秘密の上達テクニック 理由を後付けして発表しよう<初級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、以前に当ブログで毎日100ショットのスナップを撮ることで飛躍的に上達ができます、という投稿をいたしました。

これは私自身が3年ほど前からはじめた練習方法で、仕事の日も休みの日も(バイクに乗れない休日)必ず写真を撮ること。いつもコンデジを肌身離さず持ち歩いて日常の空間にも被写体となりえるものがないか?常に探したり、誰も見向きもしないような雑草やゴミも魅力を見出して撮ってみたりと、目と撮り方をダブルでトレーニングできる練習方法です。

これは1日で100枚の写真を撮ろうという意味ではなく、100ショットのシャッターを切るつもりで常に写真家の目を光らせようという意味です。実際には1日に50~100ショット程度のシャッターを切って、その中から人に発表できるものを1、2枚程度出せれば十分ではないかな?と思います。




私の名付けたこの毎日100ショットスナップは確実に上達できる唯一の手段ですし、写真を身近に生きる素晴らしさを学ぶことができます。そして写真を上達するとは「こうだったのか」という気付きの繰り返しであり毎日100ショットスナップはそれが毎日のように獲得できちゃう魔法の練習方法なのです。

といっても「気付き」はとても小さなものが大半です。なので昨日と今日では目に見えた進歩はありませんが、年単位でみると飛躍的にレベルアップが実感できるはずです。なかなかツーリングに行った時だけ写真を撮る、では上達は難しいです。毎日ツーリングしているのでしたら別ですけどね。

ぜひ皆さまも「気付き」をたくさん獲得する為にやってみてくださいね。

さて今回の<初級>ツーリング写真解説では上達の秘訣として、ちょっぴりズルい、でも確実にうまくなっちゃう秘密の方法を伝授いたします。究極のツーリング写真 読者の皆さま限定ですので内緒にしてくださいね。

写真とは撮影者のレベルに関係なく、撮影後の写真を振り返ってよく見ると「この写真はこうだったんだな」と出来上がりを見て気が付くことも多いものです。本当は撮影時に気が付いておきたかった事でも、その時は気が付かなった…私なんかは今でもよくあります。

なぜこういう写真になったか、なぜこの写真を撮ったか、こういった作品の仕上がりや意図に関わる理由を後から考えて言語にしてみましょう。

そして少しズルいようですが、あたかも撮影時から分かっていて「そうしました」風にSNS等で発表してみましょう。え~そんなのアリ?!と驚く方も、実はすでにソレやっていますって方も多いはずです。




先ほどの毎日100ショットスナップで書きましたが写真の上達とは「気付き」の繰り返し。しかし気付きは必ずしも撮影時ばかりと限らず、すでに撮り終えた自らの作品を眺めているときに気付きがやってくることも多いです。

例えば背景に2つのエリアがあったとします。撮影時は何となく「こんなもんかぁ~」と撮った写真。帰宅してよく観察すると2つのエリアは見事に黄金比1:1.618だったとしましょう。そのマグレはあなたの心の奥底に仕舞って鍵をかけてください。

そしてSNSで「この作品は背景のエリアを黄金比にして撮りました」と言っちゃおう~!!書いちゃおう~!!誰にもバレませんし、仮にバレてもあなたをインチキ呼ばわりする人なんていないはず。それよりも次回の撮影シーンで、このように発表した記憶がきっと役立つはずです。

あっ背景に2つのエリアが存在しているな。そういえば先日、Instagramで黄金比を狙いましたなんて書いちゃったっけ?じゃ、今回は本当に撮る時点で黄金比を狙ってみるか!…と。

つまりSNSで後付けの理由を、あたかも撮影時の意図のように発表したことが、自身の心に印象に残り、その結果「引き出し」が1つ増えてレベルアップしたのです。すごいでしょう!

かくいう私なんかも、けっこうこのパターンで色んな撮り方を習得したものです。SNSで発表するとはこんな効果もあるのです。おもしろいですね。あっクドいようですが内緒ですからね!!!





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~本日の毎日100ショットスナップ~

リコーGR APS-C

何年か前に職場の近くからリコーGRで撮った夕景です。この写真で明るいところと暗いところを理想的に配分し、その中間にある階調まで表現できれば色はそれほど重要でなくなると気付きました。

写真に時間を与え印象的なツーリング写真を<初級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、そろそろお盆休みに有給休暇を加えて夏休みでツーリングに出かけた!という方も多いのではないでしょうか?お天気はどうでしょう?長いスケジュールでロングツーリングする場合、どうしても特定のポイントで悪天候に見舞われたりしますよね。

天候はライダー共通の悩みかもしれませんね。私の場合はツーリングは常にソロなので、ちょっとした雨でもけっこう精神的にヘコむときがあります。仲間が一緒だとワイワイとして雨くらい笑いとばせるかもしれません。しかし振り返って考えてみると、雨でもやたら気分よく「今日の雨は気持ちいいぜ~」なんて鼻歌まじりに雨天走行している時もあります。

そう考えると雨自体はそれほど問題ではなく、結局は気分の問題なのかもしれませんね。ソロツーリングで長旅を続けていると、ある種の躁鬱といいますか気分の浮き沈みが周期的にやってくることがあります。私の場合はけっこうコレがあります。天気がよくてもつまらない事ばかり考えたりもします。

もしかしたら気分の浮き沈みより移動することによってイヤシロチ、ケガレチを通過する霊的な影響もあるかもしれません。




さて今回の<初級>ツーリング写真の解説はシャッター速度をコントロールすることで、静止画である写真に時間を加えてみましょう、という初歩的な解説をいってみたいと思います。

こちらの作例をご覧ください。いかにも千葉なのどかな風景でございますが、7月の田んぼを14mm超広角レンズで撮ってみました。バイクはレンズの歪みが目立つ位置ではありますが、これくらいバイクを小さく撮ってしまえば問題ないと思います。

写真とは当たり前ですが二次元の静止画です。しかしそこに失われた奥行きや立体感、スピード感や瞬間を表現できれば良作につながる鍵となります。その為の手段としてカメラには露出(写真の明るさ)を決める機構に絞りとシャッター速度の二者が調整できるようになっています。




こちらの写真はシャッター速度を1/8まで遅くして撮ってみました。風でゆらめく穂をブラして動きを加えたのです。このように撮影時に被写体や情景をよく観察し、動きのあるものがあればシャッター速度を調整して写真に時間を与えてみましょう。この写真の場合はシャッター速度を遅くしてブラしましたが、逆に早くして瞬間をとらえることも可能です。

