美しき日本のキャンプ場 北海道伊達市 アルトリ岬キャンプ場

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、すご~く久しぶりになってしまいましたが「美しき日本のキャンプ場」カテゴリーを更新でございます。

以前からずっと紹介したいなと思っていたキャンプ場なのですが、何年も行っていなかった為に取材的な写真が不足しておりまして、それを今回の2019年GW北海道ツーリングでちゃんと撮ってきました。

北海道の伊達市の有珠海岸の小高い岬、アルトリ岬キャンプ場でございます。

立地としては洞爺湖から近い海岸ですのでニセコ、洞爺湖、支笏湖のエリアをツーリングする拠点として、または苫小牧に昼に到着した人の最初の一泊目として良いと思います。登別温泉までは50㎞くらいで1時間もバイクを走らせれば着くと思います。

国道37号からのアプローチは「有珠町」の信号から入るかセイコーマート南有珠店の先にある黄色いお店「原農園」を目印に入ります。後者からのアプローチは有珠海岸の砂ダートを数百メートル走りますのでオンロードバイクの人は有珠町信号からが良いと思います。

買い出しはキャンプ場から国道37号を虻田洞爺湖IC方面に6kmほど走るとウロコ虻田店というスーパーが、または国道37号を伊達IC方面に走れば9kmくらいでイオン伊達店があります。

お風呂はイオン伊達からほど近い伊達温泉が価格もリーズナブルでお勧めです。




さてキャンプ場への入り口はこのように砂利ダートの坂道です。150mくらいなので苦手な人も頑張って登りましょう。

とっても質素な設備です。管理人は不在で料金は無料です。開催期間は分かりませんがGWの北海道でも通常通りやっていました。

小高い丘に小さなサイトがあり強風でなければ此処が特等席のような雰囲気のキャンプ場です。地面は硬くしまった土の層に砂利と草地といった感じでペグは入りにくいです。ソリッドステークにペグハンマーがあれば問題ありませんが軽量装備の人はハンマーを持っていないので大きめの石を探してそれで打ち込むか、近所のキャンパーにハンマーを借りるかですね。

このようなアルトリ岬と噴火湾についての説明看板が設置されております。昔は無かったと思うのですが…いつの間に。




ライダーよりも北海道の人が昼頃に来てバーベキューしたり、夕陽を見にドライブで来たという感じの人が多いです。お盆やGWの時期でもサイトには数張りのテントしかありません。

このアルトリ岬キャンプ場、とにかく噴火湾に沈みゆく夕景が美しいのです。対岸の函館との空気の兼ね合いでしょうか。ほんと真っ赤に焼けます。

この2019年のGW北海道ツーリングでは函館スタートだったので初日の夜に利用しましたが、やはり夕凪が格別に美しかったですね。

むかし屋根があったはずの炊事棟。両端の木は間違いなく屋根の柱だったはずですが…。設備が整っていくキャンプ場は多いですが逆に簡素化されるのは珍しいですよね。

清掃はされていますが古いトイレです。女子と子供には嫌われそうなのでアルトリ岬にファミリーキャンパーは見かけません。




EOS30D

この写真は2008年に撮りました。確か私がこのキャンプ場をはじめて訪れたのは2005年だったと思います。この景色、ワイルドな雰囲気、昔から大好きなんですよね。設備の充実したキャンプ場も悪くはありませんが、個人的には自然の地形を生かした最低限の設備のキャンプ場が好きです。

加治将一の小説にもなったこのアルトリ岬(もちろん読みました)。美しい夕陽に静かな海岸風景。もうコレだけで何も要らない、そう思えるワイルド系キャンプ場です。

この夏、ワイルド系キャンプ場がお好きな貴方、北海道ツーリングをご予定でしたらアルトリ岬キャンプ場おすすめですよ!

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2019北海道ツーリング☆セイコーマートHOTCHEFおにぎりランキング

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、今回はこの夏などに北海道にツーリングに行かれる方を対象にお役立ち情報でございます。といっても大したことではないのですが北海道をツーリングするライダーの味方、北海道を代表するコンビニエンス セイコーマートのホットシェフのグルメ情報でございます。

北海道のコンビニといえばセイコーマート。昨年の災害 北海道胆振東部地震の時にセイコーマートは店舗の95%が営業。そしてHotchefを置く店舗はおにぎりのガス釜を使って具材が尽きても独自の判断で「具材の無い塩おにぎり」を作って食料を買い求める道民に提供したという神対応が有名ですね。

このセイコーマートのHotchefは全ての店舗にある訳ではありませんが、この写真のマークを見かけたら寄ってみましょう。店内で調理されたお弁当やオニギリがとにかく美味しいんです。工場で作られたお弁当とは違う手作りの味がするんです。




今回の2019年GWの北海道ツーリングで食べた私の独断でのセイコーマート ホットシェフメニューランキングをいってみたいと思います。最初にお断りしておきますが、あくまで私の個人的な好みですので…。それと期間限定でのメニューもあると思いますのであくまでご参考までに。

・第8位 「三陸わかめのおむすび」

実はホットシェフのおにぎりは殆どのメニューがジャンボサイズなのですが、この三陸わかめのおむすびは普通の大きさのおにぎりです。北海道なのに三陸わかめ…なんて言わず素朴な味を楽しんで下さい。またジャンボサイズ2個では足りないけど3個は無理だ、という方はジャンボサイズ2個とこれ1個なんて食べ方もお勧めです。

・第7位 「鮭」

はい、おにぎりと言えばオカカか鮭ですよね。これは外せません。おそらく北海道産の鮭(であって欲しい)フレークがたっぷり入ったおにぎりは、絶妙な塩加減のご飯とよく合い鉄板メニューと言えます。

こんなにタップリと鮭フレークが入って美味しいです。

・第6位 「たれカツ」

実はホットシェフのお弁当メニューに「和風たれカツ丼」というのがあるのですが、それをおにぎりにした商品でしょうか。あまり北海道でたれカツというイメージがない故に意外性で衝撃を受けてしまったおにぎりです。

けっこうボリューミーなカツですので、他のおにぎりよりもお腹にたまってライダーには良いかもしれませんね。しかし「たれカツ丼」の方は残念ながら巡り合えませんでした。




・第5位 「チョコクロワッサン」

なんだチョコクロワッサンか…と侮るなかれ。もともとセイコーマートの「バタークロワッサン」は美味しくて有名なのですが、これはクロワッサンを本場フランスから直輸入してスチームコンベクションオーブンなる凄い設備で焼き上げているのだとか。

サクサクした触感と生地の味もしっかりしている…とてもコンビニで買った菓子パンのレベルではありませんね。

・第4位 「ベーコンおかか」

これ、たぶんセイコーマートのおにぎりの中では鉄板アイテムです。他のたれカツとかは期間が変わると別の商品に代わられると思いますが、これは根強い人気で通年で定番商品となっているようです。

