ツーリング写真<初級>峠をハイアングルで攻めろ

究極のツーリング写真 touring-photography.com読者の皆さま、素敵な写真を撮ってトキメイていますか?いつもドキドキワクワクを追求して写真で冒険しましょうね。

最近ふと感じたのですが、写真の初心者の方や上達を目指している方へのHOWTOみたいな分野ってものすごい経済効果ありそうですよね。はじめての○○とか、風景写真の撮り方とか、構図や露出の基本とか、解説している書籍だけでも凄い数が本屋さんにありますよね。

ワークショップや講習会的なものもたくさんあります。すごくお高いですけど、けっこう多くの方が参加しているみたいですね。

私はこのブログをはじめて、一般的な解説書や雑誌などがどんな風に説明しているのか興味があったので、何度か目を通したのですが個人的な感想としては「すごく意地悪だな!」と感じました。何も知らない方にいきなり露出の話や三分割構図の話をするのって、絶対に間違いだと思うのです!

写真をはじめるには、まずカメラの操作方法が必要ですがそれは説明書にも書いてありますよね。まずは写真を撮る楽しみを知ることが最初だと思うのです。被写体を見つけたり魅力を言葉で説明できるようになる。それができる「自分」の心や目の育て方。少しづつ変わっていく自分を楽しいと思えること!これが最初に教えてあげるべき事だと思うのですが。

わざと遠回りさせてお金を使わせる目論見なのでしょうか?それとも上手な人や優秀な写真家が増えたら何か困ることでもあるのでしょうかね。いやいや…ネガな話題はこの辺にしておきましょう~。

EOS1Dx + SIGMA35mmF1.4ART F7.1 1/125 ISO200

こちらの作例をご覧ください。すこし前ですが秋の福島県 磐梯吾妻スカイラインで撮った1枚です。ここは本当に最高のツーリングルートですね!まだ行かれたことのない方は、シーズンになったら是非行ってみてくださいね。




さて写真の解説ですが、峠とは九十九折れになった道、緑や紅葉といった自然の景観、そして高低差があるものですね。写真のデザインの観点で考えると、まず道は直線とヘアピンカーブで「直線、曲線」が存在します。構図内に視線誘導させる導線として使えますね。

次に色。緑、グレー、遠景はブルー系でしょうか。こういったデザインに使えそうな線や色といった要素は言語化して洗い出してみましょう。それを撮影にどう反映すれば良いのか分からなくても大丈夫です。

峠はこの作例のように高いポイントから峠の様子を見渡せる場所探しを最初にやるのがコツです。良さそうな場所を見つけたら、深呼吸でもして自分の好きなことを探してみましょう。「イイ眺めだぁ~紅葉はまだ少し早いけど、これはこれで綺麗だね」といった具合に。

あなたのアンテナが何かに反応すれば、それに従いましょう。この写真を撮ったとき私は近くにある熊笹などが生い茂った草の部分に反応しました。これを35mmで寄ってパンフォーカスで撮ったら面白いな!と。ちょうど時間帯も良く朝の逆光シーンです。以前も書きましたが逆光はドラマチックな写真を撮るのに最も適した条件です。




逆光は地上物を輝かせる効果があります。前景に入れた草はもちろん、高い位置から下を見下ろす画面なので、その画面内の大半は逆光によって輝きを放つのです。

前景のボケ具合を慎重に調整しF7.1とし、プログラムタイマーをセットして自分のバイクが走る様子も撮るので、シャッターが遅いと困るのでISOを念の為に200に設定。シャッター速度1/125を確保しました。なるべくバイクの位置のバリエーションが欲しかったのでインターバルプログラムは1秒毎に設定して、時速20キロくらいでバイクを走らせました。すべて「○○だから△△した」の法則ですよ。

どうでしたか?初級にしては色々と書いてしまいましたが、峠に行ったら写真のような場所を探してみましょうね。というお話でした。この写真の場所も秋ではなく春に行けば、もっと草が少なくて手前のヘアピンカーブの全容が見えたかもしれませんね。

今回はこの辺で!





