美しい景色に出会うツーリング

EOS6D Mark2




ごく当たり前のことですが人にとって美とは特別なもので美しいものを嫌う人などいないわけです。ところが美を見つけることができない、気が付くことができない、というのは珍しいことではなく、私も含めて多くの人が美の存在に気が付くことなく素通りしている場面があります。

ネットや雑誌、観光案内や口コミなどで〇〇岬から見る夕陽は格別に美しい、といった具合に「ここに美がありますよ」と情報に案内されない限り美しいものを見つけることが出来ない…そんな人は相当に多いのではと感じます。

こと写真をライフワークに生きる人にとって、これは深刻な問題です。実は美は虹や滝、桜の巨木、富士山といった存在感のある絶景に限らず、何気ない日常やふと視線を送った先にぽつねんと存在しているもの。それは控え目で貴方にだけ話しかけてくるようなミステリアスな風景や被写体なのです。

EOS6D Mark2 + SIGMA12-24mmF4.5-5.6EX DG




例えるな平凡な日々の中にある幸せと同じだと思います。家族がいること、食べ物や住む場所があること、必要なだけのお金をちゃんと持っていること、オートバイに乗れること。こういったことは当たり前のように感じてしまい、それが実はすごく幸せなことだというのは分かっていても実感はできないものですよね。

では平凡な日々の中で幸せを実感するにはどうしたら良いのでしょう。それはすごくシンプルなことで「ありがとう」「うれしいです」といった言葉を意識して発したり、「今日は素敵な日になる予感」と言って些細な事でもよく笑い、その楽しさや明るさを周囲の人と共有するといったことではないでしょうか。

旅に出るなら美しいものに出会いたいですよね。大切なことは旅立つ日にどんな心を持って出発するかにかかっています。この陸の端っこまで走破してやるぞ、というチャレンジ精神も悪くありませんが、それだと道の先ばかりに意識がいってしまい近くにある美しいものが一瞬でミラーの彼方に消え去ります。私のように30年以上もツーリングしていると、躍起に走り回るだけのツーリングも飽きてしまいました。

やはりバイク旅というのは特別なもので、バイクで行ったからこそ見える風景、出会える被写体が確かに存在します。それに出会うにはツーリングの走り方を少しだけ見直すことが必要かもしれません。

もう一度書きますが美しいものに出会うなら旅立つ日にどんな心を持って出発するか…が大切です。




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