ほんの小さな工夫で写真が激変☆ベストアングルの探り方<初級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、ここ最近当ブログはRICOH GRや北海道ツーリングといった検索キーワードでのSEO順位が向上したらしく、嬉しいことにアクセス数が伸びております。

より多くの方にこのブログを見ていただき、オートバイでツーリングに行ったら素敵な写真を撮ってみよう、バイクツーリングの写真っていいものだな、と感じていただきたいと思います。




さて今回は久しぶりに<初級>ツーリング写真の解説としてベストアングルの探り方をご紹介いたします。ほんの少しの工夫で写真が激変するという事を夕陽の野営地の作例で解説したいと思います。

まずこちらの作例をご覧ください。失敗作例でございます。雲ひとつない空に傾く太陽。海岸の野営地での一コマを超広角レンズEF14mmF2.8Lで切り取った1枚です。実際には間昼間のように明るいのですが太陽をド真ん中に配置した大胆な撮り方の場合、あえて夜っぽい露出で撮るのも良いものです。

さて露出は良いとして、この失敗作例の何が失敗かと言いますと究極のツーリング写真の熱心な読者様でしたら既にお気づきかと思います。そうバイクやテントが良く写っていません。強烈な逆光で露出を空や海面に定めたため、地上物は真っ黒です。それにバイクの大きさを小さく構図した「バイク米粒構図」であることを考慮すると、バイクの存在感を補填する何らかの工夫がほしいところです。




はい、先ほどの写真に加えて2つのことをしました。まず1つめは陸地と海面の境界になっていた線がバイクを貫通していましたが、これをカメラをローアングルにすることで回避しました。そして2つ目がこの写真のポイントなのですが海面に入ったハイライトの部分とバイクの位置が合うように右に左に動いてポイントを探ってみました。

たったこれだけでバイクとテントの存在が劇的に明らかになったのがお分かり頂けると思います。この作例のようにバイクの大きさを小さく撮った写真とはそれがバイクであることが誰の目にも明らかであるように撮る必要があります。あとで発表して「ここに写っているのはバイクですか?」と聞かれないように、バイク米粒構図の時はその存在感を明らかにするよう工夫しましょうね。

アングルをさぐるとは足を使って動き、カメラを高くしたり低くしたり場合によってはレンズを交換するなどの試行錯誤の繰り返しです。逆に言うと動くことのできない人はベストアングルにたどり着くには難しいと言えます。

EOS6D Mark2 + EF14mmF2.8L F20 1/250 ISO100

はい、自撮りとポージングで決めて仕上げでございます。太陽や空が主題の場合はモデルの視線はその方向へ。

この写真、当初は空に雲ひとつなく表情に乏しいなと感じて少しがっかりしたものです。しかし何もない空は階調が繊細なスペースです。コレをうまく構成すれば決して悪くはありません。スペースを構成するとはこの場合、強烈な存在感をはなつ太陽を文字通りの日の丸で配置することです。これによりスペースに存在する階調が魅力的に変貌してくれます。

これは日の丸構図の便利な使い方なので覚えておきましょう。




それと太陽から放射状に延びる光線を作りたいときは簡単です。絞りをいっぱいまで絞り込む。これだけです。光線の本数はそのレンズの絞り羽の数で決まります。注意点は絞り込むとイメージセンサーやレンズの汚れが目立ちはじめますので、うっかり機材のメンテを怠っていた人はゴミだらけの画像に悔しい思いをするでしょう…。センサーやレンズの清掃は日常的にしておきましょう。そして後の祭り…だった人は帰宅してからスタンプツールで綺麗に汚れを消去しましょうね。決してゴミだらけの写真をSNSで発表しないように。

この写真で私が失敗したなと思ったことが1つ。海面のハイライトは良く見るとS字状に潮目を描いていて、これはこれで大変魅力的だということに帰宅してから気が付いたのです。このことに現地で気が付いていれば望遠レンズを使って別の作品が撮れたかもしれませんね。

実際には眩しすぎて潮目がいい感じだったのに気が付くのは難しかったのですが。

今回はこの辺で。

にほんブログ村 バイクブログ バイク写真へ
にほんブログ村

にほんブログ村 バイクブログへ
にほんブログ村


バイク旅ランキング

 

 

ツーリング写真における写真デザイン<中級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、だいぶ以前に写真のデザインについて解説しましたが、古い読者の皆さまは覚えていらっしゃるでしょうか?今回はそんな写真におけるデザインのお話を作例を元に改めて解説してみたいと思います。

写真におけるデザイン要素とは観賞者が写真をパッと見た瞬間の印象に関わることで主に線、図形、色、規則的なパターン、質感、立体感などがあります。とりわけ効果が大きいのが線と色で、これらの要素は観賞者の目を心地よく楽しませる重要な役割が備わっています。




最初に書いておきますが良い写真に必ず優れたデザインが必要という訳ではなく、あくまで表現の手法の1つ、演出でいう舞台装置や小道具のようなものです。かの岡本太郎さんは芸術は美しくあってはならない、心地よくあってはならないと何かに書かれていましたが、こういった手法を使うか使わないかの裁量は全て作者の個性の範疇です。

