ツーリング写真がカッコよく見える 写真のデザイン知識

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、夏休みの旅で撮った写真は全て仕上がって整理できましたか?写真は綺麗に仕上げて整理してプリントして発表するまで楽しめますからね。

撮るだけ撮って、メモリーカード内に画像があるまま何もしないなんて寂しすぎますよ!仮に良い写真が撮れなかったから…と思っても撮影した写真をよく見返して分析するのはとても大事です。

さて今回の究極のツーリング写真では、いままで何度も解説してきた写真におけるデザインのお話をまとめてみたいと思います。

漁港の浮きを撮った1枚  図形デザイン要素の「円」と「連続したリズム」

もう何度も同じことを書いてきましたが写真におけるデザインとは主に 線(直線、曲線、S字、Z字…)、図形(円、四角、三角、台形、〇〇型)、色(暖色、進出色、寒色、後退色、中間色、中性色、補色、反対色)、立体感、質感、規則的なパターン、連続したリズム感、ディティール、シェイプなどです。

デザインは写真をパッと見た瞬間に視覚的に美しさや心地よさを受けるかどうかです。何を写したか、何を伝えるのかといった写真の核となる部分とは基本的に個別に考えたほうが良いです。

デザインを意識するにあたり重要なことは画面という長方形の四角に、前述のようなデザイン要素をどのように取り入れるかです。

構図はメイン被写体、副題、アクセント被写体、背景などの大きさや位置関係を調整し作品の意図を表現するための標として組み立てていくものです。構図とデザインは似ていて一部は重なりますが、こちらも考え方としては個別に考えたほうが良いです。

 




 

デザイン要素の中でも重要な「色」の要素を取り込んだ作品

デザイン要素の解説において、よく誤解を受けてしまうことは「たまたまそうだったのでは?」という疑問です。海が青いのは撮影者が青くした訳ではありませんし、富士山が二等辺三角形なのも撮影者がそうした訳ではありません。

これは画面内にデザインが偶然入ったということであり”画面内にデザイン要素を必然として取り込んだ”とは似て非なる事なのです。つまり色や線や図形が目の前の風景に存在していることに気が付き、それを長方形の画面内に意識して取り込むことそれが写真におけるデザインだと私は考えます。

くどいようですが重要なポイントは長方形の画面の中にデザインをどう取り入れるかにかかっています。

デザイン要素の線 奥行を出したり、観賞者の視線誘導にも効果的

 

写真をぱっと見たときの人間の脳がしめす反応の話ですね。目から脳へ送られた信号を元に、どのような反応を起こすか。感情を刺激する要素ではなく、あくまで「見た目」の心地よさ、安定感、視線を動かす楽しみといった世界です。

なのでデザインはとても重要ではありますが、それが写真の全てではありません。写真に重要なのは作品の意図、何をどう撮るか、どう表現したか?でありデザインや構図やカメラの操作などは意図を表現するための1つの手法に過ぎません。

 

葛飾北斎 富嶽三十六景 尾州不二見原 図形要素の円を用いたデザイン

 




 

デザイン要素 最も視線誘導を楽しませるS字曲線 そして黄金比や白銀比などの比率

最重要ではないが無視はできないデザイン。絵画でも彫刻でも書道でも、すべての芸術に通ずるデザイン要素。しかし写真をやる人でこの部分に真面目に取り組んでいる人は少ないように思えます。私は特にツーリング写真ではデザイン要素を意識しなくてはいけないシーンが多いように感じます。

例えばバイクのタイヤは円、車体は赤や黄色など扱いに知識が必要な物が多いですよね。道は線の要素。海や空は青で自然は緑、道路はグレーでアスファルトの粒子に寄れば質感、桜や紅葉の景色も色要素ですよね。すぐに思いつくだけで多くのデザイン要素があります。

いかがでしょう?そんな難しい理屈など考えずに感じたままに撮ろうよ!それが芸術なんじゃない?という意見も聞こえてきそうですが、多くの著名な芸術作品は一般に種明かしされていないだけで、こういったデザイン要素は極めて計算高く取り入れられているんです。有名な例だとダヴィンチのモナ・リザなんかそうですよね。

これを無意識に「感じたままに」デザインできれば本物の天才であると言えそうですが、そうでない人は試しにデザインを学んで写真活動されてみてはいかがでしょうか!





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写真が上達する唯一の手段。あっと思ったらパッと撮る。毎日100ショットスナップ

究極のツーリング写真touring-photography.com 読者の皆さま、皆さまは写真がどれだけお好きですか?

当ブログを見に来ていただける皆さまでしたらオートバイ、ツーリング、キャンプ、旅などと同じように写真がきっとお好きかと思います。

写真がお好きであれば「いい写真を撮りたい!」という願望があるのは当然ですよね。私ももちろんそうです。

しかし「いい写真」とは一体なんでしょうか??いい写真を撮るにはどうしたら良いのでしょうか?

当ブログも含めて世に溢れているHOWTOや解説の大半は「上手い写真」「綺麗な写真」の撮り方です。撮影技法、表現手法、カメラやレンズに関わる事、こういったものが解説書の大半を占めていて肝心な「いい写真」の撮り方は写真家によって考え方も多様であり定義付けることも難しいです。

よって「いい写真を実現するには」という核心的な部分を解説している物は見かけないのですね。

 




 

ただ1つの手がかりは「何をどう撮るか」という古くから言われている写真のキホンですが、この「何をどう」の部分がいい写真を撮る鍵であり、また誰も教えてくれず、教えようがない部分でもあります。今回はこれに注目してみましょう。

この部分は自分自身の感性と向き合って経験を積みながら磨きをかけていくしかありません。それは具体的にどうすれば身に付くのでしょうか??

