北海道ツーリング☆ツーリング写真ギャラリー<道東編>

~夏の北海道ツーリング~

ツーリング写真ギャラリー

前回の道北編に続いて今回は道東編でございます。

フレシマ湿原

根室市の別当賀にあるフレシマ湿原。落石岬から西へ10kmほどの位置に海岸沿いに人知れず存在する牧草地帯と湿原。僅かな情報を頼りにダート道をひたすら突き進んだところ、いきなりこの絶景でした。この年の北海道ツーリングはとても雨の多い旅程でしたが、この時だけは神様が青空を与えてくださいました。

風の音と遠くから波の音。いつかまたここを訪れたい大好きな場所です。




黄金道路

国道336号 通称「黄金道路」。海岸ぎりぎりに建設されたこの道は、打ち寄せる波に何度も破壊され年中工事している印象でしたが、近年では道路を少し内陸側にして、だいぶ改善されたようです。その昔、旅先で「襟裳岬を避ける奴は腰抜けだ」と言っているライダーがいました。その意味がよく分かるほど強風と濃霧、打ち寄せる波との戦いでタフなルートだったのです。

荒々しい風景と苦労して走りきったこと。それが私の記憶に深く刻まれています。

北太平洋シーサイドライン 東恵茶人

北太平洋シーサイドライン、それは釧路から根室をむすぶ絶景のツーリングルート。とくに浜中町から霧多布までは風光明媚で道東らしい風景が広がる区間です。今から15年前。はじめて北海道をツーリングした私は、その最果て感に圧倒されて不覚にも心細さを感じたのを今でも覚えています。

この一帯の景色は単純に「景色がいい」では説明がつかず、美しさと寂しさが複雑に織り交ざる所だと感じます。先日「時間を写真で紡ぐ」という難しい言葉を耳にしましたが、それの意味がこういった景色の中に隠されているのかもしれません。




天に続く道

知床半島の近く、斜里町の天に続く道です。現在では有名な観光スポットになってしまいましたが、かつては交通量も少なく北海道ツーリングの穴場スポットでした。知床峠はいつ行っても羅臼側と斜里側で天気が真逆であるのは有名です。この時も羅臼側から知床エリアへアプローチしたのですが、それまでは冷たいシトシト雨に心もすっかり冷たく曇っていました。しかし斜里側に降りると強い夏の日差しがジリジリと照り付けて、天気が好転しただけで気分が嬉しくなるのは不思議なもんだな…と思って撮影したのを覚えています。

釧路市阿寒町で出会った風景です。雪の重みで屋根が傷まないよう、鋭角な斜度をつけた雪国特有の建物です。現在は空き家のようですがカラフルさと雰囲気が気にって足をとめてみました。旅では人気の立ち寄りスポットや絶景を求めて走るのも良いですが、こういった自分がハッと気が付いて目に入った「好きなもの」を大切にしたいと、いつもそんな風に思っています。これは2019年のGW北海道ツーリングでの写真ですが、不思議とつい昨日のことのようです。




北太平洋シーサイドライン

この写真も北太平洋シーサイドラインです。浜中町から霧多布を目指して走っているところを走行中のコクピット風景として撮った1枚です(片手運転ではありませんよ)。この写真を撮ったときも往路は東北自動車道を自走で走りぬき、道東に着くころには3000キロくらい走っていました。いい加減(良い加減)距離を走ると脳内のガスが抜けて雑念なくクリアになる感じが大好きです。雑念とは走らせながら仕事や日常の不満を考えることなどです。本当にたくさん走り切るとガスが抜けて脳内の妄想回路が浪漫思考にシフトしていくのです。

夏の北海道ツーリング ツーリング写真ギャラリー<道東編>でした。

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夏の北海道ツーリング<道北>ツーリング写真ギャラリー

~夏の北海道ツーリング~

道北エリア 北海道ツーリング写真ギャラリー

逃げ水のエサヌカ線

600㎜の望遠レンズに×2エクステンダーを装着してエサヌカ線のはるか遠く、逃げ水の中から現れたライダー達をとらえた1枚です。大胆に斜めに構図して異空間を表現してみました。暑い中、2時間くらいこの場所に立って粘った写真で想い出深い1枚です。




