アンチインスタ映えがきてる!インスタに映えないツーリング写真

当ブログはWordPressというCMSソフトで作成しているのですが、そのアクセス解析の中でどのような検索ワードで読者が辿り着いたか分析ができるのですよ。便利ですね~

そしてつい先日、その検索ワードの中に「アンチインスタ映え」があったのです。以前に投稿した騙されたと思ってアンチインスタ映えツーリング写真がヒットしたのでしょう。

興味があったのでgoogleから「アンチインスタ映え」で検索をかけたところ、なんと当ブログのSEO順位は6位となかなかの高得点でした!

ひそかに天の邪鬼さんにブレイクしつつある「アンチインスタ映え」これから流行るかもしれませんよ!!

EOS1Dx + SIGMA150-600mmF5-6.3DG F5.6 1/100 ISO100




という事で今回は、いかにもインスタで誰も「いいね」しないであろう地味な写真をセレクトしてみました。

難しいデザインのお話、線の要素に出てくるS字曲線について、その解説に使用しようと思った写真なのですが、地味だったの没らせておきました。

南房総の養老清澄ラインでのワンカット。望遠を使ってS字を切り取ったのですが天気も時間帯もイマイチでフラットな写真になっております。

個人的にはこういった雰囲気も嫌いではないのですが、スマホの画面で見たらイマイチかもしれませんね。まさにアンチインスタ映え。

自分で言うのも変ですが天の邪鬼なので、インスタ映えしないと誰かに言われれば嬉しくなっちゃうかもしれません。

しかし!アンチインスタ映えが流行ってしまったらどうする??2018年の流行語大賞が「アンチインスタ映え」になったら??

そしたら敢えてのインスタ映えに挑戦するか?でも天の邪鬼の天の邪鬼では普通の人ではないのか?う~ん





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旅と名月<私の旅>ツーリング写真

「旅と名月」

EOS1Dx + SIGMA150-600mmF5-6.3DG F8 1/30 ISO1000

2017年秋 紅葉の磐梯吾妻スカイラインを撮ろうと旅立った。

この年の夏。満を期して出発した北海道ツーリング。しかし悪天候に阻まれ、旅の内容は素晴しかったが納得のいく写真は撮れずに終わった。

本物の旅のワンシーンと撮りに行った写真との違いを見出してやろう、などと考えたのも敗因のひとつ。そもそも写真に最低限の演出を加えるスタイルの自分にとって、本物の…なんていうテーマそのものに自ら矛盾点を作ってしまったのだ。




目指す写真の方向性が定まらず迷走した。

それから2カ月、もう何度行ったか分からない大好きな絶景ロード、福島県の磐梯吾妻スカイライン。しかし狙っていた撮影ポイントではまだ紅葉が早く、若干勇み足だったか…と肩を落とし、観光客の少なくなった一切経山を撮影していると素晴しい月が現れた。

場所が場所だけに神々しくも感じる月だった。まるでツーリング写真の神が現れ「今日はこれね」と言って見せてくれた光景だった。

望遠で捉えると月はみるみる上昇してゆき、地球の自転速度を感じた。三脚を使いながら地上物と構図を練る時間もないため、感度をあげて手持ちで撮影した。この望遠域で1/30なら間違いなくブレが発生して使えない写真になる。しかしこれ以上は感度は上げたくないし、愛車R1200GSの存在感を考えればF8も譲れない。

すぐにEOSを高速連射モードに切り替えて、ここだというアングルで20枚程度を連射した。思惑通り、帰宅して確認したところ中4~5枚はブレもなく使える写真があった。

いつからこんな小賢しいテクニックを身に付けたのか記憶にはない。だけど、こんな引き出しはいくつも頭の中に在庫してある。




仮に撮りに行った写真を否定するなら「撮りに行くのが私の旅」と定義付けてはどうだろうか?それならば本物の旅のワンシーン = 私の撮影旅でもよかろう。

そもそも旅のスタイルなんて十人十色である。いったい何を恐れて撮りに行った写真を否定していたのか、いま振り返ってみれば謎だ。誰かが言っていたのだろうか?いや、誰かが「撮りに行った写真は邪道だ」みたいな事を言ったとしても、それに耳を貸せるほど自分は柔軟ではない。私の性格は手に負えない偏屈頑固なのだ。

