コレ秘密!<直感とひらめき>異なる脳の部位を使い分けて撮ろう

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、今回は<上級>ツーリング写真の解説として写真家脳の作り方を解説してみようかと思います。

以前に良い写真作品を生み出せるようになるには1.写真家の目 2.写真家の足 3.写真家の脳 を手に入れよう~…というお話をしました。今回は3の写真家の脳として少し面白い話をしてみたいと思います。

こんな経験はおありではありませんか?

ツーリングで撮ってきた写真を帰って見直しているとき。「雨でぬれた電線に夕陽が当たって綺麗な導線ができたな」「空一面に広がるウロコ雲の中に渦をまくような図形が存在している」「シャッターを切った瞬間、偶然に通りかかった軽トラックが入ったが良い演出になった」などなど。

これらは撮影時にはまったく気が付いていない、意識していないコトでしたが帰宅して写真を見返すことにより気が付きました。そして「きっと自分はコレが気に入ったからこう撮ったのかも」と作品の意図や理由をチャッカリ後付けすること。ありますよね??

私なんかしょっちゅうです。これって何故なんでしょう?なぜ撮影するときに気が付くことができなかったのに、それをあたかも狙ったように上手に切り抜いたのでしょうか?偶然でしょうか?

…いいえ違います。それはあなたの直感が優れているからです。

直感で撮った写真は無意識なので「あの時にそのように撮った」という記憶は当然ありません。直感の反意語で直観(発音が同じで紛らわしい)というのがありますが、これは構図だの露出だの被写体や景色の様子を観ながら熟考の末に出す決断なので当然ですが意識下にあります。

直観(思考とひらめき)は脳の大脳皮質の活動であり思考、推理、運動の指令など意識下にあるものです。対して直感の方は大脳基底核の活動で突然の危険を回避する動きなどを司り、無意識に行うものです。スポーツ選手がファインプレーをする瞬間やバイクを運転していて間一髪で危険を回避した時などがコレに当たります。

この写真はもう究極のツーリング写真では何度もアップしている作例ですが、このような写真は構図、フレーミング、デザイン要素、比率などの撮り方を撮影者の知識の知りえる限りに発揮し、撮影現場で練りに練って組み立てた写真です。私はこの時、何枚かの試し撮りした写真をみて「何かもの足りないな」と悩み考えました。その考えた結果、東京湾を往来しているLNGタンカーのユニークな形状が目に入り「そうだコレだ!」とひらめいたのです。つまり直感ではなく直観(思考とひらめき)で撮った写真です。




対してこの写真は直感で撮った写真と言えます。緻密に組み立てた構図や計算された比率、巧みな誘導線なども存在しない自然な撮り方と言えるかもしれません。実際、この写真を撮ったとき私は何も考えず情景にレンズを向けて普通にシャッターを切りました。唯一、何かをしたかと言えば防波堤ブロックの上に乗ってハイアングルで撮ったくらいです。それ以外はなにもしていません。

しかしとても不思議なことに、だいぶ以前に撮った写真であるにも関わらず今でもこの1枚は私のお気に入りです。構図やらデザインやらを全く意識せず直感で撮ったこの写真の何がそんなに良いのでしょうか?

皆さまはブーバ・キキ効果をご存じでしょか?以下の2つの図形をみて、一方はブーバでもう一方はキキです。どちらの図形がブーバ、キキであるか言い当てることはできますか?

左側の鋭角な図形がキキで右側のアメーバーのような図形がブーバだ、とお答えになった方が多いと思います。これを最初に研究した心理学者のヴォルフガング・ケーラーによると98%の人が同じように答えるそうです。これは年齢、性別、母国語に関係なく同じなのだそうです。

鋭角な方がキキでアメーバーみたいな方がブーバであることを、論理的に説明することはできないですよね。これは人間が直感に従って出した答えであり思考した結果ではないと言えます。




直感と直観の話は将棋の世界ではよく出てくるそうでして、かの羽生名人は直感の9割は正しいと言っています。またイスラエルの大学の研究チームによると人は直感で判断を下すとき論理的な思考プロセスを無視する傾向にある、そして直感によって下した判断はやはり9割は正しいという研究成果を出しているそうです。

人を好きになるのに1秒かからないという一目惚れもこの直感による決断と言えそうです。

つまり人は本能的に勘が鋭いわけですね。

 

この写真は三分割構図であり道路の線が奥行を作る導線効果もあります。青い空と牧草地の茶色は色相環で補色関係にありデザイン要素としても悪くありません。しかし私はこの写真のシャッターを切ったとき、こういった事は一切に考えませんでした。情景に感動し大脳皮質の活動が鈍っていたので直感に従順に無心にシャッターを切っただけです。

ではなぜ初心者の方が陥りやすい二分断構図や主題が不明瞭な写真にならなかったのでしょうか?

それは経験と知識が直感を司る大脳基底核に大量にインプットされているからです。自慢することではありませんが、私は十数年の写真キャリアの中で恐らく100万ショット近くの失敗写真を撮りました。その中で自分なりに成功したと言える写真や印象に残った写真や写真に関わる様々なことが大脳基底核に入っているのです。

よく聞く言葉ですが写真とは瞬間です。シャッターを切ったとき目の前の情景や被写体が瞬間として二次元の像になるのが写真です。そしてカメラを操作する行為も構図やら露出やらは瞬間的に選択しているものです。ありとあらゆることが瞬間ずくめである写真は、やはり直観ではなく直感に従うべきだと、私は個人的にそう思います。

究極のツーリング写真やHowto本などで学んだこと、それらはどんどんフィールドで実践して脳内の大脳皮質に記憶するのではなく、大脳基底核にマッスルメモリーしてやりましょう。そうすれば考えなくても瞬間的にあらゆる撮り方を無意識下で実現し、意識は被写体や情景に向き合うことに集中できるのです。




誤解のないよう最後に付け加えておきますが、撮影地で考える必要はないという意味ではありません。あくまで経験豊富な上級者の方に限定して下手に考えるよりは直感的に撮って意識は被写体や情景に感動することに集中してみましょう。というお話でございます。

はじめたばかりの初心者の方が直感だけで撮っても大脳基底核には写真に関わる事が記憶されていないので陳腐な写真を生んでしまうだけです。天才は別ですけどね。

ストリートスナップはそもそも考えている時間的な余裕がないので直感で撮るしかない

なかなか人は直感に従って物事を決断することができないものです。Aさんは高学歴で一流企業に勤めるエリート、年収も世間の平均よりずっと多い、一方でBさんは名もない小説家であるが気持ちの中ではBさんに強く惹かれる。さあ、どちらの人と結婚しよう?あるいはA社は成長企業の大手で給料や福利も良い会社、一方でB社は横ばいの中小企業で経営は安定しないが仕事内容は学生の頃から憧れだったクリエイティブ系、どちらの会社に就職しようか?

こういった選択は多くの人の人生で何度もあると思いますが、つい人間は安定を好んでしまい無難に見える方(既に他人が実績を残した方)を選択してしまい勝ちです。気持ちの中では選ぶべき道は分かっているんだけど…それを選んで正しいのか確証が持てない。直感に従順になる勇気がもてない…

直感が9割正しい答えに導くと分かっていれば死ぬ間際になって「あの時にBさんと結婚するべきだった」「あの時にB社になぜ就職しなかったのだろう」と後悔することは無いはずです。しかしその時は直感に従う勇気を持てなかったので仕方がありません。

しかし!写真を撮るときくらいは、せめて写真を撮るときくらいは無難や安定を選ばず直感に従順にやってみましょう。大丈夫です、上級者のあなたなら豊富な経験と知識で築かれた優れた直感を持っているのです。かならず傑作に導いてくれるはずです。

初級者、中級者の方はとにかく沢山の写真を撮って経験を積み、それらの技術、知識を脳内の大脳基底核に筋トレするような感覚でブチ込んでください。

思考や意識は被写体に感動すること、新しいユニークを想像する時に使いましょう。あとは無心にシャッターを切るだけですよ!

