永遠に色褪せない青春ショットの撮り方<中級>ツーリング写真

全く季節ハズレな写真ですが、せっかくのお正月なのでなるべく良い写真をチョイスです。

EOS1Dx + SIGMA150-600mmF5-6.3DG F5.6 1/800 ISO100

2017年の8月に行った北海道斜里町の通称「天に続く道」です。

テレビCMなどに使われて有名になり、今ではちょっとした観光スポットになってしまいましたね…。こういった場所での撮影は観光客が増える前にキャンプ場を早めに出発して朝に撮影が良いですね。




それにしても北海道では以前から人気だった「ジェットコースターの道」に勝るとも劣らない一直線の道。道という被写体は旅を表現するのにコレ以上ない最高の被写体と言えます。

長い直線道路を撮る場合は主題は「道」であることを明確に、躊躇せずにお持ちのレンズで最も望遠である焦点距離を選びましょう。現場には捨てがたい緑や空があるかもしれませんが、それは潔く切り取ること。

道によって強力な奥行きと、線の導線効果で鑑賞者への視線誘導を作ることができます。あとは旅路であることを表現するアイデアを練るのみ。

私はこの時、カメラを置いた撮影ポイントにちらほらと人がやってくるため、タイマーを設置して走行写真を撮るのは難しいと考えました(もしそれをやるなら、日の出時間くらいの早朝が望ましい)。

そこでバイクを邪魔にならないよう路肩に駐車して、カメラの方まで歩くライダーの姿を撮る作戦に出たのですが、何度か試してもイマイチ。そして思いついたアイデアは道のド真ん中、センターラインを歩くことでした。

これで映画スタンドバイミーを連想するような青春写真の出来上がりです!何となく青春っぽい雰囲気でしょ?(青春を語るには恥ずかしい年齢ですが)

以前にも少し話題にしました、一通りの撮影が終わってからの「最後のひと粘り」「最後のひとひねり」です。少しでも何か足りないな?と思ったら考えに考えぬいて、ユニークなひらめきを生み出してください。

その撮影シーンは二度とは取り返せない大切な一瞬です。帰宅してモニターを眺めながら「こうすれば良かった」と後悔しても遅いのですから。ちなみに私は幾度となく、そういった後悔をしてきました…。

撮影地で時間的な余裕があるなら、先を急いですぐにバイクに乗るのではなく、ゆっくりじっくり撮影してみましょう。時間をかけると見えてくるものも有りますよ。

バイクは旅のツールとして考えると、ちょっとスピード感ありすぎる乗り物です。それにブレーキをかけるよう、ゆっくりじっくり撮影した旅。それが良い旅だったと後で感じるはずです。

 





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北海道の知床半島の近く、斜里町側にある直線道路。国道からはずれてすぐのポイントです。8月のピーク時に行かれる場合は早朝に撮影がお勧めですが、方角を調べるとそれ位の季節はちょうど夕陽に向かって撮影できるポイントでもありますね。夏の夕刻の時間帯なら観光客も少ないでしょうし、もしかしたらココで夕陽に向かって凄い写真が撮れるかもしれませんね!

駐車する場所、撮影の場所取りなど他の人のご迷惑にならないよう、安全とマナーに最大限の配慮をお願いします。

奇跡。旅を1枚にした最高の過去ショット<私の旅>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com読者の皆さま。明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。

もしかして、みなさん初日の出ツーリングにこれから出られますか?路面凍結や事故にはくれぐれもご注意くださいませ。

当ブログの2018年の抱負

1.いまバイクに乗ってツーリングを楽しんでいるライダーに、写真を撮ることの喜びを伝え、そして芸術的なツーリング写真を撮って発表していきましょう!と発信すること。

2.バイク、旅とは縁の無かった人達へ、旅の美しさや素晴しさをオートバイに乗る事によって体験できる!どんな世界?「この写真のような世界です」と教えてあげること。

この2つです。皆さんもぜひ一緒に協力してくださいね。

さて新年の一回目の投稿は、私個人が特別に思い入れのある作品をご紹介致します。

EOS30D + EF28-70mmF2.8L F10 1/125 ISO100

撮影日は2006年の9月。愛車はBMW F650GS Dakarです。北海道の国道336号 通称「黄金道路」の広尾町の辺りだと思います。

私はこの年、13年ほど勤めた会社をある事情で辞め、職のあてもなく約1年の間も無職でした。そして日本中をバイクにキャンプ道具を積んで旅していたのです。

以前に記事にした最初の旅から2年、すっかりバイク旅と写真の魅力にとりつかれた私は、愛用していたカメラをフジのFinePix S602からEOS Kissデジタル(初代)を経てEOS30Dへと進化させていました。