とにかく、この月との出会いのように、もう少し単純に考えて旅をしてみよう。15年前にはじめて旅をしたときのように。初心を目指すのである。

 





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かつて結構なお値段だった有料道路でしたが、震災以降に無料化されて久しい絶景ロードです。標高をあげ森林限界点を超えると荒々しい火山地帯が見えてきます。日中は観光客で混雑していますが日没を境に嘘のように人がいなくなります。撮影するならこういった時間帯がお勧めですね。

読む価値なし。アホな青春バイクコラム

平成2年の春 VFR400Rで走る10代の私。カメラは父のニコンF2 カラーネガ

平成2年 夏

高校の同級生Sと上野バイク街にあるCORINでタイヤ交換をした帰り道。木場あたりの大きな交差点だった。私のVFRはSのRG250ガンマの後ろを、まき散らす白煙を避けながら追従していた。

「いつもあぶねぇな!」この頃から慎重派だった私は街中では安全運転の部類だったが、Sはプラグがかぶるから、といつも全開走行である。

カツン!と嫌な音がRG250ガンマの車体から聞こえた。その直後に白煙を上げながら後輪をロックさせ20m以上はフラフラと滑走し、歩道に乗り上げて止まった。歩道にいたご老人が目が点になっていた。

エンジンが焼きついたと思ったが、原因はチェーンが外れてスイングアームの間に挟まったことだった。しかもよく見るとスプロケットがグラグラしている。前日にSがスプロケット交換をしたようだが固定ナットを締め忘れたのだろう。

派手にフラットスポットになった新品タイヤ(アローマックスGT301)を見て、ここだけ皮むきが終わったな、とSは呟いた。

 

平成6年冬

久しぶりにSと再開した。Sはバイクを89’NSR250R-SPに乗り換えていた。しかし個人売買で入手した中古車は一目みてボロイ。今でこそ希少価値の高い2STレプリカだが、この頃はオメガの耐久カウルだのエビ反りテールだのと下品な改造が施され、その後に納屋に放置されていたようなボロがたくさんあった。

しかもSのNSRを良く見ると、リアのブレーキマスターシリンダーにブレーキホースが無い!理由は忘れたがフロントブレーキだけで走っているのだと。

ファミレスでも行こう、という話になり2台で田舎特有の広い直線道路をとばしていた。先導は私のバイク。そして交差点で赤信号になったので停止したところ、Sは私の真横にジャックナイフさせて威勢良く停止し、その後に右側にパタリと倒れ込んだ。

ほんとに昭和コントのようなモーションで倒れた。後で判明したのだが、カッコよくジャックナイフさせたまでは良かったが、停止時に地面へと出した右足が何かにひっかかった。ホースの無いリアマスターのニップルにGパンの裾がひっかかったのだ。

そんな事情も知らず、また面白いパフォーマンスが始まったな!と思い私は自分のバイクに乗ったまま静観していた。やがてジタバタとした動きは辞めて道路に大の字になって寝そべると大声で私に「早く助けろバカ!」と叫んだ。足が車体に挟まっていたらしい。

バイクを引き起こして目が点になっている、後ろのクレスタのオジサンに手を挙げて、再び青信号で走り始めた。問題はここから先だ!




私は自分のバイクを2速3速4速と確実にレッドゾーン直前でシフトアップさせ加速させた。ミラーに目をやるとSのNSRもピタリと付いてきている。さすがNSRは速いな!と思ったが、よく見ると何やら様子が変だ。

Sは私の横に並ぶと有り得ない程のデカい声で「ブレーキがきかねぇんだ!!!!」と叫んだ。

それは知ってるよ。リアブレーキだろ。何いってんだ?

