不快な歪みを回避!超広角レンズの使い方<中級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、秋のツーリングシーズンを楽しまれていますか?

私が過去に運営していた某無料ブログは読者層の年齢、性別などのアクセス解析があったのですが今使っているWordPressだと時間帯やリピート、国籍などは出るのですが年齢層が分からないんですよね。きっと以前のブログと同じような感じで40~50代の男性が中心だと予想しておりますが如何でしょう?

ちなみに私は第二次ベビーブーム世代のド真ん中で子供の頃にガンダム(最初のTVシリーズ)やらピンクレディーやらB&Bやら見ていた世代です。まあガンダムは今でも見ていますが…。人生の折り返し地点にきて数年経過といった感じです。

40代というのは長距離ツーリング時の体力の低下や唯一の自慢だった視力さえも衰えて寂しいことばかりのようですが、ようやく自分という人間が何者なのかが見えてきた気もして楽しいです。

むかしは天命とか信じない方でしたが、過去の転職の失敗やら青天の霹靂としか思えない出来事などを経験し、現在の自分は何かに導かれている、天命を全うして生きていくべきだ、そういう星の下に生きているんだ…などと考えるようになりました。

結局、好きなことや子供の頃から得意だったことにヒントがあって、望む道を歩む以外にないのだなと感じます。収入だの世間体だの現実を考えて、望む道から目をそらして歩めばたちまち脱輪やスタックを起こすようにできているんだなぁ~と拙い人生経験で学びました。

 




 

さて今回のツーリング写真 撮り方解説は<中級>ツーリング写真のカテゴリーで超広角レンズの使い方の解説です。使い方というか単純に歪みが強いレンズをどうツーリング写真に使うかという簡単な内容でございます。

 

こちらの作例をご覧ください。早朝の嬬恋パノラマラインでの1枚ですが逆光を利用して景色をドラマチックに、そして路面に延びるバイクの影を撮った写真です。使用したレンズはキャノンの超広角単焦点レンズ EF14㎜F2.8Lでございます。

この写真はバイクなしの風景写真では作品として構成できたのですが、ご覧のようにバイクを登場させてツーリング写真を創作したところ、私個人としては納得のいく写真にならなかったのですが…まあソレは置いておいて、R1200GSアドベンチャーのフォルムに注目です。

超広角レンズ特有の樽型の歪みが画面の四隅に強く存在するEF14㎜F2.8Lです。この位置にばっちり車体がきているのでR1200GSアドベンチャーの後ろ半分くらいが、グニャリと歪んでしまいました。

レンズの歪みは空や海なら気にする必要はありませんが、こういったバイク、車、建物などの人工物は特に不快に出てしまうものです。しかし場合によっては不快ではない歪みというのも無くはないので必ずしも歓迎すべきでないと決めないようにしましょう。

この場合の歪みは見る人によって捉え方に差が出そうですが少なくとも写真に詳しい人が見たら少し気になると思います。

レンズの歪みがLightroomやDPPのような画像処理ソフトで修正することも可能です。このときプロファイル補正のメニュー内に使用したレンズの機種がちゃんと存在しているか確認しましょう。

ここで注意点!ソフトによる歪み修正は伸びた方向には修正できません。この写真のようにR1200GSを奥行方向に斜めに置いてしまうと、パース自体は歪み補正の対象とはならないため、間延びしたようなロングホイールベースを元には戻せないのです。

この写真をLightroomで歪み補正してみましたが、バイクのフォルムは大きく変化ありませんでしたので、その写真は載せません…。

 




 

では超広角レンズを使用したツーリング写真を撮るにはどうしたら良いでしょうか?一番のお勧めはバイク米粒構図、バイクミジンコ構図といったバイクを小さく写してしまう手法です。次に歪んでもおかしくないアングルを探ること。

このどちらも出来ないシーンではこうしてみましょう。

 

はいこんな感じです。少し引いてR1200GSの位置を中央に近づけてみました。日の丸構図まではいきませんが画面の中心付近であれば超広角レンズといえども歪みは最小限です。

それと影がかなり歪んでいますが個人的には影は歪ませた方が面白い写真だと思いますよ。

 超広角レンズをツーリング写真で使う場合のポイント

1.画面内でバイクを小さく撮ろう

2.歪んでもカッコ悪く見えないアングルを探ろう

3.バイクを斜めに置いた場合、ソフトの歪み補正は効果が期待できない

4.少しひいて日の丸構図を試してみよう

やはりツーリング写真といえば風景写真です。風景といえば広角レンズの出番が多いものです。高価なものでなく良いので超広角と呼べるレンズを1本持っておくと良い写真が撮れる機会が増えるかもしれませんよ?難しそう?いいえ、今回書いたことを忘れずに実践していただければ大丈夫ですよ。

それではまた!

 




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たった5分で消えた絶景。逃してはいけない!シャッターチャンス

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、突然ですがカメラは今後、どのように進化していくのでしょうね?

