誰も教えてくれない横構図と縦構図の使い分け方<初級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、いかがなオフシーズンを過ごされていますでしょうか。オフシーズンは写真に関わる知識を身につけ春への準備をしておきましょうね。

さて今回は<初級>ツーリング写真解説として、久しぶりに基本的なお話、横構図と縦構図の使い分け方について解説してみたいと思います。カメラは通常のポジションで撮れば横構図なので縦構図では撮ったことがないな~という方もおられるかもしれません。しかしこれはとても勿体ないことなのです。




そもそもカメラはなぜ横構図がデフォルトになっているのでしょうか?普通に構えた状態が縦構図のカメラがあっても良さそうですが、私の知る範囲ではそのようなカメラは無いと思います。現在の長方形フォーマットの画面が誕生した当時、おそらくコダックやライカといったメーカーが、何らかの生産上の都合でこの長方形フォーマットのフィルムをカメラ内に横にして入れたのだと言われます。しかし、この辺は諸説あるので正しい理由は分かりません。

しかし近年になってIphoneなどのスマートフォンでのカメラ機能が急速に写真界に普及し、横構図が基本であるという概念は崩れました。スマホも長方形ですが基本は電話なので使用時は縦ですよね。そのままカメラアプリを起動すれば自ずと縦構図なのです。

ここでチョット考えてみましょう。カメラでもスマホでもデフォルトがどっちであろうと撮影者が90度向きを変えれば横構図にも縦構図にもなるわけです。撮影者が「よしここは90度向きを変えた構図にしよう」と 思うか思わないかの違いであり、思わない人の多くは無意識下にデフォルトの構図に縛られているのです。

・横構図

EOS6D Mark2  撮影している場所の様子を伝える、臨場感を感じさせる横構図

バイクを横から、あるいは定番の比率と言える7:3で撮る場合、そのフォルムは横長です。なのでバイクを主役に撮る場合は多くのケースで横構図が採用されています。人を撮るポートレイト写真の場合、全身でもバストアップでも縦長なので縦構図が多いですね。

横構図は人間の視野範囲が横方向にあるため自然な印象で臨場感を伝えてくれます。これは焦点距離50㎜(35㎜換算)レンズが肉眼に近い画角のため臨場感を与えるのと同じ理由です。

また背景となるその場所の様子や状況の説明を客観的に表現しやすいのも横構図です。

・縦構図

EOS6D Mark2  ハイアングルで奥行を表現 左右にある余計なものを枠外へ排除した

縦構図は上の写真のようにハイアングルで構えると一気に奥行を表現できます。

感情を動かす何かを表現したいときに有効な主観的な構図です。実は前述の横構図の項で人間の視野範囲は横長で…と説明しましたが、視野範囲の中で最もよく見えている部分というのは縦構図に近いのだそうです。

感動的な景色、美人な女性などを見る時など感情を動かす要素をよく見ている状態は縦長の視野なのだそうですよ。不思議ですね、人間の目って。

その他にも高さ方向に魅力的な要素があったり、高さそのものが主題だった場合も縦構図ですね。私の作品はバイク写真として考えれば、かなり多い割合で縦構図がありますが、このように横構図と縦構図を分析してみると今まで以上に縦構図を推しでやっていきたいな!と改めて感じます。




・まとめ

すべての場合に当てはまる訳ではありませんが大まかに言ってしまうと横構図はその場所の状況説明、縦構図は感情表現などと関係する主観的表現と言えそうです。

単純にいってしまえば横長の物を撮るときは横構図、縦長のものを撮るときは縦構図で良いのですが、これらの特徴を知識として習得し実際の撮影シーンで意識できれば横構図、縦構図を上手に使い分けて表現の幅が広がるかもしれません。

ただ難しく考えすぎてしまうと余計に悩むだけなので、ここでオススメの方法があります。

試しに縦も撮っておくか!

はい、これがお勧めです。難しく考えても仕方ありませんので、いつも通り横構図で撮ったら最後に縦構図も試しに撮っておきましょう。帰宅して撮った写真を見直したとき「あっこのシーンは縦構図が正解なんだな」と思えれば、それだけで大収穫だと思います。

最後に付け加えておきますがコンテストに参加されている方は縦構図を嫌う主催者が少数ではありますが存在することを書いておきます。主に企業やお店の主催する写真コンテストですが、これは入選作品の発表時に既にスペースが決まっていて横構図の写真しか並べることのできない展示方法、紙面レイアウトなどがあるからです。ただ応募時に「横構図のみ」とは書かれていないので注意しましょう。

今回はこの辺で!!




横構図ギャラリー

縦構図ギャラリー 

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そう、バイク写真とツーリング写真は違うんです<初級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、皆さまはバイクに関わる写真についてどのような写真がお好きですか?

今回は一言にバイク写真と言ってもその内容は様々なジャンルがあり、それぞれの違いを簡単に整理してみたいと思います。なぜこのような解説をするかと言うとジャンルを意識して写真を撮ることで作品の意図が明快になるからです。




・バイク写真

EOS6D Mark2 + SIGMA35mmF1.4ART

バイク写真は愛車を主役として撮った写真です。そのオートバイが最もカッコよく見えるアングルを探り、パーツの質感やカウルの繊細な曲線などを意識して撮ってみましょう。この時、無意識下にメーカーのカタログのような写真を真似ないのがコツです。どちらかと言うとメーカーの広告に使われているようなイメージカットの方が参考になるかもしれません。

お勧めの撮り方は上の写真のようにライダーの姿を見切れで入れることです。これにより愛車が主役でありつつも、オーナーとの関係性も表現できます。人間の姿が少しでもあれば動きや時間を加えることが出来るのでバイクのオブジェ化を避けるのにも有効です。

言うまでもありませんが画面内にバイクを大きく構図し、ピントもしっかりと車体に合わせます。背景がゴチャゴチャしている場合は絞りを開いてボカすのも有効ですが、それより上の写真のようにシンプルな背景の場所を選ぶのがお勧めです。

場合によってはフラッシュを発光させてバイクの下から十分に光を当ててみましょう。

・ツーリング写真

EOS30D + EF28-70mmF2.8L

ツーリングのワンシーンを切り取ったような写真です。バイクが主役なのではなく風景の中のバイク、ライダーがある写真のことです。【ツーリング=旅】と定義すると旅と関連の深い被写体は道、海や山などの自然景観、その地域の文化、地元の人や他の旅人との出会い、港、田園風景、その他にも郷愁を感じる里山、崇高な廃墟や火山風景なども旅ならではの情景です。

その中でも私が特に魅力を感じる被写体は道です。道はこれから始まる旅路、あるいはそれまでの旅路を観賞者に連想させます。ツアーや観光バスでは旅を実感できない理由は道を意識できないからだと思います。そして以前も書きましたが道は写真にすると人に何かをうったえているような表情になります。

