これは使える☆バイク写真7つの構図

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究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、コロナ渦のクリスマスをどう過ごされますか?私は仕事でございます…。

さて究極のツーリング写真では今までバイク写真、ツーリング写真に関わる様々なことを綴ってきました。もう3年もやっているので最初の頃に書いていたような初歩的なことは、記事の奥に埋もれてしまったので再びブラッシュアップして書いてみようかと思います。

いい写真が撮れるようになる、写真が上達する、経験を積むことで進化していく皆様の写真。これって具多的にどういうことでしょうね。ブレずにシャッターが切れる、ピントが被写体に合っている、構図やバランスが整っている、逆光でも露出補正して撮れる…一般にはこういった事でしょうか?

カメラの操作を覚えてくると表現の幅を広げたくなるものです。表現の幅とは「こんなときはこうしよう」という撮り方であったり、夕陽が沈んだ後も空が美しく焼けるので待機する、といった被写体への知識だったりもします。

表現の幅を広げるにはカメラ側で出来ることは数がしれています。露出(絞りとシャッター速度)、画角、ホワイトバランス…それくらいでしょうか。一方で撮る人のハートサイドには無限ともいえる表現が秘められています。それは被写体へどうアプローチするかの着目点であったり、感情の表現であったり、抽象的なARTであったり…そんな色々な表現がある中で、最も知られている方法として今回は【構図】について作例を元に幾つかのバリエーションをご紹介したいと思います。

1.3分割の交点にバイクを置く

最も知られている構図の基本、三分割構図ですね。ここではメインとなるバイクを右下の交点に合わせた配置としました。バイクの写真を撮るときに後ろにスペースを作ると「そこへ辿り着いた」という表現になり、逆に前にスペースを作ると「ここから出発」という旅のスタートの表現となります。ちなみに中央に配置すると「そこに存在している」という動きのない表現になります。ガレージ内で撮る時などに適しています。




2.対角配置構図

画面内において被写体Aと被写体Bの両者があったとき、その配置関係を意識してみましょう。横構図でも縦構図でも写真の画面は長方形であることを意識してAとBは対角状に配置すると美しいバランスが生まれます。この作品の場合は利尻富士が画面の右上、赤い船が左下、対角に配置することで画面内に安定を与えました。

3.埋め尽くす構図

構図と聞くと被写体の大きさや位置関係だと決めてしまいがちですが、こんな一風変わった構図も時としてアリです。桜の花で画面の大半を埋めてしまうような構図で桜の印象を強めています。この写真の場合は「埋め尽くす」と言うより「覆い尽くす」ような雰囲気ですが、いずれにしても画面を占領するような表現となります。

4.点景バイク構図

バイクやライダーといった被写体を意図的に画面内で米粒のように小さくした構図を【点景バイク構図】と呼んでいます。小さくてもそれがバイクであるとハッキリ分かるよう配慮して撮ればこの通りです。逆に言うとスペースをたっぷり作ったとも言えるので、その場所の雰囲気や雄大さを伝えるのに適した構図です。インスタなどのSNSには向かず4切Wサイズあたりのプリント作品にお勧めです。




5.窓枠効果構図

EOS6D Mark2 + EF35mmF2IS

窓枠構図も割と知られた構図手法ですね。画面の中にもう一つ画面があるような枠(フレーム)を意識して作る構図です。これによって枠内の風景や被写体の存在感が強調され、奥行きも生まれます。この作品ではテントのフライシート(緑色の部分)を風景の枠とし、テント本体の幕を富士山の裾をトレースするようにアングルを模索しました。

6.斜め構図

EOS6D Mark2 + EF14mmF2.8L

ツーリング写真のベースは風景写真です。風景写真は水平をしっかり出すのが基本ですが意図的に水平を崩して大胆な斜めを作るのも、たまにやる分には大いにアリだと思います。景色を斜めにして撮るとバランスを崩して転びそうな人の視線と同じになり、不安定や異空間を連想するものです。そういった意味を知識として持って、ここは斜め構図が似合うな…と感じたところで使いましょう。上の作品のようにS字カーブがある景色とも相性が良いです。

7.何もしない構図

RICOH GR

おいおい…何もしないってどうゆうコトだよ!という突っ込みが聞こえてきそうですが真面目です。構図やらフレーミングやら撮り方の基礎的なことと言うのは見る側にもある程度は知識があるものです。使い方が「あからさま」過ぎたり写真の構造がバレバレといった雰囲気だと、肝心な作品の主題に注目してもらえません。それなら敢えて何もせずストレートに撮った方がリアリティとなり、結果それが時を切り取ったART写真と昇華するのです。大事なポイントは意図的にそう撮ることで、ビギナーの人が何も出来なかった写真とは似て非なるものです。




EOS6D Mark2 + EF70-200mmF2.8L

いかがでしたか?ツーリング写真で使える7つの構図のご紹介でした。構図って誰でも知っている写真の基礎的なことですが、では構図とはなんぞや??と聞かれると説明は難しいですよね。私が考えるに写真の構図とは作者の意図を伝えるための案内図のようなものだと思います。構図が大事!なんてよく聞きますが最も大事なことは構図ではなく写真で表現したかったこと、これに尽きますね。

今回はこの辺で!!

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