ツアークロス4、ホーネットADV2が出ない今…アドベンチャーヘルメットはコレだ!

Pocket

さて久しぶりにお役立ち情報を書いてみようと思います。

今回はみんな大好きヘルメットの情報。しかもアドベンチャーバイクに適したアドベンチャーヘルメット、つまりバイザーのあるオフロードスタイルヘルメットでありながらゴーグルではなくシールドのヘルメットの情報でございます。

バイク歴32年、バイク業界で働いていた頃の仕事用ヘルメットも数えれば50個近くのヘルメットを使ってきました。その経験を元に今回の記事を書いてみたいと思います。一応、メーカー時代はヘルメット用品も開発に携わっていたので「元プロ」と言っても間違いではないと思います・・・

さてアドベンチャーヘルメットの代表格と言えばArai ツアークロスかSHOEIのホーネットですよね。その外にもBMW純正のエンデューロなど似たようなヘルメットは存在しますがR1200GSやアフリカツインなど人気のアドベンチャーバイクのオーナーさんを見ていると、多くはツアークロスかホーネットだと思います。

しかし両者の現行モデル Arai ツアークロス3もSHOEI ホーネットADVも発売されたのはおよそ10年前であり、いったいいつになったらツアークロス4やホーネットADV2は発売されるのだろう?と疑問に思っている方は多いと思います。




アドベンチャーバイクやセローのようなバイクが以前と変わらず人気であるにも関わらず、アドベンチャー向けヘルメットの新製品が発売されない理由は分かりませんが、きっとメーカーサイドでは開発に関わる何らかの事情があると推察します。

加えて原材料の高騰や世界情勢の不安定による流通の問題、そして品薄にも関わらずバイクブームで需要は増え、この悪循環でネット価格で3万円台で買えたはずのツアークロス3やホーネットADVは驚くほど高くなってしまいました。

私たちのような庶民ライダーにとってこれは困ったものですね。日々、ニュースでは食料や生活品の値上げが報道されていますが、例えばバッテリーなんかも相当に値上がりをしています。

そんな中、限られた予算で良いものを入手するには情報と知恵を使いたいものです。今回、私の方で何か良いアドベンチャーヘルメットはないものか?と探していたところ、見つけましたよ!いいヘルメットを。

ZACK DEFENDER ZD-8 というヘルメットです。メーカーは大阪のTNK工業株式会社でMade in Taiwan です。

あまり聞きなれないメーカーですがリード工業のようにホームセンターや量販店の車、バイクコーナーに卸しているような会社だと思います。

そんな安物で・・・品質もイマイチでしょう?少なくともR1200GSのような本格的な大型バイクで使うなんて…冗談でしょ??という感じではありますが、最初に画像で見たときに作りは良さそうだし何よりフォルムがカッコいい!と感じたので試しに購入してみました。

ZACK DEFENDER ZD-8 カッコいいですよね。ちなみに私が購入したサイトで11800円でした!しかも送料込み!安いですよね!安すぎます。

このテのアドベンチャーヘルメットは某大手通販でよく見かける海外ブランドでも数多くあるものです。しかしそれら海外ブランドのアドベンチャーヘルメットは特定の角度で見るとやたら尖っていたり、カマキリのような顔だったりとフォルムがいまいちです。しかしZACK Defender ZD-8はそんなことはなく、どの角度で見てもカッコいいアドベンチャーヘルメットなんです。

細部の作りに粗のようなモノは見当たらず外から見る分にはAraiやSHOEIとクオリティ面で大差ないと思います。シールドもピタッと閉まるし視界にゆがみもありません。

このグレーが特に気に入って購入の決め手になりました。SGマークのシールもちゃんと貼ってあります。

バイザーの形状。凝ったデザインでカッコいいですね。

シールドのクオリティも問題ありません。ピタッと閉まり開閉操作もしやすいです。

アドベンチャー系ヘルメットになかなかない、インナーサンバイザーが出てきます。操作レバーはここ。操作には少し慣れが必要かな。

インナーバイザーにはちゃんとエッジ部分に「かえし」がついています。丁寧に作りこんでいますね。

シェル上部の開閉式のベンチレーション。AraiやSHOEIと変わらず良くできています。

チンガード部分のベンチレーション。こちらも同じく良くできています。

その他、開閉機能はありませんが通気口あり。

インナーバイザーを下げてシールドを閉めたところ。トンネルの多い場所や夜間走行も想定したロングツーリングはこれでないとね。スモークシールドじゃダメなんですよね!

