キャンプツーリングで道具沼にハマらない唯一の手段

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、すこし前にお役立ち情報として初めてのキャンプツーリングとしてオススメのツーリングテントをご紹介しましたが、想像以上に好評だったので今回もキャンプツーリングに関わるお役立ち情報をいってみたいと思います。

題して「キャンプツーリングで道具沼にはまらない唯一の手段」です。

キャンプツーリングの道具沼とはカメラで言われるレンズ沼と同じでテントやらシェラフやらキャンプに関わるあらゆるギアが次から次へ欲しくなって、必要でもないのについ買ってしまう…物欲の底なし沼のことです。

かく言う私も10年くらい前はどっぷり沼にはまっていて、海外製の高級なテントやらビンテージのガソリンランタンやら、飾りにしかならないようなギアやらをつい買ってしまう病気でした。

もちろん沼にハマるのは必ずしも悪いことではありません。お金に余裕があって新しい道具を試すこと自体が楽しいという事であれば、沼などと呼ばずにご自身のライフワークとして大いに楽しむべきです。

しかし本当は買いたくないのに欲しくなってしまう!と病的に困っている方々へ、私なりの方法で「道具沼の脱却法」をご伝授いたしましょう。

といっても長々と説明するようなコトではありません。1つのシンプルな道具を選び、長く使い倒して旅の思い出と道具への愛情をたっぷり注ぎ込んであげましょう!はい、これだけです。

大したモノは何もありませんが以下に私の旅の道具達をご紹介いたします。(お勧めのキャンプギアという意味ではありませんよ)

・スノーピーク ロゴダブルマグ330

スノーピークのサーモマグ。説明するまでもありませんが熱いコーヒーや冷たいビールが屋外にいても保温される優れもの。15年くらい使用しています。こういった物は紛失しない限りダメになりようが無いので半永久的に使えてしまいます。




・PRIMUSのチタンクッカー

プリムスのチタンクッカーです。写真がやや露出オーバーですが真っ黒で様子が伝わらないのでこのように撮っています…

現在のプリムス イージークックミニキットの前身ともいえるチタンクッカーでしょうか。15年くらい使っています。チタンクッカーは軽量でお湯がすぐ沸くため重宝されますが、熱伝導の関係で食材が焦げやすく大した料理は作れません。しかしこのチタンクッカーで沖縄のヤシガニをボイルしたり北海道で鮭を入れた味噌汁を作ったりした思い出が詰まっているお気に入りの旅の相棒なのです。

・SnowPeak 焚火台S

スノーピーク 焚火台S もはやキャンプツーリングを愛するライダーの間では説明不要のド鉄板アイテムですが、私も例にもれずコレが発売されたときは飛びついて買いました。以降、キャンプツーリングでは焚火という行為が欠かせないものになりました。

まだ10年も使っていませんが見た目はかなり年季が入っております。少々重いですし現在ではピコグリルなど、他に良いな~と思える焚火台が発売されていますが愛着があって今でもコレを愛用しています。

・Snowpeak ワッパー武器Ⅱチタンカトラリー

こんな小物といえるカトラリーも15年くらいは使っています。これも紛失しない限りは買い替える理由など見当たらず、ずっと愛用しております。




・Bawloo ホットサンドメーカーシングル

バウルーのホットサンドメーカー。中央で2つに分かれるダブルではなく、こちらはシングルタイプです。食パンの間に具材を多めに入れたり、冷凍の肉まんをプレスして焚火で焼いたりするにはシングルがお勧めです。主に朝食で活躍します。これも年季が入っていますが内側のコーティングが剥がれることはありません。

・Trangia ケトル0.6L TR-325

トランギアのケトル。0.6LのTR-325と思われます。いつ買ったか記憶にないほどですが10年以上は使っています。注ぎ口が絶妙で軽くコンパクトなのが気に入っております。

・MSR ウィスパーライトインターナショナル

ガソリンストーブはMSRのウィスパーライト インターナショナルです。冬のキャンプでも火力が衰えずプレヒートもしやすいです。レギュラーガソリンも使用できますが今はホワイトガソリンを使用しています。2005年に購入してずっと使っていますが、一度もオーバーホールしていませんが故障知らずです。

