バイクツーリングと写真について再考してみる




今回はバイクツーリングと写真の関係について少し再考してみたいと思います。

と言いますのも先日、バイク芸人としても有名なチュートリアル福田さんが「ツーリングの楽しみの一つとして写真を撮ることがあります」と言っておられました。

これには当然ですが私の琴線に触れ「おっ、やっぱりそう思いますよね」と膝を叩いた次第です。多くのライダーはツーリングに行けば風景や愛車などを写真にするものです。

楽しいツーリングに美しい自然風景、その中に佇むカッコいい愛車とくれば、その瞬間を写真にしたいと誰しも思うものです。バイクはカッコいい、ツーリングは楽しい、こんな当たり前のことをかけがえのない瞬間として写真は記録してくれるのです。ですからあらためてバイクツーリングと写真は親和性の高い趣味だと感じます。




EOS6D Mark2 + SIGMA150-600mmF5-6.3C

で、あれば当然ですがありきたりの記念写真ではなく「いい写真」を撮りたいと願うものですよね。使うカメラが一眼レフであれスマホであれ、自分で「おぉ、よく撮れた写真だな」と感じれば満足感は高いですし、人に見せたりSNSで発表して好評をもらえれば嬉しいものです。

そこで「ツーリングでもっといい写真を撮るぞ」という気持ちになれば回数を重ねるごとに写真も進化をしていく訳です。SNSで繋がっているお友達が素敵なツーリング写真を発表していれば、互いに刺激しあってツーリング写真の文化が盛り上がっていく・・・。

少し前にコロナ渦を受けて変貌する新たな世界、それは風の時代と言われニュージェネレーションによるバイク文化が形成されつつある過渡期に突入と書きましたが、新たなバイク文化にツーリング写真の未来を期待したいと思います。




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光と空気しかない場所で撮るツーリング写真

 




EOS6D Mark2

絶景地でもない、美しい桜や紅葉があるわけでもない、何の変哲のない場所にあっと心に刺さる風景がある。

そこに何があったのか?と聞かれればただ美しい光と、それを受けた空間があるだけ。

静かに時間だけが流れていて、冷たい大地が太陽に温められている。

撮りたい。

そう感じた創作欲に従順になり、カメラを取り出して無心にレンズを向けてみる。

水たまりを見つけてそこにバイクを停めてみる。

絞り込んでハイライトを放射状にしてみる。

…この辺でやめておこう。あまり手の込んだことをすると

最初のイメージが崩れてしまう。

最近になってそんなことを覚えた。




風の時代のツーリング写真




EOS6D Mark2 + TAMRON SP24-70mmDi VC USD G2

究極のツーリング写真読者の皆さま、新年明けましておめでとうございます。

皆さまにとってご多幸な年であることを心よりお祈り申し上げます。

バイク旅の魅力を写真作品で表現する【ツーリング写真】。そのツーリング写真を専門として運営している当ブログはお陰様で五年目を迎えます。これからもツーリング写真文化の成長と、バイク文化の変革と発展に微力ながら貢献したいと思います。

令和四年 最初の投稿は年末に尊敬する友人と南房総を走った時に撮らせていただいた一枚です。いつも高年式なBMWという優等生ながらどこか色気のないバイクに乗っている私。W650のように艶っぽいバイクに男らしい男が乗っていれば問答無用に被写体をお願いするのであります。カッコいいですね。




さて新年の抱負ですが少し前にコロナ後の世界は風の時代…という事を書きました。昨今のバイクブームを受け「風の時代ってバイクの時代?」とも受け取れるのですが、個人的な予想として向こう数年で40~50代男性が中心だったバイク文化はニュージェネレーションへの世代交代を迎え激変すると考えております。

そこで新たなバイク文化の幕開けに【ツーリング写真】という一つのムーブメントで牽引役のようなことを担えればな…という夢を抱いております。今年はそのための準備を色々とやってみたいです。

今までただ写真を撮るだけで、このブログの運営以外は何もやってきませんでしたが、今年からはストアカでの写真講師、可能であれば個展開催、ツーリング写真の楽しいイベントなども考えております。楽しさを追求して積極的に活動したいと思っています。

もちろん究極のツーリング写真も今まで以上に内容を良くしていこうと思っています。ツーリングに行っていい写真が撮りたいけどコツが分からない…という方はぜひ読んでくださいね。

