5分で分かる広角、望遠、焦点距離の不思議<初級>ツーリング写真

もう街中はクリスマスと年末モードに変わってしまいましたね。地域によってはバイクはシーズンオフでしょうか。積雪や路面凍結ではよほどの気力と装備がないとツーリングは難しいですよね。

最近、北海道の宗谷岬で初日の出を目指すライダーが増えたようですが、ほんと尊敬の一言につきます。真冬のオロロンラインを晴れた日に走れたら最高でしょうね。

さて今回は<初級>ツーリング写真の解説らしく、焦点距離のお話をしたいと思います。望遠だのズームだのと、簡単なようで実践に結び付けるのが難しいのが焦点距離。原理について解説しているものは、世の中にあふれていますので当ブログでは「究極のツーリング写真」流に解説いたします。

以下に3つの作例をアップしますが、通常、焦点距離の説明では同じ風景を写して被写体の大きさや背景の範囲の違いを見せるのですが、ここではそれぞれの焦点距離をどんなときに使うのか?を分かっていただくために、3枚とも違う写真で説明いたします。

その前に焦点距離について簡単に説明しておきます。

・広角:風景をワイドに、つまり広範囲に写します。被写体は小さく、そして遠近感(写真の世界ではパースペクティブといいます)がでます。一般的に35mm以下を広角といいます。数値が小さいほど広角となります。

・標準:目で見た風景と同じように写す焦点距離です。一般的には50mm前後です。

・望遠:遠くて小さなものを大きく写します。範囲は狭くなり遠近感がなく距離方向が圧縮されたような画像になります。70mmくらいから大きな数値が望遠と呼ばれます。200mmくらいまでが中望遠、400mmまでが望遠、それ以上が超望遠といった感じです。

※35mmフィルムカメラまたは35mmフルサイズセンサーのデジタルカメラの場合です。APS-Cセンサーの場合は1.5倍になります。APS-C、フォーサーズなどの計算は35mm換算と検索すると分かりやすいサイトがたくさん出てきますので、そちらをご参照ください。

・ズーム:焦点距離を広角にしたり望遠にしたり調整できることをズームといいます。望遠をズームと呼んでいる人がいますが間違いなので正しましょう。一般的なカメラの多くはズームレンズです。

・単焦点:焦点距離が固定されているレンズ(またはカメラ)です。

 

では、まずは広角レンズの作例↓↓↓

EOS1Dx EF14mmF2.8LF7.1 1/500 <焦点距離14mm>

北海道の雄大な景色です。広範囲にわたって魅力的な風景に広角レンズは有効です。この作例は14mmで超広角なので、かなり極端な例になっていますが。注目すべきポイントは空に広がるように雲があること、そして遠くまで続く草原地帯です。この「広がり感」を作品のメインにしたいと感じたら迷わず広角で撮影です。

「どこまでも続く・・・」を表現したい場合も広角が有効で遠近感が強調され、よりイメージに近づけることができるでしょう。

広角レンズで気を付けたいポイントは歪みです。この作例は歪みが分かりやすく出た絶好の作例です。R1200GS ADVENTUREが斜めに潰されたように見えませんか?

画面の4隅付近は強い樽型(レンズによっては糸巻き型)の歪みが発生し、バイクや建物などの人工物が入ると不自然な絵になります。逆に空や海など自然界のものでしたら、さほど気にすることではありません。

バイクをからめて撮影する場合は歪みが不快にならないよう、バイクの位置や大きさに細心の注意をしましょう。

その他、順光で撮る場合は自分の陰などが写りやすい、絞りを開放してもボケが出にくいなどの特徴があります。



続いて標準レンズでの作例↓↓↓

EOS1Dx + HELIOS44-2-58mmF2 <焦点距離58mm>

ヘリオス44という焦点距離58mmのロシア製オールドレンズで撮った1枚です。ご覧のように被写体や背景の距離感が肉眼のイメージに近いのが標準レンズです。1つの被写体を撮るのに最適な焦点距離で写真の世界では「基本」といわれています。50mmにはじまり、50mmに終わるみたいな。

しかし、私のスタイルでは標準の焦点距離の登場はとても少ないです。この作例もストレージから探すのに一苦労しました。

というのも1つの被写体を魅力的に、というシーンがツーリングの美しさを・・・というテーマであまり出番がないのです。もちろん、私の苦手な焦点距離であるとも言えるのですが。例えばバイクがメインまたは、ライダーがメインという作品でしたら標準で撮るのが良いでしょう。

私の場合、1つの被写体を対象に撮る場合のレンズは35mmが多いです。

それと50mm単焦点のレンズ(またはカメラ)で練習をすると、焦点距離、画角の感覚、被写体に寄るという基本が身につきやすく、練習という意味ではとてもお勧めです。写真家の中には50mmしか使わない、という方も多いんですよ。

 

そして望遠レンズの作例↓↓↓

EOS40D + EF300mmF4L F4 1/250 <焦点距離300mm>

まだEOS40Dを使っていた頃の古い作品です。撮影地は北海道の野付半島。トドワラのさみしげな光景とカラスが群れている様子が、何かの終わりを感じさせるような崇高な景色でした。

