一眼レフカメラ☆これをやめれば上達確実☆7つの悪癖

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、最近になってまたバイクの事故のニュースが増えましたね。やはり以前と同じで交差点における乗用車との右直事故が多いように感じます。

対向してくるバイクの距離と速度を見誤って、危険なタイミングで右折するドライバー。判断能力の低下、注意力不足、そもそも運転が強引…いろいろ原因はあると思いますが、こういったドライバーはもう一定数存在するものと諦めて、我々ライダーは防御策を講じるしかありません。といっても効果的な妙案は思い浮かびませんが例えば日中の走行であれば前走車がいない時に限ってハイビーム点灯とかどうでしょう?対向車に迷惑かもしれませんが夜間ほど眩しくはありませんし、迷惑でも事故になるよりうんとマシなはずです。

もう一つは市街地走行ではキープレフトをやめる。右直事故の原因を作ったドライバーの中には「原付バイクと勘違いした」という人もいるようです。確かに原付バイクなら30㎞以下で走っているはずなので、接近速度を誤った原因として合点がいきます。ならば道の端に寄って走る原付に見えないようキープセンター、またはキープライトで走れば原付と間違える確率は下がるのではないでしょうか?トラックやワンボックスの直後を走っている場合は、対向車からはバイクの存在が見えにくいので強引なドライバーは勘違いしてネジ込んでくる場合もあります。そのような場面においてもキープライトであれば対向車から存在が見えやすいと思います。




さて、今回は一眼レフカメラユーザーにおける7つの悪癖と題して、つい平凡な写真ばかりを撮ってしまう人の代表的な悪い癖をご紹介してみたいと思います。これを意識してやめるようにすれば写真が進化するかもしれませんよ。

EOS6D Mark2 + EF135mmF2

1.ズームグルグル

多くの一眼レフユーザーはズームレンズを使用していると思います。ズームレンズは一本のレンズで複数の画角を選択できるので、持っていける荷物に制限のある我々ライダーにも有難いものです。もし画角が固定されている単焦点レンズでいくならばワイド、標準、望遠と3本のレンズを持ち歩く必要がありますが、ズームレンズであれば一本で済むのです。複数のレンズを買い揃えることを考えれば経済的とも言えます。

ところが、カメラビギナーにとって便利なはずのズームレンズには思わぬ落とし穴があります。それはファインダーをのぞきながらズームをグルグルやること。 被写体の大きさの調整にグルグル… 風景の範囲の調整にグルグル… グルグル… グルグル…これ、いつまでも上達しない原因でございます。

ベテランの写真家は「こう撮りたい」というイメージの写真を最初に脳内に描いて、それを完成予想図として撮影を開始します。その時点で画角は既に決まっているのです。一方でビギナーの場合は何mmのレンズを選んだ場合にどう写るのか?事前にイメージできないので「試しにどのように写るのか?」とまず撮り始めてしまうもの。

そうすると被写体が画面に対して丁度良い大きさ、あるいは景色の写る丁度良い範囲を調整し始めてしまうのです。これがベテランが持つ画角の感覚と、画角の感覚を持たないビギナーの違いです。

で…どうすれば良いの?と聞かれれば、まずはズームレンズ内で幾つかの画角のポイントを作り、そこに縛って撮るルールを作ってみるのです。例えば24mm、35mm、50mm、85mm、135mmの5ポイント以外は使わないぞ!と。すると自ずとカメラを構える前に出来あがりの写真を想像する癖がつくはずです。

2.全く動いていない

これは1のズームレンズグルグルに関わることですが、ズームグルグルをやると立ち位置を動くことをしません。1の画角縛り(または単焦点レンズを使う)をしたら次はフットワークの訓練です。

被写体が最も魅力的に見えるアングル、複数の被写体の位置関係、背景と被写体の関係、地面や空の割合、分断線の位置…などなど、これら構図やデザインに関わることは足で動いて探るものです。

特に前景を作った構図や望遠の画角を選択した場合は、ほんの僅かな立ち位置の違いで構図は激変します。まずはどう動けば写真がどう変化するのかを感覚で覚えるために、試行錯誤で動いて撮ってみましょう。一歩前に出る、左右に動く、しゃがむ、段差に乗って高い位置から撮る、色々な場所から撮って違いを確認してみましょう。

EOS6D Mark2 + EF70-200mmF2.8L IS




3.とにかく枠に収めようとする

被写体の姿を全て枠内にばっちり収めようと決めるのはビギナーの典型的特徴です。もちろん悪い事ではありませんが【枠に入れない】【枠で切る】という選択肢を持たないため、いつも同じような写真になってしまうのです。

