ツーリング写真ギャラリー 【姫鶴平キャンプ場からの天の川】
天の川銀河はやはり美しい。
こうやって眺めていると神様のいる場所は
やっぱり宇宙なんだろうなと思う。
ところでゲッターズ飯田さんの五星三心占い、すごい人気ですね。
私は銀の鳳凰座なのですが2021年版はとっても当たっていました。
先日、近所のセブンで2022年版が並んでいたのですが、なぜか銀の鳳凰座だけ売り切れでした・・・
銀の鳳凰座って占い気にする人が多いのかな??
究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、つい先日のことですが走りなれた南房総を走っていた時に、お弁当を買おうと思って館山駅に寄ったのですが、ガルパンの大洗と同様に館山もアニメの聖地になっていたのですね。
ゆる△キャン、スーパーカブ、ガルパン、ばくおん・・・今やアニメはおじさん達もターゲットにして世界中を席巻していますね。しかし私の愛する館山市もついにアニメの聖地とは!館山といえばXとサカナ君だったのですけどね。
さて今回はたまにはブログらしく、キャンプツーリングのお役立ち情報を書いてみたいと思います。
R1200GS ADVENTUREは左右のアルミケースだけでも相当な容量があるので、それだでも優秀な積載能力ですが、さらにケースの上に防水バッグなどを装着することで長旅にも対応した荷物を無理なく積載できます。上の写真の場合は左ケースにシールライン製の防水バッグを乗せています。
テント、ペグ、焚火台、チェアなど主要なるギアはアルミケース内へ、防水バッグはシュラフ、着替えなど重さのないものが入っていて荷物の低重心化を目指しています。
そしてツーリングメインではなくキャンプメインで旅するときに重要なポイントなのですが、買い出しをした食材やビールなどをどう積むか?です。キャンプ場の近所にスーパーがあると事前に分かっていれば、テントを設営した後に空荷のバイクで再び買い出しに行けばOKです。しかし必ずしもキャンプ場の近くにスーパーがあるとは限りませんからね。途中で買っていくしかない場合は珍しくありません。
しかしバイクの積載状態が既に主要なるキャンプギアだけで一杯になっていると、買い出しした物をどう積むか悩むものです。それ用にソフトクーラーバッグを用意するのが一般的かもしれませんが、それでも質量が限られてしまいます。そこでクーラーボックスはどうかな?と以前より模索していたのですが、クーラーボックスはバイクに積んでしまうとデザインの関係か見た目がイマイチでした。
しかし!バイクに積んでもカッコいいデザイン、しかも大きさや形状が理想的といえるものを見つけました。
これです。クーラーボックスとしては有名なアメリカのブランド IGLOOのプレイメイトエリート THE BOSS です。ダイヤモンドスチールプレートのようなエンボスがかっこいい!実はIGLOOのプレイメイトはアメリカでは定番商品のようで、この他にもポップなカラーや花柄などもあるようです。
唯一残念なのは日本国内では品薄のようで、売っているところを見つけると少々割高のプライスが付いています。いま確認したところ8000~1万円くらいが実売価格でしょうか。
蓋の開閉はサイドのボタンを押すことでカチッとロックが解除されて開きます。保冷力はコールマンのパーティースタッカーなどと同等かそれ以上だと思います。ボックス自体は見た目の印象以上に軽量です。
容量13L サイズは横37cm 奥行27cm 高さ34.6cm 350缶が26缶も入る容量です。これなら保冷剤や氷を入れても2泊分くらいの食材をまとめて入れておけそうです。
このハードなデザインのおかげで積載してもパッと見てクーラーボックスに見えません。R1200GSのリアシートを外したスペースにキレイに置けました。
どうでしょう?生活感ある積載にはなっていないと思います。自分的にはかっこよく積載できたな…と思っております。
底面には保冷剤、またはスーパーでもらってきた氷袋を平たく敷いて、冷やしたい優先度の順で入れていきます。一人分の容量として考えればかなり余裕の大きさです。
これからの時期は特に暑さで食材が傷まないかも心配ですよね。生ものを買えるのは冬のキャンプの時だけ…としている人も多いと思います。しかしクーラーボックスがあれば安心です。
はい、横長のプレイメイトを使うメリットはこれです!横にしたくないトレーの食材を水平にして入れることができます。キャンプツーリングといえお昼ご飯くらいはお店で食べたいですが、コロナ渦の昨今、なかなかそうもいきませんね。そんな時はキャンプの買い出しと一緒にお昼ご飯も一緒に買ってしまい、早めにチェックインしてキャンプ場で昼食としましょう。
そこでスーパーの総菜コーナーで「あぁ!お寿司が美味しそうだ!」となったとき、従来の積載方法ではお寿司を積載するのは難しく諦めるしかありませんでした。他にも総菜コーナーには美味しそうなものがトレーにパックされて売っていますが、どれも水平を保って持ち運ばないといけないものばかり。
クーラーボックスの話から脱線しますが海に近い地域でのスーパーでは驚くほど美味しいお寿司が総菜コーナーにあるものです。私の住む千葉県ですとODOYA館山海岸店、フードプラザハヤシ勝浦店などがお勧めです。スーパーなので運が良ければ割引されている時もありますよ。
就寝時に食材をテントの外に置かない…というのはキャンプツーリングを愛する人の間では常識ですが、クーラーボックスであればテントの前室に置いても問題ないと思います。深夜の珍客(主に猫)でもボックスを開けることはできません。便利です。
ちなみにIGLOOとは雪で作るあの「かまくら」のことだそうです。クーラーボックスとして実にシャレの効いたネーミングですね。ピクニックという文化が古くからあるアメリカならではの可愛らしいクーラーボックス プレイメイトでした!
今回はこの辺で!!
