簡単なようで難しい<中級ツーリング写真>日陰と露出設定

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、いよいよ夏休み目前ですね。私はもう北海道ツーリングの準備は万端なのですが、心配なのはお天気だけ。旅は綿密に予定を立てない方が面白い、それは分かってはいるのですが大まかに行きたいところは目星は付けています。

去年の夏の北海道ツーリングで雨で写真が撮れなかった道北はマストリベンジです。道北はスタート地点の苫小牧港から遠いので、おのずと旅の行程の中盤にもってくる訳ですが、中盤が悪天候になる場合も考えられます。場合によってはワープ作戦で苫小牧港(19:45着)から高速道路で一気に夜走りで留萌まで走り、早朝には稚内に行って朝日を望んでみようかと思います。

はたまた全道的に悪天候の時は天気予報が当たらない利尻島に渡り、のんびり島時間で旅するのも良いかもしれません。利尻島はもう13年ぶりになるので行ってみたい気持ちもあります。




さて今回の<中級>ツーリング写真解説は、写真のダイナミックレンジつまり明るさの観点で写る部分の範囲についてです。日中の強い太陽光で撮影する場合に日陰の扱いに苦しんだことはありませんか??

こちらの作例をご覧ください。夏らしい強い太陽光下での撮影で日向と日陰の明るさの差が激しく、日向に露出を合わせるとこのように日陰は真っ黒にツブれます。これはこれで悪くないかもしれませんが、やはり左下あたりのツブれた部分が気になります。

このとき、無理に日向と日陰の両方が写るように露出を調整したところで何も意味がありません。今回は影のように写らなかった部分の扱い方についてご説明いたします。




といっても難しい話ではありません。当ブログ 究極のツーリング写真では今まで何度も解説してきましたデザインのお話と少しからんでいます。肉眼での情景やファインダーをのぞいている時は分かりませんが、写真にすると写らなくなってしまう部分。これを撮影時にしっかり予測して、画面内の割合や位置をデザインとして取り込むのです。

この写真は1枚目を確認後に修正として再度構成して撮った写真です。影となってツブれている部分を、画面内でデザインの観点で取り入れたのです。

試しに1枚撮ってから確認でも良いですが、できればファインダーをのぞいた時点で「あ、この日陰はツブれるな」と判断して、それが良い位置になるよう構図してみてください。これはツブれに限らず白トビの時も同様です。

画像ソフトでシャドウ上げ(またはハイライト下げ)、あるいはHDR写真などは決して否定はしません…。私も星景や特定のシーンではやります。しかし写真らしい写真を撮るぞ、という時にはオススメできません。写真とは写る部分と写らない部分があるから写真です。それをよく理解して撮影の時点で理想的に画面構成できるとスマートですね。ダイナミックレンジは限りあると覚えておきましょう。

夏は特に日差しが強いので、このようなシーンが多いですよね。次回のツーリング写真でぜひ実践してくださいね。

それではまた!





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InstagramやFacebookのギャラリーから学ぶ、あなたの写真スタイル

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、InstagramやFacebookといったSNSはご活用されていますか?

SNSは我らアマチュアにとって大変貴重な作品の発表の場だと感じます。SNSが無かった以前はブログ、それも無かった時代は何かのコンテストくらいで極めて限られていましたね。

これらSNSの機能には自分の投稿写真を並べて見ることのできるアルバム機能やギャラリーがありますよね。今回はこのギャラリーから学ぶ自分の写真スタイルの確認方法と自分の撮った写真が好きだと思えることの大切さについて書いてみたいと思います。

まずはInstagramのギャラリーを見てみましょう。私のインスタのギャラリーから特定の部分をスクリーンショットしてみました。

私の場合は活動のメインはオートバイの写真という大分類に属した「ツーリング写真」ですが、毎日100ショットスナップを3年以上も続けているので日常に撮った写真も気に入ったものはPOSTしています。

こうやってみると全体にシャドウの割合が多く、露出自体もややアンダー目で暗い印象がある私の写真。しかし意外なことにも色という観点では色彩豊かではないかな?とも感じます。そして撮影対象はそれほど「美」にこだわってはいないこと。

夕日や夜空といった具合に気象条件や時間に依存した風景写真も多いようですが、これはオートバイで出かけているのですから当然なのかもしれません。旅のストイックさを表現したいのか、爽やかさや楽しさに欠け、いかにも男が撮った写真という印象でしょうか。




 

見る人の存在を常に意識している、伝えたいものが何かを考えている、そしてわざと何も考えなかった、被写体に違いはあれこの3者のどれかで好きなように撮っているのが感じ取れます。自分で言うのも変ですが何だかんだ自分の写真が好きです。

SNSのギャラリーの良いところは、これら並べた写真がいつでも見れることです。並べたことによってはじめて見えてくる、自分の写真のスタイル。プリントを壁に何枚も貼ってほんとのギャラリーを作る機会なんて、アマチュアにはあまり無いですからね。

SNSのギャラリーは自らの写真活動全体を見渡せる広域マップのようなものかもしれません。

Facebookの写真アルバム

このように自分の撮った写真を並べたギャラリーを眺めていると、自分の写真に対するスタイルがその特徴から見えてくるものです。

ここで自分の写真がどのようなスタイルか分析したら、それが好きかどうか?自問してみてください。多くの方は自分の撮った写真が好きなはずです。嫌いだ…という方はチョット問題あり…何か無理をしてまで難しい対象を撮ろうとしたり、プロが撮った写真を完コピしようとしていませんか?