ただし使う使わないは別として知識として持っていても損はないはずです。

EOS40D + EF28-70mmF2.8L

こちらの作例をご覧ください。北海道のエサヌカ線と並行して走る海岸沿いのダートで撮った1枚です。木の柵に漁に使う浮きが竿と共に立て掛けられている風景に、郷愁感に似たものを感じました。

この個性的な被写体を主題にツーリングのワンシーンをイメージして撮った1枚です。木の柵はセオリー通りに3分割構図で配置しましたが、画面全体の安定感という意味で悪くはなかったと思います。これが線の要素です。




次に主題となる浮きですがデザイン要素の図形要素となる円(実物は球体ですが)であり複数が組み合わさることで印象的になっています。そして浮きの色ですが赤、オレンジ、黄色と進出色や暖色と呼ばれる色要素です。これは非常にインパクトのある色でやはり観賞者に印象を与えるのに有効です。

そして背景となっている空と海の深い青色。青は後退色、寒色などと言われこの作例のように背景に使い前景や被写体が対照的な赤やオレンジだとコントラストを得ることが可能です。

太陽光は日中のトップライトですが、下方に影ができるので立体感も得ることができました。

こういった被写体や情景に存在しているデザイン要素とは、当たり前ですが撮影者がそのようにデザインした訳ではありません。あくまで元々そこにあったに過ぎないのですが、重要なことはデザイン要素に気が付いて意識してレンズを向けたか?です。

写真は長方形の画面です。この長方形の中にいかにしてデザイン要素である線や図形や色を配置させるかが撮影者のウデの見せどころとなる訳です。




ところでこの写真をはじめ、私が最近になって掘り起こしている過去画像には多くの場合でミラーにヘルメットがかけてあります。コレ…最近では皆さんやめましょう、という動きが広まっているそうです。Araiがヘルメットの内装に良くないと公式にコメントしたことでバイク雑誌やメディア関係がミラーにヘルメットをかけた写真を使わないようにしているそうですね。

皆さんも多くの人に見てもらうツーリング写真を!という事であればミラーにヘルメットをかけるのは、もうやめた方がいいかもしれません。私も最近では気を付けております。

では今回はこの辺で!!

にほんブログ村 バイクブログ バイク写真へ
にほんブログ村

にほんブログ村 バイクブログへ
にほんブログ村


バイク旅ランキング

巧みな構図☆漁港の撮影シーンと比率<中級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、きのうの投稿で訳の分からない独り言を書いてみましたが、何が言いたかったかと言うと今年も北海道ツーリングに行けることが決定~というラッキーな出来事とからめて書いてみました。

現在の私の生活環境ですと長期間の休暇を要する北海道ツーリングは本来は叶わぬ夢なのですが2017年8月、2018年8月と奇跡的に良いことが重なって北海道ツーリング行くことができました。そして2019年はなんと超大型連休となる4月末から5月のゴールデンウィークに行けることになったのです。




二度あることは三度ある…三度目となると奇跡と呼べないかもしれませんが、とにかく周囲の人の暖かいご理解で出発が許可されました。どうして自分が望むことは、こうしてラッキーにやってくるのだろう?チャンスはフルに生かしたいので、私の生涯追及するテーマである「ツーリングのワンシーンを切り取る」を具現化した作品が撮れるよう充実した旅をしてきたいと思います。できればキャリアベストと呼べる1枚が欲しいですね!

それにしても雪化粧の山々を望む5月の北海道ツーリング、今から楽しみです。

さて今回の<中級>ツーリング写真解説ですが、上級者が当たり前のようにやっている構図テクニック、あらゆる要素を複合的に、かつ巧妙に組み立てていく画面構成について解説してみたいと思います。

EOS6D mark2 + EF14mmF2.8L F16 1/40 ISO100

こちらの作品をご覧ください。以前も同じ場所で撮影した写真をアップしましたが、漁港で役目を終えた漁船が保管されている場所です。台風で台座が破壊されてしまい倒れてしまった様子です。

その船体をスクリュー部分からのカメラアングルで漁港の様子を切り取った画面構成です。

これは撮影現場の様子をiphoneで撮った1枚です。こういった漁港のように様々な物が目の前の光景に存在している場合、被写体のキャスティング作業、背景の整理、スペースの確保など、構図を作る上で割と高度なスキルが要求されるシーンです。

何となく雰囲気が良い場所だからと、被写体をよく見ず言語化もしないで撮れば、ゴチャゴチャと乱雑な写真に陥ります。

ではこういったシーンで意図を明確化し整った構図を作るにはどうしたら良いか?それを解説いたします。




まず主題は船体のスクリューです。これに注目して35㎜単焦点レンズで足で寄ってみました。寄ることによってスクリューに固定されたロープと船体のやれたFRP部(赤で囲った部分)の質感が表現されました。被写体の質感を表現するにはまず寄る事です。

ロープは線の要素として画面の角にピッタリと合わせて斜めに走らせました。線は画面の角に合わせることにより効果がより際立ちます。

そして重要なのは黄色で囲った部分。何もないスペースです。これを意図的に作ることでゴチャゴチャ感を回避して被写体の存在を際立たせるのです。上のiphoneで撮った写真に写っていますが、この場所にはハシゴやら水槽やらロープやらが散乱していますが、仮にそれが良い感じでも決して入れないこと!

