R1200GSスパークプラグ交換手順【中期型】セカンダリー側

前回の投稿よりR1200GSのプラグ交換方法を解説しています。2008~2009年の中期型のR1200GSで解説しています。投稿の容量の関係で1回で終わりませんでしたが、前回までがプライマリー側プラグ、今回はセカンダリー側のプラグ交換方法です。

揃えるべきプラグや工具など、前回のこちらをご参照下さい。

ではR1200GSセカンダリー側のプラグ交換方法です。

不完全燃焼ガスを燃やして排ガスをクリーンにする目的のセカンダリー側プラグは補助的な役割ですので、こんな辺鄙な場所に装着されています。見えずらい場所なのでライトを地面に置いて作業することをお勧めします。

まずダイレクトイグニッションコイルのカバーを外します。こちらはトルクスのT30で1か所の固定ボルト外します。すぐ隣にO2センサーの配線が通っているので注意してください。ちなみにアドベンチャー用シリンダーヘッドガードを装着していない人の場合は、手前側にもう一か所、T30のボルトで固定されていると思います。シリンダーヘッドガードとセカンダリー側ダイレクトイグニッションコイルのカバーは共締めされているのです。




ボルト1本(または2本)でカバーは外れますが、このカバーにO2センサーの配線が固定されているのでカバーを引っ張ったりしないように。

プライマリー側の時と違ってダイレクトイグニッションコイルが露出しているので作業性は良好です。

手で下に引っ張るだけですが場合によってはゴムがへばり付いて、なかなか抜けない場合があります。その場合は一度、プライマリー側の時と同様にダイレクトイグニッションコイルに接続されている配線を抜いてから作業しましょう。グイグイ引っ張って勢いよく抜けた時に配線をブチ切ってしまう恐れがあるからです。

コイルを外すとプラグの頭が見えます。

プラグレンチをラチェットハンドルに装着し古いプラグを緩めましょう。今回はエクステンションは不要です。

左がプライマリー側で使用していたプラグ、右がセカンダリー側で使用していたプラグ。このようにセカンダリーの方がカーボン汚れが多く付着しますが、これで正常です。主役のプライマリー側と違ってあくまで汚れ仕事を担っている証でもあります。





ではプライマリー側の時と同様にまずはプラグレンチに新品プラグをのせて手で絞めていきましょう。

いきなりラチェットハンドルを使うのではなく、まずは手でクルクルと回しスムーズに回転するのを確認しながら締め込んでいきます。プライマリー側の時と同様ですね。

デジラチェを使って指定トルク20N・mで締結します。この角度だとデジラチェの液晶が見えないのでプリセットしてアラーム音で判断しましょう。

ダイレクトイグニッションコイルを取り付けます。端子にプラグの先端がしっかりと入ると「コクッ」という感触が手に伝わってきます。ちゃんと入っていないとコイルの先端がブラブラと動くのでよく確認しましょう。

外す時に配線も抜いた場合は忘れずに配線のコネクターを差し込んで下さい。

ダイレクトイグニッションコイルのカバーをトルクスT30でボルトを固定します。ボルトを斜めに入れないように注意して下さい。この写真・・・露出オーバーだな。

ここまででセカンダリー側のプラグ交換作業は完了です。

後は最初に外したアドベンチャー用のシリンダーヘッドカバーの取り付けです。R1200GSでヘッドカバーに何もガード類を付けていない人はこの作業はありません。

ボルト、ワッシャー、シリンダーヘッドガード本体、スペーサーの順番です。スペーサーやワッシャーを紛失しないように気を付けましょう。

下側の1本はダイレクトイグニッションコイルのカバーと共締めです。ボルト、ワッシャー、シリンダーヘッドガード本体、スペーサー、カバー内の金属の黒ワッシャーの順番です。





R1200GSプラグ交換手順の解説は以上です。解説では右バンクでしたが左バンク側で全く同じ作業をして全ての作業が完了です。念のためエンジンを始動して始動性やアイドリングの安定などに問題がないか確認をしましょう。

今回、交換したスパークプラグは新車時に装着されているメーカー指定 NGK DCPR8EKCを使用しましたが、他の銘柄の互換品は例え性能が良いと評判のものでもお勧めいたしません。交換直後は性能の効果が体感できても長くは持たないです。ネット上の情報ですと1万kmも使用しないで始動性が低下したり、アイドリングが不安定になったりと良い噂を聞かないです。DCPR8EKCは私の2008’R1200GSで11年以上も愛用してきましたが(今回の交換で2回目)、不調をまねいたことは一度もないので純正はやはり信頼できると思います。マイナスが2極あるのも4万キロ持続できるロングライフの理由なんだと思います。

それと車検でノーマルマフラーであるにも関わらず排ガス濃度で落ちた場合はセカンダリー側のプラグが機能していない場合があるので、その場合は今回ご紹介した作業手順でプラグの点検をしてみましょう。

プラグ交換と関係ありませんがマンションや集合住宅などガレージの無い環境の方は、作業できる場所まで離れていると思います。作業に必要な工具やパーツをこのようなツールバッグに入れて行くと便利ですよ。電気工事屋さんがよく使っているヤツです。ホームセンターで安く売っていますよ~

BMW 空冷R1200GS スパークプラグ交換方法でした!!

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R1200GSスパークプラグ交換方法【中期型】プライマリー側

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、先日R1200GSのブレーキフルード交換方法を解説いたしましたが、とてもPV数が多くて好評でした。バイク整備に詳しい方が見ればクドいくらいに詳細に解説していますが、整備に自信の無い方でも挑戦しやすいように詳しく書いております。実はいつも書いているツーリング写真の撮り方の解説もそうなんですけどね。

…で今回も空冷R1200GSの整備について解説してみたいと思います。今回は中期型R1200GS(2008-2009年)のスパークプラグの交換方法でございます。

まず用意する新品のスパークプラグですがNGKですと品番【7168】DCPR8EKCでネット通販で1本で540円前後で入手可能です。これ以外の銘柄のプラグは私はお勧めしません。

R1200GSをはじめとするBMWのRシリーズは1150㏄世代の末期からツインスパーク化され、1回の交換で4本必要になります。

いちおう今回は2008年モデルのR1200GS中期型で解説いたします。後期型も作業手順はほぼ同じですがプラグの品番やレンチのサイズなどが異なるので、後期型はまた機会をみて改めて解説を作りたいと思います。

用意する工具はラチェットハンドル、トルクスレンチのT30、薄肉のプラグレンチ KTC B3A-16SP(16mm 差し込み角9.5sq)ネット通販で2300円前後、エクステンション、トルク管理のためのデジラチェ、ダイレクトイグニッションコイルリムーバー。

ネットを見ているとR1200GSのプラグ交換で「プラグキャップをラジペンで挟んで抜きました~」を見かけますが、ラジペンで挟むのはやめた方がいいです。R1200GSのそれは単純にプラグキャップなのではなく、ダイレクトイグニッションコイルです。昔のオートバイはディストリビューターからハイテンションコードを介して各気筒のプラグに接続されていましたが、点火効率が悪くハイテンションコードは劣化するとリークしたりとトラブルが多かったものです。

