バイク写真、ツーリング写真における自撮りについて




EOS6D Mark2 + SIGMA150-600mmF5-6.3C

バイク写真、ツーリング写真、バイクのある風景写真・・・呼び方は色々ですが私たちが大好きなバイクの写真を撮るにおいて、ライダーの姿は入れたほうが良いのでしょうか?というシンプルな疑問がありますね。

先に結論を言ってしまうと絶対にライダーを入れた方が良いと思います。

バイクという乗り物はタイヤが二つしかなくその姿は不安定なものです。普段はあまり意識しないことですが【人がいないと成立しない様子】を纏っているのです。馬であれば馬だけの写真を自然風景の中で撮れば野生馬に見えます。しかし鞍をつけた馬が騎手なしに写真を撮れば何か物足りない写真になるでしょう。

カタログのラインナップに使われるような写真なら別ですが、風景の中にライダーなしでバイクだけで撮れば、同様に何か物足りない写真になるのです。これは車の写真を撮るのとは大きな違いだと感じます。

ではどのようにライダーの姿を入れれば良いツーリング写真が撮れるのか?いくつか例をご紹介して詳細を解説したいと思います。

1.自身が演者となり映画のワンシーンのように魅せる

EOS6D Mark2

まず上の写真はライダーが演者として登場することで一枚の作品の中にStory性を加える魅せ方です。映画のワンシーンのようにツーリングでの感動をポージングや表情などで表現します。

これには撮影ノウハウの他に自身が演技をする!というセンスが要求されます。これは多くの人が持ち合わせていない要素ですし「まさかいいツーリング写真を撮るのに俳優のような演技が要求されるなんて!」とお思いになると思います。しかしそれが出来れば上の作品の通りです。

このときに嬉しいのか、黄昏ているのか、何かに感動しているのか、到着したぞという達成感に満ちているのか…強く感情的要素をイメージして躊躇わずに演じ切るのがポイントです。

演劇などをみれば分かりますが演出、演技というのは少々大げさなくらいが実は丁度よかったりするものです。

2.バイクを主役にライダーは補助的に

これは自分の愛車、バイクを主役にして撮った作例です。

このようにバイクが主役となる写真であってもライダーの存在があればバイクが生き生きとして見えるから、バイクって不思議な乗り物だなとつくづく感じます。

ポイントはバイクとライダーの存在感の比重を意識することです。この場合はバイクは主役なので中望遠レンズなどで絶対的な存在感を持たせ、ライダーは枠で切り落としました。人物は顔を切ることで写真を見る人に想像の領域を与えます。

この他にもライダーを遠くに置いてピントをボカすなどで存在感を弱める方法は色々ありますが、とにかくバイクが主役でライダーは補助的に采配するのがポイントです。

なるべくシンプルで雰囲気の良い背景を探すとカッコいい写真が撮れます。




3.その他の被写体や風景を主役にする

これは風景、被写体を主役にしバイクもライダーも脇役にしたシーンの演出です。

なかなかSNSなどでは見かけない手法です。そもそも多くの人が撮っているバイク写真はバイクを主軸としたものが多く、この作例のように意図的にバイクをボカした写真はあまり見かけません。

それ故にこのような撮り方をするだけで他と違った個性的な写真が撮れると言えます。

バイク写真に限らず写真の世界では一つの主題を明確に表現する、というのがあります。ボケ具合やフレーミングなどでハッキリと一つの主題を表現できれば、それだけで見る側に伝わりやすい写真になるのです。上の作品は10人の人に見せて10人とも富士山が主題の写真と答えてくれるはずです。

ライダーはみな自分のバイクを愛しているものです。私も自分のR1200GS、アドベンチャーが大好きで本当にカッコいいなと思っております。だから写真を撮るときにバイクにピントを合わせない・・・なんてことは本当はしたくないのですが冷静に考えてみてください・・・それは別で撮れば良いだけの話なのです。

4.小物を利用してライダーの気配を加える

RICHO GR F2.8 1/800 ISO100

もし三脚が無いなど何らかの理由で自撮りができない場合は無理に姿を入れる必要はありません。この作例のようにヘルメット、グローブ、ジャケットなどを主役に構図を作れば、ライダーの気配を感じる一枚となります。

こちらもプロのカメラマンはよくやりますが一般的な写真では見かけません。新しいヘルメットを買って嬉しい時などに撮ってみても良いと思います。




本当はお友達と一緒に走っていれば撮ってもらうのが一番ですね。しかし私のように多くの場合でソロツーリングで走っている場合、ライダーの姿を入れたツーリング写真は自身で撮影するしかありません。

一般的に使われている自撮り、あるいはセルフポートレートという言葉とは少し意味合いの違う趣旨かもしれませんが、とにかく人手が足りないのでセルフで撮っているという意味で、とりあえずここでは自撮りという呼び方をしています。

セルフタイマーでダッシュしているのか?という質問も聞こえてきそうですが、セルフタイマーでダッシュではありません。

撮影方法の詳細は私のYoutubeチャンネル【風の時代のバイクライフ】で動画で解説していますので、撮影方法にご興味のある方はぜひ見てみてください。

Youtubeチャンネル 【風の時代のバイクライフ】

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