すぐ役立つ!構図に困った時の逆転発想作戦<中級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、バイク専用SNSアプリ モトクルはご存知ですか?インスタのような写真共有のSNSコミュニティでテーマのあるコンテストが定期的に開催され、なかなか豪華な景品がもらえるようですよ。

私も面白そうだったので参加してみたところ、有難いことに入選されてBikeBrosの2万円分のポイントをもらっちゃいました!以前から気になっていたガエルネのブーツ、タフギアを買ってしまいましたよ!

気になる方はチェックしてみてくださいね。コンテストは腕試しには悪くないですし入選したり景品をいただくと嬉しいものです。

さて今回の<中級>ツーリング写真の解説は構図を考えて考えて、練りに練って苦しんで、どうしても納得のできる構図が見いだせなかった時、一番の悪者を逆転発想で使ってしまおう~!というテクニックのお話。テクニックと言うか開き直りですかね。

EOS6D mark2 + SIGMA150-600mmF5-6.3DG F6.3 1/400 ISO100

こちらの作品をご覧ください。先月に行ってきた伊豆半島ツーリングでのひとこま。石廊崎近くの小さな漁村で発見した突堤です。侵入しても問題ないようでしたので、安全を確認して先端までバイクを入れてみました。

あまり房総半島では見かけないような深い青緑の海が、とても美しいと感じたのでここで撮影に挑みました。したがって作品の主題は海です。

主題を海と決めた作品をつくる場合、構図のポイントは空を除外することです。この写真のように遠景の山などで切ること。その上に存在している稜線から空は入れないで撮ると海の存在が際立つのです。空も爽やかで撮りたいんだけど…という気持ちは分かりますが、その爽やかな青空はちゃんと海に写っているのですから大丈夫です。

まず構図を練る上でデザインに使える要素を洗い出します。突堤の導線は曲線と直線があります。色の要素は海の青緑と遠景の岩場のグレー。そして重要なのは海にグラデーションが存在していること。




当初、頭の中にイメージを作ったとき、すぐに理想的なアングルが見つかるだろう、そんなふうに思いました。しかし望遠レンズ SIGMA150-600㎜F5-6.3DGをEOS6D mark2 に装着し、堤防に上ったり岩場まで歩いたり、歩き回っては登って、しゃがんでを繰り返し、なかなか理想的と呼べるアングルに導くことができませんでした。

最も私を苦しめたのは突堤の先端にある街灯のような照明塔です。角度を変えれば目立たない位置にできますが、どうにも港らしいデザインでないせいか邪魔に感じて仕方がないです。しかしこの位置では完全に画面外に排除することはできません。かといって画面の隅っこに追いやると、余計に目立つような感じになるのです。

悩んでいた最中のショット 照明がやたら邪魔に感じる

 

これは参ったな。海はとても美しいし突堤の導線を使って良い構図が作れそうな絶好の撮影シーン。しかし邪魔者の存在が強すぎるのです。いくら考えても解決しない場合は逆転の発想です。

「いっそ、ど真ん中に配置してやろう」

これが正解でした。港っぽくないデザインの照明が気に入らなかったのは私の個人的なエゴだったのです。風景とカメラがそれを許してくれなかった。だから苦しんだのですね。




ど真ん中に配置することによって、画面内に安定感が出ましたし何より当初は気に入らなかったデザインの照明も、なんだかユニークではありませんか。

この撮影で学んだのは集中モードに入るほどエゴが出やすいということでした。受け入れる心を忘れてしまっていたのです。私もまだまだ甘いです!

困ったときの逆転発想のお話でした。皆さんも納得のいかない撮影シーンで試してみてくださいね。何かが変わるはずです…

↓↓↓撮影地↓↓↓

バーベキュー禁止の表示以外は特に無かったので分かりませんが、進入する際は再度ご確認ください。潮位や天候など状況をよくみて安全に最大の配慮をしてください。





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~本日の毎日100ショットスナップ~

リコーGR APS-C

もう1年くらい前に撮った写真ですが晴海客船ターミナルです。異空間を連想するデザイン建築にさわやかな青空。GRらしいカリッとした1枚を撮ってみました。みなさんも日常的にカメラを持ち歩いて毎日スナップを試してください。写真家の目が養われます!!

桜とツーリング写真 こんな撮り方があったのか!<中級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、ツーリングには最高の季節ですが走っていますか?早朝出発でも路面凍結の心配もなくなりましたね。ぜひ早朝出発で最高の朝日の写真を撮ってみてくださいね。

最近、写真における「作品の意図」とは何ですか?と聞かれたのですが、難しく考えることではありません。意図とは簡単に言ってしまえば、あなたがそこで写真を撮った理由です。それが写真になっていればOKなんですよ。




例えば朝日が気持ちよかったとか、里山の風景に懐かしさを感じたとか、古びれた漁船が佇む港に旅情を感じたとか、これらが写真に写っていれば良いんです。ってコレぜんぶ私の好みですが!

