ツーリング写真 撮影マナーと安全への配慮

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、今回は今まで書いたようで書いていなかった撮影マナーのお話でございます。

きっと当ブログの読者様でしたら、以下にご紹介するような事は言われるまでもなく大丈夫かと存じます。

最近になって多くの読者様が増えたことを受けて念のため。。。念のため書いておきますね。




1.道路の真ん中にバイクを置いて撮らない

このような事がマナー違反だという認識は今となっては常識と言えそうですが、いまだに北海道のエサヌカ線や有名な直線路でこのように撮った写真をSNSで見かけます。仮に絶対に他の車は来ないという道であったとしても、写真を見る側に余計な心配をかけるのは間違いありません。

停車場所は他の交通の妨げになったり、道交法に違反するような行為がないかなど、最大限に配慮しましょう。

2.立ち入り場所に気を付けよう

北海道ツーリングの例ですと牧草地帯や昆布の干場などに入らないこと。牧草地は一見すると気持ち良い丘ですが、牧草は家畜の餌になるものでバイクで走ったり立ち入るのはやめましょう。昆布の干場は砂利の駐車場に見えるかもしれませんが食べ物を干すところです。

畑や農場などの敷地も観光用としての駐車場でない限りは立ち入らない。農作物や家畜の病気の原因を外から持ち込まないため、酪農家の方々はたいへんな苦労をされています。

漁港や港は立ち入り禁止の表示がないかよく確認しましょう。特に朝は漁師さん達の仕事の邪魔をしないよう配慮しましょう。工場夜景などを撮りたいときも勝手に工場の敷地に立ち入ったりしないよう気を付けましょう。

3.急に止まると危険!

どこか写真を撮るのに良い場所はないか?私もそうですが撮影に適した場所がないか探すように走り回るものです。突然に絶景が出現しても急に止まらないこと。後続車が驚いて思わぬ事故の原因になります。後方に車や他のバイクがきていないか?よく確認して安全に停車しましょう。

4.人気の撮影スポットでのマナー

SNSなどで有名になった人気の撮影スポット、インスタ映えするオブジェやロケーション。有名なスポットほど人が多く撮影がはかどらないものです。鉄道写真などでは度々トラブルになったり、独自のマナーが存在していたりしますがバイク写真でも同様に先に居た人への邪魔になったり、スペースを大きく陣取ったりしないよう周囲への配慮をしましょうね。

私の場合、人の多い場所での撮影が苦手なので有名な場所での撮影はなるべく避けるか、早朝など人の少ない時間帯を狙って撮ります。それでも現着して既に熾烈な場所取りがあったりすると、無理にそこでは撮影せず人知れず存在する絶景を求めてR1200GSを別の場所へ走らせることにします。

SNSでのマナー

ツーリングで撮った写真、かっこいいバイク写真をSNSのコミュニティーで発表するのは素晴らしいことです。以前も何度か書きましたが我々アマチュアにとってSNSは貴重な発表の場です。しかしコミュニティーであるからには他の参加者に不快を与えるようなコメント等をしないよう気を付けましょう。

発表している人が「何かアドバイスを頂けませんか?」と望んでいる場合を除いて、ネガなコメントは極力避けるべきです。たとえその写真がショッキングピンクまで加工された桜の景色であっても、あなたの正直な感想はぐっと心に秘めておきましょうね。




道道106号 日本海オロロンライン

マナーとは時代の流れと共に変わっていくものです。例えば喫煙マナーにしても歩行中に喫煙したり、喫煙直後にエレベーターに乗ったりすることがマナー違反と言われるのは現代ならではですよね。その昔、北海道のエサヌカ線といえば、みんなバイクを道路の真ん中に真横に停めてライダーは地面に寝そべったりして記念写真を撮るのが定番でした。しかし…それは現代ではマナー違反なのです。(むかしも本当はダメなのですが)

という事で安全やマナーに配慮が及ばないと楽しいはずのツーリングが嫌な思い出にもなりかねません。私の最近の経験では鉄道風景で予め構図を決めて三脚を立て、いざ列車が来るのを待っていたら画面のど真ん中に女性がやってきて列車をスマホで撮影しはじめました。しかし「ジャマなんでどいて下さい」とか言える性格でもないし、そもそも景色は誰の物でもないので、先に居たからといって文句を言う権利はありません。

この時は仕方なく女性のいる状態のままシャッターを切って、あとでLightroomで加工して消去しましが、やはりソレだと作品は傷物のような印象になってしまいます。周囲にいた他の鉄道カメラマン達は私に「あのオバちゃん、邪魔だったらどけって言えば良かったのに~」と言ってはくれたのですが、トラブルになって不快になるのもまた嫌なものです。

その撮影シーンはリベンジすべく次の休日の始発電車を狙って出かけたのですが、やはり皆考えることは同じで人は多かったです。しかし多くの鉄道写真家はそういったマナーに大変長けていてお互いの迷惑にならないよう配慮しあって写真を楽しんでいるようです。そういった面からも鉄道写真というジャンルは本当に成熟された写真文化になったのだなぁと実感します。

今回はこの辺で!




