大好きな”アレ”を発見しちゃった時の心構え

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、訳の分からないタイトルを付けてしまいましたが、あまり期待はしないでください…

皆さまはドラえもん、お好きですか?私より若い世代の方は子供の頃に見ていたよ、という方が多いのではないでしょうか?

私は幼少期の頃、テレビCMでガチャガチャドラえもん、というオモチャを見て「これが欲しい!」と親に頼んで誕生日プレゼントで買ってもらったのですが、いざ実物を手にするとカプセルは事前に自分でドラえもんの体に入れなくてはいけない!という事実を知りガッカリしたものでした。テレビCMではまるで無限にガチャガチャのカプセルが出てくるかのような表現だったので騙された気分だったのを覚えています。しかし今になって考えると、そういった夢と現実のギャップや理不尽が起きたときの耐性など、子供ながらに学んだのだ…とも思えます。




さて当ブログでは黄金比や白銀比など写真における比率の話を何度かしてきましたが、ドラえもんは1:1.1414の綺麗な白銀比です。

1:1.1414つまり√2ですが、白銀比という呼ばれ方とは別に「大和比」とも呼ばれていて日本文化の多くに採用されている比率でもあります。ドラえもんの他にもハローキティの顔だったり、歴史的な建造物では法隆寺や五重塔などにも採用されているそうです。これは黄金比の1:1.618よりも正方形に近いので丸い木材から材料を抜くのに無駄がなく、日本人の「勿体ない」という奥ゆかしき文化を象徴していると言えます。

さて今回はそんなドラえもんのネタからこんな作品をご紹介いたします。

外房へ朝焼けの景色を撮りに行こうとR1200GSを走らせたところ、なんとドラえもんに出てくる三大アイテム(タイムマシン、どこでもドア、タケコプター)の1つであるどこでもドアを発見してしまいました!!!

撮影したのは9月の初旬でしたので、恐らく海の家がインスタスポットとして設置した物だと思うのですが、撤去前にブルーシートを被せて置かれていたのだと思います。しかし前日の台風で海の家は建物ごと50mほど北へ吹き飛ばされて、何もない砂地にこの「どこでもドア」だけが佇むという何とも不思議な空間が出来上がっていました。

ブルーシートは強風で剥がれたもので私が剥がした訳ではありません。バイクを停めている場所も砂浜ではなく駐車場です。といっても強風で砂が堆積してぱっと見では駐車場と砂浜の境界は分かりませんが…。




こういったユニークな発見や驚きと遭遇したときに人は心理的にそれを写真に撮りたいと思うものです。ここに落とし穴があります。目撃したことを記録として撮って満足してしまわないことです。

きちんと自分なりに表現するために作品を構成していきましょう。この場合はまさかの被写体であるどこでもドアです。ドアであるならドアの手前側と向こう側で構成して物語性を構成してみてはどうでしょうか?そこで被写体を挟み撃ちにするよう手前は見切れでライダー、向こう側はR1200GSとしてみました。バイクと言う乗り物はまるでどこでもドアのように、思い立ったらどこでも行ける乗り物である…と表現してみました(少し無理がありますが…)。

それと水平を無視して意図的に斜め構図にしてみました。斜め構図はいけない、というのは誤解でちゃんとした意図があってやるならOKだと思います。以前も似たような解説をしましたが斜め構図は異空間の演出としてピッタリです。ドラえもんのアイテムに遭遇したこのシーンではそんな斜め構図がよく似合うと思いました。

斜め構図は写真デザインの上では安定感を失ってしまう事を覚えておきましょう。斜めにすると泥酔した人のようにフラフラとして今にも倒れてしまいそうな不安定が発生します。それを補うためには導線などの別のデザイン要素を使うか土台効果を使うと不安定さは緩和されます。この写真の場合は地面にしっかり寄って安定感を補ってみました。




 

「やったー!どこでもドア見つけちゃった~!」と興奮していると、それを記録写真としてただ撮って終わりにしてしまわないよう気を付けましょうね!

今回はこの辺で!!!

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大型バイクと小型バイク☆ハンターカブCT125の発表を受けて…

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、台風19号の被害は大丈夫でしたでしょうか?私の住む千葉県は当初の予想よりは影響が少なく、最も心配だった高潮も自宅周辺は被害ありませんでした。地球温暖化で海水温度が上昇し、かつて無かったような強力な台風が発生して甚大な災害となる。地球はいま、そんな環境になってしまったのだと実感しますね…。私たちにできることは何でも実行して子供たちの世代に自然豊かな地球と環境を渡したいものです。

さて今年のモーターショウでホンダ ハンターカブCT125がお披露目されるようで話題になっていますね。ハンターカブといえば1981年に登場した名車CT110がマニアの間で人気でしたよね。実はこのハンターカブ、以前はとても欲しくて買う気満々だったのですが、良い個体と予算が折り合いがつかず断念した経緯がありました。