オロロンライン

道道106号オロロンライン ただ直線なだけでなく荒涼とした原野に日本海の風景。はじめてここを訪れた2004年、大雨に打たれながら天塩川沿いを走りぬき、日本海が見えてオロロンラインに入った瞬間に急に晴れた…オロロンラインに来るとあの感動を今でも思い出します。

枝幸の国道

なんでもない国道です。有名な立ち寄りスポットでも景勝地でもありません。しかし矢羽が連なるこの国道に北海道の人々の生活風景が垣間見える気もします。こんな場所で写真を撮ろうなんて普通は思いませんが、こうして1枚の写真として見ると、これもまた私の記憶の旅風景であると感じます。




2017年8月 北海道紋別市

宗谷国道と呼ばれるR238を北上していたときでした。オオハンゴンソウと思わしき雑草の花が一面に咲き乱れている空き地を見つけました。入っても問題なさそうなのでこの場所で写真を撮ってみようと思い足を止めた…その時の自分。何年も前の出来事ですがこの1枚を見るとまるで昨日の事のように感じます。

2017年8月 北海道抜海町

オロロンラインはなぜ多くのライダーを魅了するツーリングの聖地なのだろうか?そんなことを考えても仕方がないけど、もし誰かが私にオロロンラインを1枚の写真で表せ、と言ったらきっとこんな写真を撮って「はいどうぞ」と渡すでしょう。




写真とはあの日、あの場所でシャッターを切ったからこそ旅の心象風景が心に深く焼き付くと、私はそう信じています。だからこそオートバイでの1人旅には写真は欠かせないと…そんな風に思うようになりました。写真を撮ることがツーリングの目的になっちゃっているとか、そんな事ではないのです。

ただ単純にバイクでツーリングに行くことが大好きで、その時に見た風景をいつまでも心に残したい、心に残したいからこそ写真にしておきたいのです。

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大好きな旅の景色は記憶の彼方へ…

「ツーリング写真ギャラリー ミラーに消えゆく旅の記憶」




走りぬいた道も

出会った景色も

潮の香りも

あの時感じた風の感触も

みんなミラーの中に吸い込まれて消えゆく。

大好きな旅路は記憶の奥深くへ。




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旅の最後の夜。北海道ツーリング2019 満天の星空とツーリング写真

9日間にわたるロングツーリングの最終日。

単なる疲労が原因なのか「北が吉、北東は凶」を無視して北東へ走ったのが原因か不明だけど、とにかく不調だったので夕食後にはビールも飲まずにテント内で眠りこけた。




22時くらいに隣のテントから「それじゃお休み」という声が聞こえて目が覚めた。う~む、トイレに行きたいが面倒だな。しかしまだ22時じゃ今いくしかない。

重い腰をあげてテントの外に出ると来止臥の夜空は満天の星でまるで銀河に居るようだった。

EOS6D Mark2 + EF14mmF2.8L

こりゃスゴいな。

お隣の焚火の炎が消えるのを待ってEOS6D Mark2に我が青春のEF14mmF2.8Lをセットして撮影の準備をはじめた。

~この美しい夜空はこの1枚を撮らなくてはきっといつか忘れてしまう~

見上げていると幾つもの流れ星がシューっと流れては消える。遠くには波の音、時おりパタパタと何かが羽ばたく音がするのみ。




30秒のシャッター、その30秒が自分の記憶回路にも焼かれていく感覚を覚えた。

やっぱり自分は写真を撮らないとダメなんだな…

心に焼き付けておく、そんな器用なことが出来ない人間だから

写真を愛しているのかもしれない。

明日の船で帰る… 帰るから旅なんだな。

帰ればこの旅で撮った写真達が待っている。

見せたい人もいる。

旅と写真はほんとうにいいな。




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作品の撮影地

日本の美しいキャンプ場 来止臥野営場

 

2019年GW北海道ツーリング ツーリング写真ギャラリー 駆け抜ける

どうしてバイクで旅して、その様子を写真に撮って、人に見せているのだろうか??

