基本的な光の使い方 斜光編<初級>ツーリング写真

みなさん、素敵な写真を撮られていますか?日常の生活の中で、あっと思った瞬間を見つけた時、カメラを持っていなくてもスマホで撮ってみましょう。

スマホカメラでもカメラアプリによっては露出補正ができます。露出補正ができるだけで一味違った写真が撮れますよ。ちなみに私のiphoneにはStageCam HDというのが入っています。

さて今日は<初級>ツーリング写真の基本的な光の使い方の続きです。前回は太陽を背にして撮影する順光を解説しました。今回は斜光です。

EOS1Dx + EF135mmF2L F8 1/400 ISO100




写真における光の解説と言っても、光には様々あり例えば水分を含んだ空気を望遠で圧縮した場合の光だとか、鬱蒼とした木々の間から差し込むように入る光だとか、水面を反射して下方から被写体に当たる光だとか、ここでは書ききれない程いろいろです。

とてもディープな話ですので、ここでは単純に光の向きのお話だけを、<初級>にふさわしい内容で解説します。向きも単純に逆光とか斜光とか言っても、角度の違いで全く違う写真になったりします。

この作例をご覧ください。海岸のテトラポットのすぐ近くまでバイクで入れる場所を発見しました。写真のデザインの要素でいう・規則的なパターン ・立体感を表現するのに最適な場所を見つけることができました。

当ブログで度々出てくるデザインの話。写真におけるデザインの要素とは・線 ・図形 ・色 ・立体感 ・質感 ・規則的なパターン ・ディティールなどですが、詳しくは別の機会に解説します。

この作例では全体が青、グレーと寒色系で統一された色の要素もありますが、何より印象的なのはテトラポットの規則的なパターンとその立体感でしょうか。

この写真の撮影時間は午前11時45分。割と高い位置からの太陽光ですが冬の場合は昼でも完全に真上にはなりません。これが夏だと11時から14時くらいは太陽が真上になってしまいます。画面の右手から太陽光が当たり、被写体の左側に陰が入るのがお分かりいただけますでしょうか。

斜光は被写体の立体感を強調するのに最適な光の向きです。また地面に延びる陰を使った作画や被写体の存在を強調するのにも適しています。人物に使うと厳格さや緊張感を加えることができるでしょう。バイクを主役に大きく撮る場合も、外装やパーツのディティールが強調されてカッコよくなると思いますよ。

ツーリングシーンの撮影では光源は主に太陽光です。予め狙った撮影スポットに計画的に出向くのであれば、太陽の向きをよく考え時間帯を選んでいきましょう。

日の出日の入り時刻方角マップ  便利なサイトです!

次回はいちばんドラマチックな逆光を解説しますので、お楽しみに!

↓↓↓撮影地↓↓↓




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逆転の発想!究極の影自撮り<中級>ツーリング写真

寒いですね~。

明日、休みなので海岸まで日の出を撮りに行こうか思案中ですが、日の出を狙うとなると出発は深夜で、恐怖の最低気温をマークする時間帯をバイクで走らなくてはいけません。

こういった時に写真家を突き動かすエネルギーは作品に対する情熱です。いまの自分の情熱がどれくらいなのか?こういった時に行動できるか否かで測ることができるのです。

さて今回は<中級>ツーリング写真の息抜き的な内容として、少し変わった引き出しをご紹介します。

EOS1Dx + EF14mmF2.8L  F7.1  1/320  ISO100

広角レンズといえば順光で撮影するときに、つい自分の影が入っちゃった!なんて経験はありませんか??ここでは逆転の発想で自分の影を撮っちゃおう~という作画アイデアのご紹介です。

でもコレって、SNSなんか見ていると既にやっている方は結構いますよね。しかし究極のツーリング写真流に少しだけレベルの高い「究極の影自撮り」の解説をいたします!




単純に広角を使って影を撮るのは簡単です。太陽を背にして地面を撮れば良いのですから。しかしそれだけでなく、作品へ昇華させるのであればデザイン、演出、ユニークさを忘れずに加えましょう。

・デザイン  この写真の場合は「色」の要素が大きく影響を与えています。爽やかな青空(レタッチで濃い青にしない)、グレーのコンクリ地面、船体とバイクの白。これらが全体に爽やかな印象を与えています。差し色として船にあるイエローも効果ありますね。図形要素はミラーの「円」くらいでしょうか。ちなみにこのミラーは私がメーカーにいたときに、辞める直前にGS用に作ったミラーなんです。線の要素は船首部分の曲線とマストのように上にのびる線(何か分かりませんが)。

・演出  言うまでもなく影とはいえ自撮りなので、これが演出でございます。こういった影自撮りの多くは棒立ちだったり、大の字のポーズだったりと、割とワンパターンが多いですが、しっかりポージングを決めましょう。以前にご紹介したポージングの「コントラポスト」を応用したポージングで体にS字の曲線を作らせました。腕の形が分かるよう、頭部と重ならないように微調整もしましたよ。