 

ギャラリーはあなた自身であり、スタイルを意識することで良いこともたくさんあります。自分が好きな撮り方、得意なこと、相性の良い撮影対象などを確認することにより、次回の撮影からはより自分スタイルを意識して撮影に挑めます。

そして人が撮った写真が気にならなくなる。これも大きなメリットです。どうしても人間は何かと比べたくなるものです。容姿とか学歴とか、あるいはオートバイとか、他人と比較しても意味はないと分かっていても、現在の自分がどのレベルであるか知る基準として他者を置いてしまうのです。写真においても有名なプロが撮った写真であれば気になりませんが、SNSのタイムラインに出てくる自分と似たアマチュアの写真やコンテストで見かける写真は、つい凄い写真をみかけると自分と比較して気にしてしまうのです。

自分の写真スタイルを確固たるものとして確立すれば、これら他者の作品に惑わされることなく「我が道を行く」で写真を楽しむことができます。

「我が道を行く」ってあまり良いイメージの言葉ではないかもしれません。例えば会社で「あの人は我が道をいってるよな」と言われていれば、大抵は喜ばしい評価ではないと思います。しかし、写真は自由であるはずなのですから社会人、サラリーマン、お母さん、お父さんである時の自分とは切り替えて、我が道をつき進みましょう。

「皆にならえ」の同調精神は捨ててくださいね… 写真のスタイルはあなたの個性です。誰に合わせる必要もありませんよ。





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あなたをインチキ呼ばわりする者をスマートに無視する方法

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、今日から8月ですね。もう暑いのは仕方ないとして台風とか豪雨とか地震とか噴火とか勘弁してほしいですね。これは神様にお願いしてもダメでしょうか…?

さて今回の究極のツーリング写真 <中級>ツーリング写真解説では上達を重ねていく上でいつか受けてしまう、あなたの望まない反応「それってインチキではありませんか?」とまでハッキリ言われることは稀ですが、つまりそういった意味の反応を受けた時の対処方法でございます。

例えば望遠レンズを使って風景を圧縮した、見た目の明るさよりも明るく撮って柔らかさを表現した、シャッター速度を遅く設定しブラしてスピード感を出した、モデルに笑ってもらうよう頼んだ、レタッチでコントラストを調整した…まだまだありますが、これら写真に関わる演出の裁量のお話です。

ブラしてスピード感を出すって演出なの?とお思いかもしれませんが、聞いた話によると何十年も前に誰かが最初に流し撮りをやったとき、偉大な写真家の先輩方は声を揃えて「邪道な演出だ!」と叩いたそうです。今では信じられませんが…。

EOS6D mark2 F11 1/800 ISO100

この写真は漁港での夕日のシーンですが、輝く海面の様子を主題にした作品です。海面の存在を絶対的にするため、遠景の漁船や近景はシャドウにつつみ、車体はフロント1/5を削ぎ落しました。

今回の話題である演出の裁量ですが、この作品の場合は露出にあります。と言いますのも実際のこの場所の景色は海面は少し眩しいと感じる程、太陽が強く反射をしていたのですが、かなりアンダー方向にふって撮ってみました。これにより海面の複雑に織り成すゆらめきと銅板色のような濃いゴールドを表現したのです。このシーンを現実の明るさに忠実に撮ると海面のハイライトはとんでしまい、色も薄くなります(それはそれで良い場合もありますが)。

さあ、ここで考えてみましょう。露出をこのように設定したことにより、実際の景色とは違った写真にしてしまいました。これを自由な表現ととらえるか?いやこれはダメでしょう!と捉えるかが演出の裁量ということです。

「えぇ~それくらい良いんじゃないの?!」と多くの方が感じると思います。しかし世には意外なほど完全ナチュラル推進派が存在していて、ある日そういった方々からあなたの望まないようなコメントを受けてしまうものです。そういった時はどうしましょうか?まずはどんな人なのか?SNSであればプロフィールやタイムラインを見てみましょう。

もしその人が「おっすごい、素敵な写真を撮る方だな」という方だったら、演出の考え方について、あなたよりもナチュラル寄りだったという事です。そういう考え方もあるんだな、と参考程度にしましょう。




もし写真を趣味なり仕事なりで何らかのライフワークにしていない、つまり写真をやっていない人が、あなたの演出にもの申しているのであればコレは完全無視で大丈夫です。素人ほどインチキであると疑いたくなり、それを撮影者に言いたくなるものです。素晴らしい作品を目のあたりにすると、それが人が撮ったものだと心のどこかで信じたくないのでしょう。

 