一見してただのプラグキャップであるR1200GSのそれはダイレクトイグニッションコイル本体なので、ここをペンチのような工具でストレスを与えるのは良くありません。それにラジペンで挟んでテコで引っ張るとヘッドカバーに傷も入ります。なので専用のリムーバー(プーラー)を用意しましょう。

写真の物はBEST TECHNOLOGY TOOLSの11002BMという物でAmazonで2500円くらいでした。

では右バンクでの交換作業で解説いたします。いつも通り作業はセンタースタンドを立てて行いましょう。




まずR1200GSアドベンチャーやR1200GSでもシリンダーヘッドガードをオプション装着している方は、このガードを外しましょう。BMW純正のアドベンチャー用のシリンダーヘッドガードの場合はトルクスレンチT30を使って3か所のボルトを外します。1つめはここ。

2つめは下側に。ガードとヘッドの間にスペーサーが入っているので無くさないように気を付けて下さい。

最後は前側です。ボルトの長さは3本とも同じですがスペーサーのサイズは違いますので後で分からなくならないように。

こんな感じでスペーサーが装着されています。

取り外したBMW純正アルミシリンダーヘッドガード。

では本題の作業を開始です。メインである上側がプライマリー、下に隠れるようにある一方がセカンダリープラグです。ちなみにツインスパークとは排ガスをクリーンにするための環境性能であり、ツインスパークだからパワーがあるとかではありません。

まず黒い樹脂製のカバーを外しましょう。このカバーは「エイやっ」と手で引っ張るだけで外れます。

ダイレクトイグニッションコイルとプラグコードの様子。作業前の様子をよく確認しておきましょう。

ダイレクトイグニッションコイルから配線を外します。このコネクターは小さな棒で爪を少しだけ起こして引き抜きます。無理に線を引っ張らないようコネクターごと引き抜くのがコツです。




ダイレクトイグニッションコイルのリムーバーを装着します。上から被せるのではなく横からスライドして入れる感じです。

リムーバーの穴にドライバーを入れて引き抜きます。コイルの先はラバー製でプラグ穴までの空間を密閉し防水性を保っています。引き抜く感触は「キュポン」という感じです。

外れたダイレクトイグニッションコイル。ここに汚れがあると防水性が落ちるので綺麗に清掃しておきましょう。

薄肉プラグレンチKTC製 B3A-16SPの出番です。

エクステンションを介してラチェットハンドルと接続して下さい。

ではプラグを緩めます。

古いプラグが外れました。今回使用したプラグレンチ KTC製のB3A-16SPはマグネット内蔵なので外しやすいですね。

外したプラグの焼け具合でエンジンの調子が分かる…とは昔の話かもしれませんが、一応は目視でチェックしましょう。

電極を新品と比較してみました。マイナスは2極あるのでまだまだイケそうですが、プラス側は摩耗しているのが分かります。ちなみにBMWが推奨するR1200GSのスパークプラグの交換時期は40000㎞毎です。これで3万ちょい使ったので、どうやら本当に4万使っても問題ないようです。R1200GSは経済的ですね~

では新品のプラグを取り付けましょう。ここから先の作業は相手がシリンダーヘッドであることを肝に命じましょう。万一、何らかの作業ミスでシリンダーヘッドのネジ山にダメージを与えたら…後悔しきれない結末が待っていますので慎重に!!!

まず最初は手締めが基本です。プラグレンチ+エクステンションの状態で新品プラグを先端にのせて、この状態で手で回していきます。

クルクルとスムーズに入っていくのを確認しながら手で回していきます。ちなみにプラグのネジ山にスレッドコンパウンドを塗布する場合もありますが、大手プラグメーカーであるNGKのホームページではスレッドコンパウンドの塗布は推奨していなかったので、私は何もネジ山に塗りません。

手で回らないところまで締めたらデジラチェまたはトルクレンチで本締めします。BMW指定の締結トルクは20N・mです。しくじらないよう慎重に!




ダイレクトイグニッションコイルを差し込みます。奥まで入れてプラグの端子に接続されると「コクッ」という感触が伝わってくるはずです。

もしプラグの端子に正しく接続されていない場合は、コイルを指で揺らしてみてグラグラするはずです。正しく先端まで接続されるよう確実に作業しましょう。

コイルに配線のコネクターを装着します。

奥まで正しく入ったかよく確認しましょう。

黒いカバーは手で押し込むか軽くたたくと「パコッ」っとはまります。ここまででプライマリー側の作業は完了です。

すいません、画像を貼りすぎて容量が苦しいのでセカンダリー側の交換作業は次回に続きます!!

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私が空冷R1200GSを乗り続ける理由☆しかしNorden901はカッコいい

究極のツーリング写真 touring-photography.com読者の皆さま、秋のツーリングと初冬の風景を楽しまれていますか?

ところでつい先日に古い友人と久しぶりに会ったら、私のR1200GSを見て「まだこのバイクに乗っているんだ!」と驚かれました。考えてみるとその友人と最後にツーリングしたのは、私が新車でR1200GSを購入したばかりの2008年の頃でした。

もう11年も前なのに今でもR1200GSに乗って津々浦々のバイク旅を楽しんでいる自分。しかも2014年にはディーラーで売れ残っていた最後の空冷R1200GSのアドベンチャーを購入し、空冷GSを2台体制にするという変態っぷり。ここ、一番不思議がられるポイントでして何故にR1200GSとR1200GS-ADVENTUREの両方を所有してるのか?実際に2台を乗り比べてみると両者は別物であると力説しても、多くの人は理解不能のようです。

今回はそんな私の愛する空冷のR1200GSについて久しぶりにその魅力を語ってみたいと思います。

…とその前にこんなトピックを!

ハスクバーナ Norden901

EICMA(ミラノモーターサイクルショー)2019でハスクバーナから新たなコンセプトモデルとしてアドベンチャーバイクが発表されたようです。その名もハスクバーナ ノーデン901  カッコいいですよね。

既に発売されているビットピレン401といい、最近のハスクバーナのキスカデザインがいちいち私のハートに刺さります。丸目単眼のアドベンチャーという意味ではVスト250などと同じですが細部のデザインの洗練さが流石はヨーロッパデザインといったところですね。ちなみにスズキはEICMAでかつてのDR800を連想する角目ライトのV-STROM1050を出展したようです。




このノーデン901、排気量は889.5㏄との事で恐らくKTM DUKE890と同じエンジンと思われますが、いったいどんな走りをするのでしょう。直線と面を組み合わせたようなフォルムはかつてのKTM990ADVを連想しますが、やはりフロント21インチのラリーテイストはカッコいいですね。しかしハスクバーナはこのNorden901をアドベンチャーバイクとは位置付けていないようですね。

off1.jpさんより  フロント21インチ ノーデン901 このタイヤはスコーピオンラリーかな。

個人的に最もハマったポイントは、ちょっと懐かしい印象のディスクブレーキカバーとフォークのカバーです。この部分のボリューム感が車体全体の雰囲気とよくマッチしているように感じます。むかしビッグオフ(死語)といえばディスクブレーキカバーは当たり前の装備だったのですけどね。

