尽きることのない深い旅欲

   EOS1Dx F5 1/1000 ISO100

 

たくさん走れば満たされると思っていた。

しかしいくら走れど虚無感と疲労しかなかった。

 

遠くまで行きたかった。

しかし遠くまで行けど見聞を深める以外は何もなかった。

 

絶景を目撃したかった。

しかし雨と風と鈍い色の景色しかなかった。

 

出会いが欲しかった。

しかし自分の目指す地に旅人の姿はなく孤独だった。

 

幻想の旅路を求めていた。

しかし実在しなかった。

 

それでもまだバイクで旅に出る。

お気に入りのカメラと旅道具を積んで。

 

 

 
 



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どこで温もりを手に入れるのか

「漂えど沈まず」

EOS1Dx + SIGMA150-600mmF5-6.3DG F5 1/2500 ISO100 Lightroom

旅は苦行だと感じるときがある。

けれどもどこかのタイミングで温もりを感じれば沈み行くことはない。

何もなかったかのように明日、また陽が昇る。

ひとつの旅を自分の人生の縮図のように見れば何と分かりやすいことか。

だから少しくらい嫌なことがあったって、向かい風が吹いたって、それくらいあって当然。

たゆたえども沈まず

 



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なぜ叶わぬ願いが叶う?

「虹色の流れ星」

EOS1Dx + EF14mmF2.8L F3.5 30SEC ISO1000

真冬の森。焚き火の炎を見つめながら酒をのんでいた。

本当は流れ星のふりそそぐ大自然の中で野営したかったけど、真冬となるとバイクで遠くまで移動するのは、なかなか困難である。特に山間部は積雪や路面凍結があるからだ。

この写真は自宅から1時間で着いてしまう千葉県君津市ですが、雰囲気の良い森のせいでつい酒がすすんでしまいます。

「きれいな流れ星がみたいなぁ~」 そう思って撮影していたら虹色に光る流れ星をEOSがとらえてくれた。

羽田に着陸する飛行機が上空で旋回する君津市。星の撮影にはじゃまだなぁと思っていたのに、あまりに美しい演出ではないか。



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どうやって傑作を生み出すのか

 

「富嶽百景房州二輪旅」

EOS1Dx + SIGMA150-600mmF5-6.3DG contemporary F8 1/640 ISO100 Lightroom

寒い真冬。

多くのライダーは冬眠しますが温暖な房総半島に住む私は真冬でも好んでバイクに乗って小さな旅を楽しみます。

海岸線も夏の賑やかさを思えば快走できるし、何より雑音がなく静かで自分の旅の世界にひたれるのです。

この写真は保田から撮影した東京湾に浮かぶ美しい霊峰富士。保田からの美しい富士は浮世絵の歌川広重も富士三十六景「房州保田ノ海岸」を書いているほど絶景なのですよ。ただし冬以外の季節では滅多に千葉から富士山が見えることはありませんので、寒さに勝てない方は出会えない景色です。

傑作を生み出すには知識やテクニックだけでなく、行動力と「傑作を生み出したいという情熱」が求められます。



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何が人の心をゆさぶるのか

「東京湾マジックアワー」

EOS5D Mark2 + EF100-400mmF4.5-5.6L IS F5.6 1/125 ISO100 Lightroom

日没直後の東京湾。

水平線付近の雲は溶解するほど熱せられた鉄の塊のように赤く、その周囲は紫から黄金へと変わる大胆不敵な色を放っていた。

EOSのファインダーを覗きながら、その圧倒的な力を放った夕景に心ゆさぶられた。

燃えるような赤は人を情熱的にさせる。本当に自分の心に何かが点火されたようで、シャッター音とともにその何かがスパークした。

千葉県安房郡鋸南町 大六海岸



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何が青空を愛しくさせるか

「青空をあびる」

EOS1Dx + EF14mmF2.8L  F8  1/320 ISO100 14mm Lightroom

長い旅程の中、大半が雨か曇りだった。大嵐に遭わなかっただけ感謝だけど、それでも青空が強烈に恋しかった。

旅の中盤に天気予報とは裏腹に晴れ間をのぞかせたエリアがあった。根室市のフレシマ湿原だ。まだあまり知られていない。当然、観光客はおろか訪れる人などだれも居ない、風の音と揺れる草の音、虫や鳥の羽ばたく音以外は何も聞こえず。ときおり風が海岸の波音を運んでくるのみだった。

海風とそよ風が交じり合い、心地よい空気が全身に染み渡り、湿りきった心を癒してくれた。なぜ人は天気が悪いだけで心が暗くなるのだろう。濡れるからとか、寒いからでは説明がつかない気がする。

このとき考えたけど、理由は分からず。ただここに居ることだけが気持ちよかった。

一生忘れることはないであろう、この時の光景を1枚の写真におさめた。



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