ツーリング写真ギャラリー 2020年 BESTショット集☆

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、いよいよあと3日で2020年も終わりですね。今年は新型コロナウイルスにはじまり経済の悪化、東京オリンピックの延期、国のリーダーの交代…いろいろな出来事に世界中が翻弄されましたね。まさに未曾有の混乱とでも言いましょうか。

そんな2020年のトピックで記憶に新しいのがカーボンニュートラルの実現に向けて2030年にガソリン車の新車販売を禁止するという政府の発表の件です。これは環境のことだけにフォーカスすれば良い事なのですが、日本の自動車産業の発展やバイク文化にとっては一抹の不安を覚えます。もしカーボンニュートラルが実現されてガソリンが容易に入手できない世の中になった場合、古いオートバイを所有している人は今のように気軽にツーリングには出かけることができません。

ガソリンで動くアツい内燃機、輝くマフラーに刺激的な排気音、体に伝わるエンジンの鼓動…そういった私たちが知っている今のオートバイを普通に楽しむには向こう10年くらいが限度でしょうか。まさに「いま」オートバイを楽しむべきラスト10イヤーなのだと思います。




さて今回の究極のツーリング写真では今年最後の投稿として私、立澤重良の2020年に撮ったツーリング写真のBEST版をギャラリーにして締めくくりたいと思います。こういったツーリング写真も例えば50年後とかに見れば「内燃機のオートバイで旅をしている記録写真」として価値の高い一枚になるのかもしれませんね。そうなるために私がこの世を去った後も誰かが残してくれるような写真を一枚でも良いので撮っておきたいです。

今年は大好きな北海道ツーリングは悪天候で断念しましたが、行った事のない新潟県の佐渡島に行けたのが良い思い出です。やっぱり「島」はいいです!

それではツーリング写真ギャラリー、お楽しみくださいませ。

1月 内房からのぞむ冬の富士山

EOS6D Mark2

お正月から縁起のいい一枚が撮れたな、と思った写真がこれです。言うまでもなく遠景の富士山が主題で副題としてコンテナ船という構成ですが、偶然に鳶が入ったことでユニークな一枚になりました。一富士二鷹(鳶だけど)…なんて素敵ですよね。

3月 小湊鉄道沿線の桜の景色

EOS6 mark2

多くの人が撮影に来る立派な桜よりも、里山にひっそり咲いているような山桜に心惹かれるお年頃(要はおじさん)になりました。このワイルドな表情が私を惹きつけてくれます。やっぱり春の房総と言えば菜の花と桜のコラボですね。

5月 南房総からの天の川

EOS6 mark2 + EF35mmF2 IS

この頃から緊急事態宣言が発令され、不要不急の外出を控えるよう要請があったり、仕事はリモートワークになったり、自粛警察なんて輩が出てきたり…いったい世はどうなってしまうのか?という状況に。一方で巨大な工場や排ガスを出す物流の稼働が下がった影響で大気は非常に澄んでいました。星空が美しかったのが不安な気持ちを救ってくれたのを覚えています。

6月 三島神社 参道にて

EOS6D Mark2 + EF135mmF2L

疫病退散を願い、今年ほど寺社仏閣に足を運んだ年はありませんでした。私の家は千葉県に縁ある日蓮宗なのですが、その日蓮上人がはじめて「南無妙法蓮華経」のお題目をとなえたのが鴨川市にある清澄寺です。清澄では現在、ご住職や檀家さんで疫病退散を願い日々のお題目を唱えられているそうです。私も疫病退散と、それから知恵の神様「虚空蔵菩薩」様からお知恵を授かるために参拝に何度も足を運びました。写真は君津市にある三島神社です。




8月 佐渡の二つ亀にて

EOS6D Mark2

悪天候で断念した北海道、礼文島の旅。そして急きょ予定変更で向かったのが信州をスタートとした佐渡への旅です。素晴らしい島の景色と食文化に感動でしたが、とにかく暑くてキャンプで寝れず…Gotoの恩恵も受けて宿に宿泊しました。

10月 お台場海浜庭園キャンプ場からの夕陽

EOS6D Mark2

このキャンプ場は私の家から下道で2時間も走れば着いてしまうのですが、6年ぶりくらいに訪れてみました。強風の名所なのですがこの時は穏やかで素晴らしい夕陽をのぞむことが出来ました。やっぱり私は海が好きです。

11月 小湊鉄道 上総久保駅の大銀杏

EOS6D Mark2 + SIGMA12-24mmF5.6-6.3DG

千葉を代表するローカル鉄道の小湊鉄道。その人気撮影スポットの1つである上総久保駅の大銀杏です。ちょうどこの写真を撮った数日後にYahoo!ニュースのトップでこの場所が紹介されていました。素朴な田舎風景に旅心が癒されますね。

11月 朝霧高原 ふもとっぱらキャンプ場

アニメ ゆる△キャンの聖地の一つ、朝霧高原のふもとっぱらキャンプ場です。ここも8年ぶりくらいに訪れましたが相変わらず素晴らしい富士山の絶景でした。ここは色んな意味で本当に「日本一のキャンプ場」だと改めて感じましたね。富士山から昇る朝日が絶景でした!

12月 紅葉の房総半島

これはいつものツーリングコースなのですが、時間帯と気温が良かったようで「いい光」が差し込んだ空間を見つけました。今年、写真のスキルは少しは上がったかな…という手ごたえがあるのですが、特に露出や光について多くを学んだ気がします。

12月 東京湾に沈む夕日

EOS6D Mark2

これは数日ほど前に撮ったばかりの写真です。場所は海水浴場の駐車場なのですがシンプルな背景に海面のキラメキを主題にして撮った1枚です。こういった写真を見て「セルフタイマーで自撮りですか?」といった疑問を投げかけてくる人が未だにおられますが、私はそういった事を言われても全く気にしません。なぜならこのような事を15年もやっているからです。…年季が入っています。




ところで先日、本屋さんでゲッターズ飯田さんの占いの本が平積みされていたので立ち読みしてみました。私は【銀の鳳凰座】らしいのですが2021年は「7年の闇が終わり解放の年」なのだとか。あまり占いとかは信じるタイプではないのですが、ここ7年は地味過ぎる仕事についてある意味「闇」だったと言えます。本当はもっと誰かの役に立ちたい、自分のもっている能力を生かして仕事にしたい、という願望はあるのですが7年ほどパッとしなく、内面を磨くことに徹する闇の期間であったと自覚しています。だから「7年の闇…」があまりに当たっていてドキっとしました。もし占いが本当に当たるのであれば、2021年は素敵な年になるのでしょうか?楽しみです。

その願いが叶うならツーリング写真を世に認知させ、それに大きく貢献できる年になれば良いなと思います。来年は写真の講師として何か活動してみようかと思案中です。その時は読者の皆さまにも何かご協力をお願いするかもしれません。まだまだ夢の段階ですが少しずつ具現化したいと思います。

それでは皆さま、2020年も究極のツーリング写真をご愛読いただきまして有難うございました。2021年も引き続き究極のツーリング写真をよろしくお願い致します。そして皆さまにとって2021年が明るく健やかな素敵な年でありますようお祈り申し上げます。

良いお年を!!

