R1200GSファイナルギアドライブAssy交換

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さて久しぶりにR1200GSのことについてブログらしい記事を書いてみたいと思います。R1200GSのオーナーさん以外の方はスルーでOKです。

私が2008年に購入した空冷ヘッドモデル(空油冷モデルとも呼ばれる)中期型のR1200GS。もう購入して14年。走行距離は9.5万キロ。以前より不調であったリアファイナルドライブを重い腰を上げてメンテすることにしました。

どのように不調だったか?というと購入当初に高圧洗浄を頻繁に行っていた関係で、ファイナルに水が浸入し、錆が多い状態だったのです。その影響かオイル漏れが慢性的にあり、最近はそれが悪化してついにはディスクローターまでオイルが付着してブレーキの効きが悪化する事態に。

空冷R1200GSのオーナーの間では知られた話ですが、リアファイナルは不具合が出ると多くの場合でAssy交換となり、その場合は費用はディーラーで30万円オーバー。そのような事態になる前に、予備パーツとして事故車などから外された中古のリアファイナルを入手しておくのが賢いやり方なのです。

これは私が3年ほど前にヤフオクで事前に入手しておいたR1200GSのリアファイナルAssy。この色から推測すると後期型の限定車であるトリプルブラック。使用された距離はディスクローターの摩耗具合からして一万キロ以内。純正だと7万円近いディスクローターまで付いて2.5万円で入手できたので良い買い物でした。




そしてついにこのストック部品の出番です。

まずはR1200GSをセンタースタンドで立ててリアマッドガード、リアホイール、マフラーのサイレンサーを外します。

現状のリアファイナルはディスクローター側のオイルシールが劣化しているのかオイルまみれ。

ブレーキキャリパーを吊って、トルクロッドのボルトを外しリアファイナルユニットをカルダンシャフトから降ろします。スピードメーターのセンサーも外します。

そして関節になっているこの24mmのボルトを外すのですが、強固なネジロック剤のせいか元々の締結トルクのせいか簡単には緩みません。

汗をかきながら何とか緩め・・・




無事にリアファイナルユニットを外すことができました。

カルダンシャフトのユニバーサルジョイント部。発錆していて良い状態とは言えません。ここはゴムブーツの劣化や高圧洗浄などによる高水圧で浸水し、錆で状態が悪くなるパターンが多いようです。

左が装着されていた中期型R1200GS用リアファイナル。右が後期型R1200GS用のリアファイナル。一見して同じものに見えますが…

後期型用はこの部分に通気バルブが設けられています。中期型以前はこれが無くて密閉されていました。密閉されていると温度差で内圧が上がってしまい、オイルシールに良くないという理由から後期型にこれが付いたそうです。これと同じような物がミッションにも装着されています。

このように中期型にはありません。

今回、心配だったのは中期型と後期型で微妙に形状が違うので矢印にあるスピードメーターのセンサーがちゃんと移植できるのか?ということでしたが、配線を固定している金具が異なり、配線のレイアウトを少し変更することで難なく応用できました。




分解と逆手順で組み上げていきます。関節のボルトはネジロック剤を塗布して80N.mで締結。カルダンシャフトとリアファイナルの接合部となるスプラインには少々多めにグリスを塗りました。

せっかくホイールを外したのでついでにタイヤ交換です。今回はSHINKOのE705をネット通販で購入。前後買っても1.5万円程度ととってもリーズナブルです。

友人のガソリンスタンドに持ち込んでタイヤチェンジャーで楽々交換です。

新品のタイヤは気持ちいいですね。

色が変わってしまいましたが…まあ愛嬌です。

見ようによってはカッコいいのかもしれません。バイク屋さん任せではなく自分で作業したことで愛着もまたひとしおです。

500㎞ほど試走しましたが問題なし。もちろんオイル漏れもありません。これで空冷R1200GSの泣き所であるリアファイナルギアについては当分は心配なさそうです。

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