EOS6D mark2 F2.8 5SEC ISO500 真っ暗闇の海岸 色あいを緑に調整したもの

よく「写真とはインチキである」とおっしゃる方がいます。これは現実の風景や被写体を忠実に表現したものではなく、望遠レンズを使ったり目で見た明るさと違った明るさで撮ったりという演出のことを「インチキ」と呼んでいるのです。そしてそういったインチキは避けては撮れない!だから写真とはインチキなのだと。

実に分かりやす例え方ですが私個人としてはあまり好きになれない表現です。それではまるで写真を撮った人がインチキ人間みたいで嫌です。

あくまで自由な表現の手段である、そう考えたいですね。




完全ナチュラル推進派も演出テンコ盛り派も、どちらも否定されるべきではないです。両者が存在しているからこそ自由を許された芸術なのだと思います。

重要なことは自分の中で写真の演出についての考え方をしっかり持つことです。私の場合は旅をするライダーを見立てて自分の姿を撮ることも、14㎜や600㎜といった現実的な画角からかけ離れた画角で撮ることも、自分の中で表現したい写真を生む1つの手法として考えています。誰かに「アホではないか」と言われても変えるつもりはありません(誰もそんなこと言いませんが)。

そしてもう1つは他人が自分とは違う考えで撮っていても、それが気になってもスルーです。決して他者を否定しない。これすごく大事です。確かに悪趣味だと感じる写真はあるかもしれませんが、その言葉は心に仕舞って表現は自由なのだと寛容に考えましょうね。

1950年 アメリカのLIFE誌で有名になったロベール・ドアノーの「パリ市庁舎前のキス」という名作があるのですが、発表当初は一般のカップルがキスをする瞬間を自然にとらえた1枚として評価され、これこそ演出なきナチュラルな芸術写真であると話題になりました。しかし何年か経ったある日に、一般のカップルを自然にとらえた1枚なのではなく予めキャスティングした役者さんに写真のためにキスをしてもらった写真でした!とドアノーはカミングアウトしたのでした。これにはナチュラル写真支持派もきっと面をくらったでしょうね。





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~本日の毎日100ショットスナップ~

自宅のベランダから撮った夕景です。太陽が沈んだ焼け残りに露出を合わせて撮りました。実際の景色はもう少し明るいです。これは許される写真でしょうか?それとも許されない演出でしょうか??

ロマンチック☆タイトル力があなたの作品を昇華する<中級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、すごく昔の経験談なのですが知人のある人が写真教室に通っていました。その人が講師の方にこのように質問したそうです「高いカメラを買えば良い写真が撮れるのですか?」講師の方はしばらく考え込んで「写真は人が撮るのです、カメラが撮るのではありません」と答えたそうです。

実に的を得た、かつ無難な回答ではないかな、と感じます。一般的によく耳にする解釈として高いカメラは綺麗に撮れるが良い写真が撮れるかは別だ、と言われます。

ならば作者が良い写真を撮るには絶対に綺麗に撮るべきだ!という考えであれば高いカメラを買う意義が生まれるかもしれません。

しかし綺麗な写真とは一体何でしょうか?きめ細やかな画質、広いダイナミックレンジ、鮮やかな発色、豊かな階調、それとも女性が美人に撮れるとか景色がドラマチックに撮れるとか?綺麗の解釈があまりに漠然としていると「綺麗に撮るべき!」と主張したところで目指す道は定まりませんね。

美や芸術とカメラの性能がどう関係しているのか、自分なりに確固たる考えを持っておくと良いのかもしれませんね。以前にも書きましたが私の考えでは正しいカメラ選びとは「使いやすいお気に入りであること」でございます。




 

タイトル:「精光タマル森」

さて今回の<中級>ツーリング写真では以前にも当ブログで何度か解説してきました、撮影時の言語化のお話の続きです。ここで写真を撮りたい!と感じた場所でバイクを停め撮影の準備をし、まず最初に何をしましょう。

景色をよく見てその場の空気や光を感じ、心を平穏にしてノイズをシャットしましょう。そこであなたが撮ろうと思った理由は、その場所(モノ)の特長にヒントが隠れています。審美眼に問いかけて1つ1つを言語化し美しい言葉で形容してみましょう。

それに成功すればあとは足で構図を作ったり、レンズを選んだり、露出を設定したりする作業です。逆に言えば言語化せずに「わ~イイ感じ」「日本じゃないみたい~」で撮影を開始すると、どう撮るかを具体化できず漠然とシャッターを切って駄作を生むだけです。

言語化は「言語化力」として1つのスキルと覚えましょう。言語化力をトレーニングすれば「何をどう撮るか」の「どう」の部分が劇的に良くなります。「何を」の部分は審美眼を鍛えると良いです。いずれの場合も一朝一夕には成就しませんので、日常的に意識して長期的な観点でレベルアップを目指すと良いと思います。

タイトル:「かの旅路」

言語化力は美しい言葉、単語があなたの脳内にどれだけ在庫しているかです。詩人や小説家に近い感じです。例えば「湖がきれい」ではなく「さんざめく湖面が陽光で輝いている」といった具合に美しい言葉で被写体の状態を表現するのです。マジかよぉ、俺が?と照れてしまうようでは前進はないですよ。

