マンネリを感じたら変化をつけよう☆ツーリング写真7つの魅せ方

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、自治体によっては緊急事態宣言も解除されて少しづつ平常を戻しつつありますが、春のシーズンをいかがおすごしでしょうか?

この季節、バイク用品やキャンプ用品など新製品が発売されて色々と欲しくなりますよね。特にキャンプ用品は次から次へと新たなアイデアで斬新な商品が登場しています。よくここまで魅力的な製品、機能的なものを考えるものだな…と元メーカーである私はつい関心してしまいます。

そして興味深いのは大手ネット通販でよく見かけるノーブランドの格安商品。良く言えばジェネリック、はっきり言ってしまえばパクり、コピー商品ですね。しかし品自体は価格を考えると粗悪品とは言い切れず、個人的な財布事情を考えると「つい」買ってしまう場合があります。

こういったノーブランドのパクり商品はなぜ安いのか?無の状態から形を生み出すまでのデザイン費、試作費、金型費などがない。構造については設計費用がない。ヒット商品の陰には失敗作もある訳ですが、そういった失敗を経験することなく既に売れると分かっているものに被せている。そして見逃してはいけないのが環境問題。製造過程において排出される排水、排ガス、有害物質、産廃、Co2など国の定めた基準をみたして製造をしていれば、そこにも費用がかかるものです。

諸外国の地方にいくと、これが無法地帯で鉛であろうが六価クロムであろうがお構いなし。排水は川や海に直接流され町は年中スモッグ。最近は減っているかもしれませんが…私はその昔、ひどい状況をこの目で見てしまいました。なので安直に安いノーブランド商品を買う事は間接的に環境破壊につながっているかもしれない、と覚えておきましょう。





さて、前置きが長かったですが今回のツーリング写真解説は、つい同じようなバイク写真ばかりを撮ってしまう…とマンネリ状態でお困りの方へ、こんな撮り方もアリですよ、という作例を7つご紹介いたします。

1.望遠の画角を使ってみよう

EOS6 mark2 200mm 望遠レンズ

コンデジやスマホ撮影が多い人にとってあまり馴染みがないのが望遠でツーリング写真を撮る事です。

なぜならコンデジの普及機やスマホのカメラ機能はスナップ写真を基本としているので28mm前後の広角がデフォルトになっているのです。もちろん28mmでも良いツーリング写真は撮れますが、画角がそればかりになっていることに気が付いていない…なんてことはないでしょうか。

もし、いまお使いのカメラに望遠の画角があるのであれば、広いスペースを見つけてバイクから離れて撮ってみましょう。風景から余計なものが画面外へ排除され空間が圧縮された写真は主題を明確にしてくれます。

2.小物を主役にしてみよう

いつも愛車の写真ばかりで飽きてしまった…。そんな時はツーリング先でヘルメット、グローブ、ウェアーなどを使って小物を主役にしたツーリング写真を撮ってみましょう。ツーリング中のふとした休憩を切り取った素敵な写真を意識してみてください。

こういったカットは複数枚でツーリング写真を発表するときに、一枚まぜておくとセンスの光る投稿になりますよ。

3.構図に奥行をつくろう

EOS6D Mark2 + EF35㎜F2 IS

ビギナーの方がつい撮ってしまう平凡な写真とは複数の被写体を横に並べたような構図が多いと感じます。被写体が複数になるほど構図には注意点が増えるもの。欲張るほどに作業は膨大になり難しくなると覚えましょう。もしどうしても複数の被写体と撮りたい場合は、なるべく横一列に並べるのは避けて手前、真ん中、後ろと順に置き、構図に奥行を与えてみましょう。

これだけで陳腐な写真から目で楽しめる構図へと昇華します。難しくなければ絞り優先モードを使って手前や奥の被写体のボケ具合も調整してみましょう。




4.道を主役にしてみよう

オロロンライン

道はツーリング写真として最高の被写体だと感じます。旅先で出会った素敵な道はまるでライダーを誘うような雰囲気をもっています。その先に何が待っているのか?道の先を想像させてくれるものです。

また写真のデザインの観点で「線」の要素が観賞者の視線誘導にも機能するものです。大切なポイントは道の起点と道の先を強く意識することです。道のもつ特徴をよくとらえ、その道がその風景の中でどのように存在しているか表現してみましょう。

上の作品は北海道のオロロンラインですが起伏があることに注目し、超望遠レンズで圧縮してそれを表現しました。

5.ライダーで演出しよう

EOS6D Mark2 + EF70-200mmF2.8L

一枚の写真に感情を与えるにはライダーの存在をおいて他にありません。写真とは綺麗、自然を感じる、懐かしい、旅情を誘う、など色々ありますが、人間の感情と風景が複雑に入り混じったような表現をしたい場合、風景の中にバイクだけを置いてはそれを表現することはできません。

よく見かける平凡なツーリング写真は風景の中でバイクがお留守番をしているような写真が多いように感じます。ソロツーリングの場合、セルポで撮るしかありませんがリモコンやプログラムタイマーを使ってライダーのいるツーリング写真に挑戦してみてください。

6.時間帯を選んでみよう

EOS6D Mark2 + EF35mmF2IS

いつもいつも同じような写真を撮ってしまう…。そんなお悩みのある方。そもそもいつも同じような時間にツーリングしていませんか?さらに加えると同じような天候や季節しか乗らない。早朝は眠いし寒い、夕方は家に到着する時間…こうなるとツーリング先で写真を撮るとなると、日中となるのですが実は太陽の高い日中は写真には不向きな場合が多いです。

すごく大雑把に言ってしまうと日の傾いた時間帯ほど光と影、コントラストが入り雰囲気のある写真が撮れます。よく分からない…という方はまずは撮る時間帯だけを意識してみましょう。それには少しの早起きや暗い帰路を走るといった犠牲が発生するかもしれませんが夕陽や朝日の風景は無条件に美しいのです。




7.バイクを小さく撮ってみよう

EOS6D Mark2 + EF14mmF2.8L F20 1/250 ISO100

これ、多くのライダーが苦手な撮り方なのだと思います。どうしても愛車はカッコいい!と思うあまりにツーリング写真なのにバイクの存在がやたら強くなってしまうものです。バイク雑誌もツーリング風景なのにバイクの存在を強めに撮っていますが、あちらの商業写真はスポンサーであるバイクメーカーへの配慮です。バイク雑誌と同じように撮らないよう気を付けましょう。

ここでは愛車がカッコいいという気持ちをうまくコントロールしてみましょう。これは究極のツーリング写真では【点景バイク構図】と呼んでいますが、広く作った空間の中に意図的にバイクを小さく構図した撮り方です。わざと小さく撮るのです。背景とは被写体がそこに存在していることを意味するもので、たくさんスペースを作ることで場所との関係を強調します。

注意するポイントはバイクを小さく撮るがバイクの存在感は落とさないことです。誰の目にも「それがオートバイである」と明らかに分かるようにバイクを撮ることです。通常、バイクをカッコよく撮るアングルは7:3の斜め前が基本ですが、この場合に限っては完全に真横でも良いと思います。

いかがでしたか?ツーリング写真 マンネリになったときの7つの撮り方でした。次回のツーリングからぜひ試してくださいね。

今回はこの辺で!!

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