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磐梯吾妻スカイライン 湖見峠(うみみとうげ) バス停のような標識が目印です。

ツーリング写真<初級>まずは贅沢に時間帯えらび

前回の投稿で良い写真を撮るには知識や想像力など脳を鍛えるのが大事なんですね~、なんて話題を少ししましたが、では優れた知識を授かるために神様に祈願するのはどうだなんだろう?と疑問に思い調べてみました。

私のよく行く日蓮宗 清澄寺(せいちょうじ)では虚空蔵菩薩のお守りが売っているようなので、こんど買いに行ってみようと思います。虚空蔵菩薩は宇宙のような無限の知恵や記憶をもった菩薩で、あの日蓮大聖人も開宗する前に修行の時に虚空蔵菩薩へ21日間の不眠不休の業を積んで明星の如き智慧の宝珠を授かったとか。

ちなみに○○菩薩とは悟りをひらくため修行中の人、という意味で悟りを開いた人は○○如来だそうですよ。

さて、前置きが長くなりましたが今回はツーリング写真<初級>として、どうも上達できない!とお悩みの方に贅沢な時間帯だけを狙って撮ってみましょう!というお話です。




EOS1Dx + SIGMA35mmF1.4ART F6.3 1/160 ISO100

こちらの作例をご覧ください。夕方に日が沈んだ直後の港で撮影した1枚です。夕景とは写真のややこしい理論などは抜きにして、無条件に美しいものです。

当ブログ 究極のツーリング写真では今まで初級対象の方向けに色々な解説をしてきましたが、身に付けた知識を実践へ結びつけるのに苦労されているかと思います。勉強した知識は必ずしも明日に使えるものとは限りません。また写真とは知識や技術の前に目を養うことや、感動しやすい心を作るのが先決だったりと、写真の勉強とは直接関係ない部分もあります。

いつまでも思うように撮れず壁に当たっていると、やがて良い作品を撮りたいという情熱の温度が下がってしまいます。




この作例は前景にバイクを置いて遠景のクレーンなどをシルエットにしたシンプルな構図です。決して比率とかデザインとか難しそうな要素は見えないと思います。

強いて言えば「○○だから△△した」の法則はあります。とても穏やかで凪と呼べる海面が夕空を美しく反射していたので、それを画面内で割合を多くしたかったのでハイアングルで撮りました。「凪の海面が美しかったのでハイアングルにした」です。必ず現場で言語化しましょうね!

技術的なポイントは1つだけです。露出は評価測光に対して例えばマイナス2/3とかマイナス1といった具合に暗い方に補正しましょう。簡単でしょう?もし暗くてブレてしまうようでしたら、絞りを開くかISO感度を少し上げるか、被写体に動きの要素がなければ三脚を使用して遅いシャッターで撮っても良いと思います。

写真を撮るにあたって最高の時間帯と呼べる夕刻を狙って出かけてみましょう。ポイントは夕陽だけでなく日没直後も美しいのでソレを狙ってやりましょう!いつもの撮影スポットでも昼間に撮る写真とは全然違った写真が撮れるはずです!

 





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ツーリング写真<初級>繊細なタッチを身につけよう

究極のツーリング写真 touring-photography.com読者の皆さま、いつも当ブログを見ていただき有り難うございます。今日はツーリング写真の解説から少し脱線しますが、おもしろい出来事があったので、その体験談をしたいと思います。

その前に、写真が無いと寂しいので今回はこんなカットをアップしてみました。写真の鑑賞者とは画面内に文字があれば読もうとするし、人物がいれば顔を見ようとします。これはごく自然なことのようです。

例えば雑貨を包装した古新聞が外国語だったりすると、お洒落な感じに見えますよね。読めない字で書いてあると、異国を想像するから何となく素敵だ、と感じるのでしょう。その文字の国の人が見たら「新聞紙なんかで包むなよ」と文句を言うかもしれませんが。

さて本題ですが、先日私の職場である職種の方が新人さんとして入社しました。60代くらいの男性でしょうか。仕事の内容をデジカメで都度撮影し、最終的に写真付き報告書を提出して欲しいのですが、デジカメは使ったことがないので教えてほしいと依頼がありました。

普通の人からすれば簡単なことでも、人によっては普通に写真を撮るという事が難しいものですよね。ましてやコンデジはボタンや文字が小さく、老眼でよく見えないと。さらに悪いのは撮りたい対象は殆どが室内で暗いのです。

電源の入れ方、撮る時のシャッターボタン、そして確認するための再生ボタンだけを説明し試しにやってもらいましたが…滅多なことでは驚かない私が愕然としてしてしまいました…。