そもそも写真を撮るという行為は「この様子を忘れずにとっておきたい」という単純な要求からくるものと感じます。

写真の歴史をたどれば絵画のための道具だったと言われます。記念、証拠、図鑑的なものなど事実を伝え記録するのに写真は役立ってきたわけです。




写真の歴史はどこかのポイントでただの記録から表現へと派生したのでしょうけど、記録でも表現でも使う道具はカメラなので現代でもその境界は混沌としています。

私が好きなのは旅の様子を忘れずにとっておけること、それを自分なりにアレンジして写真作品にできることです。実際の様子とは違うかもしれないけど、心象風景とか記憶風景と言われるように「あの時こうだった」という景色を自分なりの表現でとっておけることに幸福を覚えます。

ライダーがバイクを運転している時に見る景色ですら、ただの走行写真ではなくアレンジできるのが楽しいです。この写真では肉眼よりもはるかにワイドに見えるレンズを使用し、シャッター速度を遅くして風景を流しています。




車やバスで旅をするのも素晴らしいですが、バイクだと体が空間に露出しているせいか風景から感じたことがダイレクトに心に入ってきます。これがバイク旅の良さです。

どこかへ行きたい、というのは人間の本能的な欲望なのかもしれません。古来、人間の文化、文明は移動を繰り返して広く伝わったと言われます。つまり文明的なものは本能的に広く伝えたいというのがあり、それが現代でも「たまには旅行にでも行きたいなぁ」という旅欲として残っているのではないでしょうか。

しかし一般に言われる旅行やツアーでは誰かが行先や工程を決めてしまったものであり、それに便乗するだけでは人間が本能的に欲している旅欲を満たすことはできません。

お膳立てされたツアーは快適で贅沢かもしれませんが、自分が知っている素敵なことを世に広めたいという願望は叶わないのですね。お膳立てされたツアーに便乗するのと旅は全くの真逆の世界です。




そう考えると「広めたい」と「旅に出たい」が繋がります。そう…知っている事を広めたいから旅がしたいのです。ちょっと違うかな…いや、きっとそうです。

旅人の見る景色、ライダーがバイク旅で見ている世界。これを写真にする。そして伝えて広めていく。

よ~し、やるぞ。

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2019年GW北海道ツーリング ツーリング写真ギャラリー 噴火湾の野営地

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、キャンプツーリングはお好きですか?いますごいキャンプブームという事もあり、ライダーの間でもキャンプツーリング、デビューしたよ!という方が多いですよね。

私はバイクキャリアほどキャンプの経験が長い訳ではなく、はじめたのは2004年だったと記憶します。はじめて北海道にツーリングに行くと計画したときに「北海道行くならキャンプでしょ」という理由でした。

そして自然の中で寝起きすること、食事やビールが美味しく感じること、自由に行動できることに惹かれ、かれこれ15年くらいキャンプツーリングをしています。




その途中にガソリンランタンだのダッチオーブンだのと装備を充実させたり焚火にハマったり、使いもしないオシャレなキャンプギアを買いあさったりしましたが、今は再び原点に返って最低限の軽量な装備でキャンプツーリングしております。

R1200GSアドベンチャーは純正のアルミケース、リアシート部分の積載スペースを活用すれば相当なキャンプギアを積載する能力がありますが、それでも必要最小限で軽量さを重視するのは身軽に動くことが旅にとって大切だと感じるからです。装備のボリュームはその場に留まってのんびりキャンプを楽しむか、早朝出発や移動の多い旅の内容を充実させるかでかなり変わってくると思います。

その時々のその人のスタイルに合わせて変化していくものでしょうね。




さて今回の2019年GW北海道ツーリングのツーリング写真ギャラリーは先日「絶景日本のキャンプ場」のカテゴリーでご紹介した北海道伊達市のアルトリ岬キャンプ場で撮影した1枚です。

