旅のハイライトはいつも夕暮れ




EOS6D Mark2

さしてツーリングを楽しめなかった一日でも

夕暮れに美しく焼ける空が見れれば

それだけで満足だったりする

刻一刻と表情を変える空は

紛れもなく一日が終わることを告げる

まるで映画のエンドロールのようだ




にほんブログ村 バイクブログ バイク写真へ
にほんブログ村

にほんブログ村 バイクブログへ
にほんブログ村


バイク旅ランキング

ツーリング写真にこめる想い




EOS6D Mark2 + SIGMA150-600mmF5-6.3C

肌をなでるそよ風

さざ波の音

潮のかおり

本来、写真では表現できないことを

しっかり写真の中に写し込みたい

きっとこうだろう…

と見た人が感じてくれるような一枚に




にほんブログ村 バイクブログ バイク写真へ
にほんブログ村

にほんブログ村 バイクブログへ
にほんブログ村


バイク旅ランキング

ツーリング写真と愛車記念写真の違い




バイクに関わる写真ジャンルは実に混沌としています。

ツーリングに行った記念、愛車をカッコよく撮る愛車写真、珍しいものに遭遇したときの写真・・・ そしてツーリング写真。

誰だって写真を撮るからには良い写真が撮りたいし、それを人に見せて褒められれば嬉しいものです。それが記念写真であろうとアートと呼べる秀作であろうと、それぞれに撮影者が想う「いい写真」が存在します。

私の好きなツーリング写真とはツーリングのワンシーンを詩的情緒にとらえたもの。その一枚の中に旅の雰囲気、バイクで走る魅力、自然の美しさ、郷愁感などが写っていれば素敵かなと感じております。

決して派手ではなく立派な写真でもない…だけど記憶の風景を再現したような一枚になれば少なくとも自分にとっては尊い写真になりますし、誰かに見せて共感をえられれば更に嬉しいものです。

あの日、あの時、写真を撮ったからこそ記憶に焼かれたツーリングシーン

写真を撮ったことで記憶に残る風景ってありますよね。懐かしい一枚の写真と記憶の中の風景がリンクするとき。その瞬間に写真って素晴らしいものだよな、とあらためて感じたりもします。




にほんブログ村 バイクブログ バイク写真へ
にほんブログ村

にほんブログ村 バイクブログへ
にほんブログ村


バイク旅ランキング

 

 

ツーリング写真ギャラリー 里山を走るローカル列車




EOS6D Mark2 + EF135mmF2L

ガタンゴトン…ガタンゴトン…

プップー

春の里山に響く素朴な音風景

そよ風にのって鼻腔をなでる菜の花のかおり

いつまでも忘れたくない旅でみた風景

あの日、あのとき、写真を撮ったからこそ

記憶に刻まれるツーリングシーン

いつか自分が走りぬいた軌跡を振り返るときがきたとき

どんな風景だったか思い出せなかったら寂しいから

だから一枚の写真を残しておきたい

私のツーリング写真は究極の記念写真だ




にほんブログ村 バイクブログ バイク写真へ
にほんブログ村

にほんブログ村 バイクブログへ
にほんブログ村


バイク旅ランキング

ツーリング写真にこめる想い

何年か前のことですが大手企業で働くある女性が自殺してしまったというニュースがありました。パワハラや長時間残業、同調圧力などで精神的に追い込まれていたのではないか?との報道でしたがテレビや新聞の言うことなので真相は分かりません。しかし雇い主だった企業は東京労働局の調査が入り労使協定を超える長時間労働やパワハラの実態が明らかになりました。

子供の頃から親の期待に応えようと一生懸命努力して有名大学に入り、そして一流の企業に就職して働く。毎日何かに追われるように働き通し、圧力に耐えながら「それが正しい生き方」と思い込んでいる。そんな人が多いように感じます。彼女もそうだったのでしょうか。