しかしトドワラの群生は浸食と風化で減っており、決して広範囲には存在していませんでした。何よりバイクを停めている場所から、かなり距離が離れていて、普通に撮ったのでは空や水面の割合が多く、トドワラを印象付けることができません。

そこで後ろに下がれる十分なスペースがあることに注目し、長い直線道路(野付に行ったことのある方はご存じだと思います)を利用し、バイクとトドワラを対角に、下がれるだけ下って300mmで撮ったのです。

こうすることによって、バイクとトドワラの距離感はぐっと圧縮され、イメージ通りの画面作りができました。

望遠のメリットは他にもあって、野生動物に警戒されないので作例のような写真が撮りやすいのです。まあ、カラスはあまり人を警戒しませんけどね。本当ならオオワシやタンチョウ、エトピリカ(これはレア!)あたりを狙いたいですが、トドワラとカラスの組み合わせが以外と演出を加えてくれたかな・・・とも感じています。

それと画角が狭いので余計なものを排除しやすい、というのも大きなメリットです。撮影現場は電柱や電線などの邪魔なものが有りましたが、300mmという望遠域なら容易に排除できました。



どうでしたか?通常、焦点距離の説明をするときは同じ景色でそれぞれを撮影して作例を見せるものですが、あえて全く違う写真で解説してみました。私個人の考えですが広角は風景主体の作品、標準は被写体を明確に主役にする、望遠は圧縮効果を利用した画面構成、といったそれぞれの使い方があると感じます。

もちろん、これらに限らず広角、標準、望遠とそれぞれに様々な使い方があって、それは作者の手腕の見せ所でもあります。

あぁっ、タイトルに「5分で分かる」と書いておきながら、結構なボリュームになってしまいました。他にも説明したいことは、いっぱいあるのですが<中級>ツーリング写真でまたの機会に解説します!

 



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最高の自然光をデュフュージョンせよ<上級>ツーリング写真

今回は12月5日に撮影したばかりの作例を使って<上級>ツーリング写真の解説をします。

南房総は関東圏としては温暖で低山地帯ですから紅葉は遅く、例えば養老渓谷や亀山湖でしたらピークは12月の初旬。しかし今年は11月が冷え込んだので12月5日では、ほぼ終わっている感じでしたね。

タイトルにデュフュージョンと書きましたが、光を拡散させるものをデュフューザーといい、スタジオ照明ではよく出てくるものです。ソフトボックスもそれに似ています。

私たちツーリング写真を撮る人にとって、スタジオライティングはあまり縁がありませんが自然光を使ったライティング的な考え方は上級者なら押さえておきたいポイントですよね。

今回は千葉県市原市の月崎林道(林道月崎大久保線)の美しい森のデュフュージョン効果のもと、さらに雲に隠れたり出たりする太陽光の変化を使った作品でご紹介します。

なお作例は全て固定構図でF7.1 1/30です。

EOS1Dx + SIGMA35mmF1.4 ART F7.1 1/30 IS100

↑太陽が雲に隠れている状態。全体にまんべんなく光がまわっていますが、メリハリはありません。厚い雲に覆われている間は青みかかった光源であるのも特徴です。

EOS1Dx + SIGMA35mmF1.4 ART F7.1 1/30 IS100

↑太陽が薄雲から出てきた瞬間あたりで撮った1枚。薄雲がほどよいデュフューザー効果となって景色が美しく輝きはじめました。被写体の陰影もほどよい感じです。

EOS1Dx + SIGMA35mmF1.4 ART F7.1 1/30 IS100

↑太陽が完全に雲から姿を現したとき。2枚目の写真と明確に違いが分かるのは前景にした地面の落ち葉の輝き具合です。これも悪くはありませんが、すこしギラついた印象です。



この3枚のカットはわずか数分間の間に撮ったものです。上空の雲が風に流され、太陽が出たり隠れたりを繰り返していました。こういった天気の日に限ったやり方ですが、様々なバリエーションの光源を使える絶好のシチュエーションといえます。

私がここでおススメしたいのは2枚目の薄い雲から太陽が出てくる瞬間(もちろん隠れる瞬間でもOKですが)の適度なデュフューザー効果を使用した瞬間です。ギラつきも少なく、フラットでもないタイミング。好みの問題、または被写体にもよりますが、私はこれが大好きです。

我々オートバイ写真家は自然光の特徴を最大限に使って撮影に挑みたいものです。しかし人工的なスタジオライティングと違い、自然光は自分の意思でコントロールはできません。チャンスを待つ、時間帯や天気による光の変化を読み解く。そういった知識や経験、または今現在の光の状態をベストに使う撮影の引き出し、これらを持ち合わせていれば自然光をある意味コントロールしている、とも言えますよね。

だいぶ冷え込んできましたが、南房総はウィンターツーリングのメッカです。早朝の山道は凍結の危険もありますが、海岸線でしたら朝でも凍結は少ないですよ。この冬、ぜひ南房総にツーリングに来られてはいかがでしょうか?

