確実に上達を約束する唯一の方法。写真上達の秘密。

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究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、そろそろお正月ボケも抜けて日常モードでしょうか。新型コロナウイルスは今も感染者数を増やして私たちの日常を脅かしていますが下を向いてばかりはいられませんね。できることを確実にしていつか必ず訪れる平穏を一日でも早く取り戻しましょう。

さて今回はこのようなコロナ渦において、写真のレベルアップをするには何ができるだろう?写真のレベルアップのヒントについて書いてみたいと思います。どこか遠くに出かけたり写真のワークショップに参加したり、そういった事が難しい昨今ですよね。しかし、だからこそ上達のチャンスがあるのです。

それは特別なところに行かなくても良い写真は撮れる!ということです。いや…大胆に言ってしまえば特別なところなんて何処にも存在していなく、いい写真を撮るための桃源郷は身近にもあるのだ、と気が付くチャンスなのです。

EOS KissX7

難しいことは何ひとつありません。とにかく気軽にカメラを持って出かけることです。家の近所や通勤の途中など、貴方の日常風景の中で何か反応するものは無いか?心の声に耳を澄ませて少しでも触れるものがあったら「パッと」撮ってみましょう。

上の写真は会社の健康診断の帰りに都内で撮ったスナップです。いつも鞄の中にはカメラが入っているので、あっと思った瞬間にパッと撮れるように準備をしています。こういった写真をストリートスナップと呼びますが、あれこれ構図などを考えず「瞬間」をイメージして撮る写真です。なにもせず瞬間を切り取る…これがスナップの楽しさであり醍醐味でもあります。強いて何かをしたか?と言えば露出補正を常にマイナス2/3程度にして、都会に存在するビル間の光に露出を合わせていることです。たったこれだけで雰囲気のある写真になるのですから不思議なものです。




EOS KissX7

写真ビギナーの方にとってピントをしっかり合わせる、水平を出す、手ブレしない…といった基礎をこれで学ぶことは出来ませんが、息抜きという意味でも良いですし何より写真の楽しさの原点を知ることができます。

写真を撮る楽しさとは撮影者の見た「それ」が写真になることです。現代人にとってカメラは実に当たり前のように存在する文明の利器ですが、実はカメラが写真にしてくれることは、それだけでエキサイティングなことなのです。

EOS KissX7

いつもでお気に入りのカメラを持って、いつでも写真を撮って楽しむこと。別にうまく撮れなくてもいい。上手に撮る必要はありません。何でもない光景の中に貴方しか見えない何かを掴み取るのです。

ポイントは「もの」を探すのではなく時代、文化、感情、動き、色、それらに光と影が当たった時に心のセンサーが反応する僅かな瞬間があります。それを見逃さないよう慎重に読み取って「あっ撮りたい」という欲望に従順にシャッターを切るのです。その瞬間が美しいと分かったとき、スナップ写真の虜になるはずです。

留意すべき点は見知らぬ人の「顔」というIDを無断で私物化しないよう最大限の配慮をすることです。肖像権などという言葉を多くの人が意識するようになったのは近年の話です。勝手に顔をデジタル化して悪用されることに人々は強い防衛意識をもっています。一方で都会の刹那を切り取ったストリートアートに対する理解は絶望的なほど低いのが現実です。他人の顔を撮ってしまった場合、明らかに風景の一部であればセーフ、顔を対象に撮った写真であればその人の承諾が必要となることをお忘れなく。




写真ビギナーの方が知識や経験以外にベテランと決定的に違う点は感覚です。その画角で写真にするとどの範囲まで写るか?とか、これくらい動いているものを1/40のシャッターで撮ったらどう写るのか?とか、どの範囲までをフレーミングしたらどのような印象の写真になるか?といった完成写真を想像できる感覚です。

感覚ばかりはいくら書物を読んで知識をつけても、いくら名作写真を眺めて何かを学ぼうと思っても、それだけでは全く前進しません。感覚は気の遠くなるような反復練習によって身に付いていくものです。ゴルフやピアノが上達するには知識だけではダメですよね。たくさん練習すれば練習しただけ上達するものです。

EOS KissX7

仕事の日もバイクに乗れない休日でも、いつもカメラを持ち歩いて何かの写真を撮っていれば、写真を撮ることはいつの日か日常になって気が付けば感覚も養われます。あっと思った刹那を写真にすればどんな風になるだろう、これが簡単に頭の中で想像できるようになるのです。




休みの日に景色の良い場所やお花畑や有名な撮影スポットに行くことも、もちろん良い練習になりますが毎日やっている人にはかないませんよね。私は写真についてもっと知りたい、もっとレベルアップしたいと考えていた時期、RICOH GRというカメラをいつもポケットに入れて毎日100ショット以上の写真を撮っていました。その期間で確実に写真について様々なことを学んだと感じます。

今回の投稿でご紹介した5枚のストリートスナップ写真。全て同じ日に撮ったものです。久しぶりにストリートスナップを撮ったのですが、美しいものはいつも身近にあって、それらの「もの」はきっかけに過ぎず核心は自分の内面にあると改めて認識しました。

いくらやっても写真が上達しない…そんな方は撮っている機会が少なすぎる、写真を撮る楽しさを見失っている、撮る対象(もの)を探している…これが原因ではないでしょうか?いつでもお気に入りのカメラを持ち歩いて、日常的に写真を楽しむこと。そして写真を愛する人になること。これこそが確実にレベルアップする唯一の手段だと思います。

騙されたと思って実践してみてくださいね。

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