毎日、都心へ通勤していると多くのサラリーマンを見かけます。エリート路線を歩み厳しい荒波を超え、社会に貢献するのは素晴らしいことです。そういった勤勉さが日本を成長させてきたのは間違いありません。それが悪い事とは思いませんが皆がそうしなければいけない、という風潮があるのは違和感を感じます。「立派にならくてはいけない」「弱音をはいてはダメだ」「皆がそうしているから同じようにすべき」これっていつの時代から我が日本国で根付いた文化なのでしょう。

死んでしまうくらいなら会社を辞めればよかったのに…そう思う人も多いようですが、ご本人にとってはそんなに簡単な問題ではなかったのでしょう。本当に心がいたむニュースでした。特に私のような不自由な環境の中でも自由に生きることを知った人間にとって、なにか得体の知れない罪悪感のようなものさえ覚えます。

そんな罪悪感に対する罪滅ぼしではありませんが…私はそんな風に苦しんでいる人に「他にも生きて行く道はあるよ」というメッセージを写真作品にこめて発信したいです。

私の作品にはバイクを使った一人旅の様子が風景写真として表現されています。見た人がその一枚の中に何かを感じ取ってもらえればと思います。それは自然と一体になるような旅の世界、空間を駆け抜けるよろこび、出会いや発見、困難に打ち勝つ強さや知恵、こういった中で自分らしく生きるヒントを見つけてもらえたら幸いです。

「旅にでよう」

自分は立派な社会を構築するシステムで機能するには無理があるな…、自分の本当の居場所は会社ではない気がする、そう感じた人は一度頑張るのをやめて、自分にあった生き方をもう一度探し直してみましょう。

EOS6D Mark2 + EF35mmF2IS




かく言う私も社会人になったときは、そこそこ有名な一部上場企業に就職しました。13年ほど働いて、とあることをきっかけに辞めることになりました。〇〇株式会社の立澤さん、という肩書がとれて【ただの人】になったとき、何かがリセットされたような気がしました。それ以降、日本全国をバイクで旅するようになり、自分を見失わないような生き方を選ぶことが出来るようになりました。

もちろん全ての人にバイクに乗って旅にでようぜ、と言いたい訳ではありません。旅の手段は徒歩でも自転車でもヒッチハイクでもローカル鉄道でも良いと思います。快適や贅沢ではない、やたら高速、やたら予定だらけでもない、お膳立てされた予定調和ツアーではなく貴方だけのエキサイティングな冒険に出かけてみましょう。

きっと家に帰るころには別の人間に生まれ変わっていると思いますよ。

令和三年二月 立澤重良




にほんブログ村 バイクブログ バイク写真へ
にほんブログ村

にほんブログ村 バイクブログへ
にほんブログ村


バイク旅ランキング

ツーリング写真ギャラリー 月とバイク旅




EOS6D Mark2

2020年12月31日 早朝

館山市のキャンプ場から満月をながめる。

沈みゆく月の先には富士山。

ここは家から遠い場所ではないけれど

それでもこんな風景を見ると旅をしていると感じる。

そしてこの瞬間を一枚の写真として残したい。

いい作品になるか分からない。誰かに見せて感動してもらえるような

立派な写真になるか分からないけど。

自分のこの手でシャッターを切ることに何か意味があるのだと感じる。




EOS6D Mark2

背後の太陽はのぼり辺りは明るくなってきた。

すると富士山の峰は息をのむほど美しく紅に染まった。

手の感覚が無くなるほど冷たい風が吹き荒れ

海は激しく白波を立てていたけれど。

テントに戻って暖をとる気はまったくなかった。

この様子をずっと見ていたい。




EOS6D Mark2

ショータイムは僅かな時間で終わったけれど一生心に残る風景を記憶に刻むことに成功した。

一生心に残る・・・とは写真を撮ったからこその「私だけの記憶風景」のことだ。

いつもバイク旅で思うこと。なぜバイクに乗って旅をし風景を写真にするのか?