誰が最初に考えたのかベーコンとおかかの組み合わせ。黄金すぎるミラクルフュージョンです。ネットで検索すると北海道ツーリングや旅行から帰った人が、この味が忘れられずレシピを研究して自分で作っている人も多くいるようです。分かるよ~その気持ち。これを書いている今も食べたくなってきました。

・第3位「明太子&マヨ」

ありそうで無い明太子とマヨのフュージョン。あまり考えずに買い物かごに入れたのですが一口食べて衝撃。これも美味しいです。

古平町で加工された明太子にまろやかなマヨネーズとの相性が最高です。ベーコンおかかは旅行客に人気ですがこちらは地元の人にも人気のようですね。

・第2位 「豚丼」

これも美味しくてネット上でも有名です。地産の豚肉(?)にタレの味がなんともたまらないです。この他に温玉がのっているタイプもあります。

セイコーマートの丼モノは実はカツ丼が鉄板アイテムで道民のソウルフードとも呼ばれています。今回、そのカツ丼は人気すぎて品薄なのか、巡り合うことができませんでしたが、この豚丼は私的にヒットでした!ほんと、美味しいので北海道ツーリングに行かれる方はぜひ食べてみて下さいね。




・第1位 「チーズおかか」

大きなおにぎりシリーズの期間限定でしょうか?鉄板のベーコンおかかを抑えて1位を獲得したのはチーズおかか。

いったい誰が溶けるチーズの中におかかを入れてしまおう~と最初に考えたのでしょうか?素晴らしすぎるフュージョンです。カレーに最初にチーズを入れた人に匹敵する発明だと感じます。アツアツのおにぎりにトロ~りチーズの中におかか。思わずセイコーマートの駐車場で「オオッ~これは!」と唸ってしまいました。

と、いう事で8位から1位まで私の個人的な好みでランキングを書いてみました。実はこれを書いている今になって入手した情報ですが、大きなおにぎりシリーズは「つぶ貝山わさび風味」というのが発売されたそうです。それも食べてみたかったなぁ~

ところで最近の私の旅のスタイルは以前ほどグルメや温泉には拘らなくなりました。せっかく北海道に行くのですから美味しいものを食べたいのですが、それに時間や労を費やすよりも他に優先したいことがあるのです。

そうなるとセイコーマートの利用頻度はとても高くて毎日のようにいきます。朝食なんかはキャンプ場を5時前には出発なのでキャンプ場では食べずセイコーマートです。朝早い時間にセイコーマートの駐車場で朝食していると、地元の人が仕事前の買い出しに次々に軽トラやバンでやってきて、「おぉ~BMのでかいので千葉から来たのかい?」と声をかけてくださいます。

そんなコンビニ駐車場での地元の方々との小さなコミュニケーションが大好きです。そこで思わぬ有益な旅情報を入手できたり、他愛無い会話から地域の人々の暮らしを垣間見ることができるのです。

北海道のソウルフード セイコーマート HOTCHEF 私の好きなメニューランキングでした!

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BMW R1200GS 小学生でも出来るバッテリー交換方法

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、今回はツーリング写真の撮り方の解説はお休みしてR1200GSのメンテナンス情報をいってみたいと思います。

多くのBMWユーザーはメンテナンスに関してはディーラーにお任せしている…という方が多いと思います。しかし空冷モデルのR1200GSに関しては他のBMWモデルと比較してメンテナンス性は良好ですので、手間をおしまず簡単なメンテナンスはぜひご自身でやってみましょう。

費用を節約できるだけでなく、自分の手でメンテナンスしてやれば愛車への愛情もひとしおですし、不測の事態でトラブった時もすぐに自分で対処できるようになるかもしれません。

ちなみにディーラーでバッテリー交換を依頼すると約2万円です。つい先日、ホームセンターでGSユアサ製の同じ型のバッテリーが売っていましたが、20800円の値札がついていました。ディーラーも正規バッテリーの価格の通りという訳でボッタくりではありません。しかしネット通販で台湾ユアサやACデルコ製のバッテリーを買えば5000~6000円程度で入手可能なのです。




以前にエンジンオイル交換方法ミッションオイル交換方法などを解説しましたが、今回はこのバッテリー交換方法を解説いたします。空冷R1200GSの場合、シートを外せばすぐバッテリーがある極めて良好な作業性なのでご安心ください。例えば同系列のエンジンを搭載したBMW RnineTはガソリンタンクを外さないとバッテリー交換できないそうです。空冷R1200GSはとてもバッテリー交換が簡単です。

最初に書いておきますが、メンテナンスに自身の無い方でも安心できるよう「そこまで細かく書くか!」というくらい詳細に説明していきますので、少々ボリュームがございます。

まずは交換用のバッテリーを準備しましょう。

左:台湾ユアサYTX-14BS 右:ACデルコDTX-14BS

BMWのバッテリーといっても空冷R1200GSの場合は特殊なものではありません。多くの国産車でも使われているタイプで入手もしやすいです。

左は台湾ユアサ、右はACデルコ製でどちらもネット通販でおよそ5~6000円程度で入手できます。この写真のように電解液が注入されていない「液別」のものを買うことをお勧めいたします。理由は液を入れない状態であれば長期保存が可能で便利だからです。購入してすぐに交換作業する場合はお店で液を入れて充電済みとして売られているものでもOKです。

BMW 空冷R1200GSのバッテリー品番はユアサであればYTX-14BS、古河はFTX14-BS、ACデルコはDTX-14BSその他にもGTX-14BSやノーブランド品のCTX14-BSなんていう互換品番もあります。

ノーブランドのCTX-14BSは当たり外れがあるようなのでR1200GSには怖くて使ったことがありません。以前にスクーターで使ったことがありますが、それは当たりでした!1800円程度で激安です。

ちなみに新車時に付いているEXIDE製はETX-14BSです。DOHCモデルの末期のロットでは背の低いユアサ製BMW純正バッテリーYTZ14Sというのが付いています。これはHP2やS1000RRなど軽量さが求められるスポーツモデルと同じバッテリーですが、R1200GS/アドベンチャーで使う分には再びYTZ14Sを購入して装着する必要はないと思います。新車時にこれが付いていた人は底にある樹脂製のスペーサーを取り除いて本来の大きさの新しいバッテリーを装着しましょう。

液別のバッテリーを購入するとこのようにボルト、ナットが入っています。ボルトとナットはバッテリー端子に車体側のケーブルを固定するもので都度新品に交換しましょう。

電解液は劇物指定されている希硫酸です。大変危険ですが正しい手順で注入すれば心配はありません。ポイントはベランダなどの屋外で作業すること。希硫酸のガスが発生するので室内では危険です。

まずは容器の先端にキャップされていた黒いカバーを外します。このカバーは後にバッテリー本体のキャップとなりますので捨てないこと。銀色のアルミ蓋は絶対に剥がさないこと。

