単独行☆ソロツーリングと写真の関係

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、今年の9月は3連休が2回もありますが初秋ツーリングの計画はもう立てられましたか?私の仕事は暦が関係なく祝日や日曜日も仕事なのですが、今月は少し多めに連休をいただきました。

有給休暇を必ず5日以上は取得するとか、副業を認めるよう企業に働きかけるとか、日本の働き方改革で国民の多様性を…というお上の方針ですが、私のような人間もこのような恩恵にあやかり以前よりは休みが増えました。しかしせっかくの休日を何もしないで寝て過ごしては多様性は出ませんし、何より人生の折り返し地点を過ぎた年齢としては時間が勿体なく感じます。

たとえ天気が悪くても何もしないでじっとしてはいられません。何かためになること…自分でも自分以外の誰かでもよいので何かためになることに時間を使いたいですね。

写真に磨きをかけること、これも私にとって重要です。アマチュアで活動しているので、有給休暇を写真活動にあてたところで経済効果は無いかもしれませんが、それでも未知の可能性を信じて私は写真をやっていきたいと思います。




さて今回はツーリング写真の撮り方の解説はお休みしてソロツーリング、単独行、一人旅など、なにかと最近ブームの【おひとりさま】に関わる話題をいってみたいと思います。

夕刻の帰路

最近になってソロキャンプとかソロツーリングとか、何かと単独行が注目をあびるようになりましたね。特にソロキャンプはキャンプブームの勢いに加え、あの芸人ヒロシさんのYoutubeが人気を博し、ソロキャンパーは一気に市民権を得た感があります。私がキャンプを始めた15年くらい前は、うっかりファミリーやグループで賑わっているキャンプ場に行ってしまうと冷ややかな視線を浴びたものです。

いま多くの人が一人で行動することの良さに気が付き始めたのでしょうか。一人は寂しい…友達いないみたい…これはもう時代遅れですね。

もちろん友達や恋人や家族と一緒に行動する方が会話もはずみますし、楽しい時間を共有する喜びがあります。しかし人それぞれ持って生まれた個性がある訳で寂しいのは苦手だ!ワイワイ楽しいのが一番!という人もいれば「たまには一人にしてくれ」という人もいるのですね。

性格からして寂しいのが苦手…という人が無理をしてソロツーリングやソロキャンプに挑戦する必要はないと思います。ただ自由が好き、一人でも寂しくはない、という人はぜひソロツーリング、ソロキャンプに挑むべきだと思います。

一人で行動することで景色に感動したり、旅先での出会いに感謝したりもできます。旅先での出会い…そうこれって地元の人や他の旅人の視点で考えると、あのライダーは一人旅をしている人だから話かけた、親切にできた、というのがあると思います。グループでツーリングしているとなかなか出会いはないと思います。どうしても集団には近寄りがたいのが人間の心理ですから…。

一人で旅することで自分のペース、もちろんバイクを走らせるペースもありますが旅のペースや休憩のスパンも全て自分の自由です。行先や帰るタイミングも気まぐれで決定できます。予定の目的地に早めに着けば、もう100キロ走って岬を目指しても良いですし、気分が乗らなければ途中で家に帰ってもOKな訳です。

焼けるような夕陽が期待できそうだったら、美味しいお店や温泉はやめて食事はコンビニで済ませて風呂はキャンプ場のシャワー。そして海岸にでも向かって絶景を堪能!誰にも気を遣う必要がありません。

エクシリム EX-10

一人ぼっちで淡々と走らせていると孤独の中にもう1人の意外な自分を見つけることもあります。ラジオも音楽も聞かない、エンジン音と風切り音の中で流れゆく風景。その中で脳内で妄想の渦をめぐらし感覚が研ぎ澄まされて生まれた自分です。

長時間もそのような状態で走っていると「あれっ何だか俺、いつもと違うな。旅人風をふかせているというか…ただのツーリングじゃないな、これは」と、不思議な感覚に陥ります。これが友達や恋人など話し相手がいると、どんなに遠くに走ってもこの感じは沸いてきません。




EOS6D Mark2 + SIGMA50mmF1.4ART

やがて奇妙なものに反応して足を止めるようになります。それは美しい景色や有名なスポットでも景勝地でもありません。もの言わぬ静かな空間です。そこでなぜ自分が足を止めたのか。キーをOFFにして停止したエンジン音は空間に静寂を放ちます。

寡黙に妄想の渦を巡らせてきた時間は単にソロツーリングなのではなく一人の旅人を生んだのかもしれません。それは孤独な時間によって感受性が研ぎ澄まされたひとりの旅人です。

寂しいし空模様が怪しくなったり道に迷えば不安も襲ってくるでしょう。しかし不安な反面、この先なにが起きるか分からない緊張も、ある意味で冒険心を刺激してくれるとも言えます。

EOS6D mark2 + SIGMA150-600mmF

写真を撮るのもソロツーリングでは色々と都合が良いです。気に入った場所があれば、そこで気が済むまで撮影していれば良いし、これで良いだろうと撤収して、ものの数百メートル走ってさらに良い場所を発見したら、またそこで写真を撮り始めても良いのです。これが一人でないと「そこまで付き合わせては悪いな」と感じて遠慮してしまうものです。

妄想の渦を巡らせて研ぎ澄まされた感覚は、旅先の情景も心に入ってきやすい状態と言えます。感受性センサーの感度良好の時に写真を撮ることほど良いものはありませんから。

もちろん複数台でツーリングする素晴らしさもよく理解しています。写真についても走行している様子を誰かに撮ってもらえれば流し撮りでコーナリングするカッコいい作品が生まれます。こればかりは1人では出来ません。先ほど誰にも気を遣わないで気まぐれに行動できるのがソロツーリングの良さと書きましたが、複数台のツーリングでも同じ趣味嗜好の仲間、気の置けない素晴らしき仲間であれば、これもまた同様だと思います。