そして構図やデザインとは、これら作者の意図を明確に観賞者に伝えるための役割として機能するべきと考えます。加えて光や影、驚きやユニークさ、そしてStory性などが加われば、もう完璧な傑作になりますよ!って私自身に言い聞かせたいですが。

さて今回はまだあったのかよ!桜の写真がと言われそうですが、そうです桜のツーリング写真です。またまた…。

 

EOS6D mark2 + SIGMA35mmF1.4ART F7.1 1/320 ISO100

こちらの作品をご覧ください。以前に投稿しました小湊鉄道 月崎駅で撮った写真の帰り道で撮った1枚です。夕日っぽく見えるかもしれませんが朝日です。写真だけ見て夕日なのか朝日なのかを判別するのって難しいですよね。

いずれの場合でも光は最高に美しいです。最高の光を最高の被写体に当てて写真を撮りましょう。光は命です!!この場所は小湊鉄道 高滝駅なのですが線路越しに見える向こうの桜があまりに立派で、朝日を浴びて輝いていたので撮影に挑みました。

スペースに制約のある現場(これ以上は桜に寄れない、後ろ側も広くはない…など)なので、理想的と言える構図は練り切れませんでしたが、光の美しさ、輝く桜を表現してみました。




どうしても桜のツーリング写真、桜のバイク風景というと青空のもと、さわやかに撮った写真が多いですよね。もちろんそれも素晴らしいですが、最高に美しい光を桜に当てればこんな風に印象的になりますよ!みなさんも早起きして出かけてみましょうね!という今回は簡単なお話でございました。

ちなみに、この桜は幹に蔦がびっしりと絡んで壮観な様子でした。しかし周囲に何人もいたカメラマンの方々は、あまりこの桜自体には興味がない様子でしたね。単に私が変わっているのでしょうか…

それではまた!





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↓↓↓撮影地↓↓↓

小湊鉄道 高滝駅のすぐ北側の空き地のような場所です。

  ~本日の毎日100ショットスナップ~

リコーGR APS-C

仕事の休憩時間にGRで撮った1枚です。東京都江東区のテレコムセンターや日本科学未来館がある場所にスマイルガーデンという広場があります。いまチューリップがたくさん咲いていて綺麗ですよ!

インスタ映えバイク写真!<中級>ツーリング写真 マゼンタに酔いしれて

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、写真を楽しまれていますか?写真を楽しむとは高性能なカメラや高級なレンズを使いこなすことではありません。もちろろん間接的には関係していますし、重要であることは間違いありませんが。

写真を楽しむとは被写体を見つけたら「自分の場合はこうだ!」という個性で撮影し、それが写真として完成し見る人に伝わったときです。

インスタ映えはもう誰でも知っている言葉ですし、少し前まで写真に関わる人しか使っていなかったフォトジェニックという単語も、インスタ映えと共にあっという間に一般に広まりました。




いちおうタイトルにインスタ映えと書いちゃいましたが、私個人としてはインスタの反応はそれほど重要視していません。写真を撮るときはいつか個展をやってみたいと考えているので、そのプリントイメージで撮っているのです。4切Wサイズくらいのプリントで展示したいな、と考えているので撮影時はいつも4切Wサイズをイメージして撮っているんですよ。

EOS6D mark2 + SIGMA35mmF1.4ART F8 1/400 ISO100

さて今回の<中級>ツーリング写真の解説は朝日や夕日などのマジックアワーをマゼンタ(紫っぽいピンク=原色)に仕上げた場合のお話です。

Facebook、InstagramなどのSNSではスマホで見た場合の表示サイズなどの兼ね合いからか?マゼンタにふった写真はほぼ間違いなく受けがいいです。もし「いいね」をたくさんもらいたい!インスタ映えが最優先だ!という方はマジックアワーで撮影したシーンを画像ソフトでマゼンタにふってみると良いかもしれません。

このような写真に仕上げるのは難しくはありません。画像をソフトに取り込んだら色合いの調整を緑とは逆のマゼンタの方へスライダーを調整するのみです。この時、注意すべきポイントは「やり過ぎないこと!」この一言に尽きます。




度の過ぎた調整は不自然な発色になるばかりでなく悪趣味です。ただ興味深いのは、そういった大きく調整し過ぎた悪趣味な発色であっても、SNSウケは意外といいものです。これについては私も不思議だよなぁ~と常々感じていて、理由はいまだによく分かりません・・・。

以前に同じ話をしましたがSNSでの「いいね」の数は気にしなくて大丈夫です。スマホの小さな画面でタイムラインに数ある写真の中から、目だって良く見えた写真が「いいね」であるのが一般的だと思います。あまり深く考えず、写真もよく見ないで「いいね」やコメントをする人も多いので、そもそもSNS受けについては無視しても問題ないかと思います。

SNSの発表で重要なのは自分と同じような趣味の持ち主、美しいものを美しいと感じる感性の人、自分の写真だけ見て欲しいという傲慢ではなく、人の作品も丁寧に見れる人、こういった方々からのコメントやいいねなどの評価こそが大切なのだと思います。

写真をマゼンタに調整したいときも、こういった方々を裏切らないよう節度あるレタッチでいきましょうね。今回はこの辺で!

