログ村

にほんブログ村 バイクブログへ
にほんブログ村


バイク旅ランキング

~本日の毎日100ショットスナップ~

 AGFA Sensor505-D

 

 

キャンプツーリングで道具沼にハマらない唯一の手段

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、すこし前にお役立ち情報として初めてのキャンプツーリングとしてオススメのツーリングテントをご紹介しましたが、想像以上に好評だったので今回もキャンプツーリングに関わるお役立ち情報をいってみたいと思います。

題して「キャンプツーリングで道具沼にはまらない唯一の手段」です。

キャンプツーリングの道具沼とはカメラで言われるレンズ沼と同じでテントやらシェラフやらキャンプに関わるあらゆるギアが次から次へ欲しくなって、必要でもないのについ買ってしまう…物欲の底なし沼のことです。

かく言う私も10年くらい前はどっぷり沼にはまっていて、海外製の高級なテントやらビンテージのガソリンランタンやら、飾りにしかならないようなギアやらをつい買ってしまう病気でした。

もちろん沼にハマるのは必ずしも悪いことではありません。お金に余裕があって新しい道具を試すこと自体が楽しいという事であれば、沼などと呼ばずにご自身のライフワークとして大いに楽しむべきです。

しかし本当は買いたくないのに欲しくなってしまう!と病的に困っている方々へ、私なりの方法で「道具沼の脱却法」をご伝授いたしましょう。

といっても長々と説明するようなコトではありません。1つのシンプルな道具を選び、長く使い倒して旅の思い出と道具への愛情をたっぷり注ぎ込んであげましょう!はい、これだけです。

大したモノは何もありませんが以下に私の旅の道具達をご紹介いたします。(お勧めのキャンプギアという意味ではありませんよ)

・スノーピーク ロゴダブルマグ330

スノーピークのサーモマグ。説明するまでもありませんが熱いコーヒーや冷たいビールが屋外にいても保温される優れもの。15年くらい使用しています。こういった物は紛失しない限りダメになりようが無いので半永久的に使えてしまいます。




・PRIMUSのチタンクッカー

プリムスのチタンクッカーです。写真がやや露出オーバーですが真っ黒で様子が伝わらないのでこのように撮っています…

現在のプリムス イージークックミニキットの前身ともいえるチタンクッカーでしょうか。15年くらい使っています。チタンクッカーは軽量でお湯がすぐ沸くため重宝されますが、熱伝導の関係で食材が焦げやすく大した料理は作れません。しかしこのチタンクッカーで沖縄のヤシガニをボイルしたり北海道で鮭を入れた味噌汁を作ったりした思い出が詰まっているお気に入りの旅の相棒なのです。

・SnowPeak 焚火台S

スノーピーク 焚火台S もはやキャンプツーリングを愛するライダーの間では説明不要のド鉄板アイテムですが、私も例にもれずコレが発売されたときは飛びついて買いました。以降、キャンプツーリングでは焚火という行為が欠かせないものになりました。

まだ10年も使っていませんが見た目はかなり年季が入っております。少々重いですし現在ではピコグリルなど、他に良いな~と思える焚火台が発売されていますが愛着があって今でもコレを愛用しています。

・Snowpeak ワッパー武器Ⅱチタンカトラリー

こんな小物といえるカトラリーも15年くらいは使っています。これも紛失しない限りは買い替える理由など見当たらず、ずっと愛用しております。




・Bawloo ホットサンドメーカーシングル

バウルーのホットサンドメーカー。中央で2つに分かれるダブルではなく、こちらはシングルタイプです。食パンの間に具材を多めに入れたり、冷凍の肉まんをプレスして焚火で焼いたりするにはシングルがお勧めです。主に朝食で活躍します。これも年季が入っていますが内側のコーティングが剥がれることはありません。

・Trangia ケトル0.6L TR-325

トランギアのケトル。0.6LのTR-325と思われます。いつ買ったか記憶にないほどですが10年以上は使っています。注ぎ口が絶妙で軽くコンパクトなのが気に入っております。