・ユニークさ  14mmのワイドレンズは四隅付近の樽型の歪みが強いので、通常はバイクなどの人工物は近づけないよう撮影しますが、ここでは全く無視して思いっきり歪む位置にバイクを入れました。歪みがコミカルさを出して、厳ついデザインを和らげています。

順光なので露出は評価測光(カメラまかせ)で問題なさそうですが、これは油断してはいけません。真っ白な船など白っぽいものが割合として大きい画面なので、白を明るいと誤認してアンダーになりやすいシーンです。気をつけましょうね。

どうでしょう?割と簡単だし、楽しいですよ!遊びっぽい撮り方ですが、余計なものは入れない、丁寧に撮るといった基本は守りましょう!それでは、良い週末を。

 





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↓↓↓撮影地↓↓↓

千葉県館山市那古船形港  ※撮影は漁業関係者、釣り人や地元の方々のご迷惑にならないように~ 爽やかに挨拶もしましょうね。

旅と写真と焚火など

EOS5D Mark2 + EF14mmF2.8L F2.8 10SEC ISO400

寒い真冬にバイクでキャンプ。

寒いから絶対に焚火はかかせない。

いや寒くなくても、いつも焚火はしているか。

写真は10年くらいのキャリアだけど、本腰入れてやったのはここ2~3年。

自分なりにも少しは上達したなという手ごたえはある。

それ以前に自分が撮っていた写真を見返せば一目瞭然だ。

しかし、つい先日それ以外に妙なことを発見した。

その当時の自分のSNSを見ると、ただ写真が下手なだけでなかったのだ。

品格を感じない文章、稚拙な単語。とにかく何もかも、いま見ると顔から火が出そうなほど恥ずかしいもの。

写真道に精進してきた。それは上達だけでなく、もしかして人間性も別のものに変わってしまったか?

そういえば久しぶりに会った知人に「むかしと変わったな」と言われた。

変わったのか???と焚火の炎に問いかけてみた。

 





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↓↓↓撮影地↓↓↓

森の雰囲気が最高に気持ちいい高級キャンプ場。高級です!千葉県君津市にあり冬の房総ツーリングの拠点に最適。腐葉土のフカフカの地面、おとぎ話の世界に迷い込んだようなファンタスティックキャンプ場だぁ!

はるかな旅路、道東難読地帯<私の旅>ツーリング写真

2017年8月

釧路市の東の外れにある無料キャンプ場 来止臥(キトウシ)野営場。

10年ぶりに訪れたお気に入りの場所は今も変わらずワイルドな絶景野営場だった。

キャンピングカーに乗って1人できた初老の方に一緒に晩飯を食おう、とお誘いを受けた。

ちょうど厚岸のスーパーで肉厚な牡蠣を大量に買ってきたは良いが、装備を軽量化して来たため炭も網も持っていなく困っていた。

ふたつ返事でOKして、キャンピングカーの前にその方の七輪を出し、夕食の時間を共に楽しむことにした。

昆布盛の来止臥(キトウシ)野営場

 

 



その方は北海道の千歳から来られていて、もう仕事は引退してゆっくりキャンピングカーの旅を楽しんでいるのだとか。

私は北海道のツーリングがちょうど10回目を数えることを告げると、道東のことについて色々と聞いてこられた。

長いこと北海道に住んでいても、道東にはほとんど来たことがないのだとか。翌日に生まれて初めて北方領土を見る予定だ!と聞いて思わず私は驚いてしまった。

 

旅の話が盛り上がるころ、七輪の上の牡蠣は程よく焼きあがり、道民の舌をもうならせる美味を味わった。

 

EOS1Dx + SIGMA150-600mmF5-6.3DG F7.1 1/320 ISO100 奔幌戸(ポンポロト)集落付近

 

「道東のおすすめはどこ?」

私は迷わず北太平洋シーサイドラインだ、と答えた。

釧路市の東から海岸沿いを走る絶景ルートで、特に浜中町の周辺や難読地名のあたりが私は大好きだ。

最果て感とか地形の景観だけでなく、言葉では説明できない雰囲気が旅心を最高に刺激する場所だとも伝えた。

 

~道東の難読地名~

重蘭窮(ちぷらんけうし)  初無敵(そんてき) 入境学(にこまない) 知方学(ちっぽまない) 賤夫向(せきねっぷ) 老者舞(おしゃまっぷ) 冬窓床(ぶいま) 又飯時(またいとき) 嬰寄別(あっちょろべつ) 浦雲泊(ぽんとまり) 去来牛(さるきうし)