これは・・・?純正TFT(?)の上にIphoneを装着すれば、専用アプリでラリーマップになる?という事でしょうか。よく分かりませんがカッコいいのは確かです。

細部を見るほどコンセプトモデルと言うよりは、いつでも市販できる状態という印象でしたが気になるお値段はどうでしょうね。写真ではミラーがありませんが、これにナポレオンGSミラーを装着したら似合うだろうな…。

さてハスクバーナNorden901の話題はこのくらいにして、私がなぜBMW空冷R1200GSにこだわって乗り続けているのか?という本題に入ってみたいと思います。

2008年式 空冷SOHCヘッドのR1200GS 中期型モデル

もし誰かにR1200GSってどんなバイク?と聞かれれば簡単に答えるのであれば「とにかく乗りやすいバイク」の一言に尽きます。乗りやすいが一番速い、乗りやすいが一番安全、乗りやすいが一番楽しい…バイクにとって「乗りやすい」は正義ですが、一方で乗りやすいだけでは面白くない、というのも確かに理解できます。ではR1200GSは面白くないバイクでしょうか?

その答えはバイクの使い方によって変わってきます。私はかつてバイクを峠やサーキットで走らせたり、マフラーやらサスペンションを交換してカスタムにハマったり、林道走行にハマったり・・・30年のバイクキャリアの中で私なりに経験を積んできましたが、いま一言でバイクの魅力は?と言うとずばりツーリングです。




R1200GSはツーリングの本質的な魅力を体験するのに理想的なバイクだと思います。このバイクの乗り味としての印象は大きくて軽い、そして走り出すと小さくなって速い、です。なかなか大きくて軽い乗り物ってないですよね。R1200GSはスペックとしての車重は特別軽いという訳ではありませんが、実際に取り回したり走らせてみると体感的にとても軽くて初めて乗る人は驚きます。

コーナーは特別なモーションは不要でどこからでもバンクを開始する謎の動きをします。この辺はライディングテクニックに覚えのある方ほど違和感を感じると思いますが、サーキットを走るようなシーンでは良さはなかなか見えてきませんが、ツーリング先でのスポーツ性という意味でとても良く出来ています。とにかく良く曲がり操る楽しさを体感できるのです。

BMWのアイコンとも言える左右に突き出たボクサーツインエンジンはそれだけでマニアックですが、横の鼓動とシャフトドライブのジャイロ効果も相まって、すこぶる安定感を生み出しロングライドを支えてくれます。飛行機のエンジンを連想する空冷ボクサーは趣あるローテクな印象ですが、それを最新のデバイスで制御している妙が空冷R1200GSの魅力だと思います。

テレレバーやパラレバーをはじめとする独創的な機構については話が飛躍するので割愛しますが、エンジンの特性、車体の動き、サスペンションや装備などすべてにおいてツーリングにおけるスポーツ性を考えて作られている、そんな印象を受けるのが空冷R1200GSです。

オフロードについては日本の林道ではなかなか良さを発揮できる広大なステージがありませんが、狭い林道を巨体で入っていく楽しさはスリリングであり刺激的です。

日帰りツーリングでもロングでキャンプツーリングでも、何でも平然とこなしてしまう万能さ。万能というと面白くないバイクみたいですが、そのラインがとてもハイレベルな位置にあるのがR1200GSというバイクです。ライダーのスタミナを無駄に削らない寛容さはツーリング先で何しよう?という余裕も与えてくれます。私の場合は言うまでもありませんが写真活動です。




バイクが好き、ツーリングが好き、走りが好き…こういったバイクの本質的な魅力を味わい尽くしたい、そんな人にぴったりなバイクがR1200GSだと思います。ハイテクデバイスやパフォーマンスの面でさらに上が欲しい人は現行の水冷ヘッドモデルが良いかもしれませんが、やはり私のお勧めは空冷モデルのR1200GSです。

高い車高とアップライトなポジションから眺める景色は格別ですし、楽しいコーナーがあればスポーティーに走りを楽しめる。長距離もキャンプも楽しい。なかなかツーリング性能をこんな風に具現化したバイクは他にないと思います。

いま空冷モデルのR1200GSは中古車相場がこなれてきましたし、中古パーツも豊富に流通して維持しやすいBMWと言えます。メンテナンス性も良いので維持費もそれほどかかりません。気になっている方はいかがですか?

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R1200GSブレーキフルード交換方法 リアブレーキオイル編

前回より空冷モデルのR1200GS(中期、後期モデル)のブレーキオイル交換方法を解説しております。前回まではフロントのブレーキフルード交換方法で今回はその続きのリアブレーキフルード交換方法でございます。

準備すべき工具やブレーキフードについては前回の記事をご参照ください。

まずR1200GSのシートが邪魔なので外してしまいましょう。そしてブレーキフルードタンクの位置を確認します。

大まかな手順はフロントの時と同じです。ブレーキレバーを握って古いオイルを排出しましたが、それがブレーキペダルになるだけです。リアブレーキはシングルディスクですので、手間としてはフロントより楽です。

まずブレーキフルードタンクのキャップを外します。こちらも私のR1200GSはDMVのアルマイトキャップなので左に回せば外せますが、純正のタンクキャップは緩み止めの爪があるので、爪を起こしながら回してください。

続いてダイヤフラムの中蓋を外します。フロントの時と同じですね。ブレーキフルードをたらさないよう注意です。




ブレーキフルードタンク内の古いフルードをスポイトで抜き取って用意したペットボトルに捨てます。タンク内に汚れがある場合はウエスで綺麗に拭きとっておきます(そのウエスで他の場所を拭かないように!)。

新しいブレーキフルードをMAXのラインまで入れます。

古いブレーキフルードを排出するキャリパーのニップルを確認してみましょう。この矢印の位置です。まずはフロントの時と同様にゴムのキャップを外します。

8mmのメガネレンチをかけてホースをしっかり差し込みます。

ホースのもう一方はペットボトルへ




ブレーキペダルを3回ほど繰り返し押し下げ、押し下げた状態のまま…

キャリパーのニップルを緩めます。するとペダルは吸い込まれるように下がりますので、ペダルを押し下げたままの状態でニップルを締める。

これを3~4回ほど繰り返すとブレーキフルードタンク内の油面が下がってきますので、新たなブレーキフルードを補充しながら作業をすすめていきます。

最初のうちはこのように茶色っぽいブレーキフルードが排出されますが…

なんどか排出しているうちにブレーキフルードの色はこのように綺麗になります。これを確認したらライン内やキャリパー内にも十分に新しいブレーキフルードが行き渡ったと判断できますので終了です。

ニップルをしっかりと締めてゴムキャップをかぶせます。

ブレーキフルードはタンクのMAXの位置まで補充します。




ダイヤフラムの中蓋とキャップをしっかり取り付けて作業完了です。

最後にペダルを操作してペダルの感触に異常がないか確認しましょう。作業前よりもカッチリとしたタッチになっていると思います。

ブレーキフルードは吸湿性があるので余ったブレーキフルードはキャップをしっかり締めておきます。

ブレーキの整備は命に関わる重要な整備なので自信のない方はプロにお任せした方がいいかもしれません。しかし今回の解説でお分かり頂けたように作業自体はとても簡単で揃えるべき工具も8mmのレンチだけです。

最新のBMWというと整備性が悪いようなイメージがあるかもしれませんが、空冷R1200GSに限っては多くのポイントで整備性は良好です。ディーラーでプロの手にお任せするのも良いですが、R1200GSの維持費を少しでも負担を減らしたい…という方は出来ることは自分で整備してみましょう。

空冷R1200GSのブレーキフルード交換方法でした!!