それでは 素晴らしい令和四年をお迎えくださいませ。

令和四年一月 立澤重良




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ツーリング写真 イメージ通りに撮る簡単な方法




写真撮影の知識はあるけど何故か平凡な写真になってしまう…という方は感動の言語化を試してみましょう。

例えば海なら「ここの海いい感じ」で撮り始めるのではなく、何がどういいのかを詩的な言葉で表現するのです。

上の写真の場合「海が陽光を受けて静かにさんざめいていた」と言語化したとします。

次に【そう撮るにはどうすべきか?】を考えます。海面のきらめきが分かりやすく伝わるように画面の中央に配置し、輝き感が際立つよう露出もややアンダーに設定します。

そして【さんざめく】と形容するに相応しいシャッター速度を模索し、【静かに】という雰囲気を持たせるため動感ある要素は画面外に排除しました。

風景や被写体の特徴をよく見てよく感じ取り、感動を言葉にしてみるのです。するとやるべきことに具体性が出てきます。逆に言うと撮影地で「何をして良いのか分からない」というビギナーの方は特徴をとらえておらず、感動もできていない…とも言えるのです。

もし気の利いた言葉が浮かんでこない場合は、その言葉にできないことが何であるかを強く意識してイメージを作ってみましょう。「自分が言葉にしたかったのはこれだ」と納得できる一枚となるように。

ツーリング写真とはバイク旅で出会う風景や被写体を詩的情緒にとらえた風景写真です。そこには何らかの作者の心の動きがあり、それがよく伝わってくるような一枚を目指したいと日頃から考えております。




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一人でバイクに乗っているとき




EOS6D Mark2

禅の世界では妄想は悪しきとされているそうです。

人間の妄想は他者との比較、悪いことの想像であり、それらが不幸を招く根源であると。

確かに一人で何か考え事をしていると、明るいことではなくどちらかと言うとネガなことを妄想しているようにも思えます。心配事や悩みの多くは自身が勝手に妄想して作り上げたもので、実際には起こりもしない「取り越し苦労」であることも多いそうです。

・・・ただバイクに乗っている時は少し違う気がします。

ソロツーリングで誰とも会話せず音楽を聴くわけでもなく、淡々とバイクを走らせているとき。もちろん安全運転に十分な注意をしていますが、それでも単調な道などでは何かの想いにふけっているものです。

そんなとき、めくるめく思考の波はネガな妄想ではなく自分で自分を考える時間だと感じます。それはとても心地よいもの。バイクに乗っている時間こそが自分らしくいられる…と思えるものです。

電車に乗っているとき、銀行や税務署での待ち時間、そんな時に遠い過去の記憶やこれから起こるであろう未来のことを妄想すると、時に心が不安定になるものです。不安に襲われると負のスパイラルが生じ無意識に悪い事ばかりを考え始めます。

しかし同じ思考、妄想でもバイクに乗りながらだと悪い事は考えないし不安にもならない。

私だけかもしれませんが…なんだか不思議ですね。




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写真を愛する人にとって最悪の事態

EOS6D Mark2 + EF35mmF2 IS

写真を愛する人にとって最悪の事態…それは写真を失うことだと思います。この場合の写真とはオリジナルとして保存しておくべき元データまたはネガです。

具体的に言うと次のようなもの。

1.撮った画像をパソコンのCドライブに入れっぱなしにしていたら、ある日ハードディスクが故障して中身にアクセスできなくなった。

2.メモリーカードが不具合を起こして撮った画像が破損した、またはアクセスできない。

3.保存しておいたはずのディスクを紛失した

他にもありますが代表的なものは上の3つでしょうか。大切な写真がもう戻らない・・・本当に最悪ですね。撮った本人にとって仮に「まあいいか」と思えるものでも、実際に失った写真は本人が思っている以上に価値の高いものである場合もあります。とにかく写真を失うのは最悪の事態です。




EOS30D + EF28-70mmF2.8L

この作品は私が2005年ころに北海道の黄金道路で撮ったものです。まだ駆け出しだった私は何となくここで写真を撮ったのだと思いますが、その時は「平凡な記念写真だな」と特に思い入れもなくストレージの中に仕舞ったままでした。ただ…誰かに撮った写真の元データはどんな写真であっても必ず大切に保管しろ、と教わっていて律儀にDVDに焼いて保管はしていたのです。

それから15年ほどの月日が経って過去のストレージを何の気なしに回遊していたところ、忘れかけていたこの1枚を発見しました。今の感覚ではこの写真がまとう旅感やリアルが偶然とはいえ実に見事であると感じ、現在の技術で再び仕上げなおしたのです。

