バイク写真のかっこいい撮り方【基礎編】

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今回は風景を主体としたツーリング写真ではなく、バイクを主体としたバイク写真の撮り方について基本的なことを書いてみたいと思います。バイク乗りであれば自分のバイクは「カッコいい」と思うのが当然ですよね。ツーリング先でふとした休憩時などについスマホやカメラを向けてパチリと撮ってしまうもの。

でも何も考えずに撮っているといまいちカッコいい写真になりません。本当はもっとカッコいいはずなのに・・・見た人に喜んでもらえるような素敵なバイク写真はどうやって撮るのだろう?と感じている人は多いはずです。

今回はバイク写真を撮るにあたり、こんな点に意識を向けると良いですといった内容を箇条書きで書いてみたいと思います。

~バイク写真のポイント~

・まずは背景選びから

風景写真ではなくバイクの写真を撮る時も「どこで撮るか」が非常に重要です。背景となる場所を最初に見つけるのが先決となります。スッキリとした背景となる場所や雰囲気が良い場所を探してみましょう。

EOS6D Mark2

・主役はバイク、その他は脇役とハッキリさせる

例えば上の作品の場合、バイクの他にも富士山、海、ライダーと被写体がいくつか存在していますが、誰の目で見てもR1200GSが主役級で撮られた写真であると分かるように構図を作ります。逆に言うと富士山に負けないくらいR1200GSをしっかり撮るということです。

・ライダーも控え目に入れてみよう

上の作品の場合、R12000GSより2mほど先の位置にライダーを配置して奥行のある位置関係を作ってみました。バイクだけで撮るよりもライダーの姿が控え目に写る事で普通とはちょっと違った愛車写真ができあがります。




EOS6D Mark2

・動いてベストアングルを探ろう

バイクや車の写真を撮る場合、基本的には横と正面(または後ろ)の比率が7:3となるような、斜め前からのアングルがカッコいいとされます。ただこれはあくまで基本で車種によっては横を多めに8:2が良かったりと色々です。高さはしゃがんだ程度のやや低めがお勧めですが、こちらも車体のデザインによって変わってきます。

ここでお勧めなのは現場でベストと納得できるアングルが見つからない場合は、バリエーションで色々な角度から撮っておいて、後で家でじっくりと選別するという方法です。現場では分からなくても出来あがっている画像だと見えてくる部分があります。




EOS6D Mark2

いかがでしたか?ツーリング先で何気なく撮る愛車の写真。普通に撮ってしまうと背景が乱雑になったり、アングルがいまいち納得できない写真になったりしますね。また富士山や桜の木など主役級ともいえる被写体と、バイクを合わせて撮るときなどは存在感が等分されてただの記念写真に陥ったりするものです。

写真の基本は主題を明確に写すことです。バイクならバイク、景色なら景色。そして大事な被写体の背景となる部分に余計なものは一切写さない事。次回のツーリングからぜひ意識してみてくださいね。

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