CASIO エクシリムEX-10

実は私も分かりません。しかし唯一知っている手段は当ブログで何度もご紹介している毎日100ショットスナップにあります。

とにかく撮って撮って撮りまくる。毎日100ショットスナップでは構図やら露出やら深く考える必要はありません。日常の中で「あっと思ったらパッと撮る」という単純さを大切にしてやってみましょう。

ポイントはお気に入りのコンデジをいつもポケットに忍ばせておくこと、いつでも写真家の目を光らせておくこと。俺は写真家じゃねーよ、って方も良い写真を撮りたいと願うなら騙されたと思って毎日写真家を気取ってください。

毎日、たくさん撮っていると記録とも芸術とも呼べないゴミのような写真をたくさん撮ってしまいます。しかし中には「おやっこれは…」と思う不思議な写真を見つけることがあります。

その正体はその時「あっ」と思った被写体を偶然的に切り取った生々しさだったり、自分の知らない表現手法が事故的に撮れてしまっていたりと色々なのですが、とにかく不思議な写真を発見したら自身でよく分析し、その写真の何が良いのか理由を後付けしてみましょう。

 




なんの話だかさっぱり分からんな。という声が聞こえてきそうです。

多くの人が撮影技法や表現手法を習得し、カメラやレンズの使いこなし方を熟知すれば「良い写真」を実現できると誤解しているのです。もちろん、これらは大切なことで私自信も研究しこのブログで紹介してきました。しかしこれらは「何をどう撮るか」の「撮る」の部分にすぎないのです。

毎日100ショットスナップは本当に不思議な力を持った練習方法です。何も考えずテキトーにシャッターを切っただけの写真なのに、作者が言葉を発しているような写真が撮れたり、撮影時には気が付かなかったコトが写っていたり、様々な気付きと驚きをあなたに与えてくれます。

もちろん釣りで言うボウズみたいに何も収穫のない日もあります。しかし毎日楽しみながら継続していくと「写真ってこうゆうことなのかな」と誰も教えてくれないような写真の核心が少しづつ少しづつ自分なりに理解できていくのです。

高級なカメラをそれ用に準備する必要はありません。中古の型遅れでも良いので2万円前後のマニュアル露出ができるコンデジを買ってみましょう。何画素でも如何なるセンサーサイズでも構いません。強いて機能的な部分を要求するなら電源を入れたときの起動時間が早く、瞬時に撮影態勢に入れるカメラです。スナップとは「あっ!と思ったらぱっと撮る」が大切です。レンズキャップがネジ式だったり、厚みと重量がありポケットに入れておくと不快だったりするカメラはスナップ向きではありません。

準備するものはそれだけです。あとはとにかく毎日撮って撮って撮るのみです。通勤途中の道端の雑草でも、ふと見かけた錆びた扉でも、家族や同僚などの身近な人物でも、野良猫、駐輪場など、被写体は何でも大丈夫です。100ショットという数はあくまで目安的な精神論にすぎません。100回シャッターを切るつもりで1日を過ごしてみましょう、という意味です。

スマホのカメラ機能じゃだめ??もちろんスマホのカメラ機能でも大丈夫ですが、多くのスマホは露出、ピント、感度などが瞬時に操作できないのでカメラ、写真を学ぶという意味では不向きです。ただしどうしてもコンデジをいつも持ち歩くのは難しい、という方はスマホでいきましょう。

皆さんも毎日100ショットスナップ、やってみては如何でしょうか。

楽しいですよ。





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CASIO エクシリムEX-10

これはツーリング中に撮ったスナップです。あっと思ったらぱっと撮る!シャッターチャンスを逃がさないように!

旅人たちの子守歌

2018年8月13日 北海道稚内市

稚内森林公園キャンプ場にテントを張って4日目。

連日にわたって曇りか小雨の天気だった道北地方にようやく明るい天気予報が伝えられた。しかし道内の全域ではこの先の数日間は雨模様であり、道内で北海道ツーリングを楽しんでいるライダー達が本来の予定を変更して、ここ稚内に集結してしまったと思うほど、キャンプ場は駐車場があふれるほどの混雑だった。

むかしの自分だったら混雑を嫌ってうんざりしていたはず。しかし、この時は稚内森林公園に連泊して滞在型とする旅を楽しんでいたせいか、なんとなく傍観者のように多くのライダーや旅人達を見守っているような気分だった。

明日は空が明るくなる前から行動を開始しよう。そう思ってこの日は午前3時半に目覚ましをセットしたが、興奮していたせいか午前2時50分に目が覚めてしまい3時にはR1200GSアドベンチャーに火を入れてキャンプ場を出発した。

薄暗い景色の抜海岬や日本海オロロンラインの景色、ノシャップ岬からの朝日を拝み、いつも通りツーリング写真家を気取って走りまわり、そして撮りまわった。

午前11時、あれほど今回は食べないぞ、と心に誓ったはずのウニ丼を誘惑に負けてたらふく食ってしまい、激しい眠気に襲われたので稚内森林公園キャンプ場に戻ってテントで昼寝を決め込むことにした。

自分のテントの周囲はいかにも混雑したキャンプ場という感じで数メートル四方にわって他のテントが設営されていた。そして最も近接した位置に大きなファミリー型ドームテント スノーピークのランドロックが設営されていた。

そのテントはライダーではなく高齢の夫婦だった。テント前にテーブルと椅子、バーベキューコンロがあり昼間からキャンプ場でのんびり過ごしている様子だった。

「どうもコンニチハ」と軽く挨拶だけ交わして、私はテント内にもぐりこみライディングウェアーを脱いで下着のまま寝袋に入った。

 




 

寝落ちする前にこんな会話が聞こえてきた。

「あら~、あなた達また会ったわね」

「わ~すごい偶然、稚内で再会だなんて!」

お隣の老夫婦のお母さんと、若い女性らしき人の声だった。

やってきた若い女性にはもう1人の連れがいて、その人は外国人女性のようだ。

「こっちに来て一緒にお話ししましょうよ、占冠ワインもあるわよ」

驚いたことに老夫婦のお母さんは英語がとても達者で、ここから先の4人の会話は全て英語になった。

私は英語はよく分からないが2人はエストニアだかリトアニアだかで出会って意気投合し、今は2人で日本を旅しているのだとか。明日は礼文島に行ってトレッキングをしたり、外国人の彼女に美しいスカイ岬を案内するのが楽しみなのだとか…そんな様な内容だと思う。

この若い女性2人とお隣の老夫婦は何日か前に美深で会っていたようだ。

その他、よく聞き取れない英語の会話に対して時よりお母さんが「あら~素敵だわ」と感想だけは日本語で話すことに面白いなと感じ…やがて4人の会話が子守歌のように心地よくなってしまい眠りこけてしまった。

気が付くと私は稚内森林公園キャンプ場の駐車場を見下ろす階段の上に立っていて、そして駐車場に入ってくる1台のバイクを見つけた。それは88年式の白いFZR400でコブラの集合マフラーをつけていた。