もし、あの時「平凡な記念写真みたいだから削除しちゃおう」とか、管理がずさんで紛失していたら…と考えるとぞっとします。本当に「どんな写真でも必ずオリジナルは保管する」は大切なことなのだな、と実感しました。




写真を失ってしまうという最悪の事態を避ける手段は難しくはありません。ただ一つ、確かなことは自分が撮った写真は全て大切なものである、と改めて意識することです。そうすればバックアップをとるという作業に煩わしさなど感じないはずです。

まずバックアップですが外付けハードディスク、DVDなどの光学ディスク、ストレージサービスなどがあります。バックアップはこういったもののどれか一つではなく、最低でも複製を作って二つ以上は保管しないとバックアップとはいいません。

お勧めは外付けハードディスクとDVDです。RAWで撮影している人はRAWデータと仕上げ終わったJPEGデータ、Lightroomユーザーであれば仕上げのプロセスを記録しているLigtroomカタログを保存しましょう。

正規パッケージ品

メモリーカードは怪しいブランドや安物に手を出さないこと。メモリーカードと言えば知れたブランドとしてレキサー、サンディスク、トランセンド、東芝などがあります。またそういったブランドを謳っている品物でも入手ルートによっては十分な性能や品質を満たしていないバルク品やB品などがあり、最悪はコピー商品も存在します。皆さまがよく使っている有名な大手ネット通販でもコピー品は普通に「正規品」と書かれ、サクラレビューによって高評価で売られているのですから恐ろしいものです。

見分け方は簡単で日本語の正規パッケージがあり、同スペックの他の商品と比較して安すぎないことです。もし不安なようでしたらカメラ屋さんに行って店員さんに信頼できる正規品のメモリーカードを買いたいと伝えれば大丈夫です。怪しい品が流通しているのは主にネット通販です。




メモリーカードの注意点は購入時にはじまり使い方にも色々あります。まずは使うカメラで最初に初期化をすること。初期化をしたら他のカメラでは使わないこと。写真以外のデータを入れちゃうなんて論外です。それから撮った画像をその場で選別して、個々に削除するのも良くないそうです。これは削除、これはOKとカメラ上で操作するとカード内に歯抜け部分と断片化されたデータの不均衡が出てしまい不具合の原因になるそうです。

その他にも容量に対してフルになるまで使用しないこと、7~8割くらいまで使用したら別のカードに交換。複数のカードを使用することでリスクの分散にもなります。それから使用開始日を明記して数年使用したら新しいものに替える、といったことも重要です。

正規パッケージを買う事はお金がかかりますし、撮った都度にバックアップを作成するのは煩わしいと感じるかもしれません。しかし大切な写真を失った時のことを想像してみてください。あの日、あの時、写真を撮ったという記憶までもが消滅してしまうのです。

写真とは記憶の片隅に眠っていた風景を、ふたたび呼び起こす役割もあるのですから・・・

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美しい景色に出会うツーリング

EOS6D Mark2




ごく当たり前のことですが人にとって美とは特別なもので美しいものを嫌う人などいないわけです。ところが美を見つけることができない、気が付くことができない、というのは珍しいことではなく、私も含めて多くの人が美の存在に気が付くことなく素通りしている場面があります。

ネットや雑誌、観光案内や口コミなどで〇〇岬から見る夕陽は格別に美しい、といった具合に「ここに美がありますよ」と情報に案内されない限り美しいものを見つけることが出来ない…そんな人は相当に多いのではと感じます。

こと写真をライフワークに生きる人にとって、これは深刻な問題です。実は美は虹や滝、桜の巨木、富士山といった存在感のある絶景に限らず、何気ない日常やふと視線を送った先にぽつねんと存在しているもの。それは控え目で貴方にだけ話しかけてくるようなミステリアスな風景や被写体なのです。

EOS6D Mark2 + SIGMA12-24mmF4.5-5.6EX DG




例えるな平凡な日々の中にある幸せと同じだと思います。家族がいること、食べ物や住む場所があること、必要なだけのお金をちゃんと持っていること、オートバイに乗れること。こういったことは当たり前のように感じてしまい、それが実はすごく幸せなことだというのは分かっていても実感はできないものですよね。

では平凡な日々の中で幸せを実感するにはどうしたら良いのでしょう。それはすごくシンプルなことで「ありがとう」「うれしいです」といった言葉を意識して発したり、「今日は素敵な日になる予感」と言って些細な事でもよく笑い、その楽しさや明るさを周囲の人と共有するといったことではないでしょうか。