火力も安定していて燃焼音も比較的静かです。今売られているウィスパーライトは五徳の形状が変わったようですね。

・MSR アルパイン フライパンSUS

MSRのALPINE FRY PANというシンプルなステンレス製のフライパンです。テフロンなどのコーティングがありませんが、逆に考えればコーティングの劣化、剥がれがないので長く使えて万能です。

焚火台にかけてステーキを焼いているところ。

・Snowpeak まな板

スノーピークのまな板です。包丁をマグネットで留めて折りたたんで収納できます。キャンプツーリングの時は食材を切って焼く程度の簡単な調理ですが「食材を切る」という行為がなぜか重要と感じてしまいます。これも発売されてすぐ買ったので8年くらい愛用しています。

公式サイトより

 

いかがでしたでしょうか。キャンプに使う道具は旅の道具であり、たくさんの旅の思い出が詰まった頼もしいヤツらなのです。

見た目はもう買い替えた方が良さそうなほど黒ずんでいますし、新しいキャンプギアは機能的でオシャレかもしれません。しかし…それでも自分と共に旅をした道具たちを大切にして、キズや汚れを誇りに思えるようになれば、よりキャンプや旅の本質的な魅力と向き合えるのかな…そんな事に気が付いたとき道具沼から抜け出した記憶があります。

皆さんも今お使いになっているキャンプギアを使い倒して、キズや汚れを誇りに思ってみてください。そして旅の思い出をたくさん詰め込んで道具を愛してみてくださいね。

今回はこの辺で!




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キャンプツーリングにお勧めのテント 最初のテント選び

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、キャンプツーリングはお好きですか?当ブログの読者の皆さまでしたら、きっと旅好きやアウトドア好きの方が多いと思いますのでキャンプツーリング大好きだよ!という方が多いと存じます。

もしまだキャンプツーリングは未体験ゾーンだ!という方は暖かい季節になってからでも大丈夫ですので、ぜひチャレンジしてみて下さいね。キャンプは写真の趣味とも相性がいいですよ!

さて今回は最近になって新たな読者様が増えたことを受けて「これからキャンプツーリングをはじめてみようかな?でもテントとか何を買ったら良いのだろう?」といった方々へのお役立ち情報を書いてみたいと思います。

私もなんだかんだ20年くらいキャンプツーリングをしていますので、気が付けばベテランと言えるのかもしれません…

今回は第一弾としてキャンプツーリングに最適なテントの選び方です。テントはキャンプツーリングにおいて、まず最初に決めたい重要なキャンプギアです。




一言でテントと言ってもいろんな種類があって、大きさ、形状、メーカー、価格帯など…どれが自分にとって最適な選択となるのか最初は悩むものです。

最近の流行ではモノポール型の三角テントのブームが落ち着き、今はパップ型テントが流行っているようですが、はじめてキャンプツーリングをされる方々へ迷わずオススメするのはドーム型テントです。

 

このようにドーム型をしたオーソドックスなタイプです。多くのドーム型テントは地面にペグ(杭)を打たなくても形を立ち上げることが可能な自立型です。組み立て方が簡単で風に強く内部も広々と感じます。多くのメーカーがこのタイプを製品にしているので選択肢が多いのも特徴です。

ドーム型のテントはピンキリで安いものはホームセンターでセールされている三流品から10万円以上する高級なテントまであります。

極端に安いものは悪天候に弱く、生地の劣化や部品の破損も多いので長くは使えません。絶対に雨や風ではキャンプしない!と言ってもいざ出かけてみると相手は自然ですので、山の中や海などでは天気が急変することもあります。不測の大雨でテント内が浸水…なんて北海道の若者ライダーとかでよく聞く話です。

極端に高いものを買う必要はありませんが、ある程度はしっかりした造りのテントを選びましょう。

私の場合ははじめてキャンプツーリングしたときから現在まで愛用しているダンロップのRシリーズです。数年前まで外国製のMSRやらNEMOやら値段のお高い高級テントを買いあさっていましたが、結局は最初に使っていたダンロップRシリーズに再び落ち着きました。ホント、ツーリングテントはこれが一番だ!と思っております。

最初に買ったダンロップR-324は15年以上は経過しているのに生地のベタツキも出ず、まだまだ現役で使えてしまえる耐久性です。(海外製の高級テントで6年くらいでベタツキが出てしまった経験があります)