後で判明したことだが先ほどの転倒でフロントブレーキのレバーが根本から折れてしまったのだ。すなわちフロントもリアもブレーキが無い状態で、既に法外なスピードが出ている危機的な状況。

Sはジャックナイフで倒れた交差点で、既にレバーが折れたことに気が付いていたそうだが、カタツムリ程度の知能しか持っていないため、前後のブレーキ機能を失ったNSRでフル加速で私を追いかけてきたのである。

先の交差点に目をやると、ちょうど黄色から赤に変わったところだった。「あぁ、今日でヤツも終わりだ」楽しかった高校生活の想い出が走馬灯のように脳裏に流れた。

しかし危険なヤツというのは神様も心配して、いつも見ているようで交差する道路からは1台も車は来ず、奴は交差点のずっと先で鬼エンブレに両足を地面ズルズルして止まった。

 

平成9年夏

Sは旧式の日産シルビア(S12)型に乗っていた。夜の峠族だった自分達はこの日、Sの助手席で峠へ繰り出し、タイヤのショルダーを溶かしまくって遊んでいた。しばらく楽しむと、Sのシルビアがブレーキを踏むだびに「ゴトっ、ゴトっ」と鈍い音を立てるようになった。

「大丈夫か?また適当な整備したんだろ」

「いや、昼間にGABのショックに変えてバネをH150に、パットをエンドレスにしたんだ」

「絶対に何か変だって」と私が言った直後に「ゴガン」と嫌な音がした。

その直後、Sの口から信じられない台詞が飛び出した。

「やべぇ、キャリパーが落ちたな」

はっ??何が落ちたって?

サイドブレーキを使ってシルビアを停止させ、ジャッキアップしてホイールを外したところ、本当にブレーキキャリパーが正しい位置から5cmくらい下の位置にあって、ホースがパツンパツンに引っ張られていた。

そしてSは「ボルト探してくら」と言って真っ暗な峠へと消えたかと思うと、ものの1分で戻ってきて子供のように無邪気な笑顔で「あったぞぉ~ボルト!」と叫んだ。

後で知ったことだが、Sはちょくちょく走りながらキャリパーを落としていたらしい。

 




平成20年 春

もうSとは何年も疎遠になってしまったある日。私は社用車で国道357、通称湾岸道路を走っていた。いつもとは違う場所がやたら渋滞していた。事故だろうか。

20分以上は渋滞にはまっていた。すると片側車線がつぶれて1台の故障車と思わしき車が見えてきた。何やらジャッキアップして作業している。パンクだろうか。

故障車はこの当時で既に古い車、トヨタのZ20型のソアラだった。そしてどんな奴がトラブルの原因なのか?と覗きこんだ瞬間、戦慄が走った。Sだ!ヤツがソアラをジャッキアップして、しかもレンチでブレーキキャリパーを締めあげていたのだ!

 

あなたも気を付けてください。どこかの道端にブレーキキャリパーが落ちていたら、ヤツが近くにいるかもしれません。

 




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ツーリング写真家にとって最高の天気:雨のち晴れ

EOS1Dx + EF14mmF2.8L F5.6 1/25 ISO100

突然ですがツーリング写真家にとって最高のツーリング日和とは雨のち晴れです。

多くのライダーは出かける時点で雨が降っていたら、その日のツーリングは中止にしますよね。例え天気予報で途中で晴れると分かっていても。

逆に晴れのち雨だった場合、もしかしたら降らないかも…という浅い期待に出かけることはありますよね?同じ雨に濡れるにも前半に濡れるか後半に濡れるかで、ずいぶん違うものです。

雨がやんで景色のすべてが艶やかに濡れている時、強いお日様の光に一斉に輝きはじめる光景は感動的です。その瞬間をお気に入りの撮影スポットや旅先で発見した絶景地で切り撮れたら…。心を揺さぶる傑作が生まれるでしょう。

晴れてから家を出かけたら?いやいや、それもダメではありませんが、止んだ直後のスイートな時間は短いものなんです。すぐ近所に撮影スポットがあればOKですけどね。




RICHO GR F7.1 1/30 ISO100 フラッシュ強制発光

1枚目の写真は千葉県浦安市の国道357の路肩から撮影しました。日光からの帰りに中央環状線から凄い虹が見えて、下に降りたらディズニーランドの渋滞と分かっていましたが、湾岸浦安ICで下に降りて撮った1枚。日光では1枚も良い写真が撮れませんでしたが、この日のベストはまさかの浦安市でした。