究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、緊急事態宣言下で道路が空いていますが、もしバイクに乗られるのであればスピードを出し過ぎないようご注意くださいませ。
以前よりも増えた高齢者ドライバーは我々バイク乗りの命を脅かす存在です。アクセルとブレーキの踏み間違えばかり取り沙汰されていますが、それと同じような頻度で高齢者ドライバーは交差点でバイクと右直事故を起こしているようです。100%回避できないタイミングで来られたら防ぎようがありませんが、唯一できることはスピードを控え目にすることですよね。
さて前回まででバイクキャンプツーリングに最適なテントとしてテンゲルスタンダードを購入し、ポールをジュラルミン製に改造したことを記事にしました。
今回はテンゲルスタンダードを実際にキャンプツーリングで使用してみた感じをインプレッションしたいと思います。
今回は茨城県つくば市にある豊里ゆかりの森キャンプ場に行ってみました。こちらのキャンプ場について詳細は別途ご紹介したいと思います。
このキャンプ場、筑波山からの吹きおろしか?けっこう北風が強かったのでセオリー通りに風上からペグダウン。テンゲルスタンダードは前室となる面にはペグを打つテープ部分を緑色にして目印としています。
グランドシートは専用のものも売っていますが私はホームセンターで売っている防水シートを使用しています。800円くらいだったかな…
前回、ダンロップ製ジュラルミンポールを使って作った謹製ポールで本体を立ち上げます。
輝くポール。見た目も標準のグラスファイバーより美しくて気分が良いですね。フックは樹脂製のごく普通のタイプですね。
フライシートも本体と同様に前室向かって右側のテープだけ色が違います。かぶせて本体へバックルで固定。
幕を開けてヘリノックスビーチチェアを入れたところ。やっぱり広いですね。
この空間があれば圧迫感なく十分にくつろげます。キャンプ場が混雑の場合、目隠しにもなるので適度にプライベート感もあって良いです。この辺はタープと違いますね。ちなみに前室の幕は別に2本のポールを用意すれば伸ばして屋根にすることも可能です。
中の様子。140×220cmの広々とした室内。ソロでは広すぎるくらい快適ですね。実はテンゲルスタンダードを購入する前に、検討していたダンロップのVS-21TAというテントがありました。VS-21TAはVS-21Aのロングサイズであり身長のある私にとって余裕のある長さが魅力でした。しかしVS-21TAの長辺のサイズは225cmであり、テンゲルスタンダードとほぼ同じなのですね。
短辺側にはこのようにそれぞれ3つのポケットがあります。寝袋やマットの収納ザック、洗面用具や耳栓、財布やスマホなど整理して収納するのに大変便利です。
アーチ型のファスナーはスムースに走ります。そして素晴らしいのは…
解放したパネルをサイドのポケット状の部分にこのように突っ込むだけで…
簡単にしまっておけるという!これは素晴らしいですね。もちろん両ドアのテントですので反対側にも同じ機能があります。
天井にはメッシュのポケット。ここにヘッドランプを入れておけばテント内の照明にもなります。まあ、これは他のテントにもよくありますね。あとは四隅にリングがあるので写真のように紐を橋渡しにすればタオルなどをかけておくことができます。
中央にはランタンを下げるためのフックもあります。…この景色を見るとなんだかホッとするのは私だけでしょうか。
色々と詰め込んでみました。テーブルとしても活躍するR1200GSのサイドケース左右。トップケースとクーラーボックスも。しかしこの前室の高さ…いいですねぇ。
高さがあると強風に耐えられるか心配ですが、この日は風も強かったですがガイロープも張ったので問題ありませんでした。高さがあり快適な広さの前室、収納など機能的な部分が多いテンゲルスタンダード。そして何より有難いのが21780円というコスパですね。これならテント1つでタープ無しでも快適なキャンプツーリングができそうです。
写真を撮り忘れましたが両ドアをメッシュにして解放すれば通気性もかなり良さそうです。この辺はダンロップRシリーズに通ずるものがあります。
あとは雨天での使用や耐久性などが確認できれば100点をあげたい立派なテントだと思います。これだけの大きな前室をそなえて収納サイズは極限まで抑えたテント。テンゲルスタンダード、お勧めでございます。
究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、梅雨入り前のシーズンを如何お過ごしでしょうか?今の季節、キャンプなどのアウトドアには最高ですよね。緊急事態宣言が解除されたらキャンプツーリングをご予定されている方も多いと思います。
今回は久しぶりにキャンプ用品のお役立ち情報を書いてみようかと思います。
私はキャンプツーリングをするようになって20年くらいになりますが、それまでダンロップ、MSR、NEMOなどのドーム型テントを愛用してきました。私の場合、キャンプツーリングといえば旅の宿泊手段としてのキャンプとキャンプ自体が目的の場合のキャンプと二通りがあります。前者の場合は軽装で身軽さを優先、後者の場合はキャンプで快適に過ごすための充実の装備となります。
キャンプが目的の場合、日除けと雨対策でヘキサタープを張るのですが、タープは解放感がなくて荷物が増えてしまうというデメリットもあります。そこでタープが不要と言えるほど前室の大きなテントが欲しいな…と思ったところで色々と調べたところ素晴らしいテントを見つけました。
