ツーリングシーンに見合ったホワイトバランスの設定方法

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、2019年9月8~9日に台風15号が上陸し地域によっては甚大な被害のあった千葉県ですが、南房総市や館山市ではすでに主要な道路や多くのお店は平常通りとなっております。いすみ市や九十九里の方はそもそも停電があったくらいでニュースにあるような大きな被害は出ておりません。

自粛ムードや風評で観光客が来なくて地域の方々が大変お困りとのことですので、ぜひ房総へツーリングにいらして下さいね。

風光明媚な海岸線、美味しい海の幸、びわや梨などの農産物、そしてツーリング写真に最高なスポットもたくさん待っていますよ!

さて今回の<中級>ツーリング写真解説ではバイク写真、ツーリング写真において、そのシーンに最適なホワイトバランス(色温度)の設定について解説してみたいと思います。

ホワイトバランス、色温度とはカメラの操作方法で最初に教わることですよね。単位はK(ケルビン)で数値が大きいほど赤みをおびた暖色で小さいほど青みをおびた冷調な写真となります。日陰や曇り空では青っぽく写ってしまうので、これを修正するときにカメラのホワイトバランス調整機能で修正しますよね。でもホワイトバランスの調整で出来ることは修正することだけではありません。




ホワイトバランス 4000K

他の様々なツーリング写真解説にも書いてきましたが、写真とは目で見た通りに写すべきだ!という考え方は非常に勿体ないものです。カタログ写真や事実を忠実に伝える目的のある記録写真を除いて、表現の世界では感じたことや被写体の魅力が伝わるよう、実際の様子とは異なる様子で写真にしても良いと思います。

ホワイトバランスの設定も例外ではなく、目でみた通りを写真にする目的でホワイトバランスを設定するのは必ず正しいとは言い難いです。

そのシーンにぴったりだと思うホワイトバランスの設定、自分が感じたことを表現するのに最適なホワイトバランスの設定をしてみましょう。

上の作例では前景として小川に自生していたシダ植物を入れてみました。シダが入ることで作品の雰囲気は一気に苔むした日陰のイメージだと感じたので、だいぶ冷調なホワイトバランスとなる4000Kを選択しました。

これにより見る側に空気感としてしっとりと湿度を感じさせる写真に仕上がったのでは?と感じます。

ホワイトバランス 5150K

一方、全く同じシーンをホワイトバランスを暖色方向に設定するとこんな感じです。一見してこれはこれで悪くないように見えますが、情景の中で感じたことと関連性のないホワイトバランスの設定と言えます。個人的な好みの問題かもしれませんがシダ植物など苔むした雰囲気を表現するのにこれはないと思います。




ホワイトバランス 5000K

もし5000Kくらいで撮るのであれば、同じ撮影場所でも撮り方はガラリと変わってこんな感じだと思います。

その時の情景や被写体によって「こう感じたからこう撮りたい」というイメージがあり、それに見合ったホワイトバランスを選択することを強くオススメ致します。決して目で見た通りの様子を忠実に写真にするように…にとらわれない。ここがポイントですね。

もちろん記録形式をRAWで撮られている方は後でホワイトバランスをLightroomやDPP、キャプチャーワンで調整するから撮影時はホワイトバランスは気にしていない…という方も多いかと思います。しかし今回の解説のように「シダ植物の苔むした雰囲気に似合うホワイトバランスを」と撮る時点でイメージできれば、構図や露出などもそれに合わせて撮影時に決めることができるのです。




今回はレタッチやプリントも含めて写真が最終的にどうフィニュッシュするのか?というイメージ力も大事ですよ…という事を含めて解説してみました。

ぜひ次回から実践してみてくださいね。

今回はこの辺で!!

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知識、習得、応用の3ステップで撮り方の引き出しを増やせ!

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、毎度大げさなタイトルですが…今回は久しぶりに真面目に<中級>ツーリング写真解説を書いてみたいと思います。

何度か同じことを書いてきましたが多くの人が目指している「いい写真」とは簡単に定義できるものではありませんね。私が誰かに聞かれたときに言っているのは【いい写真とはいつも見る側が主観的に決めるもので撮る側にとっては永遠のテーマ】といっています。

いい写真を実現するには撮り方を駆使して魅せる手法と、撮り方はあえて駆使せずナチュラルに撮るものが存在します。演出を使ってアーティーに仕上げるか、事実を直視しドキュメンタリーに撮るかの2者がある訳です。個人的な意見としては後者はビギナーが最初に目指すべき領域ではないかな?と思います。

ここでは前者の撮り方を駆使する表現について、撮り方をマスターするにはどうすれば良いのか?をビギナーから中級者を対象に書いてみたいと思います。

撮り方と一言でいっても星の数ほどたくさんあって、撮り方の全てをマスターしたぞ!というゴールのようなものは永遠にありません。様々な撮り方をマスターして、それを撮影の引き出しとして自身のスキルに多数在庫させることで、そのシーンに見合った表現を選択できるようになる訳です。

撮り方は1つや2つでは全く話になりません。ビギナーでも10以上は持っていないと写真は撮れないと思います。100でも1000でも多ければ多いほど良いのかな?と思います。ナチュラル派の巨匠でも撮り方はゴマンと持っていて、あえて1つも使わないで表現する、だから素晴らしい作品が成立するのかな…と思います。




