ツーリング写真<上級>空気遠近法と赤色

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、いま気になるバイクってありますか?私はやはりホンダCRF1000L アフリカツインアドベンチャースポーツが気になりますね。発売時期はいつなのでしょう?写真を見るとカラーリングがとても好みです。

しかしCRF1000L アフリカツインアドベンチャースポーツって長い名前ですねぇ。もしこのバイクを買ってブログやSNSをはじめたら、いちいちCRF1000Lアフリカツインアドベンチャースポーツて打ち込むの面倒ですね…。アフリカツインアドベンチャースポーツ…




そういえばバイク用品メーカーで開発をしていた頃、新製品の名前を考えるときに登録商標でけっこう苦しんだ想い出があります。こんな名前がいいな、と思った幾つかの候補を特許庁のホームページから簡易検索をかけるのですが、大抵はホンダが登録していて使えないのです。

例えば少し前に流行ったスーパーモタード。これもホンダが持っている商標で(今は分かりませんが)そのためドカティは「ハイパーモタード」、KTMは「SMC」「スーパーモト」としているのです。ちなみに私が10代の頃は今で言うスーパーモタードは「スーパーバイカーズ仕様」と呼んでいましたよ。

また話が脱線してしまいました...まあ気になると言ってもCRF1000Lアフリカツインアドベンチャースポーツ、買わないと思いますが…。

さて今回はツーリング写真<上級>として空気遠近法と色のお話をちょびっと。

EOS5D mark2 EF70-200mmF2.8L  F8 1/250 ISO100  2011年5月 山形県鶴岡市

こちらの作例をご覧ください。もう7年も前に撮った写真ですが山形県の出羽三山 湯殿山で撮影した1枚です。

5月とはいえ沢山の雪が残る山の景色。その中にひときわ存在を放つ鳥居。望遠レンズを使っているので画面は圧縮されています。すなわち遠近感はなくなるはずですが、不思議と遠景の山は遠くに存在するのが感じ取れます。

遠景は空気の霞みによって青みをおびます。人間は風景を見た時の感覚で青っぽいものは遠くと認識するため遠近感を感じとれるのです。これを空気遠近法と言います。




今回は空気遠近法の話とは別にもう1つ、デザイン要素の中でも重要な「色」の要素として進出色、暖色の中で最も強烈な赤色のお話を。

撮影シーンにおいて赤色の要素を発見したら、要チェック&要注意です。赤であるというだけで存在感はかなり強烈であるのは、皆さんもご存じだと思います。特にこの作例のように全体が無色彩、モノトーンに近い場合は尚更です。

画面を最初に組み立てるとき、赤い被写体の存在には細心の注意を払って、被写体のそれぞれの役割、存在感のボリュームを調整していきましょう。

それと赤や黄色は彩度を調整したときの色飽和などにも注意が必要です。ピクチャースタイルやフィルター効果を使う人、レタッチの時に彩度を調整する人は気をつけましょう。

今回はこの辺で!

 





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ツーリング写真<番外編>コクピット風景 走行写真の撮り方

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、皆さまはどのようなきっかけで当ブログを知りましたか?

本格運用から4カ月が経ちましたが、いま私が驚いているのは読者層です。変なコメントが全く入らないのです。私が以前にやっていた無料ブログは例えば「ツーリングの写真を鉄道写真のように芸術的にしたい」などと言うと、一見さんの読者から「ツーリングの写真を芸術的に撮るなんて普通は誰も考えませんよ」なんて悲しいコメントが入ったものです。

究極のツーリング写真では、多くの方に見て頂きたいという思いもあり、ある程度は変なコメントには覚悟はしていたのですが、驚いた事に全くないんですよね。ブログのコンセプトを明確にしているので、本当に共感していただける方しか、見に来ないのかもしれません。大変有り難いことです!

さて今回のツーリング写真解説は番外編として、コクピット風景からの走行写真の解説です。色々と安全面の配慮が必要なので初心者(バイクの運転が)の人は真似しないでくださいね。

EOS1Dx + EF14mmF2.8L F16 1/30 ISO250

まず撮影方法を解説する前に、安全面のお話からいたします。絶対に片手運転はダメ!スピード感は出すけどスピードは出さない!カメラを落とさない!って言われなくても分かりますよねぇ~

さて上の作品の解説ですが、数年前ですが秋の舗装林道で撮った1枚です。この作品は雑誌アウトライダーのツーリング写真コンテストで掲載されました。光の差し込む木々のなかを颯爽と駆け抜ける様子を作品化した1枚です。

この空間を駆け抜ける感じとは、まさにオートバイに乗る事の喜び。それを表現するにはスローシャッターを使って風景を流す事です。このように駆け抜ける爽快感が表現できれば、もしオートバイに乗ったことのない人が見ても「ああ、バイクって気持ち良さそうだね」と感じていただけるかもしれません。




人は本能的に空間を駆け抜けることに、爽快感や快楽を感じるようにできています。子供がブランコに乗ったり、天気の良い日に自転車で坂を下ったり、スキーやスノーボードで斜面を滑り降りるのも、みんな空間に露出した肉体が駆け抜ける感じですよね。

スピード感を出すのにスローシャッターに設定する以外に、注意点が1つあります。それは風景です。近くに壁や木などの物がないと流れてくれません。景色の開けた海岸線とかではイマイチ流れてくれないのです。できれば写真のように木々が生い茂っていたり、トンネル状になっていると良いですね。