その後、数年を経てホンダからクロスカブが発売され、ハンターカブのようだ!と話題になりましたが、私くらいの年代ですとホンダ特有のカジュアル過ぎるテイストがどうも入ってきませんでした(レッグシールドの無い現行型はかっこいいですが)。




そして以前もブログに書きましたがド・ストライクと言えるスーパーカブ、C125が登場して買おうかどうしようか…ずっと悩んでいました。そしてこのタイミングでクロスカブの名を冠したCT125の登場…

CT125 ハンターカブ

う~ん、いい。いいですね~旅の雰囲気がむんむんします。ホンダ特有のカジュアルテイストはあまり感じられず、全体に品があって「ハンターカブ」を名乗るのにふさわしいですね。特にクロスカブの時は見送られたアップマフラーとその遮熱板がいい味出しています。

C125と共通の125㏄エンジンに前後ディスクブレーキ、そしてブレースバーの付いたアップハンドルはスポーティーな走りと林道走行が期待できますね。

C125と違ってリアキャリアと燃料タンクも大型ですしキャンプツーリングにも良さそうです。リアキャリア内にエアクリーナーと吸気ダクトを設けているのは浸水時のシュノーケルとして機能するみたいですね。まるでクロカンをやるジムニーみたいです。いや…もしかしてホンダはジムニーの成功を受けてCT125の発売に踏み切ったのかな??

個人的には往年のCT110を彷彿させるスクエアーデザインのウインカーが良いですね。中身はLEDチップの4灯でしょうか。

カラーはC110の時と同じで赤だけなのでしょうかね。私の好みとしてはベージュかネイビーが欲しいです。あと気になるのは価格ですよね。C125の本体定価が約40万円なので、同じくらいか高いのか?またはC125はキャストホイールですが、CT125ハンターカブはスポークなので、逆に安いというのも考えられますね。




C125 のパールカデットグレー

C125は新色のパールカデットグレーもオシャレですよね。ツーリング写真をやる上でもコレは日本風景にマッチすると思います。しかしC125はCT125に比べて燃料タンクが小さいのでツーリング向けなのはCT125かもしれません。

ツーリング写真とスーパーカブ。いいですよね。R1200GSのような大型バイクですとチョットした小径に気軽に入ったり、狭い場所でUターンとかなかなか出来ないです。それに地域の人に何となく威圧的になってしまうのも大型バイクの欠点でもあります。

そう考えると小型バイクはツーリング写真を撮るという意味でもすごく良いですね。旅先での出会いや発見を、幹線道路から外れて集落や林道に入って探検、すごく面白そうです。しかし高速道路は乗れないので限られたスケジュールで遠くまでツーリングしたい時はやはりR1200GSのような大型バイクがいいですよね。

大型バイクと小型バイクの2台持ちが理想的なのかもしれません。




あっ…ツーリング写真解説がありませんでしたね…え~っと、SNSやブログで「タイヤを交換したよー」という写真を撮るときに…

こうやって撮るよりも…

こうやって撮った方がカッコイイですよ!

それだけ・・・

以上!!!

今回はこの辺で!

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コスモスとバイク写真☆露出と望遠で魅せるカメラ女子的コスモス写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、せっかくの3連休なのに東日本はまた台風直撃ですね…。9月8日に千葉県を中心に上陸した台風15号は館山市、富津市、鋸南町などを南房総を中心に大きな被害をもたらしましたが、復旧の最中にまたこの巨大な台風…とても心配です。

今回の台風19号も海水温の高い海上を通過してくるそうなので、猛烈な勢力とのことです。当該の地域の方は事前に防災準備を整えて万全を期してくださいね…。食料や水の確保、停電時のためのバッテリーや発電機の準備。そして大切なバイクも忘れに事前準備を。小排気量のバイクは強風で倒れないよう固縛を、海水を含んだ雨をあびないようカバーをしてロープで固定するなどしましょう。

特に千葉県はもともと災害の少ない地域だったのでどうしても対応が遅れがちですから。




さて今回は季節のツーリング写真について解説してみたいと思います。秋のツーリング風景では定番である紅葉も楽しめますがコスモスも綺麗ですよね。

そんなコスモスのちょっとお洒落で女子っぽい、ふんわりユル系の写真の撮り方について解説してみたいと思います。

EOS6D Mark2 + EF70-200mmF2.8L

この写真は千葉県木更津市の武田川コスモスロードで撮りました。台風15号の影響か、例年よりもコスモスのお花が少なかったように感じます。定例のコスモス祭りも中止になったようで残念ですね。

さてコスモスの風景とバイク写真の撮り方です。女子的なんて小っ恥ずかしいタイトルではありますが、コスモスのような可憐なお花を題材に男らしいとか孤独な旅なんて雰囲気は無理がありますからね…。被写体に似合った表現を躊躇わず選択しましょう。

実際に私はこの場所に辿り着いて最初に受けた印象は「コスモスってやっぱり女の子っぽい印象だよな」ということでした。女性的なイメージって写真デザインとして落とし込むと何でしょうね?明るい、軟らかい、優しい、華やかな…といった感じでしょうか。