これです。Tent-Mark designとnomadicaのコラボモデルであるTENGER standardです。このモデルの以前にフライシートの先端をバイクに結んで簡易的なタープが作れるテンゲルというモデルが存在していましたが、こちらは「テンゲルスタンダード」の文字通り、機能をスタンダードにしたオーソドックスなドームテントです。価格も21780円と今どきのテントと考えると非常に魅力的な価格です。
そして注目したいのは前室の広さと高さ。ヘリノックスのようなチェアーを入れても窮屈さを感じずに快適に前室で過ごせるテントです。実は前室がこのように大きいテントは意外と他メーカーにもあるのですが、大抵は収納サイズが大きくバイクツーリングとして持ち運ぶのは無理があるものでした。
収納サイズは公式によると45×16cm 2人用サイズのツーリングテントとしてはやや大きいですがR1200GSのような大型バイクで持ち歩く分には決して無理のある大きさではないと思います。
ポールを収納袋から出してR1200GS-ADVENTUREの左サイドケースに収納してみました。本体は少々圧縮する感じですっぽり入りました。ポールも対角線状に入れてあげればOKです。
本体、フライシート、ポール、ペグ、張り綱、収納袋。今回、無難にグリーンを選びましたが限定で「やまぶき色」もあるようです。
テンゲルスタンダードの素材は公式スペックによると…
フライシート:ポリエステル68Dポリウレタンコーティング(耐水圧1500mm) 本体ウォール:ポリエステルリップストップ 本体フロア:ポリエステルタフタ75D(耐水圧1500mm) フレーム:グラスファイバー
…全体的なスペックや使用されている素材に申し分ありませんが、やはりコストダウンを頑張ったテントだけにポールだけはジュラルミンやアルミが使えなかったようですね。
グラスファイバー製でも耐久性に大きな問題はありませんが、この金属のジョイントが重く、立たせた時に描くRも滑らかではありません。強風時に強いストレスが加わるとジョイント付近でグラスファイバー部がボキッと折れることが予想されます。よく見るとジョイントのクオリティも【コストダウン頑張った感】が感じられます。
長旅で酷使することを考えると今まで一度も裏切らなかったダンロップのようなジュラルミン製が望ましいです。そこで過去に引退させたダンロップテントのポールを利用してテンゲルスタンダードのポールをジュラルミン化できないか?改造を試みることにしました。
上が過去に使用していたダンロップRシリーズの余ったジュラルミンポール。かのA7001-T6製です。下がテンゲルスタンダードに付属しているグラスファイバー製ポールです。
ポール径はどちらもよくある8.5mmポールです。テンゲルスタンダードの本体のフックにも問題なく使用できることを確認しました。パチッと気持ちよくはまります。
しかしダンロップRシリーズの場合はポールエンドをテント本体のポケット状になっている部分に差し込む構造。一方、テンゲルスタンダードはハトメにエンドを差し込むタイプです。よってポールエンドは変更の必要あり。これは困った…
しかしAmazonで調べたら8.5mmポール用のエンドが安価にて売っているのを発見。簡単に問題は解決しました。10個入りで650円・・・
まずダンロップのポールをショックコードを切ってバラバラに分解します。そしてテンゲルスタンダードのポールの長さを測定し、何ピース組んでどこで切断するのかマーキングをします。
切断はパイプカッターがあると便利です。電気工事屋さんがエアコンの冷媒パイプなどを切るときに使うヤツですね。何でうちにあるのだろう…?
切断面はヤスリでバリを削って滑らかにしておきます。
ポールを接続しショックコードをポールエンドに結び付けて完成。
やっぱりジュラルミンの方が良いですね。耐久性だけでなく見た目も高級感があります。ダンロップのポールを捨てずに保管しておいてよかったです。
試しに公園で本体を立ててみましたが問題ありませんでした。本当はフライシート用のポールも作りたかったのですが、材料となるジュラルミンポールが足らなくなってしまいました。今回は本体用の2本だけで。また改めて作りたいと思います。
次回はテンゲルスタンダード改ジュラルミンポール仕様の実践投入。テントの使い勝手をレポートしてみたいと思います!!
今回はこの辺で!
究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、冬キャンプシーズンの到来ですね。冬のキャンプは寒いものですが景色が綺麗、虫がいない、食材が傷まない…など良いことが多いですね。さて今回はキャンプツーリングのお役立ち情報を書いてみたいと思います。
キャンプは非日常と自然を味わうものですが自然が相手となると注意しなければいけない事は多々あるものです。食材を外に置いて就寝すれば、その匂いで動物が寄ってきてしまいますし、蚊やブヨなどの吸血昆虫にも注意が必要です。たかが虫さされと軽く見ていると酷い目に合います。
そんな自然相手のキャンプでなかなか厄介な相手がスズメバチやアブです。特にスズメバチは性格も攻撃的であり、日本中どこのキャンプ場に行っても見かけるものです。しかしスズメバチ対策で殺虫成分などを使わない有効なやり方があるのをご存じでしょうか?