旅に出るなら美しいものに出会いたいですよね。大切なことは旅立つ日にどんな心を持って出発するかにかかっています。この陸の端っこまで走破してやるぞ、というチャレンジ精神も悪くありませんが、それだと道の先ばかりに意識がいってしまい近くにある美しいものが一瞬でミラーの彼方に消え去ります。私のように30年以上もツーリングしていると、躍起に走り回るだけのツーリングも飽きてしまいました。

やはりバイク旅というのは特別なもので、バイクで行ったからこそ見える風景、出会える被写体が確かに存在します。それに出会うにはツーリングの走り方を少しだけ見直すことが必要かもしれません。

もう一度書きますが美しいものに出会うなら旅立つ日にどんな心を持って出発するか…が大切です。




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コロナ渦のツーリングライフ☆バイクはコロナ自粛すべきか?

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、2021年6月現在、世界がコロナ渦にのまれて約1年半が経ちましたね。当初に比べて感染対策の確立やワクチンなどが普及し、明るい兆しが見えてきたように感じます。しかし以前のような日常にはまだまだほど遠いですよね。

そもそもコロナ渦を経て以前と全く同じ生活が戻るのか?という疑問もあります。ある専門家はコロナは時代の変わり目であり、今後は新たな生活様式を確立させるべきと考える方が良いそうです。もしそうなら以前と同じ生活に執着すると生きにくい世になってしまうのです。

時代の変化に柔軟に対応し新しい時代を素敵に過ごしたいですね。しかしコロナ後の私たちの生活はどうなるのでしょうね?飲み会、パーティー、接待で食事…これらは当分は無さそうですね。今後の流れとしてはソロキャンプが注目されていることからも分かるように「お一人様文化」が台頭するようにも感じます。一人呑み、一人カラオケ、一人焼肉…これらに感染リスクはありませんからね。




では私たちバイク乗りはどうバイクライフを楽しめば良いのでしょう?東京都の緊急事態宣言は6月20日で解除されました。しかし政府や自治体は引き続き油断することなく感染対策を…と呼びかけています。感染対策は引き続きやるけどバイクは乗っていいの?という疑問が残りますね。

太陽の下でお弁当タイム。どこにも感染リスクなしです。

緊急事態宣言を明けた後のバイクライフとは?・・・例えばこんな感じでしょうか。ソロツーリングで食事は感染対策のされたお店を利用、またはお弁当を買って外で食べる。ガソリンスタンドはセルフを利用する。グループでのツーリングや人の集まるイベントなどは控える。

運転中はヘルメットを被って黙っていますし誰かと一緒な訳ではありませんからマスクは不要ですね。あとは休憩中に排気量を質問してくる高齢紳士とディスタンスを確保できるのか心配です。「このバイクは何CCじゃね?」と聞かれそうになったら「すいませんディスタンスを」と言ってスマートに立ち去りましょう。

・・・その他にリスクと言えそうな要素は思い浮かびませんね。

ふたたび感染状況が拡大して緊急事態宣言などが出た場合は別として、今私たちはバイクに乗ることを自粛した方が良いのでしょうか??これ悩ましいですよね。どう考えてもソロツーリングする分には感染のリスクなどは見当たりません。しかし不要不急の外出であることに違いありません。




テレビなどを見ているとワクチン接種、感染状況、病床ひっ迫などの話題が中心ですがウイルスに負けない健康な体作りも大事ではないでしょうか?免疫力を高めよう!というヤツです。

自粛自粛と言って巣ごもりしていると太陽光に当たらず運動不足、間食が増えたり睡眠時間が乱れたりと決して健康的ではありません。バイクに乗る楽しさを知っている我々ライダーはバイクに乗る事を禁じられれば強いストレスを感じて自律神経がイカれてきます。

そんな状況では万一感染した場合に発症、重症化してしまい、かえって医療機関に負担をかけてしまいます。コロナ対策で自粛していたのに本末転倒です。

そんなことになるくらいならライダーは胸をはってソロツーリングに出かけるべきではないでしょうか?バイクに乗れば太陽光に当たり、体も動かして健康的。美味しい物を食べて栄養をつけ免疫力アップです。