古くから存在するカメラメーカーは従来通り光学系や連写性能や画像エンジンの開発を今後も進めていくと思います。しかしそれらは既に成熟域であり、どこかのポイントで劇的に何かが進化するとは考えにくいですね。

私が想像するにはアップルのSiriやIBMのWatsonのような人工知能(AI)を搭載したカメラが登場し撮影者と会話しながら撮れるカメラが出てくるのではと思います。

AIカメラは撮影者の意図をくみとりフレーミングや構図をも画像処理ソフトで加工してしまう。運動会なら我が子の顔を事前にAIに認識させて、どんなシーンでも間違いなくAFを追従させる。「もっとカッコよくバイクを撮って」とか「もう少しドラマチックな感じで風景を」なんて具合に簡単にカメラに注文すれば、その通りにやってくれる。そんな夢のようなカメラが登場するような時代は、実はそう遠くないと思います。

夢のような…?本当に写真が好きな人にとっては悪夢のような時代とも言えるかもしれません。多くの人はボーナスで新型のAIカメラを買って、旅行やツーリングでそのカメラで写真を撮る。構図やらフレーミングやら面倒なことは全てカメラのAIに丸投げで撮影者はカメラに向かって注文を言うだけ…。これでは個性を打ち出したり、作品に感情をこめたり、見る人の心を揺さぶる作品なんて無理ですよね。

光学系やメカはカメラメーカー製、AIはアップルやIBM製、画像処理はAdobe製…そんな次世代型AIカメラが登場する日がきたら、我々オールドスタイルの写真家はAIカメラなどに負けないよう、人の心にうったえる作品を生み出せる能力が、現代よりもより要求されると予想されます。

同時に綺麗に撮ることや、計算されたような構図やデザインだけに執着して撮っていた人は、AIカメラの登場によってたちまち存在価値が問われてしまうでしょう…。いくら上手に撮っても「これは新型のAIカメラで撮ったのですか?」と聞かれたらそれまでですからね。

 




 

さて今回は風景写真におけるシャッターチャンスのお話です。

こちらの作例をご覧ください。嬬恋パノラマラインでの夕景のシーンです。斜めに差し込む夕刻の太陽光が印象的です。特に中遠景にある緑の木々に光が当たる様子が気に入ったのでライダーも登場させた写真を撮ろうと思いました。

 




 

ところが!カメラを三脚にセットしてアングルを調整しタイマーのセットをして撮影を開始したころには、ご覧のように中遠景にあった木々の光は無く、日陰になってしまったのです。Exifデータを確認するとこの2枚の写真の撮影時間の差はわずか5分です。たった5分で太陽はあっという間に傾き別の風景に変貌してしまったのですね。

シャッターチャンスという言葉を聞くとスポーツシーンやスナップを思い浮かべるかもしれません。しかし風景写真においても刹那の瞬間は存在していてイメージを作ったときの風景は必ずしもモノにできるとは限りません。特に夕日や虹などはあっというまに消えてしまうものなのです。

はい、今回はコレだけ!

次回は紅葉の撮影シーンを使った構図の解説をいたします。お楽しみに!

~本日の毎日100ショットスナップ~

北海道ツーリングで撮った「ツーリングスナップ」です。廃船置き場で出会った風景。船首部分によって朽ちた木の質感を表現してみました。

 





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使える!日の丸構図~引いて撮るコツ<中級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、当ブログは皆さまに支えられて開設から1年になりました。開設当初はSEO順位が全くカスリもせず、無料ブログと違って新着紹介とかもないので、まったくアクセスが有りませんでした。そんな中でも見て頂ける方々はSNSで私と繋がっていた方だけだったと思います。

やがて記事数が増えるにしたがって、特定の検索ワードで上位表示されるようになり、少しづつアクセスも増えユーザー(ブックマークして頂いている方)様もだいぶ増えたと思います。

いつも見て頂いている皆さま、このような偏った内容と読みにくい文章のブログにも関わらず、本当にありがとうございます。

これからもブレることなくツーリング写真という文化の成熟を目指して精進していきたいと思います。

ところで以前にも書きましたが「教えれば学べる」という私の考えついた言葉があるのですが、これは誰かに物事を教えると自分自身もあらためて何かを学んでいるという意味です。当ブログでは写真に関わること、ツーリング写真のことを解説することによって、同時に私自身が多くを学ばせていただいております。

人に上手に説明できないようでは本当に理解していない…そんな風に思います。これは仕事でもよく感じることで、新人さんが入ってきて1から教育をしていると初歩的なことにも関わらず上手く説明できない時があります。そんな時、もう一度勉強したり難しいことを簡単に説明するにはどうしたら良いか考えたりします。「教える、説明する、教科書をつくる」という事に人一倍、興味がある人間なのかもしれません。

 





さて、また前置きが長かったですが今回は<中級>ツーリング写真として写真のキホンと言われている「被写体に寄る」の反対、「引いて撮る」について解説いたします。

 

EOS6D Mark2 + EF35㎜F2 IS

9月に志賀高原にツーリングに行った際、志賀草津道路が開通時間になる前に立ち寄った群馬県嬬恋村の嬬恋パノラマラインの近くで撮った1枚です。

まぶしい朝日をあびるキャベツ畑を背景に、ライダーを主役にした写真を撮ってみました。ライダーを主役に写真を撮る場合はセオリーに従えば中望遠あたりで絞りは開いて背景をボカし…となります。しかし、ここでは嬬恋パノラマラインでの早朝の空間を表現したかったので風景の割合を多くとるため「引いて撮る」を実践しました。