旅心を忘れかけた人々へのメッセージとして道のあるツーリング写真。これを撮ることに今、私は夢中です。当面は「ツーリングのワンシーンを切り取る」をテーマに個人的な写真家として活動していきたいと思います。

・バイクのある風景

EOS1Dx + SIGMA150-600mmF5.6-6.3DG

バイクのある風景はツーリング写真との区別が難しいですが、ツーリング写真ほど旅を意識したような写真ではなく、純粋に美しい風景の中に溶け込むようなバイク写真という認識で良いと思います。

美しい景色のところまでツーリングしたんだからツーリング写真とも言えるんじゃない?と言われればそれまでですが、ツーリング写真は移動を重ねる旅路でのワンシーン、バイクのある風景は事前に撮りたい作品のイメージを作ってシューティングに出かける…と言えばお分かり頂けるでしょうか。

代表的なシーンとしては満天の星空に流星群や天の川、満開の桜並木、紅葉のピークなどなど。最高のタイミング、最高の撮影ポイントで狙って撮ったものがバイクのある風景です。




・ライダーポートレート

EOS1Dx + SIGMA150-600mmF5-6.3DG

私が今まで撮ってきた写真の中で、最も少ないと言えるライダーポートレート。ツーリング風景の中のライダーが主役となる写真です。

上の写真くらいではポートレートと呼べるか微妙ですが、本来であれば顔の表情によって作品に感情が入るような写真が素敵なライダーポートレートだと思います。それはツーリングの楽しさ、発見した驚き、素晴らしい景色を見た感動など様々あると思います。

私も含めて多くの写真好きライダーはこのジャンルはほとんど未開拓だと思います。InstagramやFacebookなどのSNSを見ていると可愛い女性ライダーがツーリングの様子を顔出し写真で登場していますが、それを除いてはほぼほぼ見かけないジャンルです。

見知らぬ人を勝手に撮るのは色々と問題のある昨今。お友達やグループでツーリングされる機会の多い方はぜひ挑戦してみてください。

・ツーリングスナップ

CASIO エクシリム EX-10

スナップ写真とはあっと思った瞬間にパッと撮ること。当ブログでは毎日100ショット以上のスナップ写真を撮って写真を身近に生きよう、という毎日100ショットスナップを以前に推奨しましたが、ツーリングの時でもスナップ的に撮りたい瞬間は決して珍しくはありません。

上の写真は稚内の港で休憩中に突然やってきた光景です。あれこれ構図を練ったりどのレンズを使おうか悩んでいたらシャッターチャンスを逃してしまいます。

アッと思った瞬間にパッと撮る。いつでも気軽にパシャパシャ撮る楽しさ。これをツーリング中にやるのがツーリングスナップです。コレ、追及するとなかなか面白くてハマりますよ。

・ツーリングレポート

iphone7

説明するまでもありませんがブログやFacebookなどのSNSで発表する、または後で自分で見る用の記念写真、記録写真といった意味合いの写真です。

これといって難しく考えず、ピントや露出が大きく外れていなければOKという簡単さが魅力でしょうか。ポイントは事実を記録する説明写真として何を撮ったのか?を分かりやすく撮ることです。せっかくのツーリングレポートでも「この写真は一体何を撮ったのだろう?」と見る側に疑問を抱かせるようでは役割を果たせません。上の写真は北海道のオロロンラインにある夕来展望所です。サロベツ原野の標識と遠景の利尻富士をきちんと枠内に収めて「私はここに来ましたよ」という事実を記録した写真です。

SNS用という事ではなく完全に自分で見る用の記録写真の場合は本当に自分以外には見せないようにしましょう。万一、発表してしまうと見る人によっては迷惑だと感じるようですので気を付けましょう。

 

EOS1Dx + EF70-200mmF2.8L  ツーリングのワンシーンを切り取った作品

これらジャンルのどれが良いとか悪いとかではありません。ここではどのジャンルとも言えないような曖昧な写真にならないようジャンルを意識して撮ってみましょう~というお話でした。

またこれらのジャンルから自分が好きな写真はどのような写真なのかを知っておくのも悪くありません。免許をとってライダーとしてデビューしたばかりの人、または憧れのバイクをようやく手に入れて、嬉しくていつまでも愛車を眺めていたいという人はついバイク写真ばかりになってしまいます。もちろんバイク写真も素晴らしいですが、どこかのポイントで物足りなく感じるはずです。

もしバイク写真を追及するのであれば、例えば背景にこだわってみるとかライティングを本格的な物にしてみるなど良いと思います。そしてその写真をどんな人に見せたいのか?を意識してみましょうね。

私は当ブログを通して個人的に写真活動をしていますが、活動テーマは「ツーリングのワンシーンを切り取る」であり、ツーリング写真をこれからも極めていきたいと考えています。

旅を忘れてしまった見知らぬ誰かに私の作品で「あっ、オートバイで旅に出るのもいいかも…」と思っていただければ何にも代えがたい幸福だと思います。

今回はこの辺で!




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あなたの写真を進化させる7つの撮り方☆秘密のテクニック

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、いよいよ2018年も残すところあとわずかですね。今年1年、皆さまは良い旅、良いバイクライフ、良い写真活動はできましたか?「写真活動なんて呼べることはしていないよ、ただツーリングに行ったら好きなように写真を撮っているだけ」というそこの貴方!

今回はツーリング先で普通に写真を撮っているだけですよ!という方々を対象に簡単な内容で「あなたの写真を進化させる7つの撮り方」と題してご紹介してみたいと思います。そんなマジでやってる訳じゃないから!という方でも良い写真が撮れれば嬉しいではないですか?

なるべく実践しやすい内容で解説してみたいと思います!

1.大胆に露出補正を使ってみよう

EOS6D mark2  + SIGMA35mmF1.4ART F10 1/60 ISO100

シャッターボタンを半押しにすると先にピントが合うのをご存じですよね?その時カメラは同時に露出も測定しています。

カメラのAE(自動露出測定機能)は全体の平均や特定の場所などから、明るさのヒストグラムとして最適と思われる値を決めてくれます。しかし多くのツーリングシーンでは必ずしもAEが決めた露出値があなたの欲しい明るさとは限りません。

「知ってる、だから露出補正するんでしょ?それならよくやってるよ」という貴方!それは目で見た風景の明るさを再現するため微調整としての1/3や2/3程度の補正ではありませんか?