 

↓↓↓撮影地↓↓↓

 



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主従関係を明らかにせよ<中級>ツーリング写真

突然ですがみなさん、鉄道はお好きですか?

私の住む千葉県には鉄道ファンから人気のローカル線 小湊鉄道が走っています。可愛らしいディーゼル機関の車両(キハというそうです)。市原市から養老渓谷へと南下する、田園風景や里山を走るローカル線。

私は鉄道ファンではありませんが、撮り鉄さんの気持ちはよく分かります。とくに鉄道写真家 中井精也さんが人気になって「ゆる鉄」が浸透してから、ますます鉄道写真は素敵だなぁと感じております。

EOS1Dx F10 1/200 ISO100

オートバイが好きな方なら、乗り物つながりで鉄道もお好きな方が多いかもしれませんね。小湊鉄道の無人駅によくバイクが停めてあって、ツーリングついでに「乗り鉄」しているな、と思わしき光景をよく目撃します。

さて鉄道とオートバイを組み合わせたツーリング写真の解説です。上の作例をご覧ください。

小湊鉄道 上総大久保駅付近からカーブを立ち上ってくる車両を望遠レンズでぶち抜いてみました。バイクの置いてある場所は、バイクの下1/3くらいから手前は日陰になっています。

構図は電車が主役であること明確に、大胆に写したカットです。電車とバイクを組み合わせるとなると、どうしても両者が魅力的であるが故に、バランスをとってしまいがちです。実はそれが最も平凡な写真になってしまう落とし穴である、というのが鉄道と組み合わせる場合の難しいポイントです。



~主従関係を明らかにする~

どちらかが明らかに主役になるよう構図を作ってください。上の写真ではバイクはフレームから後ろ1/3切り取り、ピントもぼかしています。ただしバイクであることが誰にでも分かるよう、ボケすぎないよう絞りをF10まで絞りました。電車のアングルは・・・私は専門ではないので偉そうなことは書けませんが、まあ・・・王道といえる撮り方でいってみました。

もちろん主従関係が明らかならば逆にバイクが主役でも大丈夫です。その時、電車はローカル電車なんだな、というのが何となく伝わる程度でも大丈夫です。ただの背景にしてしまう、くらいの感覚でも良いと思います。

また電車とライダーの関係を作るストーリーを埋め込んだ作品も素晴しいかと思います。駅で誰かを迎えるようなシーンを作ったり、駅員さんと会話するところを撮ってみたり。通常の風景のツーリングシーンと違って鉄道や駅といえば「人」の登場が自然です。ぜひ人の温かみを感じるようなストーリーのある作品にトライしてみてください。

ところで中井精也さんの作品「ゆる鉄」はほんとうに素晴しいので、ご存じで無い方はぜひ作品を見てみてください。かつて鉄道写真とは鉄道という車両のみにフォーカスされた閉鎖的なイメージの分野でしたが、美しい日本の原風景と一体となったような鉄道のある風景「ゆる鉄」が登場してから、がらりとイメージが変わりましたね。

私も中井精也さんが鉄道写真を変えたように、バイク写真という分野(そもそも今ありませんが)を変えるのが夢です。

 

 



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↓↓↓撮影地↓↓↓

トトロの絵が書いてある駅舎も趣があって良いです。山中の駅とは裏腹に近代的なデザインのトイレも有り!

小物を使った素敵ツーリング写真<初級>ツーリング写真

みなさん、写真を撮ること楽しまれていますか?

初心者の方は撮影の引き出しが少ないので、つい同じような写真ばかりを撮ってしまいがちです。せっかくツーリングに出かけてお気に入りのカメラも持ってきたのに「こんな感じのは以前も撮ったよな」「いつも同じような感じの写真だ」と感じては、面白くなくなってきます。

撮影の引き出しはレベルアップと共に少しずつ増えていくものです。当ブログの<中級>ツーリング写真でユニークな撮り方を試して…なんて話が以前にありましたが、なにをどうユニークにするのかも分からない。それが初心者の方だと思います。

決して才能とかセンスがないとかではありません。最初はみんなそうですし、私もそうでした。

そんなとき、おすすめの手法を今回ご紹介します。

RICHO GR F2.8 1/800 ISO100

~小物を主役にして撮ってみましょう~

この作品をご覧ください。とある集落で発見した茅葺の古い家で現在では集会所として使われているようです。私はこのとき、茅葺屋根の家の前にバイクを停めて、古めかしい家とバイクの組み合わせで撮ってみました。しかし、何かこう平凡すぎるというか面白くなかったのです。

そこで縁側があることに注目しました。

発想を転換させて家を撮るのではなく、縁側に座ったライダー目線を表現する画面作りに挑戦しました。

縁側に座って休憩をしているところ、そんなストーリーであれば、休憩しているライダーの姿を撮っても良いと思います。しかしこの写真のように、ヘルメットやグローブといった小物を主題にして撮ってみるのも良い写真になるのでおススメです!