写真の基本である「寄って撮る」は実はそれほど難しいことではありません。特定の被写体があれば枠にかかるまで寄れば大抵はOKです。引いて撮るは難しいです。と言うのも本来はフレーミングで除外したはずの余計な要素や無駄な空間が、再び画面内に入ってくるので、これらの処理を丁寧に行わないと「寄れなかった写真」になってしまうのです。

「引いて撮った」と「寄れなかった」は同じのようで大違いです。

例えば引いたことによって逆光に照らされたR1200GSアドベンチャーの影を構図内に収めることが叶ったのですが、後輪より後ろにある部分は草の影があったから良いですが、もしこの草が無かったら何も無いただの地面で無駄な空間が生まれてしまいます。

このように画面の四隅と慎重に相談しながら引いていかないと、歓迎できない要素が画面内に入ってしまうのが「引いて撮る」の難しさなのです。

 




それともう1つ。引いて撮ると当たり前ですが被写体は画面内の割合として小さくなります。そのままでは被写体の存在感は弱まり、作品の主題が何なのかボヤけて、たちまち印象の薄い写真に陥ります。そこで!妙案をご紹介いたします。

つい先日、日の丸構図の有効な使い方を投稿しました。実は日の丸構図は引いて撮った構図において小さくなった被写体の存在感を再び強めるのに大変効果的なのです。上の作品ではちょうどモデルの頭部が画面の中心になっています。恐らく、誰の目にも写真の主題はライダーであることが伝わると思います。

よく見かけるツーリング写真では風景の全体とライダー(バイク)の割合をうまくコントロールできず風景が撮りたかったのかバイクが撮りたかったのか良く分からない印象の薄い写真になるのが大半です。通常は風景主体のツーリング写真を撮るのか、ライダー(またはバイク)主体のツーリング写真を撮るのか?の二択ですが、この引いて日の丸構図作戦を使えば、風景もライダー(バイク)も!!の夢が叶う写真になりますよ。

いかがでしたか?中級以上の方は被写体に寄るだけでなく、慎重に「引いて撮る」テクニックを身に着けて、なおかつ存在が弱まった被写体を日の丸構図の採用で補って素晴らしいツーリング写真を撮ってみて下さいね。

ちょっとした裏ワザのご紹介でした。

ぜひ次のツーリングで実践してみてくださいね。それでは!

 





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日の丸構図はダメではない!使えるツーリング写真構図を徹底解説

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、今年は本当に台風や災害の多い年ですね。

これではせっかくのツーリングシーズンも休日は悪天候だったりしてジレンマです。NEXCOでやっているETCの割引サービス ドラ割りのツーリングプランは11月30日までだそうですよ。休日のお天気を願って有効活用したいですね。

ところで先日、志賀高原へ日帰りツーリングしたときに開通したばかりの外環の高谷ジャンクションから三郷南までの区間を初めて通ってみました。開通する以前は千葉から関越自動車に乗る場合、首都高速湾岸線からレインボーを渡り5号池袋、美女木で外環。もしくは京葉道路から都心環状線で5号池袋でした。

私の場合は知る人ぞ知るルートで京葉道路の市川で下道に降りて矢切や松戸を抜けて外環の終点だった三郷南まで走るパターンが多かったです。

しかし、そんな苦労や首都高環状線を走るストレスから解放され、高谷~三郷南区間の開通で極めて快適に関越、東北、常磐へとアクセスが可能になりました。工事に関わった全ての人に感謝ですね。

 




 

さて今回は超!初心に帰りまして<初級>ツーリング写真解説として構図のお話です。究極のツーリング写真の解説は難しい、分からない、マニアック過ぎる…というご意見がたぶんあるであろうと予想していますので、今回は簡単な内容でいってみたいと思います。

EOS6D Mark2 + EF14mmF2.8L

どんな初級者の方でもこんな話を聞いたことがあると思います。「構図をつくるときは被写体を真ん中に置かないこと」。被写体を真ん中に置いて撮る構図を日の丸構図と呼びます。

これは被写体は画面内において中心よりも少しずらすのが美しい、という写真に限らず芸術分野の全般に知られる基礎的なことです。ど真ん中や二等分は避けましょうねという話です。

少し前に知識として覚えた基礎やルールのような話は絶対厳守しないこと。知識に縛られないこと。という投稿をしました。

確かに日の丸構図は多くのシーンで避けた方が良いと言えそうです。しかし表現したいことを明確にする一つの手段として有効であることも忘れてはいけません。

私は個人的に「日の丸構図は避けましょう」がこれほど有名にされてしまうほど、日の丸構図が悪とは思いません。

上の作例をご覧ください。志賀高原の北側にあるトリッキーで風景明媚な舗装林道 奥志賀林道でのひとこまです。

たくさんの木々にかこまれ、その合間から太陽光の差し込むシチュエーションです。私はこのたくさんの木々に囲まれ…を表現したいと思い、ここで撮影を開始しました。

しかしどうでしょう。セオリー通りにバイクを置く位置を中心を避けて三分割の位置に配置させてみました。でも何だか釈然としません。

 




 

EOS6D Mark2 + EF14㎜F2.8L

そこでバイクの位置を試しに中心に置いて撮ってみました。どうでしょう?たくさんの木々の様子がEF14mmF2.8Lという超広角レンズの特性により、中心から放射状に広がる感じが表現できました。

