私が空冷R1200GSに乗り続ける理由

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、この投稿を書いている2020年5月中旬現在、なかなかコロナ渦の収束が見えない状況ですが如何お過ごしでしょうか?私はこのGWは佐渡へ旅にでる予定でしたが当然ですが断念いたしました。きっと皆さまもロングツーリングに行かれるご予定をキャンセルされたかと思います。

残念ですが仕方がないですよね。いつかこの闇の出口に立つ時を想像して今できることをしていきましょう。ちなみに私は旅写真における美しさを再考し次の旅でどのように反映させるか模索中でございます。

さて今回はツーリング写真の話題はお休みして空冷R1200GSの話題をさらっと書いてみたいと思います。というのもこの5月でちょうど私がR1200GSを購入して12年になるからです。

2008 中期型 R1200GS




いままで究極のツーリング写真ではBMW R1200GSの魅力について何度も書いてきましたが今回は私が乗り換えずに12年間ずっと乗っている理由について書いてみたいと思います。いつもR1200GSのインプレッションとなると内容テンコ盛りで長文になってしまうので「なぜR1200GSはそんなにイイの?」という疑問に対してシンプルに書いてみたいと思います(自信ありませんが)。

私が最初にGSに出会ったのはもう四半世紀ほど前のことで確か1994年。当時の私はVFR400Rを手放し【峠のバイク小僧】を卒業してセロー225を所有していました。しかしセローはたまの暇つぶしに乗る程度で、当時夢中になっていたのは4輪でのサーキット走行会やサンデーレースでした。そこで車高調のセッティングやらロールバーの取り付けやらでお世話になっていたラリーショップの社長がしきりに欲しがっていたのがR1100GSだったのです。

そこで社長があまりに欲しがっている様子をみて他の常連がある日、R1100GSを新車購入してショップに乗り付けてきたのです。それまでBMWのバイクなんて真横に張り出たボクサーエンジンを積んだオジサンのバイク…という印象しかなく、知識も興味もありませんでした。しかしR1100GSの実物を目前に、その圧倒的な存在感と見れば見るほどヘンテコな立ち姿に私の心の奥に潜んだ変態センサーが反応し始めました。

R1100GSは現在のR1200GSよりさらにクチバシも長く全体にアクの強いデザインでした。ましてやアドベンチャーバイクなる呼称が浸透するずっと以前の時代、見慣れない乗り物に異質なものを目撃しているという印象を受けました。なんでフロントフェンダーが二重になっているんだ…、このストラット構造みたいなフロントサスは何なんだ…と。

2013 後期型 R1200GSアドベンチャー

そんな1994年の出来事が記憶の片隅にあり、BMWのGSというバイクはあの社長が惚れこんだいいバイクなのだな、という認識でした。そして2003年にF650GSダカールを購入しロングツーリングの楽しさを知り、バイク旅の世界にどっぷり浸かってしまいました。

空冷R1200GSのデビューは2004年ですが、その当時からもう私はR1200GSが欲しくて仕方なかったのですが、まだF650GSダカールを買って間もなかったので買い替えは控えていました。しかし2008年の中期型へのマイナーチェンジでタンク周りの意匠の変更と細部の改良を受け「これは欲しい!いま絶対に買わねば」と強い衝動にかられてローンを組んで買ったものです。それが1台目のR1200GSハイライン クロススポーク仕様のチタニウムシルバーでした。




R1200GSを最初に乗った印象はとにかく乗りやすいの一言、教習車にしたいほど乗りやすいと思ったほどです。こんなに簡単に曲がってしまうバイク、果たして飽きないだろうか?という心配も出てきました。バイクは乗りやすいことが正義ですが趣味の乗り物なので乗りやすいだけではダメ…何か惹きつける魅力がないといけませんからね。

納車から3000㎞ほど慣らし走行を済ませた頃。当時は仕事の休みも限られていたので、簡単にはロングツーリングには出られませんでした。そこで1日だけの休日を使って草津温泉から志賀高原を走り榛名湖周辺を楽しんで千葉へ帰る1000㎞オーバーの弾丸日帰りツーリングを敢行しました。それで驚いたのは長時間乗車していたのに全く痛くならない尻や膝。体のどの部分にも疲労感が少なく「まだまだ走り足りない」とばかりにスタミナも残っている状態でした。

そして志賀草津道路や榛名山周辺のワインディングでの走り、旋回中でも自由にライン変更できる自在さと、加減速によるライダー上体のピッチングモーションの少なさ、よく効くブレーキに感銘しました。木島平をぬける奥志賀林道のように路面の荒れた舗装林道などは正に水を得た魚の如し。その素晴らしい走りに惚れ込んでしまいました。

走りの良さとツーリング性能が高い次元で両立していること。その秘密がどこにあるのか今でもよく分かりません。テレレバーサスや低重心なボクサーツインエンジンなどBMWの独創的な機構がもたらすもの…と言われますがそれだけでは説明がつかない部分があります。

大きくて軽い。そして走り始めると小さくなって速い。旅をスポーツ感覚で楽しむことで新しい世界を体験できます。スポーツバイクでもツアラーでもオフローダーでもない、得体のしれないブランニュージャンルを築いたバイクだと思います。

キャンプ道具まで積載して長期間、長距離のツーリング。それでも走りをスポーツ感覚で楽しめる喜び。無駄にライダーのスタミナを消費させない快適性能。そして故障などしないタフさと信頼性の高さ。それがR1200GSの魅力だと思います。

特にこの2008年~の中期型、2010年~の後期型と呼ばれる空冷(空油冷)モデルはハイテクの介入もそこそこで留め、ライダーの感覚とメカが絶妙に調和するポイントであると感じます。




もちろん欠点もあります。道を選ばず走破する究極のアドベンチャーバイクとは言え、日本の林道ではスピードがのらず巨体を持て余します。大きな石がゴロゴロしているような林道や深い溝などギャップが大きい場所も苦手です。うっかり行き止まりや土砂崩れなどでUターンを余儀なくされれば、たかが方向転換でも狭い悪路では難儀するでしょう…。オフロード走行を楽しむのであれば、ある程度下調べした林道へ行くか、2~3台といった複数台でチャレンジしてフォローし合って走るしかありません。

バイクらしい不良っぽさやアウトローな雰囲気などは全く持ち合わせていません。キャラクターとしては学級委員長のようで何となく鼻に付く優等生という感じです。冒険がキーワードのくせに都会も似合うデザインなど、暴走族上がりのバイク乗りにはいっぺんシメとくか!という感じでしょう。個性を出すために自分仕様としてカスタムする楽しみもほとんど有りません。

それと大柄な車体が体型に合わず購入を断念する方も多いと思います。おそらくR1200GSはドイツ人男性の平均的な体格 身長180㎝の体重85㎏くらいに合わせて車格を設計していると思われます。ローシートやローダウンサスで足つき性を改善させる手もありますが、改善されるのは足つきの問題だけで車体の設計に対するアンバランスはスキルでカバーするしかありません。

バイク選びなんて自分が欲しいと感じたバイク、自分の使い方に合ったバイクであれば自由に選ぶのが一番だと思います。バイクで走ることとツーリングを愛する私にとってこれ以上にいいバイクは他にないのですね。

とにかくツーリングやバイクに乗ること自体が大好きな人、道を選ばず走りたい人、機械が好きなエンジニア(車はスバルが好きみたいな)、峠を攻める訳ではないけどコーナーは楽しみたい人、アウトドアや自然を愛する人・・・そんな人にR1200GSというバイクが似合うと思います。

R1200GSを12年、そしてもう1台のR1200GSアドベンチャーを増車して6年。R1200GSを2台体制でツーリングを楽しんでいる一ユーザーのインプレッションでした。なかなか両方持っているユーザーはいないので貴重なインプレかもしれませんよ!

今回はこの辺で!!

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空冷R1200GS☆買ったらすぐやるプチカスタム

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、今回は空冷R1200GSに関わるお役立ち情報をいってみたいと思います。少し前に空冷R1200GSを中古車で購入する際のチェックポイントについて書いてみました。今回はその続きで空冷R1200GSを買ったら最初にやりたいプチカスタムについて書いてみたいと思います。

・空冷R1200GS中古車の選び方とチェックポイントはこちら

 

・空冷R1200GSいまがお買い得だ!の記事はこちら

BMW R1200GSは言うまでもなくドイツのオートバイです。日本とは道路事情や使われ方など環境が異なるので、それに合わせたカスタムというか工夫は必要になってくるものです。昔、メルセデスのW460型という古いゲレンデヴァーゲンに乗っていたのですがその時にこんな事がありました。渋滞に長時間はまるとブレーキランプの電球の熱でテールレンズが溶けてしまったのです。ドイツ本国では長時間の渋滞などないかもしれません。しかし国が変わり道路事情や使われ方が変わると不都合が出るものなのですね。

1.サイドスタンドエンド(下駄)

R1200GSに限らずBMW全車種、ドカティなどの輸入車に共通して言えることですがサイドスタンドで立たせている角度がとにかく寝過ぎているのです。傾きが大きいほど右に倒れてしまうリスクは少ないですが国土の限られた日本では駐輪場でやたら横幅をとる訳にいきません。それに左下がりに傾斜した地面や窪みがあった時に停められない不都合も生じます。

そこでサイドスタンドの先端に下駄のように高さをかせぐサイドスタンドエンドなる物が売っています。多くのR1200GSユーザーが当たり前のように付けているアイテムですね。ワンダーリッヒやDOKENなどから製品化されています。