この写真を撮る前日、キャンプ場で出会ったあるキャンパーが言っていた言葉「襟裳岬なんか何もないから行かない、と言っている奴は黄金道路を走れない腰ぬけだ!」その言葉が頭から離れず、道東のエリアを後にして国道336号 黄金道路を淡々と南下していた時のひとこま。

すれ違う車も稀で前にも後ろにも車はいない。至る所が工事中で工事信号の待ち時間が15分なんて場所もありました。

道路まで打ち寄せる波、激しい風。荒々しい表情の道は旅慣れていないライダーの気力を削り取るようでした。

この写真はつい最近まで、自分の中の良き想い出として大切にとっておきました。しかしある時にSNSで発表したところ、想定外に評判の良い写真だったのです。まあ、確かに自分でもお気入りであることは白状しますが、この頃はまだ写真は初心者ですし特別に何かテクニックを使った訳ではないし…

何が良いのか改めて分析をしてみると、バイクと撮影位置の間にブロック状の防波堤があり、それが導線として効いているようです。これにより画面内にライダーの姿が無くとも撮影者はこのバイクのライダーであることが容易に想像できるのでしょう。

しかし、それだけで評価の高い写真になるとは思えません。確かにダイナミックな崖に潮風が当たる様子は印象的ですが、他にもなにか理由が潜んでいそうですね。極めてシンプルなツーリング写真ですが、いまだに私にとってお気に入りの想い出写真であると同時に謎の作品なのです。

こんな写真がたまに撮れるから、写真っておもしろいですよね。

それでは、良いお正月をお過ごしください~

 




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夕陽を撮るのではなく夕陽を使え!<上級>ツーリング写真

大みそかですね!皆さんは2017年はどんな1年でしたか?

私は8月に5年ぶり、通産10回目の北海道ツーリングに行けたこと、そして11月にこのブログを立ち上げて「ツーリング写真を芸術界へ」と世界中へ意思表明したことの2つが重要な出来事でした。

8月の北海道はあいにくの悪天候で、旅程の大半は雨でした。それでも旅の内容は素晴しく生涯忘れる事のない良き旅になりました。正直、もう若者ではないし何かに感動したり無邪気に旅をしたりする感覚は自分にはもう無いだろう・・・と思っていましたが、そんな事はありませんでした。

北海道に行くと、なぜあれ程に純粋無垢にバイクに乗る事、旅をすることに向き合えるのか??謎は永遠に解かれることはありません。

さて2017年の最後の投稿は<上級>ツーリング写真の解説で締めくくりたいと思います。毎度のことですが挑戦的なタイトルをつけてみました。そのうち偉い写真家の人に怒られるだろうな・・・とドキドキはしていますが幸い未だそのような横槍は入ってきておりません。

「夕陽を撮るのではなく夕陽を使え!!」

EOS1Dx + SIGMA150-600mmF5-6.3DG C F6.3 1/160 ISO100

一応、お断りしておきますが勿論、夕陽の写真も撮りましょう!この写真の時だって私はしっかり夕陽の写真も撮っています。ここで言いたいのは夕陽は最高に使える光源であり、被写体に当てることで作例のような写真が撮れちゃいますよ!という事なんです。



夕陽という光源を被写体に当てるとはどういうことか?例えばバイクであれば赤みを帯びた光が車体全体を美しく染め、被写体だけで時間を表現するような写真になります。

この写真の場合、逆光で使用しているのでレンズフレア、ゴーストが入っているポイントも見逃せません。レンズフレア、ゴーストについては賛否ありますが個人的には写真らしい表現として歓迎すべき要素と考えます。

