玄人テクニック☆臨場感と「撮り方」を感じさせない写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、皆さまは写真のことについて書籍や写真教室などで勉強をされていますか?

私は写真教室や学校のようなところへ通った経験はありませんが、参考になる写真家さんの書籍ならいくつか読んでおります。こういった学ぶことって大切だと思います。写真や撮影機材に関わる知識を得ることは絶対に自身の写真活動に役立ちますし私は素晴らしいことだと思います。




理屈、うんちくと揶揄する人も多いかと思います。特に当ブログのように写真解説などを見ると一定数の人は不快を覚えると思います。有名な先生が書いていれば受け入れますが無名の人が書いていれば尚のこと不快に感じると思います。

理屈、うんちくなど無く「感じたままに撮る」これこそ写真だ!という考え方も大いにアリだと思います。しかしなぜ「感じたまま」が良いのかを自分の中で理解しておく必要はあると思います。

何の考えも持たず感じたままにシャッターを切って良作を生み出す人は天才だと思います。しかし「なぜそうなんだろう」という理由を追及する探求心はあっても悪くはないと思います。センスだけで撮れる人が理論派になった時が最強なのではないでしょうか。

さて今回は<中級>ツーリング写真解説として見る側に巧みな撮り方を駆使したな、と感じさせない自然な表現について書いてみたいと思います。

EOS6D Mark2 + SIGMA50mmF1.4ART

やり方は簡単なようで難しいです。構図、フレーミング、デザイン、あるいは露出で魅せる、画角で魅せるといった手法、撮り方はそれをしないと陳腐な写真に陥るから使っている訳で、使わないで良い写真にするとは並大抵ではないのです。




上の作例はまったく【撮り方】を使わなかった写真ではありませんが、私がよくやる超広角レンズや望遠レンズは使わず、標準の画角で撮った写真という意味で作例に使ってみました。

そもそも構図やデザインや露出といった【撮り方】とは何のためにあるのでしょうか?デザインは写真をパッと見た瞬間の心地よさ、写真への入り口を綺麗に整えておくもの。構図や比率や導線などは作品の主題へ観賞者を導くもの。露出やアングルは主題が最も魅力的になるよう作者の意図で裁量されるもの。これらは全て重要なモノ、コトを「どう魅せるか」に関わっている訳です。いわゆる演出ですね。

しかし【撮り方】を駆使せずとも観賞者を作品の意図へ導くのも不可能ではないのです。むしろ巧みに撮り方を使わない方が「自分もこんな感じで撮れるかも」という親近感や見る人がその場所に本当にいるような臨場感があり、受け入れやすいとも言えます。

EOS6D Mark2 + SIGMA50mmF1.4ART

こちらの作品も標準域である50㎜レンズを使用しました。主題となっている廃屋も中心に置いただけで特に変哲もありません。露出は実際の明るさより若干アンダーですが、それも特別な魅せ方とは言えないです。




しかし敢えて普通に撮ったという事が逆に主題や意図を強調してくれる場合もあるのです。比率や導線効果や色のデザインなどは見た瞬間に心地よさを感じるかもしれませんが、それらは時として作品の重要部分を曇らせてしまうのかもしれません。

岡本太郎さんは芸術とは心地よくあってはならない。と何かの書籍に書かれていましたが、その作品の核心をダイレクトにしたいのであればバランスや構図は無い方がむしろ良いのだ、という意味だと私は解釈しています。

もちろんこれらは難しい話でして、私も今後はこういった写真にも挑戦していきたいな…と思っていたところです。決して構図やデザインや露出で魅せる【撮り方】はもうやめましょう、という意味ではございません。

ただ「感じたままに撮るんだ」という完全ナチュラル派はそろそろ気が付く時がきています。【何もしない】も実は演出であることに。

今回はこの辺で!!

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~本日の毎日100ショットスナップ~

RICOH GR APS-C

そもそもスナップ写真はあれこれ考えずに瞬間的に撮る訳ですから、あまり撮り方を駆使することはできません。しかし何もしていないのに何かが写った!これがスナップの面白さでもあります。みなさんもスマホでもできますのでやってみてくださいね。

朝焼けのグラデーションで最高のツーリング写真を実現しよう

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、いつも当ブログを見ていただき本当にありがとうございます。

ここ最近、新たな読者様から大変嬉しいコメントなどをいただきブログを運営するエネルギーを頂いております。こうして少しづつツーリング写真という文化を盛り上げていき、社会的に新たなムーブメントとして開花する日を夢見て努力したいと思います。

ところで最近思ったのですが良い写真を撮る人ってきっと優しい人なんだろうなと思いました。まず写真とは誰かに見てもらいたい、この気持ちが第一ですよね。もちろん良い写真が撮れれば自分自身も満足する訳ですが、それだけで完結しては本当のただの自己満足です。