ヘルメットやグローブといった身につける小物は、それだけでライダーの存在を鑑賞者へ予感させるものです。この写真からも、ここにヘルメットがあればカメラ側にはライダーが居るということを容易に想像できるでしょう。

私の撮るツーリング写真の多くは、ライダーの姿があるもの、またはライダーの存在を感じるもの、このニ者がほとんどです。

少し話が脱線しますが、写真の詳細を解説します。デザインの要素で「直線」が存在しています。直線を使った奥行きを作る導線ですが、画面の四隅から斜めに入れると効果が高いです。この写真では縁側の淵部分を左下の角ぴったりから入れ、ほぼ対角線状に走らせました。

縁側の木も7~8本の直線を作り、奥行きを強調した画面作りに貢献しました。

構図については主題はヘルメット+グローブであることを明確にさせるため、バイクにはピントを合わせない(ボケ具合も絞りで調整し、このときは開放値F2.8を選択)、そして約1/3をフレームから切り落としました。このように主題と副題を明確にさせるには互いの存在感を調整する工夫が必要なんです。

そして光の使い方。薄曇りの柔らかい太陽光を、逆光で使ったことにより被写体に適度な輝きをもたせています。

本当は緑茶にお団子でも入れてみたかったのですが、これは無かったので仕方ないですね。

どうでしたか?ツーリングに出かけたらヘルメットなどの小物を主役に撮ってみる。楽しそうでしょう?人とちょっと違った写真になること間違いありません。

今日のツーリングはこんな写真が撮れましたよ、とSNSで複数のカットを公開するとき、こんな写真を一枚入れると「ああ素敵なツーリングでしたね。写真もいい感じ」というコメントがつくでしょう。

さあ、これであなたも「撮影の引き出し」が1つ増えましたね。ぜひ実践してください。

 

 



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尽きることのない深い旅欲

   EOS1Dx F5 1/1000 ISO100

 

たくさん走れば満たされると思っていた。

しかしいくら走れど虚無感と疲労しかなかった。

 

遠くまで行きたかった。

しかし遠くまで行けど見聞を深める以外は何もなかった。

 

絶景を目撃したかった。

しかし雨と風と鈍い色の景色しかなかった。

 

出会いが欲しかった。

しかし自分の目指す地に旅人の姿はなく孤独だった。

 

幻想の旅路を求めていた。

しかし実在しなかった。

 

それでもまだバイクで旅に出る。

お気に入りのカメラと旅道具を積んで。

 

 

 
 



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カメラは使いやすいお気に入りであること カメラ選びの基本

「カメラを買おうと思っていますが何がおすすめですか?」

これ、よく聞かれるんです。実は私はあまりカメラ自体には詳しくはないのです。最新のモデルがここが良くなった、とかAFが優れているとか、描写が素晴しいとか。全く関心がない訳ではないのですが、どうも撮る方に夢中になりすぎているせいか、よく知らないのです。

そのため、カメラのことを聞かれても最新の製品情報としての有益なアドバイスは苦手です。しかし全くの主観でも良いということであれば、写真が好きな人やこれから始めたい、という人に何らかのアドバイスはできるかな?と感じ、今回はカメラの選び方について書いてみたいと思います。

~カメラは何を買おうか?~

といっても本当にいろんな種類のカメラがあって、確かに初めての方や詳しくない方にとっては選ぶのは簡単ではないですよね。

コンデジ入門機、コンデジ中級機、コンデジハイエンド機、ミラーレス一眼、一眼レフ入門機、一眼レフ中級機、そしてフルサイズセンサーの一眼レフハイエンド機。

一般的なデジタルカメラだけでも、こんなにあります。さらに一眼レフならどのようなレンズを揃えるかも重要ですよね。

私は人にカメラ購入時のアドバイスをするときに、その方がどのような気持ちで写真を撮りたいと思っているか?をまず聞いてみます。

素敵な写真をたくさん撮って家族や友達に見せたい!ツーリングに行ったらきれいな景色の中で愛車をかっこよく撮りたい、人それぞれ様々あると思います。

そして何より「いい写真が撮りたい」という気持ちの情熱の温度を知るようにしています。私のように沸騰している人間ばかりでないのは分かっていますので。

情熱の温度が低いのに大きく重いカメラを買って、結局は持ち歩かなくなったり、値段の高い機種を買ってしまい使いこなせず、高い買い物だったと後悔させたり、そのような間違いがないように、どれくらい本格的に?趣味として極めたい?あるいは私のような写真が撮ってみたい(と言って頂ける方は稀ですが)?、なるべくヒアリングしてみます。

これから写真をやりたい!または新しいカメラを買って、さらに本格的にやりたい!という方の情熱の温度は最初は低くても大丈夫です。写真を撮る喜びを知ることにより、徐々に温度は熱くなっていくものですから。