立ち寄りスポットや美味しいお店などツーリングの情報も3人集えば文殊の知恵ではありませんが、単独行では行けないような場所に行けるというメリットもあります。

転倒や故障などトラブルが発生したときも複数台であれば助け合うことができますが、単独ですと困ってしまう場合もあるでしょう。ソロツーリングでは複数台で走るとき以上にあらゆるトラブルを未然に防げるよう意識を高める必要があります。

EOS6D Mark2 + EF14mmF2.8L

私の場合、もう何年もソロツーリング&ソロキャンプのスタイルで仲間と走るのは年に1度あるかないか程度です。たまには友達と走りたいな…と思う時はありますが、今はバイクに乗れる自由な時間すら限られているので、その時間は全てソロツーリングに使うのが現状といった感じでしょうか。

特にロングツーリングになると私のペースは人とかなり異なっていると思います。R1200GSアドベンチャーというバイク故に長距離では休憩回数が少なく、給油のタイミングも33Lのガソリンタンクのお陰で乗用車以上です。キャンプも早朝を走りたいので4時には出発する時もあれば、何もしないで1日中キャンプサイトで昼寝している日もある奔放さです。

まとまりなくダラダラと書いてしまいましたが、旅が好きで写真を撮りたい人にはソロツーリング、ソロキャンプはいいですよ、というお話でした。

今回はこの辺で!

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夕陽のツーリング写真とホワイトバランス

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、写真を撮られる時にカメラの記録形式はJPEGですか?それともRAWでしょうか?当ブログでは今までRAW現像やLightroomによるレタッチの解説をしてきましたが「私はRAW現像とかレタッチはやらないよ…」という方でも、いま撮っている写真をRAWで保存しておくことを強くオススメいたします。

5年後、10年後といった将来にRAWをレタッチして仕上げることを普通にやっているかもしれませんし、状態を劣化させずに保存させるという意味でもRAWは最適です。遠い将来に過去に撮ったご自身の作品(含む失敗作)を、その時の優れたレタッチによって蘇生できる可能性は大いにあるのです。

現像やレタッチを今はやらないから、という理由でJPEGだけ保存は本当におすすめしません。

以前も書きましたが全てのデジタルカメラはシャッターを切った当初はRAWです。それをカメラ内のコンピューターが瞬時に処理し、決められたレシピ(ピクチャースタイルやエフェクトも含め)で仕上げたのがJPEGです。当初RAWにあったデータの内、仕上げに使わなかった領域(暗すぎて真っ黒に見える部分や明るすぎて真っ白に見える部分)はデータ容量を軽くするために捨てているのがJPEGです。この捨てられた領域内には多くのデータが残されているにも関わらず…です。つまりJPEGはカメラのコンピューターが勝手に仕上げて勝手に大切なものを捨てているのです。




稀に作品を発表するときに「撮って出し」という言葉を使う人をお見受けします。カメラで撮ったJPEG画像そのままです、という意味が撮って出しです。しかし撮って出しは肝心な写真の仕上げをせずカメラのコンピュータに全て任せました、と言っているのと同じなのですね。「私は邪道なる画像加工などしていません」という潔白を表明しているつもりでも、実は自慢するような事ではないのですね。

いまはRAW現像やレタッチはやらないけれど…いま撮っている写真は大切です。と思っている方々はカメラの記録モードをRAW+JPEGにしてRAWはそのままDVD-Rや外付けHDDなどにバックアップ&保存しておきましょうね。

EOS30D + SIGMA14mmF2.5EXDG 2006年5月 高知県

さて今回はそんな過去に撮ったRAW画像からLightroomでサルベージしたものを使ってみたいと思います。




この写真は2006年の春に四万十川キャンプ場で撮った夕景のキャンプサイトです。ちょうどテントを張り終わった頃、焼けるような夕陽に感動を覚えました。この作品がなぜ過去のRAW保存によって現在で蘇った作品か?と言いますと、このようなシーンでは夕空に露出を合わせると地上は真っ黒に潰れてしまい、むかしのやり方ではハーフNDフィルターを使うなど、撮影時に何らかの工夫をしない限りは成しえないシチュエーションなのです。

しかし過去のストレージからこの作品を発見した私はLightroomで地上部分のみを選択し、一見して黒潰れですが確かにデータが残されているその部分の露出を持ち上げて夕刻のキャンプサイトを再現することに成功しました。

…本題から外れた話が長かったですが、今回は夕景写真とホワイトバランスのことについて書いてみたいと思います。一応おさらいをしておきますとホワイトバランスとは日本語では色温度と呼ぶもので、単位はK(ケルビン)で表記されます。

人間の目は色温度を自動で調整する機能がありますが、カメラの<オートホワイトバランス>機能は人間の目ほど優秀に機能しません。白いものを正しく白に写せるか?白を基準にするためホワイトバランスと呼ばれています。

ホワイトバランスの詳しいことはスペースの関係で割愛しますが、写真における常用的な範囲としては4000K~6000Kくらいでしょうか。数値が低いほど温かみあり赤っぽく、数値が大きいほど冷調で青っぽいです。カメラの記録モードをRAWで撮る場合は撮影時のホワイトバランスの設定はAWBでも大きな問題はありません。RAWであれば後でノーダメージで調整できるからです。しかし上級者はホワイトバランスによる作品の雰囲気と構図などの全体構成が関わっている場合、RAW記録でも撮影時にホワイトバランスをイメージに合わせて精度よく調整する場合もあります。