誰かに見ていただくには喜んでもらいたい。美しいもの、感動、驚き、写真に込められたメッセージや物語、あるいはもの寂しさ、悲しさ、時には恐怖など感情をゆさぶる写真。何らかのカタチで写真にして喜んでもらいたいですね。そのためには自分が気に入った景色や物をただシャッターを切って撮っただけではダメです。どうしたら喜んでもらえるかな?という観賞者への優しい思いが良き作品を生み出すのだと思います。




被写体の魅力を解明し言語化できる術も、大切な人をいたわる優しさに関連すると思います。細かなことに気が付く目、気持ちを伝えたり誉めてあげるときの言葉。きっと素晴らしい写真を撮る人は、こんなことも上手にできる優しい人だと思います。

自分も写真道に磨きをかけて、そんな優しさのある人間を目指していきたいです。

さて、毎度のことながら前置きが長かったですが今回の<中級>ツーリング写真解説は繊細なグラデーションを狙って最高の傑作を狙おう~というお話です。

EOS1Dx + SIGMA150-600mmF5-6.3DG

こちらの作品をご覧ください。海岸で日の出を待つ早朝の撮影シーンです。水平線付近は間もなくいずる太陽の熱で赤く焼け、空の高き部分は青です。暖色と寒色という反する両者でコントラストと言えます。この赤から青へ変わりゆくグラデーションを大切に焦点距離150㎜で撮った1枚です。




バイクは小さく配置しシルエットとなるのでローアングルで撮っています。今更ですが何故ローアングルかと言うと、砂浜と海の境界になる線がバイクへ貫通線(つまり串刺し構図)とならないようローアングルなのです。

最重要な空へ露出を合わせるのですから砂浜は露出が合わず、ほぼ黒くツブれますので、これは割合を最小限に留めます。このようにすると画面の底辺側に黒の安定土台を入れる効果も得られます。

デザインの要素であるグラデーション。単色の濃淡ではなくこのように異なる色へのグラデーションはとてもインパクトがあります。

狙えるのは主に日の出の直前、もしくは夕刻の日没前後の空です。ファインダーをのぞいて、いつもなら焼けている部分のみ注目しますが、青とのグラデーションを意識して画面構成をしてみてください。きっと素晴らしい作品が生まれると思いますよ。

それではまた!




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~本日の毎日100ショットスナップ~

RICOH GR APS-C

仕事中に社用車で移動中に撮った1枚です。オリンピック関連施設の建築ラッシュがすすむ地域。私の仕事はオリンピックと直接関係していませんが、周囲はが数年で激変していく様子を毎日眺めております。

 

 

上級者が秘密裏にしている☆被写体に合わせた構図の微調整

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、前回は関東圏のライダーなら冬の定番ツーリングルートと言える房総半島、そんな房総の穴場撮影スポットをご紹介しました。

撮影スポットと言っても撮り鉄×バイク写真のハイブリッドではありましたが、人気の撮影スポットと違ってひっそり撮影に集中できるポイントですのでお勧めなんです。と言うのもワイワイと人が多いところだと撮影に集中できないですからね。

作品を生み出す時間は自分と向き合う時間です。例えば絵を描いている人や書道で筆を入れる瞬間に話かける人はいませんよね?写真を撮っている時は誰にも話かけられず、誰もいない静かな場所というのは理想的なのです(もちろんスナップ写真やポートレイト写真などは別ですが)。

さて今回は前回にご紹介しました小湊鉄道のバイク写真スポットで撮った作品を使って解説いたします。少々マニアックな写真解説になりますがネット上で検索しても、なかなか出てこない情報、つまり多くの上級者が公開したくない類の解説でございます。




まずはこちらの写真をご覧ください。光風台駅を出発した夕方の登り電車です。ローカル線の魅力が際立つカワイイ1両編成ですね。この写真ではバイクを主役としたバイク写真(ライダーや風景が主体のツーリング写真ではない)です。バイクの存在を大胆に構図に入れてピントピークも車体のタンク付近に合わせています。

EOS6D Mark2 + EF35mmF2IS

この写真を撮り終わって再びダイヤをチェックしたところ、こんどは下り電車が約15分後に来ることが分かりました。本数の少ない小湊鉄道で15分で次が来るタイミングなんてラッキーなのです!しかも夕方の下り電車なので今度は2両編成です。1両編成バージョンと2両編成バージョンで2つの作品を撮れるのです。

EOS6D Mark2 + EF35mmF2IS

はい!2両編成バージョンです。橋梁の上に2両が入った場合を事前にイメージして三脚に固定したEOS6D Mark2を再調整しました。自分でも気持ちよく決まったな!と思うほど理想的に2両を配置できたと感じます。