 





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~本日の毎日100ショットスナップ~
リコー GR APS-C

これは少し前に撮った写真ですが、銀座へ所要があったときにバスの窓越しに撮った1枚です。バスから見る東京の景色は面白いです。窓の外にカメラを向けていると、なんだか田舎者みたいですが、周りの目を気にしなくなってこそ真のスナップシューターですよ。

石川五右衛門の如く切り落とせ!フレーミングの奥義<中級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、そして初めて当ブログを見にきて頂いた皆さま、当ブログはオートバイの旅、オートバイのある風景を芸術的写真にするための写真解説サイトでございます。

みなさんでツーリング写真、バイク写真という文化を盛り上げていきましょう。

さて今回は中級ツーリング写真としてフレーミングの解説です。そして余計な物を画面に入れず、デザインを際立たせるテクニックについて詳細に解説いたします。

まずフレーミングとは何ぞや?というおさらいのお話を。フレーミングとはカメラで撮る写真の画面、この長方形の四角を意識し、目の前の景色をどう画面内に取り入れるか?どこを画面の外へ除外するか?という単純なことです。しかしフレームという名の通り、より「枠」のことを考えて被写体を枠際で切り落としたり、あるいは枠外の様子がどうなっているのか?想像をかきたてる構成を作ったりと、かなり重要でかつ奥深いものです。

EOS6D mark2 + SIGMA150-600mmF5-6.3DG F6.3 1/500 ISO100

こちらの作品をご覧ください。毎度、私の大好きな漁港での撮影シーンです。船を係留するための杭(ボラードというそうです)を主題に画面構成しています。




デザインの要素から解説しますと、ボラードが赤茶色、車止めが黄色なのでこの2色は補色関係です。補色と反対色のお話はこちら。

連続したボラードがリズムをなして対角線上に存在しています。脇役は舫綱です。リング状の金具はちょうど太陽のハイライトが入って輝いてくれました。

そしてフレーミングです。ツーリングのワンシーンである作品の表現として最も重要なバイクの存在ですが、ここは観賞者の想像の取り分として車体の上2/3を切り落としました。実際のバイクの高さに対して考えると1/2に近いですが、計ったような2/3という意味ではなく、ボリューム感としての2/3を切り落としたという意味です。R1200GS ADVENTUREは車体の上部が特にボリューミーですから。(あらゆる比率において特別な理由が無い限り二分割、二等分、1/2は避けましょう)

もしこれでバイクの存在が弱いかな・・・と感じたら目立つ位置にヘルメットを置いて、そこにピントを合わせましょう。ヘルメットやグローブといった小物はライダーの存在を予感させるのに効果的です。(バイクのオブジェ化を避ける)




きちんとフレーミングできなかった場合の写真はこちら↓

ボラードを主役に構図を作ろうと思っても、フレーミングを意識しないで撮るとこんな感じに陥ります。バイクの顔が見えているのは決して悪くはありませんが、海面やテトラポットなどは思い切って切り落としてみてはどうでしょう?

しかも決定的なのは遠くに人が写ってる点。これは良くないですねぇ。人が写っていてはいけないという訳ではありませんが、こういった要素は料理できないなら画面から除外すべきですね。写した被写体ではなく写っちゃった被写体はダメと覚えましょう。

このように主題と決めたものに大胆に寄るという写真の基本、それと同時に関係ないものは除外する。当初、重要だと思っていたものも敢えて1/3または2/3といった比率で切り落としてみる。それによって主題の明確化とデザインの印象を強めることができるのです。

被写体を大胆に切り落とすテクニック、ぜひマスターしてくださいね。

石川五右衛門の如く切り落とす、フレーミングのお話でした!





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~本日の毎日100ショットスナップ~

有刺鉄線に引っかかったビニール袋。曇り空に隠れた太陽にビニールを重ね合わせて撮っています。被写体はそこらじゅうに存在している・・・と毎日100ショットは教えてくれます。

 

桜のバイク写真 バイクのある風景 パンフォーカスで狙え!<中級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、皆さまのお住まいの地域は桜前線はもう通過してしまいましたか?東京、千葉はもう終わってしまいましたが、東北方面はまだまだこれからですよね。

実は一眼レフをEOS1DxからEOS6D mark2に変えてから、RAW現像する際に使っていたAdobe Lightroom5が使えなくなってしまいました。EOS6D mark2 からのCR2(というRAWの形式)がLightroom5のプラグイン CAMERA RAWでは対応できないのです。同様に新しいカメラEOS80DやEOS KissX9などもだめなようです。

しばらくはDNGコンバーターなるものでCR2をDNGに変換させてLightroom5で使用していましたが、これでは手間でとても不便に感じました。

仕方なくCAMERA RAWが対応しているLightroomCCへ契約プランを変更したのですが、うっかり愛用のパソコンのスペックをチェックし忘れてしまい、Lightroom5は問題なく使えていたPCでしたがLightroomCCは使えないことが判明。そして買い替え時期だったこともありパソコンを買い替えました。