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高い目的意識が写真活動をけん引する

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、以前に当ブログで使っているCMSサービスwordpressではユーザーの年齢層や性別などの解析ができない…と書いてしまいましたが解析に利用しているgoogle analyticsで解析できました!

むかし利用していたYahoo!ブログでは読者層の中心は40~50代で大半は男性でした。しかし究極のツーリング写真 touring-photography.com のユーザー層は何と25~34歳の層が最も多く次いで18~24歳と全く私の想像と違い若い方の読者が多いことが判明いたしました。しかもさらに驚いたのは男性が中心と思っていたのに男性54.15%女性45.85%といい感じに二分されているではありませんか!

想像以上に女性や若者の読者様に見て頂いているなんて本当に嬉しい限りです。前回書いてしまったような中二モンスターの話なんて書いている場合ではありませんね。気を引き締めて新たな心意気で記事を書いていきます!




さて今回は前回が露出の段の解説というあまりに堅苦しい内容でしたので、解説はお休みして個人的な写真論を独り言風にいってみたいと思います。

2006年9月 北海道襟裳町 黄金道路

改めて書いてみますが私、立澤重良の写真活動は「ツーリングのワンシーンを切り取る」をテーマにしております。

いつかオートバイの旅の世界を1枚の写真にしてみたいのです。上の写真はずいぶん前に撮ったものですが、その憧れの1枚にかなり近い何かが写っている気がするのです。

例えば美しく感動的、見たことも無いような絶景、これらは良い写真として重要なことかもしれません。しかしこれだけではなく作者が伝えたいメッセージのようなものが写っていれば、単なる良作を超えて人を救える写真になるのではないでしょうか。

私が写真にこめたいメッセージとは現代人に理想的な旅の手段はオートバイですよ。ということです。

私の作品をみた誰かが「あっこんな風にバイクで一人旅、いいかもね」「私もバイクの免許とってみようかしら」と思っていただければ何にも代えがたい幸せです。




現代人にとって理想的な旅の手段はオートバイ…もちろん全ての人にお勧めする訳ではありませんが…。例えば徒歩、自転車、ローカル電車、ヒッチハイクなどでも内容の濃い一人旅は体験できます。しかしそれらをイキナリ始めるには時間的にも体力的にも厳しいものがあります。

「歩いて北海道を旅してくるから3週間休みます」とは会社には言えないですよね?

バイクならGWやお盆休みに少しの有給休暇をプラスするだけで大冒険が可能です。大冒険??そう、はじめての一人旅、見知らぬ地を目指して発見や出会いを味わう旅、大冒険と呼んでも過言ではありません。オートバイなら実現できます。

飛行機や新幹線でもダメではありませんが、どうしても快適や贅沢が介入してしまうと旅の本質が見えず内面と向き合う気持ちが作れません。「え~私がバイク?危なくない?」そう、危ないというイメージはあるかもしれません。しかし危機を意識しながら旅をする緊張感も良い物です。なかなか日常で命の危険を察知する機会なんてありませんからね。

いろいろ書いてしまいましたが言葉では伝えることのできない部分も含め、旅を忘れかけた現代の忙しい人々に「オートバイで旅に出ようぜ」というメッセージを作品に込めて写真活動をしたいと思っています。

写真にはそういったチカラがあると信じています(まだ1枚も撮れていませんが)。共感していただける方は私と一緒にやってみませんか?写真のことは究極のツーリング写真で解説していきますので!

EOS6D Mark2 + SIGMA150-600mmF5-6.3DG




 

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上達の秘訣 期間限定公開 バイク写真17のプロセス.3

前回の続きです

初級者の方を対象に、今後どのように上達していくのか17のプロセスとして紹介しています。今回は最終回の13~17でございます。

1~6はこちら

7~12はこちら




⑬光と影を学ぼう

写真は光が命…なんて事はあらゆる解説書に書かれていますよね。私なりにもう少し分かりやすく説明すると「光に向かってレンズを向けてみましょう」となります。これは単純に逆光で撮ろうという意味ではありません(逆光もドラマチックで素晴らしいですが)。

光を見つける目を養うことです。いい光があそこに溜まり込んでいる、被写体に夕陽が写り込んでいる、木々の葉に太陽光が透過している、強烈な光源に重なって被写体のエッジが輝ている…まだまだありますが、光についてのあらゆることを経験を重ねて脳内に蓄積していきましょう。

リコー GR APS-C

もうひとつは影です。影の様子を見極める目が無いと画面と言う長方形の四角に光の部分と影の部分の割合を構成できないのです。光と影についてはこのスペースでは書ききれませんが中級者以上のキャリアを覚えた時点で、光と影について学んでみましょう。

⑭こんな時はこう撮ろう、という撮影の引き出しを増やしていこう

構図、デザイン、フレーミングといった撮り方とは別に、突拍子もないアイデアや当初は残念だった要素を逆転発想で味方にする考えなど、これらの手法を「撮影の引き出し」と呼んでいます。

保田の頼朝桜 画面全体をボカした桜で覆い、隙間にバイクを置いた「のぞき穴構図」

いつも同じような写真ばかりを撮ってしまう…そんな時は撮影の引き出しが不足しています。新たなやり方は自分で考えて生み出しても良いですし、誰かがやっている方法を自分なりにアレンジして挑戦するのも面白いです。




⑮写真を通して自分は何をしたいか考えてみよう

初心者の方にとって、これがいったい何を言っているか意味不明かもしれません。

よい写真とは撮った本人が満足するだけに留まらず何かの役に立つものです。もしも今日、死のうと思っていた人がどこかで貴方の作品を見て「勇気をもらい生きる力が湧いてきた、死ぬのをやめました」となれば人の命をも救える写真作品という事です。

このような写真活動を通して何かに貢献したいという気持ち、これが質の高い目的意識としてより素晴らしい作品を生み出すエネルギー源となります。

⑯撮り方に頼らずストレートに撮ってみよう

構図、デザイン、フレーミングまたは露出で魅せる、被写界深度で魅せる、望遠や広角レンズで魅せる、といった撮り方を一通りマスターしたら、こんどはあえて何もしない標準画角のストレートな写真に挑戦してみよう。撮り方に頼らない被写体や情景の本質を写真にするのです。

標準の画角で自然に撮った1枚 三分割構図も無ければ露出補正すらしていない

それで良い写真として成立するなら、そもそも構図だのデザインだの学んでも意味がないのでは?という疑問があるかもしれません。ここでは撮り方をどの程度まで使うかの加減を知りましょうという話です。被写体や情景、感じたこと、伝えたいことに合わせて最も似合う表現方法として撮り方をどの程度まで使うのか…という作者の裁量です。




⑰作品が撮れるようになったら自尊心を高めスタイルを確立せよ

写真をはじめよう!と決意した日から、この17まで到達するのに5年かかるか10年かかるか人それぞれだと思います。

自分が過去に生み出してきた作品を整理し、テーマやジャンルごとに綺麗にギャラリーにして発表してみましょう。そしてその数々の写真を何度も何度も自分で眺めて下さい。写真を通して高めてきた人間性、それがよく表れている作品群ということであればきっと心から「自分の作品が好きだ」と思えるはずです。