ここで言っているのはそうではありません。たとえ脚色と誰かに物言いがついても、心の中で感じた通りに表現する手段として時に大胆にプラス2やマイナス2といった具合に大きく補正をしてみましょう。

上のハマダイコンの咲く海岸の写真はAEの決めた露出に対してプラス1_1/3補正させました。ハマダイコンの可憐なお花が咲くこの情景。明るく仕上げることで柔らかく女性的な写真にしてみました。




2.フレーミングで被写体を切り落とそう

EOS1Dx + SIGMA150-600mmF5-6.3DG F8 1/100 ISO100

フレーミングとは情景のどの部分を画面内とするか?という意味ですがこの場合は被写体を枠で切り落とす手法のことです。

多くの「私はフツーでいいですから」とおっしゃる方々はまず被写体を切り落とすなんて撮り方はしません。それゆえにSNSで見かける多くのツーリングレポート写真は気持ちいいくらいバイクや記念のオブジェなどが枠内に並べたように収まっています。

バイク、ライダーをこのようにフレーム際で切り落とすと、枠の外の様子を写真の観賞者へ想像させることが出来ますし、画面内での存在感の調整もできます。

この写真の場合、去りゆくライダーの行く先には何があるのか想像を誘いますし、仮にライダーが枠内に収まって顔までピントが合っていたら、木造の番屋の存在感はたちまち薄まるでしょう。

「そんな難しいことを考えて撮らないよ」という貴方。撮るときは別に考えなくてもいいです。偶然的な要素でもアタリは出ますので騙されたと思ってバイク、ライダーをフレーム際で切って撮ってみて下さい。

3.重要な被写体にぐっと寄ってみよう

EOS6D Mark2 + SIGMA35mmF1.4DG ART

よく写真のキホンは被写体に寄ること!なんて古くから言われていますが、必ず寄りましょうという事ではありません。しかしそのような撮り方をしたことが無い方々が撮る写真はカメラのズーム機能を使って被写体を寄せた写真であり、被写体の魅力を解明する行程がすっぽりと抜けています。

寄ると不思議。被写体が魅力的に見えるものです。この写真では漁船を主題に35mm単焦点レンズで寄って撮りました。これにより船首のシェイプされた形状が写真のデザインに印象を与えてくれました。

方法は簡単です。ズーム機能をすぐに使う悪い癖を直して足を動かしましょう。まずはお使いのカメラのワイド端(いちばん広角より)を使って一番いいな、と思ったものに一歩寄る。コツは上の写真のようにフレームにかかるまで寄ることです。簡単でしょう?

4.時間帯を選んでみよう

EOS1Dx + EF100-400mmF4.5-5.6L F5.6 1/160 ISO200

夕焼けを狙おうという意味ではありません。写真は光を写すものです。どのような被写体もどのような風景も光によって明らかにされています。

そこで重要なのはどのような光がどのように当たっているかです。ツーリング写真、バイク写真は風景写真のようなものですから基本は太陽が光源になっています。言うまでもありませんが太陽は時間帯によって位置が変わり、夕方と朝方には地表付近の塵や水分などの粒子によって色や強さが変化します。

多くの場合、太陽が真上にある昼間よりも朝夕の日が傾いた時間の方が良い写真が撮れると言われています。上の写真では夕刻の桧原湖畔でのキャンプシーンですが、沈みゆく夕陽の光が画面の右側から当たり、R1200GSアドベンチャーの車体を黄金色に照らしています。

全く同じ構図で撮っても真昼間ならこのような雰囲気にはなりません。朝夕の時間帯は良い写真を撮るゴールデンタイムです。




5.シンプルな背景を先に探そう

EOS1Dx + EF14mmF2.8L F2.8 1/6 ISO100

写真とはシンプルなほど良いです。写っている中に情報量が多すぎると見る側も無意識下に嫌気がさすものです。被写体が複数あるようなシーンではそれぞれに存在感を調整して作品の意図に結び付ける必要があります。これを【画面構成力】といい写真の上級者のなせる業です。

「自分はフツーに撮るだけですよ」という方々はフツーにカメラを向けた先に、バイクやライダー以外に関係のない物がたくさん写ってしまいます。インスタ映えするからと話題の撮影スポットに出向いても、フォトジェニックなモノとバイクを如何に組み合わせて構図するか?に悩んだ経験はありませんか?

2つ以上の要素を組み合わせて構図するのは割と高度な撮り方なのです。

上の写真のように背景をシンプルにして1つの被写体とするだけで無条件に良い写真になります。海岸風景でこのような場所が多いので、ぜひローアングルで撮ってみてくださいね。

6.ライダーを登場させて旅のシーンを演出しよう

EOS1Dx  + EF100-400mmF5-6.3L IS

SNSでよく見かける平凡なツーリングレポートは殆どが愛車と風景の記念写真です。もちろんそれも素晴らしいですが、いつもいつも愛車との記念写真では飽き足らないのではありませんか?

ツーリングで出会った風景と、それに心打たれた貴方の登場により、1つのツーリングシーンが物語のように1枚の写真になります。

その写真をみた人は「自分もこんな素敵な旅をしてみたい」と想像し写真の世界へ想いを馳せるでしょう。良い写真とは人の心をゆさぶる何かがあるものです。それは愛車自慢や風景の中にオブジェのように置かれたバイクの写真では実現できません。

インスタとかで流行っている自撮りとは意味合いが違いますが、この際面倒なのでツーリング写真にライダー(貴方ご自身)を登場させて撮ることを自撮りと呼びましょう。

自撮りはセルフタイマーにダッシュでも良いですが、余裕の無さは背中にも出るものです。できれば一定間隔でシャッターを自動で切ってくれるインターバルタイマーを使用しましょう。自撮りのコツは猫背にならないよう背筋を伸ばす、太って見えないよう斜めから撮る、そして照れずに完璧に演じ切ることです。

7.逆光を使ってバイクを輝かせよう

EOS1Dx + SIGMA150-600㎜F5-6.3DG

当ブログでは何度も同じことを書いてきましたがドラマチックな写真を実現するには逆光に臆せず太陽に向かってレンズを向けることです。スマホでは許容しがたいフレアなどが発生しますが、コンデジ以上のカメラでしたらフレア、ゴーストは演出として役立つかもしれません。

コツは露出補正を積極的に使って輝くシーンを納得できるまで表現してみましょう。地面の草花やバイクのパーツなど、地上物のあらゆるものが輝きを放ちます。

「逆光はきれいに撮れないからダメ」という思い込みはクリープを入れないコーヒーなんて…ですよ(古い)。




いかがでしたか?ここで書いたような知識は読んで「ふ~ん、なるほどね」だけではダメで実際の撮影シーンで知識を思い出し、撮るときに意識することが大切です。せっかく知っていても撮影シーンでそれを思い出さなくては意味がありません。

ぜひこの7つの撮り方を実践してみてくださいね!

