空冷R1200GS ミッションオイル交換方法 R1200GSギアオイル交換方法

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、今回はR1200GSメンテナンスに関わるお役立ち情報をいってみたいと思います。だいぶ以前にR1200GSのエンジンオイル、オイルフィルター交換方法をアップしましたが、実はこの投稿が究極のツーリング写真ではアクセスの良い人気投稿の1つなんです。ブログっていかにお役立ち情報が大切かよく分かりますね。

さて今回はミッションオイル(ギアオイル)の交換方法でございます。えっ?ミッションオイル?BMWやR1200GSをよくご存じでない方が聞くと疑問符が出てくるのですが、空冷モデルまでのR1200GSはエンジンとミッションが別室構造で車のMT車と同じような構造なんです。なのでミッションはミッションでオイル交換が必要なんですね。




R1200GSのミッションオイル交換はメーカー指定によると2万キロ毎、または2年のどちらか早い方だそうです。今回、私のR1200GS-ADVENTUREでは前回の交換より2万キロのタイミングで作業しましたが、想像以上に鉄粉が出たので次からは1万キロ毎くらいでも良いかなと思っております。

まずは準備するものから。交換用のオイルはカストロールのMTF Universal80W-90を使用しました。ネットで他のユーザーさんの様子を見ると皆さんも同じカストロールを使われているようです。1缶(1L)で足ります。ネット通販で1200円くらいです。

それから注入用のオイルサクションガン。ネット通販で2000円~3000円程度で入手できます。

フィラープラグ(注入口)とドレンプラグ(廃出口)のワッシャー型パッキンは交換作業の都度、新品に交換しましょう。フィラープラグ側が内径18㎜外径22㎜、ドレンプラグ側が内径14㎜外径18㎜です。

廃油箱 ホームセンターやカー用品店でも容易に入手できます。

19㎜のレンチ。ドレンプラグを外すときに使います。

8mmのヘックスはフィラープラグに使用します。これはエンジンオイル交換の時も使いましたね。

トルクレンチ、またはデジラチェ。ミッションオイルの場合でもフィラープラグとドレンプラグはきちんとトルク管理しましょうね。

まずは車体の右下からのぞきこんで、ドレンの位置を確認してみましょう。通常、オイル交換作業はセンタースタンド(メインスタンド)を立てて作業しますが、ミッションオイル交換については抜いたオイルが立てたセンタースタンドを直撃するのでまずはサイドスタンドで作業開始です。




ドレンは手ごわそうな位置にあるように感じますが真横からスパナが入ります。あっ緩める前にフィラー側がちゃんと緩まるか事前に確認しておくと良いです。稀に緩まない場合があるようで、オイルを抜いた後に気が付いては後の祭りです。

このように段ボール等でマフラーにミッションオイルがかからないよう工夫しておきましょう。後で汚れた部分を拭けば良いといっても高温になると煙が出て臭くなるものです。

ミッションオイルは粘度があるので冬場ですとなかなか抜けません。途中で車体を垂直に起こしたり少し揺らしたりしてじっくり抜きましょう。

完全に抜けたらドレンプラグに新品のアルミワッシャーを装着して30Nmで締め付けます。

次に新しいミッションオイルを注入するフィラープラグを外します。8mmのヘックスを使用。

写真を撮り忘れましたがフィラーにはマグネットが装着されていて、鉄粉が付着していたらウェスで綺麗に拭いておきます。




これもまた冬場にやると固いのですが、サクションガンで新品のミッションオイルを一気に吸い込みましょう。しかしなぜカストロールの缶は缶切りでないと開けられないのでしょう…ちょっと不便ですね。

注入もまた冬場にやると固いのですが頑張ってオリャーと入れて下さい。規定値では0.8L入るそうなので1L缶のカストロールUniversal 80W-90が20%くらい残すイメージで。あっこの作業は車体をセンタースタンドで垂直にして行って下さいね。

注入口からミッションオイルが溢れてきたら注入をやめてフィラープラグに新品のアルミワッシャーを装着して30Nmで締めます。

これで作業は終わりです。エンジンオイルに比べても簡単ですのでぜひやってみて下さいね。特にミッションの入りが悪かったり、ニュートラルが出にくい場合は早めに交換することをお勧めいたします。

関連記事

R1200GSエンジンオイル交換方法

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空冷R1200GS 走行距離77777km BMW R1200GSと長距離走行

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、今日はツーリング写真の撮り方解説でもなければお役立ち情報でもございません。たまには日記風に綴ってみたいと思います。

どうって訳ではありませんが私の愛車2008年式 BMW R1200GSですが走行距離のメーターが目出度くも77777kmを踏みました。

2008年の4月に新車購入し11年…。途中2014年あたりでDOHCヘッドのR1200GS-ADVENTUREを増車したので後半は距離の進み具合が失速しましたが、それでもなかなか乗ったなぁと感心しております。




EOS6D Mark2

私のバイク歴をさかのぼると16歳の中型免許取得時は兄から借りたホンダNS50FやCB50Sを半年ほど乗り回し、その後は90年式のVFR400R(NC30)、18歳を過ぎると4輪も足を踏み入れたのでバイクはオフ車に。カワサキのスーパーシェルパ、ヤマハ セロー225、スズキ ジェベル250GPSを経て初めてのBMWは2003年でF650GSダカールを購入。このF650GSダカールではじめてのキャンプツーリングや北海道ツーリングを体験し、ツーリングの魅力に憑りつかれた訳であります。

ダカールから2008年にこのR1200GSに買い替えた頃にバイク用品メーカーに転職し、ツーリング用品やモノ造りを経験しました。メーカーと言っても規模は小さな会社でしたので何でも自分でやらなくてはいけませんでした。製品の立案、アイデアスケッチ、試作、材料手配、生産工場へラインの立ち上げ、パッケージや説明書作り、振動や耐候試験、バイク雑誌向けに提出する資料、車両メーカーから広報車を借りて製品を装着したテスト走行や装着したイメージの写真撮影など。生み出しからクレーム対応までほんと色々やりました。




