ヘリノックス ビーチチェアのフレームが折れた悪夢

中央自動車道だろうか。

これといってビール工場や競馬場の風景が見えた訳ではないけど、中央自動車道は何となく雰囲気が独特だ。私は深夜の高速道路を淡々とR1200GSを走らせている。前にも後ろにも車はいない。そしてひどく寒い。

ふとミラーに目をやると懐かしいイエローバルブの1灯がかなりの速度で追い上げてくる。それは私のR1200GSの近くまで来ると減速して真横に並んだ。NSR250R-SPだ。しかし全体が昔のローリング族のような改造で原型をとどめていない。

乗っているライダーは革ツナギだがクシタニをコピったプリカーナ製で昔、上野のバイク街で売っていたヤツだ。…まてよ?この格好はどこかで見た覚えが。

そうだ、高校時代の同級生のSだ。もう20年以上は会っていない。いったいどうしてここに?しかし根拠はないが横に並んだNSR250R-SPが間違いなくSである確信はあった。

Sは私の方をじっとみたままAraiアストロのシールドをパカっと開いた。その瞬間、凍り付いた。顔が無い。いやヘルメット内がからっぽなのだ。

数秒の空白のあと、からっぽのヘルメットの中は突如「ボワン」と目が光り私はさらに恐怖に怯えた。その光る目はアメーバーのような形だった。

「あの時、俺はブレーキが効かなかったんだぞ!!」

からっぽのヘルメットからではなく耳元でささやかれた感じで背筋がゾワっとした。

あの時ってあのブレーキレバーが折れて赤信号の交差点に突っ込んだあの時??

※参考文献 こちら




「そんな今さら恨まれてもあの時は結果、事故にはならなかったし。そもそもあの時にオマエ何とも思ってなかったじゃねぇか。」

そう言い放ちたかったが声がまったく出ず、急に息が苦しくなったかと思うとアメーバーの目がフッと消えた。

嫌な予感がして進行方向に目をやると中央自動車道のはずなのに、とつぜん赤信号の交差点が現れた。行き交うトラックやタンクローリー、明らかに止まれない危機的な状況に再び凍り付いた。

次の瞬間、巨大な穴のようなものに私とR1200GSは真っ逆さまに落下した。その感じは昔、羽田発小松行の飛行機でエアポケットに落ちた時と同じだった。

何かに着地する前に左ももに激痛が走った。何かが突き刺さったようだ。見ると銀色のブレーキレバーが私の左ももに突き刺さっているではないか。

「ぎゃあぁぁぁぁ~」

「あれ…」

夢か。やっぱり夢か。

しかし左ももが痛いのは夢ではない。まさかブレーキレバーが…

いや・・・違いました。キャンプ場で昼寝をしていた間にヘリノックス ビーチチェアのフレームが折れてしまったようです。

脚の部分ではなく左もものフレームがベースとの付け根でボッキリと折れました。これは金属疲労ですね…。ヘリノックス ビーチチェアの耐荷重は145kgとされています。体重はある方ですがさすがに145kgに対してはかなりの余裕のはずですが。本物のヘリノックスなら折れないと安心して使っていたのが原因でしょうか…。




パチノックスと違って諦めて買い替える訳にもいかないのでヘリノックス ビーチチェアのフレームが折れた場合の修理手段を探してみました。

ヘリノックスの日本での正規代理店は主にA&Fです。私のビーチチェアーはパームリーブスという柄でこちらのモデルに限ってはモンベルが代理店。しかしA&Fもモンベルも家の近所にはありません。A&Fを扱っているSPORTゼビオが近所のショッピングモールにあったので電話で問い合わせてみましたが、はっきりしない返答だったので却下。

しかし職場の近くであればA&F本店という手があったので、ここに持ち込むことにしました。

東新宿なんて普段はまったく足を運ばない所ですが、大都会の真ん中にひっそりとした不思議な空間が存在していました。喧騒の無い新宿という感じです。そこにアウトドアギアのワンダーショップ・・・いや深い沼が存在していました。

店内に入りフレームの折れてしまった愛用のヘリノックス ビーチチェアをスタッフの方に渡すと快く修理を受けてくださり、お店に在庫してあった予備フレームで10分もかからず修理完了でした。

気になる修理費用ですがフレーム1本の交換で900円。今回は左側が折れましたが金属疲労であることを考えると、同条件で使われている右側も同様に折れる日が近いと判断して左右で交換してもらいました。計1800円です。

まだ折れていなかった右側はスペアとして持ち歩くことにします。出先で折れたら自分で交換できますからね。

それにしても流石にあのA&Fの本店です。

魅惑のアウトドアギアがずらり。

ミステリーランチやYETIなどのアイテムも豊富です。

う~ん、たかがバケツですがカッコいい。

独身時代に来ていたら散財間違いなし。




A&F店内でこんな素敵なものを発見しました。YETIのパンガサブマーシブルという防水ダッフルバッグです。一目みてカッコいい、これは信頼できるギアだ!と確信しました。キャンプツーリングでリアシート上に積載する防水バッグとして最高に良さそうです。

しかし…ベルトの金具は専用の金物だしHydrolokの防水ファスナー、分厚いTPUに底の部分はEVA成型で皿状になっている…嫌な予感はしましたが75Lサイズで本体価格54000円!!