この撮影現場では田んぼに立ち入る訳にはいきませんので、あぜ道から上半身を乗り出してカメラを手持ちで撮りました。本来はシャッターを遅くするのであればカメラブレしないよう三脚を使用したいのですが、この場合は三脚を使ったら田んぼに寄れないので仕方ありません。

この場合、広角レンズなので意外と1/8秒あたりでも、ブレはそれほど気にしなくて良いですが(手ブレは望遠ほど影響を受けるのです)お勧めの撮影方法は連写モードです。手ブレはシャッターボタンを押す瞬間と離す瞬間に起こるものです。連写モードでシャッターボタンを押し続けていれば、中間の何枚かはブレずにシャープな写真を拾えるはずです。プロはみなやっているテクニックですが一般にはあまり知られていないので、ぜひやってみてくださいね。

写真に動きを加えて印象的な作品を狙いましょう、という解説でした。

それではまた!





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~本日の毎日100ショットスナップ~

リコーGR APS-C

以前にバスの車窓から撮った1枚です。晴海通りの勝鬨橋です。勝鬨橋はむかしは跳開橋でしたが、いまはとても交通量の多い道なので難しいみたいですね。

ツーリング写真<初級>峠をハイアングルで攻めろ

究極のツーリング写真 touring-photography.com読者の皆さま、素敵な写真を撮ってトキメイていますか?いつもドキドキワクワクを追求して写真で冒険しましょうね。

最近ふと感じたのですが、写真の初心者の方や上達を目指している方へのHOWTOみたいな分野ってものすごい経済効果ありそうですよね。はじめての一眼レフとか、風景写真の撮り方とか、構図や露出の基本とか、解説している書籍だけでも凄い数が本屋さんにありますよね。

ワークショップや講習会的なものもたくさんあります。すごくお高いですけど、けっこう多くの方が参加しているみたいですね。

私はこのブログをはじめて、一般的な解説書や雑誌などがどんな風に説明しているのか興味があったので、何度か目を通したのですが個人的な感想としては「なんだか意地悪だな~」と感じました。何も知らない方にいきなり露出の話や三分割構図の話をするのって、絶対に間違いだと思うのです。

写真をはじめるには、まずカメラの操作方法が必要ですがそれは説明書にも書いてありますよね。まずは写真を撮る楽しみを知ることが最初だと思うのです。被写体を見つけたり魅力を言葉で説明できるようになる。それができる「自分」の心や目の育て方。少しづつ変わっていく自分を楽しいと思えること!これが最初に教えてあげるべき事だと思うのですが。

わざと遠回りさせてお金を使わせる目論見なのでしょうか?それとも上手な人や優秀な写真家が増えたら何か困ることでもあるのでしょうかね。いやいや…ネガな話題はこの辺にしておきましょう~。

今回の<初級>ツーリング写真解説は峠道は高いポイントを見つけて見下ろすように撮ってみよう、というお話でございます。

EOS1Dx + SIGMA35mmF1.4ART F7.1 1/125 ISO200

こちらの作例をご覧ください。すこし前の写真ですが秋の福島県 磐梯吾妻スカイラインで撮った1枚です。ここは本当に最高のツーリングルートですね!まだ行かれたことのない方は、シーズンになったら是非行ってみてくださいね。




さて写真の解説ですが、峠とは九十九折れになった道、緑や紅葉といった自然の景観、そして高低差があるものですね。写真のデザインの観点で考えると、まず道は直線とヘアピンカーブで「直線、曲線」が存在します。構図内に視線誘導させる導線として使えますね。

次に色。緑、グレー、遠景はブルー系でしょうか。こういったデザインに使えそうな線や色といった要素は言語化して洗い出してみましょう。それを撮影にどう反映すれば良いのか分からなくても大丈夫です。

峠はこの作例のように高いポイントから峠の様子を見渡せる場所探しを最初にやるのがコツです。良さそうな場所を見つけたら、深呼吸でもして自分の好きなことを探してみましょう。「イイ眺めだぁ~紅葉はまだ少し早いけど、これはこれで綺麗だね」といった具合に。

あなたのアンテナが何かに反応すれば、それに従いましょう。この写真を撮ったとき私は近くにある熊笹などが生い茂った草の部分に反応しました。これを35mmで寄ってパンフォーカスで撮ったら面白いな!と。ちょうど時間帯も良く朝の逆光シーンです。以前も書きましたが逆光はドラマチックな写真を撮るのに最も適した条件です。




逆光は地上物を輝かせる効果があります。前景に入れた草はもちろん、高い位置から下を見下ろす画面なので、その画面内の大半は逆光によって輝きを放つのです。

前景のボケ具合を慎重に調整しF7.1とし、プログラムタイマーをセットして自分のバイクが走る様子も撮るので、シャッターが遅いと困るのでISOを念の為に200に設定。シャッター速度1/125を確保しました。なるべくバイクの位置のバリエーションが欲しかったのでインターバルプログラムは1秒毎に設定して、時速20キロくらいでバイクを走らせました。すべて「○○だから△△した」の法則ですよ。

どうでしたか?初級にしては色々と書いてしまいましたが、峠に行ったら写真のような場所を探してみましょうね。というお話でした。この写真の場所も秋ではなく春に行けば、もっと草が少なくて手前のヘアピンカーブの全容が見えたかもしれませんね。

今回はこの辺で!





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↓↓↓撮影地↓↓↓

磐梯吾妻スカイライン 湖見峠(うみみとうげ) バス停のような標識が目印です。

~本日の毎日100ショットスナップ~

EOS6D mark2

少し前に撮った近所の池の大賀蓮です。太陽が逆光になる早朝に撮影しました。アングルを工夫して黒っぽい背景になるよう調整したのがポイントです。

四隅をチェックし素人っぽさを卒業しよう<初級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、ずいぶん以前に「アホな青春バイクコラム」という投稿をしましたが、覚えておられるでしょうか。あれは前後のブレーキ機能を失ったNSR250Rで国道16号を〇00キロオーバーで走る友人Sが主人公でしたが、また機会をみて少しフィクションを混ぜて書いてみようかと思っております。

その話の主役である友人Sはほんとうに面白いヤツでして、こんな話もあります。ある夜、仲間同士でたまり場になっていたガソリンスタンドにて。Sは愛車シルビアで登場し誰かにもらったカーオーディオを取り付けるのだと意気揚々にダッシュボード周りを分解しはじめました。