これは撮影現場の様子をスマホで撮った説明的写真です。これを見れば状況がよく分かると思います。まず天気です。どんより曇天で太陽の姿はありません。次にコスモスの咲いている状況ですが、ご覧のように道に沿って咲いていて限定的です。あたり一面に咲いている訳ではないのですね。それと先ほども書きましたが例年ほど沢山は咲いていません。

遠景には民家があります。茅葺や寺社などであれば引き立て役としてキャスティングしても悪くないですが、近代的な立派なお家です。なるべく画面内に入れない方がいいでしょう。川は低い位置にあり特段魅力的な要素は感じません。川沿いであることは表現する必要はないでしょう。

道が砂利ダートであることは出来れば魅せたかったですが…試行錯誤の末、うまく構成できなかったので断念し、コスモスの様子を最優先としました。




私の場合、まずユニークに魅せるポイントを練ります。普通すぎる写真にならないよう最初にいつも考えることです。この場合はバイクにあえてピントを合わせず、コスモスの魅力を被写界深度で魅せるようにしてみました。絞り込みボタンを使って上の写真の赤枠のように合焦範囲がくるようマニュアルフォーカスにしてF3.2を選択しました。

光源はどんより曇天です。曇天の光源はコントラストに乏しくフラットな写真が出来あがるのは皆さまもご存じですよね?本当なら光は欲しいですが無い物を願っても仕方がありません。フラットでふんわり写真をイメージして露出を決定します。この場合、評価測光に対して露出補正+1 1/3EVとなりました。評価測光のままだと上のスマホで撮った写真のような明るさです。

次にコスモスを魅せるための画角の選択です。コスモスは数が少なくまばらです。もっと沢山咲いているように見せたいですよね?密度を上げたい場合はどうしますか?究極のツーリング写真の熱心な読者様でしたらお分かりですよね?うです、望遠レンズで空間を圧縮しましょう。

望遠レンズを選択することでコスモスの密度を上げることに成功しただけでなく、背景の民家や関係のない物を画面外に除外することにも成功しました。ここで広角レンズを選んでしまうとコスモスの密度はさらにまばらになり、表情のない曇天の空も入ってコスモスの魅力はたちまち薄れてしまいます。

それに被写界深度で魅せるやり方は広角レンズよりも望遠レンズですよね。

 




最後にLightroomレタッチの段階で、明瞭度を下げてフォギーなイメージに、かすみを加えてハイキーさに雰囲気を与えて完成です。

かなり「撮り方」を駆使した演出派の作品になりましたが、被写体がワイルドフラワーではなく人工的なお花畑ですので、そもそもナチュラル写真として撮るシーンではないですよね。

コスモスとバイク写真の撮り方の解説でした!

今回はこの辺で!!!

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↓↓↓撮影場所↓↓↓

シンコーE705のコスパと評価、持続などについて

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、秋のツーリングシーズンですがバイクのメンテの方は万全でしょうか?タイヤの残溝は大丈夫ですか?摩耗したタイヤでうっかりロングツーリングなど出かけると、後で危険な目に合いますのでタイヤの点検は小まめに行いましょう。

さて以前に私の愛車R1200GS-ADVENTUREにシンコーというメーカーのタイヤを装着しました…という記事を書きました。

謎のON&トレールタイヤ シンコー E705

そのシンコーE705の摩耗持続性の評価が出ましたのでその結果と、R1200GSのリアホイールの着脱方法も一緒にご説明したいと思います。

シンコー E705

この写真は最初に装着した2018年7月のものです。あれから14か月。2回の北海道ツーリング(内、東北自動車道を自走が2回)をして摩耗した現在は…

およそ13000km走ってみて…

リアは中央部分でおよそ2分山。あと1000kmも走ればスリップサインが出そうです。

対してフロントの方はなんと7分山くらいはありそうです。これで前後交換では何だか勿体ないですよね。




そこでリアだけ再びシンコーE705を購入して交換することにしました。2019年9月現在でシンコーE705リア用150/70/17 M/C 69Qのネット上での最安値は6850円!!驚異の安さですね。シンコーE705は同サイズで150/70R/17 69Hというスピードレンジの高い物がラインナップしていますがQが160km/hでHが210km/hです。日本の道路で普通にツーリングするならQの方で全然大丈夫ですね。

早速シンコーE705のリアだけをネットで購入して自分で交換作業をしてみることにしました。これより先はR1200GSのリアホイールの着脱手順について詳細に解説してみたいと思います。

まず準備するものはロングスピンナーハンドルとソケットレンチはトルクスのT50です。ロングスピンナーハンドルは380mmのものでSK11製で良ければAmazonで1600円くらいで購入できると思います。

それからR1200GSへホイールを装着する際のボルトの締め付けに使うトルクレンチです。20~110N・mくらいのレンジのプレセット型が良いと思います。高価なものと思ってしまいますがE-Valueというメーカーの物で3500円くらいで購入できます。

