記憶色のツーリング風景

EOS6D mark2 + SHIGMA12-24mmF4.5-5.6DG

ツーリング写真とはバイク旅の記憶風景であるべきだと思う。

バイクツーリングという「旅」をテーマにした写真であるからには

記憶に残る風景、記憶色に染まった風景を写真にしたい。

いや、あえて荒唐無稽な言い方をするとツーリング写真は時間を逆に流すこと。

現実には旅で見た風景は記憶に刻まれ、後にその記憶の中の風景を回想する。

「あの時、海に沈んだ夕陽が格別に美しかったな…」




時が経つにつれて記憶風景は曖昧になり、そして美化される。

その時にイメージに描く記憶色の絶景こそが真のツーリング写真。

つまり時間を逆に流すとは何年も後に回想するであろう旅の記憶風景を

いま作り上げること。

記憶になるであろう風景を記録するのだ。

むずかしいのは現実の風景とのギャップだ。

写真機は現実を写す機械だから原則として偽りが許されない。

しかし見たままのRealが必ずしも記憶風景になる訳ではないのだ。

20年も30年も前に見たツーリングの風景は写真にしていないけど

記憶の中で儚く輝いている。




そんな記憶風景を事前にイメージして持てる力を発揮して撮るんだけど

これが言うほど簡単ではない。

でもそうやって撮りたい。

記憶になるであろう風景を記録するのだ。

宗谷丘陵 




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ツーリング写真の目指す道

EOS6D mark2 + SIGMA150-600mmF5-6.3DG

バイクツーリングの世界を写真で表現する【ツーリング写真】

ライダーが見ている旅の景色、出会ったモノや体験したコト。

バイクでないと味わえないバイクツーリングの世界を写真で表現し

芸術写真として世に広めたい。

既にライダーである人々には共感、バイクとは無縁だった人々にその魅力を伝え…

そして旅を忘れかけた現代人に「今、もう一度本当の旅に出よう」というメッセージを発信する。

そんなことが実現できるよう究極のツーリング写真を運営しています。




現状でもツーリングで写真を撮っている人はかなり多いと認識しています。

しかし多くの方は愛車とのカッコいい写真や綺麗な景色の中での記念写真だと思います。

ツーリング写真を芸術として発信していく文化はまだまだ少数です。

「みんなツーリングで綺麗な記念写真を撮りたいだけ」

「誰もツーリング写真を芸術だなんて思わない」

という冷ややかな反応は聞こえてはきませんが潜在しているのは承知です。

なにしろ今はツーリング写真なんて言う芸術文化は認知されていませんので。

オロロンライン




一番最初にエアーギターとかボイスパーカッションをした人も当初は周囲から笑われたでしょう。

ギターは上手に演奏すること、歌声以外の音源は楽器を使うこと…こういった常識を覆すのは並外れたの才能と努力がなくては成しえなかったと想像できます。

我々現代を生きる人間は常識を飛躍することがどうも苦手のように感じます。

ある日、権威ある人物や組織に「これは素晴らしい」と太鼓判を押されれば、それはニュースとなって当初は馬鹿にしいていた大衆もワーとなってはやし立て、社会的にも認知されるものです。

それと似ているかもしれません。バイク写真、ツーリング写真を芸術写真文化として成熟させること。

別に私自身が有名になったりお金を稼いだりしたい訳ではありません。ただツーリング写真が世に認知されればバイク文化も一つ成長できるのではないかな?とそんな風に感じます。

会社の同僚やお友達に「あの人もバイクに乗ればいいのに」っていう人いませんか?そんな人に芸術的なツーリング写真を一枚「ほら、この写真みたいな感じだよ。バイクでツーリングって」と見せれば、たちまち頭の中がバイクでいっぱいになり、翌週には教習所に通っている…