シャッタースピードの設定はバイクのスピードによって異なります。この写真の場合は狭い舗装林道ですので、せいぜい30km/hくらいしか出しません。そのスピードで景色を流すとなると1/40か頑張って1/30のシャッターが良いでしょう。シャッター速度優先モードで設定してくださいね。

遅いシャッターに設定すると、おのずと絞り込まれるのでシビアなピント調整は不要になります。オートフォーカスに設定しておくと、走行中は合焦しにくいので、マニュアルフォーカスにして無限遠あたりに固定しましょう。

焦点距離はコクピットの様子がなるべく写るように、できるだけ広角を使います。私はいつもバイクに乗らない人が見ても意味が分かる写真を心がけています。メーターとスクリーンくらいしか写っていないと、分からない人が見たらバイクだか何だか伝わらない写真になります。

カメラの固定方法は私の場合は重量級の一眼レフなので(先日、軽量級に買い替えましたが…)、ストラップを短くして首からかけているだけです。R1200GSのようなアップライトなポジションで、カメラが一眼レフだ、という方はこの方法がお勧めです。乗車姿勢が前傾のスポーツバイクやコンデジの方は何かしらの手段でカメラをマウントさせるのが良いですが、シャッターが遅いので振動による影響がでないよう工夫してください。




シャッターは走行中は押せないのでインターバルタイマーを使います。メモリーカードの容量に余裕があれば1秒毎くらいの設定で良いと思います。道の段差やギャップを通過時はカメラの縦ブレに気を付けてくださいね。

ところでこの写真、オフロードヘルメットのバイザーをイメージしてレンズの周囲にある工作を施してみました。本物の運転中のライダーの視界を再現させたのです。この方法は、今回はスペースの関係で割愛しますが、当然ながら入念な準備と試行錯誤が必要なので、現場で思いついてやった訳ではありません。

お風呂に入っている時や満員電車に揺られているときにひらめいたアイデアなんです。

走行写真は写真における構図やデザインなど、難しい部分は考えずに楽しめるのも魅力ですね。決して簡単ではありませんが、マンネリにぶつかった人は挑戦してみてはどうでしょうか?

楽しいですよ。





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CANON EOS 6D mark2使ってみました サンプル画像あり

前回の続きといいますか、6D mark2の初期設定などのお話を少々。あとサンプルの画像を撮ってきましたよ!

まずはメモリーカード。必ず国内正規パッケージを購入しましょう。パッケージの無いバルク品、輸入パッケージ品(コピー商品が多い)、やたら安いネット通販は記録スピードなど本来のパフォーマンスが出ないだけでなく、ファイル破損や不具合が多いです。

以前に輸入パッケージのCFカードで非常に苦い思いをしました。北海道のツーリング写真でカードの不良でファイル破損があったのです。写真家にとって最悪の事態とは撮影した写真を何らかの理由で失うことです。なるべく安く買い物したい気持ちはよ~く分かりますが、ネット上の通販サイトでは如何わしい品物が散見されますので気をつけましょう。レキサー、サンディスク、トランセンド、東芝などの信頼できるブランドであり、国内正規パッケージ品を買う、これが鉄則です。(特にサンディスクのコピーは多く出回っているので注意!)

最初にカードを入れたら必ずカメラで初期化しましょう。

これ、当たり前のようで実はやっていない人がおられるようです。カードは必ず使うカメラで初期化(フォーマット)すること!パソコンで初期化したり、別のカメラで初期化したり、そもそも初期化しないで使ったり、トラブルの原因ですので気をつけましょうね。そのカメラで初期化という事は他のカメラとカードを使いまわしする事もいけません(絶対ダメではありませんが、良くないです!)。あと仕事で使うエクセルだのパワポだのの関係ないデータを入れるのなんか論外ですからね。

ちなみに写真の64GBを6D mark2に入れると撮影可能枚数は1646枚と表示されます。以前の愛機EOS1Dxの時は同じ64GBを入れると表示では1999枚(それ以上表示できない)確か2100枚くらいだったと記憶しています。これはCMOSセンサーが1Dxが1810万画素だったのに対し、6D markⅡが2620万画素と高画素になっているからと思われます。

なので当然、連射時のカードの記録スピードでも6Dmark2の方が不利な状況と推測されます。

次に作業用色空間の設定です。デフォルトはsRGBですがLightroomやPhotoshopを使って画像を仕上げる人は、ここをAdobe RGBに変えます。これでRAWの豊富な色情報を損なわずに作業できます。しかしAdobe RGBに対応したモニターで作業できないと、あまり意味がありませんが。プリントの仕上、キャリブレーションなどをやる方は必須です。

次に著作権情報と作成者の名前の入力です。これ自体はあまり意味がありませんがデータがExif付きで盗難された場合に、一応はないよりは有った方がよいと思います。カメラを中古で買った人は前の持主の名前が入っている場合があるので、必ず確認しましょう。




という事で、きのう早速ですがEOS6D mark2を持って走りなれた南房総のツーリングルートを走ってきました。レンズとの相性の確認という意味でサンプルをアップいたします。