そして「自分とはきっとこうゆうコトなんだな」という自己分析をしてみましょう。それをうまく言葉にできれば、それが貴方のスタイルだと思います。

このレベルまでいけば多くの人が自分の写真活動に誇りを持てるはずです。もちろんゴールはありませんので、この先もまだまま色々素敵なことが待っていると思われますが。

長野県諏訪市

上の写真は「道は写真にすると人に何かをうったえかけているような…」そんな事に気が付いた頃に撮った1枚。私の写真は全体的にシャドウが強くローキーなものも多いようです。また美しいものにはこだわりません。それがきっと今の私のスタイルなのだと思います。

さいごに

写真とは個人で楽しむ分には極めて自由が与えられているものです。誰かがすでにやっている写真を同じようにトレースしていては退屈なものだと感じます。せっかく自由なのですから自分独自の新たなテーマ、新たな撮り方、新たな被写体でも良いと思うのです。

最初の頃は誰かの真似でも大いに良いと思います。誰だって最初からオリジナリティーなんて出せませんからね。私もかつては敬愛する写真家さん(須藤英一さんや五條伴好さんやその他にも旅をテーマに撮られている数多くの写真家さん)から影響を受け真似てみたものです。

自由で可能性を秘めた写真。簡単なマナーさえ守れば特に難しい規制などないのです。誰も考えたこともないような写真を自分が生み出せるかもしれない、そんな可能性が少しでもあるから私は写真に夢中なんです。

写真を始めたばかりの頃、どうしたら上達するのだろう?とカメラの使い方は分かるけど、まず何から始めたら良いのかが分かりませんでした。調べれば色々とマニュアル的なものが出てきます。しかしそれらは大半が撮り方を説明したものばかりでした。

今回はあまり一般には見かけない撮り方ではなく、総合的な意味で初心者の方を対象に「写真をやるとはこうゆうコトですよ」というガイドブック的な物を書いてみました。これを信じて実践していただければ最新のカメラや高級なレンズに惑わされることなく写真を楽しめると思います。

ではまた!

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上達の秘訣 期間限定公開 バイク写真17のプロセス.2

前回の投稿の続きです

初級者の方を対象に、今後どのように上達していくのか17のプロセスとして紹介しています。

前回の1~6はこちら

今回は7から12でございます。




⑦いろんな人の作品を見て自分の好みの写真を知ろう

写真展やSNSの写真コミュニティー、広告写真、写真集などで誰かが撮った写真をみることは素晴らしいことです。「こんな写真好き!」「いつかこんな風に撮ってみたい」と憧れを抱けばいつか必ず撮れるようになります。

素敵な写真をみる中で自分が撮りたい写真のヒントを得たり、刺激をもらうことは私もしょっちゅうあります。

たくさんの写真をみることでギャラリストとして写真の目利きになりましょう。これにより写真に対する自分の好みを知り、そして知識を身に着けることができます。

私の大好きな「いいちこ」の広告写真

⑧的確な露出、ピント合わせ、ここでもう一度カメラの操作を見直そう

ここではメイン被写体にピントを正確に合わせるとか、確実に適正露出で撮りましょう、という意味ではございません。

初心者の頃に学んだ基礎的なカメラの操作に縛られていないかを見直してみましょう。

AEの決めた露出値よりマイナス3段ほどアンダーで撮ったローキー写真

必ずピントを合わせる、目で見た光景の通りに露出を決める、果たしてそれが必ず正しいことと言い切れるでしょうか?時には目で見た光景とはかけ離れた露出設定で表現してみたり、どこにもピントが合っていない写真を撮ることで抽象表現として作者の記憶色や内面を作品化できることもあります。

初級者の頃に覚えた基礎的な撮り方に縛られていると「上手な撮り方」から脱することができないのです。




⑨写真を趣味、ライフスタイル、特技とした自分を好きになろう

写真とは人間性が出るものです。素晴らしい写真作品とは撮影者の魅力的な人間性が表面化しているもの。伝えたい事、表現したい事で「誰かに喜んでもらいたい」という思いがあれば自ずといい写真が撮れると思います。

上達の過程で新たな自分の発見、進化している自分、これが確認できれば嬉しくなり写真がどんどん好きになるでしょう。

いい写真を撮るにはどうしたらいいだろう?誰かを感動させたり勇気付けたりするような写真を撮るには?こう考えるようになれば、人間性にも磨きがかかります。当初は趣味だった写真がライフスタイルとなり自身の幸福とも関係してくるはずです。

⑩構図、デザイン、比率、フレーミングなどの撮り方を学んでみよう

構図、デザイン、比率といった一般によく知られている基礎的なことは一度は習得しておきましょう。そう「一度は習得しておく」ここが大事で、撮り方をマスターした上で自身の作品にこれらを使うか、使わないかの裁量をすること。この考え方は将来に必ず役立ちます。

「感じたままに撮るんです」とかっこいい事を言って、撮り方に背を向ける人がいます。しかし技術的に初心者のままでは空っぽの駄作を永久に量産する人になってしまいます。撮り方を知った上で綺麗に壊して表現する。アーティーに組み立てるか、ドキュメンタリーにストレートに撮るか?たとえ後者の場合でも撮り方は習得しておくべきです。

構図、デザイン、フレーミング、心理的な誘導などを盛り込んだ写真

⑪何にでも感動できる豊かで優しい感受性を磨こう

カメラのISO感度は高感度に設定するとノイズが発生し画質低下を招いてしまいますが、ハートの感度はどんなに上げてもなんら弊害ありません。幼い子供が道端のタンポポを見て「わ~きれいなお花!」と無邪気に喜ぶように、純粋な感性の持ち主に生まれ変わりましょう。

あなたの欲しい被写体や景色はハートの感度さえ上げればそこかしこに存在しています。

誰も見向きしない荒れた空き地。ここに咲いていたハンゴウソウ(外来種の雑草)を被写体に。

やや宗教じみた話になりますが小さな発見や出会いに「ありがとう」の感謝を込められるほど優しい人になれれば、写真の神様はあなたの前に奇跡をもってきてくれるものです。嘘のように聞こえますが私はそう信じたいですね。




⑫レンズの特性や焦点距離の違いによる使い分けを知ろ

どんなに感受性と想像力を磨いても避けて通れない理屈の世界が確かに存在しています。レンズの特性はその最たるです。もし50㎜一本でやっていく!という事であれば別ですが超広角や超望遠、ズームレンズなども使って表現の幅を広げるのであれば、こんなレンズを使う場合はこう、といった最低限の知識は学んでおきましょう。

次回、13から17に続く…

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~本日の毎日100ショットスナップ~ 

RICOH GR APS-C

オリンピック選手村の建設が急ピッチで進む東京都の晴海地区。雨上がりの道路を車の中からパチリと。

そう、バイク写真とツーリング写真は違うんです<初級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、皆さまはバイクに関わる写真についてどのような写真がお好きですか?