ここで考えてみましょう。この2枚の写真、どちらを採用カットにするべきでしょうか?小湊鉄道の2両編成が好きだ…という電車の話は置いておきます。




いつもの解説用の失敗作例ではありませんので、ハッキリとどちらが良いとは言えないかもしれません。しかし私は1両編成のバージョンを採用カットにしました。

実はこの2枚の写真の違いはR1200GSの位置を右端にずらして小湊鉄道のキハが2両入るスペースを作った以外にも相違点があります。赤い橋梁に注目してください。1両編成の写真は右端にコンクリート基台が写っていますが2両編成の写真は画面の端まで赤い鉄橋です。

私はこの時、最初の写真を確認しながらこの端っこのコンクリー基台は無い方が、橋梁の存在をシンプルにできるなと感じました。そのためにR1200GSをさらに50cmほど後方に下げてカメラアングルを左にふってみたのです。

ここまでは今考えても悪くはないな…と思えるのですが失敗はこの先です。もう少しだけ寄るか…と思いR1200GSが後退した分だけカメラディスタンスを50cmほど前にしました。これによりR1200GSの大きさは同じなのですが、ライダーが大きくなり地面の草地の割合も減ってしまったのです。

この結果、2両編成バージョンの方は全体的にスペース不足で窮屈な印象の写真になってしまいました。ライダーの存在も印象的なポージングを決めてしまった事も相まって強まり、本来の主役であるR1200GSの存在感が薄まったのです。

この写真の場合地面にある草地や2両編成で奪われてしまった空の部分など、スペースの割合がとても重要だったと感じます。なまじ次の電車まで待ち時間があったが故に考えすぎて欲をかいた結果とも言えそうです。




「大した違いじゃないじゃん」「2両編成の方も迫力あって好きよ」というご意見もあるかもしれません。しかし個人的な好みの話かもしれませんがゴリゴリよりちょっと控え目くらいが好き…ということなのかもしれません。

ここでは好みも含めて被写体の大きさや背景の割合などは、想像以上にシビアなものですよ!という事を皆様にお伝えしたかったのです。

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~本日の毎日100ショットスナップ~

リコー GR APS-C

通勤中にバスの座席から撮った1枚です。あっと感じたらパッと撮る。今回の解説のように被写体の大きさやら背景の割合やら、構図のことを深く考えなくてよいスナップ写真。そういった縛りからの解放という意味でもスナップ写真は楽しいです。

斜光とコントラスト<中級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、素敵な写真を撮ってそれを発表していますか?誰かに見てもらい、嬉しい反応があったとき写真をやっていて良かったと実感するものですよね。それは小さな誉め言葉でも撮影者の心には響くものです。

逆に誰かが撮った写真を見たときに積極的にコメントを入れてみるのも素晴らしいと思います。感想を的確に言葉にする力は自身の写真活動にも役立つと思います。しかしSNSでは写真のジャンル、撮っている対象、撮影者のキャリアなどほんとうに色んな人がいて中にはコメントが難しい写真があるのも確かです。そんな時は無理をしてまでコメントする必要はないと思います。

自分が好きな写真、自分が撮っている写真と通ずるものがあると感じた写真。こういった作品を見かけたら素敵な感想をコメントしてみましょうね。ちなみに私が考える写真を観た時の感想の言葉としてコレが最上の言葉だなと思えるのは次のような言葉です。「この写真をみて救われた気持ちです」「この写真から勇気やエネルギーをもらいました」「この写真をみて明日から自分も頑張ろうと思いました」といった類の言葉です。

素晴らしい写真家はプロでもアマでも心のどこかで誰かの役に立ちたいという願望があると思うのです。その確かな反応がコメントとして返ってくれば、きっと作者は何にも代えがたい喜びを味わってくれると思います。

ただしあくまで最上の誉め言葉ですので、本当にそう感じた素晴らしき作品にだけ、こういったコメントを入れましょうね。あまりこういったコメントは軽々しく使ってしまうと逆に信頼を喪失しかねます…。




さて今回の<中級>ツーリング写真解説では斜光とコントラストと題して光のお話をさらっといってみたいと思います。

おさらいですがコントラストとは写真の世界では主に光の観点で明暗差のことを意味します。強い太陽光によって被写体や情景が照らされていれば光の当たっている明るい部分と影になっている暗い部分で明暗差が大きく発生しコントラストのある写真と言われます。

逆に曇天下などの撮影では影はなくなり被写体や情景の全体に平坦に光がまわります。明暗差は少ないのでコントラスの少ない写真、あるいはフラットな写真などと呼びます。

一般的にコントラストは無いよりある方が良しとされていますが、多くのシーンでこれが必ず当てはまる訳ではありません。

EOS6D Mark2

こちらの作品をご覧ください。画面の右手より夕刻せまる日の光を浴びる斜光のシーンです。やや暖色となる強い光源は右手から当たり、左手方向に影が伸びていく様子ですが構図としても横に流れるような要素が多く存在しているのが印象的です。




この角度から入ることにより背景になっている家の瓦屋根が輝いている事、船とバイクのディティールはハイライトとシャドウによってディティールが明らかになっていることが分かります。