次に分断線と比率です。この写真のようにメイン被写体のエリアとそれ以外のエリア、または例えば海と空とか、分断線が発生したことによる2つのエリアの比率です。簡単な構図であれば有名な三分割構図を適用すれば良いですが、この写真のような場合は2つのエリアの面をよく注視して2等分にならないよう精密に配分してください。




比率は偉い順に並べると1:1.168(黄金比)、1:1.414(白銀比)、1:1.5、1:2.303(青銅比)といった具合です。しかし撮影時にファインダーを覗きながら、これらの比率に正確に合わせるのは困難です。知識として覚えておく程度でも十分だと思います。しかし多くの人が感覚で「心地よい」と感じる比率がこれらの比率に近いことも頭に入れておきましょう。とにかく1:1は絶対に避ける、およそ1:1.5くらいを狙うと覚えておきましょうね。

その他、この作品ではモデルがちょうど顔の部分で見切れています。歩む方向は船体の陰へアウト方向です。これは観賞者の想像をさそう心理的手法です。この人物はどのような顔をしているのか?歩く先に何があるのか?これはミステリーやホラー映画なんかでも頻繁に使われる心理的手法ですが、静止画である写真にもこのように応用できるのです。

いかがでしたか?そんな計算高くやるのかぁ…と半ば呆れてる方もおられるかもしれません。しかし、こういった手法は上級者ともなると半分無意識にやる感じで、作業時間も数秒で決めています。きわめて瞬間的なデザインと言えるのです。

こういった理論に面倒だと背中を向ければ、いつまでも変わり映えない写真のままですよ。

次回の撮影でぜひ挑戦してみてくださいね!

↓↓↓撮影地↓↓↓

 

旅から学んだこと

2009年8月 北海道 智恵文ひまわり畑

EOS5D Mark2 + EF70-200mmF2.8L IS




人生も折り返し地点を過ぎると日々を怠惰に過ごすわけにもいかない。

まだ何もしていないから。ただ終わる日までカウントダウンは御免なのだ。

さんざん遠回りしてきたけど全てに意味があったのかもしれない。

もう残された時間でやることは決まった。

バイク旅の魅力を写真で伝える人になる。

むかし運転が好きだったので運転の仕事をしようと免許や資格をとって

それなりに良い会社に就職した。しかし一生懸命やっていても

なにをやってもダメで3か月で辞めてしまった。

今思うと自分はその星の下ではなかったのだろう。

ところが今は写真家を気取って活動をはじめたら

不思議なことに何をやっても良い方向に物事がすすむ。

気持ち悪いくらい順調だ。きっと自分はそういった星の下にいるのだろう。

北海道の名寄ひまわり畑は作付け場所が年によって変わる。

この写真を撮ったとき記憶にあるひまわり畑を目指して走っていたけど

行ってみたらひまわりは無かった。

そして右往左往と名寄じゅうを走り回って、日が傾くころにようやく

思い描いていた絶景のひまわり畑を発見した。

夕陽に一面のひまわりが黄金に輝いていた。到着が遅れたお陰である。

結局、遠回りも何かの意味があるのだろうな。




にほんブログ村 バイクブログ バイク写真へ
にほんブログ村

にほんブログ村 バイクブログへ
にほんブログ村


バイク旅ランキング

絞りの使い方が分からない人、必見<初級>ツーリング写真 絞りマスター

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、間もなく各地で桜の開花ニュースが聞こえてきそうですね。関東圏の開花は4月初旬でしょうか。今回は桜の写真の例で初級ツーリング写真の解説をいってみたいと思います。題して初級ツーリング写真「絞りマスター」。これを読めば悩んでいた絞りの使い方をマスターできるはずです。




露出に関わる絞りやシャッター速度などの解説は、あたかも写真の基礎のように最初に教わることとして有名ですが、果たして本当に最初に学ぶべきことでしょうか?私は個人的に最初に覚えた方がよいと感じるのは良く動いて構図を作れる足を養うことだと思います。

…今回は絞りのことは一度勉強したんだけど、実際の撮影シーンで絞りを実践できない、身に着けた知識を応用できないという方向けに説明してみたいと思います。

まず絞りとはレンズの中の穴ポコが大きくなったり小さくなったり調整できることにより、カメラ内に取り込む光の量が変わってきます。露出の観点では絞りを開けば明るい写真、絞れば暗い写真になるわけです。数値はFで示されて小さいほど穴ポコが大きく明るい、数値が大きいほど穴ポコは小さく暗くなります。