しばらくすると暗闇のシルビアの室内から何やら「ウッ」とか「ウオッ」とか変な声が聞こえてきます。様子を見に行くとテスターが無いからと車体からの配線類に直接触れて感電しながら接続する線を探っているのでした。

被覆を剥いた銅線に触れながらキーを回しビリっときたら「こりゃACCだ」とか、ライトを点灯させてビリっときたら「こりゃイルミネーション電源だ」とか言って何だかんだ最終的にカーオーディオを取り付けてしまいました。

まさに人間テスターです。




さてくだらない前置きでしたが今回の初級ツーリング写真解説では、かなり初歩的な内容をいってみたいと思います。いくら練習しても何かイマイチだな…と感じている方は写真の細部まで神経が及んでいないことが多いものです。

特にメインとなる被写体に気をとられすぎて背景、または画面の四隅のクオリティが甘い場合が見受けられます。余計な物が写っていたり、絞りの解放で光量が落ちていたり、レンズの歪みが目だったりといった物が代表例です。

こちらの作例をご覧ください。漁港での一コマを撮ったのですが、主題が明確でなく全体が散漫としています。よく捉えればありのままを撮った自然な1枚ですが、それで作品として通用するとは思えません。ピンクで囲った部分が余計な物が写ってしまった個所です。こういった細部の詰めが甘いと、ぱっと見でシロウトっぽい写真になってしまうのです。

この撮影シーンでは日の高い逆光を生かして、民家の瓦屋根が輝きを放つ様子などに注目し、それを伝えるよう構図を作ると良かったでしょう。もっと足を使って被写体の配置や大きさを工夫し、一番良いと感じたものを明確に、かつそれ以外の部分は綺麗に整理しなくてはいけません。

 




撮影時に上の写真の黄色で囲った部分に、何か問題がないかチェックする癖をつけてみましょう。余計なものが写っていないか?絞りを開きすぎて周辺光量落ちがないか?必ずここをチェックする癖をつければ、それだけで劇的に写真は良くなります。

スポット修正やスタンプツールのような画像ソフトで邪魔な物を消去することは、撮影時には配慮が届かなった不測のミスを仕方なく修復するための手段です。例えば吸い殻が落ちていたら拾いましょう、電線が写っていたら画面外に排除できないかアングルを変えましょう。

ソフトに最初から頼るのは決して関心できることではありません。

センサーやレンズの汚れは日常的に完璧に清掃しているつもりでも、ツーリングでカメラを持ち出していると出先で汚れが付着してしまうものです。その場合は仕方なくソフトで消去しましょう。

本当は四隅のチェックと言うよりは被写体以外のエリアと言うのが適切なのですが、覚えやすいという意味で最初は四隅のチェックとして実践してみてください。

どうしても最初の頃は撮った写真をその場で確認しても、写真のチェックの方法すらよく分からないものです。今回の四隅のチェックは具体的で分かりやす方法です。上達すれば意識しなくとも、四隅や背景は綺麗に整理できるものなのです。

ぜひ次回のツーリングで実践してくださいね。





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~本日の毎日100ショットスナップ~

もう3年くらい前に撮った写真です。実は上の解説に使った1枚目の写真と場所が同じです。こうやってバイクは無しで撮る分には漁港風景もそれほど難しくはありません。使い込まれた様子の船を主題にしたければ、それを撮るのみです。しかし気に入った被写体あるいはシーンにおいてバイクを入れて写すとなると難しくなるんですよね。

Facebookの機能から学ぶ 上達の確認方法 <初級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、夏のツーリングの準備していますか?北海道にツーリングに行かれる方は1週間とか10日間とかある程度の期間のツーリングになると思いますので準備も大切ですよね。

それとどんな所をどんな風に旅してくるか?これが一番の気になるところ、と言うか楽しみである訳ですが、難しいのは事前に行きたい道やスポットを下調べするのと、下調べなどせず旅先での偶然の出会い、発見を楽しむのか?この両者のころ合いですよね。

全ての行程を綿密に下調べしたら旅としての本質的な魅力が問われてしまいます。かと言って全く事前情報を入れずに行くだけでは、魅力的な道やスポットを知らずに近くを通過してしまうかもしれません。

私はあまり良くはないけど…と感じつつ、やはり撮影旅としてはある程度は事前情報が欲しいので、休憩時間を利用してグーグルアースと日の出マピオンを活用して大まかな目星は付けておくタイプです。

北海道ツーリングくらいロング(時間的にも距離的にも)ツーリングとなると、予定など立てたところで、天候などの原因で予定通りにはいかないものです。「行き当たりばったり」「風のふくところへ」といった気ままさも良いと思います。




さて今回の究極のツーリング写真 <初級>ツーリング写真解説ですが、以前にも同じような内容を投稿しましたがFacebookの機能を活用して上達を確認しましょうという話です。今回は私の写真で分かりやすい確認例が出てきましたので、それを使って詳細に解説してみようと思います。

Facebookのタイムラインにある日、突然出てくるあの機能。「〇年前の今日」というとても便利なやつですね。「あぁ~そういえば1年前はここ行ったな」とか。私達、写真道を志す人間、ましてや私のように勉強中の人であれば、この機能は上達具合を確認できる最高のツールと言えます。

先日、こんな写真が私のタイムライン「3年前の今日」に出てきました。

毎度の漁港での撮影シーンですが、望遠レンズを使って風景を圧縮した写真です。もともと複数の被写体が存在する漁港は難しい撮影シーンであり、練習にはもってこいの場所である…と当時から認識はしていました。

しかしどうでしょう。主題は船を舫綱で固定する杭(ボラード)なのかな、と言うのは何となく伝わってきますが、イマイチ明確ではありません。そのため作品の意図がボヤけて平凡な写真と言えます。漁船を切り落としたのは悪くありませんが、遠景の海や電線が写っている辺りがシロウトっぽさ丸出しです。バイクの位置もテキトーといった感じです。

同じ場所ではありませんが、似たようなシーンをこの写真のおよそ3年後である今年の3月に撮った写真がこれです。

同じく船を舫綱で固定する杭を主題にした写真ですが、杭が連続していることに注目しアングルや絞りによるボケ具合を調整しました。当ブログでたびたび登場する「〇〇だから△△した」の法則です。恐らく誰の目にもこちらの写真の方が印象的だと感じて頂けると思います。




写真の主題を明確にするため余計なものは画面から除外し、導線をぴったり対角線に入れる、赤茶と黄色の色要素を意識して画面に入れるなど、写真に関する基本を少しは身に着けたのだな、と確認できました。

バイクを切り落として存在感を調整しつつ、ヘルメットをアクセント被写体にしてライダーの存在を予感させ、ツーリングシーンを演出、こんなことは3年前の私には出来なかったのです。

どうしても長くやっていると、飽きがきたり撮った写真にマンネリを感じたりするとモチベーションが下がるものです。はじめた当初は撮る事自体が楽しく感じ、いつもカメラを持ってツーリングに行っていたのに、最近はなんだか面倒だ…。

そんな事にならないため、上達すること、上達を確認することはとても大切です。また単なるレベルアップだけでなく、写真に対する自分のスタイルの変化も確認してみましょう。

そのためにとても便利なFacebookの「〇年前の今日」の機能をぜひ活用してみてくださいね。

今回はこの辺で!