EOS6D mark2 + SIGMA35mmF1.4DG ART F10 1/250 ISO100

↑まずは私の大のお気に入りであるシグマの35mmF1.4ARTです。こういったダイナミックレンジなど気にしなくて良いシーンでは、EOS1Dxと比較しようが、純正Lレンズと比較しようが決定的な相違点は見当たらず、概ね良好です。1Dxの1810万画素から2620万画素へ高画素化されましたが、それによってサードパティー製レンズのボロが見えてくるか?とも心配しましたが全くありませんでした。SIGMA35mmF1.4は同社がフルサイズセンサー用に開発した、非常に良く写るレンズです。もちろん6D mark2との相性も抜群でした。

 

EOS6D mark2 + canon EF14mmF2.8LⅡ F11 1/180 ISO100

続いて超広角レンズ キャノン純正 EF14mmF2.8LⅡです。開放なども試してみましたが周辺光量なども問題なく良好です。若干の逆光ですが鮮やかに描写してくれた1枚です。この写真、ハイアングルで撮っていますが早速バリアングルモニターが役に立ちました。この近くには登れるような段差や高い場所はなく、頭上高くにカメラをかざしてモニターを見える角度に調整し撮った1枚。バリアングルモニターの無かった以前のカメラでは、ブラインドショット(つまり勘)で撮っていたのですが、嘘のように快適かつ確実な撮影ができるようになりました!




 

EOS6D mark2 + SIGMA150-600mmF5-6.3DG C F6.3 1/80 ISO100

さいご、望遠レンズでのサンプル画像。鉄分でスイマセン… 600mmまで引っ張った写真はこれしか有りませんでした。これは光の差し込む部分と暗部が混在する、ダイナミックレンジが要求されるシーンです。ご覧の通り、暗い部分のディティールもしっかり存在し美しい1枚になりました。これでLightroomでの調整はほぼ無しです。

しかし、この写真はAIサーボを使用した連射モードを試したのですが、途中から連射が失速してしまい、一瞬焦りました。この辺は最も得意とするEOS1Dxからの比較対象ですので、ちょっと6Dマーク2が可愛そうでしたね。きっと80Dに比べれば良いのでしょうが。ただ奥行き方向に遠ざかっていく小湊鉄道の車両は、ピントを外すことなく確実にAIサーボが追従してくれました!

総合的に考えて全く問題なし、というか優秀すぎるカメラでした。軽くなったボディのお陰で望遠ズームを手持ちで振り回しても、汗が垂れてくることありません。自撮りするときも従来はタイマーコントローラーTC-80N3を装着させて使用していましたが、6Dmark2はインターバル撮影機能が内蔵されているので、それも不要になりました。

一気に小さくなったボディのホールド感については、慣れの問題で解決しそうです。唯一、寂しく感じたのは1Dxの日本刀で切り刻むような鋭いシャッター音から、「スコッ」という少し情けないシャッター音になってしまったこと。まあ、良く言えば静音シャッターなのですけどね。

そして我々オートバイ写真家にとって悩みどころとも言える、撮影機材のバイクへの積載の問題。これについては重く大きいEOS1Dxから買い替えたこともあり、トップケース ヘプコ&ベッカーALU EXCLUSIV内にスペースの余裕ができたので、今回のようにCANON EF14mmF2.8LⅡ、SIGMA35mmF1.4ART、SIGMA150-600mmF5-6.3DG Cと3本ものレンズを収納してツーリングすることが実現できました!

という事で、今回はキャノンのフルサイズ機の入門用とも言える EOS6D mark2 の使用感についてレポートしてみました。

70Dや80D、またはKissシリーズを使っている人に、はじめてのフルサイズ機という意味でもお勧めです。

今回は珍しくカメラのお話でした!!!




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EOS6D Mark2がバイクツーリング用に理想的なカメラな理由

EOS 6D mark2に買い換えました。EOS1Dxは手放して…

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さん、皆さんはどんなカメラを使われていますか?私はどうも光学ファインダーがないと落ち着かないので、EVFの付いた高性能なミラーレス一眼とか、ダメなんですよねぇ~。

私と同じように光学ファインダーの付いた一眼レフ派!という方に、今回はツーリング写真の解説はお休みして、カメラの話題でございます。とくにキャノンユーザーさんにはオススメの内容です!

買ってしまいました!新しいカメラ!

右が今まで愛用していたEOS1Dxで左が今回買ったEOS6D mark2です。この大きさの違い…

今回、なぜ私がメイン機を買い換えたかと言いますと、EOS6D mark2のバリアングルモニターの利点を生かし、新たに面白い写真に挑戦してみたいこと、バイクに積む撮影機材のボリュームとして、ボディを小型軽量化してレンズ(またはスピードライト等)を1本増やしたいこと。

EOS6D mark2のBluetoothやWi-fi機能といった無線機能、それを生かしたスマートフォンでの遠隔操作など、これも新たにやりたい写真に重宝しそうなこと。GPSロガーが内蔵されているので撮影スポットをいつまでも正確に記録しておけること。

今まで使っていた1Dxが市場価値として、まだそこそこの相場で売られていること。つまり今が売り時…というのも、もう1つの理由です。




カメラというのは主観ですが5年サイクルで一世代ではないかと思います。1Dxの発売が2012年で6D mark2の発売が2017年なので、ちょうど一世代の違いのあるカメラだと思うのです。

例えば2012年当時、キャノン一眼レフ EOSシリーズの最高峰であるEOS1DxにはイメージセンサーやAIAFなど、各所に最新技術、最高のものを採用していました。しかしこれが一世代経つと、その機能はスタンダードとなり中級クラスに反映されるものです。そう考えると、EOS1Dxから2つもグレードダウンしたEOS6D mark2であっても、肝心な部分は大差はないと言ってもあながち間違いではありません。