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ツーリング写真 撮影マナーと安全への配慮

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、今回は今まで書いたようで書いていなかった撮影マナーのお話でございます。

きっと当ブログの読者様でしたら、以下にご紹介するような事は言われるまでもなく大丈夫かと存じます。

最近になって多くの読者様が増えたことを受けて念のため。。。念のため書いておきますね。




1.道路の真ん中にバイクを置いて撮らない

このような事がマナー違反だという認識は今となっては常識と言えそうですが、いまだに北海道のエサヌカ線や有名な直線路でこのように撮った写真をSNSで見かけます。仮に絶対に他の車は来ないという道であったとしても、写真を見る側に余計な心配をかけるのは間違いありません。

停車場所は他の交通の妨げになったり、道交法に違反するような行為がないかなど、最大限に配慮しましょう。

2.立ち入り場所に気を付けよう

北海道ツーリングの例ですと牧草地帯や昆布の干場などに入らないこと。牧草地は一見すると気持ち良い丘ですが、牧草は家畜の餌になるものでバイクで走ったり立ち入るのはやめましょう。昆布の干場は砂利の駐車場に見えるかもしれませんが食べ物を干すところです。

畑や農場などの敷地も観光用としての駐車場でない限りは立ち入らない。農作物や家畜の病気の原因を外から持ち込まないため、酪農家の方々はたいへんな苦労をされています。

漁港や港は立ち入り禁止の表示がないかよく確認しましょう。特に朝は漁師さん達の仕事の邪魔をしないよう配慮しましょう。工場夜景などを撮りたいときも勝手に工場の敷地に立ち入ったりしないよう気を付けましょう。

3.急に止まると危険!

どこか写真を撮るのに良い場所はないか?私もそうですが撮影に適した場所がないか探すように走り回るものです。突然に絶景が出現しても急に止まらないこと。後続車が驚いて思わぬ事故の原因になります。後方に車や他のバイクがきていないか?よく確認して安全に停車しましょう。

4.人気の撮影スポットでのマナー

SNSなどで有名になった人気の撮影スポット、インスタ映えするオブジェやロケーション。有名なスポットほど人が多く撮影がはかどらないものです。鉄道写真などでは度々トラブルになったり、独自のマナーが存在していたりしますがバイク写真でも同様に先に居た人への邪魔になったり、スペースを大きく陣取ったりしないよう周囲への配慮をしましょうね。

私の場合、人の多い場所での撮影が苦手なので有名な場所での撮影はなるべく避けるか、早朝など人の少ない時間帯を狙って撮ります。それでも現着して既に熾烈な場所取りがあったりすると、無理にそこでは撮影せず人知れず存在する絶景を求めてR1200GSを別の場所へ走らせることにします。

SNSでのマナー

ツーリングで撮った写真、かっこいいバイク写真をSNSのコミュニティーで発表するのは素晴らしいことです。以前も何度か書きましたが我々アマチュアにとってSNSは貴重な発表の場です。しかしコミュニティーであるからには他の参加者に不快を与えるようなコメント等をしないよう気を付けましょう。

発表している人が「何かアドバイスを頂けませんか?」と望んでいる場合を除いて、ネガなコメントは極力避けるべきです。たとえその写真がショッキングピンクまで加工された桜の景色であっても、あなたの正直な感想はぐっと心に秘めておきましょうね。




道道106号 日本海オロロンライン

マナーとは時代の流れと共に変わっていくものです。例えば喫煙マナーにしても歩行中に喫煙したり、喫煙直後にエレベーターに乗ったりすることがマナー違反と言われるのは現代ならではですよね。その昔、北海道のエサヌカ線といえば、みんなバイクを道路の真ん中に真横に停めてライダーは地面に寝そべったりして記念写真を撮るのが定番でした。しかし…それは現代ではマナー違反なのです。(むかしも本当はダメなのですが)

という事で安全やマナーに配慮が及ばないと楽しいはずのツーリングが嫌な思い出にもなりかねません。私の最近の経験では鉄道風景で予め構図を決めて三脚を立て、いざ列車が来るのを待っていたら画面のど真ん中に女性がやってきて列車をスマホで撮影しはじめました。しかし「ジャマなんでどいて下さい」とか言える性格でもないし、そもそも景色は誰の物でもないので、先に居たからといって文句を言う権利はありません。

この時は仕方なく女性のいる状態のままシャッターを切って、あとでLightroomで加工して消去しましが、やはりソレだと作品は傷物のような印象になってしまいます。周囲にいた他の鉄道カメラマン達は私に「あのオバちゃん、邪魔だったらどけって言えば良かったのに~」と言ってはくれたのですが、トラブルになって不快になるのもまた嫌なものです。

その撮影シーンはリベンジすべく次の休日の始発電車を狙って出かけたのですが、やはり皆考えることは同じで人は多かったです。しかし多くの鉄道写真家はそういったマナーに大変長けていてお互いの迷惑にならないよう配慮しあって写真を楽しんでいるようです。そういった面からも鉄道写真というジャンルは本当に成熟された写真文化になったのだなぁと実感します。

今回はこの辺で!




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私がシャッターを切る前にしていること

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、毎日寒いですが体調を崩されていませんでしょうか?調子の悪いときはご無理をなさらず暖かいお部屋で究極のツーリング写真をみましょう~。

つい先日、まだ幼い子供と散歩をしていたとき。何かの雑草が小さな花をつけているのを見つけました。特別目立つ訳でもなく名前は知りませんがたまに見かけるような珍しくもない花でした。

「わぁ~みて~小さなお花が可愛く咲いているよ」屈託ない笑顔と輝く瞳でそう言うと何やら花に話かけはじまめした。幼い子供は純粋であり非常な豊かな感受性を持っていると改めて実感した出来事でした。




さて今回の究極のツーリング写真ではそんな感受性に関わるお話です。ツーリングシーンの撮影地において、私がシャッターを切る前にやっていることをご紹介したいと思います。

EOS6D Mark2 + EF135㎜F2L

ツーリング写真、バイクのある風景写真を撮る場合、シャッターを切る前にまず最初にやることは撮影地探しです。当たり前ですね…。バイクを走らせながら「この辺は何かある予感が!」と感じたら私の中の【ロケーションセンサー】の感度を上げてゆっくりとR1200GSを走らせます。

ロケーションセンサーが反応をしめしたら安全に停止できるかよく確認して、R1200GSを停めてバイクを降り、その場所ですこし歩き回ります。

上の作品は千葉県市原市の梅が瀬渓谷の周辺にある林道ですが薄暗い林道に光が差し込む空間を見つけここで撮ることにしました。この林道には他のポイントでも紅葉がピークを迎えているような場所が何か所かありましたが、そこは完全に日陰だったのでスルーです。

「ここで撮ろう」と決めるには見つける力、勘、経験などありますが何より大事なのは冒頭の子供の例のように感受性が重要です。情景の魅力に気が付いて素直に感動できる心を持っているか?ですね。