写真におけるホワイトバランスの考え方は2つあると思います。1つは白色を正しく白に写せるか、事実を忠実に再現させるという考え方ですね。カタログや何かの記録写真では事実の通りに写真にすることが重要なので、こちらの考え方が優先です。

一方、実際の様子を必ずしも再現しなくてよい、表現の世界ではどうでしょうか?これはホワイトバランスに関わらず、写真のあらゆることで議論される演出の問題です。見た通りに写すのが正義である、本物のような写真を撮りたい!こういった類のアンチ演出派には否定されるかもしれませんが、作者が感じた心象風景の再現という意味で、実際の様子とは異なるホワイトバランスの設定もアリな訳です。

上の作品はどちらだと思いますか?実際の夕焼けを正しく再現するようにホワイトバランスを設定したのか、はたまた実際はさほど赤く焼けていなかったけど、ホワイトバランスを下げて赤くしたのか??

正解はどちらでもありません。実際の様子があまりに派手に爆焼けしたので、そのまま写真にすると不気味とも言える発色になってしまい、それを嫌って寒色方向に調整を施したのです。

よく夕陽、夕焼けの風景をホワイトバランスの調整でさらに赤くしてしまった写真をお見受けしますが、実際の様子が真っ赤に焼けている場合に限っては、それ以上は赤くすると破壊行為に近いドキツい写真が出来上がります。

夕陽ならより赤く!と先入観で調整すると大変なことになるので気を付けましょうね。今回はこの辺で!!!

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脱ビギナー!「ナニ写真か?」しっかり分けて撮ってみよう

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、夏バテしていませんでしょうか?そろそろ、この夏の暑さが体に堪えてくる時期ですね。

先日、改めてネット上でツーリング写真に関わるトレンドを調査してみましたが、2年ほど前にくらべると、だいぶ記念写真、レポート写真の割合が減って素敵なツーリング写真が増えてきたな、と感じました。

当ブログの活動の成果なのか分かりませんが、少しづつツーリング写真が認知されてきたようで嬉しい限りです。

いまざっと検索したところツーリング写真を専門で運営しているブログやWEBサイトは現在でも当ブログだけでした。もちろん雑誌関係やメーカー系でバイク写真の撮り方を公開しているページはありますが…サイト自体がツーリング写真の専門はたぶん世界中で究極のツーリング写真だけではないでしょうか。

勝手にオンリーワンと思って喜んでおりますが正直すこし孤独でもあります。ビジネス用語で言うとブルーオーシャン戦略ですかね。まあ…まだまだツーリング写真はこれからなので、当たり前なんですけど。




さて今回は<初級>ツーリング写真解説としてツーリング写真ビギナーの方々に、いま撮ろうとしている写真は「ナニ写真なのか?」を意識してみましょう!という解説をいってみます。

ナニ写真ってナニよ???意味が分からないと思いますが、写真には出来上がった時点で様々な役割があって、事実を人に伝えるもの、なにかの記念として大切に保存する写真、時代性を記録する、様子を備忘録として記録しておく、製品の形や色を伝えるカタログ的な写真、コマーシャル的写真、ジャーナリズム、犯罪などの証拠、エロス…などなど本当に様々です。

そんな多岐にわたる写真の種類と役割の中で、どの種の中にも「いい写真」は存在し得るもので、そしていい写真を決めるのはいつも写真を見る側だと思います。しかし誰しも憧れるのは先に挙げましたどれでもない「芸術的写真」または「ドキュメンタリー写真」「リアリズム写真」ではないでしょうか?

このように写真の種類「ナニ写真」を意識することで、明日からのツーリング写真が少し変わるかもしれません。まずはバイク写真に関わるナニ写真をいくつかご紹介してみます。

1.ツーリング記念写真

記念写真はその名の通り、ツーリングに行ったらカメラ目線ばっちりで撮る写真な訳です。ダサい写真のようですが決してそんな事はありません。

こういった写真はご自身が数十年後、または人生を振り返る終末期にたいへん重要な意味が出てきます。写真の中は時間が止まっていて「あの時の自分」が記憶と共に蘇ってくるのです。

または婚活や何かのコミュニティでプロフィールとして使う用途にも適しています。カメラ目線で撮ったことで人物像がよく伝わる写真になるのです。

2.ツーリングレポート写真

景色の中に愛車を置いて普通にパチリと撮れば「こんな場所に行ってきたよ」という事実を伝える写真の完成です。それを見た誰かが「いい景色、私もここに行ってみたいな」となるのがツーリングレポート写真です。

この写真は今年のGWに北海道に行ったとき、美瑛の丘エリアに着いたときにスマホで撮った写真です。私はこの写真を撮ってすぐにFacebookで「いま美瑛の丘エリアを満喫しております」といった内容の投稿をしました。

このように場所がどこであるのか、見た人が分かりやすいよう標識が入るとレポート写真らしくなります。この写真は北海道のオロロンライン、サロベツ原野付近にある夕来展望所です。やはりスマホで撮った写真です。私はこういったレポート的写真を撮る場合、わざわざEOS6D Mark2やRICOH GRを使いません。いつもポケットに入っているiphoneの方が簡単で手間いらずだからです。

こういったレポート写真は多くのライダーがSNSやブログ用として撮っている写真で本当に良く見かけますね。

3.バイク写真

R1200GSアドベンチャー

バイク写真とは愛車自慢、愛車をかっこよく写すことに全てを注いだカットです。バイク乗りなら誰しも自分の愛車のことをカッコイイ、愛おしいと感じているものです。それであれば写真が撮りたくなるのは当然の心理です。