どれも素晴らしい経験でしたが自分のバイクライフとして影響が大きかったのは色んな種類のバイクを運転したことでした。SS、アメリカン、ロードスポーツ、オフロード、大型ツアラー、スクーター… 車両メーカーが新型をなるべくメディアに露出するため用意している広報車。このバイクを会社からメーカーの物流基地まで圏央道や常磐道などを使って何往復もしたものです。

そして色んなバイクを乗ってみたという経験の上でR1200GSはオートバイとして総合的に優秀なバイクだ、と何度も実感したものです。「優秀な」とはR1200GSを形容するに相応しい単語だなと思います。バイクというのは不思議な趣味の乗り物で「優等生が嫌い」という人がいるように優秀なバイクは鼻につくぜ…という人も少なからずいるはずです。しかしそうではなくツーリングを純粋にスポーツ感覚で楽しめる魅力=ツーリング性能(旅力)が魅力である、と感じる人には理想的なオートバイではないでしょうか。

またインプレ的に書いてしまうと長文になってしまうので割愛しますが、長距離のツーリングに強いのと同じように、長期間オーナーと付き合っていける旅の頼もしい道具だと感じます。

私の場合、カメラも同じですがツーリングの道具として酷使する方なので、本当は憧れているOHV世代やクラシカルなバイクがあるのですが、それを私が使ってはあまりに勿体ないです。ツーリングに使い倒して、まったくヤレることなく涼しい顔していつも通りに走ってくれる、そんな信頼できる旅の相棒が空冷R1200GSなんです。

最近になって思ったのですが、何かと忙しく旅の時間など作れない現代人。限られた時間で旅を体験するにはリエゾン区間を一瞬でワープするようなクルーズ力もR1200GSの大きな魅力だと思います。




もう過走行車なので中古流通に売りに出しても納得のいく値段がつきませんし(個人売買で欲しい人が現れれば別ですが)、これからもメンテして末永く付き合っていきたいです。

次に目指すは10万キロかな。

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~本日の毎日100ショットスナップ~

EOS6D Mark2

スナップではありませんが上のR1200GSの写真を撮った後に、砂浜まで降りて撮った1枚です。葛飾北斎をオマージュして撮ってみました!

 

R1200GS泥はね対策のマッドスリング

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、今回はツーリング写真解説をお休みして空冷R1200GS/R1200GS-ADVENTUREに関わるお役立ち情報です。

舗装路でもオフロードでも道を選ばずロングツーリングできるアドベンチャーバイクの先駆者と言えるBMWのR1200GSですが、当然ながら弱点もある訳でして有名なのが雨天時の左足への泥はねです。

右側は太いパラレバーアームがあるのでそれ程に酷い泥ハネはありませんが、左足側はマフラーのパイプ以外はスカスカで、タイヤの巻き上げる泥水が左足へ直撃します。道なき道をゆくはずのツアラーなのに実に情けないウィークポイントです。特にR1200GSアドベンチャーは大きなスクリーン&張り出したガソリンタンクのお陰で上半身は万全であると言うのに、足元だけ少しの雨でびしょ濡れではいけませんよね。

私の場合はリアフレームの内側にカットした樹脂製ボードを結束バンドで留めて対応していましたが、中古でたまたまMūdSlingなる専用のリアインナーフェンダーを見つけて購入してみました。




このMudsling、実は以前からBMWディーラーなどにもアクセサリー売り場に置いてあって、知ってはいたのですが24000円という定価に手が出ずにいました。しかし今回は毎度のヤフオクで定価の1/3程度で入手することが出来ました。

しかし、この中古品は「何度かツーリングに使用した中古品です」と記載がありましたが、実物は新品のような綺麗さでした。いつも思うのですがBMWのオーナーさんって凄くツーリングに行く人と、年に何度かしかバイクに乗らないという人の二極化なんですよね。この前オーナーさんもツーリング、ましてや雨の日なんて全く走っていなかったと思われます。

取り付けはもともとのインナーフェンダーにある固定ビス2本をいちど外し、その2本と共締めにして、あとはリアフレームのパイプ部分に結束バンドで固定するだけです。




問題の左足側から見たところ。スカスカでタイヤが丸見えだった景色がマッドスリングが良く見える景色に。これはいかにも効果ありそうですね。

雨上がりの舗装林道を少し走った後の様子です。従来、このマッドスリングがないとリアサスペンションに直に泥がはねて汚れました。純正のリアサスペンションには樹脂製のカバーがあるとは言え、あまり気分の良いものではありませんでした。オーリンズなどに交換している人は見えにくくなるのは寂しいですが、有難い泥よけ効果になると思います。

気になる効果は…当たり前かもしれませんが効果絶大でした。何もないノーマル状態ですと左足の内側のくるぶしからふくらはぎまで、びっしょりと泥水で汚れましたが、これで大丈夫です。従来まで使っていた自作の樹脂ボードでは右足側が無防備でしたが、右もしっかりとガードできています。

1万円以内で出来るカスタムという意味なら費用対効果が良好と言えそうですね。夏の北海道ツーリングの前に付けたかったなぁ。。。

今回はこの辺で!R1200GS用マッドスリングのインプレでした!




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R1200GSファイナルギアドライブオイル漏れと謎のARASHIディスクローター

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、今回はツーリング写真解説はお休みしてR1200GSのことを書いてみたいと思います。

以前の投稿【世界一長文R1200GSインプレ】でも書きましたが、R1200GSの弱点と言えるファイナルギアドライブですが、定番のトラブルとしてリング状のオイルシールが劣化してオイル漏れが発生するというのがあります。

例にもれず私の2008’R1200GSもついに発生しました。

ファイナルのオイル漏れの多くはこの中央のリング状の穴から漏れるパターンです。




症状は少量の漏れでしたが、それでもホイールやブレーキディスクローターに付着してリアブレーキが効かず、タイヤにもオイルが付いたので危険な状態でした。

ファイナルギアドライブのオイル漏れには様々な原因がありますが、このように下から覗いて中からオイルが漏れているようですと、ギアユニットのクラウンベアリングに大きなガタつきなどが発生しているなど重症である場合もあります。