2枚目の写真は小湊鉄道 養老渓谷駅で1時間ほど雨宿りした後。雨雲レーダーをチェックしながら、向かう先はもう止んでいると分かったので出発した直後。まだ降っていますが空が明るく濡れた路面が輝いています。遠景の山間いは雨で霞んでいて絵画を連想する光景です。写真で見るよりも、かなり降っているのでアレコレと構図を考える余裕はありませんでしたが。

 

EOS5D Mark2 + EF24-70mmF2.8L F5.6 1/60 ISO100

この写真は6年前に撮りました。北海道に詳しい方ならドコなのか、すぐにお分かりかと思いますが稚内市の北防波堤ドームです。1日中、雨の予報の道北エリアで私は浜頓別から稚内へと移動しました。これ以上、雨の中を走行するのは嫌だな、と思いドームで暫く雨宿りし、そのままテントを張ってここで野営することにしました。




今では北防波堤ドームは野営禁止になってしまいましたが、昔からここはライダーの間では荒天時の避難場所として有名でした。

雨の中、快適な雨宿りの空間をみつけ、すっかりくつろいでいた私は突然の光景に呆気にとられました。みるみる雨雲が東の方へ流れ太陽が姿を現し、辺り一帯は燃えるような夕陽に染まったのです。

この場所ならすぐにバイクに乗って走れば日本海側のオロロンラインに出れるのです。ただでさえ絶景ロードの代名詞であるオロロンラインで、こんな燃えるような夕陽、そして濡れて輝きを放つ大地、これ以上ない最高のシーンが撮れるチャンスの到来です!しかし、既にSAPPORO CLASSICの500mlを開けて良い気分だった私には叶わぬ夢に終わりました。

この写真を見ると「なにやってんだよ!!!」と6年前の自分に説教してやりたい気分になります。

雨のち晴れの予報の日、出かけずに家にいると、知らないだけでこういった超絶景をみすみす逃しているのです。雨がザーザー降っている中、準備してツーリングに出かけるのは相当に億劫なのはよく分かります。でもその気持ちを突き破る原動力があれば、とんでもない絶景を撮れるチャンスがあるのです。

原動力って何?それは傑作が撮れた時の自身の満足感、それを誰かに見せた時の喜び、その作品が誰かに影響を与えるほど役立ったとき!です。

今は寒い冬なのであまり晴れのち雨は無いですが、今年は夏になったら雨のち晴れを狙って出かけてみませんか?

 





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ジャーナリズム的ツーリング写真<私の旅>

いつもブログの記事を書いていて「よくこれだけ書く事があるなぁ」と自分でも関心しております。それだけ自分の中にツーリング写真に係わる事を詰め込んでいたのですね。当ブログでつつみ隠さず全てはき出し、また新たな何かを脳にインストールしていく所存でございます。

今回も変わったネタです。ツーリング先でちょっとした事件や出来事を目撃した経験はありませんか?自然現象による環境の変化、災害のつめ跡。

写真を撮りSNSで発表をしているあなたなら、こういった現実、現状を社会へ発信できる能力を備えているのです。そして写真のクオリティが高ければ高いほど、現状をより正確に、印象的に伝えることができるでしょう。

EOS1Dx + SIGMA35mmF1.4ART F8 1/160 ISO100

この場所はたまに行くお気に入りの漁港なのですが、久しぶりに行ったら使われずに保管されていた漁船が倒れていました。架台は無残に破壊され辺りに破片が散乱していました。




恐らく9月の台風18号による被害と思われます。去年の9月に日本列島に上陸した大型の台風18号は、運悪く潮位の高いときに通過し館山や千倉でもかなりの被害があったそうです。

では写真の解説です。撮影時間は日は傾いていましたが、まだ夕方と呼べる時間ではなく、Lightroomで仕上る際にホワイトバランスを暖色方向に調整しました。

長くのびる影は地面のスペース内に理想的に配置されるよう、モデルの立ち位置を幾度もトライして微調整しました。ポージングは船の様子を見ている感じです。

海がある写真なのに水平を無視していますが、これは画面内における線の要素が、水平線よりも船体の方が重要だからです。船体は線というより楕円形の図形要素ですが、これが画面内に一番しっくりくる位置に配置したのです。初心者の方はこういったシーンで、つい船体全てを枠に入れてしまいますが、デザインの観点でよく考え抜いて理想的にフレーミングしましょうね。

しかしこの写真を改めて眺め、感じるのですがキャンプ道具を積載している愛車の姿は本当に勇ましい旅の相棒に見えます。気のせいかもしれませんがキャンプツーリングのハイライトは夕陽が美しく焼けることが多いですよね。そう感じるのは私だけでしょうか?