それは…

あの日、あの時、写真を撮ったからこそ記憶に刻まれる心象風景

いつか人生の終末を迎えたとき、一枚の写真が人生の旅路を回想させてくれること。

あの時こうだった、と。

忘れてしまっては寂しいから 記憶風景をいつまでも美しく保ちたいから

美しい写真が欲しいのだ。

にほんブログ村 バイクブログ バイク写真へ
にほんブログ村

にほんブログ村 バイクブログへ
にほんブログ村


バイク旅ランキング

ツーリング写真ギャラリー 2020年 BESTショット集☆

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、いよいよあと3日で2020年も終わりですね。今年は新型コロナウイルスにはじまり経済の悪化、東京オリンピックの延期、国のリーダーの交代…いろいろな出来事に世界中が翻弄されましたね。まさに未曾有の混乱とでも言いましょうか。

そんな2020年のトピックで記憶に新しいのがカーボンニュートラルの実現に向けて2030年にガソリン車の新車販売を禁止するという政府の発表の件です。これは環境のことだけにフォーカスすれば良い事なのですが、日本の自動車産業の発展やバイク文化にとっては一抹の不安を覚えます。もしカーボンニュートラルが実現されてガソリンが容易に入手できない世の中になった場合、古いオートバイを所有している人は今のように気軽にツーリングには出かけることができません。

ガソリンで動くアツい内燃機、輝くマフラーに刺激的な排気音、体に伝わるエンジンの鼓動…そういった私たちが知っている今のオートバイを普通に楽しむには向こう10年くらいが限度でしょうか。まさに「いま」オートバイを楽しむべきラスト10イヤーなのだと思います。




さて今回の究極のツーリング写真では今年最後の投稿として私、立澤重良の2020年に撮ったツーリング写真のBEST版をギャラリーにして締めくくりたいと思います。こういったツーリング写真も例えば50年後とかに見れば「内燃機のオートバイで旅をしている記録写真」として価値の高い一枚になるのかもしれませんね。そうなるために私がこの世を去った後も誰かが残してくれるような写真を一枚でも良いので撮っておきたいです。

今年は大好きな北海道ツーリングは悪天候で断念しましたが、行った事のない新潟県の佐渡島に行けたのが良い思い出です。やっぱり「島」はいいです!

それではツーリング写真ギャラリー、お楽しみくださいませ。

1月 内房からのぞむ冬の富士山

EOS6D Mark2

お正月から縁起のいい一枚が撮れたな、と思った写真がこれです。言うまでもなく遠景の富士山が主題で副題としてコンテナ船という構成ですが、偶然に鳶が入ったことでユニークな一枚になりました。一富士二鷹(鳶だけど)…なんて素敵ですよね。

3月 小湊鉄道沿線の桜の景色

EOS6 mark2

多くの人が撮影に来る立派な桜よりも、里山にひっそり咲いているような山桜に心惹かれるお年頃(要はおじさん)になりました。このワイルドな表情が私を惹きつけてくれます。やっぱり春の房総と言えば菜の花と桜のコラボですね。

5月 南房総からの天の川

EOS6 mark2 + EF35mmF2 IS

この頃から緊急事態宣言が発令され、不要不急の外出を控えるよう要請があったり、仕事はリモートワークになったり、自粛警察なんて輩が出てきたり…いったい世はどうなってしまうのか?という状況に。一方で巨大な工場や排ガスを出す物流の稼働が下がった影響で大気は非常に澄んでいました。星空が美しかったのが不安な気持ちを救ってくれたのを覚えています。

6月 三島神社 参道にて

EOS6D Mark2 + EF135mmF2L

疫病退散を願い、今年ほど寺社仏閣に足を運んだ年はありませんでした。私の家は千葉県に縁ある日蓮宗なのですが、その日蓮上人がはじめて「南無妙法蓮華経」のお題目をとなえたのが鴨川市にある清澄寺です。清澄では現在、ご住職や檀家さんで疫病退散を願い日々のお題目を唱えられているそうです。私も疫病退散と、それから知恵の神様「虚空蔵菩薩」様からお知恵を授かるために参拝に何度も足を運びました。写真は君津市にある三島神社です。