次にバッテリーの注入口に貼ってあったシールをはがします。

電解液の容器をこのように差し込んで液の注入をはじめます。ポイントは容器を垂直に躊躇せずグサっといってください。変に慎重になりすぎると逆に失敗を招きます。

グサッといった後はコポコポと液がバッテリー本体内へ落ちていきます。落ちが悪いところは容器を軽いたたいて下さい。完全にカラになったら約1時間ほど放置してから慎重に容器を引き抜いて下さい。この時に少量ですが電解液が外部に飛び散るかもしれません。ふき取るウエスを用意しておきましょう。そのウエスはそのままにしておくと翌日には溶けて穴だらけになります。

電解液に付いていた黒いカバーをバッテリー本体の注入口にキャップしてやります。

けっこう固いのである程度まで手で入れたらドライバーの柄などで押し込んでやります。そしてバッテリー内で液の気泡が電極に付いていると予想されるので、気泡落としとしてバッテリー本体を軽くパンパンと叩いておきます。(昔のバッテリーみたいにケースが透明だとよく見えたのですが)

ちなみにMF(メンテナンスフリー)型バッテリーと呼ばれる密閉式のバッテリーは、むかしの車のバッテリーのように開放型ではありません。開放型は定期的に蒸留水で液を補充したり比重を確認したりするメンテが必要でしたが、MFはその名の通りメンテは不要なのです。よってこの蓋は二度と開けてはいけません。

ここまで出来たら内部の反応が落ち着くまで1日くらい放置しましょう。




バイクに装着する前に充電します。充電器は冬季のバッテリー上がり防止などにも使えるので持っていない方は是非揃えておきましょう。写真の充電器は某ネット通販の密林さんで2500円程度で売っています。

電圧を測定するテスターは無くても大丈夫ですがバッテリーの状態を把握するのに有ると便利です。新品のバッテリーであれば12.5~13Vくらい出るはずです。

ではR1200GSに装着しましょう。まずシートを外してバッテリーの位置を確認してみましょう。写真のドライバーで差している位置です。プラス側とマイナス側で2本のケーブルが接続されています。バッテリー本体は金具で固定されています。

ここでバッテリー交換作業に関わる重要な注意事項を書いておきます。

・プラスとマイナスを逆に接続しない

・外すときはマイナスを先に外す

・付けるときはプラスを先につける

これはK&H製のシートのレールです。これがあるとバッテリー交換できないので8mmのナットを外して取り外します。向きがあるので注意しましょう。K&H製シートではなく純正シートの人はこの作業はありません。

トルクスのT25でバッテリー固定金具のネジを外します。ちなみにこのネジの1つ上の穴に純正の書類ホルダーが有ったはずですが、私のバイクは最初に外してしまいました。もし書類ホルダーも邪魔だと感じた人はこれも外してしまいましょう。

金具の先端はバッテリーのお皿の底に引っ掛けてあるので、少し下に下げてから引き抜きます。

ドライバーでマイナス端子を外します。細い線はUSBなどのアクセサリー電源としてとっているものです。

次にプラス端子を外します。多くの場合、バッテリーのプラス端子には赤色のカバーがされています。

このようにバッテリーに荷造り用のPPバンドを通しておくと取り外しが楽です。バンドの両端を上に引けば簡単に取り出すことができます。

バッテリーケース内はR1200GSの場合、後輪が巻き上げる泥が直撃する位置なので砂が溜まっています。新しいバッテリーを装着する前に綺麗に清掃しておきましょう。またバッテリーが泥だらけになるのが気になるようでしたらマッドスリングを装着すると改善されます。




新しいバッテリーを入れます。すいません…この写真、バッテリーの向きが逆でしたね。これを見て間違えないようにして下さい。

ケーブルをバッテリーの端子に固定するときはプラスを先に固定します。

次にマイナス側を固定しますがケーブルの先端が端子に触れると「バチっ」として軽く火花がとびます。問題ありませんので躊躇せず取り付けてください。

固定金具を取り付けます。

金具の先端をお皿の底に引っ掛けるのがポイントです。

バッテリーにはこのように交換時期を書いておくと管理が楽です。購入時の値段も書いてあるのは安いバッテリーの信頼性を検証するためです。これ以前は9000円くらいのバッテリーを使用していましたが5000円台のバッテリーでも信頼性は問題なさそうでした。

古いバッテリーは自治体の決まりに従って処理してください。普通にゴミ捨て場に置いておくと怒られます。バイク屋さん、カー用品店、ガソリンスタンドなどで処分してくれますが、好んで廃棄バッテリーを回収しているリサイクル屋さんが一番良さそうです。

最後にオンボードCPUの時計の時刻合わせをして試運転したら完了です。バッテリーはメーカー推奨で2年で交換となっていますが、多くのBMWユーザーに有り勝ちな普段はあまり乗らず休日にドカンと使う環境だと、あまりバッテリーは長持ちしてくれません。通勤で毎日乗っている人は4年くらい持続しますが、眠らせている期間が多い人は2年と持たないこともあります。また極端にバッテリーがあがりやすい人は、いちどディーラーで電装系の暗電流を測定してもらうことをお勧めいたします。

BMW 空冷R1200GSの超絶詳しいバッテリー交換方法でした!あっ小学生にはさすがにできないか…。

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2019年GW北海道ツーリングを振り返って

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、今回は2019年GW北海道ツーリングを振り返って総括的に春の北海道ツーリングを書いてみたいと思います。

2019年4月27日~5月5日までの日程で、私としては通算12回目を数える北海道ツーリング、そして今回ははじめてのGWの時期に行くという体験をしてきました。そもそも何故今回からは夏でなくGWに行くことにしたか…?それはある方がSNSで書かれていた北海道の月別の降水量のデータを見たことでした。

直近10年くらいのデータでは8月は最も降水量が多く「北海道の梅雨」と呼んでも過言ではないほど8月は雨の多い月なのです。そして降水量が最も少なく安定した天気なのは5月であり、道内の場所によってデータに差がありますが例えば旭川市あたりだと5月の降水量は8月の1/4程度であることを知りました。

去年、一昨年ともに8月のお盆の時期の北海道は行程の半分以上は雨か曇りで、去年などは台風の影響でフェリーが欠航してしまう事態にも至りました。




雨や曇りでも楽しみ方はありますが、せっかくの北海道ツーリングですので当然、お天気は良い方がいいに決まっています。私のように写真を愛する人間にとっては夕空や澄み切った青空、満天の星なども撮ってみたいです。

そう考えるといてもたってもいられず、今回からGW北海道ツーリングを決行いたしました。

しかし8月の台風や雨といった不安材料とはまた別の不安材料もでてきます。5月の北海道とはいえ例年通りの気候であればバイクで問題なくツーリングできますが、例年通りでなかった気候の場合が問題です。季節外れの冷え込みや積雪があった場合、最悪はバイクでは身動きができなくなってしまいます。