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R1200GSブレーキオイル交換方法 フロントブレーキフルード交換方法

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、今回はツーリング写真解説はお休みさせていただいて、R1200GS(空冷モデル)のメンテナンス情報をいってみたいと思います。

いままでオイル交換やバッテリー交換などユーザーレベルの初歩的なメンテナンスを解説してきましたが、今回は命に関わるブレーキの整備【ブレーキフルード交換】ですので慎重かつ確実に、自信の無い方はプロにお任せしましょうね。

といってもブレーキフルード(ブレーキオイル)の交換方法は中期型以降の空冷R1200GSはとても簡単です。普通のディスクブレーキのバイクと手順は全く同じです。R1200GSの前期型(2004~2007年モデル)のサーボアシスト付きABS(インテグラルABS1)の場合は手順が全く異なるので、この解説は参考にしないで下さい。中期型、後期型(前期2007年の末期に存在したサーボアシスト無しモデルも?)のR1200GSの作業手順となります。

まず交換手順の解説の前に日常的な点検方法ですが、マスターシリンダーにあるフルードタンクで確認をします。ブレーキフルードが劣化すると透明度がなく茶色っぽくなります。またブレーキパッドの摩耗と平行して油面も下に下がってきます。タンクにはMINとMAXの表示があるので2つの線の間に油面がきていることを確認します。R1200GSの場合、フロントのMAXレベルは蓋の部分に隠れています。

ディーラーでの交換推奨時期は2年に1度くらいだったと記憶しますが、簡単な作業ですので1年に一度くらいやった方がいいと思います。

まず最初に揃えるものからご紹介します。交換する新たなブレーキフルードは今回はカストロール ブレーキフルードDOT4を使用しました。500ml缶でネット通販で1500円前後で購入できます。私がお世話になっているBMWモトラッドディーラーもこれと同じフルードを使っています。

それと8mmのメガネレンチ、透明ホース(内径6Φ 外径9Φ 写真のものはキジマ製)、スポイト、ペットボトル(炭酸飲料用)、その他ウエスなどあればOKです。

では、作業開始。ブレーキフルードの交換作業はセンタースタンド(メインスタンド)をかけて行います。




まずタンクのキャップを外します。私のR1200GSはDMV製のアルマイトのキャップを使用していて左に回せば外れますが、純正は緩み防止の爪があるのでマイナスドライバーで爪を押しながら緩めます。

次にダイヤフラムを外します。このダイアフラムはブレーキフルードが空気に触れないよう密閉を保つ中蓋のような役割をします。ブレーキパッドが摩耗してブレーキフルードの油面が下がってくると、ダイヤフラムが下に延びていきます。もしダイヤフラムが伸びていた場合は作業後に取り付ける際に元の形に戻して取り付けます。

ここから先の作業はブレーキフルードをこぼしたり、車体の塗装面などにたらしたりしないよう細心の注意を払いましょう。ブレーキフルードは塗装面を傷めることがあるからです。

タンク内のブレーキフルードの様子。経年で黄ばんでいます。

今回、ご紹介するブレーキフルードの交換方法は面倒なエア抜き作業をしないで済む確実な方法をご紹介します。本来、プロの作業ですとマスターシリンダー、ブレーキライン内のフルードは全て抜き取ってから交換しますが、ラインのエア抜きは大変なのでエアをかまさず上から新しいフルードを入れながら古いフルードを下から抜く手順で行います。

まずはタンク内の古いブレーキフルードをスポイトを使って抜き取り、タンク内をウエスで綺麗に清掃します。

そして新しいブレーキフルードをタンク内のMAXのラインまで入れます。




次にキャリパーのニップルの位置を確認してみましょう。写真で指で差し示している場所です。まずゴムのキャップを外して下さい。ここから古いブレーキフルードを排出させますが、手順としては左側のキャリパーを先にやり、次に右キャリパーです。

ニップルの六角に8mmメガネレンチをかけます。

ニップルにチューブを差し込みます。作業中に抜けないようしっかり入れます。もし奥まで入れるとレンチが邪魔になってしまう場合はメガネレンチではなくスパナ側を使用するとチューブが奥まで入ると思います。

チューブの一方はペットボトルへ。作業中にペットボトルを倒さないように気を付けましょう。

ブレーキレバーを3回ほど繰り返し握り、そして握ったままの状態で…

キャリパーのニップルを緩めます。するとチューブからこのようにブレーキフルードが出てくると共に、ブレーキレバーはグリップに届くまでストロークします。

ブレーキレバーをそのまま握った状態でニップルを締める。そしてブレーキレバーを離すとタンク内の新しいフルードがラインへ入っていきます。

これを何度か繰り返し行うことでチューブから出てくるフルードが最初は汚れていたものが、透明度のある綺麗なフルードが出てくるようになります。綺麗なフルードが出てくるのを確認したらチューブを外してニップルを本締めしキャップを被せます。




この作業3~4回でタンク内のブレーキフルードがだいぶ少なくなるので、忘れないよう新しいブレーキフルードを補充しながら作業を進めて下さい。

左右のキャリパーから古いフルードを抜く作業を済ませたら…

タンク内に新しいブレーキフルードをMAXのラインに合わせて補充します。R1200GSの場合、MAXのラインはこのようにキャップのネジ山の部分です。

ダイヤフラムの形を整えて中蓋を被せます。念のためブレーキフルードが溢れてこないようにウエスを巻いておきましょう。

キャップをしっかり締めて作業終了です。ブレーキフルードは吸湿性があるのでしっかり締めましょう。最後にレバーを握ってみてフィールに異常がないか確認をします。作業をする以前よりもカッチリとしたブレーキタッチになっていると思います。

次にリアですが、長くなってしまったので次回の投稿でご紹介いたします!