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~本日の毎日100ショットスナップ~

CASIO エクシリム EX-10

帰宅中に撮った自宅近所の夕日です。線路内ではなく踏切ですからね…。

ナメてはいけない。足を鍛える三分割縛り地獄<初級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、夏休みのツーリングの計画は順調でしょうか?私は8月に予定している北海道ツーリングについては昨年と同様に道東と道北をメインに走ってこようと思います。

やはり北海道ツーリングといえば道東は外せません。釧路の自然、根室の最果て感、屈斜路湖のエリアや知床半島など私の中の心象風景と重なるのは主に道東です。そして去年は雨で断念した道北エリアの数々のスポットも再び訪れてみたいですね。

今回で通算11回目の北海道ツーリングですが、今年は1.私は写真家だから撮影旅こそ私の旅である 2.道をメインテーマにツーリングのワンシーンを切り取る 3.神様にお願いをして美しい自然現象も見てみたい この3つの具体的なテーマを打ち出して旅に挑みたいと思います。





さて今回の<初級>ツーリング写真解説はずいぶん以前に解説しました「三分割構図縛り地獄」を改めて解説してみたいと思います。

 

 

写真とは構図が大事である、という事は多くの方がご存知だと思います。では「構図」とはいったい何でしょうか???私の勝手な解釈ですが構図とは被写体の大きさ、位置、複数の要素がある場合はレイアウト、ボケ具合(これも構図の仲間)などによって作品の主題へと導く写真の基礎工事のようなものと考えます。

構図が良ければ作品の意図を観賞者へうまく導くことができるわけです。

上の写真をご覧ください。とある港で撮った何の変哲のない写真ではありますが、基本とも言われる3分割構図で撮っています。

最初に書いておきますが、このお話は3分割構図は素晴らしいので必ず守りましょう!という意味ではありません。3分割構図は写真の基本として確かによくできた理論ですが、多くの芸術写真は3分割に当てはまらない物も多く存在します。

ここでは3分割構図を使って構図ワークを身に着けるための足を鍛えましょう!というお話です。

お使いのカメラのグリッド線表示機能をオンにして、目の前の光景から水平線や道などの線、被写体を3分割構図のグリッド線に合わせてください。「そんなの簡単だよ~」と聞こえてきそうですが、簡単では地獄の訓練ではありませんよ!




1.寸分狂わぬようピッタリと合わせてください

上の写真では白い灯台は左上の交点、R1200GSは右下の交点、海と空の境界線は上の横線にピッタリと合っているのがお分かり頂けるでしょうか。このようにピッタリを狙ってみてください。意外と難しいですよ!

2.最低でも3ポイント以上は合わせる

1つ2つではダメです。最低3つ以上は3分割の交点や線にぴったりと合わせてくださいね。

3.ズーム機能は使わないこと

一眼レフであれば28mm、35mm、50mm、70mmあたりで固定で撮ってください。コンデジの場合はカメラの電源を入れた時の最初の焦点距離のまま(多くのコンデジはワイド端だと思います)とにかくズームは触らないこと。

これ、実際にやってみると苦しいです。「ええ~簡単じゃね?」と思う方、例えば上の写真の場合、海の割合を狭めて空を大きくしたい場合、どうします??そうです、しゃがむなりして低い位置にすればOKですね。では灯台とバイクの位置関係を広くしたいと言ったらどうしますか?右に動きますか?左ですか?? ここで一瞬でも「ええと…」と思った方は足で動いて構図を作る感覚ができていません。

この3分割構図縛り地獄を騙されたと思って一定期間、訓練をしてみてください。マスターする鍵はただ1つ、とにかく右に左に高く低く、足で動きまくってください。ゴルフやピアノの練習のように繰り返しやって体で学習するのです。

以前に当ブログ 究極のツーリング写真では、まずは良い写真を1枚撮ってみましょう、という投稿で1つの被写体が美しい背景の中にあるだけのシンプルな写真を撮ってみましょう。というお話をしました。これは最初のうちは複数の被写体があるような複雑なシーンでは足が動かないと構図できないからです。

この3分割構図縛り地獄により構図ワークとしての足をマスターすれば、2つ以上の被写体のあるシーンでも意図したとおりに構図を組み立てることができるのです。

例えばバイク、ライダー、置いてあるヘルメットなど容易に位置を動かせるものであれば「もう少し手前かな」といった具合に本当に動かして良いと思います。しかし被写体の多くは動かせないものが殆どであり、その場合はカメラを持っている撮影者が動くしかないのです。

<初級>ツーリング写真として難しく感じる内容だったかもしれません。しかし写真をはじめたばかりの人の多くは足が動いていないのです。いちど騙されたと思って三分割構図縛り地獄を実際にやってみてくださいね。間違いなく上達することをお約束いたします。





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~本日の毎日100ショットスナップ~

リコーGR APS-C

だいぶ前にリコーGRで撮った1枚ですがカモメ(ウミネコ??)が飛び立つ瞬間を切り取りました。瞬間をとらえる、これこそが写真の魅力なのだな、と学んだ1枚です。

上達できる賢いズームレンズの使い方<初級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、この夏はどのような旅の計画がおありですか?夏のツーリングは熱射病やバイクのオーバーヒートなど、気を付ける点も多いですが、やはり「夏」と聞くだけで特別な想いが込み上げてきますよね。

私は8月に予定していた北海道ツーリングが実現できる可能性が高く、フェリーの予約は押さえておきました。昨年と同じく大洗~苫小牧の深夜便で行こうかと思います。先ほど月齢カレンダーをチェックしたところ、私が行くお盆休みは何と新月と重なっていました。去年の8月は満月と重なっていたので星空は諦めていたのですが、新月であれば満点の星空はもとより、天の川の撮影も期待できちゃいます。