…ふう、ここは危険な沼だ。

無事に自分のヘリノックス ビーチチェアが直ったので、それだけ手にして大人しく帰りました。

ちなみに私がキャンプツーリングで古くから愛用しているダンロップテントのフレームはDAC-7001Sというジュラルミンポール。このポールのDACとは実はヘリノックスなんです。ヘリノックスは古くから多くのテントメーカーに高精度なジュラルミンポールを提供していたのですね。現在でもMSRやNEMOなどの高級テントはDACのジュラポールだと思います。しかし、あの安価なダンロップRシリーズのフレームがヘリノックス製とは意外ですね。

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ヘリノックス ビーチチェアのフレームが折れた場合の修理のお話でした!!!

平成のバイクコラム 平成5年 ブレーキの無いNSR

平成5年冬

久しぶりにSと再開した。SはバイクをRG250ガンマから89’NSR250R-SPに乗り換えていた。しかし個人売買で15万円で入手した中古車は一目みてボロイ。今でこそ希少価値の高い2STレプリカだが、この頃はオメガの耐久カウルだのエビ反りテールだのと下品な改造が施され、その後に納屋に放置されていたようなボロがたくさんあった。

しかもSのNSRを良く見ると、リアのブレーキマスターシリンダーにブレーキホースが無い。理由は忘れたがフロントブレーキだけで走っているのだと。

ファミレスでも行こう、という話になり2台で田舎特有の広い直線道路をとばしていた。先導は私のNC30。そして交差点で赤信号になったので停止したところ、Sは私の真横にジャックナイフさせて威勢良く停止し、その後に右側にパタリと倒れ込んだ。

まるで昭和コントのようなモーションで倒れた。後で判明したのだが、カッコよくジャックナイフさせたまでは良かったが、停止時に地面へと出した右足が何かにひっかかって足を出せなかったそうだ。恐らくホースの無いリアマスターのニップルにGパンの裾がひっかかったのだと。

そんな事情も知らず、また面白いパフォーマンスが始まったな!と思い私は自分のバイクに乗ったままショーを静観していた。やがてジタバタとした動きはやめて道路に大の字になって寝そべると大声で私に「早く助けろバカ!」と叫んだ。足が車体に挟まっていたらしい。

バイクを引き起こして目が点になっている後ろのクレスタのオジサンに手を挙げて、再び青信号で走り始めた。問題はここから先だ。




私は自分のバイクを2速3速4速と確実にレッドゾーン直前でシフトアップさせ加速させた。ミラーに目をやるとSのNSRもピタリと付いてきている。さすがNSR、ボロでも速いな!と思ったが、よく見ると何やら様子が変だ。

Sは私の横に並ぶとAraiアストロのシールドを開けて有り得ない程のデカい声で「ブレーキがきかねぇんだ!!!!」と叫んだ。

それは知ってるよ。リアブレーキだろ。何いってんだ?

私はまだ前方がクリアーな直線道路に対し、アクセルを開けたいという欲望を思いのままに発散させた。80年代後半から急ピッチに進化したオートバイの性能は、今から30年前と侮ることはできない。こと加速力に関しては現代のバイクと大差はない性能。スピードメーターの針は既に国産のオートバイでは数字の書いていない場所を指示していた。

するとSのNSR250R-SPは再び私の真横まで並んできた、そして今度は尻のポケットから銀色に輝く何かを差し出して見せた。その時、ヘルメット内に見えたSの目は漫画で描くアメーバーのような形をした目だった。それはまるで受け入れがたい悲劇に歪んだ表情だった。

一体、何を手に持って私に見せたのだろう?どうせまた何かのジョークだろう。そう思って無視することにしたが、銀色に輝くあの美しい物体が何なのかは気になる。アフリカかどこかの少数部族が神にささげる儀式か何かに使う飾りのように見えた。

気になるので加速をやめて再びNSR250R-SPの横に並んでみた。再び先ほどの物を見せろという意図のアイコンタクトを送るとSは再び尻のポケットから物体を差し出した。

・・・

・・・

レバーだ。

・・・




…美しく銀色に輝く謎の物体はアフリカ部族のオブジェなどではなくレバーだった。当時、ホンダ純正で多くの車種に付いていた銀色のレバー。しかし、一体レバーを持って何がどうした?というのだろう。レバーといえばクラッチか…ブレーキ。クラッチレバーか?いや、それなら先ほどの転倒から発進できないだろうに…。

・・・

・・・

そうか…そうゆうコトか。

・・・

Sは先ほどの転倒でフロントブレーキのレバーが根本から折れてしまったのだ。すなわちフロントもリアもブレーキが無い状態で、既に法外なスピードが出ている危機的な状況である。

当然、Sはジャックナイフで倒れた交差点で、レバーが折れたことに気が付いている。でなければ折れたレバーを尻のポケットに入れない。つまりカタツムリ程度の知能しか持っていないため、前後のブレーキ機能を失ったNSRでフル加速で私を追いかけてきたのである。

無情な結末は当たり前のようにやってきた。先の交差点に目をやると、ちょうど黄色から赤に変わったところだったのである。交差する一方の道は千葉県有数の交通量を誇る産業道路だ。しかもその50mほど先にはもう1つ大きな交差点があって、そちらは当時は高速道路の終点だったこともあり、行き交う車は感覚が麻痺していて高速道路なみにスピードを出している。