例えば写真の基本としてよく耳にする三分割構図で例えてみましょう。まず書籍でもネットでも良いですが三分割構図が縦横に3分割されたグリッド線であり、それに合わせて構図を作ることですよ…という【知識】を脳内に記憶します。次に実際にカメラを手にして試し撮りで良いので風景の境界を三分割線に合わせてみたり、被写体の位置を線の交点に合わせてみたりして撮影をします。何度か重ねて練習することで実際に出来るようになり【習得】となります。そして三分割構図で撮る、という撮り方の引き出しをスキルとして1つ身に付けたので、実際に本番と言えるツーリング先で三分割構図が使えそうな場面であるか判断し、実際に使ってみる。これが【応用】となります。

次に作例を元に解説してみます。

EOS6D Mark2

この作品は先日、東北をツーリングしたときの一コマです。早朝の蔵王エコーラインで撮ったのですが、撮影ポイントは宮城蔵王側で東から登る太陽をコーナーの立ち上がりにあった駐車場から撮影しました。

私は15年以上にわたるツーリング写真の経験から、脳内には稚拙ながらも撮り方の引き出しは数え切れないほど在庫させております。このシーンでその中から最も良いであろう撮り方を在庫リストから検索をかけてみます。




こういったとき「どう撮ろうか」と考えるよりも心をリラックスさせて純粋に風景に感動することが大切です。そうすることで本当に魅力的だと感じたものが何なのかが見えてきます。この作例の場合は露出設定とホワイトバランス、そしてデザイン要素の1つである線と色がキーとなりました。

日の出で明るく焼けた空と、それを逆光で望むことで美しく反射する路面に気が付きました。このように【気づき】がないと撮り方の選択ができません。空と地面でどちらに露出を合わせるのが正解なのか?と考え込んでしまうのです。気付きをきっかけに「焼けた空の光を反射する路面が美しい」と言語化できれば、おのずと路面に写り込んだ光に露出を合わせることが出来るはずです。

ここでは1.路面に写り込んだ光が最も魅力的になる露出を設定した 2.オレンジのセンターラインが描くカーブを導線効果として画面の角から入れた 3.導線の先にハイライト(およそ太陽の位置)がくるようアングルを探った 4.空の高い部分に残る青が消えないようホワイトバランスを設定した の主に4つを脳内の撮り方の引き出しから選択しました。

こういったたくさんの撮り方から検索をかけてチョイスする能力も「いい写真」を目指す上で重要なのかもしれませんね。




いくら本などで勉強しても、いざ撮影現場で目の前の状況と知識を関連付けることが出来なくては意味がありません。もちろん流し撮りのように技術も習得できていないと実践はできません。知識だけつけても撮る写真に反映できない原因は【習得】と【応用】を意識できていないからです。

知識をつけることは確かに大切ですが今回ご紹介した【知識】【習得】【応用】をセットとしてとらえてみましょう。習得は身近にあるもので試し撮りでもOK、応用は本番で忘れずに意識することがポイントです。

今回はこの辺で!!!

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↓↓↓撮影ポイント↓↓↓

蔵王エコーライン 縞の沢の駐車場あたりです

R1200GSアドベンチャーのエアクリーナー交換方法 エアフィルター

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、前回に続きましてR1200GS-ADVのお役立ち情報としてメンテナンス作業手順をご紹介しております。

前回のR1200GSエアフィルター交換方法に続いて今回はR1200GS-ADVENTUREのエアフィルター交換方法でございます。といっても交換方法はほぼ同じなのですが、外装部品の外し方が少し異なりますので、念のために別記事としました。

※前回の投稿と内容が重複してしまいますが、この投稿を単体で見つけられた方の為に最初から書いておきます。

エアクリーナーはバイクの吸気部分に設けられた空気中のゴミやチリを取り除いてもらうためのフィルターです。バイクはマフラーから排出される排ガスと同じくらいの圧で空気を吸い込んでいる訳ですから、これがないとエンジン内部にゴミやチリを吸い込んでしまいます。

ディーラーでの交換推奨スパンは確か15000㎞毎または2年だったと思います。しかしエアクリーナーの汚れ具合は使い方によってかなり差がでます。空気の汚れている街中や工業地帯の走行が多い人はすぐに汚れますし、私のように山奥や田舎道の走行が多ければそれほど汚れません。

R1200GSの場合、他のBMW車と比較してもエアクリーナーの交換方法は容易で、普通のオートバイと何も変わりません。強いて言えば外装部品を固定しているボルト類が六角ではなくトルクスが使われているくらいです。

とても簡単ですし外装の一部を外して中の様子を見ることはオーナーとして決して悪いことではないと思います。

では早速、作業手順を書いてみたいとおもいますが、その前に交換用のフィルターの入手方法を…。

ネット通販で容易に入手できます。上の安い方が乾式で下が湿式です。純正と同じ乾式のフィルターは1回きりしか使用できませんが2000円前後と安いです。対してK&Nタイプの湿式フィルターは清掃して繰り返し使用できますが7000~8000円とお高いです。どちらでも良いと思いますが湿式は清掃できると言っても乾かしてから車体に装着する手間があるので私は乾式を使っています。




