撮らずにはいられない<初級>ツーリング写真

旅写真<初級>の一回目の記事であった前回では、記念写真や自慢写真とは一線を画す「芸術写真」を目指しましょう。というお話をしました。

二回目の記事である今回は、芸術家であることを心に誓ったあなたに写真家として(写真家を目指ざす人として)活動していくにあたり、必要となる心のエネルギーのお話しをしたいと思います。

せっかく決意しても途中でエネルギー切れになってはダメですからね。

EOS1Dx + SIGMA150-600mmF5-6.3DG

よい写真を撮るには朝早く起きたり、遠くまで出かけたり、重い撮影機材をかついだりと何かとエネルギーが必要となります。

その為の原動力とは素晴らしい作品が撮れたときの喜び、それを誰かに見せて感動や共感をもらったときの喜びです。

はじめたばかりの初心者の方は、そういった原動力となる喜びをまだ知らないため、活動に必要なエネルギーが不足しがちです。やがて一枚も納得のいく写真が撮れないまま、情熱は冷めカメラを持って出かけることも減っていくのでしょう。

多くの初心者の方が途中で写真をやめてしまうのは、こんな背景ではないかと思います。

そんなことにならないため、当ブログではまず簡単な手法で見る人を「あっ」と言わせる写真を撮るコツをご紹介していきます。それは本来のHOWTOとはだいぶ順番が前後しますが、一般的なHOWTOが最初に覚えてください、と言っている露出だの構図だのと言った話は退屈に感じるものです。

撮らずにはいられない熱い情熱!そして何が写真家(あなた)を駆り立てるか?!その理由をあなた自身がなるべく早く手に入れるために。

 

つづく



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なぜ叶わぬ願いが叶う?

「虹色の流れ星」

EOS1Dx + EF14mmF2.8L F3.5 30SEC ISO1000

真冬の森。焚き火の炎を見つめながら酒をのんでいた。

本当は流れ星のふりそそぐ大自然の中で野営したかったけど、真冬となるとバイクで遠くまで移動するのは、なかなか困難である。特に山間部は積雪や路面凍結があるからだ。

この写真は自宅から1時間で着いてしまう千葉県君津市ですが、雰囲気の良い森のせいでつい酒がすすんでしまいます。

「きれいな流れ星がみたいなぁ~」 そう思って撮影していたら虹色に光る流れ星をEOSがとらえてくれた。

羽田に着陸する飛行機が上空で旋回する君津市。星の撮影にはじゃまだなぁと思っていたのに、あまりに美しい演出ではないか。



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どうやって傑作を生み出すのか

 

「富嶽百景房州二輪旅」

EOS1Dx + SIGMA150-600mmF5-6.3DG contemporary F8 1/640 ISO100 Lightroom

寒い真冬。

多くのライダーは冬眠しますが温暖な房総半島に住む私は真冬でも好んでバイクに乗って小さな旅を楽しみます。

海岸線も夏の賑やかさを思えば快走できるし、何より雑音がなく静かで自分の旅の世界にひたれるのです。

この写真は保田から撮影した東京湾に浮かぶ美しい霊峰富士。保田からの美しい富士は浮世絵の歌川広重も富士三十六景「房州保田ノ海岸」を書いているほど絶景なのですよ。ただし冬以外の季節では滅多に千葉から富士山が見えることはありませんので、寒さに勝てない方は出会えない景色です。

傑作を生み出すには知識やテクニックだけでなく、行動力と「傑作を生み出したいという情熱」が求められます。



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何が人の心をゆさぶるのか

「東京湾マジックアワー」

EOS5D Mark2 + EF100-400mmF4.5-5.6L IS F5.6 1/125 ISO100 Lightroom

日没直後の東京湾。

水平線付近の雲は溶解するほど熱せられた鉄の塊のように赤く、その周囲は紫から黄金へと変わる大胆不敵な色を放っていた。

EOSのファインダーを覗きながら、その圧倒的な力を放った夕景に心ゆさぶられた。

燃えるような赤は人を情熱的にさせる。本当に自分の心に何かが点火されたようで、シャッター音とともにその何かがスパークした。

千葉県安房郡鋸南町 大六海岸



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何が青空を愛しくさせるか

「青空をあびる」

EOS1Dx + EF14mmF2.8L  F8  1/320 ISO100 14mm Lightroom

長い旅程の中、大半が雨か曇りだった。大嵐に遭わなかっただけ感謝だけど、それでも青空が強烈に恋しかった。

旅の中盤に天気予報とは裏腹に晴れ間をのぞかせたエリアがあった。根室市のフレシマ湿原だ。まだあまり知られていない。当然、観光客はおろか訪れる人などだれも居ない、風の音と揺れる草の音、虫や鳥の羽ばたく音以外は何も聞こえず。ときおり風が海岸の波音を運んでくるのみだった。