今回は一言にバイク写真と言ってもその内容は様々なジャンルがあり、それぞれの違いを簡単に整理してみたいと思います。なぜこのような解説をするかと言うとジャンルを意識して写真を撮ることで作品の意図が明快になるからです。




・バイク写真

EOS6D Mark2 + SIGMA35mmF1.4ART

バイク写真は愛車を主役として撮った写真です。そのオートバイが最もカッコよく見えるアングルを探り、パーツの質感やカウルの繊細な曲線などを意識して撮ってみましょう。この時、無意識下にメーカーのカタログのような写真を真似ないのがコツです。どちらかと言うとメーカーの広告に使われているようなイメージカットの方が参考になるかもしれません。

お勧めの撮り方は上の写真のようにライダーの姿を見切れで入れることです。これにより愛車が主役でありつつも、オーナーとの関係性も表現できます。人間の姿が少しでもあれば動きや時間を加えることが出来るのでバイクのオブジェ化を避けるのにも有効です。

言うまでもありませんが画面内にバイクを大きく構図し、ピントもしっかりと車体に合わせます。背景がゴチャゴチャしている場合は絞りを開いてボカすのも有効ですが、それより上の写真のようにシンプルな背景の場所を選ぶのがお勧めです。

場合によってはフラッシュを発光させてバイクの下から十分に光を当ててみましょう。

・ツーリング写真

EOS30D + EF28-70mmF2.8L

ツーリングのワンシーンを切り取ったような写真です。バイクが主役なのではなく風景の中のバイク、ライダーがある写真のことです。【ツーリング=旅】と定義すると旅と関連の深い被写体は道、海や山などの自然景観、その地域の文化、地元の人や他の旅人との出会い、港、田園風景、その他にも郷愁を感じる里山、崇高な廃墟や火山風景なども旅ならではの情景です。

その中でも私が特に魅力を感じる被写体は道です。道はこれから始まる旅路、あるいはそれまでの旅路を観賞者に連想させます。ツアーや観光バスでは旅を実感できない理由は道を意識できないからだと思います。そして以前も書きましたが道は写真にすると人に何かをうったえているような表情になります。

旅心を忘れかけた人々へのメッセージとして道のあるツーリング写真。これを撮ることに今、私は夢中です。当面は「ツーリングのワンシーンを切り取る」をテーマに個人的な写真家として活動していきたいと思います。

・バイクのある風景

EOS1Dx + SIGMA150-600mmF5.6-6.3DG

バイクのある風景はツーリング写真との区別が難しいですが、ツーリング写真ほど旅を意識したような写真ではなく、純粋に美しい風景の中に溶け込むようなバイク写真という認識で良いと思います。

美しい景色のところまでツーリングしたんだからツーリング写真とも言えるんじゃない?と言われればそれまでですが、ツーリング写真は移動を重ねる旅路でのワンシーン、バイクのある風景は事前に撮りたい作品のイメージを作ってシューティングに出かける…と言えばお分かり頂けるでしょうか。

代表的なシーンとしては満天の星空に流星群や天の川、満開の桜並木、紅葉のピークなどなど。最高のタイミング、最高の撮影ポイントで狙って撮ったものがバイクのある風景です。




・ライダーポートレート

EOS1Dx + SIGMA150-600mmF5-6.3DG

私が今まで撮ってきた写真の中で、最も少ないと言えるライダーポートレート。ツーリング風景の中のライダーが主役となる写真です。

上の写真くらいではポートレートと呼べるか微妙ですが、本来であれば顔の表情によって作品に感情が入るような写真が素敵なライダーポートレートだと思います。それはツーリングの楽しさ、発見した驚き、素晴らしい景色を見た感動など様々あると思います。

私も含めて多くの写真好きライダーはこのジャンルはほとんど未開拓だと思います。InstagramやFacebookなどのSNSを見ていると可愛い女性ライダーがツーリングの様子を顔出し写真で登場していますが、それを除いてはほぼほぼ見かけないジャンルです。

見知らぬ人を勝手に撮るのは色々と問題のある昨今。お友達やグループでツーリングされる機会の多い方はぜひ挑戦してみてください。

・ツーリングスナップ

CASIO エクシリム EX-10

スナップ写真とはあっと思った瞬間にパッと撮ること。当ブログでは毎日100ショット以上のスナップ写真を撮って写真を身近に生きよう、という毎日100ショットスナップを以前に推奨しましたが、ツーリングの時でもスナップ的に撮りたい瞬間は決して珍しくはありません。

上の写真は稚内の港で休憩中に突然やってきた光景です。あれこれ構図を練ったりどのレンズを使おうか悩んでいたらシャッターチャンスを逃してしまいます。

アッと思った瞬間にパッと撮る。いつでも気軽にパシャパシャ撮る楽しさ。これをツーリング中にやるのがツーリングスナップです。コレ、追及するとなかなか面白くてハマりますよ。

・ツーリングレポート

iphone7

説明するまでもありませんがブログやFacebookなどのSNSで発表する、または後で自分で見る用の記念写真、記録写真といった意味合いの写真です。

これといって難しく考えず、ピントや露出が大きく外れていなければOKという簡単さが魅力でしょうか。ポイントは事実を記録する説明写真として何を撮ったのか?を分かりやすく撮ることです。せっかくのツーリングレポートでも「この写真は一体何を撮ったのだろう?」と見る側に疑問を抱かせるようでは役割を果たせません。上の写真は北海道のオロロンラインにある夕来展望所です。サロベツ原野の標識と遠景の利尻富士をきちんと枠内に収めて「私はここに来ましたよ」という事実を記録した写真です。

SNS用という事ではなく完全に自分で見る用の記録写真の場合は本当に自分以外には見せないようにしましょう。万一、発表してしまうと見る人によっては迷惑だと感じるようですので気を付けましょう。

 

EOS1Dx + EF70-200mmF2.8L  ツーリングのワンシーンを切り取った作品

これらジャンルのどれが良いとか悪いとかではありません。ここではどのジャンルとも言えないような曖昧な写真にならないようジャンルを意識して撮ってみましょう~というお話でした。

またこれらのジャンルから自分が好きな写真はどのような写真なのかを知っておくのも悪くありません。免許をとってライダーとしてデビューしたばかりの人、または憧れのバイクをようやく手に入れて、嬉しくていつまでも愛車を眺めていたいという人はついバイク写真ばかりになってしまいます。もちろんバイク写真も素晴らしいですが、どこかのポイントで物足りなく感じるはずです。

もしバイク写真を追及するのであれば、例えば背景にこだわってみるとかライティングを本格的な物にしてみるなど良いと思います。そしてその写真をどんな人に見せたいのか?を意識してみましょうね。

私は当ブログを通して個人的に写真活動をしていますが、活動テーマは「ツーリングのワンシーンを切り取る」であり、ツーリング写真をこれからも極めていきたいと考えています。

旅を忘れてしまった見知らぬ誰かに私の作品で「あっ、オートバイで旅に出るのもいいかも…」と思っていただければ何にも代えがたい幸福だと思います。

今回はこの辺で!




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究極のツーリング写真 2018年 四季のベストギャラリー

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、今回は2018年の最後の投稿でございます。1年間、究極のツーリング写真をみていただき、本当にありがとうございました。来年も引き続きツーリング写真という文化を広めるために鋭意、運営していきますのでよろしくお願いいたします。

さて今回は2018年の最後の投稿として今年1年のベストショットを四季のギャラリーにしてみたいと思います。




2018’春のBEST SHOT

春は久しぶりに走った南伊豆の風景が印象的でした。石廊崎に近い小さな入り江で野宿して、早朝や夕方も海岸線の風景を楽しみました。桜の景色はホームコースと言える地元の小湊鉄道の沿線です。

2018’夏のBEST SHOT

夏は私にとって通算11回目の北海道ツーリングが大きな旅でした。この旅は道北エリアに連泊して、天塩、稚内、豊富、宗谷岬などを味わい尽くしました。移動を繰り返す旅のスタイルも良いですが、一か所に滞在しながらのんびり過ごすのも新たな旅の楽しみ方だなと感じました。特に夕日に照らされて輝きを放っていた白い貝殻の道は素晴らしい景色でした。