これはフライシートをかけていないダンロップ R-227 (2人用)の本体です。長辺側が出入り口となるため開口が非常に大きく、メッシュパネルにして解放すれば暑い日も通気性が抜群に良いです。

本体の四隅にあるポールの差し込み口に注目してください。倒立式ポールスリーブといって非常に深さがあって1本だけでも自立するほど安定が良いです。こういった細かいところが初めての人には有難いと感じるはずです。

通気性の良いメッシュパネル

テントの大きさを選ぶときはソロツーリングの場合でも2人用か3人用を選びましょう。テントサイズの表記は1人用と書いてあったら人間のカラダ1つ分のスペースという意味です。つまり1人用テントは荷物がほとんど入らないのです。

テント内には寝るためのマット、寝袋を置いてその他にタンクバッグやヘルメットやウェアー類などを入れるのですからソロで丁度良い広さとは2人用か3人用なのです。

MSRのハバハバという2人用テント。向こう側にある屋根はモンベルのミニヘキサータープ。

冬や標高の高いキャンプ場など低温でもキャンプする場合はテント内が狭いほど暖かく快適です。逆に広いテントは夏場は暑くなりにくいですが、寒い場所ではなかなか自分の体温でテント内が温まってくれません。

私は夏場はダンロップR-337(3人用)を使用し、そのほかの季節はR-227(2人用)を使用しています。

手前がR-227で収納サイズは45×20×20、奥がR-337で48×22×22、どちらも収納バッグは余裕がある造りなので収納しやすくポールも一緒に入ります。多くのテントブランドはカタログ上での収納サイズを少しでも良く見せるために極力小さく造りますが、それでは収納するときに大変なのです。コンパクトは良いことかもしれませんが徒歩旅や自転車旅ではないのですから、これくらい余裕のある収納バッグの方がバイクツーリング向けと言えます。

ダンロップRシリーズの良いところの1つ、YKK製の直進ファスナーです。私は前職でバイク用品メーカーで開発をしていましたが、その時にタンクバッグやシートバッグのファスナーの故障というのを良くお客様から受けました。ファスナーはカーブの部分でファスナーチェーンが摩耗し、やがてスライダーが脱線して壊れてしまうものです。直線で使う分にはすごく長持ちすると経験上知っているのでコレがいいんです。多くのテントはメインファスナーをアーチ状にしてカーブを描いているので、きっと何年か使うとスライダーが外れたりチェーンの噛み合いが甘くなったりすると思います。

※ダンロップRシリーズでも1人用のモデルは直線ファスナーではありません。




そしてもう1つはナイロンタフタ製の底部分。耐久性、防水性に優れて雨天でも安心して過ごすことができます(上の写真の紺色の部分です)。

R-227の場合、ポールはこのようにシンプルな3本式です。ダンロップRシリーズは高級なジュラルミンポールA7001-T6を採用しています。しかし現在のモデルではアルミ材DAC7001Sが採用されているようです。どちらの素材も軽量でしなやかなので強風時でも耐えてくれます。

ハブセンター式ポールや複雑な形状のテントと違い、非常にシンプルなので初めての人でも組み立てが容易です。

吊り下げているプラのフックは最初は低温下で割れないか心配でしたが、割れてしまった経緯は一度もありません。

テント本体とフライシートの間にできる空間を前室といいます。就寝時にブーツを置いたり外の物を一時的に片づけておく空間ですが、雨天時はこの前室が調理などのスペースになるため多くのライダーは前室の広いテントを好みます。このR-227はドーム型テントとしては最低限の広さと言えます。もちろんシンメトリーデザインのダンロップRシリーズなので反対側にも同じ前室が存在します。

これは3人用テント、R-337の前室で調理しているところ。ひどい雨が降っているのでテント内で過ごすスタイルです。火の使用は一酸化炭素中毒の危険があるので前室であっても短時間で済ませること、テント本体内では使わないことが大切です。

この黄緑色のダンロップRシリーズはR-324といって15年くらい前に発売されていた3人用モデルです。基本構造は今とほとんど変わっていません。写真の場所は北海道の来臥人野営場で2004年に撮影した写真です。バイクはBMW F650GS dakar