用意すべき工具はたった1つ。トルクスのT25です。車体のガソリンタンク右側の外装部品を外して交換作業を行います。

まず最初にシートを外してこの黒い樹脂カバーを外します。

固定ボルト1本を外したらあとはこの写真のように黒いゴム部品へ突起が刺さっている構造なので、エイっと引っ張ってやれば外れます。この突起がゴム穴に刺さっている構造は後でエア取り入れ口を着脱する際にも出てきます。

次にこの部分のボルトを外します。

先ほど外したボルトの裏にこのように隠れたボルトがあるので、カバーの隙間からこれを外してやります。

次に下側のボルトも外します。

するとアルミ製(ボディカラーによっては樹脂製?)のタンクのサイドカバーは簡単に外れます。

次に象の鼻のようなエアの取り入れ口を外します。矢印の2か所に樹脂製のクリップのような部品があるので、これを手で引き抜きます。

クリップはただ引っ張るだけでは抜けません。先端の形状をよく見て押しつぶして引き抜いてください。




象の鼻のようなエア取り入れ部を右後方に引き抜くようにして外します。ここでもカバーの時と同様に突起がゴム穴に刺さっている構造です。真横ではなく斜め後方に引き抜くのがポイントです。

汚れたエアクリーナーが姿を現しました。これで2万キロほど使用しました。それほど汚れていないように見えますが真っ黒になる前に交換するのが大事です。エアクリーナーの前に見えるのがABSコントロールユニットです。

古いエアクリーナーを取り出します。

新品との比較。車やバイクの構造は人体に例えられることがありますが、エアクリーナーを人体に例えると鼻毛だそうです。

新品のエアフィルターをR1200GSに装着します。少し狭くて入れにくいですが角を少し曲げてやるなど工夫して丁寧に装着してください。

象の鼻のようなエア取り入れ口を装着します。

突起部分がゴム穴に奥まで入るようしっかり入れて下さい。

外す時に引き抜いたクリップ2か所を差し込みます。




カバーを外したついでに普段は掃除できない部分を綺麗に掃除しておきましょう。

タンクの右サイドパネルを外した時の逆手順で装着します。

最後にここを締めて…

黒いサイドカバーを装着したら作業完了です!!

作業時間はゆっくりやっても15分もかからないと思います。トルクスT25(車載工具にもあったかな…)1本で簡単にできるので、ぜひ挑戦してみてくださいね。

今回はこの辺で!!

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R1200GSエアクリーナー交換方法 エアフィルター交換方法

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、今回はツーリング写真解説はお休みしてBMW R1200GS(空冷モデル)のメンテナンス情報をアップしてみたいと思います。

当ブログでは写真解説について字数が多くなることを覚悟で詳細に解説しておりますが、その解説方法と同様に字数が増えてもいいのでメンテに自身のない人でも出来るように超詳細に作業手順を記載しております。

過去のR1200GSメンテナンス方法の記事はこちら

R1200GS エンジンオイル交換方法

R1200GS ミッションオイル交換方法

R1200GS リアブレーキパッド交換方法

R1200GS バッテリー交換方法




さて今回はR1200GS(ADVではない方)のエアフィルターの交換方法をいってみたいと思います。

エアクリーナーはバイクの吸気部分に設けられた空気中のゴミやチリを取り除いてもらうためのフィルターです。バイクはマフラーから排出される排ガスと同じくらいの圧で空気を吸い込んでいる訳ですから、これがないとエンジン内部にゴミやチリを吸い込んでしまいます。

ディーラーでの交換推奨スパンは確か15000㎞毎または2年だったと思います。しかしエアクリーナーの汚れ具合は使い方によってかなり差がでます。空気の汚れている街中や工業地帯の走行が多い人はすぐに汚れますし、私のように山奥や田舎道の走行が多ければそれほど汚れません。

R1200GSの場合、他のBMW車と比較してもエアクリーナーの交換方法は容易で、普通のオートバイと何も変わりません。強いて言えば外装部品を固定しているボルト類が六角ではなくトルクスが使われているくらいです。

とても簡単ですし外装の一部を外して中の様子を見ることはオーナーとして決して悪いことではないと思います。

では早速、作業手順を書いてみたいとおもいますが、その前に交換用のフィルターの入手方法を…。

ネット通販で容易に入手できます。純正と同じく乾式のフィルターは1回きりしか使用できませんが2000円前後と安いです。対してK&Nタイプの湿式フィルターは清掃して繰り返し使用できますが7000~8000円とお高いです。どちらでも良いと思いますが湿式は清掃できると言っても乾かしてから車体に装着する手間があるので私は乾式を使っています。

