早いもので師走ですね。これを書いている日は二十四節季の大雪でもあるのですが月日が経つのと季節の移ろいは儚くも早いものですね。
ところで最近の私のブームの中に「毎日掃除すること」というのがあります。掃除は毎日することで逆に楽になる、ということを最近になって知りました。たまにしか掃除しないと汚れが酷くなって雑巾はひと拭きで濯がないといけませんし、掃除機だって詰まってしまいますからね。毎日やれば汚れが酷くなることはないので楽なのですね。
玄関、洗面所、トイレ、ベランダなど全部を15分くらいで終わらせる感じでさっと拭き掃除をします。家が綺麗になるだけでなく心もスッキリして一日を気分よく過ごせるような気がするのです。

さて、今日もツーリング写真の撮り方についてシンプルな内容をひとつ書いてみたいと思います。上の作品は私の大好きな陸にあげられている廃船でございます。私のホームコースである南房総では漁港に立ち寄るとよく見かける光景です。
陸にあげられた船・・・なんか好きなんですよね。ちなみに同じ廃船でも海に浮かんだ状態だとやたら不気味で幽霊船のように見えるから不思議です。
さて撮り方の解説ですが上の作品のように旅先で出会った何か、船なり巨木なり岩なり何でも良いのですが特定のモノである「被写体」を撮る時。28か35mmあたりの画角を使って撮るのが一般的だと思いますが、ファインダーを覗いて構図やアングルを練るときに意識して頂きたいのが体の使い方です。
下半身をどっしり低重心として安定を作り上半身は被写体に前のめりになるよう姿勢で【ぐっと寄る】を意識してみましょう。
そのとき被写体の魅力を象徴するような部分、あるいは特徴を見つけてそれに目がけて寄るのです。イメージとしては最初に撮ろうと思って立ったポジションに対して上半身を使って40~50センチほど寄るような感じです。ズーム機能で寄せてはいけませんよ…
上の作品だと船首のカーブと質感が表現されているのがお分かり頂けると思います。普通に枠内に収めるのではなく特定の部分を狙ってぐっと寄る。これで貴方のツーリング写真がぐっと良くなるはずです。
ぜひ次回のツーリングで試してみてください。