コロナ時代のツーリングスタイル

・ソロツーリングで行く

・お昼は外でお弁当

・運転は普段以上に安全運転

・自然風景を目指して海岸線などの田舎へ行こう

こんな感じでポイントを抑えておけばOKではないでしょうか?万一、事故を起こしたら医療機関に負担をかける…というご意見もあると思うので、普段以上に安全運転は強調しておきたいポイントです。誰でも事故を起こすことを前提にバイクに乗る人はいないと思いますが、この点においてどうしても自信の無い人は自粛で良いと思います。

上記の他にも事故に遭う確率を少しでも下げるよう交通量の多い幹線道路などは避ける(どうしても通る場合は時間帯をずらす)、スピードは控え目、山道を攻めない(当たり前ですけど念のため)、林道にアタックなども自粛、ロードサービスのお世話にならないよう愛車は入念に点検を…こんな感じでいくつかのポイントを作ってトラブル要因を回避したツーリングをすればコロナ時代のツーリングスタイルと言えるのではないでしょうか?

私が避けたいなと思うのは意味の無い自粛です。大勢でお酒を飲みながらカラオケパーティーとかは自粛する意味が高いと思います。一人でバイクに乗って田舎道を走り外でお弁当を食べて帰ってくるツーリングを自粛して意味があるでしょうか?

医療従事者や感染拡大地域の人々が苦労しているのに自分だけ遊ぶわけにはいかない?…それも素晴らしい考えだと思いますが感染拡大防止としては無意味です。皆と同じにすべきだ!という同調圧力は良い面もあればそうでない面もあります。こういった日本特有の風潮はコロナ後は変わってほしいものだと個人的に感じます。

それより繰り返しになりますがウイルスに負けない健康な体作りの方が大切ではと感じます。

EOS6D Mark2

ネットで仕入れた情報で大変恐縮ですが免疫力を上げるには就寝時間などに乱れなく規則正しい生活をする、太陽光によく当たり適度に運動をする、精神的ストレスをため込まない…などが大切だそうです。

食事では魚、肉、卵、大豆、乳製品など良質なたんぱく質をとる。ビタミンA、Cなど抗酸化作用のあるレバー、うなぎ、緑黄色野菜、果物、イモ類、ナッツなどを食べる。腸内環境を整えるヨーグルト、味噌、納豆、チーズなどの発酵食品を食べる…などだそうです。

えっ?これってつまりお天気の良い日にツーリングに行って美味しものをいっぱい食べて帰ってこようぜってことでは?

実際にどうすべきは個々の判断ではありますが、あくまで私の考えですのでご参考までに…

今回はこの辺で!!

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バイクキャリア回想☆私とキャンプツーリングの出会い

2005年 大分県佐伯市 波当津海岸キャンプ場

バイクは16から乗っているのでバイクキャリアは30年以上になりますが、最初の10年くらいは峠やサーキット、バイクカスタムや林道走行などに夢中でした。本格的にツーリングをするようになったのは2000年にジェベル250GPSを購入した辺りからです。なので北海道ミツバチ族ではなかったし日本一周を経験した若者でもなかったのですね。

そして2003年にはじめてのBMW、F650GS Dakarを購入したのをきっかけに「とにかく遠くへ行きたい」「行ったことのない場所へ行きたい」という欲望が湧きたってきたのです。

F650GS Dakarはそれまでに乗り次いできた国産メーカーバイクと違い、とにかく長距離が楽しいと感じるバイクでした。見た目はフロントに21インチホイール、カラーはパリダカールのBMWワークスのレプリカなのでラリーマシン見えますが、想像をはるかに超越したツーリング性能に感銘したのを覚えています。

F650GS Dakarを購入し裏磐梯や信州の林道など日帰りで行けるところは弾丸で走りまくり、1年で3万キロくらい走ったと記憶しています。そして翌年には「北海道ツーリング、行ってみたい!」と思うようになりました。

2005年 北海道 礼文島

しかし北海道へツーリングとなると最低でも5日間くらいの予定を立てる必要があります。泊まるところはどうしようか…?普段、仕事で安いビジネスホテルをよく使っていたので同じようなホテルが北海道の各所にあるだろうからそうするか?とも考えましたが、それでは面白くないし経済的にも負担が大きい・・・と思い「やっぱり北海道ツーリングするなら絶対キャンプだな」となったのです。この時はまだユースホステルとか旅人宿といったものは存在自体知りませんでした。