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R1200GS泥はね対策のマッドスリング

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、今回はツーリング写真解説をお休みして空冷R1200GS/R1200GS-ADVENTUREに関わるお役立ち情報です。

舗装路でもオフロードでも道を選ばずロングツーリングできるアドベンチャーバイクの先駆者と言えるBMWのR1200GSですが、当然ながら弱点もある訳でして有名なのが雨天時の左足への泥はねです。

右側は太いパラレバーアームがあるのでそれ程に酷い泥ハネはありませんが、左足側はマフラーのパイプ以外はスカスカで、タイヤの巻き上げる泥水が左足へ直撃します。道なき道をゆくはずのツアラーなのに実に情けないウィークポイントです。特にR1200GSアドベンチャーは大きなスクリーン&張り出したガソリンタンクのお陰で上半身は万全であると言うのに、足元だけ少しの雨でびしょ濡れではいけませんよね。

私の場合はリアフレームの内側にカットした樹脂製ボードを結束バンドで留めて対応していましたが、中古でたまたまMūdSlingなる専用のリアインナーフェンダーを見つけて購入してみました。




このMudsling、実は以前からBMWディーラーなどにもアクセサリー売り場に置いてあって、知ってはいたのですが24000円という定価に手が出ずにいました。しかし今回は毎度のヤフオクで定価の1/3程度で入手することが出来ました。

しかし、この中古品は「何度かツーリングに使用した中古品です」と記載がありましたが、実物は新品のような綺麗さでした。いつも思うのですがBMWのオーナーさんって凄くツーリングに行く人と、年に何度かしかバイクに乗らないという人の二極化なんですよね。この前オーナーさんもツーリング、ましてや雨の日なんて全く走っていなかったと思われます。

取り付けはもともとのインナーフェンダーにある固定ビス2本をいちど外し、その2本と共締めにして、あとはリアフレームのパイプ部分に結束バンドで固定するだけです。




問題の左足側から見たところ。スカスカでタイヤが丸見えだった景色がマッドスリングが良く見える景色に。これはいかにも効果ありそうですね。

雨上がりの舗装林道を少し走った後の様子です。従来、このマッドスリングがないとリアサスペンションに直に泥がはねて汚れました。純正のリアサスペンションには樹脂製のカバーがあるとは言え、あまり気分の良いものではありませんでした。オーリンズなどに交換している人は見えにくくなるのは寂しいですが、有難い泥よけ効果になると思います。

気になる効果は…当たり前かもしれませんが効果絶大でした。何もないノーマル状態ですと左足の内側のくるぶしからふくらはぎまで、びっしょりと泥水で汚れましたが、これで大丈夫です。従来まで使っていた自作の樹脂ボードでは右足側が無防備でしたが、右もしっかりとガードできています。

1万円以内で出来るカスタムという意味なら費用対効果が良好と言えそうですね。夏の北海道ツーリングの前に付けたかったなぁ。。。

今回はこの辺で!R1200GS用マッドスリングのインプレでした!




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【ツーリング写真】がムーブメントとして動き出す予想図

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、街はクリスマス一色、地域によっては雪景色ですっかりバイクツーリングオフシーズンですね。

私の住む千葉県の南房総のエリアは真冬でもツーリングできる風光明媚な海岸線があります。外房はダイナミックな断崖や奇岩がおりなす太平洋の景色、内房は郷愁を感じる漁村風景や東京湾越しに望む富士山、どちらも素晴らしいですよ。関東圏の皆さまはぜひこの冬に南房総にウィンターツーリングにいらしてく下さいね。

さて今回の投稿では私の写真活動のテーマと当ブログ touring-photography.com のコンセプトについて改めてお話したいと思います。私がなぜこのようなブログを書いているのか?




以前から何度も書いてきましたが最近になって新たに読者様が増えたこともあって、改めてここで自己紹介してみたいと思います。私、立澤重良はアマチュアで活動している写真家です。普段は普通にサラリーマンをしています。

ツーリング写真で現代流の旅の手段と言えるバイク旅の魅力を人々に伝えたい。または既にバイク旅の魅力を知っている方々へ旅のシーンを確かな記憶財産として残すため、ありきたりの記録写真ではなく人に見せて心にうったえるような…そんな写真を撮れるよう撮り方の解説をしています。

バイク旅の魅力を知らない人々に写真を通して伝える、ツーリングの撮り方の解説や私独自の考え方の発表・・・そんなことをこのブログを通して広めていきたいと思っています。

ツーリング写真とはバイクを主役にカッコよく撮る写真ではなく、バイク旅の世界観を表現した写真のことです。ライダーはつい愛車がカッコイイ!という思いからバイクをカッコよく撮ることに気をとられてしまいます。もちろんそれも素晴らしいことですが多くのライダーが見ているツーリングの素晴らしい景色を写真にしたものがツーリング写真なのです。

