「なにを」「どう」「撮るか」をバイク写真に当てはめると…??

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、今日は写真でよく言われる「写真とは何をどう撮るかである」について私なりの解釈で書き出してみました。私自身に言い聞かせるための独り言ですが、お暇な方は読んでみてください。

 ~なにをどう撮るか~




「なに」

被写体を見つける、撮影地を見つける発見力、気付き力のこと。被写体、情景の特長をきっかけに、そこで撮影に挑もうと決める力。

EOS1Dx + SIGMA150-600mmF5.6-6.3DG F5.6 1/500 ISO400

「どう」

言語化力は審美眼に付帯されるプラグインとして機能させる。「湖が綺麗だ」ではなく「風にさんざめく湖面が美しい」といった具合に、審美眼が反応したことに対して、言語がその価値を高めてくれる便利なプラグインだ。

具体的な効果として説明すると言語化前に撮った写真は湖の写真。言語化後に撮った写真はさんざめく湖面が美しい写真という事になる。

女性に「かわいいね」と言えば大抵は喜ばれるはずですが、どうかわいいのか言葉で表現できればさらに喜ばれるはずです。あなたが感じたことを素敵な言葉にできれば相手に喜ばれるのと同じように、写真も「どう」が明確に観賞者に伝われば喜ばれるものです。

EOS1Dx + EF70-200mmF2.8L F6.3 1/400 ISO100

「撮る」

言語化によって具体性を打ち出した作品の意図を作業に落とし込むこと。構図は足を使って被写体や背景などの位置関係を、フレーミングは被写体の一部を切り存在感の調整や枠外へ想像を誘う、絞りはボケ具合で印象をコントロール、シャッター速度の調整は写真に時間を与える、露出は明るさの観点で心理的な印象を調整する、デザインはぱっと見た瞬間の観賞者の目を楽しませる。これらは全て観賞者に作品の意図を導くためにしっかり機能させること。

EOS1Dx + SIGMA150-600mmF5-6.3DG F6.3 1/640 ISO100




これら3つの・なにを ・どう ・撮る はバランスをもって身につけていきたい。例えば「どう」を蔑ろに「撮る」だけをトレーニングしたところで綺麗な写真しか撮れないのです。

大切なことは「なにを」も「どう撮る」も自分ならではの個性であるか?私が感じたたことはこうです。これが私の表現です。とシンプルにうったえているか?です。

これらに偶然や奇跡あるいは稀な気象現象、想像をこえる美、笑い、驚きがトッピングされれば傑作ですね。

自分自身にこれができる写真家になってほしい、という期待をかける自身へのピグマリオン効果を狙ってみました。

なにをどう撮るか?のツーリング写真的解釈でした。





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四隅をチェックし素人っぽさを卒業しよう<初級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、ずいぶん以前に「アホな青春バイクコラム」という投稿をしましたが、覚えておられるでしょうか。あれは前後のブレーキ機能を失ったNSR250Rで国道16号を〇00キロオーバーで走る友人Sが主人公でしたが、また機会をみて少しフィクションを混ぜて書いてみようかと思っております。

その話の主役である友人Sはほんとうに面白いヤツでして、こんな話もあります。ある夜、仲間同士でたまり場になっていたガソリンスタンドにて。Sは愛車シルビアで登場し誰かにもらったカーオーディオを取り付けるのだと意気揚々にダッシュボード周りを分解しはじめました。

しばらくすると暗闇のシルビアの室内から何やら「ウッ」とか「ウオッ」とか変な声が聞こえてきます。様子を見に行くとテスターが無いからと車体からの配線類に直接触れて感電しながら接続する線を探っているのでした。

被覆を剥いた銅線に触れながらキーを回しビリっときたら「こりゃACCだ」とか、ライトを点灯させてビリっときたら「こりゃイルミネーション電源だ」とか言って何だかんだ最終的にカーオーディオを取り付けてしまいました。

まさに人間テスターです。




さてくだらない前置きでしたが今回の初級ツーリング写真解説では、かなり初歩的な内容をいってみたいと思います。いくら練習しても何かイマイチだな…と感じている方は写真の細部まで神経が及んでいないことが多いものです。

特にメインとなる被写体に気をとられすぎて背景、または画面の四隅のクオリティが甘い場合が見受けられます。余計な物が写っていたり、絞りの解放で光量が落ちていたり、レンズの歪みが目だったりといった物が代表例です。

こちらの作例をご覧ください。漁港での一コマを撮ったのですが、主題が明確でなく全体が散漫としています。よく捉えればありのままを撮った自然な1枚ですが、それで作品として通用するとは思えません。ピンクで囲った部分が余計な物が写ってしまった個所です。こういった細部の詰めが甘いと、ぱっと見でシロウトっぽい写真になってしまうのです。

この撮影シーンでは日の高い逆光を生かして、民家の瓦屋根が輝きを放つ様子などに注目し、それを伝えるよう構図を作ると良かったでしょう。もっと足を使って被写体の配置や大きさを工夫し、一番良いと感じたものを明確に、かつそれ以外の部分は綺麗に整理しなくてはいけません。

 




撮影時に上の写真の黄色で囲った部分に、何か問題がないかチェックする癖をつけてみましょう。余計なものが写っていないか?絞りを開きすぎて周辺光量落ちがないか?必ずここをチェックする癖をつければ、それだけで劇的に写真は良くなります。

スポット修正やスタンプツールのような画像ソフトで邪魔な物を消去することは、撮影時には配慮が届かなった不測のミスを仕方なく修復するための手段です。例えば吸い殻が落ちていたら拾いましょう、電線が写っていたら画面外に排除できないかアングルを変えましょう。