今回、その不安は的中してしまい、しかも想定外なことに往路の青森の時点で積雪となってしまいました。北からの強い寒気に北日本は真冬並みの寒さに。そして弘前などの平地でも積雪のニュースがテレビで放映されていました。

4月26日の夜に千葉を出発し小雨降りしきる中、圏央道、常磐道、東北自動車道と走り途中のSAで休憩した際、道路情報の掲示板に松尾八幡平あたりで「冬タイヤ必要」の表示が。このまま進んでも通れないのでSAでそのまま朝まで寝ることにしました。

翌朝にさらに進んで岩手山SAまで行ったところ、道路は塩カルの散布と沢山の車の往来で通行は問題なさそう、との情報を入手したので何とか青森ICまで走りぬきました。

27日は深夜の青森~函館のフェリーをおさえていたので、それまでの時間は津軽半島をツーリング。10年ぶりの景色を堪能しました。

そして28日に函館入り。函館は人の多い観光地ですがフェリーは早朝に着岸だったので、少しだけ市内を見てから高速にのって移動。この写真は函館市内の随所にある古い洋館のひとつ「旧株式会社相馬本社」です。

大沼から望む駒ヶ岳が素晴らしかったです。




そして虻田洞爺湖ICで降りて羊蹄山を。ここでも素晴らしいお天気と澄んだ空気で今まで見た羊蹄山の中で最高に美しいといえる絶景を堪能しました。いやぁ~晴れてるって幸せ。

10年来のお気に入りのキャンプ場である伊達市のアルトリ岬で1泊。ここから眺める噴火湾の夕陽はいつ見ても美しいです。ちなみに4月だと多くのキャンプ場はまだクローズされていますがアルトリ岬はやっていました。

そしてさらに道央自動車道にのって一気に美瑛、富良野のエリアに移動。十勝連峰の山々が雪を冠した景色、これが見たくて来ました!と言っても過言ではありません。とにかくキレイです。

吹上温泉へ抜ける山道はこのように雪景色ですが、道路は問題なく乾いています。この富良野、美瑛のエリアで3連泊のベースキャンプとしました。

北海道ツーリングでは定番のセイコーマートのジンギスカンににら野菜を入れてバーナーで調理します。

ビールにもよく合い最高ですよ。




中盤は天気が少しイマイチだったので、ベースキャンプでのんびり過ごしたり、近くの土の館で古いトラクターを見学したりしました。それと今回はじめて拓真館に行ってみました。拓真館は日本の著名な風景写真家 前田信三の作品が貯蔵されている写真館です。有名な作品「麦秋鮮烈」のプリント作品を見ることができました。

新元号となる令和を迎える5月1日、大好きな北海道にいた記念に北海道新聞を買ってみたりして。

そして道東自動車道を使って阿寒ICで降り、屈斜路湖や美幌峠を。しかしここでは濃霧と小雨でした。峠ですので仕方ないですね。

美幌峠からの景色。

ここでは人気の揚げじゃか。甘くてホクホクです。

このエリアでは10年ぶりくらいに多和平キャンプ場に来てみました。北海道の聖地的なキャンプ場で牧場の敷地を利用したパノラマ景色が魅力です。いつ来ても素晴らしいところです。

テント内でトカップを飲みながら旅の終盤をどう走るか思案中。ちなみにトカップは赤が好きです。

本来ですと網走まで行く予定でしたが時間切れのため阿寒ICから近い根室、釧路のエリアで終盤を過ごすことに。北太平洋シーサイドラインで納沙布岬まで走り最後は再び戻り釧路湿原のダートをアドベンチャーで快走。

最終日のキャンプ場は個人的に思い入れのある来止臥(キトウシ)野営場へ。最低限の設備ですが絶景です。

最高の景色を眺めながらのコーヒー。

この日は手抜きで根室のスーパーで買った物で済ませます。花咲ガニが美味でした。

厚岸で食べた牡蠣フライ丼のセット。

帰りの便は苫小牧~大洗のさんふらわあ号がとれたので、快適に寝ながら帰れました。しかし前日の牡蠣かミル貝の刺身が悪かったのか、旅の疲れに重なって体調が悪くなりました。ビールものまずひたすら寝台で14時間ほど睡眠。

新造船のさんふらわあ号はキレイですが、それを楽しむほど元気がありませんでした。船内は大型連休特有の家族連れの賑やかさであり、ラウンジも落ち着かないので寝るのみ。

という事で9日間(道内約7日間)の旅は約4000キロを走破して無事に終えました。もう何度も来ている北海道ツーリングですが、正直今回は過去最高に良かったかな?という印象でした。本当は6~7月、または9月がベストシーズンかもしれませんが5月の景色もキレイでしたね。

心配していた寒さですが前半はキャンプ場の朝で0度まで冷え込みました。以前も書きましたがキャンプでの防寒対策で最もオススメなのは10個のカイロを体中に貼り付けて寝る事です。これにより高価な冬山用ダウンシェラフでなくても凌げてしまいます。夏と違って蚊取り線香や塗り薬などの虫対策はほぼ不要です。

道は通常の天気であれば雪はありません。GWの北海道ツーリングで積雪や凍結路面で注意したいのは中山峠、狩勝峠、日勝峠、石北峠などの峠道です。この辺が心配な場合は無理に峠のルートを使うのではなく海岸線のルートに変えたり、日高山脈超えなら道東自動車道(高速)を利用しましょう。

ウェアーは関東圏での3月くらいを想定した装備で大丈夫だと思います。その他の注意点としてはキャンプ場が営業していない場合が多いので、事前によく調べておくこと。寒暖差が激しいので体調を崩しやすいので、無理にキャンプで連泊せず宿もうまく使うと良いと思います。

ざっと駆け足でレポートしましたが、写真作品は順次ご紹介していきますのでお楽しみに!

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悪夢を回避するための画像データバックアップ

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、超大型連休である今年のGWはいかがお過ごしでしたか?ツーリングに行かれた方は良いバイク旅ができたでしょうか?