私も最近になって知ったのですがスズメバチの天敵はオニヤンマなのだそうです。最初は信じられませんでしたがYoutube動画で実際にスズメバチをオニヤンマが捕食している動画がいくつもあるので本当のようですね。
そこでオニヤンマを模した虫よけグッズとして「おにやんま君」なるものが製品化されているのを知りました。しかし定価も結構なお値段の割に品薄のようで高額転売されている現状です。
要はスズメバチから見て「やべっ!オニヤンマがいるじゃんか!」と思える物ならOKなのですから、それくらい工作で作ってみようと思いました。農家の人だって「かかし」をAmazonで買ったりしませんからね。
作り方について細かくは書きません…各々で家に有るもので代用するのが楽しいし、お金もかからないと思います。ただ目の部分だけは手芸用のビーズとか色々と悩んだのですが釣り用のフロート玉が良いと思います。私が今回購入したのはSASAME道具屋さんの「夜光フロート玉 4号 P-243」です。数百円で購入できると思います。
私の場合、本体は割りばし、羽は透明なブリスターパックを使ってみました。色付けは黄色と黒のテープにしようと思いましたが途中でペンキを見つけたので塗装にしました。
割り箸で本体を瞬間接着剤で作ります。角をヤスリで丸くします。
釣り用のフロートは中心に穴があるので、このようにクリップを通して固定することも出来ます。
かなり適当ですがオニヤンマの特徴的な黄色と黒の縞模様を塗ります。
目の部分を取り付けて曲げたクリップの先を足の代わりに。
羽は紙に下書きを書いてみました。
本物のオニヤンマの写真と見比べて確認してみます。
接着剤で羽を取り付けて完成です。凝りはじめたらキリがないので手間とのバランスで適当に作ってみました。取付用に磁石やストラップを後で装着してみようと思います。
実際の効果は…次のキャンプツーリングで試してみたいと思います。
その昔、北海道のキャンプ場で指をブヨに刺されたことがありました。ちょうど関節に近い場所で翌朝には腫れあがって指が全く曲げられない状態に…。すぐステロイド系の薬を塗ったので大事には至りませんでしたが悪化すればバイクの運転ができなくなります。たかが虫刺されと甘く見ていると楽しいはずのキャンプツーリングが台無しになってしまいます。
スズメバチの場合はすぐに病院に行く必要があるのでキャンプ場や周囲の人にもきっとご迷惑をかけるでしょう。二度目以降はアナフィラキシーショックという命に関わる大事に至るそうです。なので対策には入念に!ですね。
キャンプツーリングのスズメバチ、アブ対策「おにやんま君」の自作方法でした!!
今回はこの辺で・・・
究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、スマホで写真は撮られていますか?つい数年前では写真愛好家の間ではスマホで撮る写真なんて…とばかにしていた人も多かったように感じます。しかし最近はスマホ新機種のカメラ機能の進化で少し変わってきましたね。
スマホにおけるカメラ機能は非常に重要であるとメーカーもよく理解しているので、新型が出るたびにカメラ機能が目覚ましく進化を遂げています。なぜスマホのカメラ機能がここまで進化をしたのか?背景はSNSの普及、カメラ離れなどユーザー側の変化に合わせてメーカーが注力してきたのは間違いありません。その一方でスマホの新機種開発には膨大な開発費用を投資できるというのも理由のひとつです。
スマホのシェアをほんの数%でも伸ばせれば一眼レフカメラを販売する台数とはケタ違いの数が売れるのですからね。そう考えるとマーケットの大きさという意味でカメラ専門メーカーは苦しいビジネスを強いられていると言えます。Nikonも例えば10年くらい前にNikkor Phoneとか名付けてスマホに参入していれば今と違っていたかもしれませんね。素人が言うほど簡単ではないと思いますが。
さて今回は「キャンプツーリングで撮る簡単スマホ写真術」と、何とも安っぽいタイトルをつけてみました。案外とこんな感じの方が記事のアクセス数が伸びたりするから不思議なものです。検索で辿り着いた読者様は数分で読めるライトな内容を求めていて、私が普段書いているような重ったるい記事は読むのもうんざり…なのだと思います。
さて、私の愛用しているスマホはもう4年くらい前に購入したiphone7です。進化が日進月歩のスマホとしては旧機種になります。使用しているカメラアプリは露出補正の使いやすいstagecam HDで5回撮ると広告が出てしまいますが無料で使用できるカメラアプリで重宝しています。スマホでもいい写真を撮ってみたい!という方はまずはデフォルトで入っている「カメラ」というアプリではなく露出補正やその他の機能が充実したカメラアプリを使うことをお勧めいたします。
iphone7は1200万画素の素子に6枚構成レンズのF1.8を搭載。加えて手ブレ補正機能…となかなかのスペックでスマホカメラが進化しはじめた初期のモデルと言っていいと思います。画角はおよそ28mmでちょうどRICOH GRと同じくらい。つまり28mmといえばスナップの画角なのでスマホカメラというのは基本はスナップ写真を…という事なのが分かります。
スマホで撮る利点は何といっても「いつでも持っていること」これに尽きます。それから狭い所やトリッキーなスペースにねじ込ませて撮るのも得意です。逆に苦手なことは強烈な逆光、夜景や星空などの暗いシーン、シャッター速度や被写界深度で表現をコントロールできない…などがありますが、あくまでこれを書いている2020年10月現在の話です。
最新のGoogle PixelやIphone 11Proなどは美しい星空の撮影やボケ具合の調整が既に実現されています。それは光学的な技術ではないと否定派の方も多いようですが私個人の意見としては光学的であれAIによるデジタル技術であれ、最終的に「いい写真」が生まれるのであればそれは重要ではないと思います。
上の写真は先日に行ってきた千葉県君津市のキャンプ場でのワンシーンです。炊事棟に水を汲みに行ったついでにふと撮ってみました。この「ふとした瞬間」にポケットからさっと出して撮れるのがスマホの最大の利点です。スマホはいつでもポケットに入っているカメラなのです。
構図だのアングルだのにスマホ撮影だからといって特別なことは何もありません。重要なことは1つだけ、逆光や暗いシーンなど苦手なことをやらせないこと。日中の明るい場所で強い逆光でなければオーバー1000万画素なのですから自ずとクオリティの悪くない写真は撮れます。そしてもう1つは28mm広角という画角の利点をよく考えて意識してみること。28mmは上の写真のような風景全体の雰囲気を写すのに適していますし、特定の被写体を写すのであればグッと寄って撮ればRICOH GRで撮ったようなスナップが撮れるのです。
「おっイイ感じ」と思う瞬間は写真ビギナーでも写真に関心のない人でもキャンプ場でのんびりしている時に感じるものですよね。そのふとした一瞬を逃さずポケットのスマホを取り出して気軽にパチリとやるのです。上の写真はタープの下にヘリノックスに座って寛いでいる時に、光が綺麗で気持ちいいなと思ったので撮ってみました。
しかし、いくら「気軽にパチリ」と言っても何も考えず見たまま撮れば上の写真のような陳腐な写真になります。見事なまでの平凡な記録写真です。ここは一眼レフで撮る時と同様に構図はきちんと整理して、最低限の秩序を画面内に構築してみましょう。
はい。先ほどの写真とは全然違うのがお分かり頂けると思います。究極のツーリング写真では過去に何度も同じような解説を書いてきましたが、ここでもう一度基本的なことをおさらいです。
まず余計なものを画面外に排除することから始めましょう。最初の写真ではストアウェイポットでラーメンを煮ているところ、ケースにくくり付けたロールティッシュ、キャンプ場で買ってきた薪や食材を入れているクーラーバッグ…どれも生活感があって美しくないですね。こういったものは写真にしない!