う~ん、実物を手に取って見れば見るほど…どこにも粗はなく良くできたヘルメットであることが分かりました。何より声を大にして言いたいのはサイズ感が良いことです。このヘルメット、実はサイズ展開がM/L(57‐59)またはL/XL(59‐61)という2サイズしか選択肢がないのですが、私の場合はL/XLが理想的なフィットでした。

Araiツアークロス、SHOEI ホーネットADVともにXLサイズを選択していましたが、ツアークロスは若干ですがタイト、ホーネットADVは若干ルーズな感じでしたがこのZD-8のL/XLは理想的なジャストフィットです。




内装はこんな感じです。ツアークロス3に近いものがありますが、頬パッドなどの生地はSHOEIホーネットADVのように起毛になっていて、非常に肌触りが良いです。あれ…安物を買ったはずなのに、やたら高級感を感じるかぶり心地なのはなぜ???

あご紐は長さを調整できるタイプで固定方法は今時流でラチェット式のバックルになっています。丁度よい長さに調節できました。

内装を外して某体内をチェック。何とか安物の正体を暴かねば・・・

しかしこちらも特にガッカリするようなマイナスポイントを見つけることはできませんでした。

取り外した内装。もちろん洗濯できます。

すき間から帽体の裏面を見てみました。通常のヘルメットに採用されるFRP素材でないことは確認できました。樹脂製なのは確かなようですがHJCのようにポリカーボネイトなのでしょうか?

参りました。もうね…感動してしまったのでもう一個買っておきました。色違いで白を。だって11800円ですよ!!この先、このDEFENDER ZD-8も何かの理由で値上げされるかもしれませんしね。

二個目を買ったらさらにカッコいいヘルメットだと感じるようになりました。

付属品と説明書。スポンジは内装のフィット用でしょうか。

チンガード部分の風の巻き込み防止カバー。これはデフォルトで装着が好ましいですね。

HJCのDS-X1と比較してみました。DS-X1はXLサイズをチョイスしたのですが内装がかなりタイトでした。あご紐もギリギリで下を向くと少し苦しいくらい。何よりインナーサンバイザーがありません。カッコは良いですしワイズギア(ヤマハの用品ブランド)に供給しているだけに品質も悪くはありませんが。

真上から見るとずいぶんと前後長が違うように見えますが…

このようにHJC DS-X1はバイザーが上の方に向かって短く、対してDEFENDER ZD-8は前方に向かって長いデザインなのですね。

光の加減によってキラキラと輝くパールホワイトです!全く安物に見えません…これが11800円で買えるなんて!どうなっているのでしょうか。




強いて安っぽさを指摘するならステッカーでしょうか。切り文字のデカールではありません。

それから収納袋が不織布製でした。まあ…でもねぇ。普段は使いませんからね。

ステッカーはチープさを誤魔化すのに剥がしてしまい、代わりに洒落でSHOEIのステッカーチューンを。不思議なことにこれでやたら満足度が上がりました。

SHOEIさんに怒られそうですけど。・・・はい、これは賛否ありそうですね。

命に係わる安全装備であるヘルメット。ちゃんとしたものを、というのはもちろん良く分かります。それと同時にヘルメットは消耗品でもあり、一定の年数を使ったら新しいものへ交換しなければ、一流品を使用していても意味がないものです。

今回のTNK工業のDEFENDER ZD-8の安全性能については敢えて触れませんが、例えばこの価格帯のヘルメットを2年サイクルで新しいものに交換しながら使っていくのも安全面では悪くない選択なのだと思います。

何よりカッコいいですしインナーサンバイザーなど機能面も優れていますからね。皆様も検討されてみてはいかがでしょうか。

また機会をみて 実際に走行してみた感想をインプレッション したいと思います。

→実際に走行してみたZD-8のインプレッションは こちら 

コスパ抜群のアドベンチャーヘルメット TNK工業 ZACK DEFENDER ZD-8のご紹介でした。

では!

にほんブログ村 バイクブログ バイク写真へ
にほんブログ村

にほんブログ村 バイクブログへ
にほんブログ村


バイク旅ランキング