海風とそよ風が交じり合い、心地よい空気が全身に染み渡り、湿りきった心を癒してくれた。なぜ人は天気が悪いだけで心が暗くなるのだろう。濡れるからとか、寒いからでは説明がつかない気がする。

このとき考えたけど、理由は分からず。ただここに居ることだけが気持ちよかった。

一生忘れることはないであろう、この時の光景を1枚の写真におさめた。



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なぜ、あなたは写真を撮るのか?<初級>

この投稿は旅写真<初級>の記念すべき一回目の記事です。

これから写真をはじめたい方、すでにカメラを買ってはじめているが初心者のレベルから脱却できない方へ、少しでもお役に立てればと、一般的なHOWTO本などには書かれていないことを重点的に解説していきます。

まず最初に写真、あるいはカメラについて一般的に誤解されている部分を解くため、あなた自身に問いかけていただきたい1つの質問があります。

「なぜ、あなたは写真を撮るのですか?」

写真、カメラにおける役割は多岐にわたり、カタログや報道など事実を伝えるもの、旅行や行事などの記念写真、自分の顔や美味しい食べ物、街中で発見した面白いものなどを撮ってSNSで発表したり、これらは全てカメラやスマホを使用して写真を撮ります。

私のギャラリーを見ていただき、少しでも共感していただける方でしたら、これらとは明確に違う「芸術としての写真」を目指していただきたいのです。

それは自己完結の写真ではなく、誰かに見ていただくという鑑賞者の存在を前提とした写真です。誰かに感動や共感をしていただく、この喜びを知るために「芸術としての写真」を目指してみませんか?

「私は自分の旅の世界を芸術として写真作品にしたい」

「俺は大好きな光景を切り取る芸術作品を生み出したい」

といった具合に、問いに対する答えを決めてみてください。

芸術としての写真活動をはじめるぞ!という決心ができれば、次のステップは明確です。「芸術」なんていうと少し照れくさいかもしれませんが、今日から芸術家を気取ったところで誰にも迷惑なんてかけません。うちに秘めたハートだけでも今日から芸術家になりましょう。

 

EOS1Dx + SIGMA150-600mmF5-6.3DG contemporary F7.1 1/320 ISO100 205mm Lightroom

この写真は2017年の8月に北海道を旅したときのものです。道東を象徴するようなロケーションの北太平洋シーサイドライン 奔幌戸(ポンポロト)の集落付近にて。心に焼きつく旅のワンシーンです。

このような写真が誰でも撮れるよう、当ブログで詳細に解説をしていきます。ただしこれだけは覚えてください。急にうまくなる、ということは絶対にありません。良い作品を撮りたいという情熱を絶やさず、向上心を持ち研究をかさね、目を養い体で覚え、たくさんの失敗写真を撮りながら少しづつ少しづつ上達していくのです。

はじめてカメラを手にする方から見れば、遠い道のりに見えるでしょう。私も初心者のころ上手い人の写真を見て「到底、このレベルまで到達はできない」とよく感じたものです。

近道は無いので教えられませんが、誰も教えてくれなかった上達の秘密をつつみ隠さず公開していきますので、今後もぜひお楽しみにしてくださいませ。

 

つづく



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黄金に輝く森

紅葉のシーズンですね。

赤や黄色に染まる美しい山々は普通に写真を撮るだけでも素晴らしいですが、逆に言うと個性を出したり、より印象的な作品に仕上げるには上級テクニックが要求されるシーンとも言えます。

この写真は10月の志賀高原で撮影しました。光が溜まりこんでいるような空間を見極め、「黄金色」と表現するのに最もふさわしいよう画面構成しました。この画面の外には赤い葉の木々や爽やかな青空もありましたが「黄金に輝く森」を表現したいと思い撮影に挑んだので、それらの要素は全て削ぎ落としました。