8月 佐渡の二つ亀にて

EOS6D Mark2

悪天候で断念した北海道、礼文島の旅。そして急きょ予定変更で向かったのが信州をスタートとした佐渡への旅です。素晴らしい島の景色と食文化に感動でしたが、とにかく暑くてキャンプで寝れず…Gotoの恩恵も受けて宿に宿泊しました。

10月 お台場海浜庭園キャンプ場からの夕陽

EOS6D Mark2

このキャンプ場は私の家から下道で2時間も走れば着いてしまうのですが、6年ぶりくらいに訪れてみました。強風の名所なのですがこの時は穏やかで素晴らしい夕陽をのぞむことが出来ました。やっぱり私は海が好きです。

11月 小湊鉄道 上総久保駅の大銀杏

EOS6D Mark2 + SIGMA12-24mmF5.6-6.3DG

千葉を代表するローカル鉄道の小湊鉄道。その人気撮影スポットの1つである上総久保駅の大銀杏です。ちょうどこの写真を撮った数日後にYahoo!ニュースのトップでこの場所が紹介されていました。素朴な田舎風景に旅心が癒されますね。

11月 朝霧高原 ふもとっぱらキャンプ場

アニメ ゆる△キャンの聖地の一つ、朝霧高原のふもとっぱらキャンプ場です。ここも8年ぶりくらいに訪れましたが相変わらず素晴らしい富士山の絶景でした。ここは色んな意味で本当に「日本一のキャンプ場」だと改めて感じましたね。富士山から昇る朝日が絶景でした!

12月 紅葉の房総半島

これはいつものツーリングコースなのですが、時間帯と気温が良かったようで「いい光」が差し込んだ空間を見つけました。今年、写真のスキルは少しは上がったかな…という手ごたえがあるのですが、特に露出や光について多くを学んだ気がします。

12月 東京湾に沈む夕日

EOS6D Mark2

これは数日ほど前に撮ったばかりの写真です。場所は海水浴場の駐車場なのですがシンプルな背景に海面のキラメキを主題にして撮った1枚です。こういった写真を見て「セルフタイマーで自撮りですか?」といった疑問を投げかけてくる人が未だにおられますが、私はそういった事を言われても全く気にしません。なぜならこのような事を15年もやっているからです。…年季が入っています。




ところで先日、本屋さんでゲッターズ飯田さんの占いの本が平積みされていたので立ち読みしてみました。私は【銀の鳳凰座】らしいのですが2021年は「7年の闇が終わり解放の年」なのだとか。あまり占いとかは信じるタイプではないのですが、ここ7年は地味過ぎる仕事についてある意味「闇」だったと言えます。本当はもっと誰かの役に立ちたい、自分のもっている能力を生かして仕事にしたい、という願望はあるのですが7年ほどパッとしなく、内面を磨くことに徹する闇の期間であったと自覚しています。だから「7年の闇…」があまりに当たっていてドキっとしました。もし占いが本当に当たるのであれば、2021年は素敵な年になるのでしょうか?楽しみです。

その願いが叶うならツーリング写真を世に認知させ、それに大きく貢献できる年になれば良いなと思います。来年は写真の講師として何か活動してみようかと思案中です。その時は読者の皆さまにも何かご協力をお願いするかもしれません。まだまだ夢の段階ですが少しずつ具現化したいと思います。

それでは皆さま、2020年も究極のツーリング写真をご愛読いただきまして有難うございました。2021年も引き続き究極のツーリング写真をよろしくお願い致します。そして皆さまにとって2021年が明るく健やかな素敵な年でありますようお祈り申し上げます。

良いお年を!!