難しいのは鑑賞者から見て不快に感じるか?写真らしいと感じるか?これはレンズやカメラによって色々な出方があるので一概には言えません。

上級者でしたら光の入射角などを緻密に微調整して、どの位置にどのようなフレアが入るか、画面内で巧みにデザインしてみると良いでしょう。この写真のフレアの入り方はキャノン独特かもしれません。ニコンでしたらこんな感じにはならないそうですね。

レンズフレアは大好きだ!という方は最近ちょっと流行しているオールドレンズを使ってみるのもお勧めですよ。オールドレンズの話題はまた別の機会にしたいと思います。

しかしバイクツーリングと写真という両者の趣味は、本当に相性が抜群だよな、とつくづく感じます。他の乗り物や移動手段では感じることの出来ない旅人の感覚、その想いをそのまま写真を撮るときに込める。高い機動力によって容易に到達できない彼の地や、はるかなスポットへワープできる。写真家の為の乗り物ではないのか?と感じてしまう程です。

それでは皆さん、2017年は当ブログを見に来ていただき本当にありがとうございました。2018年も精進していきますので引き続きよろしくお願い致します。良いお年をお迎えくださいませ!





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騙されたと思ってアンチ!インスタ映え<中級>ツーリング写真

今年も残すところあと1日になりましたね。

お正月休みとは言え、さすがにもうツーリングに行かれる方は少ないですかね。しかしこんな日に出かけると、いつも混雑している場所がやたら空いていて快適!なんてよくあることです。

以前に行って人が多くて写真も撮れなかった!というスポットがあれば、あえて今行くとモノにできるかもしれませんよ!

 EOS1Dx + EF14mmF2.8L F2.8 1/80 ISO100

今年の流行語大賞に「インスタ映え」が選ばれましたね。Instagramは私もやっていますが、独特の構成で写真がオシャレに見えるのが特徴ですよね。しかし殆どの参加者がスマートフォンやタブレット端末になるので、小さな液晶画面で見られる写真として仕上げねばなりません。

小さな画面で見てもらうとなると、画面内にバイクやライダーを米粒のように小さく置いてしまうと、被写体が何なのか良く分からない写真になります。それともう一点、見逃してはいけないポイントは派手な発色やフィルター効果を強めにかけると、良く見えるという特性です。

つまりInstagram向きの写真とは鮮やかで派手な発色、強めにフィルターやエフェクトをかけた写真ということです。



今回は流行のワードに惑わされないよう、我々ツーリング写真家は時として敢えての地味写真を撮りましょうよ!というお話です。

単に天の邪鬼でやっているのではなく、大きなプリントやPCのモニターで見た場合の、ある種の正統派な風景写真を狙ってみましょう。

上の作例は日の出前の九十九里です。水平線付近の赤みをおびた色から、高い位置までの青へのグラデーションを大切に仕上げた写真です。

この写真で私が最も大切に表現したかったのは、空の色ではなくグラデーション(階調表現)なのです。

ソフトで加工を施すと、この階調表現というのはトーンジャンプといって縞模様のようになったり、発色を派手にすると階調自体が死んでしまったりするのです。一見すると派手に仕上げた写真の方が良い写真に見えるかもしれません、しかしこの繊細な階調がもつ写真の雰囲気が鑑賞者に伝われば、きっと写真に込めた想いも伝わるのでは?と思います。

それでは、写真の詳細について解説です。まず全体的に動感に欠けるシーンだったので、水平をくずして斜めに傾けています。カメラを斜めに傾けると動きを与えることができるのです。そしてライダーのポージングはバイクに語りかけるような姿勢を作ってみました。

こういった雲ひとつ無い空というのは、写真には適さないよう感じますが、14mmという超広角レンズを使用することにより、広範囲で見るとはじめて確認できる僅かなグラデーションを表現できるのです。もちろん現場についた時は、雲の無い空をみて一瞬はがっかりしましたが、限られた条件で最善を尽くす為の「引き出し」を活用してみたのです。

「分かる人にしか分からない」という魅力かもしれませんが、ここまで地味に仕上げるとネガフィルムを思い出すような安心感もあると思いませんか?仮に良いな、と思っていただける人が少数であったとしても、敢えてのアンチインスタ映え地味ショット!