「あぁ、今日でヤツも終わりだ」楽しかった高校生活の思い出が走馬灯のように脳裏に流れた。修学旅行でオマエがナンパした他校の女…ブスだったなぁ、オマエのせいでお正月を警察署でむかえたこともあったな、パトカーに放火して新聞に出てたなオマエ。唯一、悲しいなと思ったのはSのお母さんには日頃から「馬鹿な息子のことを頼みますよ」とお願いされていたので、お葬式にどの顔を下げて謝ろうか・・・ということだった。

私は既に自分自身も危険なほど停止線までの距離に対してスピードが出過ぎていたので、Sの事を考えるのをやめてNC30をフルブレーキングさせた。フォークのストロークが底付きする感触を覚え停止線の1m先で停止した。当時、最強のグリップを誇ったYOKOHAMAのゲッターが良い仕事をした。

SのNSR250R-SPは無駄な抵抗ではあるがシフトダウンでエンジンが焼けるほどエンブレを効かせて、両足で地面をズルズルひきずり矢のような速さで産業道路の赤信号の交差点に突進していった。今になってそのシーンを回想するとバックトゥザフューチャーのデロリアンがタイムスリップする時のように地面の軌跡に炎が上がっているようなイメージだ。

・・・

一瞬、私の見ていた世界は無音になり周囲の景色が白黒になった気がした。交差する道路から行き交うトラックやタンクローリー。NSRは手前の車線を走る清掃車の直後を抜け、次の車線は白いホンダクイントのリアバンパー数センチギリギリで通過した。思わず私はヘルメット内で「うおおっ」と声を出した。Sはわずかなスペースを奇跡的なタイミングで切り抜けて産業道路を見事に横断したのだ。

しかし次に待ち構えるのはインター出口のバイパスだ。そちらは圧倒的に交通量が多く行き交う車のスピードも高い。どうする?どうなる?

すると私の視界は産業道路からの40フィートコンテナ車で遮られ、先の様子が何も見えなくなった。それはまるで幕内で起きた惨劇を客席の皆さまにはとてもお見せできませんと、突如として緞帳が下りたようだった。

・・・




コンテナ車が去った次の瞬間、視界に現れた世界は極めて日常風景だった。ただバイバスの先にあるラーメンショップの砂利の駐車場にSは普通にNSR250R-SPを停め振り返ってこちらを見ている。

青信号になってSの元へ行くと私に向かってこのように言った。

「ドラスタにレバー買いにいくべ」

と。そしてギアを1速に入れて再びSは走り始めた。

カストロールのイチゴのような香りの排ガスをまき散らして。

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~あとがき~

ほぼノンフィクションです。盛った部分は交差点はバイパスではなく普通の幹線道路だったこと、実際は走りながらレバーは見せなかったことくらいです。しかし、後にドラスタの店内でSはおもむろに尻のポケットから折れたレバーを出して「え~と…」とNSRに合うレバーを探し始めたので、思わず「お前、折れたの気が付いてたのかよ!」と大声で突っ込んでしまいました。

今になって考えるとその先どうなるかを想像できない何かの発達障害か、またはこの出来事の数年前にSは彼女の前の男と大乱闘の喧嘩をしていて、相手が事もあろうにマイナスドライバーをSの頭に突き刺してしまった事件がありました。その時に脳に何かダメージがあった影響なのかもしれません。あの時はドライバーが頭に刺さったまま相手をブチのめしてしまい、救急車を待つ間に彼女のシルビアのタイヤ交換を、これまた頭にドライバーが突き刺さった状態でしていたのが忘れられません。脳ってデリケートなようで結構テキトーなんだな…とその時は思いました。

もう四半世紀前の思い出話ですが。

低画質☆駄目カメラ☆から学ぶ写真の楽しさ AGFA トイデジ

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、10年くらい前にすごく流行ったトイカメラをご存じでしょうか?ヴィレッジバンガードなどの雑貨屋さんにも売り場があったくらい、HORGAを筆頭にトイカメラが一大ブームでした。

トイカメラはお世辞にも画質が良いとは言えず、むしろひどい画質なのですが光学系の弱点からくるボヤけた画像やゴーストなどが味として受け入れられていたのです。しかし多くのトイカメラはブローニーフィルムを使用していたせいか、ブームはあっと言う間に終止符を打ってしまったと感じます。

あと5年くらい遅ければ、現代の若者に流行しているアナログブームに乗れたのに…少し残念ですね。いま若者の間では写ルンですなどのフィルムカメラが人気らしいですね。素晴らしいことです。

さてそんな10年前のトイカメラブームの中、ひっそりとトイデジも存在していました。トイデジはトイカメラのデジタル版です。あまり話題になりませんでしたけどね。

つい先日、自分が憧れを抱くような写真作品と「高画質であること」がどういった関係があるのか?この疑問を知るために画質の悪い低性能なカメラは無いのかな?と考えて見つけたカメラがこれです。

10年前のAGFA Sensor-505Dというカメラです。メルカリで2500円で購入できました。AGFAは日本で言えばフジフィルムのような有名なフィルムメーカーなのですが、フジフィルムと同様にカメラも製品化しています。

そんな有名企業のAGFAが作ったカメラなので、立派なカメラなのか?と思いきや完全にオモチャと割り切ったデジカメなのです。むかし35mmフィルムカメラでAGFA OPTIMAという名機があったのですが、そのような血筋を引き継いでいる点は赤いシャッターボタンくらいでしょうか。

