何を撮っていいのか分からない人へ

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Iphone7

写真を趣味やライフワークとして始めてみたものの、何を対象に撮って良いのか分からない。といったご相談を受ける場合があります。確かにせっかく写真を撮るのだから美しいものを撮りたいのですが、いざカメラを手にして出かけても美しいものはその辺にある訳ではないようです。

これには訳があって、まず私たちの目は日常生活において生きていくのに必要な情報を視覚から認識しています。その現実的な様子の中には例え美しいものがあっても、脳へ送られる信号そのものは美しいものとは限らないのです。薄暗い中で段差につまずいたり危険な動物や害虫などをいち早く認識したりと生きて行くために不自由がないよう見える様子を調整しているに過ぎないのです。




たとえば光。そこに美しい一滴の光が存在していても意識していないと見逃してしまうものです。経験が豊富な写真家はそういった光を見逃さない眼をもっていて、その光がもっとも魅力的になるように写真にできる術を持っています。

光だけでなく画角や色なども同様です。目で見た通りの現実の様子の中で「自分の撮りたい美しいものはないかな?」と探しているだけではなかなか難しいものがあります。

現実の様子だけを見るのではなく、限られた光や被写体のもつ本質的な魅力について意識してみましょう。例えば上のスプレー菊の写真は自宅の近所にてiphoneで撮ったものですが、花はピークではなく一部が傷んでいます。お花の写真は美しさのピークを撮ってあげたいところですが、あえて傷んでいる花を撮ることで「終わり」を予感させる写真としました。夕陽の柔らかい光を使用しているのもポイントです。

こういったものは考え事でもしながら歩いていれば気付きもしない被写体ですが、少し意識を変えるだけで気が付くことができます。撮る対象を見える現実から探すのではなく好奇心と感受性を使って見つけてみましょう。




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