醜いものを排除したら次に美しいものは何かを探しましょう。まず光です。ここは写真家眼の出番です。普段、写真をやっていない人にはそこに美しい光があることに気が付くことが出来ないかもしれません。しかし意識してみてくださいね。最も美しいものは光だと判明したら、その光によって反応している被写体を注視しましょう。この場合は全体の輝き感です。
輝き感を出す時のポイントはハイライトが多少は白トビしても良いのでstagecam HDの露出補正機能でオーバー方向に露出補正してあげます。最初の写真よりだいぶ明るい露出になりました。結果、タープに光が透過する様子も美しくなりましたね。
アングルは画面内に図形要素や導線、分断線が発生するの意識してデザインしていきます。これはスマホ撮影に限った話ではなくカメラでも同じですけどね。タープのラインとトップケースのラインの間にぴったりR1200GS-ADVENTUREがくるようアングルを探り当てました。1枚目の方はそもそもR1200GS-ADVENTUREの一部がタープに隠れてしまっています。
スマホオンリーで写真を撮っている人は「後でアプリで修正しよう」と安直にシャッターを切る(スマホにシャッターはありませんけど)人が多いように思います。カメラでもスマホでも撮るときに出来ることは労を惜しまずちゃんとやりましょう。ここ大事です。
ちなみにこのキャンプシーン、一眼レフのEOS6D mark2でも撮ってみました。どうでしょう?画角が24mmなので少々ワイドになりましたがクオリティ面では大きな違いがないのがお分かり頂けると思います。それどころかiphone7で撮った方が光の輝き感が出ていて良い写真に見えます。
今回の写真では最初にスマホで撮って次に「試しに一眼レフでも撮ってみるか」という順序でした。先ほども書きましたがスマホで撮る利点はいつでも持っていてすぐ撮れることです。今回、スマホで撮った写真の方がいい写真になったのは感動の鮮度が違うのだと思います。
これ不思議な話なんですけど「あっいい感じ!」と感じた瞬間にパッと撮ると作者の感動もフレッシュなのでストレートに表現できるのですね。少し時間を置いてしまうと熱も冷めて余計な知識から余計なことをしてしまうものです。
この逆のパターンもあって最初に撮ろうと思った瞬間から一定の時間を置いた方がいい写真が撮れる場合もあります(こちらの方が多いか)。見えていなかったものが見えてきたり、時間の経過によって変化していく要素もあるからです。この場合はスマホの利点はあまりないですね。
感動の鮮度がフレッシュなうちに撮れるスマホ。一眼レフではバッグからレンズを取り出しボディーにセットして三脚を組み・・・なんてしている間に鮮度が低下することもあるのです。あっと思った時にポケットから出してパッと撮れる。これぞスマホ写真の最大の利点だと思います。
スマホ撮影のまとめ ・いつでも持ち歩いてあっと思った瞬間にパッと撮ろう ・強烈な逆光、暗い場所などスマホが苦手なことをやらせない ・広角であることを意識して風景を撮る、スナップなら被写体に寄ろう ・感動の鮮度がフレッシュなうちに撮るべし
究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、いつか普通にキャンプツーリングに旅立てる日を夢見て…今回はキャンプギアのネタをいってみたいと思います。
キャンプ道具・・・それは儚い男の(女性も!)浪漫。そして深く妖しい沼。一度でも沼にハマると出るのは容易ではなく、出れたと思って油断するとまた深みに沈む…。
真新しいテント、高級なダウンシュラフ、レア物のランタン、座り心地の良いイス、ただのバケツに5万円、使わないのに何本も買ってしまうナイフ・・・長年使いこんでヤレた道具が一番だ、などとぬかした直後にナチュラムで新しいギアをポチる。
沼に侵された者につける薬はなく症状を進行させない唯一の手段は無理に我慢せず安い物をポツポツ買っていくこと。これに失敗して悪化させれば散財は避けられない。なにしろ人間の欲望は我慢を強いられて解放された直後の噴出力が凄まじいのだから…。
…という事で、ご安心ください。決して高い物ではございませんので。
MSR アルパイン ストアウェイポット 775ml
ステンレス製のクッカーで蓋を金具でしっかり固定できるポットとしても使用できます。MSRの正規代理店であるモチヅキの定価は2900円(税別)ととってもリーズナブルです。
寸法は直径14.0cmの高さが6.2cm。重量は365g。
まだ新品なのでピカピカです。私の顔が写り込んでいないか探さないように…
いいですね、とても安い品とは思えないほど細部の造りがしっかりしています。
今回、愛用していたチタンクッカーの使用をやめてMSRストアウェイポット775mlを購入した一番の理由はこの袋麺を快適に作りたいからです。むかしはキャンプで白米を飯盒炊爨していたのですが、最近はお酒の量が増えてしまい肉や魚を食べながらビールやラムを…締めに袋麺のラーメンというパターンが多くなったのです。
写真の藤原製麺の「北海道ホタテバター風味ラーメン」は大好物でして、これ本当に皆さんにもお勧めです。Amazonでも買えるようですがショッピングモールによくある「北海道うまいもの館」で売っています。スーパーでチャーシューや薬味を買ってからキャンプ場にチェックインしましょう。
しかし写真のようなチタンコッヘルだと薄くて温度が上がってしまい、茹でる最中に茹汁が細かく泡立ってしまいます。チタンは軽量なので登山や徒歩旅の人にはマストですが食材が焦げやすく調理できるものはかなり限られてしまうのが難点ですね。
その点、MSRストアウェイポット775mlのようにステンレス製であれば、熱伝導もチタンほどダイレクトではないので調理には好都合です。スキレットやダッチオーブンのように分厚い鋳鉄であれば尚のこと美味しく作れますが、バイクツーリングのギアとして考えると重いですからね。
やはりツーリングに使うアイテムとして考えるとステンレス製は丁度良い落としどころだと感じます。
MSRストアウェイポット775mlを購入したもう1つの理由は愛用しているトランギア ケトル0.6Lがぴったり中に納まって収納できることです。正にシンデレラフィットです!