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ツーリング写真ギャラリー 月入りのキャンプサイト

深夜にトイレに行きたくなって目が覚める。

テントの外に出ると南南西方向へ沈みゆく美しい月が見えた。

月は次第に低くなって、たなびく雲を赤く焼いた。

千葉県館山市 お台場海浜庭園キャンプ場




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これは使える☆バイク写真7つの構図

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、コロナ渦のクリスマスをどう過ごされますか?私は仕事でございます…。

さて究極のツーリング写真では今までバイク写真、ツーリング写真に関わる様々なことを綴ってきました。もう3年もやっているので最初の頃に書いていたような初歩的なことは、記事の奥に埋もれてしまったので再びブラッシュアップして書いてみようかと思います。

いい写真が撮れるようになる、写真が上達する、経験を積むことで進化していく皆様の写真。これって具多的にどういうことでしょうね。ブレずにシャッターが切れる、ピントが被写体に合っている、構図やバランスが整っている、逆光でも露出補正して撮れる…一般にはこういった事でしょうか?

カメラの操作を覚えてくると表現の幅を広げたくなるものです。表現の幅とは「こんなときはこうしよう」という撮り方であったり、夕陽が沈んだ後も空が美しく焼けるので待機する、といった被写体への知識だったりもします。

表現の幅を広げるにはカメラ側で出来ることは数がしれています。露出(絞りとシャッター速度)、画角、ホワイトバランス…それくらいでしょうか。一方で撮る人のハートサイドには無限ともいえる表現が秘められています。それは被写体へどうアプローチするかの着目点であったり、感情の表現であったり、抽象的なARTであったり…そんな色々な表現がある中で、最も知られている方法として今回は【構図】について作例を元に幾つかのバリエーションをご紹介したいと思います。

1.3分割の交点にバイクを置く

最も知られている構図の基本、三分割構図ですね。ここではメインとなるバイクを右下の交点に合わせた配置としました。バイクの写真を撮るときに後ろにスペースを作ると「そこへ辿り着いた」という表現になり、逆に前にスペースを作ると「ここから出発」という旅のスタートの表現となります。ちなみに中央に配置すると「そこに存在している」という動きのない表現になります。ガレージ内で撮る時などに適しています。




2.対角配置構図

画面内において被写体Aと被写体Bの両者があったとき、その配置関係を意識してみましょう。横構図でも縦構図でも写真の画面は長方形であることを意識してAとBは対角状に配置すると美しいバランスが生まれます。この作品の場合は利尻富士が画面の右上、赤い船が左下、対角に配置することで画面内に安定を与えました。

3.埋め尽くす構図

構図と聞くと被写体の大きさや位置関係だと決めてしまいがちですが、こんな一風変わった構図も時としてアリです。桜の花で画面の大半を埋めてしまうような構図で桜の印象を強めています。この写真の場合は「埋め尽くす」と言うより「覆い尽くす」ような雰囲気ですが、いずれにしても画面を占領するような表現となります。

4.点景バイク構図

バイクやライダーといった被写体を意図的に画面内で米粒のように小さくした構図を【点景バイク構図】と呼んでいます。小さくてもそれがバイクであるとハッキリ分かるよう配慮して撮ればこの通りです。逆に言うとスペースをたっぷり作ったとも言えるので、その場所の雰囲気や雄大さを伝えるのに適した構図です。インスタなどのSNSには向かず4切Wサイズあたりのプリント作品にお勧めです。




5.窓枠効果構図

EOS6D Mark2 + EF35mmF2IS

窓枠構図も割と知られた構図手法ですね。画面の中にもう一つ画面があるような枠(フレーム)を意識して作る構図です。これによって枠内の風景や被写体の存在感が強調され、奥行きも生まれます。この作品ではテントのフライシート(緑色の部分)を風景の枠とし、テント本体の幕を富士山の裾をトレースするようにアングルを模索しました。

6.斜め構図

EOS6D Mark2 + EF14mmF2.8L

ツーリング写真のベースは風景写真です。風景写真は水平をしっかり出すのが基本ですが意図的に水平を崩して大胆な斜めを作るのも、たまにやる分には大いにアリだと思います。景色を斜めにして撮るとバランスを崩して転びそうな人の視線と同じになり、不安定や異空間を連想するものです。そういった意味を知識として持って、ここは斜め構図が似合うな…と感じたところで使いましょう。上の作品のようにS字カーブがある景色とも相性が良いです。

7.何もしない構図

RICOH GR

おいおい…何もしないってどうゆうコトだよ!という突っ込みが聞こえてきそうですが真面目です。構図やらフレーミングやら撮り方の基礎的なことと言うのは見る側にもある程度は知識があるものです。使い方が「あからさま」過ぎたり写真の構造がバレバレといった雰囲気だと、肝心な作品の主題に注目してもらえません。それなら敢えて何もせずストレートに撮った方がリアリティとなり、結果それが時を切り取ったART写真と昇華するのです。大事なポイントは意図的にそう撮ることで、ビギナーの人が何も出来なかった写真とは似て非なるものです。




EOS6D Mark2 + EF70-200mmF2.8L

いかがでしたか?ツーリング写真で使える7つの構図のご紹介でした。構図って誰でも知っている写真の基礎的なことですが、では構図とはなんぞや??と聞かれると説明は難しいですよね。私が考えるに写真の構図とは作者の意図を伝えるための案内図のようなものだと思います。構図が大事!なんてよく聞きますが最も大事なことは構図ではなく写真で表現したかったこと、これに尽きますね。

今回はこの辺で!!

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どのような時に広角レンズを使うのか?バイク写真とワイドレンズ

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、コロナ渦ではありますが年末商戦の時期でもありますね。今は世がこんな状況なので経済的にも苦しい…冬のボーナスで何かを買おうという気持ちにはなれない…という方も多いかもしれません。

経済的に苦しいときはヤフオクやメルカリなどで不要なものを売却し現金化できるのですから今は便利ですよね。コロナ渦を受けて今は多くの人がカメラや時計、キャンプ用品やらブランド品やらを売却しています。したがって売り市場が拡大していて相場が下がっていますので、欲しかった物を安く購入できるチャンスとも言えます。

さて今回はツーリング写真、バイク写真において広角レンズはどのように使うのか?広角レンズの特徴や注意点、こんな時は広角レンズを使ってみよう、というお話を作例を元に書いてみたいと思います。

なお解説には焦点距離 mmを使いますが、今回は35mmフルサイズカメラで換算した場合で解説いたします。APS-Cカメラをお使いの方は1.5倍、マイクロフォーサーズの場合は2倍相当で計算してください。




広角レンズ、またはズーム機能のあるカメラの場合はワイド端。目の前の風景を広範囲に写真にできる画角で焦点距離で言うと35mmくらいから広角と呼び、20mm以下を超広角と呼びます。

風景の範囲を広範囲に写せる他にも重要な特徴があります。それはあらゆる被写体を小さくして遠景はより遠くに、そして遠近感を表現できることです。

以前に究極のツーリング写真では写真ビギナーの方は画面内に余計なものを入れないよう配慮しましょう、と書いたことがありますが広角レンズを使うと電線や看板など画面外に排除したいものがいちいち画面内に入ってしまいます。加えて太陽を背にして撮れば自分の影が写ってしまうなど、何かと取り扱いに気を遣う広角レンズ。

写真でうったえたい1つの主題を明確にするのに望遠レンズなら簡単に寄せることができますが、広角レンズでは寄る必要があるためその辺も難しいですよね。

どのようなシーンで広角レンズを使うのか?