LightroomCCを使うには絶対条件としてWindows64Bit版であること。私の以前のPCはWindows7の32Bit版でした…。この写真は中古ですが新たに導入したPC Thinkpad E570(レノボ製)です。CPUはCoreI5の第7世代、メモリー8GB、ストレージはSSD256GBです。これくらいないとLightroomを使うにあたって、ブラシツールや書き出しの際にフリーズしたりエラーが出たりするのです。

無事にLightroomCCがインストールできました…。

Lightroom5と少し勝手が違うので未だ慣れていませんが、たまっていたRAWファイルを一気に仕上げてみました。性能の良いパソコンになったので作業もスピーディーで快適でしたよ。

そんな貯めていた写真の中から、桜のツーリング写真を使って解説いってみます。だいぶ前置きが長くなりましたが…

EOS6D mark2  + SIGMA35mmF1.4ART F13 1/30 ISO100

こちらの作品をご覧ください。皆さまはパンフォーカスという言葉はご存知ですよね?画面内の全ての領域にピントを合焦させる、主に風景写真で基本と言われている手法ですよね。今回はそんなパンフォーカスで印象(地味ですが)を狙った作品つくりの解説でございます。




まず構図とアングルの話からですが、この画面では一番手前にある桜が地面近くまで垂れ下がっていたので、これを使おうと垂れた枝の下に潜り込んで35㎜の広角レンズ(SIGMA35mmF1.4ART)で狙ってみました。

この主題となった桜は景色全体に対して前景ですので、ボカすのも大いにアリでした。小湊鉄道のキハ(電車)が来るまで時間があったので、いろいろな撮り方を試して練りに練ってみました。

撮り鉄さんや観光客の混雑を避けるため、今回は始発電車で狙っているので早朝の良い光が画面の左側から差し込んでいます。

前回のここでの撮影と違い、桜は満開です。桜というのは花一つは小さく可憐であり、それが幾つもの集合体になっているからこそ、独特の美しさがあると思います。この小さな花が沢山集合することによる精密な美しさを表現するため、すべての花に合焦させることにしました。よって絞り込んでF13です。

絞り込むと当然ですがシャッター速度が遅くなります。この場合は1/30まで遅くなりました。注意点は風で桜が揺れていないか?この時は無風でしたので、1/30のままいくことにしました。もし風がある場合はISO感度をあげてシャッター速度をかせぐか、思い切ってさらにシャッター速度を遅くして意図的にブラすのも良いかもしれません。




当ブログで度々出てきた「〇〇だから△△したの法則」に当てはめますと、桜の花ひとつひとつを精密に表現したいと思ったから、F13まで絞ってパンフォーカスにした、となります。

構図は以前に映画監督になって被写体をキャスティングする 欲張り構図から夢かなった構図 の話を思い出してください。このシーンでは小湊鉄道のキハは非常に魅力的で重要な被写体ですが、思い切って脇役に徹してもらいました。なぜなら主役は桜だからです。キハは背景にとどめる程度に配置し、なおかつ遅いシャッター速度も相まって少しブレていますよね。このように被写体の存在感を調整することが大切です。

この写真のように桜の花ひとつひとつを表現した、なんていう精密な写真は見るサイズによっては伝わりにくいものです。本当は4切Wサイズくらいのプリントで見てほしい作品ですが、スマホの画面でみたら割と平凡な桜の景色に見えちゃうかもしれません。

私はいつかはバイク旅をテーマにした個展をひらきたいと思っています。その時は4切Wサイズくらいのプリントで展示したいな、なんて思っているので撮影時のプリントイメージはいつも4切Wくらいを狙っているんです。SNSでの画面表示はほぼ考えていないんです。

今回も長くなっちゃいましたのでこの辺で!皆さま良い週末を~

桜のツーリング写真 春のバイク写真関連はこちら

・目からうろこ 桜のツーリング写真は道とからめて

・やってはいけない 菜の花の景色とバイク写真…

・桜のツーリング写真 秘密だけど望遠レンズを…

・桜のツーリング写真 イケてる構図?はこれだ!

・桜とツーリング写真 私ならこう撮る

・桜から覗き込むよな…頼朝桜

・キラメキのツーリング妄想族

 





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↓↓↓撮影地↓↓↓

もう当ブログでは何度も登場していますが、千葉県市原市の人気ローカル鉄道 小湊鉄道 月崎駅です。今年の桜は終わってしまいましたが、毎年春になるとたくさんのカメラマンが集まる人気の撮影スポットですよ。

有り得ない程かっこいい自撮りツーリング写真を撮ろう

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、良い写真、素敵なツーリングライフを楽しまれていますか?