2018’秋のBEST SHOT

秋は嬬恋から志賀高原を日帰りで楽しみました。やはり志賀草津道路と北志賀林道は最高のツーリングルートであると改めて感じました。紅葉は12月にピークをむかえる養老渓谷と梅が瀬渓谷を楽しみ、房総の山奥で野宿をして星空を堪能しました。

2018’冬のBEST SHOT

冬のツーリングといえば私の住む千葉県の南房総や、伊豆半島が関東圏の冬ツーリングのメッカですよね。南房総の内房からは天気のよい日は東京湾越しに美しい富士山を望むこともできますし、スイセンや菜の花も咲いていて風光明媚な海岸線を楽しむことができます。この冬、ぜひ房総にツーリングにいらして下さい。どこかで私とお会いするかもしれませんよ。

ということで2018年の四季のベストショットギャラリーでした。

それでは皆さま2019年も素晴らしい一年になりますようお祈り申し上げます。




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~本日の毎日100ショットスナップ~

スナップではありませんが7月に近所の池で撮影した蓮です。蓮といえば日蓮宗のお題目「南無妙法蓮華経」を思い出しますね。暗く濁った水の中でさえ白く清浄な花を咲かせる蓮のように…という意味らしいです。この写真は古代蓮の大賀蓮なので白ではありませんが、サンスクリッドのお題目では「白い」とあるようです。漢語にされた時点で「白い」は省略されたらしいですね。

平凡写真を生んでしまう7つのNGその3<初級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、前回まで平凡な写真を生んでしまう7つのNGと題して、SNSなどでよく見かけるような普通のツーリング写真の何がダメなのか?いやいや…失礼しました。ダメな訳ではなく何が平凡になってしまう原因なのかを分かりやすく解説しております。

~究極のツーリング写真流 平凡写真を生んでしまう7つのNG~

1.被写体を必ず枠の中におさめて撮っている 

2.複数の被写体を画面内に並べている「お子様構図」 

3.カメラの撮影モードはオートモード 

4.ズームをぐるぐる回して大きさの調整をする 

5.被写体に不快な要素が重なったり貫通している 

6.画面の隅に電線や余計なものが写っている 

7.事実を記録しただけの写真で満足している

前回の投稿 1~2はこちら

      3~5はこちら




6.画面の隅に電線や余計なものが写っている

フツーの人がフツーに撮った写真というのは上手い下手とかの以前に、そもそも手抜きと言ったら怒られそうですが、とにかく手間をかけていないものです。

こんな事をしょっちゅう経験します。私が写真を撮っている場所に、別の人がやってきて同じように写真を撮ろうとします。きっと私が一眼レフに三脚など立てて撮っている様子を見て、絶好の撮影スポットだと感じたのでしょう。しかしその方はカメラを取り出して私が撮っていた方向にレンズを向けパッと1枚撮ってすぐに立ち去りました。ものの1分の出来事でした。

写真を撮りたい!と思って足を止めたけど、手間ひまはかけない。これはフツーに写真を撮っているフツーの人々の典型的な撮影の仕方です。

雑に撮ると写ってしまう余計な要素

ではフツーはもうやめて見る人を喜ばせる素敵な写真が撮れるようになるには?構図とか露出とか、撮り方を学ぶ前にまずは丁寧に撮ることを心がけましょう。

丁寧に撮るとは急がされるように撮ったり、雑だったり面倒がったりしないことです。上級者なら不要かもしれませんが、最初の頃は撮った写真を再生してよくチェックしてみましょう。

特に画面の四隅に電線やカラス、地面に落ちているゴミ、そういった写真の趣旨と関係のない要素や醜いものが無いかチェックしましょう。レンズやセンサーに付着した汚れなど論外です。

少し動く、ゴミは拾う、少しの手間と時間で写真の細部はぐっと良くなりフツーの写真とは一線を画す「作品」へと昇華するものです。




7.事実を記録しただけの写真で満足している

誤解のないように最初に書いておきますが事実を記録しただけの写真が悪い訳ではありません。ツーリングレポート用の写真や自分のツーリングの記録として残すのであれば問題ありません。

写真である以上はカメラは事実を記録する機械です。しかしフツーに撮るのはやめて人に見せて喜んでもらえるような素敵な写真を撮るには、事実を記録しただけの写真では力不足なのです。

ただ最初の頃はどうしても事実を写しただけの写真になってしまうものです。感じたものを表現せよ!などと言われても初級者の方には具体的に何をどうしてよいか分からないですし、そういった写真の核心的な部分は目指したところで一朝一夕に成就するものではありません。

ここで重要なのは事実を記録して満足しないこと!です。そう、ただ撮っただけなのに「よしよし、撮ったぞ!」と満足をしないこと。

では事実を記録しただけの写真と、そうではない写真を同じ場所で撮った作例でご紹介いたします。

夏の北海道ツーリングの定番ルート 道北エリアにある最果ての道「日本海オロロンライン」道道106号線です。まっすぐに伸びる道、何もない荒涼とした景色、爽やかな青い空、遠景に利尻富士。フツーの人がフツーに撮るツーリング先での写真とはズバリこうです。きっと多くの皆さんが、こういった感じのオロロンラインの写真を見たことがある、またはご自身も撮られたことがあるのではないでしょうか?

これはこの場所にある、あらゆる魅力的な要素を画面内に集めてそれを撮った!という達成感や満足感でフィニッシュしてしまった完全自己完結型の写真です。

こういった写真を撮って満足するのではなく、その時は叶わなくても結構ですので「何か足りないな」「こうではなく感動や情緒みたいの出せないだろうか」といった具合に悩んで悩みぬいて下さい。

とにかく記録や記念として撮って満足しないこと…。

 

次にこちらの作品をご覧ください。撮影時期は違いますが場所はほぼ同じポイントでオロロンラインのジュンサイ沼付近です。最初の写真との決定的な違いは完全に道を主役に撮ったことです。道の様子について「果てしなく続く最果ての道、旅欲を駆り立てる究極のルート」といった作者の感じたことを作品に込めています。

事実を記録しただけの写真とそうではない写真。まず印象(インパクト)が違いますし、いつまでも眺めていたい、ここへいつか行ってみたい、と思えるのはどちらでしょうか。

これで事実を記録しただけのフツーの写真がいかに退屈かお分かり頂けたと思います。フツーの写真とは撮る側も見る側も退屈なものです。フツーに撮るのは記録用として人に見せるのものではないのですね。

最初は難しいかもしれませんが、いつか記録ではない貴方の感じたコトが表現される個性作が、継続していれば叶うはずです。くどいですが記録写真になってしまっても満足はしないでください。

7つのNGのまとめ

いかがでしたか?ツーリング写真、バイク写真に限らずこれから写真をやってみようかな?と思っていらっしゃる方々へも役立つと思います、フツーに撮っていた写真と趣味として始める写真の違いをNG例でご紹介しました。

カメラとは事実を記録する機械でもあるので、その使い道は多岐にわたるものです。カメラを手にしている皆がみな人に見てもらい感動してもらいたい!と思っている訳ではありません。人によっては「いかに本物のようにリアルに撮る!」に恐ろしいほど執着している人も見かけます。

カメラという機械が好きで最新モデルを買ったり、高価なレンズを購入したり、あるいはビンテージのフィルムカメラを集めている人もいます(それも素敵なご趣味だと思います)。

なので世には【正しいカメラの使い方】みたいな情報はカメラ全般という意味で溢れているようにも見えます。その中で自分が欲しいHowto情報は一体どれなのか?を見極める必要があるのです。本当に紛らわしい情報が大量に溢れているのです。

当ブログ、究極のツーリング写真ではプロが仕事として撮っておられるような写真や、事実をリアルに写すためのカメラの操作方法などは解説しておりません。個人が写真を通して【バイクツーリングに関わるコト】を発表できるような、そんな素敵なツーリング写真を目指しており、そのためのノウハウを公開しております。