もちろんシャッターや堅牢なボディなど、ソフト的な部分を除いた意味では大きな違いはありますが。

↑EOS 6D mark2 私のデカい手には可愛すぎるボリューム感。

↑いままでの愛機 EOS1Dx 私の手にジャストサイズ。このカメラ、バイクに例えるとR1200GSアドベンチャーです!(深い根拠無し)

6D mark2 を構えた感じ。こうやって写真で見ると、手の大きさに対して小さすぎるように見えますが、実際のところ問題ないです。

背面のバリアングルモニター。このように液晶の面を内側にしておくことが出来ます。バイクに積載する我々にとって、液晶面を守れるので有り難いです。指紋だらけで見にくくなるのも防げます。

バリアングルモニターを開けたところ。程良い硬さで好感がもてます。しかし気を付けないとヒンジ部分や可動部分は、何かにぶつけたり強風で三脚ごと倒れた!なんてときに容易に破損させてしまいそう。しかし!この機能があれば、カメラを直接地面に置くくらいのローアングルや、頭上に手をかざして撮るハイアングル時はとっても重宝するはずです!

 

 

モニターを表向きにしたところ。通常、使っているときはこの状態です。タッチパネルになったのはスマホの操作に慣れた人には嬉しいことです。今まではメニュー画面の項目の移動も電子ダイアルの操作でしたが、選びたい項目をタッチすればOKです。

何よりライブビュー時にピントを合わせたい位置にタッチしてシャッターが切れるのはすごい。この機能をどんな時に使うのか?今は思いつきませんが進化を感じる部分に間違いありませんね。

実は6D markⅱはマグネシウムボディではなくKissなどと同じ樹脂製ボディ。しかし樹脂ボディと言ってもガラス繊維で強化されたポリカーボネイト製です。軽量化(コストダウンも?)を狙ったためと思われますが、意外なほどチープさはなく、言われなければ樹脂ボディーと気が付かないほどです。

それにキャノンはこの6D mark2は5D mark4に匹敵する防塵防滴性と言っています。バイクに積載して過酷な環境下での使用もあり得るツーリング写真では重要なメリットと言えますね。

 

グリップしたところ。少し手に余りますが使いやすいものです。ボタンの位置関係は歴代のEOSと大きな違いはありません。私が撮影時に頻繁に押すボタンは親指AF、絞り込みボタン、電子ダイアル、サブダイアルです。どのボタン、ダイアルも操作性は良好です。

これは愛用しているフィルム機 EOS7sと並べたところ。ほぼEOS7sと同じくらいの大きさです。カメラ屋さんで見たときはEOS5D mark4より少し小さく、EOS80Dより若干大きいか同じくらい、といった印象でした。一言でいってしまえば標準的な一眼レフの大きさです。

フィルム機とデジタル機での決定的な違いは後ろから見たところ…

 

EOS6D mark2にSDカードを入れるところ。いままでメモリーカードはCFカードでしたが、今度からコンデジと同じSDになりました。CFカードは正規パッケージ品だとすごく高価なので助かります。出先で入手したい場合でもコンビニや普通の電気屋さんで入手できるのも良いですね。

↑こちらはEOS1DxのCFカードを入れるところ。重宝していたダブルスロットですが、これは諦めねば…




EOS6D mark2 の操作部として、購入前に不安だった部分がこれ!サブ電子ダイアルとコントローラーが簡素化されて同じ位置になっていたこと。しかし、操作してみましたが何とかOKと言えそうです!親指で触れている部分の外側がサブ電子ダイアル(主に露出補正)で内側がコントローラー(ライブビュー時などの拡大部の操作など)。

そして大のお気に入りレンズ SIGMA35mmF1.4ARTを装着したところ。軽い!本体685gに軽量な単焦点レンズの組み合わせです。今までEOS1Dx(本体1340g)の重さについては少し瘦せ我慢していました。軽いのがこんなに幸せとは!

↑これは望遠ズームレンズ キャノンEF70-200mmF2.8Lを装着したところ。さすがに望遠ズームとのバランスはEOS1Dxの方が良いですね。見た目もプロっぽいです。ただEOS6D mark2も決してレンズ負けしたようなアンバランス感はありません。

 

私のiphone7にキャノンcamera connectというアプリを入れて6D mark2と接続してみました。もう少しスマホ側モニターにレスポンスよく反映されると思っていましたが、思いのほかモッサリしていました…使えないかなぁ。後で実践で試してみます。

GPSマークが表示しているところ。電源を切った状態でもGPSを受信し続けることが出来るのでツーリングロガーとしても使えそうです。ただしバッテリーは消耗するようですが。

以前から愛用しているダイアグナルの忍者ストラップを装着しました。このストラップは簡単に長さ調整できるので便利なんです。

EOS1Dxはプロ機、著名な写真家のカメラという印象ですが、我々アマチュアのニーズにも十分応えてくれる使いやすいカメラでした(もちろん高価なのはアマチュアに優しくありませんが)。

3年前、私は厄年のせいか良いことがなく、いろいろ考えていた時期でした。なにをやってもうまくいかないので、得意な事、好きな事を延ばそうと思い「バイクツーリングと写真」の道を極めようと決意しました。

その決意表明的な意味で、実際には必要でもない超高性能カメラ EOS1Dxを入手したのです。実際にEOS1Dxを使って驚いたのは、まず使いやすいこと、そして手になじむこと。言葉では言い表せないパワーで撮影者の情熱を引っ張ってくれる、そんなカメラでした。

そして実際にEOS1Dxは私を前進させてくれました。みなぎる写欲、カメラに相応しい傑作を撮らねばと駆り立てられたものです。約3年の間で10万ショット以上を撮りました。

ここで一度、EOS1を卒業して新たな写真に挑戦してみます。EOS6D mark2で撮った写真は当ブログ 究極のツーリング写真で公開していきますのでお楽しみに!!