不思議なことに「わざと真ん中に置いたんだな」という事が見る方へ伝われば、変な写真にはならないものです。日の丸構図に限らず写真に関わるあらゆる事は、一般に避けるべきと言われることでも理由があって敢えてやっているならOKである事が多いです。

日の丸構図のメリットはメイン被写体や表現したいものを明確にさせる手段としてとても有効だと言うことです。上の写真の場合はたくさんの木々の様子をバイクを中心に置いたことで観賞者の視線の始点(やっぱややこしい説明だ)がバイクになり、結果放射状になって印象的な写真になりました。

もし現場で難しいと感じるようでしたら簡単なやり方があります。まずセオリー通りに3分割構図で撮ります。次に日の丸構図を撮ってみましょう。その次にどちらとも言えない比率も数枚撮っておきます。そして帰宅後にどのカットが最良かじっくり選別してみましょうね。このやり方、実はすごく勉強になるのでオススメなんです。

今回はこの辺で!!

 




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~本日の毎日100ショットスナップ~

EOS6D Mark2 + EF35mmF2 IS

奥志賀林道で撮った紅葉した木です。太陽の位置をフレーム際でカットして光量を調整するテクニックを使いました。この詳細はまた別の機会に解説しますね。

ツーリング写真ギャラリー【旅にさそう道】

EOS6D Mark2 + SIGMA150-600mmF5-6.3DG

 

いつからだろう

美しい夕日を目撃したときに

空ではなく夕日に照らされる道に

心惹かれるようになったのは?

夕日はツーリング写真家にとって最高のショータイムだけど

空だけ見ていては少しもったいない

沈む直前の僅かな光をもった夕日、その光が道を照らせば

それだけで「帰り道」を予感する写真が撮れる

いつからだろう

こんなことに気がつくようになったのは

 




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↓↓↓撮影地↓↓↓

志賀草津道路から嬬恋パノラマラインを通って上田菅平ICを目指して走っていました。国道144号線の峠道、鳥居峠。特段景色のいい道とは感じないけど、たまたま通りかかった時に沈む直前の夕日がアスファルトを照らしていました。こういった作品は「撮りに行った写真」ではなく本当の旅のワンシーンと言えるかもしれませんね。

インスタ映えバイク写真 ポージングを極めて究極の自撮りバイク写真を

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、ツーリング写真で自撮りをされていますか?自撮り、インスタ映え、フォトジェニックなどSNSの普及に伴いムーブメントとなった用語はもうお馴染みですよね。

フォトジェニックは写真家の間では古くから使われていますが、自撮りはセルフポートレートが正しい用語でしょうか。ちなみに絵画だと自画像になると思います。

自撮りと聞くと、何となく意識高い系とかナルシストっぽいとか少しバカにする人がいますが、私は自分の顔を自信もって写真にするのは素敵なことだと思います。





さて今回はSNSなどで言われている自撮りとは少し意味合いが違うのですが、ツーリング写真における自撮りのお話でございます。

EOS1Dx + EF14mmF2.8L F2.8 15SEC ISO1000

ツーリング写真における自撮りとは?

風景の中にバイクだけだとバイクがオブジェ化してしまいツーリング(旅)としてのストーリー性に乏しくなってしまうので、それを補う意味でライダー(旅人)を登場させる、しかしソロでツーリングしている人は自分を撮るしかないのでセルフ撮影となるのですが、これをツーリング写真における自撮りと定義したいです。

もちろんライダーの姿なしでバイクだけでもツーリング写真は成立しますが、バイクのオブジェ化を回避するためヘルメットやグローブなどの小物を駆使したりと、何かと手間のかかる、それはそれで難しい撮り方だと感じます。

そんな手間をかけるなら、自分の姿を旅人と見立てて画面内に登場させた方が、明快なツーリング写真として成立する訳です。

唯一、難しいのは写真の世界ではポージングと呼ばれるモデルの姿勢です。上の写真ではコントラポストと呼ばれる基本的なポージングを使っています。片方の足に体重をのせて体全体をS字曲線にするスタイルですが様々なシーンに使えるので姿見で事前に習得してみてください。

SNSなどで良く見かけるのは背中を見せているだけのポーズですが、普通に棒立ちしてしまうと何か間抜けな印象に陥ります。

自撮りの際のポージングは例え背中であっても演じ切らなくてはいけません。少し大げさにやるくらいが丁度よいのです。背筋をピンと伸ばし顎をひき凛とした気持ちで挑んでください。

シャッターはセルフタイマーでは急がされてしまい、その慌ただしさが背中に不自然に出るのでオススメできません。リモコンも押す瞬間に不自然になるのでコレもオススメしません。私の場合は設定した間隔と回数で撮影してくれるインターバルタイマー機能を使っています。

インターバルタイマーが内蔵されたリモートコントローラー

 




 

EOS1Dx + SIGMA150-600mmF5-6.3DG F6.3 1/640 ISO100

これはポージングというよりは何かをしている仕草を演出しています。これはもうアイデア勝負です。この作品ではリアシート上に荷物をパッキングしている様子として撮ってみました。ツーリングなら荷物は重要な関連アイテムなのでツーリング写真として効果的です。