今回、はじめて当ブログにいらして、この投稿をご覧になった方、真のツーリング写真にご興味を抱かれた方はぜひブックマークしてくださいね。




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↓↓↓北海道ツーリング オロロンラインの撮影ポイント↓↓↓

 

バイクツーリングのレンズ選び4 まとめとオススメのレンズ

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、前回まで3回に分けて私が愛用しているレンズのご紹介を兼ね、レンズの選び方について解説してきました。

レンズ選び1 超広角~広角レンズ編

レンズ選び2 標準レンズ編

レンズ選び3 望遠ズーム~超望遠レンズ編

といっても私の場合はかなり特殊ですので、皆さまのご参考になる情報があったか疑問ではありますが…。今回はそんなツーリングに適したレンズ選びについて究極のツーリング写真流に【まとめ】と皆さまにオススメのバイクツーリングに適したレンズをご紹介したいと思います。

 究極のツーリング写真流 レンズの選び方

1.レンズ選びは「こんな写真を撮りたい」という具体的なイメージを最初につくる

広がる風景を印象的にしたいなら広角レンズ、ライダーを主体に背景を美しくボカしたいなら解放の明るいレンズ、といった具合に自分が撮りたいツーリング写真のイメージを作るのがまず先決。これがないとネットで話題の最新モデルや高級なレンズを買えば良いのか?と惑わされてしまい、自分の考えでレンズを決めることができません。

2.撮りたい写真に必要な焦点距離を決めよう

風景主体なら広角、バイク&ライダーを主役に自然な画角で撮るなら標準、友達の走行写真を撮ったり、遠景の山や夕陽などを引き寄せて迫力のシーンを撮るなら望遠。自分の好みに合わせて最も重要視したい焦点距離域を大まかに決めましょう。

3.ツーリングで持ち出せる機材ボリュームを決めよう

バイクの車種がSSだったりツアラーだったりといった車種による積載能力やバッグ、ケース類の容量などによって、人それぞれカメラ機材を持っていけるボリュームが異なると思います。望遠ズームを含めた交換レンズ3本!なんて人もいればコンデジ1つが限界…という人もいるはずです。一般的には一眼レフまたはミラーレス機にズームレンズ1つでしょうか。頑張って交換レンズ+1本でしょうかね。

4.欲しい焦点距離と機材ボリュームが決まったら単焦点かズームかを決めよう

一本しかレンズは持って行けない…という方にはズームレンズがお勧めです。収納、積載に余裕のある方でしたら標準ズームの他に広角側の単焦点レンズか、望遠側で解放の明るいレンズなどを追加すると良いかもしれません。

5.予算と相談していくつかの候補から選択しよう

ズームレンズか単焦点レンズか、欲しい焦点距離、解放F値など大まかに決まったら予算に合わせて候補を絞ってみましょう。スペック的な部分がどうしても譲れない、といった場合は無理に純正にこだわらずSIGMAやTAMRONといったレンズメーカー製も選択肢に入れてみましょう。もちろんヤフオクやメルカリで中古を狙うのも予算を抑えるのに賢いやり方です。




 

逆光のシーンでフレア、ゴーストを抑えたいなら光学系やコーティングの優れたレンズを選びましょう

☆ズームレンズか単焦点か

これはツーリングで持っていける機材ボリュームに余裕のある人の選択ですが、もしボディに加えてレンズは3本は持っていけるよ!というスゴい人がおられましたら28㎜単焦点、50㎜(F1.8くらいは欲しい)単焦点、70-200㎜望遠ズームの3本がお勧め。もしくは20㎜単焦点、35㎜単焦点、70-200㎜望遠ズームです。

標準単焦点レンズ 左:SIGMA50mmF1.4DG ART 右:キャノンEF50mmF1.8STM

ズームレンズ1本でいくぞ!という事であれば多くのメーカーから製品化されている24-105㎜ズームレンズがお勧めです。キャノンであれば下記の通り。

・EF24-105㎜F3.5-5.6 IS STMで定価7万円、重量は525g。

・高級なLでEF24-105㎜F4L Ⅱ IS USMで定価15.5万円で重量は795g。

・APS-C機のユーザーであればEF-S18-135㎜F3.5-5.6IS STM 6.8万円で重量480g。

SONYのEマウントであればFE24-105㎜F4G OSSで定価16.5万円。ニコンなら24-120㎜としてラインナップしているようですね。

キャノン EF24-105㎜F3.5-5.6 IS STM

 

F4通しやコーティングなどスペックは譲れないが価格は抑えたい場合のSIGMA24-105㎜F4 DG HSM ART 12.5万円(キャノンのLと3万円しか変わらない・・・)で重量は885gとチョット重い。

キャノンユーザーの場合、コスパと重量を考えると、圧倒的にEF24-105㎜F3.5-5.6 IS STMがお勧めです。EF24-105㎜F3.5-5.6 IS STMでは画質の面で若干心もとないと言う方は中古でEF24-105㎜F4L ISの旧型の1型でしたら中古相場は4万円台であるので、これもオススメです。

SIGMAやタムロンといったレンズメーカー製を選ぶ場合の注意点は防塵、防滴の性能が純正より劣ること、これは過酷な環境で使用する我々バイク乗りにとって軽視できないポイントです。ただ私は長いことSIGMAレンズを愛用していますが壊れたことは1度もありません。それとボディ側のレンズ補正機能やDPPなどのメーカーのレタッチソフトで一部の機能が使えないなどあります。買う前に事前に情報をリサーチしましょう。

EF35mmF2 IS 絞り込んでパンフォーカス

 

単焦点はズームレンズより描写が美しい…とはよく聞きますが、ひと昔前のズームレンズと違って現代のそれなりのグレードのズームレンズであれば、単焦点と比較して明らかに描写に差が出るとは言い難いです。

単焦点レンズの描写は確かに素晴らしいですが、特殊な用途で発揮するメリットを除いて我々オートバイ乗りにはデメリットの方が目立つのは事実です。欲しい画角に合わせて買い揃えるのも経済的ではないです。何よりツーリングに行くのに3本も4本もレンズを持って行くなんて厳しいですよね。

なので総合的に考えてもバイクツーリング用はズームレンズがお勧めですが、以前に解説したように初級者の人にとってはズームレンズは上達できなくなる落とし穴もあるので、その点だけ要注意です。




☆高級なレンズは果たして必要か

Lレンズを使用している私が言ったら説得力ないですがハッキリ言って高級なレンズはバイクツーリングでは必要ありません。メーカーは製品が実際に販売されるまでの開発費、材料費、生産コストなどを計算して定価を設定します。ユーザーからみた製品の魅力の差で価格を決める訳ではありません。

キャノンEF35㎜F2ISが8.3万円、EF35mmF1.4LⅡUSMが28.5万円。F値こそ違いますが同じ35㎜単焦点レンズで20.2万円の価格差です。しかも安い方のF2には手ブレ補正機能が備わっています。我々ユーザーにとって、この価格差が妥当であると納得できるほどのメリットはなかなか感じられないと思います。

では高級なレンズはなぜ存在しているのでしょう?高度に修正された色収差やF2ではダメでF1.4でなくてはいけない!という要求が自分の撮りたい写真と深く関係しているのであれば、それは選択肢として十分アリだと思います。しかし多くの場合はカメラ業界での技術競争や写真ではなくカメラが大好きだ!というカメラ好きの人たちのトレンドに過ぎないのではないでしょうか。