はっきり言ってヒドいです… 一応は日本語表示はしますが行書体のフォントは如何わしいチャイナブランド品を連想してしまいます。しかもこの「Sモロ杯ワ白」とは一体なにを書きたかったのでしょうね。




使った感じは筐体のチープさやボタン類のクリック感からしても明らかに安っぽいです。このカメラを選んだ理由は単四乾電池とSDカードであることの2点ですが、乾電池も新品状態でないと調子よく動いてくれません。電池残量が半分くらいになるとフリーズしたり液晶のバックライトが消えてしまったりします。

こんなクオリティで10年前の当時は2万円の定価だったのが信じられませんね。10年前でも絶対に許されないと思うのですが…

 

撮ってみるとハッキリ言って楽しいです。センサーのコマ数が少ないのか動く被写体は歪んで写ります。トラックのコンテナがアニメの描写のように歪んでいるのがお分かり頂けるでしょうか?

よくこういった適当に撮って事故的に写った写真をオシャレっぽく発表しているの見かけますよね。私の個人的な感想としては、こういった写真はただの「現実逃避」なのかもしれません。いいカメラを使ってもいい写真は撮れない、そんな悲しい現実からの【現実逃避写真】。もちろん写真は現実を写すためだけのモノではありません。考えようによってはこれも表現だと思います。しかし写真家としての能力という現実からは逃れることはできません。

意図的にカメラを動かしてグンニャリさせてみました。変な写真。面白いですけど。




 

光のある場所を狙って撮ってみました。悪くはありませんね。しかしうまく説明のつかない写真です。特に右半分くらいに存在している画質の悪い部分に注目です。このようにダメになってしまう部分にある種の演出を感じるのでしょうか?

 

カメラを動かさないようにちゃんと撮るとこんな感じです。露出補正機能も備わってはいるのですが使い方が非常に面倒で微調整もできないので使いませんでした。露出オーバーですが少し柔らかい印象の写真になりましたね。

 

結論を言ってしまえば「おもちゃで遊ぶ楽しさ」「プレッシャーからの解放」この2つでしょうか。プレッシャーとは良いカメラを持っているんだから良い写真を撮らねばというプレッシャーです。このダメカメラならプレッシャーは感じないはずです。

写真とは現実の光景に対して写せる領域と写せない領域というのがあって、その限られた範囲をうまく使って表現するのが写真の良さなのかもしれません。そういった意味でこの範囲が特に狭いAGFA Sensor-505Dのようなカメラを使って写真の本当の良さを見出すことができれば、何か新しいことに気付けるアラートが聞ける気がします。

ともあれこのオモチャ AGFA Sensor-505Dでしばらく遊んでみたいと思います。楽しいので皆さまもお一つ如何ですか?




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~本日の毎日100ショットスナップ~

 AGFA Sensor-505D  東京都江東区 THE SOHO

ツーリング写真で三脚もタイマーも使わず自撮りする方法

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、素晴らしい連休を満喫されましたでしょうか?いやぁ~当ブログは連休期間中はアクセスが少なかったです…。皆さまお出かけされていたので当然なのですが。

もう今日も更新をお休みしちゃおうと思いましたが、寂しいのでおバカな写真を1枚だけアップしておきますね。

題して「三脚もタイマーも使わず自撮りするツーリング写真」!

ほんとはこのミラーがベコベコでなければ線路がよく映り込んだので、電車を待っても良かったのですが…まあ失敗写真でございます。

ここ久我原駅に着いたとき「あれ、なんであそこにバスが?」と思いましたが、いつも小湊鉄道ばかりでいすみ鉄道の車両であることを忘れ、一瞬だけバスに見えてしまいました。そう、ここに着いたときに電車がいたのです!

もちろん、私がヘルメットを脱いでバイクから降りる頃に電車は行ってしまったのですが、時刻表をチェックすると次の電車は2時間近く先でした…。

仕方なく駅舎(というかホームしかない)周辺をウロチョロしてこの写真だけ撮って撤収。

今日はコレだけ!

はじめて当ブログを見に来られた方へ、当ブログはツーリング写真を芸術的にするため撮影ノウハウを解説するサイトです。この記事は例外で普段は1500~3000文字のボリュームで写真解説を投稿していますので、この投稿でがっかりせず是非またいらしてください!





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ツーリング写真<初級>小学1年生でも分かる露出解説2

究極のツーリング写真 touring-photography.com を見ている良い子のみんな!宿題やったか?

じゃ出欠をとるぞ!1番 ニールマッケンジー 「はい!」 2番 フランコウンチーニ 「はい!」 3番 コークバリントン 「はい!」 4番 ランディマモラ 「はい!」 こらこらマモラ君、椅子にちゃんと座りなさい、片足がステップから離れているぞ。ったく。5番 新沼賢治 「はい!」ってこらニールじゃねぇ!間違えんなよ。

今日は昨日の続き、小学1年生でも分かる露出解説の続きだよ!