こういった愛車の写真はあとで自分で眺めたり、SNSなどでその車種やジャンル(アドベンチャーバイクとか)のコミュニティーで発表するのに適しています。

こちらもレポート写真と同様にSNSやブログでたいへん多く見かける写真ですね。

4.ツーリング風景写真

構図内でバイクの大きさは小さく、またはバイク無しでも良いので風景を主体に撮った写真です。バイク乗りはせっかく魅力ある地へ旅するのですから、出会った素晴らしい風景を写真にするのは当然のことですね。

1から3では記録写真としての役割の写真をご紹介してきましたが、ここで一気に写真芸術としての趣味性が出てきました。

人に見せる写真ですね。

5.グルメ写真

ツーリングレポートとして良く見かけるのがグルメ写真ですね。ツーリング先で見つけたお店、美味しいものを写真を撮ることで伝える役割があります。

食べ物の写真もただ撮るのではなく美味しそうに伝えるのがポイントですね。コツは窓際席に座って窓からの採光を逆光ぎみにして撮ると食材の質感が伝わります。

その時の状況、お店の雰囲気など情報を伝える役割がある写真です。それを意識して撮ると見る側にも役立つ写真となりえます。

さてここまでは記念、記録、情報を伝えるものといった事実をそのまま写真にしたバイク写真です。これを撮るのはそれほど難しいことではありません。カメラの操作方法や基本的な知識さえ身につけてしまえば、スマホでもコンデジでも綺麗に撮ることができます。回数をこなしていけば構図やアングルも上手になっていき「写真、お上手ですね」と言われる上手い写真が撮れるようになるでしょう。

これらは事実を記録しておく写真としてそれぞれに役割があり、決して否定されるものではありません。これからもカメラやスマホはこういった写真を撮り続けていくでしょう。それに時代が変われば「むかしのツーリング風景」として違った印象の写真になるはずです。

しかし写真を愛する一個人、写真をライフワークに生きる、これから写真をやっていきたい…という人が撮る写真ではありません。これらはみんなが普通に撮っている日常的な写真なのです。




ここから先は当ブログ 究極のツーリング写真が提唱している新たな時代のムーブメント(になってほしい)である人の心にひびく作品、誰かに影響を与えるような芸術的作品としてのバイク写真をご紹介していきます。

☆ツーリング写真☆

網走で名もない風景

当ブログが定義している【ツーリング写真】とはバイクツーリングのワンシーンを表現した写真です。バイクで旅をすることの素晴らしさ、その魅力を1枚の写真で伝えるものです。見た人がバイク乗りでなくても「オートバイでツーリング、いいかも」と思えるような写真です。

EOS30D + EF28-70mmF2.8L 28mm

ツーリング写真も事実の記録であることは間違いありません。しかし撮影者がバイク旅で感じたものを作品にこめているのがツーリング写真です。単なる情報ではないのですね。

上の作品のように道の写真は見る人を旅に誘う最高の被写体です。そう写真を見る人を意識すること、感じたことや心に入ってきた景色を伝えることがツーリング写真の魅力です。

夕刻の野営地

主にライダーの姿をからめたツーリングシーン、道、キャンプなどがツーリング写真のシチュエーションです。そこには多かれ少なかれ演出の類は入りますが、演出は伝えたいことを表現するための一つの手段なのです。

☆ツーリングスナップ☆

ツーリングスナップ…私が勝手にそう呼んでいるこのジャンルはバイクツーリングでライダーが目撃した被写体、情景のことです。必ずしもバイクやライダーを写す必要はありません。ただ通常の旅行やツアーではまず見ない景色を、作者の旅風景として伝えるものです。

とはいえツーリングスナップについては、まだ私も考えついて間もないので、これから時間をかけてツーリングスナップについて考えていきたいと思います。

☆ツーリングリアリズム写真☆

ツーリングリアリズム写真…これも先ほどのツーリングスナップ同様に私が勝手に言っているだけのバイク写真ジャンルの1つです。ライダーの視線を再現してツーリングのリアルを伝える写真です。

単に走行風景を撮るということではなく、ライダーの目線としての心象風景を目指しています。やはりこのツーリングリアリズム写真についても、まだまだ研究の余地があり時間をかけて熟成させたいと思っています。




今回の投稿でバイク写真ビギナーの方々へ何が言いたかったのか?といいますと以上に挙げたような写真のどれにも該当しない、空っぽの写真をまずやめましょう!ということです。

・・・ナニ写真とも言えない空っぽの写真

こんな風にバイクを停めて休憩したついでに撮った写真バイクの方へカメラを向けて何も考えず、何も感じないまま撮った1枚とは惰性的な画像です。写真は撮りたいけど面倒くさいから…。よく分からないから…。これでは撮った側も見る側も面白みや感動もありません。役立つ情報も楽しさもない空っぽな写真です。

こういった写真を撮らないようにまずは意識してみましょう。

ここまで挙げた1~5までの写真は既にみんなが撮っている写真です。ツーリング写真、ツーリングスナップ、ツーリングリアリズム写真はこれから話題になるであろう、バイクツーリングを社会的に認知させる新たなムーブメントとして可能性を秘めています。

私が学生の頃、アニメ好きとえば冷ややかな目でみられオタクとか気持ち悪いと女子からも敬遠されたものです。しかし数十年の歳月を得てアニメは日本が誇るカルチャーとして世界から注目されるまでになりました。

鉄道写真も同じです。かつて鉄道写真は車両にフォーカスされた比較的閉鎖的な写真ジャンルでしたが、中野精也さんの「ゆる鉄」で一気にブレイクし、鉄道写真を撮る女子「鉄子」が流行するほど認知されました。

これと同じようなことを当ブログ 究極のツーリング写真は目指しています。まずは惰性的に撮っていた写真をやめて、ナニ写真かを意識してみましょう。カメラの操作方法や写真の知識がついてきたら、少しづつで良いので写真を見た人に喜んでもらえるツーリング写真を撮ってみませんか?