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キャンプツーリング用の防水バッグを買い替えてみました

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、今回はお役立ち情報としてキャンプツーリングに使用するツーリングギアのことを書いてみたいと思います。

以前にも書きましたが私の前職はツーリング用品を手掛けるメーカーでした。そこで製品の企画開発やテストをしておりました。ライダーのあらゆるニーズに応えるために新製品のアイデアを練ったり、信頼性の高いツーリングバッグや小物などの開発をしていたのですが、今になって振り返ると本当に良い経験でした。

そんな経験を元に自分がツーリングやキャンプで使うギアは素材や構造、耐久性なども含め、専門的な知識でみて選ぶようにしております。

さて、つい先日ですが愛用していたキャンプツーリング用の防水バッグを買い替えてみました。リアシート上に積載するPVC製などの防水シートバッグです。今回はその買い替えたバッグについてと、キャンプツーリングで最適なバッグの事について書いてみたいと思います。




これが従来愛用していたシート上に積載する防水バッグ、オルトリーブ製ですがTOURTECHとのコラボモデルでDAKARラックパックという製品です。オルトリーブはどちらかと言うと自転車用品のイメージが強いですが、オートバイツーリングでも最適な防水バッグをラインナップしています。

オルトリーブの製品名ではRACK-PACKという名前でS、M、L、XLの4サイズで展開しており、PD620という恐らくPVCを繊維で強化した防水素材で出来ています。生地の接合は縫製にテープシームではなくウェルダー溶着という超音波による高強度な接合で非常に強度が高く信頼できます。

このオルトリーブのラックパック、今までXLサイズで不自由なく愛用してきましたが、最近になってキャンプギアを軽装化したため大きすぎるな…と感じるようになりました。そこでTOURTECHのコラボではありませんが、通常ラインのオルトリーブ ラックパックのLサイズに買い替えてみました。

手前が今回新たに購入したオルトリーブ ラックパックのLサイズ。カラーはオリーブにしてみました。この写真、遠近法の関係で大きさに大差はないように見えますが別の角度で撮ってみますと…

左:ツアラテック×オルトリーブXL 右:オルトリーブラックパックL

はい、こんなに大きさが違います。XLが89LでLが49L。…ずいぶん差がありますね。ダカールラックパックの方は追加でベルトが通せるパッチと、ハンドルが通常のダッフルバッグと同様のタイプ。オルトリーブラックパックは余計な物は一切なくホースのような黒い大き目のハンドルが装着されています。

オルトリーブに唯一、注文を付けたいポイントはサイズ展開なのですが、60Lくらいが丁度良いというユーザーは多いと思うのですけど…その肝心なサイズが有りません…。

しかしR1200GSアドベンチャーでキャンプツーリングをする私にとって、キャンプ道具の主要たるギアは全て左右のアルミサイドケースに収容し、シート上の防水バッグはシェラフ、着替えなどの重さのない荷物を収容しています。ボリュームも大したことはないので49Lでも十分です。

リアシート上に積載するキャンプツーリング用の防水バッグはバイク用品メーカー勤務時代に手掛けてきましたが、過酷なバイクツーリング用として選ぶときの幾つかのポイントがあります。

まず当たり前のことですが最重要視したいポイントは絶対的な防水性能です。次に生地や接合部の耐久性、機能と価格のバランス…といった具合です。

防水バッグの難しいところは内部の荷物を出し入れする開口部の構造です。ややこしい構造だと防水性能が高くても荷物の出し入れがしにくかったりします。ここでズバリ、お勧めの方式はオルトリーブラックパックのようにロールクロージャーと呼ばれている口を3回ほどクルクル巻いてバックルで固定する構造のものです。

オルトリーブ ラックパックのロールクロージャー開口部

これは防水性能として間違いない構造と言えます。ロールクロージャー方式の他には一般的なバッグと同様にファスナー構造の物もありますが、ファスナーは使いやすい反面、必ずしも信頼できる防水性能ではないので気を付けましょう。

YKK社のコンシールといった一見すると防水ファスナーという製品は、スキーウェアーのファスナー等なら使用に耐えられますが、過酷な雨天走行を想定したバイク用防水バッグとしては役不足だと思います。




これは私がオルトリーブラックパックを使う以前に愛用していたBMW純正アクセサリーのBMWラゲッジロール2という製品で開口部はTIZIPという強固な防水ファスナーです。これは実際に使ってみて浸水するような事はありませんでしたが、ファスナー開閉が非常に重く定期的にシリコンを塗らなければいけない手間のかかるヤツでした。

ちなみに私がメーカー開発時代に、このTIZIPは素晴らしく良いな、と思ったので自社の製品に取り入れてみようと思ったのですが、部品単価が通常のファスナーの30倍くらいの値段で断念した記憶があります。

これはF650GSダカールに乗っていた頃でずいぶん古い写真です。この頃、私はまだバイク用品メーカーに就職する以前でキャンプツーリングも経験が浅かった時代です。リアシート上に積載しているバッグはTHE NORTH FACEのベースキャンプダッフル(以下BCダッフル)です。このバッグは現在でも売られている同ブランドの稼ぎ頭商品ですが、これからキャンプツーリング用に防水バッグを買おうかな?と思われている方は注意!です。

こういったカジュアルなイメージのブランドは必ずしもバイクツーリングのような過酷な条件下での使用に耐えられるとは限りません。THE NORTH FACEのBCダッフルは一見してリアシート上に積載するキャンプツーリング用バッグとして適しているように見えますし、メーカーの公式でも【防水バッグ】と堂々と言い切っています。

しかしBCダッフルは大きなメイン開口部のファスナーはチェーンピッチの広いごく普通のダブルファスナーで、その上にフラップが屋根のように覆っているだけの構造です。外に置いておくだけの環境で小雨程度であれば内部に浸水しないかもしれませんが、このバッグをバイクに載せて雨天走行すると悲惨な結末が待っています。

ファスナー部だけでなくバッグ自体の構造もミシン縫製であり、シームテープ等の防水処理もありません。ミシン穴は新品時は生地がしまっているので水は入りにくいですが、しばらく使用すると少しずつ穴が広がり浸水しやすくなります。

THE NORTH FACEに限らずグレゴリー、チャムス、パタゴニア、アウトドアなどなど…アウトドアファッションのイメージがあるブランドは、果たして本当にヘビーデューティー使用に耐えられる製品であるのか?慎重に選ぶ必要があります。中にはブランドの本国にはそのような製品は存在せず、輸入販売の権利のある国内の企業がプロダクトしChinaで製造した完全なアーバンアイテムも存在します。

もちろんこれらのブランドが悪いという意味ではありません。例えばTHE NORTH FACEでもロールクロージャーの防水バッグは製品化されています。一見アウトドアなストリートアイテムを安易に選ばないよう気を付けましょう、という意味です。




それともう1つはキャンプツーリングの定番アイテムと言えるTANAXのmotoFizz キャンピングシートバッグ2です。「2」とつくからには、かつて1が存在していましたが初代キャンピングシートバッグは車体への固定ベルトが現行よりもワンサイズ細く、メインフラップ下にある食材を収納する巾着などが無かっただけで、基本的な構造は現在と変わりません。実に20年近いロングセラー商品ですね。