ということで初めてキャンプツーリングしてみたい!という方にオススメするテントのご紹介でした。一般的にはコールマンのツーリングドームST、モンベルのムーンライト2(または3)、前室の大きな小川のステイシーST2、上にも出てきましたMSRのハバハバ、高級なヒルバーグのアラックなど、これらがツーリングライダーの間で見かけるテントでしょうか。

最近ではDOD製やワンタッチテントを使っている人もいるようですが、デザインや色の好み、あとは予算で検討してみてください。

ちなみにダンロップRシリーズテントはツーリング用のテントとしては名作と言いたいのですが、実は数年前に生産終了となってしまいました。ダンロップテントはHCSという会社で企画された製品で、山岳テントのブランドとして存在するプロモンテと同じ会社です。

個人的には「ダンロップ」というブランドイメージが現代のオシャレ系アウトドアブームの波に乗れなかったか…と推測しますが、ご安心ください。今なら期間限定でR-227Kという品番で復刻販売されていますよ!

▼ カラー
グリーン
▼ 重さ
本体重量:約2.2kg / 総重量:2.57kg
▼ 大きさ
設営時サイズ:間口210×奥行120×高さ115cm
収納時サイズ:40cm×φ20cm、ポール収納サイズ:44cm
▼ 素材
フライシート:30Dナイロンリップストップ(ポリウレタン防水加工)
インナーテント:30Dナイロンリップストップ(通気撥水加工)
グランドシート:70Dナイロンタフタ(ポリウレタン防水加工)
ポール:DAC7001S
▼ 収容人数
2人用
▼ 付属品
収納袋・ペグ・張り綱

定価37584円とのことですがネット上での実売価格は2万円台だと思いますよ!




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キャンプツーリングのすすめ<私の旅>旅と写真が好きなら絶対キャンプ!

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、皆さまは泊りや遠出でツーリングする際は宿泊はどうされていますか?

今更ですが多くの方が当ブログを見に来て頂いているので、今回はキャンプツーリングはまだ未経験だ、という方々へぜひキャンプツーリングしようよ!というお話をしてみたいと思います。

写真が好きなら、旅が好きなら、絶対にキャンプがお勧めなんですよ!

2015年5月 千葉県某所

キャンプツーリングと聞くと最近はやっているみたいだけど、何となく気になるが踏み込めない。そんな方も多いと思います。キャンプツーリングと一言でいってもスタイルは様々で、まずは最低限の装備で気軽にキャンプツーリングすることも簡単なのですよ。

最低限の基本的な装備とは・テント ・寝袋 ・マット ・簡易的なチェアー、テーブル ・バーナー ・クッカー(飯盒や調理に使う小さな鍋のような物)・ランタンやヘッドランプなどのライト ・これらの荷物を収納しバイクに積載するバッグ 基本的にこれくらい有ればキャンプツーリングはすぐに始められます。

~キャンプツーリングのメリット~

EOS1Dx + EF100-400mmF4.5-5.6L F5.6 1/160 ISO200 檜原湖

・いつでもどこでも自由気ままに

例えばホテルやペンションなどを使うとなると予約して指定時間にチェックインしてと、場所と時間に縛られてしまいます。これがキャンプツーリングであれば、いまいるツーリングエリアのどこか適当なキャンプ場に行けば良いのです。GWやお盆だと予約の必要なキャンプ場やチェックイン時間が厳しいキャンプ場などありますが、そういったキャンプ場が全てではなく場所によっては無人の無料キャンプ場とかもあるんですよ。





・キャンプツーリングは経済的

私が最初にキャンプツーリングを始めた理由が経済的な理由でした。宿泊は例え安いユースホステルやライダーハウスであってもキャンプよりは高くつくものです。キャンプ場なら500~1500円程度が平均でしょうか。地域によって差がありますが北海道では無料や300円なんて今でも多いです。道具を揃えるのに最初だけお金がかかりますが、物欲にのまれてキャンプ道具沼にはまらなければホテル泊より圧倒的に経済的なのがキャンプツーリングです。