上:リコーGR  下:ソニーRX100

全ての人の要求にぴったりなカメラは存在しません。現在のレベル、情熱の温度、どんな写真が撮りたいか、それと予算などに合わせて大まかな選択肢を作っていきます。

スリムなコンデジは機能が簡略化されている反面、持ち運びに優れているため気軽にポケットに入れて出かけることができます。カメラを持って出かけるのが面倒と感じることがないでしょう。

一眼レフは「よし!カメラ持っていくぞ」という意気込みが必要ですが、優れた画質と操作性では理想的な選択肢です。もちろんレンズを交換することにより表現の幅が広がるのも大きな利点です。

これだけはやめておけ!というカメラはほぼ無いと言い切って良いです。10年以上前は「これは酷いな」と思うコンデジはメーカーによって存在していました。特に家電系メーカーは派手な発色で画像を作ることにより綺麗に撮れているように思わせている「まやかしコンデジ」が多かったのです。



バカチョ〇カメラ(死語であり現在では放送禁止用語だそうです)でいいんだぁ~、私はオートモードだけでOK!みたいな方々に「まやかしコンデジ」は大ウケでした。当時、派手な発色は良い写真に見えたようです。

今はそういった需要のカメラはスマホのカメラ機能(カメラアプリ)にごっそり持っていかれたので、まやかしコンデジは消滅したと言って良さそうです。

多くの人が「写真を綺麗に撮ること」に必要以上に執着しているように思えます。これは昔は綺麗に撮ることさえ難しかった時代があり、そのことが記憶にそう遠くないのが原因でしょうか。画素数も同じで高画素なら偉いと思い込んでいるのも、何かの勘違いが流行してしまったのでしょう。貼り絵のように粗いデジタル画像は誰でも見た事があると思います。それって15年以上前の80万画素のデジカメとか、はじめて携帯にカメラの付いた写メールの時代の画像ではありませんか?個人的には1000万画素あれば十分だと思います。

決して画質はどうでも良いと言っている訳ではありません。確かに画質は良いに越したことはないです。ただ写真芸術史に残る名作写真や著名な写真家の傑作は、どれも何十年も前の古いものばかり。それらが最新のカメラの画像と比較して画質が悪いからと言って、現代に見たら駄作でしょうか?違うと思います。つまり画質や画素数は重要ではありますが執着すべきポイントではないですね、という話です。

ちなみに私の愛機EOS1Dxは1810万画素。2000万画素にも満たないんです。

現代のカメラで「綺麗に撮れないカメラ」なんて無いと思って大丈夫です。

割と不変的な意味合いでカメラの選び方のポイントを紹介します。

~カメラは使いやすいお気に入りであること~

ずばり、この一言につきます。

・使いやすいこと→ 写真を撮るときによく使う機能が簡単に操作できること。例えば電子ダイヤル(絞りやシャッター速度などを調整するもの)、露出補正、ISO感度の変更など。頻繁に使うのに複数のボタン操作で下の階層にいくカメラでは使いにくいのです。

それと構えたときの持ちやすさ。グリップのあるカメラを買う場合は手の大きさに合っているか。私の場合は手が大きいので一眼レフの入門機あたりではグリップが小さく、指先がボディに当たってしまいます。グリップの無いコンデジの場合はリコーGRくらいの本体の大きさが一番持ちやすい大きさです。

コンデジの場合、コンパクトなほど偉いと思っているミニマリストの方がいらっしゃいますが、小さいカメラは操作するボタンやダイヤルも小さく、手の大きな人には使いにくい場合があります。

手の小さい方はいくら高性能なカメラが欲しいと言ってもグリップが大きすぎてホールドできなかったり、または重く感じるようではダメです。



・お気に入りであること→買った後、お気に入りになるかどうか?それはあなたにしか分かりません。難しいかもしれませんが、なるべくたくさんのカメラが展示してある販売店に足を運んでみてください。いろんなカメラの中から、何となく「コレいいな」と思えるのはありませんか?レンズがやたら目立って、何となく良い写真が撮れそうとか、丸っこいのが好きとか、角ばっているのがレトロっぽくて好きだとか、専門的でなくて良いんです。

そういった何となく好きだ、が購入後にお気に入りになる要素だと思います。出かけるときにカメラを持って行こう、というとき稀に「面倒だな」と思うときもあるでしょう。そんな時にお気に入りのカメラだと持って行きたくなるんです。

 

用途に応じた機能は具体的に販売店の店員さんに尋ねてみるのも良いでしょう。あっと思ったときにすぐに撮影体制に入れるスナップ写真がやりたい、という方は電源の起動時間が早いもの、北海道ツーリングで雄大な景色を撮りたい、という方は画角が広角よりのもの、綺麗な星空を撮るぞ、という方は高感度でも低ノイズなものを、美しいボケが出せるカメラが欲しい方はレンズの解放値が明るいものを。このように具体的に質問を用意していけば、店員さんは最新のカメラの特徴を熟知しているので良きアドバイスがあるでしょう。