「キャンプツーリング…大丈夫だろうか?」

実のところ、それまでの私は子供の頃も含めてただの一度もテントで泊まったことなどないキャンプ未経験者だったのです。

それでテント、寝袋、マット…と必要と思える道具を一通り揃え、8月のお盆休みに有給休暇を足して大洗から苫小牧へと旅立ったのです。今になって振り返ると初めてのキャンプ、初めての北海道ツーリング、どうして友達を誘わず一人で行こうと思ったのか?よく覚えていませんが根っからの単独行動派なのか、特に不安を抱くこともなく一人旅を決意しました。




それとせっかく北海道にツーリングに行くのだから、カメラくらいちゃんとした物を持って行こうと思い当時はまだ草創期だったデジタルカメラ、その中でも立派なカメラであるFujiのFinePix S602というカメラを買いました。出かける前に勉強したのは取扱説明書だけで、露出補正くらいは使えるように操作を覚えておきました。

何事も「初体験」とは特別なものですよね。北海道をバイクで走ること、キャンプすること、景色の写真を撮ること。もう若者とは呼べない年齢でしたが青春の残り香をF650GS Dakarの排ガスにまぜて北の大地を走ったのです。今になって回想すると私の人生の中で「特別な旅」と呼べる経験になりました。

渡道して2日目でいきなり試練が待っていました。雨です。8月とは思えない寒さに冷たい雨。雨の中をバイクで走ったことは何度もあったけど、あまりツーリングをしなかった自分にとって長時間の雨天走行はこの時が初めてでした。朝から夕方までずっと雨を走り、やがて下着まで湿っぽくなった頃、もう帰りたい…惨めな気持ちで心が折れかけました。たまらず駆け込んだ道の駅のような場所でトイレに石油ストーブが焚かれていたのをよく覚えています。

「8月なのにストーブ…」

美深をぬけ天塩川沿いに北西に走ると日本海が見えてきてオロロンラインへ。そこで急に晴れてきて強烈な夕陽に冷えた体温が一気に上昇するようでした。

今日、テントでちゃんと寝れるだろうか?と心配はしましたが長時間走行による疲労で缶ビール一本を開けたら失神したように朝まで眠りについたのを覚えています。はじめてテントで寝るのにあんなに熟睡するなんて…とても奇妙でした。

ずっと憧れを抱いていた日本海オロロンライン。あいにくの曇天でしたが気のすむまで走ってから、オホーツク海を目指して東へ走りました。その後、道北スーパー林道や風烈布林道などオフロード走行を楽しんで次々とキャンプ地へ移動。そして道東エリアへ移動する頃には夏休みにバイクツーリングにきたサラリーマンからバイクで旅をする一人の旅人になったと思います。




北海道の雄大な大地、表情豊かな空、千葉とは全然違う見たこともない海岸風景、鹿やエゾリス、錆びたトラクター、ボンネットのある大型トラック・・・目にうつる何もかもが新鮮で感じたコトのない何かが心の中で騒いでいました。

カムイコタン、ポンポロト、ヌプントムラウシ、チッポマナイ・・・アイヌ由来の地名も特別な場所に来たのだという気分にさせてくれました。それは今になって考えれば異文化に触れた刹那に潜在的な旅心が反応を示したのだと思います。

人との出会いも格別でした。スタンドやお店などで会う地元の人との何気ない会話などに、日常では感じない人の温かみを感じ、同じ道の先を目指す旅人達との出会いは絆のようなものを感じました。全てが楽しかったし嬉しかった。

そして気に入った風景を見つけては無心でシャッターを切って「忘れまい」と写真にしました。そう、私の原点はこの素晴らしい旅を忘れまいという記録から始まったのです。

恐らく多くの人も同じだと思います。忘れてしまっては寂しいから、だから写真に撮っておく。ブログではただの記録写真じゃつまらない…なんて言ってきましたが、やっぱり写真の根っこは記録なんだと思います。

2006年 北海道富良野

キャンプは当初は経済的な意味で選んでいた宿泊手段でしたが、雨や予想外の寒さなど快適ではないところに本当の「旅」を教わったと思います。野外で夜を明かす行為とは人類にとって原始的であり、旅と共に文化を反映させた人類の本質はキャンプという行為に凝縮されている気さえします。

美味しい食べ物も名湯と呼ばれる温泉も、たまたまあれば頂きますが、この当時から私の最大の目的はそれではありませんでした。移動をすること、キャンプをすること、風景を切り取ること。これが私にとっての旅であり、私らしい私の旅を最大限に楽しむのが唯一の目的です。