気の利いたワードがうまく思い浮かばない…と苦手な方も多いと思います。イキナリ言語化力を鍛えると言っても難しいですよね。




ここでお勧めのやり方を伝授します。言語化力を鍛える以前に、まずは「タイトル力」を鍛えてみましょう。撮影シーンでどう撮るか?いろいろ考える際に、例えばコンテストに応募するような1枚の作品として、このシーンにタイトルをつけるなら何だろう??と考えてみてください。

もし気の利いた素敵なタイトルが思いついたらラッキーです。なぜならそのタイトルは今撮っている撮影シーンを傑作へと牽引してくれる力を発揮するからです。思いついたタイトルの通りに強くイメージして、もう一度シャッターを切ってみましょう。きっとタイトルを思いつく前に撮った写真よりも素敵な1枚になっているはずです。

タイトル:「再会」

いつもこんな解説ばかりで半信半疑の方も多いと思います…しかし私は嘘は言っていませんからね。どれだけの方がこの解説の通りに実践していただけるか疑問ですが、少なくともツーリング写真としてこの観点で説くHOWTOは唯一無二を自負しております…。

次の撮影からあなたもロマンチストを気取って、素敵なタイトルを考えながら撮ってみてくださいね。

ではまた!





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~本日の毎日100ショットスナップ~

タイトル:「やくそく」

客船にっぽん丸の出港シーンを撮った1枚。テープによる見送りと旅立つ人々。つながれた紙テープはやがて切れ旅の無事と再会を約束する。

【重要!】素人写真の細部のクオリティが甘い理由<中級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、毎日暑いですね!夏のツーリングは熱中症、日焼け、バイクのオーバーヒート(空冷エンジン)に十分気を付けてくださいね。以前、バイク用品メーカーに勤務していた頃にメーカー広報車両を頻繁に借りていたのですが、真夏になるとハイパワーなスポーツモデルは乗りたくないものでした。

ハヤブサやCBR1000RRといったモデルは市街地走行では電動ファンが絶えず作動し、体に熱風があたり苦行以外の何でもありませんでした。自分の乗っている空冷ボクサーエンジンのR1200GSは決して涼しい訳ではありませんが、これらの水冷スポーツモデルに比べたら快適なのだなぁと感じたものです。

ハヤブサやCBR1000RRのようなハイパフォーマンス車も大好きなんですけどね。

さて今回の<中級>ツーリング写真の解説では重要な被写体には、その直近となる周辺背景に細心の注意を払いましょう!というお話です。すごく地味な内容だな…と感じるかもしれませんが、コレ実はすごく重要なんですよ。




さて、こちらの作品をご覧ください。夕刻の港で海面が黄金に輝く様子を大切に撮った1枚です。海面のゆらめきが夕日の反射に模様を与えています。そして注目していただきたいポイントは遠景に存在している漁船です。モデルの頭部が漁船に重なって沈んでいるのがお分かり頂けるでしょうか。

このままではせっかくのシーンが勿体ないです。非常に細かい部分のようですが、こういった細部にはケアが必要です。重要な被写体の周囲には重なったことによって存在が沈んだりしないよう配置等を見直してみましょう。




こういったケースで出来ることは大まかに2つあります。1つ目はカメラ位置や焦点距離の変更などによる調整、2つ目は被写体自体を移動することです。

この場合はカメラ位置を高くすることで解決しそうですが、そうすると空に存在している重要なハイライト(つまり太陽)が消えてしまいそうです。もう少し沈むのを待つか?というのも悪くないアイデアですが、海面の輝きが弱まってしまわないか心配です。

カメラ位置による解決が難航したら迷わずB案を選択しましょう。問題が発生している個所は容易に移動できるもの、と言うか人間ですのでここは相手に動いてもらう作戦で行きましょう。

と言っても輝く海面であるスペースは広くすることができません。狭いスペース内に収まるために屈むのも変な姿勢です。そこで思いついたのがヘルメットです。漁船と重なってしまった黒い部分にヘルメットの光沢に映り込んだ光を利用してみました。これで沈んでしまった頭部の存在が明らかにされました。マット塗装のヘルメットじゃなくて良かった~・・・

本当に細かい部分ですよね。しかし、この細かい部分が大事なのです。良作とは細部のクオリティが違うのです。ツーリング情報誌 Outriderの由緒あるツーリング写真コンテストでも、応募作品に書かれている審査員先生の寸評を見てみましょう。今回ご紹介したような細部の詰めの甘さが逐一指摘を受けているのがお分かり頂けると思います。

よくそんな所まで配慮が届くな…と自分の中の別の自分を関心させてください。あなた個人の大切な1枚の作品なのですから1ミリも妥協してはいけません。一期一会の風景に「またこんど撮り直しを…」なんてないのですから。

それでは!