オートバイに乗って寒く孤独な工程でたどり着いたその地は、有名な景勝地でなくとも心に入ってくるものです。同じ場所を飛行機、レンタカーを乗り継いで来たのでは感じ方は全く異なります。このことは多くのライダーがすでに知っていることです。

ライダーが感じている旅の風景を写真にして、その世界を知らない人々に伝えてみたいのです。

例えば書店にいくと売り場には写真、カメラの雑誌コーナー、鉄道の雑誌コーナー、そして鉄道写真の雑誌があります。しかしバイク雑誌やツーリング雑誌はあってもツーリング写真雑誌なんて存在しません。




少しずつ…少しずつで良いのです。「あっ、俺もツーリング先で感動した光景をそのまま写真にしてみたいな」「私も人に見せて感動してもらえるようなツーリング写真を撮りたい」と思っていただき、バイク旅の魅力をそのライダーの個性で表現したような、そんな素敵な写真を皆さんで撮って「ツーリング写真」を世に広めていきませんか?

その昔、鉄道写真は鉄道という車両にフォーカスされた比較的閉鎖的なジャンルでした。しかし写真家 中井精也さんが鉄道のある風景「ゆる鉄」を確立して鉄道写真のイメージは一変し広く知られるようになりました。

あなたも究極のツーリング写真 touring-photography.com でバイクの旅の世界をのぞいてみませんか?または既にライダーの皆さまはご自身で体験した旅の心象風景を確かな記憶財産として残すべく【ツーリング写真】を極めてみませんか?

きっと数年後には【ツーリング写真】は新たなジャンルとして広く知られ、オートバイやツーリングと縁のなかった人々へ、忘れかけた旅精神を刺激する1つのムーブメントとなっているでしょう。

当ブログ 究極のツーリング写真はそんなブログです。




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私がシャッターを切る前にしていること

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、毎日寒いですが体調を崩されていませんでしょうか?調子の悪いときはご無理をなさらず暖かいお部屋で究極のツーリング写真をみましょう~。

つい先日、まだ幼い子供と散歩をしていたとき。何かの雑草が小さな花をつけているのを見つけました。特別目立つ訳でもなく名前は知りませんがたまに見かけるような珍しくもない花でした。

「わぁ~みて~小さなお花が可愛く咲いているよ」屈託ない笑顔と輝く瞳でそう言うと何やら花に話かけはじまめした。幼い子供は純粋であり非常な豊かな感受性を持っていると改めて実感した出来事でした。




さて今回の究極のツーリング写真ではそんな感受性に関わるお話です。ツーリングシーンの撮影地において、私がシャッターを切る前にやっていることをご紹介したいと思います。

EOS6D Mark2 + EF135㎜F2L

ツーリング写真、バイクのある風景写真を撮る場合、シャッターを切る前にまず最初にやることは撮影地探しです。当たり前ですね…。バイクを走らせながら「この辺は何かある予感が!」と感じたら私の中の【ロケーションセンサー】の感度を上げてゆっくりとR1200GSを走らせます。

ロケーションセンサーが反応をしめしたら安全に停止できるかよく確認して、R1200GSを停めてバイクを降り、その場所ですこし歩き回ります。

上の作品は千葉県市原市の梅が瀬渓谷の周辺にある林道ですが薄暗い林道に光が差し込む空間を見つけここで撮ることにしました。この林道には他のポイントでも紅葉がピークを迎えているような場所が何か所かありましたが、そこは完全に日陰だったのでスルーです。

「ここで撮ろう」と決めるには見つける力、勘、経験などありますが何より大事なのは冒頭の子供の例のように感受性が重要です。情景の魅力に気が付いて素直に感動できる心を持っているか?ですね。

次に情景をよく感じ取って何が良いと感じたか?そしてそれを最も魅力的にするにはどうしたら良いかを考えます。想像力の領域です。

具体的な作業としてはその空間がどうなっているのか感覚として判断します。どういう事かと言うと光の差し込んでいる部分、薄暗い木々、道などの位置関係や大きさを把握することです。




次に情景や被写体をどう見せるかを考えます。構図で見せるか、デザインで見せるか、フレーミングで見せるか、あるいは見せ方は何も駆使せずストレートな手法を用いるのか?この場合は露出で見せることにしました。

そうと決まれば露出によって魅力が浮きだたされた部分、この写真では光が透過している紅葉の木々と路面に当たる光です。この最も重要な要素が画面と言う長方形の中に理想的に配置されるよう画面構成します。そのイメージが脳内に出来上がったらココでレンズ選びです。

最初に認識した情景の空間を、その焦点距離のレンズを使ったらどのように写真になるのか?は完全に感覚で養うものです。3m先にあるごみ箱に丸めた紙屑を投げて入れる場合、どのような強さで投げればよいか言葉で説明できないのと同じです。その空間が例えば35㎜レンズを使用したらどのような写真になるかは、たくさんの写真を撮って感覚として身に着けて覚えましょう。

 空間の様子を把握する→イメージをつくる→レンズを選ぶ

この写真の場合はたまたま持っていたEF135㎜F2Lという中望遠の単焦点レンズを使用しました。光が透過している葉と差し込んだ光で輝く地面の様子を理想的に画面に配置するのに適度な空間圧縮だったと言えそうですね。

被写体や情景に心打たれる豊かな感受性、どのように表現するか思考できる想像力、そして空間と焦点距離の感覚。ここまで出来てしまえば、その後のファインダーを覗いて位置関係や大きさなどを調整するのは実はそれほど難しい訳ではありません。アングルさえ決まってしまえばイメージ通りの露出を探してシャッターを切るのみです。

感受性と想像力、そして空間と焦点距離の感覚のお話でした。

それではまた!