普通にシーンを撮っているようで、実はかなり切り取っているのです。重要なのは自らの審美眼に問いかけ、何が最も魅力的なのかを理解することです。

EOS1Dx + EF70-200mmF2.8L  F7.1 1/100 ISO100 Lightroom



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記憶色のツーリングルート

写真の世界には「記憶色」という言葉があります。

旅を終え暫くの時間が経過すると、記憶に強く残っている光景があります。

それは必ずしも有名な景勝地や人気の撮影スポットではありません。

どちらかと言うと少し疲労感があったり、気分も下降ぎみのタイミングであったり、何気なく立ち寄ったところであったり。

そんな記憶色のシーンを写真作品にしたいと思い、研究といっては大げさですが通常のツーリング写真とは一線を画す世界観を構築できるよう励んでおります。

「なんかあの光景が忘れられない」誰にでも経験があるでしょう感覚。その美しい記憶の中の風景にいつも幻想を抱いているのです。

EOS1Dx + SIGMA150-600mmF5-6.3DG contemporary F6.3 1/250 ISO100 600mm Lightroom



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心にひびくツーリング風景

今年の8月に久しぶりに北海道を旅しました。

私にとって記念すべき10回目の北海道の旅。

お天気はいまひとつでしたが自分の人生にかけがいのない素晴らしい財産を付加できたと感じます。

写真は富良野のお花畑で撮影しました。望遠レンズを使用し近くの黄色いお花を入れて全体を黄色いフィルターをかけたように撮りました。このように望遠レンズを使用した極端な前ボケ効果を「色とばし」と呼んでいます。

抽象的な表現として効果が大きいです。開放地が特別明るいレンズでなくても望遠レンズであれば簡単ですよ。

EOS1Dx + SIGMA150-600mmF5-6.3DG contemporary F6.3 1/160 ISO100 600mm Lightroom




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~about me~ 私からのメッセージ

北海道稚内市 北防波堤ドーム 2017年8月

 

はじめまして 千葉県在住のアマチュア写真家 立澤重良です。

写真歴12年 オートバイ歴27年 第二次ベビーブーム世代…

「ツーリングのワンシーンを切り取る」 をテーマに活動しています。

何かと忙しい現代人。多くの人は働き詰めでプライベートを犠牲にしています。わずかな休暇はレジャーや旅行に使ってしまい、いつの日か自分を見失っています。

生きることは働くことや生活することが全てではありません。では何でしょう?そのヒントは旅にあります。旅は「人として生きてゆく」ための道しるべなんです。しかし現代人の多くはあまりに旅と無縁になってしまいました。

 




 

~オートバイは旅空間と日常空間を超高速で行き来できる魔法の絨毯です~

徒歩や自転車でも旅を体験できますが、忙しい現代人にとって時間や体力的な問題でハードルが高いです。そこで最も現代人にぴったりな旅の手段がオートバイです。

旅の世界を体験する素晴しさ、それはかけがえの無い財産です。オートバイに乗って空間を駆け抜ける感覚は生きている真意を問いかけます。これを知らない人々にメッセージとして発信したいです。「オートバイで旅に出ようよ!」と。

2005年 北海道 黄金道路

しかし、言葉だけでは伝わらない。だから写真を撮るのです。ツーリング風景を芸術写真として発信し見る人の心にうったえます。いつか個展ができたら固い企業が密集しているようなオフィス街の一角でやってみたいです。

社会的に受けるオートバイという乗り物の負のイメージもあるかもしれません。危ないとか、不良っぽいとか。そこを少しでも良くし、写真作品を通して「オートバイの旅…いいかも」と興味を抱いていただければ、それだけで私にとって最高の喜びとなります。

「私もやってみたい!」という方はいませんか?当ブログ 究極のツーリング写真 touring-photography.com ではありきたりのツーリング写真を卒業し、人の心にひびくツーリング写真が撮れるよう、初心者から上級者まで撮影テクニック、上達の秘訣、光の読み方、デザイン力、表現力、レタッチや撮影スポットにいたるまで、秘密を作らず全て公開いたします。

アウトライダー誌 ツーリング写真コンテスト 年間グランプリ受賞作品

 




 

登場するオートバイはBMW R1200GSとアドベンチャー、キャンプツーリングや野宿のシーンも出てきますよ。

いまオートバイ業界では長引くバイク不況や若者のバイク離れなどの問題が長期化しており、根本的な解決策が見いだせずにいます。メーカーが得意なのはモノ作りです。しかし時代はモノからコトへと変わりました。時代にあった新たな「コト」は我々ユーザー、つまりバイク乗りがやることです。

いま、旅と無縁に生きている人々は社会という決められたシステムに押しつぶされて苦しんでいます。その事に自覚さえできない人々であふれています…。免許をとってバイクを買うだけで旅を体験し冒険に出れる。それがどれだけ素晴しいことか?写真を撮って伝えてみませんか?

2017年8月 北海道

あなたの目撃したツーリングの世界を表現し、その作品が誰かの人生に影響を与えるほど役立ったら。それは何にも代えがたい喜びになるでしょう。

あなたもツーリング写真を極めてバイク文化をパラダイムシフトしませんか?

立澤重良(shigeyoshi tatezawa)

outrider誌 ツーリング写真コンテスト受賞暦

・第20回 五條伴好賞 ・第21回 佳作  ・第25回 年間グランプリ

 




 

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 ~GALLERY~

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