私は先日、買い換えたカメラ キャノンEOS6D mark2にだいぶ使い慣れてきました。しかしLightroomに取り込む際にEOS6D mark2の新しいCR2形式に対応していないため、DNGコンバーターでCR2からDNGへ変換して使用していましたが、これではさすがに不便でした。

そこでLightroom5からLightroomCCへと変更したのですが、これがよく確認しないでやったのが失敗。adobeでは推奨パソコンスペックというのを公開していますが、これをよく確認しないでLightroomCCに変更してしまいました。私の愛用しているパソコンはWindows10の32Bit版であり、LightroomCCがWindows10 64Bit版でないと、そもそもインストールもできないというのが後になって発覚したのです。

仕方なく、パソコンは買い替えのタイミングであったのもあり、買い換えましたよ。私くらいの写真の作業量を考えるとCPUはCORE I5の第6世代以降、メモリーは8GB以上、ストレージはできればSSD256が良いとのことなので、このスペックのThinkpadにしてみました。

結局、カメラを買い換えたらLightroomを5からCCにする羽目に、パソコンを買い換える羽目になったと言う、嬉しいんだか悲しいんだか良く分からないスパイラルにハマりました。




さて、前置きが長くなっちゃいましたが、今回は久しぶりに自撮りのポージングのお話をいってみたいと思います。

EOS1Dx + EF100-400mmF4.5-5.6L IS F5.6 1/800 ISO100

こういったツーリング写真などで、自分の姿を作品の登場人物として使う手法を「自撮り」と呼ぶのが適切なのか?最近すこし疑問に思ってきましたが、他に明快に表現できる単語もないので当分はツーリング写真における自撮りという事でいってみようと思います。

ポージングと言っても基本となるコントラポスト以外にポージング単体では他にこれと言ってオススメはありません。強いて言えば体型のコンプレックスを目立たなくするコンプレックスカバーなどがありますが、それはまた別の機会に解説します(ちなみに私は結構太っていますが、どの作品でもそんなデブには見えないでしょう?)。

単体ポージングで注意すべき点は棒立ちしている背中の写真はやめよう!ということです。棒立ちの背中は、剣道をやっている人やモデルさんでもないかぎり、少し猫背になったりしてだらしのない姿勢に見えてしまいます。それに良く見かける手法でベタ過ぎますしね。

では単体ポージング以外でツーリング写真に適したポージングとは何か?それは何かをしているところ、仕草です。ヘルメットを脱いだところ、グローブを装着しているところ、乗車する瞬間、景色をみながら気持ち良く伸びをしている…などなど。考えれば色んなアイデアが出てきます。

そして今回は「思いきって顔出しいってみようぜ」という話。インスタなどで一般に言われている自撮りとは主に自身の顔ですよね。しかしバイク写真については自撮りといっても背中だけとか、シルエットだったり、なぜか顔出しの作品は見かけません。

SNS等で発表するにあたり、プライバシーの問題もあるかもしれません。でもインスタは思いっきりSNSで不特定多数に顔を発信していますよね?ツーリング写真で顔を出す事が、そんなに恥ずかしいでしょうか?ナルシストみたいだと笑われるのが気になる…というのが本音の人も多いと思います。





写真芸術全般でみれば人物が登場する作品であれば、当たり前のように顔が写っています。写真は顔が見える事により表情で作品に感情を与える事ができます。これがすごく重要です。

旅の到達感をかみしめているのか、楽しくて楽しくて仕方ないのか、その場の空気や光が気持ちいいのか、あるいは疲れ果てているのか。顔を出すことによって容易に表現することが可能なのです。

SNSやアウトライダーツーリング写真コンテストなどでも、ほとんどの作品に人物の「顔」がないため、ちょっと異常だな…とも感じたのでこんな投稿をしてみました。誰かに笑われようと、恥ずかしいと感じようと、作品に表情を与えるのが最重要なのですから、そんな事は全く気にすることはありませんよ。

ぜひ思いきって顔出しのツーリング写真に挑戦してみてくださいね!





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↓↓↓撮影地↓↓↓

銚子港の周辺は撮影スポットがたくさんあります。早朝は水揚げの慌しい漁港の雰囲気、昼は釣り人や散歩の人など時間帯によって表情を変えるのも魅力のひとつですね。

~本日の毎日100ショットスナップ~

CASIO エクシリム EX-10

自宅から徒歩圏内で発見した古い雑貨屋さん。この写真は裏口なのですが、通り沿いの表口に行けば驚いたことに、現在でも営業中のお店なんです。フォトジェニックな被写体を家の近所で見つけたら、撮影に適した時間帯を狙って出直してみましょう。この時は美しい夕日の光が当たっていました。毎日100ショットスナップは発見の連続です。

もうムリ。画一化された上手いだけの写真<中級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、素晴しい写真、素晴しいバイクライフを楽しまれていますか?