その他、地図やレインウェアーなどもツーリングと関連したアイテムなので仕草の演出として使えます。どんなシーンを演出するかはその場で考えても良いですが、事前に頭の中にアイデアをたくさん在庫させておくと、いざという時に選択肢をたくさん持つことができます。

その他にもライダー同士で会話している様子、車体にまたがる瞬間、キックスタートを蹴るところなんて素敵な絵になります。

EOS1Dx + SIGMA150-600mmF5-6.3DG

自撮り、ポージングは写真における演出です。

時としてナチュラル派と呼ばれる演出を許さない考えの人に否定的な意見を受けるかもしれません。

写真とはありのままを写すナチュラルであるべきだ!という考えは私も分かりますが、写真である以上は完璧なナチュラルというのは無理で演出の加減は個人の自由であり、決して他人が介入するべきではないと考えます。

万人ウケを狙うと言ったら聞こえが悪いですが、自分の世界を純粋に貫いて何も反応が無ければ寂しいと思います。また、その事を自分で認められる写真家も稀だと思います。それを踏まえて自分なりに演出について確固たる考えを持っておくと良いかもしれませんね。

インスタ映え、自撮り、いいじゃありませんか!自由な発想で素敵なツーリング写真を撮りましょうね。当ブログがお手伝いいたします。

ではまた!




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これは役立つ!<裏ワザ>ひと工夫で余計なものを隠すテク!

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、以前に<初級>ツーリング写真の解説で、足元をよく見て前景に使えそうな被写体を探してみましょう、見つけたら画面に入れて構図に奥行を与えてみましょう、という解説をしました。

今回はそれと同じ手法を使って画面内に存在する邪魔なもの、余計な要素を隠してしまう裏ワザをご紹介いたします。

困ったときに役立つ手法ですので、ぜひ覚えてくださいね。

こちらの作例をご覧ください。実は何日か前にアップした彼岸花の撮影スポットのすぐ近くなのですが、彼岸花のポイントで人が多く撃沈された帰りに「おっ、ここも良い雰囲気だな」と思いR1200GSアドベンチャーを停めて撮ってみることにしました。

 




 

天気は晴れなのですが竹林が鬱蒼と濃く生い茂り、常に日陰なので苔むした路面が不気味さをも感じさせます。こういったシーンでは写真撮影における光源の1つ「差し込む光」を狙えるチャンスが隠れています。木々の合間などから僅かに差す光線や一部だけ明るくなっている地面などを探してみましょう。

雰囲気が良いなと思って足をとめた場所は、特定の被写体が気に入った場所と違いフレーミング、構図、アングルに悩まされるものです。情景をよく見て感動と言語化を意識してみましょう。この作例の場合は光が存在している部分を縦構図の画面の中央に配置して「暗い中に光がある空間」に主題を置きました。日の丸構図です。

…しかし良く見てみましょう。このシーンにはあってほしくない邪魔なものが写っていますね。

横に走る電線が邪魔です。暗いエリアで沈んでくれれば無視できますが、運悪く光が差し込んでいる部分に存在するため非常に目立ちますね。

さあ、どうしましょうか?仕方がないからコレで作品としてフィニッシュにしますか?いいえ、やれることは全てやりましょう。簡単に諦めたらそれはただの妥協です。

もういちど自分の周囲をよく観察してみましょう。足元を探して前景を探すときと同じように、使えそうなものを発見したらソイツで隠せないかアングルを探り当ててみて下さい。

 




 

どうでしょうか。

この時は小径にはみ出た笹を発見したので、それを手前において電線が目立つ位置に重ねてみました。電線は完全に隠れたわけではありませんが、ご覧のように気にならなくなりました。これは笹の葉に当たっているハイライトが存在感が強いからです。

ただし当初の狙いだった光のある空間を日の丸構図で撮った写真は失われて別の写真になってしまいました。これについては1枚目と2枚目の写真のどちらを採用カットにするか帰宅してじっくり考えるとしましょう。

いかがでしたか?以前にLightroomレタッチ解説でスポット修正で余計なものを消す方法を解説しましたが、あんなやり方よりもずっと良い手法なのでオススメです。我々アマチュア写真家は採算度外視で1ミリも妥協せずに撮影に挑めるのです。メンドクサイと感じるようなら、それは写真の本当の喜びを未だ知らないだけかもしれませんよ。

それではまた!

 





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ドキッ!近くで広角と離れて望遠…この違い説明できる?<初級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、当ブログは読者の皆さまに支えられて間もなく開設から1年になります。究極のツーリング写真の開設当初は私自身がブログ運営者として初心者でしたので、今も酷いものですが当初はめちゃくちゃ見にくいブログを書いていたなぁと感じております。

このブログはサーバーと契約して独自ドメインで運用していますので、個人でのブログとしてはかなり本格的な構造なのですが、どうにもCMSツールのWordPressが使いこなせていない…というのが現状であります。もっと色々と勉強せねばツーリング写真を世に認知されるまでの道は遠いままです。

さて今回の<初級>ツーリング写真解説ではレンズの焦点距離について初歩的なお話をいってみたいと思います。なるべく初級者の方に分かりやすいよう簡単に説明できるよう頑張ります!