きのうの授業を休んじゃった子は先にここを見てね。

きのうの授業で露出狂のオジさんの話…じゃなかった!露出とは絞り羽君とシャッター速度君で決まるんだ、という話は分かったかな?絞り羽君は写真に奥行きを作って、そのボケ具合を君が調整すること、シャッター速度君は写真にスピード感を出したり、瞬間を写したり写真に時間を与えることなのは分かったよね。

今日はカメラの感度のお話と、カメラのコンピューターが決めてくれた露出のお話だ。




それじゃ、まずは感度のお話からいってみよう。

感度はその言葉のまんま。ちょっと叩いただけで大泣きする子いるよね?本当に痛かったのか泣き虫なのか、どっちか分からんけど前者だった場合はきっと敏感ちゃんなのだろう。むかし先生のお友達で頭にマイナスドライバーが刺さったまま、気が付かないでバイクのタイヤ交換してたヤツがいたけど、そいつはたぶん鈍感ちゃんだ。

カメラの中にある真っ暗な箱、そこにあるCMOSやCCDといったイメージセンサーは暗い場所で撮りたい時に敏感ちゃんにできるんだ。

この写真を見て!真夜中の道路で撮った写真だ。当然、真っ暗でおばけが出そうなんだけど、シャッター速度ちゃんは何と15秒。お風呂の中に顔を付けて15秒、がまんできる??絞り羽ちゃんはこのレンズの開放(つまり一番でかい穴ポコ)F2.8だよ。真っ暗で写真をちゃんと撮るんだからね、これくらいしないと光が足りないんだ。

敏感ちゃんを調整できる感度ってのはISOの付く数字で決めるんだ。普通はISO100。例えば夕方とか少し暗くなったらISO400、お部屋の中でお友達のお誕生日会とかの写真ならISO800とか、そういった具合に暗いほどISO感度の数値をあげて敏感ちゃんにしてやるんだ。

開放でも暗いならシャッター速度ちゃんをゆっくりにすれば?いやいや、動いているものがあったり三脚を持っていなかったりしたら、シャッター速度ちゃん遅くできないでしょ?そんな時にISO感度ちゃんをあげてやるんだよ。

ちなみにこの写真の場合はISO2000だ!

「すげぇ~じゃいつもISO2000で撮ればいいんじゃね?」コラコラ、マモラ君そうではないぞ!ISOはやたら上げてしまうとノイズが出てしまい、ザラザラしたような汚い写真になってしまう。だから普段はなるべく100とか低くしておいて、仕方ないときだけ上げるんだ。分かったな?

次はカメラが決めた露出のお話だ

カメラっていうのはコンピューターが入っていて、評価測光機能というすごく便利なモノがあるんだ。簡単に言ってしまうと、その場所で一番ちょうどいい露出を勝手に計算してくれるんだ。例えば絞り優先モードで君が「よしここはF5.6で撮るぞ」と決めたら、あとの露出(つまり最終的な写真の明るさ)はシャッター速度で決めることになるよね?ではF5.6に対して、その撮影現場での適切な明るさとはシャッター速度でいくつなんだろう???1/125秒?1/100秒?1/80秒?

これを決めてくれるのが評価測光だ。逆にシャッター速度優先モードの時も同じでその時は評価測光で適切な絞り値を決めてくれる。

が…しかしだ!

いくら優秀なコンピューターでも信用してはいけない。君が期待していた通りに露出が決まるのは昼間の単純な景色のときくらいだ。この評価測光野郎はちょくちょくミスってくれやがるんだ。例えば黒色のものは暗いと判断し明るくしやがる、逆に白色のものは明るいと判断し暗くしやがる。評価測光を正確にやらせるために、測り方を全体の平均にしたり、中央を重点に測ったりと色々あるが、基本的に評価測光は100%ではないんだ。

そもそも、君が被写体の魅力に心を打たれ、わざと暗めに撮りたいとか、あるいは明るく撮りたいとなったとき、コンピューターなんぞに君の気持ちや夢なんぞ分かるわけもない!そうだろう?マモラ?




この写真を見てくれ。暗いだろう?暗く撮ったんだ。その方がこの場所の写真として似合っていると思ったし、この写真を見てくれる誰かに、こんなムードで伝えたかったんだ。でもそんなことどうせカメラのコンピューターには分からないから、評価測光は使わなかったよ。絞りもシャッター速度もISO感度もぜんぶ自分で決めた。これがマニュアルモードだ。みんなも上級生になったらやってみてね。

 

次にこの写真を見て。ちょっと明るすぎじゃないかって思うでしょ?でもいいの、こうゆう風に撮りたかったんだ。お花がいっぱい咲いて夢の世界みたいじゃん。この時は絞り優先モードで撮った、つまりカメラに評価測光してもらったよ。でも案の定、期待していたイメージから大外れだったよ。そんなとき大抵のカメラには露出補正といって+-と目盛のあるとこが付いている。みんな、自分のカメラを確認してみて。この露出補正でこの時は+1.0 つまりもっと明るくしやがれバカヤロウと補正してやったんだ。なあマモラよ。

みんな、これから写真の勉強をしていくと「適正露出」なんて言葉を聞くときがくる。でもそんなのはク○くらえだ。適正露出とは商品のカタログの写真や免許証に使う証明写真に使うような言葉だ。

その露出が正しいかどうかは、いつだってみんなの心の中だ。その心の中の露出計を正確に保つには、どんな作品にするか、どんな風に伝えたいかを明確にすることなんだ。難しそうだろう?そう、実はここが一番難しいところなんだ。

順番がおかしいだろう??どんな作品にしたいか、どんな風に伝えるかなんて上級者の話だ。それに絞りの時に話した近くの物を構図に入れて奥行きを出そう、なんて話も1年生にはできっこない。

それなのに多くの写真学校や教科書には、絞りだの露出だのが最初に教わることとして書かれている。順番が変なんだよね。

まずは被写体を見つける目やその魅力を探る目、そしてよく動く足を身につけて構図を作れるようにしようね。それができてから露出を学べばいいんだ。マモラなら分かるよな?