今からとっても楽しみです。

 





さて今回の<初級>ツーリング写真解説では上達の秘訣として究極のツーリング写真流、賢いズームレンズの使い方です。以前も似た内容の投稿をしましたが、より詳しくブラッシュアップして解説いたします。

EOS1Dx + SIGMA35mmF1.4ART F9 1/200 ISO100 <被写体に寄る35㎜>

焦点距離が任意で調整できるズームレンズ(あるいはズーム機能のあるコンデジ)とは言うまでもなくレンズ交換することなく、ワイドにしたり遠くのものを引き寄せたり出来ます。もはや一般的なカメラとしてはズームができるのが普通と言って良さそうですね。

しかし、このズーム機能はとても便利な反面、写真をはじめたばかりの初心者の方には上達をさまたげる落とし穴があります。

今回はその落とし穴にハマらないため、上達できるズームレンズの使い方をご紹介します。この方法を信じて実践して頂ければ、単焦点レンズを交換して練習する方法よりも圧倒的に効率よく、かつ確実に上達できることをお約束します。

方法は簡単です。ズームリングの数値が書いてあるところのみ使うのです。上の写真のズームレンズの場合、24㎜、35㎜、50㎜、70㎜、85㎜そして105㎜の6か所しか使ってはいけません。微調整はしない!という焦点距離の縛りです。

そもそもズームレンズを使っていると上達しない、と言われている理由とは被写体に寄るための足が止まってしまうからです。ファインダーを覗きながらズームリングをグルグルと回し、撮りたいと思った被写体の大きさを調整して撮っていると、その間は足はピタリと止まったままなのです。

足が止まったままですと、「被写体に寄る」と「望遠で被写体を寄せる」の違いが、いつまでも理解できず、永久に被写体の大きさの調整だと思い込んでしまうのです。

         ~ZOOM縛り地獄表~

・超広角域:14㎜ 18mm →風景を広げる (空一面のウロコ雲、砂紋など)

・広角~標準域:24mm 28㎜ 35㎜ 50㎜ (特定のモノに寄る)

・中望遠域:70㎜ 85㎜ 105㎜ 135㎜ (ライダー、バイクを主題にする、風景を圧縮する)

・望遠域 150㎜ 200㎜ 300㎜ (道を圧縮して主題にする、太陽や月を寄せる)

もちろん全てがこれに当てはまる訳ではありません。カメラのズーム機能や焦点距離の違うレンズを使い分ける、という事の意味が分からないという方向けの目安です。

例えば28㎜と書いてあるポイントを守らず29mmや30mmといった数字が書いていない場所は使わないでください。「もう少し」と感じたら必ず動くこと!特に35㎜や50mmはこれが構図の主題だと決めたものを、フレームの枠にかかるまで足で寄ってください(1枚目の写真を参照)。

撮り始める前にどんな絵にするか、大まかに頭の中で描いたら何mmでいくか考えてみましょう。ベテランは焦点距離の感覚が身についているので「よしここは28㎜だ」と決めたら、それは最初のイメージ通りです。しかし初心者の方は「こんな感じで撮りたい」という頭の中のイメージが何mmなのか良く分かりませんよね。

そこで上のZOOM縛り地獄表を参考に3つくらいの選択肢を持って試してみましょう。1枚目の写真のように不気味な廃船を発見して、それを主題に撮ろうと思ったのであれば特定のモノに寄る訳ですから24mm?35mm?それとも50mmがいいの?と試してください。

選ぶ時のポイントは背景の範囲、前景がある場合の距離感、あるいはナチュラルな画角を狙いたいという場合は50mmを選ぶ、といった具合です。

くどいようですが足を動かしてしっかり被写体に寄ってくださいね。ちなみに1枚目の写真はライダーの姿がありません。自撮りできなかった理由は廃船に寄るために身を海に乗り出して撮っているのですが、これでは三脚が使えないからです。そこまで寄らなくても三脚が立てられる場所で、50㎜くらいで撮れば良かったんじゃないの?という声が聞こえてきそうです…。

いいえ違います。

被写体の魅力を伝えるのは極限まで寄るのが基本なのです。試しに引いて撮ってみましたが廃船の雰囲気が伝わる写真にはなりませんでした。

 




EOS1Dx + SIGMA150-600mmF5-6.3DG F6.3 1/500 ISO100 <道を圧縮した望遠>

こちらの作品は望遠を使って景色を引き寄せた、あるいは空間を圧縮した写真です。道は奥行方向にとても長く、標準や広角レンズを使うと道以外の景色もたくさん画面内を占拠してしまい道の存在を絶対的にできません。

望遠であれば長い道を圧縮して画面内に多くの面として道を配置できます。目の前の光景を目でみて、何mmを使った場合に画面内にどう配置されるか?2次元化力が問われるシーンですが、これも先ほどと同様にベテランはすぐに「よし300mmでいこう」と思い浮かびますが、初心者の方は2次元化力や空間が圧縮されるイメージが無いため難しいです。

寄る広角、寄る標準の時と同様に上の”ZOOM縛り地獄表”を思い出して実践してください。例外はもちろんありますが道を撮りたいと思ったときに望遠レンズは役に立つでしょう。オロロンライン、エサヌカ線、SNSでよく見かける多くの人が撮っている、撮りつくされたあの写真…。同じのを撮っても面白くないですよね?

<バイク、ライダーを主役に撮る中望遠>

 

ズームレンズの数字が書いてあるところに縛って撮る方法は、上達の秘訣としてご紹介しましたが、実は本当のことを言うと私自身が現在でもやっているズームレンズの使い方なのです。ズームの微調整については撮影場所にスペース的な制約があるときに初めて活用します。望遠レンズを構えてみたがそれ以上は後ろに下がれないとか、馬瀬のような岩によじ登って、その上から撮るときとか。動けなくなったとき、ファインダーを覗いて画面の四隅と相談しながら慎重にズームを微調整しましょう。

ところでコンデジをお使いの方はズーム機能に焦点距離の表示がないですよね。コンデジの場合はワイド端とテレ端の2ポイントで縛って地獄を楽しんでください。ちなみに私は毎日100ショットスナップで愛用しているCASIO エクシリムEX-10ではワイド端28mmで撮ることが殆どで、稀にテレ端の112mmを使っております。

バイクでツーリングとなると、どうしても撮影機材のボリュームが悩ましい問題として存在しますよね。本当なら単焦点レンズ、大口径、望遠ズームやら色々持って行きたいです。しかしズームレンズを正しく使いこなせれば、少しの妥協で機材ボリュームを大幅に軽量化できます。

私の場合は14㎜単焦点、35㎜単焦点、70₋200㎜望遠ズーム、この3本が基本構成でサラッと帰ってくる日帰りであればEOS6D mark2にEF35mmF2 ISだけ装着して持っていったり、あるいはエクシリムEX-10だけ持って行ったり。キャンプツーリングでやる気満々で撮影もする場合は上記に150-600mmを追加したりもします。

望遠ズームを持って行くとレンズの重量もかなりありますので、三脚は軽量タイプでは役に立ちません。GITZOの2型三脚を積載していくのですが、これが結構な荷物であり如何ともし難いですね。

今回はこの辺で!!