今でこそキャンプ場でまったりキャンパーをしけこむ時がありますが、そもそもキャンプツーリングは旅らしい旅をするためのシンプルで身軽な宿泊手段だったのですね。

2006年 北海道 昆布森 来臥止キャンプ場




北海道の旅から帰った私はもう別の人間になっていました。見慣れた職場も通勤路も不思議と別の風景に感じました。何だか自分の居場所はもう此処ではないような気がしたのです。その時は気が付きませんでしたが、もう旅の魅力に憑りつかれていたのですね。

北海道で撮ってきた写真は思いのほか良く撮れていて、プカプカと白い雲浮かぶ青空、牧草の香りがしてきそうな緑の写真がたくさん撮れていました。中でも知床で撮ったキャンプ場の夕日の写真がお気に入りで、それを試しに雑誌アウトライダーのツーリング写真コンテストに応募したら、大きく掲載されて高評価だったのです。これが今の自分を形成している全ての始まりです。

その翌年も、そのまた次の年も、夏になれば北海道へ走りに行きました。北海道以外にも東北、信州、四国、九州も走り、ついには会社を辞めてしまい、沖縄の石垣島までF650GS Dakarを走らせました。経験を積むほど旅の内容は充実し、キャンプも写真も進化を遂げました。やがて自分なりのこだわりが芽生えただのサラリーマンだったくせに旅人風をふかせるようになったのです。

2006年 高知県四万十川キャンプ場

そこから20年近く経ちますが、今の私は大きくは変わっていません。いや…むしろバイク、キャンプ、写真というキャリアについては何らかの進化はあるかもしれませんが、肝心の旅心はすっかり青春の残り香を燃やし尽くし、純粋さのカケラすら無いようです。そう、失ったのは青春とか純粋さといった心の時めき。旅に対する憧れや人との出会いなども気が付くと意識していない自分がここにいます。

時めきを取り戻す唯一の手段は知っています。それはまだ撮ったことの無い傑作ツーリング写真を撮ることです。もし願いが叶うなら自分の人生の中で一枚でいいから、最高傑作とよべる一枚のツーリング写真を撮ってみたいです。ただの幻想に終わる可能性は高いです… しかし、それがあれば自分がこの世界にいた意味が生まれる気がします。そしていつまでも旅心に時めきを抱いて生き抜くことができるのです。

だからまた旅に出たいです。

一枚のツーリング写真を求めて。

2018年 北海道 宗谷丘陵 白い貝殻の道

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佐渡ツーリングでまたリコーGRをぶっ壊しました

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、前回まででツーリング写真の魅せ方シリーズと題して14回もの解説を作ってみましたが如何でしたでしょうか?写真ビギナーの方、写真で何かお悩みのある方に一つでもお役に立てたことがあれば幸いです。

撮り方=魅せ方 被写体や風景の特徴を受けて撮影者が心動いたことを表現する手段。それが写真の魅せ方です。複雑な手法を駆使しようとシンプルに魅せようと、あるいは美しさにこだわってアーティーに魅せようと、敢えて撮り方は駆使せずリアリティを優先しようと、それは撮影者の自由です。

私の場合はこうです!という個人の発表なので他の人がどうしていようと関係ありません。自分ワールドこそ正義と信じましょう。

写真はキャリアを積んでいくうちに被写体への理解も深まり自身のスタイルも確立されていきます。一朝一夕に成就する世界ではありませんが「あっそういうことか」という小さな気付きを繰り返してステップアップしてくださいね。

さて、今回は珍しくブログらしい記事を書いてみたいと思います。

佐渡汽船 新潟港にて

先月に旅した長野~佐渡ツーリングのお話を書いてみたいと思います。

今回、はじめて旅した佐渡なのですが素晴らしかったです。しかし8月のお盆の時期だったので皆さまもご存じの通り記録的な猛暑日が続く日々。雪国で涼しいような印象のある新潟県は想像以上に暑かったです。

私はよほど悪天候にならない限りは宿は使わずキャンプする人間なのですが、今回は熱帯夜にやられました。海岸でキャンプをしたのですが暑くて寝付けず。夜の気温はおそらく28℃くらいでテント内はそれより数度は高いので30℃くらい。汗が流れてくる暑さです。

私の愛用するテント、ダンロップRシリーズは両ドアをフルメッシュに解放できるので大変通気性の良いテントなのですが、そんなことをしても無風だったので意味がなく。奥の手でフライシートを外してテント本体だけにしてみましたが、やはり暑さは変わりませんでした。