今回はこの辺で!!

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レベルアップ確実☆ギャラリストになって写真の目利きになろう

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、夏休みのツーリングはいかがでしたか?無事に事故やトラブルなく帰宅されたでしょうか?事故やトラブル…そう、気を付けていても避けられないことや、ついうっかりミスを…人間だからありますよね。

バイクで安全運転、ツーリングでトラブルを起こさない、その為には失敗から学ぶのではなく事前に失敗を予測する能力が求められますよね。

だいぶ以前に何かの書籍で読んだのですが人間はミスをするもの、ミスには認識のエラーと肉体のエラーがあるという事が書かれていました。認識のエラーは「あの対向車のバイクはゆっくりだろう」と思って交差点で右折したら実際はバイクは速く右直事故になった、ただの水たまりだと思ったらオイルでスリップダウンして転倒した、などがそうです。

肉体のエラーとはゴルフやバッティングで空振りになってしまったり、サーキット走行などで些細な操作ミスから転倒やオーバーランになってしまった…といったことで、こちらはバイクツーリングではあまり考えにくいケースです。




「〇〇〇だと思ったら実は違った」と「手元が狂った、空振りしてしまった」はミスの種類が違うのですね。私は先日、ブログ投稿前のチェックで「究極のツーリング社員」というカッコ悪いタイプミスを見つけてしまいました。これは肉体のエラーですが…まあこの程度のミスでしたら笑い話で済みますけどね。

さて前置きが長かったですが、今回は写真道を志す皆さまにとってご自身の撮る写真のレベルアップももちろん重要なのですが、それとは別に写真を観る側として写真芸術への見識を深めていきましょう、というお話でございます。

RICOH GR APS-C

といっても固い話ではなく簡単に言ってしまえばご自身の写真の好みを明確にして知っておきましょう、というシンプルなものです。

写真の好み…それは「こうゆうの好き」「これカッコいい、こんな感じの撮ってみたい」とSNSで誰かが撮った写真、雑誌や広告のカットで使われた1枚、もちろん有名な写真家の作品も、他者による写真をみて自分の好きな作風や被写体、あるいはテーマがどのような感じなのか知っておきましょう。

上の写真はGWで撮った北海道ツーリングでの1枚ですが、私は最近になって特にこういった地味な写真が好きになりました。これをSNSで発表したところで全く反応は薄いですし「映え」もしません。しかしこんな「もの寂しい」雰囲気がどうやら私は好みのようです。




先日、通勤中に都バスの中の広告で見かけた広告写真に「おおっ」と思った1枚がありました。それはこの写真です。

ゲオルギィ ピンカソフ

都営交通のポスターでPROJECT TOEI すべての「今日」のために。…のポスターです。コピーもかっこいいですね。実際は日中に撮ったのかもしれませんが早朝を連想させる露出、仄かな光を大切に撮った1枚でとても雰囲気がいいです。

この作品はモスクワ生まれの写真家 ゲオルギィ ピンカソフによる作品で、都営交通のサイトでこの他の作品も見ることができます。

都営交通 PROJECT TOEI  すべての「今日」のために。

それとだいぶ以前にもご紹介しましたが…

市橋織江さんの作品

これも電車の中吊りで見かけたのですが大塚製薬のカロリーメイトの広告です。写真家は市橋織江さん。赤いウェアーを着た男性が登山する様子をシンプルに構成した作品ですが、これも全体の雰囲気が大好きな1枚です。




うまく言葉で言えませんが写真が見る側を誘っているような雰囲気と言いましょうか…美しさやインパクトは極めて控え目ですが、うったえているコトが素直に心に入ってくるような写真です。

ご自身が上達するプロセスで撮り方などのノウハウや知識を身に付けることは勿論大切なことです。しかしその一方で写真という芸術表現を純粋に考えてみましょう。それは単純な記録や記念ではなく、事実を元にした瞬間的な表現であること。さらに被写体が紛れもない事実がゆえに他の芸術よりもリアリズムを表現できますし、メッセージのようなものを発信できると、私はそんな風に思います。

例えば私が活動テーマにしている「ツーリングのワンシーンを切り取る」のツーリング写真がツーリング絵画だったら…?その絵画を見て私もバイクの免許をとってバイクツーリングしてみようかな?なんて思わないはずです。

皆さまも街中の広告などで見かける写真やSNSで誰かが撮った写真をみて、ひとりの写真好き、写真ギャラリストとして向き合ってみてください。「こうゆうの好き」とあなたの心が反応することで、ご自身の写真に対する考えや意識を育むことができるはずです。

写真をみる力が成長することで、たとえばレタッチの仕上げ方や写真セレクト作業などで迷うことが少なくなると思いますよ。

今回はこの辺で!!!