その方のボタン操作をする指は力加減が全くなく、0か1であり1が有り得ない怪力なのです。電源ボタンを押すとカメラから「ミシっ」と嫌な音がして、シャッターボタンを押すとバッテリーカバーが歪んで電源が切れてしまうのです。

しかし何とか頑張って数時間のレクチャーで撮れるようにはなりました。しかし今度はズーム機能を使って大きく撮るシーンが出てきてしまい、これが難儀しました。「シャッターボタンの周囲にあるリングのようなレバーが左右に動くので…」と説明している最中に、最後まで話を聞かずシャッターボタンを押してしまうのです。お願いだから落ち着いて人の話をきいて…




結局、その方は何をしてもガサツなため施設のカギを折ったり、ボルトを斜め45度に穴に入れていきなりレンチで締めたりして、破壊大魔王と化したのですが。自分が知らないだけで、こういった方は結構いらっしゃるんですねぇ。一生懸命やっていただけるので有り難いのですが。

そこでふと感じたのですが、もしかして究極のツーリング写真の読者さんにも、こんな感じの方がいるのかな???だとしたら、今まで<初級>とかいって解説してきたけど、カメラの構え方とかシャッターの押し方なんて一切触れてこなかった。大丈夫だろうか?

なかなか当ブログでカメラの構え方とかの解説は難しいですが、念の為これだけは書いておきますが、みなさんカメラは精密な光学機器でありコンピューターも搭載しています。繊細に扱ってくださいね…

もしホールドに自信の無い方はシャッター速度の限界だけでも把握しておくと良いかもしれません。例えば焦点距離200mmくらいなら1/125が限度かな…それよりシャッターが遅くなるなら感度を上げるか場合によっては三脚使用かな。といった具合に!

今回はこの辺で~!





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ツーリング写真<初級>自己満足はむなしい

2017年8月 北海道抜海町

すごく具体性のない話ですが、自己満足な写真にはならないよう心がけましょう。

人間は誰しも何かの役割のようなものがあって、その役割を全うし誰かの役に立ったとき、はじめて生きている実感をあじわえるのだと思います。

あなたが写真を撮ることやオートバイで旅をすることが、そんなに好きならば誰かに伝えて幸せにしてあげることはできませんか?

自己満足な写真を発表しても誰からも共感や感動はもらえません。薄っぺらいコメントをもらっても虚無感しかありません。

写真を見ていただける鑑賞者のことを絶えず忘れない気持ち。それが幹としてしっかりしていれば、作品の意図を伝えることも、デザインを美しく整えることも全て自然にできるのだと思います。

これはすべて私自身に言い聞かせたいことなのですけどね。





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北海道天塩郡 道道106号 日本海オロロンライン

ツーリング写真<初級>意識してスペースを作る

究極のツーリング写真 読者の皆さま。いつも見て頂きありがとうございます。最近、年を重ねるごとにガンダムが好きになっているのは私だけでしょうか?どうですか?40代のみなさん?

さて今回は写真の構図として重要なスペースのお話です。スペースについて書くのは今回がはじめてなのですが、もう少し早く<初級>ツーリング写真として解説するべきでしたね。

EOS1Dx + SIGMA35mmF1.4ART

こちらの作例をご覧ください。とある海岸で漁に使う網が堤防に干されていました。この網は赤色で画面内で強烈な存在感を放っています。バイクをこれだけ大きく写しても、ブルーメタリックの車体に負けないくらい網の存在感があります。

赤っていう色は本当に強力です。覚えておきましょうね。

そして車体より下にある意図的に作った地面のエリアに注目です。ここが構図内における「スペース」です。スペースは全てのシーンで必ず必要という訳ではありませんが、特定の被写体を際立たせるために基本的には必要なエリアとなります。




スペースは被写体の存在感を際立たせるだけでなく、被写体の土台として安定感を与えたり、被写体エリアと黄金比を作ってデザインを美しくしたりと様々な役割があります。

 

× 悪い作例  要素を詰め込んでスペースが無いため窮屈な構図

こちらの作例をご覧ください。9年前に私が撮った写真です。悪い例に使えそうな写真は古いブログの過去の書庫からあさるのが一番ですね。

この写真はバイク、鉄道、菜の花、梅の木、これらの被写体を画面内に詰めるだけ詰め込んで、スペースと呼べる割合がないため窮屈です。

こんな写真でも当時は雑誌アウトライダーのツーリング写真コンテストで、けっこう大きく掲載してもらった記憶があります。その時の審査委員の先生の寸評にも同じ事が書いてありました。「スペースがなく窮屈な印象ですね」と。