放置して各ギア、ベアリングにダメージが及ぶとファイナルギアドライブのアッセンブリー交換となり、修理費用は絶望的な金額になります(確か30万円くらいかかります)。

今回はファイナルギアドライブのシール交換で解決できそうなので、かかりつけのディーラーさんに他のメンテ作業も併せてお願いすることにしました。

 

他のメンテ作業とはリアのブレーキディスクローターとブレーキパッドの交換です。どちらも摩耗の程度が限度値になり、今回のファイナルギアのオイル漏れでオイルが付着してしまったので同時交換です。

ちなみにBMWに詳しくない方が聞くと驚くのですがBMWは国産車と違ってあまりブレーキパッドが摩耗しません。高速道路が多い人は5万キロとか持ってしまいます。これはディスクローターも削りながら減っていくかららしいです。私の2008’R1200GSはこの10年で77000㎞の走行距離。リアブレーキパッドは今回で2回目(フロントはまだ1回だけ)の交換です。そして厚み5mmのリアブレーキディスクローターはメーカーが推奨する摩耗限度(0.5mm減)を下回って4.4mmくらいになっていました。

ブレーキパッドが長持ちするのは有難い話ですが、問題はBMW純正部品のディスクローターの価格です。リアの場合は1枚で約3万円。仮にフロントの2枚と合わせて交換となると工賃も併せれば15万円以上はかかってしまうのです。

そこで妙案となるのがアフターパーツメーカー製ですがサンスター製でも純正ほどではありませんが同様に高いです。コスパを優先すると若干怪しいチャイナブランドを見ると意外とBMW用の製品もあることが分かりました。




Arashi…??Araiヘルメットのロゴを丸パクりしたような怪しいブランドですが、何とネット通販で5900円でした。命に係わる重要なパーツであるブレーキに、このような危ない橋は渡りたくありませんが約1/5の価格では仕方ありません。

ネットでアラシブレーキディスクローターを検索すると、国産のバイクではかなり使っている人も多いようなので、それほど粗悪な品ではないようです。よく見ると穴のパターンが少し違いますが、そこは気にしません。R1200RTやK1300Rなどのオンロードモデルにも共通としているブレーキローターなので仕方ありませんね。

しかしネットで調べてもアラシをBMWで使った人の情報が何もなかったので信頼性については私が人柱になってみたいと思います。

ブレーキパッドは普通にFERODOを選択しました。

 

ファイナルドライブのオイルシール交換、ファイナルオイル交換。ブレーキディスクローター、ブレーキパッド交換、ディスクローター固定ボルトは新品へ、キャリパーはピストンのもみ出しをしてもらいました。

全部お願いして3万円くらい。この程度ならBMWの維持費として考えても許容できる範囲ですね。

摩耗や信頼性について何か書くことがあったらまたご紹介します。




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~本日の毎日100ショットスナップ~

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勝浦の第七漁港で見つけた光景です。漁港はこのようなコンテナや防錆用のペンキなど意外とカラフルな被写体が多くてデザイン要素の練習にも最適です。

R1200GS おすすめカスタマイズ タイヤ空気圧モニター

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、秋のツーリングシーズンを楽しまれていますか?地域によっては紅葉の便りが届いてきそうですが、志賀高原や磐梯吾妻スカイラインなど標高の高い山岳ルートもそろそろ紅葉が見ごろかもしれませんね。

紅葉の景色など季節を感じるツーリング写真も素晴らしいものです。この最高の季節に改めて「ツーリングのワンシーンを切り取る」というテーマを胸に写真活動をしていきたい所存です。

そういえば先日、予約投稿として保存していた記事を公開直前で誤字などないかチェックしていたところ「活動テーマは…」と書いたつもりの部分が「カツ丼テーマは…」になっていました…。おそろしい、公開前に気が付いて良かったです。 …まあカツ丼好きですけどね。

 




 

さて今回はR1200GSのお役立ち情報として、R1200GSおすすめのカスタマイズです。カスタマイズと言うかアクセサリーに近いかもしれませんが。

以前もいちどご紹介しましたがタイヤの空気圧をモニターするタイヤウォッチなるものです。今の季節、夏の気温が高い時期から空気圧をチェックしていないと、思いのほか空気圧が下がっている場合があります。いつも空気圧を気にかけている人なら、給油時にスタンドで空気圧調整すると思いますが、ついうっかりチェックし忘れると想定外に空気圧が低下して良いことがありません。

そんな時、常に空気圧をモニターできれば空気圧調整を忘れてしまうこともありませんよ。

私が愛用しているのはLDLテクノロジーのTIRE WATCHなのですが、最初にR1200GSに取り付けてから約10年使用していますが、現在でも活躍している非常に信頼性の高い製品です。

空気圧のセンサー&送信部はこのようにエアバルブ部分になります。R1200GSの場合はエアバルブがノーマルだとガソリンスタンドのエアチャックが接続できない場合があるので、このように真横を向いてくれるとその心配も無くなります。

このエアバルブ内にあるユニットにはバッテリーが内蔵されているのですが、約10年も持続しています…

タイヤ空気圧は走行時による内部温度変化などにも影響されるので走行中のチェックも重要です。例えば真冬の高速道路では駆動輪であるリアは摩擦エネルギーが発生しているので冷えることはありませんが、前輪はブレーキをかけない限りは転がっているだけなので、前方からの空気に冷やされてみるみる温度が低下していきます。

高速道路からインターで降りる際に、インターのカーブでフロントからスリップダウン…なんてよく聞きますが、スピード感覚の麻痺によるオーバースピードの他にも冬場であればタイヤが冷えてしまったから、なんて原因も考えられます。

 




 

以前にこんな事がありました。

ハイデナウK60 Scautを新品で入れた直後でした。高速道路を走っていたら何か変だなぁ…と感じタイヤウォッチに目をやるとパンク警告表示が!あわてて下道に降りてガソリンスタンドで空気を補充し、タイヤに釘でも刺さっていないか点検しました。

しかし、いくら探せどタイヤ表面に異常はなく再び走り始めると、ある兆候に気がついたのです。それは時速80㎞程度を境に数分に0.1barのペースで空気圧が落ちてゆき、100㎞以上出すとみるみる低下していくのです。