「あれ…」

FZR400は私のバイクの隣に停まった。しかし私のバイクはなぜかR1200GSアドベンチャーではなく90年式のホンダVFR400Rであった。それはかつて10代の頃に私が乗っていたバイクだ。

夢なのだ…。

FZR400の男は平レプリカのヘルメットを脱いで私に向かって何も言わず笑った。そいつは中学の時の大親友で高校1年の9月にこのFZR400で事故を起こしてこの世を去った。

 




 

夢なのでこのシーンの続きは断片的だけど、次のシーンにはそいつの姿を見失ってキャンプ場内を探し回っている自分がいた。ただ駐車場に停まっているFZR400だけはそこにあって、事故の翌日に見たアッパーカウルの削れたような傷が、そのFZR400にも確かに付いていた。

次の瞬間、人の笑い声で目が覚めた。お隣の会話がお酒も入ってだいぶ盛り上がっている様子だ。耳栓も持っていたが不思議と4人の会話を聞きながらまどろむのが心地よく感じたので耳栓はしなかった。

「好きって言っちゃいなさいよ~」を英語にしたような会話で笑い声と食器の音が聞こえてきたり、急にしんみりした会話になったり、お母さんが突然に日本語で「それは寂しいわね…」なんて言ったり。

そして「親友が亡くなるのはほんと辛かったです」という女性の言葉を聞いて自分がいま見た夢と同調した気がした。

そんな会話を子守歌にしながら、夕景撮影の出発時間までシェラフの中でウトウトを繰り返していた。

まだつい数週間前の出来事だけど、この稚内森林公園キャンプ場で昼寝したことは一生忘れないだろうと思う。

旅の記憶として焼き付いたのだ。

 





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いい写真を撮るにはどうしたらいんだろか…傑作ツーリング写真の撮り方

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、急に変なタイトルで失礼いたしました。

さて、ここ最近なのですが何かのキーワードで検索順位が優秀らしくアクセス数がすごく増えております。キーワード検索によって表示されるサイトの順位をSEO順位といいますが、その順位を決めているのはG社のロボット機能と人と言われています。そしてその判断基準はユーザーから見て価値のあるサイトであるか?だそうです。

はじめて当ブログ 究極のツーリング写真を見に来られた皆さま。当ブログはオートバイに関わる写真について、多くのライダーが愛車の写真、ツーリングの記念、記録写真を撮っていますが、それらはいったん置いておいて…ライダーが見ているバイク旅の風景を芸術的写真作品として高めていきましょう。という趣旨のサイトでございます。

かつて鉄道写真は鉄道車両にフォーカスされた閉鎖的な分野でしたが、鉄道のある風景、ゆる鉄が写真家 中井精也さんによって確立され、一躍して鉄道写真は市民権を得ました。

それと似たことをオートバイの写真でやってみたいのです。その為に微力ではありますが、アマチュア写真家である私、立澤重良がツーリング写真歴10年以上のキャリアを元に当ブログでノウハウを解説しております。

そのツーリングのワンシーンを1枚の作品にする!みなさんもご一緒にいかがですか?やり方は当ブログで徹底解説していきます!

 




 

さて前置きがとても長かったですが今回はツーリング写真解説と言うより、私自身が整理しておきたい写真に関わることを独り言風に記録しておきたいと思います。題して「いい写真を撮るにはどうしたらいんだろ」でございます。

2017年2月 千葉県富津市

良き写真を生み出すには作者が出会った、見つけた被写体や情景などについて作者が感じたことを個性的にかつシンプルに表現することを目指したいです。

なのでまず最初に出会いや発見を大切にすること。その上で感動できる豊かな心の持ち主であること。写真家を目指すならこの辺を意識して高めていきたいですね。

表現にはいろいろな手法があって一般に知られているのはカメラの操作やレンズの選択など主にカメラ側に関わることばかり対象になっているように感じます。これは何故でしょう?良い写真を撮る手段として高性能または新型のカメラやレンズを購入すれば、それが実現しますよ!とみんな思い込まされているのではないでしょうか。

以下に表現の手法について箇条書きにしてみました。

・構図

被写体の位置、大きさ、背景との割合。複数の要素がある場合は位置関係や導線などによって関連性を持たせたり、主従関係を作ったりする表現方法。

・フレーミング

情景のどの部分までを画面内とするか決定すること。被写体の一部を画面の枠で切り落とし画面外の様子について想像を誘う、または存在感を調整する。これがフレーミングという表現方法。

・デザイン

線、色、図形、立体感、質感、パターン、ディティール、文字など。観賞者が写真をぱっと見た瞬間の印象に関わることがデザイン。

・光と影

写真は光が命。どのような光がそこに存在し、どのように当たっているか注視し、そしてコントロールしましょう。ダイナミックレンジは真っ暗で何も見えなくなる点から眩しすぎて何も見えなくなる点までの範囲です。対象を範囲内に入れたり範囲外にしたりして表現の手法として使えます。

・比率

シンメトリーな要素があるなど例外を除いて二等分は避けて、およそ1/3の割合を作るという広く知られた写真の基礎です。何を隠そう写真自体が正方形ではなく、長辺と短辺でこの比率を持った長方形なのです。比率は理想順に黄金比、白銀比、1:3、青銅比などであり、グリッド線にするとファイグリッド、3分割線、8分割線などがあります。黄金比に基づいたフィボナッチ数列スパイラル曲線などもあり。

 




 

↓↓ここからカメラ側による手法↓↓

・画角

ワイドでパース感のある広角、肉眼に近く臨場感のある標準、遠くの被写体を大きく、空間を圧縮する望遠など空間をコントロールして表現に用いるのが焦点距離、画角を選択すること。

・絞り

合焦点以外のボケ具合の調整。またはピントの合う範囲の調整。主題、副題、背景などの印象のコントロールに使う手法。

・シャッター速度

早くして瞬間にする、遅くしてブラすなど写真に時間的な要素を与える表現方法。表現したいことに時間が関わっている場合に使う。

・ピント

合焦点の範囲の位置調整。基本は主題に合焦させるが、それとて絶対ではない。合焦点はポイントと捉えるのは近接被写体を解放で撮る場合などに限る。多くは合焦には範囲があってピークをどの位置に調整するかがピント合わせの要となる。

・露出

この場合の露出とは絞り、シャッター速度のことではなく単純に写真の明るさのこと。露出は必ずしも実際の明るさを再現する必要はなく、時として感じたことの表現の手法としてハイキーやローキーに撮る。