用意すべき工具はたった1つ。トルクスのT25です。車体のタンク右側の外装部品を外して交換作業を行います。

まずシートを外してこの黒いカバーを外します。このカバーはネジ等で固定されているものではありません。手で引っ張れば外れます。

まず最初に黒いステンレスカバーの付いたカバーを先に外します。ここのボルトと…

…ここのボルトを外します。あとは引っ張れば外れます。

カバーはこのようなゴム製の穴に…

このような突起が刺さっているだけです。えいっと引っ張ってください。この後の作業にも同じようなものが出てきます。




次にタンクサイドパネルのこの部分を外します。T25のボルト2本を外すと容易に外せます。

ここまでの作業でこんな感じです。中央に黒い樹脂部品で象の鼻みたいなのが有りますが、これが空気の取り入れ口です。この先にエアフィルターがあります。

象の鼻の付け根にあるクリップのような固定具を引き抜きます。

上限で2か所あります。ただ引っ張るだけでは駄目で先端をよくみて、押しつぶしてから引き抜いてください。

象の鼻を右斜め後方に引き抜くように外してください。ここでも矢印の部分にゴムの穴に突起が刺さる構造の固定方法が存在しています。




象の鼻を外してやるとエアクリーナーが現れるので古いフィルターを取り外します。

左が新品で右が装着されたいたもの。私の場合、これで2万㎞以上は使用しました。

少し狭くて入れにくいですが新品のエアクリーナーを装着します。ちなみにこの状態でエアクリーナの前に見えているのがABSコントロールユニットです。

ここから先は今までの逆手順です。象の鼻を装着して2つのクリップをしっかりと差し込みます。

タンクサイドカウルとカバーをT25で元のように固定して作業終了です。ちなみにT25ボルトは1本だけ長さの違うものがあるので、間違えないように注意して下さい。

ほとんど同じなのですが次回はR1200GSアドベンチャーのエアクリーナー交換方法をご紹介いたします。

では!!

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構図の上手い下手が分かれるポイントはここだ!構図の基本を徹底マスター

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、またまた大げさなタイトルを挙げてしまいましたが、久しぶりにツーリング写真の基礎的なことを書いてみたいと思いますので、特にビギナーの方はお付き合いくださいませ。

構図とは写真に詳しくない人が聞いても大切なことだなとご存じだと思います。しかし構図とは一体なんでしょうね??そもそも構図の定義を調べても明確な答えはあまり見かけません。

一般的には被写体の大きさや配置をどのように構成するか、背景との兼ね合いをどうするか、水平線などの分断線をどの位置にして比率を作るか…といった事でしょうか。

こういった構図を撮影者の意図のもとで巧みにコントロールされたか、まったく意識せずに無秩序で作ってしまったかで作品の印象は左右されるものです。




今回は構図の解説の1つとして主題を明確にするために、主題以外の被写体や要素の存在感の落とし方について作例を元に解説したいと思います。

・深度とフレーミングで魅せる

EOS1Dx + SIGMA150-600F5-6.3DG

この作品は東京湾越しに臨む冬の富士山を主題にしたものですが、他の被写体であるライダー、バイクは深度(ボケ具合)とフレーミングで存在感を落としています。

画面の枠から被写体を切り落としてしまうフレーミング、ピントを合焦させずボケ具合でコントロールする深度での調整は存在感を落とす手法として最も分かりやすいやり方です。

・露出で魅せる

EOS6D Mark2 + EF70-200mmF2.8L

この作品は雪を冠した美瑛岳に美しい夕陽の光が当たっている様子が主題となっています。その他の被写体であるバイク、ライダー、道などは暗くボケています。露出を美瑛岳に合わせたことで結果、バイク側が暗くなったのですが露出で主題以外の被写体の存在感を落とした構図です。

露出とは画面の全体がちょうど良くなるよう合わせることではありません。それはカメラのコンピューター(AE機能)でも出来ることです。露出は作品の主題が最も魅力的に見えるように設定するものと覚えましょう。

露出を使った表現方法を身に付けるだけで一気に写真がレベルアップするのでビギナーから早く脱したい方は露出表現を集中的にマスターしてみると良いかもしれませんね。




・導線で魅せる

EOS6D Mark2 + SIGMA150-600mmF5-6.3DG

導線は写真のデザイン要素(色、図形、線、規則的なパターン、質感、ディティール、立体感など)でも効果の高い要素の1つです。特にS字を描く曲線は写真の観賞者がパッと見た瞬間の視線を楽しませる要素として良く機能するものです。

この作品は北海道のオロロンラインの最も隆起しているポイントを望遠レンズ撮りました。強烈な圧縮効果により実際のイメージよりも大きく隆起しているように見えます。道路の白線などから受ける直線効果と隆起による曲線の複合で魅せています。

その導線上にバイクを乗せてあげることで作品の主題を絶対的に表現しました。

・セットにして魅せる

それともう1つはこんなユニークな方法もあります。この作例の場合はバイク、ライダー、太陽と3つの被写体がありますが、これらを小さく構成して一か所にまとめてセットにするやり方です。チーズバーガー、ポテト、コーラみたいにワンセットにするとまとまり感が出てスッキリするものです。




ビギナーの方がつい撮ってしまう失敗作とは被写体A、被写体B、副題、アクセント被写体、背景、地面や空など…これら各々の存在感を意識できずに惰性的にシャッターを切ってしまった写真です。その結果、散漫な構図となってしまい主題がボヤけた平凡写真に陥るのです。

空なら空、バイクならバイク、これがこの写真の主題です、という事を心の中ではっきりと決めて、その他のものは脇役として機能するよう存在感を調整してあげましょう。これが今回ご紹介した上の4つの例です。もちろん他にもたくさん方法はありますが、特に深度やフレーミングでやる方法はベテランの常套手段なのでぜひマスターして下さいね。

今回はこの辺で!!