9年前の当時、自分ではどうもイマイチだな、と感じていても指摘されるまで分かりませんでした。写真の知識が何も無かったのですね。下手とはこういうことなんです。いまアウトライダーにこの写真を応募しても間違いなくボツになるでしょう。アマチュアの写真界はオートバイ分野も含めて、ここ10年くらいで飛躍的にレベルが上がりましたからね。

スペースとか比率って結構むずかしい話じゃない?という声が聞こえてきそうですが、なぜ今回この解説を<初級>としたか?といいますと「被写体の詰め込み」は癖になってしまう恐れがあるからです。

スペースの比率まで神経が回らない、ということでしたらせめて撮るときにスペースのことを「意識」だけでもしてみましょう。スペースへの意識がないと上の失敗例のような写真になったり、無駄なスペースが画面内を占めている写真になったりします。

難しく感じるかもしれませんが、時間をかけて撮影できる現場でじっくり奮闘してみてください。こういったことを実践できる人はメキメキ上達しますよ!





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ツーリング写真<初級>基本ルールは粉々に破壊せよ

先日、変な夢を見ました…。伊豆か信州あたりの高原のようなロケーションに広い駐車場。そこはバイクイベントのような催しがある会場のようで、数百台というオートバイと大勢のライダー達が大集結していました。私は苦手な人ゴミをかきわけて自分のバイクを探して彷徨っています。

良く見ると多くのライダーは肩や首に一眼レフやミラーレス機など、本格的なカメラを持っていました。このイベントはなんだろう?と思った矢先にスタッフと思わしき人に「あっ立澤さん~、間もなく講演開始なのでステージに来てください!」と。へっ???講演ってなんの?「何をおっしゃいますか?今日の立澤さんのツーリング写真の講演ですよ、全国から大勢集まってるんですからね!」  はぁぁぁ~??

そこで目が覚めました。どうやらツーリング写真がバイク界で大ブームになっており、その大きなイベントに私が招待されていた…という設定の夢だったようです。風邪で微熱があったので変な夢を見たのでしょう。

さて今回は久しぶりに<初級>ツーリング写真としてインパクトのあるタイトルを付けてみました。初級対象の方に敢えて訴えたい「基本ルールを破壊せよ」と!

 

EOS1Dx + EF14mmF2.8L F2.8 1/6 ISO100

この作例をご覧ください。ライダーのポージングで意図的に日の丸構図を作ってみました。画面の真ん中に人物があれば、おのずと鑑賞者の興味はそこに集中します。そして腕で作った円は画面の中心、そう「日の丸構図」を作っているので画面内での視線はそこに釘付けにされるのです。




意図的に日の丸構図を作ったのは鑑賞者の視線を止めるのが目的ではなく、スペースの存在を意識してやっています。この場合のスペースとは言うまでもなく空の部分ですが、この時の空は雲ひとつない日の出前のマジックアワー。繊細な階調を持った空が主題になるよう構成しているのです。それを引き立たせるために、少々ユニークですがポージングで円を作っています。

さらに海岸というロケーションであるにも関わらず、水平線を無視して左上がりになっております。これは砂浜である黒く潰れた下部分の境界が、ゆらめく波のような曲線を描いているのが気に入ったので、これが画面内で良く見える位置を探り当ててこのようにしました。バイクも傾けたおかげで動感がでました。

一般に ・日の丸構図 ・三分割を守りましょう ・逆光では綺麗に撮れない ・白トビ、黒ツブレのないよう露出設定を ・必ず三脚を使いましょう などなど、色々と言われる基本ルール。どれも正しいのですが、私が声を大にして言いたいのは基本ルールに縛られないこと!