みなさんもツーリング先で、こういったシーンを目撃したらジャーナリズム的な観点で美しき記録写真を撮ってみてください。もしかしたら、何年何十年後かに価値のある1枚になるかもしれませんよ!





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本日は定休日

今日はちょっとお休みです。

たまには動画アップしてみます。

iphone7で撮影。

焚火のゆらめく炎。薪の音。

写真では伝えられない魅力ですよね。

やっぱ焚火っていいなぁ。

自分もいつかは滅び、この焚火のように灰になる。

それまで、自分らしく完全燃焼したい。この焚火のように。

 

touring-photographer 立澤重良





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100%ウケる恐怖と笑いの相殺<私の旅>ツーリング写真

長いこと旅をしていると、出会う風景は必ずしも美しいものばかりと限りません。

時に廃墟や鬱蒼とした暗い森など、恐怖や不安を感じるシーンに遭遇します。慣れてしまうと好きになってしまうのですが、不気味なものに対しての感じ方はかなり個人差がでるように思います。

撮影シーンとしても風景の崇高さを表現するのに適しています。絵画の世界をみれば分かりますが多くの作品は必ずしも美しい絶景ではないですよね。イギリスの画家コンスタブルやターナーも崇高論の作品が有名です。

今回はそんな恐怖や不安さを感じる風景を笑いで相殺すると、100%万人受けの作品が出来上がりますよ、というお話です。

EOS1Dx + EF100-400mmF4.5-5.6L IS F4.5 1/250 ISO100

山中に廃墟となったガソリンスタンドを発見しました。建物の屋根には草が生い茂り、トタンの壁や絶対開かないであろう扉が想像をかきたて恐怖心をさそいます。




計量機の様子からすると20~30年くらい前に閉店したのでしょうか。もちろん動くはずもない計量機ですが、私が気に入ったのは「スーパー」の表示、つまりハイオクガソリンが不気味な光景とのミスマッチ感を生んでいること。

これはユニークだな、と思い「そうだ、ここで茶番っぽく給油するフリをしたら面白いぞ」とひらめいたのです。

不気味さが最も色濃い部分をフレーミングし露出は若干のアンダーに。ポージングは「なぜ動かない?」とばかりに計量機の脇に立ってみました。

大爆笑はとれませんが思わずプッとしてしまう、不変的な笑いの要素を取り入れたことにより、この場所の気味の悪さを中和、相殺し万人に見てもらえる写真に仕上げてみました。

こういった写真が良いですよ、という意味ではなく相殺の不思議についてのお話でした。もしどこかで気味の悪い廃墟を見つけたら試してくださいね。楽しいですよ。

ところで地方に行くとガソリンスタンドって減りましたね。消防法の地下タンク40年経過による改修の義務化と時を同じくして、燃費の良いハイブリッド車などが急速に普及したのが原因でしょうか。

我々オートバイで旅をする人間にとって、地方のガソリンスタンドが減ってしまったのは深刻な問題です。今は便利なアプリがあるので近くの営業中のガソリンスタンドを簡単に検索できますが、それでも不便なのは間違いないですよね。

私のR1200GS-ADVENTUREなら33Lタンクなので、あまり気を使いませんがタンクの小さいオートバイでは最悪はガス欠も考えられます。もし誰も居ない山中でガス欠になったらどうしますか?私だったらガス欠になって困っているシーンを写真にしますね!

ではまた!