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~本日の毎日100ショットスナップ~

今回ご紹介した漁港の写真と同じ日に撮影した1枚です。漁港に放置されていた防舷用の古タイヤですが、硬化したゴムの光沢感とWINTERの懐かしい字体が気に入って撮った1枚です。

もったいないです!一画素たりとも貴方の作品<中級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、この夏、どんなツーリング写真を撮りましょうか?想像するだけで楽しいですね。

どんな旅、どんなバイクライフ、そしてツーリング写真。「次はどんな写真を撮ろうか」「どんな旅が待っているかな」この日常での想像って実はすごく大事だと思います。以前も似た話をしましたがお風呂に入っている時、散歩している時に思い浮かぶアイデアってすごい可能性があるんです。

旅先でここで撮ろう!と思った場所でどう撮るか考えるのも大切ですが、予め頭の中に引き出しとして在庫しているアイデアは必ず役に立ちます。写真が本当に好きな人は通勤中やお風呂に入っている時や、散歩している時に写真のことを考えるので、おのずと撮影アイデアの引き出しが増えていきます。

だから良い写真が撮れるかどうかっていうのは、どれだけ写真が好きなのかという事かもしれませんね。




さて今回の<中級>ツーリング写真解説では画面の隅っこに余計なスペースがないか今一度チェックしてみましょう、というシンプルなお話です。以前に画面の四隅に余計なものが写っていないかチェックしましょう、という解説をしましたが似て非なる話でございます。

むかしバイク用品メーカーに勤務していたころ、新製品の販促に使う展示会用のパネルやら雑誌の広告に使う写真やらで、やたら私がツーリング先で撮ってきた写真が重宝されていた時がありました。そのような商用目的で写真が使われる場合とは、主に写真内に製品名やブランド名が入り、目立つ位置に「この夏、〇〇を買って北海道ツーリングに行こう」的なキャッチが入るものです。

当時はあまり気にもしないで、使ってくれるなら別にいいや程度でした。しかし何となくモヤモヤしたものは感じてはおりました。今になって考えてみると、モヤモヤの原因とは写真内にそういった文字やらロゴやらを配置できるスペースの有る写真であったことに違和感を感じていたのだと思います。

撮ったときは1枚の作品のつもりで撮ったいたのですが、完成した写真には無駄なスペースが多く、そこに文字やロゴを入れるのに好都合だった訳ですね。

シンプルな背景に1つだけの被写体で撮った写真であれば、どのように撮っても文字やロゴが入れやすい写真になってしまいます。しかし被写体が複数あるような作品など多くは画面の四隅に配慮できていれば、本来は文字やらロゴなど入れるスペースは存在しないはずです。

バイク雑誌などで活躍されているプロのカメラマンは、仕事で撮る写真として予め文字などが入るスペースを想定して撮っているものです。だからバイク雑誌に載っているツーリング写真とは誌面としての編集ありきであり「一枚の作品」ではないのです。そこを間違えて雑誌に載っている写真を丸ごと真似てしまうと、無駄なスペースを作ってしまうので注意が必要です。




そもそも雑誌の場合はページ内で複数の写真を組み合わせて、全体のデザインで統一感を出したり、カメラマンの仕事だけでは完結しない、誌面デザイナー、ライター、編集者などの仕事の集合体といえます。メーカーなどのスポンサーから提供された品物(新型のバイクやウェアー、ツーリングバッグなど)が魅力的に写るよう工夫したりと、純粋に写真作品とは言いにくい面も持ち合わせています。

もちろん雑誌で活躍されているプロのカメラマンは優秀な写真家の方々ばかりで、出版不況やカメラマンの仕事自体が少ない昨今に、写真を生業にやっていけるのですから凄い人ばかり。ご興味がある方は雑誌で活躍されているプロカメラマンの個展や写真集を見てみると良いと思います。

これはTABING CAMという昭文社のカメラアプリを使って、自分の写真をツーリングマップルの表紙にしたものです。遊びですよ。

この写真は私としては「1枚の作品」として撮ったつもりですが、このようにバッチリ文字が入ってしまう辺りはまだまだ甘いのかもしれませんね。

このように画面の四隅、というか四辺とでも言いましょうか。とにかく画面の隅っこであろうと何処であろうと、たった1画素たりとも無駄にはせず貴方の作品として撮ってください。

念のため少しひいて撮って後でトリミングしよう…。これも基本はダメです。撮影する時点で写真を仕事で使う予定のある場合や、カメラのセンサーフォーマットに合わないプリントサイズ(※)でプリントする予定がある場合、など事情があるなら仕方ありませんが。基本はトリミングはせず撮影の時点でしっかり画面の端っこまで写すことです。

※例えばAPS-C、フルサイズセンサーではアスペクト比3:2なのでケラれが少なくプリントできるのはKG版、はがき版、ワイド6つ、ワイド4つ切、A版などが良い。逆にケラれてしまうのは6つ切りや4つ切り。何か理由があって合わないサイズでプリント予定の時は、ケラれを想定して少しひいて撮りましょう。

こう考えてみましょう。カメラを買うときにセンサーの画素数が何画素であるか?一応は調べてから買いますよね。デジタルカメラの画素数は一般には重要と言われています。では撮った写真に電線やら遠くに飛んでいるカラスやら、後で業者が文字やロゴを入れるスペースやらが有ったら…それは大切な画素が電線に1000画素、カラスに200画素、文字を書かれてしまうスペースに80万画素、もっていかれた事になります。これは勿体ないと感じますよねぇ。

例え1画素でも無駄にしないよう1枚の作品として細部まで入魂してくださいね!