・MSR ウィスパーライトインターナショナル

ガソリンストーブはMSRのウィスパーライト インターナショナルです。冬のキャンプでも火力が衰えずプレヒートもしやすいです。レギュラーガソリンも使用できますが今はホワイトガソリンを使用しています。2005年に購入してずっと使っていますが、一度もオーバーホールしていませんが故障知らずです。

火力も安定していて燃焼音も比較的静かです。今売られているウィスパーライトは五徳の形状が変わったようですね。

・MSR アルパイン フライパンSUS

MSRのALPINE FRY PANというシンプルなステンレス製のフライパンです。テフロンなどのコーティングがありませんが、逆に考えればコーティングの劣化、剥がれがないので長く使えて万能です。

焚火台にかけてステーキを焼いているところ。

・Snowpeak まな板

スノーピークのまな板です。包丁をマグネットで留めて折りたたんで収納できます。キャンプツーリングの時は食材を切って焼く程度の簡単な調理ですが「食材を切る」という行為がなぜか重要と感じてしまいます。これも発売されてすぐ買ったので8年くらい愛用しています。

公式サイトより

 

いかがでしたでしょうか。キャンプに使う道具は旅の道具であり、たくさんの旅の思い出が詰まった頼もしいヤツらなのです。

見た目はもう買い替えた方が良さそうなほど黒ずんでいますし、新しいキャンプギアは機能的でオシャレかもしれません。しかし…それでも自分と共に旅をした道具たちを大切にして、キズや汚れを誇りに思えるようになれば、よりキャンプや旅の本質的な魅力と向き合えるのかな…そんな事に気が付いたとき道具沼から抜け出した記憶があります。

皆さんも今お使いになっているキャンプギアを使い倒して、キズや汚れを誇りに思ってみてください。そして旅の思い出をたくさん詰め込んで道具を愛してみてくださいね。

今回はこの辺で!




にほんブログ村 バイクブログ バイク写真へ
にほんブログ村

にほんブログ村 バイクブログへ
にほんブログ村


バイク旅ランキング

キャンプツーリングにお勧めのテント 最初のテント選び

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、キャンプツーリングはお好きですか?当ブログの読者の皆さまでしたら、きっと旅好きやアウトドア好きの方が多いと思いますのでキャンプツーリング大好きだよ!という方が多いと存じます。

もしまだキャンプツーリングは未体験ゾーンだ!という方は暖かい季節になってからでも大丈夫ですので、ぜひチャレンジしてみて下さいね。キャンプは写真の趣味とも相性がいいですよ!

さて今回は最近になって新たな読者様が増えたことを受けて「これからキャンプツーリングをはじめてみようかな?でもテントとか何を買ったら良いのだろう?」といった方々へのお役立ち情報を書いてみたいと思います。

私もなんだかんだ20年くらいキャンプツーリングをしていますので、気が付けばベテランと言えるのかもしれません…

今回は第一弾としてキャンプツーリングに最適なテントの選び方です。テントはキャンプツーリングにおいて、まず最初に決めたい重要なキャンプギアです。




一言でテントと言ってもいろんな種類があって、大きさ、形状、メーカー、価格帯など…どれが自分にとって最適な選択となるのか最初は悩むものです。

最近の流行ではモノポール型の三角テントのブームが落ち着き、今はパップ型テントが流行っているようですが、はじめてキャンプツーリングをされる方々へ迷わずオススメするのはドーム型テントです。

 

このようにドーム型をしたオーソドックスなタイプです。多くのドーム型テントは地面にペグ(杭)を打たなくても形を立ち上げることが可能な自立型です。組み立て方が簡単で風に強く内部も広々と感じます。多くのメーカーがこのタイプを製品にしているので選択肢が多いのも特徴です。

