TAMRON SP24-70mmF2.8 Di VC USD G2 その後




少し前に所有している撮影機材を更新したことを記事にしました。主に標準域付近として使っていた単焦点レンズ、キャノンEF35mmF2IS、EF50mmF1.8STM、EF85mmF1.8という純正の3本。これらを手放してTAMRON SP24-70mmF2.8 Di VC USD G2というサードパティー製のズームレンズに替えてみました。

替えた理由は言うまでもありませんが一本のレンズで複数の画角を選択できる便利さを今さらながら必要と感じたからです。そりゃぁ当たり前でしょう…と思われるかもしれませんが、今まで単焦点レンズで足で動くことを覚える、軽量で信頼性が高い、描写が美しい…という恩恵を受けてきたのでズームは便利であると知っていながら標準域だけは単焦点にこだわってきました。

しかし最近になって「あの画角がほしかったのに…」という場面に度々遭遇するようになったのです。

超広角~広角域として愛用してるSIGMA12-24mmF4.5-5.6DG HSMのテレ端である24mmが出番の多い画角の割に逆光時や周辺の画質に不満がある…というのもTAMRON SP24-70mmF2.8 Di VC USD G2を導入したもう一つの理由でもあります。

ということで私の所有レンズのレギュラーメンバーは広角がSIGMA12-24mmF4.5-5.6DG HSM、標準がTAMRON SP24-70mmF2.8 Di VC USD G2、望遠がSIGMA150-600mmF5-6.3DGOS HSM コンテンポラリーの3本立てとなりました。稀にEF135mmF2Lという古い中望遠単焦点レンズを使うこともありますが主要なメンバーは上記の通りです。

描写の優れたお気に入りの単焦点、特にキャノンEF35mmF2ISはお気に入りでしたが、これらを手放して得たメリットは先ほども書きましたが複数の画角を手に入れたこと。これで想定外のシャッターチャンスを逃さなくなったことです。

出かける前から「今日はこんな写真を撮るぞ」という予定調和のツーリング写真でしたら単焦点でも不自由はないです。しかし旅はどんなショートトリップでも想定外の出会いがあるもの。こんなシーンに遭遇するとは思わなかった…70mmを持って来ればよかった…と後悔する場面は決して少なくはなかったのです。その点、TAMRON SP24-70mmF2.8 Di VC USD G2さえ持っていれば想定外のシャッターチャンスは「いつでもこい」な訳ですね。

EOS6D Mark2 + TAMRON SP24-70mmF2.8 Di VC USD G2

さて今回はTAMRON SP24-70mmF2.8 Di VC USD G2を使用して1か月が経ったので感想を少し詳しく書いてみようと思います。

TAMRON SP24-70mmF2.8 Di VC USD G2はF2.8が通しとなるズームレンズ。競合他社の同等品も同じですが重量と大きさはそこそこあります。今まで愛用していた軽量コンパクトな単焦点レンズと比較するのは酷な話でございます。ただ私の愛用しているカメラEOS6D Mark2は軽量な樹脂ボディなので、やはりTAMRON SP24-70mmF2.8 Di VC USD G2を装着すると重量バランスが悪くややフロントヘビーとなります。




ズームリングやフォーカスリングも操作性は良好でズームのロック機構も重宝しています。露出5段分の手ブレ補正も日陰で絞りこんで撮る時には大変有難いです。逆光の耐性は想像以上に良好で逆光の作品の多い私でも全く不満は出ないレベル。むしろフレアやゴーストを演出に使いたいな…と思った時に少し寂しいくらいですが…

EOS6D Mark2 + TAMRON SP24-70mmDi VC USD G2

こんな風に綺麗に輪が出来る場面もあり、これには思わず「オオォ」と膝を叩いた次第です。カッコいいですよね。

前回も書きましたが色が濃い目に出る傾向があり、好みの問題でもありますが私のツーリング写真としては大いに歓迎したい特徴であります。




少し重いとはいえしっかりとした三脚を持ち歩く人にとっては大きな問題ではないと思います。軽量三脚やミニ三脚を愛用している人ですと無理が生じるかもしれませんが。あとはボディバッグでカメラを持ち運ぶ人には重いのが気になるかもしれません。

重さに関しては複数の単焦点レンズを持ち歩くことを考えれば気にならないものです。TAMRON SP24-70mmF2.8 Di VC USD G2であれば24、35、50、70mmと4本のレンズを持っているのだ、と考えれば多くの方は許容できるのではないでしょうか。

もちろん軽量なズームレンズも存在はしますが、それは単焦点レンズと比較して明らかにクオリティの落ちることを意味します。最近ではそうでもないらしいですが広域ズームなどはその最たるものですね。入手しやすい価格、持ち運びしやすい都合の良いレンズとは実は使う人を選ぶレンズでもあるのです。

今回はこの辺で!