私は通算12回目の北海道ツーリング、そしてGWの時期に行くのは今回が初でしたが概ね天気もよく素晴らしい旅を体験することができました。出発の4月27日は東北道の松尾八幡平あたりで積雪があったりと波乱のスタートでしたが、函館から大沼、洞爺湖を経由してアルトリ岬でキャンプ、道北エリアに移動して富良野、美瑛を楽しんだあと高速で阿寒まで移動して屈斜路湖からの多和平キャンプ場。そして北太平洋シーサイドラインを走り釧路湿原のダートを走って帰ってきました。トータル約4000キロ、キャンプ7泊の旅となりました。

写真は仕上がり次第、アップいたしますのでお楽しみに。




さて今回は大切な写真の画像データバックアップについて書いてみたいと思います。バックアップ…それは万一、PCのハードディスクのトラブルなどで大切な画像データを失わないため複製を作っておくことです。

デジタルカメラで撮った写真をパソコンに取り込んでそのままローカルディスクに保存しておくのは危険です。パソコンは写真の管理以外にも様々な用途でハードディスクを使っています。酷使すればかならず故障する時がきます。動作音がカタカタ鳴りだしたりするとお星さまになる前兆ですが、運が悪いと前兆がなく突然死します。

そんな時に画像データのバックアップをとっていないと大切な写真を失うことになります。SDカードのようなフラッシュメモリーであれば修復する手段はありますが、ハードディスクだと多くの場合は諦めることになります。高度な技術のある専門店に依頼すればハードディスク内の破損ファイルを修復してくれるようですが、数十万円の費用が発生すると聞きました。




このようなトラブルで画像データを失うことは、私たち写真を愛する人間にとって悪夢の事態ですね。

そうなる前に日頃から撮影データはバックアップをとっておきましょう。

私の場合は月に一度、外付けハードディスクに複製したデータを保存、それとは別にDVD-Rにも同様にデータを複製しておきます。このように2か所以上に保存しないとバックアップの意味がありません。

外付けハードディスクは1つ1TBのものを用意して、およそ1年分くらいのデータを保存します。一眼レフで撮影したRAWデータは全てを保存すると容量を無駄に使ってしまうので、採用カットと将来性のありそうな画像を選別して保存しておきます。ここで言う「将来性のありそうな画像」とは今は失敗写真だと思う、あるいは好みではないと感じたボツカットや、将来の画像レタッチ技術に委ねれば素晴らしい写真になるのかも?という可能性を秘めた(と感じる)画像のことです。

この投稿を書いている2019年5月現在で1TBの外付けハードディスクはトランセンドやシリコンパワー製でおよそ6000~8000円くらいです。DVD-Rはデータを焼いたら時系列に並べて専用の収納箱に仕舞っておきます。

私は使っていませんがネット上でのクラウドサービスを活用するのも賢い方法です。お友達や家族と写真を共有したい場合も便利ですよね。しかし一定の容量以上は有料であったり、セキュリティーの低いサービスだと盗用される可能性もあります。




バックアップの方法はここでご紹介した以外にもありますが、ご自身で便利だなと感じる方法でやられるのが良いと思います。大切なことは2か所以上に複製をつくること、月に一度はバックアップを作る事です。

パソコンに入れたままの方!今すぐにでもバックアップをすることをお勧めしますよ!

今回はこの辺で!!

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究極のツーリング写真 過去のBEST投稿リンク集

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、いよいよ平成最後の週末、そして超大型連休に突入ですね。ツーリングの準備は万端ですか?また残念ながら旅には出れない…という方は何をして過ごされますか?

私は本日の船で北海道へ旅立ちます。今回で12回目を数える北海道ツーリングですがGWの時期は今回がはじめてなので楽しみです。しかし天気予報では初日から北からの寒気が流れ込み、東北や北海道では雪の予報も…どうやって出発するか…今悩んでいるところです。GW期間中も北海道では3月並みに気温が低い予報ですので、私と同様にこのGWに北海道をツーリングされる方は十分にご注意ください。

さて、このGWで究極のツーリング写真読者の皆さまもきっとお出かけされると思いますので、期間中は当ブログは更新をお休みさせていただきます。そしてお留守の間にご訪問いただいた方へ、今回は過去の人気投稿、お勧めの投稿のリンク集とミニギャラリーといたしました。

当ブログはバイク写真に関わる専門サイトで「ツーリング写真」という文化を広めるために撮り方のノウハウ等を公開しています。その他、R1200GSや撮影機材、お勧めの撮影スポット情報なども公開しているバイク写真ブログです。




それでは過去の人気投稿、お勧めの投稿から

・バイクのある風景・ツーリング写真 10の撮り方

・バイクツーリングに最適なカメラの選び方

・バイクツーリングにおける賢いズームレンズの使い方

・驚愕のコスパ☆バイク用三脚として理想?NEEWER66インチカーボン三脚

・広角レンズ使いこなしテクニック 寄る広角と広げる超広角




・EOS6Dmark2の使用感と作例集

・コレ秘密!<直感とひらめき>異なる脳の部位を使い分けて撮ろう
・レベルアップを目指せ!洗練されたデザインの写真<上級>ツーリング写真

・比率を極めるなら1に黄金比!2に白銀比…1:2.303は青銅比




~ミニギャラリー ~

それではみなさん、良い旅、良い休日をお過ごしくださいませ。

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空冷R1200GSの乗り方☆BMW R1200GSコーナリング

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、今回はツーリング写真解説はお休みして空冷R1200GSの話題でございます。

最近、ブログのアクセス解析で空冷R1200GSに関わるクエリが増えております。特にこれから空冷R1200GSを中古車で買おうとされている方や、すでに買ってみたけど分からないことが多く検索している方が当ブログへ来られるようです。

いままで究極のツーリング写真では空冷R1200GSに関わるインプレッションやメンテナンスに関わる情報を投稿してきましたが、今回は走らせ方のコツとしてコーナリングのお話をしてみたいと思います。R1200GSに限らずBMWの場合はテレレバー&パラレバーサスペンションやシャフトドライブなど独特の構造を持っているので、走らせ方もちょっとしたコツがあります。

EOS6D Mark2

といっても空冷R1200GSの運動性能はツーリングにおけるスポーツ性と乗りやすさを追求されているので、誰がのっても乗りやすい良いバイクです。特に曲がる、止まるについては初めてBMWを運転する人は多くの方が驚かれます。よく聞く感想は「嘘みたいに曲がる」「ヒラヒラと軽快な動きだ」「ブレーキの安心感がすごい」といったものです。




私もはじめてR1200GSを運転したときは「教習車に採用していいほど乗りやすいな!」という感想でした。とにかく行きたい方向に自在に曲がって、大きな見た目からは想像できないほど軽快でスポーティーな走りに感銘したものです。

しかしよく曲がるこの優秀な特性もライディングテクニックに覚えのある方ほど違和感を感じてしまうのも事実です。ブレーキングで前のめりの姿勢にならないテレレバーはサーキットで腕を鍛えた方にとって、ピッチングモーションからの荷重移動が分かりにくいですし、旋回中はイン側に巻き込んでいくような挙動を見せます。

私は今年で空冷R1200GSに乗って11年目、2008年式R1200GSと2013年式の空冷最終型R1200GS-ADVENTUREの2台を所有し両方で11万キロ以上を走行させた経験でR1200GSの走らせ方のコツを書いてみたいと思います。

このバイクはどこからでも自在にバンクを始めて良く曲がるバイクです。通常、多くのオートバイはスタビリティ優先でアンダーステア傾向なため、コーナリングを開始する前はしっかりブレーキングで荷重をフロントに移し、体重移動のモーションでキッカケを作って旋回を開始させますが、R1200GSにはそれが不要です。