そんな力をツーリング写真に持たせたいですね。




ツーリング写真のさらなる発展を目指して究極のツーリング写真 touring-photography.com はこれからも精進してまいります。

究極のツーリング写真 運営者:立澤重良

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写真と共に歩む道☆みんなが知らない上達の秘訣

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、まだまだ寒いですが愛車のバッテリー、弱くなっていませんか?ツーリングに行く当日になってエンジンがかからない…なんて事のないよう事前に電圧の測定やトリクル充電をしておきましょうね。

さて究極のツーリング写真ですが最近になって新たに海外の読者様が増えたことに驚きを隠せずにいます。当ブログはこれだけの字数を全て日本語で書いておりますので、おそらく海外在住の日本人の方だとは思うのですが、本当にありがとうございます。

アメリカ、中国などの大国は何となく分かるのですがサモア、ネパール、ペルーといった国からのアクセスもあり、恐らくそれぞれ一人の方が定期的に見に来ていただいているのだと思います。とても嬉しいです。

EOS6D Mark2

さて今回は立澤重良のツーリング写真独り言コーナーでございます。つい先日、ある方が私のブログを見て「私も立澤さんと同じEOS6D Mark2を買いました!」という方がおられました。それを聞いて何だか悪いことをしてしまったなぁ…という気持ちになりました。別にEOS6D Mark2は素晴らしいカメラですし、ツーリング写真に使うにあたり何も問題はないのですが、カメラ選びとは人それぞれ違う物であり、たまたま今の私にとってEOS6D Mark2が用途にぴったり合っている…という事に過ぎないのです。必ずしも他の誰かにおススメするカメラとは言い切れません。

発表している作品のキャプションにEOS6D Mark2 + EF35mmF2ISとかいつも書いていますが、これは私としては特に深い意味はなく飾りのようなものです。いや…本当は書きたくないです。これは使っているカメラやレンズが何であるかを秘密にしたいのではなく、作品自体をよく見ていただきたいからです。であるにも関わらずEOS6D Mark2 + SIGMA150-600mmF5-6.3DG とかいつも書いているのはブログの検索ヒット率(SEO順位)を良くするのが第一の目的で、第二の目的としては気になって聞いてくる人が多いから…という2つの極めて下らない理由なのです。




カメラやレンズの機種だけに留まらずF5.6 1/250 ISO200 といった露出データも同じです。これは例えるなら高速のSAで見かける観光バスツアーのご高齢紳士です。バイクの駐車場の近くにくると必ず我々に「このバイクは何ccじゃね?」といった具合に排気量を聞いてきますよね。見ず知らずの人と旅先でコミュニケーションするのは大好きですが、バスから降りて来られる紳士方は10人中で10人とも同じ質問なのは滑稽です。

おそらくバイクとは免許制度など排気量の大きさで分類される、という知識に結び付け、とりあえずライダーへの質問は排気量になるのだと思われます。写真の露出もこれと同じで良い写真とは絞りやシャッター速度や焦点距離など撮影に関わるデータが重要であるという知識に基づき「この写真の撮影データを教えてください」という質問が出てくるのだと思います。

EOS6D Mark2 + EF35mmF2IS

多くの方の関心の対象は最新のカメラや高級なレンズ、そして撮影データです。もちろん最新のカメラや高級なレンズが好きだ!という事であれば否定されることではありません。素晴らしいご趣味だと思います。しかし多くの方にとって本当の目的はいい写真を撮ることではないでしょうか?