この旅が終わって何ヶ月か経つけど、スーパーで美味しそうな牡蠣を見ると、千歳のおじさんと過ごした夜を思い出す。

またいつか。北太平洋シーサイドライン。





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↓↓↓ 撮影地 ↓↓↓

来止臥(キトウシ)野営場 最低限の設備の無料キャンプ場 釧路市の東、昆布盛にある知る人ぞ知る場所。早朝は海に昆布漁に出る漁船が何十隻も一斉に出る。ワイルドなキャンプ場が好きだ!というベテランの旅人にお勧め。


北太平洋シーサイドライン 奔幌戸(ポンポロト)の集落付近 この場所と、すぐ近くのポロト沼の周辺も撮影スポットです。

暗闇のファインダー<私の旅>ツーリング写真

いつも究極のツーリング写真 touring-photography.comを見ていただき本当にありがとうございます。開設から一ヵ月が経過して、様々な反響をいただきました。本当に感謝の一言に尽きます。

当ブログのコンセプトに賛同して頂ける方々、私の写真を見にきて頂ける方々には沢山の励ましを頂き、それが今の原動力になっております。

ブログを開設する前はツーリング写真は、これから密かにブームがくるな?と予感しておりました。きっと数年後にはその通りになると信じています。

その反面、現時点ではまだまだ関心の無い方が多く、当ブログへアクセスしても、すぐに離脱してしまうデータも確認できました。

先日、とあるSNSのバイクグループに参加してみました。参加者数はなんと13000人以上。そこにミニギャラリー的に数点の写真を発表してみましたが「いいね」の反応は150くらい。他のツーリング情報やニューモデル情報の投稿とあまり変わりませんでした・・・。

ブログやSNSというのは難しい面もあって、私が愛車自慢や記念写真を卒業しよう!なんて言うと、そういった写真を良しとしている方々は、良い気分はしないものです。決して否定している訳ではないのですが、そう聞こえてしまうのは仕方がないですね。

多くのライダーはツーリングやバイクと過ごす時を記録しているのだから、鉄道写真のようにはならないよ!という意見があるのも実はよく分かっています。

それでも、バイクでツーリングする世界の美しさ、魅力を写真芸術として発信してみたいのです。それを見た人が「自分もバイクの免許をとって、どこかへ旅にでようかな」と思って頂ければ、それが何にも代えがたい喜びなのです。




以前、メーカーで企画開発をしていたとき、既に売れている商品の対抗を作るパターンと、いま世の中に存在しない物を作るパターンの2者がありました。私はどちらかと言うと後者を任されることが多かったのですが、今に振り返って考えてみると世の中に無いものを生み出す苦しみは孤独でありました。

いま世の中に無いものを考え出して提案すると、かならず多数から否定のバッシングを受けます。多くの人は無いものを想像(創造)することができず、いま有るものに安定や安心を求め、すがってしまうのです。

EOS1Dx + EF14mmF2.8L F3.2 4SEC ISO800 2017/8/9撮影 北海道 百人浜

これは今年の夏に行った北海道ツーリングでの1枚です。久しぶりに行ける北海道の大地に心躍らせ、深夜便で苫小牧港に到着後に海岸線を夜走りして襟裳岬の百人浜まで来たところです。

さすがに強風の名所だけあって、立っているのもやっとの凄まじい風でした。月明かりが明るく感じる写真ですが、実際は真っ暗です。

過酷な撮影現場に立たされ、撮るための思考回路が鈍るのを感じました。私は何を思ったか本来は液晶モニターのライブビューを使用すべきシチュエーションで、光学ファインダーをのぞいたのです。

その中はぎょっとするほどの暗闇でした。レンズキャップが装着されている真っ暗とは違い、何だか不気味な闇の世界。百人浜の精霊が「未知の空間によくきたな」とでも語りかけてくるような。

普段、住んでいる房総半島では暗闇の海岸線を走るなんて、よくやるのですが(悪趣味ですね)この時ばかりは深夜の百人浜を走ろうなんて愚かな考えだったと後悔したものです。

しかし、今になってこの写真を眺めると、これはこれで崇高さを感じる写真としてアリだなとも思えます。美しい景色だけを求めるのも否定はしませんが、こんな写真もたまには良いかもしれませんね。

写真芸術としてのツーリング写真。そんなものは今現在、何からも認知されず極めて少数の人がやっているのみ。今ないツーリング写真という文化を生み出し、残していきたいですね。

 





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↓↓↓撮影地↓↓↓

北海道幌泉郡えりも町庶野 道々34号 百人浜とは昔、船が座礁してこの浜に百人のご遺体が打ちあがったとの事で百人浜と名づけられました。北海道ではかなり有名な心霊スポットでもありますが、昼間に走る分には黄金道路のエリアでは最も風景明媚なエリアです。

3つの写真を撮って苦手を解消<初級>ツーリング写真

<初級>がすでに難しい!という声が聞こえてきましたので、すこし軌道修正して<初級>をやさしい内容にしてみます。難しいというか私の解説が分かりにくいのかもしれませんが…もともと文章は得意ではないので、乱筆はお許しくださいませ。