これすごく大事なことです。基本ルールは「破っちゃった」はダメですが「○○だから破った」ならOKです。この作例のようにスペースの存在を意識して日の丸を作った、とか流れるような地面の境界を優先して水平線を無視した、といった具合に撮影者の意図のもと、あえて無視した基本ルールはむしろ秀作を生み出すカギとも言えます。

露出なんかも同じです。真面目な人ほどHOWTO本に書いてあった通りにヒストグラムとにらめっこしているかもしれませんが、白トビや黒ツブレなど写らない部分があっても、意図的にやったならOKなんです。極端な話ですがどこにもピントの合っていない写真や、わざとブレている写真なんかも作者の明確な意図のもとであれば良作となるのです。




もちろん敢えて無視した基本ルールはその「敢えて」の理由が鑑賞者へ明確に伝わっている必要があります。鑑賞者は言葉で説明できなくても「あっこの作品は素敵だな」と感じてもらえれば作者の意図が通じたことになります。

基本ルールをそもそも知らない場合や、知ってはいるけどつい守れていない、といったのは駄作になりえます。しかし基本ルール、知っているけど無視の仕方も分かっている。これは素晴しいです。決して縛られず良いと思った要素を表現する手段として、基本ルールは時として破壊しましょう~!というお話でした。

ところで以前に三分割構図縛り地獄という投稿をしましたが「あれは三分割構図を守れって言ったんじゃぁないの?」という疑問があるかもしれません。いいえ、あれは三分割構図を利用して足をトレーニングしましょうね!というお話なので、紛らわしいですが混同しないでくださいね。

もちろん基本ルールというのは良くできていて、例外的な意図がないのであれば守った方が良いに越したことはありません。例えば「日の丸構図はやめましょう」は美術的な観点から少しずらした方が美しいという基本的な考えからできています。

基本ルール 守るか破壊するかは撮影シーンであなたご自身で選択してくださいね!

 





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ツーリング写真<上達の秘訣>好きな物を撮りまくれ

究極のツーリング写真 touring-photography.com読者の皆さま、いつも当ブログを見ていただき有り難うございます。えっ?いつもは見ていない?たまに…の方も有り難うございます!

最近、愛用している日常スナップ用のコンデジ SONY RX100を買い換えようか思案中です。性能は申し分ないのですが自分の大きな手には少し小さすぎて、操作しにくい面があるからです。操作しにくいと「お気に入りのカメラ」になってくれません。

やはりカメラ選びの基本は使いやすいお気に入りであることが基本です。

いま新しい写真に挑戦したくて、その為にはスマホで遠隔撮影機能の付いているカメラがすごく魅力なんです。あとチルトモニターで自撮りが得意なんていうカメラもいいですね。コンデジのハイエンド機はすごく高いので、人気のない中級機を狙っています。中古相場など価格面を含めて考えると、カシオのハイスピードエクシリムのシリーズが気になりますね!

さて今回の投稿は初心者の方が上達するための秘訣として、以前にもご紹介した毎日スナップ100ショットに似た、撮影地に行ったら何でも撮ろうよ!というお話です。

EOS1Dx + SIGMA35F1.4ART

この写真は先日に行った鴨川市の岩瀬渡船場で撮った1枚です。せっかく素敵な撮影地に行ったのですから、バイクの写真だけでは勿体ないです。撮影地に着いたら自分の好きな物を探して撮りまくってみましょう。この「自分の好きな物」探しは実はすごく重要なんです!

人間には人それぞれ好みがあって、好きなものは上手にデザインできるのです。ファッションに例えると分かりやすいです。カジュアルな洋服でカッコ良く、可愛くオシャレできる人もいれば、フォーマルなスタイルで決めるのが得意な人もいます。それはその人が、そのファッションスタイルが好きだから、なのです。

被写体も同じで撮影地にある、あらゆる要素の中から自分の好きなものを探し、画面の中にデザインとして取り入れれば、ファッションのようにお洒落!素敵!といったハイセンスな画面を作ることが可能です。私の場合はもはや今さらですが、漁港にある漁具や錆びた杭なんかが大好きで、いつもそれらを写真としてデザインしているのです。




EOS1Dx + SIGMA35mmF1.4ART

言葉に出してみるのも良いでしょう。「こうゆうの好きっ!」と言ってから撮影すれば被写体も喜んで魅力をあらわにしてくれます。これも言語化の不思議です。




上達するには楽や近道はないと言って良いです。とにかく撮って撮って撮りまくる!これが一番です。そして楽しむためには自分の好きな物探しと、カメラを使って子供のように遊ぶ事。この写真もイタズラ感覚で「誰もこんな錆びた杭なんて撮らないよね」なんてニヤニヤしながら撮っています。

でも大好きな被写体なので、ファインダーを覗きながらもコンクリーに流れた錆水の跡が綺麗だな、とか切り落とす位置なんかを「こんなもんかぁ~」なんて呟きながら撮っています。ほんと、バイクの写真じゃなくても楽しいんです。

