冬ツーリング ウィンターグローブに代わる暖かさ




さて今回は久しぶりにツーリングのお役立ち情報を書いてみたいと思います。

世間はクリスマスですが南房総はツーリングシーズン真っただ中でございます。この年末のお休みは関東圏の方はぜひ南房総にいらして下さい。お天気が良ければ館山市や保田海岸から見れる富士山が美しいですよ。

しかし温暖な南房総とはいえバイクに乗っていると寒いです。特に手の冷えはつらいものがありますね。道の駅で足湯を見つけると、つい足ではなく手を入れてしまうのはライダーの悲しい性です。R1200GSのようにグリップヒーターがあっても手の甲は冷えてしまいます。

かといって厚手のウィンターグローブは操作性が悪くてどうも苦手だ…という方は私以外にもおられるはずです。最近では掌だけ薄手に作ったグリップヒーター対応のグローブもありますが、それもイマイチなんですよね。

そこで・・・

いいものを発見しました。釣り用の手袋です。私は釣りはやらないのですが近所の釣り具用品店によく足を運びます。釣り具用品ってツーリングやキャンプに役立つ小物がけっこうあるのですよね。むかしツーリング用品のメーカーで働いていたときに、中国の生産ラインを視察したとき、隣のラインで釣り具用品などを作っていて「似たようなものを作っているのだな」と感じたものです。




で、写真のグローブは釣り具メーカーではお馴染みのDAIWAから発売されているカイロポケット付きストレッチグローブ フルカバーDG-7021W という製品。その名の通り手の甲の部分にカイロを入れるポケットが付いています。ここにマグマのような高温カイロを入れてあげることで甲が暖かい!ということです。

私がネット通販で買った時は写真のガンメタル色(普通のグレー)で4799円でした。他にブラウンとブラックがあります。釣り具用品なので指先がカットされている品もあるので間違えて買わないように気を付けてください。

生地はウェットスーツに使われているネオプレーン素材で伸縮性があり軽量です。防水ではありませんが水に濡れても不快感が少なく、生地そのものを浸水で傷める心配はありません。

フィット感は申し分ありません。これならスイッチ類はもちろんナビやBluetoothの操作も問題なさそうです。人差し指、中指、親指の先端はスマホの操作ができるようタッチパネル対応です。今どきのグローブですね。




この部分に高温カイロを入れるのです。これで分厚いウィンターグローブを卒業して快適な冬ツーリングを楽しめます。電熱グローブも悪くありませんが配線やらバッテリーの管理やらが面倒ですからね。

そして私や読者の皆さまにとって何より有難いのは・・・そうです、撮影シーンでも使えちゃうことです!シャッターチャンスを待っている時間とか寒いですからね!もちろんキャンプや釣りにも重宝しそうです。

あっ、マグマのような高温カイロは今の季節しか店頭に並ばないので早めにストックを買っておきましょう。

ウィンターツーリングに役立つ釣り用グローブのお話でした。

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TAMRON SP24-70mmF2.8 Di VC USD G2を使ってみた結果

さて、久しぶりにカメラ&レンズの話題を書いてみたいと思います。当ブログは写真のことに主軸を置いているので道具であるカメラ&レンズについてはあまり触れてきませんでした。

しかし日本の大衆的な写真文化においては多くの人がカメラ&レンズに関心を向けているのは昔も今も同じです。したがってあまりこの部分に触れなさ過ぎるのもブログとしていかがなものかと感じます。

過去に何度か書いてきましたが誰もが憧れる【いい写真】とは撮影者が生み出すものでカメラ、レンズではありません。最新のカメラ、高級なレンズを手に入れれば明日から良い写真が撮れるか?というと必ずしもそうではないのです。

ただし撮影者が望むイメージを実現させるにあたり、どうしても必要な機能や性能が気になるカメラやレンズにあるのであれば、資金を投入して機材をバージョンアップするのは大いに結構だと感じます。




さて今回は4年ぶりくらに新しいレンズを導入しました。 TAMRON SP24-70mmF2.8 Di VC USD G2 というレンズを購入したので、そのサンプル画像とインプレッションを書いてみたいと思います。

24-70mmF2.8の通しといえば純正レンズの世界では大三元などと呼ばれるレンズです。いわゆる標準ズームとして使われる一般的に最も出番の多い画角をカバーしたズームレンズですね。

キャノンであれば純正レンズのラインナップに品番の末尾に【L】の付く高級なレンズが有名です。質の良いガラス材や手の込んだコーティング、機能や精度もコストのかかったハイアマからプロ用の立派なレンズですね。今回ご紹介するレンズに当てはめるとEF24-70㎜F2.8L ⅡUSM というレンズになります。定価で25万円くらいでしょうか。

今から4~5年くらい前ですがメーカー純正ではないサードパーティーメーカー(主にタムロンやSIGMA)が純正高級レンズに対抗するかのような高品位なモデルをリリースしはじめました。始まりはSIGMAの35mmF1.4 ARTだったと記憶します。それを皮切りにタムロンも追従するように発表し、メーカー純正よりも魅力的な価格で高品位なレンズが手に入る!と人気を博したものです。