まず車体をセンタースタンド(メインスタンド)で立てて作業を開始します。リアだけの着脱作業でしたらジャッキは不要です。リアホイール無しでこのバイクは自立します。




ロングスピンナーにトルクスT50を装着し、ホイールを固定している5本のボルトを緩めていきます。

5本のボルトを外してしまえばリアホイールは簡単に外すことができます。チェーン駆動で両持ちサスアームのオートバイに比べたら、劇的にメンテ性が良いと言える部分です。

普段手の届かない部分はこの機会にブレーキクリーナー等で綺麗に清掃しておきましょう。ちなみにこの状態でリアファイナルドライブオイルも交換します。ファイナルオイル交換はリアホイールを外す必要があるので面倒だ…という方がいますがリアホイールを外すのは超簡単なのです。

こんな感じでセンタースタンドのみで、リアホイール無しの状態で安定して立っていられます。

さて…今回は外したタイヤと購入した新品のE705を車に積んで友人の勤めるガソリンスタンドに持ち込むことにしました。

タイヤチェンジャーさえあれば作業は数分で終了です。このような専用のタイヤチェンジャーはガソリンスタンド、カー用品店、タイヤショップに大抵はあるものです。バイクのタイヤ交換はできません…という店は多いですがホイールを持ち込みであればOKのお店は意外とあります。

ただしホイールバランスはバイク用のアダプターが必要となるため、そのままではバランス取りができません。私は超高速走行はしないのでバランスは取りませんがバランスを取りたい方はアダプターも持参で行くと良いと思います。

着脱工賃と廃タイヤ処分料で1本で2500円くらいが相場でしょうか。




さて帰って組み替えてもらったホイールをR1200GSに装着します。まずはトルクレンチの設定をBMWが規定した60N・mに設定します。

まずは5本のボルトを手で締められるところまで締めて、その後にトルクレンチで締結します。締める順番は対角状に締めていくのがポイントです。トルクレンチは設定した強さに到達すると、レンチのヘッド部分から「カチン!!」という音と共に少し折れ曲がって知らせてくれます。

対角線状の順番で締める

くれぐれも締め忘れ、締めすぎ、緩すぎなどの作業ミスがないように入念にチェックしてください。走行中に外れたら命に関わる事故になりかねます…

書き忘れましたがトルクレンチの場合はT50ソケットとの間にエクステンションの装着が必要となります。

交換作業完了。ホイール着脱を自分でやってタイヤ屋さんに持ち込んで組み替えれば、シンコーE705であればリアだけで1万円以内で済んでしまいました。

ここからもう13000km持続すると考えると前1本、後ろ2本の計3本のタイヤで26000km持続するという計算ですね。E705の3本分が18000円くらいと計算すると驚異的なコスパと言えます。

それにE705は砂利ダートのトラクションも非常に安定感がありますし、空気圧を下げなくても荒れていないダートであればフロントが横に逃げるようなことも少ないです。舗装路はウェットでもブレーキ制動は良好ですしワインディングのグリップは驚きのグリップを発揮します。ブロックに比べてロードノイズも低いので私にとっては100点満点をあげたい理想的なタイヤです。

シンコーE705の持続とR1200GSのリアホイール着脱方法でした!!

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キャンプツーリングに最高なアドベンチャーテーブルの作り方

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、今回は久しぶりにお役立ち情報としてキャンプツーリングネタをいってみたいと思います。

…お役立ち情報かどうか微妙ですが。

今回はR1200GS/ADVENTURE、CRF1000Lアフリカツイン、スーパーテネレ、KTMなどなど…アドベンチャーバイクにアルミサイドケースを装着してキャンプツーリングを楽しまれている方に、アルミサイドケースを活用したキャンプ用テーブル、名付けて【アドベンチャーテーブル】の作り方のご紹介です。

こんな感じで2つのサイドケースを並べて、その間に板を橋渡しにして広大なテーブルを作ってしまおう!という趣旨のものです。一般的なキャンプテーブルを持ち運ぶよりも荷物がコンパクトですし、材料代も安く済みます。

写真はBMW R1200GSアドベンチャーの純正(ツアラテック製)アルミサイドケースで実はF650GSアドベンチャーと共通だったりします。ツアラテックZEGAベルトを通す金具の部分にボードを乗せる感じです。




まず元となる木のボードはIKEAのBREDSKAR(ブレードシェール)というシンクの上に乗せるキッチン用品です。45×42cmのオーク材で確か2000円くらいでした。しかしこのままでは大きいのでカットして使用します。