であれば、関心の対象をカメラ、レンズではなくもっと写真によせていきましょう。写真が好きな人、写真をライフワークに生きる人、個人的な写真活動家、写真芸術鑑賞が好き…とにかく写真について今いちど見直す機会を作っても悪くはないと思いますよ。プロとかアマとかは関係ありません。

いい写真とは人それぞれ考え方が異なりますが、私なりの解釈としては「いい写真とは常に見る側が主観的に決めるもので撮る側としては永遠のテーマ」と考えます。いい写真を実現するにはとにもかくにも写真に対する見識を深め、感覚を養い、被写体の知識をつけ、経験を積み自分なりに”美”とは何かを問い続けることではないでしょうか。たくさん失敗を重ねて少しづつ上達のアラートを踏んで、年単位で見て進化を感じた時が最も写真の喜びを味わう瞬間かもしれません。

今回は私が思いつく限り、写真を好きになるとはこんな素敵なことですよ、ということを箇条書きしてみたいと思います。

1.写真が生まれる喜び

カメラで写真を撮るなんて誰でも普通にしている事ですから、パチっと撮って写真が出来上がることに今さら驚く人はいません。文明社会と完全隔離された少数部族ではないのですからね。

しかしちょっと考えてみましょう。私たち人間が生きていく上で、見えているこの世界は言ってみれば3次元の動画です。止まることも戻ることもなく常に一定の時間で流れているこの3次元空間。これにカメラを向けてパチリとやると特定の範囲が一瞬で2次元の一時停止画像になるのです。

これって凄い事だと思いませんか?カメラが当たり前にある現代では感じませんが、まず写真が生まれること自体が実はエキサイティングなコトなのです。




2.あの日あの時、写真を撮ったから記憶に刻まれる旅風景

以前にも何度か書きましたがここで改めてもう一度書きます。私はよく人に「写真を撮るのが目的でツーリングしているの?」という疑問を持たれます。逆に言えばツーリングを楽しんでいないのでは?という事ですね。しかしツーリングを楽しんでいない…なんて事は全くありません。むしろ写真を撮ることでツーリングが、旅が充実していると言って過言ではありません。

あの日あの時、ツーリングで出会った情景に心打たれ撮影に没頭した自分がいつまでも心に焼き付いています。もし、あの時に写真を撮らなかったら記憶は曖昧に薄れてやがて消えてしまうかもしれません。

旅の記憶とはいつか人生を振り返る時がきたときに「財産」と呼べる尊いものだと思うのです。忘れちゃったら悲しいではありませんか。お金や地位や名誉は死ぬときに持っていけませんが、旅の記憶や写真を通して学んだことは持っていけるような気がするのです。

網走で名もない風景

3.悩み苦しみ表現した作品が誰かを救う

人間は誰しも人の役に立ちたい、世の為に生きたいという願望があるそうです。社会や文化の発展に貢献した功績者、スポーツで歴史的な記録を残した名手、音楽を通して人々の心を励ましたアーティスト。そんな素晴らしい人物に誰しも少なからず憧れを抱くものですよね。

SNSなどで自分を良く見せようとしている人を「承認欲求に支配されている」なんて言いますが、承認欲求も自分は世のために貢献している立派な人です、という見かけだけのアピールと言えます。このように多くの人は人の役にたっている、社会に貢献している立派な人になりたいという願望があるのですね。

写真もこの願望をかなえる1つの手段と言えます。しかし承認欲求に支配されるようでは一般ウケを狙っただけの画像に過ぎません。よく見かける承認欲求を満たすための写真とは話題のスポットに出向いて加工アプリで盛りに盛った写真です。

そうではなく人に見せて喜んでもらえる写真、誰かの人生に良い影響を与えるような力のある写真、励まされて勇気をもらえたような写真、美に対する見識を改めて考えさせられる写真、そういった「作品」は常に作者の内面の苦しみから生まれるもので、見てくれる人へのメッセージが込められているものです。

フレシマ湿原

大変なことのように聞こえますが、少し本格的に写真に取り組めば数年で「あなたの写真に元気をもらえました」「この写真を見せてくれてありがとう」と言ってもらえるような写真が撮れるようになりますよ。このように自分が1人の表現者となれることが写真をやる最大の喜びだと私は思います。

ここでは書ききれない程、他にもたくさんありますが長くなるのでこの辺にしておきます。こういったことを意識して写真と向き合っていくことが成長、つまり写真の上達につながると考えます。それは日々は実感できないほど少しづつ少しづつですが、「あっそうゆうことだったのか」という小さな気付きを繰り返して上達していきます。