レンズとは焦点距離といって遠くの物を大きくする望遠、逆に小さくして範囲をワイドにする広角があります。どちらでもない肉眼に近い焦点距離を標準と呼びます。これら焦点距離が調整できる機能のことをズームと呼ぶのは既にご存知かもしれませんね。

知ってる知ってる、いろんな解説書に書いてあるもんね~!では質問です。望遠で離れて撮った写真と広角で近づいて撮った写真、どちらもオートバイの大きさや基本構図を同じとした場合、この両者の違いは何でしょうか???

 




 

焦点距離35㎜

この作例をご覧ください。35㎜広角レンズを使用して木漏れ日が差し込む舗装林道のシーンを縦構図でとらえた写真です。バイクからカメラ位置までの距離は6~7mくらいです。

 

焦点距離200㎜

次にこちらの作品をご覧ください。先ほどの写真と全く同じ撮影地ですが、さらに40mほど下がっています。こちらはレンズを変えて焦点距離が200㎜の望遠レンズを使用しました。オートバイの大きさや基本となる構図はほぼ同じです。

さあ、何が違うでしょうか?1枚目の35㎜広角レンズの写真はボツカットで、2枚目の200㎜望遠レンズで撮った写真が採用カットなので、2枚目だけはLigtroomでレタッチ仕上げしましたので、色合いが違いますがそこは加味しないで考えてくださいね。

う~ん、違うのは確かだけどウマく言葉では説明できないなぁ。という方はどちらが良い写真に見えるか考えてみてくださいね。

 




 

正解を一言でいうと圧縮が違います。望遠と聞くと遠くのモノを大きく、と言うのが一般的な解釈ですがその言葉に縛られてしまうと実際の撮影シーンで望遠の使い方が良く分からなくなります。遠くのモノを大きく、も間違いではありませんが目の前の情景の全体を圧縮するという言葉で覚えましょう。

逆に広角の場合はワイドにとか広範囲にといった解釈が一般的ですが、こちらは目の前の情景の全体を広げると覚えましょう。

圧縮したいのか広げたいのか、あるいはどちらでもなく肉眼のような自然さにするのかは、あなたが気に入った情景や被写体の特長をどのように写真にするかイメージして決めましょう。

1枚目の写真は木の本数が多く、地面に差す光の斑点の間隔がまばらです。2枚目の写真は木の本数は少なく地面に差す光の斑点は密集しています。40mくらい下がって撮ったので、そもそも1枚目には写っていない部分である道のクネリ具合も画面内に入りました。

えっ??ちょっと待って!広角レンズがワイドに写るんでしょ?望遠を選んだのに何故に1枚目では写らなかった部分が入ってきたの?逆じゃね??ハイ、不思議ですよね!ここテストに出るので注目。

当初、風景を圧縮する目的で望遠レンズを選んだのですが、バイクの大きさを35㎜の時と同じような大きさで撮りたければ後ろに下がる訳ですが、この写真では40mくらいは下がったので、そもそも35㎜の時ではカメラよりも後ろだった景色が画面内に入ってきたのです。だから一概に望遠は景色の範囲を狭めると決めつける事もできないのですね。

私はこの場所に着いたとき、路面に差し込む木漏れ日の様子が綺麗だなと思いました。この様子を写真にしたいと思ったのでR1200GSアドベンチャーを停めて路面が主題になる写真の撮影を開始しました。

よく観察すると規則的に光が差し込んで模様になっていたので、この様子を強調して印象的にしようと思いついたので、光の斑点状の間隔を詰める目的で望遠レンズを選択したのです。

ここで撮りたいと思った場所の特長をよくとらえ、どんな風に撮りたいのかイメージを先に作るのが大変重要です。その為の手段の1つとしてレンズの焦点距離があります。特徴を見て感じたことをどう見せるか?

広角は広げる、望遠は圧縮する。これらの特長を表現方法の1つの手段としていつでも使えるように覚えておきましょうね。

今回はこの辺で!!





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↓↓↓撮影地↓↓↓

千葉県市原市の南部から山間を抜けて鴨川市へ抜ける人気のツーリングルートです。途中に養老渓谷や日蓮宗清澄寺などあり海に出ると日蓮の生まれた地である鯛の浦の誕生寺があります。途中、道幅が極端に狭い区間があり対向車もあります。動物の飛び出しに注意。バイクを停めて写真を撮るなら山ヒルやマムシにも気を付けてくださいね。

実は上級者ほど縛られている?知識や経験からの呪縛<上級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、いつも当ブログを見ていただき本当にありがとうございます。

いつも楽しみにしている方、本当に感謝です。別に楽しみじゃなけど役立つ情報がたまにあるから見に来るよ!という方も、あまり好きじゃないけどつい見にきちゃうんだ、という方もありがとうございます!!