時代に流されない普遍的な風景をぜひ切り取ってください。





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初日の出が見えるスポットとしても人気ですよ!

その1枚で冒険心を刺激せよ<中級>ツーリング写真

みなさん、素敵な写真を撮って心ときめいていますか?バイクツーリングは芸術です。寒さも吹き飛ばして行動し写真を楽しみましょう。冬の景色は空気が澄んでいるので美しいですよ!

さて今回は「冒険心」をキーワードに<中級>ツーリング写真の解説です。

冒険<ADVENTURE>や探検<EXPLORER>といったワードはバイク界ではBMW R1200GS ADVENTUREを皮切りに人気のカテゴリー「アドベンチャーバイク」が登場して久しいですね。

一時はブームが沈静化するかと思いきや、250CCクラスのアドベンチャーカテゴリー、ホンダ CRF250Rally、スズキ V-STROM250、カワサキ VERSYS250が登場して、ますます盛り上がっていますね。それにヤマハSEROWは不滅の人気で、こちらはもはや説明不要ですよね。

リッタークラスも今年、最もこのカテゴリーで人気を博したホンダ CRF1000L アフリカツインが記憶に新しいですね。そしてアフリカツインは2018年モデルとしてビッグタンクを搭載したCRF1000Lアフリカツイン アドベンチャースポーツがデビューするそうですね。

4輪にしても日本市場で苦戦を強いられているアメ車が、唯一成功しているのはクロカン4WD車の専門メーカーであるJEEPですし、全てのメーカーで人気商品であるSUV車のルーツもクロカン4WD。

多くの人々は日常を離れた自然や冒険に魅了されるわけです。

ここで注目したいのが、全ての人がクロカン4WDやアドベンチャーバイクを手に入れたからと言って、必ずしも冒険に出かけるわけではないことです。

多くの人は「いつでも冒険に出れる頼もしさ」「冒険の世界へ想像を馳せる」ことを楽しんでいるのでしょうか。もちろん、本当にオフロードを走る方も多くいらっしゃいますが、私の勤務先である東京都中央区ではフェラーリやアストンマーチンなどの高級車にまじって、多くのSUVやクロカン4WDが晴海通りを疾走しています。

TV番組でも世界の僻地やアマゾン、アフリカなどの奥地を取材した番組は人気ですよね。冒険心を刺激する内容は未知の世界への想像を誘い、同時に鑑賞者の居るお茶の間側は絶対的に安全であることに安心を得るのかもしれません。

では当ブログのコンセプトであるオートバイ ツーリング写真を芸術的に表現しよう、という世界に冒険心を刺激する要素を加えてみるのはどうでしょうか?

 EOS5D mark2 + EF24-70mmF2.8L F5.6 1/50 ISO640

こちらの作品をご覧ください。大変珍しい素掘りの隧道が中間で崩落してしまった、屋根なし隧道です。フォトジェニックでしょう?



素掘り隧道はつい数年前までは廃墟マニアと肩を並べる、閉鎖的なマニアックカテゴリーでした。私の住んでいる千葉県は恐らく日本国内屈指の素掘り隧道銀座でして、4~5年前からすっかりその魅力にとりつかれてしまいました。

つい最近になってInstagramで有名になった千葉県の農溝(のうみぞ)の滝が話題になり、この場所では同じ写真を撮ってみようと、多くのカメラマンが週末にやってきます。農溝の滝は川廻しなので素掘り隧道ではないですけどね。これを機に素掘り隧道マニアがライダーの間でもちょっとしたブームの兆しなんです。

隧道での撮影シーンで難しいのは露出です。トンネル内の暗さと外の明るさは差があり過ぎて大抵の場合は露出が合いません。隧道内部で地層がむき出しになった壁面を主題にするか?坑口、ポータル(要するに外の出入口です)を主題にするのか?今でもかなり悩みながら撮影します。

この作品の場合は異例ですが屋根のない部分のみ明るいので、トンネルの中央部分でうまく撮影できています。ポイントは穴のあいた部分を使い画面上部を丸く囲い、不思議な空間を作ったこと。額縁のようにも見える中に深い森の木々が見える事。