EOS6D Mark2 + EF14mmF2.8L

表現の自由が許されている写真の世界ですからコレという決まりはありません。広角レンズをどう使おうと作者の自由なのですが、それではビギナーの方に対する説明として薄情過ぎますので作例を元にお勧めのシーンをご紹介いたします。

まずは上の写真をご覧ください。空一面に雲が存在していて表情の豊かな空のとき。地上の割合を少し減らして大胆なローアングルで撮ってみましょう。この場合、画角は14mmで超広角ですが周囲に余計なものが入らない理想的な撮影スペースを探します。写真のように海岸のシーンでは割と簡単に見つけることが出来るでしょう。

バイク+ライダーが米粒のように小さいですが、これを点景バイク構図といいます。意図的に小さく構成することで印象効果を狙います。被写体に寄れない超広角レンズでの常套手段ですね。

EOS5D Mark2 + EF14mmF2.8L F2.8 10SEC ISO400

風景が全周囲にわたって絶景のとき、魅力的な要素がたくさん存在していたら超広角のフレーミングを生かしてみましょう。上の作品は落葉樹の森にあるキャンプサイトですが、14mm超広角レンズで撮ることでたくさんの木々を表現することができました。

これも先ほどと同様に点景バイク構図です。バイク、ライダー、テントといった複数の被写体は一か所にまとめてセットにする感じで構図を作りましょう。てんでんバラバラにならないように。




EOS1Dx + SIGMA35mmF1.4ART F9 1/200 ISO100

こちらはSIGMAの35mm、ARTレンズで撮った作品です。28から35mmくらいになると特定の被写体にグッと寄って適度な遠近感で表現するのに向いています。この場合は海に浮かぶ不気味な廃船がメインの被写体ですが、注目していただきたいのは空の表情です。筋のような雲が横にのびてユニークな表情だったので、それを撮るのに35mmがとても都合が良かったのです。例えば85mmを使って廃船を同じような大きさで撮ったら、空はほとんど写らないのです。

旅先で出会った被写体をメインに構成しツーリングのワンシーンを表現するなら35mmはお勧めです。

RICOH GR (28mm)

この作品はお気に入りのコンデジ RICOH GRで撮った1枚です。房総半島の山でよく見かける素掘りの隧道です。RICOH GRは28mm単焦点のスナップシューターですが、ローパスフィルターレスで独特の写真が撮れるので風景に使っても悪くありません。

GRやiphoneなどスナップ写真を意識したものは28mmである事が多いように感じます。スナップ写真とは人物や街中などが被写体となるカジュアルな写真のことで「あっと思った瞬間にぱっと撮る」のがスナップだ・・・と私は理解しています。

ツーリング写真で使う場合の28mmは風景主体の広角としてベンチマークな画角ですね。

広角レンズの注意点

広角レンズの歪み

広角レンズは主に樽型と糸巻き型の2種類の歪みが発生します。このことを意識せずバイクや建物といった人工物を撮ると被写体の直線や本来のディティールは溶けるように歪み、不自然かつ違和感の写真となってしまいます。

歪みはワイドになるほど顕著で35mmならさほど意識せずとも大失敗にはなりませんが、14mmといった超ワイドだと上の写真のようになります。

ただ一概に弱点と決めることは出来ないもので逆手にとって利用すればユニークな表現にも使えます。子供やペットの写真でしたら可愛らしさを表現できる場合もありますし、海や空といった自然の風景であれば、そもそも歪みは気になりません。

歪みの回避方法

最も歪みが強く出る部分は樽型の四隅で、逆に画面のど真ん中は歪みが少ないです。もしバイクを撮るのであれば点景バイク構図とし、三分割を避けて日の丸にしてあげると歪みは気になりません。

横構図でライダーを撮るとき、樽型の四隅にライダーを置くと太って短足に見えます。逆に縦構図で同じように配置するとスリムで足が長く見えるものです。これは知っておいて損はない知識でしょう…。




EOS6D Mark2 + SIGMA12-24mmF4.5-5.6DG

いかがでしたか?ツーリング写真とは主に風景が主体のバイク写真です。愛車の写真をアップで写したバイク写真と違い、風景の魅力を伝えるのが大切ですが、そんな時に役に立つのが広角レンズなのですね。

~ツーリング写真での広角レンズの使い方 まとめ~

・空に表情があるとき、全周にわたって絶景のとき、雄大さを表現したいときに使う

・画面に余計なものが入りやすい、自分の影も入りやすいので注意

・地面などを利用して遠近感を生かした構図をつくろう

・歪みが強い部分にバイクや人工物を入れない

・歪みの回避として日の丸構図、点景バイク構図を使う

・35mmは特定の被写体にグッと寄るべし

ここで書いたことは勿論絶対ではありません。超広角レンズでバイクを大きく撮っても良いですし、あえて自分の影を写したって面白い写真になると思います。写真ビギナーの方にとって扱いが難しいと感じる広角レンズの使い方としてシンプルな解説を作ってみました。

少しでもお役に立てれば嬉しいです。

今回はこの辺で!!