トランギアケトル0.6Lは朝のコーヒーやお茶を淹れる時に活躍するソロキャンパーの定番アイテムですよね。程よい容量に絶妙な注ぎ口の形状。ほんと素晴らしいです。
袋ラーメンを作るのに理想的な大きさで蓋が固定できるストアウェイポッド775ml。固定金具を伸ばした部分が持ち手となるのですが、これが長めなのも焚火台で使うのに良さそうです。
ちなみに収納袋も良いモノを見つけました。100円ショップ ダイソーのデニム巾着。もちろん100円です。
これまたMSRストアウェイポット775にシンデレラフィットですね。
MSRストアウェイポット775mlにトランギアケトル0.6Lがピッタリですよ!というお話でした!
今回はこの辺で!!
究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、ウイルス騒動で世間は大変なことになっていますが如何お過ごしでしょうか?バイクで海岸線や山道を走るツーリングであればウイルス自粛は関係ありませんので、お休みの日は積極的にツーリングに行きましょう。
ところでこのウイルス騒動でイベントやライブが相次いでキャンセルされる中、キャンプ場は盛況らしいですね。屋外であれば感染のリスクも低いですし子供さんは学校が休校ですし、確かに今キャンプ場に行くのは良いかもしれませんね。
さて今回はツーリング写真解説をお休みしてキャンプツーリングのネタをいってみたいと思います。題して「キャンプツーリングの持ち物リスト」を大公開でございます…。私の20年くらいになる拙いキャンプツーリングのノウハウから、普段はこんな装備でキャンプツーリングに行っていますよ~という道具たちのご紹介です。
ジャーン…と主要メンバーを並べてみました。いつもこれら全てを持って行く訳ではありませんが、キャンプツーリングを楽しむ目的で出かける時はこんな感じでございます。
それぞれご紹介しますと… ①テント ②テントポール ③タープ ④タープ用ポール ⑤チェア ⑥シェラフ(寝袋) ⑦エアーマット ⑧コッヘル ⑨フライパン ⑩防水シート ⑪ペグ+ペグハンマー ⑫ランタン ⑬ホットサンドメーカー ⑭焚火台 ⑮水用タンク ⑯小物類 ⑰テーブル ⑱ヘッドランプ ⑲ガソリンストーブ ⑳ナイフ ㉑作業用チェアー ㉒着替類 ㉓洗面具 ㉔まな板 ㉕速乾タオル ㉖携帯用バイクカバー ㉗250Tガス缶 ㉘焚き火用の火ばさみとノコギリ ㉙エアピロー ㉚ポケッタブルレインジャケット ㉛サーモマグカップ ㉜ガソリンストーブボトル ㉝絆創膏や薬 ㉞レザーマン ㉟シェラカップ ㊱ワイン用携帯ボトル ㊲焚火台下の耐熱シート
いやぁ~何だか色々あるなぁ。⑤と㉑で何で椅子が2つあるのか…?と聞かれそうなので書いておきますが、ヘリノックスのようなリラックス系のチェアーは深く腰掛ける姿勢なので料理や焚火などの作業には向かないのです。㉑の椅子は作業用でヘリノックに座るときにはオットマンとしても使えます。
写真を撮り忘れましたが冬季以外は蚊取り線香、虫よけスプレー、虫刺されの薬もマストです。それとテントや道具を拭く雑巾、湿気取りや防寒にも使える新聞紙、焚き火用の着火剤などもあると便利です。
「キャンプツーリングを楽しむ目的」とは絶景キャンプ場を狙って行き、バイクであまり走り回らず昼間もキャンプ場でのんびり過ごすという意味です。一方で北海道ツーリングなんかだと旅が目的なので、キャンプは単なる旅の宿泊手段と化します。キャンプ場でのんびり…はしないので、もっと軽装ですね。
⑯の小物類は写真のようなケースに一括して収納していますが中身はこんな感じです。
①バーナーシート ②シェラカップ ③カトラリー ④お箸 ⑤調味料 ⑥洗剤 ⑦ロールペーパー ⑧ポンプ ⑨ライター2個 ⑩塩コショー ⑪ナイフ ⑫スポンジ ⑬袋用クリップ ⑭ポール用フッククリップ ⑮スノーピーク包丁付きまな板 ⑯フック付き洗濯ばさみ ⑰ケトル ⑱ガソリンストーブ ⑲ガストーチ ⑳250Tガス缶 ㉑消毒エタノール
一部、1枚目の写真と重複していますがこんなメンツで小物入れに収納しています。⑧のポンプとあるのはエアーマット、エアーピロー用の充電式ポンプです。息で入れるのがシンドイのでこれで楽をしております。
これに冬キャンプとなるとまた装備が変わってきます。
①冬用シュラフ ②ブランケット ③ネックウォーマー付きフード ④シュラフ内用ダウンブランケット ④ユニクロのULダウン そして貼るカイロ。
③のフードはベルウッドメイドという商品で暖かくてお勧めです!!