今回ご紹介するTAMRON SP24-70mmF2.8 Di VC USD G2 もそんなメーカー純正高級レンズに当てた製品です。従来のサードパーティーメーカーにあるような安っぽさや出来上がった写真のアラのようなものは全く感じさせない立派なレンズです。

タムロンSP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2 (Model A032)

さっそくEOS6D Mark2 に装着してサンプルを撮ってみました。第一印象としては色がけっこう濃いな、ということと想像以上に逆光の耐性が高いことです。上の写真だけを見てキャノンのLレンズで撮りました、と言っても普通の人ならまず分からないクオリティの高さです。

私はあまりカメラやレンズに細かい性能を要求しないタチなので、当然ではありますがクオリティ面では全く不満はありません。このような写真が撮れる立派なレンズを中古品とはいえ6万円程度で入手したのですから、それを考えると大満足ですね。

今回、この標準域のズームレンズを買った理由は以下の通りです。

1.普段は12-24広角ズームレンズ、35mm単焦点、135mm単焦点or150-600mm超望遠ズームという組み合わせで使ってきましたが、最近になって度々50mmや70mmあたりの画角が欲しいシーンに遭遇してしまった。

2.景色の写真としてとても出番の多い24mmの画角。それを旧式のSIGMA12-24のテレ端で使ってきましたが、さすがに逆光時や解放で使った場合の諸々の問題点が許容できないと感じ始めた。

といったところです。




単焦点レンズ 左:SIGMA50mmF1.4DG ART 右:キャノンEF50mmF1.8STM

単焦点とズームレンズ、どっちが良いのか?という議論はとめどなく続くものですが、少なくとも持っていける機材の量に制限のある我々ライダーにとって、ズームレンズが有利なのは疑う余地もありません。

予め「あそこでこんな写真を撮るぞ」という予定調和のツーリングであれば単焦点も大いに良いでしょう。しかし奇跡の光景や思いもよらぬ出会いは突然訪れるものです。そんな時に「あのレンズを持って来れば良かった」と後悔するのが単焦点レンズでもあるのです。譲れない描写力の裏側にあるデメリットなのですね。

その点、今回のような24-70mmといったズームであれば24mm、35mm、50mm、70mmと4本のレンズを一度に持っていくようなものです。TAMRON SP24-70mmF2.8 Di VC USD G2も大きくて重いレンズではありますが、4本のレンズが1本で済んでいると考えれば気になりません。

TAMRON SP24-70mmF2.8 Di VC USD G2の導入により身軽になり、かつ想定外の撮影シーンにも対応できるようになりました。本来であればキャノン純正レンズといきたいところですが、お小遣い制度の身分なので撮影機材にかける予算は最小限にしたいものです。そういった意味でサードパーティーメーカー製の程度の良い中古品を買うのは賢い選択だと思います。浮いた予算を旅の費用にあてがえば傑作が生まれるかもしれませんしね。

TAMRON SP24-70mmF2.8 Di VC USD G2 使ってみた率直な感想としては使い勝手もクオリティも素晴らしいレンズでした。




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宝島社【趣味を極める!バイクの本】ツーリング雑誌に掲載されました




さて今回は少しだけ宣伝をさせていただきたいと思います。

この度、私立澤重良のツーリング写真作品が雑誌に掲載されることになりましたので告知させていただきます。

宝島社 Mono master特別編集【趣味を極める!バイクの本】

令和3年10月18日発売  690円

この本の中に南房総ツーリング、北海道ツーリングのページにおいて私のツーリング写真の作品が全33作品で紹介されています。

コロナ渦を受けて密を避ける趣味として注目された空前のバイクブーム・・・

中古車屋さんの在庫不足や新車でも人気モデルは品薄状態が続いていますよね。それだけバイクデビューする人が多いということですが、本誌ではそんなビギナーライダーにも優しいツーリングノウハウが書かれています。

広告も少なく充実の内容で690円という低価格です!

ぜひ書店でお手に取ってご覧くださいませ!

Amazon でのご購入は こちら 

 




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ズームレンズの賢い使いこなし術




EOS6D Mark2 + EF70-200mmF2.8L

数日前の投稿で構図を作るにはまず足で動くこと…という内容を書きました。その投稿は こちら 

今回はそれと少し似ている内容になりますがズームレンズの使いこなし方について書いてみたいと思います。

カメラ関係の情報を見ているとズームレンズが良いか、単焦点レンズが良いか、という議論を度々見かけるものです。念のため書いておきますがズームレンズは画角をワイドにしたり望遠にしたり調整機能を持ったレンズのこと。対して単焦点レンズとは一つの画角に固定されているレンズのことです。

どちらも一長一短であり使い方、使う人によって様々な選択肢が用意されているに過ぎないのです。あなたにとってどれがベストな選択であるかはあなた自身にしか決められないものです・・・。とはいえ我々バイク乗りは持っていける撮影機材の質量に限りがありますので、圧倒的にズームレンズにメリットがあるのは疑う余地がありません。