EOS6D Mark2 + EF14mmF2.8L

海岸の小高い丘にあるアルトリ岬キャンプ場。ここから噴火湾に沈みゆく美しい夕陽を堪能しサッポロクラシックをグイグイと飲むのは本当に最高です。

アルトリ岬キャンプ場は中央に高くなっている特等席のようなサイトがあり、強風ではない時はここにテントを張って夕陽を眺めるのが良いです。

この写真はその高くなっているサイトから1段下がった場所から撮ってみました。空には雲のない快晴の夕方だったので敢えてこのようなホワイトバランスで撮ってみました。太陽から放射状に延びる光線をアクセントに超広角レンズEF14mmF2.8Lで撮った1枚です。




本当は空に雲があって、そこに沈みゆく夕陽の光がピンクや紫に焼ける様子が欲しかったですが、それは願っても叶わないので空間の階調と太陽光を主役に撮ってみようと思いました。レンズフレア、ゴーストも見ようによっては写真らしい演出として良い仕事をしてくれたと感じます。

今回はこの辺で!!

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2019年GW北海道ツーリング ツーリング写真ギャラリー あの雲を追え

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、以前も同じようなことを書きましたが写真とは偶然の要素が多い芸術であるとつくづく感じます。

音楽や絵画など他の芸術と違って目の前の事実をカメラという機械でとらえる限り、作者が当初は意図しなかった事が偶然に写ってしまった。もちろん心霊写真とかではありませんよ。

脱線しますが心霊写真ってデジタルの時代では聞かないですよね。加工で簡単にソレっぽのが捏造できるので、信ぴょう性がなくて消滅したのか?幽霊自体がまだデジタルカメラに対応していないかのどちらかでしょうか。




写真における偶然は最初のうちはラッキーパンチを手に入れた!と喜んでしまいますが、キャリアを積んでいくと「ラッキーだった」では説明のつかない作品が生まれてしまう…この不思議さに気が付かされるものです。

それは直感として偶然が起きたときに受け入れる準備を作っておく、偶然の受け皿を備えているからです。例え撮影現場では意図していなくても上級者は偶然を受け入れるスペースをいつでも持っているものだと私は感じます。

EOS6D Mark2 + EF70-200mmF2.8L IS




今回の北海道ツーリング写真ギャラリーでご紹介する作品もそんな偶然をキャッチした1枚です。

この撮影地では空にプカプカと存在する雲が程よい風で流されて地上に影を走らせていました。この場合、雲が空に流れていたことは偶然ですが、それを利用して道の前景となるカーブ部分を日陰にして写真に時間を与えた(流れゆく雲が時間を表現)のは偶然をモノにしたと言えます。

これによって普通に撮った道のツーリング写真と違い、ユニークさが加わった1枚と言えると思います。

偶然そうだった事実を受け入れる偶然の受け皿はやはりたくさんの写真を撮り、たくさんの被写体(私の場合はツーリング写真)を撮っていく上で少しづつ養っていく不思議な能力です。それは偶然を見つけて確信的に手法を選択する場合もあれば、帰宅してそう撮ったことに気が付くような小さな偶然まで様々あります。

また突然に虹が出たとか立派なニホンカモシカが現れたとか、奇跡と言いたい偶然も、日ごろいい写真に憧れを抱くあなたが呼び起こした偶然と思って下さい。思い込みでもイイです。これは後日改めて書いてみたいことですが、奇跡は自分が呼んだものと信じることは素敵なことなのです。




少々脱線しましたが今回はこの辺で!!

2019年GW北海道ツーリング ツーリング写真ギャラリー 美瑛の名もない道

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、つい先日にとある本を読んで知ったことなのですが人の思考回路は問題を打破することや謎解きをしている時と、まったく無の状態から何かを思いつく「ひらめき」とでは全く回路が異なるそうですよ。

例えばお仕事で何か不測の事態が発生した時、顧客に迷惑をかけないよう策は無いか?何とか納期を守るにはどうしたら良いか?といった具合に考えますね。しかしこれらは言ってみれば原状回復が目的であり発生してしまったマイナス要因をゼロに戻すことです。