2011年5月 山形県鶴岡市

 

ざっと洗い出してみましたが、こんな感じでしょうか。表現の手法ではありませんが他にも行動力、情熱、遊び心、被写体や自然に関する知識や経験、幸福な人のみが引き寄せる運など、本当にいろいろあると思います。

今回、この投稿で箇条書きにしたのは表現の手法です。あくまで手法ですから大切なことは別にあるんです。それはズバリ「何をみたのか」「どう感じたか」「どう表現したか」が一番大切なのだと思います。手法はこの3つを理想的に実現するために存在しているのです。

この大事な部分がすっぽり抜けてしまうと、完璧に組み立てた構図、セオリー通りの構成、緻密に計算された比率など…それだけが目立ってしまい、高画質で上手なだけ、つまり中身のない手法だけで作られたただの画像が出来上がってしまいます。

極端な話ですが上記したような手法など1つも用いず表現に成功できれば、それは傑作と呼べるはずです。それくらい手法はあくまで手法に過ぎないと思います。

え~、難しくて意味が分からないよ!という方も、写真が好きであればいつか必ず分かって頂けると思います。

大切なことは新型のカメラや高級なレンズを使う事とは限らず、写真が大好きで夢中になっていること、ささいなことも感動する豊かな心を持つこと、被写体に関心(愛)をもって接すること、好奇心をもって情熱的に行動をすること…といった具合に人間の側にあるのだと思います。

以上、独り言でした!!!

 





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空冷R1200GS エンジンオイル交換方法 DOHC後期型 エンジンオイル交換

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、今回はツーリング写真解説をお休みしてR1200GS/ADVENTUREのお役立ち情報でございます。

今回はユーザーメンテナンスの代名詞とも言えるエンジンオイル交換を解説いたします。エンジンオイルは3000㎞毎に交換。2回に1回はオイルフィルターも交換しましょうね。また長時間の渋滞路などで油温がラインを越えてしまった経緯がある場合は、3000㎞に届かなくても直ぐに交換することをお勧めします。

今回はDOHCヘッドの後期型であるR1200GSアドベンチャーで解説します。通常のR1200GSもR1200GSアドベンチャーもエンジンオイルの交換方法は同じです。ただし中期型と後期型は少しだけボルト類が違ったりしますので、違いについては説明文に明記いたします。

今回、交換に使用したエンジンオイルはシェブロンのシュプリームSAE20W-50です。R1200GS乗りの間では通称コストコオイルと呼ばれていますが、現在でもコストコで売られているかは不明です…。しかしこのシュプリーム、何と言ってもコスパが優秀で高性能エンジンにも対応した鉱物油にも関わらず驚きの低価格なのです。ちなみに今回はネット通販で1クォートボトル(946ml)12本入りで5200円で購入できましたよ。1本あたり433円くらいです。

シェブロンとは日本では馴染みのない会社ですが、ガルフやテキサコといったオイルブランドの親会社で日本企業で例えるとJX日鉱日石みたいな感じです。アメリカのエネルギー分野の大企業ですね。

ちなみにバイク用のオイルではありません。空冷R1200GSの場合はエンジンとミッションが4輪のMT車のように別室構造になっているので4輪用のオイルが使えてしまうのです。

今回は20W-50を使用しましたが真冬でしたら10W-40でも良いかもしれませんね。

 




  

   事前に準備するもの

オイルフィルターです。MANNフィルターならMW75。写真のHIFLOフィルターならHF164。これらは通販で大体1300円前後だと思います。K&NならKN164で少し高いですが六角頭なので専用フィルターレンチが不要です。ディーラーで純正品を買うと3000円くらいだったと記憶しております。

フィルターレンチはBMW純正はお高いらしいので、KTC製B76 ルノー、シトロエン用がお勧めです。

ドレンボルトのガスケットです。都度新品を使用しましょう。M16で外径は20㎜の厚さ1.5㎜。「アルミワッシャーM16 19-91716」で検索すると30個入りで破格で売っている通販サイトを見つけられると思います。

廃油処理箱4.5L用。ホームセンターやカー用品店などでも容易に入手可能です。写真の物はカインズホームで198円。自治体によって異なりますが多くの地域では燃えるゴミとして普通に捨てることができます。

トルク管理のためのデジラチェまたはトルクレンチ。ドレンボルトとオイルフィルターの締め付け時に使用します。

トルクスのソケット。このようにメス型になっているのはE型トルクスといいます。DOHC後期型ではオイル交換作業では使用しませんがSOHCモデルはアンダーガードを外す際に使用します。

このようにオス型となるのがT型トルクスです。DOHC後期型のオイル交換作業ではT25とT30を使用します。

8mmのヘックス(六角)ソケットとラチェットハンドル。ドレンボルトの締め付けに使用するためトルク管理が必要なので、普通の六角レンチでは役不足です。

あとは13mmのアングルのあるメガネレンチ、または13mmソケットレンチを用意します。写真は必要な物を並べたところ。新聞紙、ウエス、ゴミ袋、作業記録用にスマホ。オイルは暖機して熱い状態で抜きますので、自信のない人は耐熱手袋も用意しましょう。

 では作業開始!

エンジンオイル交換作業は終始センタースタンド(メインスタンド)をかけて車体を垂直にして行います。

まずはエンジンを始動して暖機運転です。デジタル油温計が写真よりもう1セグメント上がったところまで暖めます。空冷R1200GSは多くのBMW車のようにドライサンプ式ではなく、通常のウェットサンプではありますがクチバシに装着されたオイルクーラーにサーモスタッドが装着されています。このサーモスタットが開いた状態でオイルクーラー内の全てのオイルをパンに戻して抜き取りたいので暖機をするのです。

暖機している間に車体下部にあるアンダーガードを外してしまいましょう。エンジンをかけているのでエキゾーストパイプに触れて火傷しないように気を付けて下さい。アンダーガードは4か所で固定されていて、後ろ2本は13mmの六角ナット、右前はT30(中期SOHCはE30で前期は六角)、左前はT25(中期SOHCはE25で前期は六角)です。