では、今回はあなたが「ここで写真を撮ろう!」と思い、バイクを停めた素敵な場所を想定して解説します。

多くの方が撮影現場で「何をしていいのか分からない」と感じておられると思います。素敵なところなら風景を撮りたいし、何かの被写体を発見したなら、それとバイクをからめて撮りたいですね。それに何より大好きな自分の愛車も撮りたいです。

「何をしていいのか分からない」その正体はこれらの想いが混沌と入り混じり整理がついていないのが原因です。

自分なりに練ったあげく、景色、被写体、バイクのそれぞれの存在を枠の中におさめ、バランスをとったつもりの構図。しかし実際はイマイチな写真になってしまった。というパターンが多いと思われます。

こういった初心者の方にありがちなケースを打開する策はいくつかありますが、ここでは「3つの写真を撮る」練習法をご紹介します。




~究極のツーリング写真流 3つの写真を撮る訓練~

お気に入りの撮影ポイントを見つけたら、カメラの電源を入れる前に深呼吸でもして、空気を感じリラックスしましょう。そして景色を眺めて呟いてください「あぁ~なんて綺麗なとこなんだろう」と。 ・・・まあセリフは場所に合わせて何でもいいです!言語化の重要性については別の機会に解説します。

そして次の3つの写真を撮ってみましょう。

1.バイクを撮る

何も難しく考えることはありません。ご自身のバイクの写真を撮ってみてください。この作例は何の変哲もありませんが、地面を這うほど低いアングルから撮ったり、最もカッコよく見える斜めの角度を探し当てたり。バイクが主役になるよう画面に大きくバイクを撮るのです。この時、背景はなるべくシンプルに、電線やガードレールなど余計なものが画面に入らない場所を選んでください。

2.風景を撮る

 その撮影場所があなたの気に入った場所であるなら、バイク以外の景色、光景をよく見て1枚撮ってみてください。なぜ、ここで写真を撮りたいと思ったのか?答えはこの中にあります。

3.風景の中のバイクを撮る

風景の中に溶け込んだバイクの姿を撮ってみましょう。あなたはこの場所にバイクでやってきた「1人の旅人」であることを強くイメージしてください。気を付けるポイントはあまりバイクを大きく撮らないこと。この作例くらいが限界でしょうか。

あなたがここで写真を撮ろうと感じた理由、それは港にたたずむ漁船の雰囲気。それが旅情ある情景に感じたからではないでしょうか?

それが解明されれば、その場所にバイクでやってきた1人の旅人を登場させ、1つのシーンを完成させるのです。

当ブログのコンセプトである「ツーリング写真」という新たな写真分野のスタート地点は「3」の写真がベースなんです。これをベースにストーリー、光、気象現象、デザイン等を加えて作品を作っていくのです(中級以降の将来的なステップとしてイメージしてください)。




1、2、3と3枚の写真を撮って帰宅してよく眺めてみてください。それぞれの写真をどうするか、考えてみましょう。1は記念にとっておくか、同じ車種のコミュニティーで発表すると良いかもしれませんね。2はバイクとはあまり縁のない職場の仲間などに見せてあげると反応が楽しみです。3はツーリング写真のベースです。ツーリング仲間や写真、旅が好きな仲間のいるコミュニティーに発表してみましょう。

この3つの写真を撮る訓練の目的。それは撮影者の意図を明確にすることなんです。

作品にはかならず撮影者が「何を撮りたかったのか」明確に意図を伝える必要があります。

漁港の景色は綺麗だし漁船もいい感じだし、何より俺のカッコいいバイクを撮らなきゃ!この欲望を1枚の写真にしてしまうと、たちまち意図は見えなくなり平凡な写真に陥ります。

1枚の写真に込められた撮影者の意図、それは誰の目にも明快であり、そしてシンプルであること。初心者の方がすぐに実践できる撮影現場でのステップとして「3つの写真を撮る訓練」をご紹介いたしました。

ところで解説の途中に「なんて綺麗なとこなんだろう」と呟いて、とありましたが実はコレすごく重要なんです。将来的に感動のツーリング作品を目指すにあたり、ぜひ覚えておいてください。

撮影現場ではまず撮影者が感動しないといけません。それが例え他人から見れば普通の景色であったとしても、撮影者がその景色、光景、被写体に心打たれていなければ、どんなに撮影テクニックを駆使しても傑作にはならないのです。

おっと、<初級>ツーリング写真のお話から脱線してきたので、今日はこの辺で!




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どんなとき縦構図にするか<初級>ツーリング写真

突然ですがあなたは縦構図の写真をどれだけ撮っていますか?