これとは違い無の状態からのひらめきはゼロからプラスにするものです。発明品やアイデアで生まれた製品などは多くの利益や利便を生み出しプラスをもたらします。

これを写真に当てはめて考えてみましょう。バイクを停めて景色の良い場所で記念撮影。しかしどう撮れば良いでしょうか?これを考えるときに「どう撮るのが正解なのか?」「うまい人や雑誌のカメラマンはどう撮るのだろう」といった発想は先ほどのマイナス要因をゼロに戻すことと同じです。




ここで言うゼロとは画一化された「上手い写真」のことです。これを目標に置いてしまうと個性もありませんし本来、自分が撮影現場で本当に良いなと感じたことを写真にできるのか疑問が残ります。

一方で謎解き思考ではなくひらめきで生まれた写真は画一化された上手い写真とは一線を画す、ユニークで印象的であなたらしい写真になるはずです。発表すると反応は賛否あるかもしれませんが、それでも自分らしい写真が撮れたことにあなた自身がきっと満足できるはずです。

ひらめきは頑張って考えても息張っても出るものではありません。リラックス状態で突如として生まれるもので、これをツーリング写真で手に入れるにはツーリングで心からリラックスし楽しんでいることが重要です。次はどこそこへ行ってその後は美味しいお店にいって温泉も行って…とせわしないツーリングではアイデアは生まれなでしょう。

RICOH GR APS-C




さて前置きが長かったですが2019年GW北海道ツーリングの写真ギャラリーでございます。こちらはコンデジのリコーGRで撮った写真です。メイン機のEOS6D Mark2と違ってGPSによるログ機能がないため、正確な撮影地が分からなくなってしまいましたが中富良野町あたりの広域農道で撮った写真だと思います。

少し露出アンダーですが自分の一人旅の精神状態がこのような寂しい露出を選んだのでしょうか?撮った本人ですら不明です。

通常、電線は風景写真などでは邪魔者であり画面の外に排除するか、そもそも電線の無い道を探してそこで撮影するかです。しかし逆転発想で「よし、電線も撮ろう」と決めてしまえば何とかなるもので、むしろ電線がいい仕事しているな、と思える構成すら可能なのですから面白いものです。

最近、こういったインスタ映えとかSNSウケは悪いと分かっている地味な写真にすっかりハマっています。年齢のせいか30年というバイクキャリアがそうしたのかは分かりません。でも確信犯的に地味な写真を生み出すのはとても愉快です。




しかし唯一不安なのは今後、個人的な写真家として生きていく上でこんな地味な写真で果たして活動していけるのだろうか?ツーリングの魅力を人々に伝えるにはコレでは弱くないだろうか?などと考えます。

といっても結局は自分の好きなように撮るしかないのですが。コレが報酬のないアマチュアの強みとも言えます。

今回はこの辺で!!

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2019年GW北海道ツーリング ツーリング写真ギャラリー 美瑛新星エリアの場合

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、まだまだ続きます。2019年GW北海道ツーリングのツーリング写真ギャラリー、お付き合いくださいませ。




今回は美瑛の丘エリアより東側に位置する新星エリアで撮った1枚です。あまり観光地化されていませんが、拓真館のあるこの周辺は写真家 前田真三さんが愛した美瑛の景色であり素晴らしいの一言に尽きます。

EOS6D Mark2 + EF35mmF2IS




撮影ポイントは拓真館のすぐ南側にある道で撮影しました。左右の牧草地で色が違うのがユニークでこの場所を選びました。35mm広角レンズで空の表情を入れつつも、14mmのように思いっきり広げる訳でもない自然な感じを目指した1枚です。

こうして写真を通してGW北海道ツーリングの旅を振り返ってみると、従来のお盆の季節に比べて爽やかな晴天も多く、少し寒いくらいの気候が好きな私にとって最高の旅であったなと感じます。




写真は去年の宗谷丘陵の白い貝殻の道で撮った夕景写真ほど、これだという1枚は撮れませんでしたが、自分らしいバイク旅を表現した写真が撮れたかなと感じます。仕上げた写真の1枚1枚をギャラリーのように並べてみると、そこではじめてどんな旅であったかが見えてくる気がします。

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2019年GW北海道ツーリング ツーリング写真ギャラリー

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、これからの令和の時代、どんな時代になると予測しますか?また皆さまは令和の時代をどのように生きていきたいと感じられますか?