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~本日の毎日100ショットスナップ~

RICOH GR APS-C

ツーリング用のカメラは何故スマホではダメなのか

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、写真をライフワークとして楽しまれていますか?

きっと当ブログの多くの読者様はプロカメラマンではなくアマチュアの方々が多いと思います。プロとアマチュアと言うと日本ではアマチュアの方が下位であるというイメージですが、実は世界的にみると歴史に残るような名作の多くはアマチュアによる作品だったりします。

我々アマチュアの利点は失敗を恐れず挑戦できることです。写真を撮ることについて依頼者がいる訳ではありません。失敗写真を生んだとしても「今回は残念だったな」と自分の中ですべて済んでしまうのです。

となれば例えば構図などの撮り方とか〇〇写真といったジャンルまで、既存のものに縛られる必要はなく、新たなものを生み出しても良い訳です。既存の撮り方やジャンルは過去に誰かが考えたもので、それを多くの人たちがやってきたに過ぎません。自分も同じように誰かが考えた撮り方やジャンルに縛られる必要などはないと思います。

それが例え失敗に終わったとしても挑戦したことに大きな価値があると思います。

私はこの【究極のツーリング写真】というブログを通して新しい写真への挑戦とバイクツーリング写真、旅写真という新たなジャンルを生み出してみたいと思っています。




さて今回は多くの方にご質問をいただくバイクツーリング用のカメラとして「スマホではダメなの??」ということについて簡単に書いてみたいと思います。

iphone7

よく「ツーリング、バイク用のカメラとしてはスマホで充分だよ」とか「いやミラーレス一眼だ」などといった議論を聞きますが「バイク用」とか「ツーリング用」といったことではなく「どんな写真を撮るのか」でスマホで良いとかミラーレスが良いとかが決まってくるのだと思います。

どんな写真でもスマホでOKということはなく、すべての人に最新のミラーレス一眼がお勧めなんて事もありません。

上の作例はIphone7で撮った写真ですが画面内に太陽が入るような強烈な逆光下で撮りました。ご覧のように激しいフレア、ゴーストが発生しています。個人的な考えとしてはフレアやゴーストは一般には歓迎されない画質低下の一種ですが、必ずしも避けるべきこととは思いません。

時には写真らしい演出として役立つこともありますし、好みの問題でもありますがカッコいいフレアというのは存在します。しかし上の作例はどうでしょうか?絶対にダメとは言い切れないかもしれませんが、これを見た多くの人が明らかな失敗写真だと感じるのではないでしょうか?

 

EOS6D Mark2 + EF35mmF2 IS

こちらは全く同じシーンでキャノンの一眼レフカメラ EOS6D Mark2で撮った写真です。逆光によってドラマチックに輝く情景、強いコントラストや光によって受ける作品の印象など、私はよくこういった逆光のシーンを好んで写真を撮っています。

ゴーストも発生はしていますがIphone7での画像に比べたら圧倒的に少ないのがお分かり頂けると思います。

ツーリング写真、バイク写真用のカメラとしてスマホではダメですか?の問いを、もし私にいただいた場合は、私はこのような写真を好んで撮るのでスマホではダメですね。とお答えします。




EOS1Dx + SIGMA150-600mmF5-6.3DG F6.3 1/200 ISO100

 

逆光に限らず望遠や広角といった肉眼と違った画角を使った写真にも同じようなことが言えます。スマホには魚眼レンズのようなカバーをクリップみたいに装着する製品が売られていますが、広角側でしたらそういった物でもいけるかもしれません。しかし望遠側となるとスマホは画質の面でもかなり厳しいものがあります。ましてや上の作品のように薄暗い早朝や夕刻で逆光となると、もはやスマホのカメラ機能(アプリは分かりませんが)では厳しいでしょう。

このようにスマホで十分とか高性能なミラーレス機が良いとか、そういった撮影機材に関わることは全て「どんな写真を撮りたいのか?」に関わってきます。

逆に言ってしまえば上のような逆光や望遠での撮影など全くなく、順光で望遠などしない撮影シーンばかりだ、という方はスマホでも問題ないかもしれません。それにスマホにはスマホの利点があって狭いところにねじ込んでアクロバティックなアングルを狙うことができます。

見知らぬライダー達の自然な表情を撮りたいとなったとき、声をかけて1枚撮らせてもらいましょう。そんなとき人に向かって大口径レンズを装着した一眼レフを向ければ表情は硬くなります。そんな時は人に警戒されにくいスマホやコンデジが有利です。

その時にスマホしか持っていなければ、この状況をスマホで撮るにはどうしたら良いだろうか?と、その状況でのベストを尽くせる柔軟性や能力も大切だと思います。

以前も同じようなことを書きましたが「こんな写真を撮ってみたい」といった具合に写真に関心がないとスマホが良いのか一眼レフが良いのかも決めることができないのです。

今回はこの辺で!!