暑い暑いとテント内でもがいていると、こんどは「プシュ」と何やら嫌な音が。マットの隔壁が剥がれてしまったようで写真のような状態に。実はこのモンベルのULコンフォートマットはかれこれ10年くらい前に購入したもの。ストーブなどの機械物と違って一定の期間で必ず寿命のくるこの手のギアを使い続けていた自分のミスです。マットはやがてエア漏れを起こしてペシャンコに。ただでさえ寝苦しいのに地面に直接寝る羽目に・・・。

久しぶりに睡眠不足の朝を迎えました。




この後、佐渡の天気予報は不安定でありながらも予想最高気温は連日猛暑の予報。もうキャンプできないな…と諦め、ダメ元でツーリングマップルに紹介されていた宿に電話をしてみました。

お盆休み中に飛び込みで宿は難しいだろう…と期待薄でしたが、コロナの関係で東京の人が自粛しているせいか二つ返事でOKでした。宿は住吉温泉の源泉かけ流し、みなみ旅館さん。お部屋も温泉も食事も素晴らしかったです。

しかし何より暑さに弱り切った体に冷房の効いたお部屋で寝れることが有難かったです。すっかり旅人精神を失ってダラダラと快適に過ごしました。

その後、佐渡にいる間は大きく天気が崩れることはありませんでしたが、写真のように局地的にザーっと降る事は何度かありました。写真はたまたま街中にいたのでスーパーの軒下を借りて雨宿りをしている所です。こんな場所にデカいバイクを停めて邪魔なんですけど、この大雨で雨宿りしている旅人に厳しく当たる人は佐渡にはいませんでした。

それよりこのスーパーの総菜コーナーに売っていたお寿司が、軽く衝撃を受けるほど美味しかったです。佐渡といえばブリやズワイガニが有名で海産物は何でも美味しいのですが、お寿司が美味しい本当の理由はシャリが佐渡米だからだと思います。

佐渡米は他に流通することの少ない知られざる高級米です。結局、翌日も大野亀で夕陽の写真を撮ったりで食事処へ入るタイミングを逃したために、同じスーパーに行ってまたお寿司を買って宿で食べました。

こんな小さな事も旅の良い思い出になるものです。




妙照寺に境内にある仏舎利塔

それから佐渡といえば日蓮の縁もあり、各所に寺があるので代表的な妙照寺と五重塔のある妙宣寺を参拝しました。写真は妙照寺にある仏舎利塔。本来はお釈迦様の遺骨を納める塔だそうです。

 

上:GR Digital3  下:GR(APS-C)

それと今回、愛用しているGRをまた壊してしまいました。症状としては電源を投入しても幕が閉じたままで真っ暗。前回に壊した時と同じ感じです。GRを壊すのは今回で3回目でツーリングにコンデジを持って行くと本当によく壊すな…と実感しています。一眼レフはただの一度も壊れたことなんて無いのですが。

で…GRが無いと日々も退屈なので中古でGR Digital3を購入してみました。写真でお分かりのようにGR APS-Cよりも一回り小さいんです。RICOH GRはフィルム時代からあるスナップの名機ですが、デジタルの初代モデルがGR Digital1、それが1~4まで続いてAPS-Cのセンサーを搭載した世代から「Digital」の名前が消えました。最新モデルはGR3でDigital時代とほぼ変わらないほどコンパクトになりましたけど…いま買うと高いですからね。

ちなみにGR Digital3はヤフオクで7000円程度でした。カメラを旧モデルに買い替えるというポルシェ911ファンのような人間です。

RICOH GR

しかしRICOH GRというのは本当に不思議なカメラです。画面の隅々までシャープで独特の描写があります。SPECでは説明のつかない魅力をもったカメラです。写真は瞬間であること…その景色が撮影者にとってどんな瞬間なのか?といつも問いかけてくるように感じます。




通勤途中によく寄るお気に入りのカフェ(コーヒー100円)で撮ったGRデジタル3。やっぱりコンパクトになったの有難いです。クロップ機能が無かったり連写や書き込み速度が遅かったりと比較したら可哀そうですが。それでも肝心のAPS-Cではなくなったことは気にならないレベルだったのは安心でした。改めて高画質=いい写真ではないと認識。ちなみに写真にあるオレンジのポーチはDAISOでもちろん100円です。

GRを壊しちゃったことは残念ですが残暑の中、東京のカフェでGRデジタル3を眺めながら佐渡の旅を振り返る。旅は出発前の高揚感と帰ってからの余韻と言える回想期間がいいのですよね。

今回はこの辺で!!

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