下道で60㎞以下で走っている分には全く空気は抜けません。結局、タイヤ交換を依頼したディーラーに持ち込んだところハイデナウK60のビードが固すぎて、リムの密着が悪かったそうです。スピードを出すと遠心力で隙間ができて漏れていたとか。これはビードシーラーをリムに塗ってもらい解決しましたが、現象を正確にメカニックに伝えることが出来たのはタイヤウォッチのお陰です。

これが無ければ停止状態でタイヤに石鹸水をぬって「どこも空気もれていませんね~様子みてください」で解決せずに帰されているところでした。

しかしこのLDLタイヤウォッチ、とても素晴らしい製品であるにも関わらず、現在はこのオートバイ用は販売していないようですね…。LDLはこの分野では4輪やレーシングカーで有名なのですが、オートバイ業界でなぜ成功せずにやめてしまったのでしょうか。

現在でもLDLでなければ似たような製品が販売されていますので、空気圧モニターはぜひ試してみてくださいね。R1200GSに限らず全てのオートバイにオススメのアクセサリーです。

 




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空冷R1200GS エンジンオイル交換方法 中期型&後期型 エンジンオイル交換

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、今回はツーリング写真解説をお休みしてR1200GS/ADVENTUREのお役立ち情報でございます。

今回はユーザーメンテナンスの代名詞とも言えるエンジンオイル交換を解説いたします。エンジンオイルは3000㎞毎に交換。2回に1回はオイルフィルターも交換しましょうね。また長時間の渋滞路などで油温がラインを越えてしまった経緯がある場合は、3000㎞に届かなくても直ぐに交換することをお勧めします。

今回はDOHCヘッドの後期型であるR1200GSアドベンチャーで解説します。通常のR1200GSもR1200GSアドベンチャーもエンジンオイルの交換方法は同じです。ただし中期型と後期型は少しだけボルト類が違ったりしますので、違いについては説明文に明記いたします。

今回、交換に使用したエンジンオイルはシェブロンのシュプリームSAE20W-50です。R1200GS乗りの間では通称コストコオイルと呼ばれていますが、現在でもコストコで売られているかは不明です…。しかしこのシュプリーム、何と言ってもコスパが優秀で高性能エンジンにも対応した鉱物油にも関わらず驚きの低価格なのです。ちなみに今回はネット通販で1クォートボトル(946ml)12本入りで5200円で購入できましたよ。1本あたり433円くらいです。

シェブロンとは日本では馴染みのない会社ですが、ガルフやテキサコといったオイルブランドの親会社で日本企業で例えるとJX日鉱日石みたいな感じです。アメリカのエネルギー分野の大企業ですね。

ちなみにバイク用のオイルではありません。空冷R1200GSの場合はエンジンとミッションが4輪のMT車のように別室構造になっているので4輪用のオイルが使えてしまうのです。

今回は20W-50を使用しましたが真冬でしたら10W-40でも良いかもしれませんね。

 




  

   事前に準備するもの

オイルフィルターです。MANNフィルターならMW75。写真のHIFLOフィルターならHF164。これらは通販で大体1300円前後だと思います。K&NならKN164で少し高いですが六角頭なので専用フィルターレンチが不要です。ディーラーで純正品を買うと3000円くらいだったと記憶しております。

フィルターレンチはBMW純正はお高いらしいので、KTC製B76 ルノー、シトロエン用がお勧めです。

ドレンボルトのガスケットです。都度新品を使用しましょう。M16で外径は20㎜の厚さ1.5㎜。「アルミワッシャーM16 19-91716」で検索すると30個入りで破格で売っている通販サイトを見つけられると思います。

廃油処理箱4.5L用。ホームセンターやカー用品店などでも容易に入手可能です。写真の物はカインズホームで198円。自治体によって異なりますが多くの地域では燃えるゴミとして普通に捨てることができます。

トルク管理のためのデジラチェまたはトルクレンチ。ドレンボルトとオイルフィルターの締め付け時に使用します。

トルクスのソケット。このようにメス型になっているのはE型トルクスといいます。DOHC後期型ではオイル交換作業では使用しませんがSOHCモデルはアンダーガードを外す際に使用します。

このようにオス型となるのがT型トルクスです。DOHC後期型のオイル交換作業ではT25とT30を使用します。

8mmのヘックス(六角)ソケットとラチェットハンドル。ドレンボルトの締め付けに使用するためトルク管理が必要なので、普通の六角レンチでは役不足です。

あとは13mmのアングルのあるメガネレンチ、または13mmソケットレンチを用意します。写真は必要な物を並べたところ。新聞紙、ウエス、ゴミ袋、作業記録用にスマホ。オイルは暖機して熱い状態で抜きますので、自信のない人は耐熱手袋も用意しましょう。

 では作業開始!

エンジンオイル交換作業は終始センタースタンド(メインスタンド)をかけて車体を垂直にして行います。

まずはエンジンを始動して暖機運転です。デジタル油温計が写真よりもう1セグメント上がったところまで暖めます。空冷R1200GSは多くのBMW車のようにドライサンプ式ではなく、通常のウェットサンプではありますがクチバシに装着されたオイルクーラーにサーモスタッドが装着されています。このサーモスタットが開いた状態でオイルクーラー内の全てのオイルをパンに戻して抜き取りたいので暖機をするのです。

暖機している間に車体下部にあるアンダーガードを外してしまいましょう。エンジンをかけているのでエキゾーストパイプに触れて火傷しないように気を付けて下さい。アンダーガードは4か所で固定されていて、後ろ2本は13mmの六角ナット、右前はT30(中期SOHCはE8で前期は六角)、左前はT25(中期SOHCはE10で前期は六角)です。