曲がりたい方向を見ていれば何もせずともバンクして旋回を開始してくれます。よく曲がるので「曲げよう、寝かそう」という意識があると、どんどん内側に切れてこんでしまうのです。上の写真にあるミシュランアナキー2の写真は私が何年か前まで、こんな風にエッジまで使い切るようなバンク角で走らせていたときのものです。




こういったバイクを寝かそうと深いバンク角で走っても悪くはありませんが、自然とバンクしていくバイクをライダーが寝かそうとするほど、ぎこちないアンバランスが発生するのです。

そうではなく、自然と寝てくれるのですから旋回が開始したらライダーは逆にバンクを起こす意識でフォームはややリーンインで走らせてみて下さい。この写真のようなタイヤの使い方になります。サイドは残して浅いバンクで走るのですね。

これにより旋回中は車体の特性とバランスを保って綺麗にラインをトレースしていきます。ライディングポジションがオフロードバイクと同様にアップライトなポジションなので、上半身は意識して少し伏せて体を前後タイヤの中心に被せるイメージです。

このポジションはオフロード走行の基本姿勢に通ずるものがあるので、ハンドルは腕で上から優しく添える感じで旋回中は体の外で車体を回していきます。下肢はカービングスキーのターンをイメージすれば分かりやすいです。

バンクが浅ければ路面に異変があったり、センターラインをオーバーしてきた車を回避するときに、さらにインに逃げることが出来るので安全です。そもそもR1200GSに限らず、ツーリングにおけるスポーツライディング(ワインディングなどで安全にコーナーを楽しむという意味)ではバンク角は浅い程にリスクが少なく良いです。

電子サスペンションESAを搭載したプレミアムラインであれば、フラットな路面で中高速コーナーが続く峠であればSPORTモード、勾配がきつくヘアピンの連続であればCOMFORTモードに設定するのがおススメです。




いかがでしたか?中古で空冷R1200GS、買ってみたけど噂ほど乗りやすいと思わない、なんか違和感がある動きだ…という方は次回のツーリングでこの乗り方を実践してみてくださいね。

あとR1200GSの恐ろしいのは攻め込んでしまうと破綻も唐突なので、基本はツーリングバイクであることを忘れずに限界付近まで攻め込まないようにしましょうね。バイクの性能を過信するのが一番危険ですから。

それではまた!

ブツ撮りから学ぶ写真の基礎<初級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、ネット通販って使われますよね?今やあらゆるお買い物は実店舗よりもネット通販を利用する人が増えましたが、お店で買い物する楽しさや店員さんとのやり取りなど、物を買う楽しみにあった大切な何かが失われつつあるようにも感じます。

もちろん便利なので私も頻繁にネット通販は利用しているのですけどね。そして何より良いのはヤフオクやメルカリなどの個人売買でのネット通販ですね。いろんな物が出品されていますし新品を買うよりもお買い得な値段が最大の魅力です。消費税がないのも増税を控えた今になって考えると本当にメリットが大きいなと感じるのが個人売買です。




そんな個人売買ですが買うだけでなく不要となった物を売却するにも、買取店に下取りに出したり、お友達に友情価格で売るよりもはるかに高い値段で売れるものです。カメラや腕時計など人気ジャンルであれば尚のこと競って値段が上がることもありますね。私はカメラ、レンズ、バイク部品、キャンプ用品など不要な物は手間を惜しまずヤフオクで売るようにしています。

しかしヤフオクやメルカリで売りたい時に重要なのは…そう写真ですね。

商品がどのような形、大きさ、色をしているのか?中古品であればキズや汚れの程度はどうであるか?そういった事実を的確に伝えるのはもちろんの事、少しでも高く売りたいのなら商品が魅力的に見えるように素敵な写真を撮ることです。

この写真は安物の簡易照明ボックスで撮った腕時計です。この時計をヤフオクで売却する時に撮影しました。この場合はほぼ新品なので伝えたいことは商品のカッコよさです。「欲しい!」と思ってもらえるために特徴を分かりやすく、魅力を引き立てる撮り方を駆使します。




今回、なぜこのような解説をしているか?と言いますと写真の基本的な考え方とも言える「被写体が最も魅力的にみえるよう撮る」という考えは、実はこういったブツ撮りから学ぶのが最適だからなのです。ツーリング写真ではそう簡単に背景をチェンジしたり光の向きを変えたり出来ないですからね。

被写体の特徴をよくとらえ、それが魅力的に見えるように撮る。これがブツ撮りもツーリング写真もバイク写真もポートレートもみんな同じなのです。

上の腕時計の写真ではまず特徴として針とバーインデックスがとてもシャープに精度よく研磨された鋭い様子、ケースとベゼルなどのヘアラインやポリッシュの切り替えしのセンスの良さ、厚みのあるクロコダイルストラップが良く似合う…などを意識して撮影しています。特に針やバーインデックスが鋭い様子を強調させるため、補助ライトを一灯、別に用意してあらゆる角度から光を当てて輝かせています。

実際がどういった形や色をしているのか的確に伝えるだけのカタログ写真であれば、メーカーサイトの公式画像がそうなので、それで比較してみましょう。

ストラップの色が違うのですが本体はコレと同じです。全然、印象が違うのがお分かり頂けると思います。こういったメーカーが公式にカタログとして使う写真は完全に説明写真に徹しているため、全方位から専用のライティングを当て影がほとんど無く、イラストに近い仕上がりです。これはこれで魅力的に…ではなく別の役割がちゃんとあるのですね。




次にこの2つの時計の写真をご覧ください。

 

時計に詳しい人が見たらすぐ分かってしまいますが、どちらが高級な時計に見えますか?おそらく多くの人が下の写真が高い時計とお答えになると思います。ではいくらくらい価格差があると思いますか?

この2つの写真は全方位からスタジオライティングしたカタログ写真なので、質感や魅力が写真として伝わってはいません。その結果、ぱっと見て両者は大きな違いがないようにも感じます。

正解は上の写真はシチズンのキューアンドキューでネット通販で1290円の時計です。下の写真はブレゲのクラシックで200万円以上する高級時計です。如何でしたか?時計の知識がある方は別として、そうでない方はこの写真から判断する限り、まさかそこまで差があるとは予想できなかったのでは?と思います。

靴でも服でも楽器でも、売却するときの写真撮影は「被写体が最も魅力的に見えるように撮る」を心がけてみましょう。それにはその品物の特徴をよくとらえ、自分が買った時に感じたその品の魅力も思い出してみましょうね。

そしてツーリング写真やスナップや風景など、あなたが普段ライフスタイルとして撮っている写真をカタログ的な説明写真にしないこと。写真といっても事実を記録できるカメラという機械で撮るのですから、その用途は本当に多岐にわたるものです。あらゆる用途に合わせた撮り方の情報が世に溢れているので混乱しないようにしましょうね。

被写体が最も魅力的に見える撮り方、それをブツ撮りから学んでみましょう。というお話でした!!