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EOS6D Mark2がバイクツーリング用に理想的なカメラな理由

ツーリング写真<初級>心構え☆目指すは芸術家!

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、まだまだ朝晩は寒いですけどツーリングに出ると「小さな春」を発見できる季節になりましたね。

当ブログは2017年11月から本格運用を開始して3カ月が経過しました。当初、オートバイ写真をより芸術的に盛り上げて行こう!という趣旨ではじめ、現在も進行中なのですが、難しい壁は初心者の域から卒業できないで苦しんでいる方々の救済。既に上手な方は少しのヒントでステップアップできるのですが、いつまでも初心者のような感じの方って結構多いと思うのです。

究極のツーリング写真 <初級>ツーリング写真解説として多くの投稿で解説してきましたが、私自信とても悩んでいるのが「大事なことが説明できていない!」ということ。それが何なのか未だによく分からないのです。

とにかく何かこう初心者の方々に伝えたい大事なこと。でも誰も教えてくれないこと。それを明らかにして発表したいのですが、考えるほど「そうじゃないなぁ~」と思ってしまう。




今回はそんな私自身のもどかしさから、「心構え」みたいなお話をしたいと思います。

F6.3 1/160 ISO100

こちらの作例をご覧ください。地味でしょう?デザインとか光の使い方とか、特別これと言って何かした訳ではない写真です。強いていえば船体のディティールを図形と捉えて画面内に堂々と配置したこと、手前側に地面でスペースを作ったこと位ですが、まあ普通ですよね。

ストーリー性を加える要素は自転車に乗って去りゆく女性です。待っていれば、こういった偶然は容易に手に入れることができます。

こういった普通っぽい写真は悪く言えば平凡で驚きや感動はありません。反面、よく見ていると素朴な風景にも思えて、懐かしさや「ほっとする」安心感をも感じます。

なかなか初心者の域を卒業できないで悩んでいる方は、まずはこういった写真を撮ってみましょう。上手ではないけど良い写真です。コツは少し意図的に地味な写真を目指す事です。上達したいと願う気持ちは、時として写真を良く見せようという欲が働いてしまい、それが悪さをするときがあるからです。

肩の力をぬいて「ありのまま」の情景をシンプルに切り取ってみましょう。

ここで質問です。あなたは写真が上達したら、どんな人になりたいですか?

1.高性能、高機能なカメラを完璧に使いこなせる人

2.現実の風景を忠実に再現でき、綺麗な画像として撮れる人

3.カメラ、レンズ、ライティングなど機材の知識が豊富で何でも知っている人

4.雑誌やポスターやカレンダーなどに載っていそうな綺麗な写真が撮れる人

5.ソフトウェア―を使って画像の加工や調整を何でも自在にできる人

どうでしょう?当てはまるものはありますか?





写真と一言でいっても色々です。商用カメラマンの世界では商品のカタログや雑誌で使うカットを専門に扱っている人、ブライダル写真や七五三などの記念写真をスタジオで撮る人、マスコミなどの報道関係・・・ほんと色々です。こういった世界では1~5は重要なことかもしれません。

あなたはドコを目指しますか?当ブログ 究極のツーリング写真が好き。バイクツーリングが好き。旅で出会う世界に魅了されている!という事であれば1~5のどれでもないと思います。

目指すは「芸術的な写真を撮れる人」です。恥ずかしがらずに思いっきり芸術家を目指しちゃいましょう。

人に感動や共感を与える、旅やオートバイの世界を伝える、誰かの人生に影響を与える、こういったことは芸術です。芸術は表現であり個性であります。表現することを決して忘れず、個性を打ち出す芸術家を目指しましょう。

カメラの操作方法なんて後で覚えれば良いです。明日から「芸術写真を撮るんだぞ」という心構えでシャッターを切ってみてください。

きっと「写真っていいもんだな」と感じるはずです。





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ツーリング写真<中級>確実に役立つ心理誘導テクニック

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、ユニークな写真を撮って遊んでいますか?いつもこの冒頭のご挨拶の部分、なんて書くか悩むんですよね。毎回同じ挨拶するのも嫌ですしね。本当はウケを狙いたいのですがユーモアに欠けるので気の効いた言葉が出てきません…。

さて今回は久しぶりにタイトルを大袈裟にしちゃいました。確実かどうかは分かりませんが、知っておけばいつか役立つ観賞者への心理誘導テクニックのお話です。

なんだかミステリアスで怖いですねぇ~

EOS1Dx + SIGMA150-600mmF5-6.3DG F8 1/100 ISO100

こちらの作例をご覧ください。2017年の8月に旅をした思い入れ深い北海道でのワンシーンです。場所はコムケ湖の近くで、この時私は10年ぶりに訪れたコムケ湖の美しさと神秘的な雰囲気にすっかりヤラれていました。