バイク専用設計でシートフレームや荷掛けフックへ固定できるベルト構造など、とても良く出来ていて北海道なんか行くと3台に1台はこのバッグを使用しているイメージです。

しかしキャンピングシートバッグ2の最大の弱点は防水バッグではないことです。雨天時は付属のレインカバーを使用するのですが、このカバーは雨傘などに使われているシャンブレー生地のナイロンで、耐久性が低く高速道路走行での走行風でバタつくと容易に生地が解れてボロボロになってしまいます。もしこの付属レインカバーでいく場合は生地の裁断面をライター等で熱して溶かし、ほつれ防止処理をすることと、バッグ本体との擦れを低減する目的で裏返しで装着するのがお勧めです。しかし絶対に濡らしたくないシェラフ、着替えなどは別途ビニール袋に入れておいた方が安心です。

車体に固定するベルトもバックルが破損することを想定して予備を1本携行しましょう。品番はMP-123です。

・キャンプツーリングに理想的な防水バッグとは?

私が個人的にたどりついたキャンプツーリング用の理想的な防水バッグとは…?それは最初にご紹介したオルトリーブ ラックパックのようなシンプルなダッフルタイプです。素材はPVC、ターポリン、TPUのような強固なビニール生地をミシン縫製ではなくウェルダー溶着加工で製造されたものです。メイン開口部はファスナーではなくロールクロージャーでどんな強い雨を長時間走行しても内部に浸水しないバッグです。

そしてエア抜きバルブだのDリングだのといった余計な部品はなるべく少なく、シンプルなものが良いです。部品を付けるとその部分の溶着でいつかピンホールが発生して浸水したり、何かに部品をひっかけてバッグ自体を破いてしまう場合があるからです。エア抜きバルブは便利なように感じますがロールクロージャーを1回ほど巻いた位置で内部の空気を押し出してやれば空気は簡単に抜けるものです。

エアバルブなど一見して機能的に思えるが何かにひっかけて生地にダメージを与えてしまう。

ロールクロージャーのダッフルに荷物を入れてしまうと、ツーリング途中で内部の物を取り出したい時に、やや出しづらくて不便かもしれません。ここはツーリング中に使うであろう小物などは事前にタンクバッグかボディバッグに入れて、シート上に積載する防水バッグはキャンプ場に到着するまでは開梱しないという前提でパッキングしてみましょう。

何より避けたいのは次の事。雨の中を走りぬいてキャンプ場に辿りついた…荷物を開けたらバッグ内が水タンクのようになっていて、寝袋も着替えもグショ濡れだった…という事態です。何を隠そう15年以上前に私が北海道ツーリングでやってしまった実体験なのですけどね。それ以降はTHE NORTH FACEのBCダッフルにレインカバーをかけてキャンプツーリングに出かけるようにしましたが、そもそもカバーは面倒なので別の防水バッグに買い替えました。

最後に誤解のないよう付け加えておきますが私はTHE NORTH FACEやグレゴリーも大好きでファッションアイテムとして愛用しております。

今回はこの辺で!!

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R1200GSアドベンチャーのエアクリーナー交換方法 エアフィルター

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、前回に続きましてR1200GS-ADVのお役立ち情報としてメンテナンス作業手順をご紹介しております。

前回のR1200GSエアフィルター交換方法に続いて今回はR1200GS-ADVENTUREのエアフィルター交換方法でございます。といっても交換方法はほぼ同じなのですが、外装部品の外し方が少し異なりますので、念のために別記事としました。

※前回の投稿と内容が重複してしまいますが、この投稿を単体で見つけられた方の為に最初から書いておきます。

エアクリーナーはバイクの吸気部分に設けられた空気中のゴミやチリを取り除いてもらうためのフィルターです。バイクはマフラーから排出される排ガスと同じくらいの圧で空気を吸い込んでいる訳ですから、これがないとエンジン内部にゴミやチリを吸い込んでしまいます。

ディーラーでの交換推奨スパンは確か15000㎞毎または2年だったと思います。しかしエアクリーナーの汚れ具合は使い方によってかなり差がでます。空気の汚れている街中や工業地帯の走行が多い人はすぐに汚れますし、私のように山奥や田舎道の走行が多ければそれほど汚れません。

R1200GSの場合、他のBMW車と比較してもエアクリーナーの交換方法は容易で、普通のオートバイと何も変わりません。強いて言えば外装部品を固定しているボルト類が六角ではなくトルクスが使われているくらいです。

とても簡単ですし外装の一部を外して中の様子を見ることはオーナーとして決して悪いことではないと思います。

では早速、作業手順を書いてみたいとおもいますが、その前に交換用のフィルターの入手方法を…。

ネット通販で容易に入手できます。上の安い方が乾式で下が湿式です。純正と同じ乾式のフィルターは1回きりしか使用できませんが2000円前後と安いです。対してK&Nタイプの湿式フィルターは清掃して繰り返し使用できますが7000~8000円とお高いです。どちらでも良いと思いますが湿式は清掃できると言っても乾かしてから車体に装着する手間があるので私は乾式を使っています。




用意すべき工具はたった1つ。トルクスのT25です。車体のガソリンタンク右側の外装部品を外して交換作業を行います。

まず最初にシートを外してこの黒い樹脂カバーを外します。

固定ボルト1本を外したらあとはこの写真のように黒いゴム部品へ突起が刺さっている構造なので、エイっと引っ張ってやれば外れます。この突起がゴム穴に刺さっている構造は後でエア取り入れ口を着脱する際にも出てきます。

次にこの部分のボルトを外します。

先ほど外したボルトの裏にこのように隠れたボルトがあるので、カバーの隙間からこれを外してやります。

次に下側のボルトも外します。

するとアルミ製(ボディカラーによっては樹脂製?)のタンクのサイドカバーは簡単に外れます。

次に象の鼻のようなエアの取り入れ口を外します。矢印の2か所に樹脂製のクリップのような部品があるので、これを手で引き抜きます。

クリップはただ引っ張るだけでは抜けません。先端の形状をよく見て押しつぶして引き抜いてください。




象の鼻のようなエア取り入れ部を右後方に引き抜くようにして外します。ここでもカバーの時と同様に突起がゴム穴に刺さっている構造です。真横ではなく斜め後方に引き抜くのがポイントです。

汚れたエアクリーナーが姿を現しました。これで2万キロほど使用しました。それほど汚れていないように見えますが真っ黒になる前に交換するのが大事です。エアクリーナーの前に見えるのがABSコントロールユニットです。

古いエアクリーナーを取り出します。

新品との比較。車やバイクの構造は人体に例えられることがありますが、エアクリーナーを人体に例えると鼻毛だそうです。

新品のエアフィルターをR1200GSに装着します。少し狭くて入れにくいですが角を少し曲げてやるなど工夫して丁寧に装着してください。

象の鼻のようなエア取り入れ口を装着します。

突起部分がゴム穴に奥まで入るようしっかり入れて下さい。

外す時に引き抜いたクリップ2か所を差し込みます。




カバーを外したついでに普段は掃除できない部分を綺麗に掃除しておきましょう。

タンクの右サイドパネルを外した時の逆手順で装着します。

最後にここを締めて…

黒いサイドカバーを装着したら作業完了です!!