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~本日の毎日100ショットスナップ~

RICOH GR APS-C

空冷R1200GSファイナルギアブーツ&テレレバー、ミッション間ブーツ交換

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、今回はツーリング写真解説はお休みして久しぶりにBMW 空冷R1200GSに関わるネタを書いてみたいと思います。

BMWと言えばボクサーツインエンジン、テレレバーサスペンション、そしてシャフトドライブですよね。空冷R1200GSもそんなBMWバイクのアイコニックが備わったオールロードツアラーな訳ですが、一見してタフそうに見えるシャフトドライブ。実はこのシャフトドライブの後部あるファイナルギアユニットはこのバイクの最もデリケートな部分でありハッキリ言って弱点とも呼べるところです。

このファイナルドライブユニットに万一、重大なトラブルが発生した場合はアッセンブリー交換となり約30万円の修理費用が発生します。そうならない為に日頃から点検し取り扱いに注意を心がけましょう。




日常的な点検としてはセンタースタンド(メインスタンド)をかけて後輪を手で回し、スムーズに回転するか、ベアリングがゴロゴロ、ジャリジャリと違和感がないか?定期的にオイルを交換しているか、シールからオイル漏れや滲みがないか?などですが、最も重要なのは内部に浸水させないことです。洗車時につなぎ目となっているゴムブーツ周辺などホースで水圧をかけてしまったり、ドロだらけになったからと高圧洗車すると内部に浸水し、放置すると発錆により重大なトラブルに発展します。

激しいオフロード走行、川渡り、長時間の雨天走行などがあった場合は、念のためディーラーで点検することをお勧めします。浸水があっても早めに対処できれば大事には至りません。

今回、私のR1200GS-ADVENTUREは購入から5年、走行距離34000㎞をむかえてパラレバー(スイングアーム)のミッション側とファイナルギアドライブ側を接続している部分のラバーブーツに亀裂が生じました。

ただでさえデリケートなファイナルギアドライブなのに、ラバーブーツに穴があったら最悪です。亀裂が確認された時点で早めに対処しましょう。少しくらいの亀裂でしたらディーラーで補修剤を塗布してくれますが、それは応急対応程度に考えた方が良いです。




交換はドライブシャフトの分解、パラレバーアームを抜いての作業となりますので、私はディーラーに依頼しました。自分ではできそうにない、というのもありますがファイナルドライブの内部の状況をプロの目で点検してほしい、というのももう1つの理由です。

実はこのラバーブーツ、大変不思議なことに劣化で亀裂や破れが発生してしまうのは空冷R1200GSだけらしいです。それより古い世代のR1150GSやR1100GSまたは新型の水冷ヘッドR1200GSや最新のR1250GSなどでは、同じようなラバーブーツはありますが劣化で亀裂や破れなどは滅多に発生しないそうです。

使用状況にもよりますが3~5年程度で交換するケースが多いようです。気になる交換費用ですがファイナル側ブーツ 7420円、ミッション側ブーツ 6800円、ドライブシャフトの分解、パラレバーアームの着脱などを含めた工賃が15000円となります。その他にOリングやナットなど細かな部品、ついでにファイナルギアオイルも交換してもらって合計で34000円くらいです。

そして今回の作業で細かく点検してもらったのですが、ファイナルギアユニット内部に大きな問題は確認できませんでしたが、ファイナルギアオイルに水分が混入し乳化していた!とのことです。

そもそもR1200GSは当初はファイナルギア内部は密閉構造になっていました。しかし中期型が誕生した頃からファイナルギアオイルの漏れやクラウンベアリングのガタつき、シャフトのスプライン部が錆ついて抜けなくなるなど、トラブルが散見されるようになり、BMW側で様々な対処をしてきました。その1つが中期か後期のあるロットから採用されたブリーザーパイプの設置です。当初は密閉だったファイナルギア内部ですが、温度変化などで内圧が変化しシール類に悪影響と判断し呼吸ラインを外へ設けたのです。

…という事はブリーザーラインから雨水が入ってしまう…という事も十分に考えられるのです。




その他にもファイナルギアオイルの定量を200㏄から180㏄に変更するなど、いろんな対処を余儀なくされるほど、このファイナルギアには色々と悩ましい問題を抱えているのです。ネットでR1200GSファイナルギアオイル交換で検索すると定量は200㏄と書かれている情報が散見されますが、現在では定量は180㏄だそうです。たった20㏄の違いで何かが変わるのなら、よっぽどシビアな何かがあるのでしょうね。

ファイナルギアオイル交換はディーラー推奨で2万キロもしくは2年に一度という事になっていますが、今回の私のアドベンチャーの例のように別の問題の早期発見という意味でもう少し短いスパンで交換をした方が良さそうです。

空冷R1200GSの唯一で最大の泣き所と言えるファイナルギアドライブ。ここをユーザーが管理できるかが長くR1200GSを維持していく上での重要なポイントとなります。しかし過酷なオフロード走行を前提としたGSがなんとも情けない…私は個人的にはBMWにこの部分だけはRTやRと共通構造にせず専用設計にして欲しかったと言いたいです。意匠の問題もあるかもしれませんがゴムブーツは外から被せてリングで締めるという構造が確実だっと思うのですけどね。

R1200GS乗りの間では知られたことですが、新たなR1200GSユーザーさんはファイナルギアの管理、しっかりやってくださいね!

ではまた。

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キヤノンEF14㎜F2.8LⅡ作例集 超広角単焦点レンズ ツーリング写真作例

究極のツーリング写真 touring-photogaphy.com 読者の皆さま、あと2週間もすればいよいよ平成が終わり令和の時代になりますね。

私はこれまでの人生の半分以上が平成ですが振り返ってみると、この30年はバイク、車のレース、スノーボード、旅やキャンプそして写真に出会い、なかなか充実した時代だったなと感じます。しかしその反面、仕事などでは社会貢献とか何かの業を達成したなという手ごたえは殆どなく、失敗も多かったなと反省しています。

人生も後半戦になると自分だけで完結してしまう贅沢や娯楽などには関心が薄れて、何かこの世に残せるものや人々に感動を与えるなど貢献や使命とかを考えるようになるものです。自分の天命とは何だろうとか…少し宗教じみていますが。

そんな想いを抱きつつある40代の今に年号が平成から令和に変わり、そして安倍首相は「令和とは人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ…」とおっしゃっていました。この令和になる節目に私も自分ができることで文化を育むことに貢献したいなと感じた次第です。