オーク材の合板はけっこう固いのでできれば高速カッターのような電動工具で一気にカットしたいですね。

BREDSKARの裏面はこのように両端に座繰りが入っているので、これがアドベンチャーサイドケースの金具にぴったりかかって都合が良いのです。

組み立てに用意するのは蝶番が2つ。ホームセンターの建具売り場で容易に入手できます。

ずれないようこのように蝶番で連結させてネジで固定します。

完成。折り畳み式でコンパクトに収納できますね。収納袋も欲しいところですが長細いナイロンか何かの袋を100均で探すとしましょう。




ソロキャンプ用のテーブルとして考えるとかなり広大な面積です。ランタン、シェラカップ、ナイフ、カトラリー、ビールにおつまみに…色んな物がのっちゃいます。

私はキャンプ場でのんびり過ごすパターンの時はこんな感じです。LOGOSのトイレットペーパーケースは色んな物をふき取るのに便利です。

これも確か100均のダイソーで買いました。アルミケースの側面に付けてライターやらナイフやらを入れておく小物ポケットです。便利ですよ。




アドベンチャーバイクはアルミケースを活用すれば積載能力が高いので、たくさんの荷物が詰めちゃう訳ですが、だからといって重量を考えずに何でも積んでしまうと重さで走りに影響が出てしまいます。

キャンプにどんな装備で出かけるかは人それぞれですが、私の場合はアドベンチャーバイクでも基本は軽量、軽装備を心がけております。今回のアドベンチャーテーブルは板一枚で広大なテーブルが完成してしまうので、キャンプ用テーブルを別に用意して持っていくよりは軽装になりますし安く上がりますよ…というご紹介でした。

今回はこの辺で!!!

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ローアングルから露出で魅せる☆キャンプシーンの撮り方

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、増税前のお買い物は何を買いましたか?単価の安い日常品よりもカメラやレンズなど高額な物の方が8%と10%では差が出ますよね。私は何も買いませんでしたが…

ところでキヤノンからAPS-C一眼レフカメラの中級機である二けたEOSシリーズから、新製品のEOS90Dが発売されましたね。ずっとキャノンのEOSを愛用してきた私にとって、ちょっと興味があったので公式サイトをチェックしてみました。

カメラやレンズの特徴を知りたいときは、そのメーカーサイトの概要欄に大きく書かれている最初の3項目を見るといいです。EOS90Dの場合は1つ目はAF性能。光学ファインダー内による従来通りのAFとライブビュー使用時に使えるミラーレスカメラと同様のAFの両方が可能なこと。2つ目は高画質と高い描写力で3250万画素のCMOSセンサーが云々…という…これは進化している事は間違いありませんが進化させている部分が昔から変わらない…と感じました。

AFが光学ファインダー上とライブビュー時の撮像面位相差AFと、両方を選択できるのは何故でしょうね。光学ファインダー搭載の一眼レフカメラに慣れたユーザーへ、ミラーレス機主流時代への過渡期を先導してあげる橋渡し的なモデルという事でしょうか?

いずれにしても30D、40D…80Dときて今回の新製品が90Dなので、品番にもう後がありませんね。2けた中級機の一眼レフという立ち位置ではこればラストモデルなのかもしれません。光学ファインダー搭載のカメラが終わりを迎える…いよいよそんな時代が来たのですかね。




さて今回の<中級>ツーリング写真解説では私も皆さまも大好きなキャンプツーリングでのキャンプシーンの撮り方でございます。

EOS6D Mark2 + SIGMA12-24mmF4.5-5.6DG

こちらの作品は先月に行った東北ツーリングでのひとこまです。場所は蔵王エコーラインの山形蔵王側にある蔵王坊平国設野営場です。この時、キャンプ場内でどこにテントを張るか歩いて探し回りました。そしてこの木の5本の太い幹が放射状に延びる様子がとても立派だったので、ここにテントを張ることにしました。




こういった林間のサイトは写真を撮るときに評価測光のままでは狙い通りに露出が決まりません。特に天気が良くて木々が生い茂っていると空の部分とキャンプサイトの日陰部分で明暗差が大きくなってしまい、露出を決めるのが難しくなります。

ここでワンポイント。まず最初にどのような露出で仕上げるのかをイメージしてみましょう。木々が生い茂っていて日陰が多い、しかし晴天で空は明るい、このような時は広いダイナミックレンジが要求されるのですが、カメラのその範囲は限られているのを思い出してください。

明るく爽やかな印象の写真にするか、暗くムーディーな写真にするかの2択となるのです。どちらも…といった欲張った要求や、どっちとも決められない中途半端ではダイナミックレンジに収めることが出来ず失敗写真に終わってしまいます。

この場合は前者の明るく爽やかに…を狙ってみました。その場合、捨てなければいけないレンジは明るい側で、この場合で言う青空です。青空は写らないと決まった訳ですから構図としてはその写らない部分が不自然にならないよう、木々の配置を画面内にデザインしてやります。

具体的に説明しますとカメラポジションをローアングルにして木々の葉が画面の多くを覆い、空の飛んでしまった部分は最小限になるよう構成しました。日中にローアングルとは多くの場合で逆光となりますので、美しく表現させたいポイントは光を透過する葉の様子です。これが美しく見えるように慎重に露出を決めましょうね。

もしこのシーンでアンダー側に合わせてムーディーな写真に仕立て上げるのであれば、例えばカメラをハイアングルにして地面側に差し込む光などを構図してやると良いかもしれませんね。




晴天時の林間サイトでは明暗差が大きく、露出設定が難しいシーンですがこの例のように最初に露出イメージを決めてしまう事がポイントです。その上でカメラアングルなどを調整してイメージに近づける作業へ落とし込んでみましょう。

今回はこの辺で!!