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写真を15年やって思ったこと

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、最近のニュースではコロナやGotoトラベルの話題が多いですが、ガソリン車が2030年で新車販売が禁止される話題もだいぶ増えてきましたね。

2030年をむかえる頃にはバイクはいったいどうなっているのでしょうね。各メーカーからは様々な種類のEVバイクが発売されていると思いますが、果たしてカッコいいバイクが登場しているでしょうか。そもそもバイクの魅力とはイコール内燃機の魅力と言ってよく、ガソリンタンク、マフラー、エンジンの冷却フィンなど、これらの造形がバイクとしての美しさを成立させています。ここが車とは決定的に違うところですね。

そう考えるとバイクをEV化するのは楽器に例えるならサキソフォンを電子ピアノのように改造するようなものです。ベテランのプレイヤー達が「仕方ない、これからはこれで演奏するしかないのだから…」といった感じで現代のライダーは10年後にEVバイクを乗り続けるのでしょうかね。それとも高い税金を払い入手の難しいガソリンを何とか調達して旧式のガソリンのバイクを走らせ続けるのでしょうか…それには限度があると思いますが…。

以前も書きましたが私たちが大好きなエンジンがブルンブルンとかかって、高回転までブチ回せばウォンウォンうなって、煙はいて振動して、やれ寒い朝はエンジンがかからないだの、冬はやわらかいオイルにするだの、プラグの焼け具合をみてニンマリしたり…そんなハートを熱くさせてくれるエンジンのバイクは間もなく絶滅です。

貴重なモデルはオブジェのように保管され、そうでないモデルはスクラップです。だから本当に今から10年くらいが皆が知っている現代のオートバイを現実的に楽しむ最後の10年なのですね。




さて、また前置きが長かったですが…今回は私、立澤重良の写真ヒトリ言コーナーをいってみたいと思います。

EOS6D mark2 + EF135mmF2L

もう写真をやるようになって15年以上のキャリアですが、最近になってようやく理解できてきた事がいくつかあります。今回はそれを書いてみたいと思います。

誤解を恐れずに大胆なことを言ってしまえば、この世に美しいものなど存在しないと思います。また、その逆である醜いものも同様です。

そもそも美しさとは常に人の内面に存在する心の反応で、事実そのものに美醜を判定する絶対的な基準がありません。はるか銀河の星から見つけてきた謎の石をかざして緑に輝けば美しい、灰色に濁れば醜い…といったものが存在すれば別ですが。

風景や被写体の特徴を受けて美しいと感じるかは人次第です。その人が見てきた記憶が基準であったり、感受性の違いであったり、ドーパミンやセロトニンなどの神経伝達物質の個人差であったり、これらの違いで同じものを受けてもある人は美しいと感じ、ある人はそうとは感じない。

そう考えると【美しいもの】を探すようにバイクを走らせるのは愚かな行為ではないでしょうか?正しくは【自分が美しいと感じる事実と出会いたい】ととらえ、【美しいと感じた】を表現することこそが写真ではないだろうか???と、そんな風に思うようになりました。

上の写真は養老渓谷に近い千葉県市原市の月崎林道の紅葉の様子です。この写真は当たり前ですが絵ではなく写真なので嘘偽りなどない事実を撮ったものです。しかし実際のこの場所の様子とは全く違う印象の写真と言えます。もちろん135mmという中望遠レンズを使っているというのもありますが、それに限らず露出の設定、ホワイトバランスの設定など実際に目で見た風景とは異なるものです。

私がこの場所で美しいと感じた風景の再現…と言うのが良いでしょうか。写真用語に「イメージの写真」というのを頻繁に耳にしますね。イメージの写真とは「こんなふうに撮りたい」「こんなふうに写るであろう」と撮影者が事前に脳内に描く空想の写真です。ベテラン写真家はみな当たり前のようにイメージを想像してから写真を撮るものです。




少々脱線しますが人間の記憶とは嫌なことを忘れて美化していく傾向にあるようです。少し前に駅で最初に就職した会社の同僚達に偶然の再会をしました。みな嬉しそうに「久しぶり」「元気してた?懐かしいなぁ」と声をかけてくれましたが、少し会話をするうちに「あの頃はよかった」「いい時代だったな」と20年近く前を輝かしい過去と言わんばかりに話します。しかし記憶を深く辿ると当時は確かに楽しい思い出もたくさんありますが、それと同じくらいに辛かったこと、思い出したくないような出来事も多いと感じます。果たして本当に「あの頃はよかった」のでしょうか?

昔に別れた恋人は記憶の中で尊く美しいです。偶然どこかで再会すると、年をとってしまった事実とは別に何かガッカリするものがあります。はじめて遠くへツーリングしたときに出会った感動の絶景。その記憶風景は美しく特別なものですが、何十年と経ってから久しぶりに訪れると近くに自販機や電柱などもあって、さして絶景ではなく記憶と現実のギャップに落胆することもあります。しかし当時から自販機も電柱も確かに存在しているのです。

どうやら人の記憶風景や想像風景は醜いものは排除し美しくなるよう作られているようです。だからこそ想像してから写真を撮ること、撮って出来上がった作品が自分の記憶風景として合致し尊い一枚になること、これを大切にしたいなと感じます。

それが叶えばきっと本当の意味で「美しい」と呼べるツーリング写真が実現するのではないでしょうか。




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ふもとっぱらキャンプ場での絶景写真の撮り方☆キャンプの写真

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、新型コロナウイルスの第三波流行を受け政府のGoToトラベルが停止になってしまいましたね。こんな時はもともとGoToの恩恵の少ないキャンプはいかがでしょう。密を避けて冬のソロキャンプ…いいものですよ。

さて今回はキャンプツーリングにおいてキャンプ場での絶景の撮り方、雰囲気のあるキャンプシーンの写真の撮り方について書いてみたいと思います。なお前回に好評だった富士山の見えるキャンプ場 朝霧高原のふもとっぱらキャンプ場での撮り方を書いてみます。

EOS6D Mark2 + SIGMA12-24mmF4.5-5.6DG

この写真はふもとっぱらキャンプ場ではなく去年の11月に行った浩庵キャンプ場ですが、ここもふもとっぱらと同様に富士山が見える絶景キャンプ場です。やっぱり富士山の見れるキャンプ場は良いものですね。しかし富士山は撮り尽くされた被写体ですしキャンプシーンの写真としてどう撮れば良いでしょうか?

今回はキャンプ場の風景を撮るポイントを作例を元に解説してみます。




1.他のテントの明かりを利用した夜の写真

EOS6D Mark2 + SIGMA12-24mmF4.5-5.6DG

今は空前のキャンプブームですので、どこのキャンプ場に行っても週末は混雑しているものです。他のキャンパーで混雑していると素敵なキャンプ写真が撮れない…と肩を落とす必要はありません。

夜になれば明かりの灯ったテントが素敵なキャンプシーンの演出となります。この写真は月明かりをハイライトにした夜のふもとっぱらです。今はアプリで月入り時間や方角が簡単に分かるので、月がある写真と月が沈んだ後の写真など時間帯を変えてバリエーションで撮ってみましょう。

2.ふもとっぱらは朝日が絶景!