さて前置きが長かったですが、今回はカメラ機材のお話です。きっと多くの皆さまも関心が高い一眼レフカメラ用の交換レンズの作例をご紹介してみたいと思います。

EF14mmF2.8L2

今回はキャノン純正レンズ 超広角単焦点レンズのEF14㎜F2.8LⅡをいってみたいと思います。14㎜単焦点という超ワイドレンズ、特にフルサイズのボディに装着すると魚眼レンズのような世界が表現できるユニークさ。その反面で歪みなどの癖が強く、被写体の何もかもを小さくトバしてしまうので難しいと感じる方も多いと思います。

 ~キヤノン EF14mmF2.8LⅡ~

・水平画角104° 垂直画角81°

・レンズ構成 11群14枚

・最小絞り F22

・絞り羽数 6枚

・質量 645g

・定価 307000円

特にオートバイの登場するツーリング写真では、その歪み部分に車体がかかってしまうと不自然な歪みでどうにも対処に難儀するものです。価格も高いので「試しに…」と気軽に体験するのも躊躇われますよね。

そこで今回はキャノンEF14mmF2.8LⅡで超ワイドレンズの世界をツーリング写真でどのように使えば良いのが、参考になるか分かりませんが何点か作例をご紹介いたします。

この作品は南房総の伊戸だいぼ工房の入り口にある道で撮りました。この場所はバイク雑誌やテレビ番組などの撮影にも度々使われるので有名になってきましたね。美しいS字の道にその先は海ですが、この時は空に表情があったのでローアングルにして海は写さず空を多く入れました。

14㎜級のワイドレンズの場合、歪みが強く出る位置にバイクや建物などの人工物を配置してしまうと歪みが目立ってしまいバイクが不格好になったり、人物であれば太ってみえたり美人が台無しに写ったりしてしまいます。

この作例ではバイク+ライダーが歪みの強い位置に配置されましたが、これくらい小さく写してやれば何とか気にならないレベルです。これ以上大きいと、被写体を別の場所に配置しなおす必要があると思います。




こちらの作品は海岸の野営地でのワンシーンです。アウトライダー誌のツーリング写真コンテストで年間グランプリをいただいた思い入れのある写真です。日没直後に焼ける空の表情を大切に撮った1枚です。広がる筋雲が煙のように吸い込まれていく様をEF14mmF2.8Lでとらえました。

このように空に広がる雲の様子などで、空に魅力的な表情がある場合に超広角レンズは有効です。日没しているとは言え、太陽に向かって撮る逆光ですが、この程度でキャノンEF14mmF2.8Lはフレア、ゴーストなどは発生しません(昔、使っていたSIGMA14㎜EX F2.8はこれくらいでもフレアが出ていました)。

EOS5D Mark2 + EF14mmF2.8L F2.8 10SEC ISO400

こちらの作品は千葉県君津市のホウリーウッズキャンプ場で撮りました。冬の落葉樹に包まれた森の雰囲気を大切にEF14mmF2.8Lで撮りました。薄曇りの中の満月で深夜に撮ったと記憶しています。

この写真のようにバイクやテントなどの重要なものを中央に配置してやれば歪みはほぼ心配しなくて大丈夫です。

木々がたくさんある、一面に花が咲き乱れている、などたくさんの被写体が存在していることを表現したい場合も超広角レンズの出番です。

こちらの作品は2018年の夏の北海道ツーリングでの一コマです。道北のオロロンラインにある海水浴場(おそらく日本最北の海水浴場)の駐車場です。まるでモンゴルかどこかの草原を連想するシーンですが、その景色で感じた雄大さを表現しました。実際にここに行くと大した場所ではありません。ほんとただの空き地のような感じなのですが14㎜でバーンと広げてあげると「雄大な草原」に変貌してくれるのです。

広がる、雄大な、はるかな…などのスケール感を表現したいとき、逆に言えば人間やバイクなどをちっぽけに写したい、という表現にも有効に使えます。

通常のレンズでは何かの意図でバイクやライダーを米粒のように小さくしたい、となったときに下がれるだけの広い場所が必要となりますが14㎜なら少し下がればすぐにバイクは米粒です。

イワシ雲、ウロコ雲を目撃したときは迷わずEF14mmF2.8Lの出番です。カメラを直接地面に置くくらいのローアングルに設置したら、大空いっぱいをレンズで吸い込むように撮ってみましょう。




この作品は1枚目の写真と同じく伊戸だいぼ工房の入り口の道で撮りました。千葉県館山市からのぞむ夏の天の川です。夜空にたくさんの星がまたたいている、これも「空一面にひろがる」なので超広角レンズの出番です。星空の場合はたくさんの星を写したいときが広角、特定の星座や星雲を撮りたい場合は35mmや50mmとなるのが一般的です。

高感度での撮影となるので少しでもノイズ低減に貢献できるよう解放の明るいF2.8は有利となります。現在ではSIGMA14mmF1.8DG HSMというF1.8レンズが発売されていますので、星空や天の川を撮りたい方はこちらの方がおススメです。しかしキャノンEF14mmF2.8LⅡが645gに対してSIGMA14mmF1.8DG HSMは1120gとバイクで持って行く我々にとっては軽視できない質量差であります。

一方、キャノンEF14mmF2.8LⅡが307000円に対してSIGMA14mmF1.8DG HSMは219000円とこちらも軽視できない差ではあります…。まあキャノンEF14mmF2.8LⅡは古いので実売価格はもっと安いですけどね。

オロロンライン

この作品はもはや説明不要の日本海オロロンラインです。路面に寄って道が果てしなく続く様子を強調するため超広角レンズの特徴である「遠近感を強調」を利用しています。




「いいレンズなのは分かったけど高いよなぁ…」確かにEF14mmF2.8LⅡは定価307000円という我々庶民には手の出しにくいプライスタグですが、私の場合はこのレンズをもう10年以上愛用し数々の思入れ深い写真を撮ってきました。私としては珍しく中古品ではなく新品で購入したと記憶しています。

このレンズを買う時、すでにSIGMA14mmを使用していたので、自分は14mmが好きである、14mmで撮りたい写真があると確信をもっていたので思い切って投資しました。いま振り返ると費用対効果としては十分に最初の投資の元をとったな!という気持ちです。

もし欲しいけど予算的に手が出ないなぁ…という方にはNEEWERやSAMYANG製でしたら安い値段で発売されています。今回ご紹介したEF14mmF2.8LⅡと全く同じ性能ではありませんが、超ワイドな世界をまずは体験してみるという意味では良いのではないでしょうか?

これはサムヤン製の14mmF2.8です。AF性能や収差などが価格相応かもしれませんが星空の撮影なら影響ないかもしれませんね。2019年4月現在でAmazonで43746円です。

キャノン純正レンズ EF14mmF2.8LⅡ 超広角単焦点レンズの作例集でした!!

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~関連投稿~

・SIGMA35mmF1.4DG HSM ART作例集

・SIGMA150-600mmF5-6.3DG HSM Contemporary作例集