例えば風景主体のツーリングシーン、愛車主役のバイク写真、遠景にある夕陽や山などを引き寄せたい…こういった要求があるときに広角、標準、望遠と複数の画角が欲しいものです。これが単焦点でいくとなると3本のレンズを持っていくことになりますが、ズームレンズであれば24-105mmあたりを1本用意してあげればOKです。ツーリングに行くのに一眼レフボディに3本のレンズなんて無理がありますからね…。

標準単焦点レンズ 左:SIGMA50mmF1.4DG ART 右:キャノンEF50mmF1.8STM

一般的によく見かける情報として単焦点レンズの方が描写が良いと言われています。そしてズームレンズに比べると内部の構造がシンプルなので軽量であること、ズーム可動部がないので気密性に優れていることなどがメリットとされています。

しかし高級なレンズになるほど軽量さについてはそうでもなく、上の写真(左)にあるような描写力命のモデルになると単焦点レンズでもそこそこの質量になってしまいます。

一方で最近のズームレンズは進化したので単焦点にこだわる理由はない…という意見も見かけます。出来上がった写真だけみて単焦点で撮ったかズームレンズで撮ったかを見分けるのは困難なほどズームレンズでも美しい描写のレンズは存在します。

私の個人的な見解としてはそれでも単焦点でしか撮れないような写真というのは確かにあると感じます。なので私の場合は好きな画角だけ単焦点レンズでそろえて、他の画角は荷物を減らすためにズームレンズで揃えています。




単焦点レンズ EF135mmF2L

さて、今回は単焦点レンズ、ズームレンズのお話ではありません。多くのカメラ、レンズはズームレンズが当たり前のように標準となっています。ここでは写真ビギナーの方にとってズームレンズをどう使うかの考え方について簡単に書いてみます。

ズームレンズの賢い使いこなし術。それはずばり複数の画角が使える事!この一言に尽きるのですが詳しく言うと特定のポイントを置いて幾つかの選択肢を持って使うことです

例えば上のズームレンズはキャノンのEF24-105mmですが、24、35、50、70、85、105mm…つまり数字が書いてある6ポイントに固定して使いましょう!という意味です。6本の単焦点レンズを持っていると思ってください。

写真ビギナーは撮る前のイメージ(空想の写真)を頭に描くのが苦手なものです。むしろイメージを描こうともせず「とりあえずどう写るのか撮ってみるか」という人が大半だと思います。そのようにイメージ無くして試し撮り感覚で撮ると、被写体の大きさや背景の範囲だけを意識してファインダーを覗きながらズームリングをぐるぐる回すものです。

これ良くないのでやめましょう。ズームぐるぐるは今日で卒業です。

こう撮りたい!というイメージを頑張って脳内で描き、それに最も近い画角は35mmなのか50mmなのかを考えてみましょう。違っていれば70や85を試せば良いのです。とにかく「ぐるぐる」やらない。画角縛りです!

冒頭で「足で構図を作る」に話が似ていると書きましたが、画角を固定した単焦点レンズや今回ご紹介する画角しばりは足で動いて構図を作れるようになる不思議な効果があるのです。被写体にしっかり寄るには一歩前に出るという基本を体で習得できます。

たまに単焦点レンズを使うようになったら構図が上達した、という話を聞きますがそれは寄るという動きを習得した証拠です。




尖った岩のてっぺんに登って撮った

ではズームレンズの微調整はどのような時に使うのか?例えば背後に壁があってそれ以上下がれない、それ以上寄ったら海に落ちる、尖った岩のてっぺんに登って撮る、といった具合に動くスペースを奪われてしまった時です。そういったスペースを奪われてしまった時に画面の四隅に注視しながらズームリングを微調整するのです。

ズームレンズの賢い使いこなし術。それは特定のポイントで画角を縛ること。上達にもつながるのでぜひ実践してみてくださいね。

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ツーリング写真と三脚 バイクに三脚を積むのは…

今日は久しぶりに三脚のお話を書いてみたいと思います。

今までも何度かバイク写真と三脚のことについて書いてきましたが、今回は少々アプローチを変えて皆さまのツーリングスタイルに合う三脚を選ぶにはどうするか?の参考になるような内容を書いてみたいと思います。

まずおさらいで三脚の役割を簡単に書いておきます。三脚はカメラをしっかりと固定するもの…というのは当たり前なのですが、その詳細な目的は次の通りです。

1.遅いシャッター速度でもブレが発生しないように固定する

2.作った構図を何らかの理由で固定したい

3.シャッターを押してくれる人手が足りないとき

1は風景写真などで絞り込んだり、夜景などでスローシャッターを使う時に必須となります。2は緻密に作り上げた比率や水平などを固定し主役(鉄道や動物など)が登場するシャッターチャンスを待機したいとき。3はいわゆる自撮り用です。

その他、200mmを超える望遠レンズの場合はブレやすい、構図の微調整が手持ちでは厳しい、重くて持っていられないなどの理由で三脚が必要となる場合もあります。




EOS6D Mark2  超望遠で構図を作り、シャッターチャンスを待機

ではバイクツーリングで使う三脚はどのようなものを選べば良いのか?そもそも三脚は必要か?という疑問についですが、これはどのような写真を撮りたいか?どのようなカメラを使用しているか?またバイクの楽しみ方(スポーツバイクかオフロードバイクかなど)によっていくつもの答えがあります。