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写真は光が命と言われるのは何故か?ひとしずくの光を手に入れよう

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、このブログを読んで写真が好きになった、ご自身のツーリング写真が変わった!という方はおられますか?見ているだけの方と本当に実践していただいてる方と、割合がどの程度なのか知る術はありませんが、きっと究極のツーリング写真の解説を読んで「写真が変わった!」という方が少数でもおられることを願っております。

当ブログは間もなくサイト開設から2年になります。我ながらバイク写真に関わるネタだけで、よくここまで書いたものだな…と感心しております。当初はネタ切れがもっとも大きい不安材料でしたが、実際にやってみると日常の中で「あっこれブログに書こう」とひらめく事も多く、それをメモしてを繰り返すうちに自分の知識として蓄積されネタ切れに困ることは殆どありませんでした。

またこのような解説を日々綴ることでツーリング写真に対する想いも深まっていると感じます。不思議なものですね。




さて今回は<中級>ツーリング写真解説として光のお話をいってみたいと思います。よく写真とは光が命である…とか聞きますよね。意味は分かりますが光が大事であるという知識を具体的に自分が撮る写真としてどのように落とし込めばいいのか?この辺が最も難しいですよね。

EOS6D Mark2

まずそこにイイ光が存在している事に気が付くこと…コレが最初の段階です。人間の目はなかなか優秀なAE(自動露出)が備わっていて、その場所に目が慣れていれば明るくても眩しくなく、真っ暗闇でも何となく見えてしまうほど調整機能が優れています。

しかし、ここに落とし穴があります。




イイ光とは人間の目で合わせた明るさでは確認できない場合も多いのです。そんな時はカメラの露出補正機能を使って試し撮りの段階で少し暗めの露出で撮ってプレビューしてみましょう。多くの場合、人間の目やカメラの評価測光では確認できない光がそこに存在していると確認できるはずです。

上の作品はその典型で肉眼では特に美しい光がそこに注がれているとは思えませんでした。しかし、そこは長年の経験で「ここは良い光がありそうだな」と感じたので被写体や景色だけにとらわれず光に露出を合わせて1枚撮ってみました。特に画面の左半分くらいに空気が光っているような様子が確認できると思います。

そう、光に露出を合わせるんです。

これがなかなかのピンポイントでして、上の作品の場合はここよりもう1/3段でも露出を変えると光はこのようには写りませんでした。

少しでも露出を変えるとこの通り。全く違った雰囲気の写真に…

「う~ん、光に露出を合わせる??露出は被写体や情景が最も魅力的にみえるよう選択するものじゃないの??そう教わったはずだけど?」というアナタ。

確かにややこしい話です。露出は被写体や情景が最も魅力的に見えるよう選択するものですが、作品の主役が光であれば、その光の様子が明らかに見えるよう、露出を合わせてやるのがいいと思いませんか?

上の2枚目の作例は光の存在を意識せずに風景とバイクの両者に丁度良い(であろう)明るさの写真になるよう露出を選んで撮りました。

この2枚の写真の違いを見れば「光に露出を合わせた写真」と「被写体、景色に露出を合わせた写真」どちらが魅力的な写真であるか一目瞭然だと思います。




  ~美しい光をとらえる写真の撮り方、まとめ~

・いい光とは肉眼やカメラの評価測光では見えにくい

・露出補正を使って当初は見えなかった光を確認してみよう

・光が最も魅力的に見えるよう露出を設定し、それに合わせた構図を練ってみよう

ツーリングをしていると、こういった美しい光のある場所とよく遭遇するものです。大切なのはそれに気が付ける心の余裕と写真家の目です。「いい光は普段はよく見えない」を意識して練習することで少しづつ分かるようになると思います。

今回はこの辺で!!

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写真についておもうコト…自分が納得できるツーリング写真について

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、紅葉の景色とツーリング写真を楽しまれていますか?紅葉風景はピークと休日とお天気の兼ね合いが悩ましいですよね。

先日、15年ぶりくらいに蔵王エコーラインを走ってきました。15年前の当時、私はF650GSダカールにキャンプ道具を積載しエコーラインを越えて山形蔵王へ降り、坊平高原でキャンプしようとしました。

しかし空は真っ黒な雲で怪しく、風がつよく吹いて木々がざわざわとしていた様子に、すっかりメンタルが委縮してしまい近くにあったペンションに駆け込んだのを今でも覚えています。

そのキャンプ場もペンションも今でも健在で、今回の旅ではお天気も良かったのでちゃんとキャンプできました。そのキャンプ場は蔵王坊平国設野営場なのですが低料金で雰囲気も良くお勧めのキャンプ場です。