ソフトに最初から頼るのは決して関心できることではありません。

センサーやレンズの汚れは日常的に完璧に清掃しているつもりでも、ツーリングでカメラを持ち出していると出先で汚れが付着してしまうものです。その場合は仕方なくソフトで消去しましょう。

本当は四隅のチェックと言うよりは被写体以外のエリアと言うのが適切なのですが、覚えやすいという意味で最初は四隅のチェックとして実践してみてください。

どうしても最初の頃は撮った写真をその場で確認しても、写真のチェックの方法すらよく分からないものです。今回の四隅のチェックは具体的で分かりやす方法です。上達すれば意識しなくとも、四隅や背景は綺麗に整理できるものなのです。

ぜひ次回のツーリングで実践してくださいね。





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~本日の毎日100ショットスナップ~

もう3年くらい前に撮った写真です。実は上の解説に使った1枚目の写真と場所が同じです。こうやってバイクは無しで撮る分には漁港風景もそれほど難しくはありません。使い込まれた様子の船を主題にしたければ、それを撮るのみです。しかし気に入った被写体あるいはシーンにおいてバイクを入れて写すとなると難しくなるんですよね。

ツーリング写真におけるカンタン絞りマスター<中級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、夏のツーリング楽しまれていますか?

夏は苦手だ…という方でも夏には夏の良さがあって、たとえば日が長いので早起きをして日の出前から走り始めるなんて良いと思いますよ。美しい朝日を望んで午前中に帰れば熱中症になるような暑さは回避できます。

また深夜のうちに高速道路で移動して標高の高い涼しいエリアに行くのも良いですね。高原が爽やかな空気に包まれるのは今の時期ならではです。

さて今回の<中級>ツーリング写真の解説ですがツーリング写真におけるバイクのボケ具合の調整、つまり絞りのお話でございます。




今まで当ブログ 究極のツーリング写真ではオートバイ写真という大分類の中で・バイク写真(車体をカッコよく撮る写真)、・ツーリング写真、・バイクのある風景、・バイクのある時間、といった具合に分類し、それを明確に撮りましょうというお話をしました。

ツーリング先の風景の中でバイクをカッコよく撮ることに気を取られると、バイク写真ともツーリング写真とも言えない中途半端になり、結果よく見かける平凡な写真になってしまいます。

ツーリング写真、バイクのある風景においてバイクの存在感をボケ具合によって調整する場合は簡単です。手前に置いた花など風景の前景、近景のときのボケ具合の調整と違い、それほど微調整を要求したり、悩んだりすることは無いと思います。

 車体が少しボケている作例

今回はオートバイのボケ具合について簡単に5つの段階に分けて解説したいと思います。以下は程度がボケいる順に書いてみます。

1.かなりボケているがオートバイであることは誰にでも伝わる

2.オフロード、アメリカンなどバイクのタイプが分かる程度にボケている

3.バイクの知識がある人が見て、車種が判別できる程度にボケている

4.少しだけボケている

5.完全に合焦している

何だか眼科の問診票みたいになっちゃいましたが、オートバイのボケ具合の調整は、この大まかな5段階だけ覚えておけばほぼOKだと思います。




 車種が判別できる程度にボケている作例

ここで注意点は1つだけ。それがオートバイなのか何なのか?分からないくらいボカさないこと。これでは構図内にオートバイを置いた意味が全くありません。「そんなコトくらい分かっているよ!」とおっしゃるかもしれませんが、案外と写したものが何なのか?写真の観賞者には伝わらないものなのです。

そういった意味で、画面内にある全ての物が多くの観賞者に分かりやすく伝わるよう撮るのは最低限のことと覚えておきましょう。

かく言う私も以前に「ここに写っているのはバイクですか?」と聞かれたことが何度かありました。ガッカリしちゃう瞬間なので気を付けましょうね。

それと一眼レフの人は絞り込みボタン(キャノンの場合は被写界深度プレビュー)を活用しましょう。カメラを絞り優先モードにし、メイン被写体または風景全体にピントを合わせたらバイクを1~5のどの程度にボカすのか、絞り値を選択したあと絞り込みボタンを押して確認をしてみましょう。

念のため補足しておきますが、絞りとは現代の一眼レフカメラの場合F8とかF11とかにダイアル操作して設定しても、その時にファインダーを覗いてもそれは解放です。設定した絞りはシャッターを切る瞬間だけ絞り羽が作動する構造です。

今回はこの辺で!





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~本日の毎日100ショットスナップ~

リコー GR APS-C

秋葉原の高架下で撮った1枚です。スローシャッターでわざとブラし日常を抽象的に表現した1枚です。たまにはスナップ写真らしいのを…。

 

バイク写真のかっこいい撮り方 インスタ映えバイク写真 その2

前回の続きです。

その1をまだ読んでいない方はこちら

5.アイキャッチで視線をバイクへ導こう

アイキャッチとは聞きなれないワードかもしれませんが、簡単に言うと写真を見る人の視線を引き付ける要素のことです。

この写真ではヘルメットを持ったライダー(私)がフレームに見切れでインしています(フレームイン)。これがアイキャッチ要素です。ヘルメットの形状は図形要素の円で観賞者の視線をそこにキャッチして安定させる役割があります。その後、ライダーが歩み寄る方向がR1200GSアドベンチャーへの導線となり主題へ視線を導くのです。

そして見逃してはいけないポイントは歩み寄る様子が静かな写真に時間を加えているところ。これがあるだけで、ただバイクが置いてある写真とは印象として雲泥の差です。

当ブログ 究極のツーリング写真ではカッコいいバイク写真とは次のように定義したいです。バイクのオブジェ化を回避しオーナーである貴方との関係を写真として表現するべき」どうでしょう?「アイキャッチ→導線」このテクニックでよく見かける平凡な愛車自慢の写真と明確に差別化してみませんか?