にほんブログ村 バイクブログ バイク写真へ
にほんブログ村

にほんブログ村 バイクブログへ
にほんブログ村


バイク旅ランキング

バイクをカッコ良く撮るには?大胆に切り取れ!




さて少しだけ間があいてしまいましたが今回はバイクのカッコいい写真の撮り方について書いてみたいと思います。

綺麗な風景の中で愛車を停めてパチリ。ライダーはみな自分のバイクが愛しいものです。何気に視線を送った先に愛車があれば「やっぱカッコいいな」と思うもの。写真を撮りたいという気持ちが湧きたってくるのは自然なことですね。

しかしいつも同じような写真ばかりを撮って飽きてきませんか?もう少しカッコよく撮れないだろうか?なんかフツーだな…そんな方は今回の投稿を読んで実践してみてください。

こんな風にちょっとローアングルにして寄って撮ればカッコいい写真になるのかな…と思っていませんか?これは間違いではありませんがもっと印象的な写真を撮るための秘訣をご紹介いたします。




はい、どうでしょう?この作品をSNSで発表したところ「すごい迫力」といったコメントをいくつか頂きました。…そう迫力、つまりインパクトですね。

まず1つ目。インパクトを与えるのに最も簡単な手法は望遠の画角を使うことです。通常、望遠レンズといえば遠くの物を大きく撮るためと思われていますね。もちろんそうなのですが、ここではメインの被写体はこれですよドーン!というのが望遠レンズの効果ということです。加えて背景となる部分を引き寄せて背景の特徴(この場合は海の色と波の様子)も強調させています。

2つ目はフレーミングです。通常、フレーミングとは目の前の景色に対してどの範囲までを写真とするのか?を意味しますが、ここではフレーム際をどう使うか?つまりフレームで切り落とす手法について触れてみます。ライダーに注目してください。顔が上のフレームで切れていますね。もちろんわざとです。

顔を1/3で切り落とすことで、この写真の主役はライダーではなくバイクとしています。また写真を見た人は見切れている部分の先を無意識に想像するもの。この人はどんな顔なのだろう?と想像を誘う意味でも「見る楽しみ」を与える一枚となっています。これが顔もバッチリ写って視線でも送ろうものなら存在感は一気にライダー側になってしまうのです。

3つ目はその車種の特徴をとらえて強調することです。写真の基本は被写体の特徴をよくとらえること、と言われます。バイク写真の場合はその車種特有の特徴をとらえて、そのバイクが魅力的に見える角度を探ってみましょう。私のR1200GSの場合は左右に張り出したエンジン、ボクサーツインと左右非対称な異径ヘッドランプが特徴です。それを強調するには真正面に近いアングルを選んでみました。オーナーであれば自身の愛車の最もカッコイイ部分というのは理解しているはずです。

1.望遠レンズを使って被写体に存在感を持たせる

2.フレーミングを理解して被写体を切り落とす

3.バイクの特徴をとらえて強調して撮る

いかがでしたか?写真ビギナーやありきたりの記念写真で満足してしまう人は、このようなことはまずやりません。ご自身の写真を進化させたい!と思っている人はぜひ次回のツーリングで試してくださいね。




にほんブログ村 バイクブログ バイク写真へ
にほんブログ村

にほんブログ村 バイクブログへ
にほんブログ村


バイク旅ランキング

バイクツーリングと写真について再考してみる




今回はバイクツーリングと写真の関係について少し再考してみたいと思います。

と言いますのも先日、バイク芸人としても有名なチュートリアル福田さんが「ツーリングの楽しみの一つとして写真を撮ることがあります」と言っておられました。

これには当然ですが私の琴線に触れ「おっ、やっぱりそう思いますよね」と膝を叩いた次第です。多くのライダーはツーリングに行けば風景や愛車などを写真にするものです。

楽しいツーリングに美しい自然風景、その中に佇むカッコいい愛車とくれば、その瞬間を写真にしたいと誰しも思うものです。バイクはカッコいい、ツーリングは楽しい、こんな当たり前のことをかけがえのない瞬間として写真は記録してくれるのです。ですからあらためてバイクツーリングと写真は親和性の高い趣味だと感じます。