さて今回はツーリング写真のことについて、今回の旅で撮った写真から私なりに思ったことを独り言風にいってみたいと思います。

EOS6D Mark2 + EF70-200mmF2.8L IS

この写真は蔵王坊平国設野営場ではなく翌日、檜原湖のエリアでキャンプしたときのものです。湖畔の林間サイトで素晴らしいロケーションにただ感動するだけでした。こんな景色のいいキャンプ場があったなんて…と。

ここでEOS6D Mark2を手に無心、夢中で撮影に没頭していました。何カットもシャッターを切っていくうちに、情景に対する気持ちも高揚してくるような不思議な感覚がありました。当初は木々の間隔が構図を作る上で難しいピッチで林立していて、それに苦しめられていましたが、汗ばむほど動き回っているうちにベストと呼べそうなアングルを探り当てることができました。

自分の持てる力をフル動員させて挑みたい、そんな素晴らしいロケーションを前に「もしかしたらこの旅でのベスト1枚が撮れるかも」という予感がしてきました。

この写真がいい写真かどうかは見る人が決めることですが、撮った私本人としてはいい写真であるかは別として納得のいく1枚になったかなと感じます。




いつも悩ましいな、と感じるのは美しい凄いといったインパクト系の写真と、自然な切り口で見る人にうったえるナチュラル系の写真と、この場合はどっちで表現するか?ということです。前者は写真に力がありますし後者は普遍的な写真芸術性を持っています。

今回のこの作品ではどちらとも言えないような気がしますが、望遠レンズを使ったことを考えるとナチュラルとは言えないかもしれませんね。

ただ帰宅してこのシーンのベスト1枚をセレクトし、そしてディスプレイとにらめっこしながらLightroomレタッチ作業をしていると「あぁ、これは良かったな」と思える納得の1枚だったと感じます。いい写真かは分かりませんが自分が好きなコト、感動した情景を自分なりに納得できるよう写真になったことに幸福感を覚えます。

写真って見てくれる人の存在を意識するのは凄く大切ですが、それと同じくらいに自分の好きなコトを自分が納得できるように撮ることも大切だと思います。この写真をSNSで発表しても「いいね」は少ないかもしれませんが、分かる人の心に入ってくれればそれで充分嬉しいと思います。

自己満足の写真じゃ駄目…みたいな話はよく聞くけど一週巡って行きつく先はやはり自己満足なのかもしれませんね。自己満足っていうと言葉の印象は悪いですが「私が納得するまで撮った写真、あなた様はどう感じていただけましたか?」というのが写真芸術なのでしょうか?

今回はこの辺で!!




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写真は引き算??いいえ、時に足し算、時に掛け算

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、9月は2回も3連休がありましたが、どちらもお天気はあまり良くなかったですね…。ツーリングには行かれましたか?

私は地元千葉が台風15号の被災地であるにも関わらず、些か不謹慎ですが東北にツーリングに行ってみました。宮城から蔵王エコーラインに入って坊平高原でキャンプ、蔵王温泉と遠刈田温泉をいただいて、白布峠から檜原湖へ移動。そこで2日目のキャンプをして最終日には磐梯吾妻スカイライン、そして土湯温泉に入って帰宅しました。

磐梯吾妻スカイラインや裏磐梯のエリアは年に1度はツーリングするのですが、蔵王は10年ぶりくらいで凄く新鮮な感じがしました。お釜はガスで視界不良でしたがエコーラインのロケーションは最高でしたね。まだ紅葉は早かったですが、逆に時期がずれていたので人が少なかったです。





さて今回の<中級>ツーリング写真解説では写真の基本と言われる「被写体に寄る」と「写真は引き算」という有名な事について、ちょっとだけ再考してみたいと思います。

EOS6D Mark2

「被写体に寄る」「写真は引き算」確かによく聞く写真の基本ですよね。前者は作品の主題を明確にするために構図の上で被写体の存在感を確かにするもの、後者も同様の意味で主題以外のものは潔くそぎ落としてメイン被写体を際立たせる考え方です。

しかし、これら両者はあくまで基本であって縛られることではありません。時に敢えてで「被写体から引く」や「写真は足し算」しても良いと思います。

上の写真はメイン被写体は白い灯台ですが、ちっとも寄っていません。逆にこれでもかと引いて小さく構成しました。たっぷりとスペースをとったことにより、逆に被写体の存在感を強調させる手法です。





このやり方は雑然とした場所では難しく、空や海などのシンプルな背景が必要となってきますが、日の丸構図を有効に使えるやり方なのでお勧めです。

この写真の場合は遠景に存在している雲の様子や右奥にある赤い灯台(赤なのがポイント)が控え目なアクセント被写体として機能してくれました。

いちど寄ってから敢えて引いてみる。引き算を終えてから少し足し算してみる。こういった被写体やスペースなどについて、各々の存在感を決まったパターンに捕らわれず撮影者の裁量でコントロールするのは大切なことだと思います。

もちろん作品の意図を明確にするため主題を明らかにするのは大切なんですけどね。その為の手法は撮影者の自由でいいんだと思います。

今回はこの辺で!!