じゃ、今日の授業はおしまい。

 





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ツーリング写真<初級>小学1年生のための露出解説1

究極のツーリング写真 touring-photography.com を見ている良い子のみんな!いよいよ4月から1年生だね。

1年生になったらオートバイ遠足やオートバイピクニックがあって、写真を撮ることが多くなるよ!カメラのことは学校の先生も教えてくれるけど、きっと難しく感じるから今日は究極のツーリング写真で先にお勉強しちゃおう~。

カメラは電源を入れてシャッターを押せば、誰でも簡単に写真が撮れちゃうけど、芸術的なすごい写真っていうのはそう簡単にはいかない。まずはみんなが最初に難しいと感じる露出のお話だよ。

みんなが目でみている現実の風景は言ってみれば3次元の動画だね。でも写真にしちゃうと2次元の静止画だ。つまり奥行きと時間が失われてしまうのが写真だ。当たり前のようで誰も気にもしていない部分だね。この失われた奥行きと時間を取り戻してあげるのが良い写真を作る1つの方法なんだね。もちろん他にも大事なことはいっぱい有るけど!

露出というのは難しい言葉に聞こえるけど、夜に公園でコート1枚だけ着ている狂ったオジさんの「露出」と意味は同じだよ。なぜならカメラの中は真っ暗な箱になっていて、その中にあるCMOSやCCDといったセンサー、昔のカメラならフィルムに外の光をどれだけ露出させたかってことなんだ。狂ったオジさんは露出させた瞬間におまわりさんに捕まるけどね。





つまり露出ってのは簡単に言ってしまえば写真の明るさだよね。でも写真を撮る場所は明るいところもあれば夜みたいに暗いところもあって色々だ。明るいとこならチョビット露出すれば十分に明るい写真になるよ。でも暗いところはいっぱい露出させてあげないと真っ黒な写真になっちゃうんだ。

カメラの中は真っ暗な箱になっているけど、外の光を入れる場所があるんだ。まずはレンズ、このガラスの丸い玉から外の光が入ってくるんだ。レンズの中には絞り羽といって、中央に穴ポコがあいてるよ。この穴ポコの大きさは君の好きな大きさに調整できるんだよ。

そしてレンズと真っ暗な箱の間にはシャッターがあるんだ。お店屋さんや車庫のシャッターと同じで開いたり閉ったりするんだ。

カメラのシャッターボタンを押すと「カシャ」って音がするよね。あれはシャッターが開いて閉まったときの音。外の光をレンズを通してカメラの中に取り込んだ音ね。シャッターが開いている時間も君が好きなように調整できるよ!

僕たちが目でみている全ての物は光が元になっているんだ。カメラで撮る写真も同じで光を取り入れて写真にするんだよ。

真っ暗なカメラの中にどれだけ外の光を入れてあげるかが露出なのは分かったよね?そして光を取り入れる役割をしているシャッター君と絞り羽君、この2つは大事なので覚えよう!シャッター君を開けている時間も、絞り羽くんの穴ポコの大きさも、君が好きなように調整することができるし、どちらか片方だけをカメラのコンピューターに任せることもできるよ。

でもシャッター君と絞り羽君の両方をカメラのコンピューターに任せるのはやめようね。最初は絞り羽君を君が調整して、シャッター君の開いている時間をカメラにお任せする方法がお勧めだよ。絞り優先モードっていうんだ!覚えてね。

次にシャッター君と絞り羽君のそれぞれの役割を教えてあげるね。

まずはシャッター君だ。シャッター君は開いている時間が長ければ、たくさんの光を入れることができる。一瞬しか開いてなければ少しの光だ。夜に公園にいるコートのオジさんならコートを「バッ」と左右に開いていた時間だね。

シャッター君は最初にお話した2次元の静止画である写真が失ってしまった「時間」を取り戻すことができるんだ。

この写真を見てごらん。電車がぶれてスピード感がある、つまり写真に時間を与えたんだね。ちなみにシャッターが開いていた時間は1/30秒で、これはけっこう長い間シャッターが開いていたことなんだ。シャッター速度と言うので覚えてね。遅いシャッターで撮る時はカメラを持っている手が動いてしまうと、手ぶれといって良い写真にならない。そんな時は三脚を使おうね。

もちろん、この写真とは逆にシャッター速度を早くして「瞬間を表現する」ことも出来るよ!シャッター速度を選ぶことは写真に時間を与えること、カメラの撮影モードでシャッター速度優先モードというのがあるから、これを使うんだ。シャッター速度覚えてね。




次に絞り羽君のお話だよ!絞り羽君は穴ポコを大きくすれば、たくさんの光を入れることができる、小さくすれば光はチョビットだ。だから星空の写真を撮る時なんかは暗いから目いっぱい穴ポコを大きくしようね。これを絞り開放と言うんだ。

絞り羽君は穴ポコの大きさを小さくすると近い所から遠い所まで、ピントが合う範囲が広いんだ。逆に穴ポコを大きくするとピントが合うところは狭い、他の部分はぼやけるんだね。これを被写界深度って言うんだ。テストに出るかもよ!

