バイクをカッコ良く撮るには?大胆に切り取れ!




さて少しだけ間があいてしまいましたが今回はバイクのカッコいい写真の撮り方について書いてみたいと思います。

綺麗な風景の中で愛車を停めてパチリ。ライダーはみな自分のバイクが愛しいものです。何気に視線を送った先に愛車があれば「やっぱカッコいいな」と思うもの。写真を撮りたいという気持ちが湧きたってくるのは自然なことですね。

しかしいつも同じような写真ばかりを撮って飽きてきませんか?もう少しカッコよく撮れないだろうか?なんかフツーだな…そんな方は今回の投稿を読んで実践してみてください。

こんな風にちょっとローアングルにして寄って撮ればカッコいい写真になるのかな…と思っていませんか?これは間違いではありませんがもっと印象的な写真を撮るための秘訣をご紹介いたします。




はい、どうでしょう?この作品をSNSで発表したところ「すごい迫力」といったコメントをいくつか頂きました。…そう迫力、つまりインパクトですね。

まず1つ目。インパクトを与えるのに最も簡単な手法は望遠の画角を使うことです。通常、望遠レンズといえば遠くの物を大きく撮るためと思われていますね。もちろんそうなのですが、ここではメインの被写体はこれですよドーン!というのが望遠レンズの効果ということです。加えて背景となる部分を引き寄せて背景の特徴(この場合は海の色と波の様子)も強調させています。

2つ目はフレーミングです。通常、フレーミングとは目の前の景色に対してどの範囲までを写真とするのか?を意味しますが、ここではフレーム際をどう使うか?つまりフレームで切り落とす手法について触れてみます。ライダーに注目してください。顔が上のフレームで切れていますね。もちろんわざとです。

顔を1/3で切り落とすことで、この写真の主役はライダーではなくバイクとしています。また写真を見た人は見切れている部分の先を無意識に想像するもの。この人はどんな顔なのだろう?と想像を誘う意味でも「見る楽しみ」を与える一枚となっています。これが顔もバッチリ写って視線でも送ろうものなら存在感は一気にライダー側になってしまうのです。

3つ目はその車種の特徴をとらえて強調することです。写真の基本は被写体の特徴をよくとらえること、と言われます。バイク写真の場合はその車種特有の特徴をとらえて、そのバイクが魅力的に見える角度を探ってみましょう。私のR1200GSの場合は左右に張り出したエンジン、ボクサーツインと左右非対称な異径ヘッドランプが特徴です。それを強調するには真正面に近いアングルを選んでみました。オーナーであれば自身の愛車の最もカッコイイ部分というのは理解しているはずです。

1.望遠レンズを使って被写体に存在感を持たせる

2.フレーミングを理解して被写体を切り落とす

3.バイクの特徴をとらえて強調して撮る

いかがでしたか?写真ビギナーやありきたりの記念写真で満足してしまう人は、このようなことはまずやりません。ご自身の写真を進化させたい!と思っている人はぜひ次回のツーリングで試してくださいね。




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バイクツーリングと写真について再考してみる




今回はバイクツーリングと写真の関係について少し再考してみたいと思います。

と言いますのも先日、バイク芸人としても有名なチュートリアル福田さんが「ツーリングの楽しみの一つとして写真を撮ることがあります」と言っておられました。

これには当然ですが私の琴線に触れ「おっ、やっぱりそう思いますよね」と膝を叩いた次第です。多くのライダーはツーリングに行けば風景や愛車などを写真にするものです。

楽しいツーリングに美しい自然風景、その中に佇むカッコいい愛車とくれば、その瞬間を写真にしたいと誰しも思うものです。バイクはカッコいい、ツーリングは楽しい、こんな当たり前のことをかけがえのない瞬間として写真は記録してくれるのです。ですからあらためてバイクツーリングと写真は親和性の高い趣味だと感じます。




EOS6D Mark2 + SIGMA150-600mmF5-6.3C

で、あれば当然ですがありきたりの記念写真ではなく「いい写真」を撮りたいと願うものですよね。使うカメラが一眼レフであれスマホであれ、自分で「おぉ、よく撮れた写真だな」と感じれば満足感は高いですし、人に見せたりSNSで発表して好評をもらえれば嬉しいものです。

そこで「ツーリングでもっといい写真を撮るぞ」という気持ちになれば回数を重ねるごとに写真も進化をしていく訳です。SNSで繋がっているお友達が素敵なツーリング写真を発表していれば、互いに刺激しあってツーリング写真の文化が盛り上がっていく・・・。