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現状がどのようになっているか不明ですが、もし立ち入り禁止等の表示があった場合は、私有地と思われるので入るのはやめましょう。

奇跡。旅を1枚にした最高の過去ショット<私の旅>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com読者の皆さま。明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。

もしかして、みなさん初日の出ツーリングにこれから出られますか?路面凍結や事故にはくれぐれもご注意くださいませ。

当ブログの2018年の抱負

1.いまバイクに乗ってツーリングを楽しんでいるライダーに、写真を撮ることの喜びを伝え、そして芸術的なツーリング写真を撮って発表していきましょう!と発信すること。

2.バイク、旅とは縁の無かった人達へ、旅の美しさや素晴しさをオートバイに乗る事によって体験できる!どんな世界?「この写真のような世界です」と教えてあげること。

この2つです。皆さんもぜひ一緒に協力してくださいね。

さて新年の一回目の投稿は、私個人が特別に思い入れのある作品をご紹介致します。

EOS30D + EF28-70mmF2.8L F10 1/125 ISO100

撮影日は2006年の9月。愛車はBMW F650GS Dakarです。北海道の国道336号 通称「黄金道路」の広尾町の辺りだと思います。

私はこの年、13年ほど勤めた会社をある事情で辞め、職のあてもなく約1年の間も無職でした。そして日本中をバイクにキャンプ道具を積んで旅していたのです。

以前に記事にした最初の旅から2年、すっかりバイク旅と写真の魅力にとりつかれた私は、愛用していたカメラをフジのFinePix S602からEOS Kissデジタル(初代)を経てEOS30Dへと進化させていました。



この写真を撮る前日、キャンプ場で出会ったあるキャンパーが言っていた言葉「襟裳岬なんか何もないから行かない、と言っている奴は黄金道路を走れない腰ぬけだ!」その言葉が頭から離れず、道東のエリアを後にして国道336号 黄金道路を淡々と南下していた時のひとこま。

すれ違う車も稀で前にも後ろにも車はいない。至る所が工事中で工事信号の待ち時間が15分なんて場所もありました。

道路まで打ち寄せる波、激しい風。荒々しい表情の道は旅慣れていないライダーの気力を削り取るようでした。

この写真はつい最近まで、自分の中の良き想い出として大切にとっておきました。しかしある時にSNSで発表したところ、想定外に評判の良い写真だったのです。まあ、確かに自分でもお気入りであることは白状しますが、この頃はまだ写真は初心者ですし特別に何かテクニックを使った訳ではないし…

何が良いのか改めて分析をしてみると、バイクと撮影位置の間にブロック状の防波堤があり、それが導線として効いているようです。これにより画面内にライダーの姿が無くとも撮影者はこのバイクのライダーであることが容易に想像できるのでしょう。

しかし、それだけで評価の高い写真になるとは思えません。確かにダイナミックな崖に潮風が当たる様子は印象的ですが、他にもなにか理由が潜んでいそうですね。極めてシンプルなツーリング写真ですが、いまだに私にとってお気に入りの想い出写真であると同時に謎の作品なのです。

こんな写真がたまに撮れるから、写真っておもしろいですよね。

それでは、良いお正月をお過ごしください~

 




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写真家として、人間としての道徳心

ああっ!!

あそこにレンズが落ちている。

誰かが落としてしまったのだろうか。

緑のラインが見えるのでEF70-300mmDOレンズか。

でも何故にこんな所に落ちているんだろう?

拾ってもらっちゃおうか…

どうしよう…道徳心が問われるシーンだ。

いやまて、落とした人は今ごろ困っているだろうに。

そうだ!もし名前が書いてあったら交番に届けよう。

もし名前が書いていなかったら・・・

・・・モラッチャオウ

 

 

 

 

ゴミだったか…

※ちゃんと拾って帰りましたよ。風が強かったので飛ばされたのでしょう。





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南房総ツーリング 館山の海岸線ルートで立ち寄りやすい静かな休憩ポイント トイレ、自販機あり

旅を初体験したあの夏<私の旅>ツーリング写真

旅人としても写真家としても、さほど長いキャリアではありません。

はじめてのキャンプツーリングは2004年の夏。はじめて行く北海道ツーリングがデビューでした。

それまでは10代のころは、いわゆるレプリカブームの波にいて、VFR400Rで峠小僧、それ以降はスーパーシェルパ、ジェベル、セローなどで千葉の林道を少々楽しむ程度。ツーリングと言っても関東圏内からは出ず、温泉やグルメを楽しんで帰ってくるだけの平凡なライダーでした。