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~本日の毎日100ショットスナップ~

CASIO エクシリム EX-10

これもまた出勤途中で撮った東京の紫陽花です。都会の紫陽花はビルの合間から差し込む光を受けて美しいです。露出の観点で写る部分と写らない部分を強く意識して構図をつくってみました。この写真を撮ったとき、私なりにレベルアップのアラートを聞いた1枚です。

上達できず挫折した人へ<初級>ツーリング写真 3つの復活コード

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、少し前に外環が三郷南から高谷まで開通しましたね。千葉県民である私はこれで首都高を通らず東北道、常磐道、関越道にアクセスしやすくなりました。逆に考えると県外の方は房総半島へのツーリングが身近になったと言えますね。

高谷から湾岸線を南下していくと、途中で京葉道路に入りやがて館山道になります。館山道は終点の富浦インターまで走らなくても、内房を満喫するのであれば富津中央インターで降りるのがオススメです。というのも富津中央よりも手前は下道に降りたところで工業地帯や交通量の多い市街地であり、あまりツーリングとして楽しめるルートではありません。もちろん木更津は夕日が美しいですし、市原市を抜けて養老渓谷方面に行くなど目的があれば別ですが。

富津中央インターを境に道は片側一車線になりトラックも減って長閑な海岸線に変わります。竹岡や鋸南の海岸風景は素晴らしいですよ。冬はお天気が良ければ富士山も綺麗に見れます。

 




さて、今回の<初級>ツーリング写真の解説ですがレベルアップを目指して撮ってきたけど、どうも上達できない!良いのが撮れないと面白くないし嫌になってきちゃった…。という方を対象に通常の視点ではなく変わったアプローチで上達を狙ってみましょう~という内容でございます。

題してツーリング写真<3つの復活コード>です。

では早速、1つ目から!

<復活コード1>消去法で構図をつくろう

EOS6D mark2 + EF14mmF2.8L F9 1/200 ISO100

究極のツーリング写真では今まで何度も構図は1つの主題を明確にしましょう、被写体が2つある場合は主従関係を明らかにしましょう、余計なものは画面外へ除外しましょう、といった説明をしてきました。しかしそう言ってすぐに出来る訳ではありませんよね。

写真というのはいつだって後になって考えれば分かるのに現場ではよく分からない、見えない…というものです。

ここでは逆転の発想で消去法で構図を組み立てていく考え方のご紹介です。上の作例の主題は海です。青緑色の海が気に入ったので撮った写真です。慣れていればすぐに被写体や景色の特長をとらえて、自分が良いと思った風に表現することができます。それは目が養われていること、そしてすぐ作業におとせる術を知っているからです。

消去法ではソレができなくても主題を明確にしたシンプルな作品を作ることができます。この作例では「青空が爽やかで綺麗だ…でも要らないのかな」「漁船がいいかんじ…でも要らないのかな」「灯台があるじゃん!でもデザインはイマイチ雰囲気ないかな」といった具合に1つずつ写らないよう、カメラを上下左右に、自分も動いて時には望遠レンズを使って削ぎ落してください。この時、最低3つは削ぎ落すこと!

これができれば残ったものは海面。そうか、俺はこの海の色が気に入ったからココで撮ろうと思ったのか。と気が付けると思います。

構図のコツはなるべくシンプルにすることです。色々と被写体がある光景を良い写真にするのは上級者向けなので、欲張ってそれを目指すとまず失敗に終わります。

<復活コード2>1ジャンル増やそう

ツーリング写真、バイク写真に特化して写真をしていると、なかなか上達できないというのがあります。もう1ジャンル、自分の専門を追加してみましょう。上の写真のような都会での刹那を捉えたスナップなんて、日常でも撮れる写真なのですごく練習になります。

対象は何でも良いと思います。家族、花、夕日、夜景、上の写真のようにグルメ写真にこだわってみるのも良いです。というのもいかなる被写体であっても1つの魅力を解明して撮影者の感じたことを表現する、というのは共通しているからです。

私がよくやる漁港にある杭や使われなくなった漁具などはツーリングとセットにしやすくオススメです。漁港には錆びた物、ペンキの跡など撮影の対象に適した被写体の宝庫なんですよ。

(このチャーハンのお店情報はこの投稿に最下部に記載しました)

 




<復活コード3>自信をもってうぬぼれよう

最後は精神論です…。稀に写真のことでご相談をいただく時、異常なほど自信のない方がいらっしゃいます。「自分のような下手では」「ドシロウトなので」とご自身を過小評価しているのです。最初は謙遜しているだけ?と思いましたが、どうやら本気で自信がないようです。

自信の無さが写真に出ちゃっているだけ、というのも考えられます。すごい写真を撮る人達は言わないだけで内心は「自分は才能あるなぁ」ってみんな思っていると思います。

むしろそう思い込むのが最初の一歩なのかもしれません。自分こそ天才だ!と心の中で暗示をかけてみてください。苦手意識は意外と簡単にポロリと外れるかもしれません。

まとめ

どうでしたか?今回、3つの復活コードの中で特にオススメなのは2の「1ジャンル追加する」です。特に誰も撮っていないようなレアな撮影対象をモノにすると、一気に特別感が芽生えてきて楽しく感じるはずです。

「都会の落とし物」CASIO エクシリムEX-10

こんなのとかね。

ではまた!!!