一方、それとは別の役割もあります。被写界深度といってカメラから見て奥行方向にピントが合う範囲を調整できるのも絞りの役割です。絞りを開けば被写界深度は浅く背景や前景はボケます。逆に絞り込めば被写界深度は深くなって背景や前景はシャープになっていきます。このように撮りたい写真の意図に合わせて被写界深度を調整する場合、明るさの観点での露出はシャッター速度またはISO感度に委ねることになります。これがカメラの絞り優先モードです。

…と、ここまでは一般によく聞く絞りの解説ですよね。これを知識として頭に入れておいて、いざ撮影現場ですぐに応用できるでしょうか?「いやぁ~ソコがよく分からんのだよね」という方、次の作例で解説いたします。

絞り値 F18

まずは絞り込んだ作例です。この写真のF値は18。なかなか絞り込んでみました。注目していただきたいのは画面の右下にある花です。これはレンズのすぐ前に存在する前景となります。レンズのすぐ近くにあるものほどボケやすい傾向になるので、例えばF5.6あたりでも大きくボケるものです。覚えておきましょうね。

私はこの時、足を使ってベストアングルを探り、立派な花をつけた枝が横に伸びているのを発見しました。この花を前景に大胆に構図してみようとひらめいたのです。近くにある花は大きく、遠くの花は小さく、バリエーション豊かにたくさんの桜を演出させて印象を狙ってみようとイメージしました。

そうなるとせっかくの前景の立派な桜、ボケボケにするのと明らかに写すの果たしてどちらが適切でしょうか??そう言うまでもありませんね。足で動いてベストアングルを探る、特徴を元にどのような写真にしたいか脳内にイメージする、その結果として絞りをいくつに設定するかを決めるのです。




絞り値 F2

続いてこちらの作例をご覧ください。この時に使用した135㎜レンズの解放値であるF2で撮影しました。解放、つまりそのレンズの最も絞りを開いた状態です。

このシーンではバイクより下側にある土手の様子が平凡な草地で魅力がなく、前景に使った桜も部分的に傷んでいました。そこで絞り開放で大きくボカすことにより草地の様子は前景の桜のピンクのボケで隠され、全体がピンクのベールで包まれたような抽象的な写真に仕上がりました。

構図についてはバイクの背景になっている黄色い菜の花畑と右上に存在する桜が魅力的になるよう、これもまたピンポイントなベストアングルを足で探りました。

いわゆる窓から覗く構図な訳ですが主題を明確に導くためのボケた窓を桜で作った訳です。この時は解放を選択しましたがF2.8やF3.2などの微調整を試しても面白かったかもしれません。




さて、ここでいちど確認です。前述の2つの作例はどちらも構図に前景が存在しています。つまり前景、被写体、背景と3レイヤーある構図ということです。絞りをコントロールすべきシチュエーションはこのように前景から最低でも3レイヤー作れた場合に有効です。前景もなく被写体と遠くの空だけでは絞り値をいくつに設定してもシャッター速度が変化していくだけで写真自体に大きな変化はありません。

そうです。絞りをコントロールするとはまずは前景や背景などの構図を作ることが最初なのです。この説明ががすっぽり抜けて被写界深度の説明だけしている解説が非常に多いのです。だから多くの方が絞りを調整することを撮影地で応用できないと感じます。

関心の対象がカメラや撮り方に偏ってしまい、写真という芸術に無関心だとボカした方が良いのかシャープにしたいのかを決める力も身に付かないものです。何度も同じ話をしてしまいますが、まずは関心の対象を写真にすること。写真が好きな人になることで表現の手法の意味も見えてきます。

最初のうちはボカすかボカさないかの二択でも良いと思います。上達につれて構図がうまく作れるようになると、作品の意図を表現する手段として例えばF5.0とF5.6のどちらにしようか微調整に悩めるほど上達するはずです。

     まとめ

・被写体の特徴をもとにどのように撮りたいかをイメージする

・前景のある構図をつくるため、足で動いてベストアングルを探ろう

・被写体の特徴や撮りたい写真のイメージに合わせてボケ具合を調整しよう

・ボカし具合を決めるには、まずは写真を好きな人になること

今回はこの辺で!!

にほんブログ村 バイクブログ バイク写真へ
にほんブログ村

にほんブログ村 バイクブログへ
にほんブログ村


バイク旅ランキング

~本日の毎日100ショットスナップ~

RICOH GR APS-C

最近、通勤途中で自分の背後から追い抜いていく自転車や、すれ違う自転車を撮るのにハマっております。

教えるは教わる。秘密主義は悪である。

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、間もなく二輪業界の一大イベント 東京モーターサイクルショーの開催ですね。関東圏の方は見に行かれる方も多いのではないでしょうか?