そして初めて究極のツーリング写真を見に来ていただいた方、当ブログはツーリング写真を極めてバイク旅の魅力をひろめていきましょう、という趣旨のブログでございます。かっこいい愛車自慢の写真、ツーリングの記録としての記念写真。それらも素晴らしいですが発表する範囲が限られてしまいます。

究極のツーリング写真では愛車自慢やツーリングの記念写真とは違う、バイク旅の魅力を伝える作品作りを目指しております。オートバイの素晴らしさを知らない人々、またはかつて乗っていたけど忘れかけた人々に「バイクの旅は素晴らしいですよ」というメッセージを発信できるような、そんな写真の撮り方を解説しております。

 




 

さて今回は久しぶりに<上級>ツーリング写真解説として、知識や経験が邪魔をして表現の可能性が制限されていないか今いちど見直してみましょう、という内容でございます。

解説に使用する作品は2018年の8月に行った北海道ツーリング 宗谷丘陵の白い貝殻の道の写真です。

白い貝殻の道とは北海道の宗谷丘陵(大半は牧草地帯)にホタテの貝殻を細かく砕いて砂利の代わりに敷き詰めた道のことで、真っ青な空と緑の丘陵地帯に映える純白の道が、まるで絵葉書の世界のようで近年になって北海道を旅するライダーの間で人気なのです。

 

EOS6D mark2 + EF70-200mmF2.8L F25 1/13 ISO100

今年の8月の北海道も天気は不安定で行程の半分以上は曇天か雨でした。それでも災害のような天候に合わなかっただけラッキーだと感じますが、やはり晴れて欲しいなぁと望むのはライダー共通の願いですね。

この写真を撮った日、おっ今日はいよいよ夕日が見れそうだな、と思いキャンプ場には戻らず思い入れの深い宗谷丘陵へとR1200GSアドベンチャーを走らせました。

夏の北海道ツーリングで夕日の時間といえば18時半から19時です。通常ならキャンプ場に戻って夕食の支度か温泉へ、宿なら部屋でゆっくりして食事の時間ですよね。しかし人と違った風景写真を手に入れるには人と同じ時間に行動してはいけません。

夕食や温泉をどうするかは後で考えるとして、優先すべきは最高の時間帯をどこで過ごすかです。

と、言いながらも実はこの時は少し失敗していて宗谷丘陵の風車地帯でスポットを探していたら時間を浪費してしまい、やはり白い貝殻の道で撮ろう!と思い向かった頃には時刻は18時をとっくにまわっていました。

この場所に着いたとき、さすがに少し焦りました。直感的にこの美しさは既にピークだと分かったので、どう撮るかをあれこれ考える時間はないな!と思ったのです。ただしこのシーンの最大の魅力は単純明快で美しい夕日に照らされた貝殻の1つ1つが輝きを放っていたこと、もうソレ以外はないな!と感じました。

という事で不幸中の幸いで悩むことなく数秒で頭の中でイメージを作ってキャノン望遠ズームレンズEF70-200mmF2.8LⅡを取り出しました。この光景が本当に美しすぎて不覚にも込み上げてくるモノがありましたが、感情に潰されると思考が鈍るのを知っているので冷静さを保ちました。

白い貝殻の道は夕日に向かって美しいS字曲線を描いていて、最も美しく輝く理想的なアングルはややハイアングルでした。太陽光の入射角度に対して反射する白い貝殻の道の臨界角を考え強く輝く角度を探るのですが、そんな理屈などは実はどうでも良く、「あぁ綺麗だなぁ、本当に綺麗だ」と言葉に出したり、作品タイトルを考えながら撮る方が重要だったりします。

 




 

実は太陽よりも上のポイントには青い空も美しく残っていて、赤く焼けている部分とのコントラストも素晴らしかったです。しかし輝く道の存在を絶対的にするため太陽から上の空は潔く削ぎ落してみました。

ここまでは特段なにもしていない普通の構図です。ここで納得してシャッターを切っては面白くありません。「あと何をすれば良いかな?最高のシチュエーションを逃したくない、まだ何かやりたい!」そう考え、目一杯に絞り込んでピントピークをうんと手前にして貝殻の様子を強調してみました。

キャノンEF70-200㎜F2.8LⅡレンズの最小絞り値であるF25まで絞り込みました。絞り込んでピントピークを被写体の手前にするパンフォーカスとはまた違った表現手法です。

ここで写真について詳しい上級者の皆さまなら既にお気づきだと思います。そう、絞り込んで撮ると回折現象(別名 小絞りボケ)という画質低下を招くのです。具体的には少しボヤっとしたシャープさに欠ける画像になります。この写真にも起きています。絞りんだ割には遠景がやたらボヤけていると思いませんか?

回折現象とは絞り羽の裏側に光が回り込んだことにより発生する光学的な現象であり、一般的にセンサーサイズが小さいカメラで顕著に画像に出やすいと言われます。そして特に逆光で発生しやすいとも言われます。

このシーンではド逆光ですが、センサーサイズは35㎜フルサイズを搭載しているEOS6D Mark2です。しかしフルサイズセンサーのカメラが回折現象を気にしなくてよい限度はF16くらいだと思います。F25で画面内に太陽があるド逆光なら回折現象は避けられません。

こういった時、知識としてソレがあると「これ以上絞ったらダメだ」と決めつけてしまいがちです。不思議なことに人間は真面目なのか教わったことを無意識に絶対厳守してしまう癖があるのです。

回折現象なんて出ていいから手前の貝殻の様子を強調したいんだ!という選択肢が持てるよう自らの知識や経験に縛られず思い切った撮り方ができれば素晴らしいですね。(もちろんこのシーンの場合、絞りを開いて輝く貝の道をボカすのもアリですが、この時は絞り込んでその様子を明らかに表現してみました)