アンダーガードを外したところ。後ろ2本は車体側にありますがゴムブッシュを介してマウントされているのが分かります。という事は取付時には締め過ぎに気を付けましょう。

アンダーガードを外したら車体の右下から覗いてドレンボルトの位置を確認しましょう。

暖機運転が終了したらR1200GSのエンジンを停止させてドレンボルトを8mm六角を使用して緩めます。

レンチで少し緩めたら廃油処理箱の位置を慎重に決めて下さい。失敗すると地面がオイルで汚れます。

ドレンボルトは上に押し付けながら緩めてネジ山が終わった感触があったら、さっと横に抜く感じです。エンジンオイルは暖機されて高温なので耐熱耐油手袋があると安心です。自信がなければ処理箱の中に落としてしまっても、抜ききった後に箱からドレンボルトをサルベージすれば良しです。

後半はチョロチョロといつまでも途切れません。車体を前後に揺らすか、いちどドレンを装着してセンタースタンドを下ろしサイドスタンドで傾けて再びドレンを抜くやり方もあります。

古いエンジンオイルを抜き終わったら、オイルフィルター交換作業を始める前に忘れるとヤバいので先にドレンを本締めしましょう。ドレンはネジ山を神経質すぎるほど念入りにウエスで清掃してください。そして忘れずにガスケットは新品を装着します。

8mmヘックスソケットをデジラチェに装着し、ドレンボルトを本締めします。設定トルクは32N・mとなかなか強めです。

 




  

  オイルフィルター交換作業

ではオイルフィルターを外しましょう。

空冷R1200GSのオイルフィルターは車体の左前から覗くと確認できます。廃油処理箱を下に置いて慎重に外してください。

つい地面にオイルをこぼしてしまうのは、この時ですので新聞紙を広範囲に敷いておきましょう。

外したオイルフィルターとパッキン。このパッキンは稀に車体側に張り付いて残ってしまうので、その場合は確実に車体側から取り除いてください。気が付かないで新しいフィルターを装着するとダブルパッキンになってしまい、恐らくオイル漏れを起こします。

これはオイルフィルターが真上向きに装着される車種しかできない芸当なのですが、新しいオイルフィルター内に新しいエンジンオイルを入れておきます。交換直後の始動時に少しでもドライクランキングのダメージを軽減したいからです。

新品のオイルフィルターのパッキンには薄くオイルを指でなぞって、車体に装着してください。フィルターを装着する際は手でスムーズに回転していくのを確認し、最後に工具で締めます。フィルターが斜めに入っていたり、誤ってルノー用のフィルター(ネジピッチが1.5でそれ以外は外観は判別不能!私の愛車ルノーカングーがそうなんです!)を購入した場合などは最初の1回転程度で回らないです。その場合は無理に工具で締めず必ず確認をしましょう。

オイルフィルターの締め付けトルク設定は11N・mです。手ルクレンチ派の方は締め過ぎにご注意!

新しいエンジンオイルを注入!!

シリンダーヘッドカバーにあるエンジンオイル注入口。前期、中期モデルは左バンクのヘッドですが、なぜかDOHC後期は右バンクのヘッドカバーに在ります。

注油口のフィラーキャップを開けるのは車載工具です。私は無くさないように紐をつけてみましたよ。北海道ツーリングのようなロングツーリングでは旅先でエンジンオイルを補充することもあるので、コレはすぐに出せる所に収納してあります。

多くのオイルに使われている1Lボトルは、この写真の向きで注入します。口を上側にすることで傾けてもすぐには出てこないのです。それにしてもR1200GSほどオイルが入れやすいバイクは無いと感じます。

注入量はまずは3L入れます。そしてフィルター交換した場合は3.5Lくらい入るはずなので様子を見ながら少しづつ入れます。古いオイルを抜く時に暖機が不十分だったりすると全量が抜ききれていないので、いきなり3.5L入れると入れ過ぎになります。

※シェブロンシュプリームは1本が946mlなので3本では2.83Lくらいです。

エンジンオイル量の確認方法はオイルフィルターの近くにある左前の点検窓です。エンジンを停止状態にして確認します。量は赤丸の中心を狙って入れます。ちなみに赤丸の下が下限、上が上限で下限から上限まで約0.5Lです。入れ過ぎてしまうと入れ過ぎた分だけ抜くのは厄介なので慎重に。

エンジンオイル注入が終わったらフィラーキャップのネジ山も神経質すぎるくらいに清掃しておきます。

フィラーキャップのガスケットも忘れずに清掃して装着しましょう。

フィラーキャップをしっかり締めたらドレンボルト付近、オイルフィルター付近、オイル注入口付近の汚れをクリーナーで綺麗に清掃しましょう。汚れたままにしておくと最後のオイル漏れチェックの時に漏れなのか作業時の汚れなのか判別しにくいのです。

最後にエンジンを始動しドレン、フィルター、注油口から漏れや滲みがないか入念にチェックしアンダーガードを取り付けます。5分ほど暖機させたら最終的にオイルレベルをチェックして終了です。

慣れてしまえば30分程度の作業ですので、ぜひ挑戦してみてくださいね。

 





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~本日の毎日100ショットスナップ~

CASIO エクシリムEX-10

北海道のオロロンラインを適当に撮った1枚です。ブレ写真なのですが何故このように写ったのか自分でもよく分かりません。たまにこうゆうのあるから写真っておもしろいですね。

ツーリング写真における一眼レフカメラ、レンズ、三脚の積載とキャンプツーリング装備

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、北海道ツーリング2018ギャラリーのご紹介の途中でしたが、ここで今回の北海道ツーリングで私が実際にやったバイクへのカメラ機材の積載とキャンプ装備の積載をご紹介してみたいと思います。

キャンプツーリングの装備に加え、一眼レフ、交換レンズ、三脚ってどうやってバイクに積むの?とお悩みの方もおられると思います…が!

最初にお断りしておきますが「ご参考にしてください」という意味ではなくネタです!