6.シーンの演出でオシャレなバイク写真を

シーンの演出、つまり通常のバイク写真ではなく、あなたと愛車の関係を映画のワンシーンのようにしてみましょう。上の写真ではR1200GS-ADVENTUREのリモワ製トップケースから望遠レンズを取り出している様子を撮ってみました。演出に抵抗のある方は現場でいきなり撮るのではなく、事前にイメージを膨らませておくのがオススメです。これが出来れば人と違ったオシャレなバイク写真を手に入れることが出来ます。

コツは「〇〇しているところ」というシーンを予めイメージ作りしておくことですよ!場合によってはドリンクのボトル、タバコ、地図などの小物が必要なときもあります。

7.車種に応じた魅力を引き出そう

真正面のアングルから撮影  水平対向エンジンにハイライトを重ねている

例えばフルカウルのスーパースポーツであれば面による造形美を引き立てるようアングルを考えます。クラシカルなバイクであればエンジンやマフラーなどの金属の質感を大切に光を当てたり逆光を利用したりして表現してみましょう。

エンジンやサスペンション、メーターやタンクなどに寄ったクローズアップも、そのバイクの特長的な部分を表現するのに良いです。




BMWのアイコンとも言えるR1200GSの異径ヘッドライトに寄った写真。大型のスクリーンとクリアーヘッドライトガードに付いた雨粒が気に入ったので撮ってみました。

8.焦点距離と絞りの設定

さほど重要なことではありませんが念のため最後に書き加えておきます。焦点距離については撮影場所によりますが35~85mmくらいの画角が良いでしょう。気に入った背景が広範囲に存在するのであれば35mm、逆に電線や標識など背景から除外したい要素がある現場なら85mmくらいが良いと思います。

肉眼に近い50mmも自然な背景を作るという意味でオススメです。

24mm以下の広角レンズになってしまうと、車体を画面いっぱいに写すバイク写真の場合、どうしても四隅のゆがみが気になってきます。広角レンズの四隅のゆがみは空や緑など自然界のものなら気になりませんが、バイクや建物といった人工物の場合はとても目立ちます。

絶対とはいいませんが基本は避けた方が良さそうです。

絞りについても同様にどのような背景を選んだか?によって変わってきます。基本は最低でも車体のすべての部分にピントがくるよう撮ることです。稀にF1.4とか大口径のレンズを持っている人がヘッドライト付近にピントを合わせて、解放で車体後方はボケている、なんて写真を撮っていますが特別な意味がある場合(特定のパーツを強調したいなど)を除いて、これはオススメできません。バイク写真でやたら解放を選ぶと車体がミニチュアに見えてしまいます。

絞りはバイク写真に限らず全ての写真において被写体や背景などの存在感の調整に使うものと覚えましょう。バイクが主役のバイク写真であればしっかり車体にピントを合わせて、背景をボカしたり、もともとシンプルな背景であれば絞り込んでパンフォーカスにしたり、といった具合にシーンに合わせて適宜選択しましょうね。

ちなみに今回の解説に使用した錆びたトタン壁の写真は全て画角35mmで絞りはF6.3でございます。

いかがでしたか?

今回の解説で私が個人的におすすめしたいのは5.のアイキャッチで視線誘導です。やはり究極のツーリング写真の読者の皆さまでしたら、普通のバイク写真ではなくバイクとオーナーの関係を表現できた、見る人を楽しませる写真にしていただきたい、そんな風に思います。

次回はかっこいいバイク写真 Lightroomレタッチテクニックをご紹介しますのでお楽しみに!

  ~関連記事~

ツーリング写真、バイクのある風景10の撮影方法その1

・ツーリング写真、バイクのある風景10の撮影方法その2





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~本日の毎日100ショットスナップ~

リコー GR APS-C

使い古された南京錠が捨てられていたので撮ってみました。何年か前に撮った写真ですがリコーGRはやはり良いカメラだったなぁと今でも思います。GRが次のモデルチェンジでバリアングルモニターを搭載したら、ぜひ買い替えたいですけど。趣味性の強いGRにバリアングル搭載はないかな~・・・

上達できず挫折した人へ<初級>ツーリング写真 3つの復活コード

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、少し前に外環が三郷南から高谷まで開通しましたね。千葉県民である私はこれで首都高を通らず東北道、常磐道、関越道にアクセスしやすくなりました。逆に考えると県外の方は房総半島へのツーリングが身近になったと言えますね。

高谷から湾岸線を南下していくと、途中で京葉道路に入りやがて館山道になります。館山道は終点の富浦インターまで走らなくても、内房を満喫するのであれば富津中央インターで降りるのがオススメです。というのも富津中央よりも手前は下道に降りたところで工業地帯や交通量の多い市街地であり、あまりツーリングとして楽しめるルートではありません。もちろん木更津は夕日が美しいですし、市原市を抜けて養老渓谷方面に行くなど目的があれば別ですが。

富津中央インターを境に道は片側一車線になりトラックも減って長閑な海岸線に変わります。竹岡や鋸南の海岸風景は素晴らしいですよ。冬はお天気が良ければ富士山も綺麗に見れます。

 




さて、今回の<初級>ツーリング写真の解説ですがレベルアップを目指して撮ってきたけど、どうも上達できない!良いのが撮れないと面白くないし嫌になってきちゃった…。という方を対象に通常の視点ではなく変わったアプローチで上達を狙ってみましょう~という内容でございます。

題してツーリング写真<3つの復活コード>です。

では早速、1つ目から!