逆に質問に具体性がなく「いいカメラが欲しいんですが」「人気のカメラはどれですか」では店員さんのノルマに関係した製品を薦められる可能性がありますよ。

カメラ選びのお話はまたいつか続きをしますね。よく優秀な写真家の方は「カメラなんて何でも良い」とかカメラ好きは写真を撮らないとか、よく聞きますが。意味はよく分かりますが私は少しはカメラやレンズを楽しんでチョイスする、というのも大事ではないかな?と感じます。

カメラに拘りすぎるのも良くないですけどね。お金のかかることですし、この辺は極めて個人の自由だとおもいます。

 




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削ぎ落とせず着地点見えず<中級>ツーリング写真

みなさん、細胞レベルで写真撮ってますか?!・・・すいません少し古いですかね。ただ言ってみたかっただけです。

でもコレって良いですよね。細胞レベルっていうと何かこう遺伝子的なものを感じるというか。<上級>ツーリング写真で何度か出てきた黄金比(1:1.618)や白銀比(1:1.4142)は実は人間のDNAにある螺旋構造(1:1.618)フィボナッチ黄金螺旋と同じなのですから。

だから細胞レベルで・・・ってことはレオナルドダヴィンチの絵画のようなレベルでっていう意味でもありますよね。すごい!「細胞レベルで写真を撮る」ってダヴィンチレベルの芸術作品ってことです!

EOS1Dx+SIGMA150-600mmF5-6.3DG  F5.6 1/250 ISO100

さて上の作例ですが先日、細胞レベルで野宿してきた時のものです。

東京湾ごしの美しい富士山が望める野営地ですが、千葉からですとそんなに大きくは見えませんので望遠を使用しています。当然、望遠を使用するとなると、距離の関係で撮影位置は後ろに下がらないといけないのですが、この撮影現場は後ろに下がるほど高台になってしまい、どんどんハイアングルになってしまいます。



こうなると画面内での海の割合が広くなってしまい、脇役に徹してほしい海が主役のようになってしまいます。かといって広角レンズでは富士山は小さくなってしまいますしね。

唯一良かったのは画面の左後方から差し込む朝の光です。日の出直後の赤みをもった光源が被写体を魅力的にしてくれました。

撮っていながら「欲張りすぎかなぁ」と自問しつつ、主題の明確化に成功できなかった例でございます。つまり失敗写真。

望むもの全てが理想的に合致する写真と、ただの欲張り構図は紙一重です。望む全てで画面内を構成するなら、巧みな構図テクニックやレンズワークが要求されるとともに、現場でのラッキーな条件も必要だと思います。

例えば主題は富士山、海は色の要素として青を効かせるに留め、シーンを意味するバイク、テントはボカす、そしてこれらを画面内で大きさ、位置、ピント、などにより存在感を調整し最終的にデザインを完成させる。それは足を使って動き回ったり、別のレンズを試して距離感や背景の範囲を調整したり。そしてそれらが可能な撮影現場であること。これらが揃って、はじめて望むもの全てを画面内に理想的に構成できるのだと感じます。

無理な場合は断腸の思いで捨てがたい要素を削ぎ落していくしかありません。この写真なら富士山を入れないとか、前ボケとして効かせた草地を諦めるとか。

口で言うほど簡単ではありませんが、最初に欲しかったイメージが叶わない現場だと分かれば、別の観点で最良のカットを狙うしかありません。この作例ではそれができなかったのですね。

今回は少し分かりにくい話だったでしょうか・・・。これは写真家が現場で味わう、ある種の苦しみなんですよね。ここだ!と答えが見つかった瞬間は嬉しいものですが、いつもうまくいくとは限りません。

ところで千葉は平地が多いせいか野宿に適した場所が少ないです。野宿旅が好きな自分にとって、遠く足を延ばさなくても楽しめる場所って限られます。この場所は私の知る限り房総半島で最高の野営地だと思うのですが、いつまで使えるか怪しいものです。

千葉にも良いキャンプ場はありますが、選択肢は少ないですね。道志渓谷のキャンプ場銀座と市原市のゴルフ場銀座を交換してほしい気分です・・・が無理か。

 



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理由なき△△こそが駄作の証し<初級>ツーリング写真

みなさん、写真を撮って心ときめいていますか?「心ときめく」ってなんだか小っ恥ずかしいですけど、結局写真をやっているってそうゆうことなんです。近しい人に写真に対する思いを語ったり何だか照れませんか?奥さんに「あなたいつから芸術家気取りなの?」なんて笑われたりして。

照れ隠しで自分の写真についてコメントするとき、ついおチャラけて撮影裏話をしたり、笑いをとろうとするのは良くないです。なるべく早い段階でおチャラけは卒業しましょうね。

むかしメーカーで働いていたときの仲間に偶然会って、ブログにアップしていた写真を見たよ!と言われ、何を言われたか記憶にないのですが兎に角バカにされて嫌な思いをしたことがありました。またその当時は大した写真も撮っていなかったので、バカにされても反論もできないと悔しかった記憶だけが残っています。