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大好きな”アレ”を発見しちゃった時の心構え

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、訳の分からないタイトルを付けてしまいましたが、あまり期待はしないでください…

皆さまはドラえもん、お好きですか?私より若い世代の方は子供の頃に見ていたよ、という方が多いのではないでしょうか?

私は幼少期の頃、テレビCMでガチャガチャドラえもん、というオモチャを見て「これが欲しい!」と親に頼んで誕生日プレゼントで買ってもらったのですが、いざ実物を手にするとカプセルは事前に自分でドラえもんの体に入れなくてはいけない!という事実を知りガッカリしたものでした。テレビCMではまるで無限にガチャガチャのカプセルが出てくるかのような表現だったので騙された気分だったのを覚えています。しかし今になって考えると、そういった夢と現実のギャップや理不尽が起きたときの耐性など、子供ながらに学んだのだ…とも思えます。




さて当ブログでは黄金比や白銀比など写真における比率の話を何度かしてきましたが、ドラえもんは1:1.1414の綺麗な白銀比です。

1:1.1414つまり√2ですが、白銀比という呼ばれ方とは別に「大和比」とも呼ばれていて日本文化の多くに採用されている比率でもあります。ドラえもんの他にもハローキティの顔だったり、歴史的な建造物では法隆寺や五重塔などにも採用されているそうです。これは黄金比の1:1.618よりも正方形に近いので丸い木材から材料を抜くのに無駄がなく、日本人の「勿体ない」という奥ゆかしき文化を象徴していると言えます。

さて今回はそんなドラえもんのネタからこんな作品をご紹介いたします。

外房へ朝焼けの景色を撮りに行こうとR1200GSを走らせたところ、なんとドラえもんに出てくる三大アイテム(タイムマシン、どこでもドア、タケコプター)の1つであるどこでもドアを発見してしまいました!!!

撮影したのは9月の初旬でしたので、恐らく海の家がインスタスポットとして設置した物だと思うのですが、撤去前にブルーシートを被せて置かれていたのだと思います。しかし前日の台風で海の家は建物ごと50mほど北へ吹き飛ばされて、何もない砂地にこの「どこでもドア」だけが佇むという何とも不思議な空間が出来上がっていました。

ブルーシートは強風で剥がれたもので私が剥がした訳ではありません。バイクを停めている場所も砂浜ではなく駐車場です。といっても強風で砂が堆積してぱっと見では駐車場と砂浜の境界は分かりませんが…。




こういったユニークな発見や驚きと遭遇したときに人は心理的にそれを写真に撮りたいと思うものです。ここに落とし穴があります。目撃したことを記録として撮って満足してしまわないことです。

きちんと自分なりに表現するために作品を構成していきましょう。この場合はまさかの被写体であるどこでもドアです。ドアであるならドアの手前側と向こう側で構成して物語性を構成してみてはどうでしょうか?そこで被写体を挟み撃ちにするよう手前は見切れでライダー、向こう側はR1200GSとしてみました。バイクと言う乗り物はまるでどこでもドアのように、思い立ったらどこでも行ける乗り物である…と表現してみました(少し無理がありますが…)。

それと水平を無視して意図的に斜め構図にしてみました。斜め構図はいけない、というのは誤解でちゃんとした意図があってやるならOKだと思います。以前も似たような解説をしましたが斜め構図は異空間の演出としてピッタリです。ドラえもんのアイテムに遭遇したこのシーンではそんな斜め構図がよく似合うと思いました。

斜め構図は写真デザインの上では安定感を失ってしまう事を覚えておきましょう。斜めにすると泥酔した人のようにフラフラとして今にも倒れてしまいそうな不安定が発生します。それを補うためには導線などの別のデザイン要素を使うか土台効果を使うと不安定さは緩和されます。この写真の場合は地面にしっかり寄って安定感を補ってみました。




 

「やったー!どこでもドア見つけちゃった~!」と興奮していると、それを記録写真としてただ撮って終わりにしてしまわないよう気を付けましょうね!

今回はこの辺で!!!

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大型バイクと小型バイク☆ハンターカブCT125の発表を受けて…

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、台風19号の被害は大丈夫でしたでしょうか?私の住む千葉県は当初の予想よりは影響が少なく、最も心配だった高潮も自宅周辺は被害ありませんでした。地球温暖化で海水温度が上昇し、かつて無かったような強力な台風が発生して甚大な災害となる。地球はいま、そんな環境になってしまったのだと実感しますね…。私たちにできることは何でも実行して子供たちの世代に自然豊かな地球と環境を渡したいものです。

さて今年のモーターショウでホンダ ハンターカブCT125がお披露目されるようで話題になっていますね。ハンターカブといえば1981年に登場した名車CT110がマニアの間で人気でしたよね。実はこのハンターカブ、以前はとても欲しくて買う気満々だったのですが、良い個体と予算が折り合いがつかず断念した経緯がありました。

その後、数年を経てホンダからクロスカブが発売され、ハンターカブのようだ!と話題になりましたが、私くらいの年代ですとホンダ特有のカジュアル過ぎるテイストがどうも入ってきませんでした(レッグシールドの無い現行型はかっこいいですが)。




そして以前もブログに書きましたがド・ストライクと言えるスーパーカブ、C125が登場して買おうかどうしようか…ずっと悩んでいました。そしてこのタイミングでクロスカブの名を冠したCT125の登場…