カメラやレンズはこんな写真を撮りたい、という具体的な要求が発生した時に、はじめて検討すべきものと覚えましょう。必ずしも最新のカメラを用意する必要はないのです。私がEOS6D mark2を使用している理由は・超ワイドレンズを使うのでフルサイズ機が必要である ・光学ファインダーのカメラが好き ・自撮りでポージングや位置の確認でWifi機能が便利 ・OVFのフルサイズ機でバリアングルモニター搭載はEOS6D mark2だけだから・・・といった理由から選んでいます。

iphone

ここで書いたことが「信じがたい…いいカメラを買えばいい写真が撮れると思うのが普通だろう」と思う人は、日本のカメラ業界が古くからやっているプロパガンダに完全に洗脳されています。もし最新のカメラ=いい写真という事であればアンセルアダムスやロバートキャパなどが残した名作写真が現代で見れば駄作になるはずです。しかしそうではないですよね?

写真が上達するにはカメラやレンズの知識も大事ですが写真とは自分にとって何だろう?と今いちど「写真」について考えてみましょう。一朝一夕に成就するものではありませんが、悩み楽しみ試行錯誤し、様々な経験の中で少しづつ分かっていくものを得て、自身の進化を確認できる瞬間を感じればきっと遣り甲斐も感じるはずです。

とりとめのない内容を惰性的に書いてしまい、加えて普段にも増して乱れた文章でしたが最後にまとめると、自分もいい写真を撮りたい、上達したい!と願うのであればいつでも写真のことを第一に考えましょう。写真を愛する人、ツーリングを愛する人になりましょう…というお話でした。

今回はこの辺で!!

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憧れの絶景撮影スポットはどこにあるのか?

「憧れの絶景スポットはどこにあるのか」

EOS6D Mark2 + SIGMA35mmF1.4ART F5 1/125 ISO100

絶景がどこにあるかなんて下調べする必要はありません。

絶景とはいつもバイクを停めてカメラを手にしたあなたの目前にあります。

自分がそこで撮りたいと感じた時点でそこは特別な場所なのです。

例え何もない場所でも他人は素通りするような場所でも。




旅を愛するライダーのセンサーが反応したことを

きちんと目と心で解明する。

それをどう表現するかは貴方という一人の人間。

身に付けた技法や知識、優しさやユニークさといった性格、美に対する独自の考えも盛り込み。

被写体、情景を前に悩み苦しみ、演出に葛藤し…時に額に汗して生み出してください。




奇跡の瞬間を逃さず切り取るのも良いでしょう。

奇跡はいつも何でもない場所で突如として起こるものです。

そして改めて写真とは「瞬間」なのだと認識しましょう。

納得できるまで撮り切ったら、あらためて目の前の光景を見つめてみましょう。

そこが明らかに絶景であったことを確信するはずです。




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教えるは教わる☆アウトプットの不思議な力

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、皆さまはお仕事やご趣味で後輩やお子さんなどに対して先生役をやられる事はありますでしょうか?人にものを教えるとは大変なことですが、上手に説明するにはどうしたら良いだろうか?と考えるのは自身の勉強にもなり大変良い事だと思います。

私は最初に就職した会社で光ファイバーを扱っていたのですが、ISDNからADSLへと通信網が進化し住戸まで光ファイバーを敷設するFTTH(フレッツ光など)がはじまると、施工できる工事業者さんが不足してしまいました。そこで街の電気工事店にもお願いしなければいけない事態となりました。もう15年くらい前ですが電気工事店の連合会のような組織にお願いし地域の光ファイバー普及のために施工方法を私の会社で講習会を開催することになったのです。