私以外に誰もこんなレンズ持っていかないし、誰もこんな装備でツーリングしないであろう、だがしかしスゴいからネタになるであろう~という、ただそれだけの話でございます。

今回の北海道ツーリングも2017年の夏の北海道ツーリングも積載はこんな感じです。

私の場合、宿はよっぽどの事が無い限りは使わず全ての行程がキャンプなのでキャンプ装備がベースです。キャンプツーリングにこだわっている理由は時間に縛られず自由に行動できるベースキャンプスタイルが写真旅に都合が良いからです。

それと…そもそもキャンプツーリングが大好きだから、キャンプサイト自体が美しい星空や夕景につつまれて素晴らしいツーリング写真が撮れるから、宿(ドミトリー)での人間関係が少し苦手だから…などが理由です。

 




 

積載前の荷造りの状態。R1200GSアドベンチャーの純正(ツアーテック製)アルミサイドケースにテントやバーナー、チェアー、エアーマットなどキャンプに必要な物は全てこのサイドケース内に入れてしまいます。

Sealline製のゴールドの防水バッグは着替えと寝袋(つまり絶対に濡らしたくないもの)を収納し、ツアーテックZEGAベルトで右アルミケースの上に固定します。

リアシート上にはモンベルのクーラーバッグとノーブランド(ペリカン社風)の樹脂製ハードケースを積載。このハードケースに望遠レンズを2本収納。

樹脂製ハードケース内に 望遠ズームレンズ EF70-200mmF2.8L と SIGMA150-600mmF5-6.3DG

ちなみにこのスペックのケースをPELICAN社製で購入すると3万円くらい、TRUSCO(トラスコ中山)ですと4500円くらいです。個人的にはホンモノであるPELICANが欲しかったのですが、予算の都合と盗難の心配も考慮して安い物を選びました。防水性能が心配だったので事前に風呂場で水をかけてテストしましたが問題ありませんでしたよ。

そしてヘプコ&ベッカー製ALUエクスクルーシブ30(リモワ製)トップケースにデジタル一眼レフボディと広角レンズ、標準レンズ、撮影小物を収納します。本当は30ではなくALUエクスクルーシブ45という大きいサイズの方が便利なのですが、個人的な考え方としてトップケースの位置の重量が増すとバイクの運動性能に影響してしまい、様々な弊害がでるので30のサイズに留めています。(いちおう元バイク用品メーカーの開発だったので細かいんです)

ヘプコ&ベッカー ALUエクスクルーシブ30トップケース 一眼レフボディ:EOS6D mark2 フィルム一眼レフ:EOS7S 超広角レンズ:EF14㎜F2.8L 広角レンズ:EF35㎜F2IS 標準単焦点レンズ:SIGMA50mmF1.4ART その他、フィルムやブロアなどの撮影小物 重そうに見えますがレンズは全て単焦点なこともあり、それほど重量はありません。

P社もどきの樹脂ケースは去年の夏の北海道ツーリングで初導入したのですが、ケースをリアシートスペースにネット固定したら、いざ撮影の時に中身を取り出すのが非常に面倒でした。

そこで樹脂ケースに穴をあけ、金具を取り付けて防水処理し、ケースの蓋を隠さないようショックコードで車体に固定する方法に改善しました。穴あけはホンモノのPELICANでは勿体なくて出来なかったかも…。

樹脂ケースの蓋はいつでも簡単に開閉できる

 




私の場合、食事か温泉に入るとき以外は殆どバイクから離れませんが、念のため盗難対策で施錠はしてあります。

三脚はGITZOのカーボン2型三脚 GK2550EXQRを愛用していますがキャンプツーリング時のバイクへの積載方法はこのようになります。

左サイドケースの上にツアーテックZEGAベルトで固定します。三脚本体は汚れないよう収納袋(以前に使っていたキャンプ用のノースイーグルのチェアの袋)に入れ、ヨガマットでくるんで固定します。使用時はZEGAベルトを少し緩めるだけで、三脚本体を収納袋から抜き取るように取り出せます。

キャンプ道具にも同じことが言えますが、旅に何を持っていくか?は「その人が必要なもの全て」となります。レンズなんか普通に考えれば24-70㎜あたりの標準ズームに200㎜くらいの望遠レンズが1本くらいあれば十分だと思います。それは分かっているのですが私の場合はそのレンズでないと撮れない写真というのが出発前から頭の中に在るので、それを撮るために持っていくのです。

あくまで「私の場合は…」という事ですからね…。

トップケースやペリカンケースのような収納は、万一のプロテクションや防水性、中身の取り出しやすさでは文句なしに良いですが、デメリットとしてはバイクから離れてトレッキングしたい時などはボディとレンズ1つだけを持っていくことになり、他のレンズはバイクにお留守番することになります。

以前はカメラ用のバックパックに防水カバーをかぶせてリアシートに固定していましいたが、撮影時の取り出しにくさと大雨の時に防水カバーだけでは役不足になることから今のスタイルに変更しました。トレッキングするときはカメラバッグごと持って行けたので良かったのですが。

通常では有り得ない撮影機材のボリュームですがネタとして私の積載スタイルをご紹介してみました!

ではまた。





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~本日の毎日100ショットスナップ~

この夏の北海道ツーリングで出会った風景。オロロンラインの稚咲内(わかさかない)で放置されていた廃船です。山栄丸の堂々とした字が印象的でした。

北海道ツーリング2018 北海道ツーリングに必要な予算は?

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、以前にはじめての北海道ツーリングという投稿をしましたが、とてもアクセスの良い投稿でしたので前回は触れなかった予算について書いてみたいと思います。

前回の投稿 はじめての北海道ツーリングの走り方1

はじめての北海道ツーリングの走り方2

北海道ツーリングに必要な予算と言っても、出発地がどこであるか、どれくらいの期間、どれくらい距離を走るか、宿かキャンプかなどによって相当な幅があると思いますが、今回は千葉県に住む私が2018年の8月7日出発、8月16日に帰るというR1200GSアドベンチャーで行ったキャンプツーリングスタイルの旅を例にご紹介したいと思います。

 




 

我ながら几帳面なことに旅に使ったレシート類は全て揃えておきました。

今回は出発時に台風13号の接近に伴い、予約していた大洗港発のさんふらわあ号(深夜便)が欠航となったため、千葉から青森まで自走して青函フェリーで函館入りする作戦に変更を余儀なくされましたが、帰路は予定通りに苫小牧港発、大洗行きのさんふらわあ号に乗船できました。

なので往路のさんふらわあ号の料金は商船三井社より全額返金となりましたが、代わりに高速代とガソリン代、そして青函フェリーの料金がかかりました。

大洗→苫小牧行き さんふらわあ号(深夜便)のD期間(お盆の繁忙期でいちばん高い)料金はカジュアルルーム18000円 + オートバイ750CC超16640円で34640円です。これが返金されて、代わりに千葉の自宅最寄りICから東北道の青森ICまでETC割引も入れて8950円。約730㎞走ったガソリン代(R1200GSの燃費を20㎞/Lとして ハイオク162円で計算)5913円。津軽海峡フェリーの青森→函館が7480円。合わせて22343円となりました。