算数のお勉強をする前でちょっと難しいけど絞り羽君の穴ポコの大きさはF値とも言うんだ。F値はカメラやレンズの種類によって色々だけど数値が小さいほど穴ポコは大きく光はたくさん、数値が大きいほど穴ポコは小さく光はちょびっとだよ。ちなみにヒトの目はF1.0だよ。

この写真を見て。手前に松の木があるでしょ?この写真ではいかにも日本の海の風景という感じにしたかったんだ。だから松がちゃんと見えるのが大事だったので、あまりボヤけないよう絞り羽の穴ポコを小さく、F10にしてみたんだよ。こうやって構図の中に近いものを入れて奥行きをつくるんだ。そんな時にボケ具合を調整するのが絞り羽君だ。

この時、気をつけなきゃいけないのは松をボカし過ぎない為に穴ポコを小さくしたのは良いけど、それだと光がちょっとしか入ってこない。足りない光はシャッター君に頑張ってもらうんだけど、たくさん光を入れるために遅いシャッターになるから、ブレちゃうのに気をつけようね。

この写真の時も、ほんとうはもっと絞ってF22とかにしたかったけど、お空にトビが飛んでいるでしょ?そんなに絞るとシャッター速度君が遅くなっちゃって、飛んでいるトビがぶれちゃうんだ。だから中間をとってF10にしたんだ。

絞りは写真が失ってしまった奥行きを取り戻すのに、近くのものを構図に入れてあげて、それのボケ具合を君の好きなように調整するんだ。だから構図を練習してから挑戦することだからね。

絞り羽君を君が自由に変えられるのはカメラのモードでは絞り優先モードだ。最初にこれがみんなにオススメだよ!と言ったのはツーリング写真を撮るなら、まずは構図をうまくなってボケ具合を調整できるようになろうねって意味なんだ。

今日はもう給食の時間になっちゃったから、続きは明日の授業ね!給食当番のみんなはカッポウ着に着替えて給食室にいってね~

あしたの授業はこちら





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ツーリング写真<番外編>究極の合成写真!やっぱスマホか…

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、スマホカメラは活用していますか?スマホのカメラ機能は最近の機種ではあなどれない画質ですよね。特に標準のカメラアプリではなく、露出補正やフィルター機能の充実したアプリを使うと本当にスマホ?と疑うほど良い写真が撮れたりしますね。

さて今回のツーリング写真解説は番外編というか遊びで、合成写真をご紹介したいと思います。合成写真は芸術的な写真を志す我々としては基本はタブーですが、遊び感覚でやるなら楽しいものです。

先日、自分の体調不良と、とある所用が重なり休日であるにも関わらず家から一歩も外に出れない日がありました。

都の将軍様は言いました「一休よ、今日はこの家から一歩も出ずに最高のツーリング写真を撮ってこい」。




さあ、困りました。一休さんはオートバイに乗るどころか家から一歩も出ずにツーリング写真を撮るよう将軍様から命ぜられてしまいました。ここで一休さんは得意の「とんち」をきかせます。

 ポクポクポクポクポクポク…

 チ~ン ひらめいた!

 

まずはスマートフォンのカメラアプリを起動させ、画像は何でも良いのでスクリーンショットで保存します。ここではカメラアプリの枠だけが欲しいのです。そして保存したファイルを一度パソコンに転送します。

次に過去に撮った画像の中から良さそうな写真、今回は海岸での朝日のシーンで撮ったR1200GSアドベンチャーの写真をセレクト。そして先ほど保存したカメラアプリの画像とペイントツール(ウインドウズに元々入っているソフト)で合成します。




別の画像と切った貼ったという合成はLightroomではなくPhotoshopの仕事ですが、ここでは誰でもできるようペイントツールを使ってみました。

こんな画像ファイルを作ります。そして、これを再びスマートフォンに送ってカメラロール等に保存しましょう。

あとはスマートフォンでこの画像を表示させた状態で、家の窓を開けて夕陽に向かってかざし、一眼レフで撮るのです。両手でスマートフォンを持つので一眼レフは三脚に固定してセルフタイマーを使いましょうね。

指の形は写真デザインの観点から、最も画面内で美しいと感じられるポーズを検討します。背景となる部分とスマートフォンの画面内の風景に、なるべく矛盾が発生しないよう絞りは開放を選択します。

これで晴れて家から一歩も外にでないで撮った、ツーリング写真の完成です!どうですか?将軍様!えっ?ずるいではないかって??それを言ったら一休さんだって結構ずるいですよ!




合成した写真はコンテストには応募しないでくださいねぇ。それとSNSで発表する場合も、合成であることを事前に開示した方が良いかもしれませんね。あくまで遊びですので!

しかし、こういった写真は例えばあと10~20年後に見ると、また違った印象になるものです。だってiphone7なんて思いっきり時代性を写しちゃってるではありませんか。10年後に見たら「うわ~懐かしいiphone7だ!」、20年後に見たら「うわ~懐かしい、スマートフォンだ!」みたいなね。

今回はこの辺で!