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夏の天の川とツーリング写真 南房総から望む夏の天の川

ツーリング写真ギャラリー

~南房総から望む夏の天の川~

EOS6D Mark2 + EF14mmF2.8L




2019年8月 千葉県館山市

正直、星座の知識なんてほとんど無くて天の川に興味をもったのも割と最近です。

毎日むし暑い関東地方、いくら晴れていても湿度がこんなに高いのでは星空なんてキレイに見れないと決めつけていました。

何となくですが星がキレイに見れるのは冬なのかなと。

暑さにめっぽう弱い私は休日もバイクに乗る気力がわかず、かといって何週間もバイクに乗っていないとそれはそれで色々と調子が悪い。

仕方なく蒸し暑いのは変わらないけど日差しが無い分マシなナイトツーリングに出かけてみました。山は虫が多いし真っ暗闇なので、海岸線をひたすらと南下です。




もう房総半島にこれ以上の南はない…という所まで南下すると何も見えない海の向こうに視線を送り、徐々に私の目は暗がりに慣れていきます。

そして空に目をやると見事な満天の星空に大きな天の川。そしてタイミングよく流れ星がキラリと去った。

「あ~真夏なのにこんなに鮮明に天の川が見えるのか」

垂直に立った夏の天の川が日常の小さな旅を記憶に焼いてくれました。




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北海道ツーリング☆ツーリング写真ギャラリー<道東編>

~夏の北海道ツーリング~

ツーリング写真ギャラリー

前回の道北編に続いて今回は道東編でございます。

フレシマ湿原

根室市の別当賀にあるフレシマ湿原。落石岬から西へ10kmほどの位置に海岸沿いに人知れず存在する牧草地帯と湿原。僅かな情報を頼りにダート道をひたすら突き進んだところ、いきなりこの絶景でした。この年の北海道ツーリングはとても雨の多い旅程でしたが、この時だけは神様が青空を与えてくださいました。

風の音と遠くから波の音。いつかまたここを訪れたい大好きな場所です。




黄金道路

国道336号 通称「黄金道路」。海岸ぎりぎりに建設されたこの道は、打ち寄せる波に何度も破壊され年中工事している印象でしたが、近年では道路を少し内陸側にして、だいぶ改善されたようです。その昔、旅先で「襟裳岬を避ける奴は腰抜けだ」と言っているライダーがいました。その意味がよく分かるほど強風と濃霧、打ち寄せる波との戦いでタフなルートだったのです。

荒々しい風景と苦労して走りきったこと。それが私の記憶に深く刻まれています。

北太平洋シーサイドライン 東恵茶人

北太平洋シーサイドライン、それは釧路から根室をむすぶ絶景のツーリングルート。とくに浜中町から霧多布までは風光明媚で道東らしい風景が広がる区間です。今から15年前。はじめて北海道をツーリングした私は、その最果て感に圧倒されて不覚にも心細さを感じたのを今でも覚えています。

この一帯の景色は単純に「景色がいい」では説明がつかず、美しさと寂しさが複雑に織り交ざる所だと感じます。先日「時間を写真で紡ぐ」という難しい言葉を耳にしましたが、それの意味がこういった景色の中に隠されているのかもしれません。




天に続く道

知床半島の近く、斜里町の天に続く道です。現在では有名な観光スポットになってしまいましたが、かつては交通量も少なく北海道ツーリングの穴場スポットでした。知床峠はいつ行っても羅臼側と斜里側で天気が真逆であるのは有名です。この時も羅臼側から知床エリアへアプローチしたのですが、それまでは冷たいシトシト雨に心もすっかり冷たく曇っていました。しかし斜里側に降りると強い夏の日差しがジリジリと照り付けて、天気が好転しただけで気分が嬉しくなるのは不思議なもんだな…と思って撮影したのを覚えています。

釧路市阿寒町で出会った風景です。雪の重みで屋根が傷まないよう、鋭角な斜度をつけた雪国特有の建物です。現在は空き家のようですがカラフルさと雰囲気が気にって足をとめてみました。旅では人気の立ち寄りスポットや絶景を求めて走るのも良いですが、こういった自分がハッと気が付いて目に入った「好きなもの」を大切にしたいと、いつもそんな風に思っています。これは2019年のGW北海道ツーリングでの写真ですが、不思議とつい昨日のことのようです。




北太平洋シーサイドライン

この写真も北太平洋シーサイドラインです。浜中町から霧多布を目指して走っているところを走行中のコクピット風景として撮った1枚です(片手運転ではありませんよ)。この写真を撮ったときも往路は東北自動車道を自走で走りぬき、道東に着くころには3000キロくらい走っていました。いい加減(良い加減)距離を走ると脳内のガスが抜けて雑念なくクリアになる感じが大好きです。雑念とは走らせながら仕事や日常の不満を考えることなどです。本当にたくさん走り切るとガスが抜けて脳内の妄想回路が浪漫思考にシフトしていくのです。

夏の北海道ツーリング ツーリング写真ギャラリー<道東編>でした。

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北海道ツーリング 穴場の撮影スポット<道東編>

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、先日「北海道ツーリング 穴場撮影スポット<道北編>」という記事を書きましたが如何でしたでしょうか?このお盆休みに北海道ツーリングを計画されている方、その中でもツーリング写真が好きで旅の記憶に刻まれるツーリング風景を作品にしたい!と願っておられる方にお役に立てれば嬉しいです。

さて今回は北海道ツーリング 穴場の撮影スポット<道東編>と題して、北海道の魅力が凝縮されているような道東の穴場写真スポットをご紹介いたします。一応、またお断りしておきますが、あくまで究極のツーリング写真的な写真スポットでございますので…。




1.阿寒町の名もない広域農道

EOS6D Mark2 + EF70-200mmF2.8L IS

道東自動車道の阿寒ICから国道240号線を北へ7kmほど走ると道の駅【あかんランド丹頂の里】があります。そこから左に入り突き当たった道です。この広域農道は本当に純粋な農道という印象で一般の車はほとんと走っていません。この写真を撮ったときも1時間以上はこの道の周辺にいましたが1台も車とすれ違うことはありませんでした。

一見すると北海道のどこにでもありそうな景色かもしれません。しかし電線や看板なども少なく、道東らしい雰囲気が確かに存在する渋いツーリングルートです。




2.北太平洋シーサイドライン ポンポロト集落

EOS5D MARK2

道東を代表する人気ツーリングルート【北太平洋シーサイドライン】です。釧路市から根室をつなぐ道道142号線ですが特に風光明媚なのは浜中町から厚岸の辺りで最も道東の海岸線らしさを感じる道といっていいと思います。その北太平洋シーサイドラインで穴場、というか私が個人的にお勧めしたいスポットは奔幌戸(ポンポロト)という集落のエリアです。