2.L字のエアバルブ

空気圧の点検はライダーであれば最低でも月に一度はやりたいですよね。しかしR1200GSのエアバルブはガソリンスタンドによくある棒状のチャックでは入らないことが多いのです。

近所のスタンドがホースタイプだから大丈夫…と高を括ってはいけません。トラブルは旅先で起こるものです。

タイヤ交換のタイミングで良いので写真のように横に出るL字型のものに交換しておきましょう。これならどこのスタンドに行っても殆どの場合で問題なく空気圧チェックができるはずです。

3.グリップの保護にチューブをかぶせる

R1200GSはハイライン、プレミアムライン共にグリップヒーターが標準装備されています。つまり日本で流通している殆どのR1200GSにグリップヒーターが付いている訳ですね。ベテランのライダーであれば走行中にハンドルを握りしめてしまう事はありませんが、巨体のR1200GSを取り回す際には手に力が入ってしまうものです。

グリップの摩耗が進行するとやがて交換が必要となりますがラバーだけの交換ができないのでグリップごと交換となります。こうなるとヒーター部分も交換となるため部品代が高額になります。

そうなる前にグリップを保護しておきましょう。

これ、釣り具店で売っているので釣り竿のグリップに使うのが本来だと思います。ミリオン熱収縮のラバーグリップ・スーパー 40mm×0.5mm(厚)500mm入り。これがバッチリ使えます。写真の物を1つ買えばR1200GS2台分に使えます。

グリップの幅にハサミで切ったらバーエンドを外してグリップにかぶせます。ヘアドライヤーくらいの熱だと十分に収縮しないのでヒートガンが有ると良いのですが、無い場合はキャンプ用のガストーチでも収縮させることができます。




4.後方の荷掛けフック

BMW R1200GSが究極のツーリングバイクであることは誰も疑う余地がないと思いますが、思わず本当にツーリングバイクなのか?と疑ってしまうポイントが1つだけあります。それは荷掛けフック、または同様に機能するような箇所が車体の後部のどこにも無いのです。

せっかくの広大な積載スペースもショックコードやツーリングネットのフックを引っ掛ける場所がなくては意味がありません。そこで写真の製品であるmotoFizzのプレートフックという製品がおススメです。R1200GSはナンバーを固定しているリアマッドガードに十分な剛性があるので少々の荷重をかけても問題ありません。

ちなみにバイク用品店に行くとナンバー固定ボルトと共締めするリング状のフックなどが製品化されていますが、平成28年(2016年)の道路運送車両法と関連省令等の改正で125ccを超える車両はこれがNGとなりました。プレートフックは大丈夫なのですが詳しくはTANAXのホームページをご参照ください。

ちなみに前側はリアフレームがパイプ状なので幾つか引っ掛けるポイントがあります。傷が気になる人は写真のようなフックベルトを使うと良いと思います。これもmotoFizzです。

5.ナポレオンGSミラー

以前も何度か究極のツーリング写真に書いてきましたがナポレオンGSミラー、お勧めです!!R1200GSをはじめとするBMWの純正ミラーは後方視界がせまく視認性が悪いです。街中や高速道路の走行では日本の場合はミラーの見やすさは重要ですよね。ナポレオンGSミラーは鏡面積が大きいだけでなく曲率もワイドなので視野が広く見やすいです。純正ミラーから交換した直後は軽く衝撃を受けるくらい違います。

また走行時の振動による影響も極力抑えられているのもポイントです。・・・がしかし!メーカーでは現在は生産終了商品となってしまいました。ヤフオクやメルカリで探してみてください。BMW用はAFG-104-BMという品番で左右共通です。

もしオフロードバイクらしい円形デザインにこだわらず、長方形のミラーでも良ければナポレオンクロス2ミラーがおススメとなります。こちらは現在でも売られております。ナポレオンGSミラーもクロス2ミラーもBMW純正ミラーのお値段に比べるととてもリーズナブルです。




6.アドベンチャー用ワイドステップのラバー

R1200GS-ADVENTUREまたはR1200GSでもADVENTURE用のオフロード走行向けのワイドペグ型ステップを装着している方は、このステップのラバー製のカバーがおススメです。

実はこのパーツ、BMWのオプションというよりは普通にパーツ設定されている物のようです。品番は4671-7696748.00でG650X用の純正部品ですね。G650X用の部品がたまたまR1200GS-ADVENTUREに付いてしまった…という事のようです。価格はちょっと調べてみたのですがよく分からず…私はメルカリで4000円で入手できました。

ラバーを装着していない状態はこのようにペグがダイレクトにブーツの底に当たるので、エンジンの微振動が足裏に伝わってきます。高速道路なんかを長時間走行していると疲労につながるものです。

装着は簡単で8mmのナット2個で固定するだけです。これでステップから伝わる微振動が激的に改善されます。脚を置く場所が快適になることで、こんなにも楽になるとは!と軽く感動してしまいました。

もちろんR1200GSアドベンチャーはオフロード走破性能を重視した仕様なので、ステップもワイドペグタイプが採用されているのですが、このラバーカバーを装着したからといってオフロード走行時のステップホールドが悪くなるということはなく、しっかりとグリップしてくれます。

ロングツーリングで重宝するアイテムですね。

関連記事

空冷R1200GSにお勧めの意外なタンクバッグ

 

R1200GSオフロード用ブロックタイヤインプレッション

 

空冷R1200GS最初の取り扱い方法

 

以上、空冷R1200GSを中古車で買ったらこれをやろう!というプチカスタムのご紹介でした!!

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人気ジェットヘルメット☆OGK EXCEEDとSHOEI J-Cruiseを比べてみた

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、今回はお役立ち情報として人気ジェットヘルメットのインプレをしてみたいと思います。私は拙い30年のバイクキャリアで愛用してきた数々のヘルメットをなぜか詳細に記憶しています。

最初はAraiのアストロRG、そしてラパイドμ、初代RX7R、SZ-RAM、PROFILE、GP-5X、初代ツアークロスが2個、ツアークロス3が2個、BMW純正のエンデューロが3個、シューベルトJ1、BellのSC-X、momoのファイター、OGKのFF-MRというカーボンヘルメット、SHOEI ホーネットADV、J-Cruiseが2個、HJCのDS-X1などなど。2年くらいのスパンで買い替えるので、なかなかの数です。

SHOEIホーネットADVとHJC DS-X1を比較した投稿はこちら

今回、OGK kabutoの人気ジェットヘルメット、EXCEEDを購入してみましたのでインプレッションとSHOEI J-Cruiseとの比較を書いてみたいと思います。両者はラインナップ内でツーリング向けジェットヘルメットの旗艦であり、インナーサンシェードを有したモデルと言う意味でもライバル関係であります。

左:SHOEI J-Cruise 右:OGK EXCEED

古くから日本、いや世界において信頼できるヘルメットと言えばAraiかSHOEIが通説でした。もう20年以上も前の話ですが最初に就職した会社でイギリスからお客さんが来た時のことです。たった3日の滞在だったのですが少しの空いた時間で上野バイク街を案内してほしいと切望されました。私は英語が話せないので先輩と一緒に買いに行ったのですがAraiのRX-7RRを買って帰られました。「イギリスで買うと20万円くらいなんだよ」と言っていたのが印象的でした。

私も過去にBellやシューベルトなど海外ブランドのヘルメットを使ったことがありますが「やっぱりヘルメットはAraiかSHOEIに限るな」という考えを長らく持っていました。このイギリスのお客さんが日本出張の合間に是が非でも手に入れたかったAraiヘルメットへの想いも納得できます。

しかし忘れてはいけない存在は我らが誇る日本ブランドのもう一つの雄、OGK kabutoです。昔、バイク用品メーカーに転職してすぐの頃、展示会場でOGK kabutoの方と話す機会があったのですが「どうしてOGKさんのヘルメットは品質も機能も良いのにAraiやSHOEIよりも価格がお安いのですか?」と疑問を投げかけてみました。あまりにストレート過ぎる私の質問に苦笑しながら答えてくださった方によると・ヘルメット後部に設けられたエアロブレードフィンなどの特許料で儲けているから・自転車のカゴやチャイルドシートなどの利益が大きくバイク用ヘルメットだけでビジネスをしている訳ではないから・・・との回答でした。

このお話の信憑性は定かではありませんが、もしそうだとしたら我々ユーザーにとっては「お買い得」なヘルメットであることは疑う余地がありませんね。

しかしよく調べてみるとArai&SHOEIに比べてOGK kabutoの大きな違いが一つありました。そればシェルつまり帽体の材質です。Arai&SHOEIのヘルメットはガラス繊維で強化されたFRP等を複数の層で形成した構造です。一方OGKの場合はTPS(サーモプラスチック)という熱可塑性プラスチックを採用しています。以前にご紹介したHJCのDS-X1も帽体の材質がポリカーボネイトという樹脂製だったのと同様に、OGKのシェルはFRPではなく樹脂製なのです。(RT-33やIBUKIなどハイスペックモデルはFRP製)

FRP製シェルと樹脂製シェルで安全性能にどのような違いがあるか分かりませんが、重量や見た目では大きな違いはないのは確かです。おそらく製造コストでは樹脂製の方が安いと推測されるので、その辺が価格差になっているかもしれませんね。