カラバリもこんなにあってオシャレですよ。
真冬や標高の高いキャンプ場で快適に熟睡するために、冬用のダウンシェラフ、貼るカイロ(一晩で10枚貼る)、それに⑤のダウンブランケットを追加でシェラフ内に忍ばせます。ユニクロのULダウンはコンパクトに収納できるし万一、焚火の火の粉で穴があいても諦めのつく価格(ユニクロに失礼ですが)なので愛用しています。間違ってもモンクレールとかで焚火はしません。
キャンプツーリングする時のタンクバッグの中身です。これまた1枚目の写真と重複する物がありますが①Goldwinのタンクバッグ ②ツーリングマップル ③ヘッドランプ ④レザーマン ⑤Stream LightのLEDライト ⑥エアピロー ⑦ポケッタブルレインウェアー ⑧速乾性タオル ⑨サイドスタンドベース ⑩ショッピング用のエコバッグ ⑪ヘルメットロック ⑫タンクバッグ用レインカバー ⑬ポケッタブルのバックパック ⑭絆創膏や薬 ⑮洗面用具一式 ⑯タオル類やバンダナ ⑰充電コード ⑱Gore-Texの帽子 ⑲バイクロックなどのキーを入れるポーチ ⑳シールドクリーナー
キャンプ用のヘッドランプは夜間にパンクなどのトラブルや探し物などで便利なので、すぐに取り出せるタンクバッグに収納しています。⑮洗面道具と⑧速乾性タオルは立ち寄り湯に入る時にすぐに出せるようにしています。⑥のエアピローはSAの芝生で仮眠するとき用です。
⑨のサイドスタンドベース。キャンプ場や砂利の駐車場あるいは夏の北海道のアスファルトで重宝するスタンドの下敷きです。これ、私がメーカー勤務時代に作った製品ですが現在では寂しいことに廃盤商品…。リールカラビナは後から付けました。
細かいですが洗面用具一式。①はモンベルのトラベルキットパック ②絆創膏 ③耳栓(これ大事!) ④せっけん ⑤歯ブラシ ⑥アイマスク ⑦シェーバー ⑧目薬 このキットはタンクバッグに忍ばせて温泉に行く時やSAで仮眠するときにも直ぐに出せるようにしています。
このポーチには電気モノ関係を収納。モバイルバッテリーは20Aの大容量。Bluetoothスピーカーはキャンプ場でオバケや獣の気配がした時にラジオをかけるため。スマホの充電コードは予備も入れて2本。EOS6D mark2の予備バッテリーとDC充電器。
R1200GS-ADVENTUREのサイドケースに収納した様子。サイドケースは基本的にキャンプ場に到着するまで使わない荷物を入れる。それとバイクへキャンプ道具を積載するときの基本ですが重量物はなるべくサイドに振り分けてバランスと低重心化を心がけましょうね。
リアシート上には防水バッグを積載し、ここには着替えやシェラフなど濡らしたくない荷物で軽いものを収容します。買い出しした食材もここに入れてしまうので、出かける時点では半分くらい余裕をもたせます。
これに加えて私の場合はトップケースにカメラやレンズなど撮影機材が入ります。多くの方はキャンプツーリングの装備となると、持っていけるカメラはコンデジかスマホになってしまうと思いますが…私はキャンプでもがっつり一眼レフで行く変人でありますので。
むかしからよく言われることですがキャンプツーリングで必要な装備とは?ときたら「自分が必要なものすべて」と答えたものです。この「自分が」がポイントでしてまずは一度行ってみて、必要だったもの不要だったものが見えてきます。キャンプツーリングをどう楽しむか?は十人十色で装備も人それぞれなんですよね。
テント、寝袋、マット、バーナー、コッヘル、カトラリー、チェアー、テーブルといったオーソドックスな装備に対して「自分の場合はコレ!」というものを加えていきましょう。同時に一般的には必要なモノだけど自分は不要、というものを削って装備の軽量化もしてみましょうね。
キャンプツーリングの持ち物リストでした!!