10年前に訪れた時は気が付かなかったか、または記憶から無くなってしまったか、とても素敵な木造の番屋を発見したので、そこで撮影に挑みました。特に木製のタイル状に作られた屋根が規則的なパターンになっているのが気に入りました。

天気はあいにくの曇天ですが、むしろ曇天の光源の方がコムケ湖の寂しい雰囲気に似合っているかも!とも感じました。

建物のような直線の存在する人工物は垂直線をよく見て組み立てていきます。これがビシっと垂直に出ていないと、水平線の傾いた海の写真のような不快感を与えてしまいます。構図は基本的に3分割を守ってみました。全体的に鈍い色の光景ですが、ひときわ色を放っていたのがブルーシートです。このブルーシートの存在には現場でかなり苦しみました。

もう少しブルーシートの割合が大きければ、R1200GSの背景として重ねて使う手法もあったのですが、どうにも中途半端で使いようがありません。結局、苦肉の策としてR1200GSの周辺に視線を固定させる役割として、少し串刺しっぽくなりましたが車体のリア周りに配置しました。

こういったシーンでフレーミングする場合、建物より上にある空を入れないのがコツです。余分な線が発生するだけでなく、重要な番屋の存在感も弱くなってしまいます。




そして本題である心理誘導ですが、モデルがフレームアウトする瞬間を捉えた見切れミステリアスを作っています。見切れミステリアスとはインスタで、そういったハッシュタグがあるんです。ご興味のある方は見てみてくださいね。

こういった画面を作ると、写真の観賞者は画面の外になにがあるのか?ライダーは何を見つけて向かっていくのか?想像をはせることができます。こういった観賞者が楽しむ部分を意図的に作るのが写真の心理誘導です。決して悪いことではないでしょう?

この写真の場合、バイクの位置からライダーの位置まで見えませんが導線も存在しています。導線があれば、静止画である写真に時間を与えることもできます。

何かこう寂しげな風景の中で、フレームアウトしていく人物の様子。少し大袈裟ですがヒッチコック映画のような緊張感もあると思いませんか?

こういった写真は「たまにやる」くらいで丁度良いです。あまりこんな写真ばかりにならないよう気を付けてくださいね。それでは今回はこの辺で!





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北海道紋別市 コムケ湖 三室番屋

ツーリング写真<中級>デザイン要素 図形編

究極のツーリング写真 tourig-photography.com 読者の皆さま、カッコいいツーリング写真撮っていますか?

いま話題のニューモデル CRF1000L アフリカツインアドベンチャースポーツですが、試乗車とかあったら乗ってみたいですね。私のR1200GS アドベンチャーとどんな風に違うのか?どちらもビッグタンクを搭載したアドベンチャーバイクとして、とても興味があります。

それと新しくなったクロスカブ110もすごく良いですね。もともとハンターカブが欲しかった私にとって、クロスカブは気になるバイクでしたが、最初のクロスカブはちょっとデザインが好みではありませんでした。しかし新しいクロスカブはカラーも良いですし欲しい1台です。CRF250Rallyといい最近のホンダは頑張っていますよね。

さて今回は当ブログ 究極のツーリング写真で度々出てきている写真におけるデザインのお話。その中での図形要素についての解説です。

EOS1Dx + EF135mmF2L F2 1/60 ISO2000

何度も書いてきましたが写真におけるデザインの要素とは・線(直線、曲線、S字線)・図形(円、三角、四角)・色(暖色、進出色、寒色、後退色、中性色、中間色)・質感 ・規則的なパターン ・立体感 解説書によってはこれに加え光と影と記載していますが、個人的には光と影は重要ですがデザインとは切り離して考えております。




写真におけるデザインは訴えたい作品の意図、感動の景色、被写体の魅力などとは基本的に切り離して考えると分かりやすいです。

カメラで撮影する写真の「画面」とは殆どが長方形の四角であり、その縦横比(アスペクト比)も数パターンに限られます。撮影者であるあなたは、この長方形の四角の中に線や図形や色の要素を盛り込んで、視覚的に美しく整った写真を作る作業をするのです。これがデザインでございます(なんだか偉そうですが…)。

難しいのは目の前の光景からデザインとして使えそうな要素を見つけ出し、それぞれを整理して配置したり大きさを調整したりすることです。どうしても目の前の光景は固有名詞に捉えてしまい、2次元のビジュアルに落とし込みにくいものです。この作例の場合だと実際の光景では「照明の当たっているとこ」と捉えてしまい「美しい三角」であることを発見できずに終わってしまいます。

こればかりは場数を踏んで経験値として養っていくしかありません。もし、どうしても難しいようでしたらファインダー、またはライブビューで探してみると、デザインに使える要素を見つけ出すことができると思います。




さて、この作例の解説ですが毎度で恐縮ですが房総の素掘り隧道です。このブログの作者は漁港と隧道ばっかりだよな!というクレームはご勘弁ください。極めて個人的な趣味でございますので…。

撮影地の千葉県市原市 永昌寺隧道の場合、隧道の穴は将棋の駒のようなユニークな形をしています。隧道の中間地点あたりでバイクを停めて、どのように料理してやるか構想を練りました。こういったシチュエーションの時、特別な理由が無い限り、バイクは照明設備の光がある部分に停めましょう。