SHOEI J-Cruiseの定価は44000円でOGK kabuto EXCEEDの定価は26500円。どちらも単色での定価ですがずいぶん違いますよね。果たしてこの価格差を納得できるほどの違いがあるのでしょうか?ステイタスのような気持ちの問題は抜きにして細部を検証してみたいと思います。

帽体のフォルムは真上から見るとどちらも若干のオーバルです。サイズは両者ともにXLサイズで比較していますが、軽量コンパクトを売りにしているEXCEEDですが大きさはほぼ同じです。写真ではJ-Cruiseの方はアンスラサイトというグレー、つまり縮小色なので小さく見えますが実際は写真の印象ではなく同じ位の大きさと感じました。




EXCEEDのベンチレーション、つまり換気システム。大型シャッターのベンチレーションは左右に設けられたオーソドックスなタイプです。

J-Cruiseはセンターにヘキサゴン型のベンチレーションが鎮座しています。J-Cruiseのアイコニックな存在として機能していますね。個人的にはこちらの方がユニークで好きです。

高速道路で使用した印象ではどちらもベンチレーション機能に大きな差は感じられませんでした。

EXCEEDのインナーサンシェードを下した状態。

J-Cruiseのインナーサンシェード(SHOEIの呼称はインナーサンバイザー)を下したところ。どちらも減光効果や形状に大きな差はないと感じました。

EXCEEDのインナーサンシェードの操作部分。ストロークが長いですね。この部分がカーボン調なのがカッコイイです。

J-Cruiseのインナーサンバイザーの操作部分。EXCEEDよりもストロークが短く一瞬でシャッと出る感じです。




EXCEEDには帽体の両サイドから後方にかけてウェイクスタビライザーという溝があります。かなり整流効果があるようで負担を軽減するとか。一方、J-Cruiseも全体に流線型のフォルムを持っていて、インナーサンシェードを格納している部分がシェルの形状でも分かるのが面白いです。

内装はSHOEI J-Cruiseはなかなかの高級感で起毛のような生地がとても肌触りが良いです。被った感じのフィット感も申し分ありません。OGK EXCEEDはCOOLMAXなので高級感というよりは夏場の快適性を重視している感じです。そして内装が全体に柔らかめで被る時、脱ぐ時がスムーズです。

サイズ感は私の場合はAraiもSHOEIもどちらもXLサイズでOKな頭なのですが、OGKの場合でもXLで問題ありませんでした。

J-Cruiseの内装。さすがの高級感ですね。アゴ紐はラチェット式でヘルメットロックをかけるリングも装備。

EXCEEDの内装。全体がブラックで統一されてCOOLMAXが採用されています。こちらもアゴ紐はラチェット式でアゴ紐が少々長めです。

どちらのヘルメットもインカムに対応したスピーカーホールを有しています。

ツーリングで使ってみた感想ですがOGK kabuto EXCEEDは全くArai、SHOEIと遜色ない機能、快適性を持っていると言えそうです。まずEXCEEDを被った感じですが第一印象は軽い!の一言につきます。実際の重量はXLサイズで約1530g程度。一方でSHOEI J-Cruiseは1540g程度。実際には殆ど同じ重さですが被った印象では軽く感じます。




被り心地やフィット感はJ-Cruiseの方が好印象ですが夏場になるとCOOLMAXのEXCEEDの方が快適に感じると思います。

高速道路を走行してみましたが両者ともジェットヘルメットとしては風切り音の少ないモデルだと思います。比較するとJ-CruiseよりもEXCEEDの方が若干走行風が大きく感じました。しかしバタつき感はEXCEEDの方が安定していて不思議なことに速度が乗るほどEXCEEDはヘルメットが軽く感じました。

この差が長時間使用したときの疲労感に現れるようで、走り終わって首や肩こりのような疲労が少ないと感じました。

参考までにOGKのオーソドックスなジェットヘルメットと言えるAVANDと比較してみました。現行のAVAND2ではなく古い製品ですがたまたま家にあった物です。両者の価格差は3500円程度ですが内容を考えるとAVANDは普通のジェットヘルメット、EXCEEDは高級感もあるインナーサンバイザー付きヘルメットです。コストパフォーマンスを考えると同社のラインナップ内であっても抜群に良いと言えそうです。

ちなみに先日ご紹介したHappiax曇り止めシートを早速装着してみました。純正のピンロックシートでも良かったのですが、やはり1400円は安いですからね。

実際に高速道路や峠道などツーリングで使用してArai&SHOEIと比較してしまうと「ここが違うな」と感じる部分は出てくると思います。しかし約2万円の価格差を考えると小さな違いと言えると思います。

OGK kabuto EXCEEDのインプレでした!

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空冷R1200GSの泥はね対策☆R1200GS泥除け

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、これを書いている2020年4月中旬、新型コロナウイルスの世界的流行を受け東京都は緊急事態宣言を出しているさなかです。読者の皆さまにおかれましても外出の自粛、テレワークなどでストレスを抱えている方も多いと思います。

こういった活動できない時は知識をつけて自分の価値を高めるチャンスでもあります。平常時はあまりやらないような自己啓発をしてみましょう。特に読書がお勧めで読んだことのないようなジャンルを読むといいですよ。私は普段は小説ばかりを読んでいますが今はビジネス書やアートの本を読んでいます。

さて今回はツーリング写真解説はお休みして空冷R1200GSのお役立ち情報をサラっと書いてみたいと思います。

怪しい国際郵便が中国から届きました…念のためウイルスが死滅したであろうタイミングで開梱。




何を買ったのか?といいますと…

空冷R1200GSのリアマッドガード、泥除けですね。空冷R1200GSはオフロード走行も想定したバイクにも関わらず、泥対策がどうも不十分です。特にリア周りはノーマルの状態で走るとサスペンションやパラレバーアームがドロドロに、通常の雨天走行でも特に左足が豪快に濡れてしまいます。

その対策としてMudslingなるパーツが存在していましたが、こちらはお値段が24000円もすることに加え既に空冷R1200GS用は生産終了商品になっています。今回、私が購入したのは某ネット通販大手で発見したMotopartyなる製品でした。そのお値段なんと3490円!!本家本元のMadslingより約2万円もお安いです。

私も一応は某メーカーで働いていた人間なので、このような物がなぜ安く存在するかは知っているつもりです。生産国による人件費や環境に関わるコストもそうですが、最大の理由は開発費と金型費用だと思います。オリジナルは無の状態から形を作るので試行錯誤の上に形状を完成させ金型を作成します。実はここまでで相当の費用がかかります。

しかしこのような謎のジェネリックはオリジナルのMadslingから型を抜いてしまった(推測ですが)ので形が出来上がるまでの開発費用がゼロに等しいのです。オリジナルのMudslingには本当に気の毒な話ですが、ユーザー目線ですと泥だらけになってしまうパーツに「コピー商品は嫌だ」と思う人は少数と思われます。




しかし、この手の品で心配なのは実際に取り付けようとしたら形が合わないとか、すぐに使えなくなってしまった…といったクオリティの問題があります。そこで謎のMotopartyを私が人柱になってみることにしました。

今回、取り付けに使用する結束バンド(タイラップ)は付属のものではなく信頼性の高いヘラマンタイトン社を使用します。安い結束バンドって劣化して切れてしまう事がありますからね。

取付方法を詳細に書こうかと思いましたが、あまりに簡単に付いてしまったので割愛します。どうやら冗談抜きでMudslingから片抜きしたようで精度は問題ありませんでした。ネジの穴、フレームに留める部分などピッタリです。

今回、2008’R1200GSに装着したのですが、こちらのバイクにはオフロード走行に対応したブロックタイヤ シンコーE805が装着されています。気になるブロックとの干渉ですが、かなりギリギリですが何とかOKのようです。新品タイヤだったら干渉するのかもしれませんが。




これを装着するだけで林道や雨天走行の後の洗車が激的に楽になります。また少しの雨天走行でも左足が集中的に濡れてしまうR1200GSの弱点も解消されます。ドロドロになる部品に24000円も出せない…という人にMotopartyのリアマッドガードはおススメと言えます。

ちなみに私のもう1台の愛車、R1200GSアドベンチャーの方にはちゃんとオリジナルのMudslingを装着しております!

今回はこの辺で!!