次に情景をよく感じ取って何が良いと感じたか?そしてそれを最も魅力的にするにはどうしたら良いかを考えます。想像力の領域です。

具体的な作業としてはその空間がどうなっているのか感覚として判断します。どういう事かと言うと光の差し込んでいる部分、薄暗い木々、道などの位置関係や大きさを把握することです。




次に情景や被写体をどう見せるかを考えます。構図で見せるか、デザインで見せるか、フレーミングで見せるか、あるいは見せ方は何も駆使せずストレートな手法を用いるのか?この場合は露出で見せることにしました。

そうと決まれば露出によって魅力が浮きだたされた部分、この写真では光が透過している紅葉の木々と路面に当たる光です。この最も重要な要素が画面と言う長方形の中に理想的に配置されるよう画面構成します。そのイメージが脳内に出来上がったらココでレンズ選びです。

最初に認識した情景の空間を、その焦点距離のレンズを使ったらどのように写真になるのか?は完全に感覚で養うものです。3m先にあるごみ箱に丸めた紙屑を投げて入れる場合、どのような強さで投げればよいか言葉で説明できないのと同じです。その空間が例えば35㎜レンズを使用したらどのような写真になるかは、たくさんの写真を撮って感覚として身に着けて覚えましょう。

 空間の様子を把握する→イメージをつくる→レンズを選ぶ

この写真の場合はたまたま持っていたEF135㎜F2Lという中望遠の単焦点レンズを使用しました。光が透過している葉と差し込んだ光で輝く地面の様子を理想的に画面に配置するのに適度な空間圧縮だったと言えそうですね。

被写体や情景に心打たれる豊かな感受性、どのように表現するか思考できる想像力、そして空間と焦点距離の感覚。ここまで出来てしまえば、その後のファインダーを覗いて位置関係や大きさなどを調整するのは実はそれほど難しい訳ではありません。アングルさえ決まってしまえばイメージ通りの露出を探してシャッターを切るのみです。

感受性と想像力、そして空間と焦点距離の感覚のお話でした。

それではまた!




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~本日の毎日100ショットスナップ~

RICOH GR APS-C

ピークを逃しても諦めない不屈精神、アイデアマン<初級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、師走の日々をいかがお過ごしでしょうか?お仕事が忙しい…?ですよね。私の仕事は年末は暇なのですが、職場の周辺は東京オリンピックに関わる会場や選手村の建設が急ピッチで進んでいて建築現場で働く皆さまは本当にご苦労様ですと感じます。

ところでBMWからニューモデルとしてR1250GSとツアラーのR1250RTが発売されましたね。先日、行きつけのディーラーさんで見てきました。デザインは大きくは変わっていないようですが1250㏄となったエンジンは大幅に改良されて可変バルブタイミング&可変バルブリフトだそうですよ。

こういった可変バルタイなるものは我々日本人にとっては新しい技術とは感じませんが、おそらく最新の制御技術を駆使しているので昔のソレとはぜんぜん違うのでしょうね。出力は136psでトルクは143Nmだそうですよ!ひえ~・・・

いつも思うのですがオートバイってその人が惚れた時の年代モデルが一番だと思いませんか?例えばカワサキのZⅡと呼ばれる750RSならその世代に憧れた人々にとって最高のオートバイはZⅡですし、私くらいの年代だとオートバイに興味を持った年ごろに登場したゼファーに憧れたでしょう、現代になってカワサキのオートバイを知った人々にとって最高だと感じるバイクはZ900RSなのではないでしょうか。

私にとってBMWの空冷ボクサーツインはF650GSダカール時代にあこがれを抱いたR1150GSアドベンチャー、R1200GSなのです。だから新型が発売されても欲しいという気持ちよりは、あの時に憧れたバイクを今乗っているコトを大切にしたいなと、そんな風に思います。




さて今回の<初級>ツーリング写真解説では簡単な内容でサラっといってみたいと思います。紅葉や桜など季節の被写体を狙いたいとき、せっかく撮影に相応しいと思われる場所に向かったのに散っていた…なんてご経験はありませんか?

そんな時はどうしましょうか。写真を撮るのをやめてラーメンでも食べに行きますか?いいや、ちょっと足元を見てみてください。例えば秋の紅葉でしたら葉が落ちていればソレを手で拾うだけでも作品は成立しますよ。

RICOH GR APS-C

こちらの作品をご覧ください。この場所は木からは殆どの葉が散っていましたが、よく足元を見ると赤、黄色、緑と色とりどりのモミジが落ちていたのでカタチの良いものを選んでR1200GSのクチバシの上に並べてみました。最初はこれだけを撮ってみたのですが、何かモノ足りないのでこれらの色の要素を全てもっている葉を見つけて手で持ってみました。

ポイントは葉をR1200GSのメインヘッドライトに重ねている点と、クチバシの上に並べた葉を不自然なくらいに丸く並べたことです。この不自然な、とは自然にバイクの上に落ちたのではなく、人が並べたことが明らかに伝わるという意味です。この写真に写っている手の人物が写真を撮る前に落ち葉で遊んでいたことを伝えてみました。

どうですか?良い写真かどうかは別として面白いでしょう。最近忘れがちだった【写真で遊ぶ】を久しぶりに思い出してみました。こんな遊び心が写真を楽しむちょっとしたコツでもあります。




 

しかし新型のBMW R1250GSのブルーは私のこの2008’R1200GS(スズキ軽自動車のブルーにペイントしました)にそっくりのブルーですね。もしかしてBMWのカラーデザイナーが究極のツーリング写真を見て、私のGSの色をパクったか??…いや、そんな訳はないですよね。

BMW R1250GSのコスミック ブルーメタリック

う~ん、似ている。えっ? か…買わないですよ。

BMW F850GS アドベンチャー

どちらかと言うとF850GSアドベンチャーの方が気になったりします…。買いませんが…

今回はこの辺で!




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中吊り広告から学べる写真教室<初級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、だいぶ寒さが厳しくなってきてバイクシーズンオフという感じですが、冬の間は何をして過ごされますか?