まず三脚選びとはカメラ+レンズの重量をもとに最初に候補をつくるものです。コンデジか一眼レフか?一眼レフなら軽量なレンズか?望遠レンズか?などで選ぶ三脚は変わってきます。それからスマホで撮る人は自撮り用のアイテムがあればカメラ用品としての三脚は持たないというのも選択肢の一つです。

次に三脚のタイプに幾つかの選択肢を作っていきます。段数といって脚の収縮する部分の数ですが一般的には三段か四段。段数が多いほど収納サイズが短くなりますが、先のパイプ径が細くなって安定が失われます。安定の良さと重量&大きさはトレードオフの関係と考えて検討しましょう。

パイプの素材はカーボンかアルミが一般的です。カーボンは軽量で見た目もカッコイイですが価格が高いです。アルミはカーボンより重量がありますが安定という意味ではメリットと言えます。アルミの場合、特に中古品の価格が安いのが魅力です。




次に雲台といってカメラ本体を載せる部分を選びます。上下方向と左右方向の二軸で動く2Way雲台は操作性が良好ですが、収納時にレバーが突き出ているので邪魔になります。一方で自由雲台と呼ばれるボールヘッドのものは収納時にコンパクトになりますが望遠レンズなどを使用する際の微調整が難しいです。

上の写真はVelbonのPHD-66Qという2Way雲台で横構図と縦構図の切り替えでカメラの中心がズレないというユニークな雲台です。

本格的な三脚の多くは脚と雲台は別で選べるようになっていますが、最初の一本としては両者がセットになっているものでも大丈夫です。

一眼レフの重量にも対応するしっかりした三脚を選ぶ上で、我々バイク乗りの味方と言えるのがトラベラー三脚と呼ばれるタイプです。写真の上はGITZOの自由雲台の三脚、下はNEEWERのトラベラー三脚です。パイプサイズが違うので単純に比較はできませんが、雲台を3本の脚の内側に収納するトラベラー三脚がコンパクトであることがお分かり頂けると思います。

それと写真上のGITZOと言えば高級な三脚の代名詞ですが実際に使ってみたところどうなのか?と言われると確かにしっかり造り込んであるので品は良いです。しかし操作性が特別良い訳ではなく、NEEWERに替えてから不満が出る訳でもないので、どうしてもGITZOが良かった…とは私は感じませんでした。

むしろ盗難や破損などのリスクを考えるとバイクツーリング用として高い三脚というのはオススメできないとも言えます。




さてここまでの説明で三脚選びとは使用するカメラの重さ、どのような写真が撮りたいのか?バイクの楽しみ方、構造や価格などで検討しましょうと書いてみました。一眼レフでしっかりと風景を撮りたい場合はトラベラー三脚、コンデジで記念写真であればミニ三脚、自撮りはしないし暗い場所でも撮らない…という人は三脚ナシも良いと思います。

ただしミニ三脚はバッグの中に収納できるので便利ですが、高さが絶望的に足りないので台のような場所が見つからない場合は、ローアングルの写真しか撮ることができません。

一眼レフにも対応したしっかりとした三脚を持ち運ぶ場合、バイクへの積載方法はどうするのか?これも悩ましい問題です。その気になればがっちり固定するのは難しくはありませんが、いざ撮影地に着いたときに直ぐに取り出せない固定方法では不便です。

私の場合はリアシート上に電気工事屋さんが御用達の屋内配線用の電線、通称エフケーブルを使用して写真のように固定しています。エフケーブルは対候性のある外皮に純度の高い銅線が入っているので非常に信頼性があり簡単に切れてしまうことはありません。お勧めはVVF1.6-2Cで大型のホームセンターなどでも購入できます。

それと三脚をバイクに積載する時は裸ではなくカバーに必ず収納しましょう。走行による埃や雨でボールヘッドや可動部に不具合が出ないためにも、盗難防止の意味でも重要です。

バイク写真に適した三脚選び

・三脚選びは撮りたい写真、使用するカメラの重さを最初に決める

・カーボン製トラベラー三脚が軽量コンパクトで良い

・コンデジの人はミニ三脚でも良いが高さが足りない

・高い三脚を買う必要はない

メーカーはいくつかありますがVelbon、マンフロット、SLIK、Leofoto、バンガードあたりが一般的なものでしょうか。Amazonで格安で売っているNEEWERは品質は少々落ちますがコスパは抜群です。

よく家は三度建てないと分からないと言いますが、三脚選びもこれに少し似ていて三本は使ってみないと自分に合った三脚には巡り合えないと思います。それくらい「人それぞれ」ということですね。

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バイク写真に使うカメラは何でも良いのか?