ドーム型のテントはピンキリで安いものはホームセンターでセールされている三流品から10万円以上する高級なテントまであります。

極端に安いものは悪天候に弱く、生地の劣化や部品の破損も多いので長くは使えません。絶対に雨や風ではキャンプしない!と言ってもいざ出かけてみると相手は自然ですので、山の中や海などでは天気が急変することもあります。不測の大雨でテント内が浸水…なんて北海道の若者ライダーとかでよく聞く話です。

極端に高いものを買う必要はありませんが、ある程度はしっかりした造りのテントを選びましょう。

私の場合ははじめてキャンプツーリングしたときから現在まで愛用しているダンロップのRシリーズです。数年前まで外国製のMSRやらNEMOやら値段のお高い高級テントを買いあさっていましたが、結局は最初に使っていたダンロップRシリーズに再び落ち着きました。ホント、ツーリングテントはこれが一番だ!と思っております。

最初に買ったダンロップR-324は15年以上は経過しているのに生地のベタツキも出ず、まだまだ現役で使えてしまえる耐久性です。(海外製の高級テントで6年くらいでベタツキが出てしまった経験があります)

これはフライシートをかけていないダンロップ R-227 (2人用)の本体です。長辺側が出入り口となるため開口が非常に大きく、メッシュパネルにして解放すれば暑い日も通気性が抜群に良いです。

本体の四隅にあるポールの差し込み口に注目してください。倒立式ポールスリーブといって非常に深さがあって1本だけでも自立するほど安定が良いです。こういった細かいところが初めての人には有難いと感じるはずです。

通気性の良いメッシュパネル

テントの大きさを選ぶときはソロツーリングの場合でも2人用か3人用を選びましょう。テントサイズの表記は1人用と書いてあったら人間のカラダ1つ分のスペースという意味です。つまり1人用テントは荷物がほとんど入らないのです。

テント内には寝るためのマット、寝袋を置いてその他にタンクバッグやヘルメットやウェアー類などを入れるのですからソロで丁度良い広さとは2人用か3人用なのです。

MSRのハバハバという2人用テント。向こう側にある屋根はモンベルのミニヘキサータープ。

冬や標高の高いキャンプ場など低温でもキャンプする場合はテント内が狭いほど暖かく快適です。逆に広いテントは夏場は暑くなりにくいですが、寒い場所ではなかなか自分の体温でテント内が温まってくれません。

私は夏場はダンロップR-337(3人用)を使用し、そのほかの季節はR-227(2人用)を使用しています。

手前がR-227で収納サイズは45×20×20、奥がR-337で48×22×22、どちらも収納バッグは余裕がある造りなので収納しやすくポールも一緒に入ります。多くのテントブランドはカタログ上での収納サイズを少しでも良く見せるために極力小さく造りますが、それでは収納するときに大変なのです。コンパクトは良いことかもしれませんが徒歩旅や自転車旅ではないのですから、これくらい余裕のある収納バッグの方がバイクツーリング向けと言えます。

ダンロップRシリーズの良いところの1つ、YKK製の直進ファスナーです。私は前職でバイク用品メーカーで開発をしていましたが、その時にタンクバッグやシートバッグのファスナーの故障というのを良くお客様から受けました。ファスナーはカーブの部分でファスナーチェーンが摩耗し、やがてスライダーが脱線して壊れてしまうものです。直線で使う分にはすごく長持ちすると経験上知っているのでコレがいいんです。多くのテントはメインファスナーをアーチ状にしてカーブを描いているので、きっと何年か使うとスライダーが外れたりチェーンの噛み合いが甘くなったりすると思います。

※ダンロップRシリーズでも1人用のモデルは直線ファスナーではありません。




そしてもう1つはナイロンタフタ製の底部分。耐久性、防水性に優れて雨天でも安心して過ごすことができます(上の写真の紺色の部分です)。

R-227の場合、ポールはこのようにシンプルな3本式です。ダンロップRシリーズは高級なジュラルミンポールA7001-T6を採用しています。しかし現在のモデルではアルミ材DAC7001Sが採用されているようです。どちらの素材も軽量でしなやかなので強風時でも耐えてくれます。