EOS6D Mark2 + SIGMA12-24mmF4.5-5.6DG

タイミングが合えば富士山の頂きに太陽が重なるダイヤモンド富士になるのでしょうが、この時は少し南側の裾から太陽が出てきました。朝日が出る直前は暖かい太陽光が一筋の線を発します。それはまるで夜のふもとっぱらと朝のふもとっぱらの境界線のようでした。




EOS6D Mark2 + SIGMA12-24mmF4.5-5.6DG

太陽が出れば強烈な太陽光の熱が冷え切ったふもとっぱらの大地をあたため、辺り一面が水蒸気を発します。それに光が当たった様子がとにかく美しい。ふもとっぱらの朝は寝坊できないと言われる理由がよく分かります。

ところで今回のキャンプシーンの構図のポイントですが、主題となる富士山はオーソドックスに日の丸構図で配置してみました。富士山のようにシンメトリーな被写体はやはり日の丸構図が安定感があって良いようです。バイク、ライダー、テントは広角レンズを使用したことでそれぞれ小さく構成されましたので「セット構図」で丸めてしまいました。

バイク写真としてはややハイアングルで地面の様子を意識した構図です。遠景の森はこの写真の中ではシャドウになるので構図の境界線となります。セオリー通りに三分割線に合わせました。

EOS6D Mark2 + SIGMA12-24mmF4.5-5.6DG

これは2日目の夜に撮影しました。月入りを待って星空を撮ってみた写真です。オリオン座が富士山から昇ってくる様子に感動しました。素晴らしい景色ですね。深夜ですが右奥のキャンパーさんも同じことを考えていたようで、夜更かしをして星空を堪能されていたようです。

レタッチの仕上げは少しファンタジーな雰囲気をイメージして漆黒の夜空ではなくブルーグリーンに仕上げています。




ところでキャンプシーンの写真を撮るときに、どうしても【ご近所さん】が画面内に入ってしまうとき「あ~他の人が邪魔だなぁ」と思って撮るのと「他のキャンパーも撮る!」では同じようで天と地ほど差があるものです。正直、奥の乗用車は本当ならジープかランクルであってほしかったです。しかし「いや!あえて普通の乗用車だからいいんだ!」と思って撮ってみました。すると不思議なことに出来あがった写真は「あえて乗用車なのがイイ」と思えるものです。

夏のキャンプも良いものですが空気が澄んだ冬のキャンプ場は景色が美しいものです。万全な防寒対策でこの冬、ぜひ冬キャンプデビューしてみてくださいね。

ふもとっぱらキャンプ場、キャンプシーンの写真の撮り方でした!!

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写真ビギナーはまず時間帯と太陽光を意識しよう

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、師走の冷え込みも厳しくなってきましたが、ツーリングに出かけられる方は日陰など路面凍結にお気をつけください。

前の投稿でイギリスが2030年までにガソリン車の新車販売を禁止すると発表したことを受け、バイクの将来像について色々と書いてみました。そこから数日して日本もそれに合わせるように政府から2030年までにガソリン車の新車販売を禁止するとありましたね。いよいよ車のEV化が本格的になってきたようです。

2030年になっても世の中からすぐにガソリン車が消滅する訳ではなく街中はガソリン車が走っているでしょうし中古車だって流通すると思います。しかしガソリン車に対する増税などのペナルティは何かしらの形であると想像できます。

それより我々バイク乗りにとって心配なのはガソリンスタンドが極端に減ってしまうことです。ただでさえ消防法に関わる地下タンクの設備更新ができず廃業するスタンドが多いのに、需要の急激な先細りが見えた昨今では廃業するスタンドは加速度的に増えると予想されます。

いつまでも今の愛車に乗ってツーリングをしたい!と願っても10年後にはガソリンスタンドが少なすぎて現在のように気軽にはツーリングに行けない時代になるのです。またガソリンの単価が石油税の増税や需要低迷の影響で高コストとなり、例えばリッターで1000円とかも有り得なくはないと思います。

もちろんその時代に我々ライダーが「このバイクが欲しい!」と熱くなれるEVバイクが存在していれば心配はさほどありません。EVバイクはこれから免許を取得するニュージェネレーションには受け入れられやすいかもしれません。しかし私のようなベテラン世代には新しい時代のEVバイクを受け入れられるか?はある意味で試練ですね。

前回も書きましたが本当に今から向こう10年が内燃機バイクを楽しむ最後の一時代と言えそうです。




さて前置きが長かったですが今回のツーリング写真解説は写真ビギナーの方が風景写真をどう撮るのか分からない、いつもツーリング先で風景写真を撮るけど何か平凡だ…とお悩みの方へ、まずは写真を撮る時間帯と太陽光の様子について意識してみましょう、というお話を書いてみたいと思います。

以前に究極のツーリング写真では何度か太陽光の向きと写真の関係について解説してきました。太陽を背にした順光の場合は風景が鮮やかに、逆光の場合はコントラストがある印象的な写真に、斜光の場合は被写体の立体感が表現できる…といった内容でしたが、この辺の知識はもう大丈夫でしょうか?

ツーリング写真は基本は風景写真です。その場所で「ここで写真を撮ろう」と思ったからには何か景色や被写体に特徴があり、それを受けて撮影者が気に入った場所な訳ですよね。しかしソレに向かってカメラを向けたとき、太陽の向きはどうでしょうか?当たり前のことですがスタジオ照明のように太陽の向きをその場で変えることはできません。




写真ビギナーの方が撮ってしまう平凡写真の多くは、太陽の向きと被写体の関係を意識できていません。また露出が難しいからと逆光を避けているケースも多いようです。実はそれ、全く逆です。太陽が高い位置にある日中ほど平凡な写真に陥りやすく、朝夕の傾いている日差しに向かって逆光で撮る方が空気や水分も写真になるような印象的な写真になります。

上の写真は何の変哲もない千葉の舗装林道で撮りました。山間いから差し込む朝の光が水分を蒸発する森の空気に当たって一筋の光線になっています。実際にこの風景は日の当たらない林道を走り抜けてくると「うわっ眩しいなここ」と感じるだけで通過してしまいそうでしたが、良い写真を撮るための良い光とは多くの場合で肉眼では確認できないものです。

朝夕の低い位置からの太陽光は素敵な写真が撮れる光が存在しています。その確認方法でお勧めなのはカメラをマニュアル露出モードにして太陽光下であればF18 1/100 ISO100でとりあえず1枚撮ってみます。すると目では見えなかった光と影の様子が確認できるので、それを踏まえて構図やアングルを模索し撮ってみましょう。

何かのモノを撮るという意識は一度捨てて、とりあえず光と影を撮ると切り替えてみるのも良いと思います。どんなに素晴らしい被写体もどんなに感動的な風景も光あってのものですからね。




「そこにいい光がある」そう気付くことが出来るまで長い道のりかもしれません。上達のプロセスで成長させるのは知識や撮影技法だけではなく、目、足、イメージ力、発想力、デザインセンス、そして被写体への理解…様々なものがあります。ある日、いきなり上手くなることはありませんが、ある一枚の写真が「そうか!なんとなく分かったぞ」と教えてくれるものです。

あせらず一歩一歩で上達してくださいね。

今回はこの辺で!