EOS6D Mark2 + SIGMA150-600mmF5-6.3C

で、あれば当然ですがありきたりの記念写真ではなく「いい写真」を撮りたいと願うものですよね。使うカメラが一眼レフであれスマホであれ、自分で「おぉ、よく撮れた写真だな」と感じれば満足感は高いですし、人に見せたりSNSで発表して好評をもらえれば嬉しいものです。

そこで「ツーリングでもっといい写真を撮るぞ」という気持ちになれば回数を重ねるごとに写真も進化をしていく訳です。SNSで繋がっているお友達が素敵なツーリング写真を発表していれば、互いに刺激しあってツーリング写真の文化が盛り上がっていく・・・。

少し前にコロナ渦を受けて変貌する新たな世界、それは風の時代と言われニュージェネレーションによるバイク文化が形成されつつある過渡期に突入と書きましたが、新たなバイク文化にツーリング写真の未来を期待したいと思います。




にほんブログ村 バイクブログ バイク写真へ
にほんブログ村

にほんブログ村 バイクブログへ
にほんブログ村


バイク旅ランキング

光と空気しかない場所で撮るツーリング写真

 




EOS6D Mark2

絶景地でもない、美しい桜や紅葉があるわけでもない、何の変哲のない場所にあっと心に刺さる風景がある。

そこに何があったのか?と聞かれればただ美しい光と、それを受けた空間があるだけ。

静かに時間だけが流れていて、冷たい大地が太陽に温められている。

撮りたい。

そう感じた創作欲に従順になり、カメラを取り出して無心にレンズを向けてみる。

水たまりを見つけてそこにバイクを停めてみる。

絞り込んでハイライトを放射状にしてみる。

…この辺でやめておこう。あまり手の込んだことをすると

最初のイメージが崩れてしまう。

最近になってそんなことを覚えた。




風の時代のツーリング写真




EOS6D Mark2 + TAMRON SP24-70mmDi VC USD G2

究極のツーリング写真読者の皆さま、新年明けましておめでとうございます。

皆さまにとってご多幸な年であることを心よりお祈り申し上げます。

バイク旅の魅力を写真作品で表現する【ツーリング写真】。そのツーリング写真を専門として運営している当ブログはお陰様で五年目を迎えます。これからもツーリング写真文化の成長と、バイク文化の変革と発展に微力ながら貢献したいと思います。

令和四年 最初の投稿は年末に尊敬する友人と南房総を走った時に撮らせていただいた一枚です。いつも高年式なBMWという優等生ながらどこか色気のないバイクに乗っている私。W650のように艶っぽいバイクに男らしい男が乗っていれば問答無用に被写体をお願いするのであります。カッコいいですね。




さて新年の抱負ですが少し前にコロナ後の世界は風の時代…という事を書きました。昨今のバイクブームを受け「風の時代ってバイクの時代?」とも受け取れるのですが、個人的な予想として向こう数年で40~50代男性が中心だったバイク文化はニュージェネレーションへの世代交代を迎え激変すると考えております。

そこで新たなバイク文化の幕開けに【ツーリング写真】という一つのムーブメントで牽引役のようなことを担えればな…という夢を抱いております。今年はそのための準備を色々とやってみたいです。

今までただ写真を撮るだけで、このブログの運営以外は何もやってきませんでしたが、今年からはストアカでの写真講師、可能であれば個展開催、ツーリング写真の楽しいイベントなども考えております。楽しさを追求して積極的に活動したいと思っています。

もちろん究極のツーリング写真も今まで以上に内容を良くしていこうと思っています。ツーリングに行っていい写真が撮りたいけどコツが分からない…という方はぜひ読んでくださいね。

それでは 素晴らしい令和四年をお迎えくださいませ。

令和四年一月 立澤重良




にほんブログ村 バイクブログ バイク写真へ
にほんブログ村

にほんブログ村 バイクブログへ
にほんブログ村


バイク旅ランキング