にほんブログ村 バイクブログ バイク写真へ
にほんブログ村

にほんブログ村 バイクブログへ
にほんブログ村


バイク旅ランキング

ツーリング写真ギャラリー 月入りのキャンプサイト

深夜にトイレに行きたくなって目が覚める。

テントの外に出ると南南西方向へ沈みゆく美しい月が見えた。

月は次第に低くなって、たなびく雲を赤く焼いた。

千葉県館山市 お台場海浜庭園キャンプ場




にほんブログ村 バイクブログ バイク写真へ
にほんブログ村

にほんブログ村 バイクブログへ
にほんブログ村


バイク旅ランキング

バイク旅に抱く想い

EOS6D mark2 + SIGMA12-24mmF4.5-5.6DG

バイク旅は本当にいい。

そこで写真を撮るのも素晴らしい。

キャンプは自然を感じながら原始的に夜を明かす。そんな瞬間が好きだ。

私の旅に明確な目的地や目的は決めない。

自由気ままと言ったら洒落た聞こえだけど、ほんとそんな感じ。

天気にも左右されるし、細かく予定を立てると予定外のことに翻弄されてストレスになる。

だから適当でいいんだ。




今回の佐渡のようにはじめて旅する所も発見と感動の連続で素晴らしい。

北海道や地元の房総半島みたいに何度も行った場所であっても発見や感動はある。

絶景はいつも旅人の心の内面に存在する。

旅で感じたことは全て写真にしたいという願望がある。

風景とセッションしている時が最も自分らしくいられる時間だ。

最近、つくづく考える。いい写真って何だろうって。

まずは自分がいいと思った写真であること。これは絶対条件だと言える。

それを踏まえて客観的にみていい写真かどうか?ARTと呼べる立派なものかどうか?

これは難しい。自分では分からない。正に永遠のテーマ。

でも自分はプロカメラマンではないから、自分が「いい」と思える写真を撮り続けていれば十分だと思える。それにソレって結構幸せなのかもしれない。

そういう意味ではバイク旅と写真という世界を味わい尽くして生きている自分は

果報者なのかもしれない。




 

ART写真…

写真とは紛れもなく現実を写し撮ったものだ。

しかしART写真の世界は現実の様子は極力写さず

作者の内面を何らかの手法で表現するのが一般的だ。

写真は現実を撮るものだけどARTなら現実は写さない。

このどうにも厄介な矛盾を個人的にどう消化して

作品として仕立てるか?だ。

とりあえず今、理解していることはドキュメンタリータッチな写真と

ARTな写真の二者が存在していて、それはしっかり使い分けていくべき。

ということ。

私の場合はどちらか一方ではなく両者を使ってツーリングの魅力とバイクのRealを伝えたい。




 

現代人が忘れかけた旅精神。

それを現代流に取り戻す最良の旅の移動手段はバイクではないだろうか?

「バイクに乗って旅に出よう!」

そんなメッセージを1枚の写真で発信したい。

 

にほんブログ村 バイクブログ バイク写真へ
にほんブログ村

にほんブログ村 バイクブログへ
にほんブログ村


バイク旅ランキング

 

 

超ワイドレンズで魅せる☆白樺の道のツーリング写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、先日まで行っていた信州~佐渡の旅の写真が仕上がったので、今回はその写真で久しぶりにツーリング写真解説を書いてみたいと思います。

皆さまがお使いのカメラはズーム域はどのくらいでしょうか?多くのカメラは24㎜あたりの広角から200㎜くらいの望遠がズームの範囲になっていると思います。デジタル一眼レフカメラの場合は装着するレンズが様々あり、解放F値も気になるところなので標準ズームであれば24-70㎜あたりでしょうか。

今回は私が撮るツーリング写真に度々出てくる超広角レンズについて、その扱い方や表現手段としてどのように使うのか?に触れてみたいと思います。

EOS6D Mark2 + SIGMA12-24mmF5.6-6.3DG

関東圏では定番のツーリングルートであるビーナスライン。その山頂にある美ヶ原高原の県道464号で撮った作品です。白樺の木々が爽やかな雰囲気を演出してくれるシーンですね。究極のツーリング写真では今まで何度も同じような解説を書いてきましたが、まず「ここで撮ろう」と決めたらその場所の何がどう良いのか言語化しイメージの写真を最初に想像してみましょう。