少し前にコロナ渦を受けて変貌する新たな世界、それは風の時代と言われニュージェネレーションによるバイク文化が形成されつつある過渡期に突入と書きましたが、新たなバイク文化にツーリング写真の未来を期待したいと思います。




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光と空気しかない場所で撮るツーリング写真

 




EOS6D Mark2

絶景地でもない、美しい桜や紅葉があるわけでもない、何の変哲のない場所にあっと心に刺さる風景がある。

そこに何があったのか?と聞かれればただ美しい光と、それを受けた空間があるだけ。

静かに時間だけが流れていて、冷たい大地が太陽に温められている。

撮りたい。

そう感じた創作欲に従順になり、カメラを取り出して無心にレンズを向けてみる。

水たまりを見つけてそこにバイクを停めてみる。

絞り込んでハイライトを放射状にしてみる。

…この辺でやめておこう。あまり手の込んだことをすると

最初のイメージが崩れてしまう。

最近になってそんなことを覚えた。




風の時代のツーリング写真




EOS6D Mark2 + TAMRON SP24-70mmDi VC USD G2

究極のツーリング写真読者の皆さま、新年明けましておめでとうございます。

皆さまにとってご多幸な年であることを心よりお祈り申し上げます。

バイク旅の魅力を写真作品で表現する【ツーリング写真】。そのツーリング写真を専門として運営している当ブログはお陰様で五年目を迎えます。これからもツーリング写真文化の成長と、バイク文化の変革と発展に微力ながら貢献したいと思います。

令和四年 最初の投稿は年末に尊敬する友人と南房総を走った時に撮らせていただいた一枚です。いつも高年式なBMWという優等生ながらどこか色気のないバイクに乗っている私。W650のように艶っぽいバイクに男らしい男が乗っていれば問答無用に被写体をお願いするのであります。カッコいいですね。




さて新年の抱負ですが少し前にコロナ後の世界は風の時代…という事を書きました。昨今のバイクブームを受け「風の時代ってバイクの時代?」とも受け取れるのですが、個人的な予想として向こう数年で40~50代男性が中心だったバイク文化はニュージェネレーションへの世代交代を迎え激変すると考えております。

そこで新たなバイク文化の幕開けに【ツーリング写真】という一つのムーブメントで牽引役のようなことを担えればな…という夢を抱いております。今年はそのための準備を色々とやってみたいです。

今までただ写真を撮るだけで、このブログの運営以外は何もやってきませんでしたが、今年からはストアカでの写真講師、可能であれば個展開催、ツーリング写真の楽しいイベントなども考えております。楽しさを追求して積極的に活動したいと思っています。

もちろん究極のツーリング写真も今まで以上に内容を良くしていこうと思っています。ツーリングに行っていい写真が撮りたいけどコツが分からない…という方はぜひ読んでくださいね。

それでは 素晴らしい令和四年をお迎えくださいませ。

令和四年一月 立澤重良




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ツーリング写真【極めてシンプルな7箇条】




さて今回は今年最後の投稿としてツーリング写真【極めてシンプルな7箇条】と題してツーリング写真に関わる基本的なことを書いてみたいと思います。多くはツーリング写真に限らず写真全般に言えることですが、ビギナーもベテランの方もいちど初心に戻って見て頂ければと思います。

EOS6D Mark2 + SIGMA150-600mmF5-6.3C

1.らしく撮る

被写体をその被写体らしく撮る…は写真の基本的なこととして古くから言われています。ツーリング写真に関して言えばそのバイクらしく、そのライダーらしく、北海道ツーリングであれば北海道らしく撮ることです。らしく撮るを意識するだけで今まで主題がボヤっとしていた写真が一気に魅力的になるはずです。

2.一つを明確にする

何かの被写体と一緒に撮るときに両者の存在感を意識してみましょう。どちらか一方が主役でもう一方は引き立て役。このことが誰の目にも明らかに分かるようにハッキリと差をつけるのです。やり方は大きさ、ピント位置、露出、フレームで切り落とすなど様々あります。「これがメイン」とはっきりさせることで作品の主題が明確となり、平凡な写真を卒業することができます。

3.感情にうったえる

美しい、楽しい、嬉しい、寂しい、郷愁感ある、崇高な・・・ こういった人の心の動きにうったえるような作品を作ることで、見る人の共感や感動を誘う作品を目指してみましょう。効果的なのは「人」の登場です。ライダーの姿とバイクを一緒に写すことで感情表現の幅は一気に広がります。この場合、記念写真の自撮りとは全く質の異なるものになります。あくまで見る側の心にうったえる作品作りです。