そして賭けでしたがヘッドライトの光軸に近い位置に、カメラの高さを合わせてみました。構図的にこの高さが良かったというのも理由のひとつですが、ライトの光が入ることによりハレーションがかっこよく入るのでは、という期待でした。結果はまあまあイメージ通りでした。

元画像はライトの光が入ったことにより、シャドウ部分の画質が失われてしまいましたが、そこはLightroomにて何とか補正してみました。

見る人によっては少し不気味に感じるかもしれませんが、舗装林道を走りつないだだけで簡単に冒険っぽいロケーションが手に入る素掘り隧道。

お近くで素掘り隧道がないかネットで調べて出かけてみてはいかがでしょうか?

 




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千葉県市原市柿木台 小湊鉄道の月崎駅の近く クオードの森(旧 市民の森)近くの舗装林道です。オンロードバイクでも行けますが一部は落葉などで荒れていますので、くれぐれもご注意ください。また夏場は山ヒルや蛇にも注意です。

写真家として、人間としての道徳心

ああっ!!

あそこにレンズが落ちている。

誰かが落としてしまったのだろうか。

緑のラインが見えるのでEF70-300mmDOレンズか。

でも何故にこんな所に落ちているんだろう?

拾ってもらっちゃおうか…

どうしよう…道徳心が問われるシーンだ。

いやまて、落とした人は今ごろ困っているだろうに。

そうだ!もし名前が書いてあったら交番に届けよう。

もし名前が書いていなかったら・・・

・・・モラッチャオウ

 

 

 

 

ゴミだったか…

※ちゃんと拾って帰りましたよ。風が強かったので飛ばされたのでしょう。





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南房総ツーリング 館山の海岸線ルートで立ち寄りやすい静かな休憩ポイント トイレ、自販機あり

アウトライダーツーリング写真コンテスト

突然ですが皆さんは写真コンテストに参加されたことはありますか?

コンテストは入選すれば嬉しいものですが、それだけでなくプロの目から見た寸評や客観的な評価を知る意味でも大変有意義です。

オートバイツーリングの写真コンテストしては歴史の古い、雑誌Outriderのツーリング写真コンテストはご存じの方も多いと思います。

そのOutrider、最新号は今年のツーリング写真コンテストの年間大賞の発表号です。年間グランプリ、佳作、各審査カメラマンの個人賞。どれも素晴らしい作品ばかりなので、ぜひ見てみてくださいね。

このコンテストは編集部さん曰く、世界最古のツーリング写真コンテストだそうです。かく言う私も2004年頃から参加して、つい数年前までは誌面の常連でした。

過去に五條伴好賞、佳作そして2年前に年間グランプリを受賞させていただきました。大変栄誉なことです。

今は参加していませんが、毎号購入してツーリング写真文化のトレンドを楽しみながら見させて頂いています。

しかし、年々とレベルが高くなっていますね!とても喜ばしいことです。今回の年間グランプリを受賞された方は、私のコンセプトである「ツーリングのワンシーンを切り取る」をまさに具現化した作品。ライダーの姿といい、空の表情といい素晴しい作品ですね。

こんな素晴しいツーリング写真がこれからどんどん増えてくれれば良いな!そんな想いを込めて改めて当ブログでツーリング写真文化の成熟に貢献したいと感じました!

Amazonで購入できます





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結果、アートなら全て良し<初級>ツーリング写真

写真を撮る楽しさ、人に見てもらったときの喜び。これを知ってしまえば、もう頭の中は写真のことでいっぱいになります。

四六時中、どこかに良い被写体はないか?魅力的な光がないか?意識的でも無意識でも探し回っているものです。

いつの間にかバイクで走り回ることよりも、温泉やグルメよりも、写真のことが楽しくなってしまいます。それくらい不思議な魅力を持ち合わせているのが「写真」という芸術の魅力だと思います。

最初は私だけ、こんなことをしているのだと思っていました。しかし最近になってSNSを見ていると凄く上手にツーリング写真を撮る人が増えて、その方たちとSNSで繋がると、みなさん同じように写真の魅力にハマっているようです。