時代はモノからコトに変化していくことを考えると、いつまでもバイクやカメラもモノとしての数値的なスペックで判断している訳にもいきませんね。

例えば車のCMは昭和の時代はツインカムエンジンにターボチャージャー搭載で150馬力!といった具合に数値で判断できるスペックを打ち出し、消費者もそれに憧れを抱き欲していました。家電にしろカメラにしろこれは同じで戦後は物資が圧倒的に不足し、人々は貧しい生活をしながら便利なモノ、高性能なモノ、壊れないモノを欲していたのです。

しかし技術の進化、経済の成長とともにモノは大衆に行きわたり、人々の心がモノで満たされる時代は終末を迎えました。

いま車のCMを見ていると流行のSUV車で〇〇に乗って山へ行こう、とか若いお父さんが子供と一緒に星を見に行くとか車のスペックを宣伝したものではなく、それを買ったことで週末がどのように充実するか「コトの変化」を伝えているものが増えましたね。

しかしカメラはどうでしょう?依然として画素数や高速連写、優れた光学系による高い描写性能…といった具合にスペックを伝えるものばかりです。確かにカメラも車と同様に数十年で飛躍的に技術が進歩しました。特にデジタルカメラの登場後は劇的に進化を遂げ、それは現在も進行形です。しかしスペックで見える進化にはもうユーザーはさほど驚きませんし、そもそもモノに対する関心が薄れている人が増えはじめたのかとも感じます。

その証拠として「写真を撮る」という一般的な需要の大半は「携帯できる電話機」に奪われてしまい、カメラメーカーは経営状況が明るくはないという、20年前の人々が誰も予想できなかったであろう現在がここにあります。

もし消費者の多くが昔のように「高性能なカメラを手に入れたい」とモノに夢を抱いていれば今でもちゃんとしたカメラを皆ボーナスで買っているはずです。とにかく高性能で良いモノが欲しいと思っている消費者は現在でもいない訳ではありませんが、それはメーカーが想定している以上に少数派となってしまったのではないでしょうか。




もちろん全ての人がという訳ではありませんが、少なくとも昭和の時代から比較するとカメラが欲しい、車が欲しいといった具合にモノを欲する人は若い世代を中心に減っているように感じます。

令和という新しい時代。モノからコトの時代へ。バイクが…カメラが…ではなくツーリング写真という新たなムーブメントの立ち上げに私は貢献していきたいとここに宣言いたします。

さて前置きが長ったですが2019年GW 北海道ツーリングの写真ギャラリーでございます。

EOS6D Mark2 + EF70-200mmF2.8LIS

割と旅の前半で撮った写真ですが道道291号 吹上上富良野線です。望遠ズームレンズ EF70-200mmF2.8L ISで撮った望遠の画角の写真ですが、私はこの時、あまりデザインだの構図だのを駆使せず「なるべくシンプルにこの風景を伝えたい」と思って撮ってみました。




撮り方やデザイン、自分の持てる知識などを駆使して傑作を狙った写真と違い、なるべくニュートラルに撮ることによって見る側へ臨場感やリアルさ、あるいは懐かしさや親近感を与えるような…そんな写真を目指してみました。

仕上げも少しだけネガフィルムっぽくしたので、青春時代に旅をした思い出の1枚にも見えなくはないと思います…がどうでしょう?

「ツーリングのワンシーンを切り取る」というテーマを追い続けて写真活動をしていますが道の写真や風景主体のバイク写真ばかりではどうしてもワンパターン化してしまいます。

この写真は色んな意味でシンプルな1枚を目指してみました。インスタ映えこそしませんが時代の流れに影響されない不変的な写真とでも言いましょうか。とにかくいつもとは違った写真に挑戦した1枚でした。

今回はこの辺で!

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