ところで今日、通勤電車の中でこんな光景を見かけました。7人掛けの座席に中学生らしき男の子が座っていました。その前に年の頃60くらいの男性が吊革につかまって立つと、少年が「席どうぞ」と立ち上がりました。男性は恥ずかしそうに笑いながら「いいよ私は!」と言ったあと、少年の気持ちが嬉しかったようで部活は何をしているのか?電車に乗って通うとは私立中学か?などと会話がはずみ、朝からホッと心がやわらぐ光景でした。

毎日通勤電車に乗っていると、たまに見たくない光景も目撃しますが世の中捨てたものではないですね。

さて今回はそんな通勤電車や駅の構内など、日常で目にする光景からでも写真に関わる重要なことが学べることがありますよ!というライトな内容でいってみたいと思います。




当ブログ、究極のツーリング写真では今まで何度も「いい写真を撮るには?」に関わる様々なことを解説してきました。これについては私も偉そうに解説などできる立場ではないのですが、私の知っている範囲のことであれば、ご存じではない、勘違いしていた方々に知っていただきたく「いい写真を撮るには写真を好きになることです」とうったえてきました。

もちろんカメラやレンズの機能を使いこなしたり、それらの知識を深めたり、構図や露出など撮り方を学ぶことも大切かもしれません。しかし「これから写真をはじめよう」という初級者の方にとって、まず最初にしていただきたい事は写真を好きになることなんです。

その中で自分の好みやスタイルを少しづつ構築して、他の誰にも似ていない自分らしい写真をやがて撮れるようになるのかな…と感じます。もちろん最初のうちはイキナリ良い写真は撮れませんので、SNSなどで知り合った上手な人の写真の真似をして撮るのも良いと思います。しかしここで大事なのは好きな人の真似をしようということ。ただ上手なだけの人の撮り方をコピるのはやめましょうね。

さて今回は電車の中吊りや駅構内にある企業などのポスターから、自分の好きな写真やデザインを探してよく見てみましょう、という話題。その中から「あっ自分はこうゆうのが好きなんだな」と自覚していくことにより、ご自身で撮る写真の好み、スタイルの方向性が決まってくるものです。

上は「いいちこ」の広告ですが私の場合はコレが大好きです。きっと究極のツーリング写真の熱心な読者の方々でしたら「あぁ~いかにもアンタが好きそう」と思っていただけると思います。

これも「いいちこ」ですが大好きな感じです。中心にボトルが置いてあることに気が付くのに数秒の時間を要するリビール効果の使い方や、自然の中にボトルだけ地面に置いてある不思議さが想像を誘います。キャッチに使われている「話のつづきを聞かせてください」にもコチラ側の心をぐっと掴まれたような感じで素敵ですよね。

こちらは大塚製薬のカロリーメイトです。この投稿を書いている今日も電車内で見かけました最新の広告ですね。行き交う人々と真逆を向いて強い眼差しでうったえるものに力強さを感じます。全体を濃紺でまとめている中で商品(カロリーメイト)が黄色であることに注目です。濃紺と黄色はデザインの色相環では補色関係であり、非常に組み合わせのよい関係です。

こちらも大塚製薬のカロリーメイトの広告で、やはり電車内で見つけました。とにかくこの作品に私はインスピレーションを受けて素直に「これカッコいい」「こうゆう感じ大好きだ」と感じました。

あまりにも素敵な作品だったので調べてみたところ、どちらの作品もフォトグラファー市橋織江さんの作品でした。

 

こちらは写真ではありませんがイラストによる東京メトロの広告です。写真でなくともデザインの要素を発見したり、そこから受ける人の感情の動きや自分の好みを知ることができます。この作品ではドラえもん自体に注目するよりもレインボーカラーのラインの入れ方やMOVING!METRO!のフォントの使い方などを見てみましょう。

全体に斜めに入る動きは躍動感、飛躍していく企業と連想しやすく、地下鉄を日々利用している人々へ、未来への期待感や「人々の暮らしに役立つ企業として変貌していきますよ」という意図が感じ取れるデザインです。

 

こちらも東京メトロの広告ポスターですが、威厳ある黒人SPが危険な線路から少女を守るようなセキュリティー、安心、守られていると連想できるポスターですね。全体のデザインから受ける印象もさることながら、オシャレさを感じる辺りが私の好みです。




いかがでしたか?

こういった広告に使われている写真やイラストなどのデザインから自身の好みを知ることにより、これからどんな写真を撮っていきたいのか?の道しるべが見えてくるように思えます。逆に最新のカメラや高級なレンズのことばかりを知識として詰め込めば、写真への関心が薄れてしまい高画質な説明写真を撮るだけの人になってしまいます。

写真を好きになることは感覚の世界への門をたたくことです。感覚の世界は写真に限らずイラストやポスターや彫刻や建築物、自動車やバイクのデザイン、ファッション、もちろん音楽や芸もそうですが人間の幸福と深く関わる素晴らしいものだと私は考えます。

日々の暮らしの中で日常的に目にする広告。その中から自分の「好き」を見つけてインスピレーションを受ける。寒い冬でカメラを持ってツーリングに行けなくても、写真の練習にもなりますので是非、明日から意識して広告を見てみてくださいね。

今回はこの辺で!




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~本日の毎日100ショットスナップ~

RICOH GR APS-C

出勤前に職場近くの横断歩道で撮った1枚。「東京の足」

平凡写真を生んでしまう7つのNGその3<初級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、前回まで平凡な写真を生んでしまう7つのNGと題して、SNSなどでよく見かけるような普通のツーリング写真の何がダメなのか?いやいや…失礼しました。ダメな訳ではなく何が平凡になってしまう原因なのかを分かりやすく解説しております。

~究極のツーリング写真流 平凡写真を生んでしまう7つのNG~

1.被写体を必ず枠の中におさめて撮っている 

2.複数の被写体を画面内に並べている「お子様構図」 

3.カメラの撮影モードはオートモード 

4.ズームをぐるぐる回して大きさの調整をする 

5.被写体に不快な要素が重なったり貫通している 

6.画面の隅に電線や余計なものが写っている 

7.事実を記録しただけの写真で満足している

前回の投稿 1~2はこちら

      3~5はこちら




6.画面の隅に電線や余計なものが写っている

フツーの人がフツーに撮った写真というのは上手い下手とかの以前に、そもそも手抜きと言ったら怒られそうですが、とにかく手間をかけていないものです。

こんな事をしょっちゅう経験します。私が写真を撮っている場所に、別の人がやってきて同じように写真を撮ろうとします。きっと私が一眼レフに三脚など立てて撮っている様子を見て、絶好の撮影スポットだと感じたのでしょう。しかしその方はカメラを取り出して私が撮っていた方向にレンズを向けパッと1枚撮ってすぐに立ち去りました。ものの1分の出来事でした。

写真を撮りたい!と思って足を止めたけど、手間ひまはかけない。これはフツーに写真を撮っているフツーの人々の典型的な撮影の仕方です。

雑に撮ると写ってしまう余計な要素

ではフツーはもうやめて見る人を喜ばせる素敵な写真が撮れるようになるには?構図とか露出とか、撮り方を学ぶ前にまずは丁寧に撮ることを心がけましょう。

丁寧に撮るとは急がされるように撮ったり、雑だったり面倒がったりしないことです。上級者なら不要かもしれませんが、最初の頃は撮った写真を再生してよくチェックしてみましょう。