ではまた!





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誰もがやってしまうミス!ローアングルの注意点<中級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、皆さまはどんなカメラをお使いでしょうか?また新しいカメラは欲しいですか?

技術は日進月歩で最新型のカメラは雑誌やネットなどで何かと話題になりますよね。最新のカメラや高級機種は良い写真が撮れるのでしょうか??これって昔からよく議論される部分なのですが、一般的には最新型カメラは綺麗には撮れるが良作が撮れるかは別だと言われます。

最新型や高級なカメラを検討する場合、高画質であることと芸術写真の関係を加味して検討してみると良いかもしれませんね。物欲として欲しい!という理由だけでは、またいつか新型が発売されたら、そちらが欲しくなってしまいキリがありません。

もちろん「こんな写真を撮ってみたい!」という願望を叶える手段が最新の高性能カメラであれば、それを買うことは十分良い選択肢と言えます。

さて、今回の<中級>ツーリング写真解説ですがローアングルのお話です。




バイクをカッコ良く写す代表的なアングルと言えばローアングルですよね。ローアングルにはバイクをカッコよく写す以外にも地面側に魅力的な要素がない場合や、空一面にウロコ雲やプカプカ雲が広がっている場合など。地面側の割合を減らし空側の割合を増やすのもローアングルですね。

今回の解説ではローアングル時に気を付けたいポイントについてです。

中途半端な高さのローアングルはホイールに水平線を貫通させてしまい、不快な串刺し構図が発生します。究極のツーリング写真の熱心な読者の方でしたら、以前に重要な被写体に線が貫通する串刺し構図はやめましょうね!という解説をしたのを覚えてらっしゃると思います。

かつて私の撮った写真に例がないかストレージを探してみたところ、ありました!!低さが甘く線がホイールを貫通している串刺し構図が。

このように黒く潰れた部分との境界線になっている場合は特にタチが悪く、そもそもバイクの下半分くらいが写っていないことになります。

実はこれ、SNSなどに投稿されている多くのツーリング写真でかなり良くみかけるパターンなのです。上手な人でもこの部分に配慮が届かないようで「あぁ~もったいないなぁ!」と思わず口にしてしまいます。

なぜもったいないか?それはもう少し低く撮る、たったソレだけのことで解決してしまう問題だからです。

三脚で限界まで下げてもまだ高い、そんなケースはよくあります。そんな時はカメラを直接地面に置いて角度を調整できるよう小物類を予め用意しておきましょう。

これはホームセンターなどで売っている硬質のスポンジをカットしたものです。アシメトリーな台形にカットしておくと、セットする向きによってカメラの角度を変えることができます。カメラの下に敷いているのはHAKUBA製のカメラざぶとんです。

台形にカットした硬質スポンジ

 




ローアングルのバイク写真に限らず、写真は基本的に重要な被写体に貫通線を通さないというのは基本中のキホンであり、ここに配慮が届かないといつまでも素人っぽい写真になってしまうものです。こういった細かな部分に神経を使うことで全体のクオリティはぐっと上がります。

以前も同様の解説をしましたが、止む得ない理由で被写体に貫通線が入ってしまう場合は、極力不快に入らないようド真ん中は避けて1/3の位置に通したり近似色同士の分断線を選ぶなど、やれるだけのことはやりましょう。1枚目の写真のように真っ黒な地面と海面のましてやハイライト付近などで発生した境界なんかは最悪です。

今回はよく見かける水平線がバイクを貫通している串刺し構図の回避の仕方でした。うわ~俺やっちゃってたよ…という方は次回の撮影からぜひ実践してくださいね。

それではまた!





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~本日の毎日100ショットスナップ~

さて今回の毎日100ショットスナップはスナップではなくヤフオクやメルカリで品物を売りたいときの写真の撮り方です。かっこいい!素敵!と見た人が商品を欲しくなってしまう撮り方でございます。

商品の撮影をするのは以前はプロ用のライティングが必要でした。しかしデジタルカメラが普及した昨今は光源が蛍光灯でも良くなったので1万円もしない簡易的な照明キットでも個人で使うには十分すぎるほど良く撮れるようになりました。この写真もそんな安い照明キットを使っています。

ポイントは不快な影ができないよう左右、または3方向から光を当てること。時計のような小さな品物ならマクロにしてF11くらいまで絞り込みましょう。当ブログで以前に解説したデザイン要素やスペースの話を思い出して本体や化粧箱を配置してください。時計であればフェイスが円の要素であることが分かります。画面内に円が理想的な位置にくるよう調整してくださいね。

カッコ良く、素敵に撮れればオークションなら高値がつくかもしれませんよ!

 

ツーリング写真におけるカンタン絞りマスター<中級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、夏のツーリング楽しまれていますか?