ハブセンター式ポールや複雑な形状のテントと違い、非常にシンプルなので初めての人でも組み立てが容易です。

吊り下げているプラのフックは最初は低温下で割れないか心配でしたが、割れてしまった経緯は一度もありません。

テント本体とフライシートの間にできる空間を前室といいます。就寝時にブーツを置いたり外の物を一時的に片づけておく空間ですが、雨天時はこの前室が調理などのスペースになるため多くのライダーは前室の広いテントを好みます。このR-227はドーム型テントとしては最低限の広さと言えます。もちろんシンメトリーデザインのダンロップRシリーズなので反対側にも同じ前室が存在します。

これは3人用テント、R-337の前室で調理しているところ。ひどい雨が降っているのでテント内で過ごすスタイルです。火の使用は一酸化炭素中毒の危険があるので前室であっても短時間で済ませること、テント本体内では使わないことが大切です。

この黄緑色のダンロップRシリーズはR-324といって15年くらい前に発売されていた3人用モデルです。基本構造は今とほとんど変わっていません。写真の場所は北海道の来臥人野営場で2004年に撮影した写真です。バイクはBMW F650GS dakar

ということで初めてキャンプツーリングしてみたい!という方にオススメするテントのご紹介でした。一般的にはコールマンのツーリングドームST、モンベルのムーンライト2(または3)、前室の大きな小川のステイシーST2、上にも出てきましたMSRのハバハバ、高級なヒルバーグのアラックなど、これらがツーリングライダーの間で見かけるテントでしょうか。

最近ではDOD製やワンタッチテントを使っている人もいるようですが、デザインや色の好み、あとは予算で検討してみてください。

ちなみにダンロップRシリーズテントはツーリング用のテントとしては名作と言いたいのですが、実は数年前に生産終了となってしまいました。ダンロップテントはHCSという会社で企画された製品で、山岳テントのブランドとして存在するプロモンテと同じ会社です。

個人的には「ダンロップ」というブランドイメージが現代のオシャレ系アウトドアブームの波に乗れなかったか…と推測しますが、ご安心ください。今なら期間限定でR-227Kという品番で復刻販売されていますよ!

▼ カラー
グリーン
▼ 重さ
本体重量:約2.2kg / 総重量:2.57kg
▼ 大きさ
設営時サイズ:間口210×奥行120×高さ115cm
収納時サイズ:40cm×φ20cm、ポール収納サイズ:44cm
▼ 素材
フライシート:30Dナイロンリップストップ(ポリウレタン防水加工)
インナーテント:30Dナイロンリップストップ(通気撥水加工)
グランドシート:70Dナイロンタフタ(ポリウレタン防水加工)
ポール:DAC7001S
▼ 収容人数
2人用
▼ 付属品
収納袋・ペグ・張り綱

定価37584円とのことですがネット上での実売価格は2万円台だと思いますよ!




にほんブログ村 バイクブログ バイク写真へ
にほんブログ村

にほんブログ村 バイクブログへ
にほんブログ村


バイク旅ランキング

 

 

 

中吊り広告から学べる写真教室<初級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、だいぶ寒さが厳しくなってきてバイクシーズンオフという感じですが、冬の間は何をして過ごされますか?

ところで今日、通勤電車の中でこんな光景を見かけました。7人掛けの座席に中学生らしき男の子が座っていました。その前に年の頃60くらいの男性が吊革につかまって立つと、少年が「席どうぞ」と立ち上がりました。男性は恥ずかしそうに笑いながら「いいよ私は!」と言ったあと、少年の気持ちが嬉しかったようで部活は何をしているのか?電車に乗って通うとは私立中学か?などと会話がはずみ、朝からホッと心がやわらぐ光景でした。