私は現在の生活環境だと、滅多なことでは遠出はできないのですが、以前はよく北海道、東北、新潟、伊豆半島、信州、四国、九州そして沖縄までも遠くまでツーリングしたものでした。

その当時から一眼レフに交換レンズを複数本、そして三脚まで準備し、キャンプ道具と一緒にバイクに積載して旅人を気取っておりました。

しかし遠くまで行くと、当然のように素晴しい景色が待っているわけで、それを写真に撮ると景色が素晴しすぎて普通に撮っただけの写真が傑作写真に見えてしまう不思議。これに気が付かず、自分の写真のレベルが稚拙極まりない記録写真であることに気が付かないまま、多くの旅路を走ってきました。

現在、遠くまで旅に出れないという強烈なストレスが、自分の中に眠っていた写欲を爆発させました。以前は千葉で走っている限りは良い写真なんか撮れない…本気でそう思っていましたが、それはとんでもない勘違いでした。

ここ2年くらいで自分の住んでいる千葉県 房総半島を改めて走り尽くし、そして写真を見直そうと一から学び直してみました。すると従来と違い南房総は素晴しい被写体の宝庫で、自宅から近い、よく知っている場所であっても十分に旅を感じ、そして心の中の旅風景と向き合うことができたのです。




さて、前置きが長くなってしまいましたが、今回は中級ツーリング写真解説として、上手いだけの写真をいちど忘れて、ユニークさと個性を打ち出して写真を楽しんじゃいましょう~というお話です。

EOS1Dx + SIGMA150-600mmF5-6.3DG 150mm F7.1 1/500 ISO100

こちらの作品をご覧ください。南房総 館山市の那古漁港で撮影した夕景のワンシーンです。夕景といえば、もうどこでどんな写真を撮ろうと、その美しい空と光源で良い写真になるのは言うまでもないですよね。




しかし、普通に綺麗、素敵、カッコいい、シブイといった画一化された良い写真をいちど脱却させてみましょう。

この写真では巨大なクレーンから伸びるワイヤーの先に、見えない導線を作って太陽と被写体(バイク)を一直線にしてみました。まるでこれから太陽と一緒にR1200GS ADVENTUREを釣り上げるみたいに見えます。

完全に遊びですが、観賞者もきっと退屈な写真とは思わないでしょう。こういった少しの気づきをヒントに子供のように遊んでみましょう。遊ぶための素材はそこかしこに存在しているはずです。

現在、写真界はデジタルカメラの普及とSNSの発展によりアマチュアのレベルが飛躍的に上がりました。

デジタルで写真を簡単に(練習しやすいという意味で)、そしてSNSによりアマチュアにも発表の機会が増えました、それによりここ10数年間ですごく上手な人が増えました。20年前なら間違いなくプロで通用する腕前の人なんて、ほんと今ならゴマンと存在しているのでしょう。

しかし、その反面なにかこう上手いの種が画一化された印象もあり、特にバイク写真分野(っていう分野はまだ認知されていませんが)についてはその傾向が強いように感じます。SNSやツーリング写真コンテストを見ていると「上手だなぁ」と思う作品はたくさんありますがインパクトや個性に欠けるかな?とも感じるのです。

きっと「かっこよく撮る」ことに気が行き過ぎなのでは…?とも感じます。もちろんカッコよく撮るのは非常に重要ですが、みんなでソレだけを追求していたら見る側も無意識下に飽きてしまうものですよね。

今回は上手いだけの写真、カッコいいだけの写真にとらわれず、遊び心とユニークさで撮影に挑んでみましょう~というお話でした。

楽しいので是非実践してくださいね。





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↓↓↓撮影地↓↓↓

 

~本日の毎日100ショットスナップ~

CASIO エクシリム EX-10

もう1週間くらい前に撮った写真ですが東京の桜です。タワーマンションを見上げるように撮ってみました。マンションが桜のようなピンク色だったのでこのような撮り方を思いついたのです。みなさんも毎日100ショットスナップ、やってみてくださいね。

ツーリング写真<中級>バイク写真で必ず役立つ!安定土台ちゃん

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、いつも見ていただき有り難うございます。

何日か前にGoogleでのメインキーワードでSEO順位が1位から何故か4位になってしまいました。その間、アクセスが極端に落ちたのですが、検索での上位表示っていうのは大きいんですね。ちょっと下にスクロールすれば見つけてもらえるはずなのに。今はまた1位に戻っているので良いのですが、Googleさんのロボットによる処理だとしても、価値のあるサイトであるとご判断いただけるよう頑張っていきます。

あっダイレクト(ブラウザーのブックマークからアクセスする人)の読者様には、ここで改めてお礼申し上げます!いつも有り難うございます!