当たり前のことですが旅のワンシーンでは太陽の向きを変えることはできません。その時の光の具合をよく判断して、どのように光を使うのか最良の方法を考えましょう。この時に順光、斜光、逆光といった光の向きの違いにより発生する、それぞれの特徴を理解して使い分けることです。上の作品の場合は斜光によって明らかになる漁船の様子を大切に撮ってみました。

以前も何度か書きましたが写真は光によって明らかにされるものです。どのような光がどのような向きでどのような強さで当たっているか。それにより被写体や情景はどう反応をするのか。反射したり吸収したり透過したり、影は境界が明確なシャドウとして現れるか、あるいは境界があいまいなグラデーションで現れるか。露出設定は影の様子を表現するのか、あえて黒く潰してしまうのか?経験と知識をフル動員させて構成と露出を練り上げてみましょう。

そして出した結論が、その撮影地であなたが最初に感じたことを表現するのにピッタリなやり方かな?と自問しシャッターを押してみる…この辺は私もまだまだ勉強中なのですが、とにかく撮る時点で強いコントラストを感じたら反射しているものや影に注目し、画面全体を光の様子で構成していくのがポイントです。




今の季節は間昼間でも太陽は割と低い位置です。斜光を使った写真が撮りやすい季節とも言えますので、ぜひ次のツーリングで挑戦してくださいね。

今回はこの辺で!

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~本日の毎日100ショットスナップ~

RICOH GR APS-C 東京都江東区

通勤中に撮った1枚です。光と影の様子を強調させるためにモノクロ仕上げです。いつも同じことを書いてしまいますが、毎日たくさんのスナップを撮ることは本当に素晴らしいことです。上達や写真に対する理解を深めるだけでなく、日々の生活の中で幸福を味わえます。

視線誘導と導線効果<中級>ツーリング写真解説

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、当ブログは開設の初期の頃によくデザインの解説をしていましたが、今回は久しぶりにデザインや画面内における観賞者の視線の動きなどについて書いてみたいと思います。

究極のツーリング写真を作って1年、振り返るとバイク写真、ツーリング写真の話題だけでよくこれほど書けるものだな…と自分でも関心しているのですが、1年も続けると写真に対する私自身の考え方もずいぶんと変化するもので、1年前に書いた似たような内容をそのままリライトする訳にもいかないものです。

どういう事かと言いますと1年くらい前の私は今よりずっと「撮り方」「見せ方」にこだわり過ぎていたと感じます。撮り方や見せ方はもちろん重要なのですが、それよりも大切なものは他にもあります。

例えば偶然という事実を瞬間的にとらえること、これは毎日100ショットスナップで習得したことですが、こういったスナップ的な撮り方をツーリング写真で応用したいとか、目では見えない領域を観賞者の想像の域で魅せるとか…。そういった部分って旅で感じた人間の内面的なことであり、写真でいう構図とかデザインとは間接的には関係していますが最重要として関わってはいないと思います。

ややこしい話ですが…




さて今回の<中級>ツーリング写真解説ではそんな「最重要ではないが重要」 であるデザインや視線誘導の解説です。

写真の観賞者とは写真をぱっと見た瞬間に長方形の画面内で視線を上下左右に走らせて目で得た情報を脳に伝達します。それらの信号を元に脳内のハートが何らかの感情として揺さぶられるか?ここが良き写真の核心ではありますが、それ以前に眼球が写真をサーチしている時点で感覚的に心地よく見れてるかどうか?

ここがデザインや比率や視線誘導効果と関わっています。心地よいと書きましたが誤解のないよう書き加えておきますと、必ず心地よくあるべきという意味ではございません。撮り手によってこういった手法をどのような裁量で作品に盛り込むか?がその人の作風や個性と言えると思います。なのでデザイン、比率、視線誘導など全く使わない、というのも大いにアリです。

EOS6D Mark2

行きつけの漁港(?)で面白いものに注目してみました。小型の船を固定するワイヤーを結び付けるための巨大なチェーンが横たわっていました。これに注目して長手方向に続くチェーンを望遠レンズを使い縦構図で切り取ってみました。




構図における導線効果とは例えば建物と背景の境界であったり、ツーリング写真の場合は多くは道による線の要素ですが、これはそのものズバリが導線効果として使えるユニークな被写体です。導線というより「導火線」と呼びたいですが…

前述したように写真の観賞者は写真を最初にパッと見た瞬間、画面内で視線を走らせます。その際に例えばS字曲線を使って視線の動きそのものを楽しませたり、導線により作品の主題に導いたりするのが視線誘導の主な目的です。

効果を最大限に発揮したい場合は上の作品のように導線自体を大胆に画面内に配置してしまうことです。ポイントは導線のスタート地点は画面の角に合わせること。今回は導線が画面外に脱線してしまいそうな絶妙な危うさで緊張を誘ってみました。

そして重要なのは導線の行く先です。必ずメイン被写体、主題に接続させましょう。意図せず導線が発生している写真は導線の先に何も無かったり、そもそも導線の先を何かで隠してしまったような写真になってしまいます。こうした写真は作品の主題とはまったく関係ない方向へ観賞者をナビゲートしてしまうので注意が必要です。

なので「導線効果なんて俺は使わんよ」という人でも知識として知っておいても損はないのですね。

今日も地味な解説を書いたなぁ~ それでは今回はこの辺で!!