EOS1Dx + SIGMA150-600F5-6.3DG




4.余計なものを写さない

写真ビギナーはとにかく背景に無頓着なものです。都会のスナップのようにアッと思った瞬間にその刹那を作品にする写真ジャンルであれば背景にあまり気を遣う必要はありません。しかし通常であればカラフルな看板等でゴチャゴチャした背景、電柱や柵などの垂直線が多い場所、電線やガードレール、ゴミが落ちているような場所で写真を撮るのは避けましょう。自身の作品なのですから邪魔者は徹底排除するのです。

5.常にユニークさを意識する

自身の作品に変化をつけたいのであればユニークさを追求することをお勧めします。凝り固まった考えは画一化された「お上手な写真」ばかりを生み出すだけで退屈なものです。どう撮るのが正しいのか?ではなくどう撮れば面白いのか?を追求してみましょう。人に良く見せようという気持ちは一度忘れて大丈夫です。




6.瞬間を切り取ることを意識する

写真とは目の前に存在する三次元の空間、一定に流れている時間、つまり時空の様子を二次元の静止画にするものです。このごく当たり前のことを改めて強く意識することで他の芸術とは違う写真らしい芸術を目指してみましょう。あくまで元となるのは時空に存在している現実の様子であること。するとシャッターチャンスという言葉の本当の意味が実感できるはずです。

EOS6D Mark2

7.細部までクオリティを上げる

神は細部に宿る…なんていう言葉をどこかで聞いたことがあります。大衆的写真文化に埋もれてしまう写真ではなく、作品として残すべき一枚を目指すのであれば撮った写真はその場でよくチェックしましょう。ぱっと見て「大丈夫だな」ではなく拡大表示して微細なブレ、ピントの甘さ、飛んでいる小さな虫まで見逃さないよう細かく検査するのです。

実はこの7つの他にも色々あるのですが、今回は今まで解説してきたことをブラッシュアップして短めにまとめてみました。

この年末年始のお休みに、写真を撮る機会があればぜひ意識してみてください。

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冬ツーリング ウィンターグローブに代わる暖かさ




さて今回は久しぶりにツーリングのお役立ち情報を書いてみたいと思います。

世間はクリスマスですが南房総はツーリングシーズン真っただ中でございます。この年末のお休みは関東圏の方はぜひ南房総にいらして下さい。お天気が良ければ館山市や保田海岸から見れる富士山が美しいですよ。

しかし温暖な南房総とはいえバイクに乗っていると寒いです。特に手の冷えはつらいものがありますね。道の駅で足湯を見つけると、つい足ではなく手を入れてしまうのはライダーの悲しい性です。R1200GSのようにグリップヒーターがあっても手の甲は冷えてしまいます。

かといって厚手のウィンターグローブは操作性が悪くてどうも苦手だ…という方は私以外にもおられるはずです。最近では掌だけ薄手に作ったグリップヒーター対応のグローブもありますが、それもイマイチなんですよね。

そこで・・・

いいものを発見しました。釣り用の手袋です。私は釣りはやらないのですが近所の釣り具用品店によく足を運びます。釣り具用品ってツーリングやキャンプに役立つ小物がけっこうあるのですよね。むかしツーリング用品のメーカーで働いていたときに、中国の生産ラインを視察したとき、隣のラインで釣り具用品などを作っていて「似たようなものを作っているのだな」と感じたものです。




で、写真のグローブは釣り具メーカーではお馴染みのDAIWAから発売されているカイロポケット付きストレッチグローブ フルカバーDG-7021W という製品。その名の通り手の甲の部分にカイロを入れるポケットが付いています。ここにマグマのような高温カイロを入れてあげることで甲が暖かい!ということです。

私がネット通販で買った時は写真のガンメタル色(普通のグレー)で4799円でした。他にブラウンとブラックがあります。釣り具用品なので指先がカットされている品もあるので間違えて買わないように気を付けてください。

生地はウェットスーツに使われているネオプレーン素材で伸縮性があり軽量です。防水ではありませんが水に濡れても不快感が少なく、生地そのものを浸水で傷める心配はありません。

フィット感は申し分ありません。これならスイッチ類はもちろんナビやBluetoothの操作も問題なさそうです。人差し指、中指、親指の先端はスマホの操作ができるようタッチパネル対応です。今どきのグローブですね。