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↓↓↓チャーハンの写真のお店↓↓↓

千葉県市原市米沢 国道409号沿い 国道297号(勝浦街道)との交差点 米沢から少し東に走ったところです。看板メニューはアリランラーメン(千葉三大ラーメン 竹岡ラーメン、アリランラーメン、勝浦タンタンメン)ですが、私はここのチャーハンが好きです。大盛はボリューム満点で600円とリーズナブル。人気で週末は並びますが混雑のピークは11時と13時であります。意外と12時は空いているのは内緒です。

<秘>誰も教えてくれない上達のプロセス<初級>ツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、以前からブックマーク頂いている方々、最近になって見ている方々、いま初めて見る方も、本当に見ていただいて有難うございます。

当ブログ 究極のツーリング写真 は2017年の10月にサイトを立ち上げ、11月から本格運用開始しましたが、嬉しい反響ばかりでどう感謝していいか分かりません。当初、予想していた否定的な反応も皆無と言えます。

私のような未熟な人間が偉そうにものを言ったら、きっと気を悪くする人もいるだろうな…。そんな風に思っていましたが、そこに神経を使うと説明も分かりにくくなり、サイトのコンセプトが伝わらないな…そう思って失礼、無礼、釈迦に説法は承知の上でいつも偉そうに書かせて頂いております。

なのでこれからもブレずに、偉そうに「ツーリング写真とはなんぞや」を語っていきますので、どうかお付き合いくださいませ。




さて今回の<初級>ツーリング写真解説では具体的な撮影手法ではなく、写真をはじめたばかりの初級者の方が、これからどのようなプロセスで上達をしていくのか?上級者と初級者は何が違うのか?それを身に着けていくにはどうしたら良いか?そんなお話をしてみたいと思います。

私が写真をはじめたばかりの頃とは、そう遠い昔のことではないので、当時何に悩んでいたのか良く覚えています。2004年の夏の北海道で、はじめて自分で買ったカメラ フジのFinePix S602 をタンクバッグに仕込んで普通に北海道をツーリングしました。その時、知床のキャンプ場から海に沈みゆく夕日が、あまりに美しくて感動したものです。

これは撮らねば!と愛車F650GSダカールとテントにカメラを向け、美しく焼けた夕景の写真を撮ってみました。どこで予備知識を身に着けたか失念しましたが、今でも覚えているのが、その時にS602のホワイトバランスを曇りモードに、露出補正をマイナス2/3に設定しました。

その写真は後にアウトライダーツーリング写真コンテストで大きく掲載され、とても嬉しく感じたものです。その思い出のキャンプ場「しれとこ自然村」は残念ながらヒグマ出没の関係で長期休業となってしまいましたが。ここは露天風呂からも素晴らしい夕日が見れて本当に良いキャンプ場でした。

 

FinePIX S602 F6.3 1/420 露出補正-1/3 2004年夏 宗谷国道(2017年にLightroomにてレタッチ)

そんなS602を持って北海道を旅した夏から2年後、よし!では写真を本格的にやろうぞ!と意気込んで当時話題だったキャノンのEOS Kissデジタル(初代キスデジ)をキタムラの展示品を格安で手に入れました。店長っぽい雰囲気の店員さんにそそのかされて「最初はボディは安いKissで大丈夫、でもレンズはずっと使えるから最初から良いレンズを買うのが賢いです。特に135mm単焦点はおススメですよ!」と言われ、大枚をはたいてEF28-70mmF2.8LとEF135mmF2Lを買ってみました。今考えると、この時の店員さんの一言が私の人生を狂わせた好転させてくれたのかもしれません。

そしてネットオークションで格安で買ったSIGMA14mmF2.8EX DGというレンズを追加して翌年も夏の北海道を旅しました。しかしS602で撮ったような写真は撮れず、せっかく一眼レフに買い替えたのに、良い写真が撮れないしレンズもどのようなシーンでどう使うのか皆目分からない状態でした。

この頃のことを考えると何がダメだったのか良く分かります。分からないことが何かも分からない、つまり電源を入れてシャッターを押せば写真が撮れる、それ以外のことは何も知らないのです。

そして、それから十数年。いま私はいろんなツーリング経験と、それと共に撮ってきたツーリング写真で振り返ってみます。写真を上達するって、いったい何だったのだろうと。




ある日、突然に上達することはないです。しかし壁になっていた何かが解明されて「そうか、そういう事だったのか」「なるほど、偶然だったけど次は狙って撮るぞ」といった具合にドラクエのレベルアップの如くアラートが鳴る瞬間はあります。

そのアラートが鳴った時、私はなにを得たのか??この10年くらいの間に得た「なるほど分かったぞ」という写真に関わるあらゆる事柄をランダムに箇条書きしてみますね。

・写真とは撮影者の意図があり、それを誰かに伝えることだった。それは構図を組み立てたり、フレーミングを工夫して各々の存在感を調整したり、絞りでボケ具合を調整して主題へ導いたり、そういった具体的な手法の集合体であった。

・すごく照れ臭い話だけど、結局は風景や被写体に感動して芸術家を気取ることが最初の一歩だった。今振り返ると本当にそう思う。

・そこで撮ろうと思った理由はきっとその場所、その風景、その被写体の特長が気に入ったからでしょう。ではその特徴を言葉で説明できる言語化力を身に着けよう。

・目の前の風景や被写体になる物はライブな3次元だ。それを静止した2次元にしてしまうのが写真だ。だからリアルな光景を頭の中で瞬時に2次元にするイメージ力はすごく大事だ。

・線、色、図形、比率などデザインに関わることは、写真をぱっと見た瞬間の印象として非常に大事だ。デザインの勉強は避けては通れない。ただし最重要ではない。

・見た通りの写真を撮らない。現実を忠実に写真にするのは製品のカタログ写真や証明写真。例えば露出なら実際よりも明るくしたり暗くしたり、表現として全然OKである。

・良い写真が撮れた時の自身の満足感、誰かに見せて喜んでもらえたときの嬉しさ、やがて不特定多数に発信しても恥ずかしくない写真になれば、あらゆる可能性があるのでは?これこそ写真に対する情熱であり、それが次の作品を生み出す原動力になる。

・光は写真の命だ。逆光はドラマチックに、差し込む光は主題を浮き立たせ極めて美しく表現できる。順光も斜光も、ひいては透過光も散乱光も学べば学んだだけ写真が良くなる。

・大切な人と話すとき、相手がもっとも言ってほしいその人の魅力を的確に言葉にして伝えれば、とても喜んでもらえますよね。それと同じことを撮影の対象となる被写体や風景にやれば良い写真になるはず。