CT125 ハンターカブ

う~ん、いい。いいですね~旅の雰囲気がむんむんします。ホンダ特有のカジュアルテイストはあまり感じられず、全体に品があって「ハンターカブ」を名乗るのにふさわしいですね。特にクロスカブの時は見送られたアップマフラーとその遮熱板がいい味出しています。

C125と共通の125㏄エンジンに前後ディスクブレーキ、そしてブレースバーの付いたアップハンドルはスポーティーな走りと林道走行が期待できますね。

C125と違ってリアキャリアと燃料タンクも大型ですしキャンプツーリングにも良さそうです。リアキャリア内にエアクリーナーと吸気ダクトを設けているのは浸水時のシュノーケルとして機能するみたいですね。まるでクロカンをやるジムニーみたいです。いや…もしかしてホンダはジムニーの成功を受けてCT125の発売に踏み切ったのかな??

個人的には往年のCT110を彷彿させるスクエアーデザインのウインカーが良いですね。中身はLEDチップの4灯でしょうか。

カラーはC110の時と同じで赤だけなのでしょうかね。私の好みとしてはベージュかネイビーが欲しいです。あと気になるのは価格ですよね。C125の本体定価が約40万円なので、同じくらいか高いのか?またはC125はキャストホイールですが、CT125ハンターカブはスポークなので、逆に安いというのも考えられますね。




C125 のパールカデットグレー

C125は新色のパールカデットグレーもオシャレですよね。ツーリング写真をやる上でもコレは日本風景にマッチすると思います。しかしC125はCT125に比べて燃料タンクが小さいのでツーリング向けなのはCT125かもしれません。

ツーリング写真とスーパーカブ。いいですよね。R1200GSのような大型バイクですとチョットした小径に気軽に入ったり、狭い場所でUターンとかなかなか出来ないです。それに地域の人に何となく威圧的になってしまうのも大型バイクの欠点でもあります。

そう考えると小型バイクはツーリング写真を撮るという意味でもすごく良いですね。旅先での出会いや発見を、幹線道路から外れて集落や林道に入って探検、すごく面白そうです。しかし高速道路は乗れないので限られたスケジュールで遠くまでツーリングしたい時はやはりR1200GSのような大型バイクがいいですよね。

大型バイクと小型バイクの2台持ちが理想的なのかもしれません。




あっ…ツーリング写真解説がありませんでしたね…え~っと、SNSやブログで「タイヤを交換したよー」という写真を撮るときに…

こうやって撮るよりも…

こうやって撮った方がカッコイイですよ!

それだけ・・・

以上!!!

今回はこの辺で!

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コスモスとバイク写真☆露出と望遠で魅せるカメラ女子的コスモス写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、せっかくの3連休なのに東日本はまた台風直撃ですね…。9月8日に千葉県を中心に上陸した台風15号は館山市、富津市、鋸南町などを南房総を中心に大きな被害をもたらしましたが、復旧の最中にまたこの巨大な台風…とても心配です。

今回の台風19号も海水温の高い海上を通過してくるそうなので、猛烈な勢力とのことです。当該の地域の方は事前に防災準備を整えて万全を期してくださいね…。食料や水の確保、停電時のためのバッテリーや発電機の準備。そして大切なバイクも忘れに事前準備を。小排気量のバイクは強風で倒れないよう固縛を、海水を含んだ雨をあびないようカバーをしてロープで固定するなどしましょう。

特に千葉県はもともと災害の少ない地域だったのでどうしても対応が遅れがちですから。




さて今回は季節のツーリング写真について解説してみたいと思います。秋のツーリング風景では定番である紅葉も楽しめますがコスモスも綺麗ですよね。

そんなコスモスのちょっとお洒落で女子っぽい、ふんわりユル系の写真の撮り方について解説してみたいと思います。

EOS6D Mark2 + EF70-200mmF2.8L

この写真は千葉県木更津市の武田川コスモスロードで撮りました。台風15号の影響か、例年よりもコスモスのお花が少なかったように感じます。定例のコスモス祭りも中止になったようで残念ですね。

さてコスモスの風景とバイク写真の撮り方です。女子的なんて小っ恥ずかしいタイトルではありますが、コスモスのような可憐なお花を題材に男らしいとか孤独な旅なんて雰囲気は無理がありますからね…。被写体に似合った表現を躊躇わず選択しましょう。

実際に私はこの場所に辿り着いて最初に受けた印象は「コスモスってやっぱり女の子っぽい印象だよな」ということでした。女性的なイメージって写真デザインとして落とし込むと何でしょうね?明るい、軟らかい、優しい、華やかな…といった感じでしょうか。

これは撮影現場の様子をスマホで撮った説明的写真です。これを見れば状況がよく分かると思います。まず天気です。どんより曇天で太陽の姿はありません。次にコスモスの咲いている状況ですが、ご覧のように道に沿って咲いていて限定的です。あたり一面に咲いている訳ではないのですね。それと先ほども書きましたが例年ほど沢山は咲いていません。

遠景には民家があります。茅葺や寺社などであれば引き立て役としてキャスティングしても悪くないですが、近代的な立派なお家です。なるべく画面内に入れない方がいいでしょう。川は低い位置にあり特段魅力的な要素は感じません。川沿いであることは表現する必要はないでしょう。