その時に難しい光ファイバーの講義や非常に細かい施工手順などをレクチャーするにあたり、当初は研究部門出身者に講師を頼んだのですが「難しすぎて理解できない」との問題が多発してしまいました。そして、どういう訳か学歴も役職もない私が講師に抜擢されてしまいました。私なりに難しい光通信の基礎や繊細なファイバーの取り扱いを工事店の皆さんに理解してもらうにはどうしたら良いか…考えた挙句、先輩の作った教科書を全て自分で作り直してみることにしました。自分で教科書を作ったことで知らなかったことや間違えて覚えていた知識を正すことが出来ました。そして自分自身がとても勉強になったという事を今でもよく覚えています。




そんなナンチャッテ先生の経験で受講者さんに「とても分かりやすかったです」と言ってもらえたこと、免状を発行するための試験で多くの方が合格したことが大変嬉しかったです。今になって振り返ると人間は生まれた時から本能的に誰かの役に立ちたい、という願望をもっているそうですが、それは本当なのだなと思います。

RICOH GR

さて今回はそんな何かを人に教えてあげること、知っている事を惜しまずにアウトプットすることについて書いてみたいと思います。

長かった前置きでは最初に就職した会社での経験談を書いてみましたが、その次に就職したバイク用品のメーカーでは企画開発部門でした。新製品のアイデアが会社の売り上げを左右する重要なセクションです。しかし私の場合は需要とのバランスを考える堅実な製品の開発よりも、提案型として今は無い新しい何かを生み出す方を期待されていました。キャンプ場などでサイドスタンドが地面にめり込んで倒れないよう、下にひく板に紐を付けて製品化したり、お洒落なカフェに持って入っても恥ずかしくないバイク用バッグをデザインしたりと今振り返ると楽しい仕事でした。




しかしアイデアを生み出すとは並大抵のことではなく、とにかくヒントのようなものを思いついたら書き出して、企画会議で発表するを繰り返していました。思いついただけで書き出さないと、思考の中でグルグルと温めてしまい次を思考できないからです。またヒント以上に発展できなくても発表することで他の誰かが製品化へ導く妙案を出してくれるかもしれないのです。

思考によって生まれたアイデア、ヒントをすぐに書き出して発表する「アウトプット力」はとても大切です。これって写真でも同じだなと、このブログを作っていてつくづく思います。

上の写真はつい数日前にGRで撮った1枚です。水平線に沈みゆく海岸での夕景ですが、究極のツーリング写真をはじめる以前の私だったらこんな風には撮らなかったと思います。夕景なら広角レンズを景色全体に向けて-1/3程度の露出補正をしてパチリです。そういった感動や表現、ユニークさに欠ける写真を風景に撮らされた写真と私は呼んでいます。

上の写真がいい作品であるかどうかは見て頂く人の判断に委ねますが、この時に私はただ海岸の夕景全体を撮ったのではなく、美しい光が当たる波の様子を最重要視してみました。押しては返す波の表情は豊かで写真はその瞬間を切り取ってくれます。40~50カットはここでシャッターを切りましたが、その中で自分がいちばん好きだと思った1枚がこれです。

どんな光がどんな風に当たっているのか。どんな風に当てたら魅力的な1枚になるか?想いが見る人に伝わるのか?伝わればいいな。伝わってほしい…。こんな風に風景と光と感情を交錯させて撮影に没頭するのは、昔からやっていたのではなくつい最近なんです。だから究極のツーリング写真の読者の皆さまには本当に感謝しております。皆さま、本当にいつも読んでいただき有難うございます。

写真について知っている事、ツーリング写真に対する想い、みんなが困っているであろう事について、秘密にするのではなく惜しまずアウトプットすると、またその次を思考できるのですね。思考してアウトプットしてを繰り返し、見識をより深めていく、気が付くとレベルアップのアラートが鳴るのです。




皆さまも身近な方で「これから写真を始めたいんだけど…」という人がいたら、ぜひ積極的に皆さまが知っている事を教えてあげてくださいね。

今回はこの辺で!!