特に画面の四隅に電線やカラス、地面に落ちているゴミ、そういった写真の趣旨と関係のない要素や醜いものが無いかチェックしましょう。レンズやセンサーに付着した汚れなど論外です。

少し動く、ゴミは拾う、少しの手間と時間で写真の細部はぐっと良くなりフツーの写真とは一線を画す「作品」へと昇華するものです。




7.事実を記録しただけの写真で満足している

誤解のないように最初に書いておきますが事実を記録しただけの写真が悪い訳ではありません。ツーリングレポート用の写真や自分のツーリングの記録として残すのであれば問題ありません。

写真である以上はカメラは事実を記録する機械です。しかしフツーに撮るのはやめて人に見せて喜んでもらえるような素敵な写真を撮るには、事実を記録しただけの写真では力不足なのです。

ただ最初の頃はどうしても事実を写しただけの写真になってしまうものです。感じたものを表現せよ!などと言われても初級者の方には具体的に何をどうしてよいか分からないですし、そういった写真の核心的な部分は目指したところで一朝一夕に成就するものではありません。

ここで重要なのは事実を記録して満足しないこと!です。そう、ただ撮っただけなのに「よしよし、撮ったぞ!」と満足をしないこと。

では事実を記録しただけの写真と、そうではない写真を同じ場所で撮った作例でご紹介いたします。

夏の北海道ツーリングの定番ルート 道北エリアにある最果ての道「日本海オロロンライン」道道106号線です。まっすぐに伸びる道、何もない荒涼とした景色、爽やかな青い空、遠景に利尻富士。フツーの人がフツーに撮るツーリング先での写真とはズバリこうです。きっと多くの皆さんが、こういった感じのオロロンラインの写真を見たことがある、またはご自身も撮られたことがあるのではないでしょうか?

これはこの場所にある、あらゆる魅力的な要素を画面内に集めてそれを撮った!という達成感や満足感でフィニッシュしてしまった完全自己完結型の写真です。

こういった写真を撮って満足するのではなく、その時は叶わなくても結構ですので「何か足りないな」「こうではなく感動や情緒みたいの出せないだろうか」といった具合に悩んで悩みぬいて下さい。

とにかく記録や記念として撮って満足しないこと…。

 

次にこちらの作品をご覧ください。撮影時期は違いますが場所はほぼ同じポイントでオロロンラインのジュンサイ沼付近です。最初の写真との決定的な違いは完全に道を主役に撮ったことです。道の様子について「果てしなく続く最果ての道、旅欲を駆り立てる究極のルート」といった作者の感じたことを作品に込めています。

事実を記録しただけの写真とそうではない写真。まず印象(インパクト)が違いますし、いつまでも眺めていたい、ここへいつか行ってみたい、と思えるのはどちらでしょうか。

これで事実を記録しただけのフツーの写真がいかに退屈かお分かり頂けたと思います。フツーの写真とは撮る側も見る側も退屈なものです。フツーに撮るのは記録用として人に見せるのものではないのですね。

最初は難しいかもしれませんが、いつか記録ではない貴方の感じたコトが表現される個性作が、継続していれば叶うはずです。くどいですが記録写真になってしまっても満足はしないでください。

7つのNGのまとめ

いかがでしたか?ツーリング写真、バイク写真に限らずこれから写真をやってみようかな?と思っていらっしゃる方々へも役立つと思います、フツーに撮っていた写真と趣味として始める写真の違いをNG例でご紹介しました。

カメラとは事実を記録する機械でもあるので、その使い道は多岐にわたるものです。カメラを手にしている皆がみな人に見てもらい感動してもらいたい!と思っている訳ではありません。人によっては「いかに本物のようにリアルに撮る!」に恐ろしいほど執着している人も見かけます。

カメラという機械が好きで最新モデルを買ったり、高価なレンズを購入したり、あるいはビンテージのフィルムカメラを集めている人もいます(それも素敵なご趣味だと思います)。

なので世には【正しいカメラの使い方】みたいな情報はカメラ全般という意味で溢れているようにも見えます。その中で自分が欲しいHowto情報は一体どれなのか?を見極める必要があるのです。本当に紛らわしい情報が大量に溢れているのです。

当ブログ、究極のツーリング写真ではプロが仕事として撮っておられるような写真や、事実をリアルに写すためのカメラの操作方法などは解説しておりません。個人が写真を通して【バイクツーリングに関わるコト】を発表できるような、そんな素敵なツーリング写真を目指しており、そのためのノウハウを公開しております。

今回、はじめて当ブログにいらして、この投稿をご覧になった方、真のツーリング写真にご興味を抱かれた方はぜひブックマークしてくださいね。




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↓↓↓北海道ツーリング オロロンラインの撮影ポイント↓↓↓

 

平凡写真を生んでしまう7つのNGその2<初級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、前回の投稿より「これから写真を趣味にしてみようかな?ツーリングで風景写真とか素敵かも?と何となく気になって、これから始めてみようかな、という方を対象によく勘違いされている写真の撮り方を正すため、7つのNGとしてご紹介しております。

~究極のツーリング写真流 平凡写真を生んでしまう7つのNG~

1.被写体を必ず枠の中におさめて撮っている

2.複数の被写体を画面内に並べている「お子様構図」

3.カメラの撮影モードはオートモード

4.ズームをぐるぐる回して大きさの調整をする

5.被写体に不快な要素が重なったり貫通している

6.画面の隅に電線や余計なものが写っている

7.事実を記録しただけの写真で満足している

前回の投稿 1~2はこちら

3.カメラの撮影モードはいつもオートモード

カメラは持っている、旅行に行ったときや記念日などに写真を撮るよ。というところから趣味として写真をはじめてみよう!と思ったタイミングを境に「オートモード」はもう使ってはいけません。

【オートモードは大失敗はないが良い写真が撮れないモード】と覚えてください。どのように撮るのか?という写真の最大の楽しみをカメラのコンピュータに任せようと思う時点で趣味の写真とは言い難いです。

ここで言うオートモードとは多くのコンデジや一眼レフ入門機などによくあるシーンモードを含めた撮影モードです。風景、スポーツ、人物、夜景といった具合にダイアルで回して選ぶアレです。




「え~キレイに撮るにはオートモードが良いんじゃないの?」

いいえ、そもそもキレイに撮ること自体は現代のカメラでは難しいことではなく、キレイに撮ることを目標にしては面白くありません。その昔、写真が難しかった時代はキレイに撮れればプロ級という時代がありましたが、現代のカメラでは簡単に綺麗に撮れるのでそれだけでは全く通用しないのです。