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~本日の毎日100ショットスナップ~ 

EOS6D Mark2

解説に使用した写真と同じ場所で撮りました。鎖の印象と猫の表情からモノクロ仕上げが似合うかな?と思いこのような仕上げてみましたよ。

 

ツーリング写真<中級>デザイン要素_印象的なシェイプを極める

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、芸術を楽しんでいますか?カメラ初心者の人とは自分がカメラを持って芸術している、という認識を恥ずかしくて持てないものです。もちろん写真をやる以前に元々が彫刻家とか書道家である場合は別ですが。

上達の過程で芸術に対する変なコンプレックスは抜けて行き、あるポイントで芸術家として覚醒するのだと思います。

アマチュア写真家とは自由を与えられている他にも、とても素敵なことがあるんです。それは写真を見ていただける人達への無償精神です。プロと違って報酬をいただく訳ではありませんので、写真は基本的にはプレゼントのようなものです。

良い作品が撮れて、それを観賞者へ送り届ける感覚はまるでサンタクロースになった気分です。嬉しいコメントをいただいた時は、おかえしのプレゼントをもらった感じです。一般にアマチュアっていうとプロの下位みたいな印象があるかもしれません。でもそれは少し違うと思います。




さて、今回は<中級>ツーリング写真の解説としてデザイン要素のレアキャラであるシェイプ、ディティール編です。

大切なことなので繰り返し書きますが、デザインの要素とは線、図形、色、立体感、質感、規則的なパターンです。この他に光と影、スペースの比率などがありますが、今回はシェイプとディティールです。

EOS6D Mark2

こちらの作例をご覧ください。これはシェイプデザインを取り入れたことにより、見る人を一瞬はっとさせる画面になっています。面白いでしょう?

ナイスバディな女性のウエストライン、コカコーラの瓶、ポルシェ911ターボのボディライン、こういった「くびれ」のある繊細な曲線を持った図形要素がここで言う”シェイプ”です。皆さん大好きでしょう?




この作例では漁船の船首部分に存在する曲線を、14mm超広角レンズの歪みも利用してシェイプラインを入れてみました。上部を少し切り落としたので迫りくるような迫力も出たと思います。狙いは印象的な画面であり、デザイン要素で「はっと」させた後に、漁船達の休む港の様子へ想像を誘う作画になっています。

空に爽やかに広がる薄い筋雲も、14mm超広角レンズと相性の良いシチュエーションですね。色の要素としては概ね爽やかな青が主体ですが、船体の下部にある赤も刺し色で効いています。本当は船の上に乗っていた黄色い浮きを船首の下に垂れ下げたい!と思ったのですが、触る訳にはいきませんので、黄色は欲しかったですがガマンです。

画面にシェイプデザインを取り入れたいときは、このように超広角レンズの歪みを利用する作戦は大いにアリです!ここだ、というシーンに出会ったら、ぜひ挑戦してみてくださいね。

今回はレアなシェイプ要素の解説でした!




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↓↓↓撮影地↓↓↓

千葉県安房郡鋸南町 勝山漁港から少し北に行った竜ヶ崎堤防の近くです。漁船、漁具には触れず地元の方々や釣り人にご迷惑、ご心配のないようお願いします。

自撮りスーパーテクニック☆7つの美しいポージング

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、良い写真、良いバイクライフを楽しまれていますか?バイクライフと言っても降雪地では今は完全にオフシーズンですよね。それに今年の豪雪は関東でもニュースになっていますが、本当に雪国で暮らしている方々は大変かと思います。

最近はやっていませんが私は15年ほどスノーボードのキャリアがあるのですが、過去にこんな事がありました。今はない新潟の関温泉スキー場に行くときのこと。新品のスタッドレスタイヤを装着した車でも登れない凍結の坂道で立ち往生してしまいました。ピカピカのブラックバーンで人が立っているのも困難なほどで、スタックした車を少し押そうと車の前に出たところ、足を滑らせボンネットにバンっと手をついたら、そのまま無人の車が坂道を滑りながら下りはじめたのです。幸い大事には至りませんでしたが焦りました。

雪国にお住いの皆さまは慣れておられますが、スキーや温泉で関東から豪雪地に出かける方はくれぐれもご注意くださいませ。

さて今回の<中級>ツーリング写真解説ではツーリング写真、バイク写真におけるライダーの自撮りのポージングについて、使える7つのポージングをご紹介してみたいと思います。