<復活コード1>消去法で構図をつくろう

EOS6D mark2 + EF14mmF2.8L F9 1/200 ISO100

究極のツーリング写真では今まで何度も構図は1つの主題を明確にしましょう、被写体が2つある場合は主従関係を明らかにしましょう、余計なものは画面外へ除外しましょう、といった説明をしてきました。しかしそう言ってすぐに出来る訳ではありませんよね。

写真というのはいつだって後になって考えれば分かるのに現場ではよく分からない、見えない…というものです。

ここでは逆転の発想で消去法で構図を組み立てていく考え方のご紹介です。上の作例の主題は海です。青緑色の海が気に入ったので撮った写真です。慣れていればすぐに被写体や景色の特長をとらえて、自分が良いと思った風に表現することができます。それは目が養われていること、そしてすぐ作業におとせる術を知っているからです。

消去法ではソレができなくても主題を明確にしたシンプルな作品を作ることができます。この作例では「青空が爽やかで綺麗だ…でも要らないのかな」「漁船がいいかんじ…でも要らないのかな」「灯台があるじゃん!でもデザインはイマイチ雰囲気ないかな」といった具合に1つずつ写らないよう、カメラを上下左右に、自分も動いて時には望遠レンズを使って削ぎ落してください。この時、最低3つは削ぎ落すこと!

これができれば残ったものは海面。そうか、俺はこの海の色が気に入ったからココで撮ろうと思ったのか。と気が付けると思います。

構図のコツはなるべくシンプルにすることです。色々と被写体がある光景を良い写真にするのは上級者向けなので、欲張ってそれを目指すとまず失敗に終わります。

<復活コード2>1ジャンル増やそう

ツーリング写真、バイク写真に特化して写真をしていると、なかなか上達できないというのがあります。もう1ジャンル、自分の専門を追加してみましょう。上の写真のような都会での刹那を捉えたスナップなんて、日常でも撮れる写真なのですごく練習になります。

対象は何でも良いと思います。家族、花、夕日、夜景、上の写真のようにグルメ写真にこだわってみるのも良いです。というのもいかなる被写体であっても1つの魅力を解明して撮影者の感じたことを表現する、というのは共通しているからです。

私がよくやる漁港にある杭や使われなくなった漁具などはツーリングとセットにしやすくオススメです。漁港には錆びた物、ペンキの跡など撮影の対象に適した被写体の宝庫なんですよ。

(このチャーハンのお店情報はこの投稿に最下部に記載しました)

 




<復活コード3>自信をもってうぬぼれよう

最後は精神論です…。稀に写真のことでご相談をいただく時、異常なほど自信のない方がいらっしゃいます。「自分のような下手では」「ドシロウトなので」とご自身を過小評価しているのです。最初は謙遜しているだけ?と思いましたが、どうやら本気で自信がないようです。

自信の無さが写真に出ちゃっているだけ、というのも考えられます。すごい写真を撮る人達は言わないだけで内心は「自分は才能あるなぁ」ってみんな思っていると思います。

むしろそう思い込むのが最初の一歩なのかもしれません。自分こそ天才だ!と心の中で暗示をかけてみてください。苦手意識は意外と簡単にポロリと外れるかもしれません。

まとめ

どうでしたか?今回、3つの復活コードの中で特にオススメなのは2の「1ジャンル追加する」です。特に誰も撮っていないようなレアな撮影対象をモノにすると、一気に特別感が芽生えてきて楽しく感じるはずです。

「都会の落とし物」CASIO エクシリムEX-10

こんなのとかね。

ではまた!!!





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↓↓↓チャーハンの写真のお店↓↓↓

千葉県市原市米沢 国道409号沿い 国道297号(勝浦街道)との交差点 米沢から少し東に走ったところです。看板メニューはアリランラーメン(千葉三大ラーメン 竹岡ラーメン、アリランラーメン、勝浦タンタンメン)ですが、私はここのチャーハンが好きです。大盛はボリューム満点で600円とリーズナブル。人気で週末は並びますが混雑のピークは11時と13時であります。意外と12時は空いているのは内緒です。

コレで解決!実践で使える絞り完全マスター<中級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、当ブログでは今までカメラの操作、露出の概念など一般に写真の基本として言われていることは、実はそれほど大事ではないですよ。というお話をしてきました。

大切なことは何を見つけ、感動し、どう表現するか?美しさだけでなく人の感情にうったえる写真にしましょうと。それは印象であったり驚きであったり共感であったり、時に寂しさや恐怖なども。

しかし表現の手法としてカメラの操作があるのは紛れもない事実です。「それほど大事ではない」とは最重要なことではありません、という意味です。私が特にカメラ操作の中で重要かなと感じるのは露出概念の中の絞りです。

きっと多くの方が絞りについて、なにかスッキリしない部分をお持ちだと思います。今回はそんな絞りの難しさについて、究極のツーリング写真流に解説していきたいと思います。




まずおさらいですが、絞りとはレンズ内の穴ぽこの大きさです。この穴ぽこは大きくしたり小さくしたりできます。穴ぽこが大きいと光がたくさん入ってきます。同時にピントの合う範囲が奥行方向に見て狭くなり、背景などが良くボケます。これを絞りを開くといいます(Fという数値は小さくなる)。

逆に絞りを絞る(F値を大きくする)とは光が少ししか入ってこない、同じ量の光を得るためにはシャッターを遅くするか感度を上げる必要があります。ピントの合う範囲は奥行方向にみて広くなります。これを被写界深度が深くなるといいます。

被写界深度は被写体がカメラの近くになるほど浅くなる傾向があります。近くの被写体にしっかりピントを合わせるには絞りこむ必要があります。

ではツーリング写真ではどのように絞りを操作するのが正しいのでしょうか?