上手な人はみんな、楽しみながらいつでも写真にできそうな「何か」を探す目を持っているのだと思います。

  RICHO GR  F5 1/45 ISO100

こちらの作例は、いつものツーリングルートにある自販機コーナーで撮った1枚です。どれにしようか選んでいるときに、反射する愛車の姿を発見しました。デザインの「色」の要素である黄色、ピンク、紺があり、「B」の文字もデザインに効いていると感じました。

この時は一眼レフは持っていなかったので、リコーGRで撮ってみました。本当は缶ジュースの文字は読めないくらいボカしたかったのですが、それはGRでは難しかったので敢えての読める構図にしてみました。

我々、日本人からすると自販機は見慣れた風景ですが、例えば海外の方が見ると自販機のある風景は異国を感じるそうです。なので、この写真をもし海外の方に見てもらったら、どんな反応が返ってくるか楽しみでもあります。

写真の鑑賞者は文字があれば読もうとします。しかし外国の読めない文字だった場合は、その文字から出す雰囲気を読み取り想像を馳せます。外国の新聞紙に包まれた雑貨がオシャレに見えるのはこのためです。

ちょっとした発想の転換と、いつも被写体を探している目、これらは写真の楽しさを知っている人が当たり前のようにやっている事です。発想の転換は完全に遊び感覚でOKです。被写体を探す目は日常的にいつも持ち合わせておくと、自然と訓練されて審美眼が養われます。

素晴しい景色のところへ行こう、テクニックを駆使してスゴい写真を撮ろう、それも大切ですが、まずは遊び感覚で何でも撮ってみましょう。自分の中に眠っている好奇心を覚醒させるのです。

撮っているときも、出来あがった写真もとても楽しくてワクワクしますよ。





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あなたが見た満点の星空<中級>ツーリング写真

毎日寒いですね!しかし冬は明るい一等星が多く星空が美しい季節です。

本当に綺麗な星空を見るなら、寒さに負けず星景写真を撮る旅に出かけてみてはいかがでしょうか。素晴しい写真の第一歩とは、誰も出かけない時間に行動すること、とはよく聞きますが間違いではないと思いますよ。

EOS1Dx + EF14mmF2.8L F2.8 30SEC ISO2500

今回は一般に難しいとされている星空の写真を解説します。よくこういった写真をSNSでアップすると、撮り方を質問されるのですが、この作例程度でよろしければ決して難しくはないですよ。

必要な物は安定の良い三脚、広角レンズ(無ければ標準ズームのワイド端を使用)、防寒対策グッズ、ライトなど。あと行動力かな。

長時間、シャッターを開ける撮影ですので三脚はマストとなります。どうしても準備できない場合はカメラを地面に置いて空の方へ向けて固定すればOKですが、この方法は暗闇の撮影現場ではかなり苦しいです。

カメラの設定はマニュアル露出モードに設定し、絞りはお使いのレンズの開放値、シャッターは30秒、ISO感度は1000から2500くらいの間。ISO感度は空の明るさによって調整しましょう。夜空は一見してどこも真っ暗ですが、街が近くにあったり月明りが存在していたりで、夜空にも明るい暗いがあるのです。

東京の夜空なんて目では分かりませんが、すごく明るいんですよ。




三脚は安定のよい地面を選んでなるべくエレベーターは使わない。微風でカメラが揺れないように、なるべく低く設置するなど気をつけましょう。特にカメラストップが風に揺れていると、わずかなブレが発生するのでストラップは外すか三脚に巻きつけるなどの対処をしましょう。

ピントはマニュアルフォーカスを使います。レンズの距離目盛(フォーカスリングを回すと変わっていく目盛の窓)を無限遠(∞)にします。次にライブビューに切り替えて特定の星の位置を拡大し、ピントリングを少しづつ回して慎重に精度よく合わせてください。(ライブビュー機能が無い場合は試し撮りしましょう)。こうして微調整すると、目盛では無限遠より少しずれていると思います。実はレンズの無限遠マークは目安であって、温度変化による影響などで誤差があるらしいです。

それと手ぶれ補正機能がある場合は忘れずにOFFにしましょう。シャッターボタンは使わずにタイマーを使用。もしISO2500くらいの感度で許容しがたいノイズが発生する場合はシャッターを40秒にして感度は下げましょう。それ以上の長いシャッターだと少しづつ星が軌跡を描きはじめてしまいます。