写真なんか、ほぼ無関心で1日中ひたすらバイクで走っては、うまく攻略できない林道があれば何度も往復して練習したり、改造パーツを装着したり性能のよいタイヤに替えたりと、とにかく関心の対象はバイクと乗る事だけでした。

何がきっかけか失念しましたが、BMWのバイクに興味がわいて何気にバイク屋さんに行ってもらってきたカタログがR1150GSアドベンチャーでした。そのカタログには旅を超えた冒険の世界が、美しい写真とともに紹介されていました。

おそらく、それくらいの時期に旅への想いがふつふつと育まれたのかと、今では思います。

やがてBMW F650GS Dakarを購入し遠くへツーリングするようになりました。このバイクを手に入れた翌年の夏に、北海道へツーリングに行ってみよう!どうせ行くならキャンプで行こう!と決意したのでした。

ネットでテントやら寝袋やら、あれこれ調べて一通り揃えた道具を実際にバイクに積載して、家の近所を試運転したのを、今でも鮮明に覚えています。

そうだ!どうせ北海道に行くならカメラも買おう。最初は携行に便利な普通のコンデジで良いだろうと思ったけど、どうせなら素晴しい写真が撮ってみたいな、と思い少し高級なFuji Fine PIX S602というカメラを買いました。カメラの知識など何も無かったけど、レンズが大きくて何となく良いカメラに見えたのです。

Fine PIX S602 F6.3 1/420 露出補正-1/3




この写真が今から13年前の夏にS602で撮った写真です。宗谷国道のどこか。予定通りに移動できず時間が押していてキャンプ場に到達できず焦っていました。今考えれば6日間の北海道ツーリングで、綿密に予定を立てるなんて愚かなことです。

しかし、この状況で写真を撮る余裕のあった当時の私を褒め称えたいです!

実は元画像はこんな風にシャドウ部分が写っていませんが、つい最近になってこの写真をLightroomで焼き直してみたのです。するとどうでしょう。まるで当時の自分が1枚の写真の中で再び走り始めたような錯覚を覚えました。平凡な構図ですが私にとって思い入れの深い写真です。

この後、さらに予定通りにはいかず、地図とにらめっこしながら本能に従い進路をきめて走りました。このあたりが私が普通のツーリングライダーから旅人に変わった境界だと感じます。

予定通りいかず、道に迷い、日も暮れかけたとき地元の人に道を尋ねたら凄く親切にしてくださった。キャンプ場についたらオーナーさんが「心配して待っていた」と言ってくださった。日常では滅多にふれる事のない人の温かみと、それを素直に受け入れる自分を発見しました。

晴れている中を走っていたのに、長いトンネルを抜けるとドシャ降りの大雨。何もない北海道の山の中、レインウェアーを着て走り続けるしかありませんでした。体も冷え切って少しずつ冷たい雨が下着まで染みてくる。苦行としか感じず「もう帰りたい」という気持ちが出てきたころ、対向から1台の自転車に乗った少年が明るく笑いながら私に手を振ってきました。荷物満載で顔は真っ黒に日焼けしたその笑顔に励まされ、こちらからも精一杯の励ましの手を振りました。

雨の長時間走行をしたのも初めての経験でした。夕方、キャンプ場に着くころには雨は止んでいましたがパッキングの甘い初心者にありがちなトラブルが発生。寝袋が濡れてしまった!でもまあ、8月のお盆休み。寝袋なしでも寝れるだろう、と思い夕食を済ませて床に就くと深夜には耐え難い寒さが私のテントを襲いました。たまらずキャンプ場のトイレに逃げ込むと、8月なのに石油ストーブがついていて、その温もりがありがたく感じたものです。

・・・それ以降は旅の虜になり、バイクにキャンプ道具を積載して日本中を旅することになりました。旅を繰り返すうち、最初はただの記録として撮っていた写真が、自然とクオリティが上がっていき、人に見せたときの反応がたまらなく喜びに感じたものです。

旅、オートバイ、写真、これらの関係性はこういった自分個人の中にある、旅人が育まれていくプロセスと共に成熟されていくのでは?とつい最近になって考えるようになりました。

旅、オートバイ、写真。あなたも当ブログと一緒に、この謎を解明していきませんか?

 





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