EOS1Dx + SIGMA35mmF1.4ART

これなんか、傾いた陽が当たって美しく輝きはじめて、やや大げさですが感動モノでした!大好きな被写体だから感動できるし、楽しく撮ろうとも思えます。

EOS1Dx + SIGMA35mmF1.4ART

コレなんかもうっ・・・いや、この辺でやめておきますね。暴走気味でした…

 

EOS1Dx + SIGMA35mmF1.4ART

今回はせっかく撮影地に出かけたのだから、バイクの写真だけでなく、何でも良いから自分の気に入ったものを見つけて撮りまくろう~!というお話でした。花でも木でも猫でも地元の人でも何でも良いです。好きなものを見つけて撮る、これをたくさん繰り返していくと、自分のスタイルが少しずつ確立されていきます。

スタイルが確立されると、誰かの写真が気になったり、写真を撮ることに迷いがなくなってきます。逆に数を撮らないでいると、いつまでもモヤモヤとした悩みから開放されることはありません。モヤモヤした悩みの正体とは、自分の個性「自分とはどんな写真を撮るスタイルなのか」なのです。

ある程度、上手くなったら自分のスタイルも確立されますので、むやみに撮らないというのもアリですが、やっぱり初心者マークのうちはたくさん練習しないと!ですよね。

スタイルのお話はまた別の機会に投稿しますので、お楽しみに!!!





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RAWとJPEG、RAW現像とは<初級>ツーリング写真

今回は<初級>ツーリング写真としてデジタルカメラの基本的なお話である記録形式です。

デジタルカメラにはシャッターが開いて外の世界を取りこんだとき、それを受光させる場所である撮像素子またはイメージセンサーと呼ばれる小さな板があります。この撮像素子は小さな素子の集合体になっていて、1つの素子にはRGB(RED、GREEN、BLUE)のそれぞれの強さの割合をデータ化できる機能があります。

撮像素子にはカメラの機種によって色々ですが、現在では800万から3000万くらいの素子が集合しています。皆さんがよくご存じの「デジカメの画素数」とはこのことです。

素子の1つ1つが「オイラが受けた光は赤が○○%、緑が○○%、青が○○%だったぜぇ~」とカメラのコンピューターに伝えています。

カメラが撮影した画像をSDやCFといったメモリーカードに記録する際に、JPEGとRAWがありますが、この段階で全ての画素のRGBのデータをそのまま記録するのがRAW、1枚の画像としてデータ化し、元々RAWが持っていた不要なデータは圧縮したものがJPEGです。

JPEGはカメラ内のコンピュータ(キャノンならDEGIGなど)が撮像素子から送られてきたRAWを元に、発色やホワイトバランスを決めて1枚の写真データに変換します。つまりオートに設定しておけばカメラが勝手に写真の仕上がり具合を調整します。

RAWで撮影した写真はそのままではSNSでアップしたり、写真屋さんでプリントしたりは基本はできません。RAWデータを家に持ち帰ってパソコンに取り込み、ソフトウェア―で調整して最終的にJPEGへと仕上ます。この作業をRAW現像と呼んでいます。(最近では一部のカメラではカメラ内RAW現像という機能があります)




RAWで撮影してソフトウェア―で仕上るメリットは、私の場合は主に・ホワイトバランスの調整・理想的な写真データの保存 という意味で行っています。

特にホワイトバランスの調整についてはLihgtroomを使ってよく行っています。

EOS1Dx + SIGMA150-600mmF5-6.3DG F5 6SEC ISO1250 Lightroomにてホワイトバランス調整

調整や現像にはカメラに付属されていたメーカー製のものから、有料のPhotoshop、Lightroomなど色々あります。私の場合は長いことキャノンのDPPを使用していましたが、1~2年前からAdobeのLightroomに変えました。

簡単にまとめてしまうと以下のようです。

・JPEGは撮影後にすぐに使える画像ファイルである、ただし調整の大半はカメラに任せている。後でホワイトバランスは調整できない(現在のソフトでは一部は可能ですが画質劣化はあります)。圧縮ファイルなので容量が軽い。

・RAWはすぐに使えないが、自分のイメージに合わせて調整して仕上ることが可能。調整した際の画像の劣化も最小限。長期保存に適している。デメリットとして容量が重い。

「私はそこまで高度なことはしないから、JPEGで十分です」という意見も聞こえてきそうですが、撮影の時点でミスってしまった部分をソフトウェア―で補っても、画質劣化が少ないのがRAWなのですから、初心者の方こそRAWがお勧めとも言えます。