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大好きな一瞬を捉える☆たくさんシャッターを切って楽しもう

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、いかがなお正月をお過ごしでしょうか?私は年末は連休をいただきましたがお正月は元旦から仕事でございます。まあ…ただのお留守番なので気楽なものですが。

さて2020年のツーリング写真解説の第一弾はゆる~く立澤重良のツーリング写真独り言コーナーでいってみたいと思います。

先日、通いなれた南房総の海岸で夕陽の写真を撮った時のことです。あまりに美しい光景に無心にシャッターを切っていました。撮影に没頭しているとあっというまに時間が過ぎてしまい、夢中で撮っていた時間そのものが途端に愛おしい時間であったなと感じました。やっぱり何だかんだ言って撮っている時が一番楽しいし、自分は写真を撮るのが本当に好きなんだなと改めて感じた次第です。

あの時、あの場所で写真を撮ったから儚いバイク旅の思い出が心象風景として心に刻まれるのだと思います。バイクでツーリングすることと写真を撮ることが融合すると、こんな素敵なことになりますよ!というメッセージを2020年は発信していきたいですね。




EOS6D Mark2+ EF35mmF2IS

さて、その時に撮った写真はこれなのですが強烈な逆光を利用したギラギラ系の海岸ショットです。海に突き出た小型船用の堤防は柵もなくバイクを置いて写真を撮るのに最高の条件です(もちろん立ち入り禁止ではない事を確認しました)。

強烈な太陽の光は風景に強いコントラストを与え印象的な作品を狙えます。ツーリングシーンでは旅のハイライトとしてぴったりではないでしょうか。

この写真では打ち寄せる波の表情に注目して堤防から海岸まで降りて、波に寄って撮ってみました。こういったシーンではただ風景を撮るのではなくユニークな何かに注目してそれを意識して撮ってみましょう。

太陽光は強烈に明るいので絞り込んで深度をたっぷりとってもシャッター速度が落ちる心配がありません。以前に近景からパンフォーカスを狙う場合は近景の質感を大切に撮りましょう、という解説をしましたが覚えておられるでしょうか?

この場合での近景の質感とは泡立つ波の様子、クリーミーな感じです。ここを意識して撮っています。しかし波に寄ったローアングルのせいでR1200GSの背景に海面のハイライトが合わず山の黒に沈んでしまいました。




EOS6D Mark2+ EF35mmF2IS

そこでテトラポットに乗ってややハイアングルで撮ってみました。するとR1200GSの向こう側の海面が画面内に入り、うまいことハイライトとR1200GSが重なってくれました。画面内でバイクの大きさを小さく撮るツーリング写真のことを「バイク米粒構図」と呼んできましたが、バイク米粒構図の基本はこのように何らかの手段でバイクの存在感を補ってあげることです。

そして当初に注目していた波の表情ですが、打ち寄せた瞬間を狙って連写することでバリエーションを得ることができます。上の写真の場合は1枚目とは違って引き波をとらえたカットです。これにより引き波の部分に存在感ある分断線が生まれて画面全体は1:1.5の比率を作ることに成功しました。




EOS6D Mark2+ EF35mmF2IS

とはいえやはり作品の主題は当初に良いと思った波の泡立つ様子としたいと感じたので、たくさん連写したカットの中からこの1枚を採用カットとしました。何十枚と撮った中から泡の様子、波の表情などを慎重に吟味してセレクトです。海岸での撮影はこのように豊かなバリエーションが撮れるのが最高に楽しいですね。

それとこういったシーンで慎重に行いたいのはホワイトバランスの設定です。もともと真っ赤に染まっている風景なのに、ホワイトバランスでさらに暖色にふってしまうとドギつい画像になってしまい、はっきり言って破壊行為です。この場合は海面の青さを失わない程度に暖色を調整しました。