夏は苦手だ…という方でも夏には夏の良さがあって、たとえば日が長いので早起きをして日の出前から走り始めるなんて良いと思いますよ。美しい朝日を望んで午前中に帰れば熱中症になるような暑さは回避できます。

また深夜のうちに高速道路で移動して標高の高い涼しいエリアに行くのも良いですね。高原が爽やかな空気に包まれるのは今の時期ならではです。

さて今回の<中級>ツーリング写真の解説ですがツーリング写真におけるバイクのボケ具合の調整、つまり絞りのお話でございます。




今まで当ブログ 究極のツーリング写真ではオートバイ写真という大分類の中で・バイク写真(車体をカッコよく撮る写真)、・ツーリング写真、・バイクのある風景、・バイクのある時間、といった具合に分類し、それを明確に撮りましょうというお話をしました。

ツーリング先の風景の中でバイクをカッコよく撮ることに気を取られると、バイク写真ともツーリング写真とも言えない中途半端になり、結果よく見かける平凡な写真になってしまいます。

ツーリング写真、バイクのある風景においてバイクの存在感をボケ具合によって調整する場合は簡単です。手前に置いた花など風景の前景、近景のときのボケ具合の調整と違い、それほど微調整を要求したり、悩んだりすることは無いと思います。

 車体が少しボケている作例

今回はオートバイのボケ具合について簡単に5つの段階に分けて解説したいと思います。以下は程度がボケいる順に書いてみます。

1.かなりボケているがオートバイであることは誰にでも伝わる

2.オフロード、アメリカンなどバイクのタイプが分かる程度にボケている

3.バイクの知識がある人が見て、車種が判別できる程度にボケている

4.少しだけボケている

5.完全に合焦している

何だか眼科の問診票みたいになっちゃいましたが、オートバイのボケ具合の調整は、この大まかな5段階だけ覚えておけばほぼOKだと思います。




 車種が判別できる程度にボケている作例

ここで注意点は1つだけ。それがオートバイなのか何なのか?分からないくらいボカさないこと。これでは構図内にオートバイを置いた意味が全くありません。「そんなコトくらい分かっているよ!」とおっしゃるかもしれませんが、案外と写したものが何なのか?写真の観賞者には伝わらないものなのです。

そういった意味で、画面内にある全ての物が多くの観賞者に分かりやすく伝わるよう撮るのは最低限のことと覚えておきましょう。

かく言う私も以前に「ここに写っているのはバイクですか?」と聞かれたことが何度かありました。ガッカリしちゃう瞬間なので気を付けましょうね。

それと一眼レフの人は絞り込みボタン(キャノンの場合は被写界深度プレビュー)を活用しましょう。カメラを絞り優先モードにし、メイン被写体または風景全体にピントを合わせたらバイクを1~5のどの程度にボカすのか、絞り値を選択したあと絞り込みボタンを押して確認をしてみましょう。

念のため補足しておきますが、絞りとは現代の一眼レフカメラの場合F8とかF11とかにダイアル操作して設定しても、その時にファインダーを覗いてもそれは解放です。設定した絞りはシャッターを切る瞬間だけ絞り羽が作動する構造です。

今回はこの辺で!





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~本日の毎日100ショットスナップ~

リコー GR APS-C

秋葉原の高架下で撮った1枚です。スローシャッターでわざとブラし日常を抽象的に表現した1枚です。たまにはスナップ写真らしいのを…。

 

バイク写真 直線の効果で立体的に見せるレアテクニック<中級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、突然ですが撮影された写真データってどうされていますか?ちゃんとバックアップをとっておかないと、ある日突然、保存していたPCのハードディスクがクラッシュして大切な写真データを失ってしまった…なんて悪夢は絶対に避けたいですよね。

バックアップとは1か所に集約してしまうと危険で、必ず2か所以上に保存するようにしましょう。私の場合は外付けハードディスクとDVDの両方に、Lightroomカタログと仕上げたJPEG、読み込んだRAWデータを保存しております。

ストレージサービスも悪くないと思いますが、どうも私は疑り深い性格上、信用することができません…。

それとカメラに使用するメモリーカードですが、消耗品ですので2~3年を目安に交換しております。新しいものを購入するときは信頼できるメーカーの正規パッケージ品を選ぶのは鉄則ですね。

なぜ急にこのような事を書いたかと言うと、以前に大切な写真データを失った悲しい経緯があり、急にそのことを思い出したからです。クラッシュしたカードやハードディスクは簡易的なアプリで修復することもできますが、必ず修復できるとは限りませんしね。

バックアップは大切ですよ!