1.コントラポスト

EOS1Dx + EF14mmF2.8L

以前も何度かご紹介しましたが基本ポージングとも呼べるコントラポストです。片方の足に体重をかけて体全体がS字曲線を描くようなポーズです。ファッション関係、コマーシャルフォトなどでも良く見かける美しい基本ポージングです。




2.斜めから撮る

真正面、真後ろからのポーズは体全体のラインが太く見えるもので、特にプロテクターの入ったライディングウェアーを着た状態だと太っていない人でもスマートに写らないものです。体系が太めの人は特に意識して斜めから撮るアングルでスマートに見ませしょう。逆にやせ型の人は斜めから撮るのは避けた方が良いとも言えます。

 

ライディングウェアーの関係でどうしてもゴツい感じになってしまう時は、ジャケットは脱いで肩にかけ、体のラインが見えるようにしてみましょう。

3.歩むポーズ

風景の中にバイクだけある写真だと、どうしても動きに欠ける写真になってしまいます。せっかく人物を登場させるのであればじっと棒立ちするのではなく歩む様子で写真に時間を与えてみましょう。歩む方向にメイン被写体をもってくれば導線としての効果も作れます。

4.体育座りで三角を作る

EOS6D Mark2

座った状態でポージングを決めるときにお勧めなのは体育座りなど足を三角にする座り方です。上の写真は小さく写っているので効果ありませんが、写真デザインの図形要素である三角は構図に安定感を与えます。さらに腕を後方の地面につけばリラックスした感じでツーリングの小休止を演出することもできます。




5.視線をメイン被写体へ

EOS1Dx

月、太陽、道の先など作品の主題となる要素へ視線を送ってポーズを決めてみましょう。もし視線だけで伝わりにくいようでしたら上の写真のように指差すとさらに効果的です。このように作品内の人のポーズで観賞者の目を主題に導くことも可能なのです。

6.ヘルメットを脱ぐところ

EOS1Dx + SIGMA150-600mmF5-6.3DG F7.1 1/1600 ISO100

ヘルメットを脱いだ瞬間とはその地に到達した爽快さ、達成感を表現できます。「ふ~」という気持ちいい息遣いまでも写真を観る人に伝えることができるでしょう。コツは頭の向きにあって少々大げさなくらいに上を向いたポーズをとってみてください。

7.乗車姿勢ポージング

EOS1Dx + EF70-200mmF2.8L

オートバイから降りない、乗車状態でのポージングです。片足をステップに乗せたままヘルメットのアゴ紐に手をかけたポージングで自然なシーンを演出しました。この他にもグローブをつけるところ、後方を確認する様子、地図を広げているところなんかも素敵なシーンの演出になると思います。




自撮りの場合も誰かを撮る場合も、慣れていない人にとって人物を撮ることほど難しく感じるものはないと思います。普通に【ライダーの背中】をイメージして撮ったつもりでも何だか猫背でかっこ悪い…そんな経験をされた方も少なくはないと思います。

自撮りの場合もモデルがいる場合も、コツは少々大げさかなと思うくらいに演じ切ることです。自撮りの最大の難しさはカメラマンと役者の両者の役割を果たすことだと感じます。タイマーをセットして自分が画面内に入ったら、撮っていることは完全に忘れてそのシーンの中に完全に溶け込むことです。

照れやポージングの迷いがあると必ず中途半端になってしまい、いかにも素人モデルという絵が出来上がります。最初は難しいので今回ご紹介したようなコントラポストなどは事前に家で姿見を使って練習しておくのがお勧めですよ。

バイク写真、ツーリング写真における美しい7つの自撮りポージングでした!!

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たまに使える☆レア構図テクニック 額の中の額構図

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、もうお正月ぼけは抜けましたか?

当ブログはWordPressによって作られた独自ドメインのブログです。よって様々な機能でアクセス解析ができるのですが、以前に使っていたYahoo!ブログと違い読者層の年齢や性別までは分かりません。

以前に使っていたYahoo!ブログでは主に40~50代の男性が中心でしたので、同じような趣旨のブログという意味では当ブログでも大きな違いは無いかな?と感じております。いかがでしょう??

もちろんオートバイに乗って素敵な写真を撮りましょうよ!という内容に年齢も性別も関係ありませんので、全ての人に見ていただきたいtouring-photography.comなのではあります。

ちなみに私は人生の折り返し地点を過ぎた40代であります。今までの人生って何だかあっと言う間だったと感じますが、そう思うと残りの人生もすぐ過ぎてしまう気がして仕方ありません。

いつか人生を振り返る時がきたときに「いい人生だったな」と後悔なく思えるよう日々を充実して生きていきたいですね。その為に私の場合は良い旅、良い写真です。2019年もブレずにツーリング写真を精進していく所存でございます。