当ブログをご覧になっている皆さんは、既にお気づきの方が多いと思いますが、私の作品は縦構図のものが多いです。

一般的に写真はポートレイト(人物の写真)は縦構図が多く、風景は横構図が多いとされています。ただ絶対ということではなく、これはあくまで一般的な話です。

カメラの画像はほとんどのものが長方形のフォーマットです。縦横の比率にこそ色々ありますが、正方形フォーマットのデジカメなんて今ではかなり特殊です。むかしインスタントカメラで正方形フォーマットは流行りましたが、あれは写真に枠が付く事により独特の味があるのが良かったのでしょうね。

そしてカメラの長方形フォーマットはデフォルトは横構図です。カメラを普通に構えた状態なら横。縦にしたければカメラを90度傾けなければなりません。

これは人間の目の視界が横広がりだからなのでしょうか。

SNSでツーリングやオートバイを撮った写真を見ていると、少し異常とも感じるほど横構図の写真ばかりです。オートバイが横長だから、とか風景写真が基本だから、というのは良く分かるのですが、それにしても縦構図があまりにレアだなと感じております。

~横構図~ 横長の被写体や横方向に魅力的な要素のある風景はもちろん、人の視界に似ているので安心感、安定感がある。被写体をなるべく枠内に収めたいときにも有効。

 

~縦構図~ 人は何かを見て感動したとき、その部分の視野は縦長になっているとか?やや窮屈な印象かもしれませんが、奥行きを表現にするのに最適で余計な物が写りこまないようトリミング的な使い方もできます。この作例のようにフレーミングしやすい(被写体を切り取りやすい)とも言えます。



ところでスマホの画面は多くは縦構図ですよね。つまりスマホのカメラ機能で撮る人にとってはデフォルトは縦構図なわけです。だからもう少し縦構図の写真って多くてもいい気がしますが。

初心者の方で多いのは横構図で撮るのが正しくて縦構図で撮るなど、考えた事もない!という思い込みパターンです。撮影シーンで縦で撮ったらどうかな?と試したこともない、というのが多いと思います。

とても勿体ないことです!

感動の撮影シーンが必ずしも横構図が正しいなんて有り得ないことです。縦方向に広がる魅力的な何かがないか?横方向に存在する余分なものが写りすぎていないか?いまいちど現場で自問し分からなければ、とりあえずカメラを縦にして撮ってみてください。

SNSでアップしたとき、PCでもスマホ表示でも縦構図の方が大きく表示される、というメリットもありますよ。

私は自分の愛機であるEOS1の縦グリップがボディと一体になっているところもお気に入りの1つなんです(その分、ボディが馬鹿デカいですが)。人間は感動や衝撃的なものを目撃したとき、その周囲は縦長なのだそうです。私はそれを信じてあらゆる撮影シーンで縦構図を試します。そして人の心に響く感動作をいつも目指しています。

誤解のないように付けくわえておきますが、横構図がダメですという意味ではないですよ。横構図も縦構図もそれぞれ使い分けて表現の幅を広げていきましょう、ということです。

ただ一点だけ知っておいて損はないのは、コンテストに参加する場合。写真界のコンテストであれば問題はないのですが企業やお店、何かの団体が主催する写真コンテストでは、稀に縦構図が除外されて横構図だけが入選、入賞する。というのがあるんです。

これは審査員のフォトグラファーの意向と関係なく、主催者サイドで決められてしまうようです。縦構図がダメな理由は掲載や展示するときのスペースの都合。他の写真と並べにくい、既に掲載が決まっているバナーが横構図だ、といった極めて事務的な理由なのです。応募要領にはどこにも横構図のみ、なんて書かれていませんが・・・。心配な方はそのコンテストの前年の入賞作品を見てみれば分かりますよ。

縦構図というのはツーリングシーンにおいて「道」を主題にするときに凄く良いのです。縦構図のお話はまだまだありますので、またの機会に解説しますね。




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静かなる風景のシャッターチャンス<中級>ツーリング写真

みなさん、ツーリング写真を楽しまれていますか?当ブログの推奨している毎日スナップを実践して、本当に上達したよ!という方はおられますでしょうか。

先日、ツーリングの帰りに寄った行きつけのラーメン屋さんで、こんなことがありました。窓際席に座った1人で来ている中年の男性。作業服に黒ぶちの眼鏡で仕事中でしょうか。窓からは午後の光が強くふりそそぎ、私の席からはその男性の方を見ると少し眩しいくらいでした。男性が注文したラーメンがテーブルに置かれると、丼から立ちこめる湯気に光が当たり、美しく輝き始めました。

眼鏡を曇らせながら「ふうふう」と麺をすする、その様子を写真にしたい!と感じましたが残念ながら手元にカメラは無く、駐車場のバイクのトップケースにEOSは置きっぱなし。あえなくシャッターシャンスを逃してしまいました。