・自然と接して日常と距離をおく

キャンプ場は大抵は山、海、河川敷など自然の中にあります。自然の中に身を置いて不便さの中でも日常と距離をおく素晴らしさを体験できます。焼けるような夕日の中、冷えたビールを一杯。満点の星空、流れ星に天の川を眺めながら焚火をかこむ、朝は清々しい空気と光がテントをつつみ鳥の合唱で目覚めます。

EOS1Dx + EF14mmF2.8L F3.5 30SEC ISO1000 星空と森のキャンプサイト

・早朝出発、深夜行動も可能

私の場合、北海道ツーリングの時によくやるのですが、早朝の日の出の景色や夜の天の川の写真が撮りたい、なんて時に深夜や早朝にキャンプ場を出発するのです。他のキャンパーがいれば静かに行動するよう少しの配慮が必要ですが、これと同じことはホテルに泊まっていては難しいですね。去年の夏の北海道ツーリングでは早朝4時にキャンプ場を出て富良野や美瑛を走り、観光客で混雑している日中はキャンプ場に戻ってテントで昼寝。夕方にまた出て夕日や星空の撮影を楽しみました。ほんとキャンプツーリングは自由なんです。

・写真の趣味とも相性抜群

キャンプ場でずっと過ごしていても、キャンプ場自体が絶景であれば夕日、星空、朝焼けと言った具合にキャンプ場での撮影が楽しめちゃいます。愛車と自分のテントサイトを美しく構図にして撮ってみましょう。素晴らしい作品になるとともに素敵な思い出になること間違いありません。

EOS1Dx + EF100-400mmF4.5-5.6L IS F4.5 1/125 ISO100 長野県木島平村 カヤの平




・原始的な夜の過ごし方で旅人精神が芽生えてくる

どうしてもホテルやペンションなどオシャレ、贅沢さがあると旅の風情に欠けるものです。もちろんホテルやペンションに泊まるのも素晴らしいですが、バイク乗りで旅人を気取るのであれば、いつも贅沢や快適を追求してはいけません。日常と距離をおき自分の内面と向き合う旅にするのであれば、テントサイトで愛車を眺め焚火を囲んで酒を飲みましょう。きっと自分は旅人であると自覚できるはずです。

・不便や困難も糧にしてサバイバル精神を身に着けよう

もちろん良いことばかりではありません。大雨でテント内に浸水したり、強風でテントが飛ばされそうになったり、想定外に気温が冷え込んで夜が眠れなかったり、食材を焦がしてロクな食事にありつけなかったり、ブヨや蚊に全身を刺されてボコボコになってしまったり、夜中にテントの周りを旧日本兵が行進していたり、トラブルはつきものです。保証された安全が日常なら、非日常を体験するとは時に危険もあるという事です。しかし、もしそんな経験をしても何とか困難を打開する策を打ち出したり、耐え抜く逞しさを身に着ければ本物の旅人と言えるのです。

EOS1Dx + EF14mmF2.8L F2.8 25SEC ISO1600 薄い雲から透ける満点の星空 カヤの平

・焚火は無条件にあなたを癒す

最低限の装備の中に入れませんでしたが焚火台や鉈、ミニのこぎりなど焚火に必要な装備を持っていけば、夜は焚火の炎を見つめてロマンチックな時間が待っています。これはもう詳しくはここで書きませんので、ぜひ体験してみてください。

EOS5D Mark2 + EF24-70mmF2.8L ホウリーウッズ久留里

私の場合、おおまかに2つのパターンでキャンプツーリングを楽しんでいます。1つはキャンプすること自体を目的にしたキャンプツーリング。これは事前に行きたいキャンプ場を決めておいて、ツーリングはほぼキャンプ場に直行。キャンプサイトで快適にのんびり過ごす為の装備を充実させていきます。R1200GS ADVENTUREの積載能力なら例えばダッチオーブンとか大きな荷物でも積んで行けちゃいます。

もう1つは旅を優先させたスタイルのキャンプツーリング。主に北海道ツーリングでやるパターンですがキャンプ道具は必要最小限にとどめます。これによりキャンプサイトの設営、撤収は素早く、バイク積載時は軽量になるため早朝出発や深夜到着でも対応できるのです。

R1200GS ADVENTUREにアルミケース左右、トップケース、オルトリーブの防水ラックパックを積載したキャンプ装備。

ぜひキャンプツーリング!デビューしてくださいね。

お勧めのキャンプ場、キャンプ道具、キャンプツーリングの焚火レシピなどは機会をみて、たまに投稿しますのでお楽しみに!