作業時間はゆっくりやっても15分もかからないと思います。トルクスT25(車載工具にもあったかな…)1本で簡単にできるので、ぜひ挑戦してみてくださいね。

今回はこの辺で!!

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R1200GSエアクリーナー交換方法 エアフィルター交換方法

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、今回はツーリング写真解説はお休みしてBMW R1200GS(空冷モデル)のメンテナンス情報をアップしてみたいと思います。

当ブログでは写真解説について字数が多くなることを覚悟で詳細に解説しておりますが、その解説方法と同様に字数が増えてもいいのでメンテに自身のない人でも出来るように超詳細に作業手順を記載しております。

過去のR1200GSメンテナンス方法の記事はこちら

R1200GS エンジンオイル交換方法

R1200GS ミッションオイル交換方法

R1200GS リアブレーキパッド交換方法

R1200GS バッテリー交換方法




さて今回はR1200GS(ADVではない方)のエアフィルターの交換方法をいってみたいと思います。

エアクリーナーはバイクの吸気部分に設けられた空気中のゴミやチリを取り除いてもらうためのフィルターです。バイクはマフラーから排出される排ガスと同じくらいの圧で空気を吸い込んでいる訳ですから、これがないとエンジン内部にゴミやチリを吸い込んでしまいます。

ディーラーでの交換推奨スパンは確か15000㎞毎または2年だったと思います。しかしエアクリーナーの汚れ具合は使い方によってかなり差がでます。空気の汚れている街中や工業地帯の走行が多い人はすぐに汚れますし、私のように山奥や田舎道の走行が多ければそれほど汚れません。

R1200GSの場合、他のBMW車と比較してもエアクリーナーの交換方法は容易で、普通のオートバイと何も変わりません。強いて言えば外装部品を固定しているボルト類が六角ではなくトルクスが使われているくらいです。

とても簡単ですし外装の一部を外して中の様子を見ることはオーナーとして決して悪いことではないと思います。

では早速、作業手順を書いてみたいとおもいますが、その前に交換用のフィルターの入手方法を…。

ネット通販で容易に入手できます。純正と同じく乾式のフィルターは1回きりしか使用できませんが2000円前後と安いです。対してK&Nタイプの湿式フィルターは清掃して繰り返し使用できますが7000~8000円とお高いです。どちらでも良いと思いますが湿式は清掃できると言っても乾かしてから車体に装着する手間があるので私は乾式を使っています。

用意すべき工具はたった1つ。トルクスのT25です。車体のタンク右側の外装部品を外して交換作業を行います。

まずシートを外してこの黒いカバーを外します。このカバーはネジ等で固定されているものではありません。手で引っ張れば外れます。

まず最初に黒いステンレスカバーの付いたカバーを先に外します。ここのボルトと…

…ここのボルトを外します。あとは引っ張れば外れます。

カバーはこのようなゴム製の穴に…

このような突起が刺さっているだけです。えいっと引っ張ってください。この後の作業にも同じようなものが出てきます。




次にタンクサイドパネルのこの部分を外します。T25のボルト2本を外すと容易に外せます。

ここまでの作業でこんな感じです。中央に黒い樹脂部品で象の鼻みたいなのが有りますが、これが空気の取り入れ口です。この先にエアフィルターがあります。

象の鼻の付け根にあるクリップのような固定具を引き抜きます。

上限で2か所あります。ただ引っ張るだけでは駄目で先端をよくみて、押しつぶしてから引き抜いてください。

象の鼻を右斜め後方に引き抜くように外してください。ここでも矢印の部分にゴムの穴に突起が刺さる構造の固定方法が存在しています。




象の鼻を外してやるとエアクリーナーが現れるので古いフィルターを取り外します。

左が新品で右が装着されたいたもの。私の場合、これで2万㎞以上は使用しました。

少し狭くて入れにくいですが新品のエアクリーナーを装着します。ちなみにこの状態でエアクリーナの前に見えているのがABSコントロールユニットです。

ここから先は今までの逆手順です。象の鼻を装着して2つのクリップをしっかりと差し込みます。

タンクサイドカウルとカバーをT25で元のように固定して作業終了です。ちなみにT25ボルトは1本だけ長さの違うものがあるので、間違えないように注意して下さい。

ほとんど同じなのですが次回はR1200GSアドベンチャーのエアクリーナー交換方法をご紹介いたします。

では!!

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大型バイクと小型バイク☆ハンターカブCT125の発表を受けて…

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、台風19号の被害は大丈夫でしたでしょうか?私の住む千葉県は当初の予想よりは影響が少なく、最も心配だった高潮も自宅周辺は被害ありませんでした。地球温暖化で海水温度が上昇し、かつて無かったような強力な台風が発生して甚大な災害となる。地球はいま、そんな環境になってしまったのだと実感しますね…。私たちにできることは何でも実行して子供たちの世代に自然豊かな地球と環境を渡したいものです。

さて今年のモーターショウでホンダ ハンターカブCT125がお披露目されるようで話題になっていますね。ハンターカブといえば1981年に登場した名車CT110がマニアの間で人気でしたよね。実はこのハンターカブ、以前はとても欲しくて買う気満々だったのですが、良い個体と予算が折り合いがつかず断念した経緯がありました。

その後、数年を経てホンダからクロスカブが発売され、ハンターカブのようだ!と話題になりましたが、私くらいの年代ですとホンダ特有のカジュアル過ぎるテイストがどうも入ってきませんでした(レッグシールドの無い現行型はかっこいいですが)。




そして以前もブログに書きましたがド・ストライクと言えるスーパーカブ、C125が登場して買おうかどうしようか…ずっと悩んでいました。そしてこのタイミングでクロスカブの名を冠したCT125の登場…

CT125 ハンターカブ

う~ん、いい。いいですね~旅の雰囲気がむんむんします。ホンダ特有のカジュアルテイストはあまり感じられず、全体に品があって「ハンターカブ」を名乗るのにふさわしいですね。特にクロスカブの時は見送られたアップマフラーとその遮熱板がいい味出しています。

C125と共通の125㏄エンジンに前後ディスクブレーキ、そしてブレースバーの付いたアップハンドルはスポーティーな走りと林道走行が期待できますね。

C125と違ってリアキャリアと燃料タンクも大型ですしキャンプツーリングにも良さそうです。リアキャリア内にエアクリーナーと吸気ダクトを設けているのは浸水時のシュノーケルとして機能するみたいですね。まるでクロカンをやるジムニーみたいです。いや…もしかしてホンダはジムニーの成功を受けてCT125の発売に踏み切ったのかな??