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~本日の毎日100ショットスナップ~

RICOH GR APS-C

肖像権とかフォトハラなんて言葉がある昨今、街中でのスナップ写真は氷河期とも言われています。いま街中で気兼ねなく撮れる対象は警察なのかもしれませんね…

R1200GSファイナルギアドライブオイル漏れと謎のARASHIディスクローター

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、今回はツーリング写真解説はお休みしてR1200GSのことを書いてみたいと思います。

以前の投稿【世界一長文R1200GSインプレ】でも書きましたが、R1200GSの弱点と言えるファイナルギアドライブですが、定番のトラブルとしてリング状のオイルシールが劣化してオイル漏れが発生するというのがあります。

例にもれず私の2008’R1200GSもついに発生しました。

ファイナルのオイル漏れの多くはこの中央のリング状の穴から漏れるパターンです。




症状は少量の漏れでしたが、それでもホイールやブレーキディスクローターに付着してリアブレーキが効かず、タイヤにもオイルが付いたので危険な状態でした。

ファイナルギアドライブのオイル漏れには様々な原因がありますが、このように下から覗いて中からオイルが漏れているようですと、ギアユニットのクラウンベアリングに大きなガタつきなどが発生しているなど重症である場合もあります。

放置して各ギア、ベアリングにダメージが及ぶとファイナルギアドライブのアッセンブリー交換となり、修理費用は絶望的な金額になります(確か30万円くらいかかります)。

今回はファイナルギアドライブのシール交換で解決できそうなので、かかりつけのディーラーさんに他のメンテ作業も併せてお願いすることにしました。

 

他のメンテ作業とはリアのブレーキディスクローターとブレーキパッドの交換です。どちらも摩耗の程度が限度値になり、今回のファイナルギアのオイル漏れでオイルが付着してしまったので同時交換です。

ちなみにBMWに詳しくない方が聞くと驚くのですがBMWは国産車と違ってあまりブレーキパッドが摩耗しません。高速道路が多い人は5万キロとか持ってしまいます。これはディスクローターも削りながら減っていくかららしいです。私の2008’R1200GSはこの10年で77000㎞の走行距離。リアブレーキパッドは今回で2回目(フロントはまだ1回だけ)の交換です。そして厚み5mmのリアブレーキディスクローターはメーカーが推奨する摩耗限度(0.5mm減)を下回って4.4mmくらいになっていました。

ブレーキパッドが長持ちするのは有難い話ですが、問題はBMW純正部品のディスクローターの価格です。リアの場合は1枚で約3万円。仮にフロントの2枚と合わせて交換となると工賃も併せれば15万円以上はかかってしまうのです。

そこで妙案となるのがアフターパーツメーカー製ですがサンスター製でも純正ほどではありませんが同様に高いです。コスパを優先すると若干怪しいチャイナブランドを見ると意外とBMW用の製品もあることが分かりました。




Arashi…??Araiヘルメットのロゴを丸パクりしたような怪しいブランドですが、何とネット通販で5900円でした。命に係わる重要なパーツであるブレーキに、このような危ない橋は渡りたくありませんが約1/5の価格では仕方ありません。

ネットでアラシブレーキディスクローターを検索すると、国産のバイクではかなり使っている人も多いようなので、それほど粗悪な品ではないようです。よく見ると穴のパターンが少し違いますが、そこは気にしません。R1200RTやK1300Rなどのオンロードモデルにも共通としているブレーキローターなので仕方ありませんね。

しかしネットで調べてもアラシをBMWで使った人の情報が何もなかったので信頼性については私が人柱になってみたいと思います。

ブレーキパッドは普通にFERODOを選択しました。

 

ファイナルドライブのオイルシール交換、ファイナルオイル交換。ブレーキディスクローター、ブレーキパッド交換、ディスクローター固定ボルトは新品へ、キャリパーはピストンのもみ出しをしてもらいました。

全部お願いして3万円くらい。この程度ならBMWの維持費として考えても許容できる範囲ですね。

摩耗や信頼性について何か書くことがあったらまたご紹介します。




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~本日の毎日100ショットスナップ~

RICOH GR APS-C

勝浦の第七漁港で見つけた光景です。漁港はこのようなコンテナや防錆用のペンキなど意外とカラフルな被写体が多くてデザイン要素の練習にも最適です。

目からウロコ☆デザイン要素の色を巧みに<中級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、良い写真を撮ってそして誰かにその写真を見せていますか?