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たった1つの前景が全てを変える<初級>ツーリング写真

久しぶりの<初級>ツーリング写真の解説になってしまいました。ところで当ブログの読者の皆様で本当に「上達したよ!」という方はおられますか?

ブログ開設から2ヶ月、いろいろなお話をしてきましたが実践して失敗してを繰り返してマスターしてくださいね。知識だけでは殆ど役に立ちませんので。

さて今回も年末にキャンプツーリングしてきた、千葉県富津市の花はなの里キャンプ場で撮った写真を使って解説していきます。花はなの里キャンプ場は里山にひっそりと存在する素朴なキャンプ場。棚田を利用して作られたサイト、たくさんの犬、猫たち。そして草花や鳥などバイクで走っていると気が付かない、房総の小さな自然を感じることができます。

それにキャンプ場の受付も兼ねているカフェ「ダム」もピザやパスタが好評でお勧めです。私は知らなかったのですが、少し前にテレビでも紹介されたようですね。何かこう、オーナーさんの愛を感じるキャンプ場なのです。

さて今回は難しいカメラの設定の話などは無しにして、構図のお話です。「なかなかソレっぽいのが撮れないよ~」という方のために、簡単なただ1つの方法です。




写真は「何をどう撮るか?」が大切ですが、初心者の方は「こんな時はこうしてやろう」という経験や引き出しがないので「何をどう撮るの??」と現場で迷うと思います。

そんな時にお勧めする、極めて具体的な手法のご紹介です。灯台もと暗し作戦。あなたがそこで写真を撮ろうと思い、足を止めたなら既に背景はあるのですよね???それでは、あと1つだけ、これからご紹介することを実践してみましょう。

花はなの里キャンプ場の上から2段目のサイトにテントを張った私は、キャンプの準備を終えて焚火の火も安定させ、一息ついていました。正直、オートキャンプ場なので良い写真は撮れないだろう、最初はそう思っていました。

しかしキャンプサイトは良い感じで西向きで15時すぎには私の大好物の光が差し込んできました。それに足元をよく見ると、たくさんではありませんが12月だというのに、もうスイセンの花が咲いているではありませんか。

誰もいない一段上のサイトにカメラを設置して、楽しい楽しいクリエイティブタイム。このスイセンを前景にしてキャンプシーンの作品に挑戦です。

 

EOS1Dx + SIGMA35mmF1.4ART F13 1/25 ISO250

夕方の美しい逆光を使って、前景となるスイセンの花を輝かせてみました。以前の<初級>ツーリング写真 基本的な光の使い方 逆光編でも解説しましたが、逆光は最高にドラマチックな作品が作れる光源です。そして湿った薪をあえて焚火に投入して、煙の演出も加えてみましたよ!

今回、この写真で初心者の方々に伝えたいのは高度なことではなく、ただ1つだけ「前景を探して撮ってみよう」ということです。灯台もと暗し作戦です。

撮影地の足元や近くに注目してください。草花、木、建物、ライダー、バイク、何もなければ地面でもOKです。ライダー、バイクは自在に位置を調整できますし、地面とはカメラを地面に置くほどのローアングルにすると生まれる前景です。

良さそうな前景を発見したら被写体に重ね合わせるようカメラポジションを大まかに設置してみてください。まず最初に被写体の画面内での大きさ、背景の範囲を良く見て焦点距離を選びます(一眼レフなら場合によってレンズを交換)。

次にカメラアングル、位置などを微調整して画面内での前景、被写体の位置関係を調整しましょう。上下左右に色々と試しまくってください!