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お勧めツーリングアイテム☆汎用ピンロックシート、アンチフォグシート

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、FacebookやInstagramは活用されていますか?こういったSNSは我々アマチュアにとって貴重な【作品の発表の場】ですよね。しかし写真芸術専門の集まりではないので様々な反応が返ってきてしまうのは仕方のないことです。いくら芸術を意識して発表しても「このバイクは高いですか?」といった期待しないコメントはあるものです。多くの人は写っている事実に関心がいってしまうもので…こればかりはどうしようもありません。

私の場合、SNSはある意味「自分用」です。自分のSNSギャラリーを客観的に見て、個性的であると感じればそれを大切に、不足している部分を感じたらそれを修正する具体案を検討するといった具合に自己分析用として活用しています。その中で【少数でも分かってくれる人に響けばそれだけで嬉しい】といった感じで「いい写真ですね」といったコメントをもらえればそれが強い励みになります。

さて今回はツーリングアイテムのお役立ち情報をいってみたいと思います。

先日、大手通販サイトでこのような物を発見しました。ヘルメットシールドに貼り付ける曇り止め用のシート【ピンロックシート】または【アンチフォグシート】などと呼ばれるものですね。




通常はヘルメットメーカー純正のものを、ピンロックシート対応のシールド(キノコのようなピンが立っている)に装着するのですが、それだとピンロック非対応のヘルメットには装着できませんし、純正は3~4000円とまあまあお高いです。

上のhappilax製はピンの無いシールドでも粘着で固定できる汎用タイプです。しかもお値段は私が購入した時で1400円とリーズナブルです。

しかしピンが無いということは位置決めが難しそうですね。それに粘着で固定となると、もし失敗して斜めになってしまった…なんていう場合にやり直しがききません。平らな物に貼るのなら簡単かもしれませんがシールドは複雑に湾曲した形状です。果たして素人でもこのアンチフォグシートを簡単に貼れるのか?試してみたいと思います。

貼り付けるヘルメットはHJCのDS-X1。このヘルメットはもともとアンチフォグシートに対応したピンロックシールドを備えていますが、HJC純正のアンチフォグシートもやはり3000円以上するようです。

まずヘルメット本体からシールドを外し、happilaxアンチフォグシートの中身を取り出してみましょう。このようにクリーナーウエスや型紙のような紙が同梱されています。

台紙の裏側にはかなり懇切丁寧に貼り付け方法が記載されています。これは嬉しいですね。

型紙のようなものは貼り付け位置を決めるガイド紙でした。このように狙いたい場所をシールドの表側に貼り付けます。




ヘルメット本体側と密着する部分や他の部品などに触れない絶妙な場所を探りましょう。

ここから慎重に作業します。シールドの内側の汚れを手間をかけてキレイに掃除します。次にアンチフォグシート本体の剥離紙をはがします。縁の部分が強力な粘着になっていますので指で触れないように。

先に表に張ったガイド紙を目安に端からゆっくり慎重に貼り付けていきます。斜めになったり途中密着の悪い場所ができたりしないように。

赤いマークの部分から保護フィルムをはがして完了です。




HJCのDS-X1の場合はプラスネジで簡単にシールドの着脱ができます。装着したら問題なくシールドが開閉するか、実際に被ってみてシートの境界などが視界に影響しないかなどを確認しましょう。もし問題があっても粘着が強いので貼り直しは厳しいかもしれませんが。

シールドの曇りは冬季のツーリングや雨天走行で発生するライダー共通の悩みですね。シールド用の曇り止めスプレーも売っていますが効果が持続しませんし塗るのも面倒なものです。その点、今回ご紹介したようなアンチフォグシート、ピンロックシートはスキーゴーグル等と同様に二層にすることで曇りを予防しているのですが、実際のところその効果は絶大なものです。

意地悪にヘルメット内で息を「ハァ~~」と吹き付けても曇りません。私はもう5年はピンロックシートを愛用していますが、もうこれ無しではツーリングに行きたいくないです。

ところで昔、バイク用品メーカーで開発をしていた時に曇り止めスプレーも商品化していたのですが「いくら塗っても曇る!」というクレームを度々受けたものでした。よくある原因は曇り止めスプレーを塗った後に布で伸ばすのですが、伸ばすのではなく拭き取っているケースです。塗った物を拭き取ってしまっては塗っていないのと同じなので当然ですが効果がありません。そしてもう1つは休憩の時などに雨にあたり髪の毛が濡れているケースです。髪や顔が濡れているのにヘルメットを被ると、走行中に体温でヘルメット内がスチームサウナのようになり、どんなに強固な曇り対策も無意味になります。

おっと…また長くなってしまったので今回はこの辺で!

happilaxアンチフォグシートをHJC DS-X1に貼って見たというお話でした!

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空冷R1200GSの中古車をディーラー以外で格安で買う場合

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、4回に分けて空冷R1200GSの中古車を買う場合の注意点や基本的な知識について書いてきました。ツーリング写真解説を楽しみにしてらっしゃる方は、申し訳ありませんが次回から再開しますので少々お待ちください。

・空冷R1200GS中古車 中期、後期型の見分け方とラインの違いはこちら

・空冷R1200GS中古車を買う場合の注意点 その1

・空冷R1200GS中古車を買う場合の注意点 その2

今回はこのシリーズのまとめで最終回としたいと思います。

EOS6D Mark2

この記事を書いている2020年3月現在で中古車の相場を確認する限り、空冷R1200GS(中期、後期型)の中古車相場は80~120万円くらいのようです。今から12年前にディーラーで新車購入した私からみると、いま買う人は実に羨ましいです。10年以上が経過したとはいえ褪せることのない究極のツーリング性能はそのまま。程度の良い個体が割安で売られているのですからね。

BMWの新車はやっぱり高いです。例えばR1200GSプレミアムラインでサイドケース、ナビゲーター、補助ライトキットといったオプションを装備すると、諸費用も入れれば250万円は軽くオーバーでしたからね。

バイクの中古車に限らず全ての中古相場に言えることですが相場とはその時の人気により需要とタマ数のバランスで決まります。空冷R1200GSがアドベンチャーバイクというカテゴリーを生み出した元祖であることは前回も書きました。あのセンセーショナルな登場から時間が経過した現在でも「アドベンチャーバイク」というカテゴリーは不動の人気ですが、いまカスタマーの関心の対象は最新のR1200GS、R1250GSや新興勢力である他社製のアドベンチャーバイクです。

空冷ヘッドのR1200GSが今でも大人気ではないのですね。その割に、新車当時は売れに売れた人気車種だったので流通量が多く結果、中古車相場が割安になっているという状態なのですね。例えばまだアドベンチャーバイクとしてブレイクしていなかった世代のR1150GS₋ADVENTUREなんかは発売から20年近く経つモデルなのに希少なため中古車相場は100万円オーバーです。さらに言ってしまうとOHVヘッド世代のR80GSなんかは程度が良ければ200万円とかで売っているのです。




EOS5D Mark2 + EF14mmF2.8L

さて今回は空冷R1200GSを中古車で購入するにあたり、最後の仕上げとして購入店や走行距離などのお話をいってみたいと思います。

ディーラー認定中古車

ディーラー認定中古車はBMWモトラッドとして補償をつけた信頼のおける中古車です。この制度は4輪でもBMWディーラーでよくやっていますが特徴としては新車よりも保証期間が長いことです。例えば前回にも書いたようなABSコントロールユニットなど故障すれば30万円オーバーといった高額修理費が発生しても保証範囲内であれば安心なわけですね。

しかし信頼と保証がある分、価格は割高です。認定中古車として選ばれている個体は程度の良いものが多いので新車時のような安心感が欲しい人はBMW認定中古車がおススメです。

専門店ではない中古車店

国産車やBMW以外の輸入車など、BMWを専門としないバイク屋さんで購入する場合はどうでしょうか?ディーラーでないとできない整備やノウハウが無い分、アフターサービスが不安ですね。整備だけでなくリコール情報やサービスキャンペーン(リコールまでいかない自主回収)もディーラー以外では不安が残ります。

しかし見つけた個体が欲しい条件と合致していて、なおかつディーラーで買うよりも安いときたら気になりますよね。巷では大手中古車&買取専門が勢力を拡大し、その評判はあまり良い噂は聞きません。しかし評判の悪い大手中古車店であっても在庫している車両の全てがハズレな訳ではありません。

専門店以外で買う場合、お店側にR1200GSについて詳しい知識が無いとすると、例えば前回に書いたようなクラッチのカタカタ音をタペット音と勘違いして低く評価しているかもしれません。実はエンジンは絶好調だったりして…だとするとお買い得ですよね。

もし購入後に不調などで困った場合は、最寄りのディーラーに相談することも可能です。「別のお店で買った車両ですが…」と言っても嫌な顔をするディーラーはないと思います。別の店で買ったから、という理由で修理代や整備代が特別高くなることもありません。

かつての愛車 空冷ボクサーエンジンの911

私は昔、空冷エンジンのポルシェ911を専門店ではない砂利の青空駐車場の怪しいお店で買いました。この個体はシフトリンケージが外れかかっていて、ギアシフトフィールが渋く、その状態を見た店員がミッションに重大な問題があると判断したのでしょう。相場よりかなり安い値段まで下げてくれました。結果、外れかかっていたシフトリンケージを正しい位置に取り付けただけで調子よくなったのですけどね。あの時はラッキーな買い物でした。この車も空冷R1200GSと同様に10万キロ程度走ったくらいではヤレた感じなど全くなく、質実剛健なドイツのクラフトマンシップを感じる一台でした。

話は脱線しますが空冷911の最大の泣き所は「手放した後の喪失感と深い後悔」と誰かに聞いたのですが、それが本当であることを現在になって実感しています。

個人売買

最近はヤフオクだけでなくフリマアプリでもR1200GSが売っているのですから凄い時代になりました。個人売買と聞くと保証はありませんし、その後のトラブルも心配ですよね。

しかし中古業者、中古車販売店のマージンが無い分、売る方も買う方もウインウインな訳です。それに売り手は買い手と会って取引をするのですから、問題点を隠蔽して売るなんてタチの悪いことは実際にはなかなか出来ないと思うのですけどね。

個人売買の利点は前オーナーによってどのような使われ方をしていたのか分かる事です。ディーラー管理であったか?リコールは全て済ませたか?オフロードは走っていたか?などなど。