この部分に高温カイロを入れるのです。これで分厚いウィンターグローブを卒業して快適な冬ツーリングを楽しめます。電熱グローブも悪くありませんが配線やらバッテリーの管理やらが面倒ですからね。

そして私や読者の皆さまにとって何より有難いのは・・・そうです、撮影シーンでも使えちゃうことです!シャッターチャンスを待っている時間とか寒いですからね!もちろんキャンプや釣りにも重宝しそうです。

あっ、マグマのような高温カイロは今の季節しか店頭に並ばないので早めにストックを買っておきましょう。

ウィンターツーリングに役立つ釣り用グローブのお話でした。

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TAMRON SP24-70mmF2.8 Di VC USD G2を使ってみた結果

さて、久しぶりにカメラ&レンズの話題を書いてみたいと思います。当ブログは写真のことに主軸を置いているので道具であるカメラ&レンズについてはあまり触れてきませんでした。

しかし日本の大衆的な写真文化においては多くの人がカメラ&レンズに関心を向けているのは昔も今も同じです。したがってあまりこの部分に触れなさ過ぎるのもブログとしていかがなものかと感じます。

過去に何度か書いてきましたが誰もが憧れる【いい写真】とは撮影者が生み出すものでカメラ、レンズではありません。最新のカメラ、高級なレンズを手に入れれば明日から良い写真が撮れるか?というと必ずしもそうではないのです。

ただし撮影者が望むイメージを実現させるにあたり、どうしても必要な機能や性能が気になるカメラやレンズにあるのであれば、資金を投入して機材をバージョンアップするのは大いに結構だと感じます。




さて今回は4年ぶりくらに新しいレンズを導入しました。 TAMRON SP24-70mmF2.8 Di VC USD G2 というレンズを購入したので、そのサンプル画像とインプレッションを書いてみたいと思います。

24-70mmF2.8の通しといえば純正レンズの世界では大三元などと呼ばれるレンズです。いわゆる標準ズームとして使われる一般的に最も出番の多い画角をカバーしたズームレンズですね。

キャノンであれば純正レンズのラインナップに品番の末尾に【L】の付く高級なレンズが有名です。質の良いガラス材や手の込んだコーティング、機能や精度もコストのかかったハイアマからプロ用の立派なレンズですね。今回ご紹介するレンズに当てはめるとEF24-70㎜F2.8L ⅡUSM というレンズになります。定価で25万円くらいでしょうか。

今から4~5年くらい前ですがメーカー純正ではないサードパーティーメーカー(主にタムロンやSIGMA)が純正高級レンズに対抗するかのような高品位なモデルをリリースしはじめました。始まりはSIGMAの35mmF1.4 ARTだったと記憶します。それを皮切りにタムロンも追従するように発表し、メーカー純正よりも魅力的な価格で高品位なレンズが手に入る!と人気を博したものです。




今回ご紹介するTAMRON SP24-70mmF2.8 Di VC USD G2 もそんなメーカー純正高級レンズに当てた製品です。従来のサードパーティーメーカーにあるような安っぽさや出来上がった写真のアラのようなものは全く感じさせない立派なレンズです。

タムロンSP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2 (Model A032)

さっそくEOS6D Mark2 に装着してサンプルを撮ってみました。第一印象としては色がけっこう濃いな、ということと想像以上に逆光の耐性が高いことです。上の写真だけを見てキャノンのLレンズで撮りました、と言っても普通の人ならまず分からないクオリティの高さです。

私はあまりカメラやレンズに細かい性能を要求しないタチなので、当然ではありますがクオリティ面では全く不満はありません。このような写真が撮れる立派なレンズを中古品とはいえ6万円程度で入手したのですから、それを考えると大満足ですね。

今回、この標準域のズームレンズを買った理由は以下の通りです。

1.普段は12-24広角ズームレンズ、35mm単焦点、135mm単焦点or150-600mm超望遠ズームという組み合わせで使ってきましたが、最近になって度々50mmや70mmあたりの画角が欲しいシーンに遭遇してしまった。

2.景色の写真としてとても出番の多い24mmの画角。それを旧式のSIGMA12-24のテレ端で使ってきましたが、さすがに逆光時や解放で使った場合の諸々の問題点が許容できないと感じ始めた。

といったところです。




単焦点レンズ 左:SIGMA50mmF1.4DG ART 右:キャノンEF50mmF1.8STM

単焦点とズームレンズ、どっちが良いのか?という議論はとめどなく続くものですが、少なくとも持っていける機材の量に制限のある我々ライダーにとって、ズームレンズが有利なのは疑う余地もありません。