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絶景☆日本のキャンプ場【ふもとっぱらキャンプ場】富士山が見えるキャンプ場

究極のツーリング写真 touring-photography.con 読者の皆さま、今回は当ブログでも人気カテゴリーである【美しき日本のキャンプ場】の更新でございます。

私はここ20年くらいの間に日本全国300か所くらいのキャンプ場を利用しましたが、今回ご紹介するキャンプ場は色んな意味で「日本一のキャンプ場」と言っていいと思います。それは景色であり、広さであり、知名度であり…そしてビジネス規模という意味でも日本一。恐らく私以外の多くのキャンプマニアも「あそこは日本一のキャンプ場」に賛同派が多数だと思います。

そのキャンプ場はここ。目の前にドーンと霊峰富士をのぞむ!敷地面積は東京ドーム5個分という広さ! 静岡県富士宮市 朝霧高原にある「ふもとっぱら」でございます。

絶景度 ★★★★★

ふもとっぱらキャンプ場 公式ホームページや予約は こちら 

静岡県富士宮市麓156 東名高速の富士インターもしくは新東名高速の新富士インターから約40分。中央自動車道の河口湖インターから同じく約40分。富士山のすぐ西側にある朝霧高原ですので富士山周辺の観光はもちろん、本栖湖方面や箱根方面のツーリングの拠点にも適しています。

通年営業

フリーサイト バイク乗り入れ可

2020年12月現在、混雑を避けるため完全予約制になっています。ホームページから簡単に予約できるシステムで、キャンセルしたい場合でもキャンセル料金は発生しないそうです。これは有難いですね。

チェックイン時間 8:30~17:00

チェックアウト時間 ~14:00

通常、関東圏でよく見かけるキャンプ場はチェックインが14時でアウトは11時までとかが多いです。これだけ余裕があると時間を気にしないでのんびりできますね。

料金は私が行った2020年11月時点でオートバイ、大人1名で2000円/1泊でした。詳細については公式ホームページで事前にご確認ください。

ゆる△キャンにも出てきた顔に見える牛舎

買い出しの為の近隣のスーパーは遠く、マックスバリュー富士宮宮原店(24h)かデイズ万野原店でどちらも約40分くらいです。

ファミリーマート、セブンイレブンでしたらふもとっぱらを出てR139を南下すればすぐあります。その他、道の駅「朝霧高原」でも食材は売っていると思いますがお土産的なものが多いようです。

お風呂は朝霧高原を少し南下して県道71の富士ミルクランドの近くに風の湯があります。パナジウム温泉だそうです。

その他の注意事項は直火は禁止(焚火台を使用)、17時以降は車両の移動は禁止、樹木は老木なので木の下にテントを張らない…などです。

全体は上の図のような感じで凄いのは基本的にどのサイトからでも富士山がよく見えることです。富士山の見えるキャンプ場は他にもたくさんありますが、どこからも見えるのは「ふもとっぱら」ぐらいでしょうか。

私はいつも富士山周辺をツーリングする時は東名の御殿場ICで降ります。まず芦ノ湖スカイラインを往復したいから…。なので今回はマックスバリュー御殿場原里店で買い出しを済ませました。こちらの店舗も24時間営業です。




今回、ふもとっぱらキャンプ場には8年ぶりに来たのですが、かなり施設が立派になっていました。まず入り口にゲートが出来ていて、ここで予約した名前を言って会計を済ませます。スタッフさんもとても親切で感じの良い方でした。

入り口で出迎えてくれる謎のオブジェ…これもゆる△キャンに出てきましたね。

以前に受付をしていた管理棟は売店業務がメインでしょうか。

樽の上にあるのは車両証の回収BOX。一応「受付」とあるので繁忙時以外はこちらで受付をするようですね。

御殿場高原ビール、日本酒、ジュース、お茶。自家製のソーセージ、アイス、チョコレートなどが売っています。ふもとっぱらオリジナルのミネラルウォーター、ステッカーもありました。

車両証はミラーかスクリーンの内側あたりに設置とのこと。今回は二泊なので4000円と書かれています。

ゴミは管理棟のすぐ裏にゴミ捨て場があります。缶、瓶、ペットボトル、ガス缶、灰や残り炭をここで捨てることが出来ます。可燃ごみは受付で100円の袋を購入してここで捨てるのですが、この袋が何と45L…バイクソロで45Lもゴミ出ないですよね…

受付を済ませてサイトへ向かいます。この建物は薪を加工し乾燥する倉庫でしょうか。

砂利道の通路を進んでいきます。オンロードバイクでも問題ないと思います。場内は子供やペットもいるのでくれぐれも徐行運転で。

11月のド平日でも軽く300組くらいは来ている感じだったので、トイレが遠くなりますが静かに過ごすことを優先してOサイトに決めました。

Oサイトの全景はこんな感じです。ってどのサイトからも同じような景色なんですけどね。富士山は雲に隠れたり出たりを繰り返します。

地面はいたって普通の草地サイトなので特殊なペグは必要ありません。ただふもとっぱらは強風の名所でもあるので、風の強い時は立てる前に風上からペグダウンしてテントが飛ばされないように気を付けましょう。

テント設営が済んで暫くすると富士山が姿を魅せました。少し前の初冠雪はもう溶けてしまったのか、富士山の表情は夏のままですね。今年の秋はだいぶ暖かい日が続きましたからね。そして他のキャンパーも続々とテントを張っていきます。




Oサイトは管理棟からとても遠いのでR1200GSを空荷にしてバイクに乗って薪を買いに行きます。

薪の販売も以前と変わって画期的なシステムになっていました。何と紙袋に詰め放題で1袋で500円!薪は2種類あって着火性のよい普通の針葉樹の薪、そして廃材のように見えますがオークの広葉樹のブロック。どちらも良く乾燥されていて良質です。特に広葉樹のオークの薪は持続時間と熱量が抜群によくて持って帰りたいくらいでした。

せっかくの詰め放題だからもうちょっと無茶して詰めても良かったかな…二泊三日分で3袋を消費させました。

う~ん、それにしても素晴らしい眺めです。富士山の裾まで遮るものが何もなく、この解放感。ちなみにこの写真の範囲だけでOサイトです。実際はこの10倍くらいの敷地がある訳です。最大1500組のキャンパーを内包し大規模フェスも開催されるふもとっぱらの大きさを感じます。

ライダーにとって悩ましいのは富士山の周辺を走りに行くか、ここでのんびり過ごすか?です。しかしお天気も最高だったので昼間からビールを開けてしまいました。

ビールばかり飲んでいると冬はトイレが近くなります…。この写真はサイト全体に対して中央に存在する「草原中央トイレ」。これも8年前に来たときは有りませんでしたが、中央の吹き抜けに天然木の梁が使われて素晴らしい建物です。

草原中央トイレの中央の吹き抜け部は炊事場になっています。ジュースの自販機もあり。

水場だけであればこのような簡易的な水栓が場内の至る所に設置されています。茶色いバルブは凍結防止栓で冬場はこちらを使用とのことです。

Oサイトから富士山とは180度違う方向を見た景色。西側には毛無山があり、こちらも捨てがたい絶景。つまりふもとっぱらキャンプ場は360度絶景なのです。

管理棟に近い場所にある池。ここも有名な池ですが無風であれば逆さ富士がのぞめる撮影スポットです。

池の隣にある自炊場。

牛舎はトイレとMTBなどの倉庫になっています。この手前の小屋は避難小屋になっていて強風でテントが崩壊してしまった、どうしても寒くて耐えられない人が使えるそうです。




コテージ柏の隣のお風呂はこの日は営業していませんでした…。

牛舎の近くに新たに建物を建設中でした。これもコテージですかね。

11月のふもとっぱらの寒さは?