かといって最初にいきなりマニュアルは難しすぎます。そこでお勧めの撮影モードは絞り優先モードです。多くのカメラにA、キャノンであればAVとあるモードです。

これは絞り値だけは撮影者であるアナタが決めてくださいね!というモードです。ツーリング写真、バイク写真に密接に関係する「ピントの合う範囲」「背景のボケ具合」の調整を学びましょう。

4.ズームをグルグル回して大きさの調整をする

多くのカメラに当たり前のようについているレンズのズーム機能。遠くのものを大きくしたり、肉眼よりもワイドに広げたりできる便利な機能です。しかしこれは使い方を誤ると上達を妨げる原因になります。

記念写真、記録写真を撮っていただけの普通の使い方であれば、画面内の被写体の大きさを調整するのにファインダー(あるいはモニター)を見ながらグルグルとズームリングを回して「よしバッチリ」と思ったところでシャッターを切る、で別に良いと思います。

しかし趣味として見せた人に喜んでもらえるような素敵な写真を撮ってみたい!ということであればコレもダメです。

ワイドにしたり望遠にしたり、という画角とは調整することではありません。目の前の空間を2次元の写真とするとき、どれくらいの幅(望遠なら圧縮感、広角ならパース感)で表現するのかを選択することです。

そして何より悪いのはズームリングをグルグルを癖にしてしまうと、いつまでも足が動かず構図を作るための写真家の足を養うことができない、被写体に寄るという写真の基本が身につかないのです。

35mmを選択し主題である漁船に足で寄った写真

そういった意味では最初に訓練という意味も兼ねて35㎜か50㎜あたりの単焦点レンズを選ぶのも良い選択です。単焦点レンズとはズーム機能がなくて画角が固定されているレンズ(またはカメラ)のことです。軽量で描写も美しくオススメです。




5.被写体に不快な要素が重なったり貫通している

多くの平凡な写真には背景への配慮が足りなかったり、そもそも重要であるはずの被写体にガードレールや派手な看板などが重なっている写真です。細かな部分への配慮がない写真は雑な印象で「作品」と呼び難い「画像」に過ぎません。

最も最悪の構図と言えるのがコレです。細長いものがメイン被写体のド真ん中を貫通している「串刺し構図」です。これはまだオートバイなのでマシですが人物だった場合は頭部や心臓を射抜いているようで何だか縁起でもない写真になります。

こういった串刺し構図や不快な物が重なっている場合は、カメラ位置を少し移動するかバイクなどの被写体の位置を修正すれば簡単に直ります。

よく見ないで撮るのでこういった事に気が付かない、気が付いても手間をかけて直すことができない、これらは誰でも簡単にできるはずなのに面倒なのでやれない、というモチベーションの問題とも関わっています。

カメラ位置を少し変えるだけで串刺し構図を回避できる

またまた長くなったので6と7は次回に続きます…




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平凡写真を生んでしまう7つのNG<初級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、今回の投稿は特別、写真やカメラに関心があわる訳じゃないけど、最近になって何となく写真をやってみようかな?そんな方々を対象とした写真に関わる初歩的な内容でいってみたいと思います。

題して「平凡写真を生んでしまう7つのNG」でございます。

1.被写体を必ず枠の中におさめて撮っている

2.複数の被写体を画面内に並べている「お子様構図」

3.カメラの撮影モードはオートモード

4.ズームをぐるぐる回して大きさの調整をする

5.被写体に不快な要素が重なったり貫通している

6.画面の隅に電線や余計なものが写っている

7.事実を記録しただけの写真で満足している




究極のツーリング写真の読者の皆さまや、写真のキャリアがある程度の方でしたらきっとクリア済みだとは思いますが…これから写真をはじめてみようかな?とお思いの方から見ると特に1や3がなぜダメなのか分からないと思います。

写真を趣味としてやった経験はない。そんな方々でもカメラを使ったことくらい誰でもあるので、カメラの電源を入れてシャッターを押して撮るくらいは出来るはずです。これから写真を趣味としてやっていこうかな…そんな風に感じて写真を始めるとき、普通に写真を撮るのと趣味として素敵な写真を撮るようになることの違いが、この7つの中に隠されています。

今回はそんな初歩的なお話を7つのNGで解説してみたいと思います。

1.被写体を必ず枠の中におさめて撮っている

おっ、ここはイイ感じの場所だな。と思って愛車を停めて写真を撮ろうと思っても、この写真のように普通にバイクを枠の中におさめて撮ると印象の薄い平凡写真に陥りやすいです。なぜならSNSなどで見かける多くの写真がこのように撮られていて、見る側も無意識下にこのような構図に飽きているのです。

このような撮り方が絶対にダメという訳ではありませんが、最初の頃はこのように「バイクやライダーなど重要な被写体は画面におさめなくてはいけない」という思い込みをまずはやめてみましょう。

EOS6D mark2 +SIGMA35mmF1.4ART F6.3 1/160 ISO100

最初にここで「おっここはイイ感じ」と思った理由はブルーグリーンのペンキがヒビ割れている扉の様子と、錆びたトタンの組み合わせが印象的で、この古びた番屋から崇高さを覚えたからではないでしょうか。そうと分かれば愛しいバイクの存在感を苦渋の思いで枠で切って存在感を下げてみて下さい。手法は枠で切るだけでなくバイクのピントをボカすのも有効です。

コレだけで平凡な写真ではなくなります。シーンの主題が明確化されて印象的な写真になります。写真を見る人にも番屋の雰囲気からあなたが感じたことが何だったのか伝わるはずです。




2.複数の被写体を画面内に並べている【お子様構図】

港に船があった、それで自分のバイクと一緒に撮ったよ。お子様構図とは幼い子供が書いた絵のように画面内で等しい存在感で並べられたような写真のことです。このような写真ではR1200GSで海の方へツーリングに行ったら港に白い船があったよ。という事実のみの画像であり、見る側としても心に入ってくるものが有りません。

もちろんこういった写真でも発表すれば反応は良かった、という場合もあるかもしれません。しかしそれらは「R1200GS欲しいんだよねぇ」とか「あの船、知っているよ」とか「最近、雨ばかりだったのにイイ天気で良かったですね」といった写真に写っている事実に関わる感想に過ぎません。

船、鉄道、飛行機、何かのオブジェや有名な建物など、バイクとからめて複数の被写体が存在する場合は、どれが主役なのかを明確に写真にしましょう。もちろんバイクの方を主役にしても大丈夫です。重要なことは1つの主役を明らかにすることで、コツは少々大げさすぎるくらいに撮ることです。

この【重要な1つを明らかにする】はいつか上級者になったときに写真の意図や感じたことなどを表現をするときにも使うので、物理的に存在する被写体でまずは出来るようにしてみましょう。お子様構図の脱却は写真への第一歩です。

長くなってしまったので次回に続く…

最近、このパターン多いなぁ~




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