そして照明の光が綺麗な三角形であることに注目し、この三角を画面内にどのように配置すれば美しくなるか?デザインの観点で三角を慎重に構図したのです。

三角というのは図形要素の中でも安定感があり強力な印象をもたらします。富士山が美しいのは左右シンメトリーな三角だからに他なりません。

どうでしたでしょう?私自身、分かりやすく解説しているつもりですが、分かりにくいですよね。デザインは簡単に言葉で説明できるものではないかもしれません。しかしデザイン力を養うヒントは日常にも存在しています。例えば駅や電車内にある中吊り広告やポスター。あれはプロのデザイナーの仕事です。描かれたイラストや写真の使い方などは、巧みにデザインされているので、よく観察すると勉強になる部分が多いですよ。

駅の「○○駅」と駅名の記載された大きな標識なんかも、スペースがやたら広い中に、文字が書かれていますよね。あれは文字を読みやすくするための理想的なスペースの作り方だったりします。

デザインの解説は私自身がまだまだ勉強中ですので、これからも記事にしていきます。お楽しみに!





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↓↓↓撮影地↓↓↓

千葉県市原市 永昌寺隧道 小湊鉄道 月崎駅ちかく 月崎林道にある素掘り隧道
明治31年竣工 観音堀りトンネル 内部は濡れている部分が大変滑るのでご注意を!

~記憶のツーリングシーン~ 名もなき丘

EOS5D mark2 + EF24-70mmF2.8L F8 1/125 ISO100   2009年5月 秋田県男鹿半島

 

2009年5月 秋田県男鹿半島 県道59号線

混雑の苦手な私としては珍しくゴールデンウィークのド真ん中で旅に出た。

男鹿半島の海岸線である県道59号線は魅力的なコーナーの連続で

今よりずっと若かった自分は買って1年のR1200GSで右に左にコーナーを切り刻んで楽しんでいた。

やがて車が多くなりペースが大きく落ちた。ストレスを感じるので敢えて前走車と十分な車間をとり、自分の意思でつくった「ゆっくり」を楽しむことにした。




自分の住む房総半島とは違った日本海の風景を堪能した。そしてほんの一瞬だけ見えた絶景を見逃さなかった。

すぐにUターンして絶景地への侵入路を探し当てた。

そこは菜の花が一面に咲き乱れ日本海の紺碧色に鮮やかな黄色の光を与えていた。

すでに先客としてファミリーで来られたレンタカーの方がいた。ここでは旅の時間を贅沢に使いたい。

先客がいなくなるのを、のんびり待っているとファミリーのお父さんから記念写真を撮るよう頼まれた。

その方からの意外な質問が今でも忘れられない。

「このお花はなんていうお花ですか?」

菜の花に親しい房総人である自分には驚きであった。




ファミリーにお互いの旅の無事を祈る言葉を交わし、清々しい気分でレンタカーを見送った。

私はEOS5Dを三脚にセットし、今振り返れば未熟極まりない審美眼で風景を切り取った。

撮影を終えると1台の軽トラックがやってきて、中から老夫婦が私のところへやってきた。

笑顔で挨拶を交わすと、強い東北弁で「遠くからよく来たな」みたいな言葉をかけてくださった。

よそ者である自分に優しくしてくれる地元民。その優しさと笑顔が旅心にしみる瞬間だ。

私のR1200GSが千葉ナンバーであるのを見て、こんな話をしてくださった。

数年前、この土地は田んぼだった。自分達の息子に後を継がせる予定だったけど、息子は故郷を離れて千葉の船橋市へ行ってしまったと。

田んぼは自分達だけでは続けられないので、やめることにしたが更地にすると勿体ないので菜の花の種を撒いたのだと。

そして春を迎えるとこんなに綺麗な一面の花が咲き乱れてくれた。田んぼをやめても良かったとも思えたと。

後を継がず故郷を離れた息子さん。それを理解してくれたご両親への感謝の気持ちが、この菜の花を咲かせたのかもしれませんね。

 

終わり





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↓↓↓撮影地↓↓↓

9年前なので場所がここで良いのか定かではありません。男鹿半島の県道59号線沿いのどこかです。

コンデジをRX100からEX-10へ買い換えました

突然ですが愛用のコンデジを買い換えました!

本当はキャノン G1x mark3 か G7x mark2 が欲しかったのですが、どちらのカメラも予算を大幅にオーバーしたので、また数年後に安くなった中古を狙いたいと思います。

私は今まで、コンデジとえばキャノンパワーショットS110にはじまり、リコーGR APS-C → RX100を使ってきました。リコーGR APS-Cはとてもお気に入りだったのですが、故障のため買い替え。いま使っているSONY RX100は性能は申し分ありませんが、私の大きい手に合わず買い替えを決意しました。

小さいのは気軽にポケットに入れて携行できるので、間違いなく良いことなのですが、小さいカメラというのは操作するボタンやダイアル類も小さく、レイアウトも限られたスペースに所狭しと並んでいるものです。私のデカい指では、どうも操作ミスが頻発しスピードの要求されるスナップシーンで度々ストレスを感じていました。

指がでかすぎて操作しにくいRX100




そこで、まさかの選択肢だったカシオに挑戦してみました!