つい先日、あるSNSでこんな光景を見ました。素晴らしいツーリング写真をSNSの写真コミュニティーで発表したところ、そのコメント欄には「ポスターですね!」というコメントが入っていました。

これってある程度の写真キャリアをお持ちの方でしたら、少し悲しい反応なんですよね。ポスターが悪い訳ではありませんが、せっかくの力作なのに商用写真と同じにされては悲しくなるものです。

写真をはじめたばかりの初級者の方でしたらポスターを撮ったプロ級カメラマンと同じくらい上手だと褒められた!と素直に喜べるものですが。ある程度以上のキャリアのある写真家は個人の作品をポスター、広告、カレンダー、プロみたいといった感想を受けると微妙な気持ちになるものです。本当なら作品の心動かされた被写体や情景、それを表現したことについて感想が欲しかったのですけどね…。

もちろんコメントを入れた方は何の悪気もなく、ほんとうに良い写真だと思って褒めているつもりで「ポスターみたい」と書いたのでしょう。写真のことについてよく分かっていないだけなのです。

これは日本の写真文化(見る側)の熟成度にも関係しているのかもしれません。日本にはまだまだ写真はカメラで撮った事実であり、芸術としてとらえる観賞文化が成熟していないと感じます。そして皮肉にもそれと相反して世界に誇る優秀なカメラメーカーがいくつも存在しているのが日本なのです。

もし究極のツーリング写真の読者の皆さまが、SNS等でツーリング写真の力作を発表したときに、このようなコメントを受けても決して気にしないでください。あくまで見る側の写真文化が低いのが原因なのである、そう言い聞かせてくださいね。この問題ばかりは我々撮る側の文化ではすぐにどうこう解決できるものではありません。




 

EOS6D Mark2 + EF35mmF2 IS

さて前置きが長かったですが今回は<中級>ツーリング写真解説として写真におけるデザインのお話でございます。

写真におけるデザイン要素とは写真の観賞者がぱっと見た瞬間に受ける印象と関わっています。代表的なデザイン要素は色、線、図形、立体感、質感、ディティール、シェイプなどがありますが、今回は色の解説をしてみたいと思います。

上の作品は千葉県君津市の山奥にある舗装林道で撮った1枚です。前日の雨で多くの落ち葉が一面にありました。勾配がきつく粘土質が露出して滑るので、いちどバイクを停めて歩いて路面状況をチェックしていたときでした。

濡れた路面は黒っぽく、その上にヒトツバカエデ、オガラバナ、テツカエデなど秋の木々の葉が色とりどりのパレットのようになって美しいと感じました。

黄色、緑、赤などがおりなす「カラフル」であること、これがこのシーンでのデザイン要素です。ここに注目して路面に落ちた葉の様子が最も魅力的になるように撮ってみましょう。




使用したレンズはキャノンEF35㎜F2 ISです。「路面一面に広がる」という重要なことを広角レンズをつかってセオリー通りに画角を決めました。写真のキホンとも言える被写体に寄ることですが、カメラを手持ちでぐっと路面へ寄ってシャッターを切っています。

注意点は手前から奥までパンフォーカスで狙いたいシーンなので、かなり絞り込みますが昼間とはいえ薄暗い林道です。十分ではない光量のためシャッター速度が低下するので手ブレ、風による被写体ブレに注意し苦しいようならISO感度を上げるか絞りを開いてピントピークをマニュアルフォーカスで手前側にしてみましょう。

こういったシーンでキャノンEF35㎜F2 ISは4段分の手ブレ補正を内蔵しているので大変重宝します。以前に愛用していたSIGMA35㎜F1.4DG ARTも良いレンズでしたがF1.4解放で撮るツーリングシーンは少なく、やはり買い替えは正解だったなと感じた撮影シーンでした。

被写体や情景からデザイン要素を見つけるには知識をつけるだけでなく、実際の撮影シーンで意識することが大切です。これにより知識と関係のある要素に気が付いてデザイン作業に入れるのですね。

今回はこの辺で!




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バイクのある風景 写真コンテスト

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、今日は本当は更新をお休みしようかと思っていましたが、すごい写真コンテストの結果発表を受けて今回はその話題をちょっとだけ。

去る12月の初旬にニコニコ動画のニコツーから派生した【バイクのある風景写真コンテスト】をご存じでしょうか?

すでにある場所ではかなり有名なのですが、とにかくスゴい写真ばかりのハイレベルなバイク写真コンテストです。

主催者の方のブログで2018年の結果発表が掲載されています↓

2018年の受賞作品




私はこのコンテストで2016年で賞をいただきましたが、とにかくハイレベルで驚きの写真ばかりです。アウトライダーのツーリング写真コンテストもハイレベルですが、それとはまた少し趣旨の違うコンテストのようです。

アウトライダーツーリング写真コンテストは旅の世界観が表現されている、少しストイックなイメージの作品が評価される傾向でした。対してこちらのニコツーフォトコンテストは「バイクのある風景」というタイトルの通り、バイクと風景で美しさやインパクトのある作品が高評価となる傾向のようです。

当ブログでは以前に何度か同じことを書きましたが、良い写真が撮れるようになるにはまずは写真を好きになること。たくさんの色んな作品を見て自身の好きな写真を知ることが良いのではないでしょうか…と書いてきました。

こういったコンテストや写真展の作品を見て、刺激を受けたり純粋に感動したり、その中から自分が「いつかは撮ってみたい」と思える憧れの1枚を想像してみるのが、実はすごく意義のあるものだと感じます。

かく言う私もかつてアウトライダーツーリング写真コンテストで先輩方の作品から刺激を受けて「いつか撮ってみたい」という憧れの1枚を想像したものでした。もちろん現在もいつか撮ってみたい写真はアタマの中に描いていますけどね。

今回はこの辺で!