つい縛られてしまう…。一般的な写真に関わる話は回折現象に限らずたくさんあります。例えば逆光ではゴーストやフレアが出てしまう、風景に海があったら水平にすること、感度を上げるとノイズが多くなり画質が悪くなる、三脚を使わないと手ブレを起こしてしまい失敗写真を生んでしまう…などなど、他にもたくさんあります。

もちろんこれらは大抵の場合は正しい知識で守るのが原則と言えます。しかし全ての撮影シーンで絶対的に守らねばいけない!というのは少し勿体ない話です。レンズゴーストやフレアが出たって作者が気に入って演出として使えばOKですし、感度を上げ過ぎてノイズが多くなってもソレより大切な事が写っていれば良いではありませんか。

極端な例えですがどこにもピントの合っていない写真や手ブレしたから良い雰囲気になった写真とかも決して珍しくはないのです。

大切なことは知識や経験に基づく写真に関わる様々なことは、大切ですが縛られてはいけないということ。時として全く無視して大胆にカメラを使ってみましょう!というお話でした。

う~ん、難しくて訳が分からんなぁ~と感じた方、ネットやHowto本とかには、なかなか出ていない珍しいネタを見たな…程度に感じて頂ければよろしいかと思います。

それではまた!

 





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↓↓↓撮影地↓↓↓

究極のツーリング写真では何度も登場しているお馴染みの撮影地ですが、北海道宗谷丘陵の白い貝殻の道です。私の個人的な予想なのですが、もう何年かすると悪い意味でもっと観光地化されるか、色々と問題が起きて立ち入り禁止になるかなど予想されます。行ったことの無い方はお早めにどうぞ!

バッサリ切り落とせ!フレーミングの奥義<中級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、最近になって当ブログはなぜかフランスからのアクセスが増えました。なぜフランス…これを調べるのは難しいのですが、何かのサイトに紹介されたのでしょうか。日本人が見ても読みにくいブログなのに凄く謎です。

さて今回は中級ツーリング写真としてフレーミングの解説です。余計な物を画面に入れず、作品の意図や主題を際立たせるテクニックについて作例をもとに解説いたします。

まずフレーミングとは何ぞや?というおさらいのお話をいたします。フレーミングとは目の前の情景のどの部分を画面内とするか?という範囲のことです。そして画面という長方形の四角を意識し被写体をどう取り入れるか?という2者の考え方です。

逆に考えるとどう画面の外へ除外するか?という単純なことです。しかしフレームという名の通り、より「枠」のことを意識して被写体を枠際で切り落として存在感を調整することが重要です。その他、心理的な誘導効果として枠外の様子を観賞者に想像させたりもできるのでフレーミングテクニックは非常に効果的なのです。

 




 

まずはこちらの作例をご覧ください。フレーミングの甘い失敗例です。

毎度、私の大好きな漁港での撮影シーンです。船を係留するための杭(ボラードというそうです)を主題に画面構成しています。

デザインの要素から解説しますと、ボラードが赤茶色、車止めが黄色なのでこの2色は補色関係です。

連続したボラードが導線状に存在しています。このように連続して存在する被写体はリズムとして表現できる1つの手法として覚えておきましょう。

しかしボラードを主役に構図を作ろうと思っても、この写真ではまだまだフレーミングが甘く印象的な写真と言えません。バイクの顔が見えているのは決して悪くはありませんが、海面やテトラポットなどは思い切って切り落としてみてはどうでしょう?

しかも決定的なのは遠くに人が写ってる点。これは良くないですねぇ。人が写っていてはいけないという意味ではありません。こういった要素は料理できないなら画面から除外すべきですね。写した被写体ではなく写っちゃった被写体はダメと覚えましょう。

 




 

これらを修正してフレーミングを見直したカットがこちらです。奥へ続くボラードは画面内で対角線状に入れました。遠くにいた人は画面から除外するため、先ほどのカットよりもハイアングルに、その恩恵で黄色い車止めがよく見えるようになり、ボラードの赤茶と車止めの黄色が交互にバランスよく入りました。

リズムをなして続くボラードが主題なのですから、テーマ被写体となるバイクは存在感を少し遠慮してもらうため、バイクの顔が見えないよう切り落としました。ここで注意するポイントはもしバイクのことに詳しくない人がこの写真を見ても、それがバイクであるという事が分かりやすいよう残すことです。

そしてアクセント被写体としてライダーの存在を予感させるヘルメットを地面に置いてみました

フレーミング、それは単に範囲ではなく関係ないものは除外する。当初、重要だと思っていたものも敢えて1/3または2/3といった比率で切り落としてみる。それによって主題の明確化や他の被写体の存在感の調整、あるいは画面外の様子と関連付けたりできる、それがフレーミングです。

よく見かける多くの平凡な写真はフレーミングが甘いです。お子様構図といって幼い子供が書いた絵のように、画面内に被写体が並んでいるだけの構図は見る側も退屈なのです。もちろん必ず被写体を切り落とせ、という意味ではありませんが表現の引き出しとして時には使ってみましょう。

被写体を大胆に切り落とすフレーミングテクニック、平凡を脱するのに分かりやすい手法なので、ぜひマスターしてくださいね。

 





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