ソフトウェア―はカメラ付属のものでしたら無償だと思います。キャノンのDPPでしたらインストールディスクが手元に無くてもネット上でダウンロードできます。(キャノンDPPは同社のみが採用しているRAWの拡張子 CR2のみ対応です。他社の場合はSilkyPIXなどをダウンロードしてください)

私の場合、全ての写真がソフトウェア―で調整しているという訳ではなく、全体の半分くらいが調整をほどこし、あとは撮ったまま何も調整せずにJPEGへ現像しています。一説によると何も手を加えない写真であれば、RAWで記録した写真よりもJPEGで記録した方が美しい、という説もあって重要だなと思った撮影シーンではRAW+JPEGで記録をします。

RAWで記録できるカメラとはコンデジのハイエンドモデルから、ミラーレス一眼、一眼レフなどに設定されています。もし今まではJPEGでこれからRAW現像に挑戦してみようかな?と思っている方は、まずはお使いのカメラにRAW記録モードがあるか確認してみてください。

もし無ければ次回のカメラ買い替え時に、RAW記録ができるカメラであるか?も検討要素に入れてみると良いかもしれませんね。




RAWで記録してソフトウェアーで仕上る。最新のデジタル技術によって高度な写真調整が一般的になってきましたが、技術が違うだけで全く同じ事はフィルム時代からありました。フィルムの頃は大切な写真は必ずネガを保存していたと思います。それと同じように大切な写真はRAWで保存しておくと、将来いろいろと役に立つと思いますよ。

今回はスペースの関係で記録モードの部分のみ解説しましたが、レタッチのお話はLightroomのカテゴリーで今後も紹介していきます。

ところで最近、愛用のコンデジを買い換えようかな?と思っているのですが。先日立ち寄った電気屋さんにニコンのCOOLPIX A900というカメラが有り、これがまた大きさ、操作系ともに素晴しく実物を手にとって「いいなぁ、いいなぁ」とブツブツ言って怪しい人と化していました。しかしよくよく見たらRAWの記録モードが設定されていなくて泣く泣く諦めましたよ…

良いカメラってみんな高いですよね…。そんな中、かなり現実的な価格設定でチルトモニターも今やりたい!と思ってる写真に必要な機能だったので「買っちゃおう!」と一瞬思ったのですが残念。





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ツーリング写真<初級>なぜ背景が重要なのか

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者のみなさん。いつも見ていただき有り難うございます。

私はあまりネットやITの知識がなく、CMSを使った独自ドメインのブログを運営するなんて、そもそも無理があるのですが皆さまに支えられて開設から3ヶ月になりました。

当ブログのメインキーワードである「ツーリング写真」で検索をかけると、PCサイトでは現在SEO順位は2位です。100記事を超えたので、ぼちぼち1位を狙いたいと思います。

その為には内容をより充実させ、全てのブログの基本とも言える「読者の役に立つコンテンツ」を充実させる、これに尽きるのですが実は最近気が付いたのですが、私自身が一番勉強になっていたりもします。

そういった意味で読者の皆様には本当に感謝しております。こんな文字数が多く読みにくい文章であるにも関わらず、いったいなぜ読んでくれるのか…という疑問さえ出てきますが。

さて今回は<初級>ツーリング写真の解説として構図の組立て方の一部とも言える「背景への配慮」です。

EOS1Dx + SIGMA150-600mmF5-6.3DG F6.3 1/640 ISO100




漁港はフォトジェニックな物が多く、被写体の宝庫とも言えます。しかしあまりに色んな物が多すぎて構図を整理する作業は膨大です。何もできなければ雑然とした写真に陥ります。

特に背景についてはゴチャゴチャ感が出てしまい、メイン被写体を決めても存在感が薄れてしまいがちです。

この作例は望遠レンズを利用して圧縮させた画面ですが、手前からいくつも連続する杭と舫を使って奥行きを構成しています。景色の多くはゴチャゴチャしているため、意図的に地面を利用してスペースを作りました。