しかし仮にカメラが手元にあったとしても、人物のスナップに慣れた写真家でない限り、なかなか見ず知らずの人にいきなりカメラを向けて撮るというのは出来ないものです。事前にモデルになってもらうよう交渉するのが正しい段取りかもしれませんが、それでは自然な表情のスナップにはなりませんからね。

それにEOS1の鋭いシャッター音が店内に響くことを想像すると、ちょっと一眼レフでは難しいです。そう考えると、やはり静音シャッターで起動時間の早いリコーGRは最強のスナップカメラだったなと感じます。ただ焦点距離28mmのGRで被写体に寄るとなると、このシーンではかなり度胸がいりますね。



さて今回はシャッターチャンスのお話です。「シャッターチャンス」と聞くと、みなさんスナップとかスポーツシーンを想像しませんか?実は風景写真にもシャッターチャンスは存在しています。

 

EOS1Dx + EF100-400mmF4.5-5.6L IS F5 1/320 ISO160

こちらの作品をご覧ください。

初冬の養老渓谷の林道。終わりかけの紅葉が美しいシーン。ときより吹く風に木々から葉が舞ってきます。私はこのとき、道の日陰部分が塗れていて青みをおびた光を放っているのに注目し道がメインになるよう構図を練っていました。

少しの時間をかけて、この場所でいろいろやっていると数分に一度くらい風が吹いて葉がパラパラと、そして15分に一度くらいに強い風が吹き周囲が「ざわぁ~」と音を立てて沢山の葉が舞うことに気が付きました。

そこで青みをおびた路面の暗い部分を背景に、光の当たった部分の葉の舞いを撮ってみようと撮影に挑みました。ラッキーなことにカメラ側は上り坂になっていて、ハイアングルで狙い背景を濡れた路面にできたのです。

この写真をスマホなどの小さい画面で見ると分かりませんが、PCの大きな画面や4つ切りくらいのプリントで見れば楓の葉の形状まで確認できると思います。葉の舞うスピードを見て1/320くらいのシャッターは欲しいと思ったので、絞りはこのレンズの開放値、保険でISO感度を160に設定しました。

ツーリング写真というと、ほとんどが風景写真になると思います。風景写真にはシャッターチャンスなんて日の入りの瞬間とか虹とかしか無いように思えますが、実はこんな瞬間を捉えるのも面白いですよ。

まずはそういった撮影現場での「コト」に気が付くのが第一歩です。その為にも日常的に写真家としての目を鍛えるのがお勧めなんです。ラーメン屋さんで注文したラーメンが出来上がってくるのを待っているときとか!

 



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全世界にタダで発表できるSNS時代<初級>ツーリング写真

みなさん、良い写真は撮れましたか?

ネットで当ブログを見ていただいている皆さんは、FacebookやInstagramなど何らかのSNSをご利用かと思います。

今回はこのSNSについてのお話です。我々アマチュア写真家は作品の発表の場が限られています。プロでしたら作品展、写真集、雑誌など様々な表舞台がありますが、アマチュアの発表の場は現在では主にSNSなどのインターネットが多くなりましたね。むかしアマチュアで作品を発表となると、コンテストしかなかったと思います。

デジタルカメラが普及されるのと、ほぼ時を同じくしてインターネットでSNSが普及しました。私の記憶では2006年くらいからSNSの元祖とも言えるブログが流行し、やがてmixiやFacebook、インスタグラム、twitterなどが登場したと思います。

SNSは個人が世界へメッセージを発信し、同じ趣味や境遇の人たちとコミュニケーションできるネット時代の新たな文化といえます。そしてデジタルカメラの普及に伴い、レベルの高いアマチュア写真家が急速に増えました。デジタルの画像はそのままデータとしてインターネットに投稿でき、SNSと抜群に相性が良かったと思います。

つまりデジタルカメラがレベルの高いアマチュアを育て、SNSが写真文化を急速に成熟させたのでは?と個人的に感じます。



どんな芸術作品も誰にも見せないのでは意味がないと思います。やはり芸術は鑑賞者への訴えであり、鑑賞者の反応を感じて作品を高めていくのが本来なのだと思います。

いま、アマチュア写真家は上手でも初心者でも、誰でもSNSで写真を発表できる素晴しい時代です。もし当ブログを見ていただいてる皆さんで、まだSNSは何もやっていない、という方がおられましたら、写真の発表の場としてぜひ活用してみてください。誰かに写真を見ていただくというのは素敵なことなんです。

↓Facebook

Facebookは近況を書いたり何かの情報発信が一般的な使われ方でしょうか。写真をアップした場合、画質は普通の投稿方法だとあまり良いとは言えません。一般的な使い方としては近しい友人やFBFの間でのみ「私は最近、写真頑張っているよ」みたいな報告的な発表になると思います。