毎日通勤電車に乗っていると、たまに見たくない光景も目撃しますが世の中捨てたものではないですね。

さて今回はそんな通勤電車や駅の構内など、日常で目にする光景からでも写真に関わる重要なことが学べることがありますよ!というライトな内容でいってみたいと思います。




当ブログ、究極のツーリング写真では今まで何度も「いい写真を撮るには?」に関わる様々なことを解説してきました。これについては私も偉そうに解説などできる立場ではないのですが、私の知っている範囲のことであれば、ご存じではない、勘違いしていた方々に知っていただきたく「いい写真を撮るには写真を好きになることです」とうったえてきました。

もちろんカメラやレンズの機能を使いこなしたり、それらの知識を深めたり、構図や露出など撮り方を学ぶことも大切かもしれません。しかし「これから写真をはじめよう」という初級者の方にとって、まず最初にしていただきたい事は写真を好きになることなんです。

その中で自分の好みやスタイルを少しづつ構築して、他の誰にも似ていない自分らしい写真をやがて撮れるようになるのかな…と感じます。もちろん最初のうちはイキナリ良い写真は撮れませんので、SNSなどで知り合った上手な人の写真の真似をして撮るのも良いと思います。しかしここで大事なのは好きな人の真似をしようということ。ただ上手なだけの人の撮り方をコピるのはやめましょうね。

さて今回は電車の中吊りや駅構内にある企業などのポスターから、自分の好きな写真やデザインを探してよく見てみましょう、という話題。その中から「あっ自分はこうゆうのが好きなんだな」と自覚していくことにより、ご自身で撮る写真の好み、スタイルの方向性が決まってくるものです。

上は「いいちこ」の広告ですが私の場合はコレが大好きです。きっと究極のツーリング写真の熱心な読者の方々でしたら「あぁ~いかにもアンタが好きそう」と思っていただけると思います。

これも「いいちこ」ですが大好きな感じです。中心にボトルが置いてあることに気が付くのに数秒の時間を要するリビール効果の使い方や、自然の中にボトルだけ地面に置いてある不思議さが想像を誘います。キャッチに使われている「話のつづきを聞かせてください」にもコチラ側の心をぐっと掴まれたような感じで素敵ですよね。

こちらは大塚製薬のカロリーメイトです。この投稿を書いている今日も電車内で見かけました最新の広告ですね。行き交う人々と真逆を向いて強い眼差しでうったえるものに力強さを感じます。全体を濃紺でまとめている中で商品(カロリーメイト)が黄色であることに注目です。濃紺と黄色はデザインの色相環では補色関係であり、非常に組み合わせのよい関係です。

こちらも大塚製薬のカロリーメイトの広告で、やはり電車内で見つけました。とにかくこの作品に私はインスピレーションを受けて素直に「これカッコいい」「こうゆう感じ大好きだ」と感じました。

あまりにも素敵な作品だったので調べてみたところ、どちらの作品もフォトグラファー市橋織江さんの作品でした。

 

こちらは写真ではありませんがイラストによる東京メトロの広告です。写真でなくともデザインの要素を発見したり、そこから受ける人の感情の動きや自分の好みを知ることができます。この作品ではドラえもん自体に注目するよりもレインボーカラーのラインの入れ方やMOVING!METRO!のフォントの使い方などを見てみましょう。

全体に斜めに入る動きは躍動感、飛躍していく企業と連想しやすく、地下鉄を日々利用している人々へ、未来への期待感や「人々の暮らしに役立つ企業として変貌していきますよ」という意図が感じ取れるデザインです。

 

こちらも東京メトロの広告ポスターですが、威厳ある黒人SPが危険な線路から少女を守るようなセキュリティー、安心、守られていると連想できるポスターですね。全体のデザインから受ける印象もさることながら、オシャレさを感じる辺りが私の好みです。




いかがでしたか?