私は今勤めている職場から近いので、見に行くのは簡単なのですがどうも人込みが苦手でして…。たぶん行かないです…。かつてバイク業界に身を置いていた頃はブースの説明員として毎年ビッグサイトに駆り出されたものです。新製品の説明やらツーリング用品の質問を受けたりと、お客様と直に接してコミュニケーションするのは大変楽しかったのですが夕方には声が枯れて果てていました。




さて今回は当ブログで以前に何度か触れましたが、難しい物事は誰かに上手に説明できるくらいにしておくと、より理解を深めることができる「教えるは教わる」の話題でございます。

もしあなたの身近な人にこれから写真を始めたいという人がいたとします。その人に写真に関わる事をあなたが教えてあげる事になりました。例えば焦点距離の違い、ズームレンズの使い方やレンズを交換することの意味を説明するとします。

広角レンズを使って被写体に寄った写真と、望遠レンズを使って離れた場所から被写体を引き寄せて撮った写真、被写体のサイズは同じくらいとして両者の違いが何なのか、写真の知識が何もない人が聞いても充分に納得のできる説明はできますか??

EOS6D Mark2 + EF14mmF2.8L

この作例は超広角レンズ14mmで撮りました。ちょっと極端すぎるほど広角ですがR1200GSアドベンチャーに接近して撮った1枚です。




EOS6D Mark2 + SIGMA150-600mmF5-6.3DG C

こちらの作例は望遠ズームレンズにて焦点距離は283mmで撮りました。撮影場所は広い漁港でしたので、かなり後方に下がって撮っています。先ほどの写真とR1200GSアドベンチャーの大きさはほぼ同じくらいです。

さあ、広角で寄って撮るのと望遠で引いて撮る、被写体のサイズが同じとした場合に両者の違いをどう説明しましょうか???

まず論理的に簡単に説明するのであれば背景の範囲が違いますよね。望遠は背景の範囲が狭く広角は広いです。それともう1つは遠近感です。望遠は空間がぎゅっと圧縮されたので遠近感が無く詰まった感じに対し、広角は広がった感じで遠近感が出ています。ここまでは簡単、きっと多くの方が説明できるのではないでしょうか?

ではこの異なる特徴の両者を実践的に考えてどのように使い分けたら良いか説明できますか?




もし私だったらこのように説明します。

望遠で撮った画面とは空間がぎゅっと圧縮された勢いが、そのまま写真を見る側へ飛び出すように伝えます。人物やオートバイなど特定の被写体に重要な意味をもたせ、絶対的にこれが主題であると撮る側が主張したような写真を撮るときに使うのが望遠レンズ。

一方、広角レンズの方は見る側から被写体へ歩み寄るように、写真の世界に吸い込まれるような印象を持たせるのが広角レンズの世界。言ってみれば撮影者が誘うのが望遠、観賞者が誘われるのが広角。意味的には同じですが主題に導くための主権がどちらにあるかが違います。

面白い説明でしょう?

これが望遠と広角の違いを正しく説明しているとは言えないかもしれませんが、知識のない人が聞いて「なるほど」と思えるかどうかが重要だと思います。

ノウハウとは秘密にしていると自分で理解しているようで矛盾に気が付いていなかったり、そもそも実は理解できていなかったりします。知っているつもり…なのですね。しかし誰かに分かりやすく説明できるよう脳内を整理すると、これらのアラが出てきて「あっ実は自分が分かってなかったな」と気が付くことができます。

「教えるは教わる」今回はこの辺で!!

にほんブログ村 バイクブログ バイク写真へ
にほんブログ村

にほんブログ村 バイクブログへ
にほんブログ村


バイク旅ランキング

太陽のHALOと幻日、アーク

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、いい写真を撮って写真ライフを充実させていますか?ところで「いい写真」って何でしょうね?以前に究極のツーリング写真では綺麗に撮れている写真、現実に見える光景を忠実に再現した写真が必ずしもいい写真ではありません、というお話をしました。

それでは人に感動や共感を与える写真、知られていない絶景や希少な動植物などを伝える写真、稀な気象現象や奇跡的な瞬間を捉えた写真、こういったものがいい写真でしょうか?・・・間違いではありませんが決めつけるのには釈然としませんね。




私は長いこと「いい写真とは何だろう?」と考えてきましたが、現在ではいい写真の明確な定義は敢えてもたないのが最良ではなかろうか…と考えるようになりました。いい写真とはあくまで見る側の主観であり、それは趣味趣向やその人の写真キャリア、ギャラリストか写真家か?あるいはどちらでもない人か、時間や時代などによっても変化するものです。

絵画の世界では画家が生きている間は作品は評価されず、没後に長い時を経て陽の目をみるなんてことも珍しくありませんね。

EOS30D + SIGMA14㎜F2.8EX ASPHERICAL

 

この作品は過去の北海道ツーリングですが、宗谷国道のどこかで見事な幻日を目撃し、F650GSダカールを停車させて撮った1枚です。元データは強い逆光に超広角レンズである14mmを向けたので、ひどいものでしたがLihgtroomで何とか救済処置できました。撮った当時はせっかくのシャッターチャンスだったのに、うまく写真にできなくてがっかりしたものでしたが。