さてさて、今回は中級ツーリング写真の解説として不安定な被写体に対する安定感を出すテクニックのご紹介です。ほとんど聞きなれない話だと思いますが、被写体の安定感の話は実はツーリング写真やバイク写真の全般において、重要なお話ですので地味な内容ですがぜひ読んで実践してみてくださいね。

EOS1Dx + SIGMA150-600mmF5-6.3DG F5 6SEC ISO1250

こちらの作品をご覧ください。深夜の東京湾で撮影を終えたあとに、何か面白い写真をあとひとつ撮って撤収してやろう!と思い撮影した1枚です。

夜の海を背景に、センタースタンドで垂直に立たせたR1200GSに乗車して自撮りしてみました。いったい何しているのか?抽象的な写真とも言えますが、ここで解説するのは被写体の安定感です。

例えば細長い棒や木など、それだけを画面に入れたら倒れてしまいそうな不安定感を感じます。しかし、画面内に地面を入れて棒が地面にしっかり刺さっている様子、木が地面に強く根を張っている様子が見れれば一気に安定感を感じるでしょう。

オートバイは言うまでもなく二輪なので立っている姿は基本的に不安定なものです。地震がきたり少しの不注意で容易に倒れてしまいますよね。そこで重要なのは土台となる要素です。あくまで観賞者が視覚的に安定を感じる要素として、意図して土台を画面に入れましょう。





この作品で言うと画面の下1/5くらいを占めている黒くつぶれた部分が土台です。「これ真っ黒だし要らないんじゃない?」とも感じるかもしれません。しかし、これがないと安定感は一気に失われてしまいます。

もちろん何か正当な理由があって不安定にしたいのであればOKですが、細長い被写体やバイクのように倒れてしまいそうな不安定なものは土台を作ると安定感が出ますよ!というお話でした知識として身につけておくと、撮影シーンでいつか役に立ちますよ。

しかし、今回の投稿も地味な内容だなぁ~、こんな投稿ばかりしているとSEO順位がまた下がるかもしれないな。まあ、でもツーリング写真における安定土台構図の解説は、これが世界初だから良いか!

また次回!





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桜のツーリング写真 秘密だけど望遠レンズを活用して…<中級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、前回の投稿 小学1年生でも分かる露出解説は楽しんでいただけたでしょうか?書いている私本人としては出欠をとるときに、ランディマモラの足を先生が注意するところがヒットだったのですが…

この小学1年生でも分かる露出解説では、写真に係わる基本的なこととして、新たにある表現で書いてみました。それは目の前の景色は3次元の動画、写真は2次元の静止画である。失われた奥行きと時間は、絞り(を生かせる構図)とシャッター速度で取り戻すと傑作の礎になりますよ。という話でした。

全ての作品に絶対に必要とは言えませんが、基本として1.前景があって奥行きのある構図 2.なんらかの要素で動きや時間を予感させる要素、この2つが写真にあれば良き作品のベースができると言って良さそうです。その話をいきなり小学1年生の写真授業でやっちゃいました~

EOS6D mark2 + EF70-200mmF2.8L F2.8 1/800 ISO100

さて前置きが長くなってしまいましたが、まだまだ桜のツーリング写真の解説をしていきますよ!いままでの桜の風景、桜のツーリング写真の撮り方の解説はこちら↓

桜とツーリング写真-私ならこう撮る

桜のツーリング写真-イケてる構図?答えはこれだ!





今回の作例も千葉県市原市にある小湊鉄道の駅で撮影しました。この場所の桜は満開でしたが、勿体ない気もしますが桜は背景として使った一例です。

毎度のことながら構図の骨格となるデザインのお話からいってみます。まずレイヤーですが近景が駅舎、そして被写体(バイク)、遠景に桜と菜の花、青い倉庫といった具合です。私の写真としては珍しくバイクが主役になっている構成です。そして重要なポイントは駅舎の切り取り方です。

左の辺と上の半分に配置した駅舎は、駅舎なんだなと分かる程度に留めてフレーミングしています。窓などを使って4辺を囲う額縁効果というのがありますが、それに似たやり方で額縁半分だけ構図とでも言いましょうか。遠近感の表現だけでなく、被写体が日陰になっている理由としても重要な役割をしています。

このような構図を作る時、注意するポイントは垂直です。駅舎の柱や排水管の線をぴったりと画面の垂直と合わせて下さい。こういった構図の場合、僅かな傾きが観賞者に無意識の不快感を与えてしまうものです。

そして日陰の青かぶりはレタッチで除去しないこと。空気感が失われてしまいます。ここは日陰であることを敢えて表現した方が、旅の小休止であることを連想できると思います。





そして今回の解説で重要なポイント。望遠レンズを使っている点です。実はこの撮影現場は画面に少し写っていますがR1200GS-ADVENTUREのとなりに乗用車が停まっていて、この角度から撮る以外に無かったのですが、こういった余計な物を排除したいときは迷わず望遠レンズを選択しましょう。

そして倉庫よりも遠景にある桜、菜の花をぐっと近づけることにより、圧縮効果で画面内の構図を組み立てているのです。だいぶ以前にいちど解説しましたが寄って画面を作る広角レンズ、寄せて大きさや距離を調整する望遠レンズのお話、思い出してくださいね(また改めて書く予定ですが)。

と、今回のツーリング写真解説はここまでですが、桜の咲いている期間とは短いもので東京の桜はもうだいぶ散り始めています。儚いですねぇ~

CASIO エクシリムEX-10

この写真は私の職場のすぐ近くにある晴海ふ頭公園の桜です。この公園と周辺は現在オリンピック選手村の建設が急ピッチに進んでいて、昔からあるこの公園と周囲の桜並木は全て伐採されてしまいました。他の桜は開花をあと1週間くらいに控えたタイミングで伐採され、この写真の桜は幸いにも最後に一花咲かせた後に伐採と思います。あまりに切ないので私の持てる力を精一杯発揮してエクシリムEX-10で立派な姿を記録してあげました。

ではまた!