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~本日の毎日100ショットスナップ~

 AGFA Sensor505-D

 

 

キャンプツーリングで道具沼にハマらない唯一の手段

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、すこし前にお役立ち情報として初めてのキャンプツーリングとしてオススメのツーリングテントをご紹介しましたが、想像以上に好評だったので今回もキャンプツーリングに関わるお役立ち情報をいってみたいと思います。

題して「キャンプツーリングで道具沼にはまらない唯一の手段」です。

キャンプツーリングの道具沼とはカメラで言われるレンズ沼と同じでテントやらシェラフやらキャンプに関わるあらゆるギアが次から次へ欲しくなって、必要でもないのについ買ってしまう…物欲の底なし沼のことです。

かく言う私も10年くらい前はどっぷり沼にはまっていて、海外製の高級なテントやらビンテージのガソリンランタンやら、飾りにしかならないようなギアやらをつい買ってしまう病気でした。

もちろん沼にハマるのは必ずしも悪いことではありません。お金に余裕があって新しい道具を試すこと自体が楽しいという事であれば、沼などと呼ばずにご自身のライフワークとして大いに楽しむべきです。

しかし本当は買いたくないのに欲しくなってしまう!と病的に困っている方々へ、私なりの方法で「道具沼の脱却法」をご伝授いたしましょう。

といっても長々と説明するようなコトではありません。1つのシンプルな道具を選び、長く使い倒して旅の思い出と道具への愛情をたっぷり注ぎ込んであげましょう!はい、これだけです。

大したモノは何もありませんが以下に私の旅の道具達をご紹介いたします。(お勧めのキャンプギアという意味ではありませんよ)

・スノーピーク ロゴダブルマグ330

スノーピークのサーモマグ。説明するまでもありませんが熱いコーヒーや冷たいビールが屋外にいても保温される優れもの。15年くらい使用しています。こういった物は紛失しない限りダメになりようが無いので半永久的に使えてしまいます。




・PRIMUSのチタンクッカー

プリムスのチタンクッカーです。写真がやや露出オーバーですが真っ黒で様子が伝わらないのでこのように撮っています…

現在のプリムス イージークックミニキットの前身ともいえるチタンクッカーでしょうか。15年くらい使っています。チタンクッカーは軽量でお湯がすぐ沸くため重宝されますが、熱伝導の関係で食材が焦げやすく大した料理は作れません。しかしこのチタンクッカーで沖縄のヤシガニをボイルしたり北海道で鮭を入れた味噌汁を作ったりした思い出が詰まっているお気に入りの旅の相棒なのです。

・SnowPeak 焚火台S

スノーピーク 焚火台S もはやキャンプツーリングを愛するライダーの間では説明不要のド鉄板アイテムですが、私も例にもれずコレが発売されたときは飛びついて買いました。以降、キャンプツーリングでは焚火という行為が欠かせないものになりました。

まだ10年も使っていませんが見た目はかなり年季が入っております。少々重いですし現在ではピコグリルなど、他に良いな~と思える焚火台が発売されていますが愛着があって今でもコレを愛用しています。

・Snowpeak ワッパー武器Ⅱチタンカトラリー

こんな小物といえるカトラリーも15年くらいは使っています。これも紛失しない限りは買い替える理由など見当たらず、ずっと愛用しております。




・Bawloo ホットサンドメーカーシングル

バウルーのホットサンドメーカー。中央で2つに分かれるダブルではなく、こちらはシングルタイプです。食パンの間に具材を多めに入れたり、冷凍の肉まんをプレスして焚火で焼いたりするにはシングルがお勧めです。主に朝食で活躍します。これも年季が入っていますが内側のコーティングが剥がれることはありません。

・Trangia ケトル0.6L TR-325

トランギアのケトル。0.6LのTR-325と思われます。いつ買ったか記憶にないほどですが10年以上は使っています。注ぎ口が絶妙で軽くコンパクトなのが気に入っております。

・MSR ウィスパーライトインターナショナル

ガソリンストーブはMSRのウィスパーライト インターナショナルです。冬のキャンプでも火力が衰えずプレヒートもしやすいです。レギュラーガソリンも使用できますが今はホワイトガソリンを使用しています。2005年に購入してずっと使っていますが、一度もオーバーホールしていませんが故障知らずです。