【お子様構図】をご存じでしょうか?幼い子供に絵を描かせると多くの場合で人、家、お花、車などが並べられたようにカンバスに収まっているものです。それはそれで子供らしい絵として素敵ですが、いい大人が子供の絵のような写真を撮れば陳腐になって当然です。

写真は現実の様子からの選別作業でもあります。これは画面に入れない、これは1/3枠で切る、こういった手法を自分の中で習得しておけば表現の幅は広がります。

お子様構図の例 被写体を枠内に収め、それぞれ横一線に置いたので奥行きがない

4.奥行きがない

これも前述の枠に収めると似ていますが、幼い子供の絵のような稚拙な雰囲気になる典型です。例えばキャンプツーリングのシーンを撮るとします。テント、バイク、ライダーの3つを横一線に配置して撮れば、被写体と背景の2レイヤーのみの写真となります。

奥行きのある写真を実現するには3レイヤー以上は必要です。複数ある被写体の位置を奥行を意識して配置してみましょう。難しいと感じるようならバイクとカメラの間に近くに咲いているお花でも入れて前景を作ることを意識してみましょう。前景が作れれば前景、被写体、背景で既に3レイヤーです。

カメラを絞り優先モードにして前景のボケ具合の調整もお忘れなく。

5.不感症

これは撮影技法や写真知識のお話ではなく、あくまで撮影者のハートサイドでございます。綺麗な景色、印象的な被写体などに出会ったとき貴方は心から感動していますか?多くの大人は寂しいことに幼い子供ほどの感受性を持ち合わせていません。道端に咲くタンポポに癒される人や普通の夕日を見て涙が止まらない人はOKです。

私たち大人は人生の階段を歩む過程で本来もっていたはずの感受性を鈍らせているのです。いちいち感動していたら疲れてしまうと。その失った輝きを取り戻すように写真を撮ってみましょう。

良い写真を撮るためには最初に何をすべきか?一枚の写真に撮影者の心の動きが反映されなければ、それはただ現実の様子にカメラを向けた記録写真です。まずは景色の特徴をきっかけに、どのような感情の動きが存在するのかを意識してみましょう。分かりやすいやり方としては感動の言語化です。美しい、もの寂しい、懐かしい、荘厳な、崇高な、かっこいい、可愛い…といった簡単な単語でもOKです。

まずは貴方が感動することです。

EOS6D mark2 + EF35mmF2 IS

6.ユニークさや個性を意識していない

真面目な日本人ほどユーモアが欠如しているものです。ちょっと変わったこと、遊び心、ひとひねり、洒落ている…とにかく退屈なセオリーを回避するようなユニークを追求してみましょう。人がどう撮っているかは関係ありません。貴方独自の貴方らしいユニークを大切してみてください。

出来あがった写真には賛否分かれる評価がつくかもしれません。しかし間違いなく個性的な写真であるはずです。冷静に考えてみれば自分では面白いな、と思って撮った写真が無反応だったとしても、それがどうしたというのでしょう。人気のお笑い芸人だってすべる時があるのですから。

しらけた場合を恐れる必要などありません。堂々といきましょう。




7.忙しそうに撮る

これもとっても多いあるあるです。私のような人間がツーリング先で写真を撮っていると、たまたま近くを通りがかった車が「おっあそこは撮影スポットなのか?」と足を止めて自分も撮ろうぞ!と立派なカメラを手に登場するのです。

そういった方は決まって忙しそうにカメラを操作し僅か数分でパシャパシャ撮って去っていきます。もちろん景色には感動していません。どちらかと言うと「撮ってやるぞ」というハンティング精神をお持ちの様子です。

写真は確かに一瞬のシャッターで決まるものです。しかしだからといって即席アートなのではありません。シャッターを切るまでの間に感情の動き、観察力、イメージ写真の想像、アングルや露出の模索、表現の選択、一周めぐってまた観察…といったプロセスでシャッターボタンに至るもの。

忙しそうに撮っていては残念ながら良い写真は実現されません。感動するのがどうしても難しそう…という人はまずはリラックスして撮影場所でのんびりしてみましょう。それだけで何か発見があるかもしれません。

EOS6D Mark2 + EF35mm F2IS

いかがでしたか?写真ビギナーがついやってしまう7つの悪癖。「あ~それ俺やっちゃってた」「あ~私、忙しそうに撮っているかも」という方も多かったのでは?こういった事は1.知識として覚える 2.撮影現場で意識する 3.撮ったあとに応用できたか見直す 4.繰り返して習得する というプロセスを踏んでいきましょう。

「ほ~なるほどね」と知るだけでは習得にはなりません。

今回はこの辺で!!

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