SIGMA35㎜F1.4DG ARTという素晴らしく好評なレンズからEF35㎜F2ISに買い替えた私の個人的な感想としては世間で騒いでいる「感動の描写性能!」みたいな世界は、実は自分の好みの写真とあまり関係なかった…というのが率直な感想です。

美しいボケ味、解放からシャープで抜けのよい、ピントの立ち上がりがよい、とか良く耳にしますが、そういったことが自分の撮りたい写真と関係しているかそうでないか、これで高級なレンズを買うかどうか決めましょうね。それと高級なレンズとは解放が明るい大口径レンズの場合が多く、画質を高めるためにレンズ構成も多く複雑です。つまり重量があり大きいので撮影機材の積載に制限のあるバイクツーリングにはこの点でも課題になることを忘れずに覚えておきましょう。

太陽や月を引き寄せたいなら超望遠レンズ

☆自分が撮りたい写真が撮れるレンズを選ぼう

レンズ選びは作者の独自で決めるものです。少なくともある程度の経験を積んだ人であれば、自分の写真に対するスタイルや好みが自分で把握できていると思います。バイクへの積載能力や予算などは自分にしか分かりません。つまり雑誌やネットで話題になっている情報はほとんどアテになりません。雑誌やネットで得るこれらレンズやカメラの情報で有益なのは初期不良があってアップデートされたとか、間もなくモデルチェンジなので販売店で安売りが始まるだろう、とかそういった話題ではないでしょうか。

例えばSIGMA150-600㎜F5-6.3DG CとTAMRON SP150-600㎜F5-6.3Di VCといった具合にスペックも価格も似通っているレンズを選びたい場合は大いにネットでの情報や作例を参考にすると良いと思います。しかし、そうではなく「私がツーリングで素敵な写真を撮るのに良いレンズは何だろう?」という疑問についてはネットでいくら検索しても紛らわしい情報ばかりで答えは出てきません。

繰り返しになりますが、まずは「こんな写真を撮ってみたい!」という写真への憧れが先決です。「ステキな写真」「イケてるの」「すげー写真を!」とかではなく「雄大な風景を写真にしたい」「旅のシーンを臨場感で伝えたい」など具体的であるほど選択は明快になります。このように興味の対象がまずは写真でないと製品を選ぶことができない、それがカメラ&レンズなんです。

うわ~3500文字も書いちゃいました。これ全部読んでもらえただろうか…今回はこの辺で…




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かっこいいバイク写真の撮り方 アイキャッチでオシャレなバイク写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、いよいよ7月ですが夏のツーリングの準備は万端ですか?夏は日中の走行が暑いのでビーナスラインや志賀草津道路などの標高の高い涼しいところに行きたいですよね。

さて今回の究極のツーリング写真では珍しく、かっこいいバイク写真の撮り方の解説をいってみたいと思います。当ブログではバイクが主役ではない「バイクのある風景」「ツーリング写真の撮り方」をメインに解説してきました。バイクが主役になる「かっこいいバイク写真の撮り方」についてはバイク写真という大分類の中の別カテゴリーという感じですが、ツーリング写真と無関係とは言い切れません。

風景の中にとけこむバイクも、魅力的に見えるアングルは追求すべきと考えます。それに多くのライダーは愛車をカッコイイと思っているはずですし、自身のバイクがカッコよく撮れれば嬉しいものです。

しかし難しいのは愛車のカッコいい写真を撮っても、カタログ的な写真に終わってしまうケースが多いところです。今回は自分ならではのオシャレ、カッコいい、オオォッ!と思わせるカッコいいバイク写真の撮り方を解説いたします。




1.まず最初に背景を探そう

私は今まで究極のツーリング写真にて写真の撮り方について様々な解説をしてきました。どの解説も特異なアプローチで難解であり、異論のある方もおられるのは私自信が分かっております。しかし、ここで言うバイク写真のかっこいい撮り方として「まず最初に背景を選ぼう」という考え方に異論を唱える方はおられないと思います。それくらい自信をもって背景選びは大事であると断言いたします。

ツーリング先でまず探してみてください。バイク写真をかっこよく撮るための小さなスタジオボックスのような空間を。そしてバイクの存在を絶対的に撮るのですから、あまり出しゃばった被写体が点在しているような場所ではなく、シンプルで魅力的な場所を探すのです。

それは無機質な壁であったり開けた景色であればローアングルで空を背景にしても良いと思います。上の写真のように錆びたトタン壁の建物なんかあれば良いですね。ポイントは雰囲気がよくてシンプルな背景です。

言うまでもありませんがコンビニの駐車場や高速のSAなど、ごちゃごちゃとした場所で撮るのはオススメしません。そもそも日本という国は街の景観にそれほど美意識が高いとは言えず、背景に何の配慮もせずに撮ってしまうと派手な看板や電線などが写真に写ってしまうものです。

2.最高の光を車体にあてよう

日中の太陽が高い時間にあるトップ光についてはギラギラ照り付ける強い日差しの場合はオススメしません。車種によっては似合いますが、車体に陰影が強くついてイマイチです。しかし同じトップ光でも薄雲に太陽が隠れた瞬間でしたら適度な陰影でよく撮れます。雲の流れをよく見て最良の瞬間を使ってください。

オススメは準逆光で太陽の位置が真上から少し傾いた時間帯に、逆光になるようバイクを停めてみてください。このように逆光を利用すると車体の上部やパーツに輝きが入りカッコよく写せます。もちろん評価測光に任せていると、バイクが暗く写ってしまうので露出補正やストロボ発光などで調整してくださいね。

また車体によく光を当てるという意味ではサイドスタンドで停車させた場合に、車体の右サイドから撮ることを基本としましょう。サイドスタンドで左側に傾斜しているのに、左サイドから撮ると車体の大半は影になってしまうからです。もちろん例外もあります。何らかの理由があって左から撮る場合は十分な光を当てるためにスピードライトや内臓ストロボを発光させると良いです。バイク雑誌などではレフ板を複数用意して下から強力な光を当てて撮影しています。

 




3.理想的なピンポイントアングルを探ろう

横:前の比率がおよそ9:1 ほぼ真横ですがスマートに見える
横:前の比率がおよそ8:2 少し前に迫力を出したアングル

多くの方はバイクは斜めから撮るのがカッコイイ!ということはご存知だと思います。基本は7:3の比率による斜めの角度ですが、ここで気を付けたいポイントは真横と正面(または真後ろ)の比率を測ったような数値で狙うのではなく、あくまで視覚的なボリューム感で7:3を狙おうという事です。

これは真横と正面のデザイン上のボリューム感が車種によって色々あるからです。上の写真は1枚目は9:1くらいで2枚目が8:2くらい。R1200GS-ADVENTUREの場合は33Lの巨大なタンクがボテっと横に張り出すので7:3で狙うと良く言えば迫力ある、悪く言えばデブっちょに見えてしまうのです。

この辺の車種による最もカッコよく見えるアングルとは、オーナーが一番よく知っている事なので、ツーリング写真でいうピンポイントなベストアングルと違い、容易に見つけることが出来ると思います。ただしバイクをかっこよく撮るためのベストアングルもやはりピンポイントです。上の2枚の写真はわずか50㎝くらいカメラ位置を移動しただけですが、こんなに印象が違ってくるのです。