アンダーガードを外したところ。後ろ2本は車体側にありますがゴムブッシュを介してマウントされているのが分かります。という事は取付時には締め過ぎに気を付けましょう。

アンダーガードを外したら車体の右下から覗いてドレンボルトの位置を確認しましょう。

暖機運転が終了したらR1200GSのエンジンを停止させてドレンボルトを8mm六角を使用して緩めます。

レンチで少し緩めたら廃油処理箱の位置を慎重に決めて下さい。失敗すると地面がオイルで汚れます。

ドレンボルトは上に押し付けながら緩めてネジ山が終わった感触があったら、さっと横に抜く感じです。エンジンオイルは暖機されて高温なので耐熱耐油手袋があると安心です。自信がなければ処理箱の中に落としてしまっても、抜ききった後に箱からドレンボルトをサルベージすれば良しです。

後半はチョロチョロといつまでも途切れません。車体を前後に揺らすか、いちどドレンを装着してセンタースタンドを下ろしサイドスタンドで傾けて再びドレンを抜くやり方もあります。

古いエンジンオイルを抜き終わったら、オイルフィルター交換作業を始める前に忘れるとヤバいので先にドレンを本締めしましょう。ドレンはネジ山を神経質すぎるほど念入りにウエスで清掃してください。そして忘れずにガスケットは新品を装着します。

8mmヘックスソケットをデジラチェに装着し、ドレンボルトを本締めします。設定トルクは32N・mとなかなか強めです。

 




  

  オイルフィルター交換作業

ではオイルフィルターを外しましょう。

空冷R1200GSのオイルフィルターは車体の左前から覗くと確認できます。廃油処理箱を下に置いて慎重に外してください。

つい地面にオイルをこぼしてしまうのは、この時ですので新聞紙を広範囲に敷いておきましょう。

外したオイルフィルターとパッキン。このパッキンは稀に車体側に張り付いて残ってしまうので、その場合は確実に車体側から取り除いてください。気が付かないで新しいフィルターを装着するとダブルパッキンになってしまい、恐らくオイル漏れを起こします。

これはオイルフィルターが真上向きに装着される車種しかできない芸当なのですが、新しいオイルフィルター内に新しいエンジンオイルを入れておきます。交換直後の始動時に少しでもドライクランキングのダメージを軽減したいからです。200㏄くらい入ります。

新品のオイルフィルターのパッキンには薄くオイルを指でなぞって、車体に装着してください。フィルターを装着する際は手でスムーズに回転していくのを確認し、最後に工具で締めます。フィルターが斜めに入っていたり、誤ってルノー用のフィルター(ネジピッチが1.5でそれ以外は外観は判別不能!私の愛車ルノーカングーがそうなんです!)を購入した場合などは最初の1回転程度で回らないです。その場合は無理に工具で締めず必ず確認をしましょう。

オイルフィルターの締め付けトルク設定は11N・mです。手ルクレンチ派(つまりトルクレンチを使わない人!)の方は締め過ぎにご注意!

新しいエンジンオイルを注入!!

シリンダーヘッドカバーにあるエンジンオイル注入口。前期、中期モデルは左バンクのヘッドですが、なぜかDOHC後期は右バンクのヘッドカバーに在ります。

注油口のフィラーキャップを開けるのは車載工具です。私は無くさないように紐をつけてみましたよ。北海道ツーリングのようなロングツーリングでは旅先でエンジンオイルを補充することもあるので、コレはすぐに出せる所に収納してあります。

これは2008年 中期型R1200GSのオイル注入口 このキャップはディーラーで販売されているアクセサリーでピントルクスレンチで開けます。

 

多くのオイルに使われている1Lボトルは、この写真の向きで注入します。口を上側にすることで傾けてもすぐには出てこないのです。それにしてもR1200GSほどオイルが入れやすいバイクは無いと感じます。

注入量はまずは3L入れます。そしてフィルター交換した場合は3.5Lくらい入るはずなので様子を見ながら少しづつ入れます。古いオイルを抜く時に暖機が不十分だったりすると全量が抜ききれていないので、いきなり3.5L入れると入れ過ぎになります。

※シェブロンシュプリームは1本が946mlなので3本では2.83Lくらいです。

エンジンオイル量の確認方法はオイルフィルターの近くにある左前の点検窓です。エンジンを停止状態にして確認します。量は赤丸の中心を狙って入れます。ちなみに赤丸の下が下限、上が上限で下限から上限まで約0.5Lです。入れ過ぎてしまうと入れ過ぎた分だけ抜くのは厄介なので慎重に。

エンジンオイル注入が終わったらフィラーキャップのネジ山も神経質すぎるくらいに清掃しておきます。

フィラーキャップのガスケットも忘れずに清掃して装着しましょう。

フィラーキャップをしっかり締めたらドレンボルト付近、オイルフィルター付近、オイル注入口付近の汚れをクリーナーで綺麗に清掃しましょう。汚れたままにしておくと最後のオイル漏れチェックの時に漏れなのか作業時の汚れなのか判別しにくいのです。

最後にエンジンを始動しドレン、フィルター、注油口から漏れや滲みがないか入念にチェックしアンダーガードを取り付けます。5分ほど暖機させたら最終的にオイルレベルをチェックして終了です。

慣れてしまえば30分程度の作業ですので、ぜひ挑戦してみてくださいね。

↓にミニギャラリーを作りました




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~ミニGALLERY~

こんな写真を俺も撮ってみたい~、と思ったあなた。当ブログ【究極のツーリング写真】touring-photography.com ではツーリング写真の撮り方を初級者の方でも分かりやすく解説しています。バイク写真を写真界に認知させるため、私は秘密を作らず撮り方のノウハウを公開しています。人に見せてよろこんでもらえる写真を目指して当ブログと共に歩みませんか?

気になった方はブックマークお願い致します。

 

ツーリング写真における一眼レフカメラ、レンズ、三脚の積載とキャンプツーリング装備

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、北海道ツーリング2018ギャラリーのご紹介の途中でしたが、ここで今回の北海道ツーリングで私が実際にやったバイクへのカメラ機材の積載とキャンプ装備の積載をご紹介してみたいと思います。

キャンプツーリングの装備に加え、一眼レフ、交換レンズ、三脚ってどうやってバイクに積むの?とお悩みの方もおられると思います…が!

最初にお断りしておきますが「ご参考にしてください」という意味ではなくネタです!