絶景地でも有名なスポットでもありませんが、ふと足を止めたくなる素朴な風景です。内陸側の原野を入れて渋い1枚を撮ってみてください。




3.来止臥野営場の満天の星空

EOS6D Mark2 + EF14mmF2.8L

ここは以前に北海道の絶景キャンプ場としてご紹介した来止臥野営場です。最低限の設備で自然の地形を生かしたワイルドな無料キャンプ場。しかしキャンプ場としての魅力だけでなく晴れた日は満天の星空を堪能できます。

近所のサイトの焚火が消えたころ、カメラを三脚にセットして夜空の様子を撮ってみましょう。それは星空と呼ぶよりは銀河という感じです。

いかがでしたか?北海道ツーリング 穴場写真スポット<道東編>また機会をみて<道南編>も書いてみたいと思います。

お楽しみに!!

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夏の北海道ツーリング<道北>ツーリング写真ギャラリー

~夏の北海道ツーリング~

道北エリア 北海道ツーリング写真ギャラリー

逃げ水のエサヌカ線

600㎜の望遠レンズに×2エクステンダーを装着してエサヌカ線のはるか遠く、逃げ水の中から現れたライダー達をとらえた1枚です。大胆に斜めに構図して異空間を表現してみました。暑い中、2時間くらいこの場所に立って粘った写真で想い出深い1枚です。




オロロンライン

道道106号オロロンライン ただ直線なだけでなく荒涼とした原野に日本海の風景。はじめてここを訪れた2004年、大雨に打たれながら天塩川沿いを走りぬき、日本海が見えてオロロンラインに入った瞬間に急に晴れた…オロロンラインに来るとあの感動を今でも思い出します。

枝幸の国道

なんでもない国道です。有名な立ち寄りスポットでも景勝地でもありません。しかし矢羽が連なるこの国道に北海道の人々の生活風景が垣間見える気もします。こんな場所で写真を撮ろうなんて普通は思いませんが、こうして1枚の写真として見ると、これもまた私の記憶の旅風景であると感じます。




2017年8月 北海道紋別市

宗谷国道と呼ばれるR238を北上していたときでした。オオハンゴンソウと思わしき雑草の花が一面に咲き乱れている空き地を見つけました。入っても問題なさそうなのでこの場所で写真を撮ってみようと思い足を止めた…その時の自分。何年も前の出来事ですがこの1枚を見るとまるで昨日の事のように感じます。

2017年8月 北海道抜海町

オロロンラインはなぜ多くのライダーを魅了するツーリングの聖地なのだろうか?そんなことを考えても仕方がないけど、もし誰かが私にオロロンラインを1枚の写真で表せ、と言ったらきっとこんな写真を撮って「はいどうぞ」と渡すでしょう。




写真とはあの日、あの場所でシャッターを切ったからこそ旅の心象風景が心に深く焼き付くと、私はそう信じています。だからこそオートバイでの1人旅には写真は欠かせないと…そんな風に思うようになりました。写真を撮ることがツーリングの目的になっちゃっているとか、そんな事ではないのです。

ただ単純にバイクでツーリングに行くことが大好きで、その時に見た風景をいつまでも心に残したい、心に残したいからこそ写真にしておきたいのです。

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2019北海道ツーリング 穴場撮影スポット<道北編>

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、お盆休みのツーリングの準備は万端でしょうか?お盆に北海道ツーリングに行くよ!という方も多いと思われます。そろそろ週間天気予報が気になるところですよね。

私は2019年の北海道ツーリングはGWに行ってきましたので、お盆は北海道ではなく信州か東北を考えております。フェリーの予約がない旅なので直前の天気予報で決めてみたいと思います。

さて今回はツーリング写真解説ではなく北海道ツーリングの穴場撮影スポットと題して究極のツーリング写真流 おすすめの撮影スポットをご紹介してみたいと思います。まず今回は道北編でございます。




1.オトンルイ風力発電所 浜里駐車公園

はい、北海道ツーリングの道北エリアと言えばまずはオロロンラインですよね。そのオロロンラインの天塩側のエントリーポイントとして有名なオトンルイ風力発電所があります。みなさんこのオトンルイで写真を撮られていますが、ここって写真撮るの難しくないですか?

真下のダートまで入って広角レンズで撮ると風力発電のプロペラがたくさん並んでいる様子が伝わりませんし、かといってオトンルイ風力発電所の目の前にあるサロベツ原野パーキングは海側にあるのでイマイチですよね。

そんな時はサロベツ原野パーキングから6kmほど天塩側にある浜里駐車公園から撮ってみましょう。長い間隔でたくさん並んでいる細長い物…それを画面内で決定的に表現するにはどうしたら良いでしょうか?そう望遠レンズですよね。

望遠で風力発電所を引っ張ってギュッと圧縮してみましょう。この駐車場はとても広いので自分のバイクを大きめに構図しても、思いっきり後ろに下がって撮ることができます。

あれっ…いまGoogleマップを確認したらオロロンラインの名称が「萌える天北オロロンルート」に変わっていますね。なんじゃこりゃ…いつからこのような名前になったのでしょうか。




2.坂の下海水浴場 駐車場

同じくオロロンライン…いや萌える天北オロロンラインでございますが、こんどは大幅に北上してノシャップ岬に近いです。萌える天北オロロンラインを北上するとノシャップ岬方面と稚内市内へ分岐するY時の信号<坂の下交差点>があります。そのすぐ手前に地味なスポットですが日本最北の海水浴場があるのをご存じでしょうか?