その他、アルバム機能をうまく使って写真家としてのギャラリーにすることもできます。お勧めはFacebookのグループに参加すること。写真やオートバイ、カメラやツーリングのコミュニティーとなっているグループです。公開のものや非公開(参加者のみ閲覧できる)など色々ありますので、あなたに合うグループをぜひ探して参加してみてください。

 

↓Instagram

今年の流行語大賞が「インスタ映え」に決まりましたね!インスタはどちらかと言うと写真がメインになります。キャプションや文字は少なめ。強めにエフェクト(フィルター)をかけてオシャレなギャラリーを作るのが楽しいです。

ハッシュタグにより見てほしい相手、または見たい写真を世界中から探せるのが特徴。例えば#R1200GSをタップすればR1200GSのいろんな写真を世界中から見ることができますし、自分の投稿に入れれば世界中のR1200GSの写真を探している人に見てもらえます。いま、当ブログとしてお勧めは#バイクのある風景 でしょうか。



SNSで作品を発表すると「いいね」やコメントをもらうことができます。「いい写真ですね」「お上手なんですね」「カメラは何を使っていますか?」「この写真はどこで撮ったのですか?」など色んな反応があると思います。

自分の撮ったお気に入りの写真にコメントがあるのは嬉しいものです。

こういった反応により次の作品作りの活力になります。

もちろん発表する相手によっては、かならずしも期待通りの反応があるとは限りませんが、そこは皆がすべて、写真を見て「素敵だなぁ」と思える感受性があるとは限りませんので。仕方がないことです。

例えばツーリング写真美術館という仮想のものがあったとします。入場料は1000円。ここにあなたの作品が展示されています。見に来る人はみなツーリングの芸術的な作品を期待して見にきてくれます。この方々からの感想は写真芸術の観点から専門的な感想、あるいはバイク旅の魅力を理解した方から共感のコメントをもらえることでしょう。

しかしSNSで発表すると、見ていただけるお友達は、同じバイクの車種で繋がった人や、他の趣味などで繋がった人。中には写真なんかには全く興味のない人もいるわけで、そういった方の視点は「セルフタイマーをセットしてダッシュしたの?」とか「場所はどこ?」といったコメントになりがちです。そういった反応も受け入れる心の準備をしておきましょうね。

また誰かが撮った写真を見て、積極的に感想をコメントしてみましょう。感想を述べるにあたり適切な単語が出てこない・・・。これだ、と思ったコメントは既に先に誰かがコメントしていた。なんてよくあることです。表現できる言葉のバリエーションを増やすのも、良い写真を撮る為の訓練になります。

もし自分だったら、ここでどんな風に撮るかな?と想像するのもトレーニングになりますよ。

今回は写真は鑑賞者の存在を意識して撮りましょう。その為にはSNSに参加してお気に入り写真を発表しましょうね。というお話でした。

 



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5分で分かる広角、望遠、焦点距離の不思議<初級>ツーリング写真

もう街中はクリスマスと年末モードに変わってしまいましたね。地域によってはバイクはシーズンオフでしょうか。積雪や路面凍結ではよほどの気力と装備がないとツーリングは難しいですよね。

最近、北海道の宗谷岬で初日の出を目指すライダーが増えたようですが、ほんと尊敬の一言につきます。真冬のオロロンラインを晴れた日に走れたら最高でしょうね。

さて今回は<初級>ツーリング写真の解説らしく、焦点距離のお話をしたいと思います。望遠だのズームだのと、簡単なようで実践に結び付けるのが難しいのが焦点距離。原理について解説しているものは、世の中にあふれていますので当ブログでは「究極のツーリング写真」流に解説いたします。

以下に3つの作例をアップしますが、通常、焦点距離の説明では同じ風景を写して被写体の大きさや背景の範囲の違いを見せるのですが、ここではそれぞれの焦点距離をどんなときに使うのか?を分かっていただくために、3枚とも違う写真で説明いたします。

その前に焦点距離について簡単に説明しておきます。

・広角:風景をワイドに、つまり広範囲に写します。被写体は小さく、そして遠近感(写真の世界ではパースペクティブといいます)がでます。一般的に35mm以下を広角といいます。数値が小さいほど広角となります。

・標準:目で見た風景と同じように写す焦点距離です。一般的には50mm前後です。

・望遠:遠くて小さなものを大きく写します。範囲は狭くなり遠近感がなく距離方向が圧縮されたような画像になります。70mmくらいから大きな数値が望遠と呼ばれます。200mmくらいまでが中望遠、400mmまでが望遠、それ以上が超望遠といった感じです。

※35mmフィルムカメラまたは35mmフルサイズセンサーのデジタルカメラの場合です。APS-Cセンサーの場合は1.5倍になります。APS-C、フォーサーズなどの計算は35mm換算と検索すると分かりやすいサイトがたくさん出てきますので、そちらをご参照ください。

・ズーム:焦点距離を広角にしたり望遠にしたり調整できることをズームといいます。望遠をズームと呼んでいる人がいますが間違いなので正しましょう。一般的なカメラの多くはズームレンズです。