私以外に誰もこんなレンズ持っていかないし、誰もこんな装備でツーリングしないであろう、だがしかしスゴいからネタになるであろう~という、ただそれだけの話でございます。

今回の北海道ツーリングも2017年の夏の北海道ツーリングも積載はこんな感じです。

私の場合、宿はよっぽどの事が無い限りは使わず全ての行程がキャンプなのでキャンプ装備がベースです。キャンプツーリングにこだわっている理由は時間に縛られず自由に行動できるベースキャンプスタイルが写真旅に都合が良いからです。

それと…そもそもキャンプツーリングが大好きだから、キャンプサイト自体が美しい星空や夕景につつまれて素晴らしいツーリング写真が撮れるから、宿(ドミトリー)での人間関係が少し苦手だから…などが理由です。

 




 

積載前の荷造りの状態。R1200GSアドベンチャーの純正(ツアーテック製)アルミサイドケースにテントやバーナー、チェアー、エアーマットなどキャンプに必要な物は全てこのサイドケース内に入れてしまいます。

Sealline製のゴールドの防水バッグは着替えと寝袋(つまり絶対に濡らしたくないもの)を収納し、ツアーテックZEGAベルトで右アルミケースの上に固定します。

リアシート上にはモンベルのクーラーバッグとノーブランド(ペリカン社風)の樹脂製ハードケースを積載。このハードケースに望遠レンズを2本収納。

樹脂製ハードケース内に 望遠ズームレンズ EF70-200mmF2.8L と SIGMA150-600mmF5-6.3DG

ちなみにこのスペックのケースをPELICAN社製で購入すると3万円くらい、TRUSCO(トラスコ中山)ですと4500円くらいです。個人的にはホンモノであるPELICANが欲しかったのですが、予算の都合と盗難の心配も考慮して安い物を選びました。防水性能が心配だったので事前に風呂場で水をかけてテストしましたが問題ありませんでしたよ。

そしてヘプコ&ベッカー製ALUエクスクルーシブ30(リモワ製)トップケースにデジタル一眼レフボディと広角レンズ、標準レンズ、撮影小物を収納します。本当は30ではなくALUエクスクルーシブ45という大きいサイズの方が便利なのですが、個人的な考え方としてトップケースの位置の重量が増すとバイクの運動性能に影響してしまい、様々な弊害がでるので30のサイズに留めています。(いちおう元バイク用品メーカーの開発だったので細かいんです)

ヘプコ&ベッカー ALUエクスクルーシブ30トップケース 一眼レフボディ:EOS6D mark2 フィルム一眼レフ:EOS7S 超広角レンズ:EF14㎜F2.8L 広角レンズ:EF35㎜F2IS 標準単焦点レンズ:SIGMA50mmF1.4ART その他、フィルムやブロアなどの撮影小物 重そうに見えますがレンズは全て単焦点なこともあり、それほど重量はありません。

P社もどきの樹脂ケースは去年の夏の北海道ツーリングで初導入したのですが、ケースをリアシートスペースにネット固定したら、いざ撮影の時に中身を取り出すのが非常に面倒でした。

そこで樹脂ケースに穴をあけ、金具を取り付けて防水処理し、ケースの蓋を隠さないようショックコードで車体に固定する方法に改善しました。穴あけはホンモノのPELICANでは勿体なくて出来なかったかも…。

樹脂ケースの蓋はいつでも簡単に開閉できる

 




私の場合、食事か温泉に入るとき以外は殆どバイクから離れませんが、念のため盗難対策で施錠はしてあります。

三脚はGITZOのカーボン2型三脚 GK2550EXQRを愛用していますがキャンプツーリング時のバイクへの積載方法はこのようになります。

左サイドケースの上にツアーテックZEGAベルトで固定します。三脚本体は汚れないよう収納袋(以前に使っていたキャンプ用のノースイーグルのチェアの袋)に入れ、ヨガマットでくるんで固定します。使用時はZEGAベルトを少し緩めるだけで、三脚本体を収納袋から抜き取るように取り出せます。

キャンプ道具にも同じことが言えますが、旅に何を持っていくか?は「その人が必要なもの全て」となります。レンズなんか普通に考えれば24-70㎜あたりの標準ズームに200㎜くらいの望遠レンズが1本くらいあれば十分だと思います。それは分かっているのですが私の場合はそのレンズでないと撮れない写真というのが出発前から頭の中に在るので、それを撮るために持っていくのです。

あくまで「私の場合は…」という事ですからね…。

トップケースやペリカンケースのような収納は、万一のプロテクションや防水性、中身の取り出しやすさでは文句なしに良いですが、デメリットとしてはバイクから離れてトレッキングしたい時などはボディとレンズ1つだけを持っていくことになり、他のレンズはバイクにお留守番することになります。

以前はカメラ用のバックパックに防水カバーをかぶせてリアシートに固定していましいたが、撮影時の取り出しにくさと大雨の時に防水カバーだけでは役不足になることから今のスタイルに変更しました。トレッキングするときはカメラバッグごと持って行けたので良かったのですが。

通常では有り得ない撮影機材のボリュームですがネタとして私の積載スタイルをご紹介してみました!

ではまた。





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~本日の毎日100ショットスナップ~

この夏の北海道ツーリングで出会った風景。オロロンラインの稚咲内(わかさかない)で放置されていた廃船です。山栄丸の堂々とした字が印象的でした。

BMW R1200GS 空冷モデル はじめての扱い方 R1200GS その2

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、以前に空冷モデルのR1200GSのはじめての取り扱いについて投稿しましたが、今回はその続きでございます。

前回の投稿 1.レバーサスペンションと2.エンジンオイル管理はこちら

2013(2014登録)BMW R1200GS ADVENTURE サンドローバー×アルピンホワイト




3.クラッチの取り扱い

R1200GS空冷モデルのクラッチは4輪のMTと同じで乾式単盤クラッチです。大きなクラッチカバーに1枚のディスク。故にクラッチの扱い方も4輪のMT車と同じようになります。なので無意味な半クラッチはご法度です。