今日はカメラのお話を少し書いてみたいと思います。

誰もが憧れる【良い写真】を自身の手で撮るには、使うカメラは果たしてどれくらい重要なのでしょうか。なんとなく広告や雑誌を見ていると新しいカメラに買い替えれば自分にも良い写真が撮れるのでは…という気がしてきますよね。

しかし最新のカメラや高級なレンズを買えば良い写真が撮れる…というのは完全に幻想です。良い写真をかなえるのはいつでも撮影者側に在るものです。高いお金を出して最新のカメラを買っても、その日からいきなり良い写真が撮れるようになった…という話は聞いたこともありません。

ではカメラなら何でも良いのか、と聞かれれば「何でも良い」ということはありません。大切なポイントはどのような写真を撮りたいのか?という自身の要求をなるべく具体的にすることです。それが分かれば最低限これくらいの性能や機能を有したカメラが必要である、とカメラ選びにも具体性が出てきます。

関心の対象はカメラではなくあくまで【写真】にフォーカスしましょう。

RICOH GR3

自分はどんな写真が撮りたいのか?その気持ちはどれくらい強いのか?もちろん予算やバイクで持ち運ぶ上での携帯性など現実的な要素もよく洗い出して考えてみましょう。

例えばスマホ。昨今のスマホはカメラ機能が目覚ましく進化していて、いたるところでカメラはもう要らない…といった趣旨の話を聞きます。記録用としての写真はもちろん一般的に綺麗と言われる写真を誰でも簡単に撮れるスマホのカメラ機能は確かに素晴らしいです。普通に写真を撮るなら十分と言えそうです。

しかし…例えば暗がりに差し込む一筋の光を背景の割合をたっぷりとった引き構図で撮りたい、となった場合にスマホで光の筋にイメージ通りの露出に出来るでしょうか?どこにもピントを合わせない抽象的なART表現のような写真を撮りたいとなったとき、スマホでそれが撮れるでしょうか。




つまりこういうことなのです。暗がりに差し込む一筋の光を撮りたい、ピントを合わせず抽象的なART表現にしたい、このように人が表現をしたいという意思があれば、それを実現するための作業をカメラ(スマホ)にお任せというのはそもそも有り得ないことです。「スマホで十分」とは撮る人の表現ではなく、カメラ、スマホという文明の利器にお任せして一定の画質を有したお上手な写真をカメラに撮ってもらうという事なのですね。

端的に言ってしまうとカメラに撮ってもらう人はスマホで十分…ということです。

EOS6D Mark2 + EF70-200mmF2.8L

では一眼レフに立派なレンズを持っていくのが正解なのですか?と聞かれれば撮りたい写真の要求や使用条件は人それぞれなので一概に言えません。一眼レフ+レンズはバイクで持ち運ぶには荷物になりますし、モチベーションが少しでも低下すると持って行くのが面倒になるものです。そういった意味ではスマホは持って行くのが面倒などと言うことはなく、いつでも持ち歩いているので最強とも言えます。

上の作品は望遠レンズを使用したツーリング写真ですが、このように画角で魅せたい場合、あるいは少々の逆光でも一定の画質を有した写真が撮りたいとなった場合は一眼レフが良いかと思います。

RICOH GR APS-C

しかし一眼レフに立派なレンズを装着では予算も上がりますしバイクで持ち運ぶにはやはり抵抗ありますね。

そこで候補になるのは一眼レフとスマホの中間的な位置にあるコンデジです。何とかポケットに入る程度の大きさで、性能や操作性も一眼レフに近いもの。持ち運ぶのに苦ではなく、あっと思った瞬間にパッと撮れる軽快さはシャッターチャンスを逃しません。バイク乗りにとってコンデジはある意味で理想的なカメラではないでしょうか。

上の作品は北海道の上富良野町で撮ったツーリング写真ですが使用したカメラは一眼レフではなくRICOH GRというコンデジです。28mm広角レンズで自然な風景を切り取りました。「自然な」と書いたのは先ほどご紹介した作品は構図やアングル、露出に至るまで様々な作り込みをしているのに対して、こちらは目で見た通りの様子を再現したようなナチュラルな雰囲気という意味です。

もちろんこういった雰囲気の写真は一眼レフでも撮れるのですが、コンデジの利点はあっと思った瞬間にパッと撮れることなので、写真の基本である「瞬間を切り取る写真」というのは俊敏に撮影体制が作れるコンデジが有利なのです。




Hasselblad Stellar

いい写真を撮るのにカメラはさして重要ではないのは理解できるけど、カメラが欲しくなっちゃった…という方も多いと思います。写真の権威はこういったカメラ中心の話題に閉口するものですが、私は欲しいカメラを所有することで写真へのモチベーションが維持できる、という事であれば大いに良いのでは?と感じます。

上のカメラは少し古いですがハッセルブラッドのステラというカメラです。ハッセルブラッドと聞くだけで物欲が刺激される殿方も多いと思いますが、このウッドのグリップといいそそられますよね。しかし中身はSONY RX100無印からのOEMです。中古相場はRX100の3倍くらいはしますが、それでもこのカメラが欲しい、という方には価値のあるものだと思います。

素敵なカメラを所有することで「それを持って出かけたい」となる訳ですから、欲しくて買っちゃったカメラ…は決してばかに出来ないと私は思います。

EOS6D Mark2 + EF70-200mmF2.8L

どんな写真を撮りたいのか?写真への想いがどれだけ強いか?これを考慮した上でバイクで持ち運ぶのに苦にならない大きさ、予算、そして使っていて「お気に入りのカメラ」と呼べる道具であるかを考えてみましょう。