EOS6D Mark2 + EF35mmF2IS

さて前置きが長かったですが今回は<中級>ツーリング写真解説としてチョット変わった構図をご紹介いたします。

その名も【額の中の額構図】です。写真であるからには画面という長方形の枠に囲まれている訳ですが、私たち写真を愛する人々はこの長方形の枠に対して如何に情景を切り取るかに多くの情熱を注ぎこんでいる訳です。

それは特定の範囲を見せる、という通常の目的以外にも重要な被写体を敢えてフレーム際で切り落として存在感を調整してみたり、枠外に向かって歩む人の様子で枠外への想像を誘ったりと何かと「枠、フレーム」は重要なファクターとなっているのが写真です。

今回はそんな画面という長方形の枠の中に、さらにもう1つの枠を作って印象を狙ってみましょうという構図のご紹介です。上の写真では漁港に佇む船の船首部分のディティールを利用してみました。このシーンでは手前にあるソレが漁船であることが誰にも分かるように撮ること、それでいて漁船以外の右の部分の割合に対して比率を作ることを意識してみました。

そしてポイントは見切れているライダーの姿ですが、船首の曲線部分を利用したことです。どれくらいの立ち位置でどのように写るのかは従来は勘に頼って何枚も撮っていましたが、以前もご紹介した通りEOS6D Mark2のワイヤレスリモート機能でスマホ画面で確認しながらシャッターを切りました。




 

EOS1Dx + SIGMA35mmF1.4ART

これは枠の中の窓構図とでも呼びましょうか。ちょっと変わりネタですが千葉県市原市のローカル線、小湊鉄道の風景です。この時、私の頭の中でこのイメージが出来上がったとき、ほぼ同時に作品タイトルも思い浮かびました。「キハとバイクの車窓から」。キハとは小湊鉄道の車両形式のことで「車窓」は有名なテレビ番組で誰でも馴染みのある言葉なのでタイトルに使うにはぴったりだなと思いました。

難しかったのはカメラをかなりメーター回りに接近させて撮ったので、近接が大きくボケてしまいバイクのメーターであることを明確に伝える為に絞り込むのですが、そうすると今度はシャッターが遅くなってしまい電車がブレてしまうのでは?という点でした。

しかし、この撮影時に何とあの有名な鉄道写真家 中井精也さんがここに来られたのです。中井さんの方から私のR1200GSアドベンチャーを見つけて話かけて下さったのですが、どうやら中井さんもバイクがお好きなようですね。

そしてテレビ番組の撮影だったようで電車はこのスポットで徐行運転してくれたので、電車がブレる心配は取り越し苦労に終わりました。

額の中の額構図のご紹介でした!

今回はこの辺で。




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~本日の毎日100ショットスナップ~

RICHO GR APS-C

少し以前に撮った写真ですが仕事中に社用車の窓から撮ったつつじです。これも額の中の額構図です。ポイントは車の窓であることが伝わるようシートベルトの金具まで写していることです。

ツーリング写真家にとって最高の天気:雨のち晴れ

EOS1Dx + EF14mmF2.8L F5.6 1/25 ISO100

突然ですがツーリング写真家にとって最高のツーリング日和とは雨のち晴れです。

多くのライダーは出かける時点で雨が降っていたら、その日のツーリングは中止にしますよね。例え天気予報で途中で晴れると分かっていても。

逆に晴れのち雨だった場合、もしかしたら降らないかも…という浅い期待に出かけることはありますよね?同じ雨に濡れるにも前半に濡れるか後半に濡れるかで、ずいぶん違うものです。

雨がやんで景色のすべてが艶やかに濡れている時、強いお日様の光に一斉に輝きはじめる光景は感動的です。その瞬間をお気に入りの撮影スポットや旅先で発見した絶景地で切り撮れたら…。心を揺さぶる傑作が生まれるでしょう。

晴れてから家を出かけたら?いやいや、それもダメではありませんが、止んだ直後のスイートな時間は短いものなんです。すぐ近所に撮影スポットがあればOKですけどね。




RICHO GR F7.1 1/30 ISO100 フラッシュ強制発光

1枚目の写真は千葉県浦安市の国道357の路肩から撮影しました。栃木県日光市からの帰りに中央環状線から凄い虹が見えて、下に降りたらディズニーランドの渋滞と分かっていましたが、湾岸浦安ICで下に降りて撮った1枚。日光では1枚も良い写真が撮れませんでしたが、この日のベストはまさかの浦安市でした。

2枚目の写真は小湊鉄道 養老渓谷駅で1時間ほど雨宿りした後。雨雲レーダーをチェックしながら、向かう先はもう止んでいると分かったので出発した直後です。まだ降っていますが空が明るく濡れた路面が輝いています。遠景の山間いは雨で霞んでいて絵画を連想する光景です。写真で見るよりも、かなり降っているのでアレコレと構図を考える余裕はありませんでしたが印象的な光景でした。