当ブログでは単に写真が上手になりたい!ではなく、芸術写真を目指していきます。芸術を目指すなんて言うと、ほんと誰かに言うのも恥ずかしいです。しかし隠していても、いつかは自分のやっていることにヤジを入れてくる人は出現します。そんな時のためにも自分の中で写真芸術に対する志を確固たるものにしておきましょう。もちろん現時点での写真の上手い下手は関係ないですよ。

写真を発表するようになると、必ず自分の望まない反応を受けることがあります。想定外なほど嫌な思いをしたら「あ~この方は芸術とは無縁の人生で、ほんと気の毒なんだなぁ」と哀れみの意で許してあげましょう。

そもそも、その人がそんな事を言ったのは、あなたの作品がダイヤモンドの原石だからなのです。磨かれて輝きを放ったら羨ましすぎるな、という嫉妬心なのでしょう。そこらへんの石なら何も言ってこないはずです。

さて、今回の<初級>ツーリング写真の解説を。当ブログで度々でてきた「○○だから△△した」の法則を思い出してください。今回はなるべく話が難しくならないよう「△△になっちゃった」はダメですよ、というお話。

写真にはよく聞く基本ルールみたいのが存在します。日の丸構図はダメ、三分割で撮ろう、逆光はきれいに撮れません、みなさんも聞いたことがあると思います。これ、全て嘘です。

ただし、これらの基本ルールみたいのは理由あればいくらでも壊して良いです、という事で理由なく△△になっちゃったは駄作以外の何物でもありません。

 

EOS1Dx + SIGMA150-600mmF5-6.3DG F6.3 1/500 ISO100

こちらの作例をご覧ください。北海道の最果て感あふれる野付半島でのひとこまです。

三分割を明らかに無視しています。バイクはやたら画面の端っこ、観光バスはずいぶん上のほうです。このとき私は寂れた景色に続く道の表情を慎重に観察し、画面内に構成しました。道の存在が主役であることを強調させるため、被写体のバイクはわざとどいてもらったのです。まさに道をあけるとはこのこと。

このように理由があって「敢えて」壊した基本ルールはOKなのです。そういった理由なしに基本を無視している写真はイマイチ。似ているようですが全く別物なんですよ。



もう1つ作例を。

EOS1Dx + SIGMA35mmF1.4ART F8 1/100 ISO100

漁港に捨ててあったタイヤと漁具である網でしょうか?午前の光をあびて西洋人形を連想するような美しさを感じたので撮影に挑みました。見てお分かりの通り日の丸構図です。日の丸構図は一般によくダメですよ、と言われていますが、実は日の丸構図というのは主題を明確にする有効な構図でもあるんですよ。富士山などのシンメトリーな被写体なんかにも良く採用されていて、安定感もでます。もちろん基本ルール通り、ダメな場合もありますけどね。

今回は撮影者が被写体の魅力だと感じた部分を、有効に表現するための手段として、三分割を無視したり日の丸構図を採用するのは良いことなんですよ。というお話でした。逆にそういった理由もなく△△になっちゃった写真というのは、残念ながら人の心を打つ傑作写真には成り得ません。

基本ルールとその壊し方については、他にもいろいろな例がありますので、分かりやすい写真が撮れたらまたご紹介しますね。

それとみなさん、失敗写真を避けるのではく失敗はたくさん撮って大丈夫です。むしろ失敗はあって当たり前ですので、なるべくたくさん撮りましょう。昔からの優秀な写真家の方はデジタル世代は無駄切りが多いと苦言される場合もありますが、練習なのですからね。フィルム代がかかる訳でもないですし、ましてや環境破壊にもなりません。

帰ってパソコンのモニターを見て、イマイチな失敗を眺めながら何が足りなかった考えるのも良い練習なんですよ!

 



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最高のバイク旅はいつもスピリチュアル

2017年5月 千葉県大網白里町

四半世紀以上にわたってバイクに乗り続けている。最初は峠やサーキットでスピードやライテクの追求、それからバイクのカスタマイズとかオフロードを走ったりとか、割と普通な個人的趣味にすぎなかった。

やがてツーリングの魅力にはまり、北海道まで行ってキャンプなどするようになり、いつしか旅人を気取っていた。子供の頃から単独行動派だったけど、バイクに乗る時はやはり1人が良い。もし複数で走るのなら、本当に気の置けない仲間と年に1度くらい走れれば十分だ。

かなりの距離を走った記憶がある。以前はバイクに関連した職業だったことも。それでも自分がなぜバイクに乗っているのか、なぜ旅をするのかは今でも説明はできない。

どこかに行きたい、という人間元来の欲望か?先祖からある旅精神が宿っているためなのか?美しい景色とか、その土地の文化とか、道とか、ましてや温泉や食べ物なんて、本当はどうでも良いのかもしれない。

もっとスピリチュアルな何かによって、自分はバイク乗りとして生かされているのかもしれない。



~人にはそれぞれの役割がある~

誰かがそう言っていた。人はみな何かの役割を果たすため、この世に生まれてきたのだと。それが本当なら自分の役割とは何だ?以前、転職に二度ほど失敗をした。収入面や将来的な安定などを考えて慎重にやったつもりだが、何をやっても、どう頑張ってもうまくいかず挫折した。その時「自分はこの星の下ではないんだな」と感じた。