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写真を現像、レタッチ、管理する最適なモニター 広色域ディスプレー

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、秋のツーリングシーズンを楽しまれていますか?ツーリングのベストシーズンとは・・・夏は暑すぎるし冬は積雪や路面凍結…、春は良いですが山間部の道路は開通していなかったり、花粉症だったり、5月病にかかっていたりと何かと忙しいです。そう考えるとツーリングのベストシーズンはやはり秋でしょうか??

空気が乾いて青空は爽やか。山は紅葉に色付いて温泉やグルメも満喫できますよね。キャンプツーリングする場合も日中でもサイトで快適に過ごせますし、焚火を楽しむのも秋からですね。

さて、今回は撮った写真をパソコンに取り入れて写真のレタッチ、RAW現像、管理などをされている方に、モニターのお話「高色域ディスプレー」の話題をいってみたいと思います。




私の場合いままでノートPC レノボThinkPadのE570を使ってLightroomのレタッチと現像、写真の管理を行ってきました。このE570には購入時よりIPS液晶のFHDモニターが搭載されていますが、どうもこのモニターではシャドウ部分が潰れてしまう傾向がありました。

せっかく仕上げた写真も後でiphoneで見たら見え方がだいぶ違うのです…。この問題を解決するのにノートPCをRAW現像などが得意なmouseコンピューターのNG5500に買い替えようか…と検討しましたが、E570も2年も使っていませんし買い替えは勿体ないので却下。そしてモニターを外部出力させて写真の作業をする時だけ広色域ディスプレーで作業してはどうだろうか…と思いついたのです。

といっても広色域ディスプレーは基本的にプロが使う物です。どれも非常に高価でキャリブレーションなどの高度なカラーマネージメントが前提となります。

私のかかえていた問題はノートPCのモニターでは役不足だから…という事なので広色域を求める訳ではないのですが、面白い製品を発見したので試して買ってみました。

それはI.O DATEのLCD-HC241XDBというモデルです。AdobeRGBカバー率90%の広色域モニターですが、キャリブレーションには対応していない「お試し」的なモデルです。通常なら何十万円もする広色域ディスプレーですが、2016年の発売時で5万円台。ネットのアウトレット品で1万2千円で購入できてしまいました。個人がお試しで使うには最高に丁度良いですね。

ここで作業用色空間のお話に少し触れてみたいと思います。写真の世界では作業用色空間は主にsRGBかAdobeRGBの2つが存在します。難しい話なので手短に説明しますとAdobeRGBの方が主に緑などの色領域が広くてクリエイターや印刷業界などのプロの世界では常識的に使われている作業用色空間です。

しかし、ここで注意しなくてはいけないのがAdobeRGBが美しいのであれば自分もそれでいこう…と安直に考えると失敗を招きます。多くの人が使っているPCのモニター、スマホやタブレット、そしてWEBサイトはほとんどsRGBなのです。

AdobeRGBで仕上げたデータをsRGBでは正しく見ることができませんし、その逆も駄目です。

AdobeRGBは主に高品質なプリントを前提とした色空間で、通常の使用はsRGBと覚えておきましょう。ここでは高度なカラーマネージメントについては触れませんが、間違えてAdobeRGBを使ってしまわないよう…正しい知識を身に着けましょうね。




さて…I.O DATEのLCD-HC241XDBですが接続してみた感想としてはE570のディスプレイとは明らかに鮮やかに美しく見ることができました。

ここで試しに色域をワイド(つまりAdobeRGB90%カバーの状態)にしてみました。モニターで表示される画像の違いをiphone7で撮って比較してみましょう。

sRGB

 

そして…

ワイド(AdobeRGB)

・・・どうでしょう?あまり変わらないですよね??そうなんです、これを撮ったiphone7も、いまコレを見ている皆さんのスマホやPCモニター(もといWEBも)もsRGBなので、この両者を比較しても違いはよく確認できないのですね!

実際にはワイド表示させたモニターは「うわぁ~なんだこの気色の悪い色は!」という感じです。sRGBで撮影から仕上げまで行った画像をワイドで表示させると、変なふうになりますし、その逆はもっと酷いと思います。




話が作業用色空間に脱線してしまいましたが、I.O DATEのLCD-HC241XDBをカラーマネージメントまでやらずに、sRGBで仕上げる使用用途で十分に機能してくれる良いモニターでした!というお話でした。

それにUSB電源が出ていること、縦横にディスプレイが動くなど便利な機能もあります。本格的なクリエイターさんから見たらカラーマネージメントのできない広色域ディスプレーなんてオモチャのようかもしれませんが、いまネット上での実売価格がとても安いのが魅力だと思います。

ノートPCなどで画質に疑問を感じている方にお勧めですよ。今回はこの辺で!!

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