出品者が近県でしたら実車確認もそれほど負担ではないので少しでも安く購入したい人に個人売買はおススメです。




お買い得な過走行車

実は日本の中古市場とは特有の風潮のようなものがあって走行距離が2万を超えたものは査定額が下がるのです。今は昔ほどではありませんが車体自体の程度よりも走行距離を気にするユーザーが多いのが要因と推測されます。しかしR1200GSをはじめとするBMWは、たった2万キロ程度の走行では慣らしが終わった程度であり、これからがオイシイところです。中古市場で走行距離が理由で安くなっていれば、それはお買い得なのですね。

おススメは3~4万キロくらい走っていて、距離が理由で通常の相場よりも安い車両です。もちろん走行距離は短い程いいのですが、新車のような個体ではいまだにBMWらしいプライスタグが貼ってありますので、ここでは少しでも低予算でR1200GSを買いたい方への情報として書いておきます。

付いているとラッキーなオプション

BMWの純正オプションは新品では高額なものばかりです。サイドケース左右、トップケース、ナビゲーター、補助ライトキットなどが元々装着されていればお買い得です。逆に言うと車体を買った後にディーラーで新品を購入しようとすれば腰を抜かす出費となるでしょう。ケースなどのオプションを後で買う場合は、やはりヤフオクなどで中古品を狙いましょうね。

容量の拡張機能がある純正サイドケース

R1200GSの純正サイドケースは蓋が横に開くタイプで容量が可変式です。多くの中古車で元々装備されているのを見かけます。アドベンチャーの場合はこれと違いアルミ製のシンプルなボックスで容量は可変しません。しかし、両者は互換性がありそれぞれのマウントさえ用意すればどちらも取り付け可能です。

純正補助ライトキットはR1200GSのクチバシに装着されます。中期型はハロゲンにプロジェクターレンズ。このオプション、私としては一押しでございます。とっても明るいので夜間に暗い道を走るときに重宝するアイテムです。

R1200GS-ADVENTUREの場合はバンパーにマウントされます。これはDOHCヘッドの後期モデルなのでLEDです。LEDはハロゲンと違って球切れの心配が少ないですが体感的には中期のプロジェクターの方が明るく感じます。

コクピット側の電源ソケット

ヘラー型の電源ソケットはハイライン、プレミアムライン共にシート下に標準装備されていますが、写真のように追加でコクピット側にも設置できます。純正の電源ソケットは後付けと違ってCAN-BUSの管理下になるので何かと使い勝手がよいものです。

R1200GSにするかR1200GS-ADVENTUREにするか?

R1200GSアドベンチャー

R1200GSにするかR1200GS-ADVENTUREにするか迷う方も多いと思います。ADVENTUREは派生モデルなので基本は同じバイクである…と多くの方がイメージすると思いますが、実際に乗って見ると両者は全くキャラクターの違うバイクであると体感できます。

アドベンチャーはオフロード走破向けにサスペンションストロークが長く、プリロード量も多いので車高が高いです。その副産物としてR1200RTのようなツアラーと同等の乗り心地が提供されます。33Lのビッグタンク(R1200GSは20Lタンク)と大型のスクリーンでロングツーリングとオフロード走行が素晴らしいです。一方でライダーの体格を選ぶバイクでもあります。

GSとGS-Aを近くに並べるとこんな感じです。圧倒的にGS-Aの方が大きく感じますね。

体格や取り回しにおけるスキルの問題をクリアしている人であればアドベンチャーも選択肢に入れて検討してみましょう。舗装路での軽快なスポーティーさを重視するならR1200GS、オフロード走行と長時間走行での快適性、そしてビッグタンクによる航続距離の長さが魅力であればR1200GS-ADVENTUREです。

なかなか両方を所有している人のコメントは聞けないので貴重なインプレですよ…これは。




やっぱり水冷ヘッドの新型の方がいいかな??

購入予算に余裕のある人はヘッドが水冷化された現行モデルの中古、あるいは最新のR1250GSの新車も検討されていると思います。私は2013年モデルの水冷ヘッドのR1200GSは少しだけ試乗しましたが、空冷モデルとは印象の違ったバイクでした。

感じとしてはパワー、トルク、足回りに至るまで全体にパフォーマンスアップで元気よく走るバイクへ進化した!という感じです。半面、GSの本来の魅力であるツーリングを楽しむためのツーリング性能はやや薄れた感じです。しかし水冷化されたヘッドは長時間の渋滞でもオーバーヒートの悩みから解放されますし、長いリアサスペンションアームはオフロード走行でも走破性良好と聞きます。

クルーズコントロール、キーレス、TFT液晶メーターなどハイテク装備も空冷モデルの比ではないほど満載です。使いこなせば快適なことこの上ないです。最新型のシリンダーヘッドは可変カムまで装備しています。ただこの世代のGSもそろそろフルモデルチェンジと噂されています。新車を検討中の方は次期モデルが出るのを待って、次期モデルにするか現行モデルをディーラーさんに値引きしてもらうか検討するといいかもしれませんね。

ここだけの話、ディーラーさんが早く処分したがっている新車在庫って、びっくりするほど安くしてくれる場合があるのです。

まとめ

今回、4回の投稿にわけてR1200GSの中古車を選ぶ際のチェックポイントを書いてみました。これを見ればディーラー以外のバイク屋さんや個人売買で安いR1200GSを購入しても不安点は解消できると思います。基本は頑丈なバイクですのでファイナルギアやABSユニットなどを押さえておけば大丈夫だと思います。

つい先日も改めて2008’中期型のR1200GSに乗って南房総を一周してきました。やはりこの空冷ヘッドモデルの中期型は理想のGSだな!とつくづく実感しました。後期型のように4000回転付近での微振動もありませんし穏やかなふけ上りでマイルドな特性。ハイテク装備も控え目で適度なアナログ感。それでいてスポーティーな妙がたまらなくイイです。こんな事を言ったらBMWに怒られますが、もしかしてBMWはこの型のR1200GSをこのように作ったのではなく偶然このよなバイクになったのか?とも感じます。特に最近のR1250GSを見ているとそう思わざるえない…という感じですね。

以上、R1200GSを買って12年、R1200GS-ADVENTUREと2台持ちのR1200GS馬鹿である私のインプレッションでした。

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空冷R1200GS中古車選びのチェックポイント☆その2

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、前回投稿までで空冷モデルのR1200GSの中古車の選び方について書いております。はじめてBMWを買う方、はじめて輸入車を買う方でも安心してR1200GSの中古車を選べるように詳細に書いておりますので、R1200GS気になるな…という方はぜひご参考にしてください。

では前回の続きを…

6.クラッチのカタカタ音とヘッドのタペット音の聞き分け方

以前に書きましたR1200GSインプレッションでも触れましたが空冷モデルのR1200GSは通常のオートバイと違いエンジンとミッションが別室構造になっています。そしてクラッチは乾式単盤クラッチを採用しており4輪のMT車と同じ構造を持っています。

その構造上、ある程度の走行距離を走ったR1200GSであればアイドリング時にクラッチカバーから「カタカタカタ…」という音を発します。目安として走行距離50000㎞くらいから、カタカタ音が出るようになり100000㎞くらいになると盛大な音になります。

この写真はミッションを外してエンジンを後ろから見た風景ですが、クラッチの中心にある穴を見てください。この穴のギザギザが摩耗してくるとカタカタ音が発生するものです。

こちらはR1200GSのミッション。先ほどの穴に結合されるインプットシャフトです。このようにスプラインが切られていてクラッチカバーと繋がります。クラッチはレバーを握るとカバーが前後に移動します。通常、オートバイは切っている時より繋いでいる時の方が多いので、シャフトのスプラインとクラッチカバーの穴は繋いでいる位置だけが摩耗していきます。

つまりこの部分の摩耗によるカタカタ音であるか?の判別方法はクラッチを切って静かになるのか?で判断できるのです。

再生できますでしょうか?お家で見ている人は少しボリュームを上げて確認してみてください。カタカタカタ…はクラッチを切った瞬間に静かになるのが分かると思います。

狙っている個体が走行距離50000㎞を超えた車両であればこの音は気にしなくて大丈夫です。それとこの確認方法はクラッチカバーの交換履歴があるか?の判断材料としてはあまり使えないです。確かにクラッチカバーを交換すると穴の方は新品になるので理屈では静かになりますが、インプットシャフトは通常は交換しないのでカバーだけの交換では根本的な解決になりません。




本当にみたいのはシリンダーヘッドからの異音です。クラッチを切った状態でヘッドからカタカタ…といった異音がないか確認しましょう。長期間在庫されいたような個体はオイルがパンに全て落ちてしまい、始動直後のみカタカタと発するかもしれません。その場合は始動の1秒くらいで静かになるはずです。

これらを確認の上で気になる異音があるようでしたら、お店に他のR1200GSがあったらエンジン音を比較してみましょう。その場合、中期なら中期同士で比較しましょう。明らかに異音だと感じたら、クリアランスが狂っていたりオイル管理が悪かったり、最悪は重度のオーバーヒートを経験したエンジンかもしれません。

7.装着タイヤで前オーナーの使い方を判断しよう

中古車で売られている個体は走行距離が少ないものを除いて前オーナーが自分の好みに合ったタイヤをチョイスしている訳です。R1200GSほど万能の究極をいっているバイクだとオーナーによってその使い方も様々です。とにかく長距離ツーリング、峠でコーナーを楽しむ人、林道に入ってオフロード走行…

