一枚で魅せるツーリング写真☆世に媚びない表現

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究極のツーリング写真 tourimg-photography.com 読者の皆さま、「ツーリングの秋」いかがお過ごしでしょうか。コロナによる行動自粛もだいぶ緩和され、感染対策さえしっかりしていれば通常通りに出かけれられる世に戻りつつありますね。猛暑もひと段落しツーリングにも良い季節になってきました。あと写真にもいい季節ですね。

前回まででツーリング写真の魅せ方シリーズと題して、写真の魅せ方を色々と紹介してきました。魅せ方とは表現であり演出であること。そしてそれらを知識として身に付け実際に撮れるように習得したら次に<魅せ方>について自身の考え方を持つようにしましょう。こればかりは人の好き好きなので自分でどうするかを決めるしかありません。

そこで気になるのが写真を見せた時の反応です。お友達や家族に写真を見せた時、SNSやブログで発表したとき、コンテストに参加するときなど写真を見せたときの他人の反応です。これ…心理としてどうしても気になりますよね。自分は気に入った写真だけど果たして人から見てどうだろう?と。




いい写真とは常にみる側が主観的に決めるものであり撮る側としては永遠のテーマ。それ以前に撮った本人が「いい写真だ」と思える作品であること。撮った本人がこんなの好きではないけど他人に受けるかも…という気持ちで撮ったのであれば、私はそんな写真はいい写真ではないと思います。

確かに発表した時に反応が薄いと寂しいものがあります。せっかく自分なりの「いい写真」を撮ったのにコメントも入らず「いいね」も少ない…。こんな経験はありませんか?

それ、気にしなくて大丈夫です。そもそもSNSなんかで写真を発表したところで、その反応がどうであれ大した意味はないと思います。それよりSNSなどで万人ウケを狙って写真を撮るようになっては<自分の好き>を見失って個性が失われてしまいます。




上の作品はツーリングで出会ったふとした光景を1枚にしました。台風で倒れてしまった廃船。この写真の構造はこれといって手の込んだことはしていません。なるべく事実をストレートに表現する目的でこのように撮っています。念のため解説しておきますが地面や背景などスペースを意図的に多めにとることで「被写体がそこにあった」という場所に対する存在を表現できます。

このやり方で<ツーリング先で出会った〇〇>を表現しているだけです。引いてとると電線やガードレールなど本来は画面内に入れたくない要素が入ってしまうものですが、不思議なことにあれも撮るぞと思って撮ればそれほど悪さはしません。この場合は電線と電柱が入りましたが分かって撮っています。電線が入っちゃったと電線も入れたは大違いです。

この超地味な写真、撮った私自身はこれぞ今後の自分が目指す世界のヒントだ、と思っておりますがSNSなんかで発表すれば間違いなく薄い反応が返ってきます。しかしそんな事は全く気にしません。ウケよりも自分らしい写真を撮ることの方が大切だと理解しています。

映え写真を撮って「いいね」をたくさんもらう。すごい写真、上手な写真、綺麗な画像…世に溢れています。高性能なカメラやスマホ、広告写真のように仕上げるアプリ。これらは他の誰かが作ってくれた便利な物や情報の恩恵を受けただけ、画一化された「上手い写真」を目指して練習しただけの写真です。ふと考えてみましょう。個性はどこにいったのでしょうか?その写真の中に「撮った人の存在」は感じますか???

上の写真は稚拙ながらも一枚の写真の中に私の何かが写っています。一見、レンズのゴミか?と思う漁船の上にある黒い点。アゲハ蝶です。この誰も気が付かないミクロのキャストを採用するのは実に自分らしい演出だ!とニヤけてしまうナルシストです。




賛同していただける人は少数かもしれませんが、本当にこんな感じで良いんだと思います。少なくともアマチュアとして写真をライフワークにするのであれば。もし本当に写真がお好きであれば…もうやめませんか?他人から受ける写真を狙うのは。

自分の「好き」と向き合うのが一番素敵なことなんです。

今回はこの辺で!!

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