道が砂利ダートであることは出来れば魅せたかったですが…試行錯誤の末、うまく構成できなかったので断念し、コスモスの様子を最優先としました。




私の場合、まずユニークに魅せるポイントを練ります。普通すぎる写真にならないよう最初にいつも考えることです。この場合はバイクにあえてピントを合わせず、コスモスの魅力を被写界深度で魅せるようにしてみました。絞り込みボタンを使って上の写真の赤枠のように合焦範囲がくるようマニュアルフォーカスにしてF3.2を選択しました。

光源はどんより曇天です。曇天の光源はコントラストに乏しくフラットな写真が出来あがるのは皆さまもご存じですよね?本当なら光は欲しいですが無い物を願っても仕方がありません。フラットでふんわり写真をイメージして露出を決定します。この場合、評価測光に対して露出補正+1 1/3EVとなりました。評価測光のままだと上のスマホで撮った写真のような明るさです。

次にコスモスを魅せるための画角の選択です。コスモスは数が少なくまばらです。もっと沢山咲いているように見せたいですよね?密度を上げたい場合はどうしますか?究極のツーリング写真の熱心な読者様でしたらお分かりですよね?うです、望遠レンズで空間を圧縮しましょう。

望遠レンズを選択することでコスモスの密度を上げることに成功しただけでなく、背景の民家や関係のない物を画面外に除外することにも成功しました。ここで広角レンズを選んでしまうとコスモスの密度はさらにまばらになり、表情のない曇天の空も入ってコスモスの魅力はたちまち薄れてしまいます。

それに被写界深度で魅せるやり方は広角レンズよりも望遠レンズですよね。

 




最後にLightroomレタッチの段階で、明瞭度を下げてフォギーなイメージに、かすみを加えてハイキーさに雰囲気を与えて完成です。

かなり「撮り方」を駆使した演出派の作品になりましたが、被写体がワイルドフラワーではなく人工的なお花畑ですので、そもそもナチュラル写真として撮るシーンではないですよね。

コスモスとバイク写真の撮り方の解説でした!

今回はこの辺で!!!

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シンコーE705のコスパと評価、持続などについて

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、秋のツーリングシーズンですがバイクのメンテの方は万全でしょうか?タイヤの残溝は大丈夫ですか?摩耗したタイヤでうっかりロングツーリングなど出かけると、後で危険な目に合いますのでタイヤの点検は小まめに行いましょう。

さて以前に私の愛車R1200GS-ADVENTUREにシンコーというメーカーのタイヤを装着しました…という記事を書きました。

謎のON&トレールタイヤ シンコー E705

そのシンコーE705の摩耗持続性の評価が出ましたのでその結果と、R1200GSのリアホイールの着脱方法も一緒にご説明したいと思います。

シンコー E705

この写真は最初に装着した2018年7月のものです。あれから14か月。2回の北海道ツーリング(内、東北自動車道を自走が2回)をして摩耗した現在は…

およそ13000km走ってみて…

リアは中央部分でおよそ2分山。あと1000kmも走ればスリップサインが出そうです。

対してフロントの方はなんと7分山くらいはありそうです。これで前後交換では何だか勿体ないですよね。




そこでリアだけ再びシンコーE705を購入して交換することにしました。2019年9月現在でシンコーE705リア用150/70/17 M/C 69Qのネット上での最安値は6850円!!驚異の安さですね。シンコーE705は同サイズで150/70R/17 69Hというスピードレンジの高い物がラインナップしていますがQが160km/hでHが210km/hです。日本の道路で普通にツーリングするならQの方で全然大丈夫ですね。

早速シンコーE705のリアだけをネットで購入して自分で交換作業をしてみることにしました。これより先はR1200GSのリアホイールの着脱手順について詳細に解説してみたいと思います。

まず準備するものはロングスピンナーハンドルとソケットレンチはトルクスのT50です。ロングスピンナーハンドルは380mmのものでSK11製で良ければAmazonで1600円くらいで購入できると思います。

それからR1200GSへホイールを装着する際のボルトの締め付けに使うトルクレンチです。20~110N・mくらいのレンジのプレセット型が良いと思います。高価なものと思ってしまいますがE-Valueというメーカーの物で3500円くらいで購入できます。

まず車体をセンタースタンド(メインスタンド)で立てて作業を開始します。リアだけの着脱作業でしたらジャッキは不要です。リアホイール無しでこのバイクは自立します。




ロングスピンナーにトルクスT50を装着し、ホイールを固定している5本のボルトを緩めていきます。

5本のボルトを外してしまえばリアホイールは簡単に外すことができます。チェーン駆動で両持ちサスアームのオートバイに比べたら、劇的にメンテ性が良いと言える部分です。

普段手の届かない部分はこの機会にブレーキクリーナー等で綺麗に清掃しておきましょう。ちなみにこの状態でリアファイナルドライブオイルも交換します。ファイナルオイル交換はリアホイールを外す必要があるので面倒だ…という方がいますがリアホイールを外すのは超簡単なのです。