よく偉大な先生のお言葉に「無暗にシャッターを切らない、ワンショットに入魂が正義である」といった類の話を耳にしますが、私の個人的な考えとしてはデジタルが主流となった現代で考えると少し古い考えかな…と思います。今回の例のようにたくさんのシャッターを切ることでバリエーションを得ることももちろんメリットですが、シャッターを切り続けることで被写体や風景との距離感をつめていくこともできます。

もちろんたくさんシャッターを切ると1ショットを軽く感じてしまい雑さが出るというのもあります。これは雑にはならないよう意識していく必要があります。その他はフィルムの時代と違ってフィルム代や現像代もかかりませんし、メディアだけ余裕のある容量のものを用意しておけば納得いくまで何カットでもシャッターを切って撮影を楽しむのがおススメのやり方です。

今回はこの辺で!!

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写真についておもうコト…自分が納得できるツーリング写真について

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、紅葉の景色とツーリング写真を楽しまれていますか?紅葉風景はピークと休日とお天気の兼ね合いが悩ましいですよね。

先日、15年ぶりくらいに蔵王エコーラインを走ってきました。15年前の当時、私はF650GSダカールにキャンプ道具を積載しエコーラインを越えて山形蔵王へ降り、坊平高原でキャンプしようとしました。

しかし空は真っ黒な雲で怪しく、風がつよく吹いて木々がざわざわとしていた様子に、すっかりメンタルが委縮してしまい近くにあったペンションに駆け込んだのを今でも覚えています。

そのキャンプ場もペンションも今でも健在で、今回の旅ではお天気も良かったのでちゃんとキャンプできました。そのキャンプ場は蔵王坊平国設野営場なのですが低料金で雰囲気も良くお勧めのキャンプ場です。




さて今回はツーリング写真のことについて、今回の旅で撮った写真から私なりに思ったことを独り言風にいってみたいと思います。

EOS6D Mark2 + EF70-200mmF2.8L IS

この写真は蔵王坊平国設野営場ではなく翌日、檜原湖のエリアでキャンプしたときのものです。湖畔の林間サイトで素晴らしいロケーションにただ感動するだけでした。こんな景色のいいキャンプ場があったなんて…と。

ここでEOS6D Mark2を手に無心、夢中で撮影に没頭していました。何カットもシャッターを切っていくうちに、情景に対する気持ちも高揚してくるような不思議な感覚がありました。当初は木々の間隔が構図を作る上で難しいピッチで林立していて、それに苦しめられていましたが、汗ばむほど動き回っているうちにベストと呼べそうなアングルを探り当てることができました。

自分の持てる力をフル動員させて挑みたい、そんな素晴らしいロケーションを前に「もしかしたらこの旅でのベスト1枚が撮れるかも」という予感がしてきました。

この写真がいい写真かどうかは見る人が決めることですが、撮った私本人としてはいい写真であるかは別として納得のいく1枚になったかなと感じます。




いつも悩ましいな、と感じるのは美しい凄いといったインパクト系の写真と、自然な切り口で見る人にうったえるナチュラル系の写真と、この場合はどっちで表現するか?ということです。前者は写真に力がありますし後者は普遍的な写真芸術性を持っています。

今回のこの作品ではどちらとも言えないような気がしますが、望遠レンズを使ったことを考えるとナチュラルとは言えないかもしれませんね。

ただ帰宅してこのシーンのベスト1枚をセレクトし、そしてディスプレイとにらめっこしながらLightroomレタッチ作業をしていると「あぁ、これは良かったな」と思える納得の1枚だったと感じます。いい写真かは分かりませんが自分が好きなコト、感動した情景を自分なりに納得できるよう写真になったことに幸福感を覚えます。

写真って見てくれる人の存在を意識するのは凄く大切ですが、それと同じくらいに自分の好きなコトを自分が納得できるように撮ることも大切だと思います。この写真をSNSで発表しても「いいね」は少ないかもしれませんが、分かる人の心に入ってくれればそれで充分嬉しいと思います。

自己満足の写真じゃ駄目…みたいな話はよく聞くけど一週巡って行きつく先はやはり自己満足なのかもしれませんね。自己満足っていうと言葉の印象は悪いですが「私が納得するまで撮った写真、あなた様はどう感じていただけましたか?」というのが写真芸術なのでしょうか?