当初、この写真を古いストレージから発掘したとき、2006年当時に私が愛用していた超広角14㎜レンズがキャノン純正のEF14㎜F2.8LだったかSIGMA14㎜F2.8EX ASPHERICALだったか記憶が定かではありませんでした。しかし画像をよく確認するとハロの右上に七角形のフレアがあるのが分かります。キャノンEF14㎜F2.8Lは絞り羽数が5枚、SIGMA14㎜F2.8EXは絞り羽数が7枚なので、このフレアの形状からこの写真を撮った時のレンズはSIGMA14㎜F2.8EXと分かります。もしキャノンだったらフレアは5角形になるはずです。

ちなみに知られた手法ではありますが太陽光から放射状に延びる線が出ていますが、このように撮る方法は簡単です。絞り込めばOKです。




この写真のように太陽の周辺に虹色の輪がでる気象現象をハロと呼びますが、似たような現象で幻日、環水平アークなどがあります。このような現象が見えたときは天候が悪化する前兆と言われていて、確かこの写真を撮ったときも夜から酷い雨にあったと記憶しています。

この当時はまだ若かったこともあり、旅先でどんなに酷い雨になっても意地でも宿は使わずにキャンプしていました。(今は悪天候時は何とか雨風だけを凌げる場所をさがしてそこで野宿をしています)

シトシト雨の中をキャンプするのはさほど悪くはありませんが、ドシャ降りの雨で強風となるとキャンプに慣れていても心が折れるものです。この写真の旅でひどい雨の中をキャンプしたとき、ラジオをつけたら急に気分が落ち着いてほっとしたのを覚えています。以来、雨のキャンプでは必ずラジオをつけるようになりました。

今回はこの辺で!あれっ写真の解説がなかったかな…

にほんブログ村 バイクブログ バイク写真へ
にほんブログ村

にほんブログ村 バイクブログへ
にほんブログ村


バイク旅ランキング

南房総の撮影スポット☆頼朝桜、河津桜の穴場撮影スポット

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、今回は久しぶりに南房総の穴場撮影スポットのご紹介でございます。




今回は季節の被写体と言える桜です。早咲きの桜といえば伊豆の河津桜が有名ですが、南房総では河津桜のことを頼朝桜と呼びます。これは戦に敗れた源頼朝が相模国の真鶴岬から小舟で安房郡平北郡にわたり再起をはかったという歴史から由来しているそうです。

実際に源頼朝が小舟でたどり着いた地は現在の勝山海水浴場です。竜ケ崎堤防の近くに源頼朝上陸地の碑がありますので日本史のお好きな方は見に行かれてはいかがでしょうか。

まあ…千葉の人でも河津桜=頼朝桜であることは知っている人は少ないですけどね。頼朝桜の有名なスポットとしては鋸南町保田の保田川沿いが有名で毎年2月下旬から3月初旬の見ごろの時期に頼朝桜まつりが開催されます。しかし保田川の頼朝桜は素晴らしいですが有名なため観光客やカメラマンで混雑します。桜並木の小径もとても狭いのでバイクを駐車してしまうと迷惑になることも…

そこで今回は南房総の頼朝桜の穴場撮影スポットのご紹介です。

EOS6D Mark2 + EF35mmF2IS

はい、こんな写真が撮れちゃいます。保田川ほど規模は大きくありませんが木々は感覚が密集し菜の花もたくさん咲いております。何より人が少なく快適に撮影を楽しむことができるでしょう。

ちなみにこの写真、画面の右下にある花はレンズに近い近景ですが、ここからほぼパンフォーカスを狙ってF18まで絞りました。決して暗い場所ではありませんが念のためISO250としその結果、狙った露出は1/40となりました。この写真、私がSIGMA35mmF1.4DG ARTからキャノンEF35mmF2ISへ買い替えた理由を説明するのに相応しい作例と言えます。SIGMA35mmF1.4DG ARTは説明不要の近代の名玉ですが、キャノンEF35mmF2ISは35mmレンズとしてはユニークなことに手振れ補正機能ISが備わっているのです。このキャノンのIS、露出で換算して約4段分の手振れ補正ですので1/250くらいで切ったのと同じ安心感なのですね。最近はこんな風に絞り込む機会が増えたので描写の優秀なSIGMAのARTより手振れ補正のあるキャノンEF35mmF2ISを選んだのです。もちろんSIGMAに比較して約半分の質量も魅力でしたが。

国道127号線を内房沿いに南下していきます。鋸南保田の有名なお食事処「ばんや」から南に約4km。鋸南地区環境衛生組合という清掃工場を目印に行きます。その直前に池のある公園が撮影ポイントです。国道から入るポイントは岩井袋野球場の看板と小さな消防署が目印です。





この直前に勝山漁港がありますが勝山商店街にある住吉飯店は地元民やライダーに人気の中華料理店ですので良かったら行ってみて下さい。もやしソバがメガ盛りですが他のメニューも美味しいです。カウンター席もあってソロでも入りやすいですよ。

南房総の穴場撮影スポット 頼朝桜、河津桜編でした!