最も前景にある黄色い舫と遠景のボカし具合を調整するため、慎重に絞り値を調整しF6.3を選択しました。

そしてメイン被写体となるバイクの背景部分に注目してください。何かを覆っている緑色のシートです。実は遠景には何隻もの漁船や建物などがあり、かなりゴチャゴチャした感じだったのですが、そういった背景にメイン被写体を入れてしまうと、存在感が埋もれてしまうのです。そこでこの緑のシートに注目しR1200GSの背景として重ね合わせてみました。




本当にちょっとした配慮なのですが、これをやったのとやらないでは写真の出来上がりはまるで違います。

メイン被写体を選定し、大まかな構図を決めたら背景に配慮しましょう。メイン被写体と重ねたくないものと重なっていないか?重ねた方が良いものが背景にないか?少し上下左右に動くだけで位置関係は簡単に調整できます。

良い写真とは細部への配慮も完璧に行き届いているものです。逆に全く配慮されていない写真というのが良く見かける平凡な写真です。

少しの配慮で劇的に良くなる背景の話でした!ぜひ実践してくださいね!





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考えるな感じろ、いや感じるな考えろ<初級>ツーリング写真

みなさん、ブルースリーの名セリフ「考えるな、感じろ」はもちろんご存じですよね?あれって「考えるな」の部分は日々の鍛錬により自然と動くため、意識を向ける必要もない、という意味で解釈していますが、実際はどうでしょうね。

写真も少し似た部分があって、やれ構図だの黄金比だのと理屈っぽい話がたくさん出てきますが、そういった理論の部分と感動やストーリーをこめるといった感覚の部分の両者が存在します。

いつも理論と感覚のせめぎ合いなのです。

いつか写真道を極めることができたらブルースリーの台詞のように考えずに感覚だけで撮ってみたいですね。

さて今回は初級ツーリング写真の解説として、撮影地でバイクを停めいざ撮り始めようというとき、最初に直面する「何をどう撮るか?」の解明についてです。

EOS1Dx + SIGMA150-600mmF5-6.3DG F7.1 1/1000 ISO100




「おっ!ここイイ感じだ。ここで撮ろうぜ」

「あらっ 素敵なところ、ここで撮っちゃおうかしら」

上手い、そうでない係わらず、ここまでの段階では殆どの方が、かなり良いセンスで撮影地を選んでいると思います。そこで足を止めた感性。写真が好きな証拠であり、それだけで天才だと思います。

難しいのは「イイ」「素敵」と自分で感じたはずなのに、いざ撮影を開始しようと思うと、それが何なのか?景色をパッと見た感じでは良く分からないことです。

この写真を撮ったとき、私は牛舎に素朴な田舎風景を感じて停まりました。しかしカメラを手にして相当に悩んだ撮影シーンでした。

 

この写真は撮影地をスマホで普通に撮った1枚です。言ってみれば料理前の状態、写真として何も組み立てていない風景です。これだけ見ると様々な要素があって、何となく良い所なのは確かですが景色の魅力は簡単に解明できませんよね。

牛舎を望遠でひっぱろうと思い、離れた場所まで来たは良いですが、試し撮りしても牛舎自体はイマイチでした。よく見るとバイクを停めた道と牛舎の間にある木が良い感じであるのに気が付きました。

しかし、どうも釈然としない写真しか撮れません。これだけ経験を重ねても、この段階では初心者と何も変わらないことをしています。早く風景の魅力を解明せねば。




そこで白いビニールに巻かれた牧草ロールに注目し、これを前景として構図してみました。白いビニールに巻かれた牧草ロールは真っ白で光沢を放ち、存在感もユニークさも悪くないと感じたのです。したがって重要な要素であるため絞りこんでF11で撮ってみました。

しかし、プレビューしても最初よりは良い写真になりましたが、なにかスッキリしない。ビニールの質感が少々の不快感を与えているのです。

そこで絞りをF7.1まで開いてボケを出し、存在感を調整したのです。これで最終的に良しとしました。解明された瞬間はスッキリし、思わず手で膝をたたいてしまいます。

このように、あっココがいいな!と思ってバイクを停めた場所とは「パッと見ではよく分からない」というのがポイントで、それをよく理解した上で考え、試し少しつづ解明していくと、次に何をすれば良いのかが見えてきます。

当初はこれが主題だ!と思った被写体であっても、実はそれを脇役にするのが良かった。なんてパターンはけっこうあるんですよ!

最近、少しずつですが日が長くなってきましたね。冬の夕陽撮影もいいですよ。まだまだ寒いですが防寒対策(撮影用含む)をして是非出かけてくださいね。





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