自分の進むべき道は自分が本当に望む道が一番正しい。それは旅と一緒だ。

今は自分の望む道が何なのか明確なので、それに一直線に進むのみ。迷うことはもうしない。もしかしたら、このまま続けていけば、いつか自分を必要とする何かに出会うかもしれない。

なぜこれをバイクで?と問われれば「今の自分を爆発させる全てだから」と答えよう。

 

こんな風に例えてみよう。いま目の前に歯車などの部品がいくつも転がっている。全てバラバラだ。そこがスタート地点。何かを成し得るために組み立てねばならぬ。しかし説明書などは無く紛らわしいお手本なら転がっているが、それを読んでも何かしっくりこない。

悩みながら組み上げて生きてゆく。するとある日、いくつかの歯車はピッタリと噛み合い自分の望むとおりの動きをした。しかしその時点では、まだ沢山の他の歯車がバラバラのまま。

そして暫くするといくつかの歯車が噛み合ったグループは2つ3つと出来上がっていく。しかしそれぞれのグループは関連性がないように見える。

人生の中で最悪な時期というのは、誰にでもあるだろう。そこを腐らずなんとか乗り越える。またはやり過ごす。とにかく腐らない。すると以前に組み立てた幾つかのグループが、あることに気が付いただけで全てが完全に合致して完璧な動きを見せる。

最初は偶然と感じるだろうが、きっとそれは必然であり、そのように何かに導かれて生かされているのだろう。

太平洋からいずる美しい月夜。

最高のバイク旅はいつもスピリチュアルだ。

 



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1ヶ月で上達する毎日スナップの真髄

みなさん、いつも究極のツーリング写真 touring-photography.comを見ていただき有り難うございます。当ブログは開設して1ヶ月を経過しましたが、何とか方向性も決まって軌道に乗り始めたかな・・・といった感じでございます。

私はあまりネットやパソコンに詳しい方ではないので、サーバーと契約して独自ドメインを取得したブログなんて、少し無理をし過ぎたかな?とも感じていますが、とにかく世界中探しても他にはないオンリーワンブログを作りたかったので、その気持ちだけが先走ったとも感じます。

オンリーワンとは「オートバイツーリングの魅力を芸術写真とし、それらの作品を生み出すフォトグラファーを育成する」というブログは他には存在しない、という意味です。賛同、見るだけ、全く自由です。バイクに乗っていない人も、写真に興味なかった人も、みんなに見ていただきたい…そんな想いでございます。

  1. 旅を知らない人々に旅の素晴しさを
  2. バイクの世界を知らない人々にその魅力を
  3. 写真の楽しさを知らない人々にその喜びを

 

バイクツーリングという旅の世界を芸術写真として発信していきたいです。そして仲間を募集します。

さて今回は久しぶりに毎日スナップの話題です。写真はゴルフやピアノのように、とにかくたくさん練習すれば、その分どんどん上達します。これは構図を作るための足であったり、被写体の魅力を見極める目であったり。身体的な学習部分が多く含まれるからです。

旅に出かけたとき、バイクに乗るときだけ・・・ではカメラを手にする機会そのものが少なく、上達の機会が減ってしまい勿体ないです。すごく古いのですがコダック社の「良い写真を撮る為の TOP10 TECHNIQUES」で1番目に「いつもカメラを持ち歩き、いつでも撮れるようにする」とあります。全くその通りだなと、私も共感します。

 

少し前に自宅のベランダから撮った夕景です。雲のエッジが輝いたのはほんの数十秒でした。

 

通勤電車の窓から撮った1枚です。仕事でとても疲れていましたが、この1枚に救われました。

 

職場の近くの公園で撮りました。美しい光がたまりこんでいる空間を見つけました。



少し前に撮った椿。昼休みに発見し、色の要素で遊んでみようと倉庫からブルーシートを持ってきて、それを背景にして撮ってみました。

 

これも職場の近くで休憩時間に撮影しました。カメラを肌身離さず持っていれば突然の絶景もすぐに迎撃態勢です。

 

どうですか?全て休日ではなく仕事の日に撮った写真なんですよ。楽しそうでしょう?被写体はそこらじゅうに存在します。誰も気が付いていないのです。こうやって毎日、写真を撮って遊んでいるだけで、いままで気が付かなかった魅力的な被写体や光を見つける「目」が養われていきます。

最初は意味のないことに感じると思います。私も毎日スナップをはじめたばかりの頃は、撮った写真を見ても面白くありませんでした。しかし毎日続けていると少しづつ少しづつ、何かが良くなっていきます。

写真を始めたばかりの方なら1ヶ月で上達が実感できるでしょう。

それを1年、2年継続すると見違えるほど良くなるんです。そうして鍛え上げた目と足とセンスで旅に出れば、それは素晴しい傑作が生み出せることでしょう!

 



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