この投稿の頃には見ごろが終わっているかな…ではまた…




源頼朝上陸の碑がある勝山海水浴場。沖に浮かぶ小島、大ボッケと小ボッケを望む風光明媚な海岸です。 トイレや自販機もあって休憩ポイントにおススメです。

にほんブログ村 バイクブログ バイク写真へ
にほんブログ村

にほんブログ村 バイクブログへ
にほんブログ村


バイク旅ランキング

 

望遠レンズ→圧縮画面でつくる遠近感<中級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、花粉症の方は大丈夫ですか?私は例年、3月がもっとも症状が重く今年も辛い日々を送ることになりそうです…。

先日、ある書籍を読んでいたところ「プロフェッショナルサンデーフォトグラファー」なる聞きなれない単語を見かけました。著者の先生によるとプロカメラマン、著名な写真家のように職業としての写真家ではなく、収入を得る職業は別にあり(主に写真とは関係ない)副業あるいは本業として個人的な写真家として活動している人を指す造語だそうです。

これは単にアマチュアの写真家という意味ではなく、明確な活動テーマや目的があって本格的な写真活動をしている人、なおかつその写真活動に収入となる顧客が存在しないこと、という定義で「プロフェッショナルサンデーフォトグラファー」と名付けたそうです。

なるほど、これは正に私、立澤重良が活動している事と合致しているのではないか!!と思わず唸ってしまいました。誰しも写真家に憧れを抱いたところで「では明日から写真家になるので会社を辞めよう」という訳にはいきませんよね。しかし写真を通して世に発信したい何かを持っている、それに使命感を感じているという事であれば収入とは切り離して考えて、個人的な作家として写真家を名乗っても良い訳です。




厚生労働省が推進している【働き方改革】は日本に古くから根付いた労働文化(主に長時間労働、雇用形態の違いによる待遇差など)を是正しテレワークの導入や労働賃金を時間ではなく成果に変えるなどの取り組みが目的と聞いています。そして労働人口を増やす目的で副業、兼業を容認する方向で政府として企業に働きかけているそうです。

となると、プロフェッショナルサンデーフォトグラファーも主な収入源となる会社員としての仕事とは別に、副業的に写真家活動をしていくのも時代性に合致していると言えます。昔の日本だったら例えば写真活動によってメディアの取材を受けたりすれば「おいおい君、趣味もほどほどにね、写真か会社かどっちが本業なのかケジメつけてよね」と上司に圧力をかけられた訳ですが、そんな時代はもう終わりなのです。

今まで通り会社に勤めながら胸をはって写真家を名乗ることが可能な時代の到来です。そのことにいち早く気が付いて、今の仕事を続けながらでも良いから、上手に時間を作ってプロフェッショナルサンデーフォトグラファーとしてデビューしてみませんか???

さて、前置きだけで1000文字書いてしまいましたが、今回は<中級>ツーリング写真解説として望遠レンズで作った構図に奥行を入れる手法のご紹介です。

 

EOS5D Mark2 + EF70-200mmF2.8L

定番とも言える夏の北海道ツーリングでのまっすぐな直線路での写真です。こういったシーンでは作品の主題を明確にするため1.道が主役である 2.どこまでも続くを表現 の2者が重要になります。これを意識しないで普通に撮ってしまうとSNSでよく見かける平凡な写真に陥ります。




直線路を切り抜く場合、以前も解説しましたがお勧めの焦点距離は150~300mmくらいの望遠域です。長く続く直線を圧縮することで、画面内の割合の多くを道にすることができます。これが標準や広角レンズを選んでしまうと道以外の地上物や空などが画面の多くを占めてしまうのです。もちろん絶対に望遠という意味ではなく、何か作者の思惑があって広角で撮るのも素晴らしいのですが、あくまで解説用の簡単な例として望遠がお勧めである、という事で書いておきます。

そして望遠レンズで圧縮効果を効かすと、その結果として遠近感が一気に失われてしまいます。何か意図があって平面的に表現したい写真であれば遠近感が失われたことは気にする必要はありません。

しかし「どこまでも続く」を表現したいのに遠近感が無い写真って如何なものでしょうか?そこで遠近感を補足させる2つの手法をご紹介します。

1.近景をしっかり作ってバイクまでの距離感を出す

この写真の場合、R1200GSとのカメラディスタンスは30mくらいだと思いますが、その間の路面をしっかりと画面に入れて前景による奥行を構図で作ります。望遠レンズを使う場合の常套手段ですよね。これを意識せずバイクから遠景で構図を作ると本当に遠近が出ません。

2.空気遠近法で遠景を仕上げる

空気遠近法、それは青っぽい空間や霞んでいる部分は遠くを連想させる人間の心理をついた手法です。レタッチの話になりますがこの写真はLightroomで空の部分のホワイトバランスを青方向に、かすみの除去機能でかすみを加えています。ただしこのレタッチはやり過ぎに注意です。やったかやっていないか分からない程度で十分に効果が出ますので!




しかしこの写真、7年前の北海道ツーリングで撮った写真なのですが、どこの直線路なのか思い出せません。ジェットコースターの道でもないし天に続く道でもないし、北19号とは雰囲気が全然違うし… 使用したカメラはEOS5D Mark2ですが、現在愛用しているEOS6D Mark2だったらGPSのログ記録が残っているのですけどねぇ。

それではまた!!