 

絞り:F2 悪い例。

遠景があるが前景がない。このようなシーンで解放(または解放付近)を選択するとジオラマ模型にセットされたミニチュアバイクのようになります。何でも解放を選んでしまうのは一眼レフカメラを買ったばかりの人の悪い癖です。ボケるのがうれしいからと言って何でも解放で撮るのはやめましょう。もちろん暗いのでシャッター速度をかせぎたいから、とか背景や前景をボカして構図内の存在感を調整したいから、といった具合に正当な理由があるのであれば、その限りではありません。

 

EOS1Dx + EF70-200mmF2.8L F2.8 1/1000 ISO100

このレンズの解放値 F2.8を使用した作例。背景になっている白樺林をボカしメイン被写体であるバイク+ライダーの存在を浮き出たせたもの。こういったシーンで絞り込んでしまうと背景がゴチャゴチャしてメイン被写体の存在が沈んでしまいます。こういったシーンでは絞りを開いて背景をボカしましょう。

 




絞り:F16

こちらは絞り込んだ作例です。このレンズ SIGMA35mmF1.4ARTでの最小絞り値であるF16です。先ほど近くにある被写体ほどボケやすいと書きましたが、メイン被写体(バイク)に合焦させた場合も、このような近景はF8とかではまだまだボケてしまいます。この作例の場合は前景のスイセンの様子をどこまで明らかに表現するかを考えF16まで絞り込んでみました。

絞りとは一般にボケ具合の調整と言われています。しかし私が思うに「ボカす」の反意語が存在しないため、なんでもボカすのが良いという誤解を招いていると感じます。高価なレンズほど大口径で美しくボケるのも、そういった誤解を生んでいる要因の1つではないでしょうか。

ボカしまくるのが良しとするのはポートレート(人物)、お花の写真などです(もちろん例外もありますが)。

ここで私が勝手にボカすの反意語を考えてみました。「明らかにする」です。なんかいい言葉でしょう?

「開いてボカす、絞って明らかにする」

こう覚えれば何でもボカす癖は抜けて、被写体のどこをどう写せばいいか?絞りのダイアルを操作し、絞り込みボタンを押して確認(または試し撮りして確認)して撮りたい意図に従って試行錯誤できるようになると思います。

私もつい数年前まで絞り込むという選択肢がぽっかりと抜けていました。修正するのに時間がかかったものです…。

それと絞り込む選択肢を持ったら注意点が1つ。シャッターボタンを反押ししたときに、ファインダー内に表示する露出値(絞り優先モードの場合 シャッター速度の表示)を読み上げる癖をつけましょう。これは絞り込むとシャッターは遅くなるので手ブレ、被写体ブレが起きやすくなるからです。

焦点距離に応じた自分のカメラホールド力をシャッター速度の下限値で覚えておきましょうね。「俺の場合200㎜なら1/125が限度だな!」といった具合に。もちろん三脚を使用するのであれば手ブレの心配はありません。しかし被写体ブレには気を使いましょうね。山だったら木の葉が風に揺れていないか?海だったら波はブラすのか止めるか??

この部分はまた別の機会に詳しく解説いたします。

それでは!





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~本日の毎日100ショットスナップ~

SONY RX100(無印)

東京都中央区 晴海客船ターミナル 91年竣工のデザイン建築 竹山実設計事務所 空間を贅沢に使った逆三角のオブジェ 晴海といえばオリンピック選手村として現在は急ピッチに建設が行われていますが、オリンピック終了の数年後にこのターミナルは解体されて公園になる予定だそうです。客船ターミナルはレインボーブリッヂをくぐれない超大型船が停泊できるよう、現在は青海に新ターミナルを建設中です。

広角レンズ使いこなしテクニック<中級>寄る広角と広げる超広角

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、いつもツーリング写真のこと考えていますか??いつも写真のことを考える、これって案外と上達と関係しているかもしれません。

例えば次はどんな写真を撮ろうか?という撮影のアイデア。普通は撮影地で考えるものですが本当に写真の好きな人は普段から考えているものです。いつもいつも写真のことばかり考えていると、ある日突然、とんでもないナイスアイデアが浮かんだり、まだ見ぬ絶景の旅の風景に幻想を抱いたりするのです。

撮影地でどんな写真を撮るか考えるのは、すでに目の前に見えているものから様々な情報を元に考えるものです。しかし日常生活や何気なくボーっとしているときに考えることは無の状態からの妄想です。たまにとんでもない事を思いついちゃうのです。

お勧めはお風呂に入っている時と、散歩している時です。特に散歩は以前にNHKの「人体 神秘の巨大ネットワーク」でもひらめきは散歩中に生まれることが多いと紹介されていました。散歩は健康にも良いですし、アイデアのひらめきも出来る!ぜひやってみてくださいね!




さて今回の<中級>ツーリング写真解説では広角レンズ、またはズームレンズの広角側のお話です。以前に寄る広角、寄せる望遠のお話をしましたが広角についてより詳しく解説いたします。

EOS6D mark2 + EF14mmF2.8L F14 1/160 ISO100

まず寄る広角のお話です。古くから言われている「被写体に寄る」という写真の基本は広角に限らず標準でも同じですが、広角の場合は肉眼の大きさよりも被写体を小さくしてしまうのですから、更に意識して被写体を大きく写してあげる必要があります。

この場合の被写体とはもちろん作品の主題となるメイン被写体のことです。被写体に寄る、一歩前に出る、あと50cm寄ろう!いろいろな言い方があり、簡単なようで出来ない不思議。しかし具体的なある手法で確実に被写体に寄れるようになる方法を伝授いたします。

それは簡単です。上の作品をご覧ください。誰の目にもメイン被写体は漁船であるとお分かりいただけると思います。そしてフレーミングに注目してください。漁船の上がフレームにかかっていますよね?これです!!確実に被写体に寄れる究極の奥義。メイン被写体が枠にかかるまで寄る!です。