火力も安定していて燃焼音も比較的静かです。今売られているウィスパーライトは五徳の形状が変わったようですね。

・MSR アルパイン フライパンSUS

MSRのALPINE FRY PANというシンプルなステンレス製のフライパンです。テフロンなどのコーティングがありませんが、逆に考えればコーティングの劣化、剥がれがないので長く使えて万能です。

焚火台にかけてステーキを焼いているところ。

・Snowpeak まな板

スノーピークのまな板です。包丁をマグネットで留めて折りたたんで収納できます。キャンプツーリングの時は食材を切って焼く程度の簡単な調理ですが「食材を切る」という行為がなぜか重要と感じてしまいます。これも発売されてすぐ買ったので8年くらい愛用しています。

公式サイトより

 

いかがでしたでしょうか。キャンプに使う道具は旅の道具であり、たくさんの旅の思い出が詰まった頼もしいヤツらなのです。

見た目はもう買い替えた方が良さそうなほど黒ずんでいますし、新しいキャンプギアは機能的でオシャレかもしれません。しかし…それでも自分と共に旅をした道具たちを大切にして、キズや汚れを誇りに思えるようになれば、よりキャンプや旅の本質的な魅力と向き合えるのかな…そんな事に気が付いたとき道具沼から抜け出した記憶があります。

皆さんも今お使いになっているキャンプギアを使い倒して、キズや汚れを誇りに思ってみてください。そして旅の思い出をたくさん詰め込んで道具を愛してみてくださいね。

今回はこの辺で!




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キャンプツーリングシーンでの星空の写真の撮り方

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、だいぶ冷え込んできましたがご体調を崩されていませんでしょうか?最近になって風邪をひきやすくなった…という方はおられませんか?寒い冬でもバイクに乗って、しかも冬キャンプを楽しめば風邪をひきにくい丈夫な体になりますよ!

さて今回の<中級>ツーリング写真解説はキャンプシーンにおける星空の写真の撮り方の解説です。いつもみたいに難解にならないよう単純に「撮り方」にフォーカスして解説したいと思います。

EOS6D Mark2 + EF14mmF2.8L

タイトルにキャンプシーンで…と書きましたが、この写真は野宿でございます。ちなみにCampという英単語を辞書で調べると軍隊、ボーイスカウト等の野営地、キャンプと出てきます。野宿を英訳させるとhomelessやcampと出ますが「野宿すること」を例文で翻訳すると「the action of sleeping out in the open air」になりどこにもcampとは出ません。

日本の旅文化ではキャンプとはキャンプ場を使用することで、野宿とはそうではない場所で夜を明かす行為と解釈されているようです。

野宿については多くの誤解や様々な解釈があるようですが、その土地に明確な区分などのない自然奥深い場所で野宿することは決して悪いことではありません。もちろん他人への迷惑行為、自然破壊行為などがあればそれは許されませんが、少なくとも日本では廃れ始めた旅文化を支える重要な宿泊手段が失われないよう良識をもって野宿を愛したいと私は思います。




話が脱線しましたがキャンプ、野宿において焚火を囲みながら美味しい酒を飲み満天の星空をながめる、旅を愛するライダーなら正に至福のひと時ですね。

あまり酔いがまわる前に美しい星空のキャンプシーンを写真にしましょう。

上の写真の場合、なるべく空一面に広がる星の様子を表現したかったので超広角レンズであるEF14㎜F2.8Lを使用しました。基本は広角レンズがおすすめですが、特定の星座などを狙う場合は50㎜あたりを使う場合もあります。

撮影データはF2.8 30秒 ISO400です。この露出については夜空の明るさによってだいぶ違ってきます。都会に近い場所の夜空と標高の高い山奥の夜空ではまったく明るさは違いますし、肉眼では目が慣れてしまってこの違いは分からないものです。

ポイントは星が軌跡を描き始めるのが40秒くらいなのでシャッターを開ける時間は30秒くらいに留めましょう。カメラの撮影モードはマニュアル露出かバルブモードに設定してください。




ISO感度は夜空の明るさに合わせて400から2000の間くらいを選択する感じです。絞りはお使いのレンズの解放値を基本としてください。ピントはAFは使用せずMFに設定し無限遠に合わせるかLEDライトなどでテントやバイクを一旦照らしてライブビューでピントを合わせてください。

試し撮りでモニターを確認する場合、真っ暗な撮影地でモニターを見ると真っ暗な写真でも液晶のバックライトが眩しくて十分な明るさの写真だと勘違いしてしまいます。この辺が不安な方はInfoボタンを押してヒストグラムを確認しましょうね。

あとはインターバルタイマー機能を使って撮影するだけです。テント内にはLEDライトを忍ばせて明るくし、バイクやライダーは焚火に薪をくべて炎で照らすとカッコよくなりますよ!

いかがでしたか?今回は「いい写真とは感受性と想像力で」とか難解な精神論などは省いて単純に撮り方の説明だけしてみました。

それではまた!




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たまには動画を!焚火の炎と音もお楽しみください。