私がお勧めするのは手に持ったときに「あっこれいいかも」と思える自分の手にあったカメラ、それでいてマニュアル露出ができて操作系が直感的に操作できるレイアウトであること。風景主体のツーリング写真であれば広角側の画角があるズームレンズ、夜景や星空も撮りたいのであれば高感度でも低ノイズなカメラが良いと思います。

私の場合は現在でもキャノンの光学ファインダーを有したオーソドックスなデジイチ EOS6D Mark2 がメイン機ですが、これはフルサイズ一眼レフとしては軽量であり、なおかつバリアングルモニターが搭載され無線でのライブビュー撮影に対応しているのがこのカメラを選んでいる理由です。

いま一眼レフは光学ファインダーからEVF搭載のミラーレス機が主流となりましたが、ミラーレス機はコンデジと同様にバッテリーの持続が短いので、すぐに充電環境が作れないバイク乗りには向かなかったりします。特化してる性能としてAIAFの精度もありますが、それはスポーツシーンには有効ですがバイク写真ではあまり有難みのない機能です。世の風潮が「いまのカメラはこれだ」と言っても自身の使用方法に照らし合わせて、自分にとってそれが必要なのかをよく考えてみましょう。

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一人でバイクに乗っているとき




EOS6D Mark2

禅の世界では妄想は悪しきとされているそうです。

人間の妄想は他者との比較、悪いことの想像であり、それらが不幸を招く根源であると。

確かに一人で何か考え事をしていると、明るいことではなくどちらかと言うとネガなことを妄想しているようにも思えます。心配事や悩みの多くは自身が勝手に妄想して作り上げたもので、実際には起こりもしない「取り越し苦労」であることも多いそうです。

・・・ただバイクに乗っている時は少し違う気がします。

ソロツーリングで誰とも会話せず音楽を聴くわけでもなく、淡々とバイクを走らせているとき。もちろん安全運転に十分な注意をしていますが、それでも単調な道などでは何かの想いにふけっているものです。

そんなとき、めくるめく思考の波はネガな妄想ではなく自分で自分を考える時間だと感じます。それはとても心地よいもの。バイクに乗っている時間こそが自分らしくいられる…と思えるものです。

電車に乗っているとき、銀行や税務署での待ち時間、そんな時に遠い過去の記憶やこれから起こるであろう未来のことを妄想すると、時に心が不安定になるものです。不安に襲われると負のスパイラルが生じ無意識に悪い事ばかりを考え始めます。

しかし同じ思考、妄想でもバイクに乗りながらだと悪い事は考えないし不安にもならない。

私だけかもしれませんが…なんだか不思議ですね。




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ヘルメットの匂い対策はミョウバンを使え!

さて今回は久しぶりにお役立ち情報を書いてみたいと思います。

当ブログ、究極のツーリング写真はバイク写真に関わる専門サイトではありますが、ブログである以上はお役立ち情報も書いておかないと、PV数がいまひとつ伸びない…という事情もございます。

で、今回は夏に使ったヘルメットの汗臭い内装をどのように処理すべきか?という事を書いてみます。

ずばりコレです!焼ミョウバン、正式には硫酸アルミニウムカリウムといいます。一般的には食品添加物としてウニの型崩れ防止や栗などのアク抜きに使われています。入手方法は普通にネット通販や薬局で入手可能です。写真のものは500g入りで約500円でした。




まず最初にミョウバン水原液を作ります。500mlの空ペットボトルを用意し、ジョウゴを使って焼ミョウバンを大さじ一杯(15~20g)ボトル内に入れます。

水道水を入れて溶かします。




最初は白濁していますが1~2日程度、冷蔵庫に入れて放置すると無色になります。これでミョウバン水の原液の出来あがり。原液を作ったら用途に合わせて希釈して使います。例えばデオドラントスプレーとして体に使う場合は原液を10倍に希釈します。

こんな風に100均のスプレーボトルに原液を入れて水で10倍に薄めます。体や足裏などに吹き付けると消臭効果が高いです。市販のデオドラントスプレーと比較して香料がないだけで効果は変わりません。無臭が良いという人にはこちらの方がお勧めですね。

ヘルメットの内装に使う場合は最初に洗剤と手もみ洗いで十分に汚れを落とします。




次にたらいに入れてミョウバン水の原液を投入し水で5倍に希釈します。この状態で一晩ほど漬けておきます。

ミョウバン水を十分にすすいでネットに入れて洗濯機で洗い、陰干しで十分に乾燥させて終了。

この方法は洗濯しても落ちない下着や靴下などの匂いにも効果的です。洗ってもニオイだけが落ちない・・・と諦めていた方、ミョウバンがお勧めです!!