12000円くらいは浮いた計算ですが、道内でのスタート地点が苫小牧ではなく函館になってしまったので道北や道東に行く場合はこの遠くなってしまった分も加算しなくてはいけませんね。

北海道でのスタートが約半日は早まったので、これは嬉しいですが経済的にも体力的にも青森まで自走するのは決してオススメはできません。

道道106号 日本海オロロンライン

今回の旅での実費用を計算すると下記のようになりました。

・ガソリン代 28607円

・高速代 8950円

・食費 25168円

・往路フェリー(津軽海峡フェリー) 7480円

・復路フェリー(さんふらわあ号) 34640円

・宿泊費  500円…

合計 105345円

けっこう使ったなぁ…

燃費が良いとは言えない大型バイク、約3400㎞走ったハイオクガソリン代、繁忙期で運賃の高いさんふらわあ号、移動日も含めた9日間の食費、これらを考えるとざっくり10万円です!といった感じでしょうか。

 




 

食費がずいぶん高いなぁ…と思って計算したのですが、一食あたり930円も使っている計算です。写真のレシートでお分かりの通り、食費に使ったのは主に北海道の代表的なコンビニ セイコーマートがほとんどで、キャンプ場で食べる食事やビール、朝食用のパンなどここで購入でした。セイコーマートでの買い物がそんなに高いわけないですよね…

実は最もお金を使ってしまったのは…

やはりお昼ご飯につい誘惑に負けて、こういった物を食べまくってしまうのがお金を使ってしまう原因ですね~。

もちろん内容を考えたら割安で、これと同じうに丼を東京で食べたら5000円なのかもしれません。だからコレが高いとは言えないです。しかし普段の食事ではこんなにお金は使いませんからね…。

この辺は個人の自由ですが解放感に負けて羽を伸ばし過ぎると「えっそんなに使ったのかぁ~」とびっくりするのでご注意を。

という事で中身8日間くらいのスケジュールで関東圏から北海道に行った場合。大型バイクであればおよそ10万円です!という結論で。

ちなみに宿泊費は初日の鏡沼海浜公園キャンプ場で500円を払ったきり、あとは無料である稚内森林公園キャンプ場に6連泊だったので500円しか使っていません。宿を使う予定の人は宿代がかかるので、もっと多めに考えた方がいいですね。

北海道ツーリングの予算のお話でした!ご参考までに~

 





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 ~本日の毎日100ショットスナップ~

 当ブログ 究極のツーリング写真ではいつでもコンデジを持ち歩いて、仕事の日もバイクに乗れない休日も1日に100ショット以上はスナップ写真を撮りましょう!という「毎日100ショットスナップ」を推奨していますが、実はこれ北海道をツーリングしている間もやっていました。ツーリング写真とは関係のない出会った被写体や光景をスナップ写真としてコンデジで撮っていくのです。楽しいですよ。ちなみに写真はいくら撮ってもプライスレス…。

 

2018北海道ツーリングを振り返って

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、私はこの8/8~8/16の日程で北海道ツーリングを楽しんできました。昨年の夏も行ったのですが昨年は行程の大半が雨になってしまい、旅の内容は良かったのですが写真の方が残念な結果になってしまいました。

今回は出発時に台風13号の接近で大洗からのフェリー「さんふらわあ号」が欠航してしまい、千葉から自走で青森まで行き青函フェリーで函館へ、そして雨雲から逃げるように道央道を使って一気に道北の天塩まで移動するという、スタートから何とも波乱でした。




恐らく私と同じように7~10日くらいまでのさんふらわ号を予約していた方は欠航でがっかりしたと思います。

16日までの行程は全道的には雨模様が多かったのですが、道北の稚内エリアだけは比較的に晴れマークが多く、多くの北海道ツーリングを楽しんでいた道内のライダーが道北に集結していた感じでしたね。

私は最初から、今回は道北エリアに的をしぼって旅をする予定だったので好都合だったのですが、キャンプ場の混雑に少し困惑してしまいました。しかし混雑して賑やかですと私のように早朝出発する場合は、少しは騒音の迷惑が許されるかな…という利点もありましたが。

ちなみに今回もベースキャンプ昼寝作戦でして、他のライダーとは行動パターンが違っておりました。初日だけ天塩の鏡沼公園で、それ以降は稚内森林公園に6連泊でした。稚内森林公園は無料で出入りが自由であり、ゴミも捨てられ近くにスーパー、コインランドリー、温泉もある非常に便利なキャンプ場です。

雨の日はテント内でのんびり停滞




写真の方は去年の夏は「本物のツーリングのワンシーンを切り取る」というテーマを打ち出して挑戦したのですが、作品に最低限の演出を加える派の私にとって「本物の…」という部分に自ら矛盾を作ってしまい、悪天候と相まって不完全燃焼でした。

しかし今年の夏は写真旅こそ私の旅と定義付けたので、そういった旅と写真の関係に矛盾を作ることなく撮影に挑めたかな、と感じます。天気は決して良かった訳ではありませんが、作り込んだ作品こそ撮れませんが旅らしい写真が撮れたかなと手応えは感じております。

膨大な数の写真もLightroomでの仕上げが昨日終わり、ようやく自分の北海道ツーリングが終わったな…と感じています。

旅立つ前にあまり写真に対して気合を入れ過ぎてしまうと、大抵は失敗に終わるものです。それは過度に膨らませた期待が原因であり、そもそも「1枚撮れれば十分だ」程度でちょうど良いのだと思います。

そもそも憧れに抱くような写真作品とは、なかなか旅の行程で生み出すのは難しいものです。今回は本当に「1枚」が撮れたので、その1枚のお陰で帰路は満足感に包まれていました。

これから少しの間、究極のツーリング写真では北海道ツーリングで撮ってきた写真をギャラリーでご紹介していきます。

それぞれの写真の解説についてはまた別の機会にいたしますので、お好きな方はしばらくお付き合いくださいませ。





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秘密の上達テクニック 理由を後付けして発表しよう<初級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、以前に当ブログで毎日100ショットのスナップを撮ることで飛躍的に上達ができます、という投稿をいたしました。

これは私自身が3年ほど前からはじめた練習方法で、仕事の日も休みの日も(バイクに乗れない休日)必ず写真を撮ること。いつもコンデジを肌身離さず持ち歩いて日常の空間にも被写体となりえるものがないか?常に探したり、誰も見向きもしないような雑草やゴミも魅力を見出して撮ってみたりと、目と撮り方をダブルでトレーニングできる練習方法です。