上の写真はシンコーE804/805というオフロード走行向けのブロックタイヤです。このようなタイヤは見た目がカッコいいですが、ライフが極端に短く4000~6000㎞程度で交換時期になります。なので通常のオーナーであれば、よほどオフロード走行の割合が高くないと、ブロックパターンは選ばないものです。

最近になってオンオフ割合が7:3くらいの銘柄が出てきましたが、写真のようなゴツゴツ系のオフタイヤ装着車は本当にオフロード走行していた車両と判断しましょう。過酷な環境下で使われたと想定すると見るべきポイントはファイナルギア内部への浸水やクラッチの摩耗です。どうしても大きなR1200GSを日本の狭い林道に持ち込むと、ギャップセクションやマッドの通過時にエンスト回避で半クラッチを使わざるえないのです。R1200GSの乾式単盤クラッチは半クラッチに弱いものです。

逆に高速ツアラー用のタイヤが入っていれば車体全体としては安心です。強いていえば未だに高速道路を法外なスピードで走れるのが大型バイクの特権だ…と誤解している人もいるので、そのようなオーナーだった場合はエンジンを高回転高負荷で常用したと推測されます。

可もなく不可もなく無難なタイヤを選んだ人は全てとは言いませんがバイクに対して無頓着でR1200GSを毎日のように通勤や買い物で使っちゃうような人かもしれません。タイヤの使い方を見れば走り方もある程度は分かるものですが、中央部のみが摩耗していてサイドが全く使われていないと街乗りオンリーだった可能性もあります。その場合、渋滞で重度のオーバーヒート歴がないかエンジンをチェックしましょう。

8.ブレーキディスクローターの摩耗をチェックしよう

限度超える摩耗がある場合、この部分に段差がある

R1200GSはブレーキパッドが国産車に比べてライフが長いです。しかしそのトレードオフとしてディスクローターが摩耗するというのを覚えておいて下さい。BMW純正のディスクローターは高額でリア用が約3万円×1枚、フロントは3.5万円×2枚、工賃をあわせるとディーラーだったら12万円くらいの費用がかかります。 摩耗限度ですがリアは新品が5㎜で摩耗限度が4.5㎜、フロントは新品が4.5㎜で摩耗限度が4.0㎜です。主に走行距離が50000㎞以上走った車両でのチェックポイントです。

マイクロメーターを持っている人はポケットに忍ばせて中古車屋さんで測らせてもらいましょう。無い人はバイク屋さんにお願いして測ってもらうか、限度を超えるような摩耗であれば指で触れるだけで段差で確認できます。




9.テレレバーのボールジョイントの点検

フロントサスペンションのテレレバーシステム、そのAアームの頂点でステアリングステムと連結されているボールジョイントを点検してみましょう。ゴムブーツの破れ、内部のグリス飛散など目視で分かる範囲で大丈夫です。

ブーツのみの交換なら安価な修理費用ですが、グリスが抜けた状態で前オーナーが気が付かず走行を続けると、ボールジョイント事態にガタが発生し最悪はAssy交換となります。

10.オイルクーラーコアの折れ曲がり

空冷R1200GSは別の呼び方で空油冷R1200GSとも言い、オイルクーラーによってエンジンオイルを効率的に冷却するエンジンでもあります。オイルクーラーの設置位置はフロントハイフェンダー(通称クチバシ)にあります。前オーナーが複数台でオフロード走行していたとなると、前走車が跳ね上げた飛び石を食らっている可能性があります。大きなコアの曲がり、それからオイル滲みがあればオイルクーラーからオイル漏れしているかもしれません。




11.フロントフォークのメッキを点検

空冷R1200GSに限った話ではなく全てのオートバイでも同じですが、フォークのメッキの状態をよく点検しましょう。特にアウターチューブに近い下の方は可動部分ですので重要です。わずかな錆やメッキの食い破りなど障害があるとダストシールにダメージを与えてフォークオイルが漏れてきます。

12.グリップの摩耗をチェック

ハンドルグリップの摩耗もチェックしてみましょう。ベテランであれば運転中にハンドルを握りしめることはありませんが、車体の大きなR1200GSは取り回しのときに強く握られてしまうものです。R1200GSはグリップヒーターがありますので摩耗して交換が必要となると費用もそれなりにお高いです。写真は熱収縮チューブをかぶせてグリップ自体の摩耗を予防しています。それと稀にグリップヒーターが故障している場合もあるので忘れずに左右ともに暖かくなるか確認しておきましょう。スイッチは右側のスイッチボックスにあります。

EOS6D Mark2 + SIGMA150-600mmF5-6.3DG

次回は空冷R1200GSの中古車購入シリーズの最終回、ディーラー以外で安い中古車を買う場合のメリットや注意点について書いてみたいと思います。

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空冷R1200GSの中古車のチェックポイント

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、前回の投稿より空冷R1200GSの中古車の選び方について書いております。

前回の投稿では空冷R1200GSの中古車選びの知識として年式別モデルの違い、ハイラインとプレミアムラインの違いなどを書いてみました。

前回の投稿はこちら

今回は中古車店で実車を選ぶ際に状態を把握するための具体的なチェックポイントについて書いてみたいと思います。

RICOH GR

空冷R1200GSは先代モデルと同様に堅牢で耐久性の高いバイクですが、定番トラブル箇所や泣き所といえる部分もあります。また輸入車特有の考え方で消耗品のサイクルなども国産とは少し違います。例えばリアブレーキパッドは約4万kmほど持続しますが2回目の交換サイクルを迎える頃にはディスクローターも摩耗して交換が必要です。リアディスクローターは部品だけで3万円もします。




1.リコール対策シールでディーラー管理下か把握しよう

私の2008’R1200GSの場合で国土交通省届出によるメーカーリコールは4件もあります。対策済みであるかの判別方法はこの写真のようにフレームにシールが貼り付けられています。場所はシートを外してすぐ見える所です。車両がディーラー管理下であれば、このようにリコールも正しく対策されていると判断できます。

空冷R1200GSの場合、有名なリコールだと燃料タンクのホース取り付け部分(外-2051)、テールランプの不具合(外-1476)、ブレーキラインの不具合(外-1694)などで重要度の高いものが多いです。

リコールは製造後期であれば元々対策済みで出荷されている場合もあるので、必ずしもシールで確認するべきものではありません。しかしシールがあれば管理状態が悪くはなかったと判断できます。私の2008’R1200GSは4枚もありますが、これは中期型の生産ロットの中で初期ロットだからだと推測します。

というのも私がこのR1200GSを購入する当初、ハイラインでチタンシルバーのスポークホイール仕様を切望したのですがディーラーさんの注文リストや在庫には無く、イレギュラーな方法としてBMWジャパンに置いてあった車両を融通したという経緯があったからです。たぶん発売日より前にBMWジャパンに置いてあったとなると中期型の初期ロットなので、このようにリコール対象も多くなるのは当然だと思います。

2009年式以降であればリコールもだいぶ少ないと思います。

2.EWSエラー対策アンテナの確認

EWSはBMWバイクに備わっているイモビライザー盗難防止システムです。キーに埋め込まれたチップをキーシリンダー内のアンテナで認識しONになる仕組みですが、このアンテナに不具合があり10年くらい前に大騒ぎになりました。何しろツーリング先でキーを回してもONならず、盗難警報システムDWA(オプション)を装着している車両はけたたましくアラームまで共鳴するのですから堪りません。

BMW側の釈明としては全てのアンテナが不良ではなく一部の物が感度が低いとのことでした。一度でも不具合が出ればディーラーで対策済みのアンテナと無償交換でしたが、不具合が出ないものはそのままで大丈夫…と言われ、多くのユーザーから不満の声が漏れたものです。

かく言う私のR1200GSも10年前に発症しました。牛丼屋で食事を済ませて「さて帰るか」とキーを回してもONならず、オンボード表示にはEWS!というエラー表示が出るだけ。その時はBMWの無償ロードサービスに電話したのですが、レッカー車を待機中にもう一度試したところエンジンが始動したので、レッカーをキャンセルして自走して帰りました。

私のように現象が出れば対策品に無償交換なのでマシです。現象が出なかったユーザーはそのままで…はあまりに不評の対応だったので、ディーラーのキャンペーンで無償交換を実施していたと記憶しています。しかしリコールではないので中古車で出回っている車両が全て安心ではありません。

キーシリンダー内のEWS受信用のリングアンテナが対策済であるかの判別方法は写真のように「IGNITION」とあるのが対策済み、これがなくツルツルのは未対策です。




3.最大の泣き所~リアファイナルドライブのチェック!