この場合は白樺の木々に囲まれた道ですが、それを魅力的に表現するにはどうしたら良いか想像します。毎度偉そうな書き方になってしまいますが写真の基本はその被写体、情景が最も魅力的になるにはどうしたら良いかを考えることです。




まずは状況把握として視覚&認識のプロセスを時間をかけてじっくり行います。この場合、シャッターチャンスという意味での時間的猶予はたっぷりありますので焦る必要などありません。最初は「白樺に囲まれた綺麗な道だ」という事でバイクを停めた場所ですが、それ以外に何があるのか視覚&認識をしてみましょう。

まず光の向き、太陽の位置の確認です。これを確認して順光でいくか逆光でいくか?あるいは斜光でいくかを決めます。空に雲が流れていたら太陽が雲に隠れた時を使うか?薄雲に透過した光が使えないか?などの確認も行います。

それから白樺の緑の葉の様子、幹の表情などを確認します。色や形だけでなくボリューム感や広がる様子も観察しましょう。それと地面に目をやると標高の高い山によくある熊笹があるのが分かりました。これは使えそうです!

これらの視覚、認識のプロセスを経て被写体、情景の特徴やどのような光がどのように当たっているのか?などが分かりました。それを受けて脳内にある「こんな時はこう撮ろう」リストからsearchをかけてchoiceを行います。私がこの時に頭の中で描いた空想のイメージ写真は木々が広がる様子の中に緑のシャワーが降り注いている空間を描きました。

そこで「シャワーのように降り注いでいる」を表現する手段として超ワイドレンズを選択することにしました。幸い、この撮影地では電線やガードレールなど画面内に入れたくない余計なものが殆ど無い場所でした。「降り注いでいる」を表現するには逆光です。逆光は彩度が少々失われますがコントラストで印象を狙えるメリットが大きいです。この場合は葉を透過する光となるので空間自体が緑になるよう、その色の印象を大切にホワイトバランス、カラーバランスを丁寧に決めます。

超ワイドレンズを使う場合の注意点は?そうレンズの歪みですね。特にバイクや建物といった人工物は歪みによる影響が気になるので注意しましょう。この場合はバイクの大きさを小さく構成すること、歪みの影響が少ない画面の中心付近に配置すること、この2点でR1200GS-ADVENTUREに不快な歪みが発生しないよう対処しました。




バイクを小さく構図するとせっかくのツーリング写真なのにバイク(+ライダー)の存在感が弱まってしまいます。その場合はバイクの存在感を補ってあげる何らかの手段を加えてみましょう。例えばハイライトに重ねるとか道などの導線と接続させるなど方法は色々あります。この場合は木々の影や光の差し込む線、レンズの特性による周辺流れなどが放射状となったため、その中心にR1200GSを置くことで存在感を補っています。

Lightroomによるレタッチは少々フォギーな印象にするために明瞭度を落とした程度に留めました。緑の光がシャワーのように降り注いでいる空間、という当初のイメージをちゃんと帰宅後も覚えておいてレタッチの作業でもブレずに踏襲しましょうね。

いかがでしたか?超ワイドレンズというと目の前の景色の何もかもを小さくトバしてしまい、歪みの影響を受けたり余計な物が写り込んだりと難しい印象ですが、空間の様子を表現するにはツーリング写真でも使える画角だと私は思います。




超ワイドレンズはメーカー純正だと高いのでSIGMAの型落ち中古やサムヤンなどで始めてみると良いかもしれませんね。星景写真でも重宝しますよ。

今回はこの辺で!!

にほんブログ村 バイクブログ バイク写真へ
にほんブログ村

にほんブログ村 バイクブログへ
にほんブログ村


バイク旅ランキング