最後にピント、ボケ具合の調整です。前景はカメラに近いのでとてもボケます。あなたが前景として選んだ被写体が最も魅力的あるいは効果的になるよう、ボケ具合を絞りで調整してください。この時、一眼レフを買ったばかりの方は、つい絞りを開放する悪い癖が出てしまいがちですが、何でも開放でボカすのは悪い癖です。本当に被写体が魅力的に見える絞り値が開放で良いのか?ちゃんと自問してくださいね。




どうですか?前景を探して見つけたら被写体と合わせて撮る。それだけ!前景の何もない平面的な写真よりも、奥行きが生まれてずっと良い写真になると思いますよ。

ここでは手っ取り早く「ソレっぽい写真」を初心者の方に撮っていただく具体的な手法のご紹介でした。誤解のないよう付け加えておきますが、必ず前景が必要だということではありません。平面的な写真が悪いみたいに聞こえますが、撮りたいと思った作品のイメージに合わせて色々やって良いんですよ!という意味です。

まずはソレっぽい写真を撮って、それをSNS等で発表して写真の喜びを味わってください。それが次への原動力になります。

なお今回のこの写真では超近景とも呼べる位置にスイセンがあり、こういった場合での絞り値の微調整については中級か上級で改めて解説させていただきます。それでは今回はこの辺で~!





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↓↓↓撮影地↓↓↓

花はなの里オートキャンプ場

棚田の最上段から3つくらいまで、小さなサイトでバイクソロに最適。新たにバイクソロ料金も設定されて行きやすくなりました。カフェダムでの石窯焼きピザもお勧め。南房総ツーリングの内房ルートの拠点にも最適です。アクアラインからもアクセスしやすいです。焚火は直火OK スーパーはバイクで10分くらいの場所にベリーズフーズ大貫店 があり、このスーパーも良質な食材が豊富でお勧めです!

超絶景!究極の野営地

EOS1Dx + EF24-70mmF2.8L F4.5 1/400 ISO100

 

旅、キャンプ、なまじ経験を重ねると、ロケーションにやたら高い要求をしてしまう。その結果がこれだ。

野宿なんて人に大きな声で言えないのかもしれない。ましてやネットで場所を公開することなどもできない。

でもその秘密感がたまらない。

旅先で本能的に野営地を探すのも最高に楽しい。

安全面、モラル、自然への意識など、あらゆる面で配慮が必要だし難しい。

それでも原始的な夜の明かし方が大好きだ。

誰にもお勧めはできないけど、でも多くの人に理解してほしい。

野宿の素晴しさ。

 





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ゆらめく炎~キャンプツーリングの夜更け

福島県 檜原湖の北岸  早稲沢浜
2016年5月

お気に入りのダンロップテント、旅の相棒R1200GS-ADVENTURE、スノーピークの焚火台、キャプテンモルガンのラム酒。

EOS1Dx + EF14mmF2.8L F4 5SEC ISO1600

焚火の炎を眺めていると心が落ち着く。むかしは糸の切れた凧のように、ひたすらバイクで走り回っていた。

どっかの最南端とか最北端とか、やたら陸の端っこに行ってみたり、地の果てという言葉に拘って阿保みたいに遠くまで走り回っていた。一回の北海道ツーリングで5000kmを超えたときもあった。

ある時期は走り回っているだけでは旅の本質は見えてこない…と気が付き、やたらのんびり旅したこともあった。本物の旅を追求するなら徒歩か自転車かカブだろうと思った。

今はまた考えが違う。旅の本質はどこかへ行ったことよりも心の中にあるのかも。だから距離とか手段はさほど重要ではないのでは?と。

写真は10年くらいのキャリアだけど、本腰を入れてやったのはここ2年くらい。アウトライダーのツーリング写真コンテストは初心者の頃から、定期的に応募していて誌面の常連だったけど、なかなかグランプリが獲得できずにいた。

あるとき他の方の素晴らしい作品が、その年のアウトライダーツーリング写真コンテストの年間グランプリになった。その作品を見て愕然とした。こんな凄い写真、自分には到底撮れないと。

諦めの感情の後に、この焚火の炎のようにメラメラと何かに火がついて、ひたすら我流で写真修行を重ねてみた。絶対に来年は自分がグランプリを獲得するぞと。

結果、翌年のアウトライダーツーリング写真コンテストの年間グランプリ発表号で、念願の年間グランプリを獲得できた。

すると、燃え尽き症候群ではないが、こんどは目標を見失ってしまったかのような迷路に迷い込んだ。自分はツーリング写真の美学をコンテストの為だけに追求していたのか?

