
今から数年前。娘が4歳くらいの時に「そろそろイケるか?」と思いR1200GSのリアシートに乗せてみた。
しかしR1200GSの巨体はライダーの体格を要求するのと同じように、タンデマーの身長も要求してきた。つまり絶望的なほどステップに届かなかったのだ。
こりゃあ親子ツーリングなんて相当先の話だな…。と諦めていたけれど、時の経過は早く、子供も成長はもっと早く、あっと言う間に大きくなって無事に親子ツーリングデビューを果たした。
この日は大好きな石窯ピザを食べたり、撮り鉄したり、海岸で貝拾いしたりして楽しんだが何より楽しかったのは「バイクに乗ったこと!」と言ってくれたのが嬉しかった。
誰かが言っていた。どんなに愛する人でもお別れの時はいつか必ずやってくる。その時に後悔しないよう【今一緒にいる瞬間が尊いもの】と忘れずに大切に過ごすこと。
この一枚はそんな風に子供と過ごした時を記録した「究極の記念写真」と言えそう。