このやり方、もう間違いなく寄れますので是非やってみてくださいね。




EOS5D Mark2 + EF14mmF2.8L F2.8 10SEC ISO400

次に広げる広角です。広げる広角とは写真の主題を特定の物ではなく、景色の広範囲に渡って存在する魅力を対象にすることです。上の作品のように広範囲に渡って美しくそびえる落葉樹、その他にもウロコ雲とか砂浜にある砂紋などがそうです。こういったシーンでは画角は広いほど有利で私の愛用しているEF14mmF2.8Lなど大得意な撮影シーンでもあります。

何を主題に撮るか?主題を明確に構図せねば、と縛られれば広角レンズ(特に超広角)は苦しいものです。いくら足で寄っても小さい物は小さいです。そんなとき頭を柔らかくして作品の主題を物に縛られず広範囲に広げましょう。それが広げる広角の考え方です。

レンズの焦点距離によって使い分けても良いかもしれません。標準域から24mmくらいまでが寄る、それ以下の14mmといったワイドレンズであれば広げる広角と覚えてみましょう(1枚目の寄る広角の説明に使った写真は14mmですが)。

広角レンズには色々な使い方があって楽しいものですが、どうも難しくて苦手だ!という方は最初のステップとして「寄る広角」「広げる広角」の2つを覚えてみてはどうでしょうか?

是非実践して苦手を克服してくださいね。広角レンズを使いこなせばあなたのツーリング写真は間違いなく良くなりますよ!





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~本日の毎日100ショットスナップ~

EOS6D mark2 + SIGMA150-600mmF5.6-6.3DG + キャノン2×エクステンダー

スナップではありませんが自宅のベランダから見た夕日の写真です。千葉市から小さく見えるスカイツリーをとらえました。600mmに×2エクステンダーを装着して1200mm相当で撮りました。さらに画像トリミングです。お出かけできない休日は自宅のベランダが撮影ステージです。

 

答えはコレだ!感動する心と言語化力<上達の秘訣>ツーリング写真、上達したい人へ

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、今回はツーリング写真の解説や撮影スポットなどのお話ではなく私個人が経験した写真を上達するまでのプロセスや失敗などを元に、どのようにして写真道を継続し上達していけば良いのか?というお話を独り言風にいってみたいと思います。

EOS1DX + EF100-400mmF4-5.6L IS

いきなり結論ですが上達するには撮るしかないと思います。撮って撮って撮りまくって、失敗から惜しいヤツ、何とも言えない微妙な写真など、たくさん撮ってみるのです。たまにラッキーパンチのような写真が撮れて、それを誰かに見せて、驚かれてそれが嬉しくて。それを何度も繰り返していきます。

やがて理屈では身につかない目の前の風景から写真に必要な様々なものを見つける目、構図を作るための良く動く足など、気が付いたら体で覚えているでしょう。

そして写真の魅力にとりつかれたかどうか?作品を生み出す喜び、伝える素晴らしさ、誰かの幸せに少しでも貢献できた喜びは、報酬など無くても最高の幸福を実感できることでしょう。

人は本能的に誰かの役に立ちたいと思っているものです。

水滴石穿(すいてきせきせん)ある日、突然に上達することはありません。毎日すこしづつ、たくさん撮ることによって年単位で上達していきます。特に「目」は例え手元にコンデジもiphoneも無い時でも「あっこのシーンは写真を撮ってみたい」と気が付く、そんな目が少しづつ養われていくものです。

つい先日、身動きとれないほど混雑した電車内で、朝の光が窓から差し込み女性の後ろ髪に当たって輝いていました。もちろん写真は撮りませんでしたが、そういったことに気が付く目、これが重要です。

 

CASIO エクシリム EX-10 通勤途中で撮った1枚 捨てられている空き缶




上達のプロセスでブレーキをかけてしまう雑音も存在します。私もこの轍にはまった経験があります。それはカメラ、レンズの性能に気がいってしまう。上手に撮ろう。綺麗に撮ろう。家の近くや日帰りツーリングでは良い写真など撮れない。他人が撮った写真の撮影データが気になる。…など、他にもありますが、私自身が10年くらい前に陥っていた轍です。

このような事は全くとは言い切りませんが、ほぼ芸術的な写真と関係ないです。写真を上達することとは全くの無関係です。

写真を上達するには?まずは照れを捨ててみよう!ある日、突然にあなたが芸術家になったら何となく恥ずかしいですよね。でもそういうことなんです。恥ずかしがっては、照れていては画像のキレイな写真は撮れても人の心をゆさぶる芸術写真は撮れないのです。

良い写真を撮る一番最初のステップは感動することです。風景でも人物でもスナップでも同じです。夕日を見て美しさに心を打たれて涙を流す人はきっと素晴らしい写真が撮れる人だと思います。

感動できる心は訓練すれば高めていくことができます。それには写真道を志す芸術家を気取らないといけないのです。「いやぁ~マジかよ!?俺が??」そんなあなた、心配することはありません。「今日から写真道を志す芸術家になるぞ」と公言する必要はなく、あなたの心の内に秘めておけば十分だと思いますよ(もちろん奥さんや友人、あるいはSNSで公言しても良いと思いますが)。

エクシリム EX-10

 

ただし精神論だけではダメです。言語化を使った訓練方法をご伝授しましょう。今回は特別ですよ!例えば上の写真のような光景を見かけたとします。おっ、と思って足を止めた時点であなたは既に天才です。言葉にしなくても良いので心の中で言ってみてください。「ああ、キレイだな散ってしまうのは儚いけど、ほんとうにキレイだ」「花はこんな風に散っていくんだ、今まで気が付かなった」周囲に誰もいなければ小さな声でこんな風に言ってみましょうね。