こんな感じでセンタースタンドのみで、リアホイール無しの状態で安定して立っていられます。

さて…今回は外したタイヤと購入した新品のE705を車に積んで友人の勤めるガソリンスタンドに持ち込むことにしました。

タイヤチェンジャーさえあれば作業は数分で終了です。このような専用のタイヤチェンジャーはガソリンスタンド、カー用品店、タイヤショップに大抵はあるものです。バイクのタイヤ交換はできません…という店は多いですがホイールを持ち込みであればOKのお店は意外とあります。

ただしホイールバランスはバイク用のアダプターが必要となるため、そのままではバランス取りができません。私は超高速走行はしないのでバランスは取りませんがバランスを取りたい方はアダプターも持参で行くと良いと思います。

着脱工賃と廃タイヤ処分料で1本で2500円くらいが相場でしょうか。




さて帰って組み替えてもらったホイールをR1200GSに装着します。まずはトルクレンチの設定をBMWが規定した60N・mに設定します。

まずは5本のボルトを手で締められるところまで締めて、その後にトルクレンチで締結します。締める順番は対角状に締めていくのがポイントです。トルクレンチは設定した強さに到達すると、レンチのヘッド部分から「カチン!!」という音と共に少し折れ曲がって知らせてくれます。

対角線状の順番で締める

くれぐれも締め忘れ、締めすぎ、緩すぎなどの作業ミスがないように入念にチェックしてください。走行中に外れたら命に関わる事故になりかねます…

書き忘れましたがトルクレンチの場合はT50ソケットとの間にエクステンションの装着が必要となります。

交換作業完了。ホイール着脱を自分でやってタイヤ屋さんに持ち込んで組み替えれば、シンコーE705であればリアだけで1万円以内で済んでしまいました。

ここからもう13000km持続すると考えると前1本、後ろ2本の計3本のタイヤで26000km持続するという計算ですね。E705の3本分が18000円くらいと計算すると驚異的なコスパと言えます。

それにE705は砂利ダートのトラクションも非常に安定感がありますし、空気圧を下げなくても荒れていないダートであればフロントが横に逃げるようなことも少ないです。舗装路はウェットでもブレーキ制動は良好ですしワインディングのグリップは驚きのグリップを発揮します。ブロックに比べてロードノイズも低いので私にとっては100点満点をあげたい理想的なタイヤです。

シンコーE705の持続とR1200GSのリアホイール着脱方法でした!!

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キャンプツーリングに最高なアドベンチャーテーブルの作り方

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、今回は久しぶりにお役立ち情報としてキャンプツーリングネタをいってみたいと思います。

…お役立ち情報かどうか微妙ですが。

今回はR1200GS/ADVENTURE、CRF1000Lアフリカツイン、スーパーテネレ、KTMなどなど…アドベンチャーバイクにアルミサイドケースを装着してキャンプツーリングを楽しまれている方に、アルミサイドケースを活用したキャンプ用テーブル、名付けて【アドベンチャーテーブル】の作り方のご紹介です。

こんな感じで2つのサイドケースを並べて、その間に板を橋渡しにして広大なテーブルを作ってしまおう!という趣旨のものです。一般的なキャンプテーブルを持ち運ぶよりも荷物がコンパクトですし、材料代も安く済みます。

写真はBMW R1200GSアドベンチャーの純正(ツアラテック製)アルミサイドケースで実はF650GSアドベンチャーと共通だったりします。ツアラテックZEGAベルトを通す金具の部分にボードを乗せる感じです。




まず元となる木のボードはIKEAのBREDSKAR(ブレードシェール)というシンクの上に乗せるキッチン用品です。45×42cmのオーク材で確か2000円くらいでした。しかしこのままでは大きいのでカットして使用します。

オーク材の合板はけっこう固いのでできれば高速カッターのような電動工具で一気にカットしたいですね。

BREDSKARの裏面はこのように両端に座繰りが入っているので、これがアドベンチャーサイドケースの金具にぴったりかかって都合が良いのです。

組み立てに用意するのは蝶番が2つ。ホームセンターの建具売り場で容易に入手できます。

ずれないようこのように蝶番で連結させてネジで固定します。

完成。折り畳み式でコンパクトに収納できますね。収納袋も欲しいところですが長細いナイロンか何かの袋を100均で探すとしましょう。




ソロキャンプ用のテーブルとして考えるとかなり広大な面積です。ランタン、シェラカップ、ナイフ、カトラリー、ビールにおつまみに…色んな物がのっちゃいます。

私はキャンプ場でのんびり過ごすパターンの時はこんな感じです。LOGOSのトイレットペーパーケースは色んな物をふき取るのに便利です。

これも確か100均のダイソーで買いました。アルミケースの側面に付けてライターやらナイフやらを入れておく小物ポケットです。便利ですよ。




アドベンチャーバイクはアルミケースを活用すれば積載能力が高いので、たくさんの荷物が詰めちゃう訳ですが、だからといって重量を考えずに何でも積んでしまうと重さで走りに影響が出てしまいます。

キャンプにどんな装備で出かけるかは人それぞれですが、私の場合はアドベンチャーバイクでも基本は軽量、軽装備を心がけております。今回のアドベンチャーテーブルは板一枚で広大なテーブルが完成してしまうので、キャンプ用テーブルを別に用意して持っていくよりは軽装になりますし安く上がりますよ…というご紹介でした。

今回はこの辺で!!!

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