こういった広告に使われている写真やイラストなどのデザインから自身の好みを知ることにより、これからどんな写真を撮っていきたいのか?の道しるべが見えてくるように思えます。逆に最新のカメラや高級なレンズのことばかりを知識として詰め込めば、写真への関心が薄れてしまい高画質な説明写真を撮るだけの人になってしまいます。

写真を好きになることは感覚の世界への門をたたくことです。感覚の世界は写真に限らずイラストやポスターや彫刻や建築物、自動車やバイクのデザイン、ファッション、もちろん音楽や芸もそうですが人間の幸福と深く関わる素晴らしいものだと私は考えます。

日々の暮らしの中で日常的に目にする広告。その中から自分の「好き」を見つけてインスピレーションを受ける。寒い冬でカメラを持ってツーリングに行けなくても、写真の練習にもなりますので是非、明日から意識して広告を見てみてくださいね。

今回はこの辺で!




にほんブログ村 バイクブログ バイク写真へ
にほんブログ村

にほんブログ村 バイクブログへ
にほんブログ村


バイク旅ランキング

~本日の毎日100ショットスナップ~

RICOH GR APS-C

出勤前に職場近くの横断歩道で撮った1枚。「東京の足」

平凡写真を生んでしまう7つのNGその3<初級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、前回まで平凡な写真を生んでしまう7つのNGと題して、SNSなどでよく見かけるような普通のツーリング写真の何がダメなのか?いやいや…失礼しました。ダメな訳ではなく何が平凡になってしまう原因なのかを分かりやすく解説しております。

~究極のツーリング写真流 平凡写真を生んでしまう7つのNG~

1.被写体を必ず枠の中におさめて撮っている 

2.複数の被写体を画面内に並べている「お子様構図」 

3.カメラの撮影モードはオートモード 

4.ズームをぐるぐる回して大きさの調整をする 

5.被写体に不快な要素が重なったり貫通している 

6.画面の隅に電線や余計なものが写っている 

7.事実を記録しただけの写真で満足している

前回の投稿 1~2はこちら

      3~5はこちら




6.画面の隅に電線や余計なものが写っている

フツーの人がフツーに撮った写真というのは上手い下手とかの以前に、そもそも手抜きと言ったら怒られそうですが、とにかく手間をかけていないものです。

こんな事をしょっちゅう経験します。私が写真を撮っている場所に、別の人がやってきて同じように写真を撮ろうとします。きっと私が一眼レフに三脚など立てて撮っている様子を見て、絶好の撮影スポットだと感じたのでしょう。しかしその方はカメラを取り出して私が撮っていた方向にレンズを向けパッと1枚撮ってすぐに立ち去りました。ものの1分の出来事でした。

写真を撮りたい!と思って足を止めたけど、手間ひまはかけない。これはフツーに写真を撮っているフツーの人々の典型的な撮影の仕方です。

雑に撮ると写ってしまう余計な要素

ではフツーはもうやめて見る人を喜ばせる素敵な写真が撮れるようになるには?構図とか露出とか、撮り方を学ぶ前にまずは丁寧に撮ることを心がけましょう。

丁寧に撮るとは急がされるように撮ったり、雑だったり面倒がったりしないことです。上級者なら不要かもしれませんが、最初の頃は撮った写真を再生してよくチェックしてみましょう。

特に画面の四隅に電線やカラス、地面に落ちているゴミ、そういった写真の趣旨と関係のない要素や醜いものが無いかチェックしましょう。レンズやセンサーに付着した汚れなど論外です。

少し動く、ゴミは拾う、少しの手間と時間で写真の細部はぐっと良くなりフツーの写真とは一線を画す「作品」へと昇華するものです。




7.事実を記録しただけの写真で満足している

誤解のないように最初に書いておきますが事実を記録しただけの写真が悪い訳ではありません。ツーリングレポート用の写真や自分のツーリングの記録として残すのであれば問題ありません。

写真である以上はカメラは事実を記録する機械です。しかしフツーに撮るのはやめて人に見せて喜んでもらえるような素敵な写真を撮るには、事実を記録しただけの写真では力不足なのです。

ただ最初の頃はどうしても事実を写しただけの写真になってしまうものです。感じたものを表現せよ!などと言われても初級者の方には具体的に何をどうしてよいか分からないですし、そういった写真の核心的な部分は目指したところで一朝一夕に成就するものではありません。