2019/4/3追記: この写真の場所は「かみふらの八景」にも選ばれているパノラマロード江花でした!!今年のGW北海道ツーリングで再訪したいと思います。

にほんブログ村 バイクブログ バイク写真へ
にほんブログ村

にほんブログ村 バイクブログへ
にほんブログ村


バイク旅ランキング

夕陽とバイクとツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、今日から3月ですね。といってもコレを書いている今は2月ですが…。今年の春は花粉が少なめと聞いているので、花粉症の私にはうれしいニュースです。せっかく暖かくてバイクシーズンの到来となっても花粉症の症状が酷いと出かける気になりませんものね…。

ここ最近、10年以上も前のストレージを整理してLightroomで焼き直しの作業をしていたのですが、過去のツーリング写真って旅の思い出が蘇るようでいいですね。人生という時間を記録しておくという写真本来の役割を再認識した感じがしました。

といっても10年以上前の私は写真の腕…というか写真のことを根本的に分かっていなくて、綺麗に撮ることに気を取られていたり絶景にしかレンズを向けなかったりしていました。なので写真作品としては平凡極まりないのですが、当時は時間があったので旅の内容は現在の私よりずっと良かったのが分かります。

北海道だけでなく信州、四国、九州、沖縄とF650GS Dakarにキャンプ道具を乗せてよく旅をしたものです。




さて今回は夕陽とバイクとツーリング写真と題して、なぜ夕陽はバイク乗りを魅了するのか?みたいな話をサラっといってみたいと思います。

EOS40D 2008年 北海道

写真を一切やらない、という人でもツーリング先で美しく焼ける夕陽に遭遇したら思わずスマホで1枚、撮りたくなりますよね。

夕陽は単純に美しいというだけでなく一日の終わりと言う哀愁感を覚えるのは人類共通なのではないでしょうか。…そう【終わり】という哀愁感。ひとつの旅は人生の縮図のようなもので一日の旅の終わりを告げる美しい夕陽は、まるで映画のエンドロールを見ているような穏やかな気持ちになれます。

しかしツーリング写真として美しい夕陽を撮りたい!となると色々と悩ましい問題が発生します。まず日帰りツーリングの場合は夕陽を拝める時間帯は多くの場合で帰路の途ではないでしょうか?日帰りで夕陽を撮影してから帰れば帰路は真っ暗闇です。あなたは1枚の写真のためだけに帰り道が真っ暗闇でも良いですか??人によっては夜はバイクに乗らないという方もおられるはずです。

泊りのツーリングの場合も夕方はもう宿に戻ってお風呂か夕食の時間ですよね。キャンプツーリングはテント設営や食材の買い出し、お風呂へ出かけるなどで忙しいので、尚のこと夕方になる前にはキャンプ場にいってテントを設営したいところですね。これらを日中に済ませて夕陽に合わせて再びキャンプ場を出発!という作戦も悪くありませんが、そうキャンプ場から遠くへは行けません。




夕焼けの写真を撮りに行く、ではなく必然として夕焼けの景色に出会った、という事ではあれば帰りが遅れてしまった何らかのイレギュラー要素を予感します。まるで山あり谷ありの人生のように。これが夕陽のツーリング写真の魅力の1つでしょうか?

上の写真は10年前の夏の北海道ツーリングでの一コマですが、私はこのとき記憶の中にあった懐かしいキャンプ場を目指して走っていましたが、たどり着いたらキャンプ場は何年も前に閉鎖されたようで更地になっていました。そしてツーリングマップルを確認して新たなキャンプ場を目指して走っているのですが、これがまた遠くて…みるみる日が傾いて辺り一帯が黄金に染まるものですから「おぉ~美しい!」と言ってバイクを停めて写真を撮るのでさらに遅れるというスパイラルに。

結局、真っ暗闇のキャンプ場でヘッドライトの明かりを頼りにテント設営という結末でした。幸い、使い慣れたキャンプギアばかりなので問題なく設営はできましたが、周囲のテントの人たちはとっくに缶ビールをあけてジンギスカンを焼いたりと楽しんでおられました。




旅は予定外のこともあり、何があるか分からない。トラブルやうまくいかない事も含め「山あり谷あり」を体験すること。まるで人生のように…そして終盤に存在するハイライトはいつも美しい。

だから夕焼けのツーリング写真には特別な想いを抱いているのかもしれません。

にほんブログ村 バイクブログ バイク写真へ
にほんブログ村

にほんブログ村 バイクブログへ
にほんブログ村


バイク旅ランキング

~本日の毎日100ショットスナップ~

2006年 EOS30D 北海道 多和平キャンプ場

すいませんスナップではないですね…。この写真もそうですが美幌峠で時間を使い過ぎて多和平キャンプ場に着いたのが日没後になってしまいました。しかし日没直後のマジックアワーが生涯忘れられない風景を心に刻んでくれました。