これさえ出来れば立派!簡単だけど勇気のいるバイク写真の撮り方

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、当ブログをブックマークしていつも見て頂いている方は写真の方は上達しましたでしょうか?もう2年ほど前から投稿のコメント欄は閉じてしまったので、書いている私自身には皆さまの反応が分からないのですが、きっと少数だとは思いますが「上達したよ」「究極のツーリング写真の解説が役立ったよ」という方がおられることを願います。

さて、今まで究極のツーリング写真ではツーリング写真、バイク写真、バイク風景に関わるあらゆるノウハウを書いてきました。中には忙しい方向けに「これだけ押さえておけばOK」といった即効的な撮り方も書いてきましたが、今回は本当に簡単なことをご紹介してみたいと思います。

本当~?以前もそんなコト言って、結局できなかったよ…信じられん。という貴方もご安心ください。今度こそ即効的な撮り方でございます。…が、しかし少しだけ、ソレをやるには勇気がいるかもしれません。




まずはいつものパターンですが撮影地の様子の写真がこれです。私がここで何をどうして写真を撮ったか?のプロセスを解説いたします。

この場所は千葉県市原市の人気ローカル鉄道「小湊鉄道」でございます。菜の花の咲いた春の景色に右手の線路から小湊鉄道の気動車【キハ】がやってくる所をツーリング写真として撮ってみましょう。春の季節感ある鉄道風景、そんな場所へやってきた素敵なバイク旅のイメージです。

まずはこの状況を受けて「どう撮るか?」イメージの写真を練ります。念のため書いておきますが【イメージの写真】とは写真を撮り始める前に、脳内に描く空想の写真のことです。こう撮りたい!というイメージなくして良作は成し得ません。

しかし…どうでしょうか。この場所。菜の花が咲き乱れた小径は素敵ですが、民家や電柱など写したくはない余計なものが結構ありますね。こういった時は???そうです望遠の画角を選ぶと余計な物は画面内に入りにくくなります。

バイクのある場所から小径を歩いてうんと離れてみました。画角は135mm。左側は菜の花を主題に構図しましたがR1200GS-ADVENTUREの左に民家が入ってしまいました。それを嫌って立ち位置を左に移動したのが右側の写真。しかし、これでは菜の花が主役なのが小径が主役なのか曖昧になってしまいました。木製の杭も一気に仕事をしなくなった感じです。




先ほどの撮影場所からさらに後ろに下がるとこんな場所を見つけました。矢印の位置にカメラを置くことで超近景(カメラの目の前)に菜の花を置くことができそうです。これで画面全体を黄色にできないか試してみましょう。

はい、こんな感じです。カメラの位置を微調整するのに手間がかかりますが、ようやくイメージに近い写真になってきました。最初の写真よりもずっと雰囲気があるのがお分かり頂けると思います。特に小径がS字として入ったことでデザイン上の視線誘導線としても機能しています。

右側はカメラの目の前に菜の花を置くことで画面全体に黄色のフィルターがかかったような表現となっています。絞りを解放することで大きなボケ味で表現するツーリング写真ですね。

さて、この先が今回の投稿の本題でございます。




EOS6D Mark2 + EF135mmF2L

はい、これが最終的な完成写真です。今回、読者の皆さまにお伝えしたかったノウハウとは大物キャストをあえて脇役で使うテクニックです。

小湊鉄道は平日の日中なら1~2時間に1本くらいしか列車のこないローカル鉄道です。せっかく長い時間を待って撮るのに普通なら列車を主役に撮りますよね。映画で例えるなら草刈正雄や役所広司をキャストで呼んでおいて、出番は数秒だけの脇役…みたいな感じですね。勇気のいることでしょう?

しかし、こういったことは一般のカメラユーザーにはなかなか出来ないことなのです。虹が綺麗に出ているとき、誰だって虹をメインに撮りますよね。そこで水滴の輝く花を主題に背景を虹とした写真を撮ったとします。それは少々勿体ない気もしますが素人には撮れない素敵な写真になるのです。なんとなくお分かり頂けるでしょうか?

           ~今回のポイント~
!!誰がみても「それが主役だろう!」という大物を思いっきり脇役で使う!!

ね?簡単でしょう?

ところで草刈正雄といえば最近、プライムビデオで「汚れた英雄」を見たのですが面白かったですね。今の時代に改めてみると何だか新鮮さもあります。

今回はこの辺で!!

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