撮影における設定は以上のような感じです。この通りにやれば決して難しくはないと思います。難しいと感じるのは地上物との構図や明るさの調整で、何度か撮りながら調整するしかありません。

バイクやライダーにはLEDライトを当てるなど、ちょっとしたコツがいります。この作例の場合は野島崎灯台の明かりが岩、ベンチの部分を偶然にも良い感じに照らしてくれたので、何もしていません。

それと、この方法は星空ならなんでも良いという場合であり、特定の星座や星雲または天の川を狙いたいという場合は、専用のアプリを利用して予め撮影地と時間帯を調べて行く必要があります。

星空観察に便利なアプリ  星座表   Skyview Lite

この寒い中、バイクで夜走りするのは根性が要りますが、撮影地に殺伐とした場所取りもありませんし、何より素敵な星空の写真を誰かに見せてあげたときをイメージしてみてください。きっと素敵な反応があると思いますよ。





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房総半島の最南端。野島崎灯台。撮影地は朝日と夕日が両方望めるベンチとして、ちょっとした人気スポットです。夏は天の川と重ね合わせた写真が撮れるみたいですね。

美しき日本のキャンプ場【早稲沢浜キャンプ場】キャンプツーリング

美しき日本のキャンプ場

このカテゴリーでは私が独断でセレクトしたお勧めの絶景キャンプ場をご紹介しています。もちろん究極のツーリング写真流の観点ですので、すなわちキャンプ場自体が撮影スポットだ!といえる場所です。今回は第二弾となります福島県 檜原湖の北岸にあります早稲沢浜キャンプ場です。

入口の様子。取材日は2016年5月です。

福島県耶麻郡北塩原村桧原墓下610

車両乗り入れOK 清潔な水洗トイレ ゴミ持ち帰り 温泉は近所のペンション、ロッジがあり歩いて行けます。

私が利用した2016年5月で2泊して3000円でした。
檜原湖は凍結湖でワカサギ釣りなどが有名なところ。
当然、冬季は閉鎖されてしまうキャンプ場です。
4月から10月くらいまでの営業のようですが営業期間、料金等の詳細は公式サイトをご確認ください。
檜原湖でキャンプなんて福島の魅力を知ってる人が聞いたら、それだけでも嬉しくなりますね。
周辺はゴールドライン、レイクライン、磐梯吾妻スカイラインなどの名だたるツーリングルートが。
檜原湖のすぐ北にある白布峠は中腹に名湯 新高湯温泉、峠を抜ければ山形県米沢市です。
管理棟
親切な管理人のお姉様にお金を払って、ゆるーい感じのキャンプ場であることを予感。
というのも関東圏のキャンプ場だと、どうしても受付の時に、あれこれ注意事項を受けるのですが
この時はそうった注意は全くありませんでした…。
有難い!




管理棟のすぐ近くは檜原湖で釣りをする人たちがボートを降ろすところのようです。
早稲沢浜で検索すると、早稲沢浜 スロープと出てくるので釣り人には有名なところなのでしょう。
ロッジ。 あまり風情ありませんね…
なんと足湯があります!! かなり熱いので源泉なのでしょうか。ホースの水で冷まして入ります。3日の間で何度利用したことか!最高に気持ちいいですよ。
サイト内へ続く道。少し荒れていますが、良く言えばワイルド。
ここの好きなところは森の雰囲気と湖の砂浜があるところです。
天候は変わりやすく、湖から強風が吹くこともあります。木々の間隔、サイトの雰囲気ともに絶妙です。




とにかくムードたっぷり、大人な雰囲気のサイトです。
夕暮れのキャンプサイト。
夜、満点の星と静寂の湖。思わず酒がすすみます。ゆらめき焚火の炎を眺めながら、ぜいたくな時間を過ごしましょう。
買い出しは近くに店はなく、一番近くて檜原湖のセブンイレブン。
ちゃんとした買い出しなら猪苗代IC近くのベニマルになります。20分くらいは走るでしょうか。
私の中では5本の指に入るベストキャンプ場ですね。
来シーズン、福島方面に行かれる方はぜひ!





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