その名も坂の下海水浴場。ちなみに8月に行っても誰ひとり海水浴していませんし、もちろん海の家とかもありません。しかしこの坂の下海水浴場のだだっ広い駐車場は私に言わせて頂ければ最高のツーリング写真スポットです!

空に表情があるときは広角レンズで、遠方に見える利尻富士が美しいときは望遠で!どう撮るかは貴方の感性次第でございます。

あれ…こんどは信号からノシャップ岬方面へ分岐した道道254の名称が「宗谷サンセットロード」になっているなぁ…。ここは以前から無事カエルロードと呼ばれる道でカエルさんの置物が並んでいる道なのですが…。萌える天北オロロンラインといい、なんか変だな~ 鹿の飛び出しがとても多い道なので気を付けてくださいね。




3.レンガの廃墟 秋田木材発電所

EOS6D Mark2 + SIGMA50mmF1.4ART

国道238号を稚内市内から宗谷岬に向かう途中、稚内空港の少し手前あたりで不気味に見えてくるレンガ造りの古い廃墟があります。大正2年建造の秋田木材発電所跡です。むかし木材を燃やして発電していたなんて信じられませんね。

国道238号を稚内市内から行くとレッドバロン稚内の1つ手前を右に入ります。駐車場のような広めの敷地があり、特に立ち入りを制限するような表示などはありません。夏に行くと草が高く生い茂って鬱蒼としていますので、気を付けて行かれて下さい。

ちなみに声問は稚内から少し突き出た岬になっていて、その名も声問岬なる地味な岬が存在しています。どなたか開拓してみてはいかがでしょうか?

いかがでしたか?夏の北海道ツーリングで写真を撮るスポットと言えば宗谷岬、オロロンラインのNのモニュメントか夕来展望所、宗谷丘陵のシェルロード、北防波堤ドームなどが有名ですよね?

今回は究極のツーリング写真流にどこにも紹介されていないような、穴場スポットを3つご紹介させていただきました。秘密の穴場スポットですのでこのブログを見た方以外には内緒でお願いしますね!

今回はこの辺で!!

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ツーリング写真、バイク写真の専門サイト「究極のツーリング写真」とは

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、今回はここ最近になって新たな読者様が増えたことを受けて、改めて当ブログの趣旨について書いてみたいと思います。

当ブログ 究極のツーリング写真 touring-photography.com はブログ形式のバイク写真専門サイトでございます。バイク写真といってもバイクをカッコよく撮ることがメインではなく、ツーリングでライダーが見ている旅の世界を写真作品にすることが主なテーマです。

私、アマチュア写真家の立澤重良が30年のバイクキャリア、15年の写真キャリアを経て知っているあらゆるノウハウを拙い文章で綴っております。




なぜこのようなバイク写真の専門サイトを立ち上げたか?といいますと現在、SNSなどで見かけるバイクに関わる写真の多くはツーリングのレポートの様子、愛車をカッコよく撮ったショット、この両者が大半を占めており、風景主体のツーリング写真は割合として少数なのです。

多くのライダーは通常の旅行者では見ることの出来ない素晴らしい景色、素晴らしい光景を見ています。それは人類が元来もっている旅精神に通ずるものであり、多くの現代人が忘れかけた世界です。

それをそれぞれのライダーが一人の作家として写真作品にし、世に発表して知らない人々にメッセージとして伝えられたら素敵だな…そんな思いから始めました。




もちろん私自身も一人の個人的な写真家(プロではないという意味)として「ツーリングのワンシーンを切り取る」をテーマに活動し、これからもそのテーマを追い続けて生きていきますが、1人では出来ないこともあるので賛同者や少しでも関心を持っていただいた方々に「ではどうやってツーリング写真を撮るのか」のノウハウを公開しているのです。

宗谷丘陵 白い貝殻の道

ツーリングで出会った素晴らしい景色、心に焼き付く光景、果てしない旅への憧れ、こういった世界観を「ツーリング写真」と仮に定義して、バイクや旅(旅行やレジャーではない)と縁の無かった人々へ伝えること。

写真を見て「あっバイクでツーリング、いいかも…」と1人でも多くの人にそう思っていただければ、何にも代えがたい幸福を覚えます。

もちろん既にライダーである人にも、むかしライダーだった人にも関心をもって頂けたら嬉しいです。




「高速のSAで日曜に多くのツーリングライダーを見かけるけど、その時は関心をもてなかった。しかしあなたの写真を見て私も免許をとってバイクでツーリングしてみようと思いました」とある方に言って頂けたのが最高に嬉しかったです。

オロロンライン

むかし鉄道写真は鉄道車両にフォーカスされた割と閉鎖的な写真ジャンルでしたが、中野精也先生の「ゆる鉄」で鉄道のある風景というジャンルが確立されました。これにより鉄道とは無縁だった人々に鉄道風景の魅力が伝わり、たちまち鉄道写真はブームになり広まりました。

それに似たことをやってみたいのです。バイクの魅力、ツーリングの魅力を我々ライダーが誰かに伝えなくては…という使命感に似たものを感じております。もちろん全ての人にバイクに乗ることをお勧めする訳ではありませんが、1000人に1人の割合でもいいから生きることに疲れ切っている人を救えたらいいな…そんな風に考えております。

賛同して頂ける方は当ブログでツーリング写真の撮り方をあらゆるアプローチで解説しておりますので、私と一緒に「ツーリング写真」を盛り上げていきませんか?もちろん見るだけでもOKですよ。

参加方法は簡単です。入会手続き不要、会費0円。参加表明も不要です。このブログ touring-photography.com をブックマークするだけです。

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