 




さて今回の<中級>ツーリング写真解説はさらっとマニアックな話題でいってみたいと思います。

EOS6D mark2 + EF35mmF2 IS  F11 1/160 ISO100

南房総を海岸沿いにツーリングするルート、房総フラワーラインとも呼ばれている国道410の千倉で撮った1枚です。使われなくなったトラックのコンテナ部が置かれて何ともシュールな空間でした。

天気も曇り空でしたし、爽やかな風景写真が撮れる状況でもなかったので、もの寂しい雰囲気で旅情を表現したいと思い撮影してみました。コンテナは段違いに2つ置かれていて、デザイン要素である直線がジグザグを描いていることに注目しました。

この線をうまく使って構図の中央部に立体感を出してみようと思ったのです。




 

こうやって線をひいてみると、画面という長方形に対して理想的に配置できたとは思えませんね…私もまだまだ甘いです。

ジグザグ線を画面内に理想的にデザインとして取り入れれば、観賞者の視線を楽しませパッとみた写真の印象も良くなるものです。

モデルは右のフレームに見切れでインしています。これを自撮りでやる場合、どの辺に立てば良いのか勘に頼るしかないですよね?しかし良い方法があります。構図を決めたらファインダーを覗いてすぐに両手を前方にV字に広げて画角を指し示してください。その手を向けたV字のライン上がフレーム位置になります。

それが分かれば大体、どの辺りに立てば良いのか大まかな見当がつきますよ。

今回はこの辺で!!





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~本日の毎日100ショットスナップ~

EOS6D mark2 + EF35mmF2  IS

この写真は上のトラックコンテナの有った場所のすぐ近くで撮りました。漁港に行くと、こういったペンキの飛び散った跡をよく見かけます。私の大好物な被写体なのですがSNSで発表すると寂しいことに「いいね」は少ないです。でもいいんです。

鉄道×バイク写真を成功させるカギは主従関係にあり 構図を解説

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、鉄道はお好きですか?バイクも好きだけど鉄道も大好き!という方は写真好きライダーに多くいらっしゃるのではないでしょうか。

かくいう私も根っからの鉄道ファンではありませんが、自宅から1時間も走れば千葉県の人気ローカル”小湊鉄道”沿線に行けるので、よくツーリング写真と鉄道を組み合わせて撮ります。

しかし鉄道とバイクを組み合わせて撮るって、意外と難しいですよね。なぜ難しいのか?それは被写体が2つ存在していることにより、作品の意図がボヤけやすいのが原因です。今回はその辺がスッキリできるよう作例を元に解説してみようと思います。




EOS1Dx F10 + SIGMA150-600mmF5-5.6DG

~主従関係を明らかにしよう~

とても簡単なことです、鉄道が主役でバイクは脇役か、その逆でバイクが主役で鉄道が脇役か?このどちらかハッキリさせて構図を作るのです。そして誰に見せても「この写真の主役は何だと思いますか?」という質問に同じ答えが返ってくるように明らかに撮る事です。

上の作例であれば望遠レンズで迫力のボリューム感で撮った鉄道が主役、バイクはピントを合わせていませんし、フレーミングで1/3は枠外です。主従関係を鉄道側にしバイクの存在を弱めた構図です。




EOS1Dx + SIGMA35mmF1.4ART

続いてこちらの作例をご覧ください。画面内の手前側はほとんど日陰なのですが、隙間から差し込むような光でスポット的に日向がありました。その位置にバイクを停めてローアングルで撮影しています。そしてシャッター速度を遅くして走りゆく電車はブラして撮ってみました。つまりこの写真はバイクが主題で電車は脇役です。

多くの場合、電車とバイクの両方を画面内におさめて「両方撮ることに成功した!」と満足して終わりにしてしまう、これが大きな落とし穴です。大切なことは作品内で主題を明らかにすること、作者の意図を伝えることです。

ここで、全ての場合ではありませんが覚えておくと損はしない知識。鉄道を主題にする場合は望遠レンズ。バイクを主役にしたい場合は広角レンズと覚えましょう。以前も少し解説しましたが寄せる望遠レンズ、寄る広角レンズの法則です。実際に上の2つの作例もそうです。1枚目の小湊鉄道は望遠レンズ、2枚目の夷隅鉄道の写真は35㎜の広角レンズなんですよ。

最初はなかなか「もったいない」「せっかくなんだから」という感情に負けて、両者を完璧に撮ろうと思ってしまいます。その結果、どっちつかずを撮ってしまい平凡写真の完成となってしまうのです。もし撮影に行かれる対象の路線が本数の多い電車であれば、ぜひ次の3枚の写真を撮ってみてください。

1.電車が主役の写真 2.バイクが主役の写真 3.電車とバイクの両方が主役の写真。 後で良いな、と思える作品誰かに見せたいなと思える作品になるのは、きっと1または2だと思います。

小湊鉄道やいすみ鉄道のように本数が少ないローカル線では色々試すのは難しいので、電車がくるまでの間に予めイメージを固めて一発勝負といきましょうね。

それではまた!





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~本日の毎日100ショットスナップ~

カシオ エクシリム EX-10

出勤前に歩道からふとフェンス越しの空き地に目をやると、雑草に良い感じの光が当たっているのを発見しました。透過具合が美しくフェンスと一緒でもいいから撮りたいと思って撮った1枚です。こういったケースでは「フェンス邪魔だなぁ」と思って撮ればフェンスが不快に写った写真になりますし、「フェンスも撮ってあげよう」と思って撮れば不思議なことにフェンスもソレっぽく写るものです。