・単焦点:焦点距離が固定されているレンズ(またはカメラ)です。

 

では、まずは広角レンズの作例↓↓↓

EOS1Dx EF14mmF2.8LF7.1 1/500 <焦点距離14mm>

北海道の雄大な景色です。広範囲にわたって魅力的な風景に広角レンズは有効です。この作例は14mmで超広角なので、かなり極端な例になっていますが。注目すべきポイントは空に広がるように雲があること、そして遠くまで続く草原地帯です。この「広がり感」を作品のメインにしたいと感じたら迷わず広角で撮影です。

「どこまでも続く・・・」を表現したい場合も広角が有効で遠近感が強調され、よりイメージに近づけることができるでしょう。

広角レンズで気を付けたいポイントは歪みです。この作例は歪みが分かりやすく出た絶好の作例です。R1200GS ADVENTUREが斜めに潰されたように見えませんか?

画面の4隅付近は強い樽型(レンズによっては糸巻き型)の歪みが発生し、バイクや建物などの人工物が入ると不自然な絵になります。逆に空や海など自然界のものでしたら、さほど気にすることではありません。

バイクをからめて撮影する場合は歪みが不快にならないよう、バイクの位置や大きさに細心の注意をしましょう。

その他、順光で撮る場合は自分の陰などが写りやすい、絞りを開放してもボケが出にくいなどの特徴があります。



続いて標準レンズでの作例↓↓↓

EOS1Dx + HELIOS44-2-58mmF2 <焦点距離58mm>

ヘリオス44という焦点距離58mmのロシア製オールドレンズで撮った1枚です。ご覧のように被写体や背景の距離感が肉眼のイメージに近いのが標準レンズです。1つの被写体を撮るのに最適な焦点距離で写真の世界では「基本」といわれています。50mmにはじまり、50mmに終わるみたいな。

しかし、私のスタイルでは標準の焦点距離の登場はとても少ないです。この作例もストレージから探すのに一苦労しました。

というのも1つの被写体を魅力的に、というシーンがツーリングの美しさを・・・というテーマであまり出番がないのです。もちろん、私の苦手な焦点距離であるとも言えるのですが。例えばバイクがメインまたは、ライダーがメインという作品でしたら標準で撮るのが良いでしょう。

私の場合、1つの被写体を対象に撮る場合のレンズは35mmが多いです。

それと50mm単焦点のレンズ(またはカメラ)で練習をすると、焦点距離、画角の感覚、被写体に寄るという基本が身につきやすく、練習という意味ではとてもお勧めです。写真家の中には50mmしか使わない、という方も多いんですよ。

 

そして望遠レンズの作例↓↓↓

EOS40D + EF300mmF4L F4 1/250 <焦点距離300mm>

まだEOS40Dを使っていた頃の古い作品です。撮影地は北海道の野付半島。トドワラのさみしげな光景とカラスが群れている様子が、何かの終わりを感じさせるような崇高な景色でした。

しかしトドワラの群生は浸食と風化で減っており、決して広範囲には存在していませんでした。何よりバイクを停めている場所から、かなり距離が離れていて、普通に撮ったのでは空や水面の割合が多く、トドワラを印象付けることができません。

そこで後ろに下がれる十分なスペースがあることに注目し、長い直線道路(野付に行ったことのある方はご存じだと思います)を利用し、バイクとトドワラを対角に、下がれるだけ下って300mmで撮ったのです。

こうすることによって、バイクとトドワラの距離感はぐっと圧縮され、イメージ通りの画面作りができました。

望遠のメリットは他にもあって、野生動物に警戒されないので作例のような写真が撮りやすいのです。まあ、カラスはあまり人を警戒しませんけどね。本当ならオオワシやタンチョウ、エトピリカ(これはレア!)あたりを狙いたいですが、トドワラとカラスの組み合わせが以外と演出を加えてくれたかな・・・とも感じています。

それと画角が狭いので余計なものを排除しやすい、というのも大きなメリットです。撮影現場は電柱や電線などの邪魔なものが有りましたが、300mmという望遠域なら容易に排除できました。



どうでしたか?通常、焦点距離の説明をするときは同じ景色でそれぞれを撮影して作例を見せるものですが、あえて全く違う写真で解説してみました。私個人の考えですが広角は風景主体の作品、標準は被写体を明確に主役にする、望遠は圧縮効果を利用した画面構成、といったそれぞれの使い方があると感じます。

もちろん、これらに限らず広角、標準、望遠とそれぞれに様々な使い方があって、それは作者の手腕の見せ所でもあります。

あぁっ、タイトルに「5分で分かる」と書いておきながら、結構なボリュームになってしまいました。他にも説明したいことは、いっぱいあるのですが<中級>ツーリング写真でまたの機会に解説します!

 



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