今回はこの辺で!!




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高い目的意識が写真活動をけん引する

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、以前に当ブログで使っているCMSサービスwordpressではユーザーの年齢層や性別などの解析ができない…と書いてしまいましたが解析に利用しているgoogle analyticsで解析できました!

むかし利用していたYahoo!ブログでは読者層の中心は40~50代で大半は男性でした。しかし究極のツーリング写真 touring-photography.com のユーザー層は何と25~34歳の層が最も多く次いで18~24歳と全く私の想像と違い若い方の読者が多いことが判明いたしました。しかもさらに驚いたのは男性が中心と思っていたのに男性54.15%女性45.85%といい感じに二分されているではありませんか!

想像以上に女性や若者の読者様に見て頂いているなんて本当に嬉しい限りです。前回書いてしまったような中二モンスターの話なんて書いている場合ではありませんね。気を引き締めて新たな心意気で記事を書いていきます!




さて今回は前回が露出の段の解説というあまりに堅苦しい内容でしたので、解説はお休みして個人的な写真論を独り言風にいってみたいと思います。

2006年9月 北海道襟裳町 黄金道路

改めて書いてみますが私、立澤重良の写真活動は「ツーリングのワンシーンを切り取る」をテーマにしております。

いつかオートバイの旅の世界を1枚の写真にしてみたいのです。上の写真はずいぶん前に撮ったものですが、その憧れの1枚にかなり近い何かが写っている気がするのです。

例えば美しく感動的、見たことも無いような絶景、これらは良い写真として重要なことかもしれません。しかしこれだけではなく作者が伝えたいメッセージのようなものが写っていれば、単なる良作を超えて人を救える写真になるのではないでしょうか。

私が写真にこめたいメッセージとは現代人に理想的な旅の手段はオートバイですよ。ということです。

私の作品をみた誰かが「あっこんな風にバイクで一人旅、いいかもね」「私もバイクの免許とってみようかしら」と思っていただければ何にも代えがたい幸せです。




現代人にとって理想的な旅の手段はオートバイ…もちろん全ての人にお勧めする訳ではありませんが…。例えば徒歩、自転車、ローカル電車、ヒッチハイクなどでも内容の濃い一人旅は体験できます。しかしそれらをイキナリ始めるには時間的にも体力的にも厳しいものがあります。

「歩いて北海道を旅してくるから3週間休みます」とは会社には言えないですよね?

バイクならGWやお盆休みに少しの有給休暇をプラスするだけで大冒険が可能です。大冒険??そう、はじめての一人旅、見知らぬ地を目指して発見や出会いを味わう旅、大冒険と呼んでも過言ではありません。オートバイなら実現できます。

飛行機や新幹線でもダメではありませんが、どうしても快適や贅沢が介入してしまうと旅の本質が見えず内面と向き合う気持ちが作れません。「え~私がバイク?危なくない?」そう、危ないというイメージはあるかもしれません。しかし危機を意識しながら旅をする緊張感も良い物です。なかなか日常で命の危険を察知する機会なんてありませんからね。

いろいろ書いてしまいましたが言葉では伝えることのできない部分も含め、旅を忘れかけた現代の忙しい人々に「オートバイで旅に出ようぜ」というメッセージを作品に込めて写真活動をしたいと思っています。

写真にはそういったチカラがあると信じています(まだ1枚も撮れていませんが)。共感していただける方は私と一緒にやってみませんか?写真のことは究極のツーリング写真で解説していきますので!

EOS6D Mark2 + SIGMA150-600mmF5-6.3DG




 

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