シャフトドライブ機構とその悪癖を帳消しにするパラレバーサスペンションですが、ドライブシャフトとファイナルギア部分の関節部分を下からのぞき込んでみましょう。写真のようにしたたるようにオイルが漏れていないか?ファイナルギア部分のオイル漏れはリング部分周辺であればシール交換で簡単に直ります。しかし別の部分だと重大な不具合の可能性もあります。

ギア、シール、クラウンベアリングなどにガタつき、異常摩耗、発錆による不具合など重大なトラブルをかかえているようだと、この部分はファイナルギアユニットAssy(つまり丸ごと)交換となるため30万円コースの修理費用が発生します。

前オーナーがこの修理を諦めて不具合を隠蔽して中古車店に売却した可能性もゼロではありません。

ひとつの判別方法としてはブーツの劣化具合を見ることです。どういう訳かR1200GSはこのゴムブーツが劣化しやすく、穴があくほど劣化したブーツを放置して雨天走行されていれば、当然内部に浸水して発錆し不具合を誘発します。

その他にも確認しやすい方法はバイクをセンタースタンドで立てて手でタイヤを回してみることです。ゴリゴリ、ジャリジャリ、キュウキュウ(ゴムが擦れるような音)といった異音がしないか、スムーズに回転することを確認しましょう。

4.ABSユニットの不具合対策

これはR1200GSに限らずこの世代のBMWバイク全般に言えることですが、ABSコントロールユニットの不具合により、ブレーキ故障のワーニングランプが点灯してABSも動作しなくなる不具合があります。私はなったことがありませんがネットで検索するとR1200GSやR1200RTのオーナーでけっこう多く情報が出てきます。

このABSコントロールユニット、もし交換となった場合にそのお値段は約37万円。日本市場に限って多い故障らしく湿度が原因なのでは?という嘘のような説が飛び交っております。私の2008’R1200GSはディーラーさんのキャンペーンで故障していなくても無償交換となりました。対策品(が存在するのかも不明ですが)との判別方法は調べてみましたが分かりませんでした。

もし中古車で点検記録簿があれば過去にユニットを交換済みであるかチェックしてみましょう。ただこの問題は現在ではヤフオクなどに中古品が手ごろな値段でポツポツと出品されていますし、ユニットを割と安価で修理してくれる業者も存在するようです。なのでそれほど深刻に悩む必要もないかもしれません。人によってはABSが作動しないまま乗り続けるという人もいます。




5.シリンダーからのオイル滲みをチェックしよう

R1200GSに限った話ではありませんが中古車を買う場合の基本的なチェックポイントであるオイル漏れ、オイルにじみです。この世代のRシリーズでオイル漏れのトラブルはあまり聞きませんが、エンジンを下方からのぞき込んで矢印の部分を指で触れてチェックしてみましょう。あまり聞かない事象ゆえに尚のこと漏れている個体は避けた方が無難です。

長くなったので続きは次回に!

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空冷R1200GSの中古車のチェックポイント☆中期型と後期型

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、お買い物にメルカリやヤフオクなどを活用されていますか?中古品市場というのは故障やトラブルなどの不安がつきものですが上手に活用すると低予算で欲しかったものを入手できるので良いですよね。

特にカメラの中古というのは殆ど使用されずに出回る個体が多いので大変お買い得です。欲しくて買ったカメラだけど結局、旅行で数回使っただけで飽きてしまった。そんな中古カメラがヤフオクなどで出品されているのを良く見かけます。さらに旧モデルや今が旬ではないタイプ(今ならEOS Kissのような一眼レフ入門機など)であれば、相場が安くさらにお買い得です。

さて今回は空冷R1200GSの中古車の買い方について書いてみたいと思います。最近になって空冷R1200GSの中古車の事で色々と検索されて当ブログを見つけられた方もおられると思います。しかし発売から10年以上が経過した空冷R1200GSについて、各年式(前、中、後期型)やラインの相違点、オプションなどの観点で中古車を選ぶ方法…という情報は意外と不足しているように感じます。

空冷R1200GSの中古車選びのチェックポイントとして、今回は第一弾でモデル年式による違いとその判別方法をいってみたいと思います。

2008年式 中期型SOHCヘッドのR1200GS ハイライン

私は2003年にはじめてのBMWとなるF650GSダカールを購入し、その後2008年に空冷R1200GS、2014年に2013年モデルの空冷R1200GS-ADVENTUREを購入しました。これを書いている現在では2008’R1200GSと2013’R1200GS-ADVENTUREの2台を愛車にしております。上の写真は2008’R1200GSの方ですがこのブルーはオールペイントです。このような色の中古車を探してもありませんのでご注意を…。

空冷R1200GSのモデル年式別の相違点や判別方法の前に簡単にR1200GSというオートバイのルーツをご紹介してみたいと思います。

現在のGSのアイコンとも言える異径ヘッドライトを採用したR1150 GS

原点に遡るとOHVエンジンを搭載したR80G/Sという40年近く前のモデルになりますが、ここではレバーサスペンションを搭載し現代のR1200GS(最新はR1250GS)の基本的なカタチとなった世代からご紹介してみます。

GSが純粋なビッグオフローダーの道を捨てアドベンチャーバイクへの道を切り開き始めた記念すべきこの世代。R259エンジン世代とも呼ばれ、それまでのOHVエンジンとは違い大幅なパフォーマンスアップと当時としては先進的だったABS付きブレーキやキャタライザー付きエキゾーストなどを装備していました。写真は2003年あたりの後期型R1150GSです。この年式あたりで初の「ADVENTURE」の名を冠したR1150GS-ADVENTUREがデビュー。ちなみに前期型は1100㏄の角型ライトで1994年に登場。BMWは今から26年も前にアドベンチャーバイクの祖先を作ったのですね。

この当時はアドベンチャーバイクというカテゴリーは認知されておらず、フロントが19インチ化されたこのニュージェネレーションGSを見て、オフロードファンからは賛否あったものです。しかしその優れたツーリング性能と万能性で世界中のライダーを魅了しGSは新たなバイクカテゴリー「アドベンチャーバイク」を確立しました。

R259世代はその万能さ、高いツーリング性能、堅牢な車体が魅力でしたが一方で重すぎる車重がオフロードでの取り扱いを難しくさせていました。ドイツ人よりも小柄な日本人には手に余る巨体で足つきや取り回しの不安から購入を諦める人も多かったと思います。




そして2004年にGSはフルモデルチェンジを果たしR1200GSへと進化しました。先代と比較して大きく変わった要素は車重です。とにかく重いと言われたR259世代。その課題をクリアすべく30㎏の軽量化を開発コンセプトに作られたそうです。この2004年R1200GSのデビューはその乗りやすさと軽快な走りで日本でも大ヒットとなりました。その後、MC(マイナーチェンジ)を繰り返し8年近く生産されるBMWの稼ぎ頭モデルとなる訳ですが、この前期型はR259世代にも採用されていたサーボアシストブレーキがまだ採用されていました。

サーボブレーキ(インテグラルABS1)は少ない握力で安全な制動力を発揮する素晴らしいシステムでしたが、オーナーがBMW以外のバイクに乗ったときが危険だから…という理由で前期型モデル末期(2007年あたり)に廃止され、通常のブレーキシステムに変更されました。通常と言ってもサーボアシストが廃止された前後連動式のABSでインテグラルABS2と呼ばれます。この末期モデルのタイミングくらいでR1200GS-ADVENTUREがデビューとなります。

さて…ここまでで大雑把に覚えておくべき知識は先代のGSはR1100GSとR1150GSであり、その世代のは堅牢な車体だけどとにかく重い。R1200GSの前期型(2004~)はサーボブレーキが付いている。とだけ覚えておきましょう。

・R1200GS 中期型

2008年 中期型R1200GS ハイライン クロススポークホイール仕様

そして2008年に最初のMCを果たして「中期型」と呼ばれるモデルへ進化します。前期型と中期型の判別方法はタンク周辺のデザインがだいぶ異なるので一目瞭然です。タンク両サイドの樹脂カバーは意匠が洗練されSUS製の輝くパネルが装着されました。クチバシの愛称で知られるフロントハイフェンダーは少しだけ短くなってシャープなラインに。

デザイン以外の相違点は・電子制御サスペンションESAがオプションで選択できる・トラクションコントロールASCがオプションで選択できる・エンジンが100PSから105PSへ・サーボブレーキの廃止・ミッションの刷新によりギア比が少々オンロード向けに・テールランプがLED化・燃費表示などのオンボードCPUがオプション選択できる・キャストホイールのデザイン変更(メーカーオプションでスポークホイールを選んだ場合は関係なし)などです。細かなことを言えばメーターのデザインや表示の配置変更、シリンダーブロックがシルバーから黒へ、ヘッドカバーがシルバーからグレー、サイレンサーの材質変更、フロントフォークがゴールドになった…などなど沢山あります。あっ!忘れずに大事なポイントを書いておきますが中期型以降はセンタースタンドが劇的に軽くなりました。

中期型での最も大きなトピックスは電子制御サスペンションESAがオプションで選べる(プレミアムラインは標準装備)ことです。このESAは単なるダンピング調整だけでなくサスペンションプリロード(沈み量)も調整可能で大変重宝するシステムです。タンデムやキャンプ装備積載時にリアが沈まず本来の車高へ戻せますし、激しいオフロードステージでは車高を上げてギャップ通過性を高めることができます。

このモデルでのカラーバリエーションは・チタンシルバーメタリック(普通の銀)・ナミビアオレンジ(黄色に近い)・タンザニアブルー(ソリッドの青)の3色展開でした。その後、2009年に限定車としてアルピンホワイトのボディーにアドベンチャー用のブラックリムのスポークを装着したスペシャルエディションが登場。これはレアなモデルで見かけません。そして後期型でも採用されたオストラグレーメタリックマット(艶消し)も追加されました。




・R1200GS 後期型

DOHCヘッドの後期型。この写真はウインカーが中期型と同じなので恐らくプロトです…

2008年にMCした中期型がわずか2年で再びMCとなり、2010年に後期型がデビューしました。後期型の主なトピックスはシリンダーヘッドが従来のロッカーアームを介したSOHC(厳密にはオーバヘッドカムシャフトと呼び難いユニークなレイアウト)だったのに対してDOHC化されたことです。