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写真を愛する人にとって最悪の事態

EOS6D Mark2 + EF35mmF2 IS

写真を愛する人にとって最悪の事態…それは写真を失うことだと思います。この場合の写真とはオリジナルとして保存しておくべき元データまたはネガです。

具体的に言うと次のようなもの。

1.撮った画像をパソコンのCドライブに入れっぱなしにしていたら、ある日ハードディスクが故障して中身にアクセスできなくなった。

2.メモリーカードが不具合を起こして撮った画像が破損した、またはアクセスできない。

3.保存しておいたはずのディスクを紛失した

他にもありますが代表的なものは上の3つでしょうか。大切な写真がもう戻らない・・・本当に最悪ですね。撮った本人にとって仮に「まあいいか」と思えるものでも、実際に失った写真は本人が思っている以上に価値の高いものである場合もあります。とにかく写真を失うのは最悪の事態です。




EOS30D + EF28-70mmF2.8L

この作品は私が2005年ころに北海道の黄金道路で撮ったものです。まだ駆け出しだった私は何となくここで写真を撮ったのだと思いますが、その時は「平凡な記念写真だな」と特に思い入れもなくストレージの中に仕舞ったままでした。ただ…誰かに撮った写真の元データはどんな写真であっても必ず大切に保管しろ、と教わっていて律儀にDVDに焼いて保管はしていたのです。

それから15年ほどの月日が経って過去のストレージを何の気なしに回遊していたところ、忘れかけていたこの1枚を発見しました。今の感覚ではこの写真がまとう旅感やリアルが偶然とはいえ実に見事であると感じ、現在の技術で再び仕上げなおしたのです。

もし、あの時「平凡な記念写真みたいだから削除しちゃおう」とか、管理がずさんで紛失していたら…と考えるとぞっとします。本当に「どんな写真でも必ずオリジナルは保管する」は大切なことなのだな、と実感しました。




写真を失ってしまうという最悪の事態を避ける手段は難しくはありません。ただ一つ、確かなことは自分が撮った写真は全て大切なものである、と改めて意識することです。そうすればバックアップをとるという作業に煩わしさなど感じないはずです。

まずバックアップですが外付けハードディスク、DVDなどの光学ディスク、ストレージサービスなどがあります。バックアップはこういったもののどれか一つではなく、最低でも複製を作って二つ以上は保管しないとバックアップとはいいません。

お勧めは外付けハードディスクとDVDです。RAWで撮影している人はRAWデータと仕上げ終わったJPEGデータ、Lightroomユーザーであれば仕上げのプロセスを記録しているLigtroomカタログを保存しましょう。

正規パッケージ品

メモリーカードは怪しいブランドや安物に手を出さないこと。メモリーカードと言えば知れたブランドとしてレキサー、サンディスク、トランセンド、東芝などがあります。またそういったブランドを謳っている品物でも入手ルートによっては十分な性能や品質を満たしていないバルク品やB品などがあり、最悪はコピー商品も存在します。皆さまがよく使っている有名な大手ネット通販でもコピー品は普通に「正規品」と書かれ、サクラレビューによって高評価で売られているのですから恐ろしいものです。

見分け方は簡単で日本語の正規パッケージがあり、同スペックの他の商品と比較して安すぎないことです。もし不安なようでしたらカメラ屋さんに行って店員さんに信頼できる正規品のメモリーカードを買いたいと伝えれば大丈夫です。怪しい品が流通しているのは主にネット通販です。




メモリーカードの注意点は購入時にはじまり使い方にも色々あります。まずは使うカメラで最初に初期化をすること。初期化をしたら他のカメラでは使わないこと。写真以外のデータを入れちゃうなんて論外です。それから撮った画像をその場で選別して、個々に削除するのも良くないそうです。これは削除、これはOKとカメラ上で操作するとカード内に歯抜け部分と断片化されたデータの不均衡が出てしまい不具合の原因になるそうです。

その他にも容量に対してフルになるまで使用しないこと、7~8割くらいまで使用したら別のカードに交換。複数のカードを使用することでリスクの分散にもなります。それから使用開始日を明記して数年使用したら新しいものに替える、といったことも重要です。

正規パッケージを買う事はお金がかかりますし、撮った都度にバックアップを作成するのは煩わしいと感じるかもしれません。しかし大切な写真を失った時のことを想像してみてください。あの日、あの時、写真を撮ったという記憶までもが消滅してしまうのです。

写真とは記憶の片隅に眠っていた風景を、ふたたび呼び起こす役割もあるのですから・・・

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房総のツーリングスポット☆寺社仏閣を訪ねる旅

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、気が付くともう7月、令和三年も半分が過ぎてしまいましたね。東京オリンピック直前で再びコロナは感染拡大の兆候がみえますが…本当に日本は大丈夫なのでしょうか。オリンピックを無事に終えて、できれば年内には人々の暮らしが平穏に戻ってほしいと願いたいです。

さて今回は私の地元である千葉県は房総半島のツーリング情報を書いてみたいと思います。千葉県といえば三方を海で囲まれた平べったい地形が特徴なのですが、今回は寺社仏閣を訪れる旅と題してパワースポット的なところをご紹介したいと思います。

1.清澄寺

房総のツーリングルートとして人気の養老清澄ライン。養老渓谷から清澄山をぬけて小湊に出るワインディングルートですが、その中間である鴨川市に日蓮宗清澄寺があります。千葉県は日蓮の縁の地として知られています。日蓮上人は小湊でお生まれになってここ清澄の山から日蓮宗を開宗されたとされます。