ここで重要なのは事実を記録して満足しないこと!です。そう、ただ撮っただけなのに「よしよし、撮ったぞ!」と満足をしないこと。

では事実を記録しただけの写真と、そうではない写真を同じ場所で撮った作例でご紹介いたします。

夏の北海道ツーリングの定番ルート 道北エリアにある最果ての道「日本海オロロンライン」道道106号線です。まっすぐに伸びる道、何もない荒涼とした景色、爽やかな青い空、遠景に利尻富士。フツーの人がフツーに撮るツーリング先での写真とはズバリこうです。きっと多くの皆さんが、こういった感じのオロロンラインの写真を見たことがある、またはご自身も撮られたことがあるのではないでしょうか?

これはこの場所にある、あらゆる魅力的な要素を画面内に集めてそれを撮った!という達成感や満足感でフィニッシュしてしまった完全自己完結型の写真です。

こういった写真を撮って満足するのではなく、その時は叶わなくても結構ですので「何か足りないな」「こうではなく感動や情緒みたいの出せないだろうか」といった具合に悩んで悩みぬいて下さい。

とにかく記録や記念として撮って満足しないこと…。

 

次にこちらの作品をご覧ください。撮影時期は違いますが場所はほぼ同じポイントでオロロンラインのジュンサイ沼付近です。最初の写真との決定的な違いは完全に道を主役に撮ったことです。道の様子について「果てしなく続く最果ての道、旅欲を駆り立てる究極のルート」といった作者の感じたことを作品に込めています。

事実を記録しただけの写真とそうではない写真。まず印象(インパクト)が違いますし、いつまでも眺めていたい、ここへいつか行ってみたい、と思えるのはどちらでしょうか。

これで事実を記録しただけのフツーの写真がいかに退屈かお分かり頂けたと思います。フツーの写真とは撮る側も見る側も退屈なものです。フツーに撮るのは記録用として人に見せるのものではないのですね。

最初は難しいかもしれませんが、いつか記録ではない貴方の感じたコトが表現される個性作が、継続していれば叶うはずです。くどいですが記録写真になってしまっても満足はしないでください。

7つのNGのまとめ

いかがでしたか?ツーリング写真、バイク写真に限らずこれから写真をやってみようかな?と思っていらっしゃる方々へも役立つと思います、フツーに撮っていた写真と趣味として始める写真の違いをNG例でご紹介しました。

カメラとは事実を記録する機械でもあるので、その使い道は多岐にわたるものです。カメラを手にしている皆がみな人に見てもらい感動してもらいたい!と思っている訳ではありません。人によっては「いかに本物のようにリアルに撮る!」に恐ろしいほど執着している人も見かけます。

カメラという機械が好きで最新モデルを買ったり、高価なレンズを購入したり、あるいはビンテージのフィルムカメラを集めている人もいます(それも素敵なご趣味だと思います)。

なので世には【正しいカメラの使い方】みたいな情報はカメラ全般という意味で溢れているようにも見えます。その中で自分が欲しいHowto情報は一体どれなのか?を見極める必要があるのです。本当に紛らわしい情報が大量に溢れているのです。

当ブログ、究極のツーリング写真ではプロが仕事として撮っておられるような写真や、事実をリアルに写すためのカメラの操作方法などは解説しておりません。個人が写真を通して【バイクツーリングに関わるコト】を発表できるような、そんな素敵なツーリング写真を目指しており、そのためのノウハウを公開しております。

今回、はじめて当ブログにいらして、この投稿をご覧になった方、真のツーリング写真にご興味を抱かれた方はぜひブックマークしてくださいね。




にほんブログ村 バイクブログ バイク写真へ
にほんブログ村

にほんブログ村 バイクブログへ
にほんブログ村


バイク旅ランキング

↓↓↓北海道ツーリング オロロンラインの撮影ポイント↓↓↓