R1200GS DOHCヘッド内部

ヘッドカバーを開けた内部はこのように所狭しとカムシャフトやバルブスプリングがレイアウトされています。複雑でやや心配になりますがDOHCの方が故障が多い…なんて話は聞いたことがありません。

中期型の105PSに対して110PSとパワーアップし実際に乗り比べた感じでも特に発進時のトルク感が豊かになったのが分かります。ふけ上りも軽やかでスポーティーに。そして排気音がボリュームアップし迫力のエキゾーストサウンド(悪く言えばうるさい)になりました。この辺はマンション住まいなどで近所迷惑が気になる方はご参考にして下さい。本当にこれでノーマルなのか?というほどの音量です。

その他、中期型からの変更点はサイレンサー根元にバタフライバルブを装備・ウインカーがLED化・スクリーンの角度調整のネジが操作しやすい形状に変更・スロットルボディがシルバーから黒へ(若干の大径化)・オプション設定の補助ライトキットがハロゲン+プロジェクターからLEDへ・スパークプラグの品番変更・レッドゾーンが8000から8500へ・オンボード液晶表示のレイアウト変更などです。

後期型はサイレンサーの手前にバタフライバルブを装備

ESAやASCといった中期型から採用されたシステムはそのまま踏襲されます。

この時のボディーカラー展開は・マグマレッド・サファイヤブラックメタリック・オストラグレーメタリックマット(艶消し)・アルピンホワイトの4色展開。1、2年遅れてルパンブルー(鮮やかなブルーメタリック)、チタンシルバーメタリック(中期のカラーが復活。これレアです!)。その他、限定車も存在していて赤いフレームのR1200GSラリー、トリコロールステッカーに赤いシートのGS30周年記念、フォークやフレームまで全身真っ黒のトリプルブラックなどがありました。

中期型と後期型の見分け方は難しいです。シリンダーヘッドカバーの形状かスロットルボディの色、サイレンサーのバルブの有無で確認できます。

中期型はクリアーレンズにオレンジ球
後期型はLEDウインカー(中期型でも2009年の夏くらい以降の入荷はLEDだったりします)

ここで大雑把に覚えたいポイントは中期は2008~2009の僅か2年間。しかし売れに売れた時代なので中古車のタマ数はある。ふけ上りがマイルドなセッティングでツーリング向け。対して2010~2012(2012の後半に水冷ヘッドの新型デビュー)の後期型はDOHCヘッドでトルクフル、排気音が大きい、ふけ上りが軽やかでスポーティー。そして空冷R1200GSを狙っている人に人気である。…といった感じです。

ハイラインとプレミアムライン

空冷R1200GSの中期、後期型中古車を見ていると「ハイライン」「プレミアムライン」という表記を目にすると思います。ハイラインは日本に正規輸入されるモデルとしてベーシックな装備を持ったものです。インテグラルABS2、グリップヒーター、ハンドガード、リアキャリア、シート下のヘラーソケット電源などを標準装備しています。未確認ですが恐らく本国ではベーシックラインといって更に質素な仕様があるようです。これは日本の中古車市場ではまず見かけることは無いと思います。




プレミアムラインはハイラインの装備に加えて電子制御サスペンションシステムESA、トラクションコントロールASC、OBC(オンボードコンピューター)、クロームメッキエキゾーストなどを装備しています。ASCは砂地やマッドなどでリアタイヤが掘ってしまわないよう制御してくれるもので機能をカットすることも可能です。オンボードコンピューターは気温表示、平均燃費、燃料残に対する走行可能距離、平均速度の表示などがあり便利です。クロームメッキエキゾーストは見た目がカッコイイですが磨く手間をサボると逆に汚く見えます。

電子制御サスペンションESAを標準装備するプレミアムライン
ハイラインに装備される通常のリアサスペンション

R1200GSはキャストホイールが標準でクロススポークホイールはメーカーオプション設定です。R1200GS-ADVENTUREはクロススポークホイールが標準です。一時期、アドベンチャーでもオプションでキャストホイールを選べた時期がありましたが、アドベンチャーでキャストホイールの中古車を探すのは大変です。

見つけた中古車がハイラインかプレミアムラインか、どちらなのか店員さんでも分からない…という場合があると思います。上記のようなオプションは個別でもハイラインに装着できるので例えばハイラインにESAだけ付けた、という個体も無くはないと思います。そこでハイラインとプレミアムラインの確実な判別方法ですが1.左スイッチボックスにESAボタンとASC/ABSボタンがあること 2.オンボードに気温や平均燃費が表示するか 3.エキゾーストがクロームメッキであるか?の3ポイントがそろっていればプレミアムラインと判別していいと思います。

プレミアムラインの左スイッチボックス。上の大きなボタンはオプションの補助ライト。

おススメはどれか?

ここで私の個人的なオススメを書いてみたいと思います。ずばりお勧めは中期型のプレミアムラインでクロススポークホイール仕様です。中期型はセッティングがマイルドでツーリングで扱いやすく音も静か。後期型だと少し急かされるようなフィールで気のせいかヘッド周辺からの微振動も大きいです。燃費やオイル消費も後期型の方が少し悪いと感じます。中期型と後期型の両方を所有している私の意見なので説得力があるかと思います…。

プレミアムラインをお勧めする理由ですがESAはキャンプ装備で走るときに車高を適切に戻せるので重宝します。ASCも何度か助けられたことがありました。OBCも気温の把握や燃費が見れるので便利です。スポークは舗装路での走りでダイレクト感が若干劣りますが、乗り心地がよくオフロードをルーツとするGSのデザインに良く似合うと思います。

中古車ではBMW純正のサイドケース、トップケース、補助ライトキットが既に装着されているものがお買い得です。これらのディーラーオプションは金額にするとかなり高額なものばかりなのです。

次回は中古車を選ぶ際の具体的なチェックポイントを書いてみたいと思います。

お楽しみに~

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サイドケースにシンデレラフィット☆キャンプツーリングの小物入れ

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、写真を楽しんでいますか?写真を楽しむとは「いい写真」を撮ることですが、これが簡単にはいかないものですよね。

どうしたらいい写真が撮れるのだろう?この場合、どう撮るのが正解なのだろう?といった具合に「いい写真が撮れない問題」「撮り方の正解が分からない」といった問題を解決するための手段の模索、つまり問題解決型にしてしまうと、たちまち写真はつまらないものになります。

私の個人的なオススメとしては問題解決型ではなく問題定義型にすることです。みる側にとって「何かを問いかけてくるような」写真です。それは未完成さ、曖昧さがあり、撮った側と見る側の共同作業で作品の真理を感じていく、そんな写真が優れた芸術写真なんだと思います。よく「写真とは正解がないものだ」なんて言いますが別の言い方をすると撮る側と見る側で百人百様の解釈があるのだと思います。




さて今回はR1200GSアドベンチャーでキャンプツーリングをする方にお役に立つ(?)かなと思う情報をいってみたいと思います。

つい先日、近所の釣具屋さんでこんな物を発見しました。私は中学生以来、釣りはやっていませんが釣り具ってキャンプツーリングで使えそうな物が結構あるんですよね。

で、これは何かと言うとSHIMANOのBK-097Rシステムケース ロングという製品です。本来の用途はバッカンなる釣り用のバッグのインナーのようです。この縦横比を見てピンときたのですが、これって私の愛車であるR1200GS-ADVENTUREのサイドケースにピッタリではないだろうか?という事なのです。




買って帰って万一入らなかったら嫌なので、いちど帰ってサイドケースの寸法を測ってから出直しました。

いや~見事にピッタリ。よくキャンプ用のコッヘルの中にカップなどがジャストで入ることを「シンデレラフィット」とか呼びますが、まさにこれもシンデレラフィットです。

バッグ自体は底部に板が入っていて構造がしっかりしており、ファスナーも粗目ピッチで開閉がスムーズ。何より天面がクリアーなので一目見て中身が確認できるのが素晴らしいです。

R1200GS-ADVENTUREの積載力は通常のオートバイと比較すれば相当な荷物を積めるのですが、それでも積載はスペースを有効に使って効率よく積みたいですからね。こういったフィットはスペースを有効に使えて本当に気持ちいいものです。

えっこれに何を入れるのかって?

キャンプに必要な細々とした道具類を一括で入れてしまいます。なかなかの容量なので250Tのガス缶、トランギアのケトル、ガストーチ、MSRウィスパーライトも入ってしまいました。




キャンプに必要な小物とは箸やフォーク、スプーンなどのカトラリー、ライター、調味料、洗剤、スポンジ、ふきん、洗濯ばさみ、ジップロック、ビニール袋などなど。

私の場合、これとは別にポーチを1つ用意してそれには洗面用具や耳栓、絆創膏、目薬、ウェットティッシュなどを入れています。これはツーリングの途中に温泉に寄った時にすぐに取り出したいから別にしています。

SHIMANOと言えば自転車のコンポーネントと釣り具ですが昔はスノーボードのビンディング、ブーツもやっていましたね。スノーボード業界からは何年も前に撤退しましたが、その数年後にはスノーボード業界のバブルが崩壊したので「さすがSHIMANOのマーケティングは一流だな」と当時は感じたものです。

ところでこのSHIMANO NK-097R システムケースですが生産終了のようで流通在庫のみのようです。欲しいと思った方はお早めにどうぞ。私は釣り具のPointでセール品として2200円くらいで購入しましたよ。

今回はこの辺で!!

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