知恵の神様【虚空蔵菩薩】がありますので勉学、記憶力、事業などで頭を使う人にはご利益のある場所だと思います。

参拝はまずは本堂から。日蓮宗ですのでお題目「南無妙法蓮華経」をとなえて参拝しましょう。

本堂のお参りが済んだら日蓮上人が最初に南無妙法蓮華経をとなえた場所である旭が森、それから仏舎利塔も行ってみると良いと思います。仏舎利塔とは本来はお釈迦様のお骨や遺品が収められている塔なのですが、ここには恐らく収められていないと思います。しかしインド風の独特の塔は一見の価値ありです。

その他、境内にはご神木の千年杉やモリアオガエルのいる蓮池などパワースポット盛りだくさんです。




この蓮は清澄寺ではなく家の近所の池に咲いている古代蓮【大賀蓮】ですが何日か前に撮影したものです。蓮は濁った泥水の中でさえ清浄な花をつける。これをサンスクリッドで【サダルマ・プンダリーカ・スートラ】といいます。

このサダルマプンダリーカスートラを訳したのが日蓮宗のお題目「南無妙法蓮華経」です。南無は信仰心の表明、妙は不思議な力、素敵な力といった意味、法はそのまま、蓮のお花のお経という事だそうです。私はお釈迦様の教えてくださった法華経を信仰します、という意味でしょうか。

私も世の中が例え泥水のようであっても清浄な花を咲かせる蓮のような存在でありたいです。

2.安房神社

安房神社は館山市にあり人気ツーリングルート房総フラワーラインの南側に位置するのでツーリングの立ち寄りに最適です。南房総屈指のパワースポットで、敏感な人なら神社の近くに行くだけで安らかな気配を感じるはずです。

神社には一の宮、二の宮…と格付けがあるのですが、安房神社は最も格式の高い一の宮です。産業の神様、金運向上としても有名なのでビジネスマンや事業を成就させたい人にも信仰されています。主祭神は天太玉命(あめのふとだまのみこと)であり阿波忌部の移住からの創建となるので阿波、つまり現在の徳島県から渡ってきたとされます。千葉県の南部に安房(あわ)とよばれる地域の由来は徳島県の阿波が由来であるのですね。

神聖なる場所ですので二礼二拍手一礼など正しい作法で参拝しましょう。




3.洲崎神社

3つ目はまたまた館山市ですが洲崎神社(すのさきじんじゃ)です。ここも神社として最も格式高い一の宮です。館山市というのは一の宮の神社が二つもあるのですから凄いですね。ちなみに千葉県にはあと二つ一の宮の神社があって、サーフィンで有名な一宮町にある玉前神社と香取市の香取神宮ですね。

ここ洲崎神社は洲崎灯台のすぐ近くで、こちらも南房総のツーリングルートで立ち寄りやすい立地でございます。洲崎灯台といえば以前にご紹介したキャンプ場 お台場海浜庭園もありますので、キャンプで朝食を食べたあとの散歩に立ち寄るのも良いかもしれません。

洲崎神社の本殿は高台にあるので155段もある石積階段を登っていきます。真夏に行くとキツいですが真冬にいけば海から見える富士山が絶景ですよ。祀られているのは天比理刀咩命(アメノヒリノメノミコト)で忌部一族の祖神である天太玉命の后神…つまり奥様でしょうかね。参拝が終わったら階段を降りて国道を渡った先にある海岸もお勧めでございます。




ところで神社とお寺の違いについて子供でも分かるように説明して、と言われると口ごもってしまいそうですが、ここでちょっと勉強し直してみましょう。

神社は神道(しんとう)といって日本古来からある神様の信仰、お寺はインドから入ってきたお釈迦様の教えを説いた仏教ですね。両者は別のものですが日本では神道と仏教の両方の習慣を大切にしているのですね。

神道は八百万(やおよろず)の神とよく言われ山、海などの場所が神様として崇められる場合もあれば木、岩といった物が対象になったり、天照大神(あまてらすおおみかみ)など人が神様となる場合もあります。で、そういった神様を祀る祭祀(さいし)を行う場所が神社です。神道にはいくつかの分類があり、神社神道、天皇神道、靖国神社を象徴とする国家神道(第二次大戦後GHQによって廃止)などがあります。

神社とお寺の見分け方は簡単で鳥居があり仏像が無いのが神社、お坊さんがそこに住んでいて本堂に如来像や菩薩像があるのがお寺です。

お寺の場合は宗派があり敷地内にはお墓があることが多いです。お釈迦様の教えを説いた過去の高僧によって様々な宗派が存在します。それぞれに解釈が異なるのでお経やお題目も違ってくるようです。本来、仏教は修行を積んで悟りを開くことを目的としますが、それは大変険しい道なので現代の日本においては人々の衆生救済を願うものとしているようです。

私は月に4~5回くらいは神社かお寺に参拝をしていますよ。人間とは弱いもので欲望の先には何も無いと分かっていながら、欲望に支配され煩悩に飲まれるものです。もっとお金があればいいのに、人に立派だと思われたい、こういった自我の煩悩に嫌気がさしたら寺社仏閣に足を運んでみましょう。

今回はこの辺で!!

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