どうですか?オカルト教っぽいでしょ!?いやぁ~ほんと勘弁、マジっすか?!と思った貴方、残念ながらそういうことなんです。写真を上達するとは。

このように被写体や風景を最初に見たときに、純粋に撮影者の心が感動していないと卑しい写真になってしまうか、魂のない記録写真の出来上がりです。それの方が嫌でしょう?しかしそんな写真は世に溢れているのです。




本当に納得できる芸術写真が撮れる日はいつやってくるのか?私も聞きたいです…。

決して簡単ではありません。頑張ってやっているつもりでも、ちっとも上達した手応えがなく面白くないと思うときもくるでしょう。しかし芸術なんて一朝一夕で成就するものでは断じてありません。

EOS1DX + EF100-400mmF4-5.6L

 

究極のツーリング写真では今までツーリング写真の撮り方に関わることを沢山解説してきました。その中で何度も出てきた作品の意図とは「あなたが何に感動したか」です。そしてどんな気持ちだったか写真にしてみましょう。

そしてその中で伝えたいものがあるなら、芸術にして伝えてみましょう。私はオートバイの旅は美しいということを伝えたいです。

私はこれに生涯をかけて挑んでいくつもりです。みなさんもご一緒にいかがですか?

 





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Facebookの機能を活用した上達方法<上達の秘訣>アジサイの撮り方

究極のツーリング写真 tourin-photography.com 読者の皆さま、関東地方も梅雨入りでバイクに乗れない季節になってしまいましたね。

そんなとき近所でも気軽にできる写真上達方法のご紹介です。梅雨といえばアジサイですよね。今回は紫陽花の撮り方について、ツーリング写真にも通ずる考え方で解説してみたいと思います。




 

こちらが今回の撮影ステージ。私の自宅マンションの敷地内です。この一角にある紫陽花を撮ってみることにしました。

 

EOS6D mark2 + タムロンSP90mmF2.8マクロ

まずは1枚目。今回の撮影で学んだのは1、紫陽花を撮るなら雨に限る 2.紫陽花のディティールを表現するなら絞り込む 3.紫陽花の雰囲気にはアンダー目もよく似合う の3つでした。

この対象にした紫陽花は紫から青へ変わりゆく様子を大切に写してみました。紫陽花の花とはよく観察すると1枚1枚の花弁は少し褐色っぽく、決して鮮やかさ派手さは無いというのがポイント。その様子を表現するのであれば、お花の写真のセオリーである絞り解放は必ずしも正解とは言えません。この写真ではF9まで絞ってみました。

 

EOS6D mark2 + タムロンSP90mmF2.8マクロ

次にこちらの写真。先ほどとは逆に露出をオーバーにふって撮りました。全体をボカすため解放F2.8です。あまり紫陽花っぽく写っていませんが、花の裏にカメラをもぐり込ませて、空に向かって撮っています。ファインダーは覗けないのでEOS6D mark2のバリアングルモニターを活用してライブビュー撮影しました。紫の花を透過してきた光源なので全体が紫のフィルターをかけたような写真に仕上がりました。ピントはセオリー通り、蕊に合わせて安心感を与えています。




EOS6D mark2 + タムロンSP90mmF2.8マクロ

カマキリの赤ちゃんを発見しました。紫陽花の花弁1枚ほどの大きさなので、とっても小さく最初は蜘蛛かと思いました。お顔にピントをもってくるのが超絶難しかったです。こういった生き物が登場したシーンでは顔が主役になるよう撮りましょう(もちろん例外もあります)。

EOS6D mark2 + タムロンSP90mmF2.8マクロ

これは変化球です。六角形の図形要素を見出して画面を囲ってみました。2枚目の写真と同様に花の裏からカメラを潜り込ませて撮っているので紫の透過光源です。しかしその中で紫の補色関係に近い緑の葉を主役にしてみました。デザイン要素の色を意識した写真です。

ただのアジサイの撮り方の解説になっちゃいましたが、今回いいたかったのは〇〇だから△△したの法則のおさらいです。1枚目は花の雰囲気を伝えるため絞り込んでアンダーにした 2枚目は花弁の透過光源を使って蕊を主役に画面構成した 3枚目は出会いと驚きを伝えたかったマクロ撮影 4枚目は緑の葉も美しいではないか!という対比です。

紫陽花の写真でもツーリング写真でも、それを撮ろうと思った理由、そしてどのように撮るのかという表現法、「〇〇だから△△した」の法則はぜひ身に着けてください。何となく良い感じと思ったから…で何もしないで撮ってしまうと平凡な写真に終わってしまいます。

雨の日は傘をさして近所の紫陽花を撮るだけでも、これだけ学ぶことができますし、何より楽しいですよ。

それと今回のアジサイのような季節の被写体はぜひ撮影したらFacebookにアップしてみましょう。Facebookには「1年前の今日」という機能があります。毎年、季節の被写体を撮っていれば去年や一昨年に撮った同じ被写体の写真を見ることができます。

「1年前はこんなに下手だったんだぁ」そう思えれば上達を実感して写真の楽しさを感じるでしょう。次の作品作りにも活力になります!これがツーリング写真、バイク写真ばかり撮っていると、あまりないので是非・紫陽花・桜・入道雲・紅葉・コスモス・ウロコ雲・雪景色などなど、季節の被写体を積極的に撮ってFacebookにアップしてみてくださいね。

ではまた!