・光の観点で写る部分と写らない部分があるのが写真だ。ダイナミックレンジとかラチチュードとか言われているけど、撮る時点で写らない部分をデザインすればどうってことなかった。

・画面内の位置関係を調整したり、被写体の魅力を解明するため寄ったり、かなり動き回るのが写真だ。体で覚える部分が多く練習しただけ身に付く。

・ここは最高の撮影地だ!と喜んでそこで撮り始めても、その景色や被写体がどう良いのか言葉でいえなければ作業に落とせない。だから言語化力も鍛えねば。

・すごい写真家は良くそんなとこに気が付いたな、と思える着目点がシロウトと全く異なる。見えている世界が違うのだろう。写真家の目、審美眼は一朝一夕に身につかないけど、常に意識して高めていきたい。

・いつかこんな写真が撮りたい!という幻想に描く傑作写真を頭にいくつも在庫させよう。それそこが自分のスタイルであり、他者との違いを見出す個性になっていく。

・理屈ではなく感覚で身に着けていく部分がとても多い。例えば焦点距離。この直線道路なら300㎜で圧縮してやればこんな感じ!と頭の中ですぐ絵が出てくる感覚。背景エリアと被写体エリアに比率が生まれたとき、1:1.618のような黄金比を測定する術はなく、これも実経験による感覚に頼るしかない。

・写真に加える演出については各人各様だ。演出に関わるあらゆることを試してみないと自分の中で許せる演出、許せない演出の線引きができない。ただし演出を一切加えない完全ナチュラル写真は憧れるけど目指そうとは思わない。

・納得できるベストアングルを見つけるまで絶対にやめない。この執念にも近い根気強さがあれば、必ずただ1つのベストアングルを発見できる。

2017年8月 北海道網走市

・三分割構図などの一般に知られている基本ルールのような物は確かに大事だ。これらは正しく理解し、できるようになった上で壊し方を覚えていこう。

・撮影に夢中になりすぎると自分を忘れてしまう。撮影シーンに飲まれることなく「この撮り方で本当に良いかな」と自問できるくらい、ある程度の冷静さを保つ。熱いハートに優れたラジエーターを装着させる。

・既存の撮り方は誰かが過去に考案したやり方にすぎない。すごく難しいけど、その気になれば誰も撮ったことのない新たな手法を生み出すことだって可能なはず。

・やればやるほど感受性は高まり、例え小さなことでも感動できる心の持ち主になれる。加齢と共に衰えることなど全くなく、写真を通して優しい人になれる。そして自分が好きになっていく。

どうでしたでしょう?恥を承知で今思う写真のこと、今までのプロセスをランダムに書き出してみました。こういった「気付き」の連続をえて現在に至るといった感じです。

意味がよく分からない、という部分もあったと思います。実は私自身もここに書いたことと同じような事を、過去に見たことはあるのですが当時は意味が分かりませんでした。例えば「写る部分と写らない部分があるのが写真だ」は以前に偉い写真家の先生がおっしゃっていたのですが、その意味は今になってようやく理解できます。

今は分からなくても全然大丈夫です。最初に書きましたがある日突然に上達することはないです。今回いいたかったのは、こんな感じで理解や知識を深め、経験とともに感覚や感受性が少しづつ進化していく、そのタイミングを感じ取れれば写真は楽しいですよ、という事です。

実は私自身へ暗示をかけるように改めて脳裏に焼いておきたい項目でもあるのですが。皆さまも私の言っていることを信用してくださるのなら、ここに書いたことを意識すると何かが変わるかもしれませんよ!

ではまた。

 





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~本日の毎日100ショットスナップ~

EOS6D mark2 + タムロン90mmF2.8マクロ

自宅マンションの敷地内に咲く紫陽花を撮ってみました。花弁1枚1枚がもつ、この紫陽花の魅力を伝えるのに絞り込んでアンダー目の露出です。背景に存在している葉などは黒くつぶれましたが、そうなると分かって構図をつくれば変な写真にはなりません。

粋でアートなツーリング写真<初級>ツーリング写真解説

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、皆さまは見知らぬ誰かに「何をしている方ですか?」と聞かれたらどうお答えになりますか?

多くの方が職業を回答すると思います。「普通のサラリーマンですよ」とか「公務員です」とか「もう年金生活ですわ~」とか。

でも人間の生き方って職業が全てではないですよね。「旅人です」とか「芸術家です」と胸を張って答える人がもっと増えればいいのに。そんな風に最近思います。これはサラリーマンを否定する意味ではなく、あくまで何のために生きているのかを答えられる人という意味です。普段はサラリーマンだけど旅人です、とか鳶職人だけど登山家ですとかね。

私は生業はサラリーマンですが写真家ですと答えたいです。そしていつか、誰に聞かれても胸を張ってそう答えられるように写真道を究めていきたいと思います。





さて今回の<初級>ツーリング写真解説では少しテイストの違ったアートな作例でのご紹介です。

RICHO GR F5 1/45 ISO100

 

こちらの作例は、いつものツーリングルートにある自販機コーナーで撮った1枚です。どれにしようか選んでいるときに、反射する愛車の姿を発見しました。デザインの「色」の要素である黄色、ピンク、紺があり、「B」の文字もデザインに効いていると感じました。

この時は一眼レフは持っていなかったので、リコーGRで撮ってみました。本当は缶ジュースの文字は読めないくらいボカしたかったのですが、それはGRでは難しかったので敢えての読める構図にしてみました。

我々、日本人からすると自販機は見慣れた風景ですが、例えば海外の方が見ると自販機のある風景は異国を感じるそうです。なので、この写真をもし海外の方に見てもらったら、どんな反応が返ってくるか楽しみでもあります。





写真の観賞者は文字があれば読もうとします。しかし外国の読めない文字だった場合は、その文字から出す雰囲気を読み取り想像を馳せます。外国の新聞紙に包まれた雑貨がオシャレに見えるのはこのためです。

ちょっとした発想の転換と、いつも被写体を探している目、これらは写真の楽しさを知っている人が当たり前のようにやっている事です。発想の転換は完全に遊び感覚でOKです。被写体を探す目は日常的にいつも持ち合わせておくと、自然と訓練されて審美眼が養われます。

素晴しい景色のところへ行こう、テクニックを駆使してスゴい写真を撮ろう、それも大切ですが、まずは遊び感覚で何でも撮ってみましょう。自分の中に眠っている好奇心を覚醒させるのです。

撮っているときも、出来あがった写真もとても楽しくてワクワクしますよ。

それではまた!





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