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↓↓↓撮影地↓↓↓

小湊鉄道 高滝駅 他の駅とくらべて人も少なめで撮影しやすいですよ。

ツーリング写真<中級>最強に光輝くスポットを狙え

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、皆さまはお医者さんに相手にもされない病気にかかったことありますか?

私は若い頃から割と最近に至るまで酷い病気にかかっていました。それは「いつも腕時計が欲しい病」です。二十歳くらいから発症して最初は機械式のクロノグラフを買うぞ!と当時の給料2カ月分をはたいてBRITERINGのクロノマットを買いました。その後、20年くらいにわたり機械式クロノグラフをメインにいろんな腕時計を買いました。

単に物欲やステイタスで買ったのではなく、機械の虜になってしまったのです。脱振機の音色やローターの回る感触など、クオーツに比べれば精度に劣るはずの機械式なのに、なにかこう肌につけていると高精度な複雑機械のパワー、時計職人のスピリッツをもらっているような感覚に魅了されていました。

しかしそんな「腕時計が欲しい病」もここ数年、どっぷり写真をやっていたら関心が薄れて、気が付くと不治の病と思われた病気が完治したようでした。写真をやるとこんな良いこともあるんですね!ちなみに20年以上前に最初に買ったクロノマットは今でも持っていますよ。




さて前置きが長かったですが今回は中級ツーリング写真の解説として、林道のような緑が生い茂っている場所での光の使い方についてです。

EOS6D mark2 + SIGMA150-600mmF5-6.3DG F6.3 1/125 ISO250

こちらの作品をご覧ください。千葉県鴨川市にある嶺岡中央林道で撮影した1枚です。ここ嶺岡山地は千葉県最高峰である愛宕山(標高408.2m!低っ!)を内包する低山地帯で、そのほぼ稜線を貫く嶺岡林道は、かつてダートでしたが舗装されて久しくライダーの姿もほとんど見かけなくなりました。

この写真の撮影時間はお昼の陽の高い時間帯です。一般に風景写真では陽の高い時間帯は写真撮影に向かないと言われますが、このようなシチュエーションに限っては陽の高い時間帯の方が、真上から強い太陽光が差し込んでスポットライトのような局所的なライティングが可能になります。

特にモデルの肩周辺の輝き具合に注目してください。このように輝かせるには周辺の明るさに対して強く光の当たっている場所を選びます。R1200GSにも同じように強い光が当たっていますが、白色の外装や金属製のパーツなどは反射率が高いため特に強く光り、この場合は白トビしてしまいました(もちろん気にする必要はありません)。

こういった場所で撮影するとき、最初にバイクを停める場所、つまりどこで撮るのか?が非常に重要です。しかし決して難しいことは何もありません。地面をよく見て最も陽が当たっている明るい場所を選ぶのです。




この写真を見て多くの人は第一印象に「光」の存在を挙げると思います。この写真の主役は光です。厳密に言うと光が当たっている空気であり、空気中の微細な塵や水分などに光が当たっている様子です。私はこのようなシチュエーションをよく光が溜まりこんでいる空間と呼んでいます。

このような光の溜まり込んだ空間は標準レンズや広角レンズではあまり表現できず、望遠レンズを使うことによって、このような独特の霞み具合で光を表現できます。望遠レンズは景色を圧縮する効果がありますが、カメラの場所から被写体までの長い距離に存在する空気、光をも圧縮するので、このように効果的になるのです。

ところでこの写真は先日、新たに買い替えたEOS6D mark2で撮った写真なのですが、画質については申し分なく(当たり前ですが)、インターバルタイマーについてもEOS1Dxの時はリモートレリーズTC80-N3をカメラに接続して使用していましたが、EOS6D mark2なら内蔵されているので少しのボタン操作で簡単に行うことができました。

またEOS6D mark2にはGPS機能もあるので、今回のように特に目印になるものが写真にないような場所については重宝する機能です。撮影した直後なら、この写真がドコなのか覚えているものですが、何年か経ってから撮影地がどこなのか?知りたくなってもなかなか分からないものです。しかしGPSのログデーターが残っていればLightroomで簡単に地図上に撮影地を表示することが可能なんです。

この写真のGPSデータをLightroomの地図に表示させたところ。

今回も長くなってしまいましたが…林道のような場所で光が上から差し込んでいたらシャッターチャンスです!地面を良く見て光の当たっている場所にバイクを停めて撮影してみましょう~!というお話でした。

ではまた次回!





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千葉県鴨川市 嶺岡中央林道