予め「あそこでこんな写真を撮るぞ」という予定調和のツーリングであれば単焦点も大いに良いでしょう。しかし奇跡の光景や思いもよらぬ出会いは突然訪れるものです。そんな時に「あのレンズを持って来れば良かった」と後悔するのが単焦点レンズでもあるのです。譲れない描写力の裏側にあるデメリットなのですね。

その点、今回のような24-70mmといったズームであれば24mm、35mm、50mm、70mmと4本のレンズを一度に持っていくようなものです。TAMRON SP24-70mmF2.8 Di VC USD G2も大きくて重いレンズではありますが、4本のレンズが1本で済んでいると考えれば気になりません。

TAMRON SP24-70mmF2.8 Di VC USD G2の導入により身軽になり、かつ想定外の撮影シーンにも対応できるようになりました。本来であればキャノン純正レンズといきたいところですが、お小遣い制度の身分なので撮影機材にかける予算は最小限にしたいものです。そういった意味でサードパーティーメーカー製の程度の良い中古品を買うのは賢い選択だと思います。浮いた予算を旅の費用にあてがえば傑作が生まれるかもしれませんしね。

TAMRON SP24-70mmF2.8 Di VC USD G2 使ってみた率直な感想としては使い勝手もクオリティも素晴らしいレンズでした。




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ツーリング写真 順光と逆光のやさしいお話




今日はツーリング写真における順光と逆光のお話について簡単に書いてみたいと思います。順光とは太陽を背にした撮影位置で、逆光は太陽に向かって撮るような撮影位置となる・・・という事は皆さまも承知の通りだと思います。

一般的な写真文化として何かと悪い印象のある逆光ですが、今回はまず最初に「逆光で撮っては駄目だ」というのは完全に間違いですので最初にその意識から変えてみてください。

上の写真は紅葉したもみじの木ですが順光に近い位置で撮っています。順光で撮ることのメリットは色彩が鮮やかに出ること。被写体の実際の様子が詳細に伝わることなどです。逆にデメリットはコントラストに欠けること、立体感が出ないことなどです。上の写真は斜光に近いのでコントラスト、立体感は出ています。




EOS6D Mark2 SIGMA150-600mmF5.6-6.3DG

次にこちらの作品をご覧ください。一枚目の写真と場所も時も全く同じです。撮影する場所を木の反対側に移動して逆光で撮った写真です。

どちらが良い写真かは誰にでも明白だと思います。

例えば私が公園の管理者だとして、この公園では秋になるとモミジが紅葉します、という趣旨の看板を作るとしましょう。そのための写真であれば一枚目のような説明的写真が適切です。しかし人に見せて感動してもらいたい…という表現の写真であれば逆光で撮った写真の方がはるかに印象的な写真になることが上の例でお分かり頂けると思います。

写真はカメラ内に光を取り入れて作るものです。逆光はその光にレンズを向けて積極的に撮る手法、順光は光に背を向けて消極的に撮る手法とも言えるのです。この世にある全てのものは光を元に何らかの反応を受けて目に見えるようになっています。それは吸収、反射、透過、散乱、分散などさまざまあります。二枚目の写真はモミジの葉の一枚一枚に光が透過し、背景の部分は空気中に存在する水分に光が散乱している様子です。ちなみに分散の身近な例は虹です。

さらにR1200GSやライダーのジャケットには光が反射してハイライトが入りました。透過、散乱、反射と一枚の写真の中に様々な光の反応が入っているのです。

このように被写体が光を受けて、どのような反応をしめすか?という事に対して積極的に挑めるのが逆光の良いところです。もちろん露出をカメラにお任せする評価測光ではイメージ通りの露出が得られない場合もあるので、そこは積極的に露出補正をするか最初からマニュアル露出を使うなどの必要はあります。

そこにどのような光があり被写体がそれを受けてどのような反応をしているのか?ぜひ次回の撮影から逆光を見つけて意識してみてください。




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ツーリング写真はハートと人柄で撮ろう【精神論編】




EOS6D Mark2 + SIGMA12-24mmF5.6-6.3DG

今回はツーリング写真の撮り方や表現方法の話ではなく、少々難解かもしれませんが写真の精神論的なことを書いてみようかと思います。

写真の精神論的なこと???と疑問に思われる方は多いかと思います。多くの方は写真は「何を撮るか?」という対象物と「どう撮るか」という撮影技法が重要であると考えていると思います。もちろんこれらは重要なことに間違いはありませんが撮影者の「ハート」も大事であるとお忘れではありませんか?