停止状態からの発進はアイドリングの回転数から慎重にミートさせ、回転を無駄に上げないようアクセルを少しづつ開いて繋いで発信します。

極低回転のトルクが細い中期型には二重苦ですが、1000キロも乗り回してしまえば大丈夫です。慣れの問題と言っていいでしょう。

半クラッチを多用したり発進時にラフにつないでいるとどうなるか?ディスクの摩耗が早く交換時期がすぐにきてしまいます。メーカー推奨でおよそ6万キロ。ツーリングや高速道路走行が多い人は8~10万キロ。なおかつクラッチミートが上手な人が扱えば20万キロ持続した例もあるそうですよ。

しかし、無理はしないでくださいね。例えばダートでのギャップ通過、Uターン、急斜面での発進などは例外として半クラッチは使いましょう。クラッチを労わってエンストしてバイクを倒してしまわないように…。

4.スポーツ走行について

レバーサスペンションの説明の項にて、とにかく良く曲がるバイクでバンクしすぎないよう起こしながら走らせるのがコツと書きました。本当によく曲がるバイクで峠道でも良いペースで走ってくれます。私もR1200GSを購入した10年前はよく関東圏の名だたる峠に持ち込み、その素晴らしいコーナリング性能を堪能したものです。

しかしネットで検索するとR1200GSについてこんな事が書かれているのを見かけます。「気が付いたら転倒していた!」これは攻めすぎが原因と思われます。R1200GSはサーキット走行のような限界付近まで攻め込む乗り方には向いていません。破綻する直前のインフォメーションが希薄だからです。

安定がよく限界が高いとコントロール幅は狭くなるものです。R1200GSは水平対向エンジンによる低重心やシャフトドライブによるジャイロ効果、テレレバーサスペンションによる高いサスペンション剛性で優秀なスタビリティを誇ります。しかし、攻め込んだことによりそれが破綻するときは、通常のバイクならあるはずの前兆がほぼ感じ取れないのです。

峠やコーナーのあるところは「速いけど攻めない」覚えておきましょうね。




5.エンジンの常用回転数

R1200GS、ここで解説している2004~2011年までの空冷モデルですが、空冷エンジンとはエンジンが万一高温になった時を想定して、各部のクリアランスは大き目にとってあるものです。これがないと熱膨張によって可動に必要なクリアランスが無くなってしまうのです。

しかし暖機が十分でない時はクリアランスが広いためブローバイガスが発生し、それが燃焼室に混入してしまいます。空冷エンジンの冷温時の排ガスが環境によくないのはこのためです。よって現代の厳しい排ガス規制に空冷エンジンが適さない訳ですが、排ガスが汚い以外にも弊害があってヘッド周りにカーボンが蓄積してしまうのです。

ヘッド周りにカーボンが蓄積するとノッキングや回転フィールの低下など、さまざまな不調の原因になります。

後期型は新車時にタコメーターの6000回転の位置に目印のシールが貼ってあります。最低でもたまにはコレくらい回してくださいね、という意味だそうで高回転をたまに使うことでカーボンの蓄積は予防できるようです。

お勧めは高速道路の走行時に5速ギアで10分ほど巡行させる。これにより湿ったヘッド周りがすっきり綺麗になるはずです。燃焼室クレンザーなるケミカルも売っていますが私は使ったことがないので効果は確認しておりません。

街乗りや通勤で使う人は低回転常用が多くなると思います。BMWの母国ドイツではアウトバーン無制限区間は言うまでもなく、制限区間でも140km/hのドイツですから日本の道路事情による使用環境とはかけ離れています。オルタネーターの発電量も国産車であればアイドリング付近でも充電状態ですが、BMWの場合はある程度のエンジン回転数まで上げないと十分な充電状態になりません。

通勤や街乗りでグリップヒーター、ヒーターベストの電源、補助ライト点灯などバッテリーに負担をかけていると、走っているのにバッテリーあがりなんて十分あり得ますので気を付けましょうね。

今回はこの辺で!!





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R1200GSタイヤ交換 シンコーE705 謎のタイヤ

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、皆さまはバイクのタイヤ交換はどうされていますか?行きつけのバイク屋さん、バイク用品店、バイクタイヤ交換専門店、自分で交換しちゃう、いろいろでしょうか。

BMW R1200GSの場合はABSユニットの関係やトルクスボルトなどが多いことから、多くの方がBMWディーラーか輸入車も守備範囲にしているタイヤ専門店だと思います。

私の場合、むかしガソリンスタンドで働いていたことと、4輪のレースでタイヤ交換が頻繁だったこともあり、タイヤチェンジャーさえあれば自分でやりたいのですがレバーだけで交換は自信がないので作業はプロに任せております。

しかしお世話になっているBMWディーラーはタイヤ交換キャンペーンとうまく交換時期が重なれば、4万円台で交換できちゃうのですが通常だと6万円ちかくするので、限られた小遣いでやり繰りしている身にはキツい出費です。




そこで今回選択肢にしたのはシンコーという日本のタイヤメーカー(工場は韓国)なのですが、このシンコーのE705というオフ寄りのツーリングタイヤを試してみることにしました。このタイヤ、値段が驚くほど安く私の場合はヤフオクで購入して前後で14000円程度でした。

ネット通販でタイヤを購入した場合、悩ましいのが取付をどこにお願いするか?ですよね。BMWディーラーさんに持ち込んでもやってくれるでしょうが、何となく気が引けます。そこでネット通販で買ったタイヤやパーツも持ち込みでぜひどうぞ!と広告していた用品店 ナップス千葉北店さんにお願いしてみました。

R1200GSの積載能力なら前後のタイヤをご覧のようにネットで固定するだけで容易に運搬できます。




 

ここで多くの方がご心配されると思いますが、ナップスさんでBMW…大丈夫なの?というポイント。私も心配でしたが事前に電話で確認したところ、問題ないようでしたのでお願いしました。作業は3時間近くかかりましたが全く問題なく、ホイール清掃までしていただいて完璧でしたよ。

シンコー E705 メーカーサイトによるとロード75% トレール25%だそうです。まだ数百キロ程度の走行ですが、ノイズは少なく素直なハンドリングです。そして「ホントかよ!」と思うほど舗装路でハイグリップです。