撮影地でよく分からなければ、様々なアングルを撮って帰宅後にじっくり選別するのも賢いやり方です。

横:前の比率が3:7  正面(または後ろ)側をメインにする3:7 ハンドルの向きも意識しましょう

そして完全な真横、完全な真正面(または真後ろ)というアングルは特別な理由がない限りは避けるべきです。特別な理由とは撮影者の意図であり(またその話か、なんて言わないでくださいね)例えばR1200GS(アドベンチャーではない方)でしたら車体をセンタースタンドにかけて垂直にし、真正面から撮ると空冷ボクサーエンジンのディティールが強調されます。ツーリング写真の話ですがバイク米粒構図にすると、パッと見でそれが何なのか良く分からないので、そういった時は真横にすると誰の目にもそれがオートバイであると分かります。このように明確な意図があれば真横、真正面でもOKです。

4.ローアングルを探ろう

カメラを直接地面に置くほどのローアングル

バイク写真をカッコよく撮るノウハウとして、先の斜めから撮ると同じくらい有名な手法はローアングルですよね。しかし多くの方はローアングルの意識が甘くしゃがんで構えたくらいがローアングルの限界と思っているようです。

しゃがんだ程度のローアングルはバイクのフォルムはカッコ良く見えても、地面と背景の境界になる水平線がホイールを貫通して見栄えが悪くなるので注意しましょう。特に海岸で撮る場合は水平線をどの位置に通すのか?を強く意識して下さい。

上の写真はEOS6D mark2を地面に直接置くほどのローアングルで撮りました。このような超ローアングルによって初めて見えてくるバイクのカッコよさはプロのカメラマンなら誰でも知っていることです。下から空に向かって撮るようなアングルなので露出が難しい場合もありますが、バイク写真の場合はレタッチ前提で撮るのも良いと思います。

こういった超ローアングルとは通常の構え方では一眼レフのファインダーを覗くことはできませんし、コンデジであってもカメラを上に向けてしまうので画面を見ることができません。そこで活躍するのがバリアングルモニター、チルトモニターです。この撮影時もEOS6D mark2のバリアングルモニターにライブビューして撮影しました。以前に使っていたEOS1DxやEOS5D mark2の時は地面に腹ばいになって寝そべるか、山勘で適当に撮るかの二択でした。

お持ちのカメラがチルトモニター、バリアングルモニターを搭載した機種でしたら、ぜひ活用してみてください。またカメラの買い替えを検討されている方は次のカメラはバリアングルモニターを搭載したカメラを検討されてはいかがでしょうか。

EOS6D mark2 バリアングルモニター

長くなってしまったので5.以降は次回へ続く…

タイトルに書いてしまった「アイキャッチ」については次回…スイマセン。

 




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~本日の毎日100ショットスナップ~

EOS6D mark2 + SIGMA150-600mmF5-6.3DG

スナップ写真ではありませんが何日か前に自宅のベランダより撮った夕景です。望遠レンズを使用して真っ赤に焼ける夕空に飛ぶ飛行機を撮りました。望遠レンズと言えど構図上では飛行機は米粒でしたので、見つけやすいよう中央に配置させました。この写真はほぼノーレタッチです。

ナメてはいけない。足を鍛える三分割縛り地獄<初級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、夏休みのツーリングの計画は順調でしょうか?私は8月に予定している北海道ツーリングについては昨年と同様に道東と道北をメインに走ってこようと思います。

やはり北海道ツーリングといえば道東は外せません。釧路の自然、根室の最果て感、屈斜路湖のエリアや知床半島など私の中の心象風景と重なるのは主に道東です。そして去年は雨で断念した道北エリアの数々のスポットも再び訪れてみたいですね。

今回で通算11回目の北海道ツーリングですが、今年は1.私は写真家だから撮影旅こそ私の旅である 2.道をメインテーマにツーリングのワンシーンを切り取る 3.神様にお願いをして美しい自然現象も見てみたい この3つの具体的なテーマを打ち出して旅に挑みたいと思います。





さて今回の<初級>ツーリング写真解説はずいぶん以前に解説しました「三分割構図縛り地獄」を改めて解説してみたいと思います。

 

 

写真とは構図が大事である、という事は多くの方がご存知だと思います。では「構図」とはいったい何でしょうか???私の勝手な解釈ですが構図とは被写体の大きさ、位置、複数の要素がある場合はレイアウト、ボケ具合(これも構図の仲間)などによって作品の主題へと導く写真の基礎工事のようなものと考えます。

構図が良ければ作品の意図を観賞者へうまく導くことができるわけです。

上の写真をご覧ください。とある港で撮った何の変哲のない写真ではありますが、基本とも言われる3分割構図で撮っています。

最初に書いておきますが、このお話は3分割構図は素晴らしいので必ず守りましょう!という意味ではありません。3分割構図は写真の基本として確かによくできた理論ですが、多くの芸術写真は3分割に当てはまらない物も多く存在します。

ここでは3分割構図を使って構図ワークを身に着けるための足を鍛えましょう!というお話です。

お使いのカメラのグリッド線表示機能をオンにして、目の前の光景から水平線や道などの線、被写体を3分割構図のグリッド線に合わせてください。「そんなの簡単だよ~」と聞こえてきそうですが、簡単では地獄の訓練ではありませんよ!




1.寸分狂わぬようピッタリと合わせてください

上の写真では白い灯台は左上の交点、R1200GSは右下の交点、海と空の境界線は上の横線にピッタリと合っているのがお分かり頂けるでしょうか。このようにピッタリを狙ってみてください。意外と難しいですよ!

2.最低でも3ポイント以上は合わせる

1つ2つではダメです。最低3つ以上は3分割の交点や線にぴったりと合わせてくださいね。

3.ズーム機能は使わないこと

一眼レフであれば28mm、35mm、50mm、70mmあたりで固定で撮ってください。コンデジの場合はカメラの電源を入れた時の最初の焦点距離のまま(多くのコンデジはワイド端だと思います)とにかくズームは触らないこと。

これ、実際にやってみると苦しいです。「ええ~簡単じゃね?」と思う方、例えば上の写真の場合、海の割合を狭めて空を大きくしたい場合、どうします??そうです、しゃがむなりして低い位置にすればOKですね。では灯台とバイクの位置関係を広くしたいと言ったらどうしますか?右に動きますか?左ですか?? ここで一瞬でも「ええと…」と思った方は足で動いて構図を作る感覚ができていません。

この3分割構図縛り地獄を騙されたと思って一定期間、訓練をしてみてください。マスターする鍵はただ1つ、とにかく右に左に高く低く、足で動きまくってください。ゴルフやピアノの練習のように繰り返しやって体で学習するのです。

以前に当ブログ 究極のツーリング写真では、まずは良い写真を1枚撮ってみましょう、という投稿で1つの被写体が美しい背景の中にあるだけのシンプルな写真を撮ってみましょう。というお話をしました。これは最初のうちは複数の被写体があるような複雑なシーンでは足が動かないと構図できないからです。

この3分割構図縛り地獄により構図ワークとしての足をマスターすれば、2つ以上の被写体のあるシーンでも意図したとおりに構図を組み立てることができるのです。

例えばバイク、ライダー、置いてあるヘルメットなど容易に位置を動かせるものであれば「もう少し手前かな」といった具合に本当に動かして良いと思います。しかし被写体の多くは動かせないものが殆どであり、その場合はカメラを持っている撮影者が動くしかないのです。

<初級>ツーリング写真として難しく感じる内容だったかもしれません。しかし写真をはじめたばかりの人の多くは足が動いていないのです。いちど騙されたと思って三分割構図縛り地獄を実際にやってみてくださいね。間違いなく上達することをお約束いたします。





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~本日の毎日100ショットスナップ~

リコーGR APS-C

だいぶ前にリコーGRで撮った1枚ですがカモメ(ウミネコ??)が飛び立つ瞬間を切り取りました。瞬間をとらえる、これこそが写真の魅力なのだな、と学んだ1枚です。