個人的には往年のCT110を彷彿させるスクエアーデザインのウインカーが良いですね。中身はLEDチップの4灯でしょうか。

カラーはC110の時と同じで赤だけなのでしょうかね。私の好みとしてはベージュかネイビーが欲しいです。あと気になるのは価格ですよね。C125の本体定価が約40万円なので、同じくらいか高いのか?またはC125はキャストホイールですが、CT125ハンターカブはスポークなので、逆に安いというのも考えられますね。




C125 のパールカデットグレー

C125は新色のパールカデットグレーもオシャレですよね。ツーリング写真をやる上でもコレは日本風景にマッチすると思います。しかしC125はCT125に比べて燃料タンクが小さいのでツーリング向けなのはCT125かもしれません。

ツーリング写真とスーパーカブ。いいですよね。R1200GSのような大型バイクですとチョットした小径に気軽に入ったり、狭い場所でUターンとかなかなか出来ないです。それに地域の人に何となく威圧的になってしまうのも大型バイクの欠点でもあります。

そう考えると小型バイクはツーリング写真を撮るという意味でもすごく良いですね。旅先での出会いや発見を、幹線道路から外れて集落や林道に入って探検、すごく面白そうです。しかし高速道路は乗れないので限られたスケジュールで遠くまでツーリングしたい時はやはりR1200GSのような大型バイクがいいですよね。

大型バイクと小型バイクの2台持ちが理想的なのかもしれません。




あっ…ツーリング写真解説がありませんでしたね…え~っと、SNSやブログで「タイヤを交換したよー」という写真を撮るときに…

こうやって撮るよりも…

こうやって撮った方がカッコイイですよ!

それだけ・・・

以上!!!

今回はこの辺で!

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シンコーE705のコスパと評価、持続などについて

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、秋のツーリングシーズンですがバイクのメンテの方は万全でしょうか?タイヤの残溝は大丈夫ですか?摩耗したタイヤでうっかりロングツーリングなど出かけると、後で危険な目に合いますのでタイヤの点検は小まめに行いましょう。

さて以前に私の愛車R1200GS-ADVENTUREにシンコーというメーカーのタイヤを装着しました…という記事を書きました。

謎のON&トレールタイヤ シンコー E705

そのシンコーE705の摩耗持続性の評価が出ましたのでその結果と、R1200GSのリアホイールの着脱方法も一緒にご説明したいと思います。

シンコー E705

この写真は最初に装着した2018年7月のものです。あれから14か月。2回の北海道ツーリング(内、東北自動車道を自走が2回)をして摩耗した現在は…

およそ13000km走ってみて…

リアは中央部分でおよそ2分山。あと1000kmも走ればスリップサインが出そうです。

対してフロントの方はなんと7分山くらいはありそうです。これで前後交換では何だか勿体ないですよね。




そこでリアだけ再びシンコーE705を購入して交換することにしました。2019年9月現在でシンコーE705リア用150/70/17 M/C 69Qのネット上での最安値は6850円!!驚異の安さですね。シンコーE705は同サイズで150/70R/17 69Hというスピードレンジの高い物がラインナップしていますがQが160km/hでHが210km/hです。日本の道路で普通にツーリングするならQの方で全然大丈夫ですね。

早速シンコーE705のリアだけをネットで購入して自分で交換作業をしてみることにしました。これより先はR1200GSのリアホイールの着脱手順について詳細に解説してみたいと思います。

まず準備するものはロングスピンナーハンドルとソケットレンチはトルクスのT50です。ロングスピンナーハンドルは380mmのものでSK11製で良ければAmazonで1600円くらいで購入できると思います。

それからR1200GSへホイールを装着する際のボルトの締め付けに使うトルクレンチです。20~110N・mくらいのレンジのプレセット型が良いと思います。高価なものと思ってしまいますがE-Valueというメーカーの物で3500円くらいで購入できます。

まず車体をセンタースタンド(メインスタンド)で立てて作業を開始します。リアだけの着脱作業でしたらジャッキは不要です。リアホイール無しでこのバイクは自立します。




ロングスピンナーにトルクスT50を装着し、ホイールを固定している5本のボルトを緩めていきます。

5本のボルトを外してしまえばリアホイールは簡単に外すことができます。チェーン駆動で両持ちサスアームのオートバイに比べたら、劇的にメンテ性が良いと言える部分です。

普段手の届かない部分はこの機会にブレーキクリーナー等で綺麗に清掃しておきましょう。ちなみにこの状態でリアファイナルドライブオイルも交換します。ファイナルオイル交換はリアホイールを外す必要があるので面倒だ…という方がいますがリアホイールを外すのは超簡単なのです。

こんな感じでセンタースタンドのみで、リアホイール無しの状態で安定して立っていられます。

さて…今回は外したタイヤと購入した新品のE705を車に積んで友人の勤めるガソリンスタンドに持ち込むことにしました。

タイヤチェンジャーさえあれば作業は数分で終了です。このような専用のタイヤチェンジャーはガソリンスタンド、カー用品店、タイヤショップに大抵はあるものです。バイクのタイヤ交換はできません…という店は多いですがホイールを持ち込みであればOKのお店は意外とあります。

ただしホイールバランスはバイク用のアダプターが必要となるため、そのままではバランス取りができません。私は超高速走行はしないのでバランスは取りませんがバランスを取りたい方はアダプターも持参で行くと良いと思います。

着脱工賃と廃タイヤ処分料で1本で2500円くらいが相場でしょうか。




さて帰って組み替えてもらったホイールをR1200GSに装着します。まずはトルクレンチの設定をBMWが規定した60N・mに設定します。

まずは5本のボルトを手で締められるところまで締めて、その後にトルクレンチで締結します。締める順番は対角状に締めていくのがポイントです。トルクレンチは設定した強さに到達すると、レンチのヘッド部分から「カチン!!」という音と共に少し折れ曲がって知らせてくれます。

対角線状の順番で締める

くれぐれも締め忘れ、締めすぎ、緩すぎなどの作業ミスがないように入念にチェックしてください。走行中に外れたら命に関わる事故になりかねます…

書き忘れましたがトルクレンチの場合はT50ソケットとの間にエクステンションの装着が必要となります。

交換作業完了。ホイール着脱を自分でやってタイヤ屋さんに持ち込んで組み替えれば、シンコーE705であればリアだけで1万円以内で済んでしまいました。

ここからもう13000km持続すると考えると前1本、後ろ2本の計3本のタイヤで26000km持続するという計算ですね。E705の3本分が18000円くらいと計算すると驚異的なコスパと言えます。

それにE705は砂利ダートのトラクションも非常に安定感がありますし、空気圧を下げなくても荒れていないダートであればフロントが横に逃げるようなことも少ないです。舗装路はウェットでもブレーキ制動は良好ですしワインディングのグリップは驚きのグリップを発揮します。ブロックに比べてロードノイズも低いので私にとっては100点満点をあげたい理想的なタイヤです。

シンコーE705の持続とR1200GSのリアホイール着脱方法でした!!

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