究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、キャンプツーリングはお好きでしょうか?いますごくキャンプブームで真冬でもキャンプ場は混雑しているようですね。アニメ「ゆるキャン△」が大人気でその影響でキャンプを始める人も多いそうですね。私の職場の人でもアニメ好きの人がいて「ゆるキャン△」にはまってキャンプを始めた人がいます。まさかあの人がキャンプを?!というインドアなイメージの人だったので驚きました。アニメの影響力ってすごいんですね。
さて今回はそんなキャンプの話題でございます。先日、新たなギアを購入して試したところ良かったのでご紹介してみたいと思います。
買ったものはコレです!アイリスオーヤマ製の「具だくさんホットサンドメーカー」です。ホットサンドといえば今やキャンプの朝食メニューとして定番化していますが、それ故に各社から様々なタイプが発売されて実に選択肢が多くなりました。
これまでバウルーのシングルを愛用していたのですがテフロン加工がだいぶ劣化したのと、最近になって具材を多めに入れる傾向があり買い替えを検討しました。そこでネット通販でアイリスオーヤマの具だくさんホットサンドメーカーを発見したのですが、この内容で1928円で買えてしまうとは驚異のコスパと言えます。
製品名が「具だくさん」とあるからには、中にたっぷり具材を入れて厚みを出しても問題なく挟めるという事です。通常のホットサンドメーカーではソーセージ、厚切りベーコン、バナナなどは切らないと挟めませんからね。
通常はホットサンドには8枚切りの食パンを使いますが6枚切りでも問題なく使えるそうです。余談ですが食パンと言えば普通は6枚切りがオーソドックスですが関西に行くと5枚切りらしいですね。
このヒンジの部分に注目してください。支点となる部分が上にズレているため、閉じる時にパンをヒンジ側から潰さないで全体が覆うように閉じてくれるのです。特許出願中だそうですよ。
内部はこのように四角く囲いがあって、この部分でパンを押し潰すことで具材が外へ逃げないようプレスする仕組みです。同時にパンの耳は潰されて加熱となるのでカリッと焼ける訳ですね。
では早速使ってみましょう。今回は厚切りハムをメインに溶けるチーズ、ツナなどを挟んでみたいと思います。トマトやレタスなど野菜も挟むべきですが買い忘れたので今回は無しです。
写真を撮り忘れましたがパンの外側にはバターをまんべんなく塗ります。バターを塗ることで表面がカリッと美味しく焼けるのです。ちなみに溶けるチーズを外にして最初だけ強火でいくと焦げたチーズパンになってこれも美味しいです。
厚みが4cmもある具だくさんホットサンドメーカーなのですから、たっぷり具材を入れてみました。ちなみにレトルトのキーマカレーを入れるのもお勧めです。普通のホットサンドメーカーでキーマカレーを入れると食べる時に反対側から垂れてしまいますが、この具だくさんホットサンドメーカーなら囲いがあるのでその心配もありませんね。
うーん、いいですね。確かにヒンジ部分が上側にオフセットしているので閉じるときに真上から抑えるように閉まってくれます。ちなみに蓋は分離できるので洗う時に便利ですね。
ここで小さな問題が発生…。私が愛用しているストーブはMSRのウィスパーライトインターナショナルというガソリンストーブなのですが、フレイムリフレクターから飛び出している燃料ラインに干渉してしまい、水平に置くことができません。このホットサンドメーカーはゴトクが当たる部分よりも中央が盛り上がっているのです。
まあ…大きな問題ではありません。ずれないように慎重に置いてあげればOKです。
片面をそれぞれ2~3分ほど中火程度で焼くことで出来あがります。このときは8枚切りを使ったので潰す部分がズレてしまいましたが、次回は6枚切りで挑戦してみようと思います。外はカリッと仕上がり、たくさん入れた具材も溢れることなく美味しく出来上がりました。
このアイリスオーヤマ具だくさんホットサンドメーカー、小さな注文を付けるとすれば焼き目を入れるためのギザギザ部分が洗う時に少々手間かな?と感じました。バターを塗らなければ良いのかもしれませんけどね。
しかしアイリスオーヤマさんは一体何屋さんなのですか?と聞きたいほど手広くいろんな物を作っていますよね。どれも品質、機能が優れていてコスパも良いので一消費者としては嬉しい限りです。
アイリスオーヤマの具だくさんホットサンドメーカーおすすめです!
究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、キャンプツーリングはお好きでしょうか?いまバイクのキャンプツーリングに限らずキャンプがすごくブームですよね。それも冬キャンプ、ソロキャンプといった具合に以前は認知されていなかった地味な楽しみ方が脚光をあびて、キャンプアニメなんかも人気だったりして凄い盛り上がりですよね。
ブームがくることは悪いこととは思いませんが、キャンプ場が大混雑するのは歓迎しがたいですね。
私は本格的にツーリングするようになった頃から宿泊はキャンプが基本でしたので、キャリアとしてはいい加減に長いですが、キャンプ自体に凝っている訳ではなくあくまで旅の宿泊手段として楽しんでいます。
つい先日、富士五湖の1つ本栖湖でキャンプしたときにこんな写真を撮ってみました。場所は本栖湖北岸の浩庵キャンプ場ですが、大人気のアニメ「ゆるキャン」の第一話に出てきたキャンプ場なので、今や聖地と化して日本中からお客さんが来ています。
この日は11月中旬の平日でしたが紅葉の時期も重なって晴天だった為か、とても混雑していて戸惑ってしまいました。ふだん完ソロか野宿が多い私にしてみれば、人の多いキャンプ場など不慣れなものです。
それに大好きなキャンプシーンでの撮影はどうしましょうか?かなり悩みました。お札にも採用された美しい富士山の景色をどうしても写真にしたいです。テントを張る場所は景色を湖畔から眺めて楽しみたいので、チェックアウトの人が撤収するタイミングで何とか湖畔にテントを張りました…。しかし、お隣同士のテントの間隔は1~2mと超近いのです。
さんざん考えぬいた挙句、思いついたのはこの撮り方です。テント内からの眺めとして額縁構図を作れば、隣のテントや関係ないものは一切写りません。この写真で「1人ぼっちでキャンプしてました」と言っても通用しそうです。
一休さんの「トンチ」ではありませんが、考えて考えて自分で答えを生み出すこと。この考える力って何でも検索すれば情報が手に入る現代だからこそ、失わないように意識したいことだと思います。
先日、SNSのあるコミュニティーで「キャンプベテランのみなさんに質問です…」という投稿を見かけました。内容は野宿するときにトイレはどうしていますか?といったものでしたが、多くのアドバイスの中に「それくらいご自身で考えたらどうですか」というのがあって、思わず吹いてしまいました。ご本人は本当に困っていたのかもしれませんが、確かにある程度のことは自分で考えて決めないとですよね。
写真にもまったく同じことが言えると思います。撮り方や撮影スポットをネットで検索ばかりして、自分で考える、探すということを怠ると気が付くと人間として大切な機能を失ってしまうと思います。ネットでの情報収集は私もやりますが、自分で考えるべき部分は自分で考える…これ大事だよな、と改めて最近感じたので書いてみました。
あっ、浩庵キャンプ場の情報は後日改めて書いてみたいと思います。
今回はこの辺で!