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ツーリング写真<初級>繊細なタッチを身につけよう

究極のツーリング写真 touring-photography.com読者の皆さま、いつも当ブログを見ていただき有り難うございます。今日はツーリング写真の解説から少し脱線しますが、おもしろい出来事があったので、その体験談をしたいと思います。

その前に、写真が無いと寂しいので今回はこんなカットをアップしてみました。写真の鑑賞者とは画面内に文字があれば読もうとするし、人物がいれば顔を見ようとします。これはごく自然なことのようです。

例えば雑貨を包装した古新聞が外国語だったりすると、お洒落な感じに見えますよね。読めない字で書いてあると、異国を想像するから何となく素敵だ、と感じるのでしょう。その文字の国の人が見たら「新聞紙なんかで包むなよ」と文句を言うかもしれませんが。

さて本題ですが、先日私の職場である職種の方が新人さんとして入社しました。60代くらいの男性でしょうか。仕事の内容をデジカメで都度撮影し、最終的に写真付き報告書を提出して欲しいのですが、デジカメは使ったことがないので教えてほしいと依頼がありました。

普通の人からすれば簡単なことでも、人によっては普通に写真を撮るという事が難しいものですよね。ましてやコンデジはボタンや文字が小さく、老眼でよく見えないと。さらに悪いのは撮りたい対象は殆どが室内で暗いのです。

電源の入れ方、撮る時のシャッターボタン、そして確認するための再生ボタンだけを説明し試しにやってもらいましたが…滅多なことでは驚かない私が愕然としてしてしまいました…。

その方のボタン操作をする指は力加減が全くなく、0か1であり1が有り得ない怪力なのです。電源ボタンを押すとカメラから「ミシっ」と嫌な音がして、シャッターボタンを押すとバッテリーカバーが歪んで電源が切れてしまうのです。

しかし何とか頑張って数時間のレクチャーで撮れるようにはなりました。しかし今度はズーム機能を使って大きく撮るシーンが出てきてしまい、これが難儀しました。「シャッターボタンの周囲にあるリングのようなレバーが左右に動くので…」と説明している最中に、最後まで話を聞かずシャッターボタンを押してしまうのです。お願いだから落ち着いて人の話をきいて…




結局、その方は何をしてもガサツなため施設のカギを折ったり、ボルトを斜め45度に穴に入れていきなりレンチで締めたりして、破壊大魔王と化したのですが。自分が知らないだけで、こういった方は結構いらっしゃるんですねぇ。一生懸命やっていただけるので有り難いのですが。

そこでふと感じたのですが、もしかして究極のツーリング写真の読者さんにも、こんな感じの方がいるのかな???だとしたら、今まで<初級>とかいって解説してきたけど、カメラの構え方とかシャッターの押し方なんて一切触れてこなかった。大丈夫だろうか?

なかなか当ブログでカメラの構え方とかの解説は難しいですが、念の為これだけは書いておきますが、みなさんカメラは精密な光学機器でありコンピューターも搭載しています。繊細に扱ってくださいね…

もしホールドに自信の無い方はシャッター速度の限界だけでも把握しておくと良いかもしれません。例えば焦点距離200mmくらいなら1/125が限度かな…それよりシャッターが遅くなるなら感度を上げるか場合によっては三脚使用かな。といった具合に!

今回はこの辺で~!





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ツーリング写真の解説は…本日定休日です

本日の究極のツーリング写真 touring-photography.comはお休みです。

でも何も投稿しないのは寂しいので鳥の写真だけ…。ツーリングで望遠レンズも持っていけば、こんな写真も撮れちゃいますよぉ~!というお話だけでも。

帰宅してから気が付きましたが、この食べられちゃってるハエさん、良く見るとつがいですね。

「ああっ銀子さん!銀子さんが~」

銀子「さよなら、蠅次朗さん~私、幸せだった!」

 

みなさん、よい3連休を~!





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アンチインスタ映えがきてる!インスタに映えないツーリング写真

当ブログはWordPressというCMSソフトで作成しているのですが、そのアクセス解析の中でどのような検索ワードで読者が辿り着いたか分析ができるのですよ。便利ですね~

そしてつい先日、その検索ワードの中に「アンチインスタ映え」があったのです。以前に投稿した騙されたと思ってアンチインスタ映えツーリング写真がヒットしたのでしょう。

興味があったのでgoogleから「アンチインスタ映え」で検索をかけたところ、なんと当ブログのSEO順位は6位となかなかの高得点でした!

ひそかに天の邪鬼さんにブレイクしつつある「アンチインスタ映え」これから流行るかもしれませんよ!!

EOS1Dx + SIGMA150-600mmF5-6.3DG F5.6 1/100 ISO100




という事で今回は、いかにもインスタで誰も「いいね」しないであろう地味な写真をセレクトしてみました。

難しいデザインのお話、線の要素に出てくるS字曲線について、その解説に使用しようと思った写真なのですが、地味だったの没らせておきました。

南房総の養老清澄ラインでのワンカット。望遠を使ってS字を切り取ったのですが天気も時間帯もイマイチでフラットな写真になっております。

個人的にはこういった雰囲気も嫌いではないのですが、スマホの画面で見たらイマイチかもしれませんね。まさにアンチインスタ映え。

自分で言うのも変ですが天の邪鬼なので、インスタ映えしないと誰かに言われれば嬉しくなっちゃうかもしれません。

しかし!アンチインスタ映えが流行ってしまったらどうする??2018年の流行語大賞が「アンチインスタ映え」になったら??

そしたら敢えてのインスタ映えに挑戦するか?でも天の邪鬼の天の邪鬼では普通の人ではないのか?う~ん





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