そんなある日、ある大企業の社員が自殺したというニュースが世間を騒がせていた。みなさんは同調圧力という言葉をご存じだろうか?ここで詳しくは書きませんが自分独自の考え、あるいは個性は認められず会社や団体、なんらかの組織内で少数意見を多数意見に丸め込む圧力です。このニュースは会社組織により自殺に追い込まれた社員の悲しい出来事でした。

もし、その方が思い悩んでいたときに、写真作品で旅の魅力を伝えて苦しみから解放することは出来なかっただろうか?死んでしまうくらいなら、何もかもを投げうって、こんなに美しい旅の世界を体験してみたら?そう問いかけてみたら、どうなっていたか。

もちろん今の私の写真では、そんなことは無理だろうけど、いつか旅の美しさを表現できたら、自分という人間「一個人」での何らかの社会貢献として生きている手ごたえが見いだせるかも知れない。

単純にバイクでツーリングして、美しい景色や光景をカメラに収めてくるだけの行為だけど、それに可能性を感じて今も上達したいと願っている。

焚火の炎をながめていると、そんなことばかり考えてしまうから不思議だ。檜原湖の湖畔で。

 

 



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どんなシーンで絞りを微調整するのか<中級>ツーリング写真

この投稿は旅写真<中級>の一回目です。

<中級>では絞りやシャッター速度といった露出に関わる基本や、三分割構図など撮り方に関する技術が身についている方を対象に解説していきます。

もちろん初心者の方に読んでいただいても、今後のステップをイメージする上で参考になると思います。

EOS1Dx + EF100-400mmF4.5-5.6L F5.0 1/200 ISO100

この作例をご覧ください。望遠レンズを使用し距離感を圧縮させた写真ですが、前景とメイン被写体と背景の3つの要素があることに注目してください。

前景は左端にある木、メイン被写体は中央の大木とそこにあるキャンプサイトです。この場合、遠景は単なる黒っぽい背景として被写体の木に当たる光を強調させています。

念のためおさらいしておきますが、絞りとは被写界深度のコントロールであり、ピントを合わせていない部分のボケ具合の調整です。(明るさの話はここでは触れません)

この構図で作った前景となる木をどれくらいボカすのか?

私はこのとき前景の木の葉に注目しました。メインの大木よりも少し褐色の葉は美しく逆光を透過していました。被写体を際立たせるため、これを効果的に使おうと思い被写体エリアを前景のこの木で囲い込むようなフレーミングをしました。

そして葉のディティールを狙った通りのイメージにするため、絞り値を慎重に選んで撮影したのです。

F4.5では葉がボケすぎでディティールが伝わらず、F5.6ではシャープすぎてメイン被写体の木と境界が曖昧になってしまいます。結果F5.0を選択しました。

方法は簡単です。一眼レフカメラでしたらファインダーを覗きながら絞り込みボタン(CANONなら被写界深度プレビューボタン)を押してボケ具合を確認してください。最もあなたが最良と感じたボケ具合になるよう電子ダイアルを回してF値を調整するのです。絞込みボタンの無いカメラでしたら試し撮りしてモニターで確認してみましょう。

このように絞りを微調整するとは、まずは被写体の魅力をあなたの目で理解し、それに基づいて行うのです。

いかがだったでしょうか?絞りを操作すると被写界深度が調整できることは知っていても、実際のツーリング写真の現場では具体的にそれをどう使うか、結びついていない方もおられたのではないでしょうか。

写真は「○○だから△△にした」を基本に考えると良作の礎になりますよ。

 

つづく



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なぜ叶わぬ願いが叶う?

「虹色の流れ星」

EOS1Dx + EF14mmF2.8L F3.5 30SEC ISO1000

真冬の森。焚き火の炎を見つめながら酒をのんでいた。

本当は流れ星のふりそそぐ大自然の中で野営したかったけど、真冬となるとバイクで遠くまで移動するのは、なかなか困難である。特に山間部は積雪や路面凍結があるからだ。

この写真は自宅から1時間で着いてしまう千葉県君津市ですが、雰囲気の良い森のせいでつい酒がすすんでしまいます。

「きれいな流れ星がみたいなぁ~」 そう思って撮影していたら虹色に光る流れ星をEOSがとらえてくれた。

羽田に着陸する飛行機が上空で旋回する君津市。星の撮影にはじゃまだなぁと思っていたのに、あまりに美しい演出ではないか。



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