以前にコンチネンタルTKC80を愛用していたのですが、聞いた話によるとシンコー韓国工場ではTKC80なども生産していたラインだとか。もしかして、あのTKC80とコンパウンドのレシピは同じか??という疑問も(たぶんソレはないですが)。

まだ少ししか使用していないので長期的なレポートやダートを走った感じは、来月の北海道ツーリングで試して再びレポートしてみたいと思います。

ともあれタイヤ代と工賃を合わせて27000円くらいで済んでしまったので、お財布に優しく今後はこれになりそうな予感です。ちなみにナップス千葉北店さんではシンコータイヤも扱っているようで、交換工賃も持ち込みは割高なので最初からナップスでタイヤを買って装着してもらうのも良さそうですね。





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~本日の毎日100ショットスナップ~

これも近所の池に咲いていた大賀蓮です。葉の上にある水の輝きを大切に撮った1枚です。これが撮りたくて雨上がりの早朝に出かけてみました。

BMW R1200GS 空冷モデル はじめての扱い方 BMW R1200GS

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、夏休みのツーリングの準備は万端ですか?キャンプツーリングに行かれる方は装備に悩みますよね。生活圏では猛暑ですが標高の高い山や、北海道ツーリングに行かれるという方はダウンシェラフは必要でしょうし、焚火台などはどうするか?悩ましいですよね。

私の知人は既に北海道ツーリングを楽しんでいるようですが、北海道は場所によっては最低気温が10℃代だそうです。今は暑くて死にそうですが装備は防寒対策をお忘れなく!

さて今回は空冷R1200GSの情報でございます。空冷のR1200GSは2012年頃に新車販売を終了しており、いま買われる方は中古車になると思いますが、販売店からR1200GSの取り扱いについて詳しい説明のない場合もあるかと思いますので、乗り方のコツも含めた取り扱い方法をサラっといってみたいと思います。

BMWのR1200GSをはじめとする空冷水平対向エンジンを搭載したRシリーズは、その個性的なエンジンにとどまらずシャフトドライブ機構やレバーサスペンション機構を装備しています。これらのBMW独自の機構はツーリング性能として多くのメリットを生んでいますが、他のオートバイから乗り換えたばかりの人には違和感に感じるものです。

いつもつい長文になってしまうので、それぞれについて取り扱いやコツについて手短に書いていきます。




1.レバーサスペンション

通常、テレスコピック機構のオートバイであればブレーキング時に姿勢は前のめりになります。しかしテレレバーサスペンションのR1200GSはリアごと沈んでいくモーションで感覚としては「ちゃんとフロント荷重かかっているのか?」ととても不安になります。これについては姿勢変化が最小なだけでフロント荷重は十分にかかっています。

フロントのテレレバーサス

問題は荷重移動のインフォメーションよりもバンクしすぎてしまうことです。多くのオートバイはスタビリティ(安定方向)優先で設計されているため、コーナリングを開始する前はリーンを開始するための何らかのモーションをライダーに要求するものです。しかしR1200GSの場合はそれらライダーの動きはほぼ不要と言ってよく、どの位置からでも簡単にバンクを開始します。

そのため寝すぎてしまい普通のオートバイと同じ感覚でコーナーに入ると、インに切り込んでラインが内側に巻き込んでいきます。

しっかりと荷重移動したら「きっかけ」は僅かなリーンインで始まります。「まず寝かしこもう」という意識を捨ててください。

その後はバンク角を起こす方向に調整しながら旋回するのがコツです。浅いバンク角でスムースなコーナリングを心がけてみてください。寝かすのではなく起こすのです。

このコツをつかむとヒラリヒラリとタイトなコーナーから高速セクションまで、昔から乗りなれているバイクのように操れますよ。

2.エンジンオイル管理

エンジンオイルの交換方法は別の機会に投稿してみたいと思います。今回は空冷エンジン特有のオイルの管理、オイルのレベルの確認方法です。

R1200GSのエンジンオイルの確認方法はエンジンの左下にある確認窓から行います。車体をセンタースタンドで垂直にした状態でエンジン停止。赤線でプリントされた円の範囲内であればOKです。この赤マルのローレベルからハイレベルまではおよそ0.5Lで交換時や補充時は写真のように丸の中心に油面がくるよう入れてください(ハイレベルまで入れない)。

そしてエンジンオイルのレベルを確認するのに注意点が1つ。エンジンを停止させたときの油温によって、エンジン下部のパンに戻ってくる油量が変わってしまうのです。




空冷R1200GSは通称「クチバシ」と呼ばれているフロントフェンダー部分にオイルクーラーが装備されています。なかなか高い位置ですよね。このオイルクーラーは油温が一定の温度まで上昇した際に循環し、そうでない低温時は循環しないようサーモスタットが装着されています。

R1200GSのような空冷Rシリーズのボクサーエンジンは、BMWのKやFシリーズと違いウェットサンプ式でエンジン下部のオイルパンにエンジン停止後に戻ってくる構造です。必ずエンジンが暖気状態でオイルクーラーにオイルが循環している時に、エンジンを停止させてレベルを確認します(全量を確認するという意味)。

少々ややこしいので最もオススメの確認方法をご説明します。ツーリング先で高速道路を使用時にSAで休憩するときセンタースタンドで停車させておきます。そして休憩が終わって出発する直前に見てみましょう。この方法がオイルの全量を確認する確実なやり方です。

空冷エンジンは各部のクリアランスが広いため、距離とともにエンジンオイルを消費します。私の2008年式R1200GS(SOHCモデル)で2000㎞で0.2L程度、2013年式アドベンチャー(DOHCモデル)で2000㎞で0.4L程度の消費です。北海道ツーリングのようなロングツーリングに出る場合は、補充用のエンジンオイルを携行することをお勧めします。

やっぱり長くなってしまったので、今回はこの辺にしておきます。また機会をみてエンジンオイルやミッションオイルの交換方法などいってみたいと思います。

ではまた!





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~本日の毎日100ショットスナップ~

先日、猛暑のなか南房総をツーリングしたときの1枚です。海岸に飛んでいたアオスジアゲハ。かなりのスピードと運動量に関心しながらも、カメラで追うのに一苦労でした。