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上達したい人、必見!平凡写真を卒業できる3つの撮影方法

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、いつも当ブログを見ていただき有難うございます。皆さまに支えられて当ブログはアクセス数、SEO順位ともに順調に成長をしております。ブログの数字だけでなくツーリング写真文化の成熟と社会的認知にも、少しでも近づけるよう頑張っていきたいです。

ところで先日、バイク用品メーカー時代の仲間と久しぶりに同窓会をしたのですが、いまは物作りは厳しい時代になっているのですねぇ。あの人気商品、キャンピングシートバッグ2をいいかげんモデルチェンジさせては?改良点はたくさんあるし、せめてメイン気室だけでも防水にするとか、固定方法を強化するとか…と同期でもある開発部門の責任者に言ったのですが、分かってはいるけどオトナの事情で難しいそうです。メーカー、製造業の方々はほんと大変ですね…。

さて今回の<初級>ツーリング写真解説では「いつも同じような写真になってしまう」「良いと思って撮ったのに出来上がった写真は何か平凡だ」とお悩みの方を対象に平凡とマンネリを簡単な手法で脱却する3つの法則をご紹介します。

どれも決して難しくはありません。以前に当ブログでご紹介した内容ですがこの3つを集中して実践するだけで、平凡とマンネリの脱却をお約束いたします。




1.フレーミングを意識しよう

フレーミングとは聞いたことのある単語だけど正しい意味は?一般的には目の前の風景のどの部分を写真にするか、ですよね。これくらいなら、どなたでも分かりますが、もう少し掘り下げて解説いたします。

写真は長方形の四角です。この四角を枠と捉えて意識してみましょう。風景のどの部分を写真にするかは難しくありません。大事なことはメインになる被写体や脇役になっている物、背景の範囲などを枠を使って切り落としたり、余計な部分を枠外においやったりする行為がフレーミングです。

お子様構図をご存知でしょうか?その名の通り幼い子供が描いた絵のように、被写体がすべて画面内に並んでいるだけのものです。多くの平凡な印象の写真はこれと同じです。

上の作例はバイクの車体をフロント部のみ、モデルの頭部を切り落としました。こうすることによって、被写体の存在感を調整しモデルについては顔が見えないことにより、観賞者の想像をかきたてます。

切り落とす際のコツは真っ二つに切らないこと。以前から当ブログで度々出てくる比率の話ですが、この場合も同じです。二等分は特別な理由がない限り避けて、1/3単位で切り落としてください。

フレーミングは必ず被写体を切り落とした方が良い、という意味ではありませんが平凡な写真の脱却という意味では大変効果的なのでおススメです。

 

2.前景を作って奥行をだそう

写真とは言うまでもなく二次元の平面です。すなわち奥行、立体感などは巧妙な手法を用いない限り、完全に失われてしまいます。奥行、立体感など何も意識せずに撮れば平面的な写真になります。

ではその具体的な手法のひとつとして、構図内に前景を作るやり方をご紹介します。当ブログでは以前に何度か解説しましたが、メインになる被写体を決めたら自分の近く(特に足元など)に何か被写体として適した物がないか探してみましょう。

上の作例のように花は前景として使える代表選手のような被写体です。何も見当たらなければカメラを三脚にセットして、自分の足を前景に入れるのもかっこいいです。前景と被写体の位置関係は左右、上下によく動いて理想的な位置関係になるように調整してください。

前景を構図内に作ることに成功したら、カメラを絞り優先モードにして絞り値を調整してみましょう。前景のボケ具合が変わります。作品の意図に合わせ精密に調整してみてください。

ここまで出来れば恐らく遠景は既に存在しているはずです。前景、被写体、遠景の3レイヤーの完成で、よく見かける平面的な写真とは一線を画す写真の出来上がりです。

念のため付け加えておきますが、必ず前景を作りましょうという意味ではありません。平面的な写真でも素晴らしい作品はたくさんあります。ただ平凡な写真やマンネリに悩んでいる方の多くは平面的な写真が多いものです。




3.露出補正を正しく使おう

露出、簡単に言ってしまえば写真の明るさですね。これも少しの発想転換で劇的に写真が変わります。多くの方が適正露出という単語を間違って解釈し、平凡写真やマンネリに陥っています。

間違った解釈とは適正露出が正しい!現実の明るさをちゃんと再現して撮ろう!といった思い込みです。

現実の明るさを忠実に再現する露出、適正露出とはカタログに掲載する製品写真や証明写真の場合のみです。ぜひ覚えてください、真の適正露出はいつでもあなたの頭(心)の中にあります。

上の作品は日没後の磐梯吾妻スカイラインですが、実際の光景よりもずっと暗く撮りました。センターラインの見える手前のカーブを構図の土台とし、露出の観点では山の稜線を際立たせている美しい青の階調を最優先にした結果です。

現実の明るさを忠実に写真にするのは大切なことかもしれません。しかし、時として自分の意図したことを優先するため、それを破壊してください。多くの平凡写真はこれが出来ていないように感じます。

方法は簡単です。作品の意図とか上手に言語化できなくても試しに露出補正機能を使って、あなたが試したこともないような極端な補正をしてみてください。きっと殻が破れると思いますよ。

意図的に露出をオーバー(明るく)にして撮った写真

 

マンネリ、平凡を脱却するのは無意識に作られた固定観念を破壊することです。被写体は枠の中に収める、現実の明るさの通り露出設定する、被写体にピントを合わせる…こういった多くの思い込みは決して間違いではありませんが縛られてはいけないのです。

この3つをぜひ実践して平凡写真、マンネリを脱却してみてくださいね!





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~本日の毎日100ショットスナップ~

EOS6D mark2 + EF70-200mmF2.8L IS

つい先日、房総の漁港で撮影したときに現れた珍客。黒猫っていいですよね。すごく臆病なヤツで接近できませんでしたが、200㎜の望遠で何とか撮ってみました。すぐにでも逃げて消えそうだったので構図を練るのも2~3秒で済ませました。