私のプロトレックでは標高705mを表示しましたが、公式ではふもとっぱらは標高830mとあります。なかなかの標高なので富士宮市の天気予報の数字よりも最低気温は低いと考えましょう。

翌朝はテントのフライシートも…

外に置いておいた道具も、ご覧のような状態に。早朝は氷点下になりますので防寒対策を万全に!

キーンと張りつめた静寂な風景の中に富士山の方向から朝日が昇ってきます。晴天時はぜひ早起きして日の出の風景を堪能しましょう。まさに絶景です!

ふもとっぱら 11月の混雑状況は?

ざっと見た感じで200~300組程度のキャンパーがいました。ナンバーを見ると関東圏はもちろん、日本全国からキャンプ好きが集まっているのが分かります。

予約は直前でも簡単にとれましたが週末や連休は早めの予約が必須となります。2020年11月現在、コロナ渦なので密を回避するためキャンプ場側で予約数を制限しているそうなので、行ってみたら隣のテントが1mもない…という混雑は有り得ないと思います。たくさんの人が来るとはいえ、とにかくふもとっぱらは広いですので。

 ~ふもとっぱらキャンプ場 攻略まとめ~

・11月の平日でも数百組のキャンパーが来るが広いので混雑とは言えない

・静かに過ごしたければG、O、Pサイトなど、ただしトイレが遠い

・11月の気温は東京の真冬くらい、防寒対策を万全に

・遮るものが無く強風の名所でもあるのでガイロープをしっかり張る

・スーパーが遠いので買い出しは済ませてからチェックイン

・早起きして富士山から昇る朝日を拝もう

富士山をのぞむ日本一の絶景キャンプ場 朝霧高原 ふもとっぱらキャンプ場でした!この冬、積雪前にぜひ冬キャンプの聖地を楽しんでくださいませ。

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写真ビギナーがつい撮ってしまう陳腐なツーリング写真はこれだ!

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、師走ですが走り納めツーリングの計画はもう立てられましたか?

ずいぶん前のことですがクリスマス時期に東京ディズニーランドに行った時にこんな出来事がありました。ディズニーランドのシンボルであるシンデレラ城の前でした。見知らぬ女子2人組が私に「写真を撮ってください」と頼んできました。カメラは確かEOS Kissでキット物のズームレンズが付いていたと思います。

私はシンデレラ城をバックに素敵な記念写真を撮ってあげようと、許される限り後ろに下がってレンズのテレ端で撮りました。縦構図で左上に引っ張ったシンデレラ城、右下にお二人のバストアップ、絞りはF18に設定しパチリパチリと数枚。「これでバッチリかな」とカメラをお渡しし、念のため問題ないか画像を見てもらいました。

喜んでもらえるだろうか…という期待とは裏腹に返ってきた反応は「足まで全身を入れてください」というまさかの再撮依頼でした。おそらく写真とは枠の中にきちんと被写体を収めるものだ、という固定観念なのでしょうね。苦笑しながらも言われた通りに再度撮り直しましたが、全身が入るように撮るには広角よりの画角となったので、シンデレラ城は最初の写真よりもうんと小さくなってしまい平凡な写真になってしまいました。

ご帰宅されてから「あの時、あの人が最初に撮った写真の方がいいわね」と私が最初に撮った写真が採用カットになったことを願うばかりです。




さて、今回のツーリング写真解説は写真ビギナーがつい撮ってしまう平凡な構図とは?と題して簡単な構図のお話を書いてみたいと思います。先ほどのシンデレラ城のエピソードと同様に被写体を枠内に収めて云々…という写真をツーリング写真に当てはめると次のような写真になります。

被写体の存在感が等分され主題が曖昧な写真=平凡写真

はい、こんな感じです。もう12年も前に私が撮った写真です。今では有名な小湊鉄道の撮影スポットである石神お花畑です。信じられませんが菜の花が満開のシーズンでも当時は誰も写真を撮っている人が居なくて貸し切り状態でした。今だったら週末なら撮り鉄さんが100人くらい集まりますけどね。この写真の場所にバイクを停めようものなら大ヒンシュクです。

で、この写真をみて「いい写真だ」と思った方はいらっしゃいますか?これは写真がいいのではなく石神お花畑という場所、つまり事実が素晴らしいのであって写真がいい訳ではないのですね。

写真は被写体をきちんと枠内に収めて撮ろう、この固定観念に縛られていてはお子様構図ばかりを撮ってしまい、せっかくの撮影シーンも陳腐な写真で終わってしまいます。バイク、小湊鉄道の車両、お花畑、これら重要な被写体がバッチリ枠に入っていればOKなんて極めて稚拙なことです。

では最初に何をするか?

素敵な場所にきた記録を撮るのではなく、この景色を受けて撮影者が心動かされたことを1つだけ選び、それを明快に表現できるよう構図を作ってみましょう。

まずは写真を撮ろうと思った場所で被写体がいくつあるか数えてみましょう。バイク、鉄道、花…このように2つ以上の要素がある場合は主役を1つに絞ります。シンプルな背景にR1200GSを置いただけであれば、被写体は1つなので必要ありませんが2つ以上の被写体があれば1つに絞るのです。

1.鉄道が主役でバイクが脇役

鉄道が主役でバイクが脇役

この場合、バイクの存在感はそこへバイクでツーリングで来たのだな、という事が伝わる程度で十分です。バイクをやたらカッコよく撮る必要性はありません。大切なことは1つの主役が魅力的に写るよう主役の存在感を意識すること。カラーが可愛らしいと思えばそれが伝わるように撮ったり、重厚な質感に魅力を感じたらそれを表現するのです。

やり方はいろいろあります。大きさや位置関係はもちろん一方にピントを合わせてもう一方はボカす、フレームで切り落とす、一方は光に当ててもう一方は影に置くなど…。ちょっとした一工夫と手間で写真が激変するものです。

上の写真の場合はカーブで傾いている様子が気に入ったので、それが分かりやすいようアングルを模索しました。




2.バイクが主役で鉄道が脇役

EOS6D Mark2 + EF35mmF2IS

先ほどと逆になっただけです。

とにかく2つある被写体のどちらが主題でどちらが副題かを明らかにするのです。ここでの注意点は中途半端にしないことです。どうしても写真ビギナーはあれも写そうこれも写そうと欲張ってしまうものです。欲張れば欲張るほど主題は曖昧になりやすく、構図は複雑さを要求してきます。