写真におけるハートサイドは1.よく気が付く心の目 2.小さなことでも感動できる感受性 3.それをどう表現するかというユニークさと表現力 といったことです。これが欠落しているといくら高度な撮影技法を駆使してクオリティの高い写真を撮ったところで画一化された「お上手な写真」となり個性がでないのです。

私の近くにこんな人がいます。美味しいものを食べても美味しいとも不味いとも言わない、花が咲いていても何とも思わない、美しく焼けた夕陽をみても翌日の天気の話だけ、いつも無表情で嬉しいとか感動したとか感情に関わる言葉は滅多に口にしない。だけどカメラは大好き!という人です。




もちろん人それぞれ性格がありますので、それが悪いという意味ではありません。しかしそういった雰囲気で写真を撮ると作者の感動や表現といった重要な部分が抜けてしまうもの。ふだんはどのような人柄でも良いのですが写真を撮る時は感受性、感性、表現力を豊かにやっていくよう意識してみましょう。

EOS6 mark2 + EF35mmF2 IS

アスファルトの小さなヒビから生えた小さなお花。林道に差し込んでいた一筋の光。そういったものに心の目が気が付いて「なんて幸運なのだろう」と足を止めて、写真を撮りたいという創作欲に従順に撮るのです。

その時に綺麗だな、可憐だな、崇高な雰囲気だ、自然の力を感じる、ドラマチックだ・・・といった具合に感動の種類をよく感じ取ってみましょう。これを強く意識することで最終的に出来上がる写真が持つ雰囲気のイメージがわいてきます。

ここまで出来れば、そのイメージに近づけるには何をすれば良いだろう?と考えるだけで大まかなイメージが出来上がります。自分の持っている表現の引き出しからそのイメージを作るための手段をチョイスすればOKです。

もし「よく分からない」という事であれば、とりあえず綺麗だな、素敵だなということを言葉にして出すだけでも効果的です。写真に気持ちを入れるということを意識しましょう。

今回は少々難解なお話だったかもしれませんが次回のツーリングでぜひ実践してみてください。




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被写体にぐっと寄るだけでぐっと良い写真に




早いもので師走ですね。これを書いている日は二十四節季の大雪でもあるのですが月日が経つのと季節の移ろいは儚くも早いものですね。

ところで最近の私のブームの中に「毎日掃除すること」というのがあります。掃除は毎日することで逆に楽になる、ということを最近になって知りました。たまにしか掃除しないと汚れが酷くなって雑巾はひと拭きで濯がないといけませんし、掃除機だって詰まってしまいますからね。毎日やれば汚れが酷くなることはないので楽なのですね。

玄関、洗面所、トイレ、ベランダなど全部を15分くらいで終わらせる感じでさっと拭き掃除をします。家が綺麗になるだけでなく心もスッキリして一日を気分よく過ごせるような気がするのです。

EOS6D Mark2




さて、今日もツーリング写真の撮り方についてシンプルな内容をひとつ書いてみたいと思います。上の作品は私の大好きな陸にあげられている廃船でございます。私のホームコースである南房総では漁港に立ち寄るとよく見かける光景です。

陸にあげられた船・・・なんか好きなんですよね。ちなみに同じ廃船でも海に浮かんだ状態だとやたら不気味で幽霊船のように見えるから不思議です。

さて撮り方の解説ですが上の作品のように旅先で出会った何か、船なり巨木なり岩なり何でも良いのですが特定のモノである「被写体」を撮る時。28か35mmあたりの画角を使って撮るのが一般的だと思いますが、ファインダーを覗いて構図やアングルを練るときに意識して頂きたいのが体の使い方です。

下半身をどっしり低重心として安定を作り上半身は被写体に前のめりになるよう姿勢で【ぐっと寄る】を意識してみましょう。

そのとき被写体の魅力を象徴するような部分、あるいは特徴を見つけてそれに目がけて寄るのです。イメージとしては最初に撮ろうと思って立ったポジションに対して上半身を使って40~50センチほど寄るような感じです。ズーム機能で寄せてはいけませんよ…

上の作品だと船首のカーブと質感が表現されているのがお分かり頂けると思います。普通に枠内に収めるのではなく特定の部分を狙ってぐっと寄る。これで貴方のツーリング写真がぐっと良くなるはずです。

ぜひ次回のツーリングで試してみてください。




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