これは1日で100枚の写真を撮ろうという意味ではなく、100ショットのシャッターを切るつもりで常に写真家の目を光らせようという意味です。実際には1日に50~100ショット程度のシャッターを切って、その中から人に発表できるものを1、2枚程度出せれば十分ではないかな?と思います。




私の名付けたこの毎日100ショットスナップは確実に上達できる唯一の手段ですし、写真を身近に生きる素晴らしさを学ぶことができます。そして写真を上達するとは「こうだったのか」という気付きの繰り返しであり毎日100ショットスナップはそれが毎日のように獲得できちゃう魔法の練習方法なのです。

といっても「気付き」はとても小さなものが大半です。なので昨日と今日では目に見えた進歩はありませんが、年単位でみると飛躍的にレベルアップが実感できるはずです。なかなかツーリングに行った時だけ写真を撮る、では上達は難しいです。毎日ツーリングしているのでしたら別ですけどね。

ぜひ皆さまも「気付き」をたくさん獲得する為にやってみてくださいね。

さて今回の<初級>ツーリング写真解説では上達の秘訣として、ちょっぴりズルい、でも確実にうまくなっちゃう秘密の方法を伝授いたします。究極のツーリング写真 読者の皆さま限定ですので内緒にしてくださいね。

写真とは撮影者のレベルに関係なく、撮影後の写真を振り返ってよく見ると「この写真はこうだったんだな」と出来上がりを見て気が付くことも多いものです。本当は撮影時に気が付いておきたかった事でも、その時は気が付かなった…私なんかは今でもよくあります。

なぜこういう写真になったか、なぜこの写真を撮ったか、こういった作品の仕上がりや意図に関わる理由を後から考えて言語にしてみましょう。

そして少しズルいようですが、あたかも撮影時から分かっていて「そうしました」風にSNS等で発表してみましょう。え~そんなのアリ?!と驚く方も、実はすでにソレやっていますって方も多いはずです。




先ほどの毎日100ショットスナップで書きましたが写真の上達とは「気付き」の繰り返し。しかし気付きは必ずしも撮影時ばかりと限らず、すでに撮り終えた自らの作品を眺めているときに気付きがやってくることも多いです。

例えば背景に2つのエリアがあったとします。撮影時は何となく「こんなもんかぁ~」と撮った写真。帰宅してよく観察すると2つのエリアは見事に黄金比1:1.618だったとしましょう。そのマグレはあなたの心の奥底に仕舞って鍵をかけてください。

そしてSNSで「この作品は背景のエリアを黄金比にして撮りました」と言っちゃおう~!!書いちゃおう~!!誰にもバレませんし、仮にバレてもあなたをインチキ呼ばわりする人なんていないはず。それよりも次回の撮影シーンで、このように発表した記憶がきっと役立つはずです。

あっ背景に2つのエリアが存在しているな。そういえば先日、Instagramで黄金比を狙いましたなんて書いちゃったっけ?じゃ、今回は本当に撮る時点で黄金比を狙ってみるか!…と。

つまりSNSで後付けの理由を、あたかも撮影時の意図のように発表したことが、自身の心に印象に残り、その結果「引き出し」が1つ増えてレベルアップしたのです。すごいでしょう!

かくいう私なんかも、けっこうこのパターンで色んな撮り方を習得したものです。SNSで発表するとはこんな効果もあるのです。おもしろいですね。あっクドいようですが内緒ですからね!!!





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~本日の毎日100ショットスナップ~

リコーGR APS-C

何年か前に職場の近くからリコーGRで撮った夕景です。この写真で明るいところと暗いところを理想的に配分し、その中間にある階調まで表現できれば色はそれほど重要でなくなると気付きました。

「なにを」「どう」「撮るか」をバイク写真に当てはめると…??

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、今日は写真でよく言われる「写真とは何をどう撮るかである」について私なりの解釈で書き出してみました。私自身に言い聞かせるための独り言ですが、お暇な方は読んでみてください。

 ~なにをどう撮るか~




「なに」

被写体を見つける、撮影地を見つける発見力、気付き力のこと。被写体、情景の特長をきっかけに、そこで撮影に挑もうと決める力。

EOS1Dx + SIGMA150-600mmF5.6-6.3DG F5.6 1/500 ISO400

「どう」

言語化力は審美眼に付帯されるプラグインとして機能させる。「湖が綺麗だ」ではなく「風にさんざめく湖面が美しい」といった具合に、審美眼が反応したことに対して、言語がその価値を高めてくれる便利なプラグインだ。

具体的な効果として説明すると言語化前に撮った写真は湖の写真。言語化後に撮った写真はさんざめく湖面が美しい写真という事になる。

女性に「かわいいね」と言えば大抵は喜ばれるはずですが、どうかわいいのか言葉で表現できればさらに喜ばれるはずです。あなたが感じたことを素敵な言葉にできれば相手に喜ばれるのと同じように、写真も「どう」が明確に観賞者に伝われば喜ばれるものです。

EOS1Dx + EF70-200mmF2.8L F6.3 1/400 ISO100

「撮る」

言語化によって具体性を打ち出した作品の意図を作業に落とし込むこと。構図は足を使って被写体や背景などの位置関係を、フレーミングは被写体の一部を切り存在感の調整や枠外へ想像を誘う、絞りはボケ具合で印象をコントロール、シャッター速度の調整は写真に時間を与える、露出は明るさの観点で心理的な印象を調整する、デザインはぱっと見た瞬間の観賞者の目を楽しませる。これらは全て観賞者に作品の意図を導くためにしっかり機能させること。

EOS1Dx + SIGMA150-600mmF5-6.3DG F6.3 1/640 ISO100




これら3つの・なにを ・どう ・撮る はバランスをもって身につけていきたい。例えば「どう」を蔑ろに「撮る」だけをトレーニングしたところで綺麗な写真しか撮れないのです。

大切なことは「なにを」も「どう撮る」も自分ならではの個性であるか?私が感じたたことはこうです。これが私の表現です。とシンプルにうったえているか?です。

これらに偶然や奇跡あるいは稀な気象現象、想像をこえる美、笑い、驚きがトッピングされれば傑作ですね。

自分自身にこれができる写真家になってほしい、という期待をかける自身へのピグマリオン効果を狙ってみました。

なにをどう撮るか?のツーリング写真的解釈でした。





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