EOS5D Mark2 + EF24-70mmF2.8L F5.6 1/60 ISO100

この写真は7年前に撮りました。北海道に詳しい方ならドコなのか、すぐにお分かりかと思いますが稚内市の北防波堤ドームです。1日中、雨の予報の道北エリアで私は浜頓別から稚内へと移動しました。これ以上、雨の中を走行するのは嫌だな、と思いドームで暫く雨宿りし、そのままテントを張ってここで野営することにしました。




今では北防波堤ドームは野営禁止になってしまいましたが、昔からここはライダーの間では荒天時の避難場所として有名でした。

雨の中、快適な雨宿りの空間をみつけ、すっかりくつろいでいた私は突然の光景に呆気にとられました。みるみる雨雲が東の方へ流れ太陽が姿を現し、辺り一帯は燃えるような夕陽に染まったのです。

この場所ならすぐにバイクに乗って走れば日本海側のオロロンラインに出れるのです。ただでさえ絶景ロードの代名詞であるオロロンラインで、こんな燃えるような夕陽、そして濡れて輝きを放つ大地、これ以上ない最高のシーンが撮れるチャンスの到来です!しかし、既にSAPPORO CLASSICの500mlを開けて良い気分だった私には叶わぬ夢に終わりました。

この写真を見ると「なにやってんだよ!!!」と7年前の自分に説教してやりたい気分になります。

雨のち晴れの予報の日、出かけずに家にいると、知らないだけで超絶景をみすみす逃しているのです。雨がザーザー降っている中、準備してツーリングに出かけるのは相当に億劫なのはよく分かります。でもその気持ちを突き破る原動力があれば、とんでもない絶景を撮れるチャンスがあるのです。

原動力って何?それは傑作が撮れた時の自身の満足感、それを誰かに見せた時の喜び、その作品が誰かに影響を与えるほど役立ったとき!です。

今は寒い冬なのであまり晴れのち雨は無いですが、今年は夏になったら雨のち晴れを狙って出かけてみませんか?




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EOS6D Mark2リモートライブビューの便利な使い方 Wifi、Bluetooth

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、皆さまのお使いのカメラはWifiやBluetoothといったワイヤレス機能は付いていますでしょうか?最近のカメラはコンデジ、ミラーレス、一眼レフなどみな付いているのが当たり前のようになってきましたね。

今回はそんな最新カメラの便利な無線機能を活用して、かっこいいツーリング写真や自撮り写真を撮ってみよう~というお話でございます。




以前に何度かツーリングシーンに登場させるライダーの姿として、自分を撮りましょう(とりあえず自撮りと呼んでいます)というお話をしてきました。風景の中にバイクだけでも悪くはありませんが、ツーリングの魅力が伝わる写真にするには人物の姿があった方が有利です。

その際にセルフタイマーでダッシュでも良いですが、どうしても不自然になってしまうためインターバルタイマーを使いましょう、と解説したのを覚えていらっしゃるでしょうか?

インターバルタイマー機能は事前に設定した撮影間隔と枚数で、一定間隔で撮り続けてくれる便利な機能です。例えば5秒毎に撮って20枚になったら終了、といった具合に任意で決められる機能です。しかしインターバルタイマーを使用する方法の欠点は無駄に何枚も撮ってしまうため、容量の大きなカードが必要ですし後で撮った写真の選別もわずらわしいです。それにそもそもインターバルタイマー機能のないカメラもあります。

そこで、もしお使いのカメラが無線LAN、Wifi、Bluetoothなどのワイヤレスリモート機能がある機種でしたら、ツーリング写真の自撮りでぜひ活用してみましょう。

これはキャノンのCameraConnectというスマホ用アプリでEOS6D Mark2をリモートライブビュー撮影をしている所をスクショしました。よく見ると画面内の私の手にはIphoneがあって、この画面を見ているところなんです。




従来のセルフタイマーやインターバルタイマーでの撮影ではライダーの立ち位置、角度、ポージングなどは経験と勘に頼るしかありませんでした。しかしEOS6D Mark2とiphone7をBluetoothで接続し、リモートワイヤレスで確認することにより精度よくフレームカットしたり、美しいポージングなどを探り当てながらシャッターを切ることが可能になるのです。

EOS6D Mark2 + EF35㎜F2 IS

はい、ここではこんな感じに撮ってみました。フレームアウトするライダーのカラダ1/3を切り落とし写真を観る人の想像を枠外に誘います。顔も見えないことによってライダーの人物像がいかなる男なのか?を想像させるはずです。

もちろん枠外の右手にはIphone7を持っていて、この画面を確認しているのですが…。それは種明かしされると見る側は幻滅なので皆さんがもしやるとしたら、SNSなどでこのように撮影法を明かすのはやめましょう。

いかがでしたか?なかなかセルフタイマーでは立ち位置がイメージと全然違ったり、猫背で変な姿勢で写ってしまったりと失敗した経験がある方も多いかと思います。最新のカメラが良い写真を撮るための最良の選択とは言えませんが、こういった便利な機能は有難く使わせていただきましょう。

今回はこの辺で!




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