房総の撮影スポット 素掘り隧道 ~共栄隧道の場合~

という事で今回から究極のツーリング写真 touring-photography.comでは房総の撮影スポットというカテゴリーを新たに作ってみました。このカテゴリーでは私が四半世紀以上にわたり走ってきた千葉県の房総半島をマニアックな観点でご紹介していきます。

記念すべき一回目となる今回の投稿では、房総半島ツーリングとして密かなブームになっている素掘り隧道のご紹介からです。素掘り隧道とは主に明治時代~昭和初期くらいの昔から、房総半島に多く存在する切削しただけの簡易的なトンネルのことです。高い山のない千葉県は峠道を作るよりも、隧道を作った方が簡単なため至る所に素掘り隧道が存在するのです。

個人的に気に入っている素掘り隧道はいくつも有るのですが、今回は1回目なので行きやすさ、見つけやすさを優先して大多喜町の共栄隧道を選んでみました。


房総の定番ツーリングルートである養老清澄ライン(県道81号)からすぐです。小湊鉄道 養老渓谷駅をすぎてから2Kmほど南下した温泉街の一角から右折して入ります。目印は「温泉旅館 川の家」の看板です。もちろんオフロードではありませんので、普通のバイクで侵入可能ですよ。




EOS1Dx + SIGMA150-600mmF5-6.3DG F16 1.3 ISO640

どうでしょうか?抜群にインスタ映えだと思いませんか?縦に2つ穴がある不思議トンネルです!東側の入り口から入ると、やがて見えてくる上の穴。むかし共栄隧道が作られる前は向島隧道という名前で上の穴へと繋がって旧道が続いたようです。ナトリウムランプの光をとらえたデジタルカメラはご覧のように緑色の異空間を演出してくれます。この撮影時は寒かったのでつららまであって雰囲気がありました。

西側の出口に行くと空地のような所があり、そこの草だらけの土手を登れば上の穴に登ることもできるようです。なんともファンタスティックですねぇ!




隧道のシーンを撮影する場合、杭口の明るい場所と内部の暗い場所で露出が合いません。どちらかをメインにするよう画面構成を先に行います。ただしこの共栄隧道については上の穴から見える外の景色も暗い場所なので、何とか双方の露出範囲をカバーできる感じですね。

隧道内に設置されているナトリウムランプやメタルハライドランプなども、どのようなホワイトバランスで狙うのか、これも楽しみの一つです。不気味さと物珍しさを表現できれば冒険心を誘う作品のできあがりですよ。

実はこの隧道の先には蕪来隧道や小田代隧道など、すごくディープな素掘り隧道が密集しているエリアなのですが、道はどんどん細くなり山深くへと入っていきますので初めての方にはお勧めできません。最初は共栄隧道を見てUターンがお勧めです。

いかがでしたでしょうか?高い山がなく、三方が海にかこまれた房総半島。素朴な里山や漁村風景は日本らしい風情ある風景です。このカテゴリーでは今後も定期的に「究極のツーリング写真流」として、房総の魅力を楽しめる撮影スポットをご紹介していきますので、お楽しみに!





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