上の写真の場合はR1200GSが主役となる構図ですが、フロントタイヤの下1/3を切り落とすことで迫るような迫力で存在感を強めています。

もしシンプルな背景にバイク1台なら構図は簡単です。今回の鉄道のように何かの被写体とバイクであれば被写体は2つ。2つなら主題と副題を決めるのにさして複雑さはありません。この辺までが写真ビギナーの方におすすめと言えます。

3.バイクも鉄道も副題で花が主役

EOS6D Mark2 + EF70-200F2.8L IS

もし構図を作る上でこれら被写体のキャスティングが難しいように感じたらお勧めのやり方が1つあります。それは感動の言語化です。

そこで写真を撮りたいと思った理由、あなたの心の針がふれた瞬間を表現するには?目の前の風景の特徴を受けて普段は使わないような詩的な言葉で表現してみましょう。「辺り一面を黄色い絨毯が包み込む温かみある鉄道風景。どこか懐かしさを覚えた」といった具合に気持ちを言語化したら、主題は「菜の花が包み込む鉄道風景」に決まりです。

あとはそう撮るために包み込んでいるように見せる深度(絞り値の調整)、望遠の画角で花の密度を上げる、といった具合に作業に落とし込みます。こんな時はこうしよう、というイメージと撮り方の引き出しを紐付けるのはビギナーには難題ですが、いつか上達すればそう撮るようになるのだな、と覚えておいてください。

4.工夫をこらす

伝えたい1つを明確にするのは割と基礎的なことです。それができれば写真は一気に陳腐さが消え写真の見識のある人が撮った1枚!という感じになります。しかしその程度では作品と呼べる個性を出すのは難が有ります。

写真にあなたらしさ、ユニークさを加えるなら型にはまった撮り方でない、定石と違った撮り方を考えてみましょう。この写真は1枚目の平凡写真と同じ場所、小湊鉄道の石神お花畑で撮ったものです。R1200GS-ADVENTUREのコクピット越しにみた風景としました。これには周囲に他のカメラマンがたくさんいてスペースに限りがあった…という事情も隠されています。




ツーリング写真を撮りに行ったのにどうしても愛車もカッコよく撮りたい!という気持ちが抑えられない場合、それは別で撮ると覚えておきましょう。1つは愛車が主役ではない風景主体のツーリング写真、もう1つは愛車が主役で一方の被写体は背景に留めた愛車カット。後で帰ったらそれぞれの写真をどのような場所で発表しようかじっくり考えましょう。

いかがでしたか?

写真を見る人は「この写真になにか素敵なことが写っているのだろうか?」「興味のあること、美しいものは写真の中にあるのかな?」と写真に対する期待を抱くものです。一方で撮影者が「俺のバイクはやっぱりカッコいいな」「小湊鉄道の菜の花の景色を写真に収めたぜ~イエー」では撮る側と見る側にあまりに温度差があります。人に見せる写真と自分で見る用の写真は全く別のものなのですね。

自分で見る用の写真を「見て見て、俺写真うまいでしょー」とSNSで発表するのは悪い事ではありませんが、そろそろ見る側も「うんざり」しているかもしれませんよ。

今回はこの辺で!!

↓↓↓石神菜の花畑↓↓↓

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キャンプのスズメバチ対策☆おにやんま君を自作する方法

究極のツーリング写真 touring-photography.com 読者の皆さま、冬キャンプシーズンの到来ですね。冬のキャンプは寒いものですが景色が綺麗、虫がいない、食材が傷まない…など良いことが多いですね。さて今回はキャンプツーリングのお役立ち情報を書いてみたいと思います。

キャンプは非日常と自然を味わうものですが自然が相手となると注意しなければいけない事は多々あるものです。食材を外に置いて就寝すれば、その匂いで動物が寄ってきてしまいますし、蚊やブヨなどの吸血昆虫にも注意が必要です。たかが虫さされと軽く見ていると酷い目に合います。

そんな自然相手のキャンプでなかなか厄介な相手がスズメバチやアブです。特にスズメバチは性格も攻撃的であり、日本中どこのキャンプ場に行っても見かけるものです。しかしスズメバチ対策で殺虫成分などを使わない有効なやり方があるのをご存じでしょうか?

私も最近になって知ったのですがスズメバチの天敵はオニヤンマなのだそうです。最初は信じられませんでしたがYoutube動画で実際にスズメバチをオニヤンマが捕食している動画がいくつもあるので本当のようですね。

そこでオニヤンマを模した虫よけグッズとして「おにやんま君」なるものが製品化されているのを知りました。しかし定価も結構なお値段の割に品薄のようで高額転売されている現状です。

要はスズメバチから見て「やべっ!オニヤンマがいるじゃんか!」と思える物ならOKなのですから、それくらい工作で作ってみようと思いました。農家の人だって「かかし」をAmazonで買ったりしませんからね。




作り方について細かくは書きません…各々で家に有るもので代用するのが楽しいし、お金もかからないと思います。ただ目の部分だけは手芸用のビーズとか色々と悩んだのですが釣り用のフロート玉が良いと思います。私が今回購入したのはSASAME道具屋さんの「夜光フロート玉 4号 P-243」です。数百円で購入できると思います。

私の場合、本体は割りばし、羽は透明なブリスターパックを使ってみました。色付けは黄色と黒のテープにしようと思いましたが途中でペンキを見つけたので塗装にしました。

割り箸で本体を瞬間接着剤で作ります。角をヤスリで丸くします。

釣り用のフロートは中心に穴があるので、このようにクリップを通して固定することも出来ます。




かなり適当ですがオニヤンマの特徴的な黄色と黒の縞模様を塗ります。

目の部分を取り付けて曲げたクリップの先を足の代わりに。

羽は紙に下書きを書いてみました。

本物のオニヤンマの写真と見比べて確認してみます。




接着剤で羽を取り付けて完成です。凝りはじめたらキリがないので手間とのバランスで適当に作ってみました。取付用に磁石やストラップを後で装着してみようと思います。

実際の効果は…次のキャンプツーリングで試してみたいと思います。

その昔、北海道のキャンプ場で指をブヨに刺されたことがありました。ちょうど関節に近い場所で翌朝には腫れあがって指が全く曲げられない状態に…。すぐステロイド系の薬を塗ったので大事には至りませんでしたが悪化すればバイクの運転ができなくなります。たかが虫刺されと甘く見ていると楽しいはずのキャンプツーリングが台無しになってしまいます。

スズメバチの場合はすぐに病院に行く必要があるのでキャンプ場や周囲の人にもきっとご迷惑をかけるでしょう。二度目以降はアナフィラキシーショックという命に関わる大事に至るそうです。なので対策には入念に!ですね。

キャンプツーリングのスズメバチ、アブ対策「おにやんま君」の自作方法でした!!

今回はこの辺で・・・

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