ツーリング写真と山桜☆写真イメージとLightroomレタッチ

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、地域によっては桜の開花がはじまっていますが、春のツーリングシーズンを楽しまれていますか?内燃機関のオートバイという趣味も10年先には無いのかもしれません…そう考えると今、この当たり前のように内燃機のオートバイに乗れる幸せを改めて考え、大切に楽しんでいきたいものですね。

コロナ渦での感染対策や地震などの災害対策も大事ですが今、普通にバイクに乗れる幸せを大切に…。




さて、私の住む千葉県 房総半島では里山では早咲きの山桜がけっこう咲き誇っております。山桜とは野山に自生する桜を意味する場合もあれば「ヤマザクラ」という品種自体を指す場合もあり混同されやすいようです。どちらにせよ人のいない山中にひっそりと咲く山桜が私は大好きです。先日も清澄養老ラインから少し外れて暗い舗装林道を走っていたときに素敵な山桜に出会いました。

これは実際の様子をスマホで撮った写真です。ここでR1200GS-ADVを停めた…ということは、私にとってそこは撮影ポイントを意味します。

公園のような人工的な場所にある花よりも、こうやって自然に存在しているナチュラルな花はなぜ魅力的なのでしょうね。野生花とか原生していると聞くだけで素敵な感じがします。実に美しいですがその魅力はスマホ写真では到底伝えることができません。きっとこういった被写体に出会ってスマホで撮ってみたけど、うまく表現できない…ともどかしさを感じた経験のある方は多いはずです。

ではうまく撮れなかった原因は何故でしょうか?それは被写体の美しさを受けて撮影者の心が動き、その結果として実在している景色よりも美しい様子を撮影者が空想したからではないでしょうか?しかしスマホをその景色に向けて撮っても出来あがる画像は無情にも現実の風景なのです。

「こう撮りたい!」というイメージが描ける時点で、かなり筋の良い人であるのは間違いないのですが、ではイメージと現実のギャップをうめてイメージ通りの写真を撮るにはどうしたら良いでしょう?この疑問は到底、今回の一投稿では書ききれないものがありますが、今回はレタッチの完成イメージを作って撮影するお話を書いてみます。




レタッチ作業のベースとして理想的な状態を撮影時に撮る(左が作業前)

里山を走っている時に出会った美しい山桜。人知れずぽつねんと存在するその可憐な姿をどう表現しようか?現実の様子はあくまで現実。大切なことは感じたことを表現にむすぶこと。

感じた通り、かつ最も魅力的に表現するイメージを撮影現場で空想します。

この時、私が思い描いたのは淡いピンクを冷調に表現しつつ、どこか幽玄な女性を連想するような表現でした。しかし撮影時にできることだけでは到底かないそうにありません。そこでLightroomの完成イメージを考え、レタッチ作業のベースとなる画像をひとまず考えます。後でレタッチするときに理想的なベース写真となるよう露出や構図を考えるのです。




EOS6D Mark2 + EF135mmF2L

はい、出来上がりはこんな感じですね。最初にご紹介したスマホの画像とは全然違うのがお分かり頂けると思います。今回の作例でお分かり頂けるように現実の様子とはそのまま撮ったらさして美しくはないものです。その被写体や情景の特徴を受けて、撮影者の動いた心が全ての始まりです。

現実が美しいのだ…と感動せずに記録することに没頭しても良い写真はなかなか叶わないものです。

ところでこの作品、当初はカーブミラーがえらい邪魔だな…と思いました。さんざん試しましたが山桜の風景を撮るにあたり、この場所ではカーブミラーを除外する妙案は浮かびませんでした。そこで「よし、君も撮ってあげよう!」とオーディションで落選確実だった駄目キャスト君を大抜擢としました。写真とは不思議なもので「あれも撮るぞ」と思って撮ってあげれば悪さはしないものです。

そう考えると当初は邪魔者だったカーブミラー君も何だかこれはこれで良い仕事をしているようにも見えてきます。そうと分かれば「君、なかなか良い演技するじゃないか」と曇っていた鏡面をブラシツールで明瞭に仕上げてあげました。彼はお化粧もしてもらって、本当に作品の中で良き脇役として良い仕事をしてくれたと感じます。

面白いですね。

今回はこの辺で!!

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