カシオ エクシリム EX-10という4年くらい前のカシオのハイエンドコンデジです。このカメラ、光学系はオリンパス スタイラス1と共通と思われます。カシオ独特のユニークな機能がありますが、私はこのバリアングルさせた時のスタンドが気に入ってしまいました。

1210万画素の1/1.7型センサーは現在のハイエンドコンデジと比較すると、かなり寂しいものがありますが、私はコンデジの画素数とセンサーフォーマットサイズは気にしません。それより立派な光学系と操作性、クリック感に優れたボタン&ダイアル類が良いです。

大きさは想定外でデカイです。

印象としてはRX100の1.4倍くらいのボリューム感。RX100が小さすぎたとはいえ、少し大きかったかな・・・ 型遅れのカメラを中古で購入するときって、お店で実物を確認できないのが難点ですよね。

このEX-10、兄弟機種であるEX-100というカメラの方が人気で影が薄かったようです。EX-100は望遠域が35mm換算で28-300mm、対して私が買ったEX-10は28-112mmしかありません。コンデジで100mmを超える望遠域なんて、撮っても使えない写真になるのを知っているので、それならF値が優秀なEX-10の方が魅力に感じました。EX-100はF2.8通し、EX-10はF1.8-2.5です。

そして最大の決め手はガタ落ちしている中古相場です。発売当初は7万円前後はしたであろう高級カメラですが、メルカリで2万円くらいで買えちゃいました。状態は新品に近い状態です!

どうしてもカメラの中古相場は人気に左右されます。カシオというだけで、高級コンデジの市場では嫌われてしまい不運な評価になっているようです。光学系はオリンパス共同だと言うのに・・・。




私は中古至上主義なので、こういった買い物をよくやります。カメラの中古市場っていうのは、私の勝手なイメージですが流通している半分くらいは、ほとんど使っていない極上カメラです。多くの人は旅行や記念日以外にカメラを使うことはなく、趣味としてかじった人は上達できずにギブアップ。新型に買い換えれば良い写真が撮れると錯覚し、新型のカメラへと次々と買い換えていく…。

その結果、ヤフオクやメルカリなどのネット上の個人売買では、驚くほど程度の良いカメラが安価で流通しているのです。現行機種や趣味性のあるモデルを除けば、新品で買うよりも、はるかに低予算で良いカメラを入手できるものです。

カメラ雑誌やカメラに関わるウェブサイトなどで、やれフルサイズセンサーだの、やれ○○手ブレ補正だの、やれ○○万画素だの騒いでも、芸術的な写真を生み出すにあたり必ずしも関係している機能とは言えないものです。こういったカメラ産業の経済効果を狙ったとも言える、ある種のプロパガンダに騙されないようにしましょうね。

良いカメラ、レンズや機材を入手するのに、出費は最低限に抑えましょう。決して物欲に飲まれないように!

 





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ツーリング写真<初級>ペアショットを狙え

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、花粉症は大丈夫でしょうか?バイク乗りで花粉症ってキツいですよね。私も軽く花粉症なのですが、バイクに乗り始めると最初の30分くらいは症状がひどく、それ以降は乗っていても全然平気なのですが、なぜ最初だけなのでしょうね。

そもそも花粉症って昔はあまり聞きませんでしたが、こうまで現代病として流行した原因は何なのでしょうね。体の免疫細胞がおかしくなって、有害でもない花粉に過剰反応しているというのは分かるのですが、なぜそうなったのか?不思議です。




さて今回のツーリング写真の解説はバイクの写真を撮る時のアングルのお話。そして2台ある場合のツーショットを作るときのバランスのお話でございます。

リコーGR F5.6 1/250 ISO100

こちらの作例をご覧ください。少し前に撮った写真ですが群馬県と長野県の境にある人気のツーリングスポット 志賀草津道路でのワンシーンです。

友人のR1200GS アドベンチャーと2台でツーショットを撮ってみました。メイン被写体が2つある構図とは、まず比率をどうするかを考えます。黄金比(1:1.618)、白銀比(1:1.1414)、1:1.5あたりを狙いたいところですね。この写真は意識していませんでしたが。

被写体が最も魅力的に見えるアングルを探すのは、ポートレートなどにも通ずる写真の基本とも言えますが、実はオートバイのような被写体ほど理想的なアングルはピンポイントであり、それを探り当てるのは難しいものです。

さらに絶対ではありませんが、この理想的なアングルは大抵は1つしか存在しなく、わずか数ミリのアングルの違いで、心地よかったと感じたバランスはたちまち崩れるものです。




この作例はややハイアングルで狙い、2台のR1200GSの傾き具合で動感を印象付けています。手前のR1200GSは左側面が少し写っている角度に対し、奥のR1200GSは右側面が写っている角度です。このように向かってくるようなアングルは「この場所に到達した」「画面に登場した」と印象付ける有効なやり方です。2台以上あるときしか使えませんが「撮影の引き出し」として覚えておいて下さいね。

この作例の場合、2台のオートバイがどちらも同じR1200GSアドベンチャーであること、さらに色まで同じ白(厳密に言うと友人のはGSの30周年記念カラー、私のはアルピンホワイト×サンドローバー)であるので、例外として二等分のボリュームで撮っても悪くなかったと思います。おさらいですが写真における比率では特別な理由なしには二等分はやめましょうね、という解説を以前にしましたが覚えていますでしょうか?

この時は本当に立ち寄った休憩ポイントで、気軽に撮った1枚なのでツーリングスナップとも呼べる1枚になっています。あまり緻密に組み立てられた写真というより、気軽さが見る人にも伝わり親近感にも似た安心がある写真とも言えると思います。

みなさんもお友達とツーリングした時に、ペアショットに挑戦してみてくださいね。今回はこの辺で!!





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